JP4844848B2 - 電子部品の継線構造 - Google Patents

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Description

本発明は電子部品の継線構造に関する。
従来より、コイル部品等の電子部品の継線構造として、端子電極と導線の端末とを接続する継線構造が知られている。端子電極と導線の端末とを接続する方法として、半田接続や熱圧着接続、溶接接続の他、超音波接合による接合(拡散固着又は融着)が知られている(例えば、特許文献1)。例えば、導線がポリアミドイミド銅線等の耐熱性の高い絶縁被覆付き導線である場合、端子電極と導線の端末とを半田接続や熱圧着接続、溶接接続によって接続するためには、予め導線の端末の絶縁被覆を剥離しておく必要がある。一方、超音波接合によって導線と端子電極とを接合する場合には、導線がポリアミドイミド等の耐熱性の高い絶縁被覆付き導線であっても、超音波振動によって絶縁被覆を導線と端子電極との接合面外へ逃がすことができるので、導線の端末に絶縁被覆を剥離しておく必要がないと考えられている。具体的には、超音波接合では、端子電極と導線の端末とに対し、ホーンとアンビルとを用いて加圧しながら超音波振動のエネルギーを与えることにより、端子電極と導線の端末との間に存在する絶縁被覆を接合面外へと押出すことができると考えられている。
特開平9−153419号公報
しかしながら、超音波接合によって端子電極と導線の端末とを接合する場合であっても、被覆付き導線の芯線の直径が小さい(実験によると、芯線の直径が0.35mm未満である)場合には、ホーンとアンビルとによって導線の端末と端子電極とに加えることができる圧力の上限が、絶縁被覆を接合面外へと押出すために必要な圧力に満たないため、端子電極と導線との接合面に絶縁被覆が残留してしまい接続不良となる問題があった。
そこで本発明は、超音波接合による継線構造であっても信頼性が向上する電子部品の継線構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、導線配置部と、該導線配置部に配置され、芯線と、該芯線の周面を覆う絶縁被覆とからなる導線と、該導線配置部の端部に配置され、該導線の両端部が該絶縁被覆を除外した状態で超音波接合により電気的に接続された電極部と、を備え、該導線は、該導線配置部から該電極部へ至る引出部と、該電極部に電気的に接続された継線部とを有し、該引出部のうち該継線部と連続する側の少なくとも一部は該芯線が露出している絶縁被覆剥離部をなし、該電極部から該導線配置部に向けて傾斜する傾斜面が設けられ、該電極部は、該傾斜面上に配置される部分を有し、該絶縁被覆剥離部の一部は該電極部の該傾斜面上に配置される部分に配置され、残りの部分は該傾斜面に配置されることを特徴とする電子部品の継線構造を提供している。
このような電子部品の継線構造によれば、導線の両端部は、絶縁被覆を除外した状態で超音波接合により電極部と電気的に接続され、かつ、引出部のうち継線部と連続する側の少なくとも一部は芯線が露出している絶縁被覆剥離部をなすので、芯線の直径が小さい導線を超音波接合により電極部と接続する場合であっても、電極部と継線部との接合面に絶縁被覆を残留させることがなく、電極部と導線とを良好に接続することができる。つまり、導線の芯線の直径が小さい場合であっても、超音波接合による継線を実現できる。さらに、電極部と継線部との間に隙間がない状態で超音波接合を開始するので、良好な接合を行うことができる。また、導線の引出部のうち継線部近傍は絶縁被覆が除去されているので、引出線を柔軟に引回すことができ、継線部近傍で引出部が絶縁被覆分膨出することを防止できる。
また、該絶縁被覆剥離部の該芯線の断面形状及び断面積は、該導体配置部に配置された該導線の該芯線の断面形状及び断面積と同一であることが好ましい。
また、該絶縁被覆剥離部の該芯線の表面状態は、該導体配置部に配置された該導線の表面状態と同一であることが好ましい。
このような電子部品の継線構造によれば、絶縁被覆剥離部の芯線の断面形状及び断面積、表面状態が、導体配置部に配置された導線の芯線の断面形状及び断面積、表面状態と同一であることにより、芯線の一部に応力がかかることがないため、断線を防止することができる。例えば、製造過程で引出部に引っかかったり、板状コアや実装基板が引出部に接触したりした場合であっても、導体配置部と絶縁被覆剥離部との間の芯線は同一であるので、応力や摩擦による断線を防止することができる。
また、該絶縁被覆は該引出部のうち該絶縁被覆が被覆された部分と該絶縁被覆剥離部との境界を規定する端面を有し、該端面の表面状態は平坦であることが好ましい。
一般に、機械剥離によって導線の絶縁被覆を剥離した場合、絶縁被覆が被覆された部分と絶縁被覆を剥離した部分との境界である絶縁被覆の端面はささくれ立って凹凸形状となり、該端面には剥離されきれなかった絶縁被覆の未剥離片が残留してしまう。この未剥離片は、導線の芯線から中途半端に剥離されているため、振動等の小さな衝撃によって意図しない時に剥離し、電子部品内に異物を残す可能性がある。一方、上記電子部品の継線構造によれば、絶縁被覆が被覆された部分と絶縁被覆を除去された部分との境界を規定する絶縁被覆の端面を有し、該端面は平坦となっているので、該端面に絶縁被覆の剥離片が存在することはなく、コモンモードフィルタ1内に異物を残すことを確実に防止することができる。
また、該継線部と対向する板状コアを備えることが好ましい。
このような電子部品の継線構造によれば、閉磁路を形成することができる。また、板状コアによって継線部を保護することができる。
以上により、本発明は、超音波接合による継線構造であっても信頼性が向上する電子部品の継線構造を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る電子部品の継線構造を有するコイル部品について図1から図9を参照しながら説明する。コイル部品1は、例えば車載用に使用されるコモンモードフィルタである。コイル部品1は、図1に示されるように、ドラムタイプコア2と、ドラムタイプコア2上に巻芯部を覆うようにして載置される板状コア20を有して構成されている。
ドラムタイプコア2は、長手方向に直交する断面が略長方形の巻芯部3と、巻芯部3の長手方向両端に設けられ略同一形状の鍔部4、4とを有して構成されている。巻芯部3には、2本の導線7、8が巻回される。以下、ドラムタイプコア2の両側に位置している鍔部4は同一形状であるため、特に明記しない限り片側のみで説明する。また、巻芯部3の長手方向をx軸方向、巻芯部3の幅方向をy軸方向、x軸方向とy軸方向とに直交する方向をz軸方向と定義して説明する。なお、図4では、説明の便宜上導線7、8の図示を省略している。
一対の鍔部4は、X軸方向における巻芯部3の両端に、巻芯部3と一体的に設けられている。巻芯部3の軸心はz軸方向における鍔部4の中心よりも板状コア20寄りに偏心して配置されている。鍔部4は略直方体形状をなしており、6つの面4A〜4Fを有している。頂面4Aと底面4Bとは、Z軸方向において互いに対向している。第一の側面4Cと第二の側面4Dとは、Y軸方向において互いに対向している。また、外端面4Eと第一規制面4Fとは、X軸方向において互いに対向している。また鍔部4は、第一規制面4Fの側に、後述の傾斜面9と傾斜面10とを有している。
第一規制面4Fは、巻芯部3側に位置する面である。この第一規制面4Fは、ドラムタイプコア2上に板状コア20が載置され、板状コア20がx軸方向に移動させられようとしたとき、後述する第一凸部21と当接することにより、板状コア20のx軸方向の動きを規制する役割を果たす。
頂面4Aは、板状コア20が載置される側の面であり、第一頂面4A−1と第二頂面4A−2との2種類の頂面からなる。2つの第一頂面4A−1は、y軸方向においてそれぞれ第一の側面4Cと第二の側面4D側に位置し、第二頂面4A−2は2箇所の第一頂面4A−1間に位置している。また、第一頂面4A−1は第二頂面4A−2よりもz軸方向において、より底面4B側に位置している。そのため、鍔部4は頂面4Aの中央部付近である第二頂面4A−2周辺部が板状コア20側に相対的に突出した凸状の部分を有する構造となっている。そこで、以下、この凸状であって頂面4A−2を有する部分を凸部4Gとして説明を続ける。
凸部4Gは、xz平面で切った断面が略長方形状であり、yz平面で切った断面が略台形状の立体構造を有している。このため、凸部4Gのy軸方向における外側(鍔部4の第一の側面4C側あるいは第二の側面4D側)に位置する一対の斜面からなる第二規制面4aと頂面4A(第一頂面4A−1及び第二頂面4A−2)とは、それぞれ鈍角をなして構成されることになる。そして、第二規制面4aは、板状コア20が載置され、板状コア20がy軸方向に移動させられようとしたときに、後述する第二凸部22と当接することにより、板状コア20のy軸方向の動きを規制する役割を果たす。
鍔部4の底面4Bのy軸方向における中央位置であって、図に示されるように後述の第一金属端子5と第二金属端子6との間には凹部4Hが形成されている。コイル部品1を基板上に実装する際に、導電ペーストを用いる場合があるが、この場合にはイオンマイグレーションによって生じた金属のデンドライドによって一の鍔部に設けられた複数の金属端子間でショートしやすい。しかし、この凹部4Hが形成されているため、第一金属端子5と第二金属端子6との間で、ショートの発生を防止することができる。
第一金属端子5、第二金属端子6は、それぞれ凸部4Gの頂面4A−2上から、底面4B上及び外端面4E上にわたって、帯状にAgが焼き付けられその上にNiめっきが施され、さらにその上にAuめっきが施されて設けられている。
ここで、第一金属端子5、第二金属端子6に電気的に接続されている導線7、8について説明する。導線7、8は、まず導線7が巻芯部3の略全体にわたって巻回された後に、さらに巻芯部3の略全体にわたって巻回された導線7の上に巻芯部3の略全体にわたって導線8が巻回された2層のバイファイラ構造を有して巻芯部3に巻回されている。導線7は、芯線と、芯線の周囲を絶縁被覆する絶縁被覆とからなり、例えば、絶縁被覆を含めた直径が28μm〜0.18mm(絶縁被覆の厚みは10μm)程度のポリアミドイミド銅線等の絶縁被覆銅線である。導線7は、巻回部7aと、継線部7bと、引出部7cとを有して構成されている。巻回部7aは、導線7のうち一方の鍔部4から他方の鍔部4に向かって巻芯部3に巻回されている部分に相当する。また、導線7の一端は、巻回部7aの一端(以下「境界部7d」という)から延出して、一方の鍔部4の凸部4Gの頂面4A−2上及び後述の傾斜面9上であって境界部7dから遠い側に位置している第二金属端子6に絶縁被覆を除外した状態で超音波接合により電気的に接合されて継線され、継線部7bを構成している。引出部7cは、導線7のうち境界部7dと継線部7bとの間に位置する部分に相当する。引出部7cは、継線部7bと連続する側であって絶縁被覆が除外されて芯線が露出している絶縁被覆剥離部7c1と、境界部7dと連続する側であって絶縁被覆が被覆されている絶縁被覆部7c2(図2参照)とからなる。また、導線7の他端は、巻回部7aの他端(以下「境界部7d」という)から延出して、他方の鍔部4の凸部4Gの頂面4A−2上及び後述の傾斜面10上であって境界部7dから近い側に位置している第一金属端子5に絶縁被覆を除外した状態で超音波接合により電気的に接合されて継線され、継線部7bを構成している。引出部7cは境界部7dと継線部7bとの間に位置する部分に相当する。絶縁被覆剥離部7c1は、図2に示されるように、継線部7b側に位置し、引出部7cのうち3〜5割程度を占める部分である。
また、導線7の外側に巻回される導線8も導線7と同様に、芯線と、芯線の周囲を絶縁被覆する絶縁被覆とからなり、例えば、絶縁被覆を含めた直径が28μm〜0.18mm(絶縁被覆の厚みは10μm)程度のポリアミドイミド銅線等の絶縁被覆銅線である。導線8は、巻回部8aと、継線部8bと、引出部8cとを有して構成されている。巻回部8aは、一方の鍔部4から他方の鍔部4に向かって巻芯部3に巻回されている部分に相当する。また、導線8の一端は、巻回部8aの一端(以下「境界部8d」という)から延出して、他方の鍔部4の凸部4Gの頂面4A−2上及び後述の傾斜面9上であって境界部8dから遠い側に位置している第二金属端子6に絶縁被覆を除外した状態で超音波接合により電気的に接合されて継線され、継線部8bを構成している。引出部8cは境界部8dと継線部8bとの間に位置する部分に相当する。絶縁被覆剥離部8c1は、図2に示されるように、継線部8b側に位置し、引出部8cのうち3〜5割程度を占める部分である。引出部8cは、継線部8bと連続する側であって芯線が露出している絶縁被覆剥離部8c1と、境界部8dと連続する側であって絶縁被覆が被覆されている絶縁被覆部8c2とからなる。また、導線8の他端は、巻回部8aの他端(以下「境界部8d」という)から延出して、一方の鍔部4の凸部4Gの頂面4A−2上及び後述の傾斜面10上であって境界部8dから近い側に位置している第一金属端子5に絶縁被覆を除外した状態で超音波接合により電気的に接合されて継線され、継線部8bを構成している。
超音波接合により、導線7、8と、第一金属端子5及び第二金属端子6とを接合する際には、予め導線7、8の両端(超音波接合後の継線部7b、8bと絶縁被覆剥離部7c1、8c1に相当する部分、図1参照)の絶縁被覆をレーザによって剥離しておく。具体的には、YAGレーザ照射装置によって、532nm〜1064mm程度の波長のレーザを導線7、8の両端に照射する。例えば、1064mm程度の絶縁被覆を透過可能な波長のレーザが照射されると、レーザは絶縁被覆を透過して芯線に吸収され、絶縁被覆と芯線との界面が温度上昇し熱膨張することにより、絶縁被覆を断片化して飛散させる。また、532nm程度の波長のレーザが照射されると、レーザのエネルギーは絶縁被覆に吸収され、絶縁被覆の表面温度は上昇し、絶縁被覆の表面は熱溶融、内部は熱伝達溶融して、蒸発又は気化する。このようにして、導線7、8の両端は、絶縁被覆が剥離され、芯線が露出した状態とされる。具体的には、導線7、8の両端は、第一金属端子5、第二金属端子6に電気的に接続される際に、絶縁被覆剥離部7c1、8c1が引出部7c、8cのうち3〜5割程度の部分を占めるように、レーザによって絶縁被覆が剥離される。なお、絶縁被覆剥離部7c1、8c1が引出部7c、8cにおいて占める割合が3割未満である場合、第一金属端子5及び第二金属端子6との接続不良となる可能性が高い。また、絶縁被覆剥離部7c1、8c1が引出部7c、8cにおいて占める割合が5割よりも大きい場合には、同一の鍔部4に設けられている第一金属端子5及び第二金属端子6にそれぞれ継線される導線7及び導線8の間においてショートが起きる可能性が高い。よって、第一金属端子5、第二金属端子6に電気的に接続される際に、絶縁被覆剥離部7c1、8c1が引出部7c、8cのうち3〜5割程度の部分を占めるように、導線7、8の両端部の絶縁被覆を剥離しておくことが好ましい。
図3(a)は、上述のレーザによって絶縁被覆を剥離した場合の導線7、8の写真、図3(b)は、一般的な機械剥離によって絶縁被覆を剥離した場合の導線の写真である。図3(b)に示されるように、機械剥離によって絶縁被覆が剥離された部分の導線の芯線は、剥離時に傷つけられ、絶縁被覆が剥離されていない部分の芯線とは断面形状及び断面積、表面状態が異なっているのがわかる。一方、図3(a)に示されるように、上述のレーザによって剥離された導線7、8は、機械剥離による剥離(図3(b))と比較して、芯線を傷つけることなく絶縁被覆を剥離させている。つまり、絶縁被覆が剥離され露出した芯線の断面形状及び断面積、表面状態は、絶縁被覆が被覆されている芯線の断面形状及び断面積、表面状態と同一となっている。よって、導線7、8の芯線の一部に集中的な応力がかかることがないため、断線を防止することができる。具体的には、製造過程で引出部7c、8cに引っかかったり、板状コア20や実装基板が引出部7c、8cに接触したりした場合であっても、応力や摩擦による導線7、8の断線を防止することができる。
また、図3(b)に示されるように、機械剥離によって導線の絶縁被覆を剥離した場合には、絶縁被覆が被覆された部分と絶縁被覆を剥離した部分との境界である絶縁被覆の端面はささくれ立ち凹凸形状となり、剥離されきれなかった絶縁被覆の未剥離片が残留してしまう。この未剥離片は、芯線から中途半端に剥離されているため、振動等の小さな衝撃によって意図しない時に剥離し、コモンモードフィルタ内に異物を残す可能性がある。一方、図3(a)に示されるように、上述のレーザによって剥離された導線7、8は、絶縁被覆が被覆された部分とレーザによって絶縁被覆を除去された部分との境界を規定する絶縁被覆の端面を有し、該端面は機械剥離による剥離のように絶縁被覆の未剥離片等が残留してささくれ立つことなく、平坦となっている。よって、コモンモードフィルタ1内に異物を残すことを確実に防止することができる。
上述の剥離方法によって絶縁被覆を剥離された導線7、8の両端は、第一金属端子5及び第二金属端子6に超音波接合によって接合され継線される。具体的には、まず、第一金属端子5及び第二金属端子6が設けられた略同一形状の鍔部4、4をアンビルに固定する。次に、第一金属端子5及び第二金属端子6に対向するように導線7、8の両端を配置し、ホーンによって導線7、8を第一金属端子5及び第二金属端子6に向けて加圧しながら超音波振動を発生する。このとき、第一金属端子5及び第二金属端子6はアンビルに固定され、導線7、8の両端はホーンに同調して振動する。この振動により、第一金属端子5及び第二金属端子6と導線7、8との接合界面における酸化皮膜や汚れが取り除かれ、設定された発振時間またはエネルギーに達すると接合が完了する。
このような電子部品の継線構造によれば、導線7、8の両端部は、絶縁被覆を除外した状態で超音波接合により第一金属端子5及び第二金属端子6と電気的に接続され、かつ、引出部7c、8cのうち継線部7b、8bと連続する側の少なくとも一部は芯線が露出している絶縁被覆剥離部7c1、8c1をなすので、芯線の直径が小さい導線(芯線の直径が0.35mm未満)を超音波接合により第一金属端子5及び第二金属端子6と接続する場合であっても、第一金属端子5及び第二金属端子6と継線部7b、8bとの接合面に絶縁被覆を残留させることがなく、第一金属端子5及び第二金属端子6と導線7、8とを良好に接続することができる。つまり、導線7、8の芯線の直径が小さい場合であっても、超音波接合による継線を良好に実現できる。さらに、第一金属端子5及び第二金属端子6と継線部7b、8bとの間に隙間がない状態で、良好に超音波接合を行うことができる。また、導線7、8の引出部7c、8cのうち継線部7b、8b近傍には、絶縁被覆が除去された絶縁被覆剥離部7c1、8c1が設けられているので、引出部7c、8cを鍔部4、4の後述の傾斜面9、10に柔軟に沿わせることができ、継線部7b、8b近傍で引出部7c、8cが絶縁被覆分膨出することを防止できる。
傾斜面9は、図1あるいは図4に示されるように、鍔部4の第一規制面4Fから頂面4A−2へ向けて傾斜するように、y軸方向における鍔部4の略中央位置であって巻芯部3と頂面4A−2との間に形成されている。傾斜面9は、頂面4A、第一規制面4Fに垂直の方向から視た場合には、それぞれ三角形の形状をなす。傾斜面9は、y軸方向において境界部7dの近傍の第一規制面4Fの部分と第二金属端子6が設けられている頂面4A−2の部分とを結ぶように、z軸方向へ徐々に高くなっている。さらに、このように形成される傾斜面9に導線7の一端の引出部7c、導線8の他端の引出部8cがそれぞれ載置される。
より詳細には、傾斜面9は異なる角度を有する第一傾斜面9aと第二傾斜面9bとの2種類の傾斜面からなる。第一傾斜面9aは境界部7d、8d寄りの部分であり、第二傾斜面9bは継線部7b、8b寄りの部分である。頂面4Aと第一傾斜面9aとのなす角は、頂面4Aと第二傾斜面9bとのなす角よりも大きい。このようにすることで、継線部7b、8b付近の引出部7c、8cが曲折する角度が小さくなることで、導線7、8がより安定して引き出されることになる。
傾斜面10は、図1あるいは図4に示されるように、鍔部4の第一規制面4Fから凸部4Gの頂面4A−2上の第一金属端子5へ向けて傾斜するように、y軸方向において凸部4Gの位置に形成されている。傾斜面10は、頂面4A及び側面4Fに垂直の方向から視た場合には、それぞれ長方形の形状をなす。傾斜面10は、x軸方向において第一規制面4Fと凸部4Gの頂面4A−2上の第一金属端子5の表面とを結ぶように、z軸方向へ徐々に高くなっている。さらに、このように形成される傾斜面10に導線7の一端の引出部7c、導線8の他端の引出部8cがそれぞれ載置される。
続いて、ドラムタイプコア2に載置される板状コア20について、図1、及び図5乃至図7を用いて説明する。図5は、板状コア20をz軸方向であって、ドラムタイプコア2側から見た図である。また、図6は図5のV−V線に沿った断面図であり、図7は板状コア20をx軸方向から見た側面図である。板状コア20は略方形状の外形を有しており、第一辺20aと第二辺20b、第3辺20cと第4辺20dとを有している。第一辺20aと第二辺20bはそれぞれx軸方向に延び、その長さは鍔部4の両外端面4E、4E間の長さ以下である。また、第3辺20cと第4辺20dはそれぞれy軸方向に延び、その長さは、鍔部4の頂面4A全体のy軸方向の長さ以下である。
図5に示されるように、板状コア20は、第一凸部21と、第二凸部22と、第3凸部23と、第4凸部24とを有して構成されている。第一凸部21は、それぞれ第一辺20aと第二辺20bとからドラムタイプコア2側に突出するようにして設けられている。第一凸部21のx軸方向の長さは、巻芯部3の軸方向(x軸方向)の長さとほぼ同じであり、また第一凸部21のy軸方向の幅(中心側への奥行き)は、例えば第3辺20c又は第4辺20dの長さの略1/6程度といった、比較的厚い幅を有している。そして、板状コア20がドラムタイプコア2に載置され、x軸方向に移動させられようとしたときに、第一凸部21のx軸方向における端面が第一規制面4Fと当接する。
第二凸部22は、板状コア20の4つの角部において、ドラムタイプコア2側に突出するようにして設けられている。また、図7に示すように、第二凸部22における第3凸部23側の面はそれぞれ傾斜面22aをなしており、ドラムタイプコア2の方向、すなわち図7の下方に向けて互いに広がる略ハの字をなす。より具体的には、傾斜面22aと第3辺20c及び第4辺20dとがなす角は鈍角である。そして、第二凸部22は、板状コア20がドラムタイプコア2上に載置された場合に、y軸方向において傾斜面22aと第二規制面4aとが当接可能な大きさを有する。また、第二凸部22におけるドラムタイプコア2側の面はそれぞれ突出端面22bをなしている。
第3凸部23は、図5、図6に示されるように、第3辺20cと第4辺20dの中央部付近に、ドラムタイプコア2側に突出するようにして設けられている。また、第3凸部23におけるドラムタイプコア2側の面は突出端面23aをなしている。第4凸部24は板状コア20の中央部に位置し、板状コア20の厚みを増して剛性を上げる役割を果たす。そして、板状コア20のドラムタイプコア2側の面には、図5に示されるように、第一凸部21及び第二凸部22に対して相対的に窪んだ凹部25が形成されている。この凹部25は、板状コア20がドラムタイプコア2上に載置された場合に、後述のように導線7、導線8が板状コア20と接触しないように形成されている。
そして、以上説明した板状コア20が、先に説明したドラムタイプコア2上に載置されて一体となることにより、コイル部品1が構成される。
図8に示すように、板状コア20がドラムタイプコア2上に載置された場合には、第一凸部21のx軸方向における両端面と第一規制面4Fとの間にわずかな隙間が形成され、ドラムタイプコア2に対して板状コア20がx軸方向に移動させられようとしたときに、第一凸部21のx軸方向における両端面と第一規制面4Fとが当接し、x軸方向における移動が規制された状態となる。すなわち、板状コア20自体にx軸方向においてかなりの長さを有した第一凸部21が設けられているため、コイル部品1の外形寸法を大きくすることなしに、第一凸部21が破損しにくく構造的な安定性を有する構成とすることができる。
また、図9に示すように、板状コア20がドラムタイプコア2上に載置された場合には、第二凸部22の傾斜面22aと第二規制面4aとの間にわずかな隙間が形成され、ドラムタイプコア2に対して板状コア20がy軸方向に移動させられようとしたときに、第二凸部22の傾斜面22aと第二規制面4aとが当接し、y軸方向の移動が規制された状態となる。また、突出端面23aは接着剤を介して頂面4A−2と当接し、z軸方向の移動が規制された状態となる。図9に示すように、第二凸部22の傾斜面22aと第3辺20c及び第4辺20dとがなす角は鈍角をなし、第二規制面4aと頂面4Aとがなす角は鈍角をなし、傾斜面22a及び第二規制面4aは、第一の側面4C、第二の側面4D側に向けて互いに略ハの字形状に広がって傾斜していることから、板状コア20がy軸方向にずれて載置された場合であっても、滑らかに移動して、安定する位置に落ち着くことになる。従って、ドラムタイプコア2の第二規制面4aと頂面4Aとがなす角部、板状コア20の傾斜面22aと第3辺20c及び第4辺20dとがなす角部がぶつかって損傷するといった可能性を小さくすることができる。また、凹部25が形成されていることから、板状コア20が導線7、8の引出部7c、8cあるいは継線部7b、8bに直接接触することにより、これらの部分に損傷を引き起こすことが回避され、導線7、8あるいは継線部7b、8bが保護されることになる。また、閉磁路を形成することができる。
本発明によるコイル部品1は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば本実施の形態では、図5に示すように2箇所の第一凸部21と板状コア20の中央部に位置する第4凸部24とに挟まれる場所にはx軸方向に沿って凹部25が形成されることとしたが、図10に示すように第一凸部21、21間全体に第4凸部124が設けられることとしてもよい。このようにすることで、板状コア20の剛性をさらに上げることができる。この場合であっても、凹部25は形成されたままであり、板状コア120が導線7、8あるいは継線部7b、8bに直接接触することにより損傷を引き起こすことが回避される。
また、本実施の形態では、巻芯部3の長手方向に直交する断面は略方形であるとしたが、このような形状に限定されず、例えば巻芯部3の長手方向に直交する断面は略円形であってもよい。この場合には、導線7、8が巻芯部3から接線方向に離間する部分を境界部7dとすればよい。
また、本実施の形態では、第3凸部23の突出端面23aが頂面4A−2と当接することにより、Z軸方向の移動が固定されることとしたが、例えば突出端面23aに代えて第二凸部22の突出端面22bが頂面4A−1と当接するようにしてもよい。また第二凸部22の突出端面22bが頂面4A−1に当接するとともに、第3凸部23の突出端面23aが頂面4A−2に当接することとしてもよい。この場合には、さらにz軸方向の移動が安定して固定されることになる。
また、本実施の形態では、第3凸部23の突出端面23aが接着剤によって頂面4A−2に固定されたが、さらに、第二凸部22の突出端面22bが接着剤によって頂面4A−1に固定されてもよい。このようにすることで、さらに強固に板状コア20がドラムタイプコア2に固定されることになる。
また、本実施の形態では、傾斜面9は第一傾斜面9aと第二傾斜面9bとの2種類の傾斜面よりなることとしたが、傾斜面9は1種類の傾斜面からなることとしてもよい。
また、本実施の形態では、第一金属端子5及び第二金属端子6の一番外側の面は、導電ペーストに対応できるようにAuめっきが施されることとしたが、一番外側の面はAuめっきに代えてPtめっき、Agめっき、Pdめっきが施されることとしてもよい。また、第一金属端子5及び第二金属端子6は、焼き付け及びめっきによって構成されることとしたが、これに代えて金具により構成されていてもよい。但し、その場合であっても、外表面はAuめっきが施されることが好ましい。
また、本実施の形態では、巻芯部3には、2本の導線7、8が巻回されることとしたが、導線の本数は2本に限られない。この場合には、導線の本数に対応した数の金属端子が設けられる。また、本実施の形態では、導線7、8はポリアミドイミド銅線としたが、他の素材を絶縁被覆された絶縁被覆導線であってもよい。例えば、導線7、8として、ポリウレタン銅線を用いてもよい。
また、巻芯部3の軸心はz軸方向における鍔部4の中心よりも板状コア20寄りに偏心して配置されていたが、偏芯していなくてもよい。
本発明の実施の形態に係るコイル部品の分解斜視図。 本発明の実施の形態に係るコイル部品のドラムタイプコアの平面図。 (a)本発明の実施の形態に係る導線の芯線が露出した状態を示す写真と、(b)一般的な機械剥離によって絶縁被覆を剥離された導線を示す写真。 図3のIII−III線に沿ったドラムタイプコアの断面図。 本発明の実施の形態に係る板状コアの底面図。 図5のVI−VI線に沿った断面図。 本発明の実施の形態に係る板状コアの正面図。 本発明の実施の形態に係るコイル部品のドラムタイプコアに板状コアを組合せた様子を示す側面図。 本発明の実施の形態に係るコイル部品のドラムタイプコアに板状コアを組合せた様子を示す正面図。 本発明の実施の形態の変形例に係る板状コアの底面図。
符号の説明
1…コイル部品
2…ドラムタイプコア
3…巻芯部
4…鍔部
4A…頂面
4A−1…第一頂面
4A−2…第二頂面
4B…底面
4C…第一の側面
4D…第二の側面
4E…外端面
4F…第一規制面
4G…凸部
4H…凹部
4a…第二規制面
5…第一金属端子
5a…上端面
6…第二金属端子
7、8…導線
7a、8a…巻回部
7b、8b…継線部
7c、8c…引出部
7c1、8c1…絶縁被覆剥離部
7c2、8c2…絶縁被覆部
7d、8d…境界部
9…傾斜面
9a…第一傾斜面
9b…第二傾斜面
10…傾斜面
20、120…板状コア
20a…第一辺
20b…第二辺
20c…第3辺
20d…第4辺
21…第一凸部
22…第二凸部
22a…傾斜面
22b…突出端面
23…第3凸部
23a…突出端面
24、124…第4凸部
25…凹部

Claims (5)

  1. 導線配置部と、
    該導線配置部に配置され、芯線と、該芯線の周面を覆う絶縁被覆とからなる導線と、
    該導線配置部の端部に配置され、該導線の両端部が該絶縁被覆を除外した状態で超音波接合により電気的に接続された電極部と、を備え、
    該導線は、該導線配置部から該電極部へ至る引出部と、該電極部に電気的に接続された継線部とを有し、該引出部のうち該継線部と連続する側の少なくとも一部は該芯線が露出している絶縁被覆剥離部をなし、
    該電極部から該導線配置部に向けて傾斜する傾斜面が設けられ、
    該電極部は、該傾斜面上に配置される部分を有し、
    該絶縁被覆剥離部の一部は該電極部の該傾斜面上に配置される部分に配置され、残りの部分は該傾斜面に配置されることを特徴とする電子部品の継線構造。
  2. 該絶縁被覆剥離部の該芯線の断面形状及び断面積は、該導体配置部に配置された該導線の該芯線の断面形状及び断面積と同一であることを特徴とする請求項1記載の電子部品の継線構造。
  3. 該絶縁被覆剥離部の該芯線の表面状態は、該導体配置部に配置された該導線の表面状態と同一であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子部品の継線構造。
  4. 該絶縁被覆は該引出部のうち該絶縁被覆が被覆された部分と該絶縁被覆剥離部との境界を規定する端面を有し、該端面の表面状態は平坦であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子部品の継線構造。
  5. 該継線部と対向する板状コアを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電子部品の継線構造。
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