JPWO2019082941A1 - ハーネス部品 - Google Patents

ハーネス部品 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019082941A1
JPWO2019082941A1 JP2019551213A JP2019551213A JPWO2019082941A1 JP WO2019082941 A1 JPWO2019082941 A1 JP WO2019082941A1 JP 2019551213 A JP2019551213 A JP 2019551213A JP 2019551213 A JP2019551213 A JP 2019551213A JP WO2019082941 A1 JPWO2019082941 A1 JP WO2019082941A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
peripheral surface
seal member
terminal
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019551213A
Other languages
English (en)
Inventor
務 橋本
務 橋本
平井 宏樹
宏樹 平井
康介 曽根
康介 曽根
俊和 佐波
俊和 佐波
康人 竹田
康人 竹田
吉孝 池田
吉孝 池田
一仁 小原
一仁 小原
高宏 丸山
高宏 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Publication of JPWO2019082941A1 publication Critical patent/JPWO2019082941A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/28Protection against damage caused by moisture, corrosion, chemical attack or weather
    • H01B7/282Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/28Protection against damage caused by moisture, corrosion, chemical attack or weather
    • H01B7/282Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable
    • H01B7/2825Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable using a water impermeable sheath
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/521Sealing between contact members and housing, e.g. sealing insert
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • H01R13/5221Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal having cable sealing means
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/02Cable terminations
    • H02G15/04Cable-end sealings
    • H02G15/043Cable-end sealings with end caps, e.g. sleeve closed at one end
    • H02G15/046Cable-end sealings with end caps, e.g. sleeve closed at one end with bores or protruding portions allowing passage of cable conductors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/08Distribution boxes; Connection or junction boxes
    • H02G3/088Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings or inlets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

電線の導体間から、コネクタケースが装着される相手側コネクタへの液体の浸透を防止することができ、かつ製造時の作業性及び生産性を向上させることができるハーネス部品を提供する。ハーネス部品(1)は、コネクタケース(7)と、コネクタケース(7)に配置された複数のコネクタ端子(2)と、コネクタ端子(2)に電気接続された複数本の電線(3)と、各コネクタ端子(2)に形成された装着部(24)とコネクタケース(7)との隙間に配置されたシール部材(5)とを備える。装着部(24)の外周面とシール部材(5)の内周面、及びシール部材(5)の外周面とコネクタケース(7)の内周面とは互いに密着している。コネクタ端子(2)には、液体の浸透が阻止された浸透阻止部(251)が形成されている。

Description

本発明は、複数本の電線がコネクタ端子を介してコネクタケースに配置されたハーネス部品に関する。
例えば、自動車等に用いられる各種電子機器においては、制御装置との配線を行うために、ハーネス部品が用いられる。ハーネス部品は、撚り線によって形成された複数本の電線と、各電線に接続された複数のコネクタ端子と、各コネクタ端子が配置されたコネクタケースとによって構成される。ハーネス部品を用いて配線を行う電子機器の中には、オイル、水等の液体に晒されるものがある。この場合に、電線における、電子機器に接続された端部に液体が接触するときには、この液体は、例えば、特許文献1に示されるように、電線の導体間(素線間)に毛細管現象によって浸透することが知られている。
そして、電線の電子機器側の端部から導体間に浸透した液体は、電線の反対側の端部まで浸透し、さらにコネクタ端子及びコネクタケースを介して制御装置内へと侵入しようとする。そこで、特許文献1においては、電線の制御装置側の端部に、複数の素線(導体)からなる芯線が露出する芯線露出部を形成し、芯線露出部の素線間に止水剤を充填し、この止水剤が充填された芯線露出部を防水シートによって覆うことが行われている。そして、止水剤によって、電線の端部に設けられたコネクタ端子まで液体が浸透しないようにし、これによって制御装置への液体の侵入を防止している。
特開2009−272188号公報
しかしながら、特許文献1においては、芯線露出部を形成するために、電線の中間位置における絶縁被覆を剥離する必要がある。この剥離は、電線の端部に絶縁被覆を残しながら行うことになり、その作業性が悪い。また、特許文献1においては、芯線露出部の素線間に止水剤の充填を行った後には、この止水剤を硬化させ、さらに止水剤が充填された芯線露出部を防水シートによって覆う作業が必要になる。そのため、ハーネス部品を製造するための工数が多く、その生産性が悪い。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、電線の導体間から、コネクタケースが装着される相手側コネクタへの液体の浸透を防止することができ、かつ製造時の作業性及び生産性を向上させることができるハーネス部品を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、コネクタケースと、
前記コネクタケースに配置された複数のコネクタ端子と、
複数の前記コネクタ端子のそれぞれに電気接続された複数本の電線と、
前記コネクタ端子、前記電線における中実状の導体部、又は前記コネクタ端子と前記電線とを中継する1つの導体からなる中継導体に形成された装着部と前記コネクタケースとの隙間に配置されたシール部材と、を備えるハーネス部品にある。
前記一態様のハーネス部品においては、コネクタ端子、電線における中実状の導体部、又はコネクタ端子と電線とを中継する中継導体に装着部を形成している。そして、装着部は、撚り線等の束ねられた複数の導体とは異なり、1つの塊としての材料によって形成されている。
これにより、電線が、撚り線等の複数の導体を有するものであっても、この導体間に毛細管現象によって浸透するオイル、水等の液体が、装着部の内部に浸透することを防止することができる。また、電線が、単芯線等の1本の導体を有するものである場合には、導体と導体を被覆する絶縁被覆層との隙間に毛細管現象によって浸透する液体が、装着部の内部に浸透することを防止することができる。そのため、液体が、コネクタ端子の内部及び相手側コネクタまで浸透することが防止され、相手側コネクタが配線又は取り付けられた制御装置等へ侵入することが防止される。
また、コネクタ端子と電線の導体部との電気接続は、加締め(圧着)、溶接、半田付け等の種々の構成によって行うことができる。また、装着部とコネクタケースとの隙間にシール部材を配置する工程数は少ない。そのため、電気接続及びシール部材の配置を行う作業性が向上し、また、ハーネス部品を製造する生産性も向上する。
それ故、前記一態様のハーネス部品によれば、電線の導体間から、コネクタケースが装着される相手側コネクタへの液体の浸透を防止することができ、かつ製造時の作業性及び生産性を向上させることができる。
なお、ハーネス部品は、自動車等において電気配線を行うために用いることができる。また、コネクタケースに配置される前の、コネクタ端子、電線、シール部材等が組み付けられたものを端子付電線という。
実施形態1にかかる、ハーネス部品を示す断面図。 実施形態1にかかる、ハーネス部品を示す平面図。 実施形態1にかかる、ハーネス部品に用いられる端子付電線を示す斜視図。 実施形態1にかかる、コネクタケースの挿入孔に挿入された端子付電線を示す断面説明図。 実施形態1にかかる、端子付電線の各構成部品を示す斜視図。 実施形態2にかかる、ハーネス部品に用いられる端子付電線を示す斜視図。 実施形態2にかかる、コネクタケースの挿入孔に挿入された端子付電線を示す断面説明図。 実施形態2にかかる、端子付電線の各構成部品を示す斜視図。 実施形態3にかかる、ハーネス部品に用いられる端子付電線を示す斜視図。 実施形態3にかかる、コネクタケースの挿入孔に挿入された端子付電線を示す断面説明図。 実施形態3にかかる、端子付電線の各構成部品を示す斜視図。 実施形態4にかかる、ハーネス部品を示す断面図。 実施形態4にかかる、ハーネス部品の各構成部品を示す斜視図。 実施形態4にかかる、ハーネス部品に用いられる端子付電線を示す斜視図。 実施形態5にかかる、端子付電線を示す斜視図。 実施形態5にかかる、コネクタケースの挿入孔に挿入された他の端子付電線を示す平面図。 実施形態5にかかる、他の端子付電線を示す斜視図。 実施形態5にかかる、コネクタケースの挿入孔に挿入された他の端子付電線を示す平面図。 実施形態5にかかる、他の端子付電線を示す斜視図。 実施形態5にかかる、コネクタケースの挿入孔に挿入された他の端子付電線を示す平面図。 実施形態5にかかる、他の端子付電線を示す斜視図。 実施形態5にかかる、コネクタケースの挿入孔に挿入された他の端子付電線を示す平面図。 実施形態5にかかる、他の端子付電線を示す斜視図。
前述したハーネス部品にかかる好ましい実施態様について説明する。
ハーネス部品は、大きく分けて次の3つの態様とすることができる。
第1態様のハーネス部品においては、前記シール部材は、前記コネクタ端子の前記装着部と前記コネクタケースとの隙間に配置されており、前記コネクタ端子における、前記装着部、又は前記装着部よりも、前記電線が前記コネクタ端子に接続された側とは反対側に位置する部位には、液体の浸透が阻止された浸透阻止部が形成されており、前記装着部の外周面と前記シール部材の内周面、及び前記シール部材の外周面と前記コネクタケースの内周面とが互いに密着している。
第2態様のハーネス部品においては、前記シール部材は、前記導体部の前記装着部と前記コネクタケースとの隙間に配置されており、前記装着部は、液体の浸透が阻止された中実状の材料によって形成されており、前記装着部の外周面と前記シール部材の内周面、及び前記シール部材の外周面と前記コネクタケースの内周面とが互いに密着している。
第3態様のハーネス部品においては、前記シール部材は、前記中継導体の前記装着部と前記コネクタケースとの隙間に配置されており、前記装着部の外周面と前記シール部材の内周面、及び前記シール部材の外周面と前記コネクタケースの内周面とが互いに密着している。
各態様のハーネス部品においては、装着部がコネクタ端子、電線の導体部又は中継導体に形成されていることにより、装着部とコネクタケースとの隙間にシール部材が配置されたときには、装着部とシール部材との間に液体が浸透し得る隙間が形成されない。そして、装着部の外周面とシール部材の内周面とが互いに密着される。また、シール部材とコネクタケースとの間にも液体が浸透し得る隙間が形成されず、シール部材の外周面とコネクタケースの内周面とが互いに密着される。
各態様のハーネス部品において、電線は、撚り線等の束ねられた複数の導体によって構成されていてもよい。そして、ハーネス部品における電線の電子機器側の端部から、オイル、水等の液体が電線の導体間に浸透するときには、この液体は、毛細管現象によって、電線のコネクタ端子側の端部に位置する導体部へ浸透する。このとき、第1態様のハーネス部品においては、コネクタ端子に浸透阻止部が形成されていることにより、導体部に浸透した液体は、コネクタ端子の内部を通過することができない。また、第2、第3態様のハーネス部品においては、装着部が形成されていることにより、導体部に浸透した液体は、コネクタ端子の内部を通過することができない。
また、第2態様のハーネス部品においては、電線は、単芯線等の1本の導体によって構成されていてもよい。この場合には、電線の導体内に液体が浸透しない。また、この場合に、電線の導体と、導体を覆う絶縁被覆層との間に液体が浸透した場合には、この液体は、装着部としての導体部によって、コネクタ端子の内部を通過することができない。
なお、第1態様のハーネス部品において、浸透阻止部は、装着部の内側に形成されていてもよく、装着部の内側よりも相手側コネクタに接続される側に位置していてもよい。また、第1態様のハーネス部品において、電線の一部は、装着部の内側に位置していてもよい。
また、各態様のハーネス部品において、浸透阻止部又は装着部によってコネクタ端子の内部への浸透が阻止された液体、又は導体部に浸透した液体は、コネクタ端子の外周面又はシール部材の外周面を伝って、コネクタケースが装着される相手側コネクタまで浸透しようとする。このとき、装着部の外周面とシール部材の内周面、及びシール部材の外周面とコネクタケースの内周面とが互いに密着していることにより、液体は相手側コネクタまで浸透することができない。これにより、コネクタ端子及びコネクタケースから、相手側コネクタが配線された制御装置等への液体の侵入が防止される。
前述したハーネス部品にかかる好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
本形態のハーネス部品1は、図1及び図3に示すように、コネクタケース7、複数のコネクタ端子2、複数本の電線3、シール部材5を備える。コネクタケース7は、制御装置に接続された相手側コネクタに装着されるものである。複数のコネクタ端子2は、コネクタケース7に整列して配置されている。複数本の電線3のそれぞれは、複数のコネクタ端子2のそれぞれに電気接続されている。シール部材5は、各コネクタ端子2に形成された装着部24とコネクタケース7との隙間に配置されている。
図3及び図4に示すように、コネクタ端子2における、装着部24よりも、電線3がコネクタ端子2に接続された側とは反対側に位置する部位には、液体の浸透が阻止された浸透阻止部251が形成されている。装着部24の外周面とシール部材5の内周面、及びシール部材5の外周面とコネクタケース7の内周面とは互いに密着している。また、シール部材5は、シール部材5の内周面と装着部24の外周面との隙間S1、及びシール部材5の外周面と挿入孔71の内周面との隙間S2を閉塞している。
以下に、本形態のハーネス部品1について詳説する。
(ハーネス部品1)
ハーネス部品1は、四輪自動車、二輪自動車等の自動車において使用されるアクチュエータ、センサ等の電子機器を、電子機器を制御する制御装置に配線するために用いられる。コネクタケース7には、コネクタ端子2及び電線3による複数本の端子付電線10が取り付けられている。
本形態のハーネス部品1は、自動車に搭載された電子機器としての自動変速機を、制御装置としての電子制御ユニット(ECU)に接続するために用いられる。自動変速機においては、自動変速の制御動作を行うためのオイル(作動油)が用いられる。ハーネス部品1における各電線3の電子機器側の端部は、自動変速機のバルブボディに接続される。この各電線3の電子機器側の端部は、オイル内に浸漬されている。バルブボディは、自動変速機の油圧回路における動作を制御するものであり、アクチュエータとしてのソレノイドバルブと、ソレノイドバルブへの通電及び通電の遮断によってスライドするスプールバルブとをそれぞれ複数有するものである。
(コネクタケース7)
図1及び図2に示すように、コネクタケース7は、自動変速機等に配置されて、電子制御ユニットに設けられた相手側コネクタに装着される。コネクタケース7は、絶縁性を有する樹脂によって形成されている。コネクタケース7は、本体部73と、本体部73から突出した取付用のフランジ部74と、フランジ部74に設けられた取付穴741とを有する。
また、コネクタケース7の本体部73には、コネクタケース7と相手側コネクタとが接続される際に、コネクタケース7と相手側コネクタとの封止をするための封止材(Oリング)731Aと、コネクタケース7と自動変速機のケースとが接続される際に、コネクタケース7と自動変速機のケースとの封止をするための封止材(Oリング)731Bとが装着されている。
コネクタケース7には、各コネクタ端子2が挿入されて保持される複数の挿入孔71が横に並んで形成されている。相手側コネクタには、各コネクタ端子2に接続される導体ピンが設けられている。挿入孔71の先端部には、相手側コネクタの導体ピンが案内されるテーパ案内部711が形成されている。挿入孔71に配置されたコネクタ端子2は、テーパ案内部711が形成された端壁部712によって、相手側コネクタの側への抜け出しが防止されている。
なお、コネクタケース7に配置された各コネクタ端子2は、相手側コネクタ及び電線3を介して電子制御ユニットに接続されてもよい。また、コネクタケース7及び相手側コネクタは、バルブボディと電子制御ユニットとを電気接続するための中継コネクタとして用いることもできる。
(電線3)
図4及び図5に示すように、電線3は、束ねられた複数の導体31の全体が撚られた撚り線によって形成されている。複数の導体31の全体の外周には、絶縁性のゴム、樹脂等から形成された絶縁被覆層32が設けられている。電線3の、コネクタ端子2に接続される側の端部における絶縁被覆層32は除去されており、この端部においては、複数の導体31が外周に露出された導体部310が形成されている。なお、複数の導体31の露出とは、電線3を単体で見たときに、複数の導体31が電線3の最外周部を形成していることをいう。また、導体部310とは、絶縁被覆層32の端部から突出した導体31の部分のことをいう。
(コネクタ端子2)
図4に示すように、コネクタ端子2は、導電性を有する金属材料から構成されている。コネクタ端子2は、折曲げ加工された板金によって形成されている。コネクタ端子2は、相手側コネクタに設けられた導体ピンが差し込まれる差込穴20を有しており、雌端子として機能する。なお、コネクタ端子2を、導体ピン等の雄端子として形成し、相手側コネクタに、雄端子が差し込まれる雌端子を設けてもよい。
また、図3に示すように、コネクタ端子2は、導体部310、及び電線3の絶縁被覆層32の外周に加締められている。具体的には、コネクタ端子2には、導体部310の先端部の外周に接続された第1端子接続部21と、第1端子接続部21に隣接して電線3の絶縁被覆層32の外周に接続された第2端子接続部22とが形成されている。本形態の第1端子接続部21及び第2端子接続部22は、加締部(圧着部)として形成されている。第2端子接続部22は、電線3の絶縁被覆層32を、周方向の両側から包み込む形状に形成されている。
電線3の導体部310及び絶縁被覆層32に対してコネクタ端子2が直接加締められることにより、ハーネス部品1における部品の種類を、コネクタケース7、電線3、コネクタ端子2及びシール部材5の4種類にすることができる。これにより、ハーネス部品1の製造及び部品管理を容易にすることができる。
第1端子接続部21の内周における周方向の一部には、導体部310の先端部の外周に食い込む食込み部211が形成されている。本形態のコネクタ端子2は、導体部310に加締められる(圧着される)加締め端子(圧着端子)として形成されている。コネクタ端子2は、加締めを行う以外にも、溶接、半田付け等を行って導体部310に接合する構成としてもよい。
図4及び図5に示すように、コネクタ端子2の装着部24は、コネクタ端子2の長手方向Lの一部において筒状に形成されている。装着部24は、1つの塊としての材料によって形成されている。コネクタ端子2は、折曲げ加工された板金によって形成されており、装着部24は、板金における筒状に丸められた筒状部23として形成されている。コネクタ端子2には、差込穴20が形成された、導体ピンを差し込むための差込部位201と、配置穴25が形成された収容部位202とが形成されている。収容部位202は、筒状部23として形成されている。
本形態の浸透阻止部251は、電線3の導体部310が配置された配置穴25における底部251として形成されている。浸透阻止部251と底部251とは同じ符号によって示す。底部251を有する配置穴25は、導体部310に浸透した液体がコネクタ端子2の内部を通過することを阻止するものである。配置穴25は、筒状部23の内側において、第1端子接続部21の内側から装着部24の内側まで連続して形成されている。また、本形態の配置穴25は、装着部24の内側の位置よりもさらに差込穴20に近い位置まで形成されている。
図3及び図4に示すように、配置穴25の底部251は、筒状部23の一部が変形して閉塞された閉塞部(くびれ部)26によって形成されている。コネクタ端子2を形成する板金を変形させることにより、閉塞部26を容易に形成することができる。差込穴20による空間と配置穴25による空間とは、閉塞部26によって分離されている。筒状部23における板金の端面が合わさる部位、及び閉塞部26が形成された部位における隙間は、配置穴25に溜められる液体が漏れないようにするために、溶接、半田付け等によって埋められている。
閉塞部26は、円形状の断面を有する筒状部23の一部を、扁平形状の断面を有する部位として変形させる(押し潰す)ことによって形成されている。閉塞部26は、筒状部23を形成する板金の素材同士が互いに合わさり、この素材同士の隙間が溶接、半田付け等による金属材料によって埋められて形成されている。
板金を筒状に丸める加工を行ったときには、板金の端面同士が突き合わされる。この互いに突き合わされた端面同士の間には、隙間が形成されることがある。この場合には、隙間をなくすための溶接、半田付け等の加工を行う。
図5に示すように、筒状部23の一部の外周には、シール部材5が装着される装着部24が形成されている。装着部24の外周面は、シール部材5の内周に密着するよう、成形型を用いて円形の断面を有する成形面(円柱面)として成形する。また、図示は省略するが、装着部24の外周面は、筒状部23における、装着部24の長手方向Lの両側に位置する部位の外周面よりも縮小させることができる。装着部24の外周面が周囲の外周面よりも縮小していることにより、装着部24に装着したシール部材5の、コネクタ端子2の長手方向Lに対する位置決めを行うことができる。
図4に示すように、本形態においては、配置穴25の穴壁部252は、装着部24の内側に位置しており、配置穴25の底部251は、装着部24の内側よりも相手側コネクタに接続される側に位置している。有底の配置穴25は、コネクタ端子2の内部に入る液体が、装着部24よりも相手側コネクタ(差込部位201)の側へ浸透することを防止するものである。
有底の配置穴25は、装着部24の内側に入る液体が、コネクタ端子2の差込穴20(又は相手側コネクタ)へ通過することを阻止できれば、いかなる形状に形成してもよい。例えば、筒状部23の内側(配置穴25内)に、ゴム、樹脂、金属等からなる穴埋め部材を配置して、配置穴25の底部251を形成してもよい。また、配置穴25の底部251は、装着部24の内側に位置していてもよい。また、導体部310の一部は、配置穴25内に位置していてもよい。
また、筒状部23、閉塞部26及び装着部24は、前述した板金を用いた加工方法以外の方法によって形成することもできる。例えば、筒状部23及び装着部24は、絞り加工等を行って形成することもできる。
(シール部材5)
図1、図4及び図5に示すように、本形態のシール部材5は、複数のコネクタ端子2の装着部24のそれぞれに個別に装着されるとともに、コネクタケース7の複数の挿入孔71のそれぞれに個別に配置されている。そして、シール部材5は、複数の装着部24のそれぞれの外周面と、複数の挿入孔71のそれぞれの内周面とに密着している。
シール部材5は、弾性変形可能なゴム、樹脂等の材料の成形品として形成されている。シール部材5は、挿入孔71を閉塞するシール部51を有する。シール部51は、シール部材5の全周に設けられ、コネクタケース7の挿入孔71の全周に接触する。シール部材5の中心部には、装着部24が挿入される中心孔52が形成されている。シール部材5のシール部51の外径は、端子付電線10の長手方向Lの全体において最大である。コネクタ端子2における、長手方向(軸方向)Lに直交する方向の最大幅は、シール部51の外径よりも小さい。
(製造方法)
ハーネス部品1は、次のようにして製造する(組み付ける)ことができる。
コネクタ端子2は、板金の折曲げ、成形、溶接等を行って、差込穴20、各端子接続部21,22、装着部24、有底の配置穴25等を有する形状に形成する。
また、電線3は、コネクタ端子2側の端部の絶縁被覆層32を除去して、この端部における複数の導体31を導体部310として露出させて形成する。次いで、コネクタ端子2の装着部24の外周にシール部材5を装着する。このとき、シール部材5を弾性変形させて拡径させ、このシール部材5をコネクタ端子2の装着部24に装着する。
次いで、導体部310の先端部を、コネクタ端子2の第1端子接続部21の内側へ配置するとともに、電線3の端部における絶縁被覆層32を第2端子接続部22の内側へ配置する。そして、工具等を用いて各端子接続部21,22を変形させて、第1端子接続部21を導体部310の先端部の外周に加締めるとともに、第2端子接続部22を電線3の絶縁被覆層32の外周に加締める。これにより、電線3の端部にコネクタ端子2及びシール部材5が配置された端子付電線10が形成される。この端子付電線10は、コネクタケース7における挿入孔71の数に応じて複数本形成する。
次いで、コネクタケース7の複数の挿入孔71のそれぞれに、端子付電線10のコネクタ端子2及びシール部材5を挿入する。このとき、シール部材5の外周面と挿入孔71の内周面との隙間S2が閉塞される。また、シール部材5が挿入孔71によって圧縮されることにより、シール部材5の内周面と装着部24の外周面とがより密着する。こうして、複数本の端子付電線10がコネクタケース7に取り付けられたハーネス部品1が製造される。
(作用効果)
次に、本形態のハーネス部品1の作用効果について説明する。
本形態のハーネス部品1においては、コネクタ端子2の形状に工夫をし、コネクタ端子2、及びコネクタ端子2の装着部24に装着されたシール部材5を用いることによって、電線3から、コネクタケース7が装着される相手側コネクタへの液体の浸透を防止する。
ハーネス部品1における電線3の電子機器側の端部は、バルブボディにおけるソレノイドバルブに接続されており、この端部は、バルブボディに用いられる液体としてのオイル内に浸漬されている。また、ハーネス部品1における電線3の電子機器側の端部から、液体としてのオイルが電線3の導体31間に浸透するときには、このオイルは、毛細管現象によって、電線3のコネクタ端子2側の端部に位置する導体部310へ浸透する。このとき、装着部24の内側に、底部251を有する配置穴25が形成されていることにより、導体部310に浸透したオイルは、コネクタ端子2の内部を、差込穴20へ向けて通過することができない。このオイルは、配置穴25内に溜められる。
配置穴25内に溜められたオイル、又は導体部310に浸透したオイルは、コネクタ端子2の外面を伝って、コネクタケース7が装着される相手側コネクタまで浸透しようとする。このとき、図4に示すように、コネクタ端子2の装着部24に装着されたシール部材5を用い、シール部材5の内周面と装着部24の外周面との隙間S1、及びシール部材5の外周面と挿入孔71の内周面との隙間S2が閉塞されていることにより、オイルは相手側コネクタまで浸透することができない。これにより、コネクタ端子2及びコネクタケース7から、相手側コネクタが配線された電子制御ユニットへの液体の侵入が防止される。
また、コネクタ端子2と電線3との電気接続は、コネクタ端子2の各端子接続部21,22の加締めによって行うことができる。また、シール部材5は、弾性変形させることによってコネクタ端子2の装着部24の外周に装着することができ、装着部24の外周へのシール部材5の装着が容易である。シール部材5の装着は、1つの工程によって行うことができ、その工程数が少ない。そのため、電気接続及び装着を行う作業性が向上し、また、ハーネス部品1を製造する生産性も向上する。
それ故、本形態のハーネス部品1によれば、電線3の導体31間から、コネクタケース7が装着される相手側コネクタへの液体の浸透を防止することができ、かつ製造時の作業性及び生産性を向上させることができる。
ハーネス部品1を用いる電子機器は、自動変速機以外にも、オイル、水等の液体を利用する種々の機器とすることができる。ハーネス部品1における各電線3の導体31間に浸透する液体は、例えば、クーラント(冷却液)等のオイル以外の種々の液体であってもよい。
また、オイル、水等の液体が、コネクタケース7又はハーネス部品1に、外部からかかる場合には、シール部材5は、この液体がコネクタ端子2を介して相手側コネクタへ浸透することを防止することもできる。この場合に、シール部材5の内周及び外周のいずれにおいても、コネクタ端子2を介した相手側コネクタへの液体の侵入が阻止される。
また、オイル等の液体は、導体31間に浸透するだけでなく、複数の導体31と絶縁被覆層32との間にも浸透すると考えられる。この場合にも、コネクタ端子2及びシール部材5を用いたハーネス部品1の構成により、複数の導体31と絶縁被覆層32との間に浸透する液体が、コネクタ端子2を介して相手側コネクタまで浸透することが防止される。
<実施形態2>
本形態は、図6〜図8に示すように、シール部材5が、電線3の導体部310の装着部33とコネクタケース7との隙間に配置された場合について示す。
本形態の装着部33は、電線3の導体部310の一部として、液体の浸透が阻止された中実状の材料によって形成されている。本形態の電線3は、単芯線であり、1本の中実状の導体31と、導体31を被覆する絶縁被覆層32とからなる。装着部33は、導体部310を形成する導体31の一部として形成されている。導体部310は、絶縁被覆層32の端部から突出する導体31の部分である。
シール部材5は、導体部310における装着部33の外周に装着されるとともに、挿入孔71に配置されている。シール部材5は、シール部材5の内周面と導体部310の外周面との隙間S1、及びシール部材5の外周面と挿入孔71の内周面との隙間S2を閉塞する。そして、装着部33の外周面とシール部材5の内周面、及びシール部材5の外周面とコネクタケース7の内周面とが互いに密着している。
図6及び図8に示すように、コネクタ端子2には、導体部310の先端部の外周に接続された第1端子接続部21と、第1端子接続部21に隣接してシール部材5の外周に接続された第2端子接続部22とが形成されている。第1端子接続部21の端部には、導体部310の先端部の外周に食い込む食込み部211が形成されている。なお、コネクタ端子2は、溶接、半田付け等を行って導体部310に接合する構成としてもよい。
また、シール部材5は、挿入孔71を閉塞するためのシール部51と、装着部33が挿入される中心孔52と、コネクタ端子2に設けられた第2端子接続部22が外周に接続される接続外周部53とを有する。
また、電線3は、単芯線とする代わりに、束ねられた複数の導体31を有する撚り線とし、電線3の導体部310の長手方向Lの一部に、成形によって中実状の装着部33を形成することもできる。この装着部33は、導体部310における複数の導体31間を埋めるとともに導体部310の全体を覆う導電性材料によって形成される。
より具体的には、導体部310の長手方向Lの一部又は全体には、シール部材5を装着するための外周面(円柱面)を有する装着部33を成形する加工を行うことができる。そして、装着部33の外周面の成形は、成形型によって、導電性材料が塗布された導体部310の部位を挟持することによって行うことができる。
なお、装着部33は、導電性材料を用いる代わりに絶縁性材料を用いて形成することもできる。この場合には、導体部310における複数の導体31が導電性を有するため、導体31以外の部分が絶縁性材料であっても支障はない。また、この場合には、装着部33は、導体部310における、シール部材5が装着される部位にのみ形成し、導体部310における、コネクタ端子2が接続される先端部においては、複数の導体31を露出させる。
(作用効果)
本形態のハーネス部品1においては、電線3に単芯線を用いていることにより、ハーネス部品1における電線3の電子機器側の端部から、オイルが電線3の内部に浸透しにくい。ただし、このオイルは、導体31と絶縁被覆層32との隙間に入り、毛細管現象によって電線3のコネクタ端子2側の端部へ浸透するおそれがある。
導体31と絶縁被覆層32との隙間へ浸透するオイルが導体部310に到達すると、このオイルは導体部310の外周を伝ってコネクタ端子2まで浸透しようとする。このとき、図7に示すように、シール部材5を用い、シール部材5の内周面と導体部310の外周面との隙間S1、及びシール部材5の外周面と挿入孔71の内周面との隙間S2が閉塞されていることにより、オイルは、シール部材5の内周側及びシール部材5の外周側のいずれにも浸透することができない。そのため、オイルは、コネクタ端子2を介して相手側コネクタまで浸透することができない。これにより、コネクタ端子2及びコネクタケース7から、電子制御ユニットへの液体の侵入が防止される。
本形態のハーネス部品1におけるその他の構成、作用効果等については、実施形態1の場合と同様である。また、本形態においても、実施形態1に示した符号と同一の符号が示す構成要素は、実施形態1の場合と同様である。
<実施形態3>
本形態は、図9〜図11に示すように、シール部材5が、中継導体4の装着部44とコネクタケース7との隙間に配置された場合について示す。
中継導体4は、コネクタ端子2と電線3の導体部310との電気接続を中継するものである。中継導体4は、導電性を有する金属材料から、1つの導体として形成されている。中継導体4は、コネクタ端子2及びシール部材5が装着された装着軸部41と、電線3の中継導体4側の端部に接続された導体接続部42とを有する。装着部44は、装着軸部41の長手方向Lの一部として形成されている。
また、中継導体4は、円形の断面形状を有する中実状の軸部材として形成されている。装着軸部41の外周には、導体接続部42との間の長手方向Lにシール部材5を保持するために、装着軸部41の外周側に突出したフランジ部43が形成されている。導体接続部42は、クローズドバレルとして、有底の円筒形状に形成されている。導体接続部42には、電線3の端部を配置するよう、中継導体4の軸方向に沿った有底の配置穴421が形成されている。中継導体4は、単芯線と同様に、1つの導体から形成されるため、その内部に液体が浸透することがない。
また、本形態のコネクタ端子2は、第1端子接続部21及び第2端子接続部22は、中継導体4の外周に接続されている。第1端子接続部21の端部には、中継導体4の外周に食い込む食込み部211が形成されている。
(作用効果)
本形態において、電線3における複数の導体31間に毛細管現象によってオイルが浸透するときには、このオイルは、中継導体4の導体接続部42まで到達する。このとき、中継導体4は、1つの導体によって形成されているため、その内部に隙間が形成されていない。そして、導体接続部42に到達したオイルは、中実状の装着部44の内部に浸透することはない。そのため、導体接続部42に到達したオイルは、中継導体4の外周へ浸透し、中継導体4の外周を伝ってコネクタ端子2まで浸透しようとする。
このとき、図10に示すように、シール部材5を用い、シール部材5の内周面と中継導体4の外周面との隙間S1、及びシール部材5の外周面と挿入孔71の内周面との隙間S2が閉塞されていることにより、オイルは、シール部材5の内周側及びシール部材5の外周側のいずれにも浸透することができない。そのため、オイルは、コネクタ端子2を介して相手側コネクタまで浸透することができない。これにより、コネクタ端子2及びコネクタケース7から、電子制御ユニットへの液体の侵入が防止される。
本形態のハーネス部品1におけるその他の構成、作用効果等については、実施形態1の場合と同様である。また、本形態においても、実施形態1に示した符号と同一の符号が示す構成要素は、実施形態1の場合と同様である。
<実施形態4>
本形態は、図12〜図14に示すように、シール部材5が、コネクタケース7に対して1つ配置され、複数の端子付電線10の中継導体4の装着部44に対して共通して用いられる場合について示す。本形態においては、シール部材5に中継導体4の装着部44が配置される場合について示す。これ以外にも、シール部材5に配置される装着部は、複数の端子付電線10のコネクタ端子2に設けられた装着部24、又は複数の端子付電線10の電線3の導体部310に設けられた装着部33としてもよい。
図12及び図14に示すように、本形態のコネクタケース7には、複数のコネクタ端子2のそれぞれが挿入された複数の挿入孔71と、複数の挿入孔71の全体が連通された連通孔72とが設けられている。連通孔72は、シール部材5が配置される大きな孔として形成されている。また、本形態のシール部材5は、複数の装着部44のそれぞれが配置された複数のシール配置孔54を有している。
シール部材5は、コネクタケース7に形成された連通孔72に配置されている。シール部材5の外周面には、連通孔72に接触して弾性変形する外周シール部55が形成されている。また、シール部材5のシール配置孔54には、装着部44の外周面に接触して弾性変形する内周シール部541が形成されている。シール部材5の外周面は円形状に形成されている。シール部材5の外周面は、円形状以外の形状に形成されていてもよい。
また、図12及び図13に示すように、コネクタケース7の連通孔72には、シール部材5の他に、シール部材5を押圧して、シール部材5が連通孔72から抜け出すことを防止するための栓部材8が配置されている。栓部材8には、複数の電線3等が配置される配置孔81が形成されている。複数の配置孔81は、シール部材5における複数のシール配置孔54及びコネクタケース7の挿入孔71と連通される位置に形成されている。栓部材8の外周には、コネクタケース7の本体部73に形成された掛止穴732に係止される係止突起82が形成されている。
図14に示すように、本形態の中継導体4は、軸形状に形成されている。中継導体4は、その軸方向に向けて断面積が略一定である中実の丸棒によって形成されている。また、本形態のハーネス部品1は、中継導体4と電線3との接続(連結)を行うための接続端子45を備える。中継導体4と電線3とは、接続端子45を加締めることによって接続されている。本形態においては、接続端子45を用いることにより、中継導体4は、丸棒等の簡易な形状にすることができる。
(製造方法)
本形態のハーネス部品1を製造する際には、まず、コネクタ端子2と電線3とを接続して端子付電線10を複数形成する。次いで、各端子付電線10のコネクタ端子2を、栓部材8の各配置孔81及びシール部材5の各シール配置孔54に挿通させる。このとき、コネクタ端子2によって内周シール部541を弾性変形させて、シール配置孔54を拡径させることができる。そして、各中継導体4における装着部44が、各シール配置孔54内に配置され、各装着部44に内周シール部541が接触する。
次いで、複数の端子付電線10が配置されたシール部材5及び栓部材8を、コネクタケース7の連通孔72内に配置する。このとき、外周シール部55が連通孔72によって弾性変形し、シール部材5が連通孔72内に押し込まれる。そして、シール部材5及び栓部材8が連通孔72内に配置されたときには、シール部材5の径方向(電線3の長手方向Lに直交する方向)に圧縮力が作用し、シール部材5の外周面における外周シール部55と連通孔72の内周面とが互いに密着する。また、各装着部44の外周面と各シール配置孔54の内周面とが互いに密着する。
こうして、シール部材5の各シール配置孔54の内周シール部541と各装着部44の外周面との隙間S1、及びシール部材5の外周シール部55と連通孔72の内周面との隙間S2が閉塞される。そして、複数本の端子付電線10がコネクタケース7に取り付けられたハーネス部品1が製造される。
本形態においても、実施形態1〜3と同様に、シール部材5及び装着部44によって、コネクタ端子2及びコネクタケース7から、電子制御ユニットへの液体の侵入を防止する効果が得られる。また、ハーネス部品1に使用する、コネクタ端子2に電線3が接続された端子付電線10は、実施形態1〜3に示したいずれのものとしてもよい。
本形態のハーネス部品1におけるその他の構成、作用効果等については、実施形態1〜3の場合と同様である。また、本形態においても、実施形態1〜3に示した符号と同一の符号が示す構成要素は、実施形態1〜3の場合と同様である。
<実施形態5>
本形態は、図15〜図23に示すように、ハーネス部品1が、中継導体4と電線3との接続(連結)を行うための接続端子6を備え、接続端子6にさらに工夫をした場合について示す。
本形態の接続端子6は、軸形状の中継導体4に接続される第1接続部61と、電線3の端部における導体部310に接続される第2接続部62とを有する。中継導体4と電線3とは、接続端子6によって連結されている。また、第2接続部62から電線3側に延長された位置には、電線3の絶縁被覆層32に接続される第3接続部63が形成されている。本形態においては、接続端子6を使用することにより、中継導体4を、単純な形状である丸棒によって形成することができる。
図15に示すように、本形態の接続端子6には、コネクタケース7の挿入孔71に当接する突起部65が形成されている。突起部65は、挿入孔71に当接して、接続端子6を挿入孔71内に支持することができる。突起部65は、接続端子6における、第1接続部61と第2接続部62との間の位置から、接続端子6の外方に突出して形成されている。外方とは、接続端子6の長手方向Lに直交する方向の外方、言い換えれば挿入孔71の径方向の外方のことをいう。また、突起部65は、接続端子6を形成する板金の一部を両側に延長して形成されている。なお、長手方向Lとは、中継導体4及び接続端子6が延びる方向のことをいう。
なお、ハーネス部品1の端子付電線10の端子部分を挿入孔71に挿入するときには、突起部65と挿入孔71との間に若干のクリアランス(隙間)があってもよい。この場合においても、ハーネス部品1の使用時には、振動等によって突起部65が挿入孔71に当接することになる。
本形態のハーネス部品1の端子付電線10は、シール部材5のシール部51と接続端子6の突起部65とによって、コネクタケース7の挿入孔71に支持される。これにより、コネクタケース7に対して端子付電線10が振動しにくくすることができる。そのため、特に、中継導体4における、シール部材5の接続端子6側の端部の近傍部位401に、損傷が生じにくくすることができる。
また、突起部65は、挿入孔71内に当接する種々の形状に形成することができる。接続端子6を用いる場合には、接続端子6を用いない場合に比べて、端子付電線10の端子部分が長くなる。そのため、端子付電線10の端子部分が、端子付電線10に伝わる振動によって振動しにくくするために、突起部65を設けることが有効である。
突起部65は、シール部材5から長手方向Lにできるだけ離れた位置、例えば、接続端子6の長手方向Lの中間部位又は接続端子6の長手方向Lの基端側部位に設けることができる。基端側部位とは、接続端子6の長手方向Lにおける電線3に近い側の部位のことをいう。
また、突起部65は、弾性変形可能な形状に形成することができる。この場合には、突起部65が挿入孔71に当接したときに、突起部65から挿入孔71に弾性変形によるバネ力を発生させることができる。突起部65は、挿入孔71への端子付電線10の端子部分を挿入する際に弾性変形することができる。そして、挿入孔71への端子付電線10の端子部分の挿入のしやすさを維持して、突起部65にバネ力を作用させて、突起部65がより確実に挿入孔71に当接するようにすることができる。
図16及び図17に示すように、突起部65Aは、接続端子6の長手方向Lの中間部位において形成された、長手方向Lに沿った1つ又は複数のスリット(切り込み)651によって、スリット651の両側に形成される複数の帯状部652とすることもできる。帯状部652は、長手方向Lの両端が接続端子6の本体部に支持された両端固定はりの状態で形成される。この場合に、帯状部652の長手方向Lの中間部位を長手方向Lに直交する方向の外方に膨らませて、この中間部位に突起頂点部653を形成し、帯状部652が弾性変形可能にすることができる。突起頂点部653は、帯状部652を屈曲させることによって形成することができる。また、各帯状部652の突起頂点部653は、長手方向Lに直交する方向の外方に最も突出して、挿入孔71に当接する。
図16及び図17に示す複数の帯状部652は、長手方向Lに直交する幅方向の両側と、幅方向に直交する高さ方向の片側との3か所に形成されている。そして、3か所の帯状部652のすべてが、突起頂点部653の形成によって弾性変形可能である。これ以外にも、弾性変形可能な帯状部652は、例えば、長手方向Lに直交する幅方向の両側にのみ形成することができ、高さ方向の片側にのみ形成することもできる。
また、図18及び図19に示すように、複数の帯状部652同士の間には、突起部65Aを構成しない補強用帯状部654を形成することができる。補強用帯状部654は、長手方向Lに平行に形成することができる。補強用帯状部654は、接続端子6の長手方向Lに沿った中心軸線の周りの方向において、帯状部652同士の間に形成することができる。また、複数の帯状部652のうちのいずれかを、突起部65Aを構成しない補強用帯状部654としてもよい。
接続端子6にスリット651が形成されたことにより、接続端子6の電気抵抗値が高くなるとともに、接続端子6の強度が低くなるおそれがある。そこで、接続端子6に帯状部652とともに補強用帯状部654も形成することにより、接続端子6の電気抵抗値を低く維持するとともに、接続端子6の強度をできるだけ高く維持することができる。
また、図20及び図21に示すように、複数の突起部65Bは、接続端子6の長手方向Lの基端部において、接続端子6の長手方向Lの基端に形成された1つ又は複数の切り欠き655によって切り開いて形成することもできる。複数の突起部65Bは、長手方向Lに直交する方向に屈曲させて形成することができる。複数の突起部65Bは、一端が接続端子6の本体部に支持された片持ちばりの形状を有することにより、弾性変形可能である。
この場合には、端子付電線10の端子部分を挿入孔71に挿入する際に、突起部65Bの先端部が挿入孔71に当接したときには、この突起部65Bの先端部が弾性変形することができる。そして、突起部65Bから挿入孔71にバネ力を作用させることができる。また、突起部65Bの形成数は、1個だけとすることができ、2個以上とすることもできる。図20及び図21においては、突起部65Bが3個形成された場合について示す。
また、図22及び図23に示すように、突起部65Cは、接続端子6の長手方向Lの中間部位において、スリット(切り込み)656によって接続端子6の一部を切り開いて、長手方向Lの一端が接続端子6の本体部に支持された片持ちばりの状態で形成することもできる。この場合には、突起部65Cの長手方向Lに直交する方向の両側には、接続端子6の本体部を構成する導通部657が形成される。
この場合にも、突起部65Cは、弾性変形可能となり、バネ力を作用させて挿入孔71に当接することができる。また、突起部65Cは、挿入孔71への端子付電線10の端子部分の挿入を容易にするために、長手方向Lの先端側(コネクタ端子2側)から基端側(電線3側)に向けて、接続端子6の本体部から傾斜して突出している。
なお、突起部65,65A,65B,65Cは、弾性変形可能なものだけでなく、ほとんど弾性変形しないものであってもよい。この場合には、端子付電線10の端子部分を挿入孔71に挿入するときに、突起部65と挿入孔71との間に若干のクリアランスが形成されるようにする。換言すれば、突起部は、弾性変形可能なバネ特性を有するものだけでなく、バネ特性を有しないものとすることもできる。
本形態においても、実施形態4に示したシール部材5と同様に、シール部材5は、複数の端子付電線10の中継導体4の装着部44に対して共通して用いられるものとしてもよい。本形態のハーネス部品1における、その他の構成、作用効果等については、実施形態1〜4の場合と同様である。また、本形態においても、実施形態1〜4に示した符号と同一の符号が示す構成要素は、実施形態1〜4の場合と同様である。
本発明は、実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態を構成することが可能である。また、本発明は、様々な変形例、均等範囲内の変形例等を含む。

Claims (10)

  1. コネクタケースと、
    前記コネクタケースに配置された複数のコネクタ端子と、
    複数の前記コネクタ端子のそれぞれに電気接続された複数本の電線と、
    前記コネクタ端子、前記電線における中実状の導体部、又は前記コネクタ端子と前記電線とを中継する1つの導体からなる中継導体に形成された装着部と前記コネクタケースとの隙間に配置されたシール部材と、を備えるハーネス部品。
  2. 前記シール部材は、前記コネクタ端子の前記装着部と前記コネクタケースとの隙間に配置されており、
    前記コネクタ端子における、前記装着部、又は前記装着部よりも、前記電線が前記コネクタ端子に接続された側とは反対側に位置する部位には、液体の浸透が阻止された浸透阻止部が形成されており、
    前記装着部の外周面と前記シール部材の内周面、及び前記シール部材の外周面と前記コネクタケースの内周面とが互いに密着している、請求項1に記載のハーネス部品。
  3. 前記シール部材は、前記導体部の前記装着部と前記コネクタケースとの隙間に配置されており、
    前記装着部は、液体の浸透が阻止された中実状の材料によって形成されており、
    前記装着部の外周面と前記シール部材の内周面、及び前記シール部材の外周面と前記コネクタケースの内周面とが互いに密着している、請求項1に記載のハーネス部品。
  4. 前記シール部材は、前記中継導体の前記装着部と前記コネクタケースとの隙間に配置されており、
    前記装着部の外周面と前記シール部材の内周面、及び前記シール部材の外周面と前記コネクタケースの内周面とが互いに密着している、請求項1に記載のハーネス部品。
  5. 前記コネクタケースには、複数の前記コネクタ端子のそれぞれが挿入された複数の挿入孔が設けられており、
    前記シール部材は、複数の前記装着部のそれぞれに個別に装着されるとともに、複数の前記挿入孔のそれぞれに個別に配置されており、かつ、複数の前記装着部のそれぞれの外周面と、複数の前記挿入孔のそれぞれの内周面とに密着している、請求項1〜4のいずれか1項に記載のハーネス部品。
  6. 前記コネクタケースには、複数の前記コネクタ端子のそれぞれが挿入された複数の挿入孔と、複数の前記挿入孔が連通された連通孔とが設けられており、
    前記シール部材は、複数の前記装着部のそれぞれが配置された複数のシール配置孔を有しており、
    複数の前記装着部のそれぞれの外周面と複数の前記シール配置孔のそれぞれの内周面、及び前記シール部材の外周面と前記連通孔の内周面とが互いに密着している、請求項1〜4のいずれか1項に記載のハーネス部品。
  7. 前記電線は、束ねられた複数の導体と、複数の前記導体を被覆する絶縁被覆層とを有しており、
    前記装着部は、前記コネクタ端子の長手方向の一部に筒状に形成されており、
    前記浸透阻止部は、前記電線の導体部が配置された、前記装着部の内側を含む配置穴における底部として形成されている、請求項2に記載のハーネス部品。
  8. 前記コネクタ端子は、折曲げ加工された板金によって形成されており、
    前記装着部は、前記板金における筒状に丸められた筒状部として形成されており、
    前記配置穴は、前記筒状部の内側に形成され、前記底部は、前記筒状部の一部が変形した閉塞部によって形成されている、請求項7に記載のハーネス部品。
  9. 前記電線は、1本の導体と、前記導体を被覆する絶縁被覆層とを有する単芯線からなり、
    前記装着部は、前記単芯線における、前記絶縁被覆層の端部から突出する前記導体の部分によって形成されている、請求項3に記載のハーネス部品。
  10. 前記中継導体は、軸形状に形成されており、
    前記中継導体と前記電線とは、前記中継導体に接続された第1接続部と前記電線に接続された第2接続部とを有する接続端子によって連結されており、
    前記接続端子には、前記コネクタケースの挿入孔に当接する突起部が形成されている、請求項4に記載のハーネス部品。
JP2019551213A 2017-10-25 2018-10-24 ハーネス部品 Pending JPWO2019082941A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017206583 2017-10-25
JP2017206583 2017-10-25
PCT/JP2018/039552 WO2019082941A1 (ja) 2017-10-25 2018-10-24 ハーネス部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2019082941A1 true JPWO2019082941A1 (ja) 2020-11-12

Family

ID=66246882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019551213A Pending JPWO2019082941A1 (ja) 2017-10-25 2018-10-24 ハーネス部品

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20200254944A1 (ja)
JP (1) JPWO2019082941A1 (ja)
CN (1) CN111295805A (ja)
DE (1) DE112018004959T5 (ja)
WO (1) WO2019082941A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7424189B2 (ja) 2020-04-27 2024-01-30 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ付き電線及びコネクタハウジング
JP2021182475A (ja) * 2020-05-18 2021-11-25 住友電装株式会社 コネクタ
JP2022002431A (ja) * 2020-06-19 2022-01-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール及び弾性止水部材
JP7218072B2 (ja) * 2020-12-16 2023-02-06 矢崎総業株式会社 防水コネクタ及びコネクタ付き機器

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10335003A (ja) * 1997-06-03 1998-12-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電子部品内蔵コネクタ
JP2005346940A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Yazaki Corp ジョイントコネクタ構造
JP2008282673A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 端子付電線、該端子付電線を用いたコネクタおよび前記端子付電線の製造方法
JP2009272188A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネスの止水構造および止水部の形成方法
JP4401915B2 (ja) * 2004-09-21 2010-01-20 矢崎総業株式会社 液体浸入防止構造を備えたコネクタ
JP2012059438A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ
JP2012059624A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具及びコネクタ
JP2012169123A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 端子金具付き電線
JP2014031060A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ワイヤーハーネス
JP2014107196A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk コネクタ
JP2014220167A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 古河電気工業株式会社 圧着接続構造体、コネクタ、及び圧着接続構造体の製造方法
JP2015084298A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社オートネットワーク技術研究所 防食剤、端子付き被覆電線及びワイヤーハーネス
JP2015162372A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタの止水構造及び端子付電線

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3832114B2 (ja) * 1998-12-02 2006-10-11 株式会社戸上電機製作所 碍子、中心導体及びそれらを使用した口出部の接続構造体
DE102004032572B4 (de) * 2004-07-05 2010-03-04 Tyco Electronics Amp Gmbh Verbindungsanordnung mit Kontaktstift
DE102005040941A1 (de) * 2004-10-16 2006-04-27 Hirschmann Automotive Gmbh Dichtungselement für Flexible Flat Cable (FFC), FPC und andere flache Leitungen mit und ohne Rundleiter
JP5157632B2 (ja) * 2008-05-15 2013-03-06 住友電装株式会社 電子制御ユニットとワイヤハーネスの接続構造
CN108565563B (zh) * 2013-02-22 2020-05-08 古河电气工业株式会社 电线压接装置和电线压接方法
CN205429263U (zh) * 2014-11-20 2016-08-03 大众汽车有限公司 插接器

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10335003A (ja) * 1997-06-03 1998-12-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電子部品内蔵コネクタ
JP2005346940A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Yazaki Corp ジョイントコネクタ構造
JP4401915B2 (ja) * 2004-09-21 2010-01-20 矢崎総業株式会社 液体浸入防止構造を備えたコネクタ
JP2008282673A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 端子付電線、該端子付電線を用いたコネクタおよび前記端子付電線の製造方法
JP2009272188A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネスの止水構造および止水部の形成方法
JP2012059438A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ
JP2012059624A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具及びコネクタ
JP2012169123A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 端子金具付き電線
JP2014031060A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ワイヤーハーネス
JP2014107196A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk コネクタ
JP2014220167A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 古河電気工業株式会社 圧着接続構造体、コネクタ、及び圧着接続構造体の製造方法
JP2015084298A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社オートネットワーク技術研究所 防食剤、端子付き被覆電線及びワイヤーハーネス
JP2015162372A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタの止水構造及び端子付電線

Also Published As

Publication number Publication date
CN111295805A (zh) 2020-06-16
US20200254944A1 (en) 2020-08-13
DE112018004959T5 (de) 2020-07-30
WO2019082941A1 (ja) 2019-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2019082941A1 (ja) ハーネス部品
JP6926884B2 (ja) 端子付電線
JP5727525B2 (ja) 壁貫通型の密閉電気接続部の製造装置
JP6063788B2 (ja) 端子金具及び端子付き電線の製造方法
JP4157843B2 (ja) 接続キャップ及びそれを用いた電線接続方法
US5532436A (en) Method of installing and holding cable sealing components into an outlet
JP2008166133A (ja) 接続部材及び該部材を用いたハーネス接続体
JP7095702B2 (ja) 端子付電線
CN107275036A (zh) 电磁铁用导线的密封结构
JP2005243563A (ja) 防水圧接コネクタとその製造方法
WO2018012239A1 (ja) 電気接続アセンブリの製造方法
JP6013417B2 (ja) 被覆電線の接合方法
US20150270696A1 (en) Waterproofing structure for insulation-coated electrical wire, and wire harness
JP2010170706A (ja) コネクタ
JP6276820B2 (ja) 被覆電線の接合方法
JP6202055B2 (ja) シールド線のドレン線止水構造
WO2021215230A1 (ja) 端子付電線及びコネクタ付き電線
US5500490A (en) Method and apparatus for forming leakproof feed-through connector
RU2565385C1 (ru) Многополюсный кабельный разъем и способ изготовления многополюсного кабельного разъема
JP2005100704A (ja) ワイヤーハーネスのスプライス構造
WO2018012238A1 (ja) 電気接続アセンブリの製造方法
JP4509629B2 (ja) 位置決めピン及びジョイント電線の接続方法
JP2021034317A (ja) 電線付き端子及びその製造方法
JP2007329032A (ja) 接続部材
JP2019046698A (ja) 端子付き電線及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210921

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20211119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220322