JP2009204769A - 液晶装置、液晶装置の製造方法及び電子機器 - Google Patents

液晶装置、液晶装置の製造方法及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009204769A
JP2009204769A JP2008045600A JP2008045600A JP2009204769A JP 2009204769 A JP2009204769 A JP 2009204769A JP 2008045600 A JP2008045600 A JP 2008045600A JP 2008045600 A JP2008045600 A JP 2008045600A JP 2009204769 A JP2009204769 A JP 2009204769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
receiving portion
contact receiving
crystal device
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008045600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5202987B2 (ja
Inventor
Shuhei Yoshida
周平 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Epson Imaging Devices Corp
Original Assignee
Epson Imaging Devices Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Epson Imaging Devices Corp filed Critical Epson Imaging Devices Corp
Priority to JP2008045600A priority Critical patent/JP5202987B2/ja
Priority to US12/336,015 priority patent/US8223310B2/en
Publication of JP2009204769A publication Critical patent/JP2009204769A/ja
Priority to US13/429,537 priority patent/US8345213B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5202987B2 publication Critical patent/JP5202987B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1339Gaskets; Spacers; Sealing of cells
    • G02F1/13394Gaskets; Spacers; Sealing of cells spacers regularly patterned on the cell subtrate, e.g. walls, pillars

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】面押し強度を向上させることができるとともに、液晶の収縮に追従してセルギャップが収縮できないことに起因する真空気泡の発生を防止することができ、液晶層の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を広くできる液晶装置を提供する。
【解決手段】液晶層11を挟持して互いに対向配置された第1基板2と第2基板1とを有する液晶装置10であって、第1基板2の液晶層11側の面には、素子基板1と対向基板2との間の間隔を保持するための複数の柱状スペーサ13が配置され、第2基板1の液晶層11側の面における各柱状スペーサ13と対向配置される領域には、それぞれスペーサ受け部16が配置され、スペーサ受け部16として、柱状スペーサ13aに接触する接触受け部16aと、柱状スペーサ13bに接触しない非接触受け部16bとを有している液晶装置10とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶装置、液晶装置の製造方法及び電子機器に関し、特に、2つの基板間の間隔を保持するための複数の柱状スペーサが設けられた液晶装置に関するものである。
従来から、2つの基板間の間隔(セルギャップ)を保持する複数の柱状スペーサが設けられた液晶装置(液晶パネル)がある。このような液晶パネルでは、液晶パネルに対して厚み方向の外力が加わった場合の強度(以下、「面押し強度」という場合がある。)を向上させるとともに、液晶の収縮に追従してセルギャップが収縮できないことに起因する真空気泡の発生を防止することが要求されている。
しかし、面押し強度を向上させるために、柱状スペーサの数を多くして柱状スペーサの設置密度を高めると、セルギャップの収縮がより一層困難となり、真空気泡が発生しやすくなってしまう。
この問題を解決する技術として、高さの異なる柱状スペーサを液晶層内に混在させることによって、液晶パネルに対して厚み方向の外力が加わっているか否かに応じて、セルギャップを2段階の厚みで保持するようにした液晶パネルがある(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。このような液晶パネルでは、液晶パネルに対して厚み方向の外力が加わっていないときには、高さの高い柱状スペーサによって厚いセルギャップが保持される。また、液晶パネルに対して厚み方向の外力が加わったときには、高さの高い柱状スペーサが変形するが、高さの低い柱状スペーサによって高さの高い柱状スペーサの座屈が防止され、薄いセルギャップが保持される。このため、高さの異なる柱状スペーサを液晶層内に混在させた場合、高さの低い柱状スペーサを設けない場合と比較して、面押し強度が高いものとなる。
また、高さの異なる柱状スペーサを液晶層内に混在させた液晶パネルでは、低温環境下での使用などにより液晶分子が収縮したときには、高さの高い柱状スペーサのみが液晶の収縮に追従して変形すればよい。したがって、このような液晶パネルは、柱状スペーサの数が同じである場合、柱状スペーサの高さを全て同じとした液晶パネルと比較して、液晶の収縮に追従してセルギャップが収縮しやすいものとなり、真空気泡の発生を防止することができる。
特許第3925142号公報 特開2003−84289号公報 特開2006−330470号公報
しかしながら、高さの異なる柱状スペーサを製造する場合、柱状スペーサを製造するための工程が複雑となるため、生産性を向上させることが要求されていた。
また、従来の液晶装置では、液晶注入口のない環状のシール材が設けられた基板上に液晶を滴下して2枚の基板を張り合わせることにより液晶層を形成しているが、液晶の滴下量が少量であったために封止される液晶の量が少なくなり、液晶層内が負圧となった場合に真空気泡が発生しやすいという問題があった。このため、従来の液晶装置では、液晶層の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を狭くしなければならず、生産性を向上させることができなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、高さの異なる柱状スペーサを設けることなく、面押し強度を向上させることができるとともに、液晶の収縮に追従してセルギャップが収縮できないことに起因する真空気泡の発生を防止することができ、さらに、液晶層の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を広くできる液晶装置及びそれを備えた電子機器を提供することを目的としている。
また、本発明は、面押し強度を向上させることができるとともに、真空気泡の発生を防止することができ、液晶層の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を広くできる液晶装置の製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の液晶装置は、液晶層を挟持して互いに対向配置された第1基板と第2基板とを有する液晶装置であって、前記第1基板の前記液晶層側の面には、前記第1基板と前記第2基板との間の間隔を保持するための複数の柱状スペーサが配置され、前記第2基板の前記液晶層側の面における各柱状スペーサと対向配置される領域には、それぞれスペーサ受け部が配置され、前記スペーサ受け部として、前記柱状スペーサに接触する接触受け部と、前記柱状スペーサに接触しない非接触受け部とを有していることを特徴とする。
本発明の液晶装置によれば、スペーサ受け部が、前記柱状スペーサに接触する接触受け部と、前記柱状スペーサに接触しない非接触受け部とを有しているので、柱状スペーサの高さがすべて同じであっても、セルギャップが2段階の厚みで保持されるものとなる。
すなわち、本発明の液晶装置では、液晶装置に対して厚み方向の外力が加わっていないときには、接触受け部に接触している柱状スペーサによってセルギャップが保持される。よって、非接触受け部の形成されている領域では、セルギャップが厚くなっている。また、液晶装置に対して厚み方向の外力が加わったときには、接触受け部に接触している柱状スペーサが変形するが、非接触受け部に接触しない状態とされていた柱状スペーサが非接触受け部に接触して、接触受け部に接触している柱状スペーサの座屈が防止され、非接触受け部に接触している柱状スペーサの高さ分の厚みでセルギャップが保持される。そして、液晶装置に対する厚み方向の外力が取り除かれると、接触受け部に接触している柱状スペーサの変形が回復し、再び、接触受け部に接触している柱状スペーサによってセルギャップが保持される。このように本発明の液晶装置では、厚み方向の外力が加わっているか否かによってセルギャップが2段階の厚みで保持されるものとなり、非接触受け部を設けない場合と比較して、面押し強度が高いものとなる。
また、本発明の液晶装置では、低温環境下での使用などにより液晶分子が収縮したときには、接触受け部に接触している柱状スペーサのみが液晶の収縮に追従して変形すればよい。したがって、本発明の液晶装置は、柱状スペーサの数が同じであるときには、非接触受け部を設けない場合と比較して、液晶の収縮に追従してセルギャップが収縮しやすいものとなり、真空気泡の発生を防止することができる。
よって、本発明の液晶装置では、高さの異なる柱状スペーサを設けることなく、面押し強度を向上させることができるとともに、真空気泡の発生を防止することができる。
また、本発明の液晶装置によれば、スペーサ受け部として、柱状スペーサに接触する接触受け部と、柱状スペーサに接触しない非接触受け部とを有しているので、以下に示すように真空気泡の発生を防止でき、液晶層の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を拡大させることができる。すなわち、本発明の液晶装置においては、液晶層の形成時における液晶滴下量が通常よりも少なくなった場合には、接触受け部に接触している柱状スペーサのみが液晶層内の圧力に応じて変形すればよいため、液晶層内の圧力に応じてセルギャップが収縮しやすいものとなる。したがって、本発明の液晶装置においては、柱状スペーサの数が同じであるときには、非接触受け部を設けない場合と比較して、液晶層内が負圧になりにくく、真空気泡の発生を防止できる。したがって、本発明の液晶装置によれば、非接触受け部を設けない場合と比較して、液晶層の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を拡大させることができ、生産性を向上させることができる。
また、上記液晶装置においては、前記非接触受け部と対向配置された前記柱状スペーサの断面積の合計が、前記接触受け部と対向配置された前記柱状スペーサの断面積の合計よりも広いものとすることができる。
このような液晶装置では、低温環境下での使用などにより液晶分子が収縮したときに、液晶の収縮に追従して変形しなければならない柱状スペーサの断面積が相対的に少ないものとなる。したがって、液晶の収縮に追従してセルギャップが収縮しやすいものとなり、真空気泡の発生をより効果的に防止することができる。また、液晶層内の圧力に応じてセルギャップが収縮しやすいものとなるので、液晶層の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲をより一層拡大させることができる。
また、上記液晶装置においては、前記非接触受け部と対向配置された前記各柱状スペーサの断面積が、前記接触受け部と対向配置された前記各柱状スペーサの断面積よりも広いものであるものとすることができる。
このような液晶装置とすることで、非接触受け部の数が少なくても、効果的に面押し強度を向上させることができる。また、接触受け部と対向配置された柱状スペーサが変形しやすいものとなるので、セルギャップがより一層収縮しやすいものとなり、より効果的に真空気泡の発生を防止することができる。
また、上記液晶装置においては、非接触受け部が、凹部からなることを特徴とするものとすることができる。
また、上記液晶装置においては、前記非接触受け部として、前記凹部の深さが第1の深さである第1非接触受け部と、前記凹部の深さが前記第1の深さと異なる第2の深さである第2非接触受け部とを有しているものとすることができる。
このような液晶装置では、柱状スペーサの高さがすべて同じであっても、セルギャップが3段階の厚みで保持されるものとなる。以下に、第1の深さよりも第2の深さが深い場合を例に挙げて、より詳細に説明する。
すなわち、上記の液晶装置では、液晶装置に対して厚み方向の外力が加わったときには、非接触受け部に接触しない状態とされていた柱状スペーサが第1の深さの凹部からなる非接触受け部に接触し、第1の深さの凹部からなる非接触受け部に接触している柱状スペーサの高さ分の厚みでセルギャップが保持される。そして、さらに強い厚み方向の外力が液晶装置に加わったときには、第2の深さの凹部からなる非接触受け部に接触しない状態とされていた柱状スペーサが第2の深さの凹部からなる非接触受け部に接触し、第2の深さの凹部からなる非接触受け部に接触している柱状スペーサの高さ分の厚みでセルギャップが保持される。
このため、上記の液晶装置では、凹部からなる非接触受け部を設けない場合と比較して、面押し強度が高いものとなる。
上記課題を解決するために、本発明の液晶装置の製造方法は、液晶層を挟持して互いに対向配置された第1基板と第2基板とを有する液晶装置の製造方法であって、前記第1基板の前記液晶層側の面に、前記液晶層の厚みを保持するための複数の柱状スペーサを設けるスペーサ形成工程と、前記第2基板の前記液晶層側の面における各柱状スペーサと対向配置されるスペーサ対向領域に、スペーサ受け部を設ける受け部形成工程とを有し、前記受け部形成工程は、前記スペーサ対向領域のうちの一部に凹部を形成することによって、前記柱状スペーサに接触する接触受け部と、前記凹部からなり、前記柱状スペーサに接触しない非接触受け部とを設ける凹部形成工程を有していることを特徴とする。
本発明の液晶装置の製造方法によれば、柱状スペーサに接触する接触受け部と、スペーサ対向領域に形成された凹部からなり、柱状スペーサに接触しない非接触受け部とを有するスペーサ受け部を備え、面押し強度が高く、真空気泡の発生を防止できる本発明の液晶装置を製造できる。また、本発明の液晶装置の製造方法においては、液晶層の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を広くできるので、高い生産性が得られる。
また、上記液晶装置の製造方法においては、多階調露光法を用いて前記凹部を形成する方法とすることができる。
このような液晶装置の製造方法とすることで、凹部からなる非接触受け部を容易に形成することができる。
また、上記液晶装置の製造方法においては、前記第2基板が、前記液晶層側の面に凹凸部を有する凹凸絶縁膜と、前記凹凸部上に形成された反射膜とを備えたものであり、前記凹部形成工程において、前記凹凸絶縁膜の前記凹凸部を形成すると同時に前記非接触受け部となる前記凹部を形成する方法とすることができる。
このような液晶装置の製造方法とすることで、凹部からなる非接触受け部を形成しない場合と比較して、製造工程を増やすことなく、凹部からなる非接触受け部を容易に効率よく形成できる。
また、上記課題を解決するために、本発明の電子機器は、上記のいずれかに記載の液晶装置を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、面押し強度が高く、真空気泡の発生を防止でき、生産性に優れた液晶装置を備えた信頼性に優れたものとなる。
以下、本発明に係る液晶装置、液晶装置の製造方法及び電子機器について、例を挙げて説明する。なお、これ以降の説明では図面を用いて各種の構造を例示するが、これらの図面に示される構造は特徴的な部分を分かり易く示すために実際の構造に対して寸法を異ならせて示す場合がある。
(第1実施形態)
以下、本発明における液晶装置の第1実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の液晶装置の一例を示した概略平面図であり、図2は、図1に示す液晶装置のA−A’断面図である。なお、図1においては、図面を見やすくするために、柱状スペーサ13a、13b、非接触受け部16b、透過領域A1、反射領域A2、非表示領域A3、画素領域19のみを示している。
図1および図2に示す液晶装置10は、半透過反射型のカラー液晶装置である。液晶装置10は、図2に示すように、液晶層11を挟持して互いに対向配置された素子基板1(第2基板)と対向基板2(第1基板)とを有する。液晶層11は、素子基板1と対向基板2とが対向する領域の縁端に沿って設けられたシール材(図示略)によって、素子基板1と対向基板2との間に封止されている。素子基板1の外面側(図示下面側)には、導光板と反射板とを具備したバックライト(不図示)が設けられている。
図1および図2において、符号A1は、バックライトから入射して液晶層11を透過する光を変調して表示を行う透過領域を示し、A2は、対向基板2側の外側から入射して液晶層11を透過する光を反射、変調して表示を行う反射領域を示し、A3は非表示領域を示している。また、図1において、符号19は表示を構成する最小単位となる表示領域である画素領域を示している。
図2に示す素子基板1は、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料からなる。素子基板1上には、ポジ型感光性樹脂などからなる絶縁膜(凹凸絶縁膜)6が形成されている。絶縁膜6の液晶層11側の面には、反射膜9の凹凸形状を規定する凹凸部6aと、非接触受け部16bである凹部の形状を規定する平面視円形の凹部6bとが形成されている。図2に示すように、凹凸部6aは、反射領域A2の全域に形成されている。また、凹部6bは、非表示領域A3に形成されている。なお、絶縁膜6を構成する材料は、絶縁材料であればよく特に限定されないが、絶縁膜6をポジ型感光性樹脂からなるものとした場合、絶縁膜6をネガ型感光性樹脂からなるものとした場合と比較して、凹凸部6aや凹部6bを容易に高精度で形成できるため好ましい。
また、絶縁膜6の凹凸部6a上には、アルミニウムや銀等の光反射性の金属膜や、例えば、SiOとTiO等の屈折率の異なる誘電体膜を積層してなる誘電体積層膜(誘電体ミラー)からなる反射膜9が凹凸部6aを覆うように形成されている。このように、素子基板1に凹凸形状を有する反射膜9が備えられていることで、反射膜9での反射光を散乱させることができ、反射表示における視認性を向上させることができる。
また、絶縁膜6上および反射膜9上には、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide, 以下、「ITO」と略記する)等の透明導電材料からなる画素電極8が形成されている。なお、画素電極8としては、透過領域A1に対応して配置された電極と、反射領域A2に対応して配置された電極とを、透過領域A1と反射領域A2との境界部で互いに電気的に接続した構成としてもよい。この場合、例えば、透過領域A1には透明導電材料からなる電極を形成し、反射領域A2には光反射性の金属材料からなる電極を形成することができ、反射領域A2に形成した電極を反射膜として機能させて、画素電極が反射膜を兼ねるものとしてもよい。
また、画素電極8上にはポリイミドやシリコン酸化物等からなる配向膜(不図示)が形成されている。
また、素子基板1の外面側(図示下面側)には、偏光板3が形成されている。
一方、対向基板2は、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料からなるものである。図2に示すように、対向基板2の内面側(液晶層11側)の面における非表示領域A3には、遮光材料からなるブラックマトリクス12が形成されている。また、ブラックマトリクス12の形成された対向基板2の内面側の面には、カラーフィルタ5が形成されている。カラーフィルタ5の内面側の面における反射領域A2と一部の非表示領域A3を含む領域には、アクリル等からなる液晶層厚調整層15が形成されている。液晶層厚調整層15は、マルチギャップ構造を形成するためのものである。液晶層厚調整層15を設けることにより、反射領域A2における液晶層11の層厚(セルギャップ)を、透過領域A1におけるセルギャップの半分程度となるようにすることで、反射領域A2および透過領域A1における液晶層11のリタデーションが略同一になるようにすることができ、反射領域A2および透過領域A1において均一な画像表示を得ることができる。
また、カラーフィルタ5および液晶層厚調整層15の内面側の面には、ITO等の透明導電材料からなる共通電極7が形成されている。共通電極7上にはポリイミドやシリコン酸化物等からなる配向膜(不図示)が形成されている。
また、対向基板2の外面側(図示上面側)には、偏光板4が形成されている。
また、本実施形態の液晶装置10においては、対向基板2の液晶層11側の面における液晶層厚調整層15の形成されている非表示領域A3には、図1および図2に示すように、素子基板1と対向基板2との間の間隔である液晶層11の厚みを保持するための複数の柱状スペーサ13が配置されている。柱状スペーサ13は、感光性アクリル樹脂などのネガ型感光性樹脂などからなり、すべて同じ高さで、断面視円形の形状を有している。
また、図2に示すように、素子基板1の液晶層11側の面における各柱状スペーサ13と対向配置されるスペーサ対向領域には、それぞれスペーサ受け部16が配置されている。本実施形態の液晶装置10においては、図1に示すように、柱状スペーサ13およびスペーサ受け部16は、1つの画素領域19に1つずつ設けられている。
図2に示すように、スペーサ受け部16は、柱状スペーサ13に接触する接触受け部16aと、柱状スペーサ13に接触しない非接触受け部16bとを有している。接触受け部16aは、図2に示すように、平坦な絶縁膜6上に画素電極8と配向膜とが順に形成されてなる平坦部である。非接触受け部16bは、図2に示すように、絶縁膜6の凹部6b上に画素電極8と配向膜とが順に形成されてなる凹部である。
非接触受け部16bを構成する凹部は、縁部から底部に向かって徐々に外形の小さくなる平面視円形のものである。凹部の深さは、セルギャップの厚みや柱状スペーサ13の材質などによって決定することができ、特に限定されないが0.2〜1μmとされることが好ましい。図2に示すように、凹部の深さは、柱状スペーサ13b(非接触受け部16bに対向配置された柱状スペーサ13b)と、非接触受け部16bとの距離と同じ寸法となっている。したがって、液晶装置10に対して厚み方向の外力が加わって、非接触受け部16bに柱状スペーサ13bが接触したときには、セルギャップの厚みが凹部の深さ分だけ減少する。
また、本実施形態の液晶装置10においては、図1に示すように、接触受け部16aと非接触受け部16bが、1つおきに市松模様状に配置されている。したがって、スペーサ受け部16のうちの接触受け部16aと非接触受け部16bとの割合は、同じとなっている。また、接触受け部16aの密度や非接触受け部16bの密度は、特に限定されないが、均一な面押し強度が得られるように、均一であることが好ましい。
「液晶装置の製造方法」
本実施形態の液晶装置10は、例えば、以下に示す方法によって製造できる。なお、以下の説明では、スペーサ受け部16の製造工程を中心に説明し、その他の工程の説明は省略若しくは簡略化する。また、スペーサ受け部16の製造工程以外の工程については、公知の方法を採用することができる。
まず、対向基板2の液晶層11側となる面上における非表示領域A3となる領域上にブラックマトリクス12を形成する。次いで、ブラックマトリクス12の形成された対向基板2の液晶層11側となる面にカラーフィルタ5を形成し、カラーフィルタ5上における反射領域A2と一部の非表示領域A3となる領域上に液晶層厚調整層15を形成する。続いて、カラーフィルタ5および液晶層厚調整層15上に共通電極7を形成し、共通電極7上に配向膜(不図示)を形成する。さらに、共通電極7の形成された液晶層厚調整層15上の非表示領域A3となる領域上に、柱状スペーサ13を形成する。
また、対向基板2のカラーフィルタ5と反対側の面上に偏光板4を形成する。
また、素子基板1上には、まず、ポジ型感光性樹脂などからなる絶縁膜を形成し、多階調露光マスクを用いる多階調露光法により、反射膜9の凹凸形状を規定する凹凸部6aと、非接触受け部16bの形状を規定する凹部6bとを同時に形成して絶縁膜6とする。このとき、図2に示すように、凹凸部6aは柱状スペーサ13と対向配置されるスペーサ対向領域に形成し、凹部6bは反射領域A2に形成する。
続いて、絶縁膜6の凹凸部6a上に反射膜9を形成し、絶縁膜6上および反射膜9上に画素電極8を形成し、画素電極8上に配向膜(不図示)を形成する。このことにより、図2に示すように、平坦な絶縁膜6上に画素電極8と配向膜とが順に形成されてなる接触受け部16aと、絶縁膜6の凹部6b上に画素電極8と配向膜とが順に形成されてなる凹部である非接触受け部16bとが形成される。
また、素子基板1の外面側(図示下面側)には偏光板3を形成する。
その後、素子基板1または対向基板2に環状のシール材(図示略)を設け、シール材の設けられた基板上に液晶を滴下する。続いて、接触受け部16aまたは非接触受け部16bと、柱状スペーサ13とを対向させて、シール材を用いて素子基板1と対向基板2とを貼り合わせ、素子基板1と対向基板2との間に液晶を封止して液晶層11とする。なお、本実施形態では、素子基板1の液晶層11側の面に凹部である非接触受け部16bが形成されていることにより、液晶層11内の圧力に応じてセルギャップが収縮しやすいものとなるため、液晶層11の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を広くできる。
以上の工程により、図1および図2に示す液晶装置10が得られる。
本実施形態の液晶装置10においては、対向基板2の液晶層11側の面に、複数の柱状スペーサ13が配置され、素子基板1の液晶層11側の面における各柱状スペーサ13と対向配置される領域に、それぞれスペーサ受け部16が配置され、スペーサ受け部16は、柱状スペーサ13aに接触する接触受け部16aと、柱状スペーサ13bに接触しない凹部からなる非接触受け部16bとを有しているので、柱状スペーサ13a、13bの高さがすべて同じであっても、セルギャップが2段階の厚みで保持されるものとなる。
よって、本実施形態の液晶装置10では、高さの異なる柱状スペーサを設けることなく、面押し強度を向上させることができるとともに、真空気泡の発生を防止することができる。また、本実施形態の液晶装置10では、液晶層11内の圧力に応じてセルギャップが収縮しやすいものとなるので、非接触受け部16bを設けないものと比較して、液晶層11の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を拡大させることができ、生産性を向上させることができる。
また、本実施形態の液晶装置10においては、柱状スペーサ13が、対向基板2の液晶層11側の面における液晶層厚調整層15の形成されている領域に配置されているので、液晶層厚調整層15の形成されていない領域に柱状スペーサ13を形成する場合と比較して、柱状スペーサ13の高さを半分程度に低くすることができ、柱状スペーサ13の座屈強度を向上させることができるとともに、柱状スペーサ13を容易に形成できるものとなる。
また、本実施形態の液晶装置10においては、柱状スペーサ13が、対向基板2の液晶層11側の面における非表示領域A3に配置されているので、柱状スペーサ13が設けられていることによって、開口率が低下することがない。
また、本実施形態の液晶装置10は、素子基板1が、液晶層11側の面に凹凸部6aを有する絶縁膜6と、絶縁膜6の凹凸部6a上に形成された反射膜9とを備えたものであり、液晶装置10を製造する際の非接触受け部16bとなる凹部を形成する工程において、非接触受け部16bとなる絶縁膜6の凹部6bを形成すると同時に絶縁膜6の凹凸部6aを形成しているので、凹部からなる非接触受け部16bを形成しない場合と比較して、製造工程を増やすことなく、凹部からなる非接触受け部16bを容易に効率よく形成できる。
また、本実施形態の液晶装置10の製造方法においては、多階調露光法を用いて、反射膜9の凹凸形状を規定する絶縁膜6の凹凸部6aと、非接触受け部16bの形状を規定する絶縁膜6の凹部6bとを同時に形成するので、凹部からなる非接触受け部16bを容易に形成することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る液晶装置の第2実施形態について図面を参照して説明する。図3は、本発明の液晶装置の他の一例を示した概略平面図である。図3に示す本実施形態の液晶装置20は、図1および図2に示す液晶装置10と、柱状スペーサの形状が異なっており、それ以外の構成については同一となっている。したがって、図3に示す液晶装置20において、図1および図2に示す液晶装置10と同一の構成については、その説明について省略若しくは簡略化する。
図3に示す液晶装置20においては、非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサ14bの断面積が、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ14aの断面積よりも広いものとなっている。このことにより、図3に示す液晶装置20では、非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサ14bの断面積の合計が、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ14aの断面積の合計よりも広いものとなっている。
図3に示す液晶装置20では、非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサ14bの断面積が、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ14aの断面積よりも広いので、非接触受け部16bの数が少なくても、効果的に面押し強度を向上させることができる。また、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ14aが変形しやすいものとなるので、セルギャップがより一層収縮しやすいものとなり、より効果的に真空気泡の発生を防止することができる。
また、図3に示す液晶装置20は、非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサ14bの断面積の合計が、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ14aの断面積の合計よりも広いものであるので、セルギャップがより一層収縮しやすいものとなり、真空気泡の発生をより効果的に防止することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、スペーサ受け部16のうちの接触受け部16aと非接触受け部16bとの割合は、同じであってもよいし、同じでなくてもよい。具体的には例えば、3つのスペーサ受け部16のうちの1つを接触受け部16a、2つを非接触受け部16bとしてもよい。この場合、柱状スペーサの面積が全て同じであると、非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサの断面積の合計が、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサの断面積の合計よりも広いものとなり、真空気泡の発生をより効果的に防止することができる。
また、例えば、非接触受け部16bを構成する凹部の深さは、すべての非接触受け部16bにおいて同じであってもよいが、非接触受け部16bとして、深さが第1の深さである第1非接触受け部と、深さが前記第1の深さと異なる第2の深さである第2非接触受け部とを有していてもよい。
また、上述した実施形態においては、対向基板2に柱状スペーサが配置され、素子基板1にスペーサ受け部16が配置されているものとしたが、素子基板1に柱状スペーサが配置され、対向基板2にスペーサ受け部が配置されていてもよい。
この場合においても、面押し強度が高く、真空気泡の発生を防止できる液晶装置を実現できる。
また、上述した実施形態においては、非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサ13b(14b)と、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ13a(14a)とが同じ材質であるものとしたが、非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサ13b(14b)の材質と、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ13a(14a)の材質とを異なるものとしてもよい。非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサ13b(14b)の材質と、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ13a(14a)の材質とを異なるものとした場合、柱状スペーサの材質を適切に選択し、柱状スペーサの座屈強度を調節することで、面押し強度や真空気泡の発生しやすさを調節することができる。
具体的には、例えば、非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサ13b(14b)を硬い材質のものとし、接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ13a(14a)を柱状スペーサ13b(14b)と比較して軟らかい材質のものとすることができる。この場合、液晶の収縮などに追従して変形しなければならない接触受け部16aと対向配置された柱状スペーサ13a(14a)が軟らかい材質のものとなり、セルギャップが収縮しやすいものとなるので、真空気泡の発生をより効果的に防止することができる。また、液晶装置に対して厚み方向の外力が加わったときには、非接触受け部16bと対向配置された柱状スペーサ13b(14b)が非接触受け部16bに接触するが、非接触受け部16bに接触した柱状スペーサ13b(14b)が硬い材質のものとなるため、面押し強度が高いものとなる。
また、上述した実施形態においては、柱状スペーサおよびスペーサ受け部16は、1つの画素領域19に1つずつ設けられているが、1つの画素領域19に複数設けられていてもよいし、柱状スペーサおよびスペーサ受け部16の設けられていない画素領域19があってもよい。
また、接触受け部16a(14a)および非接触受け部16b(14b)の平面配置についても、特に限定されない。
また、上述した実施形態においては、柱状スペーサの断面形状が円形のものを例に挙げて説明したが、柱状スペーサの形状は特に限定されない。また、非接触受け部16bの平面形状も円形に限定されるものではなく、矩形などであってもよい。また、非接触受け部16bの平面形状は、柱状スペーサの断面形状と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
(電子機器)
次に、上述した液晶装置を備える電子機器について説明する。なお、この実施形態は、本発明の一例を示すものであり、本発明がこの実施形態に限定されるものではない。
図4は、本発明の液晶装置を備える電子機器の一例である携帯電話機を示す外観斜視図である。図4に示すように携帯電話機300は、本体部301と、これに開閉可能に設けられた表示体部302とを有する。表示体部302の内部には表示装置303が配置されており、電話通信に関する各種表示が表示画面304において視認可能となっている。また、本体部301には操作ボタン305が配列されている。
そして、表示体部302の一端部には、アンテナ306が伸縮自在に取り付けられている。また、表示体部302の上部には受話部307が設けられ、本体部301の下端部には送話部308が設けられている。表示装置303には本発明の液晶装置が用いられている。
本実施形態に係る携帯電話機300によれば、面押し強度が高く、真空気泡の発生を防止でき、液晶層の形成時における液晶滴下量の最適滴下量範囲を広くできる本発明の液晶装置が備えられているので、高い生産性と高い信頼性が得られる。
また、液晶装置を備える電子機器としては、携帯電話機に限らず、パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、ワークステーション、デジタルスチルカメラ、車載用モニタ、カーナビゲーション装置、ヘッドアップディスプレイ、デジタルビデオカメラ、テレビジョン受像機、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ページャ、電子手帳、電卓、電子ブックやプロジェクタ、ワードプロセッサ、テレビ電話機、POS端末、タッチパネルを備える機器などのような他の電子機器であってもよい。
図1は、本発明の液晶装置の一例を示した概略平面図である。 図2は、図1に示す液晶装置のA−A’断面図である。 図3は、本発明の液晶装置の他の一例を示した概略平面図である。 図4は、本発明の液晶装置を備える電子機器の一例である携帯電話機を示す外観斜視図である。
符号の説明
A1…透過領域、A2…反射領域、A3…非表示領域、1…素子基板(第2基板)、2…対向基板(第1基板)、3、4…偏光板、5…カラーフィルタ、6…絶縁膜(凹凸絶縁膜)、6a…凹凸部、6b…凹部、7…共通電極、8…画素電極、9…反射膜、10、20…液晶装置、11…液晶層、12…ブラックマトリクス、13、13a、13b、14a、14b…柱状スペーサ、15…液晶層厚調整層、16…スペーサ受け部、16a…接触受け部(スペーサ受け部)、16b…非接触受け部(スペーサ受け部)、19…画素領域。

Claims (9)

  1. 液晶層を挟持して互いに対向配置された第1基板と第2基板とを有する液晶装置であって、
    前記第1基板の前記液晶層側の面には、前記第1基板と前記第2基板との間の間隔を保持するための複数の柱状スペーサが配置され、前記第2基板の前記液晶層側の面における各柱状スペーサと対向配置される領域には、それぞれスペーサ受け部が配置され、
    前記スペーサ受け部として、前記柱状スペーサに接触する接触受け部と、前記柱状スペーサに接触しない非接触受け部とを有していることを特徴とする液晶装置。
  2. 前記非接触受け部と対向配置された前記柱状スペーサの断面積の合計が、前記接触受け部と対向配置された前記柱状スペーサの断面積の合計よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記非接触受け部と対向配置された前記各柱状スペーサの断面積が、前記接触受け部と対向配置された前記各柱状スペーサの断面積よりも広いものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶装置。
  4. 前記非接触受け部が、凹部からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶装置。
  5. 前記非接触受け部として、前記凹部の深さが第1の深さである第1非接触受け部と、前記凹部の深さが前記第1の深さと異なる第2の深さである第2非接触受け部とを有していることを特徴とする請求項4に記載の液晶装置。
  6. 液晶層を挟持して互いに対向配置された第1基板と第2基板とを有する液晶装置の製造方法であって、
    前記第1基板の前記液晶層側の面に、前記液晶層の厚みを保持するための複数の柱状スペーサを設けるスペーサ形成工程と、
    前記第2基板の前記液晶層側の面における各柱状スペーサと対向配置されるスペーサ対向領域に、スペーサ受け部を設ける受け部形成工程とを有し、
    前記受け部形成工程は、前記スペーサ対向領域のうちの一部に凹部を形成することによって、前記柱状スペーサに接触する接触受け部と、前記凹部からなり、前記柱状スペーサに接触しない非接触受け部とを設ける凹部形成工程を有していることを特徴とする液晶装置の製造方法。
  7. 多階調露光法を用いて前記凹部を形成することを特徴とする請求項6に記載の液晶装置の製造方法。
  8. 前記第2基板が、前記液晶層側の面に凹凸部を有する凹凸絶縁膜と、前記凹凸部上に形成された反射膜とを備えたものであり、
    前記凹部形成工程において、前記凹凸絶縁膜の前記凹凸部を形成すると同時に前記非接触受け部となる前記凹部を形成することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の液晶装置の製造方法。
  9. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の液晶装置を備えたことを特徴とする電子機器。
JP2008045600A 2008-02-27 2008-02-27 液晶装置、液晶装置の製造方法及び電子機器 Active JP5202987B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008045600A JP5202987B2 (ja) 2008-02-27 2008-02-27 液晶装置、液晶装置の製造方法及び電子機器
US12/336,015 US8223310B2 (en) 2008-02-27 2008-12-16 Liquid crystal device, method of manufacturing liquid crystal device and electronic apparatus
US13/429,537 US8345213B2 (en) 2008-02-27 2012-03-26 Liquid crystal device, method of manufacturing liquid crystal device and electronic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008045600A JP5202987B2 (ja) 2008-02-27 2008-02-27 液晶装置、液晶装置の製造方法及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009204769A true JP2009204769A (ja) 2009-09-10
JP5202987B2 JP5202987B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=40997952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008045600A Active JP5202987B2 (ja) 2008-02-27 2008-02-27 液晶装置、液晶装置の製造方法及び電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (2) US8223310B2 (ja)
JP (1) JP5202987B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117289514A (zh) * 2023-09-15 2023-12-26 南通芯洛图电子科技有限公司 一种抗按压反射式显示器件及其制造方法
CN117289514B (zh) * 2023-09-15 2024-05-14 南通芯洛图电子科技有限公司 一种抗按压反射式显示器件及其制造方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5548488B2 (ja) * 2010-03-10 2014-07-16 株式会社ジャパンディスプレイ 液晶表示パネル
JP5844072B2 (ja) 2011-06-09 2016-01-13 株式会社ジャパンディスプレイ 液晶表示装置
JP5837350B2 (ja) * 2011-07-21 2015-12-24 株式会社ジャパンディスプレイ 液晶表示装置
US9341878B2 (en) * 2012-04-05 2016-05-17 Apple Inc. Displays with low reflectance border regions
CN102692752B (zh) * 2012-06-07 2015-03-25 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示面板及其制作方法
CN103149747B (zh) * 2013-04-03 2016-05-18 深超光电(深圳)有限公司 液晶显示面板
KR102289985B1 (ko) * 2014-12-08 2021-08-17 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
JP2017111270A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 セイコーエプソン株式会社 表示装置、電子機器および表示装置の製造方法
CN107390437A (zh) * 2017-09-06 2017-11-24 惠科股份有限公司 一种液晶滴下装置
US20190369426A1 (en) * 2018-05-30 2019-12-05 Wuhan China Star Oploelectronics Technology Co., Ltd. Touch liquid crystal display panel, display device and terminal
CN108803108A (zh) * 2018-05-30 2018-11-13 武汉华星光电技术有限公司 一种触控液晶显示面板、显示装置及终端

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003121857A (ja) * 2001-10-10 2003-04-23 Toppan Printing Co Ltd 柱状スペーサーを設けた液晶表示装置用カラーフィルタ
JP2005189662A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fujitsu Display Technologies Corp 液晶表示装置及びその製造方法
JP2007011272A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示パネル及びその製造方法
JP2007171715A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Epson Imaging Devices Corp 液晶装置および電子機器
JP2007304351A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Epson Imaging Devices Corp 液晶装置及び電子機器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100520381B1 (ko) 2000-05-31 2005-10-11 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 프린지 필드 구동 액정표시장치
KR100713882B1 (ko) 2000-12-01 2007-05-07 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 Ffs 모드 박막트랜지스터 액정표시장치
JP4771038B2 (ja) 2001-09-13 2011-09-14 ゲットナー・ファンデーション・エルエルシー 液晶表示装置
JP2006330470A (ja) 2005-05-27 2006-12-07 Sharp Corp 液晶表示装置及びその製造方法
JP2008076702A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Hitachi Displays Ltd 表示装置の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003121857A (ja) * 2001-10-10 2003-04-23 Toppan Printing Co Ltd 柱状スペーサーを設けた液晶表示装置用カラーフィルタ
JP2005189662A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fujitsu Display Technologies Corp 液晶表示装置及びその製造方法
JP2007011272A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示パネル及びその製造方法
JP2007171715A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Epson Imaging Devices Corp 液晶装置および電子機器
JP2007304351A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Epson Imaging Devices Corp 液晶装置及び電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117289514A (zh) * 2023-09-15 2023-12-26 南通芯洛图电子科技有限公司 一种抗按压反射式显示器件及其制造方法
CN117289514B (zh) * 2023-09-15 2024-05-14 南通芯洛图电子科技有限公司 一种抗按压反射式显示器件及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20120176577A1 (en) 2012-07-12
US8223310B2 (en) 2012-07-17
US8345213B2 (en) 2013-01-01
US20090213316A1 (en) 2009-08-27
JP5202987B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5202987B2 (ja) 液晶装置、液晶装置の製造方法及び電子機器
TWI440943B (zh) 液晶顯示器裝置及其製造方法
TWI289269B (en) Input device, electro-optical device, electronic apparatus, method of manufacturing input device, and method of manufacturing electro-optical device
JP4683090B2 (ja) 液晶表示装置、及びその製造方法
US20220236605A1 (en) Display cover, manufacturing method thereof, and display device
US10001676B2 (en) Display device
WO2010026682A1 (ja) 液晶表示装置
JP2018049193A (ja) 表示装置
JP4744156B2 (ja) 液晶表示装置
CN109239984B (zh) 一种液晶显示面板及液晶显示装置
JPWO2008129748A1 (ja) 液晶表示装置、及び液晶表示装置の製造方法
CN108363235B (zh) 减反膜及其制备方法、阵列基板、显示装置
JP2010139555A (ja) 液晶パネルおよび液晶表示装置
JPWO2008093467A1 (ja) 液晶表示装置
JP2007171716A (ja) 液晶装置、液晶装置の製造方法および電子機器
JP2007171715A (ja) 液晶装置および電子機器
JP4513027B2 (ja) 表示装置の製造方法
JP2010078944A (ja) 液晶表示装置及び電子機器
CN113359344A (zh) 阵列基板、液晶显示面板以及液晶显示装置
JP2007065855A (ja) タッチパネル付き表示装置
JP2009139853A (ja) 液晶表示装置
TW201003204A (en) Liquid crystal display device and electronic apparatus
JP2009098833A (ja) タッチパネル、タッチパネルの製造方法、入力機能付き表示装置
JP2011039851A (ja) タッチパネル、タッチ検出機能付き表示装置、タッチパネル用アダプタおよび電子機器
JP2008026584A (ja) 電気光学装置及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100526

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100526

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110204

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5202987

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250