JP7151740B2 - 巻線用コアおよびコイル部品 - Google Patents

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Description

この発明は、コイル部品においてワイヤを巻回するための巻線用コアおよびそれを備えるコイル部品に関するもので、特に、セラミックからなる巻線用コアの形態に関するものである。
この発明にとって興味ある技術が、たとえば特開2018-148080号公報(特許文献1)に記載されている。図5には、特許文献1に記載されたコイル部品1が示されている。
図5を参照して、コイル部品1は、たとえばコモンモードチョークコイルを構成するもので、巻線用コア5を備えている。巻線用コア5は、長さ方向Lに延びる巻芯部2と、巻芯部2の長さ方向Lの第1端部、第2端部にそれぞれ設けられた第1鍔部3、第2鍔部4と、を有する。コイル部品1は、さらに、第1鍔部3および第2鍔部4間に渡された天板6を備えていてもよい。
図6には、図5に示したコイル部品1における巻線用コア5のみが単独で示されている。巻線用コア5は、フェライトまたはアルミナなどのセラミックからなる。また、天板6も、好ましくは、フェライトまたはアルミナなどのセラミックからなる。
図5および図6を参照して、第1鍔部3および第2鍔部4の各々は、実装時において実装基板側に向く底面7と、底面7とは反対側の天面8と、巻芯部2側に向く内側端面9と、内側端面9とは反対側の外側端面10と、を有する。天板6は、第1鍔部3および第2鍔部4の各々の天面8に接着剤によって接合されている。
コイル部品1は、さらに、巻芯部2に螺旋状に巻回された第1ワイヤ13および第2ワイヤ14を備えている。図5において、第2ワイヤ14は、図示されないが、説明の便宜上、「14」の参照符号を付す。また、図5では、第1ワイヤ13の端部のみが図示され、巻芯部2上でのワイヤ13および14の図示が省略されている。
コイル部品1は、さらに、第1端子電極15、第2端子電極16、第3端子電極17および第4端子電極18を備えている。第4端子電極18は、図示されないが、説明の便宜上、「18」の参照符号を付す。これら端子電極15~18のうち、第1端子電極15および第3端子電極17は、第1鍔部3に接着剤を介して取り付けられ、第2端子電極16および第4端子電極18は、第2鍔部4に接着剤を介して取り付けられる。
第1鍔部3の外側端面10に注目すると、そこには、天面8側に、凸状の段部23が設けられている。第2鍔部4の外側端面10においても、天面8側に、凸状の段部23が設けられている。段部23が形成する段差面24は、外側端面10における上記段部23が設けられた領域以外の領域より高く、すなわち、長さ方向Lに張り出して位置しており、端子電極15~18の各々の基部19が、巻芯部2の長さ方向Lにおいて、鍔部3および4から突出しないようにされている。
特開2018-148080号公報
巻線用コア5は、セラミック粉末を成形材料とした乾式加圧成形を適用して製造される。すなわち、巻線用コア5の外形に対応する形状を有するキャビティが貫通する状態で設けられたダイスを用意し、キャビティ内に成形材料となるセラミック粉末を充填し、貫通するキャビティ内に向かって上パンチおよび下パンチを上下からそれぞれ挿入することによって、成形材料を加圧成形し、得られた成形体を焼成炉にて焼成して焼結体とする、各工程を経て巻線用コア5が製造される。
上述した加圧成形工程において、図5および図6に示す巻線用コア5のように、鍔部3および4の各々の外側端面10に段部23がある場合、段部23での成形材料の圧縮率が鍔部3および4の段部23以外の部分での圧縮率より高くなる。そのため、上記圧縮率の差に対応して、成形体における粉末密度、すなわち成形密度に差が生じることがわかった。特に、鍔部3および4の各々における段部23のある外側端面10側で成形密度がより高く、巻芯部2側となる内側端面9側で成形密度がより低くなるというように、外側端面10側と内側端面9側とで成形密度に比較的大きな差が生じていることがわかった。この傾向は、鍔部3および4の各々の底面7側に比べて天面8側でより強く現れる。
そして、このことが原因となって、成形体を焼成する工程を実施したとき、すなわち、成形体が焼結して焼結体となる際、鍔部3および4の各々の内側端面9側と外側端面10側とで収縮力にも差が生じる。その結果、焼結体内での応力分布のバランスが崩れ、焼結後の巻線用コア5の特に鍔部3および4において意図しない変形が生じることがある。より具体的には、鍔部3および4の各々の天面8が巻芯部2に近づく、すなわち、第1鍔部3の天面8と第2鍔部4の天面8とが互いに近づくように、鍔部3および4が変形することがある。
上述したような鍔部3および4における意図しない変形は、巻線用コア5の外形ばらつきを招くばかりでなく、巻線用コア5の物性および電気的特性に不所望な影響を及ぼす。
そこで、この発明の目的は、セラミックからなり、鍔部の外側端面の天面側に凸状の段部が設けられた巻線用コアについて、不所望な変形を生じにくくする効果を奏し得る形態を提供しようとすることである。
この発明の他の目的は、上述した巻線用コアを備える、巻線型コイル部品を提供しようとすることである。
この発明は、セラミックからなるもので、長さ方向に延びる巻芯部と、巻芯部の長さ方向の第1端部、第2端部にそれぞれ設けられた第1鍔部、第2鍔部と、を備える、巻線用コアにまず向けられる。
上記第1鍔部および第2鍔部の各々は、実装時において実装基板側に向く底面と、底面とは反対側の天面と、巻芯部側に向く内側端面と、内側端面とは反対側の外側端面と、を有し、外側端面の天面側には、凸状の段部が設けられる。
巻芯部は、天面の向く方向と実質的に同じ方向に向く上面を有する。
上述した技術的課題を解決するため、この発明は、巻芯部の中心軸線が位置しかつ底面に直交する方向に延びる仮想の平面上で見たとき、天面を通る第1直線と上面を通る第2直線とは0.3度以上かつ5度以下の角度をもって外側端面より外側で交差していることを特徴としている。
この発明は、また、上述した巻線用コアを備える、巻線型コイル部品にも向けられる。この発明に係る巻線型コイル部品は、上述した巻線用コアに加えて、巻芯部に巻回されたワイヤと、第1鍔部および第2鍔部にそれぞれ設けられ、かつワイヤの端部が接続されている、端子電極と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、上述したように、鍔部の天面が巻芯部の中心軸線に対して所定の傾きを有していることから、セラミック粉末を成形材料とした乾式加圧成形を実施したとき、鍔部の天面側での内側端面側における成形密度を高め得ることがわかった。その結果、鍔部の天面側での内側端面側における成形密度を、外側端面側における成形密度に近づけることができる。したがって、巻線用コアとなるべき成形体が焼結して焼結体となるとき、鍔部の内側端面側での収縮力と外側端面側での収縮力との差が小さくなり、そのため、鍔部の外側端面に段部が設けられた巻線用コアについて、不所望な変形を生じにくくすることができる。
この発明の第1の実施形態による巻線用コア5aの外観を示す斜視図である。 図1に示した巻線用コア5aの断面図であり、鍔部3および4の各々の天面8の傾きを説明する図である。 図1に示した巻線用コア5aのための粉体成形装置30の主要部を示す断面図である。 この発明の第2の実施形態による巻線用コア5bの巻芯部2の一部および第2鍔部4を拡大して示す断面図である。 特許文献1に記載されたコイル部品1を示す斜視図である。 図5に示したコイル部品1に備える巻線用コア5の外観を示す斜視図である。
前述したように、図5は、特許文献1に記載されたコイル部品1を示すものであるが、図5に示されたコイル部品1において、巻線用コア5を図1に示された巻線用コア5aに置き換えたものが、この発明の一実施形態によるコイル部品となる。よって、図1および図2に加えて、図5をも参照しながら、この発明の第1の実施形態による巻線用コア5aおよびそれを備えるコイル部品について説明する。なお、以下の説明において、図5に示した要素に相当する要素には、図5に示した参照符号と同様の参照符号を用いる。
この発明の第1の実施形態においても、コイル部品は、たとえばコモンモードチョークコイルを構成するもので、巻線用コア5aを備えている。巻線用コア5aは、長さ方向Lに延びる巻芯部2と、巻芯部2の長さ方向Lの第1端部、第2端部にそれぞれ設けられた第1鍔部3、第2鍔部4と、を有する。コイル部品1は、さらに、第1鍔部3および第2鍔部4間に渡された天板6を備えていてもよい。
巻線用コア5aは、フェライトまたはアルミナなどのセラミックの焼結体からなる。また、天板6も、好ましくは、フェライトまたはアルミナなどのセラミックの焼結体からなる。ただし、巻線用コア5aは、フェライトまたはアルミナ以外のたとえばガラス、ウィルマイトなどの焼結体から構成されてもよい。天板6についても同様である。
図1を参照して、巻線用コア5aにおいて、巻線用コア5の場合と同様、第1鍔部3および第2鍔部4の各々は、実装時において実装基板側に向く底面7と、底面7とは反対側の天面8と、巻芯部2側に向く内側端面9と、内側端面9とは反対側の外側端面10と、を有する。天板6は、第1鍔部3および第2鍔部4の各々の天面8に接合されている。第1鍔部3および第2鍔部4の各々の底面7の両端部に、切欠き形状の窪み11が設けられる。なお、窪み11は、端子電極の形態によっては設けられない場合もある。
図5を参照して、コイル部品1は、さらに、巻芯部2に螺旋状に巻回された第1ワイヤ13および第2ワイヤ14を備えている。前述したように、第2ワイヤ14は、図5では図示されないが、説明の便宜上、「14」の参照符号を付す。これらワイヤ13および14は、たとえば銅からなる線状の中心導体と、中心導体の周面を覆う絶縁被覆層とを有する。絶縁被覆層は、好ましくは、たとえばポリアミドイミドや、イミド変成ポリウレタンのような少なくともイミド結合を含む樹脂からなる。
第1ワイヤ13および第2ワイヤ14は、図示を省略するが、互いに並行しながら同方向に巻回される。このとき、ワイヤ13および14は、いずれか一方が内層側に、いずれか他方が外層側に、というように、2層巻きにされても、巻芯部2の軸線方向において交互に配列されかつ互いに平行に並んだ状態で巻かれてもよい。
コイル部品1は、さらに、第1端子電極15、第2端子電極16、第3端子電極17および第4端子電極18を備えている。第4端子電極18は、図5では図示されないが、説明の便宜上、「18」の参照符号を付す。これら端子電極15~18のうち、第1端子電極15および第3端子電極17は、第1鍔部3に接着剤を介して取り付けられ、第2端子電極16および第4端子電極18は、第2鍔部4に接着剤を介して取り付けられる。
第1端子電極15と第4端子電極18とは、互いに同じ形状であり、第2端子電極16と第3端子電極17とは、互いに同じ形状である。また、第1端子電極15と第3端子電極17とは、互いに面対称形状をなし、第2端子電極16と第4端子電極18とは、互いに面対称形状をなしている。したがって、端子電極15~18のうち第1端子電極15について、その詳細を説明し、他の端子電極16~18の詳細については、その説明を省略する。
端子電極15は、通常、たとえばリン青銅やタフピッチ銅などの銅系合金からなる1枚の金属板に対してプレス加工を施すことにより製造される。端子電極15は、鍔部3の外側端面10に沿って延びる基部19と、当該基部19から屈曲部を介して、鍔部3の底面7に沿って延びる実装部20と、を備えている。実装部20は、コイル部品1が図示しない実装基板上に実装されるとき、実装基板上の導電ランドに対して、はんだ付け等によって電気的かつ機械的に接続される部分となる。
さらに、端子電極15は、実装部20から屈曲部を介して延びる立上がり部21、および立上がり部21から次の屈曲部(図5において、第2端子電極16にある屈曲部が図示されている。)を介して延びる受け部22を備えている。上記立上がり部21および受け部22は、窪み11内に位置されている。受け部22は、ワイヤ13の端部を端子電極15に接続する部分となる。
上述した第1端子電極15における基部、実装部、立上がり部および受け部をそれぞれ指すために用いた参照符号19、20、21および22は、必要に応じて、第2ないし第4端子電極16~18における対応の部分をそれぞれ指すためにも用いることにする。
前述した第1ワイヤ13の第1端は第1端子電極15の受け部22に接続され、第1ワイヤ13の第1端とは逆の第2端は第2端子電極16の受け部22に接続される。他方、第2ワイヤ14の第1端は第3端子電極17の受け部22に接続され、第2ワイヤ14の第1端とは逆の第2端は第4端子電極18の受け部22に接続される。
これらの接続には、たとえばレーザ溶接が適用される。図5において、第1ワイヤ13の第1端と第1端子電極15の受け部22との接続部分に形成される溶接塊部13a、第1ワイヤ13の第2端と第2端子電極16の受け部22との接続部分に形成される溶接塊部13b、および第2ワイヤ14の第1端と第3端子電極17の受け部22との接続部分に形成される溶接塊部14aが図示されている。
第1鍔部3の外側端面10には、天面8側、より詳細には、天面8と外側端面10とが交差する稜線に沿って延びる、凸状の段部23が設けられている。第2鍔部4の外側端面10においても、天面8側に、凸状の段部23が設けられている。段部23が形成する段差面24は、外側端面10における上記段部23が設けられた領域以外の領域より高く、すなわち、長さ方向Lに張り出して位置しており、端子電極15~18の各々の基部19が、巻芯部2の長さ方向Lにおいて、鍔部3および4から突出しないようにされている。
以上のような構成を有する巻線用コア5aの巻芯部2は、鍔部3および4の各々の天面8と実質的に同じ方向に向く上面26を有している。巻線用コア5aにおいて、図2に示すように、巻芯部2の中心軸線AXが位置しかつ底面7に直交する方向に延びる仮想の平面上(すなわち、図2の紙面上)で見たとき、第2鍔部4側では、天面8を通る第1直線S1と巻芯部2の上面26を通る第2直線S2とは0.3度以上かつ5度以下の角度θ1をもって外側端面10より外側で交差している。第1鍔部3は第2鍔部4と対称の形状であり、第1鍔部3においても同様に天面8が傾斜している。第1鍔部3における傾きと第2鍔部4における傾きとは互いに同じであっても、異なっていてもよい。
なお、図5に示すように、第1鍔部3の天面8および第2鍔部4の天面8間に、天板6が渡されるが、天板6の下面が平坦であれば、天板6の下面と傾斜した天面8との間に隙間が生じ得る。しかし、この隙間は、極めて小さく、また、接着剤によって埋められるので、深刻な問題を引き起こすものではない。
上述した巻線用コア5aを製造するため、たとえば、以下のような工程が実施される。
まず、フェライト粉末またはアルミナ粉末のようなセラミック粉末が用意され、セラミック粉末が加圧成形されることによって、セラミック粉末を含む成形体が作製される。この成形工程では、たとえば、図3に主要部を示す粉体成形装置30が用いられる。
図3に示すように、粉体成形装置30は、ダイ31と、下パンチアセンブリ35と、上パンチアセンブリ39と、図示しないフィーダとを有している。
ダイ31には、高さ方向Hに貫通するキャビティ32が形成されている。キャビティ32の開口は、高さ方向Hから見たときに、巻線用コア5aの平面形状と略同じH形状を有している。ダイ31におけるキャビティ32を規定する側壁には、段部23に対応する段部33が設けられている。
下パンチアセンブリ35は、鍔部成形用の第1下パンチ36と、巻芯部成形用の第2下パンチ37とに分割された構造を有している。第1下パンチ36および第2下パンチ37は、それぞれ、別の駆動源によって下降および上昇される。
上パンチアセンブリ39は、鍔部成形用の第1上パンチ40と、巻芯部成形用の第2上パンチ41とに分割された構造を有している。第1上パンチ40および第2上パンチ41は、それぞれ、別の駆動源によって下降および上昇される。鍔部成形用の第1上パンチ40には、鍔部3および4の各々の天面8の傾斜に対応する傾斜面42が設けられている。
粉体成形装置30は、多軸プレス方式(多段プレス方式)の粉体成形装置であり、たとえば、ダイ31が固定されながら、パンチ36、37、40および41が各々独立して駆動される。粉体成形装置30によって、以下の工程が実施される。
まず、キャビティ32内に、図示しないフィーダからセラミック粉末43が供給されるとともに、下パンチアセンブリ35がダイ31に対して所定量下降される。これにより、最終的な所望の充填量よりも過剰なセラミック粉末43がキャビティ32に充填される。
続いて、下パンチアセンブリ35がダイ31に対して上昇され、過剰なセラミック粉末43がフィーダ内に押し戻され、キャビティ32内にセラミック粉末43が密に充填される。
次に、上パンチアセンブリ39が下方に移動され、キャビティ32内に進入される。このとき、セラミック粉末43のはみ出しを防止するために、上パンチアセンブリ39をキャビティ32に進入させる前に、下パンチアセンブリ35を、ダイ31に対して下方に移動される。
次いで、下パンチアセンブリ35と上パンチアセンブリ39とダイ31とに囲まれた閉空間に充填されたセラミック粉末43が、第1および第2下パンチ71および72と第1および第2上パンチ81および82とが互いに近づくように移動されることによって、下パンチアセンブリ35と上パンチアセンブリ39とで加圧され、巻線用コア5aとなるべき成形体5Aが得られる。成形体5Aにおける鍔部3および4の各々には、段部23が形成され、鍔部3および4の各々の天面8には、傾斜が与えられている。
その後、下パンチアセンブリ35および上パンチアセンブリ39がダイ31に対して上方に移動されることによって、成形体5Aがダイ31の外へ持ち出される。そして、下パンチアセンブリ35と上パンチアセンブリ39とが互いに離隔されることにより、成形体5Aが取り出される。
次に、成形体5Aが焼成炉で焼成される。この焼成により、巻線用コア5aが得られる。続いて、必要に応じて、巻線用コア5aにバレル研磨が施され、巻線用コア5aからバリが除去され、巻線用コア5aの外表面(特に、角部や稜線部)に曲面状の丸みがもたらされる。
前述した粉体成形装置30における下パンチアセンブリ35と上パンチアセンブリ39とによるセラミック粉末43に対する加圧工程において、たとえば、上パンチアセンブリ39による加圧を、下パンチアセンブリ35による加圧より強くする条件が適用される。これにより、成形密度が低下しやすい鍔部3および4の各々の天面8側での内側端面9側における成形密度を高めることができる。
その結果、鍔部3および4の各々の天面8側での内側端面9側における成形密度を、外側端面10側における成形密度に近づけることができる。したがって、巻線用コア5aとなるべき成形体5Aが焼結して焼結体となるとき、鍔部3および4の各々の内側端面9側での収縮力と外側端面10側での収縮力との差が小さくなり、そのため、鍔部3および4の外側端面10に段部23が設けられた巻線用コア5aについて、不所望な変形を生じにくくすることができる。
上述した加圧工程において、図示した粉体成形装置30のように、パンチ36、37、40および41の各々が独立して駆動されることが好ましい。特に、巻芯部成形用の第2下パンチ37および第2上パンチ41について、第2上パンチ41を第2下パンチ37より強く加圧する条件で成形すると、鍔部3および4の各々の天面8側での内側端面9側における成形密度と外側端面10側における成形密度との差をさらに小さくできることがわかっている。
なお、鍔部3および4の各々の天面8側での内側端面9側における成形密度と外側端面10側における成形密度との差を小さくするための方法は、上述した方法に限らず、他の方法であってもよい。
図4は、この発明の第2の実施形態による巻線用コア5bの巻芯部2の一部および第2鍔部4を拡大して示す断面図である。図4において、図1および図2に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
巻線用コア5bは、前述した巻線用コア5aに備える特徴、すなわち、天面8が傾斜しているとの特徴に加えて、以下の特徴を備えている。なお、以下の説明は、巻線用コア5bの第2鍔部4に関連して行なうが、第1鍔部3と第2鍔部4とは互いに対称であるので、第1鍔部3についての説明を省略する。ただし、第1鍔部3と第2鍔部4とは互いに完全に対称であるとは限らず、実質的に対称でればよく、たとえば、以下に説明する各角度について、第1鍔部3と第2鍔部4との間で互いに異なり、若干の違いがあってもよい。
第1の特徴として、巻線用コア5bは、巻芯部2の中心軸線AXが位置しかつ底面7に直交する方向に延びる仮想の平面上(すなわち、図4の紙面上)で見たとき、鍔部4の内側端面9と巻芯部2の上面26とは内角で90度を超える角度θ2をなしている。この角度θ2は、95度以上かつ110度以下であることが好ましく、104度以上かつ108度以下であることがより好ましい。
このように、角度θ2が選ばれることにより、図3に示した上パンチアセンブリ39、特に第2上パンチ41をダイ31から抜く際に、鍔部4に与える外力を減じることができ、そのため、鍔部4に蓄積される不所望な応力を減じることができ、よって、鍔部4が受けるダメージを減じることができる。これにより、鍔部4における意図しない変形の発生をさらに減じることができる。また、角度θ2は、90度を超えるが、大きくても108度とされることにより、巻芯部2の上面26および鍔部4の天面8にそれぞれ与えられる面積を所定以上に確保することができる。
第2の特徴として、巻線用コア5bは、巻芯部2の中心軸線AXが位置しかつ底面7に直交する方向に延びる仮想の平面上(すなわち、図4の紙面上)で見たとき、鍔部4の段部23を除く外側端面10を通る第3直線S3と巻芯部2の上面26を通る第2直線S2とは外側端面10側かつ天面8側で90度未満の角度θ3をなしている。この角度θ3は、85度以上かつ89.9度以下であることが好ましい。
第3の特徴として、巻線用コア5bは、巻芯部2の中心軸線AXが位置しかつ底面7に直交する方向に延びる仮想の平面上(すなわち、図4の紙面上)で見たとき、鍔部4の段部23が形成する段差面24を通る第4直線S4と巻芯部2の上面26を通る第2直線S2とは外側端面10側かつ天面8側で90度未満の角度θ4をなしている。この角度θ4は、85度以上かつ89.9度以下であることが好ましい。
このように、角度θ3およびθ4が選ばれることにより、図3に示した成形体5Aおよび上パンチアセンブリ39、特に第1上パンチ40をダイ31から抜く際に、鍔部4に与える外力を減じることができ、そのため、鍔部4に蓄積される不所望な応力を減じることができ、よって、鍔部4が受けるダメージを減じることができる。これにより、鍔部4における意図しない変形の発生をさらに減じることができる。
上述した第2の実施形態において、第1、第2および第3の特徴については、これらの3つの特徴のうち、2つの特徴、あるいは1つの特徴のみを備えていてもよい。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。
たとえば、この発明が向けられるコイル部品は、図示された実施形態のように、コモンモードチョークコイルを構成するもの以外に、単一のコイルを構成するもの、あるいは、ディファレンシャルモードチョークコイルやトランス、バランなどを構成するものであってもよい。したがって、ワイヤの数についても、コイル部品の機能に応じて変更され、それに応じて、各鍔部に設けられる端子電極の数も変更され得る。
また、端子電極は、金属板からなるもの以外に、焼付け導体膜からなるもの、さらには、焼付け導体膜およびその上のめっき膜からなるものであってもよい。
また、図5に示した天板6は、樹脂からなるコーティングによって置き換えられてもよく、また、天板を備えないものであってもよい。
また、この発明に係る巻線用コアおよびコイル部品を構成するにあたり、この明細書に記載された異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。
1 コイル部品
2 巻芯部
3,4 鍔部
5a,5b 巻線用コア
7 底面
8 天面
9 内側端面
10 外側端面
13 ワイヤ
15,16,17 端子電極
23 段部
24 段差面
26 上面

Claims (10)

  1. セラミックからなるもので、
    長さ方向に延びる巻芯部と、
    前記巻芯部の前記長さ方向の第1端部、第2端部にそれぞれ設けられた第1鍔部、第2鍔部と、
    を備え、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部の各々は、実装時において実装基板側に向く底面と、前記底面とは反対側の天面と、前記巻芯部側に向く内側端面と、前記内側端面とは反対側の外側端面と、を有し、
    前記外側端面の前記天面側には、凸状の段部が設けられ、
    前記巻芯部は、前記天面の向く方向と実質的に同じ方向に向く上面を有し、
    前記巻芯部の中心軸線が位置しかつ前記底面に直交する方向に延びる仮想の平面上で見たとき、前記天面を通る第1直線と前記上面を通る第2直線とは0.3度以上かつ5度以下の角度をもって前記外側端面より外側で交差している、
    巻線用コア。
  2. 前記仮想の平面上で見たとき、前記鍔部の前記内側端面と前記巻芯部の前記上面とは90度を超える角度をなしている、請求項1に記載の巻線用コア。
  3. 前記仮想の平面上で見たとき、前記鍔部の前記内側端面と前記巻芯部の前記上面とは95度以上かつ110度以下の角度をなしている、請求項2に記載の巻線用コア。
  4. 前記仮想の平面上で見たとき、前記鍔部の前記内側端面と前記巻芯部の前記上面とは104度以上かつ108度以下の角度をなしている、請求項3に記載の巻線用コア。
  5. 前記仮想の平面上で見たとき、前記鍔部の前記段部を除く前記外側端面を通る第3直線と前記第2直線とは前記外側端面側かつ前記天面側で90度未満の角度をなしている、請求項1ないし4のいずれかに記載の巻線用コア。
  6. 前記第3直線と前記第2直線とは前記外側端面側かつ前記天面側で85度以上かつ89.9度以下の角度をなしている、請求項5に記載の巻線用コア。
  7. 前記仮想の平面上で見たとき、前記鍔部の前記段部が形成する段差面を通る第4直線と前記第2直線とは前記外側端面側かつ前記天面側で90度未満の角度をなしている、請求項1ないし6のいずれかに記載の巻線用コア。
  8. 前記第4直線と前記第2直線とは前記外側端面側かつ前記天面側で85度以上かつ89.9度以下の角度をなしている、請求項7に記載の巻線用コア。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の巻線用コアと、
    前記巻芯部に巻回されたワイヤと、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部にそれぞれ設けられ、かつ前記ワイヤの端部が接続されている、端子電極と、
    を備える、
    巻線型コイル部品。
  10. 前記第1鍔部および前記第2鍔部の各々の前記天面間を連結するように配置された天板をさらに備える、請求項9に記載の巻線型コイル部品。
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