JP2006162644A - 映像投影テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 映像投影テーブルにおいて入力操作を行なう場合に、天板に投影される映像の視認性を維持して、操作性を向上させた映像投影テーブルを提供する。
【解決手段】 映像を投写するプロジェクタ60と、プロジェクタ60と接続され、アプリケーションソフトを動作させるパソコン70と、プロジェクタ60及びパソコン70を収容する筐体40と、プロジェクタ60から投写された映像が投影される天板10とを有する映像投影テーブル100であって、天板10は、映像が投影される投影領域20と映像が投影されない投影外領域30とを有し、投影外領域30に、プロジェクタ60及びパソコン70を操作するための操作部としてトラックボール50を有して構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタから投写される映像を天板に投影する映像投影テーブルに関する。
従来のプロジェクタを用いた映像投影テーブルは、プロジェクタや、プロジェクタに搭載されたコンピュータや、プロジェクタとは別体で筐体に収容されるパソコンなどを操作する場合、入力装置としてタッチパネルや、キーボードとマウスなどを用いている。そして、マウスを用いる場合は、プロジェクタの投写する映像を投影する天板の面上を移動させて入力操作を行っている。
また、映像投影テーブルとは構成が異なるが、トラックボールをテーブル上に載置して入力操作を行う例として、特許文献1及び特許文献2がある。
特開2000−174086号公報 特開平7−231814号公報
しかしながら、従来の映像投影テーブルでは、マウスを用いてプロジェクタやパソコンの入力操作を行う場合、映像が投影されている天板の面上を、マウスを移動させながら入力操作することになる。よって、天板に投影される映像がマウスの移動により遮られることになり、映像の視認性が低下してしまうという課題がある。
また、ボール式のマウスを用いる場合、天板が強化ガラスで構成されるため、ボールが天板の面上を滑り、適切な回転が阻害されるという課題がある。また、光学式のマウスを用いる場合、プロジェクタの投写する光の影響で適切な検出が阻害されるという課題がある。
また、特許文献1及び特許文献2のように、トラックボールをテーブル上で使用する場合、トラックボールをテーブル上に載置することにより、ボールや押しボタンスイッチなどの可動部分の隙間にゴミや埃がたまり易くなり、トラックボールの操作性や動作性能を低下させるという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、入力操作を行なう場合に、天板に投影される映像の視認性を維持して、操作性を向上させた映像投影テーブルを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、映像を投写するプロジェクタと、プロジェクタと接続され、アプリケーションソフトを動作させるコンピュータと、プロジェクタ及びコンピュータを収容する筐体と、プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有する映像投影テーブルであって、天板は、映像が投影される投影領域と映像が投影されない投影外領域とを有し、投影外領域に、プロジェクタ及びコンピュータを操作するための操作部としてトラックボールを有していることを特徴とする。
このような映像投影テーブルによれば、映像投影テーブルは、プロジェクタ、コンピュータ、筐体、天板を有しており、また、天板の投影外領域にトラックボールを有しているため、ユーザ(操作者)は、プロジェクタが投写する映像を投影する天板の投影領域を遮ることなく入力操作を行うことができる。それにより、天板に投影される映像の視認性を維持することができる。また、トラックボールを用いることで、従来のマウスを用いる場合に比較して、天板の材質やマウスの種類(ボール式及び光学式など)に影響されないため、操作性を向上することができる。
上記の本発明に係る映像投影テーブルのトラックボールは、天板の下面に設置されていることが望ましい。
このような映像投影テーブルによれば、トラックボールが天板の下面に設置されるため、トラックボールのボールや押しボタンスイッチなどの可動部分の隙間にゴミや埃が溜まり難くなり、防塵性が向上する。それにより、トラックボールの操作性や動作性能を維持することができる。
上記の本発明に係る映像投影テーブルの天板は、トラックボールが設置される位置に対向する天板の上面の位置にトラックボールの位置を示す位置表示部を有していることが望ましい。
このような映像投影テーブルによれば、トラックボールが天板の下面に設置されても、トラックボールが設置される位置に対向する天板の上面の位置に位置表示部を有しているため、ユーザにトラックボールの位置を認識させることができる。
上記の本発明に係る映像投影テーブルのトラックボールが設置される位置に対向する天板の上面の領域は、透明部材で構成されていることが望ましい。
このような映像投影テーブルによれば、トラックボールが天板の下面に設置されても、トラックボールが設置される位置に対向する天板の上面の領域は、透明部材で構成されるため、ユーザにトラックボールの位置を透明部材を介して認識させることができる。
上記の本発明に係る映像投影テーブルの天板は、天板の上面にトラックボールを設置して、トラックボールを覆うカバー部材を有していることが望ましい。
このような映像投影テーブルによれば、トラックボールを天板の上面に設置する場合には、トラックボールを覆うためのカバー部材を有しているため、トラックボールのボール部分にゴミや埃が溜まり難くなり防塵性が向上する。それにより、トラックボールの操作性や動作性能を維持することができる。
上記の本発明に係る映像投影テーブルのカバー部材は、天板に固着または、ヒンジ部を介して天板に開閉自在に固定されていることが望ましい。
このような映像投影テーブルによれば、トラックボールを覆うためのカバー部材が天板に固着される場合には、カバー部材で囲まれる空間内に手を挿入してトラックボールを操作する。また、ヒンジ部を介して天板に開閉自在に固定される場合には、カバー部材を開いてトラックボールを操作し、トラックボールを使用しない場合は、カバー部材を閉じておくことができる。それにより、トラックボールのボール部分にゴミや埃が溜まり難くなり防塵性が向上することで操作性や動作性能を維持することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る映像投影テーブルの概略斜視図である。図2は、映像投影テーブルの機能ブロック図である。図3は、映像投影テーブルの概略断面図である。図4は、映像投影テーブルを下方向から見た平面図である。図1〜図4を用いて、映像投影テーブルの構成及び動作を説明する。
図1に示すように、本実施形態の映像投影テーブル100は、天板10と筐体40とで外形を成している。天板10は、概略方型の平面形状を成し、方型の一辺の概略中央部分を平面方向に突出させて、入力操作用のキーボード55を載置できるように平面部分31を備えている。また、筐体40は、平面方型の箱状の形状を成し、天板10を水平に保持している。
図2で示すように、映像投影テーブル100は、プロジェクタ60とパソコン70(本願発明のコンピュータ)とパソコン70及びプロジェクタ60を操作する操作部としてのキーボード55及びトラックボール50とを有して、パソコン70の映像をプロジェクタ60から天板10に投写することで、天板10にパソコン70の映像が投影される。
プロジェクタ60とパソコン70は接続ケーブル71(図3に図示)で接続される。パソコン70とキーボード55及びトラックボール50との接続方法として、本実施形態では、近距離無線通信規格であるIEEE802.11a(Institute of Electronic and Electronics Engineers 802.11a)規格を採用している。パソコン70には、キーボード55及びトラックボール50からの電波を受信するための受信機が備えられ、操作信号の通信を行い、パソコン70の各種アプリケーションソフトの操作や、プロジェクタ60の各種制御操作を行う。なお、通信方法としては、IEEE802.11a以外に、IEEE802.11b(Institute of Electronic and Electronics Engineers 802.11b)規格や、ブルートゥース(登録商標)や、赤外線通信方式(InfraRed Data Association:IrDA)などの各種近距離無線通信規格を採用することができる。
図3に示すように、筐体40は、筐体40内部にプロジェクタ60及びパソコン70を所定の位置に収容している。プロジェクタ60は、パソコン70の各種アプリケーションソフトによる映像をプロジェクタ60が備える投写レンズ61により、プロジェクタ60の上方に位置する天板10に投影させることができる。同図中に示す2点鎖線で示す符号62は、投写される映像の光束の広がりのイメージを示している。
天板10は、プロジェクタ60から投写される映像を投影する投影領域20と映像を投影しない投影外領域30とを有している。そして、投影領域20は、透明な強化ガラス21で構成され、投影外領域30は、有色のプラスチック35で構成されている。そして、投影外領域30を構成するプラスチック35に投影領域20を構成する強化ガラス21を載置する構造で天板10が構成されている。
また、投影領域20は、詳細には、強化ガラス21の下面に透過型スクリーン25を形成することで構成される。透過型スクリーン25は、強化ガラス21の下面に透過型光学シートとして拡散板26と、拡散板26の下面にフレネルレンズ27とを積層して構成されている。フレネルレンズ27は、プロジェクタ60から投写され拡散した光束を略平行光に均一化する。拡散板26は、その均一にした光束を結像する働きを行なうことにより、投写された映像を投影させている。よって、プロジェクタ60から投写される例えばデューティー比4:3の映像は、天板10の投影領域20にデューティー比4:3で拡大投影される。
また、天板10の投影領域20(強化ガラス21)の上面は、外光や周囲光等の反射防止のための反射防止コート等を施して、投影された映像の視認性を向上させている。ユーザは、投影領域20に結像された投影映像を、投写光の入射方向に対して反対方向から視認することができる。なお、天板10は、透過型スクリーン25をユーザの押圧等による撓みから保護する剛性を兼ね備えている。
操作部としてのトラックボール50は、図1、図3、図4に示すように、天板10の投影外領域30で、かつ、天板10の下面に設置されている。また、トラックボール50は、ユーザが映像投影テーブル100に向かって入力操作を行う場合、ユーザの右手側に位置する天板10のコーナー部に設置されている。
本実施形態のトラックボール50は、光学式のエンコーダ(図示省略)とベアリング支持機構(図示省略)を組合わせた構成のトラックボール50を採用している。また、トラックボール50は回転するボール51の他、コマンドの割り付けが可能な2つの押しボタンスイッチ52,53を有してユニット化され設置されている。なお、トラックボール50の構成は、光学式以外に、2軸のロータリエンコーダを用いたものなど採用することができる。また、押しボタンスイッチの個数なども適宜増やすことも可能である。
ユーザは、入力操作を行う場合、右手でトラックボール50を操作して、投影領域20に投影される映像内のカーソルを移動させながら操作することができる。トラックボール50は、ボール51の回転による慣性力を利用できるため、マウスのように、マウスの移動量を利用するのに比べ、投影される映像内のカーソルを迅速に移動させることができる。
図1に示すように、天板10の下面に設置されるトラックボール50の位置に対向する天板10の上面の位置に、トラックボール50を示すマーク81を形成している。このマーク81は、トラックボール50がマーク81の下面側に位置していることを示す位置表示部80としての働きを行う。本実施形態では、丸形状のマーク81を天板10の投影外領域30を構成するプラスチック35の表面を削り、削った部分に有色の塗料を入れ形成している。ユーザは、マーク81によりトラックボール50の位置を認識することができる。なお、マーク81は、天板10の投影外領域30を構成するプラスチック35の表面に印刷により形成しても良い。
上述した、第1実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態の映像投影テーブル100によれば、プロジェクタ60やパソコン70の入力操作を行う操作部としてのトラックボール50を天板10の投影外領域30に設置している。そのため、ユーザは、プロジェクタ60が投写する映像を投影する天板の投影領域20を遮ることなくトラックボール50を用いて、投影する映像内のカーソルを移動させながら入力操作することができる。それにより、天板10に投影される映像の視認性を維持することができる。また、トラックボール50を用いることで、従来のマウスを用いる場合に比較して、天板の材質やマウスの種類(ボール式及び光学式など)に影響されないことや、拡大投影される映像内のカーソルを迅速に移動できることなどにより、入力操作性を向上することができる。
(2)本実施形態の映像投影テーブル100によれば、トラックボール50を天板10の投影外領域30で、天板10の下面に設置したため、トラックボール50のボール51部分や、2つの押しボタンスイッチ52,53の隙間にゴミや埃が溜まり難くなり、トラックボール50の防塵性が向上する。それにより、トラックボール50の操作性や動作性能を維持することができる。
(3)本実施形態の映像投影テーブル100によれば、トラックボール50が設置される天板10の下面での位置に対向する天板10の上面の位置にトラックボール50の位置を示す位置表示部80として、丸形状のマーク81を形成している。それにより、トラックボール50が天板10の下面に設置されても、ユーザにマーク81を確認してもらうことでトラックボール50の位置を認識させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る映像投影テーブルの別の概略斜視図である。図6は、トラックボールを天板の上面に設置した場合の部分側面図である。図5及び図6を用いて、映像投影テーブルの構成及び動作を説明する。なお、第1実施形態と同様の構成部分には、第1実施形態と同用の記号を付記している。
図5に示すように、第2実施形態では、第1実施形態と異なり、トラックボール50を天板10の投影外領域30で、天板10の上面のコーナー部にトラックボール50を設置している。また、トラックボール50全体を覆う形状で、カバー部材90が備えられている。
図5及び図6に示すように、カバー部材90は、透明なプラスチック材料から成り、一様な厚さを持った概略ドーム形状を成している。また、ドーム形状の一部をカットして指でカバー部材90を引掛けるための引掛け部91を形成している。そして、カバー部材90は、天板10の上面に設置する凸状で中心に貫通孔32を形成した一対のカバー受部33に対して、貫通孔32に嵌合する一対の円柱状の軸部93を形成している。
天板10に設置したカバー受部33とカバー部材90に形成した軸部93とによりヒンジ部95が構成され、カバー部材90は軸部93により開閉自在に軸支される。
ユーザが、トラックボール50を使用する場合、カバー部材90に形成した引掛け部91に指を挿入してカバー部材90を開き(図6の矢印で示すAの状態)トラックボール50を操作する。また、トラックボール50の使用終了後は、カバー部材90を閉じた状態(図6の矢印で示すBの状態)にする。
図7は、カバー部材が天板に固着された場合の概略の拡大斜視図である。図7を用いて、カバー部材96が天板10に固着された場合の構造を説明する。
図7に示す、カバー部材96は、カバー部材90と同様に、透明なプラスチック材料から成り、一様な厚さを持った概略ドーム形状を成して、トラックボール50全体を覆っている。また、カバー部材96で囲まれる空間に手を入れて、トラックボール50を操作できるだけの空間を確保した大きのドーム形状を成している。そして、カバー部材96で囲まれる空間に手を入れることが可能な開口部97を形成している。このように形成されたカバー部材96は、天板10に接着剤で固着される。
ユーザが、トラックボール50を使用する場合、カバー部材96に形成した開口部97から手を挿入して、カバー部材96で囲まれる空間内でトラックボール50を操作することができる。
上述した、第2実施形態によれば、前記第1実施形態における効果(1)が同様に得られる他、以下の効果が得られる。
(1)トラックボール50を天板10の上面に設置する場合、トラックボール50全体を覆うカバー部材90,96を設置したため、トラックボール50のボール51部分や、2つの押しボタンスイッチ52,53の隙間にゴミや埃が溜まり難くなり、トラックボール50の防塵性が向上する。それにより、トラックボール50の操作性や動作性能を維持することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
図8は、本発明の第3実施形態に係る映像投影テーブルのトラックボール部分の概略拡大図であり、図8(a)は、斜視図であり、図8(b)は、断面図である。図8を用いて、映像投影テーブルの構成及び動作を説明する。なお、第1実施形態と同様の構成部分には、第1実施形態と同用の記号を付記している。
図8(a)、(b)に示すように、第3実施形態は、第1実施形態と同様にトラックボール50を天板10の下側に設置している。また、第1実施形態では、トラックボール50を設置した下面に対向する上面に、トラックボール50の位置を示す位置表示部80としてマーク81を形成している。異なる部分は、第3実施形態では、トラックボール50を設置した下面に対向する上面の領域に透明部材110として、方型の透明な位置表示板111を天板10上面と面高さが一致するように嵌め込まれて固定されていることである。位置表示板111は本実施形態では、透明な強化ガラスを用いている。なお、透明部材110としては、強化ガラスの他、プラスチック材料など使用することができる。
上述した、第3実施形態の構成により、トラックボール50は位置表示板111の下面側に位置することになり、設置されるトラックボール50を位置表示板111を介して視認することができるため、簡単にトラックボール50の位置をユーザに示すことが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良など加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記第1実施形態において、天板10の下面に設置されるトラックボール50の位置にを示す位置表示部80として、対向する天板10の上面の位置にマーク81を形成している。しかし、これに限らず、マーク81に替えてトラックボール50の位置を指示する図柄や文字が印刷されたシールを貼り付けることでも良い。ユーザは、シールによりトラックボール50の位置を認識することができる。
(変形例2)前記第2実施形態において、カバー部材90,96は、透明なプラスチック材料から成り、一様な厚さを持った概略ドーム形状を成し、カバー部材90はヒンジ部95により開閉自在に形成され、また、カバー部材96は固着されている。しかし、これに限られず、適宜材料や形状を変更することができるし、構造も変更できる。例えば、カバー部材の構造として、天板10の内部にトラックボール50を設置し、カバー部材となる蓋が、天板10の上面と概略平行に、スライド方式で開閉自在となる構成であっても良い。
(変形例3)前記実施形態では、一人のユーザがトラックボール50を使用することを基本に述べたが、これに限られず、映像投影テーブル100に対面して2人のユーザが操作することや、映像投影テーブル100の天板10の4辺に位置する4人のユーザが操作することでも良い。その場合は、キーボード55を載置する平面部分31部を天板10の各辺に設け、トラックボール50を天板10の各コーナー部に実施形態と同様に設置することで対応することができる。
その場合、どのユーザが操作するかを決めるための手段、例えば、キーボード55またはトラックボール50の押しボタンスイッチ52,53を操作することによりユーザを決めるためのアプリケーションソフトをパソコン内部に持つ方法などが考えられる。また、そのアプリケーションソフトには、決めたユーザが、映像を正常な向きで視認できるように、プロジェクタ60が投写する映像の向きを切替えるための指示を出すことを含める必要がある。そして、その信号に基づいて、例えば、90度毎に画像の向きを切替える処理を行う画像処理部及び制御部をプロジェクタ60内部に持つことが必要となる。これらの構成や動作により実現することが可能になる。
(変形例4)前記実施形態では、投影外領域30はプラスチック35で構成されているが、投影外領域30を構成する材料は、各種の材料を使用することが可能である。例えば、プラスチック35に替えて木材などを主材料として構成しても良い。これにより、天板10に高級感を持たせることが可能となる。
(変形例5)前記実施形態における映像投影テーブル100は、投影領域20に透明な強化ガラス21を用い、また、投影外領域30にプラスチック35を用いた2体で天板10を構成している。しかし、投影領域20に用いる強化ガラス21を投影外領域30にも用いて、1体で天板10を構成しても良い。これにより、天板10が投影領域20と投影外領域30との境界部分で隙間や段差などをなくすことができ、隙間へのゴミの進入や、入力操作中におけるユーザの衣服の引っ掛りなどを防止することができるため、映像投影テーブル100の利便性が向上する。
また、前記変形例5によれば、天板10の投影外領域30の部分に対応する強化ガラス21の下面に印刷を行うことにより、投影外領域30の強化ガラス21の下面側に構成する例えば天板10と筐体40との固定部分などの部材を隠すことができる。また、印刷を行う場合に、天板10の下面に設置されるトラックボール50との相対する領域部分は印刷を行わない領域とすることにより、天板10の印刷を行わない領域を介してトラックボール50の位置をユーザに認識させることができる。
(変形例6)前記実施形態における映像投影テーブル100は、筐体40内部に、プロジェクタ60及びパソコン70を接続ケーブル71により接続して構成されている。しかし、これに限らず、プロジェクタ60内部にパソコン70の機能を搭載しても良い。
(変形例7)前記実施形態におけるプロジェクタ60は、透過型液晶方式のプロジェクタを採用している。しかし、これに限らず、DLP(登録商標)(Digital Light Processing)方式、および、反射型液晶方式であるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)方式などを採用したプロジェクタも採用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る映像投影テーブルの概略斜視図である。 映像投影テーブルの機能ブロック図である。 映像投影テーブルの概略断面図である。 映像投影テーブルを下方向から見た平面図である。 本発明の第2実施形態に係る映像投影テーブルの別の概略斜視図である。 トラックボールを天板の上面に設置した場合の部分側面図である。 カバー部材が天板に固着された場合の概略の拡大斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る映像投影テーブルのトラックボール部分の概略拡大図であり、(a)は、斜視図であり、(b)は、断面図である。
符号の説明
10…天板、20…投影領域、21…強化ガラス、25…透過型スクリーン、26…拡散板、27…フレネルレンズ、30…投影外領域、31…平面部分、32…貫通孔、33…カバー受部、35…プラスチック、40…筐体、50…トラックボール、51…ボール、52,53…押しボタンスイッチ、55…キーボード、60…プロジェクタ、70…パソコン、80…位置表示部、81…マーク、90…カバー部材、91…引掛け部、93…軸部、95…ヒンジ部、96…カバー部材、97…開口部、100…映像投影テーブル、110…透明部材、111…位置表示板。

Claims (6)

  1. 映像を投写するプロジェクタと、
    前記プロジェクタと接続され、アプリケーションソフトを動作させるコンピュータと、
    前記プロジェクタ及び前記コンピュータを収容する筐体と、
    前記プロジェクタから投写された映像が投影される天板とを有する映像投影テーブルであって、
    前記天板は、前記映像が投影される投影領域と前記映像が投影されない投影外領域とを有し、当該投影外領域に、前記プロジェクタ及び前記コンピュータを操作するための操作部としてトラックボールを有していることを特徴とする映像投影テーブル。
  2. 請求項1に記載の映像投影テーブルであって、
    前記トラックボールは、前記天板の下面に設置されていることを特徴とする映像投影テーブル。
  3. 請求項2に記載の映像投影テーブルであって、
    前記天板は、前記トラックボールが設置される位置に対向する前記天板の上面の位置に前記トラックボールの位置を示す位置表示部を有していることを特徴とする映像投影テーブル。
  4. 請求項2に記載の映像投影テーブルであって、
    前記トラックボールが設置される位置に対向する前記天板の上面の領域は、透明部材で構成されていることを特徴とする映像投影テーブル。
  5. 請求項1に記載の映像投影テーブルであって、
    前記天板は、当該天板の上面に前記トラックボールを設置して、当該トラックボールを覆うカバー部材を有していることを特徴とする映像投影テーブル。
  6. 請求項5に記載の映像投影テーブルであって、
    前記カバー部材は、前記天板に固着または、ヒンジ部を介して前記天板に開閉自在に固定されていることを特徴とする映像投影テーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018087880A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 石川 大 立体的2次元画像表示装置、及びこれを用いて形成された立体的2次元画像表示システム

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