JP2011003637A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェライトコアの絶縁性及び強度を確保でき、かつ巻線領域を十分に確保できるコイル部品を提供する。
【解決手段】コイル部品1では、Mn−Zn系フェライトコア2の表面をガラス膜15によってコーティングすることにより、フェライトコア2と端子電極5,5との間の絶縁性を確保できる。また、ガラス膜15のコーティングによってフェライトコア2の強度が確保され、巻芯部7と鍔部8との境界部分でのクラックの発生を抑えられる。さらに、コイル部品1では、巻芯部7の表面7aを覆うガラス膜15の膜厚、及び鍔部8の内側面8aを覆うガラス膜15の膜厚の少なくとも一方が、ガラス膜15の他の部分の膜厚よりも小さくなっている。このように、巻芯部7の表面7a及び鍔部8の内側面8aのガラス膜15の膜厚を抑えることで巻線領域Mを十分に確保できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、巻線型のコイル部品に関する。
巻線型のコイル部品として、巻芯部と当該巻芯部の両端に配置された一対の鍔部とを有するドラム型のコアと、巻芯部に巻き回された巻線とを備えたものが知られている。従来、ドラム型のコアにはNi−Zn系フェライトコアが一般に用いられてきたが、コイル部品の小型化に伴い、磁気特性を確保するためにMn−Zn系フェライトコアが用いられるようになってきている。また、Mn−Zn系フェライトコアは鉄損が少ないため、電力消費も抑えられる。
ところが、Mn−Zn系フェライトコアは、従来のNi−Zn系フェライトコアに比べて特性に優れるものの、導電性を有しているため、コアに電極を形成するにあたってコアの表面に絶縁コーティングを施す必要がある。例えば特許文献1に記載のコイル部品では、フェライトコア表面において、ハンダ付けのフラックスに接触する部分がガラス膜で被覆された状態となっている。
また、例えば特許文献2に記載の電子部品の製造方法では、フェライトコアを入れたバレルを回転させながら、ガラス粉末、バインダ樹脂、及び溶剤からなるガラススラリーを吹き付けることにより、フェライトコアの表面に均一なガラス膜を形成している。このようなガラス膜による被覆は、コアの強度の確保にも寄与している。
特許第3116696号公報 特許第3620404号公報
上述したように、Mn−Zn系フェライトコアの表面をガラス膜で被覆することは、絶縁性の確保及びコアの強度確保の観点で有意である。しかしながら、コアの表面をガラス膜で被覆する場合、膜厚が不足すると絶縁性の確保及びコアの強度確保が困難となり、膜厚が過剰になると巻線を巻き回すための領域(巻線領域)が減少してしまうため、膜厚の調整が必要となる。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、フェライトコアの絶縁性及び強度を確保でき、かつ巻線領域を十分に確保できるコイル部品を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係るコイル部品は、巻芯部及び巻芯部の両端に配置された一対の鍔部を有するMn−Zn系フェライトコアと、巻芯部に巻き回された巻線と、Mn−Zn系フェライトコアに設けられ、巻線の端部が接続される端子電極と、を備えたコイル部品であって、Mn−Zn系フェライトコアの表面は、ガラス膜によるコーティングが施されており、巻芯部の表面を覆うガラス膜の膜厚、及び鍔部の内側面を覆うガラス膜の膜厚の少なくとも一方は、ガラス膜の他の部分の膜厚よりも小さくなっていることを特徴としている。
このコイル部品では、Mn−Zn系フェライトコアの表面をガラス膜によってコーティングすることにより、コアと端子電極との間の絶縁性を確保できる。また、ガラス膜のコーティングによってMn−Zn系フェライトコアの強度が確保され、例えば巻芯部と鍔部との境界部分などでのクラックの発生を抑えられる。さらに、このコイル部品では、巻芯部の表面を覆うガラス膜の膜厚、及び鍔部の内側面を覆うガラス膜の膜厚の少なくとも一方が、ガラス膜の他の部分の膜厚よりも小さくなっている。巻芯部の表面及び鍔部の内側面のガラス膜の膜厚を抑えることで巻線領域を確保でき、他の部分の膜厚を保つことで上述した絶縁性及び強度を担保できる。
また、巻芯部の表面を覆うガラス膜の膜厚は、鍔部の内側面を覆うガラス膜の膜厚よりも小さくなっていることが好ましい。この場合、巻線領域を一層確保できる。
また、巻芯部の密度は、鍔部の密度よりも高いことが好ましい。例えばフェライト粉末のプレス成型によってMn−Zn系フェライトコアを形成する場合、一般に巻芯部と鍔部との間に密度差が生じ、巻芯部の密度が鍔部の密度よりも高くなる。この場合、密度差が生じている部分、すなわち、巻芯部と鍔部との境界部分が最も脆い部分となるが、鍔部の外側面は十分な膜厚のガラス膜に覆われているので、クラックの発生を抑制できる。
本発明によれば、フェライトコアの絶縁性及び強度を確保でき、かつ巻線領域を十分に確保できる。
本発明に係るコイル部品の一実施形態を示す斜視図である。 図1におけるII−II線断面図である。 ガラス膜の形成の様子を示す模式図である。 ガラス膜の作成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るコイル部品の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るコイル部品の一実施形態を示す斜視図である。また、図2は、図1におけるII−II線断面図である。図1及び図2に示すように、コイル部品1は、ドラム型のフェライトコア2と、巻線3と、被覆部4と、一対の端子電極5,5とを備えている。
フェライトコア2は、図2に示すように、巻線3が巻き回される柱状の巻芯部7と、巻芯部7の長手方向の両端に形成された一対の鍔部8,8とを有している。巻芯部7の断面形状は、例えば1辺が1mm程度の正方形状をなしており、巻芯部7の長さは、例えば0.3mm〜1.8mm程度となっている。このフェライトコア2は、例えばMn−Zn系フェライト粉末を充填した金型を巻芯部7の周方向からプレスすることによって成型される。
鍔部8,8は、平面視において例えば八角形状をなしており、略平行の状態で巻芯部7の周方向に張り出している。鍔部8,8の幅は、側面視において例えば1.5mm〜4.0mm程度となっている。また、鍔部8,8の厚さは、例えば0.1mm〜0.5mm程度となっている。
このようなフェライトコア2において、巻芯部7の表面7aと鍔部8の内側面8aで囲まれる領域は、巻線3を巻き回すための巻線領域Mとなっている。巻線3は、例えば直径0.1mm程度のワイヤである。巻線3の金属導体には例えば銅が用いられ、被覆には例えばウレタンが用いられる。巻線3は、巻線領域Mにおいて巻芯部7の外周部分に巻き回されている。
被覆部4は、巻芯部7に巻芯部7に巻き回されている巻線3を覆うように、巻線領域Mに配置されている。被覆部4の外周面は、鍔部8,8の周面8bと同位置、或いはこれよりも内側(巻芯部7側)に位置している。被覆部4は、例えば樹脂粉末と無機粉末と溶剤とが混合してなる被膜材料を乾燥及び硬化させることによって形成されている。
一対の端子電極5,5は、一方の鍔部8に対して配置されている。一方の端子電極5は、鍔部8の主面の一方側の領域と、これに繋がる周面8bとにわたって形成されており、他方の端子電極5は、一方の端子電極5と離間した状態で鍔部8の主面の他方側の領域と、これに繋がる周面8bとにわたって形成されている。そして、端子電極5,5は、接着又はカシメなどによって鍔部8に強固に固定されている。
一方の端子電極5には、巻線3の一方端が接続されており、他方の端子電極5には、巻線3の他方端が接続されている。巻線3の各端部は、対応する端子電極5,5の継線部11,11に絡げられた状態でレーザ溶接又はアーク溶接などによって固定されている。コイル部品1では、端子電極5,5が設けられた鍔部8の主面が、外部基板などの実装面に対向する面となる。なお、フェライトコア2に銀を焼き付けたものにニッケルとスズのメッキを施すことによって端子電極5,5を形成し、熱圧着によって巻線3の各端部を継線部11,11に固定してもよい。
続いて、フェライトコア2について更に詳細に説明する。
上述したように、フェライトコア2は、Mn−Zn系フェライトによって形成されている。このため、フェライトコア2は導電性を有しており、鍔部8に形成される端子電極5,5との間での絶縁性を確保する必要がある。
また、フェライトコア2は、Mn−Zn系フェライト粉末を充填した金型を巻芯部7の周方向からプレスすることによって成型され、巻芯部7及び鍔部8,8が一度に成型されている。しかしながら、成型後のフェライトコア2では、巻芯部7を含む中央部分R1とその外側部分R2との間に密度差が生じ、中央部分R1の密度が外側部分R2の密度よりも高くなる。この場合、密度差が生じている部分、すなわち、中央部分R1と外側部分R2の境界部分R3(図2参照)が最も脆い部分となる。
そこで、コイル部品1では、図1及び図2に示すように、フェライトコア2の表面にガラス膜15のコーティングが施されている。このガラス膜15により、フェライトコア2と端子電極5,5との間の絶縁性が確保される。また、フェライトコア2の強度が確保され、密度差が生じている境界部分R3におけるクラックの発生が抑制される。
一方、フェライトコア2の表面をガラス膜15で被覆する場合、膜厚が不足すると絶縁性の確保及びコアの強度確保が困難となり、膜厚が過剰になると巻線領域Mが減少してしまう。このため、ガラス膜15の形成にあたっては、絶縁性及び強度の確保と同時に巻線領域Mを確保するための膜厚の調整が必要となる。
図3は、ガラス膜15の形成の様子を示す模式図である。同図に示すように、ガラス膜15の形成に用いるコーティング装置は、ステンレスメッシュで形成されたバレル21を有している。バレル21の内部には、ワークをランダムに回転させるためのバッフル(不図示)等が配置されている。また、バレル21の中央部には、スプレーノズル22が配置されている。
ガラス膜15の形成にあたっては、まず、プレス成型後のフェライトコア2のロットをバレル21内に収容する。次に、バレル21を矢印A方向に回転させると共に、乾燥用エア23をバレル21に向けて吹き付けながら、ガラス粉末、ポリビニルアルコール等のバインダ、及び溶剤を混合してなるガラススラリー24をスプレーノズル22からミスト状に噴出させる。
バレル21の回転速度は、例えば0.5rpm〜5.0rpm程度である。また、ガラススラリー24のミスト径は、例えば5.0μm〜20μm程度である。乾燥用エアの温度は例えば70℃である。乾燥後、フェライトコア2をバレル21から取り出し、例えば700℃程度で所定時間焼成する。これにより、ガラス粉末が軟化し、フェライトコア2の表面に透明なガラス膜15が形成される。
以上のように形成されたガラス膜15は、フェライトコア2の部位ごとに膜厚が異なっており、巻芯部7の表面7aを覆う部分15a、及び鍔部8の内側面8aを覆う部分15bの少なくとも一方が、他の部分の膜厚よりも小さくなっている。より好ましくは、ガラス膜15の膜厚は、巻芯部7の表面7aを覆う部分15aが最も小さく、鍔部8の内側面8aを覆う部分15b、鍔部8の周面8bを覆う部分15c、鍔部8の外側面8cを覆う部分15dの順に大きくなっている。
なお、コーティング装置におけるスプレーノズル22の向きは変更自在であることが好ましい。この場合、スプレーノズル22の先端がバレル21内のフェライトコア2に正対しないようにスプレーノズル22の向きをバレル21の回転面からずらしておくことで、フェライトコア2の巻線領域Mにガラススラリー24が侵入しにくくなり、上述したガラス膜15の膜厚差をより確実に形成できる。
図4は、ガラス膜の作成例を示す図である。同図に示す例は、フェライトコア2のサンプル(No.1〜No.5)を作製し、上記条件に基づいて形成したガラス膜15の各部位の膜厚を、巻芯部表面、鍔部内側面、鍔部周面、及び鍔部外側面でそれぞれ測定したものである。サンプルNo.1〜No.5の各部位の寸法は、上述した実施形態と同様の範囲内とした。
図4に示す結果から、全てのサンプルにおいて、巻芯部7の表面7aを覆う部分15aの膜厚、及び鍔部8の内側面8aを覆う部分15bの膜厚の双方が、鍔部8の周面8bを覆う部分15cの膜厚、及び鍔部8の外側面8cを覆う部分15dの膜厚よりも小さくなっていることが確認できる。
No.1〜No.3のサンプルでは、巻芯部7の表面7aを覆う部分15aの膜厚が鍔部8の内側面8aを覆う部分15bの膜厚よりも小さくなっており、No.4及びNo.5のサンプルでは、巻芯部7の表面7aを覆う部分15aの膜厚が鍔部8の内側面8aを覆う部分15bの膜厚よりも大きくなっている。
以上説明したように、コイル部品1では、Mn−Zn系フェライトコア2の表面をガラス膜15によってコーティングすることにより、フェライトコア2と端子電極5,5との間の絶縁性を確保できる。また、ガラス膜15のコーティングによってフェライトコア2の強度が確保され、巻芯部7と鍔部8との境界部分でのクラックの発生を抑えられる。
さらに、コイル部品1では、巻芯部7の表面7aを覆うガラス膜15の膜厚、及び鍔部8の内側面8aを覆うガラス膜15の膜厚の少なくとも一方が、ガラス膜15の他の部分の膜厚よりも小さくなっている。このように、巻芯部7の表面7a及び鍔部8の内側面8aのガラス膜15の膜厚を抑えることで巻線領域Mを十分に確保できる。
特に、コイル部品1では、Mn−Znフェライト粉末のプレス成型によってフェライトコア2が形成され、巻芯部7の密度が鍔部8の密度よりも高くなっている。このため、巻芯部7を含む中央部分R1とその外側部分R2との間の境界部分R3が最も脆い部分となるが、鍔部8の外側面8cはガラス膜15の膜厚が最も大きくなっており、クラックの発生を効果的に抑制できる。
なお、ガラス膜15の各部位における膜厚の大小は、例えばその平均値で比較すれば足りる。巻芯部7の表面7aを覆う部分15aの膜厚は、巻芯部の中央から鍔部8に向かって徐々に小さくなる傾向にあり、鍔部8の内側面8aを覆う部分15bの膜厚は、鍔部8の外側から内側に向かって徐々に小さくなる傾向にある。このため、ガラス膜15の膜厚は、巻芯部7の表面7aと鍔部8の内側面8aとが交わる巻線領域Mの隅部において最も小さくなる。
この隅部では、巻芯部7の表面7aを覆う部分15aの膜厚と鍔部8の内側面8aを覆う部分15bの膜厚とが逆転する場合もあるが、巻線領域Mを十分に確保するという効果に影響を及ぼすものではない。同様に、鍔部8の内側面8aと鍔部8の周面8bとが交わる鍔部8の角部において、鍔部8の内側面8aを覆う部分15bの膜厚と鍔部8の周面8bを覆う部分15cの膜厚とが逆転する場合もあるが、巻線領域Mを十分に確保するという効果に影響を及ぼすものではない。
1…コイル部品、2…フェライトコア、3…巻線、5…端子電極、7…巻芯部、8…鍔部、15…ガラス膜、M…巻線領域。

Claims (3)

  1. 巻芯部及び前記巻芯部の両端に配置された一対の鍔部を有するMn−Zn系フェライトコアと、
    前記巻芯部に巻き回された巻線と、
    前記Mn−Zn系フェライトコアに設けられ、前記巻線の端部が接続される端子電極と、を備えたコイル部品であって、
    前記Mn−Zn系フェライトコアの表面は、ガラス膜によるコーティングが施されており、
    前記巻芯部の表面を覆う前記ガラス膜の膜厚、及び前記鍔部の内側面を覆う前記ガラス膜の膜厚の少なくとも一方は、前記ガラス膜の他の部分の膜厚よりも小さくなっていることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記巻芯部の表面を覆う前記ガラス膜の膜厚は、前記鍔部の内側面を覆う前記ガラス膜の膜厚よりも小さくなっていることを特徴とする請求項1記載のコイル部品。
  3. 前記巻芯部の密度は、前記鍔部の密度よりも高いことを特徴とする請求項1又は2記載のコイル部品。
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