JP2009025319A - 回転角度検出装置及び回転機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2極磁石を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備えた回転角度検出装置であって、前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、磁束を前記感磁面と交差させて、前記感磁面内で直交する磁束密度成分同士の振幅の大きさが等しくなるように、前記磁石回転子に対して前記センサデバイスが設けられていることを特徴とする回転角度検出装置。
【選択図】図1(a)
Description
すなわち、本発明の第一の回転角度検出装置は、4極以上の磁極を表面に有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束を検知するセンサデバイスと、前記センサデバイスから得られる複数の信号を用いて前記磁石回転子の回転角に応じた回転角信号を出力する電子回路部とを備えた回転角度検出装置であって、前記センサデバイスは、回転磁石の近傍に発生する回転磁界から異なる2つ以上の位相信号を出力する複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁界の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)を有し、前記複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子は、基準になる感磁方向を有する第1のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子と、前記第1のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子とは異なる感磁方向を有する第2のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子とを備えることを特徴とする。
本発明の第二の回転角度検出装置は、4極以上の磁極を表面に有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知する第一のセンサデバイス及び第二のセンサデバイスとを備えた回転角度検出装置であって、前記第一のセンサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジX01とセンサブリッジY01とを内蔵し、前記第二のセンサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジX02とセンサブリッジY02とを内蔵し、前記センサブリッジX01,Y01,X02及びY02は、それぞれがスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁界の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)のフルブリッジであり、前記フルブリッジ中の隣り合う辺のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が反平行であり、前記フルブリッジのそれぞれに電圧を印加することにより、前記固定層磁化方向と前記自由層磁化方向とのなす角度に応じた差動出力を得て、前記差動出力を基にして角度信号を得ることを特徴とする。
本発明の第三の回転角度検出装置は、2極以上の磁極を表面に有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスを備えた回転角度検出装置であって、前記センサデバイスの中心と前記磁石回転子の回転中心軸の距離は、前記磁石回転子の半径よりも大きく、前記センサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジX01とセンサブリッジY01とを内蔵し、前記センサブリッジX01及びY01は、それぞれがスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁界の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)のブリッジ回路であり、前記センサブリッジX01及びY01において、電気的に隣り合う辺のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が反平行であり、前記センサブリッジX01及びY01のそれぞれに電圧を印加することにより、前記固定層磁化方向と前記自由層磁化方向とのなす角度に応じた出力を得て、前記出力を基にして角度信号を得ることを特徴とする。
本発明の第四の回転角度検出装置は、2極以上の磁極を表面に有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知する第一のセンサデバイス及び第二のセンサデバイスとを備えた回転角度検出装置であって、前記第一のセンサデバイスの中心と前記磁石回転子の回転中心軸の距離は、前記磁石回転子の半径よりも大きく、前記第二のセンサデバイスの中心と前記磁石回転子の回転中心軸の距離は、前記磁石回転子の半径よりも大きく、前記第一のセンサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジX01とセンサブリッジY01とを内蔵し、前記第二のセンサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジX02とセンサブリッジY02とを内蔵し、前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02は、それぞれがスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁界の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)のブリッジ回路であり、前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02において、電気的に隣り合う辺のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が反平行であり、前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02のそれぞれに電圧を印加することにより、前記固定層磁化方向と前記自由層磁化方向とのなす角度に応じた出力を得て、前記出力を基にして角度信号を得ることを特徴とする。
本発明の第五の回転角度検出装置は、2極磁石を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備えた回転角度検出装置であって、前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、磁束を前記感磁面と交差させて、前記感磁面内で直交する磁束密度成分同士の振幅の大きさが等しくなるように、前記磁石回転子に対して前記センサデバイスが設けられていることを特徴とする。振幅の大きさが等しいとは、直交する実効磁束密度の振幅比Keff=B⊥eff0/B//eff0が1となる状態を指す。より詳細には、Keff=0.93〜1.08とする。より望ましくは、Keff=0.96〜1.04とする。理想的には、Keff=1.0とする。
本発明の第六の回転角度検出装置は、2極磁石を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備える回転角度検出装置であって、前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、空間磁束密度の振幅比K0=B⊥0/B//0≠1となる位置で、前記感磁面内で直交する実効磁束密度の振幅比Keff=B⊥eff0/B//eff0が1となるように、前記磁石回転子に対して前記センサデバイスが設けられていることを特徴とする。
本発明の第七の回転角度検出装置は、2極磁石を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備える回転角度検出装置であって、
前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、
前記磁石回転子の厚み中心点と前記センサデバイスの感磁面の中心を結ぶ線が、前記磁石回転子の厚み中心点を通りかつ回転軸線に垂直な平面に対してなす角度をセンサ配置角φとし、前記磁石回転子の厚み中心点を通りかつ回転軸線に垂直な平面が前記感磁面となす角度をセンサ傾斜角χとしたとき、φ及びχが、
(a)φ:-1.6〜1.5 deg.かつχ:-57.6〜-62.2 deg.である範囲、
(b)φ:-1.5〜1.6 deg.かつχ:57.6〜62.2 deg.である範囲、
(c)φ:33.8〜36.6 deg.かつχ:-2.7〜3.1 deg.である範囲、
(d)φ:19.2〜22.8 deg.かつχ:87.4〜92.4 deg.である範囲、
(e)φ:67.1〜70.8 deg.かつχ:84.2〜97.7 deg.である範囲、又は
(f)φ:81.4〜98.7 deg.かつχ:158.6〜201.2 deg.である範囲
のいずれかの範囲内となるように前記センサデバイスを設け、前記センサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジA01とセンサブリッジB01とを内蔵し、前記センサブリッジA01及びB01は、それぞれ前記スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子のブリッジ回路であり、前記ブリッジ回路は、それぞれ電気的に隣り合う辺のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が反平行であり、前記センサブリッジA01及びB01のそれぞれに電圧を印加することにより、前記固定層磁化方向と前記自由層磁化方向とのなす角度に応じた出力を得て、前記出力を基にして角度信号を得ることを特徴とする。
本発明の第八の回転角度検出装置は、4極以上の磁極を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備える回転角度検出装置であって、前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、磁束を前記感磁面と交差させて、前記感磁面内で直交する磁束密度成分同士の振幅の大きさが等しくなるように、前記磁石回転子に対して前記センサデバイスが設けられていることを特徴とする。
本発明の第九の回転角度検出装置は、4極以上の磁極を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備える回転角度検出装置であって、前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、空間磁束密度の振幅比K0=B⊥0/B//0≠1となる位置で、前記感磁面内で直交する実効磁束密度の振幅比Keff=B⊥eff0/B//eff0が1となるように、前記磁石回転子に対して前記センサデバイスが設けられていることを特徴とする。
本発明の第十の回転角度検出装置は、4極以上の磁極を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備える回転角度検出装置であって、前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、前記磁石回転子の厚み中心点と前記センサデバイスの感磁面の中心を結ぶ線が、前記磁石回転子の厚み中心点を通りかつ回転軸線に垂直な平面に対してなす角度をセンサ配置角φとし、前記磁石回転子の厚み中心点を通りかつ回転軸線に垂直な平面が前記感磁面となす角度をセンサ傾斜角χとしたとき、φ及びχが、
z≠0、χ=0、かつφ=4.5〜25 deg.である範囲、又は
z=0、φ=0、かつχ=40〜60 deg.である範囲
のいずれかの範囲内となるように前記センサデバイスを設け、前記センサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジA01とセンサブリッジB01とを内蔵し、前記センサブリッジA01及びB01は、それぞれ前記スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子のブリッジ回路であり、前記ブリッジ回路は、それぞれ電気的に隣り合う辺のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が反平行であり、前記センサブリッジA01及びB01のそれぞれに電圧を印加することにより、前記固定層磁化方向と前記自由層磁化方向とのなす角度に応じた出力を得て、前記出力を基にして角度信号を得ることを特徴とする。
本発明の回転機は、前記いずれかの回転角度検出装置を備えることを特徴とする。回転機の具体例としては、発電機及びモータが挙げられる。特に、ハイブリッド車に搭載する駆動用モータに前記回転角度検出装置を適用することが、軽量化の観点からも好ましい。
本発明の回転角検出方法は、4極以上の磁極を表面に有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスと、前記センサデバイスから得られる複数の信号を用いて前記磁石回転子の回転角に応じた回転角信号を出力する電子回路部とを備える回転角度検出装置を用い、回転磁石の近傍に発生する回転磁界から異なる2つ以上の位相信号を前記センサデバイスから検出して電子回路部で合成し、合成された2つの信号を用いて逆正接演算を含む処理を行って、前記磁石回転子の回転角に応じた回転角信号を出力することを特徴とする。
回転方向に2N極(Nは自然数)を有する磁石回転子について、本発明の回転角度検出装置の角度検出原理を説明する。この磁石回転子はN極対の磁石を有していると言い換えることができ、N回の軸対称性を有している。ある基準角の機械角θmは電気角θelによって式(1)で表される。特に、2極(N=1)の場合は式(2)で表され、電気角と機械角が等しくなる。
前述の原理による磁気センサを実現するためのエレメント(素子)として、スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子がある。磁気抵抗効果素子は磁場を感知してその抵抗値が変化するエレメント(素子)であり、通常はエレメント(素子)の異方性方向の磁場成分を一次元的に検知するように使用される。本発明においては、エレメント(素子)を回転磁場中に入れた場合の抵抗変化に着目してセンサシステム全体を構成している。回転磁場に対してcosα(αは固定層の磁化と自由層の磁化とのなす角)の抵抗変化をするエレメント(素子)、符号が逆の(-cosα)の抵抗変化をするエレメント(素子)、又はそれらを組み合わせた素子対を用いる。直流電圧印加時に、cosαに比例する電圧を出力するエレメント(素子)を適用することにより、式(5)に示すようにRresが出力される。式(5)において、δは抵抗変化率である。
本発明の第一の回転角度検出装置は、図1(a)及び図1(b)に示すように、磁石回転子1と、磁気回転子の外周の外側に配置された磁気センサ部2と、前記磁気センサ部2を固定するハウジング3で構成されている。磁石回転子1は、複数の円弧を連結した外周形状を有するリング状永久磁石1aと、前記リング状永久磁石の内周側に一体に形成された軟磁性リング1bと、前記軟磁性リングを支持する非磁性リング状のアダプタ1cを備える。磁気センサ部2は、磁石回転子1に対向する周縁が凹面である板状の回路用基板2cと、前記回路用基板2cの面に固定した一対のセンサデバイス2a,2bと、前記センサデバイス及び回路用基板2cと制御用回路とを電気的に接続するケーブル2d及びコネクタ2eと、前記センサデバイスを覆う非磁性カバー2fとを有する。前記センサデバイス2a,2bには、それぞれ2つの積層スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子が搭載されており(図示せず、センサデバイス2a,2bによってリング状永久磁石1aの回転角を検出することができる。ハウジング3には、センサデバイス2a,2bが所定の間隔で磁石回転子1と対向するよう、前記回路用基板2cを固定するためのコ字型アングル3a及びボルト3cが設けられている。なお、磁気センサ部2の詳細については後述する。
本発明の第二の回転角度検出装置は、図2(a)〜図2(d)に示すセンサデバイス2a,2bを、図9(a)〜図9(f)に示すように、スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子8個で2つのフルブリッジ回路を構成し、非磁性リードフレームを利用して10個の端子23を形成し、樹脂系材料でモールドしたセンサデバイス12a,12bに変更した以外、参考例1の第一の回転角度検出装置と同様にして作製した。図1(a)及び図1(b)の距離rを10 mmまで大きくした場合でも問題なく使用することができた。また、磁石回転子1の厚さtは5 mmの場合でも同様に問題なく使用することができた。
図12(a)及び図12(b)に、外周面に2極着磁された磁石回転子1と、センサデバイス12aを支持する磁気センサ部21及びセンサデバイス12bを支持する磁気センサ部22を固定したハウジング3とを備えた本発明の他の回転角度検出装置を示す。点Oは磁石回転子1の回転中心軸に相当する。2個のセンサデバイス12a,12bは90 deg.互いに離れた場所に設置した。センサデバイス12a,12b(それぞれ固定層磁化方向が直交する2つのスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子を搭載した)によって磁石回転子1におけるリング状永久磁石1aの回転角度を検出することができた。
磁石回転子21とセンサデバイス12a,12bのみを示した回転角度検出装置を図14に模式的に示す。センサデバイス12a,12bに内蔵されたセンサブリッジX01(X01の文字の近くに記載した矢印はセンサブリッジX01における固定層磁化方向に平行な向きを示す)からの基本波出力は、式(10)に示すように電気角θelを用いてcosθelと表される。
図10の回路図において、Y02信号を反転させるために、センサブリッジY02のブリッジ出力から、一段目の差動増幅器への入力端への配線を、他のブリッジとはプラスとマイナスを逆にする(即ち、反転させる)ことで実現できた。なお、このセンサブリッジY02からの出力を反転させる方法は、図10の方法以外でも可能である。
前述のように、逆正接演算により回転角度を表す角度信号を得るには、サイン信号とコサイン信号の2信号が必要である。センサブリッジX01とセンサブリッジY01の出力は、それぞれの信号がコサイン信号とサイン信号に対応しており、この2個のセンサブリッジのみでも回転角度出力を得ることは可能である。しかし、上述の式(3)にあるように、磁石回転子からの磁束密度は必ずしも基本波成分のみではなく、高調波を含んでいる。また、式(9-1)〜(9-3)に示すように、傾き角χや、軸ずらし量zをセンサデバイスに設けない場合は、センサデバイスの設置位置における半径方向と回転方向の磁束密度が異なることから、さらに出力信号は高調波を含むこととなる。すなわち、磁石回転子の近傍でセンサデバイスの出力を測定する場合、磁石回転子の回転角度を横軸に、センサデバイスの出力を縦軸にとった場合、固定層磁化方向が半径方向を向いているセンサブリッジの出力は台形波状(sinカーブが台形的に歪んだ波形)となり、固定層磁化方向が回転方向を向いているセンサブリッジの出力は三角波状(sinカーブが三角形的に歪んだ波形)になる。このため、さらにX02とY02のセンサブリッジの出力を加えることで基本波成分を増加させ、かつ高調波成分を相殺して減少させることが可能になる。このような信号処理により、角度信号の誤差をより低減することができる。
2極に着磁された磁石回転子11の外周に、第一のセンサデバイス12bと第二のセンサデバイス12aを配置して構成した回転角度検出装置を図15(a)に模式的に示た。(a1)は正面図、(a2)と(a3)は側面図である。第二のセンサデバイス12aは、第一のセンサデバイス12bに対して90 deg.位相の異なる位置に同じ条件で配置した。磁石回転子11の中心を原点とし、回転軸をZ軸とした円柱座標系で表した。磁石回転子11の直径2r0は26 mm、厚さtは8 mm(厚さは回転軸方向における寸法)、Z軸からセンサデバイスの中心までの距離r0+r1は23 mmであった。
前述の通り、回転角度信号を計算する場合にセンサブリッジY02からの出力を反転させる必要がある。センサブリッジY02出力の反転方法は、上述の差動増幅器入力端の操作以外にいくつかの方法がある。第一に、図17に回路図を示すように、Y02への印加電圧を逆転する方法が挙げられる。センサブリッジY02のみVcc端子にGndを、Gnd端子にVccを接続することにより、Y02出力が反転してオペアンプ26dに入力される。
図18(a)〜図18(c)に、本発明の回転角度検出装置に用いる他のセンサデバイス配置を模式的に示す。図18(a){正面図を(a1)に、側面図を(a2)に示す)}に示すように、両面にプリント配線を有する回路用基板12s表面に第一のセンサデバイス12eを取り付け、前記基板の裏面に第二のセンサデバイス12fを取り付けることでセンサブリッジY02の出力とセンサブリッジX01の出力が逆相関係となるように、“反転”が達成される。基板表面に第二のセンサデバイスを取り付ける場合のように、結線による反転と同様の効果が得られる。
図19に示す回路図は、センサブリッジX01,Y01,X02及びY02に対するエレメントへの電圧印加方法及び差動増幅器への入力極性は図17の回路と同一だが、後段のアナログ-デジタル変換部(A-D変換部)の内部において、Y02出力からの入力信号(オペアンプ26dの出力)のみにデジタル的な反転処理を行ったものである。この回路は、先に説明した実施例のようにアナログ的な反転を経ずに、直接必要な計算を実行したものである。
以上に、4つのセンサブリッジからの出力に差動処理を行うことで位相の90 deg.異なる2信号を得た例を説明した。別の方法として、4つのセンサブリッジからの出力に加算処理を行うことでも同様な2信号を得ることが可能である。これは前述の実施例で行った反転手法とは異なり、図20に示すように、センサブリッジX02からの出力を差動増幅器に入力する際に他のセンサブリッジからの出力を差動増幅器に入力する極性とは反転した接続を行う方法である。式(10)及び式(11-1)〜(11-3)に示された通り、センサブリッジX01とセンサブリッジY02との基本波成分の位相は同相であるため、加算処理を出力のまま行うことが可能である(オペアンプとA-D変換部の間にある抵抗の記号は加算処理のための電気抵抗である。)。これに対し、センサブリッジY01とセンサブリッジX02との基本波成分位相は逆相のため、単純な加算処理では基本波成分を相殺することになる。このため、センサブリッジX02からの出力を反転し(センサブリッジX02の出力をオペアアンプ26cに入力する結線が他のセンサブリッジ-オペアンプの結線とはプラスマイナスを逆にした)、その後にセンサブリッジY01からの出力と加算処理を行う必要がある。なお、上述のセンサブリッジX02からの出力反転は、図17で示した例のように、センサブリッジX02への直流電圧印加を逆極性にすることでも可能である。このような回路図を図21に示す。
以上の実施例においては、すべて第一のセンサデバイスと第二のセンサデバイスが電気角で90 deg.の位相差を有する位置に設置されている例を述べた。しかし、第一のセンサデバイスと第二のセンサデバイスは必ずしも電気角で90 deg.の隣接個所に設置する必要はない。例えば、図25(a)示すように、磁石回転子1aの周囲で、第一のセンサデバイス12aから、第二のセンサデバイス12bが電気角で90 deg.+180 deg.離れた位置に設置された場合、センサブリッジX01の出力を基準にして、それぞれのセンサブリッジの出力のを基本波は式(16-1)〜(16-4)で表される。
上記の第一のセンサデバイスと第二のセンサデバイスの設置位置をさらに限定し、機械角で180 deg.に近い角度に設置することで磁石回転子の取り付けてある回転軸の芯ぶれに対する角度誤差を低減することが可能である。この場合、磁石回転子の磁極対数をNとすると(Nは自然数)、第一のセンサデバイスと第二のセンサデバイスのなす角度は電気角で±90+180N deg.で表される。その構成の一例を図26に示す。
センサデバイスのエレメントにスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子を用いることにより、磁界強度の変動に対しても安定したセンサブリッジ出力を得ることが可能である。図27(a)及び図27(b)に、スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子によって構成されたセンサデバイスを用いて測定した、センサ-磁石回転子間の距離特性に応じた磁石回転子の機械角と出力の関係を示す。図27(a)は半径方向の距離を変動させたときの測定結果を示し、図27(b)は回転方向の距離を変動させたときの測定結果を示す。図中に太い矢印で付加した数字(2 mm、20 mm)はそれぞれセンサ-磁石回転子間の距離を示す。
回転軸の中心変動に対する耐性を強化する場合、図26に示すデバイス群を複数個用いて回転角度検出装置を構成するのが好ましい。中心変動に対する耐性とは、回転軸の中心がずれることにより、磁石回転子とセンサデバイス間の距離がずれたとしても、回転角度を正確に検出することをいう。その1例を図28に示す。第一のセンサデバイス群(センサデバイス12a,12b)及び第二のセンサデバイス群(センサデバイス12o,12p)の2つのセンサデバイス群を機械角で90 deg.ずらした位置に設置した構造を有する。これらセンサデバイス群からの出力信号を合成してアナログ-デジタル変換部又は角度信号計算部に入力することにより、回転軸中心が変動した場合にも平均化され、安定した回転角度信号が得られる。なお2以上で磁極数の約数の値のセンサデバイス群を設けることが可能であり、それぞれのセンサデバイス群は回転方向等間隔に設置するのが好ましい。例えば、点線で図示したように、さらに第三のセンサデバイス群(センサデバイス12p,12r)を付加することもできる。
図10で示した回路に断線検出機能を付加した実施例を図29に示す(演算部分より右側の部分は図示を省略した)。2つのセンサブリッジを内蔵するセンサデバイスを2個備える回転角度検出装置において、4個のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子からの出力は、サイン信号で整理すると、それぞれ90 deg.づつ位相の異なる4つの信号が得られる。この4つの信号の平均値は、常に正規化された最大値と最小値の中間の一定値となる。このため、センサブリッジX01,Y01,X02及びY02'の出力信号を、抵抗(電気抵抗)を介して分岐し平均することにより(オペアンプ26gを用いる)、常に一定の平均信号値を得ることが可能である。仮に断線又はブリッジ故障により、前記出力信号の少なくとも1つが得られなくなった場合には、上記平均信号値は正常時の平均値Vavgとは異なる値となる。この信号Vinをウィンドウコンパレータ29で正常時の平均値Vavgと比較し、異常検出を知らせるためのエラー信号(Error)がVoutで発生する。
以上、述べてきた回路構成では、伝送部分で±サイン信号及び±コサイン信号の4信号を平衡伝送する。外部からノイズが印加された場合にも同相のノイズが大部分であるため、伝送される信号を差動増幅するとノイズがほぼキャンセルされ、センサデバイスから終段の演算部分までの伝送時の雑音耐性が高いという利点も有している。
図31(a)及び図31(b)に、外周面に2極着磁された磁石回転子1と、センサデバイス12aを支持する磁気センサ部23を固定したハウジング3とを、用いた回転角度検出装置を示す。一点鎖線の交差する点は磁石回転子1の回転軸である。センサデバイス12a(固定層磁化方向が直交する2つのスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子のブリッジ回路を搭載)によって磁石回転子1におけるリング状永久磁石1aの回転角度を検出することができた。
前述の式(9-1)〜(9-3)は、センサデバイスをχ傾けることで、K0より小さい任意の実効磁束密度振幅比を得られることを示している。例えば、χ=60 deg.としたとき、B⊥effとB//effの実効磁束密度振幅比Keffは1.0となる。このとき、センサデバイス内のセンサブリッジA01,B01の出力は正弦波状となり、逆正接演算を行っても角度誤差は発生しない。
実施例3はセンサ配置角φが0 deg.についての例を示したが、本発明はこの点に限定されるものではない。図36(a)に各センサ配置角φにおける、空間磁束密度振幅比K0と最適センサ傾斜角χを示す。同一のφにおいて最適χが2点あるのは、ε面に対してセンサブリッジの感磁面の傾きは正負の両方をとることができるためである。図36(a)より、任意のφにおいてK0は1〜2の値をとるが、1未満にはならず、実効磁束密度振幅比Keffを1にするようにセンサデバイスをχ傾けることで、誤差なく回転角度を検出することが可能である。従って、特開2002-303536号に記載の回転角検出センサのように、回転軸線上にセンサ中心が位置するように、磁石回転子の軸端にセンサデバイスを対向して配置しなければならないという、設置箇所の制約は発生しない。
磁石の回転面とセンサデバイスの感磁面を平行として、h=15 mmの位置にセンサデバイスを設置した回転角度検出装置を図38(a)及び図38(b)に示す。この回転角度検出装置の回転角度特性を図38(c)及び図38(d)に示す。円板状永久磁石11の中心からセンサデバイス12bの中心(感磁面の中心)までの、X-Y平面に投影した距離(r0+r1)は23 mmであった。円板状磁石11はシャフト11dで支持した。この回転角度検出装置のセンサ配置角φは約33 deg.であり、図37に示す表のPoint3(最適センサ配置角φbest=35.3 deg.、最適センサ傾斜角χbest=0 deg.)付近に相当する。最適センサ配置角φbestからは2 deg.以上ずれているため、わずかに角度誤差が発生しているが、図33(d)(φ=0 deg.、χ=0 deg.)の結果と比較すると、図38(d)に示すように格段に角度誤差を抑制することができた。この回転角度検出装置をモータに適用し回転角度を高精度に検出することができた。
2極に着磁された円柱状永久磁石11bの端面近傍にセンサデバイス12bを設けた回転角度検出装置を図39(a)及び図39(b)に示す。円柱状永久磁石11bの中心を原点とし、回転軸をZ軸とした円柱座標系を用いた。円柱状永久磁石11bの直径2 r0は4 mm、厚さtは4 mm(厚さは回転軸方向における寸法)、Z軸からセンサデバイスの中心(感磁面の中心)までの距離r0+r1は1.5 mm、h=5 mm、及びχ=105 deg.であった。円柱状永久磁石11bの端面には、図38(a)のシャフト11dと同等のものを設け、磁石回転子を構成した。この回転角度検出装置をモータに適用し回転角度を高精度に検出することができた。
上述したように、2極の磁石回転子と同様、多極に着磁された磁石回転子を用いた場合においても同様の効果を得ることができる。以下に、シミュレーションと実測を用いて説明する。内径45 mm、外径50 mm、及び回転軸方向における寸法である厚さ4 mmの形状を有し、12極に着磁された磁石回転子を用いたときの、磁束密度B⊥0とB//0の磁石とセンサデバイスとの距離依存性を図42(a)に示す。図42(a)から求めた空間磁束密度振幅比K0と、K0から算出したセンサデバイスの好ましいセンサ傾斜角χを図42(b)に示す。これにより、12極着磁に対応した6周期の2つの正弦波状信号(信号同士は電気角で90 deg.位相が異なる)を得る。2極の場合と同様にB⊥0はB//0よりも大きいことが分かる。そこでセンサ傾斜角を、45〜60 deg.程度にすると、実効磁束密度振幅比Keffを1とすることができることが分かった。
多極の磁石回転子21と1つのセンサデバイス12bを用いて構成したさらに他の回転角度検出装置を図44(a)及び図44(b)に示す。図44(b)は図44(a)のA-A断面図である。磁石回転子21の内周面側にはシャフトを通して固定しているが、図示は省略した。磁石回転子外周からセンサデバイス中心までの距離は約3 mmであり、センサデバイスはセンサ傾斜角χ=0で配置した。図45(a)及び図45(b)はセンサ傾斜角χ=55 deg.でセンサデバイスを配置した以外、図44(a)及び図44(b)に示す回転角度検出装置と同様に構成した。
多極の磁石回転子21と1つのセンサデバイス12bを用いて構成したさらに他の回転角度検出装置を図46(a)及び図46(b)に示す。図46(b)は図46(a)のA-A断面図である。磁石回転子21は、外周面に12極の磁極を有し、内径=22.5 mm、外径=25 mm、厚みt=4 mmのリング磁石を用いた。磁石回転子21の内周面側には、図33(a)に示すようにリング状軟磁性体ヨークを有し、その貫通孔に固着されたシャフトにより固定されているが図示は省略した。リング磁石の中心を通りかつリング磁石の回転面に垂直な回転軸線からセンサデバイス12bの中心(感磁面の中心)までの距離rsは24 mmであり、h=4 mm、χ=24.6 deg.であった。この回転角度検出装置をモータに適用し回転角度を高精度に検出することができた。
多極の磁石回転子21と1つのセンサデバイス12bを用いて構成したさらに他の回転角度検出装置を図47(a)及び図47(b)に示す。リング磁石の中心を通りかつリング磁石の回転面に垂直な回転軸線からセンサデバイス12bの中心(感磁面の中心)までの距離は22 mmであり、h=4 mm、χ=61.6 deg.であった。この回転角度検出装置をモータに適用し回転角度を高精度に検出することができた。
Claims (9)
- 2極磁石を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備えた回転角度検出装置であって、
前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、
磁束を前記感磁面と交差させて、前記感磁面内で直交する磁束密度成分同士の振幅の大きさが等しくなるように、前記磁石回転子に対して前記センサデバイスが設けられていることを特徴とする回転角度検出装置。 - 2極磁石を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備える回転角度検出装置であって、
前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、
空間磁束密度の振幅比K0=B⊥0/B//0≠1となる位置で、前記感磁面内で直交する実効磁束密度の振幅比Keff=B⊥eff0/B//eff0が1となるように、前記磁石回転子に対して前記センサデバイスが設けられていることを特徴とする回転角度検出装置。 - 請求項1又は2に記載の回転角度検出装置であって、
前記磁石回転子の厚み中心点と前記センサデバイスの感磁面の中心を結ぶ線が、前記磁石回転子の厚み中心点を通りかつ回転軸線に垂直な平面に対してなす角度をセンサ配置角φとし、
前記磁石回転子の厚み中心点を通りかつ回転軸線に垂直な平面が前記感磁面となす角度をセンサ傾斜角χとしたとき、φ及びχが、
(a)φ:-1.6〜1.5 deg.かつχ:-57.6〜-62.2 deg.である範囲、
(b)φ:-1.5〜1.6 deg.かつχ:57.6〜62.2 deg.である範囲、
(c)φ:33.8〜36.6 deg.かつχ:-2.7〜3.1 deg.である範囲、
(d)φ:19.2〜22.8 deg.かつχ:87.4〜92.4 deg.である範囲、
(e)φ:67.1〜70.8 deg.かつχ:84.2〜97.7 deg.である範囲、又は
(f)φ:81.4〜98.7 deg.かつχ:158.6〜201.2 deg.である範囲
のいずれかの範囲内となるように前記センサデバイスを設け、
前記センサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジA01とセンサブリッジB01とを内蔵し、
前記センサブリッジA01及びB01は、それぞれ前記スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子のブリッジ回路であり、
前記ブリッジ回路は、それぞれ電気的に隣り合う辺のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が反平行であり、
前記センサブリッジA01及びB01のそれぞれに電圧を印加することにより、前記固定層磁化方向と前記自由層磁化方向とのなす角度に応じた出力を得て、前記出力を基にして角度信号を得ることを特徴とする回転角度検出装置。 - 4極以上の磁極を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備える回転角度検出装置であって、
前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、
磁束を前記感磁面と交差させて、前記感磁面内で直交する磁束密度成分同士の振幅の大きさが等しくなるように、前記磁石回転子に対して前記センサデバイスが設けられていることを特徴とする回転角度検出装置。 - 4極以上の磁極を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備える回転角度検出装置であって、
前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、
空間磁束密度の振幅比K0=B⊥0/B//0≠1となる位置で、前記感磁面内で直交する実効磁束密度の振幅比Keff=B⊥eff0/B//eff0が1となるように、前記磁石回転子に対して前記センサデバイスが設けられていることを特徴とする回転角度検出装置。 - 4極以上の磁極を有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知するセンサデバイスとを備える回転角度検出装置であって、
前記センサデバイスは、複数のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁場の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)で構成された感磁面を有し、
前記磁石回転子の厚み中心点と前記センサデバイスの感磁面の中心を結ぶ線が、前記磁石回転子の厚み中心点を通りかつ回転軸線に垂直な平面に対してなす角度をセンサ配置角φとし、
前記磁石回転子の厚み中心点を通りかつ回転軸線に垂直な平面が前記感磁面となす角度をセンサ傾斜角χとしたとき、φ及びχが、
z≠0、χ=0、かつφ=4.5〜25deg.である範囲、又は
z=0、φ=0、かつχ=40〜60deg.である範囲、
のいずれかの範囲内となるように前記センサデバイスを設け、
前記センサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジA01とセンサブリッジB01とを内蔵し、
前記センサブリッジA01及びB01は、それぞれ前記スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子のブリッジ回路であり、
前記ブリッジ回路は、それぞれ電気的に隣り合う辺のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が反平行であり、
前記センサブリッジA01及びB01のそれぞれに電圧を印加することにより、前記固定層磁化方向と前記自由層磁化方向とのなす角度に応じた出力を得て、前記出力を基にして角度信号を得ることを特徴とする回転角度検出装置。 - 2極以上の磁極を表面に有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知する第1のセンサデバイス及び第2のセンサデバイスとを備えた回転角度検出装置であって、
前記第1のセンサデバイスの中心と前記磁石回転子の回転中心軸の距離は、前記磁石回転子の半径よりも大きく、
前記第2のセンサデバイスの中心と前記磁石回転子の回転中心軸の距離は、前記磁石回転子の半径よりも大きく、
前記第1のセンサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジX01とセンサブリッジY01とを内蔵し、
前記第2のセンサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジX02とセンサブリッジY02とを内蔵し、
前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02は、それぞれがスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁界の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)のブリッジ回路であり、
前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02において、電気的に隣り合う辺のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が反平行であり、
前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02の固定層磁化方向を含む平面が前記磁石回転子の回転軸に対して傾いており、
前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02のそれぞれに電圧を印加することにより、前記固定層磁化方向と前記自由層磁化方向とのなす角度に応じた出力を得て、前記出力を基にして角度信号を得ることを特徴とする回転角度検出装置。 - 2極以上の磁極を表面に有する磁石回転子と、前記磁石回転子からの磁束の向きを検知する第1のセンサデバイス及び第2のセンサデバイスとを備えた回転角度検出装置であって、
前記第1のセンサデバイスの中心と前記磁石回転子の回転中心軸の距離は、前記磁石回転子の半径よりも大きく、
前記第2のセンサデバイスの中心と前記磁石回転子の回転中心軸の距離は、前記磁石回転子の半径よりも大きく、
前記第1のセンサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジX01とセンサブリッジY01とを内蔵し、
前記第2のセンサデバイスは、互いに固定層磁化方向が直交するセンサブリッジX02とセンサブリッジY02とを内蔵し、
前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02は、それぞれがスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子(固定層と自由層を有し、固定層磁化方向が固定されており、自由層磁化方向が磁界の向きに応じて回転する磁気抵抗素子)のブリッジ回路であり、
前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02において、電気的に隣り合う辺のスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が反平行であり、
前記第1のセンサデバイス及び前記第2のセンサデバイスの中心は、前記磁石回転子の厚み中心点を通りかつ回転軸に垂直な平面から、磁石回転子の回転軸方向に離れており、
前記センサブリッジX01、Y01、X02及びY02のそれぞれに電圧を印加することにより、前記固定層磁化方向と前記自由層磁化方向とのなす角度に応じた出力を得て、前記出力を基にして角度信号を得ることを特徴とする回転角度検出装置。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の回転角検出装置を備えることを特徴とする回転機。
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