JP2003282333A - コイル封入圧粉磁芯 - Google Patents
コイル封入圧粉磁芯Info
- Publication number
- JP2003282333A JP2003282333A JP2002089882A JP2002089882A JP2003282333A JP 2003282333 A JP2003282333 A JP 2003282333A JP 2002089882 A JP2002089882 A JP 2002089882A JP 2002089882 A JP2002089882 A JP 2002089882A JP 2003282333 A JP2003282333 A JP 2003282333A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- dust core
- winding
- wire
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
向上させたコイル封入圧粉磁芯を提供する。 【解決手段】 絶縁材をコーティングした強磁性金属粒
子からなる磁性粉末中に、コイル21を埋め込んだコイ
ル封入圧粉磁芯において、前記コイル21がプレス方向
に対し概略垂直な平面上に巻かれた1層巻線又は2層以
上の巻線層からなり、前記コイル21の2本の引出線2
3A,23Bが前記1層巻線又は2層以上の巻線層の上
層又は下層を横切らないで引き出されている。前記引出
線23A,23Bの先端部をつぶして幅広部を形成し、
該幅広部にて前記磁性粉末からなる圧粉磁芯部25の外
部に位置する外部端子24を形成することができる。
Description
インダクタ、その他の電子機器に用いるコイル封入圧粉
磁芯に係り、とくに引出線と巻線間のショート(短絡)
発生を防止したコイル封入圧粉磁芯に関する。
小型(低背)で大電流に対応した圧粉磁芯が要求されて
いる。圧粉磁芯の材料には、フェライト粉末や強磁性金
属粉末が用いられている。
して飽和磁束密度が大きいため、直流重畳特性が高磁界
まで保たれ、大電流を必要とする用途に適している。
め、コイルと磁性粉が一体になったコイルが提案されて
いる。この構造のインダクタを、本明細書では、コイル
封入圧粉磁芯と呼ぶ。
提案されている。例えば、特開平5−291046号公
報には、絶縁被覆した市販電線に外部電極を接続し、市
販電線を巻回した巻線全体を絶縁被膜で覆い、さらにそ
れらを包み込むように磁性粉末とともに成形することが
開示されている。
末の間の絶縁は確保されるが、導線間の絶縁は、市販電
線の薄い絶縁被膜のみで保たれているため、巻線時の
傷、又はリフロー時の応力疲労(クレージング:crazin
g)による被膜破れにより、導線間のショート不具合が
発生することが問題となっていた。
には、成形方法について明確な記述がないが、例えば、
コイル封入圧粉磁芯の製造方法として、特許第3108
931号公報に、粉末成形機を用いる方法が開示されて
いる。この場合、導線間のプレス方向に強圧が加わり、
導線の絶縁被膜がダメージを受け、導線間のショート不
具合が多発していた。
には、平角導線を使用し、引き出し線をコイルの上と下
から引き出している例が示されている。図11は同様の
構造の平角導線を用いたコイル封入圧粉磁芯の従来例で
あり、図11(A)は平面図、(B)は正断面図であ
る。図において、1はコイル、5は圧粉磁芯部(圧粉
体)であり、圧粉磁芯部5はコイル1に継線された電極
端子4の外部導出部分を除き当該コイル1及び電極端子
4の周囲を覆っている。前記コイル1は、絶縁被膜され
た平角導線2(平角銅線)をエッジワイズ状に数ターン
巻線したもの、すなわち、厚さ方向に積層しかつ幅方向
に湾曲状に曲げて筒状に数ターン巻回したものである
(プレス方向に対し概略垂直な平面上には巻かれておら
ず、プレス方向に巻線は積層される構造である)。
向に巻いているが、極薄の平角導線の加工が困難なこと
から、巻数を増やすことができず、大きなインダクタン
スを得ることができなかった。
芯の他の従来例であり、11はコイル、15は圧粉磁芯
部(圧粉体)であり、圧粉磁芯部15はコイル11に継
線された電極端子14の外部導出部分を除き当該コイル
11及び電極端子14の周囲を覆っている。前記コイル
11は、絶縁被覆された丸導線12を円筒状に巻回した
もので、4層の円筒状巻線部分からなる(プレス方向に
対し概略垂直な平面上には巻かれておらず、プレス方向
に巻線は積層される構造である)。なお、巻線部分から
の引出線13A,13Bは電極端子14にはんだ付け等
で接続されるが、内周側の巻線部分からの引出線13B
は外周側の巻線部分の下を横切ることになる。
外周側の巻線部分の導線と交差する点でショート不具合
が発生し易い問題がある。
引き出す巻き方として特開平11−135344号公報
の図7に示されるアルファ巻きがあるが、この図7では
磁芯としてポット型コアを用いるため、導線同士に圧力
が加わることの配慮がなく、このため引出線が互いに公
差している箇所がある。
は、小型で大きなインダクタンスが得られる構造である
が、磁性粉末中にコイルが挿入され、粉末成形法によ
り、3〜10トン/cm2(但し、1トン/cm2 =9.8
×107Pa)の高圧成形でプレスされるため、コイル
導線間のショート不具合が問題となっていた。
ート不具合を防止し、信頼性を向上させたコイル封入圧
粉磁芯を提供することを目的とする。
の実施の形態において明らかにする。
イルのショート不具合を解析した結果、ショート箇所は
コイルの引出線がコイル巻線部分の導線を横切る箇所に
集中していることが判明した。その理由は、導線同士が
横切る箇所は点接触となり、上からのプレス圧力で導線
が変形し、その被膜にダメージを受けるためと推定され
る。従って、コイルの巻線部分からの引出線が、当該巻
線部分の導線の上層又は下層を横切らない構造となって
いれば、導線間のショートが防げると考えられる。
コーティングした強磁性金属粒子からなる磁性粉末中
に、コイルを埋め込んだコイル封入圧粉磁芯において、
前記コイルがプレス方向に対し概略垂直な平面上に巻か
れた1層巻線又は2層以上の巻線層からなり、前記コイ
ルの2本の引出線が前記1層巻線又は2層以上の巻線層
の上層又は下層を横切らないで引き出された構成として
いる。
磁芯は、請求項1において、前記コイルが2層以上の巻
線層からなり、前記巻線層間に厚さ0.006mm〜0.5
mmの絶縁シートを挟んでなることを特徴としている。
磁芯は、請求項1又は2において、前記引出線の先端部
をつぶして幅広部を形成し、前記磁性粉末からなる圧粉
磁芯部の外部にて前記幅広部に外部端子を溶接により接
続したことを特徴としている。
磁芯は、請求項1又は2において、前記磁性粉末からな
る圧粉磁芯部の外部にて、前記引出線の先端部を外部端
子に開けられた穴に通してはんだ接続したことを特徴と
している。
磁芯は、請求項1又は2において、前記引出線の先端部
をつぶして幅広部を形成し、該幅広部にて前記磁性粉末
からなる圧粉磁芯部の外部に位置する外部端子を形成し
たことを特徴としている。
粉磁芯の実施の形態を図面に従って説明する。
第1の実施の形態であり、図1(A)は平面図、(B)
は正断面図を示す。この図において、21はコイル、2
5は圧粉磁芯部(圧粉体)であり、コイル21は絶縁被
覆された丸導線(丸銅線)22を圧粉磁芯部25のプレ
ス方向に対し概略垂直な平面上に巻いた1層巻線(図示
の場合、蛇行した配線)となっている。また、コイル2
1の引出線23A,23Bの先端部は機械的に幅広につ
ぶされた幅広部となっており、これが外部電極端子24
を直接構成しており、前記圧粉磁芯部25は外部電極端
子24を除きコイル21の周囲を覆っている。図示の通
り、2本の引出線23A,23Bは巻線部分を横切らな
いで引き出されており、それと一体の外部電極端子24
は圧粉磁芯部25に沿って折り曲げられて表面実装端子
を構成している。
グした強磁性金属粒子からなる磁性粉末中に、コイル2
1を埋め込んで圧縮成形したものであり、前記強磁性金
属粒子としては、Fe、Fe−Ni合金、Fe−Si合
金等があり、これらから適宜選択すればよい。また、強
磁性金属粒子をコーティングする絶縁材としては、シリ
コン樹脂、エポキシ樹脂等があり、これらの絶縁材を用
いて前記強磁性金属粒子はコーティングされている。前
記絶縁材の混合割合は、当該絶縁材をコーティングした
強磁性金属粒子からなる磁性粉末に対する重量比率で1
〜8%とする。なお、コーティングに使用する絶縁材の
重量比を8%より多くすると、成形して得た圧粉磁芯部
25の透磁率が低下し、大きなインダクタンスを得るこ
とができず、また絶縁材の重量比を1%未満にすると各
強磁性金属粒子相互間の絶縁が不充分となり、磁芯とし
ての特性が大幅に低下するため、コーティングに使用す
る絶縁材の重量比は1〜8%が適している。
1の引出線23A,23Bが当該コイルの巻線部分の上
層及び下層のいずれも横切らないため、引出線23A,
23Bと巻線部分の丸導線22間のショート発生を確実
に防止できる。また、丸導線22の端末をつぶした幅広
部を外部電極端子24とすることで、継線を不要にで
き、製造工数を低減できる。
第2の実施の形態であり、図2(A)は平面図、(B)
は正断面図を示す。この図において、31はコイル、3
5は圧粉磁芯部であり、コイル31は絶縁被覆された平
角導線(平角銅線)32を圧粉磁芯部35のプレス方向
に対し概略垂直な平面上に巻いた1層巻線(図示の場
合、蛇行した配線)となっている。また、コイル31の
引出線33A,33Bの先端部はつぶして幅広となった
外部電極端子34を構成しており、前記圧粉磁芯部35
は外部電極端子34を除きコイル31を覆っている。図
示の通り、2本の引出線33A,33Bは巻線部分を横
切らないで引き出されており、それと一体の外部電極端
子34は圧粉磁芯部35に沿って折り曲げられて表面実
装端子を構成している。
果は第1の実施の形態と同様であり、平角導線32を用
いたことで、その端末を直接外部電極端子34として、
継線を不要にでき、製造工数を低減できる。
ように蛇行した形状に導体薄板を打ち抜いた偏平導線に
絶縁被覆を設けたものをコイルの線材として用いてもよ
い。
第3の実施の形態であり、図3(A)は平面図、(B)
は正面図、(C)は(A)のA−A’断面図を示す。こ
の図において、41はコイル、45は圧粉磁芯部であ
り、コイル41は絶縁被覆された平角導線(例えばエナ
メル被覆平角銅線)42を圧粉磁芯部45のプレス方向
に対し概略垂直な平面上に巻いた巻線層を2層有するも
のであり(アルファ巻きコイルであり)、図示の例で
は、上層の巻線層41Aは最外周から引出線43Aを引
き出し、内周側に数ターン周回後、最内周より下層の巻
線層41Bに移り、下層の巻線層41Bでは外周側に数
ターン周回後、最外周より引出線43Bを引き出す構成
となっている。
引出線43A,43Bは、圧粉磁芯部45の側面及び底
面に接着剤等で固着された表面実装用の外部電極端子4
4の穴144に挿通され、はんだ付けで接続、固定され
る。
施の形態と同様である。
1の引出線43Aは上層の巻線層41Aの最外周、引出
線43Bは巻線層41Bの最外周から引き出されるた
め、いずれの引出線43A,43B共に巻線層41A,
41Bの上層又は下層を横切らないで引き出されてお
り、引出線43A,43Bと巻線部分の平角導線42間
のショート発生を確実に防止できる。
第4の実施の形態であり、図4(A)は平面図、(B)
は正面図、(C)は(A)のA−A’断面図を示す。こ
の図において、51はコイル、55は圧粉磁芯部であ
り、コイル51は絶縁被覆された丸導線(例えばポリエ
ステル被覆丸銅線)52を圧粉磁芯部55のプレス方向
に対し概略垂直な平面上に巻いた巻線層を2層有するも
のであり、図示の例では、上層の巻線層51Aは最外周
から引出線53Aを引き出し、内周側に数ターン周回
後、最内周より下層の巻線層51Bに移り、下層の巻線
層51Bでは外周側に数ターン周回後、最外周より引出
線53Bを引き出す構成となっている。
引出線53A,53Bは、圧粉磁芯部55の側面及び底
面に接着剤等で固着された表面実装用外部電極端子54
の穴154に挿通され、はんだ付けで接続、固定され
る。
施の形態と同様である。
1の引出線53Aは上層の巻線層51Aの最外周、引出
線53Bは下層の巻線層51Bの最外周から引き出され
るため、第3の実施の形態と同様に引出線53A,53
Bと巻線部分の丸導線52間のショート発生を確実に防
止できる。
第5の実施の形態であり、図5(A)は平面図、(B)
は正面図、(C)は(A)のA−A’断面図を示す。こ
の図において、41はコイル、45は圧粉磁芯部であ
り、コイル41は絶縁被覆された平角導線(例えばエナ
メル被覆平角銅線)42を圧粉磁芯部45のプレス方向
に対し概略垂直な平面上に巻いた2層の巻線層41A,
41Bを有している。そして、巻線層41A,41B間
に絶縁シート60が挿入され、両巻線層41A,41B
間に介在して層間絶縁を行っている。
と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説
明を省略する。
シート60の形状例であり、図6(A)は中央部に穴6
1を形成した穴あき円板形状(リング形状)を示し、
(B)は中央部に穴61を形成するとともに、引出線4
3A,43Bの引出位置に対応させて部分的に舌片部6
2を形成して長さを広げた形状を示し、(C)は中央部
に穴61を形成するとともに、2層の巻線層41A,4
1B間に挿入し易いように切れ目63を形成した穴あき
円板形状を示している。
m〜0.5mmの範囲が好ましい。0.006mmより薄いと
取り扱いが困難となり、0.5mmより厚いとコイル41
の厚さ(高さ)が大きくなり、薄型成形が困難になる。
製造工程上、絶縁シート60を挟んだコイル41と磁性
粉末とを一体成形した後、圧粉磁芯部45の硬化と歪み
緩和のために、200〜400℃でアニールすることが
必要なため、絶縁シート60の材料は、PET、PP
S、絶縁紙、ポリイミド、ポリアミド等の耐熱性のもの
が好ましい。
層の巻線層41A,41B間に絶縁シート60が介在し
ているため、巻線層41A,41Bの導線相互間のショ
ートを確実に回避できる。その他の作用効果は第3の実
施の形態と同様である。
第6の実施の形態であり、図7(A)は平面図、(B)
は正面図、(C)は(A)のA−A’断面図を示す。こ
の図において、51はコイル、55は圧粉磁芯部であ
り、コイル51は絶縁被覆された丸導線(例えばポリエ
ステル被覆丸銅線)52を圧粉磁芯部55のプレス方向
に対し概略垂直な平面上に巻いた2層の巻線層51A,
51Bを有している。そして、巻線層51A,51B間
に図6(A)〜(C)の絶縁シート60が挿入され、両
巻線層51A,51B間に介在して層間絶縁を行ってい
る。
と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説
明を省略する。
1の2層の巻線層51A,51B間に絶縁シート60が
介在しているため、巻線層51A,51Bの導線相互間
のショートを確実に回避できる。その他の作用効果は第
4の実施の形態と同様である。
第7の実施の形態であり、丸導線を用いたコイルの引出
線53A,53Bと外部電極端子74との継線構造を示
す。この場合、引出線53A,53Bの先端部をつぶし
て幅広部70を形成し、その幅広部70は圧粉磁芯部5
5の側面より外部に導出されている。また、表面実装用
の外部電極端子74は圧粉磁芯部55の側面及び底面に
接着剤等で固着されており、前記幅広部70の下側位置
に接続用舌片部75を有している。そして、幅広部70
と接続用舌片部75とは重ね合わせた状態でスポット溶
接(又は加熱溶接)される。
図4の第4の実施の形態又は図7の第6の実施の形態と
同様である。
3A,53Bと外部電極端子74との継線を圧粉磁芯部
55の外部にて溶接(電気溶接又は加熱溶接)で行うた
め、継線が確実であり、信頼性の向上を図ることができ
る。
第8の実施の形態であり、図9(A)は平面図、(B)
は正断面図を示す。この図において、81はコイル、8
5は圧粉磁芯部であり、コイル81は絶縁被覆された丸
導線(例えばポリエステル被覆丸銅線)82を圧粉磁芯
部85のプレス方向に対し概略垂直な平面上に巻いた巻
線層を2層有するものであり、図示の例では、上層の巻
線層81Aは最外周から引出線83Aを引き出し、内周
側に数ターン周回後、最内周より下層の巻線層81Bに
移り、下層の巻線層81Bでは外周側に数ターン周回
後、最外周より引出線83Bを引き出す構成となってい
る。
た引出線83A,83Bの先端部は幅広につぶされた幅
広部となっており、これが外部電極端子84を直接構成
しており、前記圧粉磁芯部85は外部電極端子84を除
きコイル81の周囲を覆っている。図示の通り、2本の
引出線83A,83Bは巻線部分を横切らないで引き出
されており、それと一体の外部電極端子84は圧粉磁芯
部85に沿って折り曲げられて表面実装端子を構成して
いる。なお、圧粉磁芯部85の組成等は前述の第1の実
施の形態と同様である。
の端末をつぶした幅広部を外部電極端子84とすること
で、継線を不要にでき、製造工数を低減できる。
ルは2層の巻線層を有するアルファ巻きであるが、イン
ダクタンスを増加したい場合、図10のように、2層の
巻線層を有するアルファ巻きを2個直列接続する構成と
することができる。すなわち、図10(A)は4層のコ
イル91の平面図、(B)は正面図であり、4層のコイ
ル91は2層の巻線層を有するアルファ巻きコイル部9
2,93の一方の引出線92B,93A同士をつぶして
幅広部とし、幅広部を溶接で相互に接続し、他方の引出
線92A,93Bは側方に引き出す構成とする。
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
絶縁材をコーティングした強磁性金属粒子からなる磁性
粉末中に、コイルを埋め込んだコイル封入圧粉磁芯にお
いて、前記コイルをプレス方向に対し概略垂直な平面上
に巻かれた1層巻線又は2層以上の巻線層からなる構成
とし、前記コイルの2本の引出線を前記1層巻線又は2
層以上の巻線層の上層又は下層を横切らないで引き出す
ようにしたので、導線間のショート不具合を防止し、信
頼性の向上を図ることができる。
の形態を示し、(A)は平面図、(B)は正断面図であ
る。
面図、(B)は正断面図である。
面図、(B)は正面図、(C)は(A)のA−A’断面
図である。
面図、(B)は正面図、(C)は(A)のA−A’断面
図である。
面図、(B)は正面図、(C)は(A)のA−A’断面
図である。
を示す説明図である。
面図、(B)は正面図、(C)は(A)のA−A’断面
図である。
外部電極端子との継線構造を示す部分斜視図である。
平面図、(B)は正断面図である。
し、(A)は平面図、(B)は正面図である。
は平面図、(B)は正断面図である。
面図である。
ル 2,32 平角導線 4,14,24,34,44,54,74,84 電極
端子 5,15,25,35,45,55,85 圧粉磁芯部 12,22,52,82 丸導線 13A,13B,23A,23B,33A,33B,4
3A,43B,53A,53B,83A,83B 引出
線 60 絶縁シート 70 幅広部 75 接続用舌片部 92,93 コイル部 92A,92B,93A,93B 引出線
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁材をコーティングした強磁性金属粒
子からなる磁性粉末中に、コイルを埋め込んだコイル封
入圧粉磁芯において、前記コイルがプレス方向に対し概
略垂直な平面上に巻かれた1層巻線又は2層以上の巻線
層からなり、前記コイルの2本の引出線が前記1層巻線
又は2層以上の巻線層の上層又は下層を横切らないで引
き出されることを特徴とするコイル封入圧粉磁芯。 - 【請求項2】 前記コイルが2層以上の巻線層からな
り、前記巻線層間に厚さ0.006mm〜0.5mmの絶縁シ
ートを挟んでなる請求項1記載のコイル封入圧粉磁芯。 - 【請求項3】 前記引出線の先端部をつぶして幅広部を
形成し、前記磁性粉末からなる圧粉磁芯部の外部にて前
記幅広部に外部端子を溶接により接続した請求項1又は
2記載のコイル封入圧粉磁芯。 - 【請求項4】 前記磁性粉末からなる圧粉磁芯部の外部
にて、前記引出線の先端部を外部端子に開けられた穴に
通してはんだ接続した請求項1又は2記載のコイル封入
圧粉磁芯。 - 【請求項5】 前記引出線の先端部をつぶして幅広部を
形成し、該幅広部にて前記磁性粉末からなる圧粉磁芯部
の外部に位置する外部端子を形成した請求項1又は2記
載のコイル封入圧粉磁芯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002089882A JP2003282333A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | コイル封入圧粉磁芯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002089882A JP2003282333A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | コイル封入圧粉磁芯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003282333A true JP2003282333A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29235347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002089882A Pending JP2003282333A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | コイル封入圧粉磁芯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003282333A (ja) |
Cited By (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005191403A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コイル部品 |
JP2005311115A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Qiankun Kagi Kofun Yugenkoshi | チョークコイルおよびその製造方法 |
JP2005340607A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Sumida Corporation | インダクタ |
JP2006237398A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Tdk Corp | コイル部品 |
JP2007273739A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Tdk Corp | コイル部品 |
JP2009105368A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Taida Electronic Ind Co Ltd | インダクタおよびそのコア |
JP2009123927A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Taiyo Yuden Co Ltd | インダクタ及びその製造方法 |
JP2009239076A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Toshiba Corp | インダクタおよびその製造方法並びに電子機器 |
JP2010087242A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Tdk Corp | コイル部品 |
WO2011118508A1 (ja) * | 2010-03-20 | 2011-09-29 | 大同特殊鋼株式会社 | 被覆コイル成形体の製造方法及び被覆コイル成形体 |
WO2011118507A1 (ja) * | 2010-03-20 | 2011-09-29 | 大同特殊鋼株式会社 | リアクトル及びその製造方法 |
JP2011199081A (ja) * | 2010-03-20 | 2011-10-06 | Daido Steel Co Ltd | リアクトル |
JP2011243686A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Tdk Corp | コイル部品の製造方法 |
JP2011243685A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Tdk Corp | コイル部品 |
JP2012069786A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Toyota Motor Corp | リアクトル |
WO2013183107A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | アイトリックス株式会社 | 圧粉成型インダクタ部材製造装置、圧粉成型インダクタ部材の製造方法および圧粉成型インダクタ部材 |
CN104282410A (zh) * | 2013-07-12 | 2015-01-14 | Tdk株式会社 | 感应线圈 |
JP2016167477A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | Tdk株式会社 | コイル封入圧粉磁芯 |
JP2016167478A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | Tdk株式会社 | コイル封入圧粉磁芯 |
JP2016167479A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | Tdk株式会社 | コイル封入圧粉磁芯 |
JP2016219458A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | Tdk株式会社 | コイル部品 |
JP2018006676A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | Tdk株式会社 | コイル装置 |
JP2018082136A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インダクター |
WO2018235550A1 (ja) * | 2017-06-19 | 2018-12-27 | 株式会社村田製作所 | コイル部品 |
CN110942890A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-03-31 | 三积瑞科技(苏州)有限公司 | 一体成型电感 |
JP2020072097A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インダクタ |
JP2020150066A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日東電工株式会社 | インダクタ |
WO2020183989A1 (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日東電工株式会社 | インダクタ |
JP2022520294A (ja) * | 2020-01-17 | 2022-03-30 | 深▲セン▼市▲ハク▼科新材料股▲フン▼有限公司 | 銅板埋め込み式軟磁性粉末コアインダクタ、その製造方法及び用途 |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002089882A patent/JP2003282333A/ja active Pending
Cited By (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005191403A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コイル部品 |
JP2005311115A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Qiankun Kagi Kofun Yugenkoshi | チョークコイルおよびその製造方法 |
JP2005340607A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Sumida Corporation | インダクタ |
JP4664006B2 (ja) * | 2004-05-28 | 2011-04-06 | スミダコーポレーション株式会社 | インダクタ |
JP2006237398A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Tdk Corp | コイル部品 |
JP2007273739A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Tdk Corp | コイル部品 |
JP2009105368A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Taida Electronic Ind Co Ltd | インダクタおよびそのコア |
JP2009123927A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Taiyo Yuden Co Ltd | インダクタ及びその製造方法 |
JP2009239076A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Toshiba Corp | インダクタおよびその製造方法並びに電子機器 |
JP2010087242A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Tdk Corp | コイル部品 |
WO2011118508A1 (ja) * | 2010-03-20 | 2011-09-29 | 大同特殊鋼株式会社 | 被覆コイル成形体の製造方法及び被覆コイル成形体 |
WO2011118507A1 (ja) * | 2010-03-20 | 2011-09-29 | 大同特殊鋼株式会社 | リアクトル及びその製造方法 |
JP2011199081A (ja) * | 2010-03-20 | 2011-10-06 | Daido Steel Co Ltd | リアクトル |
CN102822918A (zh) * | 2010-03-20 | 2012-12-12 | 大同特殊钢株式会社 | 电抗器及其制造方法 |
CN102859623A (zh) * | 2010-03-20 | 2013-01-02 | 大同特殊钢株式会社 | 包覆线圈成型体的制造方法及包覆线圈成型体 |
US8834765B2 (en) | 2010-03-20 | 2014-09-16 | Daido Steel Co., Ltd. | Method of manufacture for encased coil body |
JP2011243686A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Tdk Corp | コイル部品の製造方法 |
JP2011243685A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Tdk Corp | コイル部品 |
JP2012069786A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Toyota Motor Corp | リアクトル |
WO2013183107A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | アイトリックス株式会社 | 圧粉成型インダクタ部材製造装置、圧粉成型インダクタ部材の製造方法および圧粉成型インダクタ部材 |
CN104282410A (zh) * | 2013-07-12 | 2015-01-14 | Tdk株式会社 | 感应线圈 |
JP2015019042A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | Tdk株式会社 | インダクタ |
CN104282410B (zh) * | 2013-07-12 | 2016-10-26 | Tdk株式会社 | 感应线圈 |
JP2016167477A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | Tdk株式会社 | コイル封入圧粉磁芯 |
JP2016167478A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | Tdk株式会社 | コイル封入圧粉磁芯 |
JP2016167479A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | Tdk株式会社 | コイル封入圧粉磁芯 |
JP2016219458A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | Tdk株式会社 | コイル部品 |
JP2018006676A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | Tdk株式会社 | コイル装置 |
JP7042391B2 (ja) | 2016-11-10 | 2022-03-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インダクター |
JP2018082136A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インダクター |
WO2018235550A1 (ja) * | 2017-06-19 | 2018-12-27 | 株式会社村田製作所 | コイル部品 |
US11705271B2 (en) | 2017-06-19 | 2023-07-18 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Coil component |
JP2020072097A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インダクタ |
JP7253684B2 (ja) | 2018-10-29 | 2023-04-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インダクタ |
JP2020150058A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日東電工株式会社 | インダクタ |
WO2020183989A1 (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日東電工株式会社 | インダクタ |
WO2020183997A1 (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日東電工株式会社 | インダクタ |
JP7219641B2 (ja) | 2019-03-12 | 2023-02-08 | 日東電工株式会社 | インダクタ |
JP2020150066A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日東電工株式会社 | インダクタ |
JP7325197B2 (ja) | 2019-03-12 | 2023-08-14 | 日東電工株式会社 | インダクタ |
CN110942890A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-03-31 | 三积瑞科技(苏州)有限公司 | 一体成型电感 |
JP2022520294A (ja) * | 2020-01-17 | 2022-03-30 | 深▲セン▼市▲ハク▼科新材料股▲フン▼有限公司 | 銅板埋め込み式軟磁性粉末コアインダクタ、その製造方法及び用途 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003282333A (ja) | コイル封入圧粉磁芯 | |
JP3593986B2 (ja) | コイル部品及びその製造方法 | |
TW507221B (en) | Inductor and manufacturing method therefor | |
US9136050B2 (en) | Magnetic device and method of manufacturing the same | |
JP4049246B2 (ja) | コイル封入型磁性部品及びその製造方法 | |
JP2007165779A (ja) | コイル封入型磁性部品 | |
JP2003229311A (ja) | コイル封入圧粉磁芯およびその製造方法、コイルおよびその製造方法 | |
JP2003168610A (ja) | インダクタンス素子 | |
US11657955B2 (en) | Surface mount inductor | |
KR20170118430A (ko) | 코일 전자부품 및 그 제조방법 | |
JP2017069460A (ja) | コイル部品及びその製造方法 | |
KR20160014302A (ko) | 칩 전자부품 및 그 실장 기판 | |
JP2001274030A (ja) | 大電流用チョークコイル | |
US20210304956A1 (en) | Molded-forming power inductor and manufacturing method thereof | |
JP2005150470A (ja) | チップインダクタ及びチップインダクタの製造方法 | |
JP2003217941A (ja) | インダクタンス素子 | |
US6486763B1 (en) | Inductive component and method for making same | |
JP3960090B2 (ja) | コイル封入圧粉磁芯の製造方法 | |
JP2019186523A (ja) | 表面実装インダクタ | |
JPH06290975A (ja) | コイル部品並びにその製造方法 | |
JP4372399B2 (ja) | 面実装型チョークコイル | |
JP6614024B2 (ja) | コイル部およびコイル装置 | |
JP2004103862A (ja) | 巻線型コイル部品およびコイルの導線と金属端子の接続方法 | |
JP2004006696A (ja) | 巻線型インダクタ | |
KR20180017409A (ko) | 인덕터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040908 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060925 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061108 |