JP2006213442A - 物品搬送設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 物品移載にかかる時間の短縮化を図ることができる物品搬送設備の提供
【解決手段】 入庫用コンベヤ34が物品Bを搬送する入庫用搬送高さT1は、入出庫用移載位置に位置する物品搬送装置3の移載用コンベヤ13が物品を搬送する移載用搬送高さT3よりも高く、かつ、移載用搬送高さT3は、出庫用コンベヤ42が物品Bを搬送する出庫用搬送高さT2よりも高くなるように構成され、移載用コンベヤ13の作動、入庫用コンベヤ34の作動、および、出庫用コンベヤ42の作動を制御する制御手段は、入庫用荷受口4から物品搬送装置3への物品移載と物品搬送装置3から出庫用荷受口5への物品移載とを同時に行うべく、同時移載作動処理と、入庫用荷受口4から物品搬送装置3への物品移載を行うべく、入庫移載作動処理と、物品搬送装置3から出庫用荷受口5への物品移載を行うべく、出庫移載作動処理とを実行可能に構成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、側脇に物品収納部が配設された移動経路に沿って移動自在な物品搬送装置が設けられ、前記物品収納部へ入庫する物品を載置する入庫用荷受口と、前記物品収納部から出庫する物品を載置する出庫用荷受口とが、前記移動経路を挟んで互いに対向する位置に配置され、前記物品搬送装置が、前記物品収納部に対応する収納用移載位置に移動自在で、その収納用移載位置において前記収納部との間で物品を移載自在に構成され、かつ、前記入庫用荷受口に対向しかつ前記出庫用荷受口に対向する入出庫用移載位置に移動自在で、その入出庫用移載位置において前記入庫用荷受口との間および前記出庫用荷受口との間で物品を移載自在に構成されている物品搬送設備に関する。
上記のような物品搬送設備は、自動倉庫などに用いられ、入庫用荷受口の物品を物品収納部へ入庫する入庫作業や、物品収納部の物品を出庫用荷受口に出庫する出庫作業を行うものである。
そして、入庫作業では、まず、物品搬送装置を入出庫用移載位置に位置させて、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載を行い、その後、物品搬送装置を収納用移載位置まで移動させて、物品搬送装置から物品収納部への物品移載を行う。
また、出庫作業では、まず、物品搬送装置を収納用移載位置に移載させて、物品収納部から物品搬送装置への物品移載を行い、その後、物品搬送装置を入出庫用移載位置まで移動させて、物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載を行う。
このような物品搬送設備として、従来、物品搬送装置は、物品を載置支持した状態で前記移動経路の長手方向に直交する物品移載方向に物品を移載可能な移載装置を設け、物品搬送装置の作動を制御する制御手段が、移載装置の作動を制御するように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
そして、この特許文献1に記載のものでは、制御手段が、物品搬送装置が入出庫用移載位置に位置するときに、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載を行うべく、移載装置を作動させる入庫移載作動処理と、物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載を行うべく、移載装置を作動させる出庫移載作動処理とを実行可能に構成されている。
特開2002−293412号公報
上記従来の物品搬送設備では、物品搬送装置が入出庫用移載位置に位置するときに、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載や、物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載を行うわけであるが、制御手段が、必要に応じて、入庫移載作動処理と出庫移載作動処理とのいずれかを選択して実行する。
説明を加えると、入庫用荷受口に物品搬送装置へ移載する物品が存在せずに、物品搬送装置に出庫用荷受口へ移載する物品が存在する場合には、制御手段が、出庫移載作動処理を実行する。
また、物品搬送装置に出庫用荷受口へ移載する物品が存在せずに、入庫用荷受口に物品搬送装置へ移載する物品が存在する場合には、制御手段が、入庫移載作動処理を実行する。
そして、物品搬送装置に出庫用荷受口へ移載する物品が存在しかつ入庫用荷受口に物品搬送装置へ移載する物品が存在する場合には、制御手段が、出庫移載作動処理を実行したのち、入庫移載作動処理を実行する。
したがって、物品搬送装置に出庫用荷受口へ移載する物品が存在しかつ入庫用荷受口に物品搬送装置へ移載する物品が存在する場合には、物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載を行う時間と入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載を行う時間とを加算した時間だけ物品移載にかかり、物品移載にかかる時間が長くなる。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、物品移載にかかる時間の短縮化を図ることができる物品搬送設備を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる物品搬送設備の第1特徴構成は、側脇に物品収納部が配設された移動経路に沿って移動自在な物品搬送装置が設けられ、前記物品収納部へ入庫する物品を載置する入庫用荷受口と、前記物品収納部から出庫する物品を載置する出庫用荷受口とが、前記移動経路を挟んで互いに対向する位置に配置され、前記物品搬送装置が、前記物品収納部に対応する収納用移載位置に移動自在で、その収納用移載位置において前記収納部との間で物品を移載自在に構成され、かつ、前記入庫用荷受口に対向しかつ前記出庫用荷受口に対向する入出庫用移載位置に移動自在で、その入出庫用移載位置において前記入庫用荷受口との間および前記出庫用荷受口との間で物品を移載自在に構成されている物品搬送設備において、
前記物品搬送装置は、物品を載置支持した状態で前記移動経路の長手方向に直交する物品移載方向に搬送可能な移載用コンベヤを設け、前記入庫用荷受口には、物品を載置支持した状態で前記物品移載方向に搬送可能な入庫用コンベヤが設けられ、前記出庫用荷受口には、物品を載置支持した状態で前記物品移載方向に搬送可能な出庫用コンベヤが設けられ、前記入庫用コンベヤが物品を搬送する入庫用搬送高さは、前記入出庫用移載位置に位置する前記物品搬送装置の前記移載用コンベヤが物品を搬送する移載用搬送高さよりも高く、かつ、前記移載用搬送高さは、前記出庫用コンベヤが物品を搬送する出庫用搬送高さよりも高くなるように構成され、前記移載用コンベヤの作動、前記入庫用コンベヤの作動、および、前記出庫用コンベヤの作動を制御する制御手段は、前記入庫用荷受口から前記物品搬送装置への物品移載と前記物品搬送装置から前記出庫用荷受口への物品移載とを同時に行うべく、前記移載用コンベヤ、前記入庫用コンベヤ、および、前記出庫用コンベヤのすべてを作動させる同時移載作動処理と、前記入庫用荷受口から前記物品搬送装置への物品移載を行うべく、前記移載用コンベヤと前記入庫用コンベヤとを作動させかつ前記出庫用コンベヤを作動停止させる入庫移載作動処理と、前記物品搬送装置から前記出庫用荷受口への物品移載を行うべく、前記移載用コンベヤと前記出庫用コンベヤとを作動させかつ前記入庫用コンベヤを作動停止させる出庫移載作動処理とを実行可能に構成されている点にある。
すなわち、物品搬送装置に出庫用荷受口へ移載する物品が存在しかつ入庫用荷受口に物品搬送装置へ移載する物品が存在する場合には、制御手段が、同時移載作動処理を実行することにより、入庫用コンベヤから移載用コンベヤへの物品移載と移載用コンベヤから出庫用コンベヤへの物品移載とを同時に行い、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載と物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載とを同時に行う。
入庫用荷受口に物品搬送装置へ移載する物品が存在せずに、物品搬送装置に出庫用荷受口へ移載する物品が存在する場合には、制御手段が、出庫移載作動処理を実行することにより、移載用コンベヤから出庫用コンベヤへの物品移載を行い、物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載を行う。
物品搬送装置に出庫用荷受口へ移載する物品が存在せずに、入庫用荷受口に物品搬送装置へ移載する物品が存在する場合には、制御手段が、入庫移載作動処理を実行することにより、入庫用コンベヤから移載用コンベヤへの物品移載を行い、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載を行う。
このようにして、制御手段が、入庫用荷受口に物品搬送装置へ移載する物品が存在するか否か、および、物品搬送装置に出庫用荷受口へ移載する物品が存在するか否かによって、同時移載作動処理、出庫移載作動処理、あるいは、入庫移載作動処理のいずれかを選択して実行することにより、物品の存在状況に応じた適切な物品移載を行うことができる。
そして、同時移載作動処理では、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載と物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載とを同時に行うことにより、物品移載にかかる時間の短縮化を図ることができる。
また、出庫移載作動処理では、移載用コンベヤと出庫用コンベヤとを作動させるが、入庫用コンベヤは作動停止させ、入庫移載作動処理では、移載用コンベヤと入庫用コンベヤとを作動させるが、出庫用コンベヤは作動停止させるので、不必要なコンベヤの作動を行うことなく、物品移載を行うことができる。
しかも、入庫用コンベヤにおける入庫用搬送高さは、入出庫用移載位置に位置する物品搬送装置の移載用コンベヤにおける移載用搬送高さよりも高く、かつ、その移載用搬送高さは、出庫用コンベヤにおける出庫用搬送高さよりも高いので、出庫移載作動処理や入庫移載作動処理を実行するときはもちろん、同時移載作動処理を実行するときでも、コンベヤ間の搬送高さの高低差を利用して、物品移載をスムーズにかつ的確に行うことができる。
以上のことをまとめると、不必要なコンベヤの作動を行うことなく、物品移載をスムーズにかつ的確に行うことができながらも、物品移載にかかる時間の短縮化を図ることができる物品搬送設備を提供できるに至った。
本発明にかかる物品搬送設備の第2特徴構成は、側脇に物品収納部が配設された移動経路に沿って移動自在な物品搬送装置が設けられ、前記物品収納部へ入庫する物品を載置する入庫用荷受口と、前記物品収納部から出庫する物品を載置する出庫用荷受口とが、前記移動経路を挟んで互いに対向する位置に配置され、前記物品搬送装置が、前記物品収納部に対応する収納用移載位置に移動自在で、その収納用移載位置において前記収納部との間で物品を移載自在に構成され、かつ、前記入庫用荷受口に対向しかつ前記出庫用荷受口に対向する入出庫用移載位置に移動自在で、その入出庫用移載位置において前記入庫用荷受口との間および前記出庫用荷受口との間で物品を移載自在に構成されている物品搬送設備において、
前記物品搬送装置は、物品を載置支持した状態で前記移動経路の長手方向に直交する物品移載方向に搬送可能な移載用コンベヤを前記移動経路の長手方向または上下方向に並ぶように複数設け、前記入庫用荷受口には、物品を載置支持した状態で前記物品移載方向に搬送可能な入庫用コンベヤが、前記入出庫用移載位置に位置する前記物品搬送装置の前記複数の移載用コンベヤの夫々に対向するように複数設けられ、前記出庫用荷受口には、物品を載置支持した状態で前記物品移載方向に搬送可能な出庫用コンベヤが、前記入出庫用移載位置に位置する前記物品搬送装置の前記複数の移載用コンベヤの夫々に対向するように複数設けられ、前記入庫用コンベヤが物品を搬送する入庫用搬送高さは、前記入出庫用移載位置に位置する前記物品搬送装置の前記複数の移載用コンベヤのうち、対向する移載用コンベヤが物品を搬送する移載用搬送高さよりも高く、かつ、前記移載用搬送高さは、その移載用コンベヤに対向する前記出庫用コンベヤが物品を搬送する出庫用搬送高さよりも高くなるように構成され、前記移載用コンベヤの作動、前記入庫用コンベヤの作動、および、前記出庫用コンベヤの作動を制御する制御手段は、前記入庫用荷受口から前記物品搬送装置への物品移載と前記物品搬送装置から前記出庫用荷受口への物品移載とを同時に行うべく、前記移載用コンベヤの複数、前記入庫用コンベヤの複数、および、前記出庫用コンベヤの複数のすべてを作動させる全作動処理と、前記入庫用荷受口から前記物品搬送装置への物品移載と前記物品搬送装置から前記出庫用荷受口への物品移載とを同時に行うべく、前記移載用コンベヤの複数、前記入庫用コンベヤの複数、および、前記出庫用コンベヤの複数のうち、作動対象とする一部のコンベヤを作動させかつ非作動対象とする残りのコンベヤを作動停止させる一部作動処理とを実行可能に構成されている点にある。
すなわち、複数の移載用コンベヤのすべてに出庫用コンベヤに移載する物品が存在しかつ複数の入庫用コンベヤのすべてに移載用コンベヤに移載する物品が存在する場合には、制御手段が、全作動処理を実行することにより、複数の入庫用コンベヤのすべてから複数の移載用コンベヤのすべてへの物品移載と複数の移載用コンベヤのすべてから複数の出庫用コンベヤのすべてへの物品移載とを同時に行い、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載と物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載とを同時に行う。
複数の移載用コンベヤの一部に出庫用コンベヤに移載する物品が存在しかつ複数の入庫用コンベヤの一部に移載用コンベヤに移載する物品が存在する場合には、制御手段が、物品が存在する移載用コンベヤとその移載用コンベヤに対向する出庫用コンベヤ、および、物品が存在する入庫用コンベヤとその入庫用コンベヤに対応する移載用コンベヤを作動対象とし、残りのコンベヤを非作動対象として、一部作動処理を実行する。
そうすると、複数の入庫用コンベヤの一部から複数の移載用コンベヤの一部への物品移載と複数の移載用コンベヤの一部から複数の出庫用コンベヤの一部への物品移載とを同時に行い、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載と物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載とを同時に行う。
このようにして、制御手段が、複数の入庫用コンベヤに移載用コンベヤへ移載する物品が存在するか否か、および、複数の移載用コンベヤに出庫用コンベヤへ移載する物品が存在するか否かによって、全作動処理または一部作動処理を選択して実行することにより、物品の存在状況に応じた適切な物品移載を行うことができる。
そして、全作動処理および一部作動処理のいずれにおいても、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載と物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載とを同時に行うことができ、物品移載にかかる時間の短縮化を図ることができる。
しかも、一部作動処理では、作動対象とするコンベヤを作動させるが、非作動対象とするコンベヤを作動停止させるので、不必要なコンベヤの作動を行うことなく、物品移載を行うことができる。
さらに、入庫用コンベヤにおける入庫用搬送高さは、入出庫用移載位置に位置する物品搬送装置の移載用コンベヤにおける移載用搬送高さよりも高く、かつ、その移載用搬送高さは、出庫用コンベヤにおける出庫用搬送高さよりも高いので、入庫用コンベヤから移載用コンベヤへの物品移載と移載用コンベヤから出庫用コンベヤへの物品移載とを同時に行うに当って、コンベヤ間の搬送高さの高低差を利用して、物品移載をスムーズにかつ的確に行うことができる。
以上のことをまとめると、不必要なコンベヤの作動を行うことなく、物品移載をスムーズにかつ的確に行うことができながらも、物品移載にかかる時間の短縮化を図ることができる物品搬送設備を提供できるに至った。
本発明にかかる物品搬送設備の第3特徴構成は、前記出庫用荷受口に載置された物品を、ピッキング作業箇所を経由する状態で、前記入庫用荷受口の載置位置まで搬送するピッキング用コンベヤが設けられている点にある。
すなわち、例えば、複数の物品を収納した収納体などを物品として、その物品が物品搬送装置から出庫用荷受口に移載されると、ピッキング用コンベヤは、その出庫用荷受口に載置された物品を、まず、ピッキング作業箇所に搬送する。
前記ピッキング作業箇所では、ピッキング用コンベヤにて搬送される物品からピッキング対象の物品を取り出すピッキング作業を行い、ピッキング用コンベヤは、ピッキング作業を終えた物品をピッキング作業箇所から入庫用荷受口の載置位置まで搬送する。
そして、入庫用荷受口の載置位置に搬送された物品は、入庫用荷受口から物品搬送装置へ移載される。
このようにして、ピッキング作業箇所でピッキング作業を行う場合には、ピッキング用コンベヤが出庫用荷受口からピッキング作業箇所へ順次物品を搬送するとともに、ピッキング用コンベヤがピッキング作業箇所から入庫用荷受口へ順次物品を搬送する。
したがって、物品搬送装置に出庫用荷受口へ移載する物品が存在しかつ入庫用荷受口に物品搬送装置へ移載する物品が存在する場合が起こり易い。
そこで、上記第1および第2特徴構成で述べた如く、入庫用荷受口から物品搬送装置への物品移載と物品搬送装置から出庫用荷受口への物品移載とを同時に行うことができることによって、物品移載にかかる時間の短縮化を的確に図り、ピッキング作業全体での時間短縮を図ることができる。
本発明にかかる物品搬送設備の第4特徴構成は、前記物品収納部として、複数の収納部を縦横に並べて備えた物品収納棚が設けられ、前記物品搬送装置が、前記移動経路に沿って移動する移動台車と、その移動台車に対して昇降自在でかつ前記移載用コンベヤを備えた昇降台とを設けている点にある。
すなわち、物品収納部としての物品収納棚における複数の収納部の夫々に物品を収納することができ、物品収納部の設置スペースを極力小さくしながら、より多くの物品を収納することができる。
そして、移動台車が移動経路に沿って移動し、昇降台が移動台車に対して昇降し、複数の収納部の夫々に対応する複数の収納用移載位置のいずれかに昇降台を位置させることにより、物品搬送装置が収納部との間で物品の移載を行うことができる。
このようにして、より多くの物品を物品収納部に収納することができながら、物品を入庫用荷受口から収納部へ入庫したり、収納部から出庫用荷受口へ出庫することができ、有用な物品搬送設備となる。
本発明にかかる物品搬送設備の実施形態について図面に基づいて説明する。
この物品搬送設備は、平面図である図1に示すように、側脇に物品収納部1が配設された移動経路2に沿って移動自在な物品搬送装置としてのスタッカークレーン3が設けられ、物品収納部1へ入庫する物品を載置する入庫用荷受口4と、物品収納部1から出庫する物品を載置する出庫用荷受口5とが、移動経路2を挟んで互いに対向する位置に配置されている。
前記物品収納部1は、物品収納部1の側面図である図2に示すように、複数の収納部6を縦横に並べて備えた物品収納棚1aであり、移動経路2を挟んで一対の物品収納棚1aが設けられている。
この実施形態では、複数の物品を収納した収納体を物品Bとしており、この物品Bを各収納部6に収納するようにしている。
そして、物品収納棚1aは、複数の支柱7が左右方向に間隔を隔てて立設され、その支柱7の夫々に、左右方向に延びる載置支持部8を上下方向に間隔を隔てて配設している。一対の支柱7と一対の載置支持部8により一つの収納部6が構成されている。
前記移動経路2には、その下方側に走行レール9が物品収納棚1aの長手方向に沿って設置され、上方側にもガイドレール10が物品収納棚1aの長手方向に沿って設置されている。
前記スタッカークレーン3は、走行レール9に沿って走行自在な移動台車としての走行台車11と、その走行台車11に対して昇降自在な昇降台12とを備えて構成されている。
そして、昇降台12には、物品Bを載置支持した状態で移動経路2の長手方向に直交する物品移載方向に搬送可能な移載用コンベヤ13が移動経路2の長手方向に間隔を隔てて二つ設けられている。
このようにして、スタッカークレーン3は、走行台車11の移動および昇降台12の昇降により、物品収納棚1aの各収納部6に対応する複数の収納用移載位置のいずれかに選択的に移動自在で、かつ、図1に示すように、入庫用荷受口4に対向しかつ出庫用荷受口5に対向する入出庫用移載位置に移動自在に構成されている。
また、スタッカークレーン3は、移載用コンベヤ13などを作動させることにより、収納用移載位置において収納部6との間で物品Bを移載自在で、かつ、入出庫用移載位置において入庫用荷受口4との間および出庫用荷受口5との間で物品Bを移載自在に構成されている。
ちなみに、図示は省略するが、昇降台12には、昇降台12よりも外側に突出する突出位置と昇降台12の内側の引退位置とに出退自在なフックを設けている。
そして、収納部6からスタッカークレーン3への物品移載を行う場合には、このフックを突出位置に突出させて物品Bの一部を係止し、移載用コンベヤ13を作動させるとともに、フックを突出位置から引退位置に引退させるようにしている。
前記昇降台12は、図2に示すように、走行台車11に立設した前後一対の昇降マスト14にて昇降自在に案内支持され、その左右両側に連結した昇降用チェーン15にて吊下げ支持されている。
この昇降用チェーン15は、スタッカークレーン3の上部フレーム16に設けた案内スプロケット17と一方の昇降マスト14に設けた案内スプロケット18とに巻き掛けられて、走行台車11の一端に装備した巻き取りドラム19に連結されている。
そして、巻き取りドラム19をインバータ式のモータである昇降用電動モータ20にて正逆に駆動回転させて、昇降用チェーン15の繰り出しや巻き取り操作で昇降台12を昇降させるように構成されている。
前記走行台車11には、その水平方向に測距用のビーム光を投射する昇降用レーザ測距計21と、その昇降用レーザ測距計21にて投射されたビーム光の進路を鉛直上方に屈曲させて昇降台12の下面に設置された反射板22に照射するためのミラー23とが設けられている。
そして、昇降用レーザ測距計21は、走行台車11に設けられたミラー23の配設位置を基準位置として、昇降台12の昇降位置を検出するように構成されている。
また、走行台車11には、走行レール9上を走行自在な前後二つの車輪24が設けられ、それら二つの車輪24の一端側の車輪が、インバータ式のモータである走行用電動モータ25にて駆動される推進用の駆動輪24aとして構成され、他端側の車輪が、遊転自在な従動輪24bとして構成されている。
前記走行レール9の一端側には、水平方向に測距用のビーム光を投射する走行用レーザ測距計26が設けられ、走行台車11には、走行用レーザ測距計26からのビーム光を反射する反射板27が設けられている。
そして、走行用レーザ測距計26は、走行台車11に設置されている反射板27に向けて投射して、自己の設置位置を基準位置として、走行台車11の走行位置を検出するように構成されている。
図1に示すように、出庫用荷受口5に載置された物品を、ピッキング作業箇所28を経由する状態で、入庫用荷受口4の載置位置まで搬送するピッキング用コンベヤ29が設けられている。
このピッキング用コンベヤ29は、搬送方向の上流側から、出庫用荷受口5として物品Bを載置する第1ローラコンベヤ30、第2ローラコンベヤ31、入庫用荷受口4として物品Bを載置する第3ローラコンベヤ32の順に、三つのローラコンベヤを平面視でコの字状になるように配置して構成されている。
前記第1ローラコンベヤ30が物品Bを搬送する搬送高さと、第3ローラコンベヤ32が物品Bを搬送する搬送高さとは、同じ高さになるようにしてある。そして、第3ローラコンベヤ32などの側面図である図3に示すように、第2ローラコンベヤ31が物品Bを搬送する搬送高さは、第1ローラコンベヤ30および第3ローラコンベヤ32における搬送高さよりも低くなるようにしてある。
前記第1ローラコンベヤ30が出庫用荷受口5における物品Bを載置するので、第1ローラコンベヤ30における搬送高さが出庫用荷受口5にて物品Bを載置する載置面の高さとなる。また、第3ローラコンベヤ32が入庫用荷受口4における物品Bを載置するので、第3ローラコンベヤ32における搬送高さが入庫用荷受口4にて物品Bを載置する載置面の高さとなる。
そして、出庫用荷受口5にて物品Bを載置する載置面の高さと入庫用荷受口4にて物品Bを載置する載置面の高さとは、同じ高さになる。
図1に示すように、第2ローラコンベヤ31の搬送方向の上流側端部と下流側端部とには、第2ローラコンベヤ31に対して昇降自在な一対の乗移用ベルトコンベヤ33が設けられている。
図3に示すように、この乗移用ベルトコンベヤ33の昇降により、第1ローラコンベヤ30から第2ローラコンベヤ31への物品Bの乗り移りを可能とするとともに、第2ローラコンベヤ31から第3ローラコンベヤ32への物品Bの乗り移りを可能としている。
前記入庫用荷受口4には、図1および図3に示すように、物品Bを載置支持した状態で物品移載方向に搬送可能な入庫用コンベヤ34が設けられている。
そして、入庫用コンベヤ34は、入庫用移載位置に位置するスタッカークレーン3の二つの移載用コンベヤ13の夫々に対向するように二つ設けられている。
前記入庫用コンベヤ34は、図4および図5に示すように、入庫用昇降機構35にて昇降自在な入庫用昇降体36に一体的に昇降するように設けられた一対の入庫用ベルトコンベヤにて構成されている。
図4および図5では、スタッカークレーン3が入出庫用移載位置に位置するときの移動経路2の長手方向視での縦断面図を示している。
この入庫用コンベヤ34は、複数の入庫用プーリ38に巻き掛けられた入庫用ベルト39と、入庫用ベルト39をその長手方向に駆動する入庫用駆動プーリ40を回転駆動する入庫用電動モータ41となどから構成されている。
前記出庫用荷受口5には、図1、図4および図5に示すように、物品Bを載置支持した状態で物品移載方向に搬送可能な出庫用コンベヤ42が設けられている。
そして、出庫用コンベヤ42は、入庫用移載位置に位置するスタッカークレーン3の二つの移載用コンベヤ13の夫々に対向するように二つ設けられている。
前記出庫用コンベヤ42は、入庫用コンベヤ34と同様に、出庫用昇降機構43にて昇降自在な出庫用昇降体44に一体的に昇降するように設けられた一対の出庫用ベルトコンベヤにて構成されている。
そして、この出庫用コンベヤ42も、入庫用コンベヤ34と同様に、複数の出庫用プーリ46、出庫用ベルト47、出庫用駆動プーリ48、出庫用電動モータ49などから構成されている。
前記入庫用昇降機構35および出庫用昇降機構43は、ともに、例えば、電動モータとカムやリンク機構などを組み合わせて構成されている。
前記入庫用コンベヤ34は、作動停止状態において、図4に示すように、入庫用コンベヤ34の上端部が入庫用荷受口4にて物品Bを載置する載置面の高さよりも低くなるように設けられている。
そして、入庫用コンベヤ34は、作動状態において、図5に示すように、入庫用昇降機構35が、入庫用搬送高さT1が入庫用荷受口4にて物品Bを載置する載置面の高さよりも入庫用設定高さ(例えば、30mm)だけ上方側に突出するように入庫用昇降体36を昇降させるように構成されている。
また、出庫用コンベヤ42も、作動停止状態において、図4に示すように、出庫用コンベヤ42の上端部が出庫用荷受口5にて物品Bを載置する載置面の高さよりも低くなるように設けられている。
そして、出庫用コンベヤ42は、作動状態において、図5に示すように、出庫用昇降機構43が、出庫用搬送高さT2が出庫用荷受口5にて物品Bを載置する載置面の高さよりも出庫用設定高さ(例えば、15mm)だけ上方側に突出するように出庫用昇降体44を昇降させるように構成されている。
また、図5に示すように、スタッカークレーン3は、入出庫用移載位置に位置するときには、昇降台12の移載用コンベヤ13が物品Bを搬送する移載用搬送高さT3を、入庫用搬送高さT1と出庫用搬送高さT2との間になるように、昇降台12を昇降させるように構成されている。
このようにして、入庫用搬送高さT1は、入出庫用移載位置に位置するスタッカークレーン3の移載用コンベヤ13が物品Bを搬送する移載用搬送高さT3よりも高く、かつ、その移載用搬送高さT3は、出庫用搬送高さT2よりも高くなるように構成されている。
そして、入庫用搬送高さT1と移載用搬送高さT3との高低差と、移載用搬送高さT3と出庫用搬送高さT2との高低差とが、同じになるように構成されている。
前記移載用コンベヤ13は、図4および図5に示すように、複数の従動プーリ13aに巻き掛けられたベルト13bと、そのベルト1bをその長手方向に駆動する駆動プーリ13cを回転駆動する電動モータ13dとなどを備えた一対のベルトコンベヤにて構成されている。
図6に示すように、スタッカークレーン3には、その作動を制御するクレーン用制御部3aが設けられている。
そして、クレーン用制御部3aが、複数の収納部6のうち、目的の収納部6に収納された物品Bを入出庫用移載位置まで搬送すべく、スタッカークレーン3を作動させる出庫処理と、入庫用荷受口4から移載した物品Bを入出庫用移載位置から複数の収納部6のうち、目的の収納部6に収納する入庫処理とを実行可能に構成されている。
前記出庫処理では、クレーン用制御部3aが、まず、目的の収納部6に対応する収納用移載位置に昇降台12を停止させるべく、昇降用レーザ測距計21および走行用レーザ測距計26の検出情報に基づいて昇降用電動モータ20および走行用電動モータ25の作動を制御する。
次に、クレーン用制御部3aは、収納用移載位置に昇降台12を停止させた状態で、収納部6との間で物品Bの移載を行うべく、移載用コンベヤ13などを作動させる。
その後、クレーン用制御部3aは、移載用コンベヤ13に物品Bを載置支持させた状態で、入出庫用移載位置に走行台車11を停止させかつ入庫用搬送高さT1と出庫用搬送高さT2との間に昇降台12を停止させるべく、昇降用レーザ測距計21および走行用レーザ測距計26の検出情報に基づいて昇降用電動モータ20および走行用電動モータ25の作動を制御する。
前記出庫用荷受口5に設けられた二つの出庫用コンベヤ42のうち、物品収納棚1aに近い側を優先して物品Bを搬送すべく、優先順位が設定されている。
したがって、クレーン用制御部3aは、出庫処理において、二つの移載用コンベヤ13のうち、図1において物品収納棚1aに近い側に優先して物品Bを載置支持させるべく、昇降用電動モータ20、走行用電動モータ25、および、移載用コンベヤ13の作動を制御するように構成されている。
前記入庫処理では、クレーン用制御部3aが、まず、目的の収納部6に対応する収納用移載位置に昇降台12を停止させるべく、昇降用レーザ測距計21および走行用レーザ測距計26の検出情報に基づいて昇降用電動モータ20および走行用電動モータ25の作動を制御する。
次に、クレーン用制御部3aは、収納用移載位置に昇降台12を停止させた状態で、収納部6との間で物品Bの移載を行うべく、移載用コンベヤ13を作動させる。
また、図6に示すように、第1ローラコンベヤ30、第2ローラコンベヤ31、第3ローラコンベヤ32、および、二つの乗移用ベルトコンベヤ33の作動を制御するピッキング用制御部29aが設けられている。
そして、ピッキング用制御部29aは、出庫用荷受口5に存在する物品Bをピッキング作業箇所28に搬送すべく、第1ローラコンベヤ30、乗移用ベルトコンベヤ33、および、第2ローラコンベヤ31を作動させる出庫搬送処理と、ピッキング作業箇所28に存在する物品Bを入庫用荷受口4に搬送すべく、第2ローラコンベヤ31、乗移用ベルトコンベヤ33、および、第3ローラコンベヤ32を作動させる入庫搬送処理とを実行可能に構成されている。
前記入庫用荷受口4に設けられた二つの入庫用コンベヤ34のうち、物品収納棚1aに近い側を優先して物品Bを搬送すべく、優先順位が設定されている。
したがって、ピッキング用制御部29aは、入庫搬送処理において、二つの入庫用コンベヤ34のうち、物品収納棚1aに近い側に優先して物品Bを搬送すべく、第2ローラコンベヤ31、乗移用ベルトコンベヤ33、および、第3ローラコンベヤ32の作動を制御するように構成されている。
前記入庫用コンベヤ34は、作動開始が指令されると、入庫用昇降機構35が入庫用昇降体36を上昇させて、図5に示す状態となり、入庫用電動モータ41が入庫用駆動プーリ40を回転駆動させる。また、入庫用コンベヤ34は、作動停止が指令されると、入庫用電動モータ41を作動停止させ、入庫用昇降機構35が入庫用昇降体36を下降させて、図4に示す状態となる。
前記出庫用コンベヤ42は、作動開始が指令されると、出庫用昇降機構43が出庫用昇降体44を上昇させて、図5に示す状態となり、出庫用電動モータ49が出庫用駆動プーリ48を回転駆動させる。また、出庫用コンベヤ42は、作動停止が指令されると、出庫用電動モータ49を作動停止させ、出庫用昇降機構43が出庫用昇降体44を下降させて、図4に示す状態となる。
図6に示すように、クレーン制御部3a、ピッキング用コンベヤ29、複数の入庫用コンベヤ34、複数の出庫用コンベヤ42に対して各種の指令を与え、スタッカークレーン3、ピッキング用コンベヤ29、複数の入庫用コンベヤ34、複数の出庫用コンベヤ42の作動を管理する管理部Kが設けられている。
そして、移載用コンベヤ13の作動、入庫用コンベヤ34の作動、出庫用コンベヤ42の作動を制御する制御手段Hが、管理部Kおよびクレーン制御部3aにより構成されている。
以下、物品搬送設備の動作について説明する。
前記物品収納棚1aの収納部6に収納されている物品Bをピッキング作業箇所28に搬送する場合には、まず、管理部Kがクレーン用制御部3aに出庫指令を与え、クレーン用制御部3aが出庫処理を実行する。
そして、出庫処理が終了すると、管理部Kは、出庫用コンベヤ42に作動開始を指令するとともに、クレーン用制御部3aに移載指令を与える。すると、出庫用コンベヤ42が作動するとともに、クレーン用制御部3aが移載用コンベヤ13を作動させて、スタッカークレーン3から出庫用荷受口5への物品移載を行う。
この物品移載が終了すると、管理部Kは、ピッキング用制御部29aに出庫搬送指令を与え、ピッキング用制御部29aが出庫搬送処理を実行する。
前記ピッキング作業箇所28にてピッキング作業が終了した物品Bを物品収納棚1aの収納部6に収納する場合には、まず、管理部Kがピッキング用制御部29aに入庫搬送指令を与え、ピッキング用制御部29aが入庫搬送処理を実行する。
そして、入庫搬送処理が終了すると、管理部Kは、入庫用コンベヤ34に作動開始を指令するとともに、クレーン用制御部3aに移載指令を与える。すると、入庫用コンベヤ34が作動するとともに、クレーン用制御部3aが移載用コンベヤ13を作動させて、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への物品移載を行う。
ちなみに、この物品移載を行うに当って、管理部Kは、入出庫用移載位置にスタッカークレーン3が位置するように、予めクレーン用制御部3aに指令しておく。
そして、庫用荷受口4からスタッカークレーン3への物品移載が終了すると、管理部Kは、クレーン用制御部3aに入庫指令を与え、クレーン用制御部3aが入庫処理を実行する。
前記管理部Kは、スタッカークレーン3が入出庫用移載位置に位置するときに、全作動処理と一部作動処理とを実行可能に構成されており、この全作動処理または一部作動処理のいずれかを実行することにより、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への物品移載、および、スタッカークレーン3から出庫用荷受口5への物品移載を行うようにしている。
前記全作動処理とは、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への物品移載とスタッカークレーン3から出庫用荷受口5への物品移載とを同時に行うべく、移載用コンベヤ13の二つ、入庫用コンベヤ34の二つ、および、出庫用コンベヤ42の二つのすべてを作動させる処理である。
前記一部作動処理とは、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への物品移載とスタッカークレーン3から出庫用荷受口5への物品移載とを同時に行うべく、移載用コンベヤ13の二つ、入庫用コンベヤ34の二つ、および、出庫用コンベヤ42の二つのうち、作動対象とする一部のコンベヤを作動させかつ非作動対象とする残りのコンベヤを作動停止させる処理である。
また、管理部Kは、スタッカークレーン3が入出庫用移載位置に位置するときに、同時移載作動処理と入庫移載作動処理と出庫移載作動処理とを実行可能に構成されており、同時移載作動処理と入庫移載作動処理と出庫移載作動処理とのいずれかを実行することにより、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への物品移載や、スタッカークレーン3から出庫用荷受口5への物品移載を行うようにしている。
前記同時移載作動処理とは、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への物品移載とスタッカークレーン3から出庫用荷受口5への物品移載とを同時に行うべく、移載用コンベヤ13、入庫用コンベヤ34、および、出庫用コンベヤ42のすべてを作動させる処理である。
そして、この同時移載作動処理は、全作動処理および一部作動処理において行われる処理であり、全作動処理における同時移載作動処理と一部作動処理における同時移載作動処理とでは、同時移載する物品Bの個数が異なる。
前記入庫移載作動処理とは、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への物品移載を行うべく、移載用コンベヤ13と入庫用コンベヤ34とを作動させかつ出庫用コンベヤ42を作動停止させる処理である。
前記出庫移載作動処理とは、スタッカークレーン3から出庫用荷受口5への物品移載を行うべく、移載用コンベヤ13と出庫用コンベヤ42とを作動させかつ入庫用コンベヤ34を作動停止させる処理である。
前記制御手段Hは、スタッカークレーン3が入出庫用移載位置に位置するときに、二つの移載用コンベヤ13における物品Bの存否、および、二つの入庫用コンベヤ34における物品Bの存否に基づいて、全作動処理における同時移載作動処理、一部作動処理における同時移載作動処理、入庫移載作動処理、出庫移載作動処理のいずれかを選択して実行するように構成されている。
そして、二つの移載用コンベヤ13における物品Bの存否については、クレーン用制御部3aが、移載用コンベヤ13に物品Bが載置しているか否かを検出する在荷センサなどから物品有無情報を取得して、その物品有無情報を管理部Kに送信するように構成されている。
また、二つの入庫用コンベヤ34における物品Bの存否については、入庫用コンベヤ34の制御手段が、入庫用コンベヤ34に物品Bが載置しているか否かを検出する在荷センサなど物品有無情報を取得して、その物品有無情報を管理部Kに送信するように構成されている。
前記管理部Kは、図7(イ)に示すように、スタッカークレーン3の二つの移載用コンベヤ13のどちらにも物品Bを載置支持しておりかつ入庫用荷受口4の二つの入庫用コンベヤ34のどちらにも物品Bを載置支持している場合には、全作動処理における同時移載作動処理を実行する。
そして、管理部Kは、全作動処理における同時移載作動処理として、二つの入庫用コンベヤ34および二つの出庫用コンベヤ42に対して、作動開始を指令するとともに、クレーン用制御部3aに対して、二つの移載用コンベヤ13を作動させるように移載指令を与える。
そうすると、入庫用コンベヤ34の二つおよび出庫用コンベヤ42の二つが作動するとともに、クレーン用制御部3aが移載用コンベヤ13の二つを作動させて、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への二つの物品Bの物品移載とスタッカークレーン3から出庫用荷受口5への二つの物品Bの物品移載とが同時に行われる。
前記管理部Kは、図7(ロ)に示すように、スタッカークレーン3の二つの移載用コンベヤ13のうち、物品収納棚1aに近い側の移載用コンベヤ13のみが物品Bを載置支持しておりかつ入庫用荷受口4の二つの入庫用コンベヤ34のうち、物品収納棚1aに近い側の入庫用コンベヤ34のみが物品Bを載置支持している場合には、物品収納棚1aに近い側の移載用コンベヤ13、入庫用コンベヤ34、および、出庫用コンベヤ42を作動対象とし、かつ、物品収納棚1aに遠い側の移載用コンベヤ13、入庫用コンベヤ34、および、出庫用コンベヤ42を非作動対象として、一部作動処理における同時移載作動処理を実行する。
そして、管理部Kは、一部作動処理における同時移載作動処理として、作動対象の入庫用コンベヤ34および作動対象の出庫用コンベヤ42のみに対して、作動開始を指令するとともに、クレーン用制御部3aに対して、作動対象の移載用コンベヤ13のみを作動させるように移載指令を与える。
そうすると、作動対象の入庫用コンベヤ34および作動対象の出庫用コンベヤ42のみが作動するとともに、クレーン用制御部3aが作動対象の移載用コンベヤ13のみを作動させて、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への一つの物品Bの物品移載とスタッカークレーン3から出庫用荷受口5への一つの物品Bの物品移載とが同時に行われる。
前記管理部Kは、図8(イ)に示すように、スタッカークレーン3の二つの移載用コンベヤ13のうち、物品収納棚1aに近い側の移載用コンベヤ13のみが物品Bを載置支持している場合には、出庫移載作動処理を実行する。
そして、管理部Kは、出庫移載作動処理として、二つの出庫用コンベヤ42のうち、物品収納棚1aに近い側の出庫用コンベヤ42のみに、作動開始を指令するとともに、クレーン用制御部3aに対して、二つの移載用コンベヤ13のうち、物品収納棚1aに近い側の移載用コンベヤ13のみを作動させるように移載指令を与える。
そうすると、物品収納棚1aに近い側の出庫用コンベヤ42のみが作動するとともに、クレーン用制御部3aが物品収納棚1aに近い側の移載用コンベヤ13のみを作動させて、スタッカークレーン3から出庫用荷受口5への一つの物品Bの物品移載が行われる。
前記管理部Kは、図8(ロ)に示すように、二つの入庫用コンベヤ34のうち、物品収納棚1aに近い側の入庫用コンベヤ34のみが物品Bを載置支持している場合には、入庫移載作動処理を実行する。
そして、管理部Kは、入庫移載作動処理として、二つの入庫用コンベヤ34のうち、物品収納棚1aに近い側の入庫用コンベヤ34のみに、作動開始を指令するとともに、クレーン用制御部3aに対して、二つの移載用コンベヤ13のうち、物品収納棚1aに近い側の移載用コンベヤ13のみを作動させるように移載指令を与える。
そうすると、物品収納棚1aに近い側の入庫用コンベヤ34のみが作動するとともに、クレーン用制御部3aが物品収納棚1aに近い側の移載用コンベヤ13のみを作動させて、入庫用荷受口4からスタッカークレーン3への一つの物品Bの物品移載が行われる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、制御手段Hが、全作動処理と一部作動処理とを実行可能とするとともに、同時移載作動処理と入庫移載作動処理と出庫移載作動処理とを実行可能に構成されているが、例えば、制御手段Hが、全作動処理と一部作動処理とを実行可能とするだけでもよく、逆に、同時移載作動処理と入庫移載作動処理と出庫移載作動処理とを実行可能とするだけもよい。
(2)上記実施形態では、ピッキング用コンベヤ29を設けているが、例えば、このピッキング用コンベヤ29に代えて、出庫用荷受口5に載置された物品Bを搬出箇所まで搬送する搬出用コンベヤと、搬入箇所に搬入された物品を入庫用荷受口4の載置位置まで搬送する搬入用コンベヤとを設けて実施することも可能である。
(3)上記実施形態では、スタッカークレーン3が入出庫用移載位置に位置するときに、制御手段Hが実行する処理を選択するに当って、二つの移載用コンベヤ13における物品Bの存否、および、二つの入庫用コンベヤ34における物品Bの存否に基づいて行うようにしているが、制御手段Hが実行する処理を選択するときの条件については適宜変更が可能である。
例えば、制御手段Hは、移載用コンベヤ13に物品Bが存在しているときに、入庫用コンベヤ34に物品Bが存在していなくても、ピッキング用制御部29aが入庫搬送処理中であれば、入庫用コンベヤ34に物品Bが搬送されるまで待ってから、実行する処理を選択してもよい。
(4)上記実施形態では、物品収納部1として、複数の収納部6を縦横に並べて備えた物品収納棚1aが設けられているが、物品収納部1として、載置台などを移動経路2の長手方向に間隔を隔てて並べるように設けて実施することもできる。
この場合には、物品搬送装置を移動経路に沿って移動可能な走行台車などの移動台車のみから構成することができ、この移動台車に移載用コンベヤ13を設ける。
(5)上記実施形態では、移載用コンベヤ13、入庫用コンベヤ34、出庫用コンベヤ42をベルトコンベヤにて構成しているが、例えば、ローラコンベヤやチェーンコンベヤにて移載用コンベヤ13、入庫用コンベヤ34、出庫用コンベヤ42を構成することもでき、移載用コンベヤ13、入庫用コンベヤ34、出庫用コンベヤ42を各種のコンベヤにて構成できる。
物品搬送設備の平面図 物品収納棚およびスタッカークレーンの側面図 ピッキング用コンベヤおよび入庫用荷受口の側面図 スタッカークレーンが入出庫用移載位置に位置するときの縦断面図 スタッカークレーンが入出庫用移載位置に位置するときの縦断面図 物品搬送設備の制御ブロック図 物品移載の状態を示す平面図 物品移載の状態を示す平面図
符号の説明
1 物品収納部
1a 物品収納棚
2 移動経路
3 物品搬送装置
4 入庫用荷受口
5 出庫用荷受口
6 収納部
13 移載用コンベヤ
29 ピッキング用コンベヤ
34 入庫用コンベヤ
42 出庫用コンベヤ
B 物品
H 制御手段

Claims (4)

  1. 側脇に物品収納部が配設された移動経路に沿って移動自在な物品搬送装置が設けられ、
    前記物品収納部へ入庫する物品を載置する入庫用荷受口と、前記物品収納部から出庫する物品を載置する出庫用荷受口とが、前記移動経路を挟んで互いに対向する位置に配置され、
    前記物品搬送装置が、
    前記物品収納部に対応する収納用移載位置に移動自在で、その収納用移載位置において前記収納部との間で物品を移載自在に構成され、かつ、
    前記入庫用荷受口に対向しかつ前記出庫用荷受口に対向する入出庫用移載位置に移動自在で、その入出庫用移載位置において前記入庫用荷受口との間および前記出庫用荷受口との間で物品を移載自在に構成されている物品搬送設備であって、
    前記物品搬送装置は、物品を載置支持した状態で前記移動経路の長手方向に直交する物品移載方向に搬送可能な移載用コンベヤを設け、
    前記入庫用荷受口には、物品を載置支持した状態で前記物品移載方向に搬送可能な入庫用コンベヤが設けられ、
    前記出庫用荷受口には、物品を載置支持した状態で前記物品移載方向に搬送可能な出庫用コンベヤが設けられ、
    前記入庫用コンベヤが物品を搬送する入庫用搬送高さは、前記入出庫用移載位置に位置する前記物品搬送装置の前記移載用コンベヤが物品を搬送する移載用搬送高さよりも高く、かつ、前記移載用搬送高さは、前記出庫用コンベヤが物品を搬送する出庫用搬送高さよりも高くなるように構成され、
    前記移載用コンベヤの作動、前記入庫用コンベヤの作動、および、前記出庫用コンベヤの作動を制御する制御手段は、
    前記入庫用荷受口から前記物品搬送装置への物品移載と前記物品搬送装置から前記出庫用荷受口への物品移載とを同時に行うべく、前記移載用コンベヤ、前記入庫用コンベヤ、および、前記出庫用コンベヤのすべてを作動させる同時移載作動処理と、
    前記入庫用荷受口から前記物品搬送装置への物品移載を行うべく、前記移載用コンベヤと前記入庫用コンベヤとを作動させかつ前記出庫用コンベヤを作動停止させる入庫移載作動処理と、
    前記物品搬送装置から前記出庫用荷受口への物品移載を行うべく、前記移載用コンベヤと前記出庫用コンベヤとを作動させかつ前記入庫用コンベヤを作動停止させる出庫移載作動処理とを実行可能に構成されている物品搬送設備。
  2. 側脇に物品収納部が配設された移動経路に沿って移動自在な物品搬送装置が設けられ、
    前記物品収納部へ入庫する物品を載置する入庫用荷受口と、前記物品収納部から出庫する物品を載置する出庫用荷受口とが、前記移動経路を挟んで互いに対向する位置に配置され、
    前記物品搬送装置が、
    前記物品収納部に対応する収納用移載位置に移動自在で、その収納用移載位置において前記収納部との間で物品を移載自在に構成され、かつ、
    前記入庫用荷受口に対向しかつ前記出庫用荷受口に対向する入出庫用移載位置に移動自在で、その入出庫用移載位置において前記入庫用荷受口との間および前記出庫用荷受口との間で物品を移載自在に構成されている物品搬送設備であって、
    前記物品搬送装置は、物品を載置支持した状態で前記移動経路の長手方向に直交する物品移載方向に搬送可能な移載用コンベヤを前記移動経路の長手方向または上下方向に並ぶように複数設け、
    前記入庫用荷受口には、物品を載置支持した状態で前記物品移載方向に搬送可能な入庫用コンベヤが、前記入出庫用移載位置に位置する前記物品搬送装置の前記複数の移載用コンベヤの夫々に対向するように複数設けられ、
    前記出庫用荷受口には、物品を載置支持した状態で前記物品移載方向に搬送可能な出庫用コンベヤが、前記入出庫用移載位置に位置する前記物品搬送装置の前記複数の移載用コンベヤの夫々に対向するように複数設けられ、
    前記入庫用コンベヤが物品を搬送する入庫用搬送高さは、前記入出庫用移載位置に位置する前記物品搬送装置の前記複数の移載用コンベヤのうち、対向する移載用コンベヤが物品を搬送する移載用搬送高さよりも高く、かつ、前記移載用搬送高さは、その移載用コンベヤに対向する前記出庫用コンベヤが物品を搬送する出庫用搬送高さよりも高くなるように構成され、
    前記移載用コンベヤの作動、前記入庫用コンベヤの作動、および、前記出庫用コンベヤの作動を制御する制御手段は、
    前記入庫用荷受口から前記物品搬送装置への物品移載と前記物品搬送装置から前記出庫用荷受口への物品移載とを同時に行うべく、前記移載用コンベヤの複数、前記入庫用コンベヤの複数、および、前記出庫用コンベヤの複数のすべてを作動させる全作動処理と、
    前記入庫用荷受口から前記物品搬送装置への物品移載と前記物品搬送装置から前記出庫用荷受口への物品移載とを同時に行うべく、前記移載用コンベヤの複数、前記入庫用コンベヤの複数、および、前記出庫用コンベヤの複数のうち、作動対象とする一部のコンベヤを作動させかつ非作動対象とする残りのコンベヤを作動停止させる一部作動処理とを実行可能に構成されている物品搬送設備。
  3. 前記出庫用荷受口に載置された物品を、ピッキング作業箇所を経由する状態で、前記入庫用荷受口の載置位置まで搬送するピッキング用コンベヤが設けられている請求項1または2に記載の物品搬送設備。
  4. 前記物品収納部として、複数の収納部を縦横に並べて備えた物品収納棚が設けられ、
    前記物品搬送装置が、前記移動経路に沿って移動する移動台車と、その移動台車に対して昇降自在でかつ前記移載用コンベヤを備えた昇降台とを設けている請求項1〜3のいずれか一項に記載の物品搬送設備。
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CN108974741A (zh) * 2018-07-23 2018-12-11 烟台知兴知识产权咨询服务有限公司 一种自动化智能仓储物流设备
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