JP2000249596A - 電子秤 - Google Patents
電子秤Info
- Publication number
- JP2000249596A JP2000249596A JP5222399A JP5222399A JP2000249596A JP 2000249596 A JP2000249596 A JP 2000249596A JP 5222399 A JP5222399 A JP 5222399A JP 5222399 A JP5222399 A JP 5222399A JP 2000249596 A JP2000249596 A JP 2000249596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- touch panel
- body case
- main body
- display
- electronic balance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示部に液晶表示器とタッチパネルとを用い
た電子秤において、上記表示部におけるタッチパネルの
表面と本体ケースの表面との間の段差へのごみ等の堆積
を抑制し、良好な美観と清潔さとが維持されるようにす
る。 【解決手段】 本体ケース11の前面に表示部15が設
けられた電子秤において、上記本体ケース11に開設さ
れた表示窓21に外側からタッチパネル23を嵌め込む
と共に、その内側に液晶表示器25を配置し、かつ、上
記タッチパネル23の前面とその周辺部とをシート部材
26によって覆う。
た電子秤において、上記表示部におけるタッチパネルの
表面と本体ケースの表面との間の段差へのごみ等の堆積
を抑制し、良好な美観と清潔さとが維持されるようにす
る。 【解決手段】 本体ケース11の前面に表示部15が設
けられた電子秤において、上記本体ケース11に開設さ
れた表示窓21に外側からタッチパネル23を嵌め込む
と共に、その内側に液晶表示器25を配置し、かつ、上
記タッチパネル23の前面とその周辺部とをシート部材
26によって覆う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子秤、特に液晶表
示器を備えた電子秤に関し、計量技術分野に属する。
示器を備えた電子秤に関し、計量技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】食肉、魚介、生鮮野菜類等の販売店で
は、販売時に商品の重量を計量すると同時に、その計量
した重量と予めその商品について設定した単価とから価
格を算出し、その価格を表示したり、ラベルに印字して
発行したりするように構成した電子秤が広く用いられて
おり、その例として、例えば特開平6−66624号公
報や特開平10−324320号公報等に開示されたも
のがある。
は、販売時に商品の重量を計量すると同時に、その計量
した重量と予めその商品について設定した単価とから価
格を算出し、その価格を表示したり、ラベルに印字して
発行したりするように構成した電子秤が広く用いられて
おり、その例として、例えば特開平6−66624号公
報や特開平10−324320号公報等に開示されたも
のがある。
【0003】そして、特に近年においては、この種の電
子秤の表示装置として、液晶表示器を用いると共にその
前面にタッチパネルを配設し、上記重量や価格等の各種
情報を表示すると同時に、タッチパネルへのタッチ操作
によって、例えば単価の設定作業等を指示できるように
したものが実用化されている。
子秤の表示装置として、液晶表示器を用いると共にその
前面にタッチパネルを配設し、上記重量や価格等の各種
情報を表示すると同時に、タッチパネルへのタッチ操作
によって、例えば単価の設定作業等を指示できるように
したものが実用化されている。
【0004】この表示装置を備えた電子秤においては、
図6に示すように、本体ケース1の前面に開設した表示
窓2にタッチパネル3が張り付けられると共に、その内
側に液晶表示器4が設置されるのであるが、上記表示窓
2の周辺部とタッチパネル3の周辺部との接合部には、
上方に位置する計量皿5上の商品から落下する水や汁等
の本体ケース1内への浸入を防止するためにガスケット
6が介設されることがある。
図6に示すように、本体ケース1の前面に開設した表示
窓2にタッチパネル3が張り付けられると共に、その内
側に液晶表示器4が設置されるのであるが、上記表示窓
2の周辺部とタッチパネル3の周辺部との接合部には、
上方に位置する計量皿5上の商品から落下する水や汁等
の本体ケース1内への浸入を防止するためにガスケット
6が介設されることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、本体ケース1の表示窓2に内側からガスケット6を
介してタッチパネル3を張り付けた場合、該本体ケース
1の表面とタッチパネル3の表面との間の段差Xが大き
くなって、図6に矢印Yで示すように、ごみや異物が堆
積し易くなり、しかもこれを拭き取るのが困難なため、
外観が著しく損なわれることになるのである。そして、
特に食品を取り扱う電子秤の場合には、衛生面での問題
も生じる恐れがある。
に、本体ケース1の表示窓2に内側からガスケット6を
介してタッチパネル3を張り付けた場合、該本体ケース
1の表面とタッチパネル3の表面との間の段差Xが大き
くなって、図6に矢印Yで示すように、ごみや異物が堆
積し易くなり、しかもこれを拭き取るのが困難なため、
外観が著しく損なわれることになるのである。そして、
特に食品を取り扱う電子秤の場合には、衛生面での問題
も生じる恐れがある。
【0006】そこで、本発明は、表示部に液晶表示器と
タッチパネルとを用いた電子秤において、これらの配設
構造に改良を加えることにより、その美観と清潔さの維
持、向上等を図ることを課題とする。
タッチパネルとを用いた電子秤において、これらの配設
構造に改良を加えることにより、その美観と清潔さの維
持、向上等を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る電子秤は次のように構成したことを特
徴とする。
め、本発明に係る電子秤は次のように構成したことを特
徴とする。
【0008】まず、本願の請求項1に記載の発明(以
下、第1発明という)は、本体ケースの上面に計量皿
が、前面に表示部がそれぞれ設けられ、かつ該表示部
が、本体ケースに開設された表示窓に張り付けられたタ
ッチパネルと、その内側に配設された液晶表示器とを有
する構成の電子秤において、上記タッチパネルの前面と
その周辺部とをシート部材によって覆ったことを特徴と
する。
下、第1発明という)は、本体ケースの上面に計量皿
が、前面に表示部がそれぞれ設けられ、かつ該表示部
が、本体ケースに開設された表示窓に張り付けられたタ
ッチパネルと、その内側に配設された液晶表示器とを有
する構成の電子秤において、上記タッチパネルの前面と
その周辺部とをシート部材によって覆ったことを特徴と
する。
【0009】また、請求項2に記載の発明(以下、第2
発明という)は、上記第1発明において、本体ケースに
おける表示窓の周囲の前面側に段下げ部を設け、タッチ
パネルをこの段下げ部に本体ケースの外側から嵌め込む
と共に、シート部材は、このタッチパネル周縁の上記段
下げ部への嵌め込み隙間を覆うように設けたことを特徴
とする。
発明という)は、上記第1発明において、本体ケースに
おける表示窓の周囲の前面側に段下げ部を設け、タッチ
パネルをこの段下げ部に本体ケースの外側から嵌め込む
と共に、シート部材は、このタッチパネル周縁の上記段
下げ部への嵌め込み隙間を覆うように設けたことを特徴
とする。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明(以下、第
3発明という)は、上記第1発明または第2発明におい
て、本体ケースの前面に表示部に隣接させてキー操作部
が設けられる場合に、シート部材は、上記表示部のタッ
チパネルと、キー操作部のキーと、これらの周辺部とを
覆うように設けたことを特徴とする。
3発明という)は、上記第1発明または第2発明におい
て、本体ケースの前面に表示部に隣接させてキー操作部
が設けられる場合に、シート部材は、上記表示部のタッ
チパネルと、キー操作部のキーと、これらの周辺部とを
覆うように設けたことを特徴とする。
【0011】上記のように構成することにより、本願各
発明によれば次の作用が得られる。
発明によれば次の作用が得られる。
【0012】まず、第1発明によれば、本体ケースの表
示部に配設されたタッチパネルの前面が、その周辺部を
含めてシート部材によって覆われるので、該パネル周辺
部の防水性が確保されることになって、該パネルと本体
ケースとの間にガスケットを介在させる必要がなくな
る。したがって、本体ケースの表面とタッチパネルの表
面との間の段差が縮小され、この段差へのごみや異物等
の堆積が抑制されると共に、その段差の隅部もシート部
材によって覆われるので、仮にごみ等が堆積しても容易
に除去できることになる。
示部に配設されたタッチパネルの前面が、その周辺部を
含めてシート部材によって覆われるので、該パネル周辺
部の防水性が確保されることになって、該パネルと本体
ケースとの間にガスケットを介在させる必要がなくな
る。したがって、本体ケースの表面とタッチパネルの表
面との間の段差が縮小され、この段差へのごみや異物等
の堆積が抑制されると共に、その段差の隅部もシート部
材によって覆われるので、仮にごみ等が堆積しても容易
に除去できることになる。
【0013】また、タッチパネルがガスケットを介在さ
せることなく本体ケースに装着されるので、該タッチパ
ネルによって本体ケースにおける表示部周辺の剛性が向
上することになる。
せることなく本体ケースに装着されるので、該タッチパ
ネルによって本体ケースにおける表示部周辺の剛性が向
上することになる。
【0014】そして、特に第2発明によれば、本体ケー
スの表示窓の周囲の前面側に段下げ部が設けられ、この
段下げ部に本体ケースの外側からタッチパネルが嵌め込
まれるので、該本体ケースの表面とタッチパネルの表面
との段差をさらに縮小することが可能となって、ごみ等
の堆積が一層抑制されると共に、その除去が容易とな
る。しかも、前面側からタッチパネルに加えられる操作
時の荷重が上記段下げ部によって確実に受け止められる
ことになる。
スの表示窓の周囲の前面側に段下げ部が設けられ、この
段下げ部に本体ケースの外側からタッチパネルが嵌め込
まれるので、該本体ケースの表面とタッチパネルの表面
との段差をさらに縮小することが可能となって、ごみ等
の堆積が一層抑制されると共に、その除去が容易とな
る。しかも、前面側からタッチパネルに加えられる操作
時の荷重が上記段下げ部によって確実に受け止められる
ことになる。
【0015】さらに、第3発明によれば、本体前面に隣
接させてキー操作部が設けられる場合に、表示部におけ
るタッチパネルとキー操作部における各種のキーとが、
その周辺部を含めてシート部材によって覆われるので、
タッチパネル周辺部の防水性を確保しながらガスケット
を廃止することが可能となると共に、キー操作部におけ
る各キーの周囲の隙間からの水の浸入も防止され、新た
な防水手段を講じることなく、キー操作部の防水性も確
保されることになる。
接させてキー操作部が設けられる場合に、表示部におけ
るタッチパネルとキー操作部における各種のキーとが、
その周辺部を含めてシート部材によって覆われるので、
タッチパネル周辺部の防水性を確保しながらガスケット
を廃止することが可能となると共に、キー操作部におけ
る各キーの周囲の隙間からの水の浸入も防止され、新た
な防水手段を講じることなく、キー操作部の防水性も確
保されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0017】図1は、本実施の形態に係る電子秤の全体
を示すもので、この電子秤10は、本体ケース11の上
面にそのほぼ全面に及ぶ大きさの計量皿12を配設する
と共に、該本体ケース11の一側部にラベルプリンタ1
3を収納し、かつ該本体ケース11の他側部側の前面を
傾斜状の操作面14とし、該操作面14に、表示部15
と、各種のキー16…16を配設してなるキー操作部1
7とが隣接させて設けられている。
を示すもので、この電子秤10は、本体ケース11の上
面にそのほぼ全面に及ぶ大きさの計量皿12を配設する
と共に、該本体ケース11の一側部にラベルプリンタ1
3を収納し、かつ該本体ケース11の他側部側の前面を
傾斜状の操作面14とし、該操作面14に、表示部15
と、各種のキー16…16を配設してなるキー操作部1
7とが隣接させて設けられている。
【0018】そして、本体ケース11の内部に備えられ
た荷重検出器(図示せず)により、上記計量皿12に載
置された商品の重量を計量し、その重量と予めその商品
について設定された単価とから価格を算出し、この重量
や価格を上記表示部15に表示するようになっており、
また、このとき、上記ラベルプリンタ13が商品に貼り
付けるラベルに上記重量や価格を印字し、その前面の開
口部13aから外部に発行するようになっている。
た荷重検出器(図示せず)により、上記計量皿12に載
置された商品の重量を計量し、その重量と予めその商品
について設定された単価とから価格を算出し、この重量
や価格を上記表示部15に表示するようになっており、
また、このとき、上記ラベルプリンタ13が商品に貼り
付けるラベルに上記重量や価格を印字し、その前面の開
口部13aから外部に発行するようになっている。
【0019】また、この電子秤10においては、上記表
示部15にタッチパネルが用いられ、該パネルに対する
タッチ操作によって各種の設定作業やデータ入力作業等
を行い得るようになっている。
示部15にタッチパネルが用いられ、該パネルに対する
タッチ操作によって各種の設定作業やデータ入力作業等
を行い得るようになっている。
【0020】次に、この表示部15の構成を説明する
と、図2〜図4に示すように、本体ケース11の前面
(操作面14)には表示窓21が開設され、この表示窓
21の周囲前面側に設けられた段下げ部22にタッチパ
ネル23が外側から嵌め込まれている。その場合に、該
タッチパネル23の周辺部の裏面は接着剤もしくは両面
接着テープを用いて段下げ部底面22aに接着されてい
る。
と、図2〜図4に示すように、本体ケース11の前面
(操作面14)には表示窓21が開設され、この表示窓
21の周囲前面側に設けられた段下げ部22にタッチパ
ネル23が外側から嵌め込まれている。その場合に、該
タッチパネル23の周辺部の裏面は接着剤もしくは両面
接着テープを用いて段下げ部底面22aに接着されてい
る。
【0021】そして、本体ケース11における表示窓2
1の内側には、取付けプレート24を介して液晶表示器
25が取り付けられており、その前面の液晶表示面25
aが上記タッチパネル23を介して表示窓21の外側を
臨むようになっている。
1の内側には、取付けプレート24を介して液晶表示器
25が取り付けられており、その前面の液晶表示面25
aが上記タッチパネル23を介して表示窓21の外側を
臨むようになっている。
【0022】さらに、上記タッチパネル23の前面に
は、透明のシート部材26が貼り付けられている。この
シート部材26は、図1及び図5に示すように、本体ケ
ース11の操作面14のほぼ全面を覆う大きさとされ、
該操作面14に設けられた表示窓21と、その側方に配
設されたキー操作部17とを、その周辺部を含めて覆う
ようになっている。
は、透明のシート部材26が貼り付けられている。この
シート部材26は、図1及び図5に示すように、本体ケ
ース11の操作面14のほぼ全面を覆う大きさとされ、
該操作面14に設けられた表示窓21と、その側方に配
設されたキー操作部17とを、その周辺部を含めて覆う
ようになっている。
【0023】次に、この電子秤10の作用を説明する
と、商品の販売時に、まず、キー操作部17から当該商
品の呼び出し番号を入力すると、その商品の単価が内部
に装備された記憶装置から読み出され、この単価と実際
に商品を計量12上に載置することによって得られる重
量とからその商品の価格が算出される。そして、その重
量や価格が表示部15の液晶表示器25に表示されると
共に、ラベルプリンタ13によってラベルに印字され、
このラベルが開口部13aから外部に発行される。
と、商品の販売時に、まず、キー操作部17から当該商
品の呼び出し番号を入力すると、その商品の単価が内部
に装備された記憶装置から読み出され、この単価と実際
に商品を計量12上に載置することによって得られる重
量とからその商品の価格が算出される。そして、その重
量や価格が表示部15の液晶表示器25に表示されると
共に、ラベルプリンタ13によってラベルに印字され、
このラベルが開口部13aから外部に発行される。
【0024】また、このような商品の販売時における計
量作業とは別に、各商品の品目ごとにその単価を設定す
る作業や、集計等の各種の作業が、上記表示部15のタ
ッチパネル23に対するタッチ操作とキー操作部17に
おける各キー16…16に対するキー操作とにより実行
される。
量作業とは別に、各商品の品目ごとにその単価を設定す
る作業や、集計等の各種の作業が、上記表示部15のタ
ッチパネル23に対するタッチ操作とキー操作部17に
おける各キー16…16に対するキー操作とにより実行
される。
【0025】ところで、この種の電子秤においては、商
品の取り扱いに伴ってごみや異物等が発生し、これが表
示部におけるタッチパネル周囲の段差部に堆積して、該
表示部の美観が低下したり不衛生となったりすることが
ある。また、計量皿上の商品から滴下する水や汁等がタ
ッチパネルの周辺部から本体ケース内に浸入し、内部の
機器の耐久性を低下させたりすることがある。
品の取り扱いに伴ってごみや異物等が発生し、これが表
示部におけるタッチパネル周囲の段差部に堆積して、該
表示部の美観が低下したり不衛生となったりすることが
ある。また、計量皿上の商品から滴下する水や汁等がタ
ッチパネルの周辺部から本体ケース内に浸入し、内部の
機器の耐久性を低下させたりすることがある。
【0026】しかし、この実施の形態に係る電子秤10
の場合、表示部15におけるタッチパネル23の前面
が、その周辺部を含めてシート部材26によって覆われ
ているので、該タッチパネル23の周辺部の防水性が確
保されることになる。また、これに伴ってタッチパネル
23と本体ケース11との間にガスケットを介在させる
必要がなくなると共に、タッチパネル23が本体ケース
11における表示窓21の周囲の前面側に設けた段下げ
部22に嵌め込まれているので、該タッチパネル23の
表面と本体ケース11の表面との間の段差が縮小され
る。したがって、この段差へのごみ等の堆積が抑制され
ると共に、その除去が容易となる。
の場合、表示部15におけるタッチパネル23の前面
が、その周辺部を含めてシート部材26によって覆われ
ているので、該タッチパネル23の周辺部の防水性が確
保されることになる。また、これに伴ってタッチパネル
23と本体ケース11との間にガスケットを介在させる
必要がなくなると共に、タッチパネル23が本体ケース
11における表示窓21の周囲の前面側に設けた段下げ
部22に嵌め込まれているので、該タッチパネル23の
表面と本体ケース11の表面との間の段差が縮小され
る。したがって、この段差へのごみ等の堆積が抑制され
ると共に、その除去が容易となる。
【0027】また、防水のためのガスケットが不要とな
って、タッチパネル23が直接本体ケース11に装着さ
れているので、該タッチパネル23によって本体ケース
11における表示窓21の周辺の剛性が向上し、これに
より、該本体ケース11をベース18(図2参照)に組
み付ける際に、該ケース11が変形してベース18への
組み付けが困難になるという問題が防止され、該本体ケ
ース11のベース18への組み付け作業性が向上する。
って、タッチパネル23が直接本体ケース11に装着さ
れているので、該タッチパネル23によって本体ケース
11における表示窓21の周辺の剛性が向上し、これに
より、該本体ケース11をベース18(図2参照)に組
み付ける際に、該ケース11が変形してベース18への
組み付けが困難になるという問題が防止され、該本体ケ
ース11のベース18への組み付け作業性が向上する。
【0028】さらに、上記のように、タッチパネル23
は、本体ケース11における表示窓21の周囲の前面側
に設けられた段下げ部22に外側から嵌め込まれている
ので、該タッチパネル23に加えられるタッチ操作時の
荷重が上記段下げ部22によって確実に受け止められる
ことになり、タッチ操作の良好な操作感が得られること
になる。
は、本体ケース11における表示窓21の周囲の前面側
に設けられた段下げ部22に外側から嵌め込まれている
ので、該タッチパネル23に加えられるタッチ操作時の
荷重が上記段下げ部22によって確実に受け止められる
ことになり、タッチ操作の良好な操作感が得られること
になる。
【0029】そして、この実施の形態では、一枚のシー
ト部材26によって、表示部15とキー操作部17とを
覆っているので、新たな防水手段を講じることなく、キ
ー操部17における各キー16…16の周囲からの水の
浸入も防止されることになる。
ト部材26によって、表示部15とキー操作部17とを
覆っているので、新たな防水手段を講じることなく、キ
ー操部17における各キー16…16の周囲からの水の
浸入も防止されることになる。
【0030】なお、この実施の形態では、図2〜図4に
示すように、本体ケース11の操作面14におけるシー
ト部材26の貼り付け領域が該シート部材26の厚み分
だけ低くされ、この低くされた部分にシート部材26が
張り付けられている。したがって、該シート部材26と
本体ケース11の表面とが均一面となり、該シート部材
26の周縁部へのごみの堆積等も防止されることにな
る。
示すように、本体ケース11の操作面14におけるシー
ト部材26の貼り付け領域が該シート部材26の厚み分
だけ低くされ、この低くされた部分にシート部材26が
張り付けられている。したがって、該シート部材26と
本体ケース11の表面とが均一面となり、該シート部材
26の周縁部へのごみの堆積等も防止されることにな
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、本体ケ
ースの前面の表示部をタッチパネルと液晶表示器とを用
いて構成した電子秤において、上記タッチパネルの前面
を、その周辺部を含めてシート部材によって覆う構成と
したので、該タッチパネル周辺部の防水性が確保される
ことになって、従来のように該パネルと本体ケースとの
間にガスケットを介在させる必要がなくなる。したがっ
て、本体ケースの表面とタッチパネルの表面との間の段
差が縮小され、この段差へのごみや異物等の堆積が抑制
されると共に、仮にごみ等が堆積しても容易に除去でき
ることになる。これにより、この種の電子秤の表示部周
辺の清潔さと良好な美観とが維持されることになる。
ースの前面の表示部をタッチパネルと液晶表示器とを用
いて構成した電子秤において、上記タッチパネルの前面
を、その周辺部を含めてシート部材によって覆う構成と
したので、該タッチパネル周辺部の防水性が確保される
ことになって、従来のように該パネルと本体ケースとの
間にガスケットを介在させる必要がなくなる。したがっ
て、本体ケースの表面とタッチパネルの表面との間の段
差が縮小され、この段差へのごみや異物等の堆積が抑制
されると共に、仮にごみ等が堆積しても容易に除去でき
ることになる。これにより、この種の電子秤の表示部周
辺の清潔さと良好な美観とが維持されることになる。
【0032】また、タッチパネルがガスケットを介在さ
せることなく本体ケースに装着されることにより、該本
体ケースの表示部周辺における剛性が向上し、これによ
り、例えば本体ケースをベースに取り付ける際の作業性
が向上するなどの効果が得られる。
せることなく本体ケースに装着されることにより、該本
体ケースの表示部周辺における剛性が向上し、これによ
り、例えば本体ケースをベースに取り付ける際の作業性
が向上するなどの効果が得られる。
【0033】そして、特に第2発明によれば、タッチパ
ネルが、本体ケースにおける表示窓の周囲に前面側から
設けた段下げ部に嵌め込まれるので、該本体ケースの表
面とタッチパネルの表面との段差をさらに縮小すること
が可能となって、ごみ等の堆積が一層抑制されると共
に、その除去が容易となる。また、前面側からタッチパ
ネルに加えられる操作時の荷重が上記段下げ部によって
確実に受け止められるので、タッチ操作の良好な操作感
が得られることになる。
ネルが、本体ケースにおける表示窓の周囲に前面側から
設けた段下げ部に嵌め込まれるので、該本体ケースの表
面とタッチパネルの表面との段差をさらに縮小すること
が可能となって、ごみ等の堆積が一層抑制されると共
に、その除去が容易となる。また、前面側からタッチパ
ネルに加えられる操作時の荷重が上記段下げ部によって
確実に受け止められるので、タッチ操作の良好な操作感
が得られることになる。
【0034】さらに、第3発明によれば、本体ケースの
前面に、表示部に隣接させてキー操作部が設けられる場
合に、表示部のタッチパネルを覆うシート部材によって
キー操作部における各種のキーとその周辺部も覆うよう
に構成したので、新たな防水手段を講じることによるコ
ストアップを生じることなく、キー操作部における良好
な防水性が実現されることになる。
前面に、表示部に隣接させてキー操作部が設けられる場
合に、表示部のタッチパネルを覆うシート部材によって
キー操作部における各種のキーとその周辺部も覆うよう
に構成したので、新たな防水手段を講じることによるコ
ストアップを生じることなく、キー操作部における良好
な防水性が実現されることになる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る電子秤の全体斜視
図である。
図である。
【図2】 同電子秤の表示部の断面図である。
【図3】 図2の断面図の上部の拡大図である。
【図4】 同じく下部の拡大図である。
【図5】 シート部材の単体斜視図である。
【図6】 従来の電子秤における表示部の構成を示す断
面図である。
面図である。
10 電子秤 11 本体ケース 12 計量皿 15 表示部 17 キー操作部 21 表示窓 22 段下げ部 23 タッチパネル 25 液晶表示器 26 シート部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 364 G09F 9/00 364Z
Claims (3)
- 【請求項1】 本体ケースの上面に計量皿が、前面に表
示部がそれぞれ設けられ、かつ該表示部が、本体ケース
に開設された表示窓に張り付けられたタッチパネルと、
その内側に配設された液晶表示器とを有する構成の電子
秤であって、上記タッチパネルの前面とその周辺部とが
シート部材によって覆われていることを特徴とする電子
秤。 - 【請求項2】 本体ケースにおける表示窓の周囲の前面
側に段下げ部が設けられ、タッチパネルがこの段下げ部
に本体ケースの外側から嵌め込まれていると共に、シー
ト部材は、このタッチパネル周縁の上記段下げ部への嵌
め込み隙間を覆うように設けられていることを特徴とす
る請求項1に記載の電子秤。 - 【請求項3】 本体ケースの前面に表示部に隣接させて
キー操作部が設けられ、シート部材は、上記表示部のタ
ッチパネルと、キー操作部のキーと、これらの周辺部と
を覆っていることを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の電子秤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222399A JP2000249596A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 電子秤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222399A JP2000249596A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 電子秤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000249596A true JP2000249596A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12908759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5222399A Pending JP2000249596A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 電子秤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000249596A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007316847A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Sony Corp | タッチパネルを有する表示装置 |
JPWO2006095684A1 (ja) * | 2005-03-08 | 2008-08-14 | 日本写真印刷株式会社 | タッチパネルユニット |
JP2008257494A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Epson Imaging Devices Corp | 入力装置とその製造方法、電気光学装置、及び電子機器 |
JP2008276729A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-11-13 | Epson Imaging Devices Corp | 入力装置、電気光学装置、及び電子機器 |
JP2009244989A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Brother Ind Ltd | 表示装置、表示装置のカバー体及び表示装置の製造方法 |
JP2010503085A (ja) * | 2006-09-06 | 2010-01-28 | エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー | タッチスクリーンインターフェースを有するデバイスの流体進入を防止する筐体 |
JP2013011664A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Noritz Corp | 表示装置 |
US9007309B2 (en) | 2007-04-05 | 2015-04-14 | Japan Display Inc. | Input device, and electro-optical device |
JP2015165322A (ja) * | 2010-08-27 | 2015-09-17 | アップル インコーポレイテッド | コンポーネント・マウンティング構造体を備えた電子装置 |
JP7571416B2 (ja) | 2020-08-06 | 2024-10-23 | 株式会社リコー | 操作パネル、及び、画像形成装置 |
-
1999
- 1999-03-01 JP JP5222399A patent/JP2000249596A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006095684A1 (ja) * | 2005-03-08 | 2008-08-14 | 日本写真印刷株式会社 | タッチパネルユニット |
JP4729560B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2011-07-20 | 日本写真印刷株式会社 | タッチパネルユニット |
JP2007316847A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Sony Corp | タッチパネルを有する表示装置 |
US8749492B2 (en) | 2006-05-24 | 2014-06-10 | Sony Corporation | Display device equipped with a touch panel |
JP2010503085A (ja) * | 2006-09-06 | 2010-01-28 | エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー | タッチスクリーンインターフェースを有するデバイスの流体進入を防止する筐体 |
JP2008257494A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Epson Imaging Devices Corp | 入力装置とその製造方法、電気光学装置、及び電子機器 |
JP2008276729A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-11-13 | Epson Imaging Devices Corp | 入力装置、電気光学装置、及び電子機器 |
US9007309B2 (en) | 2007-04-05 | 2015-04-14 | Japan Display Inc. | Input device, and electro-optical device |
US8319741B2 (en) | 2008-03-28 | 2012-11-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Display device, cover body of display device and manufacturing method of the display device |
JP4609512B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2011-01-12 | ブラザー工業株式会社 | 表示装置、表示装置のカバー体及び表示装置の製造方法 |
JP2009244989A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Brother Ind Ltd | 表示装置、表示装置のカバー体及び表示装置の製造方法 |
JP2015165322A (ja) * | 2010-08-27 | 2015-09-17 | アップル インコーポレイテッド | コンポーネント・マウンティング構造体を備えた電子装置 |
US9779893B2 (en) | 2010-08-27 | 2017-10-03 | Apple Inc. | Electronic devices with component mounting structures |
US10943748B2 (en) | 2010-08-27 | 2021-03-09 | Apple Inc. | Electronic devices with component mounting structures |
JP2013011664A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Noritz Corp | 表示装置 |
JP7571416B2 (ja) | 2020-08-06 | 2024-10-23 | 株式会社リコー | 操作パネル、及び、画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9374919B2 (en) | Insert molded device housings for portable electronic devices | |
EP0680006B1 (en) | A capacitive touch screen shield | |
US7973772B2 (en) | Single piece top surface display layer and integrated front cover for an electronic device | |
JP2000249596A (ja) | 電子秤 | |
KR20180113617A (ko) | 투명 표시장치를 구비한 자동 판매기 | |
EA027460B1 (ru) | Панель вызова лифта | |
US5371332A (en) | Sensor control and display unit for dental apparatus | |
JP2004220558A (ja) | 非露出型タッチパッドを有するノートブックコンピュータ | |
JP2003005658A (ja) | 表示装置 | |
JPH086503A (ja) | 電子機器 | |
JPH10171569A (ja) | キーボード装置 | |
JP2002108539A (ja) | キーボード装置 | |
JP2003150066A (ja) | 表示装置 | |
JP5400000B2 (ja) | 表示装置用カバー、カバー付き表示装置およびラベルプリンタ | |
CN221285664U (zh) | 洗碗机的门体及洗碗机 | |
WO1988005187A1 (en) | Cash register cover | |
JPH0650047Y2 (ja) | スキャナ内蔵の電子機器 | |
CN212989819U (zh) | 一种轻薄型显示一体机 | |
US5964823A (en) | Calculator with a displayed commercial message | |
JP2006236092A (ja) | 入力装置 | |
JP4581069B2 (ja) | 自動券売機のパネル | |
JP2712976B2 (ja) | 表示付カード型個別呼出用受信機 | |
JPH07109635B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP2000247316A (ja) | ラベルプリンタ | |
JPS6225835Y2 (ja) |