JP2009265161A - 廃トナー回収装置、画像形成装置、廃トナー回収容器 - Google Patents

廃トナー回収装置、画像形成装置、廃トナー回収容器 Download PDF

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Abstract

【課題】交換後の廃トナー回収容器が新品か中古かを判別し、中古の場合にも廃トナー溢れや機械の破損を防止できる適切な制御を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置では、廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、廃トナー回収容器が既設のものから別のものに交換された時に、廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、判定手段に基づきニア満杯状態検知後のプリント可能数量を制限する数量制御手段とを備えているので、廃トナー回収容器が正しく空の回収容器(新品)に交換されたかどうかを判定することができ、その判定に基づき、ニア満杯状態検知後のプリント可能数量を制限することができるので、中古の回収容器が使われたことによる廃トナー溢れや機械の故障を確実に防止することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機などの画像形成装置に関するものであり、より詳しくは、トナー画像の形成に伴って発生し、クリーニング手段により回収されたトナー(以下、廃トナーとする)を収容する廃トナー回収容器を備えた廃トナー回収装置及び画像形成装置に関し、さらには、前記廃トナー回収装置もしくは画像形成装置に用いられる廃トナー回収容器に関する。
従来から、クリーニング機構により回収された廃トナーを収容する廃トナー回収容器(例えば廃トナーボトル等)を備えた画像形成装置が知られているが、廃トナーボトルの交換時期の制御方法として、満杯時点で画像形成動作を自動的(強制的)に停止させると実使用上不便であるために、廃トナーボトルの満杯付近でニア満杯状態の検知を行い、ニア満杯状態を検知した後にでも所定数量の枚数は印刷可能な制御になっている場合が多い。
例えば特許文献1(特開平4−338993号公報)には、満杯検知後、コピー禁止状態となるまでにコピー可能なコピー枚数を、満杯検知後に行われる各コピーモード、記録紙サイズに応じて異なった減算値に基づいて算出し、これを表示するものが記載されている。
また、特許文献2(特開2000−112304号公報)には、廃トナー満杯検知手段が廃トナー満杯を検知した後、画像印字濃度又は印字モードに応じて廃トナーの蓄積量を算出し、これにより、精度良くクリーニング容器の残存空間の状態を認識し、残存空間を十分に使用することができるものが記載されている。
さらに特許文献3(特開2006−154411号公報)には、ニア満杯検知後に廃トナーボトルを交換した後に、ある一定の枚数以内で再度ニア満杯状態を検知したときには、ニア満杯状態後に許可する画像形成数量を前回のニア満杯状態検出時の画像形成許可数量より減少させるようにしたものが記載されている。
特開平4−338993号公報 特開2000−112304号公報 特開2006−154411号公報
前述の特許文献1や特許文献2に記載のような従来技術の場合、コストダウン等により、廃トナーボトルが新品検知機構を持たない場合には、ニア満杯検知した廃トナーボトルを叩いたり、揺すったりして滞留状態を変化させる事で、満杯検知が解除され再使用が可能な状態になる。再使用後はプリント動作が可能になるが、既に満杯に近い廃トナー量が滞留されているために、ニア満杯検知後に滞留できる廃トナー量は最初のニア満杯検知後に比べて余裕がない。そして、このような動作を何回も繰り返された場合、いずれ廃トナーボトル回収量の限界を超えてしまい、廃トナーボトルから廃トナーが溢れるだけではなく、画像形成装置本体の廃トナー搬送機構や駆動系の損傷等が懸念される。
また、前述の特許文献3に記載のような従来技術の場合、ニア満杯状態検知前に廃トナーボトルを叩いたり、揺すったりして均一に滞留するようにされた場合は、最初のニア満杯検知の状態で既に廃トナーが多く入っているために、1回目の画像形成許可数量で廃トナー充填量が限界に達してしまう可能性があり、廃トナー溢れや機械の破壊等が懸念される。
本発明は上記従来技術の問題を鑑みてなされたものであり、廃トナー回収容器交換後の廃トナー回収容器が新品か再使用品かを判別し、再使用品(廃トナーが既に入っている中古品)を使用した場合にも、廃トナー溢れや機械の破損を防止するための適切な制御を行うことができる構成の廃トナー回収装置及び画像形成装置を提供することを目的とし、さらには、その廃トナー回収装置もしくは画像形成装置に用いられる廃トナー回収容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では以下のような解決手段を採っている。
本発明の第1の手段は、像担持体上にトナー画像を形成し、該像担持体上のトナー画像を記録媒体に転写する画像形成装置に装備される廃トナー回収装置であって、転写後の像担持体に残留したトナーを回収するクリーニング手段と、前記クリーニング手段により回収された廃トナーが投入されて滞留される廃トナー回収容器と、前記廃トナー回収容器が画像形成装置本体に正しく設置された事を検知する回収容器セット検知手段と、前記廃トナー回収容器に廃トナーが満杯に近いニア満杯状態に達したことを検知する廃トナー量検知手段と、を備えた廃トナー回収装置において、前記廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、前記廃トナー回収容器が既設のものから別のものに交換された時に、前記廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第2の手段は、像担持体と、該像担持体上にトナー画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上のトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、転写後の像担持体に残留したトナーを回収するクリーニング手段と、前記クリーニング手段により回収された廃トナーが投入されて滞留される廃トナー回収容器と、前記廃トナー回収容器が画像形成装置本体に正しく設置された事を検知する回収容器セット検知手段と、前記廃トナー回収容器に廃トナーが満杯に近いニア満杯状態に達したことを検知する廃トナー量検知手段と、を備えた画像形成装置において、前記廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、前記廃トナー回収容器が既設のものから別のものに交換された時に、前記廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段に基づき、ニア満杯状態検知後のプリント可能数量を制限する数量制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第3の手段は、第2の手段の画像形成装置において、前記廃トナー量算出手段は、前記回収容器セット検知手段の検知信号をトリガーとして算出を開始することを特徴とする。
本発明の第4の手段は、第2または第3の手段の画像形成装置において、前記判定手段はニア満杯状態時の前記廃トナー量算出手段によって算出された廃トナー量が所定の値以上であるときに新品の回収容器に交換されたと判断することを特徴とする。
本発明の第5の手段は、第2〜第4のいずれか1つの手段の画像形成装置において、前記数量制御手段は、ニア満杯状態検知後の所定数量の画像形成を許可するプリント許可手段を含んで構成され、前記判定手段により、前記廃トナー回収容器が正しく空の回収容器に交換されたと判断した場合は、ニア満杯状態から通常の所定数量をプリントする事を許可し、廃トナーが既に入っている中古の回収容器と判断した場合は、通常よりも少ない所定数量をプリントすることを許可することを特徴とする。
本発明の第6の手段は、第2〜第5のいずれか1つの手段の画像形成装置において、前記数量制御手段は、廃トナー回収容器の交換回数に基づいてニア満杯状態検知後のプリント可能枚数を決定することを特徴とする。
本発明の第7の手段は、第2〜第6のいずれか1つの手段の画像形成装置において、前記廃トナー量算出手段は、形成されるトナー画像の画素情報に基づいて廃トナー量を算出することを特徴とする。
本発明の第8の手段は、第2〜第7のいずれか1つの手段の画像形成装置において、前記数量制御手段は、プリント枚数が所定数量に達した場合に、前記画像形成手段による画像形成を禁止することを特徴とする。
本発明の第9の手段は、第2〜第8のいずれか1つの手段の画像形成装置において、前記数量制御手段は、廃トナー回収容器のニア満杯状態検知後に画像形成可能な数量を、通紙する記録媒体の実印刷枚数としたことを特徴とする。
本発明の第10の手段は、第2〜第9のいずれか1つの手段の画像形成装置において、前記数量制御手段は、廃トナー回収容器のニア満杯状態検出後に画像形成可能な数量を、画像形成される画素情報に基づいて算出することを特徴とする。
本発明の第11の手段は、第2〜第10のいずれか1つの手段の画像形成装置において、前記廃トナー量検知手段は、廃トナー回収容器内の廃トナー量をセンサを用いて光学的に検出することを特徴とする。
本発明の第12の手段は、第2〜第11のいずれか1つの手段の画像形成装置において、複数の画像形成手段を備え、カラー画像形成を行うことを特徴とする。
本発明の第13の手段は、第1の手段の廃トナー回収装置もしくは第2〜第12のいずれか1つの手段の画像形成装置に用いられる廃トナー回収容器であって、前記クリーニング手段により回収された廃トナーが投入される1以上の投入口と、容器本体内の上部に配置され、前記投入口から投入された廃トナーを容器長手方向に搬送する搬送手段と、前記容器本体の上面部に設けられ、該容器本体内の廃トナー量が満杯状態に近付いたことを検知するための部材からなる被検知部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の廃トナー回収装置では、廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、前記廃トナー回収容器が既設のものから別のものに交換された時に、前記廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、を備えたことにより、廃トナー回収容器が正しく空の回収容器(新品)に交換されたかどうかを判定することができ、中古(既に廃トナーが入っている)の回収容器が使われたことによる廃トナー溢れや機械の故障を防止することが可能となる。
本発明の画像形成装置では、転写後の像担持体(感光体あるいは中間転写体)に残留したトナーを回収するクリーニング手段と、クリーニング手段により回収された廃トナーが投入されて滞留される廃トナー回収容器と、廃トナー回収容器が画像形成装置本体に正しく設置された事を検知する回収容器セット検知手段と、廃トナー回収容器に廃トナーが満杯に近いニア満杯状態に達したことを検知する廃トナー量検知手段と、を備えており、さらには、廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、廃トナー回収容器が既設のものから別のものに交換された時に、廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、判定手段に基づき、ニア満杯状態検知後のプリント可能数量を制限する数量制御手段と、を備えたことを特徴としており、廃トナー量算出値のトリガーを回収容器セット検知手段の検知信号にすることで、常に回収容器交換時からの廃トナー量を算出することができる。そして、センサによるニア満杯検知時の廃トナー算出値が、所定数量(新品からニア満杯検知まで滞留できる廃トナー量)以上の場合は、新品の回収容器であると判断し、通常の所定の数量を印刷した後に機械を停止させる。また、廃トナー算出値が所定数量以下の場合は、中古の回収容器であると判断し、通常よりも少ない数量を印刷した後に機械を停止する。このような方法により、新品検知機構を新たに設けることなく廃トナー回収容器が新品であるかどうかを自動で判断することができ、廃トナー回収容器交換後の廃トナー回収容器が再使用品(廃トナーが既に入っている中古品)の場合にも、廃トナー溢れや機械の破損を防止するための適切な制御を行うことができる。
以下、本発明の構成、動作及び作用効果を、図示の実施例に基いて詳細に説明する。
まず、本発明に係る画像形成装置の構成例を説明する。
図1は本発明の一実施例を示す画像形成装置の概略構成図であり、像担持体である4つの感光体8(8Y、8C、8M、8K)と画像形成手段を中間転写体13に沿って並設したカラープリンタ1の一例を示している。
このカラープリンタ1の本体ケース2内には、プリンタエンジン3、光ビームを出射する光書込装置4、被転写体である記録媒体Pを収納する記録媒体収納部である給紙カセット5、トナー画像が転写された記録媒体Pを定着処理する定着装置6、トナー画像を転写した後に発生した廃トナーを回収する廃トナー回収容器7等が設けられている。
プリンタエンジン3は、トナー画像を形成し、形成したトナー画像を記録媒体Pに転写する部分であり、第一の像担持体である4つの感光体8(8Y、8C、8M、8K)、各感光体8の周囲に配置された帯電装置である帯電ローラ9、現像装置10、感光体のクリーニング手段である感光体クリーニング装置11、一次転写手段である一次転写ローラ12、第二の像担持体及び被転写体であるベルト状の中間転写体(以下、中間転写ベルトと言う)13、二次転写手段である二次転写ローラ14、中間転写ベルト13のクリーニング手段であるベルトクリーニング装置15等により構成されている。ここで、本明細書及び図面の記載において、Y、C、M、Kの添え字は、各々イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの色を示しているが、これらの添え字は必要に応じて付したもので、一部では添え字を省略している。
なお、図1は、中間転写ベルト13を用いたタンデム・中間転写方式のカラープリンタの例であるが、中間転写ベルトに代えて、記録媒体Pを各感光体位置に担持搬送する転写ベルトを用いることにより、タンデム・直接転写方式のカラープリンタとすることもできる。また、カラープリンタの構成に原稿読取装置(スキャナ)や画像処理装置等を付加することにより、デジタル複写機やファクシミリ、あるいは複合機の構成とすることができる。
図1において、各感光体8(8Y、8C、8M、8K)は、円筒状に形成されてギヤ等を介して駆動モータ(図示せず)が連結され、駆動モータからの駆動力により中心線回りに回転する。感光体8の外周面には静電潜像が形成される感光層が設けられている。
帯電ローラ9は、感光体8の外周面に当接して配置され、又は、感光体8の外周面と微小な隙間をもって配置されている。この帯電ローラ9に対して電源部(図示せず)から電圧が印加されることにより、帯電ローラ9と感光体8との間でコロナ放電が発生し、感光体8の外周面が一様に帯電される。
光書込装置4は、画像データに応じた光ビームを出射し、一様に帯電された感光体8の外周面を露光する。この露光により、感光体8の外周面に画像データに応じた静電潜像が形成される。
現像装置10は、感光体8に対してトナーを供給する。供給されたトナーは感光体8の外周面に形成されている静電潜像に付着し、感光体8の外周面上の静電潜像がトナー画像として顕像化される。
中間転写ベルト13は、樹脂フィルム又はゴムを基体として形成されたループ状のベルトであり、駆動ローラ16と入口ローラ17とテンションローラ18との回りに巻回され、駆動モータ(図示せず)に連結された駆動ローラ16が回転駆動されることにより矢印A方向に回転する。入口ローラ17とテンションローラ18とは、中間転写ベルト13が矢印A方向へ回転することにより中間転写ベルト13との摩擦力によって従動回転する。
一次転写ローラ12は中間転写ベルト13の内周面側(ループの内側)に配置されており、これらの一次転写ローラ12に転写用電圧が印加されることによって各感光体8上のトナー画像が中間転写ベルト13上に転写される。各感光体8上に形成されたトナー画像は中間転写ベルト13上に順次転写されて重ね合わされ、中間転写ベルト13上にはカラーのトナー画像が形成される。
感光体クリーニング装置11は、トナー画像が中間転写ベルト13に転写された後の感光体8の外周面をクリーニングする。このクリーニングによって、トナー画像が中間転写ベルト13に転写された後に感光体8の外周面上に残留しているトナーや紙粉等が廃トナーとして回収される。
中間転写ベルト13上に形成されたカラーのトナー画像は、中間転写ベルト13と二次転写ローラ14とが当接された転写位置に記録媒体Pが送り込まれたタイミングで二次転写ローラ14に転写用電圧が印加されることにより、記録媒体Pに転写される。記録媒体Pは、給紙カセット5内から給紙されて搬送ローラ19やレジストローラ20により搬送され、トナー画像を転写された後に定着装置6に送り込まれる。トナー画像が転写された記録媒体Pは定着装置6内で熱と圧力とを加えられて定着処理され、この定着処理により溶融したトナー画像が記録媒体Pに定着される。定着処理が終了した記録媒体Pは本体ケース2の上面部に形成されている排紙トレイ21上に排紙される。
ベルトクリーニング装置15は、カラーのトナー画像が記録媒体Pに転写された後の中間転写ベルト13の外周面をクリーニングする。このクリーニングによって、トナー画像の転写後に中間転写ベルト13の外周面上に残留したトナーや紙粉等が廃トナーとして回収される。
廃トナー回収容器7は、感光体クリーニング装置11やベルトクリーニング装置15で回収された廃トナーが各クリーニング装置11、15から投入され、投入された廃トナーを貯溜する部分である。廃トナー回収容器7は本体ケース2に対して着脱可能に取付けられており、廃トナー回収容器7内の廃トナーが満杯状態に近付いた場合に本体ケース2から取り外され、空の廃トナー回収容器7が取付けられる。
プリンタエンジン3の構成部材である感光体8と、各感光体8の周囲に配置された帯電ローラ9と現像装置10とクリーニング装置11とはユニット化してケース22内に収納され、プロセスカートリッジ23(23Y、23C、23M、23K)が形成されている。各プロセスカートリッジ23は本体ケース2内に着脱可能に装着されている。感光体8と帯電ローラ9と現像装置10とクリーニング装置11とがプロセスカートリッジ23としてユニット化されることにより、交換やメンテナンスの作業が容易になり、また、各部材間の位置精度を高精度に維持することができ、形成される画像品質の向上を図ることができる。なお、本実施例では、感光体8と帯電ローラ9と現像装置10とクリーニング装置11とをユニット化したプロセスカートリッジ23を例に挙げて説明したが、プロセスカートリッジの構成としては様々のものがあり、例えば、帯電ローラ9、現像装置10、クリーニング装置11の少なくとも一つと感光体8とをケース内に収納してユニット化したものが挙げられる。
図2は、カラープリンタ1の本体ケース2に設けられている側面カバー24を開放した状態を示す斜視図である。
側面カバー24を開放することにより、プリンタエンジン3と廃トナー回収容器7とが現われ、プロセスカートリッジ23や中間転写ベルト13及び廃トナー回収容器7の交換等やその他のメンテナンスを行うことができる。中間転写ベルト13とローラ16、17、18と中間転写体クリーニング装置15とは、ベルトケース13a内に収納されてユニット化されている。
図3は、廃トナー回収容器7を示す斜視図である。
廃トナー回収容器7は、容器本体25、容器本体25に接続された廃トナーパイプ26、27等により形成されている。容器本体25は、廃トナー回収容器7を本体ケース2内に着脱する方向に沿って細長い中空の直方体形状に形成され、廃トナーパイプ26、27は容器本体25の長手方向の両端側上面に形成された2つの投入口28、29に接続されている。一方の廃トナーパイプ26は、感光体8をクリーニングするクリーニング装置11(11Y、11C、11M、11K;図1参照)により回収された廃トナーを容器本体25内に投入するためのパイプであり、この廃トナーパイプ26には各クリーニング装置11の廃トナー排出部30(30Y、30C、30M、30K;図2参照)が接続される4つの接続口31が形成され、廃トナーパイプ26の内部にはクリーニング装置11から排出された廃トナーを投入口28に向けて搬送する搬送スクリュー(図示せず)が配置されている。他方の廃トナーパイプ27は、中間転写ベルト13をクリーニングするクリーニング装置15により回収された廃トナーを容器本体25内に投入するためのパイプであり、クリーニング装置15の廃トナー排出部(図示せず)が接続される接続口32が形成され、廃トナーパイプ27の内部にはクリーニング装置15から排出された廃トナーを投入口29に向けて搬送する搬送スクリュー(図示せず)が配置されている。
図4は、廃トナー回収容器本体25内の構造を透視して示す斜視図である。
容器本体25の長手方向の両端側上面には2つの投入口28、29が形成され、これらの投入口28、29には廃トナーパイプ26、27が接続されている(図3参照)。容器本体25内には、容器本体25の長手方向(2つの投入口28、29を結ぶ方向)に沿って延出し、投入口28、29から投入された廃トナーを長手方向に搬送する搬送手段である搬送スクリュー33が収納され、中心線回りに回転可能に設けられている。搬送スクリュー33は容器本体25内の上部に配置されている。この搬送スクリュー33は、廃トナー回収容器7を本体ケース2内に取付けることにより本体ケース2内に設けられている駆動モータ(図示せず)に連結されて駆動力が伝達される構成とされている。
搬送スクリュー33には、両端側から中央部に向けて逆向きに搬送用螺旋部35a、35bが形成されている。これらの2つの搬送用螺旋部35a、35bは、駆動モータによって搬送スクリュー33が回転駆動されることにより投入口28、29から投入された廃トナーを容器本体25の両端側から中央部側へ搬送する向きに形成されている。投入口28、29から容器本体25内に投入された廃トナーは容器本体25内に貯溜され、搬送スクリュー33に接する高さまで貯溜された後は、搬送スクリュー33の回転により搬送スクリュー33の両端側から中央部側へ搬送される。さらに、容器本体25内の廃トナーが一定量に達した後は、搬送スクリュー33の回転により搬送用螺旋部35a、35bによって搬送された廃トナーはぶつかり合うように押圧されて盛り上がる。2つの搬送用螺旋部35a、35bは、直径及び螺旋部ピッチが同じであって廃トナーを搬送する能力が同じに形成されている。さらに、2つの搬送用螺旋部35a、35bは長さ寸法が同じに形成されている。
容器本体25の上面部には、容器本体25内の廃トナーが一定量に達した後に搬送スクリュー33の搬送用螺旋部35a、35bにより搬送されてぶつかり合うことにより発生する廃トナーの盛り上がりを検知するための部材、つまり、容器本体25内の廃トナー量が満杯状態に近付いたことを検知するための部材としての被検知部36が設けられている。この被検知部36は、容器本体25の上面に設けた開口部を覆うように貼り付けられ、容器本体内で盛り上げられた廃トナーに押圧されて上方向きに撓む可撓性シール37と、一端を支軸38により回動自在に支持されて上方向きに撓んだ可撓性シール37に押圧されることにより他端側が上方に変位する可動片39とにより形成されている。可撓性シール37の材質としては、例えばシリコンゴムが用いられている。本体ケース2内には、本体ケース2内に取付けた廃トナー回収容器7の可動片39が上方に回動したときにこの可動片39の回動側端部を検知する位置に光学的検知手段であるフォトインタラプタ(図示せず)等のセンサが配置されている。
この光学的検知手段であるフォトインタラプタ等のセンサは、廃トナー回収容器7に廃トナーが満杯に近いニア満杯状態に達したことを検知する廃トナー量検知手段であり、廃トナー回収容器内の廃トナー量をフォトインタラプタ等のセンサを用いて光学的に検出する(すなわち、検知手段にハード構成(例えば透過型センサや反射型センサによる光学的検知手段)を用いる)ことにより、確実な検出を行うことができる。また、このフォトインタラプタ等のセンサは、廃トナー回収容器7が画像形成装置本体に正しく設置された事を検知する回収容器セット検知手段を兼ねることもできる。
以上のような構成において、画像形成動作が開始されると、各感光体8上にトナー画像が形成され、各感光体8上に形成されたトナー画像が中間転写ベルト13上に順次転写されることにより中間転写ベルト13上にカラーのトナー画像が形成される。中間転写ベルト13上に形成されたカラーのトナー画像は二次転写ローラ14の働きによって記録媒体Pに転写され、トナー画像が転写された記録媒体Pは定着装置6で定着処理された後、排紙トレイ21上に排紙される。
この画像形成動作時において、感光体8上に残留したトナーが廃トナーとしてクリーニング装置11により回収され、中間転写ベルト13上に残留したトナーが廃トナーとしてクリーニング装置15により回収される。
クリーニング装置11により回収された廃トナーは、廃トナーパイプ26内を通って投入口28から容器本体25内に投入される。また、クリーニング装置15により回収された廃トナーは、廃トナーパイプ27内を通って投入口29から容器本体25内に投入される。
ここで、容器本体25には2つの投入口28、29が形成され、クリーニング装置11により回収した廃トナーを廃トナーパイプ26内を通して投入口28まで導き、クリーニング装置15により回収した廃トナーを廃トナーパイプ27内を通して投入口29まで導いている。このため、クリーニング装置11、15により回収した廃トナーを一つにまとめて容器本体25内に導く必要がなく、廃トナーを容器本体25内に導くためのパイプの配管を単純化することができ、廃トナーを導くパイプにおける屈曲箇所を少なくしてパイプ内での廃トナーの詰まりを防止することができる。
本発明に係る画像形成装置においては、廃トナー回収容器7が画像形成装置本体に正しく設置された事を検知する回収容器セット検知手段(スイッチ等の電気式の検知手段、フォトインタラプ等の光学的検知手段等)と、廃トナー回収容器7に廃トナーが満杯に近いニア満杯状態に達したことを検知する廃トナー量検知手段(前述の被検知部36とフォトインタラプタ(図示せず))と、を備えており、さらには、画像形成装置の制御部(図示せず)に、廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、廃トナー回収容器7が既設のものから別のものに交換された時に、廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、判定手段に基づき、ニア満杯状態検知後のプリント可能数量を制限する数量制御手段と、を備えており、廃トナー量算出値のトリガーを回収容器セット検知手段の検知信号にすることで、常に回収容器交換時からの廃トナー量を算出するようになっている。
そして、廃トナー量検知手段のセンサによるニア満杯検知時の廃トナー算出値が、所定数量(新品からニア満杯検知まで滞留できる廃トナー量)以上の場合は、新品の回収容器であると判断し、通常の所定の数量を印刷した後に機械を停止させる。また、廃トナー算出値が所定数量以下の場合は、中古の回収容器であると判断し、通常よりも少ない数量を印刷した後に機械を停止する。このような方法により、新品検知機構を新たに設けることなく廃トナー回収容器が新品であるかどうかを自動で判断することができ、廃トナー回収容器交換後の廃トナー回収容器が再使用品(廃トナーが既に入っている中古品)の場合にも、廃トナー溢れや機械の破損を防止するための適切な制御を行うことができる。
上記画像形成装置の制御部(図示せず)は廃トナー回収装置の制御部も兼ねており、マイクロコンピュータからなる中央演算処理装置(CPU)、各種の制御用プログラムや制御用データ等が格納される記録手段(ROM,RAM,不揮発RAM、フラッシュメモリ等の各種メモリ)、各種制御用回路、クロック、タイマー、カウンター等の各種計数手段、画素情報の積算手段、入・出力用インターフェースやポート(I/F、I/O)等から構成され、CPUが上記の廃トナー量算出手段、判定手段、数量制御手段などの機能を備えており、回収容器セット検知手段の検知信号や、廃トナー量検知手段からの検知信号に基いて廃トナー回収装置の制御や画像形成動作の制御を行う。
ここで、図5は上記の制御部による制御動作の一実施例を説明するためのフローチャートである。
図5において、装置本体の電源投入時、またはカバー24のオープン/クローズ時等の信号により所定のイニシャル動作(ステップS0(以下、ステップは省略して単にS0と記す(S1〜S15も同様)))が発生する。イニシャル動作中に、制御手段であるCPUは本体の記録手段(ROM,RAM等のメモリ)内の記録内容(セット検知の有無、画素積算情報等)を確認しに行く。
回収容器セット検知動作があった場合は、本体の記録手段内にその内容が記録されているので確認する(S1)。記録されていれば、廃トナー回収容器7の交換作業があったと判断し、画素情報をクリア後(S2)、画像形成動作を行う。記録されていない場合は、廃トナー回収容器7の交換作業がないと判断して、通常の画像形成動作を行う。
そして、画像形成動作が行われた場合は、画像形成が行われる度に画素情報を積算し(S3)、記録手段に積算数量を記録する(S4)。
その状態で、センサによるニア満杯検知が行われた場合は、S5でそれが判断され、図示しない操作パネル等に廃トナーボトルがニア満杯状態であることを表示する(S6)。S5の判断でニア満杯検知に達していない場合は、S3に戻って通常の画像形成動作を行うが、S5によって達したと判断された場合は、操作パネル等に廃トナー回収容器がニア満杯状態であることを表示する(S6)。なお、ニア満杯検知(S5)が表示された状態でも、廃トナー回収容器が満杯になるまでは画像形成動作が可能である。
S6の動作後、画素情報を元に積算してきた廃トナー算出量と、所定値(新品からニア満杯検知まで滞留できる廃トナー量)を比較する(S7)。廃トナー算出量が所定値より大きい場合は新品の廃トナー回収容器と判断し(S8)、500枚の印刷を可能とし、500枚の印刷終了後、操作パネル等に廃トナー回収容器が満杯状態である事を表示する(S10)。この際、履歴クリア処理(例えばN=1)を行う(S9)。
廃トナー算出量が所定値より小さい場合は中古(再利用)の廃トナー回収容器と判断し(S11)、Nに1を加算し(S12)、このNの値に応じて、N=2のときは100枚印刷後に廃トナー回収容器の交換指示を出す(S13、S14)。同様にN≧3の場合には印刷をさせることなく廃トナー回収容器の交換表示を出力する(S15)。
なお、判定の回数及びプリント可能枚数は、作像機構や転写率、廃トナー回収容器の容量等によって機種ごとに変わる値のため、その機種ごとに合わせた設定を行う必要がある(変更可)。
このように、廃トナー回収容器がニアエンド後に再使用された場合に応じて、ニアエンド後に印刷可能な枚数を徐々に減らしていく制御にすることで、廃トナー回収容器に回収量の限界以上の廃トナーが充填され、それにより廃トナーが溢れることで機械内部及び周辺が廃トナーで汚染されるということを防止できる。
以上、本発明に係る制御動作の一実施例を説明したが、本発明の廃トナー回収装置では、廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、廃トナー回収容器が既設のものから別のものに交換された時に、廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、を備えたことにより、廃トナー回収容器が正しく空の回収容器(新品)に交換されたかどうかを判定することができ、中古(既に廃トナーが入っている)の回収容器が使われたことによる廃トナー溢れや機械の故障を防止することが可能となる。
そして上記の廃トナー回収装置を備えた本発明の画像形成装置では、廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、廃トナー回収容器が既設のものから別のものに交換された時に、廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、判定手段に基づき、ニア満杯状態検知後のプリント可能数量を制限する数量制御手段とを制御部に備えていることにより、廃トナー回収容器7が正しく空の回収容器(新品)に交換されたかどうかを判定することができ、その判定手段に基づき、ニア満杯状態検知後のプリント可能数量を制限することができるので、中古(既に廃トナーが入っている)の回収容器が使われたことによる廃トナー溢れや機械の故障を確実に防止することができる。
さらに本発明の画像形成装置では、上記の構成及び効果に加え、廃トナー量算出手段は、回収容器セット検知手段の検知信号をトリガーとして算出を開始する(すなわち、回収容器の交換時を起点として廃トナー量を算出する)ことにより、交換時の廃トナー回収容器内の残廃トナー量に影響される事無く、交換後に投入された廃トナー量を算出することができる。
また、本発明の画像形成装置では、上記の構成及び効果に加え、判定手段はニア満杯状態時の廃トナー量算出手段によって算出された廃トナー量が所定の値以上であるときに新品の回収容器に交換されたと判断することにより、交換した廃トナー回収容器が新品かどうかを正確に判定することができる。また、ニア満杯状態時点の廃トナー算出量が、新品からニア満杯検知まで滞留できる廃トナー量の値(所定値)より少ない場合は中古の回収容器を使用したと判断できる。
さらに本発明の画像形成装置では、上記の構成及び効果に加え、数量制御手段は、ニア満杯状態検知後の所定数量の画像形成を許可するプリント許可手段を含んで構成され、判定手段により、廃トナー回収容器が正しく空の回収容器に交換されたと判断した場合は、ニア満杯状態から通常の所定数量をプリントする事を許可し、廃トナーが既に入っている中古の回収容器と判断した場合は、通常よりも少ない所定数量をプリントすることを許可することにより、交換した回収容器の状態(新品か中古か)によってニア満杯検知後の通紙可能枚数を変えて制限することで、廃トナー回収容器の回収量が限界に達した後に通紙が行われ機械が壊れるということを防ぐことができる。
さらに本発明の画像形成装置では、上記の構成及び効果に加え、数量制御手段は、廃トナー回収容器の交換回数に基づいてニア満杯状態検知後のプリント可能枚数を決定することにより、廃トナー回収容器の交換回数に応じて、ニア満杯検知後のプリント可能枚数を少なく制限することで、廃トナーボトル回収量が限界に達した後に通紙が行われ機械が壊れるということを防ぐことができる。
また、本発明の画像形成装置では、上記の構成及び効果に加え、廃トナー量算出手段は、形成されるトナー画像の画素情報(例えば画像面積率、カラー比率、トナー消費量、現像剤変化量、トナー補給量等)に基づいて廃トナー量を算出することにより、ランダムな画像であっても確実に廃トナー排出量を算出できる。
さらに本発明の画像形成装置では、上記の構成及び効果に加え、数量制御手段は、プリント枚数が所定数量に達した場合に、画像形成手段による画像形成を禁止することにより、所定の数量通紙後に停止させることで、廃トナー充填量が100%に達した後に通紙が行われ機械が壊れるということを防ぐことができる。
また、本発明の画像形成装置では、上記の構成及び効果に加え、数量制御手段は、廃トナー回収容器のニア満杯状態検知後に画像形成可能な数量を、通紙する記録媒体の実印刷枚数としたことにより、簡易な制御にできる。
さらに本発明の画像形成装置では、上記の構成及び効果に加え、数量制御手段は、廃トナー回収容器のニア満杯状態検出後に画像形成可能な数量を、画像形成される画素情報に基づいて算出することにより、より実使用に沿った廃トナー量を算出できる。
また、本発明の画像形成装置では、上記の構成及び効果に加え、廃トナー量検知手段は、廃トナー回収容器内の廃トナー量をフォトインタラプタ等のセンサを用いて光学的に検出する(すなわち、検知手段にハード構成(例えば透過型センサや反射型センサによる光学的検知手段)を用いる)ことにより、確実な検出を行うことができる。
本発明の一実施例を示す画像形成装置(カラープリンタ)の概略構成図である。 図1に示す画像形成装置(カラープリンタ)の本体ケースに設けられている側面カバーを開放した状態を示す斜視図である。 図1に示す画像形成装置(カラープリンタ)に用いられる廃トナー回収容器の一例を示す斜視図である。 図3に示す廃トナー回収容器本体内の構造を透視して示す斜視図である。 図1に示す画像形成装置(カラープリンタ)の制御部による制御動作の一実施例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1:カラープリンタ(画像形成装置)
2:本体ケース
3:プリンタエンジン
4:光書込装置
5:給紙カセット
6:定着装置
7:廃トナー回収容器
8(8Y,8C,8M,8K):感光体(像担持体)
9:帯電ローラ
10:現像装置
11:感光体クリーニング装置(クリーニング手段)
12:一次転写ローラ(一次転写手段)
13:中間転写ベルト(像担持体)
13a:ベルトケース
14:二次転写ローラ(二次転写手段)
15:ベルトクリーニング装置(クリーニング手段)
16:駆動ローラ
17:入口ローラ
18:テンションローラ
19:搬送ローラ
20:レジストローラ
21:排紙トレイ
22:ケース
23(23Y,23C,23M,23K):プロセスカートリッジ
24:側面カバー
25:容器本体
26,27:廃トナーパイプ
28,29:投入口
30(30Y,30C,30M,30K):廃トナー排出部
31:接続口
33:搬送スクリュー(搬送手段)
35a,35b:搬送用螺旋部
36:被検知部
37:可撓性シール
38:支軸
39:可動片
P:記録媒体

Claims (13)

  1. 像担持体上にトナー画像を形成し、該像担持体上のトナー画像を記録媒体に転写する画像形成装置に装備される廃トナー回収装置であって、
    転写後の像担持体に残留したトナーを回収するクリーニング手段と、
    前記クリーニング手段により回収された廃トナーが投入されて滞留される廃トナー回収容器と、
    前記廃トナー回収容器が画像形成装置本体に正しく設置された事を検知する回収容器セット検知手段と、
    前記廃トナー回収容器に廃トナーが満杯に近いニア満杯状態に達したことを検知する廃トナー量検知手段と、
    を備えた廃トナー回収装置において、
    前記廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、
    前記廃トナー回収容器が既設のものから別のものに交換された時に、前記廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする廃トナー回収装置。
  2. 像担持体と、
    該像担持体上にトナー画像を形成する画像形成手段と、
    前記像担持体上のトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、
    転写後の像担持体に残留したトナーを回収するクリーニング手段と、
    前記クリーニング手段により回収された廃トナーが投入されて滞留される廃トナー回収容器と、
    前記廃トナー回収容器が画像形成装置本体に正しく設置された事を検知する回収容器セット検知手段と、
    前記廃トナー回収容器に廃トナーが満杯に近いニア満杯状態に達したことを検知する廃トナー量検知手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記廃トナー回収容器内の廃トナー量を算出する廃トナー量算出手段と、
    前記廃トナー回収容器が既設のものから別のものに交換された時に、前記廃トナー回収容器が正しく空の廃トナー回収容器に交換されたかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段に基づき、ニア満杯状態検知後のプリント可能数量を制限する数量制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記廃トナー量算出手段は、前記回収容器セット検知手段の検知信号をトリガーとして算出を開始することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2または3記載の画像形成装置において、
    前記判定手段はニア満杯状態時の前記廃トナー量算出手段によって算出された廃トナー量が所定の値以上であるときに新品の回収容器に交換されたと判断することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記数量制御手段は、ニア満杯状態検知後の所定数量の画像形成を許可するプリント許可手段を含んで構成され、前記判定手段により、前記廃トナー回収容器が正しく空の回収容器に交換されたと判断した場合は、ニア満杯状態から通常の所定数量をプリントする事を許可し、廃トナーが既に入っている中古の回収容器と判断した場合は、通常よりも少ない所定数量をプリントすることを許可することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記数量制御手段は、廃トナー回収容器の交換回数に基づいてニア満杯状態検知後のプリント可能枚数を決定することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記廃トナー量算出手段は、形成されるトナー画像の画素情報に基づいて廃トナー量を算出することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項2〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記数量制御手段は、プリント枚数が所定数量に達した場合に、前記画像形成手段による画像形成を禁止することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項2〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記数量制御手段は、廃トナー回収容器のニア満杯状態検知後に画像形成可能な数量を、通紙する記録媒体の実印刷枚数としたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項2〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記数量制御手段は、廃トナー回収容器のニア満杯状態検出後に画像形成可能な数量を、画像形成される画素情報に基づいて算出することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項2〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記廃トナー量検知手段は、廃トナー回収容器内の廃トナー量をセンサを用いて光学的に検出することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項2〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    複数の画像形成手段を備え、カラー画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1記載の廃トナー回収装置もしくは請求項2〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置に用いられる廃トナー回収容器であって、
    前記クリーニング手段により回収された廃トナーが投入される1以上の投入口と、
    容器本体内の上部に配置され、前記投入口から投入された廃トナーを容器長手方向に搬送する搬送手段と、
    前記容器本体の上面部に設けられ、該容器本体内の廃トナー量が満杯状態に近付いたことを検知するための部材からなる被検知部と、
    を備えたことを特徴とする廃トナー回収容器。
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