JP2009029568A - 物品収納設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成の簡素化を図りながら、移動通路において複数台の物品搬送体を効率よく移動させて、搬送能力の向上を図る。
【解決手段】物品搬送体3として、昇降案内体11を移動通路2の横幅方向の一方側に位置させる第1物品搬送体3aと横幅方向の他方側に位置させる第2物品搬送体3bとが備えられ、第1物品搬送体3a及び第2物品搬送体3bの夫々に備える昇降体10が、収納部との間で物品Bを授受する物品授受姿勢にて昇降案内体11に支持される状態で、且つ、その支持状態において、相手側の物品搬送体3の昇降体10と移動通路2の横幅方向に重複する部分を備えかつ相手側の物品搬送体3の昇降案内体11に接当しない範囲で相手側の物品搬送体3側に突出された状態で設けられ、第1物品搬送体3a及び第2物品搬送体3bの夫々に備える走行移動体12が、すれ違い移動できるように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、物品を収納する複数の収納部を縦横に並ぶ状態で備える収納棚と、昇降体を上下方向に伸びる昇降案内体にて昇降自在に案内し且つ前記収納棚に沿って形成された移動通路を走行移動体にて往復移動するように構成された物品搬送体とが備えられた物品収納設備に関する。
上記のような物品収納設備は、物品搬送体が、走行移動体の移動及び昇降体の昇降により複数の収納部のうちの移載対象の収納部に対応する位置に昇降体を移動させて昇降体と収納部との間で物品を授受することにより、物品搬送体が収納部から物品を取り出す又は収納部に物品を収納している。
このような物品収納設備では、搬送能力の向上を図る為に、移動通路に対して複数台の物品搬送体を備えるようにしている。しかしながら、移動通路に対して複数台の物品搬送体を備えた場合には、2台の物品搬送体の間で移動範囲が互いに干渉すると、一方の物品搬送体の移動を制限して物品搬送体同士の衝突を回避しなければならない。したがって、単に、移動通路に対して複数台の物品搬送体を備えるだけでは、複数台の物品搬送体を効率よく移動させることができず、搬送能力の向上を図れない虞がある。
そこで、従来の物品収納設備では、移動通路に対して第1物品搬送体と第2物品搬送体とを備え、第1物品搬送体と第2物品搬送体とをすれ違い移動できるように構成している。このように、第1物品搬送体と第2物品搬送体との移動範囲が互いに干渉するときには、第1物品搬送体と第2物品搬送体とをすれ違い移動させることにより、第1物品搬送体及び第2物品搬送体を効率よく移動させることができる(例えば、特許文献1参照。)。
この従来の物品収納設備では、昇降案内体については、第1物品搬送体の昇降案内体を移動通路の横幅方向の一方側に位置させ且つ第2物品搬送体の昇降案内体を移動通路の横幅方向の他方側に位置させて、昇降案内体のすれ違い移動をできるようにしている。走行移動体については、第1物品搬送体の走行移動体と第2物品搬送体の走行移動体とを移動通路の横幅方向に間隔を隔てて配設して、走行移動体のすれ違い移動をできるようにしている。
昇降体については、移動通路の横幅方向の全長に亘るような長さを有する長尺状に形成し、収納部との間で物品を授受する物品授受姿勢と移動通路を移動するときの移動姿勢とに上下軸心周りでの揺動により姿勢変更自在に昇降案内体に支持されている。物品授受姿勢では、昇降体の長手方向を移動通路の横幅方向に一致させることにより移動通路の横幅方向の全長に亘って昇降体を位置させて、収納部との間で物品を授受する。移動姿勢では、昇降体の長手方向を移動通路の長手方向に一致させることにより移動通路の横幅方向に幅狭とし、移動通路の横幅方向において相手側の物品搬送体の昇降体及び昇降案内体に接当しないように昇降体を位置させて、昇降体のすれ違いをできるようにしている。このようにして、従来の物品収納設備では、第1物品搬送体の昇降体と第2物品搬送体の昇降体とを移動姿勢とすることにより、第1物品搬送体と第2物品搬送体とのすれ違い移動をできるようにしている。
また、この従来の物品収納設備では、昇降体について、移動姿勢において、相手側の物品搬送体の昇降体と移動通路の横幅方向に重複する部分を備え且つ相手側の物品搬送体の昇降案内体に接当しない範囲で昇降体を位置させるものもある。この場合には、昇降体を互いの干渉を回避するように上下方向において異なる位置に位置させることにより、第1物品搬送体と第2物品搬送体とのすれ違い移動をできるようにしている。
特開平6−305514号公報
上記従来の物品収納設備では、昇降体を物品授受姿勢と移動姿勢とに姿勢変更することにより、収納部との間での物品の授受を行いながら、第1物品搬送体と第2物品搬送体とのすれ違い移動をできるようにしている。しかしながら、昇降体を物品授受姿勢と移動姿勢とに姿勢変更するための構成を追加しなければならず、構成の複雑化を招いてしまう。
また、従来の物品収納設備では、昇降体を物品授受姿勢に姿勢変更して、移動通路の横幅方向の全長に亘って昇降体を位置させることにより、移動通路の横幅方向の両側に備えた収納棚の収納部に対して、物品を授受できるようにしている。しかしながら、第1物品搬送体と第2物品搬送体との一方が、昇降体を物品授受姿勢に姿勢変更すると、他方の物品搬送体が一方の物品搬送体に対してすれ違い移動を行うことができない。したがって、第1物品搬送体及び第2物品搬送体の一方が収納部との間で物品を授受しているときは、常時一方の物品搬送体の移動を制限しなければならず、第1物品搬送体及び第2物品搬送体を効率よく移動させることができず、搬送能力の向上を図れない虞がある。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、構成の簡素化を図りながら、移動通路において複数台の物品搬送体を効率よく移動させて、搬送能力の向上を図ることができる物品収納設備を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明に係る物品収納設備の第1特徴構成は、物品を収納する複数の収納部を縦横に並ぶ状態で備える収納棚と、昇降体を上下方向に伸びる昇降案内体にて昇降自在に案内し且つ前記収納棚に沿って形成された移動通路を走行移動体にて往復移動するように構成された物品搬送体とが備えられた物品収納設備であって、前記物品搬送体として、前記昇降案内体を前記移動通路の横幅方向の一方側に位置させる第1物品搬送体と横幅方向の他方側に位置させる第2物品搬送体とが備えられ、前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の夫々に備える前記昇降体が、前記収納部との間で物品を授受する物品授受姿勢にて前記昇降案内体に支持される状態で、且つ、その支持状態において、相手側の物品搬送体の前記昇降体と前記移動通路の横幅方向に重複する部分を備えかつ相手側の物品搬送体の前記昇降案内体に接当しない範囲で相手側の物品搬送体側に突出された状態で設けられ、前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の夫々に備える前記走行移動体が、すれ違い移動できるように構成されている点にある。
すなわち、昇降案内体については、第1物品搬送体の昇降案内体を移動通路の横幅方向の一方側に位置させ且つ第2物品搬送体の昇降案内体を移動通路の横幅方向の他方側に位置させて、昇降案内体のすれ違い移動を行うことができる。走行移動体については、第1物品搬送体の走行移動体と第2物品搬送体の走行移動体とですれ違い移動できるように構成している。
昇降体については、昇降案内体にて支持された物品授受姿勢において、相手側の昇降体と移動通路の横幅方向に重複する部分を備えかつ相手側の昇降案内体に接当しない範囲で相手側の物品搬送体側に突出されている。昇降体の支持については、昇降案内体にて単に物品授受姿勢に支持するだけでよく、構成の簡素化を図ることができる。しかも、昇降体が物品授受姿勢であっても、昇降体を互いの干渉を回避するように上下方向において異なる位置に位置させることにより、昇降体のすれ違い移動を行うことができる。このようにして、昇降案内体にて昇降体を単純に物品授受姿勢に支持しながら、第1物品搬送体と第2物品搬送体とをすれ違い移動させることができる。
第1物品搬送体と第2物品搬送体とがすれ違い移動するときに、移動通路の横幅方向の昇降体が突出する側では、昇降体と相手側の物品搬送体の昇降案内体とがすれ違い移動する。したがって、移動通路の横幅方向の昇降体が突出する側において昇降体と収納部との間で物品を授受しているときには、昇降体と相手側の物品搬送体の昇降案内体とがすれ違い移動できず、第1物品搬送体と第2物品搬送体とがすれ違い移動できない。それに対して、移動通路の横幅方向の昇降体が突出する側とは反対側では、昇降体と収納部との間で物品を授受していても、第1物品搬送体と第2物品搬送体とのすれ違い移動を阻害するものはなく、第1物品搬送体と第2物品搬送体とがすれ違い移動できる。
このように、第1物品搬送体及び第2物品搬送体の一方が収納部との間で物品を授受しているときであっても、その物品の授受が移動通路の横幅方向の昇降体が突出する側とは反対側であれば、第1物品搬送体と第2物品搬送体とをすれ違い移動させながら、物品搬送体を効率よく移動させることができる。
また、昇降体は、相手側の昇降体と移動通路の横幅方向に重複する部分を備えているので、移動通路の横幅方向に昇降体同士を重複させることができる。したがって、移動通路の横幅方向でコンパクトに第1物品搬送体及び第2物品搬送体を設置でき、移動通路の横幅方向でのコンパクト化を図ることができる。
以上のことから、構成の簡素化を図りながら、移動通路において複数台の物品搬送体を効率よく移動させて、搬送能力の向上を図ることができ、しかも、移動通路の横幅方向でコンパクト化を図ることができる物品収納設備を提供できるに至った。
本発明に係る物品収納設備の第2特徴構成は、前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体が、それに備える前記昇降案内体を前記移動通路の横幅方向の端部に位置させるように構成され、前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の夫々における前記昇降体が、相手側の物品搬送体に向けて片持ち姿勢で突出する状態に前記昇降案内体に支持されている点にある。
すなわち、昇降体が、相手側の物品搬送体に向けて片持ち姿勢で突出する状態で昇降案内体に支持され、その昇降案内体が移動通路の横幅方向の端部に位置させているので、物品搬送体の昇降案内体に接当しない範囲を移動通路の横幅方向の端部まで突出する範囲とすることができる。したがって、昇降体を移動通路の横幅方向の端部まで突出する状態で設けることができるので、移動通路の横幅方向に昇降体同士を重複させる部分の長さを極力長くでき、移動通路の横幅方向において更なるコンパクト化を図ることができる。しかも、移動通路の横幅方向において、昇降体を移動通路の横幅方向の端部まで突出する状態で設けることにより、収納部に対して昇降体を極力近づけて設けることができ、収納部と昇降体との間での物品の授受を行い易いものとなる。
本発明に係る物品収納設備の第3特徴構成は、前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の夫々に備える前記走行移動体が、下部案内レールにて案内される下部移動部と上部案内レールにて案内される上部移動部とを同期駆動する状態で備え、前記昇降案内体が、前記下部移動部と前記上部移動部との間に、それらに支持される状態で設けられている点にある。
すなわち、下部移動部と上部移動部とが同期駆動することにより、昇降案内体において、上部移動部にて支持する上部側が下部移動部にて支持する下部側に対して遅れて移動したり、逆に、上部移動部にて支持する上部側が下部移動部にて支持する下部側に対して速く移動したりするのを抑制できる。したがって、昇降案内体の揺れを抑えながら走行移動体を走行させることができ、走行移動体の走行中における昇降体の揺れを抑制できる。
本発明に係る物品収納設備の第4特徴構成は、前記昇降案内体が、前記移動通路の長手方向に並ぶ一対の昇降案内部を備えるように構成され、前記昇降体が、前記一対の昇降案内部の間に位置する状態で且つそれら一対の昇降案内部の夫々に昇降自在に案内される状態で設けられ、前記一対の昇降案内部の夫々に対応して、前記昇降体を昇降自在に吊り下げ支持する索状体を巻取り繰り出し操作する索状体駆動部が同期駆動される状態で設けられている点にある。
すなわち、一対の昇降案内部の夫々に対応する索状体駆動部が同期駆動することにより、昇降体の姿勢を維持しながら昇降体を昇降することができ、昇降体の昇降を適正に行うことができる。しかも、索状体駆動部を、一対の昇降案内部の一方側のみに設けるのではなく、一対の昇降案内部の夫々に対応して設けているので、索状体を索状体駆動部に案内するときに、一対の昇降案内部の一方側に集める必要がなく、単に、一対の昇降案内部の夫々に案内するだけでよい。したがって、索状体を索状体駆動部に案内するための案内回転体等の部材点数の低減を図ることができるとともに、索状体の設置スペースとして移動通路の横幅方向に大きなスペースを必要とせず、移動通路の横幅方向においてコンパクト化を図ることができる。
本発明に係る物品収納設備の第5特徴構成は、前記一対の昇降案内部の夫々が、前記移動通路の長手方向に並ぶ一対の支柱をラチスにて接続して構成されている点にある。
すなわち、一対の支柱をラチスにて接続して昇降案内部を構成しているので、昇降案内部を移動通路の横幅方向に幅狭に形成することができ、移動通路の横幅方向においてコンパクト化を図ることができる。しかも、一対の支柱をラチスにて接続して補強することができるので、支柱として移動通路の横幅方向に幅狭の支柱を用いることができ、移動通路の横幅方向においてコンパクト化を図りながら、昇降案内部の強度を強固にできる。
本発明に係る物品収納設備の第6特徴構成は、前記一対の昇降案内部の夫々が、前記上部移動部と前記下部移動部との間に架設された索状体にて構成されている点にある。
すなわち、一対の昇降案内部の夫々について、その設置スペースとして索状体を設置するだけのスペースを確保すればよく、移動通路の横幅方向でのコンパクト化を効果的に図ることができる。
本発明に係る物品収納設備の第7特徴構成は、前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体のうちの少なくとも一方が、前記移動通路に対して、複数台備えられている点にある。
すなわち、物品搬送体にて物品を搬送するに当り、物品搬送体同士がすれ違い移動しなくても、複数台の物品搬送体の夫々が物品を搬送できることもある。そこで、移動通路に対して、第1物品搬送体及び第2物品搬送体のうちの少なくとも一方を複数台備えることにより、複数台の物品搬送体にて物品を搬送することができ、搬送能力の向上を図ることができる。
本発明に係る物品収納設備の第8特徴構成は、前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の作動を制御する制御手段が、それら物品搬送体の前記昇降体を互いの干渉を回避するように上下方向において異なる位置に位置させた状態ですれ違い移動させるように、前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の作動を制御するように構成されている点にある。
すなわち、制御手段が、物品搬送体の昇降体を互いの干渉を回避するように上下方向において異なる位置に位置させた状態ですれ違い移動させるように、第1物品搬送体及び第2物品搬送体の作動を制御することにより、第1物品搬送体と第2物品搬送体とをすれ違い移動させることができる。したがって、第1物品搬送体と第2物品搬送体とをすれ違い移動させながら、第1物品搬送体及び第2物品搬送体の夫々よる物品の搬送を、制御手段の制御により自動的に行うことができる。
本発明に係る物品収納設備の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
この第1実施形態における物品収納設備は、図1に示すように、物品出し入れ方向が互いに対向するように間隔を隔てて設置した2つの収納棚1と、2つの収納棚1同士の間に収納棚に沿って形成された移動通路2を移動自在な物品搬送体としてのスタッカークレーン3とを備えている。
収納棚1は、図1及び図3に示すように、水平方向に間隔を隔てて立設した複数の支柱4、及び、水平方向に並ぶ複数の支柱4に亘って設けられた前後一対の物品載置用のビーム5から構成されている。収納棚1は、物品Bを収納する収納部6を縦横に並ぶ状態で複数備えている。収納部6は、前後一対のビーム5にて物品Bを載置支持する形態で物品Bを収納するように構成されている。
移動通路2には、図2〜図5に示すように、その下方側に下部案内レール7が配設され、その上方側に上部案内レール8が配設されている。下部案内レール7及び上部案内レール8は、移動通路2の長手方向に沿う状態で移動通路2の横幅方向の両端部の夫々に配設されている。移動通路2の長手方向において収納棚1の両端部には、収納棚1に入庫する物品Bや収納棚1から出庫した物品Bを支持する入出庫部9が設けられている(図1参照)。スタッカークレーン3は、下部案内レール7及び上部案内レール8にて案内される状態で収納棚1の全長及び入出庫部9に亘って移動自在に設けられている。
スタッカークレーン3は、昇降体10を上下方向に伸びる昇降案内体11にて昇降自在に案内し且つ移動通路2を走行移動体12にて往復移動するように構成されている。スタッカークレーン3として、昇降案内体11を移動通路2の横幅方向の一方側に位置させる第1スタッカークレーン3aと昇降案内体11を移動通路2の横幅方向の他端側に位置させる第2スタッカークレーン3bとが備えられている。第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bのうちの少なくとも一方が、移動通路2に対して複数台備えられている。この実施形態では、図1に示すように、移動通路2に対して、第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bを2台ずつ備えている。第1スタッカークレーン3aが第1物品搬送体に相当し、第2スタッカークレーン3bが第2物品搬送体に相当する。
以下、第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bについて説明を加える。まず、走行移動体12、昇降案内体11及び昇降体10について、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとの関係において説明する。
第1スタッカークレーン3aに備える走行移動体12は、図3〜図5に示すように、移動通路2の横幅方向の一端部に配設された下部案内レール7及び上部案内レール8にて案内される状態で移動通路2を往復移動するように設けられている。第2スタッカークレーン3bに備える走行移動体12は、移動通路2の横幅方向の他端部に配設された下部案内レール7及び上部案内レール8にて案内される状態で移動通路2を往復移動するように設けられている。このようにして、第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bの夫々に備える走行移動体12は、移動通路2の横幅方向に間隔を隔てて配設して、すれ違い移動できるように構成されている。
第1スタッカークレーン3aに備える昇降案内体11は、移動通路2の横幅方向の一方側においてその端部に位置されている。第2スタッカークレーン3bに備える昇降案内体11は、移動通路2の横幅方向の他方側においてその端部に位置されている。このようにして、第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bが、それに備える昇降案内体11を移動通路2の横幅方向の端部に位置させるように構成されている。
第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bの夫々に備える昇降体10は、収納部6及び入出庫部9との間で物品Bを授受する物品授受姿勢にて昇降案内体11に支持されている。第1スタッカークレーン3aに備える昇降体10は、昇降案内体11に支持された状態において、第2スタッカークレーン3bの昇降体10と移動通路2の横幅方向において重複する部分を備える状態で、且つ、第2スタッカークレーン3bの昇降案内体11に接当しない範囲で第2スタッカークレーン3b側に突出された状態で設けられている。第1スタッカークレーン3aに備える昇降体10は、第2スタッカークレーン3bに向けて片持ち姿勢で突出する状態で昇降案内体11に支持されている。第2スタッカークレーン3bに備える昇降体10は、昇降案内体11に支持された状態において、第1スタッカークレーン3aの昇降体10と移動通路2の横幅方向において重複する部分を備える状態で、且つ、第1スタッカークレーン3aの昇降案内体11に接当しない範囲で第1スタッカークレーン3a側に突出された状態で設けられている。第2スタッカークレーン3bに備える昇降体10は、第1スタッカークレーン3aに向けて片持ち姿勢で突出する状態で昇降案内体11に支持されている。
第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bの夫々に備える昇降体10は、昇降案内体11にて物品授受姿勢に支持された状態において、相手側の昇降体10と移動通路2の横幅方向にその全長に亘って重複する状態で、且つ、相手側の昇降案内体11に接当しない範囲でその昇降案内体11の近くまで突出する状態で設けられている。したがって、昇降体11が昇降案内体11に支持された物品授受姿勢において、昇降体11を互いの干渉を回避するように上下方向において異なる位置に位置させることにより、昇降体11のすれ違い移動を行うことができる。
このようにして、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとは、図3及び図5に示すように、それに備える昇降体11を互いの干渉を回避するように上下方向において異なる位置に位置させて、すれ違い移動できるように構成されている。そして、第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bに備えた昇降体11は、昇降案内体11に支持された物品授受姿勢において、昇降体11を互いの干渉を回避するように上下方向において異なる位置に位置させることによりすれ違い移動できる。したがって、例えば、図3及び図5に示すように、第1スタッカークレーン3aが移動通路2の横幅方向において昇降体10が突出する側とは反対側において収納部6との間で物品Bを移載しているときであっても、第2スタッカークレーン3bの昇降体10を第1スタッカークレーン3aの昇降体11との干渉を回避するように上下方向に異なる位置に位置させることによって、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとのすれ違い移動を行うことができる。
次に、走行移動体12、昇降案内体11及び昇降体10について、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとの夫々において説明するが、第1スタッカークレーン3と第2スタッカークレーン3bとでは、走行移動体12や昇降案内体11の配設位置や昇降体10の突出方向が移動通路2の横幅方向に反対側になるように移動通路2の横幅方向に対称となるように構成している。そこで、図6〜図11に基づいて、第1スタッカークレーン3aについてのみ説明し、第2スタッカークレーン3bについては説明を省略する。
走行移動体12は、図6〜図8に示すように、下部案内レール7にて案内される下部移動部13と上部案内レール8にて案内される上部移動部14とを同期駆動する状態で備えている。下部移動部13及び上部移動部14は、平面視において移動通路2の長手方向に長い細長状に形成されている。下部移動部13と上部移動部14とは、移動通路2の長手方向の両端部が連結体Rにて連結されている。下部移動部13には、下部案内レール7の上面部に当接して回転する前後一対の下部走行車輪15が設けられている。上部移動部14には、上部案内レール8を水平方向に挟み込む状態で上部案内レール8の側面部に当接して回転する左右一対の上部走行車輪16が前後一対設けられている。
下部移動部13を駆動する下部駆動部17と、上部移動部14を駆動する上部駆動部18とを地上側に設けている。下部駆動部17は、移動通路2の長手方向の一端部に配設された下部駆動プーリ19と移動通路2の長手方向の他端部に配設された下部従動プーリ20とに亘って巻回された無端状の下部走行駆動用ベルト21(図4参照)と、下部駆動プーリ19を回転駆動させる下部駆動モータ22とを備えている。下部走行駆動用ベルト21は、上下軸心周りに回動するように移動通路2の長手方向の全長に亘って伸びるように配設されている。下部移動部13は、下部走行駆動用ベルト21の回動により移動通路2の長手方向に沿って移動するように下部走行駆動用ベルト21に連結されている。下部駆動部17は、下部駆動モータ22による下部駆動プーリ19の回転駆動により下部走行駆動用ベルト21を回動させることにより、下部移動部13を移動通路2の長手方向に往復走行させるように構成されている。
上部駆動部18は、下部駆動部17と同様に構成されている。つまり、上部駆動部18は、下部駆動プーリ19に対応する上部駆動プーリ23、下部従動プーリ20に対応する上部従動プーリ24、下部走行駆動用ベルト21に対応する上部走行駆動用ベルト25(図4参照)、下部駆動モータ22に対応する上部駆動モータ26を備えている。上部移動部14は、上部走行駆動用ベルト25の回動により移動通路2の長手方向に沿って移動するように上部走行駆動用ベルト25に連結されている。上部駆動部18は、上部駆動モータ26による上部駆動プーリ23の回転駆動により上部走行駆動用ベルト25を回動させることにより、上部移動部14を移動通路2の長手方向に往復走行させるように構成されている。
下部駆動部17の下部駆動モータ22と上部駆動部18の上部駆動モータ22を同期駆動することにより、下部移動部13と上部移動部14とを同期駆動するように構成されている。このようにして、昇降案内体11の揺れを抑えながら走行移動体12を走行させて、走行移動体12の走行中における昇降体10の揺れを抑制し、昇降体10の物品Bの落下等を防止している。
移動通路2の長手方向での走行移動体12の走行位置を検出する走行用測距計56が設けられている。走行用測距計56は、下部移動部13に設けられた走行用反射体57に向けて移動通路2の長手方向に沿って測距用のビーム光を投射して、走行用反射板57にて反射される光を受光することにより、走行用反射体57までの距離を検出して走行移動体の走行位置を検出するように構成されている。
昇降案内体11は、図6〜図9に示すように、下部移動部13と上部移動部14との間において、下部移動部13及び上部移動部14に支持される状態で設けられている。昇降案内体11は、移動通路2の長手方向に並ぶ一対の昇降案内部Dを備えるように構成されている。一対の昇降案内部Dの夫々が、移動通路2の長手方向に並ぶ一対の支柱27をラチス28にて接続して構成されている。各支柱27は、平面視が矩形状に形成され、移動通路2の長手方向に並ぶ一対の支柱27の間にラチス28が設けられている。
このように、昇降案内部Dは、移動通路2の長手方向に並ぶ一対の支柱27をラチス28にて接続する構成としているので、移動通路2の横幅方向に薄型として、移動通路2の横幅方向においてコンパクト化を図っている。
昇降案内部Dを移動通路2の横幅方向に薄型にしているので、昇降案内部Dが移動通路2の横幅方向で揺れが生じる虞がある。そこで、一対の昇降案内部Dの夫々に、上下方向の中間部に収納棚1のビーム5に接当して案内される中間ガイドローラ36を設け、移動通路2の横幅方向での揺れを抑制している。
昇降体10は、図8及び図9に示すように、一対の昇降案内部Dの間に位置する状態で且つそれら一対の昇降案内部Dの夫々に昇降自在に案内される状態で設けられている。昇降体10は、一対の昇降案内部Dの夫々に昇降自在に支持された一対の昇降フレーム10aと、一対の昇降フレーム10aの夫々に連結されて水平方向に伸びる水平フレーム10bと、昇降フレーム10aと水平フレーム10bとを連結する棒状の連結フレーム10cとから構成されている。
昇降体10の昇降フレーム10aには、一対の支柱27の夫々に設けられた昇降案内レール29にて案内される昇降案内ガイドローラ30が設けられている。昇降案内レール29は、平面視でコ字状に形成され、支柱27において移動通路2の長手方向でラチス28とは反対側の側面部に設けられている。昇降案内ローラ30は、移動通路2の長手方向での昇降体10の動きを規制するものと移動通路2の横幅方向での昇降体10の動きを規制するものとの2種類があり、その2種類の昇降案内ローラ30が上下方向に間隔を隔てて配設されている。
一対の昇降案内部Dの夫々に対応して、図6及び図7に示すように、昇降体10を昇降自在に吊り下げ支持する索状体としての昇降チェーン31を巻取り繰り出し操作する一対の昇降駆動部32が設けられている。この昇降駆動部32が索状体駆動部に相当する。
昇降チェーン31は、一端部が昇降体10に連結され、上部移動部14に設けられた案内スプロケット33に巻き掛けられたのち、下部移動部13に設けられた駆動ドラム34に巻き掛けられ、他端部が昇降体10に連結されている。昇降駆動部32は、駆動ドラム34及び昇降用モータ35からなり、昇降用モータ35にて駆動ドラム34を回転駆動することにより昇降チェーン31を巻取り繰り出し操作するように構成されている。
一対の昇降駆動部32が同期駆動することにより、昇降体20を水平姿勢に維持しながら昇降させるように構成されている。
下部移動部13には、上下方向での昇降体10の昇降位置を検出する昇降用測距計54が設けられている。昇降用測距計54は、昇降体10に設置された昇降用反射体55に向けて昇降体10の昇降方向に沿って測距用のビーム光を投射して、昇降用反射体55にて反射される光を受光することにより、昇降体10までの距離を検出して昇降体10の昇降位置を検出するように構成されている。
昇降体10には、図8〜10に示すように、収納部6及び入出庫部9との間で物品Bを移載する物品移載装置37が設けられている。物品移載装置37は、昇降体10の水平フレーム10bに支持されている。物品移載装置37は、移動通路2の横幅方向の両側に位置する収納部6及び入出庫部9との間で物品Bを移載するように構成されている。物品移載装置37は、移動通路2の横幅方向を移載方向としてその移載方向に物品Bを載置支持した状態で搬送するコンベヤ38と、移載方向と直交する方向に接近離間自在で且つコンベヤ38側に引退させた引退位置と外部に突出させた突出位置とに出退自在な一対のフォーク体39とを備えている。物品移載装置37には、一対のフォーク体39を接近作動させて物品Bを両横から挟持する挟持状態と一対のフォーク体39を離間作動させて物品Bに対する挟持を解除する解除状態とに切換自在な挟持状態切換機構Kと、一対のフォーク体39を引退位置と突出位置とに出退駆動させる出退駆動モータ41とが設けられている。
コンベヤ38は、図9及び図11に示すように、移載方向に複数のローラ43を並べたローラコンベヤにて構成されている。無端状のコンベヤ伝動用ベルト42が、複数のローラ43及び複数のコンベヤ用プーリ48に巻回されて移載方向の全長に亘って伸びるように配設されている。複数のコンベヤ用プーリ48の一つが、コンベヤ用モータ47にて回転駆動される駆動コンベヤ用プーリ48aであり、この駆動コンベヤ用プーリ48aの回転駆動によりコンベヤ伝動用ベルト42を回動させる。コンベヤ37は、コンベヤ用モータ47による駆動コンベヤ用プーリ48aの回転駆動にてコンベヤ伝動用ベルト42を回動させることにより各ローラ43を回転駆動させて、物品Bを載置搬送するように構成されている。
第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとがすれ違い移動するときには(図3及び図5参照)、移動通路2の横幅方向の昇降体10が突出する側において、昇降体10と相手側の物品搬送体3の昇降案内体11がすれ違い移動する。したがって、移動通路2の横幅方向の昇降体10が突出する側では、コンベヤ38の端部と収納部6又は入出庫部9との間に間隔があるので、収納部6又は入出庫部9との間で物品Bを移載するときに、コンベヤ38にて物品Bを適正に載置搬送できない虞がある。
そこで、移動通路2の横幅方向の昇降体10が突出する側では、コンベヤ38の端部に、ローラ43と水平方向に並んで物品Bを載置搬送する搬送位置(図11(b)参照)とローラ43の下方側に退避する退避位置(図11(a)参照)とに位置変更自在な補助ローラ44が設けられている。補助ローラ44は、揺動アーム45により移動通路2の長手方向に沿う軸心周りで揺動自在に支持されている。補助ローラ用モータ46は、揺動アーム45を揺動操作することにより補助ローラ44を搬送位置と退避位置とに位置変更するように構成されている。したがって、通常、補助ローラ44を退避位置としておき、コンベヤ38が突出する側に設けられた収納部6又は入出庫部9との間で物品Bを移載するときだけ、補助ローラ44を搬送位置に位置変更するようにしている。
一対のフォーク体39は、図9及び図10に示すように、互いに対向する内面にて物品Bの横側面を挟持する板状に形成されており、移載方向に対して左右両側に振り分けて配設された一対の可動体50に移載方向に出退自在に支持されている。一対の可動体50の夫々は支持台51にて支持されており、一対の支持台51は移載方向に対して左右両側に振り分けて設けられている。支持台51は、移載方向の中央部分において移載方向と直交する方向に沿って配設されたガイドレール52にスライド移動自在に設けられている。
挟持状態切換機構Kは、図10に示すように、一対のフォーク体39を接近移動及び離間移動させることにより挟持状態と解除状態とに切り換える接近離間用モータ53と、駆動用プーリ40aと従動用プーリ40bとに亘って巻き掛けられた無端状の接近離間用ベルト49とを備えている。駆動用プーリ40aは、接近離間用モータ53により回転駆動されるように設けられ、接近離間用ベルト49の途中部分が一対の支持台51の夫々に振り分けて連結されている。
挟持状態切換機構Kは、接近離間用モータ53にて駆動用プーリ40aを回転駆動させて接近離間用ベルト49を回動させることにより、ガイドレール52にて案内する状態で一対の支持台51を接近作動又は離間作動させる。挟持状態切換機構40は、一対の支持台51の接近作動又は離間作動に伴い一対のフォーク体39と一対の可動体50とを一体的に接近作動又は離間作動させて、一対のフォーク体39を挟持状態と解除状態とに切り換える。
出退駆動モータ41は、一対のフォーク体39の夫々に対応して一対設けられている。一対の出退駆動モータ41を同期駆動することにより、一対のフォーク体39を同期駆動して引退位置(図12(a)参照)から突出位置(図12(b)参照)に突出させる突出作動又は突出位置から引退位置に引退作動するように構成されている。
図13に示すように、スタッカークレーン3の夫々に対応して、管理コントローラ58からの指令に基づいて、物品Bを搬送する物品搬送作動を行うべく、スタッカークレーン3の作動を制御するクレーン制御装置59が設けられている。物品搬送作動では、クレーン制御装置59が、収納部6又は入出庫部9に対する物品移載用停止位置に物品移載装置37を移動させるべく、走行移動体12の走行作動及び昇降体10の昇降作動を制御し、且つ、物品移載装置37を物品移載用停止位置に停止させた状態において収納部6又は入出庫部9に支持された物品Bを取り出す或いは収納部6又は入出庫部9に物品Bを卸すべく、物品移載装置37の移載作動を制御するように構成されている。
クレーン制御装置59は、走行用測距計56の検出情報に基づいて、水平方向での物品移載用停止位置に物品移載装置37を移動させるべく、走行移動体12の走行作動を制御する走行制御部59a、昇降用測距計54の検出情報に基づいて、上下方向での物品移載用停止位置に物品移載装置37を移動させるべく、昇降体10の昇降作動を制御する昇降制御部59b、収納部6又は荷載置台4に支持された物品Bを取り出す或いは収納部6又は荷載置台9に物品Bを卸すべく、物品移載装置37の移載作動を制御する移載制御部59cから構成されている。
走行制御部59aは、下部駆動モータ22及び上部駆動モータ26を同期駆動することにより、下部移動部13及び上部移動部14を同期駆動して走行移動体12を走行作動させる。走行制御部59aは、走行移動体12の走行中、走行用測距計56の検出情報に基づいて水平方向での物品移載装置37の位置を監視している。走行制御部59aは、物品移載装置37が水平方向での物品移載用停止位置になると、下部駆動モータ22及び上部駆動モータ26を駆動停止させて走行移動体12の走行を停止させることにより、水平方向での物品移載用停止位置に物品移載装置37を位置させるようにしている。
昇降制御部59bは、一対の昇降モータ35を同期駆動することにより、昇降体10を昇降作動させる。昇降制御部59bは、昇降体10の昇降中、昇降用測距計54の検出情報に基づいて上下方向での物品移載装置37の位置を監視している。昇降制御部59bは、物品移載装置37が上下方向での物品移載用停止位置になると、一対の昇降用モータ35を駆動停止させて昇降体10の昇降を停止させることにより、上下方向での物品移載用停止位置に物品移載装置37を位置させるようにしている。
移載制御部59cの動作について説明するが、まず、収納部6又は入出庫部9から物品Bを取り出す場合について説明する。図12(a)及び(b)に示すように、移載制御部59cは、一対のフォーク体39を解除状態に維持した状態で一対のフォーク体39を引退位置から突出位置に突出作動させたのち、一対のフォーク体39を接近作動させて解除状態から挟持状態に切り換えるように、出退駆動モータ41及び接近離間用モータ53の作動を制御する。移載制御部59cは、図12(c)に示すように、一対のフォーク体39を挟持状態に維持して物品Bを挟持した状態で一対のフォーク体39を突出位置から引退位置に引退作動させるように出退駆動モータ41の作動を制御するとともに、コンベヤ38にて昇降体10側に物品Bを引き込むように物品Bを搬送するようにコンベヤ用モータ47の作動を制御する。このようにして、収納部6又は入出庫部9から物品移載装置37に物品Bを取り出す。
次に、収納部6又は入出庫部9に物品Bを卸す場合について説明するが、基本的には、収納部6又は入出庫部9から物品Bを取り出す場合と逆の動作を行う。
移載制御部59cは、一対のフォーク体39を挟持状態に維持して物品Bを挟持した状態で一対のフォーク体39を引退位置から突出位置に突出作動させるように出退駆動モータ41の作動を制御するとともに、コンベヤ38にて収納部6又は入出庫部9側に物品Bを押し出すように物品Bを搬送するようにコンベヤ用モータ47の作動を制御する。このようにして、収納部6又は入出庫部9に物品Bを卸すと、移載制御部59cは、一対のフォーク体39を接近作動させて解除状態から挟持状態に切り換えるように接近離間用モータ53の作動を制御したのち、一対のフォーク体39を突出位置から引退位置に引退作動させるように出退駆動モータ41の作動を制御する。
移動通路2の横幅方向において昇降体10が突出する側に設けられた収納部6又は入出庫部9が移載対象である場合には、図12に示すように、移載制御部59cが、補助ローラ44を退避位置から搬送位置に位置変更するように補助ローラ用モータ46の作動を制御する。収納部6又は入出庫部9との間での物品Bの移載が終了すると、移載制御部59cが、補助ローラ44を搬送位置から退避位置に位置変更するように補助ローラ用モータ46の作動を制御する。
管理コントローラ58は、第1スタッカークレーン3aのクレーン制御装置59及び第2スタッカークレーン3bのクレーン制御装置59の夫々に指令を与えることにより、第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bの作動を制御するように構成されている。第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bの作動を制御する制御手段が、管理コントローラ58及び各スタッカークレーン3のクレーン制御装置59から構成されている。
管理コントローラ58は、例えば、クレーン制御装置59に対して、入出庫部9の物品Bを複数の収納部6の何れかに入庫する入庫指令、複数の収納部6の何れかに収納されている物品Bを入出庫部9に出庫する出庫指令等の移動指令を与えるように構成されている。このとき、管理コントローラ58は、移載対象となる収納部6又は入出庫部9に対応する移載用停止位置も併せて指令するように構成されている。
管理コントローラ58は、各スタッカークレーン3のクレーン制御装置59に各別に指令を与えることにより、スタッカークレーン3を各別に物品搬送作動させるように構成されている。つまり、管理コントローラ58は、入出庫部9の物品Bを複数の収納部6の何れかに入庫する入庫要求や、複数の収納部6の何れかに収納されている物品Bを入出庫部9に出庫する出庫要求等の移動要求があると、複数のスタッカークレーン3のうちから、物品搬送作動させるスタッカークレーン3を選択し、選択したスタッカークレーン3を物品搬送作動させるようにクレーン制御装置59に指令を与える。
管理コントローラ58は、各スタッカークレーン3を各別に物品搬送作動させる際に、第1スタッカークレーン3a同士又は第2スタッカークレーン3b同士において移動通路2の移動範囲が互いに干渉する場合には、スタッカークレーン3の移動を制限するように移動制限指令を与えることにより、第1スタッカークレーン3a同士又は第2スタッカークレーン3b同士の衝突を回避している。
例えば、管理コントローラ58は、第1スタッカークレーン3a同士で移動通路2における移動範囲が互いに干渉すると、先に物品搬送作動を行っている第1スタッカークレーン3aにおける移動通路2の移動範囲を侵入禁止範囲として、後に物品搬送作動を行う第1スタッカークレーン3aが侵入禁止範囲に入らないように、後に物品搬送作動を行う第1スタッカークレーン3aのクレーン制御装置59に移動制限指令を与えるようにしている。クレーン制御装置59は、移動制限指令を受けると、スタッカークレーン3を侵入禁止範囲の手前で停止させたり、スタッカークレーン3を侵入禁止範囲外に移動させるように、スタッカークレーン3の作動を制御する。
管理コントローラ58は、各スタッカークレーン3を各別に物品搬送作動させる際に、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとにおいて移動通路2の移動範囲が互いに干渉する場合には、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとをすれ違い移動させるようにスタッカークレーン3のクレーン制御装置59にすれ違い移動指令を与えるようにしている。クレーン制御装置59は、すれ違い移動指令を受けると、昇降体10を互いの干渉を回避するように上下方向において異なる位置に位置させた状態で第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとをすれ違い移動させるように、スタッカークレーン3の作動を制御する。
例えば、管理コントローラ58は、すれ違い移動指令として、昇降体10を上下方向において間隔を隔てて位置させるすれ違い位置を設定し、その設定したすれ違い位置をクレーン制御装置59に指令する。クレーン制御装置59は、昇降体10をすれ違い位置に昇降させたのち行移動体12を走行させ、その後昇降体10を昇降させて、物品移載用停止位置に物品移載装置37を位置させるべく、スタッカークレーン3の作動を制御する。
また、管理コントローラ58は、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとにおいて移動通路2の移動範囲が互いに干渉する場合に、常時、すれ違い移動指令を与えるわけではなく、スタッカークレーン3の移動を制限するように移動制限指令を与えることもある。先に物品搬送作動しているスタッカークレーン3が移動通路2の横幅方向の昇降体10が突出する側において収納部6との間で物品Bを移載しているときには、補助ローラ44を搬送位置に位置させているので、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとのすれ違い移動を行えない。そこで、このようなときには、スタッカークレーン3の移動を制限するように移動制限指令を与えている。
管理コントローラ58の指令について、図14のフローチャートに基づいて説明する。
管理コントローラ58は、移動要求があると、複数のスタッカークレーン3のうちから、物品搬送作動させるスタッカークレーン3を選択する(ステップ1,2)。管理コントローラ58は、先に物品搬送作動しているスタッカークレーン3の移動範囲と今回選択したスタッカークレーン3の移動範囲とが干渉するか否かを判別し、移動範囲が干渉していなければ、今回選択したスタッカークレーン3のクレーン制御装置59に移動指令を与える(ステップ3,4)。
第1スタッカークレーン3a同士又は第2スタッカークレーン3b同士において移動範囲が干渉するときには、管理コントローラ58が、今回選択したスタッカークレーン3のクレーン制御装置59に移動制限指令を与える(ステップ5,6)。
第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとの間で移動範囲が干渉しても、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとはすれ違い移動できる。しかしながら、先に物品搬送作動しているスタッカークレーン3が移動通路2の横幅方向の昇降体10が突出する側において収納部6との間で物品Bを移載しているときには、補助ローラ44を搬送位置に位置させており、その補助ローラ44が邪魔になり、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとのすれ違い移動を行えない。そこで、先に物品搬送作動しているスタッカークレーン3が移動通路2の横幅方向の昇降体10が突出する側において収納部6との間で物品Bを移載しているときをすれ違い禁止用移載中とし、管理コントローラ58は、すれ違い禁止用移載中であると、今回選択したスタッカークレーン3のクレーン制御装置59に移動制限指令を与える(ステップ7,6)。
第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとの間で移動範囲が干渉する場合に、すれ違い禁止用移載中でなければ、管理コントローラ58は、今回選択したスタッカークレーン3のクレーン制御装置59にすれ違い移動指令を与える(ステップ7,8)。このようにして、先に物品搬送作動しているスタッカークレーン3が収納部6との間で移載を行っていないときだけでなく、先に物品搬送作動しているスタッカークレーン3が移動通路2の横幅方向の昇降体10が突出する側とは反対側において収納部6との間で物品Bを移載しているときにも、第1スタッカークレーン3aと第2スタッカークレーン3bとをすれ違い移動させて、スタッカークレーン3を物品搬送作動させる。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、上記第1実施形態における昇降案内体11における一対の昇降案内部Dについての別実施形態である。その他の構成については上記第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
図15及び図16に示すように、昇降案内体11における一対の昇降案内部Dの夫々が、上部移動部14と下部移動部13との間に架設された索状体としてのワイヤロープ60にて構成されている。このように、一対の昇降案内部Dをワイヤロープ60にて構成すると、物品移載装置37と収納部6又は入出庫部9との間で物品Bを移載するとき等に、ワイヤロープ60が撓んでしまう虞がある。
そこで、下部移動部13をワイヤロープ60にて吊り下げ支持して、ワイヤロープ60に張力を与えておくことにより、ワイヤロープ60の撓みを抑制するように構成されている。上部移動部14における上部走行車輪16は、その下部側が上部案内レール8に接当して回転するように設けられ、下部移動部13における下部走行車輪15が、その上部側が下部案内レール7に接当して回転するように設けられている。
昇降体10を昇降自在に吊り下げ支持する昇降チェーン31は、一端部が昇降体10に連結され、上部移動部14に設けられた案内スプロケット33に巻き掛けられたのち、下部移動部13に設けられた巻取り繰り出しドラム62に連結されている。
昇降体10には、上記第1実施形態における連結フレーム10cに代えて、水平フレーム10bを水平姿勢に維持する水平維持機構61が設けられている。水平フレーム10bは、昇降フレーム10aに対して水平軸心周りで揺動自在に支持されており、水平保持機構61により水平フレーム10bの姿勢が水平姿勢に保持されている。水平保持機構60は、例えば、菱形に編み込まれた強化繊維の入ったラバーチューブとそれのラバーチューブを固定するカバーとからなる空気圧アクチュエータから構成されている。水平保持機構61は、ラバーチューブ内部への圧縮空気の供給によりラバーチューブを収縮させその全長を短縮することにより水平フレーム10bを水平軸心周りで揺動させる。水平保持機構61は、例えば、水平フレーム10bの傾き度合いに応じてラバーチューブ内部に供給する圧縮空気の圧力を制御することによって、水平フレーム10bを水平姿勢に保持するように構成されている。
〔第3実施形態〕
この第3実施形態は、上記第1実施形態における昇降案内体11及び昇降体10についての別実施形態である。その他の構成については上記第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
図17及び図18に示すように、昇降案内体11は、移動通路2の長手方向に並ぶ一対の支柱63をラチス64にて接続して構成されている。このように、昇降案内体11は、移動通路2の横幅方向に薄型として、移動通路2の横幅方向においてコンパクト化を図っている。昇降案内体11を、単に、移動通路2の長手方向に並ぶ一対の支柱63をラチス64にて接続するだけの構成としているので、下部移動部13及び上部移動部14の夫々について移動通路2の長手方向の長さを極力短くできる。
昇降体10は、移動通路2の長手方向において一対の支柱63よりも一方側に突出する状態で且つ一対の支柱63の夫々に昇降自在に案内される状態で設けられている。昇降体10は、一対の支柱63の夫々に昇降自在に支持された昇降枠体10dと、その昇降枠体10dに連結されて移動通路2の長手方向において一対の支柱63よりも一方側に突出した位置にて物品移載装置37を支持する物品移載装置用支持枠体10eとから構成されている。物品移載装置用支持枠体10eは、昇降枠体10aから下方側に伸びたのち水平方向に伸びるように、移動通路2の横幅方向においてL字状に形成されている。物品移載装置37は、物品移載装置用支持枠体10aにおいて水平方向に伸びる先端部に支持されている。
下部移動部13には、移動通路2の長手方向に間隔を隔てて2つの下部走行車輪15を設けている。下部走行車輪15は、移動通路2の長手方向において、下部移動部13の中央部と物品移載装置37が位置する側とは反対側の下部移動部13の端部との夫々に配設されている。
物品移載装置37は、移動通路2の長手方向において昇降案内体11から外れた位置で且つ昇降体11の昇降枠体10aよりも低い位置に位置することになる。図17(b)に示すように、昇降枠体10aを昇降案内体11の下限位置まで下降させたときには、物品移載装置37をその昇降案内体11の下限位置よりも低い位置に位置させることができる。したがって、昇降案内体11の下限位置よりも低い位置に存在する収納部6に対しても、物品Bを移載することができるので、収納棚1における収納部6を上下方向のより低い位置まで設けることができ、収納効率の向上を図ることができる。
この第3実施形態において、物品移載装置37については、複数の物品を収納可能なコンテナを物品Bとして、そのコンテナを収納部6及び入出庫部9との間で移載するように構成されている。詳細な説明及び詳細な図示は省略するが、例えば、物品移載装置37は、移動通路2の横幅方向に物品Bを搬送するベルトコンベヤと、物品Bを係止した状態で移動通路2の横幅方向に出退自在な係止出退装置とを備え、ベルトコンベヤ及び係止出退装置を作動させることによりコンテナを移載するように構成されている。
昇降体10を昇降させる構成については、図示は省略するが、上記第1実施形態と同様に、昇降体10を昇降自在に吊り下げ支持する昇降チェーンを巻取り繰り出し操作する昇降駆動部を下部移動部13に備えたり、或いは、例えば、昇降体10の昇降経路の全長に亘って昇降用チェーンを配設し、昇降用チェーンと係合する状態で回転駆動する昇降駆動部を昇降体10に備え、昇降駆動部を回転駆動することにより昇降体10を昇降させることもできる。
〔別実施形態〕
(1)上記第1〜3実施形態では、昇降体10について、相手側のスタッカークレーン3に向けて片持ち姿勢で突出する状態に昇降案内体11に支持されているが、例えば、移動通路2の横幅方向において昇降体10の中央部を昇降案内体11にて支持することもでき、移動通路2の横幅方向において昇降体10のどの位置を昇降案内体11にて支持するかは適宜変更できる。
(2)上記第1〜3実施形態では、走行移動体12が、下部移動部13と上部移動部14とを同期駆動する状態で備えているが、走行移動体12を下部移動部13のみで構成することもできる。
(3)上記第1及び第2実施形態では、一対の昇降案内部Dの夫々に対応して昇降駆動部32が同期駆動される状態で設けられているが、一対の昇降案内部Dの一方側のみに昇降駆動部32を設けることもできる。
(4)上記第1〜3実施形態では、走行用測距計56により走行移動体12の走行位置を検出するようにしているが、走行移動体12の走行位置を検出する検出手段については適宜変更できる。例えば、下部案内レール7の基準位置からの走行距離を検出するロータリエンコーダを下部移動部13に設け、このロータリエンコーダにて走行移動体12の走行位置を検出することもできる。
また、昇降体10の昇降位置を検出する検出手段についても、昇降用測距計54に限らず、適宜変更できる。
(5)上記第1及び第2実施形態では、下部駆動部17及び上部駆動部18を地上側に設けているが、例えば、下部駆動部17として、下部走行車輪15を回転駆動する電動モータを下部移動部13に設け、上部駆動部18として、上部走行車輪16を回転駆動する電動モータを上部移動部14に設けることもできる。
(6)上記第1及び第2実施形態では、物品移載装置37として、コンベヤ38と出退自在な一対のフォーク体39とを備えた構成としたが、その他各種の物品移載装置を適応することができる。また、昇降体10に物品移載装置37を設けているが、収納棚1側に物品移載装置を設けることもできる。
(7)上記第1及び第2実施形態では、第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bを2台ずつ設けているが、第1スタッカークレーン3a及び第2スタッカークレーン3bの台数は適宜変更できる。
(8)上記第1〜3実施形態において、昇降案内体11をどのような構成とするかは適宜変更が可能であり、例えば、昇降案内体11として、アルミの押出成形により移動通路2の長手方向に並ぶ一対の支柱部分をラチス部分にて接続する構造の一つの昇降案内部材を設けることもできる。
物品収納設備の平面図 移動通路の横幅方向での第1スタッカークレーン及び第2スタッカークレーンを示す図 移動通路の長手方向での第1スタッカークレーン及び第2スタッカークレーンを示す図 第1スタッカークレーン及び第2スタッカークレーンの概略斜視図 第1スタッカークレーン及び第2スタッカークレーンの概略斜視図 移動通路の横幅方向での第1スタッカークレーンを示す図 移動通路の横幅方向での第1スタッカークレーンの要部拡大図 移動通路の長手方向での第1スタッカークレーンの要部拡大図 第1スタッカークレーンの平面図 移載方向での物品移載装置の要部拡大図 物品移載装置におけるコンベヤの詳細図 収納部との間での物品の移載を示す平面図 物品収納設備の制御ブロック図 管理コントローラの制御動作を示すフローチャート 第2実施形態における移動通路の長手方向でのスタッカークレーンを示す図 第2実施形態における移動通路の横幅方向でのスタッカークレーンを示す図 第3実施形態におけるスタッカークレーンの要部拡大図 第3実施形態における第1スタッカークレーン及び第2スタッカークレーンの概略斜視図
符号の説明
1 収納棚
2 移動通路
3 物品搬送体
3a 第1物品搬送体
3b 第2物品搬送体
6 収納部
7 下部案内レール
8 上部案内レール
10 昇降体
11 昇降案内体
12 走行移動体
13 下部移動部
14 上部移動部
27 支柱
28 ラチス
31 索状体
32 索状体駆動部
58,59 制御手段
60 昇降案内部としての索状体
B 物品
D 昇降案内部

Claims (8)

  1. 物品を収納する複数の収納部を縦横に並ぶ状態で備える収納棚と、
    昇降体を上下方向に伸びる昇降案内体にて昇降自在に案内し且つ前記収納棚に沿って形成された移動通路を走行移動体にて往復移動するように構成された物品搬送体とが備えられた物品収納設備であって、
    前記物品搬送体として、前記昇降案内体を前記移動通路の横幅方向の一方側に位置させる第1物品搬送体と横幅方向の他方側に位置させる第2物品搬送体とが備えられ、
    前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の夫々に備える前記昇降体が、前記収納部との間で物品を授受する物品授受姿勢にて前記昇降案内体に支持される状態で、且つ、その支持状態において、相手側の物品搬送体の前記昇降体と前記移動通路の横幅方向に重複する部分を備えかつ相手側の物品搬送体の前記昇降案内体に接当しない範囲で相手側の物品搬送体側に突出された状態で設けられ、
    前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の夫々に備える前記走行移動体が、すれ違い移動できるように構成されている物品収納設備。
  2. 前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体が、それに備える前記昇降案内体を前記移動通路の横幅方向の端部に位置させるように構成され、
    前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の夫々における前記昇降体が、相手側の物品搬送体に向けて片持ち姿勢で突出する状態に前記昇降案内体に支持されている請求項1に記載の物品収納設備。
  3. 前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の夫々に備える前記走行移動体が、下部案内レールにて案内される下部移動部と上部案内レールにて案内される上部移動部とを同期駆動する状態で備え、
    前記昇降案内体が、前記下部移動部と前記上部移動部との間に、それらに支持される状態で設けられている請求項1又は2に記載の物品収納設備。
  4. 前記昇降案内体が、前記移動通路の長手方向に並ぶ一対の昇降案内部を備えるように構成され、
    前記昇降体が、前記一対の昇降案内部の間に位置する状態で且つそれら一対の昇降案内部の夫々に昇降自在に案内される状態で設けられ、
    前記一対の昇降案内部の夫々に対応して、前記昇降体を昇降自在に吊り下げ支持する索状体を巻取り繰り出し操作する索状体駆動部が同期駆動される状態で設けられている請求項1〜3の何れか1項に記載の物品収納設備。
  5. 前記一対の昇降案内部の夫々が、前記移動通路の長手方向に並ぶ一対の支柱をラチスにて接続して構成されている請求項4に記載の物品収納設備。
  6. 前記一対の昇降案内部の夫々が、前記上部移動部と前記下部移動部との間に架設された索状体にて構成されている請求項4に記載の物品収納設備。
  7. 前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体のうちの少なくとも一方が、前記移動通路に対して、複数台備えられている請求項1〜6の何れか1項に記載の物品収納設備。
  8. 前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の作動を制御する制御手段が、それら物品搬送体の前記昇降体を互いの干渉を回避するように上下方向において異なる位置に位置させた状態ですれ違い移動させるように、前記第1物品搬送体及び前記第2物品搬送体の作動を制御するように構成されている請求項1〜7の何れか1項に記載の物品収納設備。
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