JP4758054B2 - 巻線型コイル部品およびコイルの導線と金属端子の接続方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、導線を巻回形成して成るコイルを有する巻線型コイル部品およびコイルの導線と金属端子の接続方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】
図6には巻線型コイル部品の一例が示されている(特許文献1参照)。この巻線型コイル部品20は回路基板等に表面実装されて回路に組み込まれる表面実装タイプのものである。当該巻線型コイル部品20では、コイルボビン21に巻線22が巻回されてコイル23が形成されている。コイルボビン21には金属端子24が取り付けられており、この金属端子24には、コイル23を形成している巻線22の端部22aが絡げられ、当該金属端子24と巻線端部22aとは溶接により接続されている。例えば、巻線型コイル部品20が回路基板の設定位置に表面実装されることにより、コイル23はその金属端子24を介して外部の回路と接続することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−93746号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば電源装置の回路に組み込むことができるコイル部品として、より大きな電流を通電させることができるコイル部品が要求されている。この要求に応えて、コイル23の巻線22を太径化したものがある。
【0005】
しかしながら、この太径化によって次に示すような問題が生じる。その問題とは、例えば、巻線型コイル部品20等の表面実装型部品には小型化が要求されている。この要求に応えるためには、巻線型コイル部品20の例えば金属端子24の大きさを大きくすることは難しい。このような状況の中で巻線22を太径化するので、金属端子24の大きさに対して巻線22の太さが太すぎて、巻線端部22aを金属端子24に絡げることが困難となるという事態が発生する。また、巻線端部22aを金属端子24に絡げることができたとしても、巻線端部22aが太いために、巻線端部22aと金属端子24の接続部分が大きくなってしまい、巻線型コイル部品20の小型化を妨げるという問題が生じる。
【0006】
さらに、巻線端部22aと金属端子24を溶接する際に、巻線端部22aが太いと、当該巻線端部22aを溶融させるために必要なエネルギーが増大する。さらにまた、溶接時に巻線端部22aに供給される熱量が増加するので、巻線端部22aから巻線22の他の部位に伝導する熱量が増加する。コイル23の巻線22は、導線に被覆が施されている被覆導線であり、巻線端部22aはその被覆導線の被覆が除去されて金属端子24と溶接する。この巻線端部22aから過剰な熱が巻線22の他の部位(つまり、被覆が施されている部分)に伝熱されると、その熱によって巻線22の被覆が熱劣化してショート問題が発生する虞がある。
【0007】
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、巻線型コイル部品の小型化を図りながら、コイルの導線と金属端子の溶接に起因した問題を防止して、コイルの導線と金属端子を良好に接続することができる巻線型コイル部品およびコイルの導線と金属端子の接続方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決するための手段としている。すなわち、この発明の巻線型コイル部品は、導線を巻回形成して成るコイルと、このコイルの導線端部に接続されコイルを外部と接続させるための金属端子とを有する巻線型コイル部品において、コイルの導線端部は体積の少なくとも25%を除去することにより細く加工形成されており、そのコイルの導線端部の細く加工形成された部位に前記金属端子を周回方向に沿わせて巻き付く形態で接触させて、当該コイルの導線端部と金属端子は溶接により接続されていることを特徴としている。
【0009】
また、この発明のコイルの導線と金属端子の接続方法は、コイルを形成する導線端部を切削して細くし、然る後に、その細く加工された導線端部に金属端子を周回方向に沿わせて巻き付く形態で接触させ、その導線端部と金属端子の接触部分を溶接により接合させることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
【0011】
この実施形態例の巻線型コイル部品は、図3に示すように、巻線2が巻回形成されて成るコイル3が磁性材料から成るブロック体4の内部に埋設されている構成を有する。巻線2は、銅や銀や金等の導線に、ポリウレタン等の絶縁材料の被覆が施されている被覆導線である。当該被覆導線の直径は0.6mm以上、かつ、1.5mm以下の範囲内の寸法となっている。この実施形態例では、巻線2は、例えば、13mm×13mm以下の面積の領域内に収まるように巻回されてコイル3を形成している。
【0012】
この巻線型コイル部品1には、コイル3を外部と接続させるために金属端子5(5a,5b)が設けられている。コイル3の巻線2の両端部6a,6bはそれぞれ被覆が除去されて導線が剥き出しになっており、これら裸導線部分6a,6bにそれぞれ金属端子5a,5bの一部が溶接されている。このコイル端部の裸導線部分6a,6bと金属端子5a,5bとの溶接部分はブロック体4の内部に埋設されている。また、金属端子5a,5bの一部はブロック体4の外部に露出して配設されている。この金属端子5a,5bの外部露出部分は、ブロック体4の側面に沿って配置され、さらに、その先端部は底面側に折り曲げられている。この実施形態例の巻線型コイル部品1は表面実装型部品であり、その金属端子5a,5bの底面側に配置された部分が回路基板の回路に接続するための外部接続部と成している。
【0013】
この実施形態例において特徴的なことの一つは、図1に示されるように、コイル3の巻線2の端部の裸導線部分6a,6bにおいて、金属端子5と接続する部分7a,7bが切削加工により細くなっていることである。なお、図1中の符号10は巻線2の被覆を示している。
【0014】
その金属端子5と接続する導線端部7a,7bにおいて、切削加工により除去する量は、巻線2の裸導線の径や金属端子5の大きさや厚み等の様々な条件によって定めるものであり、特に限定されるものではないが、その一例を挙げると、例えば、加工前の体積の例えば25%以上を切削により除去する。つまり、金属端子5と接続する導線端部7a,7bは、切削加工により、切削加工前の体積の例えば75%以下の体積に減少させる。
【0015】
金属端子5a,5bと接続する巻線2の端部7a,7bの切削加工手法としては、例えば、鉛筆削りのように切削していく手法がある。また、裸導線部分6a,6bの先端部を潰し、これにより平たくなった導線端部の両側を除去する手法もある。この場合には、切削加工が施された部分は断面形状が略四角形状となる。このように、導線端部を切削する手法には様々な手法があり、ここでは、何れの手法を採用してもよい。
【0016】
この実施形態例では、巻線2の太径化のために、金属端子5a,5bの大きさに対して巻線2が太すぎるので、巻線2を金属端子5a,5bに絡げるのは難しい。このため、図2に示されるように、巻線2に金属端子5a,5bを巻き付ける構成とした。この実施形態例では、巻線2の導線端部7a,7bは切削加工により細くなっており、金属端子5a,5bは、その細径化されている導線部分7a,7bの周面に周回方向に沿って巻き付けられ、かしめられた後に、例えばアーク溶接により接合されている。なお、図2中において、符号12はアーク溶接の際に使用される電極を示し、符号13は、アースを示している。
【0017】
この実施形態例によれば、コイル3の巻線2は、太径化によって、金属端子5a,5bの大きさに対して太くなっているので、金属端子5a,5bに巻線2を絡げるのではなく、巻線2に金属端子を巻き付ける構成とした。これにより、巻線型コイル部品1の大型化を回避しつつ、巻線2の端部7a,7bと金属端子5a,5bを強固に溶接することができる。
【0018】
また、この実施形態例では、金属端子5a,5bと接続するコイル3の導線端部7a,7bが細くなっているので、溶接する際に加熱される導線部分7a,7bの体積が減少し、これにより、溶接時に要するエネルギーの削減を図ることができる。また、溶接の際に、コイル3の導線端部7a,7bに供給される熱量が少なくなるので、その導線端部7a,7bから巻線2の他の部位に伝導する熱量が減少する。これにより、溶接時の加熱に起因した巻線2の被覆の熱劣化を防止することができる。これにより、コイル3の巻線2のショート問題を回避することができる。
【0019】
以下に、この巻線型コイル部品1の製造工程の一例を図4に基づいて説明する。例えば、まず、図4(a)に示されるように、巻線2を巻回形成してコイル3を形成する。そして、このコイル3の巻線2の巻き終わり端部と巻き始め端部の両方の端部の被覆を除去して前記したような切削加工を施して細くする。あるいは、コイル3の形成に必要な長さが分かっている場合には、例えば、そのコイル形成に必要な長さ分の巻線2を用意する。そして、その巻線2の両端部の被覆を除去し、切削加工して細くしてから、その巻線2を巻回してコイル3を形成してもよい。
【0020】
そのコイル3の巻線2の両端部7a,7bのそれぞれに金属端子5a,5bを巻き付けて面接触させ、その後、かしめる。そして、然る後に、アーク溶接により巻線2の端部7a,7bと金属端子5a,5bとの接触部分を溶接する。
【0021】
然る後に、そのコイル3および金属端子5a,5bを金型内に設置する。そして、その金型内に磁性材粉を充填する。例えば、その磁性材粉は、純鉄系粉末やセンダスト粉末の表面に樹脂層が形成されているものである。その磁性材粉は、巻線型コイル部品1のインダクタンス特性の向上を図る観点から、その平均粒径が20μm以下のものが好ましい。
【0022】
その後、例えば1〜10t/cm2の範囲内の圧力でもって磁性材粉を加圧成形し、熱処理して、図4(b)に示すように、コイル3を埋設した磁性材料のブロック体4を成形する。このブロック体4からは金属端子5a,5bの外部接続部分が突出している。
【0023】
然る後に、図4(c)に示されるように、そのブロック体4から突出している金属端子5a,5bの部分をブロック体4の面に沿うように折り曲げる。このようにして、巻線型コイル部品1を製造することができる。
【0024】
なお、この発明はこの実施形態例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、この実施形態例では、金属端子5a,5bは、それぞれ、切削加工が施された導線端部7a,7bの周面の全周に渡って巻き付けられて当該導線端部7a,7bと溶接されていたが、例えば、金属端子5a,5bは、図5に示されるように、導線端部7a,7bの周面の一部分に周回方向に沿って面接触して溶接されている構成としてもよいし、例えば溶接強度を強くできる場合には、金属端子5a,5bは、導線端部7a,7bに線接触状に溶接されている構成としてもよい。
【0025】
また、この実施形態例では、巻線2は13mm×13mm以下の面積の領域内に収まるように巻回してコイル3を形成していたが、コイル3の大きさは限定されるものではない。さらに、この実施形態例では、巻線2は断面が円形状であったが、巻線2の形状はこの実施形態例に示した形状に限定されず、例えば、断面形状が四角形状の巻線2等を用いてもよい。さらに、この実施形態例では、巻線2はその直径が0.6mm以上、かつ、1.5mm以下の範囲内の寸法であったが、その範囲から外れている太さを持つ巻線2を採用した巻線型コイル部品にあっても、その巻線2における金属端子と接続する導線端部を切削加工により細くしてもよい。
【0026】
さらに、この実施形態例の巻線型コイル部品1では、コイル3の導線端部7a,7bと金属端子5a,5bの接続部分はブロック体4の内部に埋設されていたが、例えば、ブロック体4の外部に配置されていてもよい。
【0027】
さらに、この実施形態例では、コイル3は、ブロック体4の内部に埋設されている例を示したが、この発明は、例えば、コイル3にコア部材が装着されている等の他の形態の巻線型コイル部品にも適用することができるものである。
【0028】
【発明の効果】
この発明によれば、金属端子と溶接するコイルの導線端部は、切削加工が施されて細くなっているので、金属端子と溶接する導線端部の体積が減少し、これにより、溶接時に要するエネルギーの削減を図ることができる。また、溶接する際に、コイルの導線端部に供給される熱量が少なくなるので、その導線端部からコイルの他の例えば被覆が施されている部位に伝導される熱量が減少する。このため、溶接時の導線加熱に起因したコイル導線の被覆の熱劣化を防止することができる。これにより、コイルの導線ショート問題を抑えることができる。
【0029】
また、例えばコイルの導線の直径が0.6mm以上、かつ、1.5mm以下の範囲内の寸法であるという如く、コイルの導線が太径化されている場合には、金属端子と溶接する導線端部の体積が大きいので、溶接に起因したエネルギー問題やショート問題が発生し易い。これに対して、この発明では、金属端子と溶接するコイル導線端部を細くするので、コイルの導線が太くなっても、溶接に起因した問題発生を抑制することができる。
【0030】
さらに、この発明によれば、コイルの導線の太径化によって、金属端子の大きさに対するコイルの導線の太さが太すぎる場合であっても、切削加工されたコイルの導線端部の細く加工形成された部位に金属端子を周回方向に沿わせて巻き付く形態で接触させて溶接することにより、金属端子とコイル導線端部との接続部分を小さくできる。これにより、巻線型コイル部品の大型化を防止することができる。また、金属端子とコイル導線端部がコイルの導線端部の周面の少なくとも一部分に周回方向に沿って面接触することにより、金属端子とコイル導線端部とを良好に強固に溶接させることができる。したがって、太径の導線から成るコイルを有して大電流通電可能な巻線型コイル部品において、金属端子とコイル導線端部の接続の信頼性が高く、しかも、小型な巻線型コイル部品を提供することができる。
【0031】
コイルの導線端部と金属端子がアーク溶接により接続されているものにあっては、前記したような溶接に起因したエネルギー問題やショート問題が発生し易いので、このような場合に、この発明は非常に有効である。
【0032】
また、表面実装タイプのもの、例えば、コイルは磁性材料から成るブロック体の内部に埋設されている構成を有する巻線型コイル部品は、部品自体の大きさが小さいものであるので、溶接に起因した問題や、コイルの導線の太径化に起因した問題が生じ易いが、この発明の構成を採用することにより、巻線型コイル部品の小型化を図りつつ、そのような問題発生を抑制することができる。
【0033】
さらに、その巻線型コイル部品のブロック体の磁性材料が金属磁性材料により構成されているものにあっては、巻線型コイル部品のインダクタンス特性等の特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における特有な構成の一例を説明するための図である。
【図2】実施形態例の巻線型コイル部品においてコイルの導線端部と金属端子との溶接接続の一例を説明するための図である。
【図3】実施形態例の巻線型コイル部品を模式的に示す斜視図である。
【図4】実施形態例の巻線型コイル部品の製造工程の一例を説明するための図である。
【図5】その他の実施形態例を説明するための図である。
【図6】巻線型コイル部品の一従来例を示すモデル図である。
【符号の説明】
1 巻線型コイル部品
2 巻線
3 コイル
4 ブロック体
5a,5b 金属端子
7a,7b 金属端子接続導線部分
Claims (7)
- 導線を巻回形成して成るコイルと、このコイルの導線端部に接続されコイルを外部と接続させるための金属端子とを有する巻線型コイル部品において、コイルの導線端部は体積の少なくとも25%を除去することにより細く加工形成されており、そのコイルの導線端部の細く加工形成された部位に前記金属端子を周回方向に沿わせて巻き付く形態で接触させて、当該コイルの導線端部と金属端子は溶接により接続されていることを特徴とする巻線型コイル部品。
- 金属端子は、切削加工が施された導線端部の周面の少なくとも一部分に周回方向に沿って面接触して溶接されていることを特徴とする請求項1記載の巻線型コイル部品。
- コイルを形成する導線の直径は、0.6mm以上、かつ、1.5mm以下の範囲内の寸法であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の巻線型コイル部品。
- コイルの導線端部と金属端子は、アーク溶接により接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の巻線型コイル部品。
- コイルは磁性材料から成るブロック体の内部に埋設される構成と成し、コイルの導線端部と金属端子の溶接部分は前記ブロック体の内部に埋設され、金属端子の外部接続部がブロック体の外部に露出して配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の巻線型コイル部品。
- コイルを埋設しているブロック体の磁性材料は金属磁性材料と成し、ブロック体はプレス成形により形成されていることを特徴とする請求項5記載の巻線型コイル部品。
- コイルを形成する導線端部を切削して細くし、然る後に、その細く加工された導線端部に金属端子を周回方向に沿わせて巻き付く形態で接触させ、その導線端部と金属端子の接触部分を溶接により接合させることを特徴とするコイルの導線と金属端子の接続方法。
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