JP2005073389A - ワイヤーハーネスの止水処理方法およびワイヤーハーネス - Google Patents

ワイヤーハーネスの止水処理方法およびワイヤーハーネス Download PDF

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守 増川
Takahiro Saito
貴裕 斉藤
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Abstract

【課題】 グロメットの取付作業を一連の作業から外すことができるようにして作業能率の向上を図ることができるワイヤーハーネスの止水処理方法を提供する。
【解決手段】 ワイヤーハーネス1の幹部の線2間を止水するワイヤーハーネス1の止水処理方法であって、ワイヤーハーネス1の線2間に止水剤を塗布した後、塗布した箇所にシート3を巻き付け、次に、シート3をクリップ4で一時固定して止水剤が固まった後、シート3からクリップ4を除去して当該シート3の部分をグロメット5の首部6で覆い、これにより、グロメット5をワイヤーハーネス1に固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車等に配索されるワイヤーハーネスの止水処理方法およびワイヤーハーネスに関する。
従来より、ワイヤーハーネスの止水処理方法として、ワイヤーハーネスの電線群の各電線間に止水剤を塗布した後、止水剤を塗布した電線群にシートを巻き付け、次いで、一定時間内にシートの部分をグロメットの首部で覆うことで、止水剤が電線間に浸透するのを促進することが行われている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−224960号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のワイヤーハーネスの止水処理方法においては、電線間の止水処理、止水処理部へのシート巻き付け、シートへのグロメット取付までが一連の作業となるため、作業を中断できず、作業能率が悪いという不都合があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、グロメットの取付作業を一連の作業から外すことができるようにして作業能率の向上を図ることができるワイヤーハーネスの止水処理方法およびワイヤーハーネスを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明のワイヤーハーネスの止水処理方法は、ワイヤーハーネスの幹部の線間を止水するワイヤーハーネスの止水処理方法であって、前記ワイヤーハーネスの前記線間に止水剤を塗布した後、塗布した箇所にシートを巻き付け、次に、前記シートを固定部材で一時固定して前記止水剤が固まった後、前記シートから前記固定部材を除去して当該シートの部分をグロメットの首部で覆い、これにより、前記グロメットを前記ワイヤーハーネスに固定したことを特徴としている。
このように構成されたワイヤーハーネスの止水処理方法においては、グロメットの取付作業を別工程で行うことができるため、作業能率の向上を図ることができる。
従って、このワイヤーハーネスの止水処理方法においては、従来のような電線間の止水処理、止水処理部へのシート巻き付け、シートへのグロメット取付までが一連の作業となるため、作業を中断できず、作業能率が悪いという問題を解消できることになる。
また、本発明のワイヤーハーネスの止水処理方法は、前記固定部材は、前記シートの両端を一時固定するタイバンドであることを特徴としている。
このように構成されたワイヤーハーネスの止水処理方法においては、止水剤がシートの両端からはみ出るのを防止することができる。
更に、本発明のワイヤーハーネスの止水処理方法は、前記固定部材は、前記シートを一時固定するクリップであることを特徴としている。
このように構成されたワイヤーハーネスの止水処理方法においては、固定部材の着脱を容易にすることができる。
更に、本発明のワイヤーハーネスは、前述したワイヤーハーネスの止水処理方法により製造されたワイヤーハーネスであることを特徴としている。
本発明によれば、従来のような電線間の止水処理、止水処理部へのシート巻き付け、シートへのグロメット取付までが一連の作業となるため、作業を中断できず、作業能率が悪いという問題を解消でき、これにより、作業能率の向上を図ることができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第1実施形態であるワイヤーハーネスの止水処理方法を説明するための斜視図、図2は図1の矢印A方向から見た図、図3はワイヤーハーネスのシートの部分をグロメットの首部に取り付けた状態を示す図、図4は本発明に係る第2実施形態であるワイヤーハーネスの止水処理方法を説明するための斜視図である。
図1および図2に示すように、本発明の第1実施形態であるワイヤーハーネスの止水処理方法は、ワイヤーハーネス1の電線群の各電線2間に止水剤を塗布した後、塗布した箇所にシート3を巻き付け、次に、シート3の中央部に前記シート3より幅狭なクリップ(固定部材)4を嵌め込んで当該シート3を一時固定することで各電線2を加圧し、そして、前記止水剤が固まった後、シート3からクリップ4を取外して、図3に示すように、シート3の部分をグロメット5の首部6で覆い、これにより、グロメット5をワイヤーハーネス1に固定する。
前述したワイヤーハーネスの止水処理方法によれば、ワイヤーハーネス1にグロメット5を取り付ける前にクリップ4で各電線2を加圧するようにしているので、グロメット5の取付作業を一連の作業から外すことができ、これにより、作業の中断を可能にして作業能率の向上を図ることができる。
図4に示す本発明の第2実施形態であるワイヤーハーネスの止水処理方法は、ワイヤーハーネス1の電線群の各電線2間に止水剤を塗布した後、塗布した箇所にシート3を巻き付ける。ここで、シート3の幅は止水剤の塗布幅より大きくしている。
次に、シート3の両端部の止水剤が塗布されていない箇所をそれぞれタイバンド(固定部材)7で締め付けて前記シート3を一時固定することで各電線2を加圧する。
なお、タイバンド7は電線群の径の大きさによって締付強さを設定する。
そして、前記止水剤が固まった後、シート3からタイバンド7を取外して、図3に示すように、シート3の部分をグロメット5の首部6で覆い、これにより、グロメット5をワイヤーハーネス1に固定する。
前述したワイヤーハーネスの止水処理方法によれば、上記第1実施形態と同様に、ワイヤーハーネス1にグロメット5を取り付ける前にタイバンド7で各電線2を加圧するようにしているので、グロメット5の取付作業を一連の作業から外すことができ、これにより、作業の中断を可能にして作業能率の向上を図ることができる。
また、シート3の両端部の止水剤が塗布されていない箇所をそれぞれタイバンド7で締め付けて前記シート3を一時固定しているので、シート3の両端側から止水剤がはみ出るのを防止することができる。
なお、本発明のワイヤーハーネスの止水処理方法は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した第2実施形態において、シート3の両端部の止水剤が塗布されていない箇所をそれぞれタイバンド7で締め付けて前記シート3を一時固定した場合を例示したが、タイバンド7に代えて、クリップをシート3の止水剤が塗布されている箇所に嵌め込んで前記シート3を一時固定することで、固定部材の着脱を容易にすることができる。
クリップの幅は、シート3の幅より狭いことが望ましい。クリップの締付力により、止水剤が浸透されやすくなる。
その他、前述した各実施形態において例示したワイヤーハーネス、線、止水剤、シート、固定部材、グロメット、首部、タイバンド、クリップ等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る第1実施形態であるワイヤーハーネスの止水処理方法を説明するための斜視図である。 図1の矢印A方向から見た図である。 ワイヤーハーネスのシートの部分をグロメットの首部に取り付けた状態を示す図である。 本発明に係る第2実施形態であるワイヤーハーネスの止水処理方法を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 ワイヤーハーネス
2 電線
3 シート
4 クリップ
5 グロメット
6 首部
7 タイバンド

Claims (4)

  1. ワイヤーハーネスの幹部の線間を止水するワイヤーハーネスの止水処理方法であって、
    前記ワイヤーハーネスの前記線間に止水剤を塗布した後、塗布した箇所にシートを巻き付け、次に、前記シートを固定部材で一時固定して前記止水剤が固まった後、前記シートから前記固定部材を除去して当該シートの部分をグロメットの首部で覆い、これにより、前記グロメットを前記ワイヤーハーネスに固定したことを特徴とするワイヤーハーネスの止水処理方法。
  2. 前記固定部材は、前記シートの両端を一時固定するタイバンドであることを特徴とする請求項1に記載したワイヤーハーネスの止水処理方法。
  3. 前記固定部材は、前記シートを一時固定するクリップであることを特徴とする請求項1に記載したワイヤーハーネスの止水処理方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載したワイヤーハーネスの止水処理方法により製造されたワイヤーハーネス。
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JP2009136113A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメットの防水方法および防水グロメットを備えたワイヤハーネス
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