JP2008276729A - 入力装置、電気光学装置、及び電子機器 - Google Patents

入力装置、電気光学装置、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】入力手段を具備した電子機器における意匠性を向上させることができ、好ましくは信頼性も向上させることができる入力装置を提供する。
【解決手段】本発明の入力装置40Aは、入力パネルとしてのタッチパネル4と、前記タッチパネル4を収容する収容部45aが設けられたカバー部材45と、前記収容部45aに配設された前記タッチパネル4の第1の一主面としての主面4sと、前記カバー部材45の第2の一主面としての主面45sとにわたって接着された可撓性部材としてのフィルム30と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置、電気光学装置、及び電子機器に関するものである。
近年、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、パームトップ・コンピュータ等の小型情報電子機器の普及に伴い、液晶パネル上に入力装置としてタッチパネルを搭載した液晶装置が広く使用されるようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−43450号公報
ところで、タッチパネルを備えた液晶装置を電子機器の表示部として用いる場合、タッチパネルを筐体の表面に露出させる必要があるため、通常はタッチパネルの額縁部分を筐体で押さえて支持している。このような構造では、筐体とタッチパネルの操作面との間に段差が形成されてしまい(図11参照)、筐体との一体的なデザインを採用することができないためにデザインの自由度が低くなってしまう。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、入力手段を具備した電子機器における意匠性を向上させることができ、好ましくは信頼性も向上させることができる入力装置及び電気光学装置を提供することを目的としている。
本発明の入力装置は、上記課題を解決するために、入力パネルと、前記入力パネルを収容する収容部が設けられているカバー部材と、前記収容部に配設されている前記入力パネルの第1の一主面と、前記カバー部材の第2の一主面とにわたって接着されている可撓性部材と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、入力パネルをカバー部材の収容部に収容した状態で入力パネルとカバー部材とにわたって可撓性部材を接着したことで、従来デザイン性を損なう原因となっていた入力パネルとカバー部材との境界の段差を解消することができる。これにより、意匠性に優れた入力装置を実現できる。
また、入力パネルの第1の一主面側に可撓性部材が配されるので、入力パネルがガラス基板を有している場合には、ガラスが破損しても破片が飛散するのを防止できるようになる。
また、段差の解消に伴い、段差部分に埃が溜まったり、入力パネルとカバー部材との境界から水滴等が浸入すると行ったこともなくすことが可能であり、信頼性に優れた入力装置を実現できる。
前記可撓性部材と前記入力パネルを挟んだ反対側に、第2の可撓性部材が接着されている構成としてもよい。
このような構成とすれば、第2の可撓性部材によって入力パネルのパネル厚さ方向の移動が規制されるので、入力パネルに対する入力操作時に入力器具や手指の押圧力で入力パネルが奥側に押し込まれてしまうのを防止することができる。
前記可撓性部材がフィルムであることが好ましい。可撓性部材を薄いフィルムとすれば、入力パネルに対する操作圧力が大きくなるのを防止することができ、また、入力パネルを透過して液晶パネル等の表示を行う場合に高い透過率が得られ、高画質の表示が得られるようになる。また、第2の可撓性部材についてもフィルムとすることで、入力装置全体が厚くなるのを防ぎ、薄型の電子機器を構成できる入力装置となる。
前記フィルムの前記入力パネル側の面に遮光膜が形成されている構成としてもよい。
このようにフィルムに遮光膜を形成することで、不要な部位の目隠しを容易に形成できるようになる。また、遮光膜の位置合わせも容易に行えるようになる。さらに、デザイン性を向上させることもできる。
前記フィルムと前記入力パネルとが光学接着されていることが好ましい。
このような構成とすれば、入力パネルを透過して表示を行う際に、入力パネルとフィルムとの間に位置する空気層の界面で不要な反射が生じるのを防止でき、表示品質が低下するのを防止するとともに明るい表示を得られるようになる。
前記フィルムが、前記入力パネルの平面領域内に開口部を有している構成としてもよい。このようにフィルムに開口部を設けることで、入力パネルの操作面を露出させることができ、操作圧力を低減して快適な入力操作が行えるようになる。本発明では、入力パネル及びカバー部材に薄いフィルムを接着しているので、フィルム開口部に大きな段差が形成されることはなく、意匠性をほとんど損なうことなく操作性を向上させることができる。
前記入力パネルと前記収容部の内壁面との間に接着剤が配設されている構成としてもよい。
このような構成とすればカバー部材と入力パネルとが接着されるので、入力パネルをより安定に支持することができ、入力操作時に入力パネルが押し込まれてしまうのをより確実に防止できる。
前記入力パネルの前記第1の一主面側に接着されている前記可撓性部材が偏光板である構成としてもよい。
このような構成とすれば、入力パネルの背面側に配される液晶パネル等の表示手段の一部の光学素子を入力装置の前面側に配置した構成とすることができる。
前記入力パネルの前面側には、偏光板に限らず、他の光学素子を配置することもできる。例えば、偏光板と位相差板を積層した光学素子を配置してもよく、防反射フィルムや光拡散フィルムを配置してもよい。
前記収容部が前記カバー部材を貫通して形成された開口部であることが好ましい。
このような構成とすれば、収容部を形成するための加工が容易になり、低コストで入力装置を製造することができる。本発明では、収容部に配した入力パネルを、カバー部材の主面と入力パネルの主面とにわたって接着した可撓性部材により支持するので、収容部自体に入力パネルを保持する機能を持たせる必要が無い。また、入力パネルの寸法(特に厚さ)のぱらつきの影響も排除できる。
次に、本発明の電気光学装置は、入力パネルと、前記入力パネルを収容する収容部が設けられているカバー部材と、前記収容部に配設されている前記入力パネルの第1の一主面と、前記カバー部材の第2の一主面とにわたって接着されている可撓性部材と、を有する入力装置と、前記入力装置の前記可撓性部材と反対側に配設されている電気光学パネルとを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、本発明に係る入力装置により優れた意匠性が得られる、入力操作と入力パネルを介した画像表示とが可能な電気光学装置を提供することができる。
前記電気光学パネルとしては、液晶パネルや有機ELパネル、電気泳動表示パネル等、種々の表示装置を用いることができる。あるいは、プラズマディスプレイ装置やフィールドエミッションディスプレイ装置(電界放出表示装置:Field Emission Display:FED)を用いることもできる。
前記電気光学パネルを構成する基板と、前記可撓性部材と反対側の前記入力装置の面とが光学接着されていることが好ましい。
この構成によれば、電気光学パネルから射出された表示光が入力装置を構成する入力パネルの基板面等で反射されるのを防止でき、明るい表示が得られるようになる。
前記電気光学パネルが前記カバー部材に固着され、前記入力パネルを前記可撓性部材との間に挟持している構成としてもよい。
このように電気光学パネルと可撓性部材とにより入力パネルを挟持することで、入力パネルのパネル厚さ方向の移動が規制されるため、入力パネルに対する入力操作時に入力パネルが電気光学パネル側に押し込まれてしまうのを防止できる。
前記可撓性部材が偏光板である構成としてもよい。このような構成とすれば、電気光学パネルと入力装置との間に配される偏光板が入力パネルの外側に配されるため、入力パネルの背面側のスペースを節約でき、小型の電子機器にも容易に搭載できる電気光学装置となる。
本発明の電子機器は、先に記載の入力装置、又は電気光学装置を備えていることを特徴とする。この構成によれば、意匠性に優れた電子機器を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下で参照する各図面においては、見やすくするために各構成要素の膜厚や寸法の比率などは適宜異ならせてある。
(第1の実施形態)
図1(a)は、本発明の第1実施形態の第1構成例に係る入力装置40Aの概略断面図である。図1(b)は同、第2構成例に係る入力装置40Bの概略断面図である。図2は、図1に示す入力装置40Aの概略平面図である。図3は、タッチパネル4の構造を示す分解斜視図である。
[第1構成例]
図1及び図2に示すように、本実施形態の入力装置40Aは、平面視略板状のカバー部材45と、カバー部材45に形成された矩形状の開口部からなる収容部45a内に配置されたアナログ型抵抗膜方式の入力パネルとしてのタッチパネル4と、カバー部材45の第2の一主面としての主面45s(図2手前側面に示す)とタッチパネル4の第1の一主面としての主面4sとにわたって接着された可撓性部材としてのフィルム30とを備えている。フィルム30のカバー部材45側には、例えば印刷により形成された遮光膜46が形成されており、遮光膜46はタッチパネル4の入力部40aに対応した平面領域内に矩形状の開口部46aを有している。従って、タッチパネル4の入力部40a以外の平面領域(入力部40aより外側から第2の基板としての背面側基板11bの端部までの平面領域)は遮光膜46によって遮光されている。
タッチパネル4の厚さとカバー部材45の厚さはほぼ同じであり、タッチパネル4の厚みはカバー部材45の厚み内に収まるよう設定されている。従って、タッチパネル4はカバー部材45の収容部45a内に収容され、タッチパネル4の主面4sとカバー部材45の主面45sとが側断面視でほぼ水平位置に配置されている。カバー部材45の主面45sとフィルム30(遮光膜46)との間には図示略の接着剤が設けられ、また、タッチパネル4の主面4sとフィルム30のタッチパネル4側の面との間には、両者を光学的に接着する接着剤41が設けられて、フィルム30とカバー部材45、タッチパネル4とフィルム30とがそれぞれ接着されている。
その結果、図1(a)に示すように、タッチパネル4とカバー部材45とを支持するフィルム30の表面は段差のない平坦面となっている。つまり、タッチパネル4の主面4sとカバー部材45の主面45sとの間で概ね段差が生じない構成となっている。
タッチパネル4は、所定のギャップを有して対向する第1の基板としての前面側基板8aと第2の基板としての背面側基板8bを、これら2枚の前面側基板8a、背面側基板8bの周縁部に環状に設けたシール材9によって接着一体化したものである。
図3に示すように、タッチパネル4の前面側基板8aは、透明基材である基板本体11aの内面(背面側基板側の面)に、透明導電材料からなる一様な平面形状の高抵抗膜または第1の電極としての面状電極12aが形成されており、面状電極12aの図示Y方向両端部(矩形状の面状電極12aの対向する二辺端部)に一対の低抵抗膜13が形成された構成である。前面側基板8aに形成された低抵抗膜13は、導通材17を介して、背面側基板8b上に形成された補助電極18に導電接続され、さらにその補助電極18を介して端子部16に引き出されている。低抵抗膜13,14及び補助電極18はタッチパネル4の配線部を構成しており、前面側基板8a若しくは背面側基板8bの周縁部に沿って形成されている。
一方、タッチパネル4の背面側基板8bは、透明基材である背面側基板11bの内面(前面側基板側の面)に、透明導電材料からなる一様な平面形状の高抵抗膜または第2の電極としての面状電極12bが形成されており、面状電極12bのX方向両端部(矩形状の面状電極12bの対向する二辺端部)に一対の低抵抗膜14が形成された構成である。背面側基板8bの辺端部には、低抵抗膜13及び低抵抗膜14から引き出された配線と接続された端子部16が形成されている。
端子部16には、図1に示すように、フレキシブルプリント基板16aがACP(Anisotropic Conductive Paste)やACF(Anisotropic Conductive Film)を介して接着され、端子部16と外部の制御回路とを電気的に接続するようになっている。
本実施形態において、前面側基板8aの外側面であって、面状電極12aの形成領域に対応する平面領域が座標入力面(入力器具3や指等によって直接タッチパネル上の位置を指示して入力操作を行う操作面となる上記入力部40a)である。
前面側基板8a及び背面側基板8bを構成する基板本体11a、背面側基板11bには、いずれも硬質のガラス基板が使用されている。前面側基板8aをガラス基板とすることで、プラスチック基板を前面側基板に用いた場合のような基板や電極の劣化の問題は生じなくなる。その一方で、硬質のガラス基板はプラスチックフィルム基板に比べて柔軟性が劣るため、入力時の荷重が小さいと、十分に入力を行うことができないという問題がある。そこで本実施形態では、ガラス基板の厚さを0.1mm〜0.2mm程度にまで薄くすることで操作性の問題を解消している。一方、背面側基板8bを構成する背面側基板11bとしては、液晶パネル等と同様の厚さのものを用いている。例えば、本例では、タッチパネル4の背面側基板8bの厚さを0.5mm程度としている。
面状電極12a,12bは、ITO(インジウム錫酸化物)等の透明導電膜からなり、その面内全域でほぼ均一な面抵抗を備えている。また、低抵抗膜13,14、補助電極18及び端子部16は、導電性の高い金属薄膜、例えばAu、Ag、Cu、Al、Cr、又はこれらの金属のうちのいずれか1種類以上を含む合金によって形成されている。
本実施形態では、前面側基板8a及び背面側基板8bの基板本体としてガラス基板を用いているため、プラスチックフィルム基板を用いた従来のタッチパネルと異なり、高温の熱処理や強酸性のエッチング溶液を使ったエッチング処理が可能である。このため、本実施形態では、座標情報を検出するためのこれらの導電膜(面状電極12a,12b、補助電極18、端子部16等)を、いずれもスパッタ法又は蒸着法等の真空プロセスを用いて形成し、さらにエッチング処理により低抵抗膜13,14及び補助電極18を細線化し、狭額縁の配線部を形成している。例えば、配線部にAPC(AgPdCu合金、比抵抗は4×10-6Ωcm程度)を用いた場合、従来、銀ペーストで厚さ20μm、線幅1mmで作った引き回し配線は、APCでは厚さ0.2μm、線幅0.1mmで作ることが可能になる。また、銅、アルミニウム、クロムの比抵抗(Ωcm)は、それぞれ6×10-6、6×10-6、5×10-5程度であるため、これらの金属を用いても、線幅を従来に比べて1桁から2桁程度細くすることが可能である。
背面側基板8bの面状電極12b上には、樹脂材料等からなる緩衝部材15が配列形成されている。緩衝部材15は、シリコーンやウレタン等の弾性材料(例えば、弾性率が1×104N/m2〜1×108N/m2の範囲のもの)を用いることが好ましく、フォトリソグラフィ法や印刷法を用いて面状電極12b上に形成することができる。この緩衝構造は、前面側基板8a、背面側基板8bのギャップを制御するためのスペーサとしても機能する。
タッチパネル4上に接着されるフィルム30としては、PET(ポリエチレンテレフタラート)等のポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレンなどの透明樹脂材料からなるフィルム材を用いることができる。入力装置40Aでは、タッチパネル4に対する座標入力操作に際して入力器具3や手指等をフィルム30の表面で摺動させ、またタッチパネル4の背面側(フィルム30と反対側)に液晶パネル等の表示手段を配設して表示装置としても使用される。そのため、フィルム30としては、操作による摩耗や、カバー部材45やタッチパネル4の表面の傷つきを良好に防止でき、また良好な透過率が得られるものであることが好ましい。
フィルム30とタッチパネル4との間に設けられる接着剤(粘着剤)としては、アクリル系、ゴム系、シリコーン系等、種々の粘着剤を用いることができる。本実施形態では、フィルム30とタッチパネル4とを光学接着しているので、シリコーン系の粘着剤を用いることが好ましい。
フィルム30のカバー部材45側面に形成された遮光膜46は、例えば印刷により黒色材料や白色材料を塗布して形成された着色膜である。本実施形態の場合には、タッチパネル4のシール材9が形成された領域や、端子部16が形成された部分の目隠しとして機能し、タッチパネル4の背面側(フィルム30と反対側)に液晶パネル等の表示手段を設けた場合には表示に対する周辺見切りとしても機能する。遮光膜46は遮光性を有していれば任意の色のものを用いることができ、模様が付されていても構わない。
フィルム30には、上記遮光膜46のみならず、任意の色彩、模様からなるデザインを施すことが可能である。かかるデザインはフィルム30のいずれの面にも形成可能であるが、印刷物の保護の観点からカバー部材45側に形成することが好ましい。
カバー部材45は、プラスチック板や金属板により構成されるものであり、所定の強度を備えた基材であれば特に問題なく用いることができる。このカバー部材45は、タッチパネル4の支持体としてのみならず、例えば電子機器の操作パネルを構成する部材としても使用可能であり、この場合にはタッチパネル内蔵の操作部として使用することができる。また電子機器の操作部として入力装置40Aを利用する場合には、カバー部材45に操作ボタンやスイッチ用の貫通孔を設けてもよく、このような加工は型抜きや削りだしにより容易に行うことができる。さらに、フィルム30には印刷を施すことができるため、ボタンやスイッチの説明等の文字情報を印刷することができる。
上記構成を備えた本実施形態の入力装置40Aでは、カバー部材45に形成された収容部45a内にタッチパネル4を配置し、タッチパネル4の主面4sとカバー部材45の主面45sとにわたってフィルム30を接着した構成を備えることで、タッチパネル4の入力操作面とその外側のカバー部材45表面との間の段差を解消している。これにより、従来に比してデザインの自由度を向上させ、優れた意匠性を得られる入力装置となっている。
また、従来のようにタッチパネルと筐体との間に段差がある場合には、その段差にほこりが溜まったり、水滴が付着したときに段差部分の隙間から筐体内に水滴が浸入しやすいといった問題が生じるが、本実施形態ではカバー部材45を含む全面がフィルム30に覆われているため、埃が溜まって美観を損ねたり、水滴が浸入して故障の原因となることがなく、信頼性に優れた入力装置となる。
また、厚さ0.1mm〜0.2mm程度の薄型のガラス基板からなるタッチパネル4の前面側基板8aに接着剤41を介してフィルム30が貼り付けられているので、落下や異物の衝突によって前面側基板8aが割れてしまった場合にも、フィルム30によってガラスの破片が飛散するのを防止することができ、安全性に優れた入力装置を実現できる。特に本実施形態では、フィルム30がタッチパネル4とカバー部材45とを含む一面を覆うように接着されているため、フィルム30が極めて剥がれにくく、この点においても安全性に優れたものとなっている。
さらに本実施形態の入力装置40Aでは、タッチパネル4はカバー部材45を貫通して設けられた収容部45a内に配置されている。すなわち、カバー部材45はタッチパネル4の基板厚さ方向の移動を制限しないものとなっている。したがって、タッチパネル4の厚みに製造ばらつきが生じていても、フィルム30の表面が平坦になるようにタッチパネル4とカバー部材45とをフィルム30に接着することができる。
ここで、タッチパネル4の入力操作について説明する。
タッチパネル4においては、端子部16に入力制御回路(図示略)が接続され、その入力制御回路によって、ある時点では、背面側基板8bのX方向の両端部に位置する低抵抗膜14,14の間に所定の電圧が印加され、前面側基板8aのY方向の両端部に位置する低抵抗膜13,13の間には上記入力制御回路内の電圧測定手段(電圧測定回路あるいは電圧測定素子、図示略)が導電接続される。この時点においては、背面側基板8bの面状電極12bには、X方向に沿って直線的に電圧が変化する均一な電圧降下が発生し、X方向の位置座標軸が等しい部位同士はほぼ同じ電位となるような電圧分布が構成される。このとき前面側基板8aの座標入力面のある部位が入力器具3の先端で押圧されると、前面側基板8aの面状電極12aと背面側基板8bの面状電極12bとが接触し、前面側基板8aの面状電極12aを通して、入力器具3によって押圧された上記の部位に対応する位置における面状電極12bの電圧が入力制御回路によって測定される。この測定された電圧の値は、押圧された部位のX方向の位置座標と相関しているため、入力制御回路は入力器具3で押圧された部位のX方向の位置を検出することができる。
一方、他のある時点では、入力制御回路によって前面側基板8aのY方向の両端部に位置する低抵抗膜13,13の間に所定の電圧が印加され、背面側基板8bのY方向の両端部に位置する低抵抗膜14,14の間には上記電圧測定手段が接続された状態となる。この時点においては、前面側基板8aの面状電極12aには、Y方向に沿って均一な電圧降下が発生し、直線的に電圧が変化する電圧分布が形成される。上記の入力制御回路は、入力器具3で押圧された部位に対応する位置における前面側基板8aの面状電極12aの電圧を背面側基板8bの面状電極12bを通して検出することによって、上述したX方向に関する位置の場合と同様に、押圧部位のY方向の位置を検出することができる。
入力制御回路に対する上記2つの接続状態の切換えを短時間のうちに繰り返すことによって、入力制御回路は、入力器具3によって押圧された部位のX方向の位置座標値及びY方向の位置座標軸を検出することができる。
また、本実施形態のタッチパネル4は、2枚のガラス基板をシール材によって接着一体化した構造を有するため、基本的には液晶パネルを製造するのと同じ方法で製造することが可能である。このため、タッチパネル4の製造に用いる基板本体として、液晶パネルの2枚の基板と略同じ厚さのものを用いれば、タッチパネル4の製造ラインを液晶パネルの製造ラインと共通化することが可能になる。ただし、前面側基板8aについては座標入力操作のために薄板化して可撓性を付与する必要があるので、0.5mm程度の厚さの2枚の基板を貼り合わせた後、一方の基板にエッチング処理を施して0.1mm〜0.2mm程度に薄くすればよい。製造工程の当初から薄くした基板を用いると、基板の取り扱いが難しくなり、製造工程中に基板の割れ等を生じる場合があり、機械的衝撃に対して弱くなる。上述したようにシール材9を介した貼り合わせ後に前面側の基板本体11aのみを薄くすることでこのような製造工程での不具合が生じるのを効果的に防止することができる。
[第2構成例]
一方、図1(b)に示す入力装置40Bでは、タッチパネル4とフィルム30との間の接着剤41に加えて、タッチパネル4とカバー部材45の収容部45aの内壁部との間に、タッチパネル4を取り囲む枠状に接着剤42が充填されている。したがって、タッチパネル4はフィルム30とカバー部材45の双方に固着されている。
そして、タッチパネル4とカバー部材45との間に接着剤42が配された入力装置40Bによれば、先に説明した入力装置40Aと同様の作用効果が得られるのに加え、以下のような作用効果が得られる。
すなわち、タッチパネル4がカバー部材45に支持されて基板面方向及び基板厚さ方向のいずれの方向の移動も規制されているため、タッチパネル4の入力操作によりタッチパネル4が奥側に押し込まれたり、落下等の衝撃により収容部45a内でタッチパネル4が動いたりすることがなく、操作性及び耐久性に優れる入力装置とすることができる。
[第3構成例]
次に、図4(a)は、第1の実施形態の入力装置の第3構成例である入力装置40Cの概略断面図である。図4(b)は、入力装置40Cの平面構成を示す図である。図4(a)は図1(a)及び図1(b)に相当する図であり、図4(b)は図2に相当する図である。
本例の入力装置40Cが第2構成例の入力装置40Bと異なる点は、カバー部材45とタッチパネル4とにわたって形成されたフィルム30に開口部30aが形成されている点である。したがって、図4において図1と共通の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示すように、フィルム30の開口部30aは、タッチパネル4の周縁部に重なるように形成された遮光膜46の開口部46aの端縁に沿う矩形状に形成されており、タッチパネル4の入力操作部となる平面領域に対応して開口している。したがって、入力装置40Cでは、タッチパネル4に対する入力操作を、前面側基板8a上で直接入力器具3や手指を摺動させて行うようになっている。
上記構成を備えた本例の入力装置40Cでは、タッチパネル4に対する入力操作を、前面側基板8aを直接押圧して行うようになっているので、フィルム30を介して入力操作を行う第1実施形態の入力装置40A,40Bに比して操作圧力が低くなり、快適に入力操作を行うことができる。
なお、本例では、フィルム30を部分的に除去して開口部30aを形成しているため、フィルム30とタッチパネル4とが接着剤41を介して接着される領域はタッチパネル4(前面側基板8a)の周縁領域である。この周縁領域の幅は、タッチパネル4のサイズにもよるが通常は少なくとも数mm程度を確保できるため、フィルム30とタッチパネル4との接着強度は確保可能である。ただし、図1に示した入力装置40A,40Bと比較すると接着面積が狭く、接着強度が低くなっているため、本例の入力装置40Cにおいては、入力装置40Bと同様に、タッチパネル4とカバー部材45との隙間に接着剤42を配してカバー部材45とタッチパネル4とを接着しておくことが好ましい。
また本例の場合、図4に示すように、フィルム30のカバー部材45側に形成された遮光膜46は、フィルム30の開口部30aの外側に形成し、フィルム30とタッチパネル4とを接着する接着剤41によって遮光膜46が覆われる構造とすることが好ましい。このような構成とすることで、開口部30a内に遮光膜46が露出しなくなるので、遮光膜46とフィルム30との界面から剥離が生じるのを防止でき、また遮光膜46を効果的に保護することができる。
さらに、本例の場合、タッチパネル4の前面側基板8aが露出する構造であるため、前面側基板8aの基板本体11aがガラス基板であると落下等の衝撃によりガラス基板が破損したときに破片が飛散するおそれがある。したがって本例のような構成を採用する場合には、前面側基板8aの基板本体11aとして高強度のガラス基板やプラスチック基板を用いることが好ましい。あるいは、基板本体11aの表面に透明樹脂を塗布する等して保護層を形成するとよい。
[第4構成例]
図5は、第1の実施形態の入力装置の第4構成例である入力装置40Dの概略断面図であって、図1(a)及び図1(b)に相当する図である。
図5に示すように、本構成例の入力装置40Dは、第2構成例に係る入力装置40Bを基本構成として備えており、さらに、フィルム30のカバー部材45側に偏光板としての前面側偏光板6aが配設されたものである。前面側偏光板6aは、タッチパネル4の背面側(フィルム30と反対側)に配設される液晶パネル等の表示手段の光学素子として利用可能なものである。
上記構成を備えた入力装置40Dによれば、タッチパネル4の前面側に前面側偏光板6aとフィルム30とが配されているので、フィルム30のみの場合に比してタッチパネル4の操作圧力は増加するものの、タッチパネル4の保護がより確実なものとなる。また、ガラス基板を備えたタッチパネル4の破損時にもガラスの飛散をより効果的に防止することができる。
なお、本例では前面側偏光板6aをフィルム30と遮光膜46との間に配置しているが、前面側偏光板6aを遮光膜46とカバー部材45との間に配置してもよい。あるいは、前面側偏光板6aをタッチパネル4とともに収容部45a内に配置してもよい。さらに、前面側偏光板6aが十分な耐久性を有している場合には、フィルム30を設けずに、前面側偏光板6aをタッチパネル4及びカバー部材45と接着される可撓性部材として用いてもよい。
また、フィルム30とカバー部材45との間には、偏光板に限らず、他の光学素子も配置することができる。例えば、前面側偏光板6aとλ/4位相差板、あるいは前面側偏光板6aとλ/4位相差板とλ/2位相差板とを積層した光学素子(円偏光板)を配置してもよい。さらには、防反射フィルムや光拡散フィルムを配置してもよい。
[第5構成例]
図6(a)は、第1の実施形態の入力装置の第5構成例である入力装置40Eの概略断面図である。図6(a)は図1(a)及び図1(b)に相当する図である。
図6(a)に示すように、本構成例の入力装置40Eは、第2構成例に係る入力装置40Bを基本構成として備えており、さらに、タッチパネル4の背面側(フィルム30と反対側)からタッチパネル4とカバー部材45とを覆うように第2の可撓性部材としてのフィルム31が接着されている。
なお、タッチパネル4から端子を引き出すフレキシブルプリント基板16aについては、フィルム31に設けられたスリット状の開口部を介して外側に引き出されている。
フィルム31としては、フィルム30と同様、PET(ポリエチレンテレフタラート)等のポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレンなどの透明樹脂材料からなるフィルム材を用いることができる。フィルムを接着することで入力装置40E全体の厚さが大きくなるのを防止することができる。
フィルム31は、タッチパネル4の背面側基板8b及びカバー部材45の双方と接着されていることが好ましく、フィルム31とタッチパネル4とは光学接着されていることが好ましい。ただし、少なくともフィルム31とカバー部材45とが接着されていれば、フィルム31とフィルム30とによってタッチパネル4の基板厚さ方向の移動が規制されるので、フィルム31とタッチパネル4とが接着されておらず、さらにフィルム31とタッチパネル4との間に空隙があってもよい。
上記構成を備えた入力装置40Eによれば、タッチパネル4の背面側にフィルム31が配されてフィルム30,31によりタッチパネル4が挟まれる構成となっているので、タッチパネル4に対する入力操作時に、入力器具3や手指等による押圧力でタッチパネル4が押し込まれてしまうのを防止することができる。
なお、フィルム31としては、上述した透明なフィルムのほか、偏光板や位相差板であってもよい。さらには、単体の光学素子に限らず、偏光板とλ/4位相差板、あるいは偏光板とλ/4位相差板とλ/2位相差板とを積層した光学素子(円偏光板)を配置してもよい。さらには、光拡散フィルムを配置してもよい。
[第6構成例]
図6(b)は、第1の実施形態の入力装置の第6構成例である入力装置40Fの概略断面図である。図6(b)は図1(a)及び図1(b)に相当する図である。
図6(b)に示すように、本構成例の入力装置40Fは、第5構成例に係る入力装置40Eを基本構成として備えており、さらに、タッチパネル4の背面側(フィルム30と反対側)に接着された第2の可撓性部材としてのフィルム31に開口部31aが形成されている構成である。開口部31aは、遮光膜46の開口部46aと平面視でほぼ一致する平面領域を備えて形成されている。
上記構成を備えた入力装置40Fによれば、タッチパネル4の背面側にフィルム31が配されてフィルム30,31によりタッチパネル4が挟まれる構成となっているので、タッチパネル4に対する入力操作時に、入力器具3や手指等による押圧力でタッチパネル4が押し込まれてしまうのを防止することができる。
また、開口部31aが形成されていることで、例えばタッチパネル4の背面側に液晶パネル等の表示手段を配置した場合に、タッチパネル4を透過して表示がなされる領域にはフィルム31が配されない構成となるので、フィルム31による光損失や屈折、界面での反射等が生じなくなり、明るく高品質の表示を得ることができる。
本実施形態の場合、フィルム31に開口部31aが形成されているため、フィルム31はタッチパネル4の周縁部を支持する構造となっている。したがって、フィルム31により安定にタッチパネル4が支持されるようにフィルム31とタッチパネル4の背面側基板8bとが接着されていることが好ましい。
なお、以上の実施形態は本発明に係る入力装置の構成を例示するものであって、各構成要素の構成には種々の変更を加えることができる。
例えば、タッチパネル4は、前面側基板8a、背面側基板8b、及びシール材9により囲まれた空間に屈折率調整用の液状材料を封入した緩衝構造を備えた構成とすることもできる。前面側基板8aと背面側基板8bとの間に封入する液状材料としては、ガラスとの屈折率差が空気よりも小さいシリコーンオイル等を用いることが好ましい。
このような液状材料を封入すると、このタッチパネルの背面側に液晶パネル等の表示手段を配設した場合に、表示手段から射出された光が背面側基板8bと前記空間との界面あるいは前記空間と前面側基板8aとの界面で反射するのを防止できるため、タッチパネル4を透過させた明るい表示を実現することができる。
また、基板間に液状材料を封入することによって、これが一種のクッションとして機能し、前面側基板8aに対して衝撃が加わったときに、それを緩和することができる。つまり、本実施形態では、前面側基板8aの座標入力面を他の部分の板厚より薄くしているため、通常のものよりも機械的な衝撃に弱くなっているが、このような緩衝構造を設けてその部分を補強することで耐衝撃性を補うことができる。上記緩衝機能を考慮すれば、液状材料の粘度は、例えば2mm2/s〜5000mm2/sの範囲である。
また例えば、抵抗膜方式のタッチパネル4に代えて、静電容量方式のタッチパネルを用いることもできる。静電容量方式のタッチパネルの場合、その厚みがガラス基板ほぼ1枚分で足りるため、カバー部材45の収容部45a、あるいはカバー部材45自体を薄くすることができるため、入力装置40A,40B全体の薄型化を図ることができる。
また本実施形態ではカバー部材45を貫通して形成された収容部45a内にタッチパネル4を収容した構成について説明したが、収容部45aの構造についてはタッチパネル4の形状や厚さにより種々に変更が可能である。例えば、カバー部材45に収容部45a内に突出する突起等の係止部材が設けられており、かかる係止部材によりタッチパネル4の基板厚さ方向の移動が規制されるようにしてもよい。
また、タッチパネル4の背面側に表示手段等を配設しない用途に用いる場合等には、収容部45aはカバー部材45の一面側に形成された凹部であってもよい。このような凹部からなる収容部45a内にタッチパネル4を配置すれば、タッチパネル4の位置規制が極めて容易になり、またタッチパネル4とカバー部材45とにわたって接着されるフィルム30表面の平坦性も確保しやすくなる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態である電気光学装置について、図7から図9を参照しつつ説明する。
図7(a)は第2の実施形態に係る電気光学装置の一例であるタッチパネル一体型の液晶装置の第1構成例を示す概略断面図である。図8は、同、第2構成例の液晶装置の概略断面図である。図9は、同、第3構成例の液晶装置の概略断面図である。
なお、本実施形態では液晶装置に備えられた入力装置として第1実施形態の第2構成例に係る入力装置40B、あるいは第4構成例に係る入力装置40Dを挙げて説明しているが、入力装置40B,40Dに代えて他の構成例の入力装置40A,40C,40E,40Fを用いてもよい。
[第1構成例]
図7(a)に示す第1構成例に係る液晶装置100Aは、表示部である電気光学パネルとしての液晶パネル2と、その前面側(図示上側;観察側)に配設された先の実施形態の入力装置40Bとを備えて構成されている。
入力装置40Bは、先に記載のように、アナログ型抵抗膜方式の入力パネルとしてのタッチパネル4と、タッチパネル4を収容する収容部45aを備えたカバー部材45と、タッチパネル4及びカバー部材45を覆うようにしてカバー部材45の主面45sとタッチパネル4の主面4sとに接着されたフィルム30とを備えている。
液晶パネル2は、透光性の弾性体(例えば、ガラスとの屈折率差が空気よりも小さいシリコンゲル、アクリルゲル、ウレタンゲル、ウレタンゴム等の透光性の弾性体)を含む接着剤50によって、タッチパネル4の背面側基板8bと光学接着されている。接着剤50を弾性体により構成することで、タッチパネル4に入力操作を行う際の押圧力を弾性体が吸収するので、入力操作によって液晶パネル2の基板が歪むことによる表示むらを抑制できる。弾性体が押圧力を吸収するためには、その厚さを50μm〜500μmとすることが好ましい。
また、タッチパネル4の背面側基板8bと液晶パネル2の前面側基板24aとが、透光性の弾性体を含む接着剤50によって光学接着されていることで、タッチパネル4の背面側基板8bと液晶パネル2の前面側基板24aとの間に隙間(空気層)が形成されなくなる。接着剤50は、ガラスとの屈折率差が空気よりも小さいので、例えばタッチパネル4の前面側基板11a側から入射した環境光のうち、タッチパネル4の背面側基板11bの表面と空気層との界面で反射する光、空気層と液晶パネル2の前面側基板22aの表面との界面で反射する光の発生を抑制することが可能になり、反射の少ない鮮明な表示が可能になる。このような効果を得るためには接着剤50に含まれる弾性体の屈折率を、タッチパネル4及び液晶パネル2を構成するガラス基板あるいはプラスチック基板の屈折率に近づけることが必要であり、屈折率が1.4〜1.9であることが好ましい。
液晶パネル2は、電気光学物質としての液晶層32を挟んで対向する第3の基板としての前面側基板22aと第4の基板としての背面側基板22bとを、これら2枚の基板の周縁部に環状に設けたシール材23によって接着一体化したものである。観察側に配置された前面側基板22aは、透明基板である基板本体24aの液晶層側の面に、透明導電材料からなる前面側電極26aや配向膜(図示略)等を有する液晶制御層を形成した構成を備える。観察側とは反対側(液晶層32を挟んで前面側基板22aと反対側)に配置された背面側基板22bは、透明基板である基板本体24bの液晶層側の面に、透明導電材料からなる背面側電極26bや配向膜(図示略)等を有する液晶配向制御層を形成した構成を備えている。
前面側基板22aと背面側基板22bとの間には、前面側基板22a、背面側基板22b間のセルギャップとしての距離を一定に保持するための粒状のスペーサ29が分散配置されている。液晶パネル2は、パッシブマトリクス型又はアクティブマトリクス型のいずれであってもよく、液晶の配向形態も、TN型、VAN型、STN型、強誘電型、反強誘電型等の種々の公知の形態が採用できる。また、いずれかの基板にカラーフィルタを配置してカラー表示を行わせることも可能である。さらに、背面側基板22bに反射膜を形成して反射型の液晶表示装置を構成してもよく、この反射膜に開口部やスリット等の透光部を形成して、半透過反射型の液晶表示装置を構成することもできる。
前面側基板22aには、背面側基板22bの外周側に張り出した張出部24cが設けられている。この張出部24cは実装端子形成領域として使用するものである。張出部24cには図示略の配線パターンが形成されており、前面側基板22aの前面側電極26a、及び背面側基板22bの背面側電極26bは、図示略の配線パターンや導通材を介して張出部24cの配線パターンに電気的に接続されている。そして、張出部24cの配線パターンに対して、液晶パネル2を電気的に駆動する電子部品としての液晶駆動用IC36がCOG実装されている。液晶駆動用IC36の実装形態としては、COG実装以外にも、FPC実装等の他の形態を採用することができる。
本実施形態では、液晶パネル2の張出部24cが、タッチパネル4の端子部16が形成された領域(背面側基板8bが前面側基板8aよりも張り出した領域)に平面的に重なるようにしてタッチパネル4と液晶パネル2とが配置されている。このように配置することで、液晶パネル2の額縁領域も遮光膜46により目隠しされる。また、タッチパネル4の背面側基板8bと、液晶パネル2の前面側基板22aとが重なる領域を最も大きくとることができるため、タッチパネル4と液晶パネル2との接着信頼性を向上させることができる。また、外部回路への接続端子が形成された領域がタッチパネル4と液晶パネル2とで接近して配置されるので、外部回路への接続を容易に行うことができる。
なお、図面では省略しているが、液晶パネル2の前面側基板22aの外面側、及び背面側基板22bの外面側には、それぞれ偏光板が設けられている。これら一対の偏光板は、いずれか一方が基板本体24a又は基板本体24bの液晶層32側に形成されていてもよい。また、背面側基板22bの外側にはバックライトとしての照明装置が配設される。
以上の構成を備えた本例の液晶装置100Aによれば、先の実施形態の入力装置40Bと、入力装置40Bのタッチパネル4と接着された液晶パネル2とを具備したことで、タッチパネル4を透過した表示が可能なものとなっている。
また、タッチパネル4の背面側に液晶パネル2を配置することにより、タッチパネル4の基板厚さ方向の移動が液晶パネル2あるいは液晶パネル2を支持する筐体等により規制されるので、入力操作時の押圧力によりタッチパネル4が押し込まれないようにすることができる。
そして、本実施形態の液晶装置では、表示面側がフィルム30により平坦面となっており、またフィルム30には任意の印刷を施すことができるので、デザインの自由度が高く、優れた意匠性を得られる液晶装置となっている。
また本実施形態の液晶装置では、タッチパネル4の前面側にフィルム30が配設されているので、前面側基板8aにガラス基板を用いたタッチパネル4を安全に用いることができる。2枚の基板本体11a、背面側基板11bの双方にガラス基板を用いたタッチパネルは、基板本体11aがプラスチック基板であるものや、基板本体11a、背面側基板11bの双方がプラスチック基板であるものに比して高い透過率が得られるため、従来に比して明るく高画質の表示が得られるものとなる。
なお、本実施形態では、液晶パネル2がカバー部材45から突出する構成となっているが、カバー部材45が十分な厚みを有していれば、タッチパネル4とともに液晶パネル2をカバー部材45の収容部45a内に収容してもよい。このような構成とすれば、カバー部材45と液晶パネル2との間に接着剤を配して両者を接着することができるため、タッチパネル4と液晶パネル2の双方を安定にカバー部材45で支持することができる。さらに、液晶パネル2の背面側(タッチパネル4と反対側)にバックライトを備えている場合に、かかるバックライトをも収容部45aに収容した構成とすることもできる。
ところで、本実施形態のように液晶パネル2の前面側にタッチパネル4を設置した構成では、タッチパネル4の表面を指や入力器具3で押圧して入力操作を行うときに、液晶パネル2の表示に歪みが生じることがある。これは、入力時の押圧力によってタッチパネル4に局所的な変形が生じ、この変形によって、タッチパネル4の背面側に設けた液晶パネル2の前面側基板22aに僅かではあるが撓みが発生してしまうことによる。つまり、液晶パネル2のギャップは1μm〜10μm程度であるので、前面側基板22aの撓みが僅かであっても、この撓みが液晶パネル2のギャップを局所的に大きな比率で変動させることになり、その結果、表示に干渉縞のような歪みが生じるのである。
このような問題は、液晶パネル2の背面側基板22bの厚さを十分に薄くすることで解消することができる。例えば、背面側基板22bの厚さを0.1mm〜0.4mm程度にまで薄くして基板を撓みやすくした場合には、前述のように液晶パネル2の前面側基板22aに撓みが生じても、それに追従して背面側基板22bも撓み、ギャップはほとんど変動しなくなる。しかし、このように基板を薄くしてしまうと、基板の取り扱いが難しくなり、製造工程中に基板の割れ等を生じる場合がある。また、機械的衝撃に対して弱くなるため、携帯用途で用いる場合には、落下等による破損の問題も生じる。このように、基板の取り扱い性や耐衝撃性の面では、基板は厚いほど好ましく、表示品質の面では、基板は薄いほど好ましい。
そこでこの双方の要求を満たすために、図7(b)に示すような構成の液晶パネル2Aを採用することができる。かかる液晶パネル2Aでは、前面側基板22aに厚板のガラス基板を用いてハンドリング性等を向上し、その一方で、背面側基板22bの表示領域に対応する部分に薄板領域としての凹部Hを形成して薄板化し、入力時の前面側基板22aの変形に対して追従できるような構成となっている。具体的には、例えば前面側基板22a及び背面側基板22b(凹部を形成しない部分)の基板の厚さを0.5mm程度とし、背面側基板22bの凹部形成領域の基板厚さを0.1mm〜0.4mm程度とする。
また、上記のように液晶パネル2の背面側基板22bに凹部Hを形成した場合、図示のように、偏光板としての背面側偏光板6bを凹部H内に収容した構成とすることが好ましい。また、位相差板などの偏光板とともに用いられる光学フィルムがある場合にも、偏光板とともに凹部H内に収容するとよい。このような構成とすれば、偏光板等の光学フィルムの厚さ分だけ液晶装置100Aを薄くすることができる。
[第2構成例]
次に、本実施形態の第2構成例について図8を参照して説明する。
図8に示すように、第2構成例の液晶装置100Bは、先の実施形態の入力装置40Bと、液晶パネル2Bとを備えている。液晶パネル2Bは、その基本構成において第1構成例に係る液晶パネル2Aと共通であり、パネルサイズのみが異なっている。具体的には、液晶パネル2Bは、前面側基板22aがカバー部材45の収容部45aよりも大きい平面積を有する基板となっている。
そして、液晶パネル2Bは接着剤50を介してタッチパネル4の背面側基板8bと接着され、かつ、カバー部材45の裏面45bとも接着されている。カバー部材45と液晶パネル2との接着方法は、カバー部材45と液晶パネル2との間に別途接着剤を塗布して接着する方法のほか、接着剤50をカバー部材45上にまで延設して接着剤50によりカバー部材45と液晶パネル2とを接着する方法や、タッチパネル4とカバー部材45とを接着している接着剤42をカバー部材45の裏面45b上にまで延出させて接着する方法が採用できる。
上記構成を備えた本例の液晶装置100Bでは、タッチパネル4の背面側に配設された液晶パネル2の前面側基板22aが、カバー部材45の裏面45bと接着されているため、タッチパネル4はフィルム30と液晶パネル2とカバー部材45とに囲まれる空間に固定され、安定に保持される。
なお、図8に示す第2構成例において、液晶パネル2とタッチパネル4とを接着している接着剤50を省略することもできる。
図8に示した第2構成例では、液晶パネル2とタッチパネル4とカバー部材45とが、接着剤50及び接着剤42等を介して相互に接着されているため、最も安定に液晶パネル2とタッチパネル4とが支持される構造となっている。その一方で、このように各部を接着剤で接着する構成では工数が多く、また原材料も多く要する。そこで、本構成例では、タッチパネル4と液晶パネル2とを接着する接着剤50を省くことで、工数を削減するとともに安価に液晶装置を製造できる構成となる。
また、このような構成とした場合、タッチパネル4と液晶パネル2との間に隙間(空気層)が形成されるため、タッチパネル4の入力操作時の押圧力が液晶パネル2にまで及びにくくなる。これにより、液晶パネル2の歪みに起因する表示むらの発生を防止することができる。
[第3構成例]
次に、本実施形態の第3構成例について図9を参照して説明する。
図9に示す第3構成例に係る液晶装置100Cは、第1構成例に係る液晶装置100Aにおいて、偏光板の配置態様を変更したものである。
図9に示すように、本構成例の液晶装置100Cは、入力装置40Dと、液晶パネル2とを備えている。
入力装置40Dは、第1実施形態の第2構成例に係る入力装置40Bを基本構成として備えており、さらに、フィルム30のカバー部材45側に、前面側偏光板6aが配設されている。
また、液晶パネル2の背面側基板22bの液晶層32と反対側には、前面側偏光板6aと対を成す背面側偏光板6bが配設されている。
すなわち本構成例の液晶装置100Cでは、液晶パネルの前面及び背面に設けられる一対の偏光板のうち、前面側に配置される偏光板がタッチパネル4の外側に配置されている。
上記構成を備えた液晶装置100Cによれば、タッチパネル4の前面側(液晶パネル2と反対側)に前面側偏光板6aとフィルム30とが配されるので、フィルム30のみの場合に比してタッチパネル4の操作圧力は増加するものの、タッチパネル4の保護がより確実なものとなる。また、ガラス基板を備えたタッチパネル4の破損時にもガラスの飛散をより効果的に防止することができる。
また前面側偏光板6aをタッチパネル4の外側に配置しているので、カバー部材45の収容部45aから背面側(フィルム30と反対側)に配されるタッチパネル4及び液晶パネル2の合計厚さを薄くすることができる。これにより、液晶装置100Cを備える電子機器における筐体内のスペースを節約でき、筐体の小型化を図れる。
なお、本例では前面側偏光板6aをフィルム30と遮光膜46との間に配置しているが、前面側偏光板6aを遮光膜46とカバー部材45との間に配置してもよい。あるいは、前面側偏光板6aをタッチパネル4とともに収容部45a内に配置してもよい。さらに、前面側偏光板6aが十分な耐久性を有している場合には、フィルム30を設けずに、前面側偏光板6aをタッチパネル4及びカバー部材45と接着される可撓性部材として用いてもよい。
(電子機器)
次に、本発明に係る電子機器について図10及び図11を参照して説明する。
図10(a)は、先の実施形態の液晶装置を備えたPDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)(以降、PDAという)200の概略斜視図である。図10(b)は、PDA200に備えられた液晶装置の斜視構成図である。
図10(a)に示すように、PDA200は、筐体201に、操作部を構成するファンクションキー202と、タッチパネル一体型ディスプレイ203とを備えている。タッチパネル一体型ディスプレイ203は、本発明に係る液晶装置からなるものであり、図10(b)に示すように、PDA200の表示部兼操作部を構成するよう所定形状に加工されたカバー部材45と、カバー部材45に支持されたタッチパネル4と、タッチパネル4の背面側に配設された液晶パネル2とを備えている。また、タッチパネル4及びカバー部材45の表面にはフィルム30(図示略)が接着され、タッチパネル4の入力操作面及びカバー部材45の表面を保護している。
カバー部材45には、複数の貫通孔45cが設けられており、これらの貫通孔45cにファンクションキー202を挿入して表面側に露出させるようになっている。また、貫通孔45cの近傍には、カバー部材45を覆うフィルムの裏面側(カバー部材45側)に印刷された識別情報(文字や図形)が配されている。
本実施形態のPDA200は、ファンクションキー202の近傍に印刷された識別情報や、タッチパネル4の下に配置された液晶パネル2の画面表示を見ながら、タッチパネル4上の位置を直接指示することによって、データ入力等の操作を行うものである。
ここで、図11は比較のために示す従来構成のPDAである。図11に示すPDA1000は、筐体1001と、ファンクションキー1002と、筐体1001の開口部に配置されたタッチパネル1004とを備えている。タッチパネル1004の下には図示略の液晶パネルが配設されている。
図示のように、従来はタッチパネル1004を筐体1001に形成されたフレーム部1003で押さえて支持する構造であったため、タッチパネル1004の操作面とフレーム部1003との間に段差部1003aが形成されていた。そして、この段差部1003aのために、タッチパネル1004の操作面とその周囲のフレーム部1003とが明確に区画されてしまい、筐体1001のデザインが制限されてしまっていた。
これに対して、上記構成を備えた本実施形態のPDA200によれば、入力装置兼表示装置として前述した本発明の液晶装置を備えているため、タッチパネル4とその周囲のカバー部材45との間に段差がなく、意匠性に優れたデザインのPDAを実現できる。また、タッチパネル4を含めた筐体全体でのデザインが可能になっており、意匠性に優れた電子機器を実現できる。また明るい表示が可能で操作性にも優れ、高い信頼性を有した電子機器となる。
なお、前記実施形態の入力装置あるいは電気光学装置としての液晶装置は、前述したPDAに限らず、種々の電子機器に搭載することができる。この電子機器としては例えば、携帯電話、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、印刷装置等があり、前記入力装置はこれらの入力手段として、また前記液晶装置はこれらの画像表示手段兼入力手段として好適に用いることができる。
入力装置の第1及び第2構成例に係る入力装置の概略断面図。 図1に対応する概略平面図。 タッチパネルの分解斜視図。 第3構成例に係る入力装置を示す図。 第4構成例に係る入力装置を示す図。 第5及び第6構成例に係る入力装置を示す図。 電気光学装置の第1構成例に係る液晶装置の概略断面図。 電気光学装置の第2構成例に係る液晶装置の概略断面図。 電気光学装置の第3構成例に係る液晶装置の概略断面図。 本発明に係る電子機器の一例を示す斜視図。 従来のタッチパネル内蔵型PDAを示す斜視図。
符号の説明
2,2A,2B…電気光学パネルとしての液晶パネル、3…入力器具、4…入力パネルとしてのタッチパネル、6a…偏光板としての前面側偏光板、6b…偏光板としての背面側偏光板、4s…第1の一主面としての主面、16…端子部、30…可撓性部材としてのフィルム、31…第2の可撓性部材としてのフィルム、30a,31a,46a…開口部、40A,40B,40C,40D,40E,40F…入力装置、41,42,50…接着剤、45…カバー部材、45a…収容部、45s…第2の一主面としての主面、46…遮光膜、100A,100B,100C…電気光学装置としての液晶装置、200…電子機器としてのPDA。

Claims (16)

  1. 入力パネルと、
    前記入力パネルを収容する収容部が設けられているカバー部材と、
    前記収容部に配設されている前記入力パネルの第1の一主面と、前記カバー部材の第2の一主面とにわたって接着されている可撓性部材と、
    を有することを特徴とする入力装置。
  2. 前記可撓性部材と前記入力パネルを挟んだ反対側に、第2の可撓性部材が接着されていることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記可撓性部材がフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  4. 前記フィルムの前記入力パネル側の面に遮光膜が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
  5. 前記フィルムと前記入力パネルとが光学接着されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の入力装置。
  6. 前記フィルムが、前記入力パネルの平面領域内に開口部を有していることを特徴とする請求項3又は4に記載の入力装置。
  7. 前記入力パネルと前記収容部の内壁面との間に接着剤が配設されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の入力装置。
  8. 前記入力パネルの前記第1の一主面側に接着されている前記可撓性部材が偏光板であることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  9. 前記収容部が前記カバー部材を貫通して形成された開口部であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の入力装置。
  10. 入力パネルと、前記入力パネルを収容する収容部が設けられているカバー部材と、前記収容部に配設された前記入力パネルの第1の一主面と、前記カバー部材の第2の一主面とにわたって接着されている可撓性部材と、
    を有する入力装置と、
    前記入力装置の前記可撓性部材と反対側に配設されている電気光学パネルと
    を備えていることを特徴とする電気光学装置。
  11. 前記電気光学パネルを構成する基板と、前記可撓性部材と反対側の前記入力装置の面とが光学接着されていることを特徴とする請求項10に記載の電気光学装置。
  12. 前記電気光学パネルが前記カバー部材に固着され、前記入力パネルを前記可撓性部材との間に挟持していることを特徴とする請求項10又は11に記載の電気光学装置。
  13. 前記可撓性部材が偏光板であることを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  14. 前記電気光学パネルを構成する基板と、前記可撓性部材と反対側の前記入力装置の面との間に透光性の弾性部材が配置されていることを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  15. 請求項1から9のいずれか一項に記載の入力装置を備えていることを特徴とする電子機器。
  16. 請求項10から14のいずれか一項に記載の電気光学装置を備えていることを特徴とする電子機器。
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