JP2008010752A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子電極に対して過度に溶接等されていない良好な継線部を有するコイル部品の提供。
【解決手段】コモンモードフィルタ1の導線31の一端部又は他端部は、端子電極52の第2の片部分57と第2の端子部分54とによって挟持された状態でレーザー溶接される。これらは、レーザー溶接により溶融し、溶融部16Aはコアから離間する方向へ膨出する膨出部16Bを有する。土台部54Aと導線31の一端部相当部又は他端部相当部との間には、絶縁被覆下部30Bが設けられている。膨出部16Bにおいて絶縁被覆下部30Bは、土台部54Aと導線31の一端相当部又は他端部相当部との間にのみ設けられているため、絶縁被覆下部54Aの存在により端子電極40に対して過度に溶接してしまうことを防止する。
【選択図】図5

Description

本発明はコイル部品に関し、特に端子電極と導線とを備え、導線の一端部又は他端部が端子電極に継線されるコイル部品に関する。
従来よりコモンモードフィルタ等のコイル部品としては、ドラムタイプコアに導線が巻回された構成が知られている。コイル部品は、ドラムタイプコアと2本の絶縁被覆された導線とを備えており、ドラムタイプコアは一対のフランジ部と巻芯部とを備え、巻芯部一対のフランジ部を互いに連結する。2本の導線はドラムタイプコアの巻芯部にそれぞれ巻回される。
一対のフランジ部には、導線の本数に対応した数である2つの端子電極がそれぞれ設けられている。一方のフランジ部の各端子電極には、2本の導線の一端部がそれぞれ電気的に継線され、他方のフランジ部の各端子電極には2本の導線の他端部が電気的に継線される。端子電極は端子金具によって構成され、2本の導線の一端部又は他端部が継線される端子電極の一部は継線部をなす。
2本の導線の一端部及び他端部の端子電極への継線は、例えば、特開2005−158825号公報(特許文献1)に記載されているように、絶縁被覆された導線を絶縁被覆が剥離されていない状態で溶接することによって、端子電極と導線と絶縁被覆とを溶融させて溶接部として継線することにより行われる。
特開2005−158825号公報
しかし、上述の公報記載のように、端子電極と導線と絶縁被覆とを溶融させて継線すると、端子電極に対して過度に溶接を行ってしまうことがあり、端子電極が変形してしまうことがある。端子電極が変形してしまうと、良好な継線部とすることができず、コイル部品の品質が低下する。
そこで、本発明は、端子電極に対して過度に溶接等されていない良好な継線部を有するコイル部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも1本の導線と、該導線が取付けられ実装部を有するコアと、該導線の一端部及び他端部の数に対応した個数設けられて該コアの該実装部に配置され、該導線の一端部及び他端部がそれぞれ1つずつ電気的に継線される端子電極とを備え、該端子電極は該導線の一端部又は他端部が対向する土台部を有し、該土台部には該コアから離間する方向へ膨出し該導線の一端部又は他端部が該土台部に継線される膨出部が対向配置され、該膨出部において、該導線の一端部若しくは他端部と該土台部との間にのみ又は該導線の一端部相当部若しくは他端部相当部と該土台部との間にのみ絶縁層が設けられているコイル部品を提供している。
膨出部において、導線の一端部若しくは他端部と土台部との間にのみ又は導線の一端部相当部若しくは他端部相当部と土台部との間にのみ絶縁層が設けられているため、端子電極に対して過度に溶接してしまうことを防止することができ、端子電極が溶融して変形してしまうことを防止することができる。このため、良好な継線部を有するコイル部品とすることができる。
ここで、該導線は絶縁被覆され、該絶縁層は該絶縁被覆の一部により構成されていることが好ましい。導線は絶縁被覆されているため、導線の絶縁被覆を絶縁層として利用できる。このため、部品点数を削減することができ、コイル部品の製造工程を削減することができる。この結果、コイル部品を製造するためのコストを削減することができる。
また、該端子電極は端子金具からなり、該膨出部における該導線の一端部相当部又は他端部相当部は該端子金具の一部と該導線の一端部又は他端部とがレーザー溶接により溶融して構成されることが好ましい。該端子電極は端子金具からなるため、端子金具と導線の一端又は他端をレーザー溶接により電気的に継線することができる。
また、該膨出部は、該導線の一端部又は他端部がろう材によって周囲を覆われてなることが好ましい。ろう材により周囲を覆うようにしたため、導線の一端部又は他端部を容易に端子電極に電気的に継線することができる。
また、該絶縁被覆は、該導線の一端部又は他端部と該端子電極とを電気的に継線するために必要な温度で溶融しない程度の耐熱性を有する材料からなることが好ましい。該絶縁被覆は、該導線の一端部又は他端部と該端子電極とを電気的に継線するために必要な温度で溶融しない程度の耐熱性を有する材料からなるため、絶縁被覆が溶融することを防止でき、端子電極に過度に溶接してしまうことをより確実に防止し、端子電極の溶融による変形を確実に防止できる。
以上により、端子電極に対して過度に溶接等されていない良好な継線部を有するコイル部品を提供することができる。
本実施の形態によるコイル部品を図1乃至図5に基づき説明する。本実施の形態は、本発明をコモンモードフィルタに適用した例である。
コモンモードフィルタ1は、図1に示されるように、コア10と、巻線30と、端子電極40とを備えている。コア10は、巻芯部12と、当該巻芯部12の軸方向の両端に形成された一対の鍔部13とを有している。コア10は、いわゆるドラムタイプコアである。コア10は、磁性体(例えば、フェライト等)又は非磁性体(例えば、セラミック等)からなる。巻芯部12は四角柱形状をなしている。各鍔部13は、直方体形状をなしており実装部をなす。
巻芯部12と鍔部13とは、一体的に形成されている。コア10は、その巻芯部12の軸心方向に平行な断面での形状がH字状を呈している。以下、鍔部13については、それぞれが略同一形状であるため、特に明記しない限り、片側のみで説明し、図1に示されるように、巻芯部12の長手方向をX軸方向、巻芯部12の幅方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向と定義して説明する。
各鍔部13は、巻芯部12に連結する第1の部分14と、当該第1の部分14よりY軸方向に延出されている第2の部分15と、第2の部分15の反対方向に延出されている第2の部分16と、を有している。これら第1の部分14と第2の部分15とは、巻芯部12の軸芯を通るZX平面に対して面対称な構成になっている。
第1の部分14は、Z軸方向が長手方向であり且つY軸方向が幅方向であって、巻芯部12と略同一の幅である略直方体形状を呈している。第1の部分14は、一対の第1の側面14a,14bと、一対の第2の側面14c,14dと、一対の第3の側面14e,14fと、を有している。第1の側面14a,14b同士は、X軸方向で見て互いに対向するように位置している。第2の側面14c,14d同士は、Z軸方向で見て互いに対向し、且つ、各第1の側面14a,14bに交差する方向(本実施形態においては、直交する方向)に伸びるように位置している。第3の側面14e,14f同士は、Y軸方向で見て互いに対向し、且つ、各第1の側面14a,14b及び各第2の側面14c,14dに交差する方向(本実施形態においては、直交する方向)に伸びるように位置している。各第1の側面14a,14bは巻芯部12の軸心方向に直交する。第1の側面14bには、巻芯部12が連結されている。
第2の部分15は、第1の部分14の第3の側面14eからY軸方向に伸び、Z軸方向が長手方向である略直方体形状を呈している。第2の部分15は、一対の第1の側面15a,15bと、一対の第2の側面15c,15dと、第3の側面15eとを有している。第1の側面15a,15b同士は、X軸方向で見て互いに対向するように位置している。第2の側面15c,15d同士は、Z軸方向で見て互いに対向し、且つ、各第1の側面15a,15bに交差する方向に伸びるように位置している。第3の側面15eは、各第1の側面15a,15b及び各第2の側面15c,15dに交差する方向に伸びるように位置している。各第1の側面15a,15bは巻芯部12の軸心方向に直交することとなる。第1の部分14の第2の側面14c及び第3の側面14eと、第2の部分15の第2の側面15cとで段差が形成されており、第2の部分15の第2の側面15cは第1の部分14の第2の側面14cよりも低い位置にある。
第2の部分16は、第1の部分14の第3の側面14fからY軸方向に伸び、Z軸方向が長手方向である略直方体形状を呈している。第2の部分16は、一対の第1の側面16a,16bと、一対の第2の側面16c,16dと、第3の側面16eとを有している。第1の側面16a,16b同士は、X軸方向で見て互いに対向するように位置している。第2の側面16c,16d同士は、Z軸方向で見て互いに対向し、且つ、各第1の側面16a,16bに交差する方向に伸びるように位置している。第3の側面16eは、各第1の側面16a,16b及び各第2の側面16c,16dに交差する方向に伸びるように位置している。各第1の側面16a,16bは巻芯部12の軸心方向に直交する。第1の部分14の第2の側面14c及び第3の側面14fと、第2の部分16の第2の側面16cとで、段差が形成されており、第2の部分16の第2の側面16cは第1の部分14の第2の側面14cよりも低い位置にある。
巻線30は、2本の導線31を有している。2本の導線31は、後述のように導線31を端子金具40にパルスレーザー溶接する際に溶接しているときに溶融しない程度の耐熱性を有する材料により絶縁被覆されており、巻芯部12に巻回されて当該巻回された部分は巻回部をなす。2本の導線31は、互いに電気的に絶縁されると共に互いに磁気結合する。各導線31として、絶縁被膜銅線(例えば、ポリウレタン銅線、ポリアミドイミド銅線等)を用いることができる。
端子電極40は端子金具により構成されており、第1の端子電極41,42と、第2の端子電極51,52とを有している。第1の端子電極41,42は、鍔部13の第2の部分15にそれぞれ装着されている。第2の端子電極51,52は、鍔部13の第2の部分16にそれぞれ装着されている。第1の端子電極42及び第2の端子電極52には、一方の導線31一端の部分が電気的に接続され継線されている。第1の端子電極41及び第2の端子電極51には、他方の導線31の他端の部分が電気的に接続され継線されている。
第1の端子電極41,42は、第1の端子部分43と、当該第1の端子部分43の各端部から伸びる一対の第2の端子部分44,45と、第2の端子部分44から伸びる第1及び第2の片部分46,47を有している。第1の端子部分43と、一対の第2の端子部分44,45と、第1及び第2の片部分46,47とは、金属板を折り曲げ加工することにより形成される。なお、第2の片部分47は後述の第2の片部分57の同一構成をなしており、図2に示される後述の第2の片部分57をご参照いただくことで理解が容易となる。第1の端子部分43は、鍔部13の第2の部分15の第1の側面15aに対峙する。第2の端子部分44は、鍔部13の第2の部分15の第2の側面15cに対峙する。第2の端子部分45は、鍔部13の第2の部分15の第2の側面15dに対峙する。一対の第2の端子部分44,45のそれぞれの先端部は、巻芯部12方向に折り曲げられている。
第1及び第2の片部分46,47は導線31を継線するためのものであり、第2の端子部分44とで導線31の他端の部分を挟持する。第1及び第2の片部分46,47は、第2の端子部分44におけるY軸方向での一方の端部から伸びている。第1の片部分46は、後述のように第2の片部分47に対してレーザー溶接しているときに導線31を仮止めするための仮止め部をなし、折曲げられることにより第2の端子部分44とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持する。
第2の片部分47は、レーザー溶接により主に溶融状態とされるための係止片であり、折曲げられることにより第2の端子部分44とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持する。第1及び第2の片部分46,47と第2の端子部分44とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持した状態で後述のようにレーザー溶接を行うことにより、第1の端子電極41と導線31の一端の部分又は他端の部分とが機械的及び電気的に接続される。第1の端子電極41,42が鍔部13に装着されていない状態で、第1の端子部分43のZ軸方向の長さは第1の側面15aのZ軸方向の長さよりも僅かに大きく、一対の第2の端子部分44,45の端部のZ軸方向での間隔は、第1の側面15aのZ軸方向の長さよりも僅かに小さい。
第1の端子電極41,42は、一対の第2の端子部分44,45により一対の第2の側面15c,15dを狭持することにより、鍔部13の第2の部分15に固定される。第1の端子電極41,42を鍔部13の第2の部分15にそれぞれ装着する場合、第1の端子電極41,42は、一対の第2の端子部分44,45の間隔が広げられながら、第2の部分15の第1の側面15a側から第2の部分15に外挿される。
第2の端子電極51,52は、第1の端子部分53と、当該第1の端子部分53の各端部から伸びる一対の第2の端子部分54,55と、第2の端子部分54から伸びる第1及び第2の片部分56,57を有している。第1の端子部分53と、一対の第2の端子部分54,55と、第1及び第2の片部分56,57とは、金属板を折り曲げ加工することにより形成される。第1の端子部分53は、鍔部13の第2の部分16の第1の側面16aに対峙する。第2の端子部分54は、鍔部13の第2の部分16の第2の側面16cに対峙する。第2の端子部分55は、鍔部13の第2の部分16の第2の側面16dに対峙する。一対の第2の端子部分54,55のそれぞれの先端部は、巻芯部12方向に折り曲げられている。
第1及び第2の片部分56,57は導線31を継線するためのものであり、第2の端子部分54とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持する。第1及び第2の片部分56,57は、第2の端子部分54におけるY軸方向での他方の端から伸びている。第1の片部分56は、後述のように第2の片部分57に対してレーザー溶接しているときに導線31を仮止めするための仮止め部をなし、折曲げられることにより第2の端子部分54とで導線31の一端部又は他端部を挟持する。
第2の片部分57は、レーザー溶接により主に溶融状態とされるための係止片であり、図2にて示された状態から曲げられることにより、図3に示されるように第2の端子部分54とで導線31を挟持する。第1及び第2の片部分56,57と第2の端子部分54とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持した状態でレーザー溶接を行うことにより、第2の端子電極51と導線31の一端部又は他端部とが機械的及び電気的に接続される。第2の端子電極51,52が鍔部13に装着されていない状態で、第1の端子部分53のZ軸方向の長さは第1の側面16aのZ軸方向の長さよりも僅かに大きく、一対の第2の端子部分54,55の端部のZ軸方向での間隔は、第1の側面16aのZ軸方向の長さよりも僅かに小さい。
第2の端子電極51,52は、一対の第2の端子部分54,55によって一対の第2の側面16c,16dを狭持することにより、鍔部13の第2の部分16に固定される。第2の端子電極51,52を鍔部13の第2の部分16にそれぞれ装着する場合、第2の端子電極51,52は、一対の第2の端子部分54,55の間隔が広げられながら、第2の部分16の第1の側面16a側から第2の部分16に外挿される。
第2の片部分57と第2の端子部分54とで挟持される導線31の一端又は他端は、図2に示される絶縁被覆の略上半分が剥離された状態となっている。当該導線の31の一端又は他端の図2に示される絶縁被覆の略上半分に、後述のようにパルスレーザー照射が行われることにより、このように絶縁被覆が剥離される。
これに対して、当該導線の31の一端又は他端の図2に示される絶縁被覆の略下半分は、パルスレーザー照射を受けず、絶縁被覆が剥離されていない絶縁被覆下部30Bを有している。また、第1の片部分56と第2の端子部分54とで挟持される導線31の一端近傍部分は、図2に示されるように、絶縁被覆が剥離されていない。絶縁被覆は、第1の片部分56から第2の片部分57へ向かって所定の位置に至るまでそのまま残された状態となっており、当該所定の位置から一端又は他端に至るまで、図の下半分のみ絶縁被覆下部30Bが残された状態となっている。絶縁被覆下部30Bは絶縁層に相当する。当該所定の位置は後述の膨出部に当接する絶縁被覆の最端縁30Aをなす。
第2の片部分57は、前述のようにレーザー溶接によって溶融し、また、第2の片部分57と第2の端子部分54とで挟持される導線31の一端部又は他端部も溶融する。更に、レーザー溶接によって第2の端子部分54の部分であって第2の片部分57及び導線31の一端部又は他端部に対向する部分も溶融する。但し、第2の片部分57に対向する部分全てが溶融してしまうわけではなく、鍔部13の第2の部分16に対向する部分、即ち、図5における第2の端子部分54の下部は溶融せずに残っており土台部54Aをなす。
上述のようにそれぞれ溶融して互いに混ざり合った状態となり、このように溶融してなる溶融部16Aは、図5に示されるように、コアから離間する方向へ膨出する膨出部16Bを有する。ここで、「膨出部16B」とは、コア3の第2の部分16から離間する方向へ略半球状に膨出しているいわゆる溶接玉の、下端を除いた上の部分を示しており、前述の土台部54A及び絶縁被覆に対向している部分は、膨出部16Bには該当しない。
そして、レーザー溶接により導線31の一端が第2の端子部分54の下部たる土台部54Aに溶接されているときには、溶融した状態の膨出部16Bは絶縁被覆の最端縁30Aに当接し、この当接により当該最端縁30Aによって膨出部16Bの形状、位置、大きさが規定される。従って、膨出部16Bが冷却されて固化した状態では、図5に示されるように、膨出部16Bは絶縁被覆の最端縁30Aにのみに当接している。また、導線31は、第2の片部分57から膨出部16Bへ至るまで絶縁被覆によって覆われた状態となっている。
膨出部16Bが絶縁被覆の最端縁30Aにのみに当接するようにしたため、溶接部16Aを構成する膨出部16Bの形状を規定できる。このため継線の状態を安定させることができ、コモンモードフィルタ1の品質を安定させることができる。また、溶接部16Aを構成する膨出部16Bの形状を管理することができる。
また、コモンモードフィルタ1の上方に図示せぬ板状コアを更に載置して閉磁路構造にする場合があるが、この場合に、膨出部16Bの形状が安定して管理されているので、膨出部16Bが大きすぎてしまうことを防止することができる。このため、一対の鍔部13の第2の側面14c、14cにそれぞれ当接するようにして図示せぬ板状コアを固定する場合に、当該板状コアに膨出部16Bが当接してしまうことを防止でき、鍔部13の第2の側面14c、14cへの板状コアの固定の障害となることを防止でき、鍔部13への図示せぬ板状コアの組込み不良が発生することを防止することができる。
また、導線31は、第2の片部分57から膨出部16Bへ至るまで絶縁被覆によって覆われた状態となっているため、溶接部16Aを構成する膨出部16Bが第2の片部分57へ移動してゆき第2の片部分57まで溶接されてしまうことを防止することができる。このため、導線31の一端又は他端から巻回部までの間の引出し部の位置決めや、溶接時の放熱や、巻回部と溶接部16Aとの間において導線31にかかる張力を分散させて巻回部の方へ溶接部16Aにおける導線31の一端又は他端が引っ張られることを防止すること等の、第2の片部分57が発揮する作用効果を十二分に発揮させることができる。
土台部54Aと導線31の一端部相当部又は他端部相当部との間には、前述のように当該導線の31の一端部又は他端部の図2に示される絶縁被覆の略下半分に残された絶縁被覆下部30Bが設けられている。ここで膨出部16Bにおいては、前述のように導線31と第2の片部分57と第2の端子部分54とが溶融して混ざり合った状態となっているため、膨出部16B中において導線31の一端の位置は明らかではない。そこで、レーザー溶接される前に第2の片部分57と第2の端子部分54とで挟持される導線31の一端が配置された位置を導線31の一端部相当部とする。他端部相当部についても同様である。
導線31の一端部又は他端部の略上半分は、前述のようにパルスレーザーによって溶接前に剥離されているため、図5に示される膨出部16Bの上部にも絶縁被覆は残っていない。従って、膨出部16Bにおいて絶縁被覆は、土台部54Aと導線31の一端相当部との間に絶縁被覆下部30Bとしてのみ設けられていることになる。
このように、膨出部16Bにおいて絶縁被覆は、土台部54Aと導線31の一端相当部又は他端部相当部との間にのみ設けられているため、絶縁被覆下部54Aの存在により端子電極40に対して過度に溶接してしまうことを防止することができ、端子電極40が溶融して変形してしまうことを防止することができる。このため、良好な継線部たる溶接部16Aを有するコモンモードフィルタ1とすることができる。
また、導線31は絶縁被覆されているため、当該絶縁被覆を絶縁被覆下部54Aとして利用することができ、部品点数を削減することができ、コモンモードフィルタ1の製造工程を削減することができる。この結果、コモンモードフィルタ1を製造するためのコストを削減することができる。
なお、第2の端子部分54の部分の溶接部16Aについてのみ詳細に説明したが、溶接部15Aについても溶接部16Aと同様であり、第2の端子部分44の部分についても同様の構成であり説明を省略する。
次に、本実施形態に係るコモンモードフィルタ1の製造過程について説明する。まず、コア10と、端子電極40(第1の端子電極41,42及び第2の端子電極51,52)とを用意する。そして、コア10に各端子電極41,42,51,52を装着する。その後、第2の端子部分44,45,54,55の各先端部を、巻芯部12方向に折り曲げる。
次に、一方の導線31を用意し、巻芯部12に巻回する。そして、導線31の一端部と他端部とを第1の片部分46,56と第2の端子部分44,54とでそれぞれ挟持し、導線31を各端子電極41,52に仮止めする。その後導線31を切断する。
次に、他方の導線31を用意し、巻芯部12に巻回する。そして、導線31の一端部と他端部とを第1の片部分46,56と第2の端子部分44,54とで挟持し、導線31を各端子電極51,42に仮止めする。その後導線31を切断する。これらにより、巻線30が形成されることとなる。
次に、巻線30(各導線31)の被覆を部分的に除去する。被覆の除去は、各端子電極41,42,51,52に仮止めされた巻線30の一端部又は他端部のうち少なくとも第2の片部分47,57に対応する部分の被覆であって各端子電極41,42,51,52に対向する側とは反対の側を、図示せぬYAGレーザー照射装置を用いたパルスレーザー照射により行う。より具体的には、図2の上方から、波長が1064nm、パルス幅が100nsec以下、周波数が20Hz、照射エネルギーが230J/m±10%程度のパルスレーザー照射を、40nsec以下で1回のみ行うにより被覆を除去する。
次に、図1に示されるように、第2の片部分47,57を曲げて、巻線30における被覆が除去された部分を第2の端子部分44,54と第2の片部分47,57とで狭持する。これにより、巻線30の両端部が各端子電極41,42,51,52に一時的に固定されることとなる。
次に、巻線30における被覆が除去された部分と、各端子電極41,42,51,52と、第2の片部分47,57とを、図示せぬレーザー照射によりパルスレーザーを所定時間照射して溶接して、巻線30の一端部又は他端部を各端子電極41,42,51,52に継線する。レーザー光の照射領域は、第2の片部分47,57と巻線30とを含むように設定されることが好ましい。レーザーには、前述の絶縁被覆除去と同様に、YAGレーザー装置によるパルスレーザーを用いることができる。
溶接を開始すると、巻線30における被覆が除去された部分と、各端子電極41,42,51,52と、第2の片部分47,57とは溶融し合い、溶融した状態の膨出部16Bを形成し、膨出部16Bは、巻線30に沿って巻芯部12の方へ移動しようとするが、絶縁被覆の最端縁30Aに当接することにより、移動が阻止され位置決めされる。これに伴い膨出部16Bの大きさ、形状も規定される。
また、このとき、膨出部16Bと端子電極41,42,51,52を構成する土台部54Aとの間には絶縁被覆下部30Bが存在しているため、端子電極41,42,51,52を過度に溶接することが防止される。これらの工程を経て、上述した構成を有するコモンモードフィルタ1が得られることとなる。
本発明によるコイル部品は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、巻線30における絶縁被覆が除去された部分と各端子電極41,42,51,52との溶接には、YAGレーザー装置を用いてパルスレーザー照射を行ったが、他の溶接方法、例えば、アークによる溶接方法を用いてもよい。また、溶接ではなく半田等のろう材を用いて半田付け等を行ってもよい。
例えば、半田付けをする場合には、巻線30の一端又は他端は溶融しない。また、各端子電極41,42,51,52も溶融しない。この場合には、半田を介して巻線30の一端部又は他端部が、各端子電極41,42,51,52に電気的に接続され、膨出部16Bにおいては、巻線30の一端部又は他端部と土台部54A等の部分との間に、絶縁被覆下部30Bが存在した状態となっている。また、膨出部16Bは絶縁被覆の最端縁16Aにのみ当接した状態となっている。
また、上述の実施の形態では、導線31の絶縁被覆を利用することにより、膨出部16Bにおいて巻線30の一端部又は他端部(又は一端部相当部又は他端部相当部)と土台部54A等の部分との間に、絶縁被覆下部30Bが存在した状態となっていたが、導線31の絶縁被覆下部30Bに代えて、別途用意した絶縁層が存在した状態となっていてもよい。
本発明のコイル部品は、良好な継線が要求されるコイル部品の分野において有用である。
本発明の実施の形態によるコイル部品を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の導線と端子電極とを継線する前の状態を示す要部斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の導線と端子電極とを継線する前の状態を示す要部斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の導線と端子電極とを継線した状態を示す要部斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の膨出部の部分を示す要部断面図。
符号の説明
1 コモンモードフィルタ
10 コア
13 鍔部
16A 溶接部
16B 膨出部
30A 最端縁
30B 絶縁被覆下部
31 導線
40 端子電極
46、56 第2の片部分
54A 土台部

Claims (5)

  1. 少なくとも1本の導線と、
    該導線が取付けられ実装部を有するコアと、
    該導線の一端部及び他端部の数に対応した個数設けられて該コアの該実装部に配置され、該導線の一端部及び他端部がそれぞれ1つずつ電気的に継線される端子電極とを備え、
    該端子電極は該導線の一端部又は他端部が対向する土台部を有し、該土台部には該コアから離間する方向へ膨出し該導線の一端部又は他端部が該土台部に継線される膨出部が対向配置され、
    該膨出部において、該導線の一端部若しくは他端部と該土台部との間にのみ又は該導線の一端部相当部若しくは他端部相当部と該土台部との間にのみ絶縁層が設けられていることを特徴とするコイル部品。
  2. 該導線は絶縁被覆され、該絶縁層は該絶縁被覆の一部により構成されていることを特徴とする請求項1記載のコイル部品。
  3. 該端子電極は端子金具からなり、該膨出部における該導線の一端部相当部又は他端部相当部は該端子金具の一部と該導線の一端部又は他端部とがレーザー溶接により溶融して構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコイル部品。
  4. 該膨出部は、該導線の一端部又は他端部がろう材によって周囲を覆われてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコイル部品。
  5. 該絶縁被覆は、該導線の一端部又は他端部と該端子電極とを電気的に継線するために必要な温度で溶融しない程度の耐熱性を有する材料からなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一記載のコイル部品。
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