JP4442299B2 - 物品保管設備 - Google Patents

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本発明は、クリーンルーム内に設置されて、塵埃とか湿度変化を極端に嫌う物品例えばガラス基板のような物品の保管に使用される物品保管設備に関するものである。
従来、塵埃とか湿度変化を極端に嫌うガラス基板のような物品を物品保管設備に保管する際には、物品保管設備をクリーンルーム内に設置すると共に、物品を塵埃の少ない清浄な環境下において保管するために、保管棚の背面から清浄な空気を保管棚内に吹出すことが行なわれており、斯かる物品保管設備の一例は図12に示されている。
図中、aはクリーンルーム内に設置された物品保管設備の左右の隔離壁で、隔離壁a,a間には、幅方向へ所定の間隔で例えば4列の物品保管棚b,c,d,eが設置されている。而して、物品保管棚b,c間には、物品保管棚b,cに沿い走行し得るようにした、物品搬送装置fが設置され、物品保管棚d,e間には、物品保管棚d,eに沿い走行し得るようにした、物品搬送装置gが設置されている。物品搬送装置f,gはスタッカクレーンであり、互いに平行な方向へ移動し得るようになっている。
物品保管棚b,c,d,eは夫々、物品搬送装置f,gの走行方向と平行な方向へ複数設置されると共に、上下方向へ多段に設置された棚状の物品収納空間b1,c1,d1,e1を備えている。而して、物品搬送装置fにより各物品収納空間b1,c1へ、又物品搬送装置gにより各物品収納空間d1,e1へ、夫々物品を搬入して保管し得るようになっていると共に、物品搬送装置fにより物品収納空間b1,c1に保管されている物品を、又物品搬送装置gにより物品収納空間d1,e1に保管されている物品を、夫々取出し得るようになっている。
物品保管棚c,d間の所定高さ位置(例えば、最下段部)には、中間搬送装置hが配置されており、必要な場合には物品搬送装置f,g側から物品搬送装置g,f側間へ物品の受渡しを行ない得るようになっている。
各物品収納空間b1,c1,d1,e1の背面には、ファンフィルタユニット(FFU)iが設置されており、物品収納空間b1,c1,d1,e1に保管されている物品に対し清浄な空気を吹込んで保管されている物品が汚染されるのを防止し得るようになっている。
クリーンルーム内に設置する物品保管設備としては、例えば特許文献1、2がある。而して、特許文献1、2では、棚の背面にフィルタを設け、フィルタにより清浄化した空気を、棚における各物品収納空間の背面側から物品収納空間内に吹込むようにしている。
特開平9−150912号公報 特開2003−81406号公報
図12に示す物品保管設備においては、ファンフィルタユニットiは物品収納空間b1,c1,d1,e1の背面に設置されているため、物品保管棚c,d間には、物品搬送装置を設置することはできない。従って、物品搬送装置f,g間で物品の受渡しを行い得るようにする場合には、物品保管棚c,d間には上述のごとく、中間搬送装置hが必要となり、且つ、物品保管設備の幅Wが広くなる。このため、図12に示す物品保管設備では、設備費、運転維持費が高価となるという問題がある。
又、特許文献1、2に示す物品保管設備でも、棚の背面に設けたフィルタから清浄化した空気を物品収納空間に吹込んでいるため、例えば、互いに平行な方向へ走行する物品搬送装置を複数設置する場合には、物品搬送装置間に2列の物品保管棚が必要となり、図12の物品保管設備と同様、設備費、運転維持費が高価となる。
本発明は、上記実情に鑑み、互いに平行な方向へ走行する複数の物品搬送装置を設置した場合にも、物品搬送装置間に設置する物品保管棚を一列とすると共に、一方の物品搬送装置側から他方の搬送装置側へ物品を受渡す場合に中間搬送装置を不要として設備費、運転維持費が安価となるようにした物品保管設備を提供することを目的としてなしたものである。
請求項1の物品保管設備は、
互いに平行な方向へ移動し得る並列配置された2台の物品搬送装置を備え、該2台の物品搬送装置間に一列の物品保管棚が設置され、前記2台の物品搬送装置の何れによっても、前記物品保管棚の物品収納空間に対し物品を出入れし得るようにした物品保管設備であって、
前記物品搬送装置の走行方向に対し略平行で且つ同一方向へ清浄化した空気を吹出して空気流れ方向下流側にある物品収納空間へ前記空気を送給し得るようにした空気吹出し手段を、前記物品保管棚の各物品収納空間ごとに設け、
前記物品搬送装置の走行方向に対し直交する方向における両側端部に配置された物品保管棚の物品収納空間の背面部に、清浄化した空気を物品収納空間内に向けて吹込み得るようにした空気吹出し手段を設け、
前記2台の物品搬送装置、及び当該2台の物品搬送装置間に配置された物品保管棚、並びに前記物品搬送装置の走行方向に対し直交する方向における両側端部に配置された物品保管棚を、前記物品搬送装置の走行方向に対し直交する方向における両側端部に設けた空気吹出し手段の背面部に設けた左右の隔離壁間に隔離したものである。
請求項の物品保管設備においては、物品搬送装置は、走行枠体に昇降可能に設けられた昇降枠体と、該昇降枠体に設置されて物品を物品収納空間に収納し或は物品収納空間に収納されている物品を取出し得るようにした出退動可能な移載装置と、前記昇降枠体に設置されて前記移載装置に搭載されている物品の水平方向位置を調整し得るようにした物品位置決め装置とを備えている。
請求項の物品保管設備においては、物品位置決め装置は、昇降可能な昇降枠と、該昇降枠側に上部側を支点として回動可能に吊下げられた吊部材と、該吊部材の下端側に取付けられて水平方向へ移動し得るようにした移動枠と、該移動枠側に設置されて、前記昇降枠と共に上昇し案内面が物品の下端部に当接した場合には押圧されて前記吊部材を垂直面に対し傾斜するよう回動させる被押圧部材と、前記昇降枠と共に上昇することにより前記物品を支持するようにした物品支持部材とを備え、前記昇降枠と共に上昇した物品支持部材により支持されることにより、移載装置に搭載されている物品が移載装置から上昇して離反した場合に、前記吊部材は回動して鉛直状態となり、前記物品の水平方向位置を所定の状態に調整するよう構成されている。
請求項の物品保管設備においては、左右の隔離壁間に隔離した2台の物品搬送装置、及び当該2台の物品搬送装置間に配置された物品保管棚、並びに前記物品搬送装置の走行方向に対し直交する方向における両側端部に配置された物品保管棚は、隔離壁と共にクリーンルーム内に設置されている。
本発明の請求項1〜記載の物品保管設備によれば、物品搬送装置間に配置された物品保管棚においては、空気を物品搬送装置の走行方向に対し略平行な方向へ吹出し得るようにしているため、物品搬送装置間の物品保管棚は1列で良く、このため、物品搬送装置間の物品保管棚の物品収納空間に対する物品の出入れは、2台の物品搬送装置の何れからも可能となり、従って中間搬送装置が不要となり、又、2台の物品搬送装置間の物品保管棚は1列で良いため、物品保管設備の隔離壁間の幅を狭めることができる。従って、本発明の請求項1〜請求項の物品保管設備においては、物品保管設備は設備費、運転維持費が安価となる。
本発明の請求項2、3の物品保管設備によれば、物品の搬送精度、収納精度が向上し、請求項の物品保管設備においては、非常に高い物品の清浄化を達成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1〜図11は本発明を実施する形態の一例である。図1〜図3において、1はクリーンルーム内に設置された物品保管設備の左右の隔離壁で、隔離壁1,1間には、幅方向へ所定の間隔で例えば3列の物品保管棚2,3,4が設置されている。而して、物品保管棚2,3間には、レール5上を物品保管棚2,3に沿い走行し得るようにした、物品搬送装置6が設置され、物品保管棚3,4間には、レール7上を物品保管棚3,4に沿い走行し得るようにした、物品搬送装置8が設置されている。物品搬送装置6,8はスタッカクレーンであり、互いに平行な方向へ移動し得るようになっている。
物品保管棚2,3,4は夫々、物品搬送装置6,8の走行方向と平行な方向へ複数設置されると共に、上下方向へ多段に設置された棚状の物品収納空間2a,3a,4aを備えている。而して、物品搬送装置6により物品保管棚2,3の物品収納空間2a,3aへ、又物品搬送装置8により物品保管棚3,4の物品収納空間3a,4aへ、夫々物品Mを搬入して保管し得るようになっていると共に、物品搬送装置6により物品収納空間2a,3aに保管されている物品Mを、又物品搬送装置8により物品収納空間3a,4aに保管されている物品Mを、夫々取出し得るようになっている。
物品保管棚2,4における各物品収納空間2a,4aの背面側及び物品保管棚3における各物品収納空間3aの幅方向一側面側には、図4、図5に示すようにファン9a及びHEPAフィルタのごときフィルタ9bを備えたファンフィルタユニット(FFU)9が設置されている。
物品Mは、例えばパレットのような物品搭載台枠に矩形状のガラス基板を上下に隙間を置いて積重ね、四隅及び各辺の所定位置をアダプタにより固定したもので、ファンフィルタユニット9により物品収納空間2a,3a,4aに収納された物品Mに向けて吹込まれた清浄化した空気Aは、物品Mの上下面及び左右両側部若しくは前後両側、並びに各ガラス基板間の隙間を流通するようになっている。
物品搬送装置6,8は、図2に示す走行枠10に立設したマスト11と、巻上げ下げ装置により巻取り繰出されるワイヤロープ等の紐状体12(以下、図6参照)を介しマスト11に沿い昇降し得るようにしたケージ13、ケージ13上に配置されたフォーク14とを備えている。フォーク14は水平方向へ出退動可能で、例えば3段構造となっており、フォーク14を出退動させると共に、ケージ13を昇降させることにより、フォーク14に搭載されていた物品Mを物品保管棚2,3,4の物品収納空間2a,3a,4aに収納して保管したり、或は物品収納空間2a,3a,4aに保管されている物品Mをフォーク14により搬出し得るようになっている。
ケージ13には、物品位置決め装置15が設置されている。すなわち、図6、図7に示すように、物品位置決め装置15は、ケージ13側に設置された例えば電動シリンダ等の昇降駆動装置16と、昇降駆動装置16により昇降し得るようにした昇降枠17と、昇降枠17の四隅に立設された縦部材18と、各縦部材18の上端に固設したブラケット19から吊下げられた4本の吊部材20と、吊部材20の下端に水平に吊下げられて吊部材20の回動により水平方向へ移動し得るようにした1組の移動枠21と、各吊部材20に近接して配置されるよう移動枠21から立設された4本の縦部材22と、縦部材22の上面に固設されて物品Mの四隅部下端が支持されるようにした物品支持部材23と、昇降枠17と共に上昇してフォーク14上の物品Mの位置が所定の位置にない場合に物品Mの下端隅部により押圧されるようにした被押圧部材24とを備えている。
昇降枠17及び移動枠21は平面視で額縁状に形成されており、フォーク14は、ケージ13により固設されると共に、昇降枠17及び移動枠21の部材により包囲された空隙部を通り上方へ突出する架台33上に配置されている。
被押圧部材24は物品Mの一端端部側から他端部側へ向けて下り傾斜に形成された案内面24aを備えている。而して、被押圧部材24が昇降枠17と共に上昇する際に、物品Mがフォーク14上の所定位置にない場合には、物品Mが近接した側にある被押圧部材24の案内面24aは物品Mの下端縁部に当接して押圧されるようになっている。
吊部材20上端部のブラケット19に対する連結部は、図8〜図11に示されている。すなわち、ブラケット19の上面には、下方へ向けて凸状に形成されて吊部材20の上端側が貫通するようにした球面座25を備えた支持装置26が設置され、吊部材20は、吊部材20の上端部に螺合させたナット27を介して球面座25の上面平坦部に支持されて吊下げられている。
吊部材20下端部の移動枠21に対する連結部は、図8〜図11に示されている。すなわち、移動枠21の下面には、上方へ向けて凸状に形成されて吊部材20の下端側が貫通するようにした球面座28を備えた支持装置29が装着され、移動枠21は、吊部材20の下端部に螺合させたナット30上面に球面座28の下面平坦部を介して支持されている。
なお、図1中、31は物品送込み用搬送装置、32は物品取出し用搬送装置である。
次に、上記図示例の作動を説明する。
本図示例において物品搬送装置6,8を使用して、物品保管棚2,3,4における物品収納空間2a,3a,4aに対する物品Mの出し入れを行なう場合は、具体的には、物品搬送装置6,8のレール5,6に対する走行動作と、ケージ13の昇降動作と、フォーク14の水平方向出退動作の組合せにより行なわれる。
物品Mは、物品搬送装置6により物品保管棚2,3の物品収納空間2a,3aに対して収納され、又、物品収納空間2a,3aに収納されている物品Mは、物品搬送装置6により物品収納空間2a,3aから搬出される。又、同様に、物品Mは、物品搬送装置8により物品保管棚3,4の物品収納空間3a,4aに対して収納され、又、物品収納空間3a,4aに収納されている物品Mは、物品搬送装置8により物品収納空間3a,4aから搬出される。更に、物品搬送装置6により物品保管棚3の物品収納空間3aに収納された物品Mを物品搬送装置8により搬出する場合にも、従来のような中間搬送装置を用いることなく、作業が行なわれる。
上記物品保管設備では、物品保管棚2,3,4の物品収納空間2a,3a,4aに保管されている物品Mを清浄に保つために、ファンフィルタユニット9が駆動される。すなわち、物品収納空間2a,4aにおいては、背面側に設けられたファンフィルタユニット9に吸込まれて清浄化され、物品収納空間2a,4aに吹込まれた空気Aは、物品収納空間2a,4aに収納されている物品Mの上下面、左右両側、各ガラス基板間に形成されている隙間等を通って物品搬送装置6,8側へ流れ、物品Mを清浄に保持する。
又、物品保管棚3の物品収納空間3aにおいては、物品収納空間3aの幅方向一側部に設けられたファンフィルタユニット9に吸込まれて清浄化された空気Aは、物品収納空間3aに収納されている物品Mの上下面、前後部両側、各ガラス基板間に形成されている隙間等を通って物品搬送装置6,8の走行方向と略平行な方向へ流れ、物品収納空間3aに収納されている物品Mを清浄に保持する。
本図示例においては、互いに平行な方向へ走行する2台の物品搬送装置6,8を設置すると共に、物品搬送装置6,8間に配置された物品保管棚3においては、物品Mを清浄に保つための空気Aを背面側からではなく、物品収納空間3aの幅方向一側部から物品Mに対して吹込むようにしているため、物品搬送装置6,8間の物品保管棚3は1列で良い。このため、物品保管棚3の物品収納空間3aに対する物品Mの出入れは、物品搬送装置6,8の何れからも可能となり、従って中間搬送装置が不要となり、又、物品搬送装置6,8間の物品保管棚3は1列で良いため、物品保管設備の隔離壁1,1間の幅Wを狭めることができる。従って、本図示例の物品保管設備においては設備費、運転維持費を安価とすることができる。
物品収納空間2a,3a,4aからフォーク14上に取出されてケージ13上に引込まれた物品Mの位置の調整を行なう場合には、物品位置決め装置15の昇降駆動装置16を駆動して、昇降枠17を上昇させる。このため、昇降枠17及び吊部材20と共に移動枠21が上昇し、延いては物品支持部材23及び被押圧部材24も上昇する。この上昇の際、全ての吊部材20は鉛直状態を保持している。
而して、例えば、図8に示すように、物品Mが所定位置よりも左側に寄っている場合には、上昇した被押圧部材24の案内面24aにおけるX位置は、フォーク14に搭載されている物品Mの図8における左側下端隅部に当接する。このため、被押圧部材24は物品Mにより押圧されて、図9に示すごとく、球面座25の球心を基準として時計方向へ徐々に傾き、移動枠21は図9に示すように、左側へ移動する。この場合、全ての吊部材20は平行に傾き、物品支持部材23の上面が物品Mの下面に当接する。
物品支持部材23の上面が物品Mの下端隅面に当接した状態で更に昇降枠17を上昇させると、物品Mの下面はフォーク14の上面から離反し、このため、物品Mの重量により吊部材20は球面座25の球心を基準として、図9の状態から反時計方向へ回動して鉛直状態となり、その結果、移動枠21も元の位置へ移動する。従って、昇降駆動装置16により昇降枠17を下降させることにより、吊部材20及び移動枠21を介して物品Mを下降させ、物品Mをフォーク14に搭載すると、物品Mは所定の位置に調整された状態で再びフォーク14に搭載される。その結果、物品Mの搬送精度が向上する。
物品搬送装置6,8のフォーク14に搭載されて搬送されてきた物品Mを物品収納空間2a,3a,4aに収納させる際にも上述のようにして、物品Mのフォーク14に対する調整を行なうことにより、物品収納空間2a,3a,4aに対する収納精度が向上する。
なお、本発明の実施の形態例においては、物品保管設備をクリーンルーム内に設置する場合について説明したが、クリーンルーム内に設置される場合に限られるものではないこと、本発明の物品保管設備においては、物品収納空間に収納される物品がガラス基板の場合について説明したが、ガラス基板に限らず種々の物品に適用することができること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の物品保管設備の実施の形態の一例を示す平面図である。 図1のII−II方向矢視図である。 図2のIII−III方向矢視図である。 本発明に適用するファンフィルタユニットの正面図である。 図4のV−V方向矢視図である。 本発明に適用する物品搬送装置におけるケージ部の概略構造を示す正面図である。 図6のVII−VII方向矢視図である。 本発明に適用する物品位置決め装置の吊部材近傍の正面図である。 物品位置決め装置の昇降枠が上昇して物品の下端隅部に被押圧部材の案内面が当接することにより、吊部材が傾いた状態を示す正面図である。 物品がフォークから離反して上昇した結果、吊部材が鉛直に戻った状態を示す正面図である。 物品位置決め装置の昇降枠及び吊部材並びに移動枠が下降し、水平方向位置を調整された状態で物品が再びフォークに搭載された状態を示す正面図である。 従来の物品保管設備の一例を示す平面図である。
符号の説明
1 隔離壁
2 物品保管棚
2a 物品収納空間
3 物品保管棚
3a 物品収納空間
4 物品保管棚
4a 物品収納空間
6 物品搬送装置
8 物品搬送装置
9 ファンフィルタユニット(空気吹出し手段)
10 走行枠体
13 ケージ(昇降枠体)
14 フォーク(移載装置)
15 物品位置決め装置
17 昇降枠
20 吊部材
21 移動枠
23 物品支持部材
24 被押圧部材
24a 案内面
M 物品
A 空気

Claims (4)

  1. 互いに平行な方向へ移動し得る並列配置された2台の物品搬送装置を備え、該2台の物品搬送装置間に一列の物品保管棚が設置され、前記2台の物品搬送装置の何れによっても、前記物品保管棚の物品収納空間に対し物品を出入れし得るようにした物品保管設備であって、
    前記物品搬送装置の走行方向に対し略平行で且つ同一方向へ清浄化した空気を吹出して空気流れ方向下流側にある物品収納空間へ前記空気を送給し得るようにした空気吹出し手段を、前記物品保管棚の各物品収納空間ごとに設け、
    前記物品搬送装置の走行方向に対し直交する方向における両側端部に配置された物品保管棚の物品収納空間の背面部に、清浄化した空気を物品収納空間内に向けて吹込み得るようにした空気吹出し手段を設け、
    前記2台の物品搬送装置、及び当該2台の物品搬送装置間に配置された物品保管棚、並びに前記物品搬送装置の走行方向に対し直交する方向における両側端部に配置された物品保管棚を、前記物品搬送装置の走行方向に対し直交する方向における両側端部に設けた空気吹出し手段の背面部に設けた左右の隔離壁間に隔離した
    ことを特徴とする物品保管設備。
  2. 物品搬送装置は、走行枠体に昇降可能に設けられた昇降枠体と、該昇降枠体に設置されて物品を物品収納空間に収納し或は物品収納空間に収納されている物品を取出し得るようにした出退動可能な移載装置と、前記昇降枠体に設置されて前記移載装置に搭載されている物品の水平方向位置を調整し得るようにした物品位置決め装置とを備えている請求項1記載の物品保管設備。
  3. 物品位置決め装置は、昇降可能な昇降枠と、該昇降枠側に上部側を支点として回動可能に吊下げられた吊部材と、該吊部材の下端側に取付けられて水平方向へ移動し得るようにした移動枠と、該移動枠側に設置されて、前記昇降枠と共に上昇し案内面が物品の下端部に当接した場合には押圧されて前記吊部材を垂直面に対し傾斜するよう回動させる被押圧部材と、前記昇降枠と共に上昇することにより前記物品を支持するようにした物品支持部材とを備え、前記昇降枠と共に上昇した物品支持部材により支持されることにより、移載装置に搭載されている物品が移載装置から上昇して離反した場合に、前記吊部材は回動して鉛直状態となり、前記物品の水平方向位置を所定の状態に調整するよう構成されている請求項2記載の物品保管設備。
  4. 隔離壁間に隔離した2台の物品搬送装置、及び当該2台の物品搬送装置間に配置された物品保管棚、並びに前記物品搬送装置の走行方向に対し直交する方向における両側端部に配置された物品保管棚は、隔離壁と共にクリーンルーム内に設置されている請求項1、2又は3記載の物品保管設備。
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