JP2015019042A - インダクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低減を図り得るインダクタを提供する。【解決手段】平角線を巻回した巻線部31を有するインダクタ本体3、コア部材4、およびインダクタ本体3における平角線の一端部31aおよび他端部31bにそれぞれ接続された接続金具21,22を有する端子保持部11を備え、インダクタ本体3は、両端部31a,31bが巻線部31からそれぞれ直線状に延出させられ、端子保持部11は、接続金具21における導線側端部21aおよび基板側端部21bの間の第1の長さと接続金具22における導線側端部22aおよび基板側端部22bの間の第2の長さとの差が巻線部31の長さとなり、かつ、巻線部31の巻軸方向が部品実装面と交差するようにインダクタ本体3を部品実装面上に配置した状態において両接続金具21,22の端部21b,22bを実装対象基板にそれぞれ接続可能に第1の長さおよび第2の長さが規定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、平角線を巻回した円筒状の巻線部を有するインダクタ本体、および巻線部に挿通させられた芯部を有するコア部材を備えて構成されたインダクタに関するものである。
この種のインダクタとして、出願人は、エッジワイズコイルと、上部コアおよび下部コアからなるコアとを備えて構成されたインダクタを下記の特許文献1に開示している。エッジワイズコイルは、平角線(平角線材)を巻回して形成した外部巻き線部と、この外部巻き線部と一体化される積層基板に形成された内部巻き線部とで構成されたコイル部材を備えている。
この場合、外部巻き線部は、その始端部(積層基板側の端部)が、積層基板に形成された内部巻き線部に半田付けされている。また、外部巻き線部は、その終端部を積層基板の裏面と同じ高さに位置させた状態で実装対象基板に接続することができるように終端部側の部位が側面視クランク状に折り曲げられている。さらに、内部巻き線部は、環状の銅箔パターンが形成された複数の基板構成部材が積層されて構成されると共に、最上部の基板構成部材に形成された銅箔パターンに上記の外部巻き線部における始端部が半田付けされ、かつ最下部の基板構成部材に形成された銅箔パターンを実装対象基板に接続することができるように構成されている。
一方、出願人は、平角線を巻回して形成した小径のボビンレスコイルおよび大径のボビンレスコイルと、一対のE型コアからなる磁芯と、複数の端子金具を有する磁芯取付用端子台とを備えたチョークコイル(以下、「インダクタ」ともいう)を下記の特許文献2開示している。
この場合、ボビンレスコイルは、両引き出し端部の一方が円環状部分から直線状に延出させられて端子金具に接続されると共に、両引き出し端部の他方がクランク状に折り曲げられて他の端子金具に接続されている。また、各端子金具は、ボビンレスコイルの端部が接続される上端面と、実装対象基板に接続される下端面との間の距離(すなわち、各端子金具の上下方向の長さ)が互いに等しくなるように側面視コ字状に形成されている。これにより、特許文献2に開示されているインダクタでは、各端子金具を介して両ボビンレスコイルを実装対象基板に接続することが可能となっている。
特開2011−146530号公報(第5−8頁、第1−7図) 特開平7−220950号公報(第3−5頁、第1−16図)
ところが、出願人が開示しているインダクタには、以下の改善すべき課題が存在する。すなわち、出願人が上記特許文献1に開示しているインダクタでは、外部巻き線部の終端部を積層基板の裏面と同じ高さに位置させた状態で実装対象基板に接続することができるように終端部側の部位が側面視クランク状に折り曲げられている。また、出願人が上記特許文献2に開示しているインダクタにおいても、ボビンレスコイルの両引き出し端部の一方を端子金具の上端面に接続することができるように両端部の一方が側面視クランク状に折り曲げられている。
この場合、出願人が開示しているインダクタの外部巻き線部やボビンレスコイルのように平角線を巻回したコイル部材における端部側部位を側面視クランク状に折り曲げる構成では、コイル状の部位の巻径や長さに製品毎のばらつきが生じる(コイル部材の外形に製品毎のばらつきが生じる)おそれがある。このため、設計通りの外形・寸法となるように(コイル状の部位の巻径や長さにばらつきが生じることのないように)慎重な作業を強いられているという現状があり、これに起因して、コイル部材の製作コストの低減が困難となっている。
一方、コイル部材の外形や寸法に製品毎のばらつきが生じさせることなく平角線の端部側部位を側面視クランク状に折り曲げるために、折曲げ加工用の治具(プレス処理用の金型等:図示せず)を製作してプレス処理によって平角線を折り曲げる製造方法も考えられるが、そのような製造方法を採用した場合には、治具(金型)の製作コストの分だけ、コイル部材の製作コストが高騰する。このように、出願人が開示しているインダクタでは、コイル部材の製作コストの低減が困難となっており、これに起因して、インダクタの製造コストの低減が困難となっているため、この点を改善するのが好ましい。
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、製造コストの低減を図り得るインダクタを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係るインダクタは、断面矩形状の平角線を巻回した円筒状の巻線部を有するインダクタ本体、および前記巻線部に挿通させられた芯部を有して当該巻線部の周囲に磁路を形成するコア部材を備えて構成されたインダクタであって、前記インダクタ本体における前記平角線の一端部を実装対象基板に対して接続可能に当該一端部に接続された第1の接続金具、および当該平角線の他端部を当該実装対象基板に対して接続可能に当該他端部に接続された第2の接続金具を有する接続部を備え、前記インダクタ本体は、前記一端部が前記巻線部の巻軸方向と交差する第1の向きに前記巻線部から直線状に延出させられると共に、前記他端部が当該巻軸方向と交差する第2の向きに当該巻線部から直線状に延出させられ、前記接続部は、前記第1の接続金具において前記インダクタ本体の前記一端部に接続される導線側端部および当該第1の接続金具において前記実装対象基板に接続される基板側端部の間の第1の長さと、前記第2の接続金具において前記インダクタ本体の前記他端部に接続される導線側端部および当該第2の接続金具において前記実装対象基板に接続される基板側端部の間の第2の長さとの差が前記巻軸方向に沿った前記巻線部の長さである第3の長さとなり、かつ、前記巻線部の前記巻軸方向が前記実装対象基板の部品実装面と交差するように前記インダクタ本体を当該部品実装面上に配置した状態において前記両接続金具の前記各基板側端部を当該実装対象基板にそれぞれ接続可能に前記第1の長さおよび前記第2の長さが規定されて形成されている。
また、本発明に係るインダクタは、前記コア部材における前記芯部を挿通可能で、かつ前記インダクタ本体における前記巻線部に挿通可能に形成された円筒状の筒部を備え、前記巻線部の中心軸と前記芯部の中心軸とが一致するように当該筒部によって当該巻線部および当該芯部が位置合わせされている。
さらに、本発明に係るインダクタは、前記接続部は、当該インダクタを前記実装対象基板の前記部品実装面に表面実装した状態において前記コア部材における前記部品実装面側の端部と当該部品実装面との間に隙間が生じるように前記第1の長さおよび前記第2の長さがそれぞれ規定されて前記第1の接続金具および前記第2の接続金具が形成されている。
また、本発明係るインダクタは、当該インダクタを前記実装対象基板に表面実装したときに前記第1の接続金具および前記第2の接続金具と相俟って当該インダクタを保持する脚部を備えている。
本発明に係るインダクタでは、インダクタ本体の一端部が巻線部の巻軸方向と交差する第1の向きに巻線部から直線状に延出させられると共に、インダクタ本体の他端部が巻軸方向と交差する第2の向きに巻線部から直線状に延出させられ、かつ、第1の接続金具における導線側端部および基板側端部の間の第1の長さと、第2の接続金具における導線側端部および基板側端部の間の第2の長さとの差が、巻軸方向に沿った巻線部の長さである第3の長さとなると共に、巻線部の巻軸方向を実装対象基板の部品実装面と交差するようにインダクタ本体を部品実装面上に配置したときに両接続金具の各基板側端部を実装対象基板にそれぞれ接続可能に第1の長さおよび第2の長さが規定されて接続部が構成されている。
したがって、本発明に係るインダクタによれば、インダクタ本体の端部をクランク状に折り曲げることなく第1の接続金具および第2の接続金具を介して実装対象基板にそれぞれ接続させることができるため、インダクタ本体の製作に際して、その外形や寸法にばらつきが生じることのないように慎重な作業を行う必要がなく、平角線の端部を折り曲げるための治具も不要となるため、インダクタ本体の製作コストを十分に低減することができ、これにより、インダクタを安価に製造することができる。
また、本発明に係るインダクタによれば、コア部材における芯部を挿通可能で、かつインダクタ本体における巻線部に挿通可能に形成された円筒状の筒部によって巻線部の軸中心と芯部の軸中心とが一致するように巻線部および芯部が位置合わせされるように構成したことにより、芯部等にギャップを設けたコア部材を採用した場合においても、巻線部の軸中心と芯部の軸中心とが一致するように筒部によって巻線部および芯部が位置合わせされているため、コア部材におけるギャップの部位において生じる漏れ磁束の影響で巻線部が異常発熱する事態を好適に回避することができる。
さらに、本発明に係るインダクタによれば、実装対象基板の部品実装面に表面実装した状態においてコア部材における部品実装面側の端部と部品実装面との間に隙間が生じるように第1の接続金具の第1の長さ、および第2の接続金具の第2の長さをそれぞれ規定して接続部を構成したことにより、インダクタの表面実装処理に際してコア部材にクラックが生じる事態を回避することができ、これにより、インダクタの実装の歩留まりを十分に向上させることができる。
また、本発明に係るインダクタによれば、実装対象基板に表面実装したときに第1の接続金具および第2の接続金具と相俟ってインダクタを保持する脚部を備えたことにより、第1の接続金具および第2の接続金具だけでインダクタを保持する構成(脚部が存在しない構成)と比較して、第1の接続金具および第2の接続金具や、両接続金具と実装対象基板との接続部位に加わるストレスを十分に軽減することができる結果、両接続金具と実装対象基板との間に接続不良が生じたり、インダクタが実装対象基板から外れてしまったりするのを好適に回避することができる。
インダクタ1の外観斜視図である。 インダクタ1の側面図である。 インダクタ1の分解斜視図である。 インダクタ1を実装対象基板Xの側から見た底面図である。 インダクタ本体3および接続金具21,22の外観斜視図である。
以下、インダクタの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1〜4に示すインダクタ1は、「インダクタ」の一例としてのチョークコイルであって、ボビン2、インダクタ本体3およびコア部材4を備え、実装対象基板Xの部品実装面Fx(図2参照)に表面実装可能に構成されている。
ボビン2は、図3に示すように、端子保持部11、脚部12、筒部13およびフランジ部14が、LCP(液晶ポリマー)やフェノール樹脂等の絶縁性樹脂材料を成形材料とする樹脂成形処理によって一体的に形成されると共に、成形処理に際して接続金具21,22が端子保持部11にインサートされて一体化されている。この場合、端子保持部11は、接続金具21,22と相俟って「接続部」を構成する。また、脚部12は、「脚部」の一例であって、後述するように、接続金具21,22と相俟ってインダクタ1を保持する。さらに、筒部13は、「筒部」の一例であって、円筒状に形成されている。また、フランジ部14は、筒部13の一端側(下端側)に配設されて上面にインダクタ本体3を載置可能に構成されると共に、端子保持部11および脚部12を相互に連結する連結部としても機能する。
インダクタ本体3は、図3,5に示すように、断面矩形状の平角線を巻回した円筒状の巻線部31を備えて構成されている。このインダクタ本体3は、図5に示すように、上記の平角線の一端部31aが巻線部31の巻軸方向(矢印Aの方向)と交差する矢印B1の向き(「第1の向き」の一例:本例では、側面視において矢印Aに対して直交する向き)に巻線部31から直線状に延出させられると共に、平角線の他端部31bが巻線部31の巻軸方向(矢印Aの方向)と交差する矢印B2の向き(「第2の向き」の一例:本例では、側面視において矢印Aに対して直交する向きで、かつ、平面視において矢印B1に対して直交する向き)に巻線部31から直線状に延出させられている。
コア部材4は、「コア部材」の一例であって、図1〜3に示すように、下側コア部材4aおよび上側コア部材4bを備えて構成されている。この場合、下側コア部材4aおよび上側コア部材4bは、一例として、いわゆる「E字型コア」であって、図3に示すように、その中央部には、インダクタ本体3の巻線部31に挿通させられる芯部41(センターポール部:図4参照)を構成する円柱状の凸部41a,41bが形成されている。また、本例のコア部材4では、凸部41a,41bの突端面の間にギャップ(センターギャップ:図示せず)が設けられている。このコア部材4は、下側コア部材4aおよび上側コア部材4bを突き合わるようにして一体化させられることによってインダクタ本体3における巻線部31の周囲に磁路を形成する。
この場合、本例のインダクタ1では、一例として、接続金具21が「第1の接続金具」に相当し、図5に示すように、この接続金具21の導線側端部21aにインダクタ本体3の一端部31aが接続されると共に、接続金具22が「第2の接続金具」に相当し、この接続金具22の導線側端部22aにインダクタ本体3の他端部31bが接続される。なお、同図では、インダクタ本体3と接続金具21,22との接続形態に関する理解を容易とするために、接続金具21,22と一体化されている端子保持部11、脚部12、筒部13およびフランジ部14を不図示としている。
また、本例のインダクタ1では、接続金具21における上記の導線側端部21a、および接続金具21において実装対象基板Xに接続される基板側端部21bの間の長さL1(「第1の長さ」の一例)と、接続金具22における上記の導線側端部22a、および接続金具22において実装対象基板Xに接続される基板側端部22bの間の長さL2(「第2の長さ」の一例)との差が、巻軸方向(矢印Aの方向)に沿った巻線部31の長さL3(「第3の長さ」の一例)となるように接続金具21,22が形成されている。さらに、本例のインダクタ1では、インダクタ本体3における巻線部31の巻軸方向(矢印Aの方向)が実装対象基板Xの部品実装面Fxと交差するように(直交するように)インダクタ本体3を部品実装面Fx上に配置した状態において両接続金具21,22の基板側端部21b,22bが部品実装面Fxに接するように接続金具21の長さL1および接続金具22の長さL2がそれぞれ規定されている。
また、本例のインダクタ1では、図2に示すように、実装対象基板Xの部品実装面Fxに表面実装した状態、すなわち、導線側端部21aに一端部31aが接続され、かつ導線側端部22aに他端部31bが接続された接続金具21,22の基板側端部21b,22bを実装対象基板Xの部品実装面Fxに当接させた状態において、コア部材4における部品実装面Fx側の端部(この例では、下側コア部材4aの下端面:コア部材4の底面)と部品実装面Fxとの間に隙間Sが生じるように接続金具21の長さL1および接続金具22の長さL2がそれぞれ規定されている。
なお、コア部材4(下側コア部材4a)における部品実装面Fx側の部位が平面状に形成されているインダクタ1を例に挙げて説明しているが、部品実装面Fx側の部位が平面状ではないコア部材(例えば、部品実装面Fx側の部位が球面状に形成されてるコア部材:図示せず)を採用した場合には、そのコア部材において部品実装面Fxに最も近い部位が「部品実装面側の端部」に相当する。したがって、そのようなコア部材を採用した場合には、コア部材において部品実装面Fxに最も近い部位と部品実装面Fxとの間に隙間が生じるように接続金具21,22の長さL1,L2をそれぞれ規定すればよい。
さらに、本例のインダクタ1では、実装対象基板Xに表面実装したときに、コア部材4(下側コア部材4a)と部品実装面Fxとの間に隙間Sを生じさせた状態で、接続金具21,22と相俟ってインダクタ1を保持するように脚部12が形成されている。この場合、本例のインダクタ1では、図4に示すように、平面視(底面視)において端子保持部11(接続金具21,22)と脚部12とがインダクタ本体3における巻線部31の中心を挟んで対向する位置にそれぞれ形成されている。
また、本例のインダクタ1では、図4に示すように、上記の筒部13が、コア部材4(下側コア部材4aおよび上側コア部材4b)における芯部41(凸部41a,41b)を挿通可能な内径(一例として、筒部13の内径が芯部41の外径と同径)で、かつ、インダクタ本体3における巻線部31に挿通可能な外径(一例として、筒部13の外径が巻線部31の内径と同径)の円筒状に形成されている。これにより、本例のインダクタ1では、巻線部31の軸中心と、凸部41a,41bによって形成される芯部41の軸中心とが一致するように筒部13によって巻線部31および芯部41(コア部材4)が位置合わせされた状態となるように構成されている。
このインダクタ1の製造に際しては、まず、ボビン2、インダクタ本体3、下側コア部材4aおよび上側コア部材4bをそれぞれ製作する。なお、各要素2,3,4a,4bの製作工程については公知のため、詳細な説明を省略する。次いで、ボビン2にインダクタ本体3を取り付ける。この際には、一端部31aの側を下側にした巻線部31に筒部13を挿通させるようにしてインダクタ本体3(巻線部31)をフランジ部14の上に載置することにより、インダクタ本体3の一端部31aを接続金具21の導線側端部21aに接触させ、かつインダクタ本体3の他端部31bを接続金具22の導線側端部22aに接触させる。
この場合、本例のインダクタ1では、前述したように、筒部13の外径がインダクタ本体3におけるインダクタ本体3の内径と同径となるように筒部13が形成されている。したがって、巻線部31に筒部13を挿通させることにより、筒部13の外面が巻線部31の内面に接して巻線部31が筒部13に対して位置決めされた状態(巻線部31の軸中心が筒部13の筒径方向の中心に一致させられた状態)となる。
また、本例のインダクタ1では、前述したように、接続金具21の長さL1と接続金具22の長さL2との差が巻線部31の巻軸方向に沿った長さL3となるように接続金具21,22が形成されている。したがって、本例のインダクタ1では、巻線部31から直線状に延出させられている一端部31aや、巻線部31から直線状に延出させられている他端部31bをクランク状に折り曲げることなく、一端部31aを接続金具21の導線側端部21aに接触させ、かつ他端部31bを接続金具22の導線側端部22aに接触させた状態とすることが可能となっている。続いて、一端部31aを接続金具21(導線側端部21a)に半田付けすると共に、他端部31bを接続金具22(導線側端部22a)に半田付けする。これにより、インダクタ本体3および接続金具21,22が電気的に接続されて、ボビン2に対するインダクタ本体3の取り付けが完了する。
次いで、下側コア部材4aおよび上側コア部材4bにおけるアウターポール部(巻線部31の外側に磁路を構成する部位)を構成する部位の端面に接着剤を塗布する。続いて、凸部41aをフランジ部14の側から筒部13に挿入し、かつ、凸部41bをフランジ部14部とは逆側から筒部13に挿入することで下側コア部材4aおよび上側コア部材4bを一体化させる。この際には、一例として、フランジ部14の底面に接着剤を塗布した状態で下側コア部材4aの凸部41aを筒部13に挿入することにより、下側コア部材4aをフランジ部14に接着して、インダクタ本体3と一体化している状態のボビン2に対して下側コア部材4aおよび上側コア部材4bを筒部13の筒長方向に対して位置決めする。
この場合、本例のインダクタ1では、前述したように、筒部13の内径がコア部材4の芯部41(凸部41a,41b)の外径と同径となるように筒部13が形成されている。したがって、前工程において、巻線部31における巻軸方向の中心がその筒長方向の中心に一致させられている筒部13に凸部41a,41bを挿通させることにより、凸部41a,41bによって形成される芯部41の軸中心が筒部13の筒径方向の中心に一致させられて芯部41が筒部13に対して位置決めされ、これにより、巻線部31の軸中心と芯部41の軸中心とが一致するように巻線部31と芯部41(コア部材4)とが筒部13によって相互に位置決めされた状態となる。以上により、下側コア部材4aおよび上側コア部材4bからなるコア部材4がボビン2およびインダクタ本体3と一体化されて、図1,2に示すように、インダクタ1が完成する。
一方、このインダクタ1を実装対象基板Xに表面実装する際には、実装対象基板Xの部品実装面Fxにおける接続金具21,22(基板側端部21b,22b)の接続部位(ランド)などにフラックス剤を塗布して半田材を配設した後に、他の実装部品と共にインダクタ1を部品実装面Fxに載置してリフロー処理を実行する。この際には、実装対象基板Xが加熱されることによって半田材が溶融させられて接続金具21,22(基板側端部21b,22b)がランドに半田付けされる。
この場合、本例のインダクタ1とは異なり、実装対象基板Xの部品実装面Fxと「コア部材」における部品実装面Fx側の端部との間に隙間Sが存在しない構成(「コア部材」が部品実装面Fxに接した状態となる構成)の「インダクタ」では、リフロー処理に際して実装対象基板Xが加熱されたときに、この熱が「コア部材」に対して直接伝熱されることとなる。したがって、隙間Sが存在しない「インダクタ」をリフロー処理によって表面実装する際には、「コア部材」において実装対象基板X(部品実装面Fx)に接している部位と、実装対象基板Xから離れている部位との間に温度差が生じ、実装対象基板Xに接している部位の熱膨張量と実装対象基板Xから離間している部位の熱膨張量との差に起因して、コア部材4(下側コア部材4aまたは上側コア部材4b)にクラックが生じるおそれ(製造不良が生じるおそれ)がある。
これに対して、接続金具21,22の基板側端部21b,22bが実装対象基板Xの部品実装面Fxに接触させられた状態においてコア部材4における部品実装面Fx側の端部(この例では、下側コア部材4aの下端面)と部品実装面Fxとの間に隙間Sが生じるように構成されている本例のインダクタ1では、リフロー処理に際して実装対象基板Xが加熱されたときに、この熱がコア部材4(下側コア部材4a)に対して直接伝熱されることなく、実装対象基板Xからの輻射熱や、リフロー処理室内の高温の雰囲気によってコア部材4(下側コア部材4aおよび上側コア部材4b)が徐々に温度上昇させられることとなる。この結果、コア部材4の各部に大きな温度差が生じる事態が回避される。
また、実装対象基板Xに対する実装が完了したインダクタ1では、前述したように、巻線部31軸中心とコア部材4における芯部41の軸中心とが一致させられた状態で巻線部31とコア部材4の芯部41とが筒部13によって位置合わせされている。この場合、巻線部31の軸中心とコア部材4における芯部41の軸中心とが一致していない状態(巻線部31に対して芯部41が偏心している状態)では、巻線部31に対するコア部材(芯部)の偏心量が過剰に大きい状態においてインダクタ本体3に通電されたときに、下側コア部材4a(凸部41a)をおよび上側コア部材4b(凸部41b)の間に設けられているキャップに生じる漏れ磁束の影響で巻線部31が異常発熱し、最悪の場合には、「インダクタ」の樹脂部材(インダクタ1におけるボビン2等)の溶融を招くことがある。これに対して、本例のインダクタ1のように筒部13を設けてインダクタ本体3(巻線部31)およびコア部材(芯部)を筒部13によって位置合わせすることで、巻線部31において異常発熱が生じる事態が回避される。
このように、このインダクタ1では、インダクタ本体3の一端部31aが巻線部31の「巻軸方向」と交差する「第1の向き」に巻線部31から直線状に延出させられると共に、インダクタ本体3の他端部31bが「巻軸方向」と交差する「第2の向き」に巻線部31から直線状に延出させられ、かつ、接続金具21における導線側端部21aおよび基板側端部21bの間の長さL1と、接続金具22における導線側端部22aおよび基板側端部22bの間の長さL2との差が巻線部31の「巻軸方向」に沿った長さL3となると共に、巻線部31の「巻軸方向」を実装対象基板Xの部品実装面Fxと交差するようにインダクタ本体3を部品実装面Fx上に配置したときに両接続金具21,22の基板側端部21b,22bを実装対象基板Xにそれぞれ接続可能に長さL1,L2が規定されて「接続部」が構成されている。
したがって、このインダクタ1によれば、インダクタ本体3の端部をクランク状に折り曲げることなく接続金具21,22を介して一端部31aおよび他端部31bを実装対象基板Xにそれぞれ接続させることができるため、インダクタ本体3の製作に際して、その外形や寸法にばらつきが生じることのないように慎重な作業を行う必要がなく、平角線の端部を折り曲げるための治具も不要となるため、インダクタ本体3の製作コストを十分に低減することができ、これにより、インダクタ1を安価に製造することができる。
また、このインダクタ1によれば、コア部材4における芯部41を挿通可能で、かつインダクタ本体3における巻線部31に挿通可能に形成された円筒状の筒部13によって巻線部31の軸中心と芯部41の軸中心とが一致するように巻線部31および芯部41が位置合わせされるように構成したことにより、巻線部31の軸中心と、ギャップが設けられている芯部41の軸中心とが一致するように筒部13によって巻線部31および芯部41が位置合わせされているため、コア部材4におけるギャップの部位において生じる漏れ磁束の影響で巻線部31が異常発熱する事態を好適に回避することができる。
さらに、このインダクタ1によれば、実装対象基板Xの部品実装面Fxに表面実装した状態においてコア部材4における部品実装面Fx側の端部(下側コア部材4aの下端面)と部品実装面Fxとの間に隙間Sが生じるように接続金具21,22の長さL1,L2をそれぞれ規定して「接続部」を構成したことにより、インダクタ1の表面実装処理に際してコア部材4にクラックが生じる事態を回避することができ、これにより、インダクタ1の実装の歩留まりを十分に向上させることができる。
また、このインダクタ1によれば、実装対象基板Xに表面実装したときに接続金具21,22と相俟ってインダクタ1を保持する脚部12を備えたことにより、接続金具21,22だけで「インダクタ」を保持する構成(脚部12が存在しない構成)と比較して、接続金具21,22や、接続金具21,22と実装対象基板Xとの接続部位に加わるストレスを十分に軽減することができる結果、接続金具21,22と実装対象基板Xとの間に接続不良が生じたり、インダクタ1が実装対象基板Xから外れてしまったりするのを好適に回避することができる。
なお、「インダクタ」の構成は、上記のインダクタ1の構成に限定されない。例えば、インダクタ本体3の巻線部31とコア部材4の芯部41とが筒部13によって相互に位置合わせされているインダクタ1を例に挙げて説明したが、上記のインダクタ1におけるボビン2の筒部13が存在しない構成(インダクタ本体3の巻線部31とコア部材4の芯部41との間に「筒部」が存在しない構成)を採用することもできる。また、接続金具21,22と相俟ってインダクタ1を保持する脚部12を備えたインダクタ1を例に挙げて説明したが、上記のインダクタ1におけるボビン2の脚部12が存在しない構成(接続金具21,22だけで「インダクタ」を保持する構成)を採用することもできる。さらに、例えば、インダクタ本体3、コア部材4および接続金具21,22だけで「インダクタ」を構成する(インダクタ1において樹脂で形成した部位に相当する部材が存在しない構成を採用する)こともできる。これらの構成を採用した場合においても、接続金具21,22の長さを上記のインダクタ1と同様に規定して構成することにより、インダクタ本体3の製造コストを十分に低減することができ、「インダクタ」を安価に製造することができる。
また、芯部41(センターポール部)にギャップを設けたコア部材4を備えた例について説明したが、例えば、「コア部材」を構成する両部材における突端面の間に樹脂フィルムを挟み込むことにより、センターポール部およびアウターポール部の双方に樹脂フィルムの厚み分のギャップを設ける構成を採用することもできる(図示せず)。さらに、「コア部材」にギャップを設けない構成を採用することもできる。また、表面実装型のインダクタ1を例に挙げて説明したが、前述した特許文献1,2に開示した「インダクタ」のように、「実装対象基板」に形成した「孔」に嵌入するように実装する構成を採用することもできる。このような構成を採用した場合においても、接続金具21,22の長さを上記のインダクタ1と同様に規定して構成することにより、インダクタ本体3の製造コストを十分に低減することができる結果、「インダクタ」を安価に製造することができる。
1 インダクタ
2 ボビン
3 インダクタ本体
4 コア部材
4a 下側コア部材
4b 上側コア部材
11 端子保持部
12 脚部
13 筒部
14 フランジ部
21,22 接続金具
21a,22a 導線側端部
21b,22b 基板側端部
31 巻線部
31a 一端部
31b 他端部
41 芯部
41a,41b 凸部
L1〜L3 長さ
S 隙間
X 実装対象基板
Fx 部品実装面

Claims (4)

  1. 断面矩形状の平角線を巻回した円筒状の巻線部を有するインダクタ本体、および前記巻線部に挿通させられた芯部を有して当該巻線部の周囲に磁路を形成するコア部材を備えて構成されたインダクタであって、
    前記インダクタ本体における前記平角線の一端部を実装対象基板に対して接続可能に当該一端部に接続された第1の接続金具、および当該平角線の他端部を当該実装対象基板に対して接続可能に当該他端部に接続された第2の接続金具を有する接続部を備え、
    前記インダクタ本体は、前記一端部が前記巻線部の巻軸方向と交差する第1の向きに前記巻線部から直線状に延出させられると共に、前記他端部が当該巻軸方向と交差する第2の向きに当該巻線部から直線状に延出させられ、
    前記接続部は、前記第1の接続金具において前記インダクタ本体の前記一端部に接続される導線側端部および当該第1の接続金具において前記実装対象基板に接続される基板側端部の間の第1の長さと、前記第2の接続金具において前記インダクタ本体の前記他端部に接続される導線側端部および当該第2の接続金具において前記実装対象基板に接続される基板側端部の間の第2の長さとの差が前記巻軸方向に沿った前記巻線部の長さである第3の長さとなり、かつ、前記巻線部の前記巻軸方向が前記実装対象基板の部品実装面と交差するように前記インダクタ本体を当該部品実装面上に配置した状態において前記両接続金具の前記各基板側端部を当該実装対象基板にそれぞれ接続可能に前記第1の長さおよび前記第2の長さが規定されて形成されているインダクタ。
  2. 前記コア部材における前記芯部を挿通可能で、かつ前記インダクタ本体における前記巻線部に挿通可能に形成された円筒状の筒部を備え、前記巻線部における中心軸と前記芯部の中心軸とが一致するように当該筒部によって当該巻線部および当該芯部が位置合わせされている請求項1記載のインダクタ。
  3. 前記接続部は、当該インダクタを前記実装対象基板の前記部品実装面に表面実装した状態において前記コア部材における前記部品実装面側の端部と当該部品実装面との間に隙間が生じるように前記第1の長さおよび前記第2の長さがそれぞれ規定されて前記第1の接続金具および前記第2の接続金具が形成されている請求項1または2記載のインダクタ。
  4. 当該インダクタを前記実装対象基板に表面実装したときに前記第1の接続金具および前記第2の接続金具と相俟って当該インダクタを保持する脚部を備えている請求項3記載のインダクタ。
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