JP2008026584A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型で、ゴミによる傷や外観不良が無く、容易に製造可能な電気光学装置及び電子機器を提供すること。
【解決手段】保護基板21が液晶パネル2の偏光板といわゆるカバーガラスとの両方の機能を兼ね備えることになる。この保護基板21が液晶パネル2の表面に設けられているので、液晶パネル2を上部フレーム5に収容する場合には別途カバーガラスを設ける必要が無く、その分液晶装置1を薄型化することができる。液晶パネル2の表面に偏光板とカバーガラスとを別々に設ける必要も無く、保護基板21のみを設けるようにしたため、ゴミの侵入を防ぐことができ、ゴミによる傷や外観不良を防止することができる。その上、部品点数も削減できるので、容易に製造することができるという利点もある。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気光学装置及び電子機器に関する。
携帯電話などの電子機器の表示部として、液晶装置などの電気光学装置が搭載されている。このような液晶装置は、一対の基板間に液晶が挟持された液晶パネルの表面に偏光板を貼付し、この状態でフレーム内に収容し、フレームの上から液晶パネルの表面を覆うカバーガラスを貼付した構成になっている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−208073号公報
しかしながら、フレームの上からカバーガラスを貼付するため、フレームの厚さ分液晶装置の総厚が増加してしまう。カバーガラスを貼付する際に、偏光板との間にゴミが侵入し、偏光板が傷ついたり、外観が悪くなったりする虞がある。液晶パネルに偏光板を貼り付けて更にカバーガラスを貼りつける必要があるため、製造工程が煩雑になり、部品点数も増加してしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、薄型で、ゴミによる傷や外観不良が無く、容易に製造可能な電気光学装置及び電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る電気光学装置は、対向配置された一対の基板間に電気光学材料を挟持してなり、前記一対の基板のうち一方の基板の表面が表示面になっている電気光学パネルと、前記電気光学パネルの前記表示面上に設けられ、前記電気光学パネルを外部の衝撃から保護する保護基板とを具備し、前記保護基板が、光を偏光する機能を有していることを特徴とする。
本発明によれば、保護基板が偏光板といわゆるカバーガラスとの両方の機能を兼ね備えることになる。この保護基板が電気光学パネルの表示面上に設けられているので、例えば電気光学パネルをフレームに収容する場合であっても別途カバーガラスを設ける必要が無く、その分電気光学装置を薄型化することができる。
また、本発明では、電気光学パネルの表面に偏光板とカバーガラスとを別々に設ける必要が無く、保護基板のみを設けるようにすれば良いため、ゴミの侵入を防ぐことができ、ゴミによる傷や外観不良を防止することができる。部品点数も削減できるので、容易に製造することができるという利点もある。
上記電気光学装置は、前記保護基板が、アクリル系樹脂を主成分として構成されていることが好ましい。
アクリル系樹脂の基板一般的に傷がつきにくく加工しやすいという特性を有している。本発明によれば、保護基板がアクリル系樹脂を主成分として構成されているので、保護基板に傷が付くのを確実に防ぐことができると共に、保護基板に偏光機能を容易に付加することができる。
上記電気光学装置は、前記保護基板が、表面に保護膜を有していることが好ましい。
本発明によれば、保護基板が表面に保護膜を有しているので、保護基板の表面にゴミや傷が付くのを防ぐことができる。これにより、傷による外観不良を回避することができる。
上記電気光学装置は、前記保護膜が、アクリル系樹脂を主成分として構成されていることが好ましい。
本発明によれば、保護膜がアクリル系樹脂を主成分として構成されているので、保護膜の表面に傷が付くのを確実に防ぐことができる。保護基板がアクリル系樹脂を主成分として構成されている場合、保護膜を同じアクリル系樹脂を主成分とすることで、保護基板上に保護膜を形成しやすくすることができる。
上記電気光学装置は、前記電気光学パネルを収容するフレームを更に具備し、前記保護基板の周縁部のうち少なくとも一部に段差部分が設けられており、前記フレームの一部と前記段差部分とが係合していることが好ましい。
本発明によれば、保護基板の周縁部のうち少なくとも一部に段差部分が設けられており、電気光学パネルを収容するフレームの一部と当該段差部分とが係合しているので、電気光学パネルを確実に保持することができる。
上記電気光学装置は、前記保護基板の表面が球面になっていることが好ましい。
本発明によれば、保護基板の表面が球面になっているので、表示面のデザイン性を高めることができる。
本発明に係る電子機器は、上記の電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、薄型で、ゴミによる傷や外観不良が無く、容易に製造可能な電気光学装置を搭載したので、表示部の表示特性が高く、製造コストの安い電子機器を得ることができる。また、保護基板の表面が球面になっている電気光学装置を搭載した場合には、上述のようにデザイン性を高めることができるという利点もある。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づき説明する。本実施形態では、スイッチング素子としてTFT(Thin Film Transistor)が設けられたアクティブマトリクス型の液晶装置を例に挙げて説明する。
(液晶装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る液晶装置の構成を示す斜視図である。図2は、図1のA−A断面に沿った構成を示す図である。
液晶装置1は、図1に示すように、液晶パネル(電気光学パネル)2と、フレキシブル基板3と、バックライト4と、上部フレーム5と、下部フレーム6とを主体として構成されている。この液晶装置1は、液晶パネル2及びバックライト4が上部フレーム5及び下部フレーム6内に収容された構成になっている。液晶パネル2の表面2aは、静止画や動画等の画像を表示する表示面になっている。表示面2aの中央部分が画像の表示される表示領域11になっており、表示面2aの周縁部分が画像の表示されない非表示領域12になっている。表示領域11内には、赤色、緑色又は青色の光を表示するドット領域13がマトリクス状に配列されている。
図2に示すように、液晶パネル2は、TFTアレイ基板7と対向基板8とがシール材9を介して貼り合わされると共に両基板7、8の隙間に液晶10が封入された構成になっている。
TFTアレイ基板7は、例えばガラスや石英など光を透過可能な材料からなる矩形の基板である。TFTアレイ基板7は、対向基板8よりも寸法が大きくなっており、TFTアレイ基板7の一部が対向基板8に対して張り出した状態になっている。図2に示すように、TFTアレイ基板7の内面(対向基板8との対向面)には、画素電極14と、TFT15と、配向膜16とが設けられており、その他にも図示しない配線や絶縁層、遮光部材などが設けられている。
画素電極14は、例えばITO(Indium Tin Oxide)などの透明な導電材料からなり、ドット領域13に平面視で重なるようにTFTアレイ基板7にマトリクス状に配列されている。TFT15は、画素電極14毎に設けられており、画素電極14への電気信号をスイッチングする素子である。配向膜16は、液晶10を構成する液晶分子の配向を規制する膜であり、画素電極14上及びTFT15上を含んだTFTアレイ基板7の内面に全面に設けられている。
TFTアレイ基板7の外面(上記の内面に対して反対側の面)には、偏光板23が貼り付けられている。偏光板23は、例えばPVA(ポリビニルアルコール)からなる偏光子を挟持する2枚の偏光板基材を主体として構成されている。この偏光板基材は、例えばTAC(トリアセチルセルロース)からなる。偏光板基材のTFTアレイ基板7側には、ポリカーボネート(ノルボルネン系樹脂、液晶ポリマーなど)からなる位相差フィルム層と、アクリル系樹脂からなる粘着材層とが設けられている。偏光板基材のバックライト4側には、アクリル系樹脂からなるハードコート層が設けられている。
対向基板8は、TFTアレイ基板7と同様に、例えばガラスや石英など光を透過可能な材料からなる矩形の基板である。対向基板8の内面(TFTアレイ基板7との対向面)には、遮光層17と、カラーフィルタ層18と、共通電極19と、配向膜20が設けられている。
遮光層17は、ドット領域13の間の領域(ドット間領域)で光が透過しないように、当該ドット間領域の全体に設けられている。カラーフィルタ層18は、TFTアレイ基板7上に設けられた画素電極14に平面視で重なるように、ドット領域13内に設けられている。カラーフィルタ層18は、遮光層17で囲まれた領域に設けられている。例えば赤色光を透過する赤色カラーフィルタ18Rと、緑色光を透過する緑色カラーフィルタ18Gと、青色光を透過する青色カラーフィルタ18Bとが順に配列されている。共通電極19は、遮光層17及びカラーフィルタ層18を覆うように設けられている。配向膜20は、共通電極19上を含んだ対向基板8の全面に設けられており、配向膜16と同様に液晶10を構成する液晶分子の配向を規制する膜である。
対向基板8の外面8aには、図示しない接着材などを介して保護基板21が貼付されている。保護基板21は、例えばアクリル系樹脂からなる矩形の基板であり、外部の衝撃から液晶パネル2を保護している。保護基板21は、平面視では対向基板8とほぼ同一の寸法を有している。保護基板21の周縁部には段差部分21aが設けられている。段差部分21aは、例えば保護基板21の外周に沿って設けられている。この保護基板21には、液晶パネル2からの光を偏光する偏光機能が付加されている。
保護基板21のうち段差部分21aが設けられていない部分の表面には、例えばアクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂などからなる保護膜22が形成されている。保護膜22は、保護基板21の表面に傷などが付かないように保護する膜である。この保護膜22は、保護基板21からの光を透過可能になっている。
バックライト4は、液晶パネル2のTFTアレイ基板7に対向するように設けられており、TFTアレイ基板7との対向面4aが光射出面になっている。バックライト4の平面視での寸法は、液晶パネル2のTFTアレイ基板7とほぼ同一の寸法になっている。このバックライト4は、光源と導光板とを備えたバックライトを主体として構成されている。光源としては、例えばLED(Light Emitting Diode)が用いられている。導光板は、光源からの光をバックライト全面に導光し、液晶パネル2側へ射出する部材である。
上部フレーム5は、例えばアルミニウムなどの金属からなる枠部材である。上部フレーム5は、液晶パネル2の側面を囲む側壁5aと、液晶パネル2の上面に設けられた保護基板21の段差部分21aに係合する係合部5bとを有している。側壁5aは、液晶パネル2の側面に密着するように寸法が規定されている。係合部5bは、段差部分21aに密着するように係合すると共に、当該係合部5bと段差部分21aとが係合したときに上面が面一状態になるように寸法が規定されている。
下部フレーム6は、上部フレーム5と同様に例えばアルミニウムなどの金属からなる枠部材である。下部フレーム6は、バックライト4及び液晶パネル2の側面を囲む側壁6aと、バックライト4の底面4bを支持する底部6bとを有している。側壁6aは液晶パネル2及びバックライト4の側面に密着するように、底部6bはバックライト4の底面4bに密着するように、それぞれ寸法が規定されている。
(液晶装置の製造方法)
次に、上記のように構成された液晶装置1の製造方法を説明する。
まず、概知の方法により上記の液晶パネル2及びバックライト4を製造し用意する。保護基板21については、アクリル系樹脂からなる基板にヨウ素液を添加し、当該基板に偏光方向に外力を加えて偏光機能を付加する。アクリル基板に偏光機能を付加したら、当該アクリル基板の表面に保護膜22を形成する。保護膜22の形成後、アクリル基板の周縁部分を保護膜22と共にエッチングして除去し、段差部分21aを形成する。
液晶パネル2に保護基板21を接着材によって貼り合わせる。貼り合わせ後、上部フレーム5の係合部5bと段差部分21aとが係合するように、液晶パネル2に上部フレーム5を取り付ける。上部フレーム5を取り付けた後、下部フレーム6内にバックライト4を収容し、下部フレーム6を液晶パネル2に取り付けて、液晶装置1が完成する。
このように、本実施形態によれば、保護基板21が液晶パネル2の偏光板といわゆるカバーガラスとの両方の機能を兼ね備えることになる。この保護基板21が液晶パネル2の表面に設けられているので、液晶パネル2を上部フレーム5に収容する場合には別途カバーガラスを設ける必要が無く、その分液晶装置1を薄型化することができる。液晶パネル2の表面に偏光板とカバーガラスとを別々に設ける必要も無く、保護基板21のみを設けるようにしたため、ゴミの侵入を防ぐことができ、ゴミによる傷や外観不良を防止することができる。その上、部品点数も削減できるので、容易に製造することができるという利点もある。
また、本実施形態では、保護基板21がアクリル系樹脂を主成分として構成されていることとした。アクリル系樹脂の基板一般的に傷がつきにくく加工しやすいという特性を有している。したがって、保護基板21に傷が付くのを確実に防ぐことができると共に、保護基板21に偏光機能を容易に付加することができるという利点がある。
また、保護基板21が表面に保護膜22を有しているので、保護基板21の表面にゴミや傷が付くのを防ぐことができる。これにより、傷による外観不良を回避することができる。その上、この保護膜が、アクリル系樹脂を主成分として構成されているので、保護膜22の表面に傷が付くのを確実に防ぐことができる。保護基板21と同じアクリル系樹脂を主成分として構成することにより、保護基板21上に保護膜22を形成しやすくすることができる。
また、保護基板21の周縁部分に段差部分21aが設けられており、上部フレーム5の係合部5bと当該段差部分21aとが係合しているので、液晶パネルを確実に保持することができる。
[第2実施形態]
次に、図3をもとにして、本発明に係る第2実施形態を説明する。
図3に示すように、液晶装置101は、液晶パネル102と、バックライト104と、下部フレーム106とを主体として構成されている。液晶パネル102は、TFTアレイ基板107と対向基板108とがシール材109を介して液晶層110を挟持する構成になっており、対向基板108の外面には偏光機能を有する保護基板121が貼付されている。保護基板121の表面には、保護膜122が形成されている。
本実施形態では、上部フレームが設けられていない構成になっており、保護基板121の周縁部分に段差部分が設けられていない構成になっている点で第1実施形態とは異なっている。本実施形態の構成では、液晶パネル102の対向基板108と保護基板121とが剥き出しの状態になっている。
このように、本実施形態によれば、保護基板121が対向基板108の外面に直接貼付されているので、いわゆるカバーガラスを貼りつける上部フレームは不必要となる。上部フレームを設けないことにより、その分製造工程を省略することができると共に、上部フレームの分液晶装置101を小型化、薄型化、軽量化することができる。また、保護基板121の周縁部分に段差部分が設けられていないため、その分製造工程を省略することができる。
[第3実施形態]
次に、図4をもとにして、本発明に係る第3実施形態を説明する。
図4に示すように、液晶装置201は、液晶パネル202と、バックライト204と、下部フレーム206とを主体として構成されている。液晶パネル202は、TFTアレイ基板207と対向基板208とがシール材209を介して液晶層210を挟持する構成になっており、対向基板208の外面には偏光機能を有する保護基板221が貼付されている。保護基板221の表面221aは凸状の球面に形成されている。球面に形成された保護基板221の表面221aには、当該球面に沿って保護膜222が形成されている。
上部フレームを設けないようにすることで、液晶装置201を薄型化できると共に、従来よりもカバーガラス、すなわち保護基板221を厚く設計することもできる。例えば本実施形態のように、保護基板221の表面221aを球面にすることによって、画像表示面のデザイン性を高めることができる。
[第4実施形態]
次に、図5をもとにして、本発明の第4実施形態を説明する。図5は、携帯電話300の全体構成を示す斜視図である。
携帯電話300は、筺体301、複数の操作ボタンが設けられた操作部302、画像や動画、文字等を表示する表示部303を主体として構成されている。表示部303には、本発明に係る液晶装置1、101、201が搭載される。
本実施形態では、薄型で、ゴミによる傷や外観不良が無く、容易に製造可能な液晶装置1、101、201を搭載したので、表示部303の表示特性が高く、製造コストの安い携帯電話300を得ることができる。また、液晶装置201を搭載する場合、保護基板221の表面が球面になっているので、デザイン性の高い電子機器を得ることができるという利点もある。
なお、本発明の液晶表示装置は、上記携帯電話機に限らず、例えば、電子ブックや、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末などの電子機器の表示部としても用いても構わない。
[第5実施形態]
次に、図6をもとにして、本発明の第5実施形態を説明する。図6は、本実施形態に係るタッチパネル付液晶装置400の構成を示す断面図である。
タッチパネル付液晶装置400は、文字、数字等の可視像を表示するための液晶装置401と、入力器具406を接触させることによってデータを入力するためのタッチパネル405とから概略構成されている。タッチパネル405は、液晶装置401の表示面401a側に配置されている。
液晶装置401は、液晶パネル402と、バックライト404とを主体として構成されている。液晶パネル402は、TFTアレイ基板407と対向基板408とがシール材409を介して液晶層410を挟持する構成になっており、対向基板408の外面には偏光機能を有する保護基板421が貼付されている。保護基板421の表面には、保護膜422が形成されている。保護基板421及び保護膜422は、例えばアクリル系樹脂からなる。
タッチパネル405は、前面基板431と背面基板432とが対向配置されており、平面視で両基板の周縁部に配置されたシール材433によって貼り合わされた構成になっている。このタッチパネル405は、液晶パネル402の保護基板421上(保護膜422の直上)に配置されている。
前面基板431は、板状の透明樹脂材料等からなる前面基材431aを主体として構成されている。前面基材431aの内側表面(背面基板432との対向面)には、面電極434が設けられている。面電極434は、液晶パネル402の表示領域に対応する範囲を覆うように平板状に形成されている。面電極434の紙面奥行方向両端には、一対の低抵抗電極435が設けられている。
背面基板432は、板状の透明樹脂材料等からなる背面基材432aを主体として構成されている。背面基材432aの内側表面(前面基板431との対向面)には、面電極436が設けられている。面電極436は、液晶パネル402の表示領域に対応する範囲を覆うように平板状に形成されている。面電極436の図中左右方向両端には、一対の低抵抗電極437が形成されている。
前面基板431と背面基板432との間には、スペーサ441が設けられている。このスペーサ441によって、前面基板431と背面基板432との間が一定の間隔に維持されている。
前面基材431a及び背面基材432aは、共に、可撓性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリレート(PAr)、ポリエーテルサルフォン(PES)等からなるプラスチックフィルムによって形成される。また、面電極434及び面電極436は、例えば、インジウム錫酸化物(ITO)等の透明電極材料によって形成され、その面内全域でほぼ均一な面抵抗を備えている。低抵抗電極435、437は、例えば銀ペーストによって形成されている。
このように、本実施形態によれば、タッチパネル405が液晶パネル402の保護基板421上に保護膜422を介して直接配置されている。保護基板421及び保護膜422がアクリル系樹脂からなるので、タッチパネル405の自重や摩擦があっても傷つきにくくなっている。このため、偏光機能が損なわれること無く、良好な表示画像を表示することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
本発明の第1実施形態に係る液晶装置の構成を示す斜視図。 本実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図。 本発明の第3実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図。 本発明の第4実施形態に係る携帯電話の構成を示す斜視図。 本発明の第5実施形態に係るタッチパネル付液晶装置の構成を示す断面図。
符号の説明
1、101、201、401…液晶装置 2…液晶パネル 2a…表示面 4…バックライト 4a…対向面 4b…底面 5…上部フレーム 5a…側壁 5b…係合部 6…下部フレーム 6a…側壁 6b…底部 7…TFTアレイ基板 8…対向基板 8a…外面 21…保護基板 21a…段差部分 22…保護膜 23…偏光板 300…携帯電話 400…タッチパネル付液晶装置

Claims (7)

  1. 対向配置された一対の基板間に電気光学材料を挟持してなり、前記一対の基板のうち一方の基板の表面が表示面になっている電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルの前記表示面上に設けられ、前記電気光学パネルを外部の衝撃から保護する保護基板と
    を具備し、
    前記保護基板が、光を偏光する機能を有している
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記保護基板が、アクリル系樹脂を主成分として構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記保護基板が、表面に保護膜を有している
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記保護膜が、アクリル系樹脂を主成分として構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記電気光学パネルを収容するフレームを更に具備し、
    前記保護基板の周縁部のうち少なくとも一部に段差部分が設けられており、
    前記フレームの一部と前記段差部分とが係合している
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 前記保護基板の表面が球面になっている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のうちいずれか一項の電気光学装置を供えたことを特徴とする電子機器。
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