JP2009007125A - 物品搬送車 - Google Patents

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Abstract

【課題】前後一対の支柱の車両走行方向及び車両横幅方向での強度が高く、重量物を物品として昇降台に支持させることができる物品搬送車を提供する。
【解決手段】 前後一対の支柱35の夫々を、昇降台36における車両横幅方向の中央部を案内支持する中央支柱体41と、その中央支柱体41に対して車両横幅方向において両横側に離れかつ車両走行方向において中央支柱体41よりも車両外方側に位置する左右一対の補助支柱体42とを、連結体43にて接続して構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、走行台車に、物品支持用の昇降台の車両走行方向での両端部夫々を各別に昇降自在に案内支持する前後一対の支柱が立設された物品搬送車に関する。
かかる物品搬送車は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイに用いられるガラス板を積層状態に収納した容器等を物品として、走行台車を走行経路に沿って走行させ且つ昇降台を車両上下方向に昇降させて、走行台車の走行経路の横側方に設けられた物品収納棚等との間で物品を移載するように構成されているものである。
そして、このような物品搬送車において、従来では、前後一対の支柱の夫々が、単一の支柱体にて構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−001725号公報
上記従来の物品搬送車では、前後一対の支柱の夫々が、単一の支柱体にて構成されており、各支柱体を車両走行方向及び車両横幅方向に幅広に形成する又は厚肉に形成することで、前後一対の支柱の夫々の車両走行方向や車両横幅方向の強度を高めることが考えられるが、このように各支柱体を車両走行方向や車両横幅方向に幅広に形成する又は厚肉に形成すると、前後一対の支柱の重量が増大してしまうものである。
つまり、近年の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイの大型化により、これらに用いられるガラス板を積層状態に収納した容器の重量が増大しており、重量が増大した容器を物品として昇降台に支持させると、走行台車が走行することにより生じる慣性力によって前後一対の支柱に車両走行方向にかかる荷重や、物品を車両横幅方向の一方側に移載するときに前後一対の支柱に車両横幅方向にかかる荷重が大きくなるため、前後一対の支柱夫々を車両走行方向や車両横幅方向の大きな荷重に対して十分な強度を備えるように構成することが望まれており、前後一対の支柱夫々を車両走行方向及び車両横幅方向の大きな荷重に対して十分な強度を備えさせるために、支柱体を車両走行方向や車両横幅方向に幅広に形成する又は厚肉に形成すると、前後一対の支柱の重量が増大してしまうものである。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、前後一対の支柱に車両走行方向及び車両横幅方向の大きな荷重に対して十分な強度を備えさせながらも前後一対の支柱の重量の増大を抑えることができる前後一対の支柱を設けた物品搬送車を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる物品搬送車は、走行台車に、物品支持用の昇降台の車両走行方向での両端部夫々を各別に昇降自在に案内支持する前後一対の支柱が立設されたものであって、その第1特徴構成は、前記前後一対の支柱の夫々が、前記昇降台における車両横幅方向の中央部を案内支持する中央支柱体と、その中央支柱体に対して車両横幅方向において両横側に離れかつ車両走行方向において前記中央支柱体よりも車両外方側に位置する左右一対の補助支柱体とを、連結体にて接続して構成されている点にある。
すなわち、中央支柱体と連結体にて接続された左右一対の補助支柱体を、中央支柱体に対して車両横幅方向において両横側に離れるように設けることにより、前後一対の支柱の車両横幅方向の強度を高められており、また、中央支柱体と連結体にて接続された左右一対の補助支柱体を、車両走行方向において中央支柱体よりも車両外方側に位置するように設けることにより、前後一対の支柱の車両走行方向の強度が高められている。
よって、前後一対の支柱の車両横幅方向の強度が高められているため、物品を車両横幅方向に移載するとき等に昇降台に支持した物品の重心が車両横幅方向に偏った場合でも、物品を安定よく支持することができ、また、前後一対の支柱の車両走行方向の強度が高められているため、重量が増大した物品を昇降台に支持させることができ、前後一対の支柱に車両走行方向及び車両横幅方向の大きな荷重に対して十分な強度を備えさせることができる。
そして、前後一対の支柱の夫々は、中央支柱体と左右一対の補助支柱体とで平面視で三角形を形成するように配設することで強度が高められているので、中央支柱体や左右一対の補助支柱体の夫々を車両走行方向や車両横幅方向に幅広に形成する又は厚肉に形成しなくても十分な強度を備えさせ易く、前後一対の支柱の夫々を車両走行方向や車両横幅方向に幅広に形成する又は厚肉に形成した単一の支柱体にて構成するものと比べて、前後一対の支柱の重量の増大を抑えることができる。
また、左右一対の補助支柱体を車両走行方向において中央支柱体よりも車両外方側に位置させているため、中央支柱体にて昇降台の車両走行方向の端部を昇降案内するように構成することができるので、左右一対の補助支柱体を車両走行方向において中央支柱体よりも車両内方側に位置させて、左右一対の補助支柱体にて昇降台の車両走行方向の端部を昇降案内するように構成するものに比べて、昇降台を昇降案内する構成の簡素化を図ることができる。
従って、前後一対の支柱に車両走行方向及び車両横幅方向の大きな荷重に対して十分な強度を備えさせながらも前後一対の支柱の重量の増大を抑えることができ、且つ、昇降台の昇降案内する構成の簡素化を図ることができる物品搬送車を提供することができるに至った。
本発明にかかる物品搬送車の第2特徴構成は、第1特徴構成において、前記左右一対の補助支柱体が、車両横幅方向において前記昇降台よりも車両外方側に位置するように設けられている点にある。
すなわち、左右一対の補助支柱体が、車両横幅方向において昇降体よりも車両外方側に位置するように設けられて、車両横幅方向に間隔が広い状態で設けられているから、前後一対の支柱の車両横幅方向の強度を高め易いものとなり、もって、前後一対の支柱の車両横幅方向での強度をより高めることができる物品搬送車を提供することができるに至った。
本発明にかかる物品搬送車の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成において、前記連結体が、前記中央支柱体と前記左右一対の補助支柱体とを上下方向複数箇所にて接続する複数の棒状部材である点にある。
すなわち、前後一対の支柱の夫々が、中央支持体と、その中央支柱体に対して車両横幅方向において両横側に離れて位置する左右一対の補助支柱体とを、連結体にて接続して構成されており、前後一対の支柱の夫々が車両横幅方向に幅広に構成されているため、走行台車を走行させたときに支柱にて気流が乱れ易いものとなるが、中央支柱体と左右一対の補助支柱体とを連結する連結体が、中央支柱体と左右一対の補助支柱体とを上下方向複数箇所にて複数の棒状部材により構成されているから、中央支柱体と左右一対の補助支柱体との間を通気させることができるので、走行台車を走行させたときの支柱による気流の乱れを抑えることができ、走行に伴う気流の乱れを抑制し易いものとなり、もって、走行に伴う気流の乱れを抑制することができる物品搬送車を提供することができるに至った。
本発明にかかる物品搬送車の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれか1つにおいて、前記走行台車が、車両横幅方向に並ぶ状態で床面に設置された左右一対の軌道の夫々に対して車両走行方向に一対の走行輪を備える状態に構成され、前記左右一対の補助支柱体が、車両走行方向視にて、左右の走行輪よりも車体内方側に位置するように設けられ、前記昇降台に、車両横幅方向に出退移動する物品移載用の載置体が設けられている点にある。
すなわち、物品移載用の載置体を車両横幅方向に突出させて物品を横側方に位置する物品収納棚との間で物品を移載することができ、そのときに、その載置体を突出させた側に重量が偏ってしまうが、左右の走行輪を車両外方側に位置しているので、安定性がよく、物品の移載を安定よく行うことができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2に示すように、本発明に係るクリーンルーム用の物品保管設備(以下、単に物品保管設備と記載する場合がある)は、物品保管庫Wを清浄化された浄化空気が天井側から床側に向けて下向きに通流するダウンフロー式のクリーンルーム1内に設けて、例えば、半導体製品や液晶表示素子等の製品の仕掛かり品等の板状体を容器Cに収納した状態で塵埃の少ない環境にて保管するようになっている。ちなみに、この実施形態では、容器Cを物品として搬送したり保管したりするように構成してある。
尚、図2は、図1のイ−イ矢視図である。
ダウンフロー式のクリーンルーム1について説明を加えると、図2に示すように、クリーンルーム1の床部を、通気孔が多数形成された多孔状のグレーティング床2に形成し、クリーンルーム1の天井に天井吹出部3を形成して、グレーティング床2を通して吸引した吸引空気を天井吹出部3から吹き出す形態で、浄化空気をクリーンルーム1に循環させるクリーンルーム用循環通風手段Fを設けてある。
このクリーンルーム用循環通風手段Fについて、説明を加えると、前記グレーティング床2の下方側に吸気室4を設け、前記天井吹出部3にHEPAフィルタ等からなるエアーフィルタ5を並設し、その天井吹出部3の上方側に空気チャンバ室6を設けて、それら吸気室4と空気チャンバ室6とを接続流路7にて連通接続してある。
又、接続流路7に、循環用送風機8を前記吸気室4に吸引作用するように設け、更に、接続流路7における循環用送風機8の空気吐出側の部分にプレフィルタ9を設けてある。
つまり、クリーンルーム用循環通風手段Fを、前記グレーティング床2、前記吸気室4、前記接続流路7、前記循環用送風機8、前記プレフィルタ9、前記空気チャンバ室6、前記天井吹出部3及び前記エアーフィルタ5等を備えて構成してある。
そして、循環用送風機8の通風作用により、クリーンルーム1内の空気がグレーティング床2を通して吸気室4に吸い込まれ、その吸気室4に吸い込まれた空気が接続流路7を流動してプレフィルタ9を通過して清浄化された後、空気チャンバ室6に流入し、更に、天井吹出部3に設けられたエアーフィルタ5を通過して清浄化された後、天井吹出部3からクリーンルーム1内に向けて下向きに吹き出されるように構成してある。
従って、クリーンルーム1内の空気が、プレフィルタ9及びエアーフィルタ5を通過しながら上述の経路を通して循環されることにより、常に浄化空気が天井吹出部3から下方に吹き出される状態でクリーンルーム1に供給されて、クリーンルーム1内が清浄度の高い状態に維持される構成となっている。
更に、前記接続流路7における前記循環用送風機8の吸い込み側の部分に、外気取入流路10を接続すると共に、その外気取入流路10に外気取入量調節用ダンパ11を設け、前記接続流路7における前記循環用送風機8の吐出側の部分に、排気流路12を接続すると共に、その排気流路12に排気量調節用ダンパ13を設けてある。
そして、外気取入量調節用ダンパ11及び排気量調節用ダンパ13夫々の開度を調節することにより、前記クリーンルーム用循環通風手段Fにて循環されるクリーンルーム1内の浄化空気のうちの所定量を新鮮な空気と交換するように構成してある。
次に、図1ないし図4に基づいて、物品保管設備の構成について説明する。
前記物品保管庫Wは、物品収納部14を棚横幅方向及び棚上下方向に複数並べて備えた物品収納棚Sと、その物品収納棚Sの前方の搬送車移動空間15を棚横幅方向に移動するスタッカークレーン(物品搬送車に相当する)Vと、浄化空気を前記物品収納棚Sの後部側から前記物品収納部14を通過させて前記搬送車移動空間15に流動させ且つその搬送車移動空間15の床部(グレーティング床2における搬送車移動空間15に対応する床部分)を通して浄化空気を下方に流動させる浄化空気通流手段Bとを備えて構成し、その物品保管庫Wをクリーンルーム1内に設けてある。
尚、図3は、図1のロ−ロ矢視図である。
この実施形態では、前記物品収納棚Sが、夫々の前方側を互いに向かい合わせた状態で且つ互いの間に前記搬送車移動空間15を形成すべく間隔を隔てる状態で、前記搬送車移動空間15の車両横幅方向両方側に設けられている。
ちなみに、この一対の物品収納棚Sは、前記クリーンルーム1のグレーティング床2上に設けてある。
そして、このように設けた一対の物品収納棚Sの側周囲を、棚上下方向両端部が開口する矩形筒状の周壁25にて、各物品収納棚Sの棚横幅方向両端部から搬送車移動空間15の外方突出部15t及び排気用空間16を形成すべく間隔を隔てた状態で、且つ、各物品収納棚Sの棚前後方向後端部とは後述する空気流通空間19を形成すべく間隔を隔てた状態で囲んである。
つまり、搬送車移動空間15を物品収納棚Sよりも棚横幅方向外方に突出する形態で設け、物品収納棚Sの横側部に排気用空間16を設けてあり、搬送車移動空間15における物品収納棚Sよりも棚横幅方向外方に突出する外方突出部15tと排気用空間16とが空気流動可能に連通されている。また、各物品収納棚Sの後部に、前記クリーンルーム1の天井吹出部3から吹き出された浄化空気を物品収納部14に案内するための空気流通空間19を設けてある。尚、各物品収納棚Sと排気用空間16とは板状体17にて仕切ってある。
図1に示すように、前記周壁25において各排気用空間16に対応する部分には、その排気用空間16に出入りするための開口部を開閉する排気空間用扉26を設け、前記周壁25において搬送車移動空間15の一方の外方突出部15tに対応する部分には、搬送車移動空間15に出入りするための開口部を開閉する移動空間用扉27を設けてある。
尚、図示は省略するが、前記排気用空間16には、物品保管設備の運転を制御する制御装置や分電盤等を、前記搬送車移動空間15の外方突出部15tからの浄化空気の流動を妨げない状態で設けてある。
前記浄化空気通流手段Bを、クリーンルーム1の天井吹出部3から吹き出された浄化空気を空気流通空間19にて案内して物品収納部14に供給し且つその物品収納部14を通過して搬送車移動空間15に流動する浄化空気をその搬送車移動空間15からグレーティング床2を通して下方に流動させる形態で、浄化空気を流動させるように構成してある。
つまり、前記浄化空気通風手段Bを、前記空気流通空間19、前記グレーティング床2、前記接続流路7及び前記循環用送風機8等を備えて構成して、前記クリーンルーム用循環通風手段Fを構成する前記循環用送風機8を、浄化空気通風手段B用の送風機に兼用する状態で構成してある。
図4に示すように、各物品収納棚Sは、前後一対の棚用支柱21を棚横幅方向に並べ、前後一対の棚用支柱21に亘って棚上下方向に複数の物品支持枠22を支持する状態で、物品収納部14を棚横幅方向及び棚上下方向に複数並べて構成し、物品収納部14を、棚横幅方向に隣接する左右一対の物品支持枠22にて容器Cを載置支持する形態で容器Cを収納するように構成してある。また、棚横幅方向に複数並ぶ前後一対の棚用支柱21の上端を、矩形状の上部枠体23にて一体的に連結してある。
そして、上述の如く各物品収納棚Sを構成することにより、物品収納部14を、棚横幅方向に隣接するもの同士及び棚上下方向に隣接するもの同士が空気流動可能に連通する状態で、棚横幅方向及び棚上下方向に複数並べて設けて、物品収納効率を向上するようにしてある。
尚、図示は省略するが、物品収納棚Sに備えた複数の物品収納部14のうちの1個を用いて、クリーンルーム1から物品収納棚Sに容器Cを搬入するための搬入口を形成し、他の1個を用いて、物品収納棚Sからクリーンルーム1に容器Cを搬出するための搬出口を形成してある。
前記グレーティング床2における各物品収納棚Sの設置箇所に対応する床部分及び前記空気流通空間19に対応する床部分の開口率を、前記グレーティング床2における前記搬送車移動空間15に対応する床部分及び前記排気用空間16に対応する床部分の開口率よりも小さく形成してある。
具体的には、グレーティング床2における各物品収納棚Sの設置箇所に対応する床部分及び前記空気流通空間19に対応する床部分の開口率を18%、グレーティング床2における搬送車移動空間15に対応する床部分及び排気用空間16に対応する床部分夫々の開口率を50%に設定してある。
又、前記物品収納棚Sの各横側部における前端縁部と前記周壁25との間の棚横幅方向に開口する開口部分には、その開口部分の下方側部分を空気流動可能な状態で閉じる多孔状板状体29を設けてある。
次に、前記スタッカークレーンVについて、説明を加える。
図5及び図6に示すように、スタッカークレーンVは、車両横幅方向に並ぶ状態で床面(グレーティング床2の上面)に設置された左右一対の走行レール(軌道に相当)32の夫々に対して車両走行方向(棚横幅方向と同方向)に一対の走行輪31を備える状態に構成された走行台車34に、物品支持用の昇降台36の車両走行方向での両端部夫々を各別に昇降自在に案内支持する前後一対の支柱35を立設してある。
そして、前後一対の支柱35の上端部同士を上部フレーム37にて連結してある。また、前記昇降台36に、車両横幅方向に出退移動する物品移載用の載置体57を設けてある。
尚、図5は、スタッカークレーンの側面図を示しており、図面上の左側部分は縦断面図である。
図5に示すように、前記走行台車34を、車両走行方向内方側が開口するコ字状に形成された前後一対の端部用枠体34aと、前後一対の端部用枠体34aにおける車両横幅方向外方側の端部同士を互いに連結する左右一対の中間部用枠体34bと、各端部用枠体34aの車両走行方向内方側の端部同士を連結する前後一対の連結用枠体34cとを備えて、平面視で目字状に形成してある。そして、走行台車34の車両横幅方向中央部には端部用枠体34aと連結用枠体34cとに亘って支持用枠体34dを架設してある。
前記前後一対の端部用枠体34aの夫々における棚横幅方向両端部に、前記走行輪31及びこの走行輪31を各別に回転駆動させる走行用モータ38とが設けられており、4つの走行用モータ38にて4つの走行輪31を各別に回転駆動させることにより、走行台車34を棚横幅方向に沿って走行移動するように構成してある。
また、中間部用枠体34bには、車両横幅方向外方側から浄化空気を吸引してその浄化空気を下方に向けて排出するためのファンを備えてある。
前記前後一対の支柱35の夫々を、前記昇降台36における車両横幅方向の中央部を案内支持する中央支柱体41と、前記昇降台36から車両横幅方向外方側に離れかつ前記中央支柱体41から車両走行方向外方側に離れて位置する左右一対の補助支柱体42とを、連結体43にて接続して構成してある。
また、図6に示すように、前記左右一対の補助支柱体42を、車両走行方向視にて、左右の走行輪31よりも車体内方側に位置するように設けてある。
そして、中央支柱体41は、走行台車34の車両横幅方向中央部に位置する支持用枠体34dに立設させることにより、前記昇降台36における車両横幅方向の中央部を案内支持すべく、昇降台36の車両走行方向外方側に隣接する位置に位置させている。
また、左右一対の補助支柱体42は、平面視コ字状の端部用枠体34aにおける車両横幅方向に伸びる部分の車両横幅方向の両端部に立設させることにより、前記昇降台36から車両横幅方向外方側に離れかつ前記中央支柱体41から車両走行方向外方側に離れて位置させている。
また、前記連結体43は、前記中央支柱体41と前記左右一対の補助支柱体42とを上下方向複数箇所にて接続する複数の棒状部材43aで構成してある。
前後一対の中央支柱体41の夫々に、昇降台36における車両走行方向外方側の端部でかつ車両横幅方向の中央部に設けた係合部材44を摺動移動自在に案内するガイドレール45を備えてあり、このガイドレール45と係合部材44との各組によりリニアガイドを構成してある。
図5及び図6に示すように、走行台車34における前後一対の支持用枠体34dの夫々には、左右一対の昇降用モータ46と、この昇降用モータ46にて各別に回転駆動される左右一対の駆動回転体47とが備えられており、前記支柱35における上端部の夫々には、回転自在な左右一対の従動回転体48が備えられている。
そして、駆動回転体47の夫々に下方側用の昇降用ベルト49を巻き掛け、従動回転体48の夫々に上方側用の昇降用ベルト49を巻き掛けている。
車両走行方向一方側に位置する2本の下方側用の昇降用ベルト49及び2本の上方側用の昇降用ベルト49の夫々を、一端を昇降台36の車両走行方向一端部に連結しかつ他端を前後一対の中央支柱体41よりも車両走行方向一方側に位置するバランスウェイト50に連結してある。また、車両走行方向他方側に位置する2本の下方側用の昇降用ベルト49及び2本の上方側用の昇降用ベルト49の夫々を、一端を昇降台36の車両走行方向他端部に連結しかつ他端を前後一対の中央支柱体41よりも車両走行方向他方側に位置するバランスウェイト50に連結してある。
つまり、4つの昇降用モータ46にて4つの駆動回転体47を各別に回転駆動させることにより、昇降台36を棚上下方向に沿って昇降移動するように構成してある。
図8に示すように、係合部材44の昇降経路及びガイドレール45を覆う内方側カバー51を、車両上下方向に沿う状態で前後一対の中央支柱体41夫々の車両走行方向内方側に支持しており、バランスウェイト50の昇降経路を覆う外方側カバー52を、前後一対の中央支柱体41夫々の車両走行方向外方側に支持している。
そして、図6に示すように、クリーンルーム1内の浄化空気を外方側カバー52内に導入するファンフィルタユニット53を外方側カバー52に設けてある。
図9に示すように、前記昇降台36には、物品収納部14と自己との間で容器Cを移載可能なフォーク式の物品移載装置55を支持してある。
この物品移載装置55は、上下軸心P1周りに旋回自在な旋回台56、及び、その旋回台56上に設けられた載置体57を出退移動自在に支持するリンク機構58から構成している。そして、物品移載装置55は、旋回台56の旋回により載置体57を旋回移動可能で、且つ、リンク機構58の伸縮により載置体57を昇降台36上に引退させた状態(図7参照)や載置体57を物品収納部14側に突出させた状態(図9参照)に切り換え可能に構成してある。
図5及び図7に示すように、スタッカークレーンVには、車両走行方向及び車両上下方向に沿う姿勢の偏平状の整流体59を、前記昇降台36から車両走行方向外方側に離れかつ前記昇降台36から車両横幅方向において前記物品収納棚S側に離れて位置する状態で、且つ、前記昇降台36の昇降移動範囲の全範囲において前記昇降台36に対応して位置する状態で設けてある。
説明を加えると、前記整流体59を、前記前後一対の中央支柱体41の夫々よりも車両走行方向外方側に離れて位置する状態でかつ前記中央支柱体41の全長又は略全長に亘って車両上下方向に沿う状態で前後一対設けてある。
また、前記整流体59を、前記昇降台36よりも車両横幅方向外方側に離れた位置に左右一対設けてある。
前記補助支柱体42から車両走行方向の両方側に突出する状態で前記補助支柱体42に支持された整流用部材59aを備えており、前記整流体59を、前記補助支柱体42とそれに支持された前記整流用部材59aとで構成してある。
説明を加えると、図8に示すように、補助支柱体42の夫々を、車両走行方向及び車両上下方向に沿う姿勢の扁平状に形成し、平面視では車両走行方向に沿う姿勢の扁平な矩形状に形成してある。
そして、補助支柱体42の夫々に支持される整流用部材59aとして、車両走行方向内方側に突出する状態で補助支柱体42に支持される内方側の整流用部材59aと、車両走行方向外方側に突出する状態で補助支柱体42に支持される外方側の整流用部材59aとを支持してある。
内方側の整流用部材59aを、平面視で車両走行方向の内方側端部側ほど漸次細くなる先細り形状に形成し、外方側の整流用部材59aを、平面視で車両走行方向の外方側端部側に膨出する半円状に形成して、整流体59における車両走行方向の両端部が平面視で先細り形状となるように形成してある。
また、内方側の整流用部材59aを、その車両走行方向内方側の端部が中央支柱体41と車両横幅方向に並ぶような長さに構成し、外方側の整流用部材59aを、その車両走行方向外方側の端部が走行台車34の後端よりわずかに車両走行方向内方側に位置する長さに構成してある。
ちなみに、補助支柱体42の車両横幅方向の両側の側面と内方側及び外方側の整流用部材59aの車両横幅方向の両側の側面とが面一となるように構成してある。また、整流体59は、中央支柱体41よりも車両上下方向に少し短い長さで且つ補助支柱体42と車両上下方向に同じ長さになるように構成されている。
〔別実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、左右一対の補助支柱体42を、車両横幅方向において昇降台36よりも車両外方側に位置するように設けたが、左右一対の補助支柱体42を、昇降台36と車両走行方向に重複するように設けてもよい。
(2) 上記実施の形態では、連結体43を、中央支柱体41と左右一対の補助支柱体42とを上下方向複数箇所にて接続する複数の棒状部材43aとしたが、連結体43を、中央支持体41と左右一対の補助支柱体42とを単一の又は上下方向複数箇所にて接続する複数の板状部材としてもよい。
(3) 上記実施の形態では、走行台車を34、車両横幅方向に並ぶ状態で床面に設置された左右一対の軌道32の夫々に対して車両走行方向に一対の走行輪31を備える状態に構成したが、走行台車34を、床面に設置された単一の軌道32に対して車両走行方向に一対の走行輪31を備える状態に構成してもよい。
(4) 上記実施の形態では、左右一対の補助支柱体42を、車両走行方向視にて、左右の走行輪31よりも車両内方側に位置するように設けたが、左右一対の補助支柱体42を、車両走行方向視にて、左右の走行輪31よりも車両外方側に位置するように設けてもよい。
クリーンルーム用の物品保管設備を示す平面図 図1におけるイ−イ矢視図 図1におけるロ−ロ矢視図 クリーンルーム用の物品保管設備の要部を示す斜視図 スタッカークレーンを示す側面図 スタッカークレーンを示す正面図 走行台車を示す平面図 支柱を示す横断平面図 スタッカークレーンを示す平面図
符号の説明
31 走行輪
32 軌道
34 走行台車
35 支柱
36 昇降台
41 中央支柱体
42 補助支柱体
43 連結体
43a 棒状部材
57 載置体
V 物品搬送車

Claims (4)

  1. 走行台車に、物品支持用の昇降台の車両走行方向での両端部夫々を各別に昇降自在に案内支持する前後一対の支柱が立設された物品搬送車であって、
    前記前後一対の支柱の夫々が、前記昇降台における車両横幅方向の中央部を案内支持する中央支柱体と、その中央支柱体に対して車両横幅方向において両横側に離れかつ車両走行方向において前記中央支柱体よりも車両外方側に位置する左右一対の補助支柱体とを、連結体にて接続して構成されている物品搬送車。
  2. 前記左右一対の補助支柱体が、車両横幅方向において前記昇降台よりも車両外方側に位置するように設けられている請求項1記載の物品搬送車。
  3. 前記連結体が、前記中央支柱体と前記左右一対の補助支柱体とを上下方向複数箇所にて接続する複数の棒状部材である請求項1又は2記載の物品搬送車。
  4. 前記走行台車が、車両横幅方向に並ぶ状態で床面に設置された左右一対の軌道の夫々に対して車両走行方向に一対の走行輪を備える状態に構成され、
    前記左右一対の補助支柱体が、車両走行方向視にて、左右の走行輪よりも車体内方側に位置するように設けられ、
    前記昇降台に、車両横幅方向に出退移動する物品移載用の載置体が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品搬送車。
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