JP4922782B2 - 面実装チョークコイル - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型電子機器や薄型の電子機器等に用いられる巻線タイプの面実装チョークコイルに関する。
携帯型電話機やデジタルスチルカメラ等の携帯型の電子機器のDC/DC電源用途や各種のフラットパネルディスプレイの周辺回路等に用いられるチョークコイルとしては、所望のインダクタ特性を確保しつつ高密度実装、もしくは低背実装を可能とする小型で低背な外形寸法の面実装チョークコイルが要請されている。
上記携帯型の電子機器においては、屋外や外出先等に持ち出して使用されるために環境の温度変化が激しく、また、使用者が誤って落としてしまうことが予想される。このため、上記用途の面実装コイルにおいては、温度変化に対する信頼性と、衝撃に対する信頼性とが求められる。
上記の携帯型電子機器用途を想定した面実装チョークコイルが特許文献1に記載されている。図4に示すように、特許文献1には、上鍔部2、下鍔部3及び巻芯部1から成るドラムコア4と、前記巻芯部1の周囲に巻き付けたコイル巻線5と、を有し、前記コイル巻線5の外側であって、粘弾性を有する合成樹脂に強磁性体粒子を均一に混合させた溶融物を、前記ドラムコア4の上鍔部2と下鍔部3との間に吐出させ、凝固させて緩衝シールド材6aを形成した面実装チョークコイルが提案されている。また、図5に示すように、特許文献1には、上鍔部2、下鍔部3及び巻芯部1から成るドラムコア4と、前記巻芯部1の周囲に巻き付けたコイル巻線5と、を有し、粘弾性を有する合成樹脂に強磁性体粒子を均一に含有させたものを輪状に成形し、前記ドラムコア4の上鍔部2と下鍔部3との間に嵌め込み、前記上鍔部2と下鍔部3との間に緩衝シールド材6bを介在させた面実装チョークコイルが提案されている。
特開2006−54394号公報
上記前者の背景技術に記載された粘弾性を有する合成樹脂に強磁性体粒子を均一に混合させた溶融物を、前記ドラムコアの上鍔部と下鍔部との間に吐出させ、凝固させて緩衝シールド材6aを形成した面実装チョークコイルにおいては、温度変化により緩衝シールド材6aが膨張する際に、上下の鍔部2,3の間隔を押し広げるように働き、鍔部2,3の破損や鍔部2,3を介して巻芯部1の内部応力が増大して、該面実装チョークコイルのインダクタンス値が変化しやすいという課題があった。また、上記後者の背景技術に記載された粘弾性を有する合成樹脂に強磁性体粒子を均一に含有させたものを輪状に成形し、前記ドラムコア4の上鍔部2と下鍔部3との間に嵌め込み、前記上鍔部2と下鍔部3との間に緩衝シールド材6bを介在させた面実装チョークコイルにおいては、前記鍔部2,3と前記緩衝シールド材6bとの間に隙間が生じて巻回されたコイル導体5の周囲を回る磁束が抑制され、高いインダクタンス値が得られないという課題があった。
本発明の目的は、上記課題を解決して、磁性粉含有樹脂が熱膨張する際に、鍔部の破損や該鍔部を介した巻芯部の内部応力の発生が抑制され、インダクタンス値の低下が生じにくい面実装チョークコイルを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の面実装チョークコイルは、(1)巻芯部と該巻芯部の上端に設けられた上鍔部と前記巻芯部の下端に設けられた下鍔部とから成るドラムコアと、前記巻芯部の周囲に巻回されたコイル導体と、を有する面実装型チョークコイルにおいて、前記ドラムコアの上鍔部及び下鍔部のうち少なくとも一方の鍔部の他方の鍔部と対向する面にテーパ部が形成されて、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部間の間隔が拡大し、かつ、上鍔部及び/又は下鍔部が前記巻芯部側の端部から外周部に亘って実質的に同じ厚みであるように杯状に形成してなる拡大領域が設けられており、該拡大領域に磁性粉含有樹脂が装入されていることを特徴とする。(・・・以下第1の課題解決手段と称する。)
また、上記面実装チョークコイルの主要な形態の一つは、(2)前記磁性粉含有樹脂が、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて厚み寸法が増大する断面形状を有するものである。(・・・以下第2の課題解決手段と称する。)
また、上記面実装チョークコイルの形態の一つは、(3)前記磁性粉含有樹脂が、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部と下鍔部との間に吐出され、硬化されたものである。(・・・以下第3の課題解決手段と称する。)
また、上記面実装チョークコイルの形態の一つは、(4)前記磁性粉含有樹脂が、予め環状に成形され、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部と下鍔部との間に嵌め込まれたものである。(・・・以下第4の課題解決手段と称する。)
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記ドラムコアの上鍔部及び下鍔部のうち少なくとも一方の鍔部の他方の鍔部と対向する面にテーパ部が形成されて、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部間の間隔が拡大する拡大領域が設けられており、該拡大領域に磁性粉含有樹脂が装入されているので、磁性粉含有樹脂に熱による膨張が生じた場合であっても該磁性粉含有樹脂が前記鍔部のテーパ部を有する面に沿って前記コイル導体の外周面から半径方向に離間する方向に膨張することができる。このため、上鍔部と下鍔部との間を押し広げようとする力が低減され、鍔部の破損や鍔部を介した巻芯部の内部応力の発生が抑制される。
上記第2の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記磁性粉含有樹脂は、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて厚み寸法が増大する断面形状を有するので、磁性粉含有樹脂が熱膨張する際に、巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間する方向に容易に膨張することができる。
上記第3の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記磁性粉含有樹脂は、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部と下鍔部との間に吐出され、硬化されたものであるので、磁性粉含有樹脂と前記鍔部の表面との間に気泡や隙間が生じにくいので、インダクタンス値の低下を抑制することができる。
上記第4の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記磁性粉含有樹脂は、予め環状に成形され、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部と下鍔部との間に嵌め込まれたものであるので、磁性粉含有樹脂と前記コアとのいずれか一方に寸法ばらつきが生じた場合であっても、磁性粉含有樹脂と前記鍔部の表面との間に隙間が生じにくいので、インダクタンス値の低下を抑制することができる。
本発明の面実装チョークコイルによれば、磁性粉含有樹脂が熱膨張する際に、ドラムコアの鍔部の破損や該鍔部を介した巻芯部の内部応力の発生が抑制され、インダクタンス値の低下が生じにくい面実装チョークコイルを提供することにある。本発明の前記目的とそれ以外の目的、構成特徴、作用効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなろう。
以下、本発明の面実装チョークコイルの第1の実施形態について、図1を参照して説明する。図1は第1の実施形態の面実装チョークコイル10の内部構造を説明するための断面図である。図1(a)該実施形態の面実装チョークコイル10の内部構造を示す要部の縦断面図であり、図1(b)は該実施形態の面実装チョークコイル10の内部の磁束及び磁性粉含有樹脂の熱膨張時の変位の様子を示す要部の縦断面図である。
図1(a)に示すように、本実施形態の面実装チョークコイル10は、軟磁性材料からなるドラムコア14と、該ドラムコア14に巻回されたコイル導体15と、を有するものである。さらに、前記コイル導体15の図示省略した端部はそれぞれ該ドラムコア14の下鍔部13の底面に固着された図示省略した端子電極に導電固着されている。より具体的には、前記コイル導体15の端部は、半田や導電性接着剤等の導電性接合材を介して、もしくは熱圧着等により直接、前記端子電極に導電子固着されている。本実施形態の面実装チョークコイル10は、具体的には、巻芯部11と該巻芯部11の上端に設けられた上鍔部12と前記巻芯部11の下端に設けられた下鍔部13とから成るドラムコア14と、前記巻芯部11の周囲に巻回されたコイル導体15と、を有する。また、前記ドラムコア14の上鍔部12及び下鍔部13のそれぞれの鍔部12,13の他方の鍔部と対向する面にテーパ部12a、13aが形成されて、前記巻回されたコイル導体15の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部12,13間の間隔が拡大する拡大領域Aが設けられている。具体的には、前記コイル導体15の外周面近傍にける前記上鍔部12と下鍔部13との間隔h11に比べて、前記コイル導体15の外周面から半径方向に離間するにつれて前記上鍔部12と下鍔部13との間隔h12が大きくなって、前記拡大領域Aが設けられている。前記上鍔部12の前記拡大領域Aの前記下鍔部13と対向する面には、角度θ12でテーパ部12aが環状に形成されている。同様に、前記下鍔部13の前記拡大領域Aの前記上鍔部12と対向する面には、角度θ13でテーパ部1
3aが環状に形成されている。そして、前記巻回されたコイル導体15の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部12,13間の間隔が拡大するように形成さている前記上鍔部12と下鍔部13と前記巻回されたコイル導体15の外周面とで囲まれる拡大領域Aに磁性粉含有樹脂16が装入されている。前記コイル導体15の外周面近傍における前記上鍔部12と下鍔部13との間隔h11と前記コイル導体15の外周面から半径方向に離間した前記磁性粉含有樹脂16の外周寄りにおける前記上鍔部12と下鍔部13との間隔h12との寸法差は、例えば前記上鍔部12及び前記下鍔部13の外形を4mm角、前記鍔部の厚みをそれぞれ0.30mm、巻芯部11の直径を2.0mmとした場合に、0.01mm〜0.1mm程度が好ましい。
また、本実施形態の面実装チョークコイル10においては、前記磁性粉含有樹脂16が、前記鍔部12,13の表面に沿って、前記巻回されたコイル導体15の外周面から半径方向に離間するにつれて厚み寸法hが増大する断面形状を有する。より具体的には、該磁性粉含有樹脂16は、前記コイル導体15の外周面と接する側の厚み寸法h11に比べて、前記コイル導体の外周面から半径方向に離間した前記磁性粉含有樹脂16の外周寄りの厚み寸法h12が大きい。
また、本実施形態の面実装チョークコイル10においては、前記磁性粉含有樹脂16が、前記巻回されたコイル導体15の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部12と下鍔部13との間に吐出され、硬化されたものである。
また、本実施形態の面実装チョークコイル10においては、前記磁性粉含有樹脂16が、熱膨張した際に図1(b)に破線16B’で示すように前記コイル導体15から半径方向に離間する方向に変位を生じる。
上記ドラムコア14の好ましい実施形態は次の通りである。すなわち、上記ドラムコア14としては、軟磁性材料からなることが好ましく、Ni−Zn系フェライト、Ni−Zn−Cu系フェライト等を主成分とする高透磁率磁性材料がより好ましい。前記磁性材料の粉末とバインダーとを混合し、造粒した後、粉末成型プレスを用いて角柱状の成形体を形成し、回転軸寄りの両主面のうちの少なくとも一方に、所定の角度θのテーパ部を備えた研削ディスクを用いてセンターレス研摩により凹部を形成してドラム形の成形体を得る。次に、得られたドラム形の成形体を800℃前後で脱バインダー処理した後、前記磁性材料の焼結温度に応じて所定の温度で焼成することにドラムコア14が得られる。また、前記ドラム形の成形体は、前記角柱状の成形体の周側面にセンターレス研摩により凹部を形成して得る方法に限定するものではなく、例えば、前記と同様に造粒した後、粉末成型プレスを用いて乾式一体成型により得ることもできる。また、上記ドラムコアは、予めドラム形の成形体を準備して焼成する方法に限定するものではなく、例えば、前記と同様に柱状の成形体を準備した後、前記と同様に脱バインダー処理し、所定の温度で焼成した後に、角柱状の焼結磁性体の周側面にダイヤモンドホイール等を用いて凹部を切削加工により形成してもよい。
前記ドラムコア14の巻芯部11は、所定の巻回数を得るために必要なコイル導体の長さをより短くできるように断面が略円形もしくは円形が好ましいが、これに限定するものではなく、特に乾式一体成型によりドラム形の成形体を得る方法で作成する場合にあっては、金型の耐久性やバリ取りの容易性などを考慮して適宜変更することができる。前記下鍔部13の外形は、高密度実装に対応して小型化をはかるために、平面視形状が略四角形もしくは四角形が好ましいが、これに限定するものではなく、多角形や略円形等であってもよい。また、前記上鍔部12の外形は、高密度実装に対応して小型化をはかるために、前記下鍔部13に対応して類似の形状が好ましく、前記下鍔部13と同じサイズもしくは該下鍔部13よりやや小さめのサイズが好ましい。また、後述する磁性粉含有樹脂16の前記鍔部12,13間への装入を容易にするために前記上鍔部12の四隅に面取り等を施すことが好ましい。
上記ドラムコア14は、巻芯部11と該巻芯部11の上端に設けられた上鍔部12と前記巻芯部11の下端に設けられた下鍔部13とからなり、前記巻回されたコイル導体15の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部12,13間の間隔が拡大する拡大領域Aが設けられていることが好ましい。具体的には、上鍔部12と下鍔部13のうちの少なくとも一方の鍔部の他方の鍔部と対向する面にテーパ部が形成されることにより前記拡大領域Aが設けられていることが好ましい。また、これに限定するものではなく、例えば、前記磁性粉含有樹脂16が装入される拡大領域Aの上鍔部12及び下鍔部13の少なくとも一方を前記コイル導体15の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部12,13間の間隔が拡大するように杯状に形成してもよい。また、前記上鍔部12及び下鍔部13は、前記磁性粉含有樹脂16が装入される拡大領域Aだけに前記テーパ部を設けたり前記杯状に形成してもよいが、これに限定するものではなく、前記巻芯部11側の基端部から前記上鍔部12及び下鍔部13の外周縁部近傍に亘って前記テーパ部を設けたり、前記杯状に形成してもよい。上記ドラムコア14の形状は、成形体の形状(成形体に対応する金型の形状)、切削加工の条件を適宜選択することにより、任意に形成できる。杯状は、上鍔部及び/又は下鍔部が前記巻芯部側の端部から外周部に亘って実質的に同じ厚みである。このため、杯状であればテーパ部を設けた鍔部よりも、鍔部の破損を抑制することができる。また、前記上鍔部12及び前記下鍔部13の厚みは、低背型の面実装チョークコイルを提供するために、それぞれ0.5mm以下が好ましい。一方、上鍔部12及び前記下鍔部13の厚みの下限値は、前記ドラムコア14における前記巻芯部11からの前記上鍔部12及び前記下鍔部13それぞれの張り出し寸法を考慮して所定の強度を満足するように設定することが好ましい。
次に、前記コイル導体15の好ましい実施形態は次の通りである。すなわち、前記コイル導体15としては、前記ドラムコア14の巻芯部11の周囲に巻回されるものであって、絶縁被覆導線が好ましく、ポリウレタン樹脂被覆銅線やポリエステル樹脂被覆銅線、エナメル樹脂被覆導線等がより好ましい。また、該コイル導体15の金属線は、単線に限定するものではなく、撚り線であってもよい。また、該コイル導体15の金属線は円形の断面形状に限定するものではなく、例えば長方形の断面形状の平角線や正方形の断面形状の四角線等を用いることもできる。また、前記絶縁被覆導線の外周を低融点の樹脂で被覆した自己融着線を用いてもよい。
次に、前記磁性粉含有樹脂16の好ましい実施形態は次の通りである。すなわち、前記磁性粉含有樹脂16としては、前記面実装チョークコイル10の使用温度範囲において粘弾性を有するものが好ましい。より具体的には、硬化時の物性として温度に対する剛性率の変化においてガラス状態からゴム状態に移行する過程におけるガラス転移温度が−20℃以下の磁性粉含有樹脂が好ましく、硬化時の物性として温度に対する剛性率の変化においてガラス状態からゴム状態に移行する過程におけるガラス転移温度が−50℃以下の磁性粉含有樹脂がより好ましい。前記磁性粉含有樹脂16に用いる樹脂としては、シリコーン樹脂が好ましく、前記鍔部12,13間への磁性粉含有樹脂16を装入する工程のリードタイムを短縮できるのでエポキシ樹脂とカルボキシル基変性プロピレングリコールとの混合樹脂がより好ましい。
次に、前記磁性粉含有樹脂16に用いる磁性粉としては、種々の磁性粉を用いることができる。具体的には、Ni−Zn系フェライトの粉末、Ni−Zn−Cu系フェライトの粉末、Mn−Zn系フェライトの粉末、金属磁性粉末等のうちから選択された1種、もしくは複数種を混合して用いることが好ましい。また、前記磁性粉の粒径は、5〜20μmが好ましい。また、前記磁性粉含有樹脂16中の前記磁性粉の含有量は30〜85wt%が好ましい。
前記ドラムコア14の巻芯部11の周囲に巻回されたコイル導体15の外周面上に前記磁性粉含有樹脂16を装入する方法の一例は、上鍔部12と下鍔部13と前記巻回されたコイル導体15の外周面とで囲まれ、前記巻回されたコイル導体15から離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部12と下鍔部13との間の拡大領域Aに前記磁性粉含有樹脂のペーストをディスペンサー等を用いて吐出させ、硬化させるものである。
また、前記ドラムコア14の巻芯部11の周囲に巻回されたコイル導体15の外周面上に前記磁性粉含有樹脂16を装入する方法の他の例は、予め前記コイル導体15の外周面から半径方向に離間するにつれて厚み寸法が増大する所謂Vベルトと同様の断面形状を有する環状に成形し、前記巻回されたコイル導体15の外周面から離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部12と下鍔部13との間に嵌め込むものである。
また、前記端子電極の好ましい実施形態は次の通りである。すなわち、前記端子電極としては、図示省略したが、前記コラムコア14の下鍔部13の底面に配設されることが好ましい。該端子電極としては、例えばAg粉末とホウ珪酸亜鉛系のガラスフリットとを主成分とする焼付型の電極ペーストをスクリーン印刷等により塗布し、焼付処理して得られる厚膜タイプの端子電極が好ましい。また、これに限定するものではなく、例えば打ち抜きプレス成型で所定形状にした導電性の金属板を前記下鍔部13の底面に接着剤等により固着したものであってもよい。
(実施例)ドラムコアの磁性材料としてNi−Zn−Cu系フェライトの粉末を用い、粉末成型用の有機バインダーを混合して角柱状の成形体を作成し、該中心軸寄りにテーパ角を設けた研削ホイールを用いて前記成形体の周側面に凹部を形成し、800℃で脱バインダー処理した後、1050℃で焼成して、上鍔部及び下鍔部の外形が4.0mm角、前記鍔部の厚みを含めた高さ寸法が1.05mm、巻芯部の直径が2.0mm、テーパ部の内径がΦ3.0mmの角形のドラムコアを得た。得られたドラムコアの底面にAg粉末とホウ珪酸亜鉛系ガラスフリットとを含有する導電ペーストをスクリーン印刷法により塗布し、650℃で焼付処理し、さらに銅メッキ処理して一対の端子電極を形成した。次に、前記ドラムコアの巻芯部の周囲に外径100μmのポリウレタン被覆銅線を10ターン巻回し、該コイル導体の両端部を前記端子電極に半田付けにより導電固着した。次に、エポキシ樹脂とカルボキシル基変性プロピレングリコールとを50:50の重量比で混合した樹脂にMn−Zn系フェライトの粉末を50重量%、硬化剤を5重量%、溶剤を10重量%混合して磁性粉含有樹脂のペーストを準備し、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部と下鍔部との間にディスペンサーを用いて吐出させ、150℃で1時間加熱して硬化させ、面実装チョークコイルを得た。得られた面実装チョークコイルにおいては、前記磁性粉含有樹脂が前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて厚み寸法が増大する断面形状を有するものであった。また、得られた面実装チョークコイルは、85℃〜−25℃10回のヒートサイクル試験において、外観目視による鍔部のクラックの発生が10個中0個であったのに対し、前記上鍔部及び下鍔部にテーパ部を設けなかったこと以外は同様にして作成した比較例の面実装チョークコイルでは10個中5個であり、比較例に比べて温度変化に対する信頼性が向上していることが確認された。また、上記実施例の面実装チョークコイルと比較例の面実装チョークコイルの室温におけるインダクタンス値を100としたときの85℃におけるインダクタンス値の変化率ΔLを測定した結果、実施例の面実装チョークコイルにおいては3%であったのに対し、比較例の面実装チョークコイルは6
%であり、比較例に比べてインダクタンス値の低下が抑制されていることが確認された。
次に、本発明の面実装チョークコイルの第2の実施形態について、図2を参照して説明する。図2は第2の実施形態の面実装チョークコイル20の内部構造を示す要部の縦断面図である。
図2に示すように、本実施形態の面実装チョークコイル20は、軟磁性材料からなるドラムコア24と、該ドラムコア24に巻回されたコイル導体25と、を有するものである。そして、前記コイル導体25の図示省略した端部はそれぞれ該ドラムコアの下鍔部23の底面に固着された図示省略した端子電極に導電固着されている。より具体的には、前記コイル導体25の端部は、先の第1の実施形態と同様に、半田や導電性接着剤等の導電性接合材を介して、もしくは熱圧着等により直接、前記端子電極に導電子固着されている。本実施形態の面実装チョークコイル20は、具体的には、巻芯部21と該巻芯部21の上端に設けられた上鍔部22と前記巻芯部21の下端に設けられた下鍔部23とから成るドラムコア24と、前記巻芯部21の周囲に巻回されたコイル導体25と、を有する。また、前記ドラムコア24の上鍔部22及び下鍔部23のうち一方の鍔部23の他方の鍔部と対向する面にテーパ部23aが形成されて、前記巻回されたコイル導体25の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部22,23間の間隔が拡大する拡大領域Bが設けられている。具体的には、前記コイル導体25の外周面近傍にける前記上鍔部22と下鍔部23との間隔h21に比べて、前記コイル導体25の外周面から離間した外周寄りにおける前記上鍔部22と下鍔部23との間隔h22が大きくなっている。前記下鍔部23の前記拡大領域Bは、角度θ23で前記巻芯部21を基部とする杯状に形成されている。そして、前記巻回されたコイル導体25の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部22,23間の間隔が拡大するように形成されている前記上鍔部22と下鍔部23と前記巻回されたコイル導体25の外周面とで囲まれる拡大領域Bに磁性粉含有樹脂26が装入されている。
また、本実施形態の面実装チョークコイル20においては、前記磁性粉含有樹脂26は、前記鍔部22,23の表面に沿って前記巻回されたコイル導体25の外周面から半径方向に離間するにつれて厚み寸法hが増大する断面形状を有する。より具体的には、該磁性粉含有樹脂26は、前記コイル導体25の外周面と接する側の厚み寸法h21に比べて、前記コイル導体25の外周面から半径方向に離間する前記磁性粉含有樹脂26の外周寄りの厚み寸法h22が大きい。
また、本実施形態の面実装チョークコイル20においては、前記磁性粉含有樹脂26は、前記巻回されたコイル導体25の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部22と下鍔部23との間に吐出され、硬化されたものである。
本実施形態の面実装チョークコイル20が先の実施形態の面実装チョークコイル10と異なる点は、上鍔部22及び下鍔部23のうちの下鍔部23のみが前記巻芯部21を基部とする杯状に形成されている。そして、前記巻芯部21の周囲に該巻芯部21から離間するにつれて対向する鍔部22,23間の間隔が拡大するように形成されている前記上鍔部22と下鍔部23との間にコイル導体25が巻回されている。その他の構成及び作用効果は先の第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
次に、本発明の面実装チョークコイルの第3の実施形態について、図3を参照して説明する。図3は第3の実施形態の面実装チョークコイル30の内部構造を示す要部の縦断面図である。
図3に示すように、本実施形態の面実装チョークコイル30は、軟磁性材料からなるドラムコア34と、該ドラムコア34に巻回されたコイル導体35と、を有するものである。さらに、前記コイル導体35の図示省略した端部はそれぞれ該ドラムコア34の下鍔部33の底面に固着された図示省略した端子電極に導電固着されている。より具体的には、前記コイル導体35の端部は、先の第1及び第2の実施形態と同様に半田や導電性接着剤等の導電性接合材を介して、もしくは熱圧着等により直接、前記端子電極に導電子固着されている。本実施形態の面実装チョークコイル30は、具体的には、巻芯部31と該巻芯部31の上端に設けられた上鍔部32と前記巻芯部31の下端に設けられた下鍔部33とから成るドラムコア34と、前記巻芯部31の周囲に巻回されたコイル導体35とを有する。また、前記ドラムコア34の前記上鍔部32及び下鍔部33のそれぞれの鍔部32,33の他方の鍔部と対向する面にテーパ部32a,33aが形成されて、前記巻回されたコイル導体35の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部32,33間の間隔が拡大するように形成されている。具体的には、前記コイル導体35の外周面近傍にける前記上鍔部32と下鍔部33との間隔h31に比べて、前記コイル導体35の外周面から半径方向に離間した外周寄りにおける前記上鍔部32と下鍔部33との間隔h32が大きくなっている。前記ドラムコア34の上鍔部32の前記下鍔部33と対向する面には、角度θ32でテーパ部32aが環状に形成されている。同様に、前記ドラムコア34の下鍔部33の前記上鍔部32と対向する面には、角度θ33でテーパ部33aが環状に形成されている。そして、前記巻回されたコイル導体35の外周面から離間するにつれて対向する鍔部32,33間の間隔が拡大する拡大領域Cに磁性粉含有樹脂36が装入されている。
また、本実施形態の面実装チョークコイル30においては、前記磁性粉含有樹脂36は、前記鍔部32,33の表面に沿って前記巻回されたコイル導体35の外周面から半径方向に離間するにつれて厚み寸法hが増大する断面形状を有する。より具体的には、該磁性粉含有樹脂36は、前記コイル導体35の外周面と接する側の厚み寸法h31に比べて、前記コイル導体35の外周面から半径方向に離間する該磁性粉含有樹脂36の外周寄りの厚み寸法h32が大きい。
また、本実施形態の面実装チョークコイル30においては、前記磁性粉含有樹脂36は、予め所謂Vベルト状の断面を有し環状に成形され、前記巻回されたコイル導体35の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部32と下鍔部33との間に嵌め込まれたものである。
本実施形態の面実装チョークコイル30が先の第1の実施形態の面実装チョークコイル10と異なる点は、上鍔部32及び下鍔部33が前記巻回されたコイル導体35の外周部を基端部としてそれぞれテーパ角θ32、θ33を有する皿状に形成されている。また、上述したように前記磁性粉含有樹脂36が予め所謂Vベルト状の断面を有する環状に成形され、前記巻回されたコイル導体35の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部32と下鍔部33との間に嵌め込まれたものである。その他の構成及び作用効果は先の第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
尚、上記各実施形態の要部断面図において、コイル導体を省略して記載したが、巻回されたコイル導体の外周面は多少の凹凸を有するとともに、各導体間にはそれぞれ僅かな隙間が残存している。このため、前記第1及び第2の実施形態においては、前記巻回されたコイル導体間の僅かな隙間にも前記磁性粉含有樹脂が装入されるものであるが、本発明の作用効果上何等異なるものではない。
本発明によれば、携帯型・薄型の各種電子機器に用いられる面実装チョークコイルに好適である。
本発明の面実装チョークコイルの第1の実施形態を示す要部の縦断面図である。 本発明の面実装チョークコイルの第2の実施形態を示す要部の縦断面図である。 本発明の面実装チョークコイルの第2の実施形態を示す要部の縦断面図である。 背景技術の一例を示す要部の縦断面図である。 背景技術の他の例を示す要部の縦断面図である。
符号の説明
10:面実装チョークコイル11:巻芯部12:上鍔部12a:テーパ部13:下鍔部13a:テーパ部14:ドラムコア15:コイル導体16:磁性粉含有樹脂16’:熱膨張時の磁性粉含有樹脂20:面実装チョークコイル21:巻芯部22:上鍔部23:下鍔部23a:テーパ部24:ドラムコア25:コイル導体26:磁性粉含有樹脂26’:熱膨張時の磁性粉含有樹脂30:面実装チョークコイル31:巻芯部32:上鍔部32a:テーパ部33:下鍔部33a:テーパ部34:ドラムコア35:コイル導体36:磁性粉含有樹脂36’:熱膨張時の磁性粉含有樹脂

Claims (4)

  1. 巻芯部と該巻芯部の上端に設けられた上鍔部と前記巻芯部の下端に設けられた下鍔部とから成るドラムコアと、前記巻芯部の周囲に巻回されたコイル導体と、を有する面実装型チョークコイルにおいて、前記ドラムコアの上鍔部及び下鍔部のうち少なくとも一方の鍔部の他方の鍔部と対向する面にテーパ部が形成されて、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて対向する鍔部間の間隔が拡大し、かつ、上鍔部及び/又は下鍔部が前記巻芯部側の端部から外周部に亘って実質的に同じ厚みであるように杯状に形成してなる拡大領域が設けられており、該拡大領域に磁性粉含有樹脂が装入されていることを特徴とする面実装チョークコイル。
  2. 前記磁性粉含有樹脂は、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて厚み寸法が増大する断面形状を有することを特徴とする請求項1記載の面実装チョークコイル。
  3. 前記磁性粉含有樹脂は、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部と下鍔部との間に吐出され、硬化されたものであることを特徴とする請求項2記載の面実装チョークコイル。
  4. 前記磁性粉含有樹脂は、予め環状に成形され、前記巻回されたコイル導体の外周面から半径方向に離間するにつれて間隔が拡大する上鍔部と下鍔部との間に嵌め込まれたものであることを特徴とする請求項2記載の面実装チョークコイル。
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