JP6455561B2 - 電子部品 - Google Patents

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Description

本発明は、チップ部品として用いられる電子部品に関する。
端子電極の側面に、はんだフィレットを形成するために、一般に、チップ部品等の電子部品には、実装面と共に側面にも連続して端子電極が形成してある。
しかしながら、この種の電子部品では、高密度実装時など、隣接する電子部品間の間隔が狭くなると、隣接する電子部品間にはんだが回り込み、隣接する端子電極間で、はんだブリッジが発生しやすくなる。そのため、隣接する電子部品間で短絡不良が発生するおそれがある。
一方、特許文献1に記載の積層コイル部品では、実装面にのみ端子電極が形成してある。そのため、隣接する電子部品間にはんだが回り込みにくく、隣接する端子電極間で、はんだブリッジの発生が抑制される。したがって、隣接する電子部品間で、短絡不良の発生を防止することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の積層コイル部品では、端子電極が素体の側面から離れた位置に形成してあり、端子電極の面積を十分に確保することができず、実装強度が低下するおそれがある。
特開2013−211302号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、端子電極の面積を十分に確保しつつ、高密度実装に優れた電子部品を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品は、
部品本体と、
前記部品本体の実装面に形成してある端子電極とを有し、
前記部品本体の実装面と側面との交差部に、面取り部が形成してあり、
前記面取り部に向けて前記端子電極の縁部の厚みが薄くなっていることを特徴とする。
本発明に係る電子部品では、部品本体の実装面と側面との交差部に面取り部が形成してあり、面取り部に向けて端子電極の縁部の厚みが薄くなっている。すなわち、本発明では、面取り部の形成時に、端子電極の縁部が、部品本体の実装面と側面との交差部と一体的に面取りされる。そのため、端子電極の縁部は、部品本体の側面よりも内側に配置され、しかも緩やかに湾曲しながら面取り部の面取り面に滑らかに(連続的に)接続される。その結果、従来に比べて、高密度実装時に、はんだが部品本体の外側にはみ出しにくくなり、隣接する電子部品間にはんだが回り込みにくくなる。したがって、隣接する端子電極間で、はんだブリッジの発生を効果的に抑制することが可能であり、隣接する電子部品間で、短絡不良の発生を効果的に防止することができる。また、端子電極の縁部が面取り部の近傍にまで及ぶことになるため、端子電極の面積を十分に確保することが可能であり、チップサイズが小さくても、優れた実装強度を確保することができる。
前記面取り部は、R面またはC面のいずれでもよく、要求される規格や用途等に応じて適宜選択可能である。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品の製造方法は、
リードの少なくとも一部が露出するように素子が内部に埋設してある部品本体を得る工程と、
端子電極を前記部品本体から露出したリードの少なくとも一部に接続させるように、前記部品本体の実装面に側面近くまで形成する工程と、
前記部品本体の実装面と側面との交差部に、面取り部を形成する工程とを有することを特徴とする。
電子部品(チップ部品)の製造方法では、部品本体に面取り部を形成する工程を経た後、部品本体に端子電極を形成する工程を行うのが一般的である。これとは逆に、本発明では、部品本体に端子電極を形成する工程を経た後に、部品本体に面取り部を形成する工程が行われる。本発明に係る製造方法によれば、面取り部の形成時に、部品本体の実装面と側面との交差部とともに、端子電極の縁部も一緒に面取りされる。したがって、面取り部に向けて端子電極の縁部の厚みが薄くなる電子部品の個片を簡易に製造することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品の製造方法は、
リードの少なくとも一部が露出するように複数の素子が内部に埋設してある基板を得る工程と、
端子電極を前記基板から露出したリードの少なくとも一部に接続させるように、前記基板の一方の面に所定パターンで形成する工程と、
前記所定パターンを切断するように、前記端子電極が形成してある基板を切断する工程と、
切断した基板の実装面と側面との交差部に、面取り部を形成する工程とを有することを特徴とする。
本発明に係る製造方法によれば、面取り部の形成時に、切断した基板の実装面と側面との交差部とともに、端子電極の縁部も一緒に面取りされる。したがって、面取り部に向けて端子電極の縁部の厚みが薄くなる電子部品の集合体を簡易に製造することができる。また、電子部品の集合体の各々の切断面に端子電極のパターンが付着することはなく、実装面にのみ端子電極が形成された電子部品を製造することができる。
図1Aは本発明の第1実施形態に係る電子部品の斜視図である。 図1Bは 同電子部品の平面図である。 図1Cは回路基板に実装された同電子部品の断面図である。 図1Dは図1Aに示すID−ID線に沿う同電子部品の一部拡大断面図である。 図1Eは図1Aに示すIE−IE線に沿う同電子部品の一部拡大断面図である。 図1Fは図1Aに示す電子部品の変形例の斜視図である。 図2Aは同電子部品を製造する過程を示す斜視図である。 図2Bは図2Aの続きの工程を示す斜視図である。 図2Cは図2Bの続きの工程を示す斜視図である。 図2Dは図2Cの続きの工程を示す斜視図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1Aに示すように、本発明の第1実施形態に係る電子部品(チップ部品)としてのインダクタ2は、略直方体形状(略六面体)からなる部品本体(素子本体)4を有する。なお、本発明に係る電子部品としては、インダクタ2に限定されるものではなく、その他のコイル装置、コンデンサ、抵抗、ノイズフィルター、トランス等、チップ部品などであってもよい。
部品本体4は、実装面4aと、実装面4aとはZ軸方向に反対側にある裏面4bと、4つの側面4c〜4fとを有する。部品本体4の寸法は、特に限定されないが、たとえば部品本体4の縦(X軸)寸法は、好ましくは1.4〜6.5mmであり、横(Y軸)寸法は、好ましくは0.6〜6.5mmであり、高さ(Z軸)寸法は、好ましくは0.5〜5.0mmである。
図1Aおよび図1Cに示すように、本実施形態では、部品本体4の実装面4aと側面4c,4d,4e,4fとの交差部(角部)に、それぞれ面取り部4ac,4ad,4ae,4afが形成してある。面取り部4ac〜4afは、R面からなる(丸みを帯びている)が、要求される規格や用途等によっては、C面で構成してもよい。面取り部4ac〜4afの面取り面の曲率半径は、好ましくは0.03〜0.20mmである。なお、面取り部4ac〜4afをC面で構成する場合の面取り幅は、面取り部4ac〜4afをR面で構成した場合と同様の外観形状が得られるよう、適宜決定すればよい。
同様に、部品本体4の裏面4bと側面4c,4d,4e,4fとの交差部には、それぞれ面取り部4bc,4bd,4be,4bfが形成してある。面取り部4bc〜4bfは、R面からなるが、要求される規格や用途等によっては、C面で構成してもよい。
本実施形態では、部品本体4は、フェライト粒子または金属磁性体粒子が分散してある合成樹脂で構成してあるが、これらの粒子を含まない合成樹脂で構成してもよい。フェライト粒子としては、Ni−Zn系フェライト、Mn−Zn系フェライトなどが例示される。金属磁性体粒子としては、特に限定されないが、たとえばFe−Ni合金粉、Fe−Si合金粉、Fe−Si−Cr合金粉、Fe−Co合金粉、Fe−Si−Al合金粉などが例示される。
部品本体4に含まれる合成樹脂としては、特に限定されないが、好ましくは、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが例示される。
図2Dに示すように、部品本体4は、コイル状に巻回してある導体としてのワイヤ6を内部に有する。本実施形態では、ワイヤ6として、絶縁被膜付きワイヤが好ましく用いられる。部品本体4を構成する主成分に金属磁性体粉が分散されていたとしても、ワイヤ芯線と部品本体4の金属磁性体粉末とが短絡するおそれが少なく、耐電圧特性が向上すると共に、インダクタンスの劣化防止にも寄与するからである。
本実施形態では、ワイヤ6は、たとえば絶縁被覆で覆われた銅線からなる丸線で構成してある。絶縁被覆としては、エポキシ変性アクリル樹脂などが用いられる。なお、ワイヤ6としては、エナメル被覆の銅線または銀線を用いてもよく、また平角線で構成してもよい。また、絶縁被覆ワイヤに限定されず、絶縁被覆されていないワイヤであってもよい。また、ワイヤの種類としては、丸線に限定されず、平角線(平角ワイヤ)、四角線、あるいはリッツ線であってもよい。さらに、ワイヤの芯線の材質としては、銅および銀に限らず、これらを含む合金、あるいはその他の金属または合金であってもよい。
ワイヤ6は、部品本体4の内部において、1巻以上(図示の例では、5×5巻)にコイル状に巻回してあり、コイル部6αを構成している。本実施形態では、コイル部6αは、ワイヤ6をα巻きにより巻回してある空芯コイルで構成されるが、一般的なノーマルワイズにより巻回してある空芯コイル、あるいはエッジワイズにより巻回してある空芯コイルでもよい。
ワイヤ6の一端には第1リード部6aが形成してあり、他端には第2リード部6bが形成してある。図示の例では、リード部6a,6bは、Y軸方向に沿って側面4c側に延びている。本実施形態では、ワイヤ6の第1リード部6aの外周面の一部が、実装面4aのX軸方向一端側(側面4e側)から露出しており、第2リード部6bの外周面の一部が、実装面4aのX軸方向他端側(側面4f側)から露出している。
インダクタ2を低背化させる観点では、リード部6a,6bの外周面の一部が実装面4aから露出していることが好ましいが、リード部6a,6bの外周面の全部が実装面4aから露出してもよい。
図1Aおよび図1Bに示すように、実装面4aのX軸方向一端側(側面4e側)には、第1端子電極8aが形成してある。また、実装面4aのX軸方向他端側(側面4f側)には、第2端子電極8bが形成してある。
本実施形態では、側面にも端子電極が形成してある一般的な電子部品とは異なり、第1端子電極8aは、部品本体4の側面4c〜4eに跨がることなく、実装面4aにのみ形成してある。第1端子電極8aは、Y軸方向に細長い形状を有し、実装面4aの側面4c側のY軸方向一端から、側面4d側のY軸方向他端までを覆っている。図2Dに示すように、第1端子電極8aは、実装面4aから露出した第1リード部6aの外周面の一部を覆っており、第1リード部6aに電気的に接続されている。
同様に、第2端子電極8bは、側面にも端子電極が形成してある一般的な電子部品とは異なり、部品本体4の側面4b〜4d,4fに跨がることなく、実装面4aにのみ形成してある。第2端子電極8bは、Y軸方向に細長い形状を有し、実装面4aの側面4c側のY軸方向一端から、側面4d側のY軸方向他端までを覆っている。第2端子電極8bは、実装面4aから露出した第2リード部6bの外周面の一部を覆っており、第2リード部6bに電気的に接続されている。
図1Cに示すように、端子電極8a,8bは、回路基板20の電極(ランド)とのはんだの接合面としての役割を果たす。
図1Aに示すように、第1端子電極8aは、側面4c側のY軸方向一端に第1縁部8a1を有し、側面4d側のY軸方向他端に第2縁部8a2を有し、側面4e側のX軸方向一端に第3縁部8a3を有する。
図1Dに示すように、本実施形態では、第1端子電極8aの第1縁部8a1の厚みは、面取り部4acに向けて薄くなっている。また、第1端子電極8aの第2縁部8a2の厚みは、面取り部4adに向けて薄くなっている。また、図1Eに示すように、第1端子電極8aの第3縁部8a3の厚みは、面取り部4aeに向けて薄くなっている。本実施形態における第1端子電極8aでは、縁部8a1,8a2,8a3の端部が、部品本体4の面取り部4ac,4ad,4aeに接するように、実装面4aの平坦な部分に形成してあり、部品本体4の面取り部4ac,4ad,4ae上には形成されてはいない。
第2端子電極8bは、側面4c側のY軸方向一端に第1縁部8b1を有し、側面4d側のY軸方向他端に第2縁部8b2を有し、側面4f側のX軸方向一端に第3縁部8b3を有する。
図示は省略するが、第2端子電極8bの第1縁部8b1の厚みは、図1Aに示す面取り部4acに向けて薄くなっている。また、第2端子電極8bの第2縁部8b2の厚みは、面取り部4adに向けて薄くなっている。また、第2端子電極8bの第3縁部8b3の厚みは、面取り部4afに向けて薄くなっている。本実施形態における第2端子電極8bでは、縁部8b1,8b2,8b3の端部が、部品本体4の面取り部4ac,4ad,4afに接するように、実装面4aの平坦な部分に形成してあり、部品本体4の面取り部4ac,4ad,4af上には形成されてはいない。
端子電極8a,8bの厚みは、好ましくは10〜100μm以上である。このような範囲とすることにより、端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3の厚みを面取り部4ac〜4afに向けて徐々に薄くすることができる。ただし、本実施形態では、後述するように、端子電極8a,8bが形成してある部品本体4の面取りが行われ、端子電極8a,8bも一緒に研磨される。すなわち、上記端子電極8a,8bの厚みは、面取り後の端子電極8a,8bの厚みであり、面取り前の端子電極8a,8bの厚みは、図1Dおよび図1Eの一点鎖線で示すように、上記端子電極8a,8bの厚みよりも厚い。
図1Bに示すように、縁部8a1,8b1と側面4cとの間の距離Ly1、縁部8a2,8b2と側面4dとの間の距離Ly2、縁部8a3と側面4eとの間の距離Lx1、縁部8b3と側面4fとの間の距離Lx2は、面取り部4ac〜4afの大きさに依存し、好ましくは0.03〜0.20mmである。
端子電極8a,8bは、たとえば下地電極膜とメッキ膜との積層電極膜で構成され、下地電極膜としては、Sn,Ag,Ni,Cなどの金属またはこれらの合金を含む導電ペースト膜で構成してあり、その下地電極膜の上に、メッキ膜が形成してあっても良い。この場合、下地電極膜の形成後、乾燥処理あるいは熱処理を行い、その後メッキ膜の形成を行う。メッキ膜としては、たとえばSn,Au,Ni,Pt,Ag,Pdなどの金属またはこれらの合金が例示される。なお、端子電極8a,8bをスパッタリングにより形成してもよい。
次に、本実施形態のインダクタ2の製造方法について説明する。本実施形態の方法では、まず、キャビティを有する成形金型と、空芯コイル状に巻回してある複数(本実施形態では16個)のワイヤ6(コイル部6α)とを準備する。
次に、成型金型の内部にワイヤ6(コイル部6α)を埋設し(埋設工程)、図2Aに示すように、リード部6a,6bの外周面の少なくとも一部が一方の面から露出するように、圧粉成形を行う。圧粉成形は、金属磁性体粒子が分散された熔融状態の合成樹脂を、ワイヤ6が配置された成形金型の内部に流し込み、たとえば熱により硬化させることで行われる。
埋設工程では、各ワイヤ6について、リード部6a,6bが、Y軸方向に沿って延びるように向きを揃えておく。また、X軸方向に隣り合うワイヤ6(コイル部6α)間の間隔と、Y軸方向に隣り合うワイヤ6(コイル部6α)間の間隔とが略同一となるように、各ワイヤ6を格子状に配置する。なお、ワイヤ6のリード部6a,6bは、コイル部6αから引き出したワイヤ6の端部を、引き出し方向とは反対方向に向けて略180°だけ折り返すことにより形成することができる。
以上のようにして、リード部6a,6bの少なくとも一部が露出するように複数のワイヤ6が内部に埋設してある基板10(成形体)を得る。なお、複数のワイヤ6が内部に埋設してある基板10を得る方法は、これに限定されるものではない。たとえば、2つの磁性基板を準備し、一方の磁性基板(下側磁性基板)にワイヤ6を格子状に配置し、その上から他方の磁性基板(上側磁性基板)を覆い被せ、各磁性基板を一体化させることにより、基板10を得てもよい。
次に、図2Bに示すように、ワイヤ6が埋設してある基板10の一方の面に、複数(図示の例では5個)の端子電極パターン8をペースト法および/またはメッキ法により形成し、必要に応じて乾燥処理あるいは熱処理を施す(端子電極形成工程)。なお、製造容易性の観点では、銀ペーストを用いて、スクリーン印刷により端子電極パターン8の形成を行うことが好ましい。
また、端子電極パターン8(銀ペースト等)は、基板10の側面との境界まで形成してあることが好ましい。なお、基板10の側面に、端子電極がはみ出したとしても、後述するバレル研磨加工によって、これを除去することが可能である。
端子電極形成工程では、基板10の側面近くまで(基板10のY軸方向一端側の角部から、Y軸方向他端側の角部まで)を覆い、基板10の一方の面から露出している各ワイヤ6のリード部6a,6bの外周面の一部に接続されるように、各端子電極パターン8を基板10の一方の面に形成する。なお、図2Bに示す例では、端子電極パターン8は、基板10のY軸方向一端側の角部から、基板10のY軸方向他端側の角部までを連続的に覆っているが、断続的に覆っていてもよい。
また、端子電極パターン8は、各列に属する各ワイヤ6の第1リード部6aと、そのX軸方向に隣り合う列に属する各ワイヤ6の第2リード部6bとが、単一の端子電極パターン8で覆われるように、基板10のY軸方向に沿って細長く形成される。また、端子電極パターン8は、後述するバレル研磨加工時に研磨され、厚みが薄くなるため、図1Dおよび図1Eの一点鎖線に示すように、研磨される分だけ予め厚めに形成しておく。
次に、図2Cに示すように、X軸方向に延びる切断予定線10A、およびY軸方向に延びる切断予定線10B(端子電極パターン8)に沿って、端子電極パターン8が形成してある基板10を切断し、基板10を16個に個片化する(切断工程)。これにより、図2Dに示すように、内部に単一のワイヤ6が埋設してある部品本体4を得る。基板10の切断方法としては、特に限定されず、ダイシングソーやワイヤソーなどの切断具、またはレーザなどを用いてもよい。なお、切断容易性の観点では、切断面が鋭利であるダイシングソーを用いることが好ましい。
次に、得られた部品本体4にバレル研磨加工を施す(バレル研磨加工工程)。バレル研磨加工工程は、たとえば自転するバレル槽を備えた遠心式のバレル装置を用いて行われる。なお、研磨方法は、乾式または湿式のいずれも可能であるが、湿式バレル研磨が好ましい。
バレル研磨加工工程を行うことにより、図1Eの二点鎖線で示す部分(研磨前の部品本体)と、一点鎖線で示す部分(研磨前の端子電極)が研磨される。これにより、部品本体4の実装面4a(上記一方の面に対応する面)と各側面4c〜4fとの交差部4X、および実装面4aとは反対側にある裏面4bと各側面4c〜4fとの交差部4Xに、図1Aに示す面取り部4ac〜4af,4bc〜4bfが形成される。
バレル研磨加工工程では、部品本体4とともに、端子電極8a,8bが一緒に研磨される。そのため、図1Dおよび図1Eに示すように、研磨後の端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3の厚み(実線部参照)は、研磨前の端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3の厚み(一点鎖線部参照)よりも薄くなり、面取り部4ac,4ad,4aeに向けて薄くなる。また、研磨後の端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3以外の部分の厚み(実線部参照)は、研磨前の端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3以外の部分の厚み(一点鎖線部参照)よりも所定量だけ均一に薄くなる。
なお、バレル研磨加工時には、図2Dに示す部品本体4の交差部Xの研磨速度(R付けの速度)が、端子電極8a,8bの膜減り速度よりも速くなることが一般的である。研磨速度は、バレル研磨用のメディア(球状メディア)を使用することにより適宜調整することが可能である。
以上のような製造方法によれば、面取り部4ac〜4af,4bc〜4bfの形成時に、切断した基板20の一方の面と側面との交差部4Xとともに、端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3も一緒に面取りされる。したがって、面取り部4ac〜4afに向けて(側面4c〜4fに向けて)、端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3の厚みが徐々に薄くなるインダクタ2の集合体を簡易に製造することができる。
また、インダクタ2の集合体の各々の切断面に端子電極パターン8が付着することはなく、実装面4aにのみ端子電極8a,8bが形成されたインダクタ2を製造することができる。
なお、上記製造方法では、複数のワイヤ6が内部に埋設してある基板10(成形体)を得た後、端子電極形成工程、切断工程、バレル研磨加工工程の順に各工程を行ったが、切断工程、端子電極形成工程、バレル研磨加工工程の順に各工程を行ってもよい。
すなわち、複数のワイヤ6が内部に埋設してある基板10(成形体)を得た後、切断工程を行い、リード部6a,6bの少なくとも一部が露出するように単一のワイヤ6が内部に埋設してある部品本体(部品本体)4を得る。次に、単一のワイヤ6が内部に埋設してある部品本体4(インダクタ2の個片)に対して、端子電極形成工程を行う。
端子電極形成工程では、単一のワイヤ6が埋設してある部品本体4の実装面4aに、端子電極8a,8bをペースト法および/またはメッキ法により形成し、必要に応じて乾燥処理あるいは熱処理を施す。その際に、部品本体4の側面4c,4dとの境界まで(部品本体4のY軸方向一端側の角部から、軸方向他端側の角部まで)を覆い、部品本体4の一方の面から露出しているワイヤ6のリード部6a,6bの外周面の一部に接続されるように、端子電極8a,8bを部品本体4の実装面に形成する。
次に、得られた部品本体4に対して、上述したバレル研磨加工工程を施し、インダクタ2の個片を得る。
以上のような製造方法によれば、面取り部4ac〜4afの形成時に、部品本体4の実装面4aと側面4c〜4fとの交差部とともに、端子電極極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3も一緒に面取りされる。したがって、面取り部4ac〜4af,4bc〜4bfに向けて(側面4c〜4fに向けて)、端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3の厚みが徐々に薄くなるインダクタ2の個片を簡易に製造することができる。
本実施形態に係るインダクタ2では、部品本体4の実装面4aと側面4b〜4fとの交差部に面取り部4ac〜4afが形成してあり、面取り部4ac〜4afに向けて端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3の厚みが薄くなっている。すなわち、本実施形態では、面取り部4ac〜4afの形成時に、端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3が、部品本体4の実装面4aと側面4b〜4fとの交差部と一体的に面取りされる。そのため、端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3は、部品本体4の側面4b〜4fよりも内側に配置され、しかも緩やかに湾曲しながら面取り部4ac〜4afの面取り面に滑らかに(連続的に)接続される。その結果、従来に比べて、高密度実装時に、はんだが部品本体4の外側にはみ出しにくくなり、隣接するインダクタ2間にはんだが回り込みにくくなる。したがって、隣接する端子電極8a,8b間で、はんだブリッジの発生を効果的に抑制することが可能であり、隣接するインダクタ2間で、短絡不良の発生を効果的に防止することができる。また、端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3が面取り部4ac〜4afの近傍にまで及ぶことになるため、端子電極8a,8bの面積を十分に確保することが可能であり、チップサイズが小さくても、優れた実装強度を確保することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
上記実施形態では、図1Aに示すように、面取り部4ac〜4afに向けて端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3の各々の厚みが薄くなっている場合について例示したが、縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3の態様はこれに限定されるものではない。たとえば、図1Eに示す例では、端子電極108a,108bの縁部108a1〜108a3,108b1〜108b3のうち、縁部108a2,108a3,108b1,108b3についてのみ、その厚みが面取り部4ac〜4afに向けて薄くなるように形成されており、縁部108a1,108b3については、その厚みが面取り部4ac,4adに向けて薄くなるように形成されてはいない。
すなわち、端子電極8a,8bの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3のうち、いずれかの縁部8a1〜8a3,8b1〜8b3の厚みが、面取り部4ac〜4afに向けて薄くなっていてもよい。
また、上記実施形態ではインダクタ2の製造方法について説明したが、本発明に係る電子部品が、たとえばコンデンサや抵抗等の他の電子部品である場合には、当該電子部品の素子が内部に埋設(内蔵)してある基板10あるいは部品本体4に対して、上述した各工程(切断工程、端子電極形成工程、バレル研磨加工工程等)を行えばよい。
また、上記各実施形態では、ワイヤ6の巻回形状を楕円螺旋状としたが、たとえば円形らせん状、あるいは角形らせん状、同心円状であってもよい。
2,102… インダクタ(コイル装置)
4… 部品本体
4ac,4ad,4ae,4af,4bc,4bd,4be,4bf… 面取り部
6… ワイヤ
6α… コイル部
6a,6b… リード端
8,8a,8b,108a,108b… 端子電極
8a1,8a2,8a3,8b1,8b2,8b3,108a1,108a2,108a3,108b1,108b2,108b3… 縁部
10… 基板
10A,10B… 切断予定線
20… 回路基板

Claims (2)

  1. 素子が内部に埋設してある部品本体と、
    前記部品本体の側面には形成されてはおらず、実装面にのみ形成してある端子電極とを有し、
    前記部品本体の実装面と側面との交差部に、面取り部が形成してあり、
    前記素子は、前記端子電極に直接、接続されており、
    前記面取り部に向けて前記端子電極の縁部の厚みが薄くなっており、
    回路基板の電極との接合面として機能する前記端子電極の縁部は、前記端子電極とは異なる他の端子電極が形成されていない前記面取り部の面取り面に緩やかに湾曲しながら連続していることを特徴とする電子部品。
  2. 前記面取り部は、R面またはC面からなることを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
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