JP2021002578A - 巻線型インダクタ部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化と高周波におけるインピーダンス特性の確保を両立できる巻線型インダクタ部品を提供すること。【解決手段】巻線型インダクタ部品1は、第1の方向Ldに延びる柱状の軸部11及び軸部11の両端部の第1支持部12と第2支持部13を有するコア10と、第1支持部12と第2支持部13のそれぞれに設けられた第1端子電極51と第2端子電極52と、軸部11に巻回されたワイヤ80とを有する。第1の方向Ldと直交する第2の方向Tdにおける軸部11の上面21と第1支持部12及び第2支持部13の天面33との間の距離を天面段差D1、第2の方向Tdにおける軸部11の下面22と第1支持部12及び第2支持部13の底面34との間の距離を底面段差D2とする。天面段差D1と底面段差D2は同一であり、天面段差D1及び底面段差D2は50μm以下である。【選択図】図1

Description

本開示は、巻線型インダクタ部品に関するものである。
従来、電子機器には種々のインダクタ部品が搭載されている。巻線型インダクタ部品は、コアと、コアに巻回されたワイヤとを有している。コアは、ワイヤが巻回される軸部と、軸部の両端に設けられて軸部の軸方向と交差する方向に迫り出す支持部とを有する。支持部には端子電極が形成される(例えば特許文献1参照)。
特開2017−163099号公報
ところで、上記のようなインダクタ部品では巻線の巻回によって外形サイズに影響が出ないように、軸部は支持部よりも細くなっている。また、インダクタ部品では、実装時に要求される端子電極の高さや、端子電極と軸部の下面との間に要求される間隔に起因して、通常、高さ方向における軸部の下面と支持部の底面との間の距離である底面段差を、一定以上確保される。しかし、インダクタ部品の小型化が進む一方、底面段差を一定以上確保しようとすると、軸部を細くすることになるが、磁束の集中する箇所である軸部を細くしてしまうと、今度はインダクタ部品の高周波におけるインピーダンス特性が確保できなくなってしまう。
本開示の目的は、小型化と高周波におけるインピーダンス特性の確保を両立できる巻線型インダクタ部品を提供することにある。
本開示の一態様である巻線型インダクタ部品は、第1の方向に延びる柱状の軸部及び前記第1の方向において前記軸部の第1端部と第2端部とにそれぞれ設けられた第1支持部と第2支持部を有するコアと、前記第1支持部に設けられた第1端子電極と、前記第2支持部に設けられた第2端子電極と、前記軸部に巻回され、第1端が前記第1端子電極に接続され、第2端が前記第2端子電極に接続されたワイヤと、少なくとも前記第1支持部と前記第2支持部との間に配設され、前記軸部の上面を覆うカバー部材と、を有し、前記第1の方向と直交する第2の方向における前記軸部の上面と前記第1支持部及び前記第2支持部の天面との間の距離を天面段差とし、前記第2の方向における前記軸部の下面と前記第1支持部及び前記第2支持部の底面との間の距離を底面段差とし、前記天面段差と前記底面段差は同一であり、前記天面段差及び前記底面段差は50μm以下である。
本開示の一態様によれば、小型化と高周波におけるインピーダンス特性の確保を両立できる巻線型インダクタ部品を提供することができる。
一実施形態の巻線型インダクタ部品の正面図。 一実施形態の巻線型インダクタ部品の端面図。 一実施形態の巻線型インダクタ部品の斜視図。 (a)はコアの平面図、(b)はコアの正面図。 巻線型インダクタ部品の周波数−インピーダンス特性図。
以下、一実施形態を説明する。
なお、添付図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、または別の図面中のものと異なる場合がある。また、断面図ではハッチングを付しているが、理解を容易にするために、一部の構成要素のハッチングを省略している場合がある。
図1、図2及び図3に示す巻線型インダクタ部品1は、例えば回路基板などに実装される表面実装型の部品である。この巻線型インダクタ部品1は、例えば、スマートフォンまたは手首着用のモバイル電子デバイス(例えば、スマートウォッチ)など携帯型電子機器(モバイル電子デバイス)を含めて、様々なデバイスで使用され得る。
巻線型インダクタ部品1は、コア10と、第1端子電極51及び第2端子電極52と、ワイヤ80と、カバー部材90とを有している。なお、図1,図2では、カバー部材90を二点鎖線で示している。
コア10は、第1の方向Ldに延びる柱状の軸部11と、第1の方向Ldにおいて軸部11の第1端部と第2端部とにそれぞれ設けられた第1支持部12と第2支持部13とを有している。
軸部11は、例えば四角柱状である。軸部11は、第2の方向Tdの両側の上面21及び下面22と、第3の方向Wdの両側の一対の側面23,24とを有している。
第1支持部12と第2支持部13は、軸部11の第1端と第2端から第1の方向Ldと直交する第2の方向Td及び第3の方向Wdに延びる主面が長方形状の板状である。
第1支持部12と第2支持部13は、巻線型インダクタ部品1の実装対象の回路基板に対して平行に軸部11を支持する。第1支持部12と第2支持部13は、軸部11と一体に形成されている。なお、軸部11及び第1支持部12と第2支持部13は、バレル加工や面取り加工などによって、角部及び稜線部が曲面又は平面となっていることが好ましい。
図1及び図2に示すように、第1支持部12と第2支持部13は、第1の方向Ldにおいて軸部11側を向いた内面31と、内面31と反対側の外側を向いた端面32と、第2の方向Tdの両側の天面33及び底面34と第3の方向Wdの両側の一対の側面35,36とを有している。第1支持部12の内面31は、第2支持部13の内面31と対向している。なお、底面34は、巻線型インダクタ部品1を回路基板に実装する際に回路基板と対向する面である。側面35,36は、内面31、端面32、天面33及び底面34ではない面である。
第1支持部12及び第2支持部13の側面35は、軸部11の側面23と略同方向に面しており、第1支持部12及び第2支持部13の側面36は、軸部11の側面24と略同方向に面している。第1支持部12及び第2支持部13の天面33は、軸部11の上面21と略同方向に面しており、第1支持部12及び第2支持部13の底面34は、軸部11の下面22と略同方向に面している。
本明細書において、第2の方向Tdは、第1の方向Ldに垂直な方向のうち、巻線型インダクタ部品1が回路基板に実装された際、回路基板に垂直な方向であり、第3の方向Wdは、第1の方向Ldに垂直な方向のうち、回路基板に平行な方向である。したがって、第2の方向Tdは、底面34に垂直な方向であり、第3の方向Wdは、底面34に平行な方向である。
また、後述する「コアの高さ寸法T1」は、コア10の第2の方向Tdに沿った高さであり、具体的には、図2に示すように、天面33と底面34との間の寸法である。「幅寸法W1」は、コア10の第3の方向Wdに沿った幅であり、具体的には、図2に示すように、一対の側面35,36間の寸法である。「長さ寸法L1」は、コア10の第1の方向Ldに沿った長さであり、図4(a)に示すように、第1支持部12の端面32と第2支持部13の端面32との間の寸法である。
コア10の材料としては、磁性材料(例えば、ニッケル(Ni)−亜鉛(Zn)系フェライト、マンガン(Mn)−Zn系フェライト)、アルミナ、金属磁性体などを用いることができる。これらの材料の粉末を、圧縮成型及び焼結することによりコア10が得られる。また、コア10として、磁性粉を含有した樹脂を材料とした成形品であってもよい。
第1端子電極51と第2端子電極52は、第1支持部12と第2支持部13に設けられている。第1端子電極51と第2端子電極52は、第1支持部12及び第2支持部13において、内面31の側の端部から端面32の側に向かうほど高さが高い。なお、高さは、第2の方向Tdに沿った寸法である。
第1端子電極51と第2端子電極52は、底面34の底面部電極61、端面32の端面部電極62、側面35,36の側面部電極63,64を有している。底面部電極61は、底面34の全体にわたって形成されている。端面部電極62は、端面32の一部である下側部分を覆うように形成されている。端面部電極62は、底面部電極61から、端面32と底面34との間の稜線上の部分を介して連続するように形成されている。
端面部電極62は、端面32において、第3の方向Wdの両端部よりも第3の方向Wdの中央部が高い。また、端面部電極62の上端は、上側(天面33側)に凸となる円弧状である。さらに、端面部電極62の第3の方向Wdの両端部は、側面23の側面部電極63よりも高い。
側面部電極63,64は、側面35,36の一部である下側部分を覆うように形成されている。また、側面部電極63,64は、底面部電極61及び端面部電極62からそれぞれ稜線部上の部分を介して連続するように形成されている。そして、側面部電極63,64は、第3の方向Wdにおいて、内面31から端面32まで徐々に高さが高くなり、端面部電極62において最も高さが高い。端面部電極62の高さは、第1支持部12及び第2支持部13の高さ、すなわちコア10の高さ寸法T1の1/2以上であることが好ましい。
このような第1端子電極51及び第2端子電極52は、第1支持部12,第2支持部13の端面32を覆う部分の高さが高くなることにより表面積が増加する。この表面積の増加は、巻線型インダクタ部品1の回路基板への実装時に、実装はんだが端面部電極62に沿って高くフィレットを形成することを可能にするため、回路基板に対する巻線型インダクタ部品1の固着力がより向上する。特に、巻線型インダクタ部品1が小型化されたとしても、固着力を確保しやすい。
さらに、第1支持部12、第2支持部13の内面31における上記第1端子電極51及び第2端子電極52の高さを、端面部電極62の高さとは独立して設定できるため、回路基板に対する巻線型インダクタ部品1の固着力に影響することなく、内面31における第1端子電極51及び第2端子電極52の高さを小さくできる。これにより、巻線型インダクタ部品1では、天面段差D1及び底面段差D2をより小さくすることが可能となる。なお、内面31における第1端子電極51及び第2端子電極52の高さは0、すなわち、内面31には第1端子電極51及び第2端子電極52が形成されていなくてもよい。
第1端子電極51及び第2端子電極52は、例えばディップ工法などにより、銀(Ag)を導電成分とする導電性ペーストの焼き付けによって形成され、その表面に、必要に応じて、Ni,銅(Cu),錫(Sn)などのめっきが施されていてもよい。
なお、上述のように第1支持部12及び第2支持部13の底面34は、ともに、底面部電極61が全体に渡って形成される面である。すなわち、巻線型インダクタ部品1の単品状態においては、第1端子電極51及び第2端子電極52がそれぞれ全面に渡って形成される側の第1支持部12及び第2支持部13の面を底面34として定義され、第2の方向Tdは底面34に垂直な方向として定義される。
ワイヤ80は、例えば円形状の横断面を有する芯線と、芯線の表面を被覆する被覆材とを含む。芯線の材料としては、例えば、CuやAgなどの導電性材料を主成分とすることができる。被覆材の材料としては、例えばポリウレタンやポリエステル、ポリアミドイミドなどの絶縁材料を用いることができる。
ワイヤ80の横断面が円形である場合、ワイヤ径である横断面の直径は、例えば、14μmから20μmの範囲内であることが好ましく、15μmから17μmの範囲内であることがより好ましい。本実施形態において、ワイヤ80のワイヤ径は約16μmである。ワイヤ80のワイヤ径が大きいことで、抵抗成分の増大を抑制することができ、小さいことで、コア10の外径からのはみ出しを抑制することができる。
ワイヤ80は、軸部11に巻回された巻線部81と、第1端子電極51,第2端子電極52にそれぞれ接続された第1端82,第2端83と、第1端82,第2端83と巻線部81との間に掛け渡された渡り部84,85とを有している。巻線部81は、軸部11に対して例えば単一の層を形成するように、その軸部11に巻回されているが、複数の層を形成するように巻回されてもよい。
第1端82と第2端83は、第1端子電極51,第2端子電極52にそれぞれ電気的に接続されている。第1端82,第2端83と第1端子電極51,第2端子電極52との接続には、例えばはんだを用いることができる。例えば、第1端子電極51と第2端子電極52の表面にSnめっき層を形成し、第1端82と第2端83を熱圧着することにより、熱で被覆材が溶解・揮発し、芯線がSnめっき層に埋め込まれることで、第1端82,第2端83と第1端子電極51,第2端子電極52とを電気的に接続できる。なお、ワイヤ80の第1端82及び第2端83と第1端子電極51及び第2端子電極52との接続方法はこれに限られず、予め第1端82,第2端83の被覆材を剥離した後に第1端子電極51,第2端子電極52と溶接するなど、各種公知の方法を用いることができる。
カバー部材90は、樹脂からなる部材であり、軸部11に巻回されたワイヤ80の巻線部81を覆うように形成されている。本実施形態において、カバー部材90は、軸部11の上面21と第1支持部12、第2支持部13の天面33とを覆うように形成されている。カバー部材90は、第2の方向Tdにおいて、第1支持部12、第2支持部13の天面33と同じ方向に向いた天面91と、第1の方向Ldの両側の一対の端面92と、第3の方向Wdの両側の一対の側面93とを有している。カバー部材90の天面91は、平坦面である。カバー部材90は、例えば巻線型インダクタ部品1を回路基板に実装する際に、自動搭載機の吸引ノズルによる吸着が確実に行えるように、平坦な吸着面である天面91を形成するものである。
図1に示すように、ワイヤ80は、軸部11に巻回された巻線部81を含むため、軸部11に巻回された巻線部81の最上面、つまり軸部11の上面21の上の巻線部81のうちの上面21から最も離れた表面がワイヤ80の最上面となる。ワイヤ80の巻線部81上のカバー部材90の厚さDuを、第2の方向Tdに沿った軸部11の上面21の巻線部81の最上面と、カバー部材90の天面91との間の距離とする。なお、巻線部81が軸部11に複数の層を形成するように巻回されている場合は、巻線部81の最上面は、巻回された巻線部81の最上層における最上面とする。カバー部材90の厚さDuは、ワイヤ80のワイヤ径よりも小さいことが好ましい。これにより、カバー部材90を薄くすることができ、コア10に対して第1の方向Ld及び第3の方向Wdへのカバー部材90のはみ出し量を抑えることができ、巻線型インダクタ部品1の外形寸法をより小さくできる。
図4(a)及び図4(b)に示すように、本実施形態のコア10は、例えば、長さ寸法L1が1.0mm、高さ寸法T1が0.35mm、幅寸法W1が0.3mmである。なお、コア10の長さ寸法L1、高さ寸法T1及び幅寸法W1はこれに限らない。例えば、コア10では、長さ寸法L1は0.6mm以上1.6mm以下であってもよく、高さ寸法T1は250μm以上400μm以下であってもよく、幅寸法W1は200μm以上350μm以下であってもよい。これにより、第1の方向Ld、第2の方向Td、第3の方向Wdに隣接する他部品、他部材との接触可能性を低減できる。
コア10の高さ寸法T1は、コア10の幅寸法W1よりも大きく、高さ寸法T1と幅寸法W1との差は、30μm以上70μm以下の範囲内であることが好ましい。このようなコア10により、巻線型インダクタ部品1において、特性を維持しつつ、小型とすることができる。
上述したように、第1支持部12と第2支持部13は、軸部11の両端から第1の方向Ldと直交する主面が四角形の板状である。従って、第1支持部12及び第2支持部13において、天面33、底面34及び側面35,36は、軸部11を中心として、軸部11の上面21、下面22及び側面23,24よりも外側に位置している。従って、コア10は、軸部11の各面と第1支持部12及び第2支持部13の各面との間に段差を有している。
詳述すると、図4(b)に示すように、コア10は、第2の方向Tdにおける軸部11の上面21と、第1支持部12及び第2支持部13の天面33との間の距離である天面段差D1を有している。天面段差D1は、第2の方向Tdにおいて、上面21の位置(高さ)と天面33の位置(高さ)との差である。
また、コア10は、軸部11の下面22と、第1支持部12及び第2支持部13の底面34との間の距離である底面段差D2を有している。底面段差D2は、第2の方向Tdにおいて、下面22の位置(高さ)と、底面34の位置(高さ)との差である。
また、図4(a)に示すように、コア10は、軸部11の側面23,24と、第1支持部12及び第2支持部13の側面35,36との間の距離である側面段差D3を有している。側面段差D3は、第3の方向Wdにおいて、側面23の位置と側面35の位置との差、側面24の位置と側面36の位置との差、である。側面段差D3は、軸部11の幅寸法W11と、第1支持部12及び第2支持部13の幅寸法W1の差の1/2となる。
なお、天面段差D1、底面段差D2及び側面段差D3は、第1支持部12、第2支持部13の両側の段差の平均で示されるが、第1支持部12と第2支持部13が対称形状である場合は、第1支持部12、第2支持部13のどちらか一方における段差を天面段差D1及び底面段差D2としてもよい。また、側面段差D3についても、第3の方向Wdにおいて対称形状である場合は、側面23と側面35との間の距離及び側面24と側面36との間の距離のうちの一方を側面段差D3としてもよい。
巻線型インダクタ部品1では、天面段差D1と底面段差D2は同一であり、天面段差D1及び底面段差D2は50μm以下である。
なお、天面段差D1及び底面段差D2は、例えば第1支持部12と第2支持部13の高さ寸法T1に基づいてさらに好ましい範囲を設定することもできる。
天面段差D1及び底面段差D2は、第1支持部12及び第2支持部13の高さ寸法T1の15%以下5%以上であることが好ましい。例えば、第1支持部12と第2支持部13の高さ寸法T1は300μmとした場合、天面段差D1及び底面段差D2は45μm以下15μm以上であることが好ましい。これにより、コア10をより小型化しやすくなる。また、カバー部材90をより薄くできる。
また、天面段差D1及び底面段差D2は、例えば第1支持部12及び第2支持部13の幅寸法W1に基づいてさらに好ましい範囲を設定することもできる。
天面段差D1及び底面段差D2は、第1支持部12と第2支持部13の幅寸法W1の10%以下5%以上であることが好ましい。例えば、幅寸法W1を300μmとした場合、天面段差D1及び底面段差D2は、30μm以下、15μm以上であることが好ましい。これにより、コア10をより小型化しやすくなる。また、カバー部材90をより薄くできる。
本実施形態のコア10において、第1支持部12及び第2支持部13の高さ寸法T1は350μm、第1支持部12及び第2支持部13の幅寸法W1は300μm、天面段差D1及び底面段差D2は25μmである。
天面段差D1及び底面段差D2を小さくすることで、カバー部材90となる樹脂を薄く塗布することができる。これにより、コア10に対して第1の方向Ld及び第3の方向Wdへのカバー部材90のはみ出し量を抑えることができ、巻線型インダクタ部品1の外形寸法をより小さくできる。
天面段差D1及び底面段差D2が同一であるコア10は、第2の方向Tdにおいて対称形状である。このような対称形状とすることで、第1端子電極51及び第2端子電極52を形成する上での第2の方向Tdにおけるコア10の方向性を無くすことができ、巻線型インダクタ部品1の製造効率を大幅に向上できる。
天面段差D1は、ワイヤ80の直径よりも大きい。従って、カバー部材90となる樹脂を軸部11の上面21に塗布したとき、その樹脂にてワイヤ80を容易に覆うことができる。このため、巻線型インダクタ部品1を吸着する吸引ノズルなどから、ワイヤ80を保護できる。また、軸部11の上面21とワイヤ80の巻線部81の最上面との間の距離Dwは天面段差D1の半分よりも大きい、つまり軸部11の上面21と第1支持部12及び第2支持部13の天面33との中間位置よりも高くすることがさらに好ましく、これにより樹脂をより薄くすることができる。
また、カバー部材90は、第1支持部12及び第2支持部13の天面33を覆うことが好ましく、これにより、コア10に対するカバー部材90の密着強度を向上できる。
第1支持部12及び第2支持部13それぞれの内面31は、天面33側の内面31、すなわち軸部11の上面21と第1支持部12及び第2支持部13の天面33との間に位置する内面31である天部内面31aと、底面34側の内面31、すなわち軸部11の下面22と第1支持部12及び第2支持部13の底面34との間に位置する内面31である底部内面31bと、側面35側の内面31、すなわち軸部11の側面23と第1支持部12及び第2支持部13の側面35との間に位置する内面31である側部内面31cと、側面36側の内面31、すなわち軸部11の側面24と第1支持部12及び第2支持部13の側面36との間に位置する内面31である側部内面31dとを含む。
図4(b)に示すように、コア10では、天部内面31aと第1支持部12及び第2支持部13の天面33とが成す角度は略直角である。底部内面31bと第1支持部12及び第2支持部13の底面34とが成す角度は、略直角である。天部内面31aと天面33とが成す角度は、底部内面31bと底面34とが成す角度と略同一である。図4(a)に示すように、側部内面31cと第1支持部12及び第2支持部13の側面35とが成す角度は、直角よりも大きい鈍角である。側部内面31dと第1支持部12及び第2支持部13の側面36とが成す角度は、直角よりも大きい鈍角である。側部内面31cと側面35とが成す角度は、側部内面31dと側面36とが成す角度と略同一である。本実施形態においては、天部内面31aと天面33とが成す角度、及び底部内面31bと底面34とが成す角度は、側部内面31cと側面35とが成す角度、及び側部内面31dと側面36とが成す角度よりも小さいことが好ましい。なお、上記においてコア10の2つの面がなす角度とは、コア10の内部側の角度、すなわち内角を指す。
コア10に第1端子電極51及び第2端子電極52を形成する工程では、ディップ工法により、第1支持部12及び第2支持部13の底面34に対して第1端子電極51及び第2端子電極52となるAgペーストを塗布する。このとき、Agペーストは、底面34だけでなく、底部内面31bにも塗布されるが、塗布後にAgペーストが底部内面31b上を濡れ上がって、第1端子電極51,第2端子電極52が軸部11の巻線部81に近接又は付着する場合がある。この場合、第1端子電極51,第2端子電極52や、第1端子電極51,第2端子電極52に付着する実装はんだが、軸部11に巻回された巻線部81と接触することによるショートや被覆材の損傷の原因となりやすい。
ここで、上記のように、第1端子電極51,第2端子電極52が形成される底面34について、内面31と成す角度が相対的に小さい第1支持部12及び第2支持部13の面から選択されていると、底部内面31bが、軸部11に巻回された巻線部81と近付かない方向に底面34から延びることになるため、軸部11に巻回された巻線部81への第1端子電極51及び第2端子電極52の近接又は付着を抑制することができる。
なお、底部内面31bと第1支持部12,第2支持部13の底面34とが成す角度は、側部内面31c,31dと第1支持部12及び第2支持部13の側面35,36とがそれぞれ成す角度、天部内面31aと第1支持部12及び第2支持部13の天面33とが成す角度のいずれもよりも小さいことが好ましい。
また、上記では、底部内面31bと底面34とが成す角度、及び天部内面31aと天面33とが成す角度を略直角、側部内面31c,31dと側面35,36とが成す角度を鈍角としたが、これに限られず、上記押す体関係となっていればよい。例えば、天部内面31aと天面33とが成す角度と、底部内面31bと底面34とが成す角度は、鋭角や直角に近い鈍角であってもよい。
図4(a)及び図4(b)に示すように、本実施形態のコア10は、軸部11の各面と、第1支持部12及び第2支持部13の内面31との間に、接続面41,42,43,44を有している。第1支持部12及び第2支持部13の内面31は、天部内面31a、底部内面31b、側部内面31c,31dを含む。接続面41は、天部内面31aと軸部11の上面21とを接続する。接続面42は、底部内面31bと軸部11の下面22とを接続する。接続面43は、側部内面31cと軸部11の側面23とを接続し、接続面44は、側部内面31dと軸部11の側面24とを接続する。
接続面41,42,43,44は、コア10の内部にむかって窪む凹円柱面である。本実施形態において、接続面41,42の曲率半径は、接続面43,44の曲率半径よりも小さいことが好ましい。これにより、第1端子電極51及び第2端子電極52が形成される底面34について、軸部11の各面との接続面の曲率半径が相対的に小さい第1支持部12及び第2支持部13の面から選択されているため、底面34に塗布されたAgペーストが軸部11に濡れ広がりにくく、軸部11に巻回されたワイヤ80の巻線部81への第1端子電極51,第2端子電極52の近接又は付着を抑制することができる。
なお、上記の第1支持部12及び第2支持部13の各面と内面31とが成す角度や軸部11の各面との接続面の曲率半径についての相対関係は、巻線型インダクタ部品1の製造工程において、コア10に第1端子電極51,第2端子電極52を形成する前など、コア10の向きを判定する場合にも利用され得る。例えば、コア10に上方から光を照射しつつ、コア10を上方からカメラなどの撮影装置で撮影し、得られた画像データに基づいてコア10の向きを判定する場合を考える。
コア10の上方からコア10に向けて光を照射すると、コア10の内面31や接続面41,42,43,44では、光がコア10の上方以外に反射され、上方の撮影装置で得られる画像データにおいて、内面31や接続面41,42,43,44は、影として移る。このため、上記の第1支持部12及び第2支持部13の各面と内面31とが成す角度や内面31との接続面の曲率半径が異なる場合、画像データにおける軸部11と第1支持部12,第2支持部13との間に位置する影の範囲や濃さによって、コア10の向きを判定できる。したがって、画像認識装置や目視などで画像データからコア10の向きを判定することで、第1支持部12及び第2支持部13の底面34を上向きとするようにコア10を整列させることができ、第1支持部12及び第2支持部13に対するAgペーストの塗布を効率化できる。
図5は、天面段差D1及び底面段差D2が同一である構造において、それらの値が互いに異なる4つの巻線型インダクタ部品1a〜1dの周波数−インピーダンス特性を示す。図5において、横軸は周波数Freq、縦軸はインピーダンスZである。巻線型インダクタ部品1aの天面段差D1及び底面段差D2は25μmである。巻線型インダクタ部品1bの天面段差D1及び底面段差D2は50μmである。巻線型インダクタ部品1cの天面段差D1及び底面段差D2は85μmである。巻線型インダクタ部品1dの天面段差D1及び底面段差D2は150μmである。なお、4つの巻線型インダクタ部品1a〜1dについて、コアの外形寸法、インダクタンス値を同じとした。外形寸法は、長さ寸法L1:0.6mm、幅寸法W1:0.3mmであり、インダクタンス値は560nHである。天面段差D1及び底面段差D2は小さいほど、自己共振周波数F1におけるインピーダンス値を高くできるが、特に天面段差D1及び底面段差D2が50μm以下である場合は、内磁路となる軸部11の断面積を十分に確保できるため、自己共振周波数などの高周波においてシャープなインピーダンスが得られ、フィルタとして有用となる。
また、巻線型インダクタ部品1では、側面段差D3は天面段差D1よりも小さいことが好ましい。これにより、コア10の高さ寸法T1に影響を与えることなく、軸部11の断面積をさらに大きくすることができ、低背化と高周波におけるインピーダンス特性の確保を両立できる。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)巻線型インダクタ部品1では、天面段差D1と底面段差D2は同一であり、天面段差D1及び底面段差D2は、50μm以下である。
天面段差D1及び底面段差D2が同一であり、50μm以下であるため、巻線型インダクタ部品1を小型化した場合であっても、軸部11の断面積を確保できる。これにより、小型であっても、高周波でシャープなインピーダンスを得られ、小型化と高周波におけるインピーダンス特性の確保を両立できる。また、軸部11の断面積が確保できることにより、小型であっても軸部11の強度を確保できる。さらに、天面段差D1及び底面段差D2を小さくすることで、カバー部材90を薄くすることができる。これにより、巻線型インダクタ部品1の外形寸法をより小さくできる。
(2)側面段差D3は天面段差D1よりも小さい。これにより、コア10の高さ寸法T1に影響を与えることなく、軸部11の断面積をさらに大きくすることができ、低背化と高周波におけるインピーダンス特性の確保を両立できる。
(3)天面段差D1は、ワイヤ80の直径よりも大きい。従って、カバー部材90となる樹脂を軸部11の上面21に塗布したとき、その樹脂にてワイヤ80を容易に覆うことができる。このため、巻線型インダクタ部品1を吸着する吸引ノズルなどから、ワイヤ80を保護できる。
(4)ワイヤ80の最大高さを天面段差D1の半分、つまり軸部11の上面21と第1支持部12及び第2支持部13の天面33との中間位置よりも高くすることで、カバー部材90をさらに薄くできる。
(5)カバー部材90は、第1支持部12及び第2支持部13の天面33を覆う。これにより、コア10に対するカバー部材90の密着強度を向上できる。
(6)接続面41,42の曲率半径は、接続面43,44の曲率半径よりも小さい。これにより、軸部11に巻回されたワイヤ80への第1端子電極51,第2端子電極52の近接又は付着を抑制することができる。また、巻線型インダクタ部品の製造工程において、コア10の向きを判定できる。
(変更例)
尚、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。
上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態に対し、カバー部材90が第1支持部12及び第2支持部13の天面33を覆わず、第1支持部12と第2支持部13の間にのみ配設されたものとしてもよい。このようなカバー部材は、軸部11に巻回されたワイヤ80を覆い、カバー部材の天面は、第1支持部12及び第2支持部13の天面33と面一な平面状をなす。
・上記実施形態に対し、第1端子電極51及び第2端子電極52において、端面32の側の端部が最も高さが高くなるように形成されるのであれば、内面31側の端部から端面32側の端部に向かって一部低くなる部分があってもよい。
1…巻線型インダクタ部品、10…コア、11…軸部、12…第1支持部、13…第2支持部、51…第1端子電極、52…第2端子電極、80…ワイヤ、90…カバー部材、Td…第2の方向、Ld…第1の方向、Wd…第3の方向、D1…天面段差、D2…底面段差、D3…側面段差、Du…最大高さ。

Claims (10)

  1. 第1の方向に延びる柱状の軸部及び前記第1の方向において前記軸部の第1端部と第2端部とにそれぞれ設けられた第1支持部と第2支持部を有するコアと、
    前記第1支持部に設けられた第1端子電極と、
    前記第2支持部に設けられた第2端子電極と、
    前記軸部に巻回され、第1端が前記第1端子電極に接続され、第2端が前記第2端子電極に接続されたワイヤと、
    少なくとも前記第1支持部と前記第2支持部との間に配設され、前記軸部の上面を覆うカバー部材と、
    を有し、
    前記コアの前記第1の方向と直交する第2の方向における前記軸部の上面と前記第1支持部及び前記第2支持部の天面との間の距離を天面段差とし、
    前記コアの第2の方向における前記軸部の下面と前記第1支持部及び前記第2支持部の底面との間の距離を底面段差とし、
    前記天面段差と前記底面段差は同一であり、
    前記天面段差及び前記底面段差は50μm以下である、
    巻線型インダクタ部品。
  2. 前記第1端子電極と前記第2端子電極は、前記第1支持部と前記第2支持部の互いに対向する内面の側の端部から、前記内面と反対側の端面の側の端部に向かうほど高さが高い、請求項1に記載の巻線型インダクタ部品。
  3. 前記端面における前記第1端子電極と前記第2端子電極の高さは、前記コアの高さ寸法の半分よりも高い、請求項2に記載の巻線型インダクタ部品。
  4. 前記コアの第3の方向における前記軸部の側面と前記第1支持部及び前記第2支持部の側面との距離を側面段差とし、
    前記側面段差は前記天面段差よりも小さい、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の巻線型インダクタ部品。
  5. 前記側面段差は、25μm以下である、請求項4に記載の巻線型インダクタ部品。
  6. 前記天面段差及び前記底面段差は40μm以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の巻線型インダクタ部品。
  7. 前記天面段差及び前記底面段差は、前記コアの高さ寸法の15%以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の巻線型インダクタ部品。
  8. 前記天面段差及び前記底面段差は、前記コアの高さ寸法の5%以上である、請求項7に記載の巻線型インダクタ部品。
  9. 前記天面段差及び前記底面段差は、前記コアの幅寸法の10%以下である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の巻線型インダクタ部品。
  10. 前記天面段差及び前記底面段差は、前記コアの幅寸法の5%以上である、請求項9に記載の巻線型インダクタ部品。
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