JP2008516043A - 熱安定性に優れたポリオキシメチレン樹脂組成物 - Google Patents

熱安定性に優れたポリオキシメチレン樹脂組成物 Download PDF

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Abstract

本発明はポリオキシメチレン樹脂組成物に関するものであって、
ポリオキシメチレン重合体(A)100重量部当たり、アミン置換トリアジン化合物(B)0.005〜2重量部、エチレン−プロピレン共重合体とエチレン−プロピレン三量体に無水マレイン酸0.05〜5重量%をグラフト(graft)させた化合物(C)0.01〜5重量部及び1,12−ドデカンジカルボキシル酸ジヒドラジド(D)0.001〜2重量部を含んで構成されたポリオキシメチレン樹脂組成物が提供される。本発明によるポリオキシメチレン樹脂組成物は熱に非常に安定しており、特に成形時及び成形品においてホルムアルデヒドガスの発生が少ない。

Description

本発明は、熱安定性に優れ、ホルムアルデヒドガスの発生量が少ないポリオキシメチレン樹脂組成物に関するものであって、より具体的には、熱安定性に優れ、特に成形時及び成形品においてホルムアルデヒドガスの発生が少ないポリオキシメチレン樹脂組成物に関する。
通常ポリオキシメチレン重合体は、優れた機械的特性、耐クリープ性、耐疲労性及び耐摩擦摩耗性を有しているため、各種の電気及び電子の部品や機械メカニズム等のように複合的な特性を要する適用分野で幅広く使われている。しかし、このようなポリオキシメチレン重合体は、熱安定性に衰え成形加工中に熱的衝撃、機械的衝撃または添加物により分解されやすく、ポリオキシメチレン樹脂の分解物であるホルムアルデヒドガスの発生が多くなり、またこのような分解物が成形品に残存して作業環境の問題及び人体に有害という問題を引き起こす。
これによって、ポリオキシメチレンの熱安定性を改善するために様々な方案が提示されているが、熱安定性を向上させる方法としては熱分解により発生するホルムアルデヒドなどの分解ガスと反応できるアミン類、アミド類、ヒドラジン類などの添加剤を添加する方法が提示されている。例えば、特開平10−1592号には、ポリオキシメチレン樹脂にアクリルアミドとホウ素酸化合物を添加する方法が記載され、特開昭59−213752号にはポリオキシメチレン樹脂にアラニン化合物を添加する方法が記載されている。しかし、上記方法の場合は、添加剤が熱的に不安定で黄変を起こして添加剤のブリードアウト(bleed−out)によるモルドデポジット(Mold deposit)が発生するなど熱安定性の改善には限界がある。
また、ホルムアルデヒドガスの発生量を低減させるための方法として、特開平4−345648号にポリアセタール樹脂100重量部に0.01〜5.0重量部のヒドラジド化合物を添加させる内容が記載され、特開平10−298401号にはポリオキシメチレン樹脂に炭素数4〜12の脂肪族ジヒドラジド0.01〜5重量%を添加する内容が記載され、特開平10−36630号にはポリオキシメチレンに立体障害性フェノール系酸化防止剤とヒドラジド化合物からなる組成物が開示され、特開平10−36524号には熱可塑性樹脂とヒドラジド類を含む樹脂組成物が開示されている。しかし、このような樹脂組成物はホルムアルデヒドガスの発生量を減少させる効果が十分でないという問題点がある。
熱安定性を向上させるための他の方法として、不安定なポリオキシメチレン分子末端を安定化させる方法で、ポリオキシメチレン単独重合体の場合ホルムアルデヒド、トリオキサン等を陰イオン触媒の存在下で重合させ、特定の物質を用いて不安定末端部をキャッピングさせる方法が提示されている。例えば、特公昭33−6099号、米国特許第2,964,500号、特公昭36−3492号では、イソシアネート基と末端ヒドロキシ基を反応させ末端をウレタン化している。しかし、上記方法の場合は、オキシメチレン主鎖がソルボリシス(solvolisys)などのメカニズムにより破壊されやすく、末端の未反応キャッピング重合体が残存するか否かによって熱的に非常に不安定な重合体が得られるという問題点がある。
このようなポリオキシメチレン単独重合体の短所を克服するため、特定の共単量体、即ち酸化エチレンのような環状エーテルやジオキソランのような環状ホルマールをホルムアルデヒド、トリオキサンなどと共に触媒の存在下で共重合させて得た共重合体を単一重合体内にランダムに分散、導入する方法が提示されている。しかし、このような方法で製造された共重合体は、その末端基が非常に不安定で安定化工程を伴うべきである。
度重なる研究を通じて上述の問題点の技術的解決方法が提示されているが、主に不安定な末端部位を強制的に分解して共単量体の位置まで到達する方法が殆どの発明の特徴となっている。例えば、特公昭60−63216号と特公昭60−69121号には、重合後の不均一媒質下でpH7以上のアルカリ水溶液で末端を分解安定化させる方法が提示され、米国特許第1,407,145号でも塩基性アルコール類と不均一状の媒質下で制酸剤、酸化防止剤などと併行して末端を加水分解させる方法が提示されているが、これも満足するほどではない。
一方、均一状内でポリオキシメチレン共重合体を溶液化して不安定末端部を除去する方法(特公昭43−18714号)もあるが、この場合は重合槽で重合物が沈積され、溶剤を除去しなければならない厄介さがある。このような媒質上の精製効率が低下することを克服するための均一状の精製方法について次のような技術が提示されている。即ち、3段回転ディスク式のニーダー(Kneader)で重合体内の揮発成分を除去する方法(特公昭62−119219号)などがある。しかし、このような方法のみ行う場合、不安定末端部を完全に除去するためには長い工程時間が要され、末端部の完全安定化には至らないという問題点がある。
ここで本発明の目的は、ポリオキシメチレン製造工程中の安定化工程段階で不安定末端部を有する重合体に上述のような問題点が無く、末端安定化の効果を与えることのできる物質と含窒素化合物を含むことにより、重合体の末端安定化を図り熱的に非常に安定し、特に成形時及び成形品のホルムアルデヒドガス発生が少ないポリオキシメチレン樹脂組成物及び成形品を提供することにある。
上記本発明による目的を達成すべく、ポリオキシメチレン樹脂組成物は、
ポリオキシメチレン重合体(A)100重量部当たり、アミン置換トリアジン化合物(B)0.005〜2重量部、エチレン−プロピレン共重合体とエチレン−プロピレン三量体に無水マレイン酸0.05〜5重量%をグラフトさせた化合物(C)0.01〜5重量部及び1,12−ドデカンジカルボキシル酸ジヒドラジド(D)0.001〜2重量部を含んで構成されることを特徴とする。
以下本発明について詳しく説明する。
先ず、本発明に使用されるポリオキシメチレン重合体(A)は、下記の化学式1で表されるオキシメチレン単位で構成される酵母重合体であるか、下記の化学式1の単位体と下記の化学式2の単位体がランダムに結合された共重合体であることができ、これの分子量は、好ましくは10,000乃至200,000g/mol範囲を有する。
Figure 2008516043
Figure 2008516043
上記化学式2において、X及びXは相互同一か異なり、水素、アルキル基 またはアリール基からなる群から選択され、xは2乃至6の整数である。
また、上記オキシメチレンホモポリマーはホルムアルデヒドまたはこれの環状オリゴマー、即ちトリオキサンを重合して製造することができ、上記化学式1の単位体と化学式2の単位体が結合されたオキシメチレン共重合体は、ホルムアルデヒドまたはこれの環状オリゴマーと下記の化学式3で表される環状エーテルまたは下記の化学式4で表される環状ホルマールをランダム共重合させることにより得ることができる。
Figure 2008516043
Figure 2008516043
上記化学式3及び4において、X,X,X及びXは相互同一か異なり、水素またはアルキル基から選択されることができ、同一の炭素原子に結合されるか異なる炭素原子に結合されることができ、n及びmは各々2乃至6の整数である。
上記ランダム共重合時に用いられる共重合単量体において、環状エーテルとしてはエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、フェニレンオキサイド等が挙げられ、環状ホルマールとしては1,3−ジオキソラン、ジエチレングリコールホルマール、1,3−プロパンジオールホルマール、1,4−ブタンジオールホルマール、1,3−ジオキセパンホルマール、1,3,6−トリオキソカン等が挙げられる。好ましくは、エチレンオキサイド、1,3−ジオキソラン、1,4−ブタンジオールホルマールなどの単量体から選択された1種または2種以上の単量体を使用することが良く、これら単量体を主単量体であるトリオキサンまたはホルムアルデヒドに添加し、ルイス酸を触媒として使用してランダム共重合させることにより、150℃以上の融点を有して主鎖内に2つ以上の結合炭素原子をもつオキシメチレン共重合体を形成することになる。
上記オキシメチレン共重合体において、オキシメチレン繰返し単位に対するオキシメチレン結合構造の割合は0.05乃至50モル倍範囲、好ましくは0.1乃至20モル倍の範囲である。
また、オキシメチレン重合体の重合反応に使用される重合触媒にはBF・OH、BF・OEt、BF・OBu、BF・CHCOH、BF・PF・HF、BF−10−ヒドロキシアセトフェノール等が挙げられ、この際Etはエチル基を、Buはブチル基を意味する。好ましくは、BF・OEt、BF・OBuを使用する。重合触媒の添加量は、トリオキサン1モルに対して2×10−6乃至2×10−2モルの範囲が好ましい。
上記重合は塊状重合、懸濁重合または溶液重合の形態で行われることができ、反応温度は0乃至100℃の範囲、好ましくは20乃至80℃の範囲である。
一方、重合後残存触媒を実活させるための実活剤としては、一般的にトリエチルアミンのような3次アミン類、チオフェンのような環状の硫化合物、トリフェニルホスフィンのようなリン系化合物があるが、これらの共通の特徴は、非共有電子番いを有しているルイス塩基物質として触媒と錯塩を形成することになるということである。
また、ポリオキシメチレンの重合反応時には連鎖移動剤(chain transferring agent)として、アルキル置換フェノールやエーテル類を使用することができ、特に好ましくはジメトキシメタン等のようなアルキルエーテルを使用する。
一方、本発明で使用されるアミン置換トリアジン化合物(B)は、本発明による樹脂組成物の熱安定性をさらに改善するため添加される化合物の一種であって、アミン置換トリアジンの例には、グアナミン、メラミン、N−ブチルメラミン、N−フェニルメラミン、N,N−ジフェニルメラミン、N,N−ジアリルメラミン、N,N’,N”−トリフェニルメラミン、N,N’,N”−トリメチロールメラミン、ベンゾグアナミン、2,4−ジアミノ−6−メチル−sym−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−ブチル−sym−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−ベンジルオキシ−sym−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−ブトキシ−sym−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−シクロへキシル−sym−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−クロロ−sym−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−メルカップト−sym−トリアジン、2−オキシ−4,6−ジアミノ−sym−トリアジン(アメリン)、N,N,N’,N’−テトラシアノエチルベンゾグアナミンがある。このうち、下記の化学式5で表されるメラミンを添加することが最も好ましい。
Figure 2008516043
本発明による樹脂組成物に使用されるアミン置換トリアジン化合物(B)の添加量は、ポリオキシメチレン重合体(A)100重量部に対して0.005乃至2重量部、好ましくは0.01乃至1重量部である。上記添加量が0.005重量部未満の場合は熱安定性の向上効果が少なく、添加量が2重量部を超えると得られた成形品の物性が低下する。
また、本発明による樹脂組成物の熱安定性をさらに改善するため、ポリオキシメチレンの不安定な末端部を安定化させる化合物としてエチレン−プロピレン共重合体とエチレン−プロピレン三量体に無水マレイン酸0.05〜5重量%をグラフトさせた化合物(C)をさらに添加する。この際、使用されたエチレン−プロピレン共重合体はエチレン含量が10〜90重量%で、エチレン−プロピレン三量体はエチレン含量が10〜90重量%で、ジエン含量が0.1〜20重量%である。またエチレン−プロピレン共重合体:エチレン−プロピレン三量体の重量比は10〜90:90〜10である。上記成分(C)に対して本発明に有用な化合物としては、例えば、HIGHLER P−0424K(Doo.Hyun Co.,LTD)が挙げられる。本成分(C)はペレット状で投入することができ、冷凍粉砕してパウダー状で投入することもできる。
本発明による樹脂組成物に使用される成分(C)の添加量は、ポリオキシメチレン重合体(A)100重量部に対して0.01乃至5重量部、好ましくは0.01乃至2重量部である。上記添加量が0.01重量部未満の場合は熱安定性の向上効果が少なく、添加量が5重量部を超えると得られた成形品の物性が低下する。
本発明で使用される1,12−ドデカンジカルボキシル酸ジヒドラジド(D)は、下記の化学式(6)で表される化合物であって、ポリオキシメチレン樹脂組成物の成形時及び成形中においてホルムアルデヒドガスの発生量を低減させるために添加される化合物である。
Figure 2008516043
本発明による樹脂組成物に使用される成分(D)の添加量は、ポリオキシメチレン重合体(A)100重量部に対して0.001〜2.0重量部、好ましくは0.005乃至1.0重量部である。上記添加量が0.001重量部未満の場合は熱安定性向上の効果が少なく、添加量が2重量部を超えると得られた成形品に黄変が発生する。
さらに、本発明による樹脂組成物の熱安定性をより改善するため、立体障害性フェノール(E)を添加することが好ましい。立体障害性フェノールの例には、2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルジメチルアミン、ステアリル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジエチル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、2,6,7−トリオキサ−1−ホスホ−ビシクロ[2,2,2]−オクト−4−イル−メチル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル−3,5−ジステアリル−チオトリアジルアミン、2(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2,6−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシメチルフェノール、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアリルリノ)−1,3,5−トリアジン、N,N’−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナムアミド)、オクタデシル−3−(3,5−ジ−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、1,6−へキサンジオール−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、トリエチレングリコール−ビス[3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、トリエチレングリコール−ビス−3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート、トリエチレングリコール−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、2,2’−チオジエチル−ビス[3−(3,5−ジ−tブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等がある。
これらのうち、トリエチレングリコール−ビス−3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネートを添加することが好ましい。
この際に使用される成分(E)の量は、ポリオキシメチレン重合体(A)の100重量部に対して0.01乃至3重量部、好ましくは0.01乃至1重量部である。上記添加量が0.01重量部未満の場合には熱安定性向上の効果が小さく、添加量が3重量部を超えると得られた成形品の物性が低下し成形品の表面が良くない。
また、本発明による樹脂組成物の熱安定性をさらに改善するため、アルカリ金属またはアルカリ土金属の水酸化物、無機酸塩、有機酸塩またはアルコキシドで構成される群から選択された一つ以上の金属化合物(F)を添加することが好ましい。無機酸塩としてはカーボネート、ホスフェート、シリケート及びボレートがあり、有機酸塩としてはラウリル酸塩、ステアリル酸塩、オレイル酸塩またはベヘニル酸塩がある。アルコキシドはメトキシド及びエトキシドのようなC1−5アルコキシドである。このうち、アルカリ土金属類である水酸化マグネシウムを添加することが好ましい。
本発明に使用される成分(F)の量は、ポリオキシメチレン重合体(A)100重量部に対して0.01乃至1重量部、好ましくは0.01乃至0.5重量部である。上記添加量が0.01重量部未満の場合は熱安定性向上の効果が小さく、添加量が1重量部を超えると得られた成形品の物性が低下しガス発生が著しく増加する。
下記の実施例及び比較例を通じて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の技術的事項がこれに限定されるのではない。
本実施例に記載された物性の測定方法は次の通りである。
(1)高温CHO発生量
得られたポリオキシメチレン樹脂2gを取った後、窒素を投入しながら222℃に加熱して発生するCHOガスを氷水で捕集し、UV分光光度計で発色度を分析することにより、CHO発生量を測定した。この値が低いほど熱安定性が良いことを示す。
(2)成形品CHO発生量(a)
得られたポリオキシメチレン樹脂を100mm×40mm×2mmのサイズに成形した後、50mlの水が入っている1L容量の瓶に水に触れないように固定させた後密封する。このように設けられた瓶を60℃で3時間放置した後、水に捕集されたCHO含量をUV分光光度計を用いて発色度を分析することにより、成形品のCHO発生量を測定した。この値が低いほど熱安定性に優れることを表す。
(3)成形品CHO発生量(b)
得られたポリオキシメチレン樹脂を140mm×18mm×6mmのサイズに成形した後50mlの水が入っている1L容量の瓶に水に触れないように固定させた後密封する。このように設けられた瓶を80℃で3時間放置した後、水に捕集されたCHO含量をUV分光光度計を用いて発色度を分析することにより、成形品のCHO発生量を測定した。この値が低いほど熱安定性に優れることを示す。
(4)色
得られたポリオキシメチレン樹脂を一般射出成形機に投入し220℃で30分間滞留させた後、円板試験片(直径=100mm、厚さ=2mm)を成形して試片の黄変発生程度を目で観察した。
‘白’は黄変が発生しないことを、‘黄’は黄変がひどいことを示す。
製造例1(本発明に使用されるポリオキシメチレン共重合体の製造)
トリオキサン100重量部と共単量体として1,3−ジオキソラン4.5重量部をBFO(Et)を触媒として使用し重合させ、メチラールを連鎖移動剤として使用し、トリフェニルホスフィンで触媒を非活性化させポリオキシメチレン共重合体を収得した。
実施例1
500cc容量の2番いのΣ型ブレード(Blade)を有するニーダー(Kneader)を使用して230℃に維持させた後、上記製造例1で製造されたポリオキシメチレン共重合体100重量部にアミン置換トリアジン化合物としてメラミン0.05重量部、HIGHLER P−0424K(D.H Co.,エチレン−プロピレン共重合体:エチレン−プロピレン三量体の重量比50:50、以下‘PK’とする)0.01重量部、1,12−ドデカンジカルボキシル酸ジヒドラジド(以下‘N−12’とする)0.01重量部とトリエチレングリコール−ビス−3−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート(シバガイギ社製Irganox245)0.3重量部、及び水酸化マグネシウム(Mg(OH))0.05重量部を添加し、40分間窒素雰囲気下で滞留後、得られた樹脂を前述の測定方法で評価して下記の表1にその結果を表した。
実施例2〜10
上記製造例1で製造されたポリオキシメチレン共重合体100重量部にN−12の含量を0.001重量部、0.005重量部、0.05重量部、0.10重量部、0.20重量部、0.30重量部、0.50重量部、1.00重量部及び2.00重量部(各々実施例2〜10)添加したことを除いては上記実施例1と同様に実施し、その結果を下記の表1に示した。
実施例11〜19
上記製造例1で製造されたポリオキシメチレン共重合体100重量部にメラミン0.10重量部、またN−12を0.05重量部添加し、PKの含量を0.05重量部、0.10重量部、0.20重量部、0.30重量部、0.50重量部、1.0重量部、2.0重量部、3.0重量部及び5.0重量部(各々実施例11〜19)添加したことを除いては上記実施例1と同様に実施し、その結果を下記の表1に示した。
実施例20
上記製造例1で製造されたポリオキシメチレン共重合体100重量部にメラミン0.10重量部、PK0.10重量部、またN−12を0.10重量部添加したことを除いては上記実施例1と同様に実施し、その結果を下記の表1に示した。
実施例21
上記製造例1で製造されたポリオキシメチレン共重合体100重量部にメラミン0.10重量部、PK0.50重量部、またN−12を0.20重量部添加したことを除いては上記実施例1と同様に実施し、その結果を下記の表1に示した。
比較例1
N−12を添加しないことを除いては上記実施例1と同様に実施し、その結果を下記の表2に示した。
比較例2
N−12を3重量部添加したことを除いては上記実施例1と同様に実施し、その結果を下記の表2に示した。
比較例3
PKを添加しないことを除いては上記実施例11と同様に実施し、その結果を下記の表2に示した。
比較例4
PKを7重量部添加したことを除いては上記実施例11と同様に実施し、その結果を下記の表2に示した。
比較例5
N−12の代わりにイソフタル酸ジヒドラジド0.10重量部を添加したことを除いては上記実施例1と同様に実施し、その結果を下記の表2に示した。
比較例6
PK0.10重量部を添加したことを除いては上記比較例5と同様に実施し、その結果を下記の表2に示した。
比較例7
N−12にウレア(DUKSAN薬品、UREA)0.10重量部を添加したことを除いては上記実施例1と同様に実施し、その結果を下記の表2に示した。
比較例8
PK0.10重量部を添加したことを除いては上記比較例7と同様に実施し、その結果を下記の表2に示した。
Figure 2008516043
Figure 2008516043
上記表1において、本発明によって製造された実施例1〜21のポリオキシメチレン樹脂組成物は、高温(222℃)でCHO発生量が172乃至300ppmで、成形品CHO発生量(a)が0乃至3.05mg/kgで、成形品CHO発生量(b)が0.41乃至5.50mg/kgで、黄変が全く発生しないことが分かり、表2からの比較例1及び3(高温CHO発生量が各々330及び328ppm、成形品CHO発生量(a)が各々4.05及び3.90mg/kg、成形品CHO発生量(b)が各々7.05及び6.74mg/kg)に比べて熱安定性に優れ、CHO発生量が非常に少なく、比較例2及び4乃至8に比べて黄変が発生しないことが分かる。
本発明によると、熱的に非常に安定し、特に成形時及び成形品のホルムアルデヒドガスの発生が少なく、色において黄変が発生しないポリオキシメチレン樹脂組成物が提供される。

Claims (10)

  1. ポリオキシメチレン重合体(A)100重量部当たり、アミン置換トリアジン化合物(B)0.005〜2重量部、エチレン−プロピレン共重合体とエチレン−プロピレン三量体に無水マレイン酸0.05〜5重量%をグラフトさせた化合物(C)0.01〜5重量部及び1,12−ドデカンジカルボキシル酸ジヒドラジド(D)0.001〜2重量部を含んで構成されたポリオキシメチレン樹脂組成物。
  2. アミン置換トリアジン化合物(B)は、メラミンであることを特徴とする請求項1に記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  3. エチレン−プロピレン共重合体とエチレン−プロピレン三量体は、重量比で10〜90:90〜10であることを特徴とする請求項1に記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  4. ポリオキシメチレン重合体100重量部当たり、トリエチレングリコール−ビス−3−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート0.01〜3重量部をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  5. 前記ポリオキシメチレン重合体100重量部当たり、水酸化マグネシウム0.01〜1重量部をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  6. 前記ポリオキシメチレン重合体100重量部当たり、水酸化マグネシウム0.01〜1重量部をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  7. 請求項1ないし3の何れか1項によるポリオキシメチレン樹脂組成物から製造された成形物。
  8. 請求項4によるポリオキシメチレン樹脂組成物から製造された成形物。
  9. 請求項5によるポリオキシメチレン樹脂組成物から製造された成形物。
  10. 請求項6によるポリオキシメチレン樹脂組成物から製造された成形物。
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