JP2005080428A - ワイヤハーネス幹線部の線間止水構造、ワイヤハーネス幹線部の線間止水方法 - Google Patents

ワイヤハーネス幹線部の線間止水構造、ワイヤハーネス幹線部の線間止水方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 軽量化を図ることが可能な、また、作業工程を簡素化することが可能なワイヤハーネス幹線部の線間止水構造及び線間止水方法を提供する。
【解決手段】 ワイヤハーネス22の幹線部26に、幹線部26を挟持する挿通筒23と挿通筒23に連成され且つ止水材27を溜める止水ポット25とを設ける。止水ポット25に溜められ且つ幹線部26の線間を止水する止水材27としては、紫外線照射又は加熱により独立発泡する発泡材料を混合した止水材27′や、高周波磁場を当てることにより発熱する導電性フィラメント37を混合した止水材27″を用いるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスの幹線部の線間を止水するための線間止水構造及び方法に関する。
車両パネルに形成されたパネル孔には、そのパネル孔に層通されるワイヤハーネスとの間をシール、遮音、及び電気絶縁するための、弾性を有するグロメットが取り付けられている。
図6において、引用符号1は従来のグロメットを示している(例えば特許文献1参照)。そのグロメット1は、所謂止水グロメットであって、漏斗形状のグロメット本体2の小径側端に円筒形状の挿通筒3が形成されている。挿通筒3には、ワイヤハーネス4が挿通されるようになっている。このような挿通筒3の一部は、グロメット本体2の内部にまで伸びており、その伸びた端部に止水材を溜める止水ポット5が連成されている。
止水ポット5は、グロメット本体2の内部に配置形成されている。また、止水ポット5は、グロメット本体2の内面に対して適宜間隔を有するように配置形成されている。このような止水ポット5には、止水材6が充填されるようになっており、グロメット1に挿通されたワイヤハーネス4の幹線部の線間が、硬化した止水材6により密封されるようになっている。止水材6としては、2液性のポリウレタン樹脂系接着剤が用いられている(例えば特許文献2参照)。
特開平11−232948号公報 (第3頁、第1図) 実開昭63−2327号公報 (第4頁、第1図)
ところで、上記従来技術にあっては、確実に止水するために止水材6を大量に充填しなければならなく、その大量の止水材6によって重量のある止水構造になってしまうという問題点を有している。
また、止水材6の充填から硬化までの時間が掛かりすぎて、その結果、硬化待ち状態での中間在庫を大量に抱えなくてはならないという問題点を有している。
さらに、止水ポット5の配置がグロメット本体2の内部であり、止水材6を充填するためにはノズル構造を複雑にしなければならないという問題点を有している。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、軽量化を図ることが可能な、また、作業工程を簡素化することが可能なワイヤハーネス幹線部の線間止水構造及び線間止水方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明のワイヤハーネス幹線部の線間止水構造は、ワイヤハーネスの幹線部に、該幹線部を挟持する挟持部と該挟持部に連成され且つ止水材を溜める止水ポットとを設け、該止水ポットに溜められ且つ前記幹線部の線間を止水する前記止水材としては、紫外線照射又は加熱により独立発泡する発泡材料を混合した止水材を用いるようにしたことを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、少なくとも発泡させた分だけ止水部分の軽量化が図られる。
上記課題を解決するためなされた請求項2記載の本発明のワイヤハーネス幹線部の線間止水構造は、ワイヤハーネスの幹線部に、該幹線部を挟持する挟持部と該挟持部に連成され且つ止水材を溜める止水ポットとを設け、該止水ポットに溜められ且つ前記幹線部の線間を止水する前記止水材としては、高周波磁場を当てることにより発熱する導電性フィラメントを混合した止水材を用いるようにしたことを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、導電性フィラメントの発熱により止水材の硬化が促進される。また、止水材の均一な加熱が可能になる。その結果、止水材の硬化時間が短縮される。
請求項3記載の本発明のワイヤハーネス幹線部の線間止水構造は、請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネス幹線部の線間止水構造において、前記挟持部と前記止水ポットとを止水グロメットを構成する一部としたことを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、軽量化を図ることが可能な、又は、作業工程を簡素化することが可能な線間止水構造を有する止水グロメットになる。
上記課題を解決するためなされた請求項4記載の本発明のワイヤハーネス幹線部の線間止水方法は、ワイヤハーネスの幹線部を挟持する挟持部に連成される止水ポット内に、紫外線照射又は加熱により独立発泡する発泡材料を混合した止水材を溜める工程と、前記紫外線照射又は前記加熱をしつつ前記止水材を硬化させる工程と、を含んで前記幹線部の線間を止水するようにしたことを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、軽量化がなされた止水部分が形成される。軽量化は、止水材を発泡させることにより可能になる。
上記課題を解決するためなされた請求項5記載の本発明のワイヤハーネス幹線部の線間止水方法は、ワイヤハーネスの幹線部を挟持する挟持部に連成される止水ポット内に、導電性フィラメントを混合した止水材を溜める工程と、高周波磁場を当てて前記導電性フィラメントを発熱させつつ前記止水材を硬化させる工程と、を含んで前記幹線部の線間を止水するようにしたことを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、止水材の硬化促進がなされる。また、止水材が均一に加熱される。比較的短い時間での止水材の硬化が可能になる。
請求項6記載の本発明のワイヤハーネス幹線部の線間止水方法は、請求項4又は請求項5に記載のワイヤハーネス幹線部の線間止水方法において、前記止水ポット内に前記止水材を滴下することにより、又は、前記幹線部に予め前記止水材を塗布してそこに前記止水ポットを配置することにより、前記止水ポット内に前記止水材を溜めるようにしたことを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、止水材がいずれかの方法で簡単に止水ポットに溜められる。作業工程の簡素化に寄与するようになる。
請求項1に記載された本発明によれば、止水部分の軽量化を図ることができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、止水材の硬化を促進させて硬化時間を短縮することができるという効果を奏する。従って、硬化待ち状態での中間在庫の量を削減することができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、軽量化を図ることが可能な、又は、作業工程を簡素化することが可能な線間止水構造を有する止水グロメットを提供することができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、軽量化された止水部分を形成することができるという効果を奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、止水材の硬化を促進することができるという効果を奏する。従って、硬化待ち状態での中間在庫の量を削減することができるという効果を奏する。
請求項6に記載された本発明によれば、作業工程の簡素化に寄与することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のワイヤハーネス幹線部の線間止水構造の一実施の形態を示す止水グロメットの断面図である。
図1において、引用符号21は止水グロメットを示している。その止水グロメット21は、ゴム又はエラストマー製の弾性を有するものであって、例えば車両パネルに貫通形成されるパネル孔と、そのパネル孔に挿通されるワイヤハーネス22との間をシール、遮音、及び電気絶縁するために設けられている。このような止水グロメット21は、小径の挿通筒(挟持部)23と、その挿通筒23の一端に連成される大径のグロメット本体24と、挿通筒23の他端に連成される止水ポット25とを有して構成されている。ワイヤハーネス22の幹線部26は、止水ポット25内で硬化した止水材27により、その線間が封止されるようになっている。
挿通筒23は、ワイヤハーネス22の幹線部26を挿通することができるように周壁28によって筒状に形成されている。また、挿通筒23は、挿通されるワイヤハーネス22の幹線部26よりも若干小さな径を有するように形成されている。このような挿通筒23は、ワイヤハーネス22の幹線部26を狭持することができるように形成されている。挿通筒23のグロメット軸方向の長さは、ワイヤハーネス22の固定をすることができればよいことから、ここでは適宜長さに形成されている。
グロメット本体24は、パネル嵌着部29と貫通孔30とを有している。パネル嵌着部29は、グロメット本体24の外部に形成される部分であって、環状溝31と傾斜部32と厚肉部33とを有している。パネル嵌着部29は、グロメット周方向の全周にわたって形成されている。
環状溝31は、上記パネル孔に嵌着するように溝状に形成されている。また、環状溝31は、上記パネル孔に合わせた径を有するように環状に形成されている。このような環状溝31の底部分には、上記パネル孔の孔面に対して密着するような環状の凸部(不図示)が形成されている。
傾斜部32は、止水グロメット21の取り付けの際に上記パネル孔を通過する部分であって、環状溝31よりも挿通筒23側に形成されている。また、傾斜部32は、環状溝31に連成されており、挿通筒23に向けて縮径するように形成されている。このような傾斜部32は、頂点34を有している。その頂点34の位置は、上記パネル孔の径よりも大きくなるように形成されている。
厚肉部33は、環状溝31が嵌着する上記パネル孔の縁部を傾斜部32と共に挟み込む部分であって、環状溝31よりもグロメット本体24の端面側に形成されている。また、厚肉部33は、十分な剛性を有するように厚肉に形成されている。このような厚肉部33の環状溝31側には、上記パネル孔の縁部に密着する環状のリップ(不図示)が形成されている。
貫通孔30は、グロメット本体24の内部に形成される部分であって、グロメット軸方向に貫通するように形成されている。また、貫通孔30は、挿通されるワイヤハーネス22の幹線部26よりも大きな径となるように形成されている。
止水ポット25は、略コップ形状に形成されている。また、止水ポット25は、止水材27を溜めることができるように形成されている。このような止水ポット25の底部には、挿通筒23の内面に連続する貫通孔が形成されている。ワイヤハーネス22の幹線部26は、その貫通孔に挿通されるようになっている。
止水ポット25のグロメット軸方向の長さは、溜められる止水材27の量に配慮して適宜長さに形成されている。また、止水ポット25の径は、止水グロメット21の取り付けの際に上記パネル孔を通過することができる径に形成されている(図面上では誇張して大きくなっているが、実際には外面の位置がグロメット本体24の頂点34の位置よりも内側になるように形成されている)。
尚、止水ポット25は、従来のような、グロメット本体24内の配置でないことから、止水材27を滴下充填する場合、その作業がし易くなる。ノズルの構造が簡素化されるのは言うまでもない。
止水材27は、紫外線照射又は加熱により独立発泡する発泡材料を混合した樹脂材、又は高周波磁場を当てることにより発熱する導電性フィラメントを混合した樹脂材であって、止水ポット25内において、挿通されたワイヤハーネス22の幹線部26の周囲やワイヤハーネス22を構成する各電線35同士の間隙に入り込んだ後に硬化して、止水部分を形成するようになっている。尚、止水材27の詳細については後述する。
上記構成において、止水グロメット21を上記パネル孔に嵌着させるためには、先ず、止水ポット25〜挿通筒23を上記パネル孔に挿入し、挿通筒23を挿入側の反対側からワイヤハーネス22とともに引っ張るようにする。挿通筒23がワイヤハーネス22とともに引っ張られると、傾斜部32が上記パネル孔に当接し、その当接によって傾斜部32に弾性変形が生じる。これにより傾斜部32が縮径され、その縮径した傾斜部32が上記パネル孔を摺接しながら通過すると、環状溝31が上記パネル孔に嵌着する。環状溝31が上記パネル孔に完全に嵌着すると、止水グロメット21の取り付け作業が完了する(上記止水部分の形成については後述する)。
次に、図2及び図3を参照しながら、ワイヤハーネス幹線部の線間止水構造及び線間止水方法(第一の例)について説明する。図2(a)は、止水材硬化前の状態説明図、図2(b)は(a)の要部断面図である。また、図3(a)は止水材硬化後の状態説明図、図3(b)は(a)の要部断面図である。
図2及び図3において、上記止水部分は、止水ポット25内に、紫外線照射又は加熱により独立発泡する発泡材料を混合した止水材27′を溜める工程と、紫外線照射又は加熱をしつつ止水材27′を硬化させる工程と、を含んで形成されている。
止水材27′を溜める工程においては、止水ポット25内に止水材27′を滴下することにより、又は、幹線部26に予め止水材27′を塗布してそこに止水ポット25を配置することにより、止水材27′を止水ポット25内に溜めるようになっている。
止水材27′を硬化させる工程において、ベース樹脂に混合した発泡材料を紫外線照射により発泡させる場合には、止水ポット25の開口部及び/又は底部を介して照射を行うようになっている。尚、線間に間隙が生じていれば止水材27′が浸入するのは勿論のこと、紫外線も当然に入り込むことから、線間の止水材27′は確実に発泡する。そして、線間を封止する。
図3の引用符号36は発泡した部分を示している。発泡材料は、発泡ポリプロピレン等の、耐水性に優れ且つ車両の使用環境温度(<120℃)にも耐え得るものが好ましいものとする。
一方、止水材27′を硬化させる工程において、発泡材料を加熱により発泡させる場合には、止水材27′が一様に加熱されることから、一様に発泡して線間を封止する。
第一の例によれば、発泡材料を用いていることから、従来と比べて少なくとも発泡させた分だけ止水部分の軽量化を図ることができる。
続いて、図4及び図5を参照しながら、ワイヤハーネス幹線部の線間止水構造及び線間止水方法(第二の例)について説明する。図4(a)は、止水材硬化前の状態説明図、図4(b)は(a)の要部断面図である。また、図5(a)は止水材硬化後の状態説明図、図5(b)は(a)の要部断面図である。
図4及び図5において、上記止水部分は、止水ポット25内に、導電性フィラメント37を混合した止水材27″を溜める工程と、高周波磁場を当てて導電性フィラメント37を発熱させつつ止水材27″を硬化させる工程と、を含んで形成されている。
止水材27″を溜める工程では、止水ポット25内に止水材27″を滴下することにより、又は、幹線部26に予め止水材27″を塗布してそこに止水ポット25を配置することにより、止水材27″を止水ポット25内に溜めるようになっている。止水材27″は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂に導電性フィラメント37を混合した止水材が用いられている。導電性フィラメント37は、粒子径が約20nm程度の導電性カーボンがここでは一例として用いられている。
止水材27″を硬化させる工程では、止水材27″を従来同様に加熱硬化させるとともに、図4に示されるような高周波磁場発生装置38を用いて高周波磁場を発生させ、導電性フィラメント37を含む止水材27″に渦電流を発生させて発熱させる。高周波磁場による発熱が加わることにより、加熱硬化が促進する。尚、ここでの高周波磁場の高周波は、数kHz程度としている。
第二の例によれば、導電性フィラメント37を含む止水材27″を発熱させていることから、加熱硬化を促進させることができる。従って、従来よりも硬化時間を短縮することができる。
以上、図1ないし図5を参照しながら説明してきたように、軽量化を図ることが可能な、また、作業工程を簡素化することが可能なワイヤハーネス幹線部の線間止水構造及び線間止水方法を提供することができる。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
尚、本発明の要旨は止水グロメットに限るものではなく、上述の挿通筒23と止水ポット25と止水材27とを有する構造で有れば、上記線間止水構造及び方法を他へ提供することができるものとする。
本発明によるワイヤハーネス幹線部の線間止水構造の一実施の形態を示す止水グロメットの断面図である。 ワイヤハーネス幹線部の線間止水構造及び線間止水方法の第一の例を示す図であり、(a)は止水材硬化前の状態説明図、(b)は(a)の要部断面図である。 ワイヤハーネス幹線部の線間止水構造及び線間止水方法の第一の例を示す図であり、(a)は止水材硬化後の状態説明図、(b)は(a)の要部断面図である。 ワイヤハーネス幹線部の線間止水構造及び線間止水方法の第二の例を示す図であり、(a)は止水材硬化前の状態説明図、(b)は(a)の要部断面図である。 ワイヤハーネス幹線部の線間止水構造及び線間止水方法の第二の例を示す図であり、(a)は止水材硬化後の状態説明図、(b)は(a)の要部断面図である。 従来例のグロメットの断面図である。
符号の説明
21 止水グロメット
22 ワイヤハーネス
23 挿通筒(挟持部)
24 グロメット本体
25 止水ポット
26 幹線部
27、27′、27″ 止水材
28 周壁
29 パネル嵌着部
30 貫通孔
31 環状溝
32 傾斜部
33 厚肉部
34 頂点
35 電線
36 発泡した部分
37 導電性フィラメント
38 高周波磁場発生装置

Claims (6)

  1. ワイヤハーネスの幹線部に、該幹線部を挟持する挟持部と該挟持部に連成され且つ止水材を溜める止水ポットとを設け、該止水ポットに溜められ且つ前記幹線部の線間を止水する前記止水材としては、紫外線照射又は加熱により独立発泡する発泡材料を混合した止水材を用いるようにした
    ことを特徴とするワイヤハーネス幹線部の線間止水構造。
  2. ワイヤハーネスの幹線部に、該幹線部を挟持する挟持部と該挟持部に連成され且つ止水材を溜める止水ポットとを設け、該止水ポットに溜められ且つ前記幹線部の線間を止水する前記止水材としては、高周波磁場を当てることにより発熱する導電性フィラメントを混合した止水材を用いるようにした
    ことを特徴とするワイヤハーネス幹線部の線間止水構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネス幹線部の線間止水構造において、
    前記挟持部と前記止水ポットとを止水グロメットを構成する一部とした
    ことを特徴とするワイヤハーネス幹線部の線間止水構造。
  4. ワイヤハーネスの幹線部を挟持する挟持部に連成される止水ポット内に、紫外線照射又は加熱により独立発泡する発泡材料を混合した止水材を溜める工程と、
    前記紫外線照射又は前記加熱をしつつ前記止水材を硬化させる工程と、
    を含んで前記幹線部の線間を止水するようにした
    ことを特徴とするワイヤハーネス幹線部の線間止水方法。
  5. ワイヤハーネスの幹線部を挟持する挟持部に連成される止水ポット内に、導電性フィラメントを混合した止水材を溜める工程と、
    高周波磁場を当てて前記導電性フィラメントを発熱させつつ前記止水材を硬化させる工程と、
    を含んで前記幹線部の線間を止水するようにした
    ことを特徴とするワイヤハーネス幹線部の線間止水方法。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のワイヤハーネス幹線部の線間止水方法において、
    前記止水ポット内に前記止水材を滴下することにより、又は、前記幹線部に予め前記止水材を塗布してそこに前記止水ポットを配置することにより、前記止水ポット内に前記止水材を溜めるようにした
    ことを特徴とするワイヤハーネス幹線部の線間止水方法。
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JP2009136113A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメットの防水方法および防水グロメットを備えたワイヤハーネス

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