JP2009246091A - プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】プラズマ処理に用いる高周波のパワーを周期的に変調する方式において、プラズマインピーダンスの変動や高周波電源への反射を可及的に少なくして、プロセスの安定性・再現性および高周波電源の安全保護を保証する。
【解決手段】このプラズマ処理装置では、バイアス制御用高周波(LF)のパワーをプロセスに応じた特性てパルス変調するだけでなく、LFパワーのパルス変調に同期してその周波数(LF周波数)もパルス変調する。すなわち、LFパワーとLF周波数との間に、1サイクル内で、LFパワーがHレベルの設定値PAを維持する期間TAの間はLF周波数もHレベルの設定値FAを維持し、LFパワーがレベルの設定値PBを維持する期間TBの間はLF周波数もLレベルの設定値FBを維持するような同期関係を持たせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被処理基板にプラズマ処理を施す技術に係り、特にプラズマ処理に用いる高周波のパワーを周期的に変調する方式のプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法に関する。
半導体デバイスやFPD(Flat Panel Display)の製造プロセスにおけるエッチング、堆積、酸化、スパッタリング等の処理では、処理ガスに比較的低温で良好な反応を行わせるためにプラズマが多く利用されている。
近年、製造プロセスのデザインルールが益々微細化し、特にプラズマエッチングでは、より高い寸法精度が求められており、エッチングにおけるマスクや下地に対する選択比および面内均一性をより高くすることが求められている。そのため、チャンバ内のプロセス領域の低圧力化、低イオンエネルギー化が指向され、プラズマ生成(高周波放電)に40MHz以上といった従来よりも格段に高い周波数の高周波が用いられつつある。また、プラズマから基板へ引き込むイオンのエネルギー(バイアス)をより精細に制御するために、基板を載置する電極に比較的低い周波数(通常13.56MHz以下)の高周波を印加することもよく行われている。
しかしながら、上記のように低圧力化および低イオンエネルギー化が進んだことにより、従来は問題とならなかったチャージングダメージの影響を無視することができなくなっている。すなわち、イオンエネルギーの高い従来の装置ではプラズマ電位が面内でばらついたとしても大きな問題は生じないが、より低圧でイオンエネルギーが低くなると、プラズマ電位の面内不均一がゲート酸化膜の電荷蓄積による破壊つまりチャージングダメージを引き起こしやすくなるといった問題が生じる。
この問題に関して、特許文献1では、ウエハに印加される高周波バイアスによる高周波電流経路のうち、ウエハの外周付近における電流経路部分を対向電極のウエハ対向面に向かうように矯正する電流経路矯正手段を設けること、または高周波バイアスから見たアースまでのインピーダンスがウエハ面内で略均一となるようにするインピーダンス調整手段を設けることを開示している。それにより、高周波バイアスを印加した際に発生する自己バイアスのウエハ面内での均一性が高まり、マクロダメージを抑制できるとしている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、電流経路矯正手段やインピーダンス調整手段を設ける必要があり装置構成が複雑化することや、プラズマ処理の面内均一性に対しては必ずしも十分とはいえない等の問題がある。
また、プラズマプロセスにおいては、ウエハ面内でイオンと電子のバランスがくずれることに起因する局所的な電場によってゲート酸化膜のチャージアップが誘起されて絶縁破壊に至るような形態のチャージングダメージもやっかいである。たとえば、プラズマエッチングにおいては、ウエハの主面に対してイオンは垂直に入射するが電子は斜め方向からも入射するので、局所的に電荷のバランスがくずれてチャージアップを誘発する箇所がランダムに発生しやすい。このようなチャージングダメージは、自己バイアスの面内不均一性だけでなくエッチングパターンのプロファイル等にも依存し、発生する箇所が不定であり、特許文献1に記載の技術では有効に解消することはできない。
特開2001−185542号公報
上記のようなチャージングダメージを防止するうえで、プラズマ生成に用いる高周波のパワーをデューティ可変なHレベル/LレベルまたはON/OFFのパルスで変調する方式が有効とされる。
しかしながら、上記のようにプラズマ処理に用いる高周波のパワーをパルス変調する方式は、高周波のパワーがパルス周波数で周期的に変化することによって、プラズマないしイオンシースのインピーダンスが周期的に変動し、これに整合器のオートマッチング機能が追従できず、処理容器内のプラズマ生成・分布特性あるいはイオンエネルギーの変動を招いてプロセスの再現性がとれないことや、反射波によって高周波電源がオーバーヒートや故障を来たすなどの課題があり、量産装置への適用が困難であった。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、プラズマ処理に用いる高周波のパワーを周期的に変調する方式において、プラズマまたはイオンシースのインピーダンス変動や高周波電源への反射を可及的に少なくして、プロセスの安定性・再現性および高周波電源の安全保護を保証する実用性の高いプラズマ処理装置、プラズマ処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の観点におけるプラズマ処理装置は、真空排気可能な処理容器と、前記処理容器内で被処理基板を支持する第1電極と、前記処理容器内で前記第1電極の上に設定された処理空間に処理ガスを供給する処理ガス供給部と、前記処理容器内で前記処理ガスを励起してプラズマを生成するプラズマ励起部と、前記プラズマ中のイオンを前記被処理基板に引き込むために前記第1電極に第1高周波を印加する第1高周波給電部と、前記第1高周波のパワーを所定の周期で変調する第1高周波パワー変調部と、前記第1高周波のパワー変調に実質的に同期して前記第1高周波の周波数を変調する第1周波数変調部とを有する。
上記の装置構成においては、第1高周波パワー変調部がプラズマ中のイオンを基板に引き込むための第1高周波のパワーを所定の周期で変調して、被処理基板に入射するイオンのエネルギーを時間的に制御する一方で、第1周波数変調部が第1高周波のパワー変調に実質的に同期して第1高周波の周波数を変調することにより、パワー変調に伴うシース容量の変動をキャンセルして、プラズマインピーダンスの変動ひいてはプラズマからの反射を抑制し、プロセスの安定性・再現性を図ることができる。
本発明の好適な一実施態様において、第1高周波パワー変調部は、1サイクルを第1、第2、第3および第4のステートに分割し、第1高周波のパワーが前記第1ステートでは第1パワー設定値を維持し、第2ステートでは第1パワー設定値からそれよりも高い第2パワー設定値に遷移し、第3ステートでは第2パワー設定値を維持し、第4ステートでは第2パワー設定値から第1パワー設定値に遷移するように、第1高周波のパワーを制御する。一方、第1周波数変調部は、第1高周波の周波数が第1ステートでは第1周波数設定値を維持し、第2ステートでは第1周波数設定値からそれよりも高い第2周波数設定値に遷移し、第3ステートでは第2周波数設定値を維持し、第4ステートでは第2周波数設定値から第1周波数設定値に遷移するように、第1高周波の周波数を制御する。第1高周波のパワーと周波数との間に上記のような同期関係を持たせることで、所望のプロセス特性またはプロセス性能を得るために第1高周波のパワー変調を任意に設定しても、周波数変調によってパワー変調に伴うプラズマインピーダンスの変動や反射を効果的に補償(抑制)することができる。
また、好適な一実施態様においては、第1高周波給電部が、第1高周波を発生する第1高周波電源と、この第1高周波電源の出力端子と第1電極との間に電気的に接続された可変リアクタンス素子を含む整合回路と、この整合回路を含めた負荷インピーダンスを測定するためのセンサと、このセンサの出力信号に応答して負荷インピーダンスを基準インピーダンスに一致させるように可変リアクタンス素子を可変するコントローラとを含む整合器と、第1ステートまたは第3ステートのいずれか一方においてインピーダンスの整合がとれるように整合器を制御するマッチング制御部とを有する。また、第1電極側から第1高周波電源へ伝送線路上を伝播してくる反射波のパワーを測定する反射波測定部が備えられる。
好ましくは、第3ステートにおいてインピーダンスの整合をとる場合、マッチング制御部は、第3ステートの中に設定された所定期間の間だけセンサの出力信号をコントローラにフィードバックさせる。この場合、第1周波数変調部は、第1ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように第1周波数設定値を選定する。
好ましくは、第1ステートにおいてインピーダンスの整合をとる場合、マッチング制御部は、第1ステートの中に設定された所定期間の間だけセンサの出力信号をコントローラにフィードバックさせる。この場合は、第1周波数変調部は、第3ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように第3周波数設定値を選定する。
第2ステートに関して、好ましくは、第2ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、第1高周波パワー変調部が第1高周波のパワーを所定の立ち上がり特性で第1パワー設定値から第2パワー設定値に遷移させると同時に、第1周波数変調部が第1高周波の周波数を所定の立ち上がり特性で第1周波数設定値から第2周波数設定値に遷移させる。
第4ステートに関して、好ましくは、第4ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、第1高周波パワー変調部が第1高周波のパワーを所定の立ち下がり特性で第2パワー設定値から第1パワー設定値に遷移させると同時に、第1周波数変調部が第1高周波の周波数を所定の立ち下がり特性で第2周波数設定値から第1周波数設定値に遷移させる。
別の好適な一態様においては、第1高周波パワー変調部が、第1ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値(好ましくは移動平均値)に基づいて、後続の第1ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように第1パワー設定値を補正する。また、第1高周波パワー変調部は、第3ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値(好ましくは移動平均値)に基づいて、後続の第3ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように第3パワー設定値を補正する。
好適な一態様において、プラズマ励起部は、処理容器内で第1電極と平行に向かい合って配置される第2電極と、処理ガスのプラズマを生成するのに適した周波数の第2高周波を第2電極に印加する第2高周波給電部とを有する。別の好適な一態様におけるプラズマ励起部は、処理容器内で第1電極と平行に向かい合って配置される第2電極と、処理ガスのプラズマを生成するのに適した周波数の第2高周波を第1電極に印加する第2高周波給電部とを有する。この場合、第2周波数変調部を備え、第1高周波のパワー変調に実質的に同期して第2高周波の周波数を変調することも可能である。あるいは、第2高周波パワー変調部を備え、第1高周波のパワー変調に実質的に同期して第2高周波のパワーを変調してもよい。
本発明の第2の観点におけるプラズマ処理装置は、真空排気可能な処理容器と、前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給部と、前記処理容器内で前記処理ガスを励起してプラズマを生成するために前記処理容器の中または近傍に配置された第1電極またはアンテナに第1高周波を印加する第1高周波給電部と、前記第1高周波のパワーを所定の周期で変調する第1高周波パワー変調部と、前記第1高周波のパワー変調に実質的に同期して前記第1高周波の周波数を変調する第1周波数変調部とを有する。
上記の装置構成においては、第1高周波パワー変調部がプラズマ生成に寄与する第1高周波のパワーを所定の周期で変調して、たとえばチャージングダメージの防止を図るためにプラズマ密度を時間的に制御する一方で、第1周波数変調部が第1高周波のパワー変調に実質的に同期して第1高周波の周波数を変調することにより、パワー変調に伴うプラズマ容量の変動をキャンセルして、プラズマインピーダンスの変動ひいてはプラズマからの反射を抑制し、プロセスの安定性・再現性を図ることができる。
本発明の好適な一実施態様において、第1高周波パワー変調部は、1サイクルを第1、第2、第3および第4のステートに分割し、第1高周波のパワーが第1ステートでは第1パワー設定値を維持し、第2ステートでは第1パワー設定値からそれよりも高い第2パワー設定値に遷移し、第3ステートでは第2パワー設定値を維持し、第4ステートでは第2パワー設定値から第1パワー設定値に遷移するように、第1高周波のパワーを制御する。一方、第1周波数変調部は、第1高周波の周波数が第1ステートでは第1周波数設定値を維持し、第2ステートでは第1周波数設定値からそれよりも低い第2周波数設定値に遷移し、第3ステートでは第2周波数設定値を維持し、第4ステートでは第2周波数設定値から第1周波数設定値に遷移するように、第1高周波の周波数を制御する。第1高周波のパワーと周波数との間に上記のような同期関係を持たせることで、所望のプロセス特性またはプロセス性能を得るために第1高周波のパワー変調を任意に設定しても、周波数変調によってパワー変調に伴うプラズマインピーダンスの変動や反射を効果的に補償(抑制)することができる。
また、好適な一実施態様においては、第1高周波給電部が、第1高周波を発生する第1高周波電源と、この第1高周波電源の出力端子と第1電極との間に電気的に接続された可変リアクタンス素子を含む整合回路と、この整合回路を含めた負荷インピーダンスを測定するためのセンサと、このセンサの出力信号に応答して負荷インピーダンスを基準インピーダンスに一致させるように可変リアクタンス素子を可変するコントローラとを含む整合器と、第1ステートまたは第3ステートのいずれか一方においてインピーダンスの整合がとれるように整合器を制御するマッチング制御部とを有する。第1電極側から第1高周波電源へ伝送線路上を伝播してくる反射波のパワーを測定する反射波測定部が備えられる。
好ましくは、第3ステートにおいてインピーダンスの整合をとる場合、マッチング制御部は、第3ステートの中に設定された所定期間の間だけセンサの出力信号をコントローラにフィードバックさせる。この場合、第1周波数変調部は、第1ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように第1周波数設定値を選定する。
好ましくは、第1ステートにおいてインピーダンスの整合をとる場合、マッチング制御部は、第1ステートの中に設定された所定期間の間だけセンサの出力信号をコントローラにフィードバックさせる。この場合は、第1周波数変調部は、第3ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように第3周波数設定値を選定する。
第2ステートに関して、好ましくは、第2ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、第1高周波パワー変調部が第1高周波のパワーを所定の立ち上がり特性で第1パワー設定値から第2パワー設定値に遷移させると同時に、第1周波数変調部が第1高周波の周波数を所定の立ち下がり特性で第1周波数設定値から第2周波数設定値に遷移させる。
第4ステートに関して、好ましくは、第4ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、第1高周波パワー変調部が第1高周波のパワーを所定の立ち下がり特性で第2パワー設定値から第1パワー設定値に遷移させると同時に、第1周波数変調部が第1高周波の周波数を所定の立ち上がり特性で第2周波数設定値から第1周波数設定値に遷移させる。
別の好適な一態様においては、第1高周波パワー変調部が、第1ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値(好ましくは移動平均値)に基づいて、後続の第1ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように第1パワー設定値を補正する。また、第1高周波パワー変調部は、第3ステート中に反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値(好ましくは移動平均値)に基づいて、後続の第3ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように第3パワー設定値を補正する。
好適な一態様においては、プラズマ生成用の第1高周波を印加される第1電極が処理容器内で被処理基板を支持する。別の好適な一態様においては、プラズマ生成用の第1高周波を印加される第1電極が処理容器内で被処理基板を支持する第2電極と平行に向かい合う。この場合、プラズマからイオンを基板に引き込むために、第2高周波給電部からの第2高周波を第1電極に印加してもよい。
本発明の第1の観点におけるプラズマ処理方法は、真空排気可能な処理容器の中またはその近傍に設けられた電極またはアンテナに印加する高周波のパワーを一定周期で変調するプラズマ処理方法であって、前記高周波のパワー変調に実質的に同期して前記高周波の周波数を変調する。
上記プラズマ処理方法においては、第1高周波のパワーを所定の周期で変調して、プラズマ密度あるいはイオンエネルギーを時間的に制御する一方で、第1高周波のパワー変調に実質的に同期して第1高周波の周波数を変調することにより、パワー変調に伴うプラズマ容量の変動をキャンセルして、プラズマインピーダンスの変動ひいてはプラズマからの反射を抑制し、プロセスの安定性・再現性を図ることができる。
本発明の好適な一態様においては、1サイクル内で、第1高周波のパワーおよび周波数を少なくとも2段階に同時に可変する。
また、本発明におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、本発明のプラズマ処理方法が行われるようにプラズマ処理装置を制御する。
本発明のプラズマ処理装置またはプラズマ処理方法あるいはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体によれば、上記のような構成および作用により、プラズマ処理に用いる高周波のパワーを所望のプロセス特性を得るために周期的に変調しても、プラズマまたはイオンシースのインピーダンス変動や高周波電源への反射を可及的に少なくして、プロセスの安定性・再現性および高周波電源の安全保護を保証することができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1に、本発明の一実施形態におけるプラズマ処理装置の構成を示す。このプラズマ処理装置は、容量結合型の平行平板プラズマエッチング装置として構成されており、たとえばアルミニウムまたはステンレス鋼等の金属製の円筒型チャンバ(処理容器)10を有している。チャンバ10は保安接地されている。
チャンバ10内には、被処理基板としてたとえば半導体ウエハWを載置する円板状のサセプタ12が下部電極として水平に配置されている。このサセプタ12は、たとえばアルミニウムからなり、チャンバ10の底から垂直上方に延びるたとえばセラミック製の絶縁性筒状支持部14により非接地で支持されている。この筒状支持部14の外周に沿ってチャンバ10の底から垂直上方に延びる導電性の筒状内壁部16とチャンバ10の側壁との間に環状の排気路18が形成され、この排気路18の底に排気口20が設けられている。この排気口20には排気管22を介して排気装置24が接続されている。排気装置24は、ターボ分子ポンプなどの真空ポンプを有しており、チャンバ10内の処理空間を所望の真空度まで減圧することができる。チャンバ10の側壁には、半導体ウエハWの搬入出口を開閉するゲートバルブ26が取り付けられている。
サセプタ12には、高周波電源28がRFケーブル30、下部整合器32および下部給電棒34を介して電気的に接続されている。高周波電源28は、サセプタ12上の半導体ウエハWに引き込まれるイオンのエネルギーを制御するのに適した周波数(通常13.56MHz以下)を有するバイアス制御用の高周波(LF)を出力する。この実施形態の高周波電源28は、制御部80の制御の下で、バイアス制御用高周波(LF)のパワーをパルス変調(AM変調)できるだけでなく、その周波数もパルス変調(FM変調)できるように構成されている。RFケーブル30は、たとえば同軸ケーブルからなる。
下部整合器32には、後述するように、高周波電源28側のインピーダンスと負荷(電極、プラズマ、チャンバ)側のインピーダンスとの間で整合をとるための整合回路が収容されるとともに、オートマッチング用のRFセンサ、ステップモータ、コントローラ等も備わっている。
一般に、プラズマ処理装置においては、処理容器の中または近傍に配置された電極またはアンテナに高周波を印加する高周波給電部は、高周波を出力する高周波電源だけでなく、負荷側(電極、プラズマ、チャンバ)のインピーダンスと高周波電源側のインピーダンスとの間で整合(マッチング)をとるための整合器を備えている。高周波電源は通常50Ωの純抵抗出力になるように設計されるため、整合器も含めた負荷側のインピーダンスが50Ωになるように、整合器内のインピーダンスが設定または調節される。この種の整合器は、整合回路内に1個または複数の可変リアクタンス素子(可変コンデンサ、可変インダクタンスコイル等)を含み、ステップモータ等により可変範囲内の各ステップ位置またはポジションを選択することで整合器内のインピーダンスひいては負荷インピーダンスを可変調整できるように構成されている。プラズマ処理中には、圧力変動などによってプラズマ・インピーダンスが変わると、整合器のオートマッチング機能が働いて、それら可変リアクタンス素子のインピーダンス・ポジションを可変調整して自動的に負荷インピーダンスを補正して整合ポイント(50Ω)に合わせるようになっている。
サセプタ12は半導体ウエハWよりも一回り大きな直径または口径を有している。サセプタ12の上面には、処理対象の半導体ウエハWが載置され、その半導体ウエハWを周囲にフォーカスリング36が取り付けられる。このフォーカスリング36は、半導体ウエハWの被エッチング材に応じて、たとえばSi,SiC,C,SiO2の中のいずれかの材質で構成されている。
サセプタ12の上面には、ウエハ吸着用の静電チャック38が設けられている。この静電チャック38は、膜状または板状の誘電体の中にシート状またはメッシュ状の導電体を挟んだもので、サセプタ12の上面に一体形成または一体固着されており、該導電体にはチャンバ10の外に配置される直流電源40がスイッチ42および高圧線44を介して電気的に接続されている。直流電源40より印加される直流電圧により、クーロン力で半導体ウエハWを静電チャック38上に吸着保持できるようになっている。
サセプタ12の内部には、たとえば円周方向に延びる環状の冷媒室46が設けられている。この冷媒室46には、チラーユニット(図示せず)より配管48,50を介して所定温度の冷媒たとえば冷却水が循環供給される。冷媒の温度によって静電チャック38上の半導体ウエハWの温度を制御できる。さらに、ウエハ温度の精度を一層高めるために、伝熱ガス供給部(図示せず)からの伝熱ガスたとえばHeガスが、ガス供給管52およびサセプタ12内部のガス通路54を介して静電チャック38と半導体ウエハWとの間に供給される。
チャンバ10の天井には、サセプタ12と平行に向かい合って上部電極を兼ねるシャワーヘッド56が設けられている。このシャワーヘッド56は、サセプタ12と向かい合う電極板58と、この電極板58をその背後(上)から着脱可能に支持する電極支持体60とを有し、電極支持体60の内部にガス室62を設け、このガス室62からサセプタ12側に貫通する多数のガス吐出孔64を電極支持体60および電極板58に形成している。電極板58とサセプタ12との間の空間Sがプラズマ生成空間ないし処理空間となる。ガス室62の上部に設けられるガス導入口62aには、処理ガス供給部65からのガス供給管66が接続されている。電極板58はたとえばSi、SiCあるいはCからなり、電極支持体60はたとえばアルマイト処理されたアルミニウムからなる。
シャワーヘッド56とチャンバ10の上面開口縁部との間は、たとえばアルミナからなるリング形状の絶縁体68が気密に塞いでいる。シャワーヘッド56は電気的に非接地でチャンバ10に取り付けられており、別の高周波電源70がRFケーブル72、上部整合器74および上部給電棒76を介してシャワーヘッド56に電気的に接続されている。高周波電源70は、高周波放電つまりプラズマ生成に適した周波数(好ましくは40MHz以上)を有する高周波(HF)を無変調つまり一定パワーおよび一定周波数で出力する。RFケーブル72は、たとえば同軸ケーブルからなる。整合器74には、高周波電源70側のインピーダンスと負荷(電極、プラズマ、チャンバ)側のインピーダンスとの間で整合をとるための整合回路が収容されるとともに、オートマッチング用のRFセンサ、ステップモータ、コントローラ等も備わっている。
制御部80は、後述するようにマイクロコンピュータおよび各種インタフェースを含み、外部メモリまたは内部メモリに格納されるソフトウェア(プログラム)およびレシピ情報にしたがって、このプラズマエッチング装置内の各部たとえば排気装置24、高周波電源28,70、整合器32,74、直流電源スイッチ42、チラーユニット(図示せず)、伝熱ガス供給部(図示せず)および処理ガス供給部65等の個々の動作および装置全体の動作(シーケンス)を制御する。
このプラズマエッチング装置において、エッチングを行うには、先ずゲートバルブ26を開状態にして加工対象の半導体ウエハWをチャンバ10内に搬入して、静電チャック38の上に載置する。そして、処理ガス供給部65よりエッチングガス(一般に混合ガス)を所定の流量でチャンバ10内に導入し、排気装置24によりチャンバ10内の圧力を設定値にする。さらに、高周波電源70より上部整合器74を介してプラズマ生成用の高周波(HF)を上部電極56に印加すると同時に、高周波電源28から下部整合器32を介してバイアス制御用の高周波(LF)をサセプタ12に印加する。また、直流電源40より直流電圧を静電チャック38に印加して、半導体ウエハWを静電チャック38上に固定する。シャワーヘッド56より吐出されたエッチングガスは両電極12,56間で高周波放電によってプラズマ化し、このプラズマで生成されるラジカルやイオンによって半導体ウエハW表面の被加工膜が所望のパターンにエッチングされる。
この容量結合型プラズマエッチング装置は、上部電極(シャワーヘッド)56にプラズマ生成に適した比較的高い周波数(40MHz以上)の高周波(HF)を印加することにより、プラズマを好ましい解離状態で高密度化し、より低圧の条件下でも高密度プラズマを形成することができる。それと同時に、サセプタ12にイオン引き込みに適した比較的低い周波数(13.56MHz以下)の高周波(LF)を印加することにより、イオンエネルギーをより精細に制御し、異方性エッチングの加工精度を高めることができる。
さらに、バイアス制御用高周波(LF)のパワーを制御部80の制御により高周波電源28においてデューティ可変なHレベル/LレベルまたはON/OFFのパルスで変調することにより、半導体ウエハWに入射するイオンのエネルギーを時間的に制御して選択性等の加工特性を一層向上させることができる。
図2に、この実施形態におけるパルス変調方式の基本的な手法を示す。この実施形態では、バイアス制御用高周波(LF)のパワーをプロセスに応じた一定の周波数(たとえば10kHz)およびデューティ(たとえば50%)でパルス変調するだけでなく、LFパワーのパルス変調に同期してその周波数(LF周波数)もパルス変調する。すなわち、LFパワーとLF周波数との間に、1サイクル内で、LFパワーがHレベルの設定値PA(たとえば500W)を維持する期間TAの間はLF周波数もHレベルの設定値FA(たとえば13.56MHz)を維持し、LFパワーがレベルの設定値PB(たとえば100W)を維持する期間TBの間はLF周波数もLレベルの設定値FB(たとえば12.05MHz)を維持するような同期関係を持たせる。ここで、LF周波数のHレベル/Lレベルは2つの異なる周波数設定値間の相対的な高低関係を意味し、Hレベルが相対的に高い方の周波数設定値で、Lレベルが相対的に低い方の周波数設定値である。
なお、図2ではLFパワーのパルス変調とLF周波数のパルス変調とを全く同じタイミング(同一位相、同一デューティ)で行っているが、現実的には、時間軸上でLFパワーやLF周波数が変化するタイミング(位相、デューティ)にずれが生じてもよい。ただし、パルス変調の周波数はLFパワーとLF周波数とで同期または一致させる必要がある。
サセプタ12にバイアス制御用の高周波(LF)を印加する場合は、LFパワーとサセプタ12上に形成されるイオンシースの厚さ(下部シース厚さ)との間に一定の比例関係があり、LFパワーがHレベルの一定の値Aをとる時は下部シース厚さもHレベルの或る値DAになり、LFパワーがLレベルの一定の値PBをとる時は下部シース厚さもLレベルの或る値DBになる。ここで、下部シースの厚さが大きいほどそのシース容量(キャパシタンス)は小さくなり、下部シースの厚さが小さいほどシース容量は大きくなる。
この実施形態では、制御部80の制御の下で、下部整合器32が、Hレベル期間TAにおける負荷側のインピーダンスを高周波電源28側のインピーダンスにマッチングさせるように動作し、Lレベル期間TB中の負荷インピーダンスを無視(非検知)するようになっている。もっとも、そのようにすると、Hレベル期間TAにおいて下部シース厚さがHレベルの値DAでインピーダンスマッチングがとれている状態から、Lレベル期間TBに移行すると下部シース厚さがHレベルの値DAからLレベルの値DBに変じた分だけ(つまり下部シース容量が増大した分だけ)共振点からずれてインピーダンスマッチングがとれなくなる。そこで、Lレベル期間TBにおけるそのようなインピーダンスマッチングのずれを極力少なくするために、下部シース厚さの減少つまりシース容量(キャパシタンス)の増大をキャンセルするように、LF周波数をHレベルのときの基準周波数FAよりも適当に低いLレベルの値FBまで下げる。
このように、この実施形態のパルス変調方式においては、Hレベル期間TA中は下部整合器32のオートマッチング機能により高周波電源28と負荷との間でインピーダンスマッチングをとり、Lレベル期間TB中は下部整合器32が負荷インピーダンスに応答しないで代わりに高周波電源28がLF周波数を適宜下げる手法でインピーダンスマッチングのずれを補正するようにしている。したがって、LFパワーがHレベルとLレベルとの間で周期的に変化することによって、下部シースの容量が周期的で変動しても、プラズマインピーダンスないし負荷インピーダンスの急激な変動はないので、下部整合器32のオートマッチングがハンチングを起こすおそれはなく、プラズマ負荷から高周波電源28への反射を効果的に抑制することができる。
図3に、この実施形態のパルス変調方式におけるLFパワーとLF周波数との間の同期関係をより詳細に示す。図示のように、パルス変調の1サイクルが4つのステート、すなわち第1ステートTB、第2ステートTC、第3ステートTAおよび第4ステートTDに分割される。ここで、第1ステートTBは上記Lレベル期間に対応し、第3ステートTAは上記Hレベル期間に対応する。第2ステートTCは、LFパワーおよびLF周波数をそれぞれLレベルの設定値PB,FBからHレベルの設定値PA,FAに遷移させる期間である。第4ステートTDは、LFパワーおよびLF周波数をそれぞれHレベルの設定値PA,FAからLレベルの設定値PB,FBに遷移させる期間である。
第3ステートTAの期間中は、上記のように、下部整合器32のオートマッチングによりインピーダンスマッチングがとられるので、負荷のプラズマから高周波電源28にはね返ってくるLF反射波のパワーは非常に低い(JA)。第1ステートTBの期間中も、上記のように、LF周波数のパルス変調によりインピーダンスマッチングのずれが補正されるので、LF反射パワーが相当低いレベルJBに抑え込まれる。しかし、第2ステートTCおよび第4ステートTDの期間中は、オートマッチングの機能あるいはその補償機能が実質的に働かないため、インパルス状のLF反射パワーが発生する。
そのような第2ステートTCおよび第4ステートTDにおけるLF反射パワーの変動に下部整合器32が感応したならば、オートマッチングの安定性・精度が低下して第3ステートTAにおけるLF反射パワーが増大し、ひいては第1ステートTBにおけるLF反射パワーも増大してしまう。
この実施形態では、制御部80が、高周波電源28を通じてパルス変調の時間的な特性(周波数、デューティ、位相等)の一切を制御しており、第1〜第4ステートを順次かつ繰り返し切り換えるタイミングも全て管理している。さらに、制御部80は、下部整合器32が負荷インピーダンスに感応するサイクルないし期間も制御しており、図3に示すように、第3ステートTAの中に、第2ステートTCの終端または第4ステートTDの始端にかからないタイミングで、整合器感応期間TMを設定している。
図4に、この実施形態における高周波電源28および下部整合器32の構成を示す。高周波電源28は、周波数可変の正弦波を発振出力する発振器82と、この発振器82より出力された正弦波のパワーを可変の増幅率で増幅するパワーアンプ84とを備えている。制御部80は、発振器82を通じてLF周波数のパルス変調または可変制御を行い、パワーアンプ84を通じてLFパワーのパルス変調または可変制御を行う。
下部整合器32は、少なくとも1つの可変リアクタンス素子を含む整合回路90と、この整合回路90の各可変リアクタンス素子のインピーダンス・ポジションを個別に可変制御するためのコントローラ92と、整合回路90を含めた負荷インピーダンスを測定する機能を有するRFセンサ94とを有している。
図示の例では、整合回路90が2つの可変コンデンサC1,C2と1つのインダクタンスコイルL1とからなるT形回路として構成され、コントローラ92がステップモータ96,98を通じて可変コンデンサC1,C2のインピーダンス・ポジションを可変制御するようになっている。RFセンサ94は、たとえばその設置位置における伝送線路上のRF電圧およびRF電流をそれぞれ検出する電圧センサおよび電流センサを有し、電圧測定値および電流測定値から負荷インピーダンスの測定値を複素数表示で求める。コントローラ92は、たとえばマイクロコンピュータからなり、RFセンサ94より負荷インピーダンスの測定値をゲート回路100を介して受け取り、制御部80からは各種の設定値やコマンドを受け取る。
ゲート回路100は、制御部80の制御の下で、パルス変調の各サイクルにおいて第3ステートTA内に設定された整合器感応期間TM(図3)の間だけRFセンサ94の出力信号(負荷インピーダンス測定値)をコントローラ92に与える。これにより、コントローラ92は、第3ステートTA内の整合器感応期間TM中だけRFセンサ94の出力信号を入力し、負荷インピーダンス測定値が基準インピーダンスまたは整合ポイント(通常50Ω)に一致するように、ステップモータ96,98を通じて可変コンデンサC1,C2のインピーダンス・ポジションを可変制御する。
この実施形態では、高周波電源28の出力端子に負荷側から伝送線路上を伝播してくる反射波を受信して反射波のパワーを測定する反射波測定回路102も備わっている。後述するように、制御部80は、反射波測定回路102より受け取る反射パワー測定値に基づいて、パルス変調の各ステートにおける各種パラメータの選定や制御を行うようにしている。
上記のように、この実施形態におけるLF周波数のパルス変調では、第1ステートTB中にLF周波数を第3ステートTAのときのHレベルの基準周波数FAよりも適当に低いLレベルの値FBまで下げるようにしている。
図5に、Lレベルの周波数設定値FBを決定するために制御部80で実行されるプログラムの手順を示す。このフローは、システムの起動を開始した直後で、上記のような制御部80および下部整合器32によるオートマッチチングが安定してから実行されてよい。
先ず、初期化で所要のパラメータおよび設定値を取り込む(ステップS1)。そして、前サイクルの第4ステートTDから現サイクルの第1ステートTBに切り換わったなら(ステップS2)、パワーアンプ84を通じてLFパワーをLレベルの設定値PBに制御するとともに、発振器82を通じてLF周波数をLレベルの仮周波数設定値FB(1)に制御する(ステップS3)。そして、当該第1ステートTB中に設定されたLFパワー測定期間に反射波測定回路102がLF反射パワーを検知して測定値(実効値または平均値)JB(1)を求め、制御部80はメモリ上でLF反射パワー測定値JB(1)を仮設定値FB(1)に対応づける(ステップS4)。
各サイクル毎に第1ステートTBの仮周波数設定値FB(n)を図6に示すように一定のステップ幅でディクリメントし、または図7に示すように一定のステップ幅でインクリメントして、LF反射パワー測定値JB(n)を仮周波数設定値FB(n)に対応づけて記録し、この一連の処理を所定回数繰り返す(ステップS2〜S6)。なお、図6および図7では、第2ステートTCおよび第4ステートTDを省略している。
そして、測定値データを例えば図8に示すようにグラフ化し、最小自乗法等により求められるLF反射パワーの最小値JBmまたはその付近の値に対応するLF周波数を割り出し、これを第1ステートTBにおけるLレベルの周波数設定値FBとする(ステップS7)。
なお、各サイクル毎に第1ステートTBの仮周波数設定値を一定のステップ幅でディクリメントまたはインクリメントする代わりに、図9に示すように複数サイクルに亘って第1ステートTB中にLF周波数を一定の上昇率または減少率で連続的にスイープする手法も可能である。
また、上記のようなフロー(図5)を使う代わりに、過去のデータおよびプロセス条件(たとえばHF/LFパワー、圧力、ガス種等)を基に下部シース厚さを推定して、下部シース厚さを変数とする所定の演算式から第1ステートTBにおけるLレベルの周波数設定値FBを選定ないし決定することも可能である。この場合、反射波測定回路102より得られるLF反射パワー測定値を基に周波数設定値FBの検証や再選定を行ってよい。
図10に、第2ステートTCにおいてLFパワーおよびLF周波数をそれぞれLレベルからHレベルに遷移させる特性(立ち上がり特性)を決定するために制御部80で実行されるプログラムの手順を示す。図11に、このフローの作用を示す。このフローは、上記のような手法によって第3ステートTAおよび第1ステートTBに係る各種パラメータの設定値を確定し、両ステートTB,TA中のLF反射パワーを低いレベルJB,JAに抑え込んで安定にしてから、実行されてよい。
先ず、初期化で所要のパラメータおよび設定値を取り込む(ステップS10)。そして、第1ステートTBから第2ステートTCに切り換わったなら(ステップS11)、パワーアンプ84および発振器82を通じてLFパワーおよびLF周波数をそれぞれ仮の遷移特性P(n),F(n)で立ち上げる(ステップS12)。ここで、仮の遷移特性P(n),F(n)はそれぞれ独立に設定され、図11に示すように、遷移(立ち上げ)の開始時間tps,tfsおよび終了時間tpe,tfe、遷移変化関数等をパラメータとしている。遷移変化関数は、勾配一定の直線PL,FLに限らず、対数関数的な曲線PE,FEやN次関数(N≧2)または指数関数的な曲線PN,FN等でもよい。
そして、第2ステートTCの期間中に反射波測定回路102がLF反射パワーを測定し、制御部80はその測定値を現時点でのLF反射パワー測定値の最小値と比較し(ステップS13)、その比較で小さかった方をLF反射パワー測定値の新たな最小値とする(ステップS14)。なお、第1回目のときは、その時点での最小測定値は存在していないので、無条件で第1回目の測定値を最小値とする。LF反射パワーの測定値は、インパルス波形のピーク値、平均値または積分値として求められてよい。
各サイクル毎にLFパワーおよびLF周波数の仮の遷移特性P(n),F(n)を適宜または順次変更して、上記のような第2ステートTCにおけるLF反射パワーの測定、比較、最小値更新等の一連の処理を所定回数繰り返す(ステップS11〜S16)。その結果、逐次更新され最後に残ったLF反射パワー測定値の最小値をデータベースに照会して適性な値または許容範囲内の値であるか否かを確認し(ステップS17〜S18)、適正であればそのLF反射パワー測定値が得られたときの仮の遷移特性P(n),F(n)を正規の遷移特性として設定する(ステップS19)。データベースへの照会(ステップS17)で今回得られたLF反射パワー測定値の最小値が適正なものでない場合は、初期化における各種パラメータまたは設定値を適宜変更して上記フローを最初からやり直す(ステップS17〜S10)。
詳細な説明を省略するが、第4ステートTDにおいてLFパワーおよびLF周波数をそれぞれHレベルからLレベルに遷移させる特性(立ち下がり特性)も、上述したフロー(図10)と同様の手順によって決定することができる。
次に、この実施形態のパルス変調においてエッチングプロセスの安定性・再現性を一層向上させるためにLFパワーを制御する手法を説明する。
上記のように、この実施形態においては、Lレベルの第1ステートTBではLF周波数のパルス変調により、Hレベルの第3ステートTAでは下部整合器32のオートマッチングにより、プラズマ負荷から高周波電源28へのLF反射パワーを可及的に少なくしている。しかしながら、そのようなLF反射パワーが少ないながらも実際に存在することによって、負荷に供給されるパワーつまりロードパワーが設定値または目標値よりも少なければ、イオンエネルギーは不所望に低下する。また、LF反射パワーが変動した時に、その影響でロードパワーも変動すれば、イオンエネルギーも変動する。こうしたことは、プロセスの安定性・再現性を下げる要因となる。
この実施形態のプラズマエッチング装置は、そのようなLF反射パワーの存在ないし変動を補償する機能も備えている。図12に、この実施形態においてLFパワーを制御するために制御部80で実行されるプログラムの手順を示す。図13に、このLFパワー制御法の作用の一例を示す。
先ず、初期化で所要のパラメータおよび設定値を取り込む(ステップS20)。そして、前サイクルの第4ステートTDから現サイクルの第1ステートTBに切り換わったなら(ステップS21)、パワーアンプ84を通じてLFパワーを現サイクル用の設定値PBに制御する(ステップS22)。そして、当該第1ステートTB中に設定されたLFパワー測定期間に反射波測定回路102がLF反射パワーを検知して測定値(実効値または平均値)Jnを求め、制御部80がそのLF反射パワー測定値Jnを取り込む(ステップS23)。
次いで、制御部80は、第1ステートTBにおける次サイクル用のLFパワー設定値PBを次の式(1)から求める(ステップS24)。
B=PMB+J〜n ・・・・(1)
ここで、PMBは第1ステートTB中に負荷に供給すべきロードパワーの目標値であり、J〜nは現サイクルの時点におけるLF反射パワー測定値Jnの移動平均値である。
次に、現サイクルにおいて第2ステートTCから第3ステートTAに切り換わったなら(ステップS25)、パワーアンプ84を通じてLFパワーを現サイクル用の設定値PAに制御する(ステップS26)。そして、当該第3ステートTA中に設定されたLFパワー測定期間に反射波測定回路102がLF反射パワーを検知して測定値(実効値または平均値)Jmを求め、制御部80がそのLF反射パワー測定値Jmを取り込む(ステップS27)。
次いで、制御部80は、第3ステートTAにおける次サイクル用のLFパワー設定値PAを次の式(2)から求める(ステップS28)。
A=PMA+J〜m ・・・・(2)
ここで、PMAは第3ステートTA中に負荷に供給すべきロードパワーの目標値であり、J〜mは現サイクルの時点におけるLF反射パワー測定値Jmの移動平均値である。
パルス変調の各サイクル毎に上記一連の処理(ステップS21〜S28)を繰り返すことで、図13に示すように、第1ステートTBおよび第3ステートTAでプラズマ負荷に供給すべきロードパワーにLF反射パワーおよびその変動分(移動平均値)を上乗せしたLFパワーが高周波電源28より出力される。これにより、LF反射パワーおよびその変動分がキャンセルされ、プラズマ負荷には設定通り(目標値)のロードパワーが安定に供給される。こうして、プロセスの安定性・再現性を一層向上させることができる。なお、上記のようなLF反射パワーおよびその変動分を補償する機能は、第1ステートTBもしくは第3ステートTAのいずれかのみについて行ってもよい。
図14に、本発明の第2の実施形態におけるプラズマ処理装置の構成を示す。図中、上記第1実施形態の装置(図1)と構成または機能的に共通する部分には同一の符号を附している。
このプラズマ処理装置は、サセプタ(下部電極)12にプラズマ生成用の高周波とバイアス制御用の高周波とを同時に印加するカソードカップル方式(下部2周波印加方式)の容量結合型プラズマエッチング装置として構成されている。より詳細には、バイアス制御用の高周波(LF)を発生する高周波電源28が整合器32を介してサセプタ12に電気的に接続されるとともに、プラズマ生成用の高周波(HF)を発生する高周波電源102も整合器104を介してサセプタ12に電気的に接続されている。上部電極(シャワーヘッド)56は、チャンバ10に直付けで取り付けられ、チャンバ10を通じて電気的に接地されている。
このプラズマエッチング装置においても、制御部80は、バイアス制御用の高周波(LF)について、高周波電源28および整合器32を通じて上記と同様の二重パルス変調、つまりLFパワーのパルス変調およびこれに同期したLF周波数のパルス変調を行うことができる。
一方で、そのようなLFパルス変調を行うと、下部シース厚さが周期的に変化し、その影響でサセプタ12から見たHFのプラズマインピーダンスが周期的に変化し、これによってプラズマから高周波電源102にはね返るHF反射パワーが増大する。HF反射パワーの増大は、プラズマの密度やその分布特性の低下を来たし、高周波電源102の故障の原因にもなる。
そこで、この実施形態では、LFのパルス変調に同期させてHFのパワーおよび/または周波数もパルス変調できる構成としている。すなわち、図示省略するが、高周波電源102を高周波電源28と同様に周波数可変の発振器および増幅率可変のパワーアンプで構成し、制御部80が、該発振器を通じてHF周波数のパルス変調および可変制御を行い、該パワーアンプを通じてHFパワーのパルス変調および可変制御を行うようにしている。また、整合器104内でRFセンサとコントローラとの間にゲート回路が設けられ、制御部80の制御の下で該ゲート回路が所定の整合器感応期間中だけRFセンサの出力信号をコントローラに送るようになっている。さらに、高周波電源102の出力端子に負荷側から伝送線路上を伝播してくるHF反射波のパワーを測定するための反射波測定回路(図示せず)も設けられ、制御部80は該反射波測定回路より受け取る反射パワー測定値に基づいて、HFのパルス変調に係る各種パラメータの選定や制御を行うようにしている。
なお、図1の装置のようにプラズマ生成用の高周波(HF)を上部電極56に印加する上下部2周波印加方式においても、制御部80が高周波電源70および整合器74を通じて、この実施形態と同様にLFのパルス変調に同期させてHFのパワーおよび/または周波数をパルス変調するように構成することも可能である。
図15に、本発明の第3の実施形態におけるプラズマ処理装置の構成を示す。図中、上記第1実施形態または上記第2実施形態の装置(図1、図14)と構成または機能的に共通する部分には同一の符号を附している。
このプラズマ処理装置は、サセプタ(下部電極)12にプラズマ生成用の高周波を印加するカソードカップル方式の容量結合型プラズマエッチング装置として構成されている。
このプラズマエッチング装置において、高周波電源102より40MHz以上の高周波を出力させて、プラズマ密度を高くすると、低イオンエネルギー化すなわち半導体ウエハW上のシース電位が小さくなる(低バイアス化)が、このように低バイアス化が従来と比べて進んだことにより、チャージングダメージ(絶縁破壊)の影響を無視することができなくなりつつある。チャージングダメージは、プラズマから半導体ウエハW(ゲート電極)に流入する電荷量がある閾値を越えたときに生ずる。この流入電荷量は、ウエハW面内におけるシース電位の相対的な差異と相関がある。
従来の低い周波数を用いたプラズマエッチング装置では、シース電位が数百ボルトと大きいため、プラズマ中の電位(プラズマ電位)に面内不均一が生じたとしても、シース電位の変化はウエハ面内において相対的に小さく、半導体ウエハWのゲート電極へ流入する電荷量は閾値を超えることはない。
しかし、この実施形態のような高密度プラズマでは、シース電位が数十ボルト程度と小さいため、プラズマ電位に面内不均一が生じた場合のシース電位の変化は相対的に大きく、ゲート電極への多量の電子流入が起こりやすく、基板表面がプラズマに連続的に曝される時間の長さに依存したチャージングダメージが生じやすい。
また、プラズマプロセスにおいては、プラズマ電位の面内不均一性あるいは回路パターンのプロファイル等が関係して局所的にイオンと電子のバランスがくずれることに起因して基板上の絶縁膜(たとえばゲート酸化膜)にチャージアップが発生することがある。チャージアップの発生した絶縁膜には、蓄積電荷の量に比例した電位勾配または電場がかかる。このようなチャージアップの状態が累積増大してある閾値を越えれば、当該箇所で絶縁膜が損傷し、あるいは破壊してしまう。
この実施形態では、ゲート電極への流入電荷量が閾値を超えないように、あるいはチャージアップによって絶縁膜に蓄積する電荷の量が閾値を越えないように、プラズマ生成状態とプラズマ非生成状態(プラズマを生成していない状態)とが所定周期で交互に繰り返されるようにする。すなわち、連続したプラズマ生成の時間を流入電荷量あるいはチャージアップ電荷量が閾値を超えない程度の短い時間として、その後プラズマが生成しない状態を作り出し、それを断続的に繰り返すのである。プラズマ生成状態の期間中にウエハW上の任意の箇所で過分な流入電荷あるいはチャージアップが発生してもプラズマ非生成状態の期間中に余分な電荷または蓄積電荷を周囲に分散させて中和性を回復させるので、流入電荷あるいは蓄積電荷の累積増大を阻止し、絶縁膜のダメージを効果的に防止することができる。これによって、プラズマプロセスの信頼性を大きく改善することができる。
プラズマエッチング中にプラズマ生成状態とプラズマ非生成状態とを交互に繰り返すために、この実施形態では、プラズマ生成用の高周波(HF)がプラズマを生成させるようなHレベルの振幅または波高値(つまり実効的なパワー)を有するHレベルの期間と、プラズマ生成用の高周波(HF)がプラズマを生成させないようなLレベルの振幅または波高値(つまり実効的なパワーを有していない)を有するLレベルの期間とが所定のサイクルで交互に繰り返されるように、制御部80が高周波電源102および整合器104を制御するようにしている。
図16に、この実施形態におけるパルス変調方式の基本的な手法を示す。この実施形態では、HFパワーのパルス変調に同期してその周波数(HF周波数)もパルス変調する。より詳細には、HFパワーとHF周波数との間に、1サイクル内で、HFパワーがHレベルの設定値PA(たとえば500W)を維持する期間TAの間はHF周波数がLレベルの設定値FA(たとえば基準の60MHz)を維持し、HFパワーがLレベルの設定値PB(たとえば100W)を維持する期間TBの間はHF周波数がHレベルの設定値FB(たとえば62.45MHz)を維持するような同期関係を持たせる。この場合も、HF周波数のHレベル/Lレベルは2つの異なる周波数設定値間の相対的な高低関係を意味し、Hレベルが相対的に高い方の周波数設定値で、Lレベルが相対的に低い方の周波数設定値である。
容量結合型においては、上部電極と下部電極との間にプラズマが無いときよりも有るときの方がプラズマ容量は大きく、プラズマ密度を高くするほどプラズマ容量は大きくなる。つまり、HFの印加が無いときよりも有るときの方がプラズマ容量は大きく、HFのパワーが高いほどプラズマ容量は大きくなる。
したがって、HFパワーのパルス変調に同期させてHF周波数に逆位相のパルス変調をかけることで、HFパワーのパルス変調に伴ってプラズマ容量が周期的に変化するのを周波数の可変制御でキャンセルして、プラズマインピーダンスの急激な変動を抑えることができる。
したがって、この実施形態のパルス変調方式においても、HFパワーのHレベル期間TA中は整合器104のオートマッチング機能により高周波電源102と負荷との間でインピーダンスマッチングをとり、HFパワーのLレベル期間TB中は整合器104が負荷インピーダンスに応答しないで代わりに高周波電源102がHF周波数を適宜上げる手法でインピーダンスマッチングのずれを補正することができる。したがって、HFパワーがHレベルとLレベルとの間で周期的に変化することによって、プラズマ容量が周期的に変動しても、プラズマインピーダンスないし負荷インピーダンスの急激な変動はないので、整合器104のオートマッチングがハンチングを起こすおそれはなく、負荷(特にプラズマ)側から高周波電源102への反射を効果的に抑制することができる。
なお、上記第2実施形態のような下部2周波印加方式のプラズマエッチング装置(図14)において、プラズマ生成用の高周波(HF)に対して上記第3実施形態と同様のパルス変調をかけることも可能である。
また、図示省略するが、プラズマ生成用の高周波(HF)を上部電極に印加するアノードカップル方式のプラズマ処理装置においても、上記第3の実施形態と同様のパルス変調をHFにかけてよい。
以上、本発明の好適な一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものでは決してなく、種々の変形が可能である。
たとえば、上記の実施形態では、パルス変調をかけられる高周波のパワーがHレベルの設定値を維持する期間(パワーHレベルの期間)TA内に整合器感応期間を設定し、パワーHレベルの期間TA中にインピーダンスマッチングをとるようにした。しかし、デューティが小さい場合、つまり1サイクル内でパワーHレベルの期間TAの占める割合が小さくてパワーLレベルの期間TBの占める割合が大きい場合は、パワーLレベルの期間TB内に整合器感応期間を設定し、パワーLレベルの期間TB中にインピーダンスマッチングをとるようにしてもよい。
図17に、上記実施形態におけるプラズマエッチング方法を行うために上記プラズマ処理装置(図1、図14、図15)の各部の制御および全体のシーケンスを制御する制御部80の構成例を示す。
この構成例の制御部80は、バス150を介して接続されたプロセッサ(CPU)152、メモリ(RAM)154、プログラム格納装置(HDD)156、フロッピドライブあるいは光ディスクなどのディスクドライブ(DRV)158、キーボードやマウスなどの入力デバイス(KEY)160、表示装置(DIS)162、ネットワーク・インタフェース(COM)164、および周辺インタフェース(I/F)166を有する。
プロセッサ(CPU)152は、ディスクドライブ(DRV)158に装填されたFDあるいは光ディスクなどの記憶媒体168から所要のプログラムのコードを読み取って、HDD156に格納する。あるいは、所要のプログラムをネットワークからネットワーク・インタフェース164を介してダウンロードすることも可能である。そして、プロセッサ(CPU)152は、各段階または各場面で必要なプログラムのコードをHDD156からワーキングメモリ(RAM)154上に展開して各ステップを実行し、所要の演算処理を行って周辺インタフェース166を介して装置内の各部(特に、排気装置24、高周波電源28,70,102、整合器32,74,104、処理ガス供給部65等)を制御する。上記実施形態で説明したプラズマエッチング方法を実施するためのプログラムは全てこのコンピュータシステムで実行される。
上記実施形態は、チャンバ内で平行平板電極間の高周波放電によってプラズマを生成する容量結合型プラズマ処理装置に係るものであった。しかし、本発明は、チャンバの上面または周囲にアンテナを配置して誘電磁界の下でプラズマを生成する誘導結合型プラズマ処理装置や、マイクロ波のパワーを用いてプラズマを生成するマイクロ波プラズマ処理装置等にも適用可能である。
本発明は、プラズマエッチング装置に限定されず、プラズマCVD、プラズマ酸化、プラズマ窒化、スパッタリングなどの他のプラズマ処理装置にも適用可能である。また、本発明における被処理基板は半導体ウエハに限るものではなく、フラットパネルディスプレイ用の各種基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等も可能である。
本発明の第1の実施形態における容量結合型プラズマエッチング装置の構成を示す縦断面図である。 第1の実施形態におけるパルス変調方式の基本的な手法を説明するための波形図である。 第1の実施形態のパルス変調方式におけるLFパワーとLF周波数との間の同期関係を示す波形図である。 第1の実施形態におけるバイアス制御用の高周波電源および整合器の構成を示す図である。 第1の実施形態においてLレベルの周波数設定値を決定するためのプログラムの手順を示すフローチャートである。 図5のフローで用いる一手法を説明するための波形図である。 図5のフローで用いる一手法を説明するための波形図である。 図5のフローで測定値データをグラフ化する手法を説明するための図である。 図5のフローで用いる変形例の手法を説明するための波形図である。 LFパワー/周波数の立ち上がり特性を決定するためのプログラムの手順を示すフローチャートである。 図10のフローの作用を示す波形図である。 LFパワーを制御するためのプログラムの手順を示すフローチャートである。 図12のフローの作用を示す波形図である。 第2の実施形態におけるプラズマエッチング装置の構成を示す縦断面図である。 第3の実施形態におけるプラズマエッチング装置の構成を示す縦断面図である。 第3の実施形態におけるパルス変調方式の基本的な手法を説明するための波形図である。 実施形態における制御部の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 チャンバ(処理容器)
12 サセプタ(下部電極)
24 排気装置
28 (バイアス制御用)高周波電源
32 下部整合器
56 上部電極(シャワーヘッド)
70 (プラズマ生成用)高周波電源
72 上部整合回路
65 処理ガス供給部
80 制御部
82 発振器
84 パワーアンプ
90 整合回路
92 コントローラ
94 RFセンサ
100 ゲート回路
102 (プラズマ生成用)高周波電源
104 整合器

Claims (45)

  1. 真空排気可能な処理容器と、
    前記処理容器内で被処理基板を支持する第1電極と、
    前記処理容器内で前記第1電極の上に設定された処理空間に処理ガスを供給する処理ガス供給部と、
    前記処理容器内で前記処理ガスを励起してプラズマを生成するプラズマ励起部と、
    前記プラズマからイオンを前記被処理基板に引き込むために前記第1電極に第1高周波を印加する第1高周波給電部と、
    前記第1高周波のパワーを所定の周期で変調する第1高周波パワー変調部と、
    前記第1高周波のパワー変調に実質的に同期して前記第1高周波の周波数を変調する第1周波数変調部と
    を有するプラズマ処理装置。
  2. 前記第1高周波パワー変調部は、1サイクルを第1、第2、第3および第4のステートに分割し、前記第1高周波のパワーが前記第1ステートでは第1パワー設定値を維持し、前記第2ステートでは前記第1パワー設定値からそれよりも高い第2パワー設定値に遷移し、前記第3ステートでは前記第2パワー設定値を維持し、前記第4ステートでは前記第2パワー設定値から前記第1パワー設定値に遷移するように、前記第1高周波のパワーを制御し、
    前記第1周波数変調部は、前記第1高周波の周波数が前記第1ステートでは第1周波数設定値を維持し、前記第2ステートでは前記第1周波数設定値からそれよりも高い第2周波数設定値に遷移し、前記第3ステートでは第2周波数設定値を維持し、前記第4ステートでは前記第2周波数設定値から前記第1周波数設定値に遷移するように、前記第1高周波の周波数を制御する請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記第1高周波給電部が、
    前記第1高周波を発生する第1高周波電源と、
    前記第1高周波電源の出力端子と前記第1電極との間に電気的に接続された可変リアクタンス素子を含む整合回路と、前記整合回路を含めた負荷インピーダンスを測定するためのセンサと、前記センサの出力信号に応答して前記負荷インピーダンスを基準インピーダンスに一致させるように前記可変リアクタンス素子を可変するコントローラとを含む整合器と、
    前記第1ステートまたは前記第3ステートのいずれか一方においてインピーダンスの整合がとれるように前記整合器を制御するマッチング制御部と
    を有する請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記第1電極側から前記第1高周波電源へ伝送線路上を伝播してくる反射波のパワーを測定する反射波測定部を有する請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記マッチング制御部が、前記第3ステートの中に設定された所定期間の間だけ前記センサの出力信号を前記コントローラにフィードバックさせる請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記第1周波数変調部は、前記第1ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように前記第1周波数設定値を選定する請求項5に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記マッチング制御部が、前記第1ステートの中に設定された所定期間の間だけ前記センサの出力信号を前記コントローラにフィードバックさせる請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記第1周波数変調部は、前記第3ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように前記第3周波数設定値を選定する請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記第2ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、前記第1高周波パワー変調部が前記第1高周波のパワーを所定の立ち上がり特性で前記第1パワー設定値から前記第2パワー設定値に遷移させると同時に、前記第1周波数変調部が前記第1高周波の周波数を所定の立ち上がり特性で前記第1周波数設定値から前記第2周波数設定値に遷移させる請求項4〜8のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記第4ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、前記第1高周波パワー変調部が前記第1高周波のパワーを所定の立ち下がり特性で前記第2パワー設定値から前記第1パワー設定値に遷移させると同時に、前記第1周波数変調部が前記第1高周波の周波数を所定の立ち下がり特性で前記第2周波数設定値から前記第1周波数設定値に遷移させる請求項4〜9のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記第1高周波パワー変調部が、前記第1ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値に基づいて、後続の前記第1ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように前記第1パワー設定値を補正する請求項4〜10のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記第1高周波パワー変調部が、前記第3ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値に基づいて、後続の前記第3ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように前記第3パワー設定値を補正する請求項4〜11のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  13. 前記反射波測定部より前記反射波パワーの測定値が移動平均値として与えられる請求項11または請求項12に記載のプラズマ処理装置。
  14. 前記プラズマ励起部が、
    前記処理容器内で前記第1電極と平行に向かい合って配置される第2電極と、
    前記処理ガスのプラズマを生成するのに適した周波数の第2高周波を前記第2電極に印加する第2高周波給電部と
    を有する請求項1〜13のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  15. 前記プラズマ励起部が、
    前記処理容器内で前記第1電極と平行に向かい合って配置される第2電極と、
    前記処理ガスのプラズマを生成するのに適した周波数の第2高周波を前記第1電極に印加する第2高周波給電部と
    を有する請求項1〜13のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  16. 前記第1高周波のパワー変調に実質的に同期して前記第2高周波の周波数を変調する第2周波数変調部を有する請求項14または請求項15に記載のプラズマ処理装置。
  17. 前記第1高周波のパワー変調に実質的に同期して前記第2高周波のパワーを変調する第2高周波パワー変調部を有する請求項14〜16のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  18. 真空排気可能な処理容器と、
    前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給部と、
    前記処理容器内で前記処理ガスを励起してプラズマを生成するために前記処理容器の中または近傍に配置された第1電極またはアンテナに第1高周波を印加する第1高周波給電部と、
    前記第1高周波のパワーを所定の周期で変調する第1高周波パワー変調部と、
    前記第1高周波のパワー変調に実質的に同期して前記第1高周波の周波数を変調する第1周波数変調部と
    を有するプラズマ処理装置。
  19. 前記第1高周波パワー変調部は、1サイクルを第1、第2、第3および第4のステートに分割し、前記第1高周波のパワーが前記第1ステートでは第1パワー設定値を維持し、前記第2ステートでは前記第1パワー設定値からそれよりも高い第2パワー設定値に遷移し、前記第3ステートでは前記第2パワー設定値を維持し、前記第4ステートでは前記第2パワー設定値から前記第1パワー設定値に遷移するように、前記第1高周波のパワーを制御し、
    前記第1周波数変調部は、前記第1高周波の周波数が前記第1ステートでは第1周波数設定値を維持し、前記第2ステートでは前記第1周波数設定値からそれよりも低い第2周波数設定値に遷移し、前記第3ステートでは第2周波数設定値を維持し、前記第4ステートでは前記第2周波数設定値から前記第1周波数設定値に遷移するように、前記第1高周波の周波数を制御する請求項18に記載のプラズマ処理装置。
  20. 前記第1高周波給電部が、
    前記第1高周波を発生する第1高周波電源と、
    前記第1高周波電源の出力端子と前記第1電極との間に電気的に接続された可変リアクタンス素子を含む整合回路と、前記整合回路を含めた負荷インピーダンスを測定するためのセンサと、前記センサの出力信号に応答して前記負荷インピーダンスを基準インピーダンスに一致させるように前記可変リアクタンス素子を可変するコントローラとを含む整合器と、
    前記第1ステートまたは前記第3ステートのいずれか一方においてインピーダンスの整合がとれるように前記整合器を制御するマッチング制御部と
    を有する請求項19に記載のプラズマ処理装置。
  21. 前記第1電極側から前記第1高周波電源へ伝送線路上を伝播してくる反射波のパワーを測定する反射波測定部を有する請求項20に記載のプラズマ処理装置。
  22. 前記マッチング制御部が、前記第3ステートの中に設定された所定期間の間だけ前記センサの出力信号を前記コントローラにフィードバックさせる請求項21に記載のプラズマ処理装置。
  23. 前記第1周波数変調部は、前記第1ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように前記第1周波数設定値を選定する請求項22に記載のプラズマ処理装置。
  24. 前記マッチング制御部が、前記第1ステートの中に設定された所定期間の間だけ前記センサの出力信号を前記コントローラにフィードバックさせる請求項21に記載のプラズマ処理装置。
  25. 前記第1周波数変調部は、前記第3ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように前記第3周波数設定値を選定する請求項24に記載のプラズマ処理装置。
  26. 前記第2ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、前記第1高周波パワー変調部が前記第1高周波のパワーを所定の立ち上がり特性で前記第1パワー設定値から前記第2パワー設定値に遷移させると同時に、前記第1周波数変調部が前記第1高周波の周波数を所定の立ち下がり特性で前記第1周波数設定値から前記第2周波数設定値に遷移させる請求項21〜25のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  27. 前記第4ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、前記第1高周波パワー変調部が前記第1高周波のパワーを所定の立ち下がり特性で前記第2パワー設定値から前記第1パワー設定値に遷移させると同時に、前記第1周波数変調部が前記第1高周波の周波数を所定の立ち上がり特性で前記第2周波数設定値から前記第1周波数設定値に遷移させる請求項21〜26のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  28. 前記第1高周波パワー変調部が、前記第1ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値に基づいて、後続の前記第1ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように前記第1パワー設定値を補正する請求項21〜27のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  29. 前記第1高周波パワー変調部が、前記第3ステート中に前記反射波測定部より得られる反射波パワーの測定値に基づいて、後続の前記第3ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように前記第3パワー設定値を補正する請求項21〜28のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  30. 前記反射波測定部より前記反射波パワーの測定値が移動平均値として与えられる請求項28または請求項29に記載のプラズマ処理装置。
  31. 前記処理容器内で前記第1電極が被処理基板を支持する請求項18〜30のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  32. 前記処理容器内で前記第1電極が被処理基板を支持する第2電極と平行に向かい合う請求項18〜30のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  33. 前記プラズマからイオンを前記基板に引き込むために前記第1電極に第2高周波を印加する第2高周波給電部を有する請求項31または請求項32に記載のプラズマ処理装置。
  34. 真空排気可能な処理容器の中またはその近傍に設けられた電極またはアンテナに印加する高周波のパワーを一定周期で変調するプラズマ処理方法であって、
    前記高周波のパワー変調に実質的に同期して前記高周波の周波数を変調するプラズマ処理方法。
  35. 1サイクル内で、前記第1高周波のパワーおよび周波数を少なくとも2段階に同時に可変する請求項34に記載のプラズマ処理方法。
  36. 1サイクルを第1、第2、第3および第4のステートに分割し、
    前記第1高周波のパワーを、前記第1ステートでは第1パワー設定値を維持し、前記第2ステートでは前記第1のパワー設定値から第2パワー設定値に遷移し、前記第3ステートでは前記第2パワー設定値を維持し、前記第4ステートでは前記第2パワー設定値から前記第1パワー設定値に遷移するように制御し、
    前記第1高周波の周波数を、前記第1ステートでは第1周波数設定値を維持し、前記第2ステートでは前記第1周波数設定値から第2周波数設定値に遷移し、前記第3ステートでは第2周波数設定値を維持し、前記第4ステートでは前記第2周波数設定値から前記第1周波数設定値に遷移するように制御する請求項34または請求項35に記載のプラズマ処理方法。
  37. 前記第1ステートおよび前記第3ステートのうちの一方において、前記第1高周波を発生する第1高周波電源側のインピーダンスに前記プラズマを含む負荷側のインピーダンスを整合させる請求項36に記載のプラズマ処理方法。
  38. 前記第1ステートおよび前記第3ステートのうちの一方の中に設定された所定期間の間だけ負荷インピーダンスを測定し、前記負荷インピーダンスの測定値を基準インピーダンスに一致させるように、前記第1高周波電源の出力端子と前記第1電極との間に電気的に接続された整合回路内の可変リアクタンス素子を可変する請求項37に記載のプラズマ処理方法。
  39. 前記第1ステートおよび前記第3ステートのうちの他方において前記第1電極側から前記第1高周波電源へ伝送線路上を伝播してくる反射波のパワーを測定し、後続の当該ステート中に前記反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように前記第1の周波数設定値を選定する請求項38のいずれか一項に記載のプラズマ処理方法。
  40. 前記第2ステート中に前記第1電極側から前記第1高周波電源へ伝送線路上を伝播してくる反射波のパワーを測定し、後続の前記第2ステート中に前記反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、前記第1高周波のパワーを前記第1パワー設定値から前記第2パワー設定値に所定の立ち上がり特性で遷移させると同時に、前記第1高周波の周波数を前記第1周波数設定値から前記第2周波数設定値に所定の立ち上がり特性または立ち下がり特性で遷移させる請求項36〜39のいずれか一項に記載のプラズマ処理方法。
  41. 前記第4ステート中に前記第1電極側から前記第1高周波電源へ伝送線路上を伝播してくる反射波のパワーを測定し、後続の前記第4ステート中に前記反射波パワーの測定値が最小値またはその付近の値になるように、前記第2高周波のパワーを前記第2パワー設定値から前記第1パワー設定値に所定の立ち下がり特性で遷移させると同時に、前記第2高周波の周波数を前記第2周波数設定値から前記第1周波数設定値に所定の立ち下がり特性または立ち上がり特性で遷移させる請求項36〜40のいずれか一項に記載のプラズマ処理方法。
  42. 前記第1ステート中に前記第1電極側から前記第1高周波電源へ伝送線路上を伝播してくる反射波のパワーを測定し、前記反射波パワーの測定値に基づいて後続の前記第1ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように前記第1パワー設定値を補正する請求項36〜41のいずれか一項に記載のプラズマ処理方法。
  43. 前記第3ステート中に前記第1電極側から前記第1高周波電源へ伝送線路上を伝播してくる反射波のパワーを測定し、前記反射波パワーの測定値に基づいて後続の前記第3ステート中に負荷に供給されるロードパワーが目標値に一致するように前記第3パワー設定値を補正する請求項36〜42のいずれか一項に記載のプラズマ処理方法。
  44. 前記反射波パワーの測定値を移動平均値として求める請求項42または請求項43に記載のプラズマ処理方法。
  45. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、請求項34〜44のいずれか一項に記載のプラズマ処理方法が行われるようにプラズマ処理装置を制御することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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