JP6658669B2 - 巻線型コイル部品 - Google Patents

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Description

この発明は、巻線型コイル部品に関するもので、特に、巻芯部ならびに巻芯部の各端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部を有するドラム状コアを備える巻線型コイル部品に関するものである。
この発明にとって興味ある巻線型コイル部品が、たとえば、特開2015−32761号公報(特許文献1)に記載されている。図9は、特許文献1の図1を引用したものである。図9には、巻線型コイル部品の一例としての巻線型コモンモードチョークコイル1の外観が示されている。
図9に示すように、巻線型コモンモードチョークコイル1は、ドラム状コア2と、それぞれインダクタを構成する第1および第2のワイヤ3および4と、を備えている。
ドラム状コア2は、巻芯部5ならびに巻芯部5の各端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部6および7を有する。第1および第2のワイヤ3および4は、巻芯部5上において第1の鍔部6側の端部から第2の鍔部7側の端部に向かって互いに実質的に同じターン数をもって螺旋状に巻回されている。
第1の鍔部6には、2個の第1端子電極8および9が設けられ、第2の鍔部7には、2個の第2端子電極10および11が設けられる。なお、端子電極8〜11の位置からわかるように、図9は、巻線型コモンモードチョークコイル1を、実装基板側に向けられる実装面を上方に向けた姿勢で図示している。
第1のワイヤ3の各端部は、一方の第1端子電極8および一方の第2端子電極10に接続され、第2のワイヤ4の各端部は、他方の第1端子電極9および他方の第2端子電極11に接続される。
特開2015−32761号公報
上述した巻線型コモンモードチョークコイル1における端子電極8〜11が設けられる鍔部6および7の形態に注目すると、第1の鍔部6においては、端子電極8および9の間に切欠き部12が設けられ、第2の鍔部7においては、端子電極10および11の間に切欠き部13が設けられている。これら切欠き部12および13は、端子電極8および9相互間の電気的絶縁状態、ならびに端子電極10および11相互間の電気的絶縁状態を確保するように機能している。
このような構成の巻線型コモンモードチョークコイル1において、端子電極8〜11の高さHaは、当該コモンモードチョークコイル1をはんだ実装したときに形成されるはんだフィレットの形状に影響を及ぼす。すなわち、端子電極8〜11の高さHaがある程度以上でなければ、曲面のきれいなはんだフィレットが形成されにくい。
また、端子電極8〜11の高さHaが高いほど、端子電極8〜11と鍔部6および7との接触面積が増し、その結果、端子電極8〜11の、鍔部6および7に対する固着強度を高めることができる。
このように、端子電極8〜11の高さHaをより高くすることにより、いくつかの利点を期待できる。しかし、図9に示した巻線型コモンモードチョークコイル1では、端子電極8〜11の高さHaを高くすることは、裏返せば、切欠き部12および13を深く形成することであるが、寸法制限のある巻線型コモンモードチョークコイル1において、切欠き部12および13を深く形成すると、ドラム状コア2の強度低下を招く。そのため、端子電極8〜11の高さHaの上限には制限があるのが通常である。
また、図9の構造では、ドラム状コア2の強度を度外視したとしても、端子電極8〜11の高さHaは巻芯部5よりも高く形成することができない。端子電極8〜11の高さHaが巻芯部5よりも高くなると、端子電極8〜11が巻芯部5側で端子電極8〜11の他のものとショートしてしまうためである。また、端子電極8〜11の高さHaが、巻芯部5より低い場合であっても、巻芯部5に近づくにつれ、実装時のはんだがワイヤに付着するリスクが大きくなる。よって、端子電極8〜11の高さHaは巻芯部5に対して十分な間隔を取る必要があり、あまり高くすることができない。
同種の問題は、巻線型コモンモードチョークコイルに限らず、複数本のワイヤを備え、各鍔部に複数個の端子電極が設けられる、たとえば巻線型チップトランスのような他の巻線型コイル部品においても遭遇し得る。
そこで、この発明の目的は、ドラム状コアの強度低下を招くことなく、はんだフィレットの形成に寄与する部分での端子電極の高さをより高くできる、巻線型コイル部品を提供しようとすることである。
この発明は、巻芯部ならびに巻芯部の各端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部を有するドラム状コアと、第1の鍔部に設けられた複数個の第1端子電極と、第2の鍔部に設けられた複数個の第2端子電極と、巻芯部に巻回され、かつ第1端子電極と第2端子電極との間に接続された、複数本のワイヤと、を備える、巻線型コイル部品に向けられる。
上記第1および第2の鍔部の各々は、巻芯部側に向きかつ巻芯部の各端部を位置させる内側端面と、内側端面の反対側の外側に向く外側端面と、内側端面と外側端面とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる底面と、底面の反対側の天面と、底面と天面とを連結する方向に延びかつ互いに対向する1対の側面と、を有する。
複数個の第1端子電極は、第1の鍔部の底面と外側端面とが交差する稜線の延びる方向に沿って配列され、複数個の第2端子電極は、第2の鍔部の底面と外側端面とが交差する稜線の延びる方向に沿って配列される。
以上のような構成を有する巻線型コイル部品において、前述した技術的課題を解決するため、この発明は、次のような構成を備えることを特徴としている。
すなわち、この発明に係る巻線型コイル部品において、第1端子電極および第2端子電極は、それぞれ、第1および第2の鍔部において、底面と外側端面とが交差する稜線位置から、底面側に延びる部分と、外側端面側に延びる部分と、を有し、第1端子電極および第2端子電極の底面側に延びる部分の先端部は、底面内に位置している。
また、第1および第2の鍔部の各々において、複数個の端子電極の隣り合うものの間には、切欠き部が設けられる。切欠き部の外側端面側の先端部は、外側端面内に位置している。切欠き部の内側端面側の先端部は、底面内に位置している。そして、底面の内側端面側の領域は平坦な面を形成している、ことを特徴としている。
上記のような特徴的構成によれば、特許文献1に記載のものに比べて、ドラム状コアの深刻な強度低下を招くことなく、切欠き部を鍔部の外側端面においてより深く形成することができる。よって、鍔部において配列された複数個の端子電極における外側端面上の部分を、切欠き部によって隔てられた状態を維持しながら、より長く延ばすことができる。
さらに、上述のような特徴的構成によれば、巻線型コイル部品の実装基板への実装状態において、上記平坦な面を実装基板に接触または近接させることができる。したがって、実装後において、当該巻線型コイル部品に、たとえば防湿のためのコーティング剤が付与されるとき、鍔部と実装基板との隙間をコーティング剤が通過しにくくすることができる。コーティング剤がワイヤに絡んだまま、膨張・収縮を繰り返すことにより、ワイヤに断線等の損傷を及ぼすことがあるが、上記の構成によれば、このような損傷を生じにくくすることができる。
この発明において、好ましくは、鍔部の側面に直交する方向から見た状態で、端子電極における、底面側に延びる部分の寸法に対する、外側端面側に延びる部分の寸法の比率は、93%以下である。この構成は、端子電極が導電性ペーストのディップによる付与工程を経て形成されるとき、巻線型コイル部品の量産性を向上させる。
この発明において、切欠き部は、底面および外側端面に対して直交する方向に延び、かつ互いに対向する1対の内側面と、1対の内側面間を連結する内底面とによって規定されることが好ましい。
上述の場合、端子電極は、切欠き部の上記内側面にまで延びる部分をさらに備えるように形成されることができる。また、内側面が内底面で分離されるので、端子電極同士のショートを防ぎつつ、内側面に端子電極を形成することができる。また、第1および第2の鍔部の各々において最も端に位置する端子電極にあっては、切欠き部の内側面とは反対側の鍔部の側面の一部にまで延びる部分をさらに備えるように形成されることができる。
これらの構成によれば、端子電極の鍔部に対する接触面積を増すことができ、その結果、端子電極の鍔部に対する固着強度を高めることができる。
上述の実施態様において、典型的には、端子電極における、切欠き部の内側面にまで延びる部分は三角形をなし、第1および第2の鍔部の各々において最も端に位置する端子電極にあっては、切欠き部の内側面とは反対側の鍔部の側面の一部にまで延びる部分が三角形をなしている。
また、上述した実施態様において、切欠き部の内底面は、底面に対して斜め方向に交差する平坦な面によって与えられても、内方へ凹んだ面によって与えられてもよい。後者の内方へ凹んだ面は、内方へ湾曲した面であっても、内方へ屈曲した面であってもよいが、いずれであっても、ディップ法により導電性ペーストを付与する工程を経て端子電極が形成される場合、端子電極間のショート不良を生じにくくすることができる。
この発明を実施した結果、必要に応じて、鍔部の側面に直交する方向から見た状態で、端子電極における外側端面側に延びる部分の寸法は、鍔部における底面から巻芯部までの寸法より長くすることができる。このような寸法関係に選ばれると、ドラム状コアの強度を低下させることなく、かつ巻芯部の実装面からの高さに影響されることなく、はんだフィレットの形成に寄与する部分での端子電極の高さを高くすることができる。
この発明において、はんだフィレットの曲面をより確実にきれいに形成するためには、鍔部の側面に直交する方向から見た状態で、端子電極における外側端面側に延びる部分の寸法は、0.5mm以上であることが好ましい。
なお、この発明において、端子電極が、導電性ペーストの塗布・焼付けによって形成される焼付け層を下地として、その上に少なくとも1層のめっき膜を形成することによって、多層構造とされることがあるが、上述した端子電極に関する位置や形状、寸法の規定は、めっき膜を考慮せず、下地となる焼付け層を基準としていることに留意すべきである。
この発明によれば、ドラム状コアの強度低下を招くことなく、少なくともはんだフィレットの形成に寄与する部分での端子電極の高さを高くすることができる。したがって、端子電極の高さを高くできる分、端子電極の、鍔部との接触面積が増し、その結果、端子電極の、鍔部に対する固着強度を高めることができる。また、実装基板へのはんだ実装状態において、曲面のきれいなはんだフィレットが形成されるので、画像認識の信頼性が高まる。そのため、実装状態の適否の判定についての自動認識が容易になる。
この発明の第1の実施形態による巻線型コイル部品21の斜視図であり、実装基板側に向けられる面を見せている。 図1に示した巻線型コイル部品21からドラム状コア22のみを取り出して示す斜視図である。 図2に示したドラム状コア22に端子電極28〜31を形成した状態を示す斜視図である。 図3に示した、端子電極28〜31を形成した状態ドラム状コア22の一部を拡大して示す、図3の線IV−IVに沿う断面図である。 図1に示した巻線型コイル部品21における端子電極28〜31の形成方法を説明するための図である。 この発明の第2の実施形態による巻線型コイル部品に備えるドラム状コア22aの一部を拡大して示す、図4に対応する断面図である。 この発明の第3の実施形態による巻線型コイル部品に備えるドラム状コア22bの一部を拡大して示す、図4に対応する断面図である。 この発明の第4の実施形態による巻線型コイル部品に備えるドラム状コア22cの一部を拡大して示す、図4に対応する断面図である。 特許文献1の図1を引用したもので、巻線型コイル部品の一例としての巻線型コモンモードチョークコイル1の外観を底面側から示す斜視図である。
図1ないし図5を参照して、この発明の第1の実施形態による巻線型コイル部品21について説明する。この巻線型コイル部品21は、コモンモードチョークコイルを構成するものである。
図1に示すように、巻線型コイル部品21は、ドラム状コア22と、それぞれインダクタを構成する第1のワイヤ23および第2のワイヤ24と、を備えている。ドラム状コア22は、電気絶縁性材料、より具体的には、誘電体としてのアルミナ、磁性体としてのNi−Zn系フェライト、または樹脂などから構成される。ドラム状コア22の断面は、図2によく示されているように、全体としてアール面取りされた四角形状をなしている。ワイヤ23および24は、たとえば、絶縁被覆された銅線から構成される。
ドラム状コア22は、図2によく示されているように、巻芯部25ならびに巻芯部25の各端部にそれぞれ設けられた第1の鍔部26および第2の鍔部27を有する。第1および第2のワイヤ23および24は、巻芯部25上において第1の鍔部26側の一方端部から第2の鍔部27側の他方端部に向かって互いに実質的に同じターン数をもって螺旋状に巻回されている。
図1では明瞭に表わされていないが、第1および第2のワイヤ23および24の一方は、巻芯部25の周面に接する第1層を構成する状態で巻回され、第1および第2のワイヤ23および24の他方は、その断面上の一部を第1層を構成するワイヤの隣り合うターン間に形成される凹部に嵌り込ませながら第1層の外側の第2層を構成する状態で巻回されている。なお、第1および第2のワイヤ23および24は、巻芯部25上において、互いに隣り合うバイファイラ巻きにされてもよいし、巻芯部25上において、それぞれ別の場所に巻回されていてもよいし、第3層以上を構成する状態で巻回されていてもよい。このように、第1および第2のワイヤ23および24の巻回態様について、特別な制限はない。
第1の鍔部26には、図3によく示されているように、2個の第1端子電極28および29が設けられ、第2の鍔部27には、2個の第2端子電極30および31が設けられる。端子電極28〜31の位置からわかるように、図1ないし図3は、巻線型コイル部品21またはドラム状コア22を、実装基板側に向けられる面を見せる姿勢で図示している。端子電極28〜31は、たとえば、Agを導電成分とする導電性ペーストの焼付けにより形成され、その上に、必要に応じて、たとえば、NiめっきおよびSnめっきが順次施される。一例として、Niめっき膜の厚みは3μm程度、Snめっき膜の厚みは10μm程度とされる。
上述した端子電極28〜31における焼付け層はAgに代えてCuを導電成分とする導電性ペーストを用いて形成されてもよい。また、その上に形成されるめっき膜は、Cu/Ni/Snめっき、またはNi/Cu/Snめっきの順に形成されてもよい。さらに、最外層にPd/Auめっき膜を形成する場合もある。
なお、鍔部26および27ならびに端子電極28〜31の各々の形態の詳細については後述する。
第1のワイヤ23の各端部は、一方の第1端子電極28および一方の第2端子電極30に接続され、第2のワイヤ24の各端部は、他方の第1端子電極29および他方の第2端子電極31に接続される。これらの接続には、たとえば、熱圧着が適用される。
図1に示すように、巻線型コイル部品21は、さらに、板状コア32を備える。板状コア32は、接着剤によって、ドラム状コア22に接合される。板状コア32は、ドラム状コア22と同様、たとえば、非磁性体としてのアルミナ、磁性体としてのNi−Zn系フェライト、または樹脂などから構成される。ドラム状コア22および板状コア32がともに磁性体からなるとき、板状コア32が第1の鍔部26および第2の鍔部27間を連結するように設けられることによって、ドラム状コア22は、板状コア32と協働して、閉磁路を構成する。なお、板状コア32は必須の要素ではない。
次に、主として図2ないし図4を参照して、鍔部26および27ならびに端子電極28〜31の各々の形態の詳細について説明する。
鍔部26および27は、それぞれ、巻芯部25側に向きかつ巻芯部25の各端部を位置させる内側端面33および34と、内側端面33および34の反対側の外側に向く外側端面35および36とを有し、さらに、実装時において実装基板(図示しない。)側に向けられる底面37および38と、底面37および38の反対側の天面39および40と、第1の側面41および42と、第1の側面41および42に対向する第2の側面43および44とを有している。
第1の鍔部26において、底面37、天面39、第1の側面41および第2の側面43は、それぞれ、内側端面33と外側端面35とを連結するものである。また、第1の側面41および第2の側面43は、底面37と天面39とを連結する方向に延びるものである。
同様に、第2の鍔部27において、底面38、天面40、第1の側面42および第2の側面44は、それぞれ、内側端面34と外側端面36とを連結するものである。また、第1の側面42および第2の側面44は、底面38と天面40とを連結する方向に延びるものである。
2個の第1端子電極28および29は、第1の鍔部26の底面37と外側端面35とが交差する稜線の延びる方向に沿って配列される。2個の第2端子電極30および31は、第2の鍔部27の底面38と外側端面36とが交差する稜線の延びる方向に沿って配列される。
第1の鍔部26において、隣り合う2個の第1端子電極28および29の間には、切欠き部45が設けられている。また、第2の鍔部27において、隣り合う2個の第2端子電極30および31の間には、切欠き部46が設けられている。
以下の説明において、端子電極28〜31の各部分を示すために用いる参照符号は、端子電極28〜31間で共通化し、また、切欠き部45および46に関連する各部分を示すために用いる参照符号についても、切欠き部45および46間で共通化することにする。
第1端子電極28および29は、第1の鍔部26において、底面37と外側端面35とが交差する稜線位置から、底面37側に延びる部分47と、外側端面35側に延びる部分48と、を有する。第2端子電極30および31についても、第2の鍔部27において、底面38と外側端面36とが交差する稜線位置から、底面38側に延びる部分47と、外側端面36側に延びる部分48と、を有する。
また、第1の鍔部26において、切欠き部45の内側端面33側の先端部49は、底面37内に位置し、切欠き部45の外側端面35側の先端部50は、外側端面35内に位置している。図1ないし図4に示される姿勢で言えば、切欠き部45の内側端面33側の先端部49は、切欠き部45の外側端面35側の先端部50より低い位置(実装基板側に近い位置)にあるということである。
同様に、第の鍔部27において、切欠き部46の内側端面34側の先端部49は、底面38内に位置し、切欠き部46の外側端面36側の先端部50は、外側端面36内に位置している。図1ないし図4に示される姿勢で言えば、切欠き部46の内側端面34側の先端部49は、切欠き部46の外側端面36側の先端部50より低い位置(実装基板側に近い位置)にあるということである。
ドラム状コア22の強度に大きな影響があるのは、内側端面33および34における切欠き部45および46の深さである。上記のように、先端部49が先端部50より低い位置にあると、ドラム状コア22の深刻な強度低下を招くことなく、切欠き部45および46を、それぞれ、鍔部26および27の外側端面35および36においてより深く形成することができる。この実施形態では、切欠き部45および46の内側端面33および34側の先端部49の高さ(切欠き部45および46の深さ)と外側端面35および36側の先端部50の高さとを互いに独立して設定できる。よって、鍔部26および27において配列された端子電極28〜31における外側端面35および36側に延びる部分48を、切欠き部45および46によって隔てられた状態を維持しながら、より長く延ばすことができる。
特に、この実施形態では、前述したように、切欠き部45および46が形成する開口の底面37および38側に広がる領域の先端部49は、底面37および38内に位置している。その結果、底面37および38の内側端面33および34側の領域は平坦な面51を形成している。
この構成によれば、巻線型コイル部品21の実装基板への実装状態において、上記平坦な面51を実装基板にほぼ接触または近接させることができる。したがって、実装後において、当該巻線型コイル部品21に、たとえば防湿のためのコーティング剤が付与されるとき、鍔部26および27と実装基板との隙間をコーティング剤が通過しにくくすることができる。コーティング剤は、炎天下や氷点下など、実装基板が置かれる使用環境の変化によって、膨張・収縮する場合がある。コーティング剤がワイヤ23および24に絡んだまま、このような膨張・収縮を繰り返すことにより、ワイヤ23および24に断線等の損傷を及ぼすことがあるが、上記の構成によれば、このような損傷を防止することができる。
この巻線型コイル部品21は、さらに、以下のような特徴も有している。
まず、切欠き部45は、底面37および外側端面35に対して直交する方向に延び、かつ互いに対向する1対の内側面53および54と、1対の内側面53および54間を連結する内底面55とによって規定される。切欠き部46についても、底面38および外側端面36に対して直交する方向に延び、かつ互いに対向する1対の内側面53および54と、1対の内側面53および54間を連結する内底面55とによって規定される。
そして、第1端子電極28および29は、切欠き部45の上記内側面53および54にまで延びる部分56をさらに備えるように形成される。第2端子電極30および31についても、切欠き部46の上記内側面53および54にまで延びる部分56をさらに備えるように形成される。また、第1および第2の鍔部26および27の各々において最も端に位置する端子電極、すなわち、端子電極28〜31にあっては、切欠き部45および46の内側面53および54とは反対側の鍔部26および27の側面41〜44の一部にまで延びる部分57をさらに備えるように形成される。
上述した構成によれば、端子電極28〜31の鍔部26および27に対する接触面積を増すことができ、その結果、端子電極28〜31の鍔部26および27に対する固着強度を高めることができる。また、端子電極28〜31において、実装時のはんだとの接触面積も増えるので、実装時において、端子電極28〜31とはんだとの固着強度、ひいては、端子電極28〜31と実装基板との固着強度をも高めることができる。
この実施態様では、後述する端子電極28〜31の形成方法に起因して、端子電極28〜31における、切欠き部45および46の内側面53および54にまで延びる部分56は三角形をなし、切欠き部45および46の内側面53および54とは反対側の鍔部26および27の側面41〜44の一部にまで延びる部分57が三角形をなしている。
また、切欠き部45および46の内底面55は、底面37および38の各々に対して斜め方向に交差する平坦な面によって与えられている。
また、図4を参照して、鍔部26および27の側面41〜44に直交する方向から見た状態で、端子電極28〜31における外側端面35および36側に延びる部分48の寸法Aは、鍔部26および27における底面37および38から巻芯部25までの寸法Bより長い。このような寸法関係に選ばれると、結果として、はんだフィレットの形成に寄与する部分での端子電極28〜31の高さを高くすることができる。このような構成は、図9に示した従来技術では実現することが不可能である。
また、はんだフィレットの曲面をより確実にきれいに形成するためには、鍔部26および27の側面41〜44に直交する方向から見た状態で、端子電極28〜31における外側端面35および36側に延びる部分48の寸法Aは、0.5mm以上であることが好ましい。
なお、図示の実施形態では、切欠き部45および46が内側面53および54と内底面55とによって規定されたが、切欠き部は、曲面で規定され、内側面と内底面とが区別できない形状であってもよい。また、切欠き部が曲面で規定される場合などにおいては、前述した切欠き部45および46の内側端面33および34側の先端部49ならびに外側端面35および36側の先端部50は、図示したような辺として現れるのではなく、点として現れることがある。
図5には、巻線型コイル部品21における端子電極28〜31の好ましい形成方法が示されている。
図5に示すように、ディップ法により、導電性ペースト59をドラム状コア22に付与するためのアプリケータ60が用意される。アプリケータ60は板状であり、その平坦な上面に、導電性ペースト59を、一様な厚みをもって保持している。アプリケータ60の上方には、ドラム状コア22を保持したホルダ61が配置される。ドラム状コア22は、たとえば粘着力によって、ホルダ61に保持される。
図1、図3および図4に示したような形態の端子電極28〜31を形成するため、ホルダ61によって保持されたドラム状コア22は、アプリケ―タ60の主面に対して傾斜角θをもって傾けられる。そして、ドラム状コア22は、この姿勢のまま、導電性ペースト59内にディップされ、次いで、引き上げられる。その後、導電性ペースト59の焼付け工程が実施される。
前述したように、端子電極28〜31における、切欠き部45および46の内側面53および54にまで延びる部分56が三角形をなし、切欠き部45および46の内側面53および54とは反対側の鍔部26および27の側面41〜44の一部にまで延びる部分57が三角形をなしているのは、浸漬時にドラム状コア22が傾けられるためである。
ここで、巻線型コイル部品21の量産性、より特定的には、端子電極28〜31の形成工程での能率性を考えると、上述した傾斜角θは43度以下であることが好ましいことがわかっている。したがって、43度以下の傾斜角θにしたとき、鍔部26および27の側面41〜44に直交する方向から見た状態で、端子電極28〜31における、底面37および38側に延びる部分47の寸法Cに対する、外側端面35および36側に延びる部分48の寸法Aの比率は、93%以下となる。
以下、この発明の他の実施形態について説明する。
図6、図7および図8は、それぞれ、この発明の第2、第3および第4の実施形態による巻線型コイル部品に備えるドラム状コア22a、22bおよび22cの各々の一部を拡大して示す、図4に対応する断面図である。図6ないし図8において、図4に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
図6、図7および図8には、図4の場合と同様、第2の鍔部27、ならびにそこに設けられた切欠き部46および第2端子電極31が図示されている。したがって、以下において、図6ないし図8に図示された第2の鍔部27および第2端子電極31のみに関連して説明する。しかし、説明を省略するが、他方の第2端子電極30においても、また、第1の鍔部26においても、第2端子電極31および第2の鍔部27と同様の構成が採用されている。
図6を参照して、ドラム状コア22aにおいて、切欠き部46の内底面55は、内方へ凹んだ面、より特定的には、内方へ屈曲した面によって与えられている。
図7を参照して、ドラム状コア22bにおいて、切欠き部46の内底面55は、内方へ凹んだ面、より特定的には、内方へ湾曲した面によって与えられている。
上述のドラム状コア22aおよび22bのように、切欠き部46の内底面55が、内方へ凹んだ面によって与えられると、ディップ法により導電性ペーストを付与する工程を経て端子電極30および31が形成される場合、導電性ペーストが内底面55を伝うことに起因する端子電極30および31間のショート不良を生じにくくすることができる。
図8を参照して、ドラム状コア22cでは、端子電極31は、鍔部27において、底面38と外側端面36とが交差する稜線位置から底面38を越えて内側端面34側にまでさらに延びる部分63を有し、切欠き部46が形成する開口は、外側端面36側から底面38を越えて内側端面34側にさらに広がる領域を有することを特徴としている。
この構成によれば、端子電極31の鍔部27に対する接触面積を増やすことができ、その結果、端子電極31の鍔部27に対する固着強度を高めることができる。また、端子電極31等において、実装時のはんだとの接触面積も増えるので、実装時において、端子電極31等とはんだとの固着強度、ひいては、端子電極31等と実装基板との固着強度をも高めることができる。
また、この実施態様では、切欠き部46が形成する開口の底面38側に広がる領域の先端部49は、内側端面34における、当該開口の外側端面36側に広がる領域の先端部50に比べて、より底面38側に位置している。すなわち、鍔部27の側面42および44に直交する方向から見た状態で、端子電極31における、底面38を越えて内側端面34側にさらに延びる部分63の寸法Dは、底面38と外側端面36とが交差する稜線部分から外側端面36側に延びる部分48の寸法Aより短い。また、ドラム状コア22cの強度低下を招かないようにするため、鍔部27の側面42および44に直交する方向から見た状態で、切欠き部46が形成する開口における、底面38を越えて内側端面34側にさらに広がる領域の寸法は、底面38と外側端面36とが交差する稜線部分から外側端面36側に広がる領域の寸法より短い。
また、この実施態様では、鍔部27の側面42および44に直交する方向から見た状態で、端子電極31における、底面38を越えて内側端面34側にさらに延びる部分63の先端部64は、巻回状態のワイヤ23および24の外周位置65より外側(すなわち、図による下側あるいは実装基板側)に位置している。この構成によれば、ワイヤ23および24と端子電極31との不所望な接触を生じにくくすることができる。
以上、この発明を図示したコモンモードチョークコイルに係る実施形態に関連して説明したが、この発明は巻線型チップトランスにも適用することができる。
また、この発明において、ワイヤおよび端子電極の数は任意である。たとえば、3本以上のワイヤを備え、一方の鍔部に3個以上の端子電極が設けられてもよい。この場合、切欠き部が複数形成されるが、それぞれの形状は、互いに同じであっても、互いに異なっていてもよい。なお、図示した実施形態の場合であっても、第1の鍔部26側の切欠き部45と第2の鍔部27側の切欠き部46とは、各々の形状が互いに異なっていてもよい。
また、図示した各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることを指摘しておく。
21 巻線型コイル部品
22,22a,22b,22c ドラム状コア
23,24 ワイヤ
25 巻芯部
26,27 鍔部
28,29,30,31 端子電極
33,34 内側端面
35,36 外側端面
37,38 底面
39,40 天面
41,42,43,44 側面
45,46 切欠き部
47 端子電極における底面側に延びる部分
48 端子電極における外側端面側に延びる部分
49 切欠き部の底面側の先端部
50 切欠き部の外側端面側の先端部
51 平坦な面
53,54 内側面
55 内底面
56 端子電極における内側面にまで延びる部分
57 端子電極における側面の一部にまで延びる部分
63 端子電極における内側端面側に延びる部分
64 端子電極における内側端面側に延びる部分の先端部
65 巻回状態のワイヤの外周位置
A 端子電極における外側端面側に延びる部分の寸法
B 底面から巻芯部までの寸法
C 端子電極における底面側に延びる部分の寸法
D 端子電極における内側端面側に延びる部分の寸法

Claims (9)

  1. 巻芯部ならびに前記巻芯部の各端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部を有するドラム状コアと、
    前記第1の鍔部に設けられた複数個の第1端子電極と、
    前記第2の鍔部に設けられた複数個の第2端子電極と、
    前記巻芯部に巻回され、かつ前記第1端子電極と前記第2端子電極との間に接続された、複数本のワイヤと、
    を備え、
    前記第1および第2の鍔部の各々は、前記巻芯部側に向きかつ前記巻芯部の各端部を位置させる内側端面と、前記内側端面の反対側の外側に向く外側端面と、前記内側端面と前記外側端面とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる底面と、前記底面の反対側の天面と、前記底面と前記天面とを連結する方向に延びかつ互いに対向する1対の側面と、を有し、
    複数個の前記第1端子電極は、前記第1の鍔部の前記底面と前記外側端面とが交差する稜線の延びる方向に沿って配列され、
    複数個の前記第2端子電極は、前記第2の鍔部の前記底面と前記外側端面とが交差する稜線の延びる方向に沿って配列され、
    前記第1端子電極および前記第2端子電極は、それぞれ、前記第1および第2の鍔部において、前記底面と前記外側端面とが交差する稜線位置から、前記底面側に延びる部分と、前記外側端面側に延びる部分と、を有し、
    前記第1端子電極および前記第2端子電極の前記底面側に延びる部分の先端部は、前記底面内に位置しており、
    前記第1および第2の鍔部の各々において、複数個の前記端子電極の隣り合うものの間には、切欠き部が設けられ、前記切欠き部の前記外側端面側の先端部は、前記外側端面内に位置し、前記切欠き部の前記内側端面側の先端部は、前記底面内に位置しており、前記底面の前記内側端面側の領域は平坦な面を形成している
    巻線型コイル部品。
  2. 前記鍔部の前記側面に直交する方向から見た状態で、前記端子電極における、前記底面側に延びる部分の寸法に対する、前記外側端面側に延びる部分の寸法の比率は、93%以下である、請求項に記載の巻線型コイル部品。
  3. 前記切欠き部は、前記底面および前記外側端面に対して直交する方向に延び、かつ互いに対向する1対の内側面と、前記1対の内側面間を連結する内底面とによって規定される、請求項1または2に記載の巻線型コイル部品。
  4. 前記端子電極は、前記切欠き部の前記内側面にまで延びる部分をさらに備え、
    前記第1および第2の鍔部の各々において最も端に位置する前記端子電極にあっては、前記切欠き部の前記内側面とは反対側の前記鍔部の前記側面の一部にまで延びる部分をさらに備える、
    請求項に記載の巻線型コイル部品。
  5. 前記端子電極における、前記切欠き部の前記内側面にまで延びる部分は三角形をなし、
    前記第1および第2の鍔部の各々において最も端に位置する前記端子電極にあっては、前記切欠き部の前記内側面とは反対側の前記鍔部の前記側面の一部にまで延びる部分が三角形をなしている、
    請求項に記載の巻線型コイル部品。
  6. 前記切欠き部の前記内底面は、前記底面に対して斜め方向に交差する平坦な面をなしている、請求項ないしのいずれかに記載の巻線型コイル部品。
  7. 前記切欠き部の前記内底面は、内方へ凹んだ面をなしている、請求項ないしのいずれかに記載の巻線型コイル部品。
  8. 前記鍔部の前記側面に直交する方向から見た状態で、前記端子電極における前記外側端面側に延びる部分の寸法は、前記鍔部における前記底面から前記巻芯部までの寸法より長い、請求項1ないしのいずれかに記載の巻線型コイル部品。
  9. 前記鍔部の前記側面に直交する方向から見た状態で、前記端子電極における前記外側端面側に延びる部分の寸法は、0.5mm以上である、請求項1ないしのいずれかに記載の巻線型コイル部品。
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