JP4184395B2 - コイル部品及びコイル部品の製造方法 - Google Patents

コイル部品及びコイル部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4184395B2
JP4184395B2 JP2006181882A JP2006181882A JP4184395B2 JP 4184395 B2 JP4184395 B2 JP 4184395B2 JP 2006181882 A JP2006181882 A JP 2006181882A JP 2006181882 A JP2006181882 A JP 2006181882A JP 4184395 B2 JP4184395 B2 JP 4184395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conducting wire
terminal
terminal electrode
insulating coating
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006181882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008010753A (ja
Inventor
豊 畠山
昂三 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2006181882A priority Critical patent/JP4184395B2/ja
Priority to US11/812,058 priority patent/US7471179B2/en
Priority to DE102007030057.5A priority patent/DE102007030057B4/de
Publication of JP2008010753A publication Critical patent/JP2008010753A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4184395B2 publication Critical patent/JP4184395B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F17/045Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core of cylindric geometry and coil wound along its longitudinal axis, i.e. rod or drum core
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • H01F27/292Surface mounted devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/10Connecting leads to windings

Description

本発明はコイル部品及びコイル部品の製造方法に関し、特に端子電極と導線とを備え、導線の一端部又は他端部が端子電極に継線されるコイル部品及びコイル部品の製造方法に関する。
従来よりコモンモードフィルタ等のコイル部品としては、ドラムタイプコアに導線が巻回された構成が知られている。
特開2004−14671号公報(特許文献1)には、この構成のコイル部品が記載されている。コイル部品は、ドラムタイプコアと2本の絶縁被覆された導線とを備えており、ドラムタイプコアは一対のフランジ部と巻芯部とを備え、巻芯部一対のフランジ部を互いに連結する。2本の導線はドラムタイプコアの巻芯部にそれぞれ巻回される。
一対のフランジ部には、導線の本数に対応した数である2つの端子電極がそれぞれ設けられている。一方のフランジ部の各端子電極には、2本の導線の一端部の絶縁被覆が剥離されてそれぞれ固着され、他方のフランジ部の各端子電極には、2本の導線の他端部の絶縁被覆が剥離されてそれぞれ固着される。
端子電極は端子金具によって構成され、端子電極の一部は2本の導線の一端部又は他端部が接続される継線部をなす。継線部の近傍の端子金具の部分は、導線を端子電極に継線する際に導線を安定して保持するための仮止め部を備えている。絶縁被覆はウレタンによって構成されている。
特開2004−14671号公報
しかし、従来のコイル部品においては、継線部の更なる良好な電気的継線が要求されていた。そこで、本発明は、良好な電気的継線がなされ良好な継線部が形成されたコイル部品及びコイル部品の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、絶縁被覆された少なくとも1本の導線と、該導線が取付けられ実装部を有するコアと、該導線の一端部及び他端部の数に対応した個数設けられて該コアの該実装部に配置され、該導線の一端部及び他端部がそれぞれ1つずつ溶接されることにより電気的に継線される端子電極とを備え、該端子電極は該導線の一端部又は他端部が対向する土台部を有し、該土台部には該コアから離間する方向へ膨出し該導線の一端部又は他端部が該土台部に継線される溶接玉が対向配置され、該溶接玉において、該導線の一端部相当部若しくは他端部相当部と該土台部との間にのみ絶縁層が設けられ、該絶縁層は該絶縁被覆の一部により構成され、該端子電極は端子金具からなり、該溶接玉は、該導線の一端部又は他端部と該端子金具の一部とがレーザー溶接により溶融してなり該レーザー溶接前に該導線の一端部又は他端部において該絶縁被覆が剥離されることにより形成された該絶縁被覆の端縁であって該導線の一端又は他端から最も離間した位置にあり該導線の軸方向に交差する方向へ延出する最端縁において該絶縁被覆と当接しているコイル部品を提供している。
溶接玉は、レーザー溶接前に導線の一端部又は他端部において絶縁被覆が剥離されることにより形成された絶縁被覆の端縁であって導線の一端又は他端から最も離間した位置にあり導線の軸方向に交差する方向へ延出する最端縁において絶縁被覆と当接しているため、溶接玉の形状を最端縁によって規定できる。このため継線の状態を安定させることができ、コイル部品の品質を安定させることができる。また、溶接玉の形状を管理することができる。コイル部品の上方に板状コアを更に載置して閉磁路構造にする場合があるが、この場合に、溶接玉の形状が安定して管理されているので、溶接玉が大きすぎることを防止でき、板状コアに溶接玉が当接してしまうことにより組込み不良が発生することを防止することができる。
ここで、該絶縁被覆は、レーザー溶接によって該導線の一端部又は他端部を該端子電極に溶接しているときに溶融しない程度の耐熱性を有する材料からなることが好ましい。
絶縁被覆は、レーザー溶接によって導線の一端部又は他端部を端子電極に溶接しているときに溶融しない程度の耐熱性を有する材料からなるため、絶縁被覆が溶接時に溶融せず、溶融しない絶縁被覆の最端縁によって溶接玉の形状を規定することにより、当該形状の規定をより確実にすることができる。
また、該端子電極は端子金具からなり、該端子金具は、該溶接部の近傍であって該絶縁被覆されている該導線の部分を仮止めする仮止め部を有し、該導線は、該仮止め部から該溶接玉へ至るまで該絶縁被覆によって覆われていることが好ましい。導線は、仮止め部から溶接玉へ至るまで絶縁被覆によって覆われているため、溶接玉が仮止め部へ移動してゆき仮止め部まで溶接されてしまうことを防止することができる。このため、導線の引出し部の位置決めや、溶接時の放熱や、巻回部と溶接部との間において導線にかかる張力を分散させて巻回部の方へ溶接部における導線の一端又は他端が引っ張られることを防止すること等の、仮止め部が発揮する作用効果を十二分に発揮させることができる。
また、本発明は、実装部を有するコアを備え、少なくとも1本の絶縁被覆された導線が取付けられ、それぞれ土台部を有し該導線の一端部及び他端部の数に対応した個数の端子金具からなる端子電極が該実装部に設けられ、該導線の一端部及び他端部がそれぞれ1つずつ該端子電極の土台部に電気的に継線されたコイル部品の製造方法であって、該コアの該実装部に該端子電極を設ける工程と、該コアに該導線を配置させ該導線の一端部又は他端部を該端子電極の該土台部に対向させる工程と、該土台部に対向する該導線の一端部又は他端部の側とは反対の側から該導線の一端部又は他端部に対してレーザー照射して該反対の側の該導線の一端部又は他端部の部分の該絶縁被覆を除去する工程と、該絶縁被覆を除去した該導線の一端部又は他端部の部分に対して該反対の側から該端子電極の一部を対向させ、該端子電極の一部に対してレーザー照射することにより、該端子電極の一部と該絶縁被覆が除去された該導線の部分とをレーザー溶接することにより、該土台部に該コアから離間する方向へ膨出し該導線の一端部又は他端部が該土台部に継線される溶接玉を対向配置させ、該溶接玉において、該導線の一端部相当部若しくは他端部相当部と該土台部との間にのみ該絶縁被覆の一部により構成される絶縁層を設け、該溶接玉は、該レーザー溶接前に該導線の一端部又は他端部において該絶縁被覆が剥離されることにより形成された該絶縁被覆の端縁であって該導線の一端又は他端から最も離間した位置にあり該導線の軸方向に交差する方向へ延出する最端縁において該絶縁被覆と当接している状態とする工程とを有するコイル部品の製造方法を提供している。
以上により、良好な電気的継線がなされ良好な溶接部が形成されたコイル部品及びコイル部品の製造方法を提供することができる。
本実施の形態によるコイル部品及びコイル部品の製造方法を図1乃至図5に基づき説明する。本実施の形態は、本発明をコモンモードフィルタに適用した例である。
コモンモードフィルタ1は、図1に示されるように、コア10と、巻線30と、端子電極40とを備えている。コア10は、巻芯部12と、当該巻芯部12の軸方向の両端に形成された一対の鍔部13とを有している。コア10は、いわゆるドラムタイプコアである。コア10は、磁性体(例えば、フェライト等)又は非磁性体(例えば、セラミック等)からなる。巻芯部12は四角柱形状をなしている。各鍔部13は、直方体形状をなしており実装部をなす。
巻芯部12と鍔部13とは、一体的に形成されている。コア10は、その巻芯部12の軸心方向に平行な断面での形状がH字状を呈している。以下、鍔部13については、それぞれが略同一形状であるため、特に明記しない限り、片側のみで説明し、図1に示されるように、巻芯部12の長手方向をX軸方向、巻芯部12の幅方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向と定義して説明する。
各鍔部13は、巻芯部12に連結する第1の部分14と、当該第1の部分14よりY軸方向に延出されている第2の部分15と、第2の部分15の反対方向に延出されている第3の部分16と、を有している。これら第2の部分15と第3の部分16とは、巻芯部12の軸芯を通るZX平面に対して面対称な構成になっている。
第1の部分14は、Z軸方向が長手方向であり且つY軸方向が幅方向であって、巻芯部12と略同一の幅である略直方体形状を呈している。第1の部分14は、一対の第1の側面14a,14bと、一対の第2の側面14c,14dと、一対の第3の側面14e,14fと、を有している。第1の側面14a,14b同士は、X軸方向で見て互いに対向するように位置している。第2の側面14c,14d同士は、Z軸方向で見て互いに対向し、且つ、各第1の側面14a,14bに交差する方向(本実施形態においては、直交する方向)に伸びるように位置している。第3の側面14e,14f同士は、Y軸方向で見て互いに対向し、且つ、各第1の側面14a,14b及び各第2の側面14c,14dに交差する方向(本実施形態においては、直交する方向)に伸びるように位置している。各第1の側面14a,14bは巻芯部12の軸心方向に直交する。第1の側面14bには、巻芯部12が連結されている。
第2の部分15は、第1の部分14の第3の側面14eからY軸方向に伸び、Z軸方向が長手方向である略直方体形状を呈している。第2の部分15は、一対の第1の側面15a,15bと、一対の第2の側面15c,15dと、第3の側面15eとを有している。第1の側面15a,15b同士は、X軸方向で見て互いに対向するように位置している。第2の側面15c,15d同士は、Z軸方向で見て互いに対向し、且つ、各第1の側面15a,15bに交差する方向に伸びるように位置している。第3の側面15eは、各第1の側面15a,15b及び各第2の側面15c,15dに交差する方向に伸びるように位置している。各第1の側面15a,15bは巻芯部12の軸心方向に直交することとなる。第1の部分14の第2の側面14c及び第3の側面14eと、第2の部分15の第2の側面15cとで段差が形成されており、第2の部分15の第2の側面15cは第1の部分14の第2の側面14cよりも低い位置にある。
第3の部分16は、第1の部分14の第3の側面14fからY軸方向に伸び、Z軸方向が長手方向である略直方体形状を呈している。第3の部分16は、一対の第1の側面16a,16bと、一対の第2の側面16c,16dと、第3の側面16eとを有している。第1の側面16a,16b同士は、X軸方向で見て互いに対向するように位置している。第2の側面16c,16d同士は、Z軸方向で見て互いに対向し、且つ、各第1の側面16a,16bに交差する方向に伸びるように位置している。第3の側面16eは、各第1の側面16a,16b及び各第2の側面16c,16dに交差する方向に伸びるように位置している。各第1の側面16a,16bは巻芯部12の軸心方向に直交する。第1の部分14の第2の側面14c及び第3の側面14fと、第3の部分16の第2の側面16cとで、段差が形成されており、第3の部分16の第2の側面16cは第1の部分14の第2の側面14cよりも低い位置にある。
巻線30は、2本の導線31を有している。2本の導線31は、後述のように導線31を端子金具40にパルスレーザー溶接する際に溶接しているときに溶融しない程度の耐熱性を有する材料により絶縁被覆されており、巻芯部12に巻回されて当該巻回された部分は巻回部をなす。2本の導線31は、互いに電気的に絶縁されると共に互いに磁気結合する。各導線31として、絶縁被膜銅線(例えば、ポリウレタン銅線、ポリアミドイミド銅線等)を用いることができる。
端子電極40は端子金具により構成されており、第1の端子電極41,42と、第2の端子電極51,52とを有している。第1の端子電極41,42は、鍔部13の第2の部分15にそれぞれ装着されている。第2の端子電極51,52は、鍔部13の第3の部分16にそれぞれ装着されている。第1の端子電極42及び第2の端子電極52には、両方の導線31一端の部分がそれぞれ電気的に接続され継線されている。第1の端子電極41及び第2の端子電極51には、両方の導線31の他端の部分がそれぞれ電気的に接続され継線されている。
第1の端子電極41,42は、第1の端子部分43と、当該第1の端子部分43の各端部から伸びる一対の第2の端子部分44,45と、第2の端子部分44から伸びる第1及び第2の片部分46,47を有している。第1の端子部分43と、一対の第2の端子部分44,45と、第1の片部分46とは、金属板を折り曲げ加工することにより形成される。なお、第2の片部分47は後述の第2の片部分57の同一構成をなしており、図2に示される後述の第2の片部分57をご参照いただくことで理解が容易となる。第1の端子部分43は、鍔部13の第2の部分15の第1の側面15aに対峙する。第2の端子部分44は、鍔部13の第2の部分15の第2の側面15cに対峙する。第2の端子部分45は、鍔部13の第2の部分15の第2の側面15dに対峙する。一対の第2の端子部分44,45のそれぞれの先端部は、巻芯部12方向に折り曲げられている。
第1及び第2の片部分46,47は導線31を継線するためのものであり、第2の端子部分44とで導線31の端部を挟持する。第1及び第2の片部分46,47は、第2の端子部分44におけるY軸方向での一方の端部から伸びている。第1の片部分46は、後述のように第2の片部分47に対してレーザー溶接しているときに導線31を仮止めするための仮止め部をなし、折曲げられることにより第2の端子部分44とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持する。
第2の片部分47は、レーザー溶接により主に溶融状態とされるための係止片であり、折曲げられることにより第2の端子部分44とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持する。第1及び第2の片部分46,47と第2の端子部分44とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持した状態で後述のようにレーザー溶接を行うことにより、第1の端子電極41と導線31の一端の部分又は他端の部分とが機械的及び電気的に接続される。第1の端子電極41,42が鍔部13に装着されていない状態で、第1の端子部分43のZ軸方向の長さは第1の側面15aのZ軸方向の長さよりも僅かに大きく、一対の第2の端子部分44,45の端部のZ軸方向での間隔は、第1の側面15aのZ軸方向の長さよりも僅かに小さい。
第1の端子電極41,42は、一対の第2の端子部分44,45により一対の第2の側面15c,15dを狭持することにより、鍔部13の第2の部分15に固定される。第1の端子電極41,42を鍔部13の第2の部分15にそれぞれ装着する場合、第1の端子電極41,42は、一対の第2の端子部分44,45の間隔が広げられながら、第2の部分15の第1の側面15a側から第2の部分15に外挿される。
第2の端子電極51,52は、第1の端子部分53と、当該第1の端子部分53の各端部から伸びる一対の第2の端子部分54,55と、第2の端子部分54から伸びる第1及び第2の片部分56,57を有している。第1の端子部分53と、一対の第2の端子部分54,55と、第1及び第2の片部分56,57とは、金属板を折り曲げ加工することにより形成される。第1の端子部分53は、鍔部13の第3の部分16の第1の側面16aに対峙する。第2の端子部分54は、鍔部13の第3の部分16の第2の側面16cに対峙する。第2の端子部分55は、鍔部13の第3の部分16の第2の側面16dに対峙する。一対の第2の端子部分54,55のそれぞれの先端部は、巻芯部12方向に折り曲げられている。
第1及び第2の片部分56,57は導線31を継線するためのものであり、第2の端子部分54とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持する。第1及び第2の片部分56,57は、第2の端子部分54におけるY軸方向での他方の端から伸びている。第1の片部分56は、後述のように第2の片部分57に対してレーザー溶接しているときに導線31を仮止めするための仮止め部をなし、折曲げられることにより第2の端子部分54とで導線31の一端部又は他端部を挟持する。
第2の片部分57は、レーザー溶接により主に溶融状態とされるための係止片であり、図2にて示された状態から曲げられることにより、図3に示されるように第2の端子部分54とで導線31を挟持する。第1及び第2の片部分56,57と第2の端子部分54とで導線31の一端の部分又は他端の部分を挟持した状態でレーザー溶接を行うことにより、第2の端子電極51と導線31の一端部又は他端部とが機械的及び電気的に接続される。第2の端子電極51,52が鍔部13に装着されていない状態で、第1の端子部分53のZ軸方向の長さは第1の側面16aのZ軸方向の長さよりも僅かに大きく、一対の第2の端子部分54,55の端部のZ軸方向での間隔は、第1の側面16aのZ軸方向の長さよりも僅かに小さい。
第2の端子電極51,52は、一対の第2の端子部分54,55によって一対の第2の側面16c,16dを狭持することにより、鍔部13の第3の部分16に固定される。第2の端子電極51,52を鍔部13の第3の部分16にそれぞれ装着する場合、第2の端子電極51,52は、一対の第2の端子部分54,55の間隔が広げられながら、第3の部分16の第1の側面16a側から第3の部分16に外挿される。
第2の片部分57と第2の端子部分54とで挟持される導線31の一端又は他端は、図2に示される絶縁被覆の略上半分が剥離された状態となっている。当該導線の31の一端又は他端の図2に示される絶縁被覆の略上半分に、後述のようにパルスレーザー照射が行われることにより、このように絶縁被覆が剥離される。
これに対して、当該導線の31の一端又は他端の図2に示される絶縁被覆の略下半分は、パルスレーザー照射を受けず、絶縁被覆が剥離されていない絶縁被覆下部30Bを有している。また、第1の片部分56と第2の端子部分54とで挟持される導線31の一端近傍部分は、図2に示されるように、絶縁被覆が剥離されていない。絶縁被覆は、第1の片部分56から第2の片部分57へ向かって所定の位置に至るまでそのまま残された状態となっており、当該所定の位置から一端又は他端に至るまで、図の下半分のみ絶縁被覆下部30Bが残された状態となっている。絶縁被覆下部30Bは絶縁層に相当する。当該所定の位置は後述の膨出部に当接する絶縁被覆の最端縁30Aをなす。
第2の片部分57は、前述のようにレーザー溶接によって溶融し、また、第2の片部分57と第2の端子部分54とで挟持される導線31の一端部又は他端部も溶融する。更に、レーザー溶接によって第2の端子部分54の部分であって第2の片部分57及び導線31の一端部又は他端部に対向する部分も溶融する。但し、第2の片部分57に対向する部分全てが溶融してしまうわけではなく、鍔部13の第3の部分16に対向する部分、即ち、図5における第2の端子部分54の下部は溶融せずに残っており土台部54Aをなす。
上述のようにそれぞれ溶融して互いに混ざり合った状態となり、このように溶融してなる溶接部16Aは、図5に示されるように、コアから離間する方向へ膨出する膨出部16Bを有する。ここで、「膨出部16B」とは、コア3の第3の部分16から離間する方向へ略半球状に膨出しているいわゆる溶接玉の、下端を除いた上の部分を示しており、前述の土台部54A及び絶縁被覆に対向している部分は、膨出部16Bには該当しない。
そして、レーザー溶接により導線31の一端が第2の端子部分54の下部たる土台部54Aに溶接されているときには、溶融した状態の膨出部16Bは絶縁被覆の最端縁30Aに当接し、この当接により当該最端縁30Aによって膨出部16Bの形状、位置、大きさが規定される。従って、膨出部16Bが冷却されて固化した状態では、図5に示されるように、膨出部16Bは絶縁被覆の最端縁30Aにのみに当接している。また、導線31は、第1の片部分56から膨出部16Bへ至るまで絶縁被覆によって覆われた状態となっている。
膨出部16Bが絶縁被覆の最端縁30Aにのみに当接するようにしたため、溶接部16Aを構成する膨出部16Bの形状を規定できる。このため継線の状態を安定させることができ、コモンモードフィルタ1の品質を安定させることができる。また、溶接部16Aを構成する膨出部16Bの形状を管理することができる。
また、コモンモードフィルタ1の上方に図示せぬ板状コアを更に載置して閉磁路構造にする場合があるが、この場合に、膨出部16Bの形状が安定して管理されているので、膨出部16Bが大きすぎてしまうことを防止することができる。このため、一対の鍔部13の第2の側面14c、14cにそれぞれ当接するようにして図示せぬ板状コアを固定する場合に、当該板状コアに膨出部16Bが当接してしまうことを防止でき、鍔部13の第2の側面14c、14cへの板状コアの固定の障害となることを防止でき、鍔部13への図示せぬ板状コアの組込み不良が発生することを防止することができる。
また、導線31は、第1の片部分56から膨出部16Bへ至るまで絶縁被覆によって覆われた状態となっているため、溶接部16Aを構成する膨出部16Bが第1の片部分56へ移動してゆき第1の片部分56まで溶接されてしまうことを防止することができる。このため、導線31の一端又は他端から巻回部までの間の引出し部の位置決めや、溶接時の放熱や、巻回部と溶接部16Aとの間において導線31にかかる張力を分散させて巻回部の方へ溶接部16Aにおける導線31の一端又は他端が引っ張られることを防止すること等の、第1の片部分56が発揮する作用効果を十二分に発揮させることができる。
土台部54Aと導線31の一端部相当部又は他端部相当部との間には、前述のように当該導線の31の一端部又は他端部の図2に示される絶縁被覆の略下半分に残された絶縁被覆下部30Bが設けられている。ここで膨出部16Bにおいては、前述のように導線31と第2の片部分57と第2の端子部分54とが溶融して混ざり合った状態となっているため、膨出部16B中において導線31の一端の位置は明らかではない。そこで、レーザー溶接される前に第2の片部分57と第2の端子部分54とで挟持される導線31の一端が配置された位置を導線31の一端部相当部とする。他端部相当部についても同様である。
導線31の一端部又は他端部の略上半分は、前述のようにパルスレーザーによって溶接前に剥離されているため、図5に示される膨出部16Bの上部にも絶縁被覆は残っていない。従って、膨出部16Bにおいて絶縁被覆は、土台部54Aと導線31の一端相当部との間に絶縁被覆下部30Bとしてのみ設けられていることになる。
このように、膨出部16Bにおいて絶縁被覆は、土台部54Aと導線31の一端相当部又は他端部相当部との間にのみ設けられているため、絶縁被覆下部30Bの存在により端子電極40相当部が過度に溶接してしまうことを防止することができ、端子電極40が溶融して変形してしまうことを防止することができる。このため、良好な継線部たる溶接部16Aを有するコモンモードフィルタ1とすることができる。
また、導線31は絶縁被覆されているため、当該絶縁被覆を絶縁被覆下部30Bとして利用することができ、部品点数を削減することができ、コモンモードフィルタ1の製造工程を削減することができる。この結果、コモンモードフィルタ1を製造するためのコストを削減することができる。
なお、第2の端子部分54の部分の溶接部16Aについてのみ詳細に説明したが、溶接部15Aについても溶接部16Aと同様であり、第2の端子部分44の部分についても同様の構成であり説明を省略する。
次に、本実施形態に係るコイル部品の製造方法たるコモンモードフィルタ1の製造方法について説明する。まず、コア10と、端子電極40(第1の端子電極41,42及び第2の端子電極51,52)とを用意する。そして、コア10に各端子電極41,42,51,52を装着する。その後、第2の端子部分44,45,54,55の各先端部を、巻芯部12方向に折り曲げる。
次に、一方の導線31を用意し、巻芯部12に巻回する。そして、導線31の一端部と他端部とを第1の片部分46,56と第2の端子部分44,54とでそれぞれ挟持し、導線31を各端子電極41,52に仮止めする。その後導線31を切断する。
次に、他方の導線31を用意し、巻芯部12に巻回する。そして、導線31の一端部と他端部とを第1の片部分46,56と第2の端子部分44,54とで挟持し、導線31を各端子電極51,42に仮止めする。その後導線31を切断する。これらにより、巻線30が形成されることとなる。
次に、巻線30(各導線31)の被覆を部分的に除去する。被覆の除去は、各端子電極41,42,51,52に仮止めされた巻線30の一端部又は他端部のうち少なくとも第2の片部分47,57に対応する部分の被覆であって各端子電極41,42,51,52に対向する側とは反対の側を、図示せぬYAGレーザー照射装置を用いたパルスレーザー照射により行う。より具体的には、図2の上方から、波長が1064nm、パルス幅が100nsec以下、周波数が20Hz、照射エネルギーが230J/m±10%程度のパルスレーザー照射を、40nsec以下で1回のみ行うにより被覆を除去する。
次に、図1に示されるように、第2の片部分47,57を曲げて、巻線30における被覆が除去された部分を第2の端子部分44,54と第2の片部分47,57とで狭持する。これにより、巻線30の両端部が各端子電極41,42,51,52に一時的に固定されることとなる。
次に、巻線30における被覆が除去された部分と、各端子電極41,42,51,52と、第2の片部分47,57とを、図示せぬレーザー照射によりパルスレーザーを所定時間照射して溶接して、巻線30の一端部又は他端部を各端子電極41,42,51,52に継線する。レーザー光の照射領域は、第2の片部分47,57と巻線30とを含むように設定されることが好ましい。レーザーには、前述の絶縁被覆除去と同様に、YAGレーザー装置によるパルスレーザーを用いることができる。
溶接を開始すると、巻線30における被覆が除去された部分と、各端子電極41,42,51,52と、第2の片部分47,57とは溶融し合い、溶融した状態の膨出部16Bを形成し、膨出部16Bは、巻線30に沿って巻芯部12の方へ移動しようとするが、絶縁被覆の最端縁30Aに当接することにより、移動が阻止され位置決めされる。これに伴い膨出部16Bの大きさ、形状も規定される。
また、このとき、膨出部16Bと端子電極41,42,51,52を構成する土台部54Aとの間には絶縁被覆下部30Bが存在しているため、端子電極41,42,51,52を過度に溶接することが防止される。これらの工程を経て、上述した構成を有するコモンモードフィルタ1が得られることとなる。
本発明によるコイル部品及びコイル部品の製造方法は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、巻線30における絶縁被覆が除去された部分と各端子電極41,42,51,52との溶接には、YAGレーザー装置を用いてパルスレーザー照射を行ったが、他の溶接方法、例えば、アークによる溶接方法を用いてもよい。また、溶接ではなく半田等のろう材を用いて半田付け等を行ってもよい。
例えば、半田付けをする場合には、巻線30の一端又は他端は溶融しない。また、各端子電極41,42,51,52も溶融しない。この場合には、半田を介して巻線30の一端部又は他端部が、各端子電極41,42,51,52に電気的に接続され、膨出部16Bにおいては、巻線30の一端部又は他端部と土台部54A等の部分との間に、絶縁被覆下部30Bが存在した状態となっている。また、膨出部16Bは絶縁被覆の最端縁30Aにのみ当接した状態となっている。
また、上述の実施の形態では、導線31の絶縁被覆を利用することにより、膨出部16Bにおいて巻線30の一端部又は他端部(又は一端部相当部又は他端部相当部)と土台部54A等の部分との間に、絶縁被覆下部30Bが存在した状態となっていたが、導線31の絶縁被覆下部30Bに代えて、別途用意した絶縁層が存在した状態となっていてもよい。
本発明のコイル部品及びコイル部品の製造方法は、良好な継線が要求されるコイル部品の分野において有用である。
本発明の実施の形態によるコイル部品を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の導線と端子電極とを継線する前の状態を示す要部斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の導線と端子電極とを継線する前の状態を示す要部斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の導線と端子電極とを継線した状態を示す要部斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の膨出部の部分を示す要部断面図。
符号の説明
1 コモンモードフィルタ
10 コア
13 鍔部
16A 溶接部
16B 膨出部
30A 最端縁
30B 絶縁被覆下部
31 導線
40 端子電極
46、56 第2の片部分
54A 土台部

Claims (4)

  1. 絶縁被覆された少なくとも1本の導線と、
    該導線が取付けられ実装部を有するコアと、
    該導線の一端部及び他端部の数に対応した個数設けられて該コアの該実装部に配置され、該導線の一端部及び他端部がそれぞれ1つずつ溶接されることにより電気的に継線される端子電極とを備え、
    該端子電極は該導線の一端部又は他端部が対向する土台部を有し、該土台部には該コアから離間する方向へ膨出し該導線の一端部又は他端部が該土台部に継線される溶接玉が対向配置され、
    溶接玉において、該導線の一端部相当部若しくは他端部相当部と該土台部との間にのみ絶縁層が設けられ、該絶縁層は該絶縁被覆の一部により構成され、
    該端子電極は端子金具からなり、
    溶接玉は、該導線の一端部又は他端部と該端子金具の一部とがレーザー溶接により溶融してなり該レーザー溶接前に該導線の一端部又は他端部において該絶縁被覆が剥離されることにより形成された該絶縁被覆の端縁であって該導線の一端又は他端から最も離間した位置にあり該導線の軸方向に交差する方向へ延出する最端縁において該絶縁被覆と当接していることを特徴とするコイル部品。
  2. 該絶縁被覆は、レーザー溶接によって該導線の一端部又は他端部を該端子電極に溶接しているときに溶融しない程度の耐熱性を有する材料からなることを特徴とする請求項1記載のコイル部品。
  3. 該端子電極は端子金具からなり、該端子金具は、該溶接部の近傍であって該絶縁被覆されている該導線の部分を仮止めする仮止め部を有し、
    該導線は、該仮止め部から該溶接玉へ至るまで該絶縁被覆によって覆われていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコイル部品。
  4. 実装部を有するコアを備え、少なくとも1本の絶縁被覆された導線が取付けられ、それぞれ土台部を有し該導線の一端部及び他端部の数に対応した個数の端子金具からなる端子電極が該実装部に設けられ、該導線の一端部及び他端部がそれぞれ1つずつ該端子電極の土台部に電気的に継線されたコイル部品の製造方法であって、
    該コアの該実装部に該端子電極を設ける工程と、
    該コアに該導線を配置させ該導線の一端部又は他端部を該端子電極の該土台部に対向させる工程と、
    該土台部に対向する該導線の一端部又は他端部の側とは反対の側から該導線の一端部又は他端部に対してレーザー照射して該反対の側の該導線の一端部又は他端部の部分の該絶縁被覆を除去する工程と、
    該絶縁被覆を除去した該導線の一端部又は他端部の部分に対して該反対の側から該端子電極の一部を対向させ、該端子電極の一部に対してレーザー照射することにより、該端子電極の一部と該絶縁被覆が除去された該導線の部分とをレーザー溶接することにより、該土台部に該コアから離間する方向へ膨出し該導線の一端部又は他端部が該土台部に継線される溶接玉を対向配置させ、該溶接玉において、該導線の一端部相当部若しくは他端部相当部と該土台部との間にのみ該絶縁被覆の一部により構成される絶縁層を設け、該溶接玉は、該レーザー溶接前に該導線の一端部又は他端部において該絶縁被覆が剥離されることにより形成された該絶縁被覆の端縁であって該導線の一端又は他端から最も離間した位置にあり該導線の軸方向に交差する方向へ延出する最端縁において該絶縁被覆と当接している状態とする工程とを有することを特徴とするコイル部品の製造方法。
JP2006181882A 2006-06-30 2006-06-30 コイル部品及びコイル部品の製造方法 Active JP4184395B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006181882A JP4184395B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 コイル部品及びコイル部品の製造方法
US11/812,058 US7471179B2 (en) 2006-06-30 2007-06-14 Coil component
DE102007030057.5A DE102007030057B4 (de) 2006-06-30 2007-06-29 Spulenkomponente

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006181882A JP4184395B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 コイル部品及びコイル部品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008010753A JP2008010753A (ja) 2008-01-17
JP4184395B2 true JP4184395B2 (ja) 2008-11-19

Family

ID=38777201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006181882A Active JP4184395B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 コイル部品及びコイル部品の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7471179B2 (ja)
JP (1) JP4184395B2 (ja)
DE (1) DE102007030057B4 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5019132B2 (ja) * 2008-07-30 2012-09-05 Tdk株式会社 コイル部品の継線方法及び継線構造
JP5156076B2 (ja) 2010-10-22 2013-03-06 Tdk株式会社 コイル部品
JP5212752B2 (ja) * 2010-12-02 2013-06-19 Tdk株式会社 端子金具の継線構造及び継線方法
DE102011010777A1 (de) * 2011-02-09 2012-08-23 Eto Magnetic Gmbh Spuleneinrichtung sowie Verfahren zu deren Herstellung
USD665740S1 (en) * 2011-11-18 2012-08-21 Sumida Corporation Coil component
TW201429105A (zh) * 2013-01-04 2014-07-16 Primax Electronics Ltd 無線充電傳輸裝置
JP6263904B2 (ja) * 2013-08-23 2018-01-24 オムロン株式会社 電磁石装置およびこれを用いた電磁継電器
JP1527694S (ja) * 2013-10-11 2015-06-29
DE102014103324B4 (de) 2014-03-12 2022-11-24 Tdk Electronics Ag Induktives Bauelement und Verfahren zum Herstellen eines induktiven Bauelements
JP6528415B2 (ja) * 2015-01-22 2019-06-12 Tdk株式会社 コイル装置
US10170234B2 (en) 2015-01-22 2019-01-01 Tdk Corporation Coil device capable of performing a wire connection
JP6332073B2 (ja) * 2015-02-13 2018-05-30 株式会社村田製作所 コイル部品
US9899131B2 (en) * 2015-07-20 2018-02-20 Cyntec Co., Ltd. Structure of an electronic component and an inductor
JP6465068B2 (ja) 2016-04-28 2019-02-06 株式会社村田製作所 コイル部品
JP6547683B2 (ja) * 2016-05-26 2019-07-24 株式会社村田製作所 コイル部品
JP6673161B2 (ja) * 2016-11-24 2020-03-25 株式会社村田製作所 コイル部品
JP6865605B2 (ja) * 2017-03-07 2021-04-28 株式会社村田製作所 コモンモードチョークコイル
JP6766697B2 (ja) * 2017-03-07 2020-10-14 株式会社村田製作所 コイル部品
KR101981468B1 (ko) * 2017-05-12 2019-05-24 주식회사 모다이노칩 초크 코일
JP6658682B2 (ja) 2017-06-24 2020-03-04 株式会社村田製作所 コイル部品
KR101793878B1 (ko) 2017-08-23 2017-11-06 손광만 라인필터 자동 조립장치 및 그 제조방법
JP7107691B2 (ja) * 2018-01-31 2022-07-27 太陽誘電株式会社 コイル部品及び電子機器
USD918835S1 (en) * 2018-08-22 2021-05-11 Tdk Corporation Coil component
JP1638080S (ja) * 2018-08-22 2019-08-05
USD920911S1 (en) 2019-01-23 2021-06-01 Sumida Corporation Coil component
USD920912S1 (en) 2019-01-23 2021-06-01 Sumida Corporation Core component
JP2020141077A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 太陽誘電株式会社 コイル部品及び電子機器
JP7074109B2 (ja) * 2019-05-23 2022-05-24 株式会社村田製作所 コイル部品およびその製造方法
JP7120194B2 (ja) * 2019-09-30 2022-08-17 株式会社村田製作所 コイル部品およびドラム状コア
JP1660185S (ja) * 2019-12-27 2020-05-25
JP6844724B2 (ja) * 2020-01-29 2021-03-17 株式会社村田製作所 コイル部品
USD999166S1 (en) * 2021-04-22 2023-09-19 Fukushima Sic Applied Engineering Inc. Power transformer
USD981958S1 (en) * 2021-04-23 2023-03-28 Fukushima Sic Applied Engineering Inc. Coil for power transformer

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5792807A (en) * 1981-06-05 1982-06-09 Tdk Corp Small-sized inductor
DE3835818C3 (de) * 1988-10-21 1996-02-08 Stapla Ultraschalltechnik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Verbinden von Ankerwicklungsdrähten mit den Lamellen eines Hakenkollektors
JPH04369811A (ja) * 1991-04-05 1992-12-22 Matsushita Electric Works Ltd コイル端末処理方法
JPH06141432A (ja) * 1992-10-16 1994-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 導線の絶縁被膜除去装置
JP3087659B2 (ja) * 1996-08-23 2000-09-11 株式会社村田製作所 コイル部品の製造方法
JP3466396B2 (ja) 1996-11-22 2003-11-10 三菱電機株式会社 電力量計の電圧コイル端子構造
JP3352950B2 (ja) * 1998-07-13 2002-12-03 太陽誘電株式会社 チップインダクタ
US6157283A (en) * 1998-11-24 2000-12-05 Taiyo Yuden Co., Ltd. Surface-mounting-type coil component
JP3710042B2 (ja) * 1999-09-20 2005-10-26 Tdk株式会社 コモンモードフィルタ
JP2002008931A (ja) * 2000-04-18 2002-01-11 Taiyo Yuden Co Ltd 巻線型コモンモードチョークコイル
JP3909834B2 (ja) 2002-06-05 2007-04-25 Tdk株式会社 コイル部品の継線構造及び方法
JP2005093564A (ja) 2003-09-12 2005-04-07 Fdk Corp チップコイル
JP2005142459A (ja) 2003-11-10 2005-06-02 Toko Inc 面実装型インダクタ
JP4203958B2 (ja) * 2004-05-06 2009-01-07 Tdk株式会社 表面実装型コイル部品
JP2006121013A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Tdk Corp コイル部品の製造方法
JP4275120B2 (ja) * 2005-08-31 2009-06-10 Tdk株式会社 コイル部品の製造方法及び製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102007030057B4 (de) 2014-05-28
JP2008010753A (ja) 2008-01-17
US20080003865A1 (en) 2008-01-03
DE102007030057A1 (de) 2008-01-03
US7471179B2 (en) 2008-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4184395B2 (ja) コイル部品及びコイル部品の製造方法
JP4184394B2 (ja) コイル部品及びコイル部品の製造方法
JP6547683B2 (ja) コイル部品
JP4844848B2 (ja) 電子部品の継線構造
US10262787B2 (en) Coil component
JP6884603B2 (ja) コイル部品
JP6865605B2 (ja) コモンモードチョークコイル
CN108573793B (zh) 线圈部件
JP6766697B2 (ja) コイル部品
US10163559B2 (en) Coil component
JP7059953B2 (ja) コイル部品の製造方法
JP2006121013A (ja) コイル部品の製造方法
TW201828312A (zh) 線圈元件
CN109119234B (zh) 线圈部件
JP4209397B2 (ja) コイル部品、コモンモードチョークコイル、及びコイル部品の製造方法
US11545294B2 (en) Coil device, pulse transformer, and electronic component
JP7245062B2 (ja) コイル部品、電子機器、及びコイル部品の製造方法
JP2000091146A (ja) 電気,電子部品のワイヤ接続構造
JP6844724B2 (ja) コイル部品
JP2009038173A (ja) コイル部品の製造方法
JP6992101B2 (ja) コイル部品
JP2023069239A (ja) コイル部品
JPH0554948A (ja) 電線接続端末の処理方法
JP2020141078A (ja) コイル部品及び電子機器
JPH05207693A (ja) 薄型コイル

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4184395

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912

Year of fee payment: 5