JP2017092349A - コイル装置 - Google Patents

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信雄 ▲高▼木
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Yasuhiro Oi
康裕 大井
祐 御子神
Yu Mikogami
祐 御子神
せつ 土田
Setsu Tsuchida
せつ 土田
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Abstract

【課題】ワイヤの先端位置又は製造時におけるワイヤの切断位置のばらつきを抑制し、製造ばらつきが少なく高い均一性を実現可能なコイル装置を提供する。
【解決手段】軸部21と軸部に接続する磁心端部22、26とを有する磁心と、軸部にワイヤを巻回してなるコイル部と、磁心端部に設けられ、良導体からなる電極部41、51と、を有する。電極部は、磁心端部におけるコイル部の中心軸Aに交差しない側面に設けられワイヤのワイヤ端部が固定される固定面42、52を有しており、固定面は、軸部から磁心端部へ向かう方向に関して、中心軸から遠ざかる方向に傾斜している。
【選択図】図3

Description

本発明は、パルストランス等として用いられるコイル装置に関し、より詳細には、表面実装用として好適に用いられるコイル装置に関する。
各種の電子・電気機器には、インダクタ素子やトランスとして多くのコイル装置が搭載されている。そのようなコイル装置には、近年の電子機器の小型化に対応するため、コイル装置自体の小型化に加えて、高密度実装を可能とする製造ばらつきの少ない良好な均一性や、表面実装への対応が求められている。このような観点から改善が求められている課題としては、例えば、コイル装置の製造工程においてワイヤを端子に固定する際、ハンダに対する濡れ性を悪化させる合金層(ワイヤの芯材と、端子に形成されたメッキ等とが反応したもの)が形成されることにより、コイル装置の表面実装性を低下させる問題がある。
そのような問題に対応した従来技術として、端子に段差のある複数の面を形成することにより、合金層が形成されにくい面を設ける技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2013−191694号公報
しかしながら、従来のコイル装置の製造方法では、電極部の固定部分から先の不要なワイヤを切断し、コイル装置から切り離す際、切断位置がばらつくことにより、コイル装置の均一性に悪影響を与えるという問題がある。また、ワイヤを加熱しながら切断する切断方法を採用している場合、このような切断位置のばらつきが生じることにより、ハンダに対する濡れ性を悪化させる合金層が、端子面に広がるという問題が発生する場合があった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、ワイヤの先端形状又は製造時におけるワイヤの切断位置のばらつきを抑制し、製造ばらつきが少なく高い均一性を実現可能なコイル装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るコイル装置は、軸部と前記軸部に接続する磁心端部とを有する磁心と、
前記軸部にワイヤを巻回してなるコイル部と、
前記磁心端部に設けられ、良導体からなる電極部と、を有し、
前記電極部は、前記磁心端部における前記コイル部の中心軸に交差しない側面に設けられ前記ワイヤのワイヤ端部が固定される固定面を有しており、
前記固定面は、前記軸部から前記磁心端部へ向かう方向に関して、前記中心軸から遠ざかる方向に傾斜していることを特徴とする。
本発明に係るコイル装置は、固定面が中心軸から遠ざかる方向に傾斜していることにより、ワイヤの切断位置を精度良く制御することが可能である。したがって、このようなコイル装置は、ワイヤの切断工程において切断位置にばらつきが生じることにより、狙いの切断位置より先端側のワイヤの芯材が端子の表面と反応し、本来なら形成したくない部分に合金層が形成される問題を防止できる。したがって、このようなコイル装置では、ハンダに対する濡れ性を悪化させる合金層が端子面に広がるという問題が防止されており、端子はハンダに対して好適な濡れ性を有するとともに、良好な表面実装性を有する。
また、例えば、前記ワイヤ端部は、先端に向かって前記中心軸の直交方向の厚みが薄くなる傾斜先端部を有してもよい。
傾斜先端部を有するコイル装置では、ワイヤの切断時において、本来切断されるべきワイヤの材料が、ワイヤ端部に引っ張られて端子面に付着する問題を防止することができる。したがって、このようなコイル装置は、ハンダに対する濡れ性を悪化させる合金層が端子面に広がらないように好適に制御されており、良好な均一性を有するとともに、端子面のハンダに対する濡れ性も、好適に確保することができる。
また、例えば、前記電極部は、前記磁心端部の前記側面であって前記軸部に対して前記固定面より遠い位置に設けられ、前記固定面における前記ワイヤ端部の先端が固定されている固定端より前記中心軸に対する距離が近い非固定面を有してもよい。
非固定面は、ワイヤの切断時やワイヤ固定時において加熱されるワイヤの加熱部分に対し、固定面より遠い位置に配置されている。したがって、このような非固定面を有する電極部を用いることにより、コイル装置の製造工程において、固定面の所定位置で容易にワイヤを切断することができる。また、たとえワイヤの切断位置がずれた場合にでも、ワイヤ端部がコイル装置の端面まで連続することを防止し、部品寸法精度がばらつく問題を防止できる。また、非固定面は、固定面に比べて合金層が形成されにくく、ハンダに対する濡れ性が良好である。そのため、このような非固定面を有するコイル装置は、良好な表面実装性を有する。
また、例えば、第1電極部と第2電極部とを含む少なくとも2つの前記電極部を有してもよく、
前記磁心は、前記軸部の両端部にそれぞれ接続する一対の前記磁心端部を有し、
一方の前記磁心端部には、前記ワイヤの一方の前記ワイヤ端部が固定される前記固定面である第1固定面を有する前記第1電極部が設けられてもよく、
他方の前記磁心端部には、前記ワイヤの他方の前記ワイヤ端部が固定される前記固定面である第2固定面を有する前記第2電極部が設けられてもよく、
前記第1固定面が設けられる前記磁心端部の前記側面と、前記第2固定面が設けられる前記磁心端部の前記側面とは、同一の平面上に位置していてもよい。
このようなコイル装置は、電極部の固定面側を実装面とすることができるので、電極部及びこれを含むコイル装置全体の小型化に対して有利である。また、上述のように電極部に合金層が形成される問題も防止されているので、このようなコイル装置は、表面実装に好適に用いることができる。
また、前記電極部は、金属端子金具であってもよい。
電極部が金属端子金具であるコイル装置は製造が容易であり、電極部の耐久性も良好であるため、このようなコイル装置は、良好で均質な品質を有する。
また、例えば、前記金属端子金具は、前記磁心端部の前記側面に接触する内側面を有してもよく、
前記固定面は、前記内側面に対して傾斜していてもよい。
電極部がこのような内側面を有する金属端子金具であるコイル装置は、電極部が磁心端部によって好適に支持されるため、ワイヤ切断工程における作業性が良好であり、良好な生産性と安定した品質を有する。
図1は本発明の第1実施形態に係るコイル装置の斜視図である。 図2は図1に示すコイル装置の本体磁心を表す斜視図である。 図3は図1に示すコイル装置の断面図である。 図4は図1に示すコイル装置における電極部周辺を拡大して表示した拡大断面図である。 図5はワイヤ端部の形成工程を表す概念図である。 図6はワイヤ端部の形成工程におけるワイヤ材料の切断位置周辺を拡大した模式拡大図である。 図7は第1変形例に係るコイル装置における電極部周辺を拡大して表示した拡大断面図である。 図8は第2変形例に係るコイル装置における電極部周辺を拡大して表示した拡大断面図である。 図9は第3変形例に係るコイル装置における電極部周辺を拡大して表示した拡大断面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコイル装置10の概略斜視図である。コイル装置10は、磁心としての本体コア20と、コイル部30と、電極部としての第1電極部41及び第2電極部51とを有する。また、コイル装置10は、本体コア20とともに磁路を形成する平板コア16を有する。実施形態で説明するコイル装置10は、表面実装に適したパルストランスであるが、本発明に係るコイル装置としてはこれに限定されず、インダクタ素子や、電圧変換用のトランス等であってもかまわない。なお、コイル装置10の図面では、説明の便宜上、実装状態において実装基板側を向く下側部分が、上方を向くように表示してあり、実装時の姿勢とは反転させて表示してある。
図2は、コイル装置10の本体コア20を表す斜視図である。本体コア20は、軸部21と、軸部21に接続する一対の磁心端部としての第1端部22及び第2端部26とを有する。第1端部22と第2端部26とは、軸部21の両端部にそれぞれ接続しており、本体コア20はドラム型コアを構成している。
第1端部22は、実装面側を向く下側面24と、下側面24の反対側の面である上側面25と、軸部21に接続する面と、軸部21に接続する面の反対側の面である端面23とを有しており、略直方体の外形状を有する。下側面24、上側面25は、コイル部30の中心軸Aに交差しない面であり、端面23は中心軸Aに交差する面である。下側面24には、段差のある凸面24aと凹面24bが形成されている。下側面24は、後述する第1電極部41の第1固定面42が設けられる面であり、さらに詳細には、第1固定面42は、下側面24のうち、中心軸Aから離れる方向に突出する凸面24aに設けられる(図1及び図3等参照)。凹面24bは、凸面24aより中心軸A側に凹んでおり、反対側の面である上側面25までの距離が、凸面24aより近い。
図2に示すように、第2端部26は、第1端部22に対して対称な略直方体の外形状を有しており、第1端部22と同様に、実装面側を向く下側面28と、下側面28の反対側の面である上側面29と、端面27等を有している。下側面28及び上側面29は、コイル部30の中心軸Aに交差しない面であり、端面27は中心軸Aに交差する面である。第2端部26の下側面28は、第2電極部51の第2固定面52が設けられる面であり、さらに詳細には、第2固定面52は、下側面28のうち、凸面28aに設けられる。凹面28bは、凸面28aより中心軸A側に凹んでおり、反対側の面である上側面29までの距離が、凸面28aより近い。
第1端部22の上側面25と第2端部26の上側面29とは、いずれも平坦面であり、同一面上に位置している。図1に示すように、直方体形状である平板コア16は、第1端部22の上側面25と第2端部26の上側面29に対して固定されており、コイル装置10では、本体コア20との間でループする閉磁路が形成される。コイル装置10の用途に応じて、平板コア16と本体コア20との間にはギャップが設けられても良く、また、コイル装置10は、平板コア16を用いない態様であってもよい。
本体コア20及び平板コア16は、Ni−Zn系フェライトや、Mn−Zn系フェライト、あるいは金属磁性体を含む磁性材料の焼結体または成形体で構成される。本体コア20と平板コア16とは、例えば接着剤等を用いて接合することができる。なお、コイル装置10を表面実装する際には、平板コア16の外側面(本体コア20が接合される面の反対面)を実装装置の吸着アームにより吸着することで、コイル装置10が実装位置に搬送される。
図1に示すように、コイル部30は、本体コア20の軸部21(図3参照)にワイヤ31、32、33、34を巻回してなる。コイル装置10のコイル部30は、4本のワイヤ31、32、33、34で構成されているが、コイル部30に含まれるワイヤの本数は特に限定されない。各ワイヤ31、32、33、34の一方のワイヤ端部であるワイヤ第1端部31a、32a、33a、34aは、軸部21に巻回されている部分から、本体コア20の第1端部22側へ引き出されており、第1電極部41に固定されている。また、各ワイヤ31、32、33、34の他方のワイヤ端部であるワイヤ第2端部31b、32b、33b、34bは、軸部21に巻回されている部分から、本体コア20の第2端部26側へ引き出されており、第2電極部51に固定されている。
ワイヤ31、32、33、34は、たとえば被覆導線で構成してあり、良導体からなる芯材を絶縁性の被覆膜で覆った構造を有している。ワイヤ31〜34の線径は特に限定されないが、好ましくは0.02〜0.1mmである。ワイヤ31〜34は、軸部21の周りに4層構造で巻回されており、ワイヤ31〜34で構成されるコイル部30の中心軸Aは、本体コア20の軸部21の中心軸と略一致する。ワイヤ31〜34を何層に巻回するかは、コイル装置10の要求特性等に応じて適宜変更すればよく、また各ワイヤ31〜34は、図1に示すように軸部21に密に巻かれていてもよく、一部隙間を開けて巻かれていてもよい。
図1に示すように、コイル装置10は、本体コア20の第1端部22に設けられる第1電極部41と、本体コア20の第2端部26に設けられる第2電極部51とを含む、少なくとも2つの電極部を有する。コイル装置10は、第1電極部41と第2電極部51とをそれぞれ3つずつ、合計6の電極部を有しているが、コイル装置10が有する電極部の数は、コイル装置10の機能や用途、ワイヤ数などに応じて適宜変更される。
第1電極部41は、ワイヤ31、32、33、34における一方のワイヤ端部であるワイヤ第1端部31a、32a、33a、34aのうち少なくとも1つが固定される第1固定面42を有している。図1に示すように、ワイヤ第1端部31a、32aは共通の第1電極部41の第1固定面42に固定されており、ワイヤ第1端部33a、34aについては、1つの第1電極部41の第1固定面42に対して、1つのワイヤ第1端部33a、34aが固定されている。コイル装置10では、3つの第1電極部41の形状は同一であるため、ワイヤ第1端部32a(及びワイヤ第1端部31a)が固定された第1電極部41について説明を行い、他の第1電極部41については説明を省略する。なお第1電極部41は、固定するワイヤ第1端部31a〜34aの数等に応じて、端子幅等の形状が互いに異なっていてもよい。
ワイヤ第1端部31a、32aが固定される第1固定面42は、図2に示す第1端部22の下側面24の凸面24aに設けられている。図3は、第1端部22及び第2端部26の上側面25、29に垂直であって、第1電極部41及び第2電極部51を通る断面によるコイル装置10の断面図である。ただし、図3では、ワイヤ端部32a、32bを除くコイル部30及び平板コア16は図示していない。
図3に示すように、第1固定面42が設けられる下側面24の凸面24a及び凹面24bは、中心軸Aに平行な方向に延びる面である。しかし、凸面24a及び凹面24bが中心軸Aに平行な方向に延びる面であるのに対して、第1固定面42は、軸部21から第1端部22へ向かう方向Bに関して中心軸Aに対して平行ではなく、傾斜している。
図4は、図3における第1電極部41の周辺を拡大した拡大断面図である。図4に示す第1固定面42は、軸部21から第1端部22へ向かう方向Bに関して、中心軸Aから遠ざかる方向に傾斜している。第1固定面42の傾斜角度αは、0度より大きく90度より小さければ特に限定されないが、3〜20度とすることが、ワイヤ第1端部32aの形状の均一性を高める観点から好ましい。
また、図4に示すように、第1固定面42に固定されるワイヤ第1端部32aは、先端に向かって中心軸Aの直交方向の厚みが薄くなる傾斜先端部32aaを有することが好ましい。なお、傾斜先端部32aaの効果については、ワイヤ32の固定方法とあわせて後述する。
また、第1電極部41は、第1端部22の下側面24であって、軸部21に対して第1固定面42より遠い位置に設けられる非固定面44を有している。非固定面44は、第1固定面42においてワイヤ第1端部32aの先端が固定されている固定端42aより中心軸A及び上側面25に対する距離が近い。このような非固定面44には、ワイヤ32を固定する際にワイヤ32の芯材と第1電極部41のメッキ層等が反応した合金層が形成されにくく、ハンダに対する濡れ性が良好である。
第1電極部41はL字状の金属端子金具であり、第1電極部41の延長部46は、第1端部22の端面23に接着材等で固定されている。金属端子で構成された第1電極部41は、コア本体に形成された印刷層やメッキ層等で構成される電極部にくらべて耐久性が高く、また、後述するワイヤ端部の形成工程においても破損等する恐れが少ないため良好な作業性を有する。
図1に示すように、第2電極部51は、ワイヤ31、32、33、34におけるワイヤ第2端部31b、32b、33b、34bのうち少なくとも1つが固定される第2固定面52を有している。ワイヤ第2端部33b、34bは共通の第2電極部51の第2固定面52に固定されており、ワイヤ第2端部31b、32bは、1つの第2電極部51の第2固定面52に対して、1つのワイヤ第2端部31b、32bが固定されている。3つの第2電極部51の形状は同一であるため、ワイヤ第2端部32bが固定された第2電極部51について説明を行い、他の第2電極部51については説明を省略する。また、第2電極部51の説明では、第1電極部41と共通の部分については説明を省略する。
ワイヤ第2端部32bが固定される第2固定面52は、図2に示す第2端部26の下側面28の凸面28aに設けられている。図3に示すように、第2固定面52は、軸部21から第2端部26へ向かう方向Cに関して、中心軸Aから遠ざかる方向に傾斜している。第2固定面52の傾斜角度については、第1固定面42の傾斜角度α(図4参照)と同様である。また、第2固定面52に固定されるワイヤ第2端部32bは、第1固定面42に固定されるワイヤ第1端部32aと同様に、先端に向かって中心軸Aの直交方向の厚みが薄くなる傾斜先端部を有することが好ましい。
さらに、第2電極部51は、第1電極部41と同様に、第2端部26の下側面28であって、軸部21に対して第2固定面52より遠い位置に設けられる非固定面54を有している。第2電極部51は、第1電極部41と同様にL字状の金属端子金具であり、第2電極部51の延長部56は、第2端部26の端面27に接着材等で固定されている。
第1電極部41及び第2電極部51は、例えば、金属または合金の板材に対して、曲げ加工やNiやSn等の表面メッキを行うことで形成することができるが、第1電極部41及び第2電極部51は、良導体で構成されていれば特に限定されない。
以下、コイル装置10の製造方法の一例を説明する。コイル装置10の製造では、まず軟磁性材料の磁性粉を成型して得られた本体コア20に、第1電極部41及び第2電極部51を固定する。図3に示すように、第1電極部41及び第2電極部51は、第1端部22及び第2端部26の端面23、27に、延長部46、56を接着することによって固定される。この際、第1端部22及び第2端部26の下側面24、28には接着剤が塗布されず、凸面24a、28a及び凹面24b、28bと第1電極部41及び第2電極部51とは接着されていない。これにより、接着剤が硬化して形成される接着剤硬化層の厚みがばらつくことにより、下側面24、28から第1及び第2電極部41、51の固定面42、52や非固定面44、54までの距離に、ばらつきが生じる問題を防止できる。
次に、第1〜第4ワイヤ31〜34の材料であるワイヤ材料を本体コア20の軸部21に巻回した後、その両端部を第1電極部41と第2電極部51とにそれぞれ固定して余剰部分を切断し、ワイヤ端部31a〜34a、31b〜34bを形成する(図3参照)。第1〜第4ワイヤの材料であるワイヤ材料としては、たとえば、銅(Cu)などの良導体からなる芯材を、イミド変成ポリウレタンなどからなる絶縁材で覆い、さらに最表面をポリエステルなどの薄い樹脂膜で覆ったものを用いることができる。
図5は、ワイヤ第1端部32aを形成する工程を説明した概念図である。なお、他のワイヤ第1端部31a、33a、34aの形成方法も、ワイヤ第1端部32aと同様である。図5(a)に示すように、ワイヤ32の材料であるワイヤ材料70は、本体コア20の軸部21に巻回されたのち、軸部21から第1端部22へ向かう方向Bに引き出される。この際、ワイヤ材料70は、第1電極部41の第1固定面42に沿って引き出され、ワイヤ材料70の一部が第1固定面42に接触した状態となる。なお、ワイヤ材料70の端部は、所定の引張力で方向Bに引っ張られている。
次に、図5(b)に示すように、ヒータチップ80を第1電極部41の第1固定面42に近づけていき、ヒータチップ80と第1固定面42の間にワイヤ材料70を挟み込む。さらに、ヒータチップ80を第1固定面42の間に押し当てていくことにより、ワイヤ材料70の一部が溶融して第1固定面42に接合される。この際、ワイヤ材料70の芯材(Cu)と端子面のめっき膜(Ni及びSn)とが合金化し、ワイヤと電極部との境界領域に合金層を形成することにより、十分な接合力が得られる。さらにヒータチップ80の移動およびワイヤ材料70の加熱が進行することにより、ヒータチップ80と第1固定面42の間に挟まれたワイヤ材料70が切断され、ワイヤ第1端部32aが形成される。切断後、ワイヤ第1端部31aから先の余剰部分70aは、引張力により第1固定面42の延長方向に離脱する。なお、このような接合・切断方法は、接合と切断を一つの工程で行うことができるため効率が良く、ワイヤ31〜34の線径が細い場合に特に有効である。
図6は、ヒータチップ80によりワイヤ材料70を切断する切断時の状態を説明するための拡大図である。上述したワイヤ第1端部32aの形成工程では、ヒータチップ80の下面80aを、第1端部22の下側面24、特に凸面24aに対して略平行な状態を保ちながら、第1電極部41の第1固定面42に近づけていく。この際、第1固定面42は、中心軸A及び凸面24aに対して傾斜しているため、第1固定面42とヒータチップ80の下面80aとの間の空間はくさび形となる。したがって、第1固定面42とヒータチップ80の下面80aとの間に挟まれて固定されることにより形成されるワイヤ第1端部32aには、先端に向かって中心軸Aの直交方向の厚みが薄くなる傾斜先端部32aaが形成される。ワイヤ第1端部32aが傾斜先端部32aaを有することにより、ワイヤ第1端部32aの形状及びワイヤ第1端部32aの周辺に形成される合金層の形成範囲を均一化することができる。
また、第1固定面42は、方向Bに関して、中心軸Aから遠ざかる方向、すなわちヒータチップ80の下面80aに近づく方向に傾斜している。そのため、ワイヤ材料70は、軸部21から遠い側の下面80aの端部近傍で精度よく切断され、固定端42aの位置がばらつく問題を防止できる。また、固定端42aの位置が精度よく定まることにより、第1固定面42に対して段差のある非固定面44にまで合金層が広がる問題を、確実に防止できる。さらに、図5(b)に示すように、ワイヤ材料70の切断直後、ワイヤ第1端部32aから先の余剰部分70aは、中心軸Aから離れる方向に離脱するため、余剰部分70aが誤って非固定面44に付着する問題を防止できる。
なお、図6に示すように、第1電極部41の第1固定面42は、第1端部22における下側面24の凸面24aに接触する内側面43に対して傾斜しており、内側面43が凸面24a及び下側面24と平行であることが好ましい。内側面43が凸面24aと平行であることにより、第1固定面42が凸面24aに安定的に支持され、ワイヤ第1端部32aの形成時における作業性が向上するとともに、第1電極部41の塑性変形を防止して形状精度の向上に資する。
図1に示すワイヤ第2端部31b〜34bについても、図5及び図6を用いて説明したワイヤ第1端部32aと同様にして形成される。最後に、第1電極部41、第2電極部51及びコイル部30が形成された本体コア20に対して、平板コア16を固定することにより、コイル装置10を得る。
以上のようなコイル装置10は、ワイヤ端部31a〜34a、31b〜34bが固定されている第1及び第2固定面42、52が、軸部21から第1端部22又は第2端部26へ向かう方向に関して、中心軸Aから遠ざかる方向に傾斜している。これにより、ワイヤ切断工程における切断位置や、ワイヤ端部31a〜34a、31b〜34bの形状にばらつきが生じる問題を防止でき、コイル装置10は、製造ばらつきが少なく精度の高い外形状を有し、安定した品質を有する。
また、ワイヤ切断工程における切断位置がばらつくと、ワイヤ31〜34の芯材と第1及び第2電極部41、51のメッキ層とが反応した合金層が過剰に形成され、第1及び第2電極部41、51のハンダに対する濡れ性を悪化させる可能性がある。しかし、コイル装置10は、ワイヤ材料70の切断位置およびワイヤ端部31a〜34a、31b〜34bの形状を高精度に制御できるため、過剰に合金層が形成されることを防止し、第1及び第2電極部41、51のハンダに対する濡れ性を良好に保つことができる。したがって、コイル装置10は、良好な実装性を奏する。
また、コイル装置10では、第1固定面42が設けられる第1端部22の下側面24の凸面24aと、第2固定面52が設けられる第2端部26の下側面28の凸面28aとが、同一の面に位置する。このため、コイル装置10は、第1固定面42及び第2固定面52が設けられる側を、基板等に実施する際の実装面とすることができる。コイル装置10は、第1固定面42及び第2固定面52が設けられる側を実装面とする場合であっても、第1及び第2電極部41、51のハンダに対する濡れ性を良好に保ち、良好な実装性を奏する。また、第1固定面42及び第2固定面52が、図3に示すような非固定面44、54を有することは、第1固定面42及び第2固定面52が設けられる側を実装面とする場合に、特に好ましい。このような場合、非固定面44、54は、実装基板のランドと第1及び第2電極部41、51との間の良好なハンダフィレットの形成に寄与する。
以上のように、実施形態に係るコイル装置10を用いて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、多くの他の実施形態や変形例を有することは言うまでもない。
図7は、第1変形例に係るコイル装置に含まれる第1電極部141を表す断面図である。本体コア20の第1端部22に固定される第1電極部141は、ワイヤ第1端部132aが固定される第1固定面142を有しており、その第1固定面142の一部142aが、軸部21から第1端部22へ向かう方向Bに関して、中心軸から遠ざかる方向に傾斜している。このように、第1固定面142(又は第2電極部)の一部142aが傾斜している態様でも、ワイヤ材料の切断位置およびワイヤ端部の形状を精度良く制御することが可能である。ただし、図4に示すように、少なくとも固定端42aの位置が傾斜していることが好ましく、第1固定面142全体が傾斜していることがさらに好ましい。
図8は、第2変形例に係るコイル装置に含まれる第1電極部241を表す断面図である。図8に示す第1電極部241は、本体コアの第1端部222に、メッキ層により形成されている。メッキ層は、無電解メッキ等により形成することができるが、メッキ層の形成方法は特に限定されない。メッキにより形成された第1電極部241は、ワイヤ第1端部232aが固定される第1固定面242を有しており、第1固定面242は、方向Bに関して中心軸から遠ざかる方向に傾斜している。このように、第1電極部241がメッキ層で構成される場合であっても、第1端部222の下側面224を斜めに形成しておくことにより、中心軸に対して傾斜した固定面を形成できる。
図9は、第3変形例に係るコイル装置に含まれる第1電極部341を表す断面図である。図9に示す第1電極部341は、本体コアの第1端部322に、Agなどの導電金属のペースト層及びペースト層を覆うメッキ層により構成されている。ペースト及びメッキにより形成された第1電極部341は、ワイヤ第1端部332aが固定される第1固定面342を有しており、その第1固定面342の一部342aが、方向Bに関して、中心軸から遠ざかる方向に傾斜している。第1電極部341がペースト層とメッキ層から構成される場合であっても、第1端部322の下側面324の一部を傾斜させておくことにより、中心軸に対して傾斜した固定面を形成できる。
なお、金属端子金具以外の第1及び第2電極部としては、上述した第1電極部241、341の他にも、Ag及びエポキシ樹脂の混合物を用いた樹脂電極の表面にメッキ層を形成したものや、Ni等のスパッタ層にメッキ層を重ねたもの等が挙げられる。このような第2変形例及び第3変形例に係るコイル装置でも、ワイヤの切断位置及びワイヤ第1端部232a、332aの形状を、精度良く制御することが可能である。
10…コイル装置
16…平板コア
20…本体コア
21…軸部
22…第1端部
26…第2端部
23、27…端面
24、28…下側面
24a、28a…凸面
24b、28b…凹面
29…上側面
30…コイル部
31、32、33、34…ワイヤ
31a、32a、33a、34a…ワイヤ第1端部
31b、32b、33b、34b…ワイヤ第2端部
41…第1電極部
42…第1固定面
51…第2電極部
52…第2固定面
42a…固定端
43…内側面
44、54…非固定面
46、56…延長部
A…中心軸
70…ワイヤ材料
70a…余剰部分
80…ヒータチップ

Claims (6)

  1. 軸部と前記軸部に接続する磁心端部とを有する磁心と、
    前記軸部にワイヤを巻回してなるコイル部と、
    前記磁心端部に設けられ、良導体からなる電極部と、を有し、
    前記電極部は、前記磁心端部における前記コイル部の中心軸に交差しない側面に設けられ前記ワイヤのワイヤ端部が固定される固定面を有しており、
    前記固定面は、前記軸部から前記磁心端部へ向かう方向に関して、前記中心軸から遠ざかる方向に傾斜していることを特徴とするコイル装置。
  2. 前記ワイヤ端部は、先端に向かって前記中心軸の直交方向の厚みが薄くなる傾斜先端部を有することを特徴とする請求項1に記載のコイル装置。
  3. 前記電極部は、前記磁心端部の前記側面であって前記軸部に対して前記固定面より遠い位置に設けられ、前記固定面における前記ワイヤ端部の先端が固定されている固定端より前記中心軸に対する距離が近い非固定面を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコイル装置。
  4. 第1電極部と第2電極部とを含む少なくとも2つの前記電極部を有し、
    前記磁心は、前記軸部の両端部にそれぞれ接続する一対の前記磁心端部を有し、
    一方の前記磁心端部には、前記ワイヤの一方の前記ワイヤ端部が固定される前記固定面である第1固定面を有する前記第1電極部が設けられており、
    他方の前記磁心端部には、前記ワイヤの他方の前記ワイヤ端部が固定される前記固定面である第2固定面を有する前記第2電極部が設けられており、
    前記第1固定面が設けられる前記磁心端部の前記側面と、前記第2固定面が設けられる前記磁心端部の前記側面とは、同一の平面上に位置していることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のコイル装置。
  5. 前記電極部は、金属端子金具であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のコイル装置。
  6. 前記金属端子金具は、前記磁心端部の前記側面に接触する内側面を有しており、
    前記固定面は、前記内側面に対して傾斜していることを特徴とする請求項5に記載のコイル装置。
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