JP5382848B2 - 線材の止水構造および線材の止水方法 - Google Patents

線材の止水構造および線材の止水方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤハーネスを構成する電線間の隙間や被覆電線の芯線間の隙間などを止水する線材の止水構造および線材の止水方法に関する(尚、本発明の説明における『止水』は、水の浸入を阻止することに限らず、水、油、アルコール、等を含む液体全般に有効に作用することを意味するが、ここでは一般的に名称として広く用いられている『止水』を用いて説明する)。
ワイヤハーネスの電線間(即ち、ワイヤハーネスを形成する線材間)の隙間を止水材で封止する止水方法として、図13に示すように、ワイヤハーネスを構成する複数の電線W(即ち、電線Wの束)に止水材200を塗布した後、塗布した箇所にシート(即ち、カバー材)10を巻き付け、次にシート10を図示略のクリップで一時的に固定して、止水材200が硬化した後にシート10からクリップを外して、当該シート10の部分を図示略のグロメットの首部で覆い、グロメットをワイヤハーネスに固定するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、作業上の止水材200の充填幅B(シート10で覆う長さ)は、止水材200の必要止水幅Aよりも大きくしてある。
この方法では、止水材200を塗布した後にシート10でくるむだけなので、止水材200が毛細管現象により電線W間の隙間を伝って必要止水幅Aの外側へ流失してしまい、思った通りの止水性能が確保できないおそれがある。また、シート10の外側にはみ出した止水材200のはみ出し部分201が周囲を汚してしまうおそれもある。このように、はみ出し部分201が大きくなるように止水材200が電線W間の隙間および電線Wとシート10の内面との隙間に浸透後、硬化したワイヤハーネスは、その長さ方向に長い距離にわたって硬い部分を有するものとなってしまい、よってワイヤハーネスに必要な可撓性が低いものとなってしまう。
次に、被覆電線の芯線間(即ち、被覆電線を形成する線材間)の隙間を止水材で封止する止水方法の一例を図14を参照しながら説明する。図14に示されるように、被覆電線51は、その複数の芯線(導体)53の周囲に絶縁被覆(即ち、カバー材)54を有する。この被覆電線51には、その端末部に接続端子52が圧着されている(即ち、加締められている)。
被覆電線51への接続端子52の圧着は、絶縁被覆54が除去されて芯線53が露出されている被覆電線51の端末部を接続端子52のバレル55間にセットし、そしてバレル55を加締めて閉じ、これにより芯線53および絶縁被覆54を接続端子52に圧着固定する。
このような接続端子52付きの被覆電線51の芯線53間を止水する止水方法では、被覆電線51の端末部に対し、上から(即ち、図14に向かって手前側から)鎖線楕円60の中心を目掛けて、流動性のある止水材を滴下供給し、止水材を絶縁被覆54の内側に浸透させ、これにより芯線53間の隙間および芯線53と絶縁被覆54の内面との隙間が止水材により埋められることを狙っている。尚、止水材としては、東亞合成株式会社製のアロンアルファ(登録商標)等の接着剤が用いられる。
しかしながら、この方法による止水処理では、芯線53間の隙間および芯線53と絶縁被覆54の内面との隙間に毛細管現象のために均一に止水材が流れ込まない。それ故、鎖線楕円60の中心を目掛けて規定量の止水材を滴下供給しても、芯線53間あるいは芯線53と絶縁被覆54との間に隙間ができて(即ち、隙間が残って)所望の止水効果が得られない可能性が高い。
そのため、大量の止水材を鎖線楕円60の中心を目掛けて滴下供給すると、隙間を埋めるという点では止水材が有効に作用する反面、止水材が必要止水幅以上に浸透してしまうという欠点が生じてしまう。つまり、止水材が芯線53間の隙間および芯線53と絶縁被覆54との隙間に必要止水幅以上浸透後、硬化した被覆電線51は、その長さ方向に長い距離にわたって硬い部分を有するものとなってしまい、よって被覆電線51(即ち、ワイヤハーネス)に必要な可撓性が低いものとなってしまう。
このように、線材間の隙間に浸透させた止水材が何処まで浸透しているかを確認するのが困難な止水構造においては、上述した止水方法では止水処理の信頼性にばらつきが生じてしまう。
特開2005−73389号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、狙った位置に止水材を留めることができ、よって十分な止水性能を発揮できると共に、周囲を止水材で汚すおそれのない線材の止水構造および止水方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る線材の止水構造は、下記(1)〜(
を特徴としている。
) 束になった複数の線材間の隙間に液状の止水材を浸透させた後、該止水材を硬化させてなる線材の止水構造であって、
前記止水材として、ハードフェライトの磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させた複合材料よりなる磁性流体を用い、該止水材が浸透している前記線材の束の部分の外周を覆うカバー材の外側から前記止水材に磁界を掛けて、前記磁性超微粒子が永久磁石化して相互に吸着し合って前記カバー材内の所定箇所に前記線材間の隙間を埋める止水材の壁を作った状態で前記止水材が硬化しており、且つ
前記液状の止水剤中に分散させるハードフェライトの磁性超微粒子が未磁化状態であり、各磁性超微粒子の表面には界面活性剤が強固に吸着されていること。
) 上記(1)の構成の止水構造において、
前記複数の線材がワイヤハーネスを形成する電線であり、それら電線間の隙間および該電線の束と前記カバー材の内面との隙間に前記止水材が浸透し且つ硬化していること。
) 上記(1)の構成の止水構造において、
前記複数の線材が被覆電線を形成する芯線であり、それら芯線間の隙間および該芯線の束と前記カバー材である絶縁被覆の内面との隙間に前記止水材が浸透し且つ硬化していること。
上記(1)の構成の止水構造によれば、磁力を用いて狙った位置に止水材を集めて硬化させたので、設計通りの止水性能を得ることができると共に、設計範囲外に止水材がはみ出して周囲を汚すのを防止することができる。特に止水材として、ハードフェライトの磁性超微粒子を含有するものを用いており、ハードフェライトは、金属の磁性材料より電気を通しにくく(電気抵抗が大きい)、サビや薬品に強いので、万一、カバー材が損傷して線材の束が露出した場合にも、漏電が生じたり、薬品などに侵される心配がない。
また、上記()の構成の止水構造によれば、未磁化状態のハードフェライトの磁性超微粒子を用いるので、磁場に晒すことで永久磁石化した磁性超微粒子と硬化した止水剤とによって堅固な止水壁を作ることができ、信頼性の高い止水性能を発揮できる。即ち、ハードフェライトの磁性超微粒子は、注入前は互いにくっついてしまわないように未磁化状態で止水剤の中に混入させてあるので、均一に分散した状態になっているが、強い磁界を掛けると、硬磁性を有しているので永久磁石化する。そして、磁性超微粒子の1粒1粒が小さな永久磁石となることにより、互いにくっつき合って、線材間の隙間を埋める壁を構成し、その状態で止水剤が硬化しているので、永久磁石の集積体と止水剤による強固な壁ができており、その壁の働きにより、信頼性の高い止水性能を発揮できるようになる。
上記()の構成の止水構造によれば、ワイヤハーネスを構成する電線間の隙間および該電線の束とカバー材の内面との隙間が効果的に止水される。また、この止水構造では、ワイヤハーネスに必要な可撓性を極力低めずに前記隙間が止水される。また、この止水構造のように止水材の磁性体を纏った電線は、フェライトが装着された場合と同様、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
上記()の構成の止水構造によれば、被覆電線を構成する芯線間の隙間および該芯線の束と絶縁被覆の内面との隙間が効果的に止水される。また、この止水構造では、被覆電線に必要な可撓性を極力低めずに前記隙間が止水される。また、この止水構造のように止水材の磁性体を纏った芯線は、フェライトが装着された電線と同様、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
前述した目的を達成するために、本発明に係る線材の止水方法は、下記()〜()を特徴としている。
) 束になった複数の線材間の隙間に液状の止水材を浸透させた後、該止水材を硬化させる線材の止水方法であって、
前記止水材として、ハードフェライトの磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させた複合材料よりなる磁性流体を用い、
該止水材を前記線材間の隙間に浸透させた後、前記止水材が浸透している前記線材の束の部分の外周を覆うカバー材の外側から磁石により磁界を掛けることで、前記止水材を前記カバー材内の所定箇所に集めて該止水材中のハードフェライトを永久磁石化して相互に吸着させることにより、前記線材間の隙間を埋める止水材の壁を形成し、その状態で前記止水材を硬化させ、且つ、
前記止水材として、未磁化状態のハードフェライトの磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させ、各磁性超微粒子の表面に界面活性剤を強固に化学吸着させた複合材料よりなる磁性流体を用いること。
) 上記(4)の構成の止水方法において、
前記複数の線材がワイヤハーネスを形成する電線であり、それら電線間の隙間に前記止水材を浸透させた状態で、前記電線の束の外周に前記カバー材として被せたシートの外側から磁石により磁界を掛けて、前記止水材を前記所定箇所に集めること。
) 上記(4)の構成の止水方法において、
前記複数の線材が被覆電線を形成する芯線であり、それら芯線間の隙間および該芯線の束と前記カバー材である絶縁被覆の内面との隙間に前記止水材を浸透させた状態で、前記絶縁被覆の外側から磁石により磁界を掛けて、前記止水材を前記所定箇所に集めること。
上記()の構成の止水方法によれば、磁石を使用することにより、狙った位置に止水材を必要な時間だけ集めて硬化させることができるので、設計通りの止水性能を得ることができると共に、設計範囲外に止水材がはみ出して周囲を汚すのを防止することができる。
また、上記()の構成の止水方法によれば、止水材として、未磁化状態のハードフェライトの磁性超微粒子を含有するものを使用するので、磁場に晒すことで永久磁石化した磁性超微粒子と硬化した止水剤とによって堅固な止水壁を作ることができ、信頼性の高い止水性能を発揮できる。即ち、ハードフェライトの磁性超微粒子は、注入前は互いにくっついてしまわないように未磁化状態で止水剤の中に混入させてあるので、均一に分散した状態になっているが、強い磁界を掛けると、硬磁性を有しているので永久磁石化する。そして、磁性超微粒子の1粒1粒が小さな永久磁石となることにより、互いにくっつき合って、線材間の隙間を埋める壁を構成することができ、その状態で止水剤を硬化させることにより、永久磁石の集積体と止水剤による強固な壁を作ることができ、その壁の働きにより、信頼性の高い止水性能を発揮できるようになる。また、ハードフェライトは、金属の磁性材料より電気を通しにくく(電気抵抗が大きい)、サビや薬品に強いので、カバー材が損傷して線材の束が露出した場合にも、漏電が生じたり、薬品などに侵される心配もない。
上記()の構成の止水方法によれば、ワイヤハーネスを構成する電線間の隙間および該電線の束とカバー材の内面との隙間を効果的に止水することができる。また、この止水方法では、ワイヤハーネスに必要な可撓性を極力低めずに電線間の隙間を止水することができる。また、この止水方法を実施して得た電線の束は、止水材の磁性体を纏っているので、フェライトが装着された場合と同様に、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
上記()の構成の止水方法によれば、被覆電線を構成する芯線間の隙間および該芯線の束と絶縁被覆の内面との隙間を効果的に止水することができる。また、この止水方法では、被覆電線に必要な可撓性を極力低めずに芯線間の隙間を止水することができる。また、この止水方法を実施して得た被覆電線は、止水材の磁性体を纏っているので、フェライトが装着された場合と同様に、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
本発明によれば、狙った位置に止水材を留めることができるので十分な止水性能を発揮できると共に、周囲を止水材で汚すおそれもなくなる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の止水方法を実施している状態を示す図であって、図1(a)は斜視図、そして図1(b)は原理説明のための図(磁石の断面図、およびシート内の透視図を含む。)、図2は止水材の構成を説明するための概略図である。
図1(a)および(b)に示される第1実施形態の止水方法では、まず、カバー材としてのシート1と、磁石2と、液状の止水材3とを用意する。シート1としては、磁石2の磁束が通過可能で液状の止水材3が浸透しない非磁性の樹脂シート等を用いる。磁石2としては、半径方向に磁化(着磁)され外周側と内周側それぞれに磁極(N極とS極)を持つリング状の永久磁石を用いる。尚、本実施形態では半割れ可能に構成された永久磁石を磁石2として用いたが、一体形成された永久磁石であってもよい。
止水材3としては、磁性流体を用いる。つまり止水材3は、図2に示すように、ベース液となる液状の止水剤(即ち、接着剤等といった樹脂)3aの中に極めて複数の磁性超微粒子(即ち、磁性体)3bを均一に分散させたもの(複合材料)であって、各磁性超微粒子の表面には界面活性剤が強固に化学吸着されている。磁性超微粒子3bは、激しい熱運動と、表面の界面活性剤層の相互反発力のため、止水剤3a内で凝集することなく安定な分散状態を保つ。磁性超微粒子3bとしては、ここではハードフェライトの粉末を用いている。ここで用いるハードフェライトは、硬磁性を示す強磁性体であり、止水剤3aと混合した段階で未磁化状態となっている。
次に、ワイヤハーネスを構成する電線(本実施形態では銅を導体とした被覆電線)Wの束の止水すべき箇所に、上述の止水材3を塗布して、電線W間の隙間に止水材3を浸透させた状態で、止水材3を塗布した箇所に、シート1を巻き付ける。その後、磁石2をシート1の外側からあてがい、シート1の外側から止水材3に磁界を掛ける。そうすると、特に図1(b)に示すように磁力線10の作用で、止水材3が止水すべき範囲にわたる電線W間の隙間および該電線Wの束とシート1の内面との隙間を埋めるように集まる。そこで、この状態を維持しながら、止水材3を硬化させる。そうすることにより、シート1内の所定箇所に止水材3が集められて硬化されたワイヤハーネスの止水構造が出来上がる。
尚、この止水方法では、まず電線Wの束に止水材3を塗布した後、該止水材3を塗布した箇所にシート1を巻き付ける手順を採っているが、その代わりに、先ず電線Wの束にシート1を巻き付けた後、電線W間の隙間および該電線Wの束とシート1の内面との隙間に止水材3を浸透するよう注入する手順を採ってもよい。その場合の方法については後述する。
このように、磁石2を使用することによって、図3に示すように、狙った位置に必要な時間だけ止水材3を集めて、止水材3を硬化させることができるので、設計通りの止水性能を得ることができると共に、設計範囲外に止水材3がはみ出して周囲を汚すのを有効に防止することができる。
また、止水材3が、未磁化状態のハードフェライトの磁性超微粒子3bを含有するものであるから、図4(a)および(b)に示すように、磁場に晒すことで永久磁石化したハードフェライトと硬化した止水剤とによって堅固な止水壁30を作ることができ、信頼性の高い止水構造を得ることができる。即ち、ハードフェライトは、注入前は互いにくっついてしまわないように未磁性状態で止水剤の中に混入させてあるので均一に分散した状態になっているが、強い磁界を掛けると、硬磁性を示すので永久磁石化する。そして、ハードフェライトの1粒1粒が小さな永久磁石となることにより、互いにくっつき合って、電線W間の隙間を埋める壁を構成する。その状態で止水剤が硬化するので、永久磁石と止水剤による強固な壁30が形成されることになり、信頼性の高い止水性能を発揮できるようになる。図5はその壁30を模式的に示しているが、電線Wの隙間を永久磁石と止水剤による強固な壁30が埋めるので、強固な止水構造が出来上がる。
従って、ワイヤハーネスを構成する電線W間の隙間および該電線Wの束とシート1の内面との隙間を効果的に止水することができる。また、この止水方法では、ワイヤハーネスに必要な可撓性を極力低めずに電線W間の隙間を止水することができる。また、この止水方法を実施して得た電線の束は、止水材3の磁性体を纏っているので、フェライトが装着された場合と同様に、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
なお、止水材3の中に含ませる硬磁性の磁性超微粒子として、鉄粉のように錆びやすい性質を持つ物質を使用している場合は、図3に示すように電線Wの両側から入ってくる外気や水分Sの影響で磁性超微粒子3bが錆びることが通常は懸念されるが、磁石2の作用で磁性超微粒子3bの分布を止水材3の中央に多く集めることにより、その両側の止水材3の主成分である止水剤が、外気や水分Sを遮断し、防錆効果を奏する。
<第2実施形態>
上述した第1実施形態では、本発明を、ワイヤハーネスを構成する電線(被覆電線)W間の隙間および該電線Wの束とシート1の内面との隙間を止水材で封じる場合に適用した例について説明したが、本発明は、被覆電線を構成する芯線間の隙間および該芯線の束とその周りの絶縁被覆の内面との隙間を止水材で封じる場合にも適用することができる。
図6はその場合の止水構造および止水方法の例を示している。
この場合は、被覆電線Wの端末部にある銅製の芯線Waの露出部分に、止水材供給装置20から止水材3を滴下し、毛細管現象を利用して止水予定箇所の芯線Wa間の隙間に止水材3を浸透させる。
その後、磁石2を絶縁被覆Wbの外側からあてがい、絶縁被覆Wbの外側から止水材3に磁界を掛ける。そうすると、前記と同様の磁力線の作用で、止水材3が止水すべき範囲にわたる芯線Wa間の隙間および該芯線Waと絶縁被覆Wbの内面との隙間を埋めるように集まる。そこで、この状態を維持しながら、止水材3を硬化させる。そうすることにより、絶縁被覆Wb内の所定箇所に止水材3が集められて硬化されたワイヤハーネスの止水構造が出来上がる。
この場合も、第1実施形態と同様に、被覆電線Wを構成する芯線Wa間の隙間および該芯線Waの束と絶縁被覆Wbの内面との隙間を効果的に止水することができる。また、この止水方法では、被覆電線Wに必要な可撓性を極力低めずに芯線Wa間の隙間を止水することができる。また、この止水方法を実施して得た被覆電線の止水構造では、止水材3の磁性体を纏っているので、フェライトが装着された場合と同様に、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
また、ハードフェライトを含有した止水材3を使用していることにより、上記実施形態と同様に、永久磁石化したハードフェライトと硬化した止水剤によって堅固な止水壁を作ることができるので、信頼性の高い止水構造を得ることができる。また、このようにハードフェライトを含有する止水材3を用いて止水処理を行った場合は、ハードフェライトが金属の磁性材料より電気を通しにくく(電気抵抗が大きい)、サビや薬品に強いので、絶縁被覆Wbがたとえ損傷して芯線Waの束が露出した場合にも、漏電が生じたり、薬品などに侵される心配がない。
また、図13の従来例と同様に、接続端子52が端末部に取り付けられた被覆電線Wの場合でも、図7に示すように、第2実施形態の止水方法を適用することができる。
また、上記第1実施形態および第2実施形態においては、止水材3を電線Wの束に塗布したり、芯線Waの露出部分に滴下したりすることにより、止水予定箇所に止水材3を浸透させる場合を示したが、止水予定箇所に止水材を注入ノズルを用いて注入するようにしてもよい。
<第3実施形態>
図8は注入ノズル22を用いて止水材3を供給する場合の第3実施形態の止水方法の説明図であり、(a)は斜視図、そして(b)はシートの一部を破断して示す側面図である。
この止水方法では、まず、ワイヤハーネスを構成する電線(本実施形態では銅を導体とした被覆電線)Wの束の止水すべき箇所にシート1を巻き付ける。その際、シート1の内側に止水材供給装置20(この場合は注射器状の器具)の注入ノズル22を配した状態で、注入ノズル22を電線Wと一緒にシート材1で巻く。注入ノズル22の先端は、電線Wの長手方向に沿って予め狙った止水予定位置Pまで挿入しておく。そして、この状態で、注入ノズル22の先端から止水材3を注入し、電線W間の隙間に止水材3を浸透させる。
その後、注入ノズル22をシート1の内側から引き抜き、次に磁石2をシート1の外側からあてがい、シート1の外側から止水材3に磁界を掛ける。そうすると、磁力線10の作用で、止水材3が止水すべき範囲にわたる電線W間の隙間および該電線Wの束とシート1の内面との隙間を埋めるように集まる。そこで、この状態を維持しながら、止水材3を硬化させる。そうすることにより、シート1内の所定箇所に止水材3が集められて硬化されたワイヤハーネスの止水構造が出来上がる。
このように、磁石2を使用することにより、狙った位置に必要な時間だけ止水材3を集めて、該止水材3を硬化させるので、設計通りの止水性能を得ることができると共に、設計範囲外に止水材3がはみ出して周囲を汚すのを有効に防止することができる。
また、止水材3の注入を、注入ノズル22を用いて予め狙った位置に向けて行うので、設計位置外に余分な止水材3がはみ出すのを極力抑えることができると共に、止水材3を無駄なく効率よく使用することができる。また、注入ノズル22を電線Wの長手方向に沿って予め狙った位置まで挿入した状態で、止水材3を電線Wの隙間に注入するので、シート1で電線Wの束を覆った状態で、シート1に孔を開けることなく、電線W間の隙間に止水材3を浸透させることができる。また、止水材3の注入後に、止水材3が硬化を始める前に、注入ノズル22を電線Wから取り外すので、注入ノズル22が邪魔になることもない。
尚、上記第3実施形態では、止水材3を注入した後で磁界を掛ける場合を示したが、磁界を掛けながら止水材3を注入することもできる。ただし、止水材3の注入の段階で強い磁界を掛けると、止水材3の流動性が悪くなり、注入性や浸透性が悪くなる可能性があるので、この段階での磁界は弱く掛けるのが好ましい。
また、上記第3実施形態では、止水構造を電線Wの束の長手方向の1箇所に作る場合を説明したが、図9に示すように、電線Wの束の長手方向の複数箇所に同時に止水構造を作ることもできる。その場合は、止水材3の注入ポイントにそれぞれ注入ノズル22の先端を導いで止水材3の注入を行うと共に、それぞれの注入ポイントに磁石2を配置して、上記と同様の操作を行えばよい。
<第4実施形態>
上述した第3実施形態では、注入ノズル22を用いて、ワイヤハーネスを構成する電線(被覆電線)W間の隙間に止水材3を注入する場合を説明したが、被覆電線を構成する芯線間の隙間に注入ノズルを用いて止水材を供給するようにしてもよい。
図10はその場合の第4実施形態の止水方法の例を示している。この場合は、被覆電線Wの端末部にある銅製の芯線Waの露出部分から、止水材供給装置20の注入ノズル22を挿入し、注入ノズル22の先端を、止水すべき箇所に到達させる。そして、その状態で、注入ノズル22の先端から止水材3を注入して、止水予定箇所の電線W間の隙間に止水材3を浸透させる。
その後、注入ノズル22を絶縁被覆Wbの内側から引き抜き、次に磁石2を絶縁被覆Wbの外側からあてがい、絶縁被覆Wbの外側から止水材3に磁界を掛ける。そうすると、前記と同様の磁力線の作用で、止水材3が止水すべき範囲にわたる芯線Wa間の隙間および該芯線Waと絶縁被覆Wbの内面との隙間を埋めるように集まる。そこで、この状態を維持しながら、止水材3を硬化させる。そうすることにより、絶縁被覆Wb内の所定箇所に止水材3が集められて硬化されたワイヤハーネスの止水構造が出来上がる。
この場合も、第1実施形態と同様に、被覆電線Wを構成する芯線Wa間の隙間および該芯線Waの束と絶縁被覆Wbの内面との隙間を効果的に止水することができる。また、この止水方法では、被覆電線Wに必要な可撓性を極力低めずに芯線Wa間の隙間を止水することができる。また、この止水方法を実施して得た被覆電線の止水構造では、止水材3の磁性体を纏っているので、フェライトが装着された場合と同様に、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
また、上記第4実施形態では、予め狙った位置の芯線Wa間の隙間に止水材3を注入する際に、注入ノズル22の先端を芯線Waに沿って目的の箇所まで挿入して止水材3を注入する場合について説明したが、図11(a)および(b)に示すように、絶縁被覆Wbを突き通して、芯線Waの束の内部に注入ノズル22の先端を突き刺し、その状態で止水材3を芯線Wa間に注入して、注入した止水材3が浸透した状態で、注入ノズル22を引き抜き、図12に示すように、絶縁被覆Wbの周囲に配した磁石2により外部から磁界を掛けて、その状態で止水材3を硬化させるようにすることもできる。その場合、絶縁被覆Wbに注入ノズル22を突き刺した所に孔が残るが、その孔は非常に小さくて済むので、磁界を掛けたときに止水材3が外に漏れる心配もないし、止水材3が硬化した後は孔が塞がれるので、止水性能の上で何ら問題を生じることもない。
尚、この注入ノズル22の先端を芯材Waの束の内部に突き刺す方法は、上記第3実施形態の電線W間の隙間に止水材を注入する場合にも適用することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態では、止水材3として、未磁化状態のハードフェライトの磁性超微粒子3bを液状の止水剤3a中に分散させ、各磁性超微粒子3bの表面に界面活性剤を強固に化学吸着させた複合材料よりなる磁性流体を用いたが、磁性超微粒子3bが止水剤3a中に均一に分散していれば各磁性超微粒子3bの表面に界面活性剤が強固に化学吸着していなくてもよい。
また、磁石2については、例えば、2分割可能、3分割可能、4分割可能、等といったように分割可能に構成されたものが好ましい。このように分割可能な磁石は、線材の周りに配置し易いので好ましい。例えば、半割れ可能に構成された磁石の場合、図示した磁石の磁極(N極とS極)の配置に準拠すると、磁石の第1半円弧部の外周側部分がN極、そして内周側部分がS極となり、そして磁石の第2半円弧部の外周側部分がS極、そして内周側部分がN極となる。尚、このように、内周部でN極とS極が対向する位置にあるリング状の磁石は、線材を通過する磁束が多くなるので、好ましい。
但し、磁石の磁極(N極とS極)の配置については、図示した配置に限らず、止水材を所定箇所に集められる配置であれば、何でもよい。また、磁石の形についてもリング状に限らず、止水材を所定箇所に集められるものであれば、何でもよい。但し、リング状の磁石は、止水材を浸透させた線材に対してその周りから集中して磁界を掛け易いので好ましい。
また、上記止水方法においては、磁石2として永久磁石を用いていたが、電磁石を用いることもできる。電磁石に流す電流は、直流の他に交流も採用することができる。
例えば、電磁石に交流を流すと共に、止水材として、ベース液となる液状の止水剤(即ち、接着剤等といった樹脂)の中に極めて複数の針状の硬磁性の磁性超微粒子(針状の磁性体)を均一に分散させた磁性流体を用いた場合について考えてみる。この止水材の各磁性超微粒子の表面には、上述の止水材3と同様に界面活性剤が強固に化学吸着されており、磁性超微粒子は、激しい熱運動と、表面の界面活性剤層の相互反発力のため、止水剤内で凝集することなく安定な分散状態を保つ。その他は第1実施形態と同じである。
この場合は、電磁石のコイルに交流電流を流すことで交番磁界が発生し、その交番磁界により止水材が所定箇所に集められる。そして、磁性流体(止水材)中の針状の磁性体が微細な磁石として働くと共に、交番磁界によって連続的に向きが変えられることにより、止水材が攪拌される効果を奏する。それ故、狙った位置に止水材の止水剤を充填させやすくなる。そして、この状態を維持しながら、止水材を硬化させることにより、所定箇所に止水材が集められて硬化されたワイヤハーネスの止水構造が出来上がる。
本発明の第1実施形態の止水方法を実施している状態を示す図であって、(a)は斜視図、そして(b)は原理説明のための図(磁石の断面図、およびシート内の透視図を含む。)である。 止水材の構成を説明するための概略図である。 同実施形態の止水方法を実施した場合の止水材中の磁性体の分布状況を示す図である。 止水材としてハードフェライトを含有するものを用いた場合にできる止水壁の概念図で、(a)は斜視図、(b)は誇張して示す断面図である。 同止水壁の実際のでき方を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の止水方法を実施している状態を示す図であって、(a)は斜視図、そして(b)は原理説明のための図(磁石の断面図、および絶縁被覆の断面図を含む。)である。 同第2実施形態の適用例を示す側面図である。 本発明の第3実施形態の止水方法の説明図であり、(a)は斜視図、そして(b)はシートの一部を破断して示す側面図である。 複数箇所の止水を一緒に行う場合の止水方法の説明図である。 本発明の第4実施形態の止水方法を実施している状態を示す斜視図である。 第4実施形態の変形例の止水方法を実施している状態を示す図で、(a)は側断面図、(b)は横断面図である。 被覆電線の芯線間の隙間に止水材の注入を終えた後に、磁石を用いて止水材を特定箇所に集中させている様子を示す側面図である。 従来例を示す斜視図である。 他の従来例を示す上面図である。
符号の説明
1 シート(カバー材)
2 磁石
3 止水材
3a 止水剤
3b 磁性超微粒子(ハードフェライト)
30 止水壁
W 電線(線材)
Wa 芯線
Wb 絶縁被覆(カバー材)

Claims (6)

  1. 束になった複数の線材間の隙間に液状の止水材を浸透させた後、該止水材を硬化させてなる線材の止水構造であって、
    前記止水材として、ハードフェライトの磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させた複合材料よりなる磁性流体を用い、該止水材が浸透している前記線材の束の部分の外周を覆うカバー材の外側から前記止水材に磁界を掛けて、前記磁性超微粒子が永久磁石化して相互に吸着し合って前記カバー材内の所定箇所に前記線材間の隙間を埋める止水材の壁を作った状態で前記止水材が硬化しており、且つ
    前記液状の止水剤中に分散させるハードフェライトの磁性超微粒子が未磁化状態であり、各磁性超微粒子の表面には界面活性剤が強固に吸着されていることを特徴とする線材の止水構造。
  2. 前記複数の線材がワイヤハーネスを形成する電線であり、それら電線間の隙間および該電線の束と前記カバー材の内面との隙間に前記止水材が浸透し且つ硬化していることを特徴とする請求項1に記載した線材の止水構造。
  3. 前記複数の線材が被覆電線を形成する芯線であり、それら芯線間の隙間および該芯線の束と前記カバー材である絶縁被覆の内面との隙間に前記止水材が浸透し且つ硬化していることを特徴とする請求項1に記載した線材の止水構造。
  4. 束になった複数の線材間の隙間に液状の止水材を浸透させた後、該止水材を硬化させる線材の止水方法であって、
    前記止水材として、ハードフェライトの磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させた複合材料よりなる磁性流体を用い、
    該止水材を前記線材間の隙間に浸透させた後、前記止水材が浸透している前記線材の束の部分の外周を覆うカバー材の外側から磁石により磁界を掛けることで、前記止水材を前記カバー材内の所定箇所に集めて該止水材中のハードフェライトを永久磁石化して相互に吸着させることにより、前記線材間の隙間を埋める止水材の壁を形成し、その状態で前記止水材を硬化させ、且つ、
    前記止水材として、未磁化状態のハードフェライトの磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させ、各磁性超微粒子の表面に界面活性剤を強固に化学吸着させた複合材料よりなる磁性流体を用いることを特徴とする線材の止水方法。
  5. 前記複数の線材がワイヤハーネスを形成する電線であり、それら電線間の隙間に前記止水材を浸透させた状態で、前記電線の束の外周に前記カバー材として被せたシートの外側から磁石により磁界を掛けて、前記止水材を前記所定箇所に集めることを特徴とする請求項4に記載した線材の止水方法。
  6. 前記複数の線材が被覆電線を形成する芯線であり、それら芯線間の隙間および該芯線の束と前記カバー材である絶縁被覆の内面との隙間に前記止水材を浸透させた状態で、前記絶縁被覆の外側から磁石により磁界を掛けて、前記止水材を前記所定箇所に集めることを特徴とする請求項4に記載した線材の止水方法。
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