JP5244513B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、複数の充電できる電池の端部電極にリード板を溶接してなる電池パックに関し、とくに、リード板を介して各々の電池を放熱するようにしてなる電池パックに関する。
複数の電池をリード板で直列又は並列に接続している電池パックは、各々の電池を効率よく放熱することが大切である。とくに、多数を直列や並列に接続し、また、充放電の電流が大きい電池パックは、電池の発熱量が大きく、電池の発熱を効率よく放熱することが大切である。このことを実現するために、電池に接続するリード板から放熱する電池パックが開発されている。(特許文献1参照)
特許文献1の電池パックは、リード板にリード突出部を設け、このリード突出部でもってリード板を放熱して、リード板を介して電池を放熱する。この構造の電池パックは、リード突出部で放熱するので、放熱面積を大きくすることが難しい。また、このリード突出部は電池の端部電極に接続して電位を有するので、これを外装ケースの外部に突出させて放熱できない。
放熱面積を大きくするために、外装ケースを放熱に利用する電池パックも開発されている。(特許文献2参照)
特許文献2の電池パックは、外装ケースに複数の円筒型二次電池を収納して外装ケースに放熱部を設けている。外装ケースに収納している中央部の電池の近傍に集熱部を配置し、この集熱部の熱を外装ケースの放熱部にヒートパイプで伝導して放熱している。この構造は、電池の熱を集熱部に伝導し、この集熱部の熱をヒートパイプで外装ケースの放熱部に伝導して外部に放熱する。この構造の電池パックは、放熱のために集熱部やヒートパイプなどの専用の部材を設ける必要があって、放熱のための構造が複雑になる欠点がある。
特開2005−317456号公報 特開2001−76696号公報
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単な放熱構造としながら、各々の電池の熱を有効に外装ケースの外部に放熱できる電池パックを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の電池パックは、複数の充電できる電池1と、この電池1の端部電極1Aに接続してなるリード板3と、このリード板3で電池1を接続している電池組立9を収納している外装ケース2とを備える。外装ケース2は、電池1の熱を放熱する放熱ケース部10を対向する面の少なくとも一面に有し、この放熱ケース部10の内面に端部電極1Aを対向させる姿勢として、各々の電池1を互いに平行な姿勢で外装ケース2に収納している。さらに、電池パックは、電池1の端部電極1Aに接続しているリード板3を放熱ケース部10の内面に配置するように、外装ケース2に電池組立9を収納して、リード板3を放熱ケース部10の内面に熱結合している。外装ケース2はプラスチック製で、内側に配設しているリード板3に面接触状態で熱結合する内面突出部12を放熱ケース部10の内面に突出して設けている。放熱ケース部10は、内面突出部12の外側を凹部13としている。以上の電池パックは、電池1の熱をリード板3から放熱ケース部10の内面突出部12に熱伝導して、外装ケース2から外部に放熱している。
以上の電池パックは、簡単な放熱構造としながら、各々の電池の熱を有効に外装ケースから外部に放熱できる特徴がある。それは、以上の電池パックが、各々の電池の端部電極に連結しているリード板を、外装ケースの放熱ケース部に内面に突出するように設けている内面突出部に熱結合し、さらに、この内面突出部を設けることで外装ケースに凹部を設けて、電池の熱をリード板から放熱ケース部の内面突出部に熱伝導して、外装ケースから外部に放熱しているからである。この構造は、内面突出部をリード板に広い面積で熱結合状態で密着させて、リード板の熱を効率よく外部に放熱できる。
また、以上の電池パックは、全ての電池の両端に設けている端部電極にリード板を接続して、このリード板の熱を外装ケースの放熱ケース部から外部に放熱する。この放熱構造は、全ての電池を均一に冷却することが可能となり、各々の電池の温度差を少なくして均一に冷却できる特徴も実現する。
本発明の電池パックは、外装ケース2の対向する両面に放熱ケース部10を設けることができる。
このパック電池は、外装ケースの両面に設けた放熱ケース部の内面突出部に、電池の両端に接続したリード板から熱伝導させて、電池の熱を極めて効率よく外部に放熱できる。
本発明の電池パックは、放熱ケース部10の凹部13に放熱フィン14を一体的に成形して設けることができる。
この電池パックは、内面突出部の外側面に設けている放熱フィンで放熱面積を大きくして効率よく放熱しながら、この放熱フィンでもって内面突出部を補強して変形を阻止する。変形しない内面突出部は、リード板の表面に確実に密着する状態となって、理想的な熱結合を保持してリード板からの熱伝導を良くして効率よく放熱する。とくに、電池の熱でリード板が加熱され、加熱されたリード板が内面突出部を加熱して強度を低下させても、外側に設けている放熱フィンに補強されて変形が防止される。したがって、電池が加熱される状態となっても、内面突出部は確実にリード板に広い面積で熱結合状態で密着して、リード板の熱を効率よく外部に放熱する。
本発明の電池パックは、電池1を定位置に配置するインナーケース4を備えることができる。このインナーケース4は、電池1を挿入して定位置に配置する両端開口の電池装着部22を設けると共に、この電池装着部22にセットしている電池1の端部電極1Aに接続されるリード板3を定位置に配置する嵌着凹部21を表面に設けることができる。さらに、外装ケース2の放熱ケース部10に設けている内面突出部12の外形を、嵌着凹部21に挿入して定位置に配置できる形状として、内面突出部12を嵌着凹部21に案内して、リード板3に熱結合状態で配置することができる。
以上の電池パックは、外装ケースに設けている内面突出部を確実に位置ずれしないようにリード板に熱結合して、電池の熱を効率よく放熱できる。それは、インナーケースでもって、リード板と内面突出部とを定位置に配置するからである。
本発明の電池パックは、インナーケース4に、複数のリード板3を平行な姿勢で定位置に配置する複数列の嵌着凹部21を設けて、外装ケース2の放熱ケース部10には、各々の嵌着凹部21に挿入される複数の内面突出部12を設けることができる。
以上の電池パックは、隣接するリード板のショートを確実に阻止しながら、各々のリード板を介して電池を効率よく冷却できる。
本発明の電池パックは、外装ケース2に設けている内面突出部12の突出面とリード板3との間に弾性熱伝導シート7を挟着することができる。
以上の電池パックは、弾性熱伝導シートでもってリード板の熱をより効率よく内面突出部に熱伝導して効率よく放熱できる。
本発明の電池パックは、リード板3を弾性変形できる金属板として、電池1の端部電極1Aに弾性的に押圧される弾性押圧片33を設けることができる。この弾性押圧片33は、端部電極1Aに向かって弾性的に突出して、この弾性押圧片33を端部電極1Aで押圧して電気接続させることができる。
以上の電池パックは、リード板を電池の端部電極にスポット溶接などの方法で連結することなく、リード板を端部電極に確実に電気接続しながら、リード板をより好ましい状態で、内面突出部の突出面に密着させて理想的な状態で熱結合できる。それは、リード板に設けている弾性押圧片が端部電極に弾性的に押圧されて電気接続されると共に、この弾性押圧片が端部電極を押圧する反作用で、リード板が内面突出部の突出面に弾性的に押圧して密着させるからである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電池パックを例示するものであって、本発明は電池パックを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図6の電池パックは、外装ケース2に電池組立9を収納している。電池組立9は、複数の充電できる電池1をリード板3で直列と並列に接続している。
[外装ケース]
図2、図3及び図6に示す外装ケース2は、電池1の熱を放熱する放熱ケース部10を対向面に有する箱形であって、内部に電池組立9を収納している。図の外装ケース2は、対向する両面に放熱ケース部10を設けているが、外装ケースは、対向面の一面にのみ、放熱ケース部を設けることもできる。図の外装ケース2は、放熱ケース部10の外形を四角形として、この四角形の周囲を周壁11で連結する形状としている。この外装ケース2は、各々の電池1が放熱ケース部10に対して垂直姿勢となるように電池組立9を収納して、全ての電池1の端部電極1Aを放熱ケース部10の内面に対向するように配置している。この姿勢で電池組立9を外装ケース2に収納している電池パックは、各々の電池1が互いに平行な姿勢で外装ケース2に収納される。全ての電池1の端部電極1Aにはリード板3を接続しているので、電池1と放熱ケース部10との間にリード板3が配設される。
外装ケース2は、プラスチック製を成形して製作している。この外装ケース2は、内側に配設しているリード板3に、面接触状態で熱結合する内面突出部12を放熱ケース部10の内面に突出して設けている。内面突出部12は、その突出面をリード板3の表面に熱結合している。内面突出部12は、図6に示すように、突出面を直接にリード板3の表面に密着し、あるいは、図7に示すように、弾性熱伝導シート7を介してリード板3の表面に密着させて、リード板3に熱結合される。さらに、外装ケース2は、放熱ケース部10に内面突出部12を設けることで、その外側に凹部13を設けて、この凹部13に放熱フィン14を一体的に成形して設けている。
図2ないし図4の電池組立9は、その両面に、複数のリード板3を互いに離して配置している。外装ケース2は、各々のリード板3の表面に熱結合するように複数の内面突出部12を設けている。図の電池組立9は、電池1をプラスチック製のインナーケース4に入れて定位置に配置している。インナーケース4は、複数のリード板3を平行な姿勢で定位置に配置する複数列の嵌着凹部21を設けている。外装ケース2は、図2、図3、及び図6に示すように、放熱ケース部10に、各々の嵌着凹部21に挿入される複数の内面突出部12を設けている。内面突出部12は、その外形を、嵌着凹部21に挿入して電池組立9を外装ケース2の定位置に配置できる形状としている。内面突出部12は、その外形を嵌着凹部21の内形よりもわずかに小さい形状として、嵌着凹部21に位置ずれしないように挿入される。この外装ケース2は、内面突出部12をインナーケース4の嵌着凹部21に挿入して、外装ケース2と電池組立9との位置ずれを防止できる。したがって、この外装ケース2は、電池組立9を定位置に収納して、内面突出部12の突出面をリード板3の表面に熱結合できる。
図2、図3、及び図6の外装ケース2は、放熱ケース部10の表面から突出しないように凹部13に放熱フィン14を設けている。図の放熱フィン14は、複数列の凸条を互いに交差するように配置している。この放熱フィン14は、放熱面積を広くしながら、放熱ケース部10を補強できる。とくに、複数列の凸条を互いに交差するように配置する放熱フィン14は、内面突出部12の縦横の変形を防止するように補強して、突出面を安定してリード板3の表面に押圧して熱結合できる。また、凹部13の放熱フィン14を外装ケース2の表面から突出しないように設ける構造は、放熱フィン14によって外装ケース2の外形が大きくならず、また放熱フィン14が突出して損傷するのを防止できる。ただし、凹部の放熱フィンは、外装ケースの表面から突出するように高くして、より放熱面積を広くして放熱効率を高くすることもできる。以上の放熱フィン14は、凹部13に設けた凸条であるが、放熱フィンは、凹部に設けた局部的な突出部、あるいは凹部を凹凸形状に成形して設けることもできる。
ただ、外装ケースの放熱ケース部は、必ずしも内面突出部の外側にできる凹部に放熱フィンを設ける必要はない。この外装ケースは、内面突出部の内面をリード板に面接触状態で熱結合させて、凹部の内面から外部に放熱する。
外装ケース2は、ABS樹脂などで成形されており、周壁11の中間を境界として、ふたつに分割されて、ネジ止めや嵌め込み式などの連結方法により固定される。外装ケース2は、電池パックの用途や目的、使用状況、さらに、収納する電池1の外形や個数に応じた様々な形状に設計できる。図1ないし図3に示す外装ケース2は、第1外装ケース2Aと第2外装ケース2Bに分割されている。図に示す外装ケース2は、第2外装ケース2Bと第1外装ケース2Aを連結するために、外周面に沿って連結突出部15を設けている。互いの連結突出部15を連結して、第1外装ケース2Aと第2外装ケース2Bとを連結している。さらに、この状態でネジ止めして外装ケース2が固定される。第1外装ケース2Aと第2外装ケース2Bとは概略対称な形状となっている。
なお、図面では、外装ケース2を立てた状態、すなわち、ひとつの周壁11の面を下にして使用しているが、外装ケース2の放熱ケース部10の放熱フィン14が設けられた面を下にしても使用することができる。その他、外装ケース2の使用する状況に応じて、外装ケース2を含んだ実施例の電池パックの設置面を選択して使用することができる。
[電池組立]
電池組立9を図2ないし図5に示す。これらの図の電池組立9は、互いに平行な姿勢で隣接して配設されている複数の充電できる電池1と、電池1を定位置に配置するインナーケース4と、インナーケース4で配置される各々の電池1の端部電極1Aに溶接されて、隣接する電池1を接続している複数のリード板3とを備える。
図の電池1は円筒形電池であり、両端の端部電極1Aを同一面に位置して、複数本を多段多列に並べている。図の電池組立9は、図において上下6段、左右14列に配列している。隣接する列の電池1は、上下にずらせて互いに隣の電池1がその中間に位置するように並べている。この配列は、円筒形の電池1を互いに接近して多列に配列できる。ただ、本発明の電池パックは、電池の個数や配置をこの状態に特定しない。たとえば、電池を碁盤目状に配置することもできる。
[電池]
電池1は、充電できる電池である。図の電池パックは、電池1を円筒型電池としているが、電池には角型電池や薄型電池も使用できる。本実施の形態においては、電池1として円筒型のリチウムイオン電池を使用する。リチウムイオン電池は、大容量、大出力の電池パックに適している。それは、リチウムイオン電池が容積や重量に対する容量を大きくできるからである。ただし、本発明の電池パックは、電池をリチウムイオン電池には特定せず、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等の二次電池も使用できる。
[インナーケース]
図5に示す電池組立9は、インナーケース4の電池装着部22に電池1を挿入して定位置に配置している。インナーケース4は、図5に示すように、円柱状の電池装着部22を有する形状に成形している。電池装着部22は、円筒型電池を挿入できる内形に成形している。図のインナーケース4は、6段14列の電池1を挿入できるように、84個の電池装着部22を設けている。電池装着部22は両端を開口している。図5の電池パックは、インナーケース4を、円筒形電池1の長さ方向である、図において左右方向に2分割している。左右のインナーケース4は、電池装着部22の両端を開口して、円筒形電池1を挿入できる形状に成形している。インナーケース4は、プラスチックなどの絶縁性部材で成形される。電池装着部22を設けた形状にプラスチックを成形しているインナーケース4は、電池1を区画して配列することで、複数の電池1を正確に位置決めしながら配列でき、かつ各電池1を各々独立して分離することで、電池1の熱暴走の誘発を防止できる。2分割して成形されるインナーケース4は、2つを連結する状態で、電池1の端部電極1Aを電池装着部22の開口部から外部に露出させる。外部に露出する端部電極1Aにリード板3がスポット溶接やレーザー溶接などの方法で溶接される。インナーケース4のプラスチック材料としては、ポリカーボネートが利用できる。この材料は強度が大きく、漏液したリチウムイオン電池の電解液に対して溶け難い性質がある。なお、ABS樹脂は、漏液したリチウムイオン電池の電解液に対して解け易い性質があるので望ましくない。
インナーケース4は、電池装着部22の両端を開口している両面に、リード板3を嵌着して定位置に配置する嵌着凹部21を成形して設けている。リード板3は、嵌着凹部21に案内されて、電池1の端部電極1Aに接続される。したがって、嵌着凹部21は、端部電極1Aに接続されるリード板3を配置する位置に設けている。
[リード板]
リード板3は、インナーケース4の嵌着凹部21に案内されて、電池1の端部電極1Aにスポット溶接やレーザー溶接して接続されて、隣接する電池1を直列と並列に接続する。図2ないし図4の電池組立9は、複数枚のリード板3を、絶縁隙間6を設けて互いに平行に配列して、電池1の端部電極1Aに溶接している。図4の電池組立9は、電池1の一方の端部(図4において左上側の端部)に、7列のリード板3を配列して、各リード板3には、6個×2列の電池1を接続している。また、電池1の他方の端部(図4において右下側の端部)には、8列のリード板3を配列して、両側のリード板3を出力リード板3Xとして6個×1列の電池1を接続すると共に、残りの6列のリード板3には6個×2列の電池1を接続している。このリード板3は、同じ列にある6個の電池1を並列に接続して、隣の列にある電池1を直列に接続している。すなわち、84個の電池1を、6個を並列に、14個を直列に、すなわち6並列、14直列に接続している。さらに、電池1の他方の端部(図4において右下側の端部)の両側に配置される出力リード板3Xは、6並14直に接続される84個の電池1の両端の出力を出力端子36に接続している。図の出力リード板3Xは、その側縁に、出力端子36に接続するための出力部3Bを設けている。出力リード板3Xは、6個を並列に接続する帯状の接続部の側縁で折曲して折曲片を設けており、この折曲片を出力部3Bとしてインナーケース4の側面に配設して出力端子36に接続している。この出力リード板3Xは、出力部3Bを幅の広い板状とするので、出力部3Bの電気抵抗を小さくできる。さらに、図4において、左側に配設される出力リード板3Xの出力部3Bは、保護素子37を介して出力端子36に接続している。この保護素子37は、過電流が流れると電流を遮断する電流遮断素子であって、例えば、ヒューズやブレーカ、PTC等が使用できる。両側の出力部3Bに接続される出力端子36は、外装ケース2の連結突出部15に設けた開口部16(図2及び図3参照)から外部に表出される。さらに、図1に示すように、外装ケース2から表出する出力端子36に、ボルト41を介して接続されるコード40により、電子機器側に供給される。図に示す外装ケース2は、連結突出部15に表出する出力端子36の側部に沿って突出する絶縁壁17を一体的に成形して設けており、この絶縁壁17により、出力端子36及びコード40の接続部を保護している。
リード板3は、電気抵抗が小さくて熱伝導に優れた金属板、たとえばニッケル板、鉄や鉄合金あるいは銅や銅合金等の表面をニッケル等のメッキをしている金属板が使用される。リード板3は、溶接に最適な厚さの金属板、たとえば0.1mm〜0.3mmの金属板が使用される。スポット溶接やレーザー溶接されるリード板3は、厚すぎても薄すぎて理想的な状態で電池1の端部電極1Aに溶接できない。厚すぎるリード板は、加熱して溶融させるのに大きな熱エネルギーを必要とするので、電池を加熱する弊害が大きくなる。また、薄すぎるリード板は、電気抵抗や熱抵抗が大きく、また、十分な強度がない。このため、リード板は、流れる電流や用途を考慮して最適な厚さに設定される。
図4と図6のリード板3は、電池1の端部電極1Aにスポット溶接する溶接部に、溶接の無効電流を少なくするスリット31を設けている。図のリード板3は、溶接部に縦スリット31Aと、この縦スリット31Aの上下に縦スリット31Aから離して横スリット31Bを設けている。このリード板3は、縦スリット31Aの両側にスポット溶接の電極を押圧して、縦スリット31Aの両側を電池1の端部電極1Aに溶接する。さらに、リード板3は、その上端に、回路基板5に接続するための突出部3Aを設けている。リード板3の突出部3Aは、リード35を介して回路基板5に接続している。
電池1の端部電極1Aに溶接して接続されるリード板3は、安定して電池1に接続される。図8のリード板33は、弾性変形できる金属板で製作されて、電池1の端部電極1Aに弾性的に押圧される弾性押圧片33を設けている。弾性押圧片33を端部電極1Aに向かって弾性的に突出するように折曲している。このリード板33は、外装ケース2の内面突出部12で端部電極1Aに向かって押圧されて、弾性押圧片33を端部電極1Aに電気接続させる。図のリード板33は、端部電極1Aの中心から外周に放射状に伸びるように複数の弾性押圧片33を設けている。各々の弾性押圧片33は、端部電極1Aの中心から外周に向かって幅を広くしている。また、各々の弾性押圧片33の間に隙間を設けて、各々の弾性押圧片33が干渉することなく、端部電極1Aを押圧できる形状としている。この構造のリード板33は、複数の弾性押圧片33を独立して端部電極1Aに押圧して電気接続して、接続不良を解消する。いずれかの弾性押圧片33が端部電極1Aに電気接続されて、接続不良を解消できるからである。このリード板33は、弾性押圧片33を端部電極1Aに押圧し、その反作用で内面突出部12の突出面に弾性的に押圧される。すなわち、弾性押圧片33の弾性は、先端部を端部電極1Aに弾性的に押圧して、リード板33の弾性押圧片33を設けない部分を内面突出部12の突出面に弾性的に押圧する。したがって、この構造は、リード板33と端部電極1Aとの接続不良を解消しながら、端部電極1Aと内面突出部12とに好ましい状態で接触して、端部電極1Aの熱を有効に内面突出部12に熱伝導する。また、振動などでリード板33が端部電極1Aから外れることがなく、車両用の電池パックのように振動を受ける用途に最適である。
[回路基板]
各々のリード板3が接続される回路基板5は、電子部品などを実装し、電池1の充電制御や保護回路などを構成したり、電池1の残容量の演算回路を実装している。また、基板回路5においては、残容量、異常、放電停止(指令)、充電停止(指令)等の各種情報の演算、取得等を行い、これら情報を、リード線38を介して、本電池パックを電源とする電子機器(例えば、電動二輪車)に伝達している。そして、これらの情報より、電子機器は各種の制御を行っている。図1ないし図3に示す外装ケース2は、上面の周壁11に、リード線38を案内するリード線開口18を設けており、このリード線開口18からリード線38を外部に引き出している。
回路基板5は、図2ないし図5において、インナーケース4の上面に固定して保持される。インナーケース4は、回路基板5を定位置に案内するために、複数の位置決めリブ23を回路基板5の周囲に沿って一体的に成形して設けている。回路基板5は、インナーケース4の上面であって、位置決めリブ23で囲まれる領域に案内されて、ネジ止めしてインナーケース4に固定される。
回路基板5に実装される保護回路は、電池1の過充電や過放電を検出して電流を制御する回路、電池1の過充電を検出して電流を遮断する回路等である。保護回路は、電池1の過充電や過放電を検出するために、電池1の電圧を検出する電圧検出回路(図示せず)を備える。電圧検出回路は、リード板3を介して各々の電池電圧を検出して、過充電や過放電を防止する。
[弾性熱伝導シート]
図7に示す電池パックは、外装ケース2の内面と、リード板3の表面との間に弾性熱伝導シート7を配設しており、この弾性熱伝導シート7を介して、外装ケース9の内面突出部12をリード板3の表面に密着させている。この弾性熱伝導シート6は、リード板3と外装ケース3の内面に挟着されて、リード板3の熱を外装ケース2に熱伝導する。この弾性熱伝導シート7は、弾性変形できると共に、熱伝導に優れたクッション性のあるシート、たとえばシリコン樹脂からなる弾性シートである。弾性熱伝導シート7は、図示しないが、片面をリード板3に密着して、他の片面を外装ケース2の内面突出部12の内面に密着して、リード板3の熱を効率よく外装ケース2に熱伝導する。両面をリード板3と外装ケース2に密着させる弾性熱伝導シート7は、リード板3の熱を効率よく外装ケース2に熱伝導して、電池1の熱をリード板3を介して外装ケース2の外部に効果的に放熱する。弾性熱伝導シート7は、厚くしてその両面をリード板3と外装ケース2の内面に密着できる。また、薄くしてリード板3の熱を効率よく外装ケース2に熱伝導できる。したがって、この弾性熱伝導シート7の厚さは、リード板3と外装ケース2への密着性と、熱伝導とを考慮して、たとえば0.5mmないし3mmとする。以上の弾性熱伝導シート7は、電池組立9を外装ケース2に収納して、外装ケース2の第1外装ケース2Aと第2外装ケース2Bを連結する状態で、わずかに押し潰され、弾性的な復元力でもって、片面をリード板3に、他の片面を外装ケース2の内面に密着する。
以上の電池パックは、以下のようにして組み立てられる。
(1)図5に示すように、複数の電池1をインナーケース4の電池装着部22に所定の向きで挿入する。複数の電池1は、図において上下に配列される電池1を同じ向きとし、左右に配列される電池1が逆向きとなるように挿入する。全ての電池1をインナーケース4の電池装着部22に挿入した後、一対のインナーケース4を連結する。
(2)図4に示すように、インナーケース4の上方に回路基板5を固定する。回路基板5は、インナーケース4の上面であって、位置決めリブ23の内側に案内して、ネジ止めして固定する。
(3)リード板3をインナーケース4の嵌着凹部21にセットして、各々の電池1の端部電極1Aに溶着して固定する。リード板3は、インナーケース4の電池装着部22の開口部から表出する電池1の端部電極1Aに、スポット溶接やレーザー溶接などの方法で溶接される。互いに隣接するリード板3は、絶縁隙間6を設けて接触しないように配列している。さらに、リード板3の突出部3Aを、リード35を介して回路基板5に接続する。
(4)図2と図3に示すように、電池組立9を外装ケース2に収納する。このとき、外装ケース2の放熱ケース部10の内面に設けた内面突出部12を、電池組立9のリード板3とを対向させる姿勢として、リード板3を内面突出部12の突出面に熱結合させる。図6に示す内面突出部12は、突出面を直接にリード板3の表面に密着させて熱結合している。また、図7に示す電池パックは、リード板3と外装ケース2の内面との間に弾性熱伝導シート7を挟着する状態で配置して、弾性熱伝導シート7を介して、内面突出部12をリード板3の表面に密着させて熱結合させる。電池組立9は、リード板3が、直接に外装ケース2の内面に熱結合状態で密着し、あるいは弾性熱伝導シート7を介して、外装ケース2の内面に熱結合状態で密着するように外装ケース2に収納する。
(5)外装ケース2の第1外装ケース2Aと第2外装ケース2Bとを連結する。
本発明の電池パックは、電動車いす、電動自転車、電動オートバイ、電動工具、作業用ロボット等、複数の電池を並列に接続し、かつこれらを直列に接続して出力を大きくして使用する用途に、好適に適用できる。
本発明の一実施例にかかる電池パックの斜視図である。 図1に示す電池パックの分解斜視図である。 図2に示す電池パックの背面斜視図である。 図2に示す電池パックの電池組立の一部拡大分解斜視図である。 図4に示す電池組立の分解斜視図である。 図1に示す電池パックの要部拡大一部断面斜視図である。 本発明の他の実施例にかかる電池パックの分解斜視図である。 リード板の他の一例を示す拡大斜視図である。
符号の説明
1…電池 1A…端部電極
2…外装ケース 2A…第1外装ケース
2B…第2外装ケース
3…リード板 3X…出力リード板
3A…突出部
3B…出力部
4…インナーケース
5…回路基板
6…絶縁隙間
7…弾性熱伝導シート
9…電池組立
10…放熱ケース部
11…周壁
12…内面突出部
13…凹部
14…放熱フィン
15…連結突出部
16…開口部
17…絶縁壁
18…リード線開口
21…嵌着凹部
22…電池装着部
23…位置決めリブ
31…スリット 31A…縦スリット
31B…横スリット
33…弾性押圧片
35…リード
36…出力端子
37…保護素子
38…リード線
40…コード
41…ボルト

Claims (7)

  1. 複数の充電できる電池(1)と、この電池(1)の端部電極(1A)に接続してなるリード板(3)と、このリード板(3)で電池(1)を接続している電池組立(9)を収納している外装ケース(2)とを備える電池パックであって、
    前記外装ケース(2)は、電池(1)の熱を放熱する放熱ケース部(10)を、対向する面の少なくとも一面に有し、この放熱ケース部(10)の内面に端部電極(1A)を対向させる姿勢として、各々の電池(1)は互いに平行な姿勢で前記外装ケース(2)に収納され、さらに、電池(1)の端部電極(1A)に接続している前記リード板(3)を放熱ケース部(10)の内面に配置するように、前記外装ケース(2)に前記電池組立(9)を収納して、前記リード板(3)を放熱ケース部(10)の内面に熱結合しており、
    さらにまた、前記外装ケース(2)はプラスチック製で、内側に配設しているリード板(3)に面接触状態で熱結合する内面突出部(12)を放熱ケース部(10)の内面に突出して設けて、放熱ケース部(10)は、内面突出部(12)の外側を凹部(13)として、電池(1)の熱をリード板(3)から放熱ケース部(10)の内面突出部(12)に熱伝導して、外装ケース(2)から外部に放熱するようにしてなる電池パック。
  2. 前記外装ケース(2)が、対向する両面に放熱ケース部(10)を有する請求項1に記載される電池パック。
  3. 前記放熱ケース部(10)の凹部(13)に放熱フィン(14)を一体的に成形して設けている請求項1に記載される電池パック。
  4. 前記電池(1)を定位置に配置するインナーケース(4)を備え、このインナーケース(4)は電池(1)を挿入して定位置に配置する両端開口の電池装着部(22)を有し、さらに、この電池装着部(22)にセットしている電池(1)の端部電極(1A)に接続されるリード板(3)を定位置に配置する嵌着凹部(21)を表面に設けており、さらに、外装ケース(2)の放熱ケース部(10)に設けている内面突出部(12)の外形を、前記嵌着凹部(21)に挿入して定位置に配置できる形状としており、内面突出部(12)が嵌着凹部(21)に案内されて、リード板(3)に熱結合状態で配置されるようにしてなる請求項1に記載される電池パック。
  5. 前記インナーケース(4)が、複数のリード板(3)を平行な姿勢で定位置に配置する複数列の嵌着凹部(21)を有し、前記外装ケース(2)の放熱ケース部(10)には、各々の嵌着凹部(21)に挿入される複数の内面突出部(12)を設けている請求項4に記載される電池パック。
  6. 前記外装ケース(2)に設けている内面突出部(12)の突出面とリード板(3)との間に弾性熱伝導シート(7)を挟着している請求項1に記載される電池パック。
  7. 前記リード板(3)が弾性変形できる金属板で、電池(1)の端部電極(1A)に弾性的に押圧される弾性押圧片(33)を有し、この弾性押圧片(33)は端部電極(1A)に向かって弾性的に突出しており、この弾性押圧片(33)が端部電極(1A)に押圧されて電気接続されてなる請求項1に記載される電池パック。
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