JP7416023B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

この発明は、コアにワイヤを巻回した構造の巻線型のコイル部品に関するもので、特に、ワイヤと端子電極との接続部分の構造に関するものである。
たとえば特開2009-272315号公報(特許文献1)には、巻線型のコイル部品であって、ドラム状のコアの両端に位置する鍔部にそれぞれ設けられた端子電極にワイヤの端部が熱圧着によって接続されることが記載されている。
図9には、ドラム状のコア1の一端に位置する鍔部2の一部が拡大されて示されている。図9において、(A)は実装時において実装基板側に向けられる実装面3側から鍔部2を示した平面図であり、(B)は(A)の線9B-9Bに沿う断面図である。
図9に示した鍔部2における、実装時において実装基板側に向けられる実装面3には端子電極4が設けられている。端子電極4は、たとえば、Agを導電成分とする導電性ペーストの焼付けによって形成された下地のAg層5と、その上にめっきにより順次形成された、Cu層6、Ni層7およびSn層8とを備える。端子電極4の表面を与えるSn層8は、実装時に良好なはんだ付け性を実現する。なお、図9(B)において、Ag層5、Cu層6、Ni層7およびSn層8の各々を明瞭に図示するため、端子電極4の厚みを誇張して図示している。
一方、コア1の巻芯部9のまわりには、図示されないが、ワイヤ10が螺旋状に巻回される。ワイヤ10の図示された端部は、上述の端子電極4に電気的かつ機械的に接続される。ワイヤ10は、たとえば、銅線からなる線状の中心線材10aと、中心線材10aを覆うポリウレタンやポリイミドなどの電気絶縁性の樹脂からなる絶縁被膜10bとを備えている。
特開2009-272315号公報
端子電極4にワイヤ10を接続するため、ヒーターチップによって、ワイヤ10の端部を端子電極4に向かって加圧する、熱圧着が適用される。端子電極4に対するワイヤ10の熱圧着を十分かつ適正に達成するには、ワイヤ10に対して、十分高い温度とともに十分高い圧力を及ぼし、ワイヤ10を適度に塑性変形させる必要がある。
しかしながら、上述した熱圧着工程における加圧の結果、ワイヤ10は、鍔部2の実装面3と内側端面11とが交差する稜線近傍の部分において応力が集中し、この部分において断線しやすい。
また、ワイヤ10の絶縁被膜10bは、熱圧着における熱で分解され、除去される。図9において、熱圧着されて絶縁被膜10bが除去された部分(以下、「除去部分」)が“R1”で示されている。また、絶縁被膜10bにおける除去部分R1の近傍では、絶縁被膜10bが熱圧着による熱で除去されないまでも劣化する部分がある。図9において、熱圧着による熱で絶縁被膜10bが劣化した部分(以下、「劣化部分」)が“R2”で示されている。劣化部分R2は、電気絶縁性についての信頼性に欠ける。
上述の劣化部分R2は、図9に示されるように、鍔部2の内側端面11から離れた位置にはみ出している。劣化部分R2は、このように、はみ出すことによって、ワイヤ10以外の電気的要素、たとえば、他のワイヤに不用意に接触する確率が高められる。特許文献1では、単一のコイルを構成するコイル部品のみが記載されているにすぎないが、たとえばコモンモードチョークコイルのように、複数のワイヤを備える巻線型のコイル部品の場合には、劣化部分R2のはみ出しが隣り合うワイヤ間の電気的短絡を引き起こす可能性を否定できない。
また、劣化部分R2の生成に至るワイヤ10の絶縁被膜10bの劣化は、ワイヤ10の中心線材10aの酸化を加速させる。このとき、ワイヤ10の中心線材10aが薄いまたは細いと、酸化される部分の割合が大きくなり、ワイヤ10が断線に至ることがある。
そこで、この発明の目的は、ワイヤの中心線材の断線を生じにくくし、かつ絶縁被膜の劣化による不都合を低減し得る構造を備える、コイル部品を提供しようとすることである。
この発明は、巻芯部ならびに巻芯部の軸線方向の両端部に設けられた鍔部を有する、コアと、巻芯部に巻回された、ワイヤと、鍔部に設けられ、ワイヤの端部が電気的かつ機械的に接続される、端子電極と、を備える、コイル部品に向けられる。
上記鍔部は、巻芯部側に向きかつ巻芯部の軸線方向の端部を位置させる内側端面と、内側端面の反対側に向く外側端面と、内側端面と外側端面とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる実装面と、実装面の反対側に向く天面と、を有する。
このような構成のコイル部品において、上述した技術的課題を解決するため、この発明は、以下の構成を備えることを特徴としている。
鍔部の実装面と内側端面との境界部分には、内側端面と外側端面との間にあって実装面に沿う方向での第1途中位置と実装面と天面との間にあって内側端面に沿う方向での第2途中位置とを結ぶように延びるスロープが設けられる。
上記端子電極は、実装面に沿って設けられる第1電極部分と、第1電極部分からスロープの途中まで延びるように、スロープに沿って設けられる第2電極部分と、を有する。
ワイヤは、第1電極部分および第2電極部分の双方において電気的かつ機械的に接続される。
ワイヤの巻芯部上での直径は、実装面に直交する方向に測定した第2電極部分の高さ方向寸法より大きいが、実装面に直交する方向に測定した第1途中位置から第2途中位置までの距離であるスロープの深さ方向寸法は、ワイヤの上記直径より大きい。
この発明に係るコイル部品によれば、コアの鍔部にはスロープが設けられ、端子電極は、鍔部の実装面に沿って設けられる第1電極部分と、第1電極部分からスロープに沿って設けられる第2電極部分と、を有し、ワイヤは、第1電極部分および第2電極部分の双方において電気的かつ機械的に接続されるので、端子電極とワイヤとの接続信頼性を高めることができるとともに、熱圧着時に、鍔部の実装面と内側端面とが交差する稜線近傍の部分でのワイヤへの応力集中を緩和することができ、この部分における断線を生じにくくすることができる。
また、ワイヤの巻芯部上での直径、すなわち熱圧着前のワイヤの本来の直径は、第2電極部分の高さ方向寸法より大きいが、スロープの深さ方向寸法は、ワイヤの上記直径より大きいため、熱圧着時において、スロープ上に位置するワイヤの一部を圧着しないようにすることができる。したがって、ワイヤにおける絶縁被膜が除去される領域を小さくすることができるとともに、絶縁被膜が除去される部分の近傍のワイヤの太さを確保できる。その結果、絶縁被膜が除去される部分の近傍での断線を生じにくくすることができる。
また、端子電極に接続されるワイヤは、鍔部の実装面に沿って設けられる第1電極部分にだけでなく、スロープに沿って設けられる第2電極部分にも、電気的かつ機械的に接続されるので、ワイヤをスロープに沿う状態とすることができる。そのため、熱圧着によってワイヤにもたらされ得る絶縁被膜の劣化部分が鍔部の内側端面から離れた位置にはみ出す度合いを小さくすることができる。その結果、熱圧着時に絶縁被膜に劣化部分が生じても、電気的短絡防止に対する信頼性を確保することができる。
また、端子電極における第2電極部分は、スロープの途中までしか延びないので、すなわち、スロープの第2途中位置側には電極が形成されない部分が存在するので、端子電極に接続されたワイヤはスロープから離れた状態となり、熱圧着時に絶縁被膜がコアに当たって変形することがなく、元の形状を維持できる。したがって、フラックスや湿気によるワイヤの腐食に対する耐性が向上する。
この発明の第1の実施形態によるコイル部品21に備えるコア25の一端に位置する第1鍔部23の一部が拡大されて示されていて、(A)は実装時において実装基板側に向けられる実装面31側から第1鍔部23を示した平面図であり、(B)は(A)の線1B-1Bに沿う断面図である。 図1に示したコイル部品21に備えるコア25全体の外観を、実装面31および32を上方にして示す斜視図である。 図2に示したコア25に備える第1鍔部23に設けられたスロープ47およびその周辺を拡大して示す斜視図である。 この発明の第2の実施形態によるコイル部品に備えるコア25a全体の外観を、実装面31および32を上方にして示す斜視図である。 この発明の第3の実施形態によるコイル部品に備えるコア25b全体の外観を、実装面31および32を上方にして示す斜視図である。 この発明の第4の実施形態によるコイル部品に備えるコア25c全体の外観を、実装面31および32を上方にして示す斜視図である。 この発明の第5の実施形態によるコイル部品に備えるコア25d全体の外観を、実装面31および32を上方にして示す斜視図である。 この発明の第6の実施形態によるコイル部品に備えるコア25e全体の外観を、実装面31および32を上方にして示す斜視図である。 特許文献1に記載されたコイル部品に備えるコア1の一端に位置する鍔部2の一部が拡大されて示されていて、(A)は実装時において実装基板側に向けられる実装面3側から鍔部2を示した平面図であり、(B)は(A)の線9B-9Bに沿う断面図である。
図1ないし図3を参照して、この発明の第1の実施形態によるコイル部品21について説明する。
主として図2を参照して、コイル部品21は、巻芯部22ならびに巻芯部22の軸線方向AXの互いに逆の第1端部、第2端部にそれぞれ設けられた第1鍔部23、第2鍔部24を有する、ドラム状のコア25を備えている。コア25は、たとえばフェライト、アルミナ、または金属磁性粉を含有する樹脂などから構成される。巻芯部22は、図示では横断面形状がたとえば四角形状であるが、その他、六角形状などの多角形状、円形状、楕円形状、またはこれらを組み合わせた形状であってもよい。
第1鍔部23および第2鍔部24は、それぞれ、巻芯部22側に向きかつ巻芯部22の第1端部および第2端部の各々を位置させる内側端面27および28と、内側端面27および28の各々の反対側の外側に向く外側端面29および30と、内側端面27および28の各々と外側端面29および30の各々とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる実装面31および32と、実装面31および32の各々の反対側の天面33および34と、を有している。
コイル部品21は、たとえば、コモンモードチョークコイルを構成するもので、コア25の巻芯部22に巻回される第1ワイヤおよび第2ワイヤを備えている。図1および図3には、第1ワイヤ39だけが図示され、しかも、第1ワイヤ39の一方端部のみが図示されている。図示を省略するが、コモンモードチョークコイルでは、周知のように、第1ワイヤおよび第2ワイヤが巻芯部22のまわりで同方向に巻回されている。
第1ワイヤの一方端部および他方端部は、それぞれ、第1端子電極および第2端子電極に電気的かつ機械的に接続される。第2ワイヤの一方端部および他方端部は、それぞれ、第3端子電極および第4端子電極に電気的かつ機械的に接続される。これら第1ないし第4端子電極のうち、第1端子電極41だけが図1および図3に図示されている。そして、図1および図3には、第1ワイヤ39の一方端部が第1端子電極41に電気的かつ機械的に接続されている状態が図示されている。
図2において、第1端子電極41を図示することに代えて、その位置を「41s」とその引き出し線とによって示している。同様に、第2ないし第4端子電極42~44についても、これらを図示することに代えて、それぞれの位置を「42s」、「43s」および「44s」と各々の引き出し線とによって示している。巻芯部22の軸線方向AXに直交する方向であって、実装面31および32の延びる方向を幅方向としたとき、「41s」、「42s」、「43s」および「44s」がそれぞれ示す位置からわかるように、第1鍔部23には、第1端子電極41および第3端子電極43が幅方向に並んで設けられ、第2鍔部24には、第2端子電極42および第4端子電極44が幅方向に並んで設けられる。
図2からわかるように、第1鍔部23と第2鍔部24とは互いに対称の形状であり、また、第1鍔部23自体および第2鍔部24自体も、それぞれ、中心軸線に関して対称形状である。したがって、以下には、図1および図3を参照して、第1鍔部23における第1端子電極41が設けられる部分について詳細に説明し、第1鍔部23における第3端子電極43が設けられる部分、ならびに第2鍔部24における第2端子電極42および第4端子電極44がそれぞれ設けられる部分については詳細な説明を省略する。なお、以下の説明において、「第1鍔部」は単に「鍔部」と言い、「第1ワイヤ」は単に「ワイヤ」と言い、「第1端子電極」は単に「端子電極」と言うことがある。
鍔部23における実装面31と内側端面27との境界部分には、内側端面27と外側端面29との間にあって実装面31に沿う方向での第1途中位置45と実装面31と天面33(図2参照)との間にあって内側端面27に沿う方向での第2途中位置46とを結ぶように延びるスロープ47が設けられる。
一方、端子電極41は、実装面31に沿って設けられる第1電極部分41aと、第1電極部分41aからスロープ47の途中まで延びるように、スロープ47に沿って設けられる第2電極部分41bと、を有する。端子電極41は、たとえば、Agを導電成分とする導電性ペーストを浸漬または印刷し、次いで、これを焼き付けることによって形成された下地のAg層48と、その上にめっきによって順次形成された、Cu層49、Ni層50およびSn層51とを備える。なお、図1(B)において、Ag層48、Cu層49、Ni層50およびSn層51の各々を明瞭に図示するため、端子電極41の厚みを誇張して図示している。
ワイヤ39は、たとえば、銅、銀または金などの良導電性金属からなる中心線材39aと、中心線材39aを覆うポリアミドイミド、ポリウレタンまたはポリエステルイミドのような電気絶縁性樹脂からなる絶縁被膜39bと、を備える。
端子電極41にワイヤ39を接続するため、ヒーターチップによって、ワイヤ39の端部を端子電極41に向かって加圧する、熱圧着が適用される。その結果、ワイヤ39は、第1電極部分41aおよび第2電極部分41bの双方において電気的かつ機械的に接続される。これによって、端子電極41とワイヤ39との接続信頼性を高めることができる。また、第2電極部分41bはスロープ47に沿って設けられるので、熱圧着時に、鍔部23の実装面31と内側端面27とが交差する稜線近傍の部分でのワイヤ39への応力集中を緩和することができ、この部分における断線を生じにくくすることができる。
熱圧着によって、ワイヤ39の絶縁被膜39bは、熱で分解され、除去される。図1において、除去部分が“R1”で示されている。また、絶縁被膜39bは、除去部分R1の近傍で、熱圧着によって除去されないまでも劣化する。図1において、熱圧着による絶縁被膜39bの劣化部分が“R2”で示されている。
図1に示した端子電極41へのワイヤ39の接続状態において、ワイヤ39の巻芯部22上での直径、すなわちワイヤ39の熱圧着前の本来の直径WDは、実装面31に直交する方向に測定した第2電極部分41bの高さ方向寸法EHより大きいが、実装面31に直交する方向に測定した第1途中位置45から第2途中位置46までの距離であるスロープ47の深さ方向寸法SDは、ワイヤ39の直径WDより大きい。ワイヤ39の直径WDは、100μm以上、たとえば150μmである。この発明に係るコイル部品は、ワイヤが直径100μm以上と太い方がより有利である。
上記の条件を満たすことにより、熱圧着時において、スロープ47上に位置するワイヤ39の一部を圧着しないようにすることができる。したがって、ワイヤ39における絶縁被膜39bの除去部分R1を小さくすることができるとともに、絶縁被膜39bの除去部分R1の近傍のワイヤ39の直径を確保できる。その結果、絶縁被膜39bの除去部分R1の近傍での断線を生じにくくすることができる。
また、端子電極41に接続されるワイヤ39は、第1電極部分41aにだけでなく、スロープ47に沿って設けられる第2電極部分41bにも、電気的かつ機械的に接続されるので、ワイヤ39をスロープ47に沿う状態とすることができる。そのため、熱圧着によってワイヤ39にもたらされ得る絶縁被膜39bの劣化部分R2が鍔部23の内側端面27から離れた位置にはみ出す度合いを小さくすることができる。その結果、熱圧着時に絶縁被膜39bに劣化部分R2が生じても、たとえばコモンモードチョークコイルにおける複数のワイヤ間の電気的短絡を防止し得る信頼性を高めることができる。なお、劣化部分R2は、鍔部23の内側端面27を含む面より外側端面29側の位置に完全に収まっていることが好ましい。
また、端子電極41における第2電極部分41bは、スロープ47の途中までしか延びないので、すなわち、スロープ47の第2途中位置46側には電極が形成されない部分が存在するので、端子電極41に接続されたワイヤ39はスロープ47から離れた状態となり、熱圧着時に絶縁被膜39bがコア25に当たって変形することがなく、元の形状を維持できる。したがって、フラックスや湿気によるワイヤ39の腐食に対する耐性が向上する。
この実施形態は、さらに、以下のような好ましい特徴を有している。
鍔部23における実装面31に直交する方向から見たとき、すなわち、図1(A)に示す方向で見たとき、スロープ47の等高線は、巻芯部22の軸線方向AXに対して直交する方向に延びていることが好ましい。この構成によれば、ワイヤ39を、スロープ47に沿うように配置した状態で、端子電極41に圧着した際に、ワイヤ39の端末を、鍔部23における外側端面29側に位置させることができるので、ワイヤ39の余分をカットしやすい。
上述した構成を備えた上で、実装面31を含む平面に対してスロープ47がなす角度θ(図1(B)参照)は、20°以上かつ60°以下であることが好ましい。この角度θが20°未満であると、熱圧着時のヒーターチップの押圧によってワイヤ39に引張応力が大きく発生し、ワイヤ39が断線するおそれがある。他方、この角度θが60°を超えると、コア25の成形が難しくなる。
スロープ47の一方端部を位置させる第2途中位置46には、実装面31と平行に延びる平坦部52が設けられることが好ましい。この構成は、コア25の金型での成形を容易にする。なお、図2では、平坦部52の図示が省略されている。
巻芯部22の軸線方向AXに測定した寸法について、ワイヤ39が端子電極41の第1電極部分41aに接続されている接続部分の寸法WL(図1(B)参照)は、鍔部23の内側端面27と外側端面29との間の寸法、すなわち、鍔部23の厚み方向寸法FT(図1(B)参照)の20%以上かつ50%以下であることが好ましい。20%未満であると、ワイヤ39の引張強度が低くなり、また、端子電極41に流れる電流密度が高く(単位当たりの電流値が小さく)なり、長期信頼性試験においてエレクトロマイグレーションが発生したり、断線したりするおそれがある。他方、50%を超えると、絶縁被膜39bの劣化部分R2が鍔部23の内側端面27から大きくはみ出すおそれがある。
端子電極41の第1電極部分41aは、ワイヤ39が接続されている接続部53、および実装基板に接続されるべき実装部54を備え、接続部53と実装部54とは同一平面をなしていることが好ましい。接続部53は、ワイヤ39が第1電極部分41aに圧着されている圧着部でもある。実装部54とは、コイル部品21を実装基板に実装する際に、実装基板に形成されるランドに対向する部分を言う。上記構成によれば、ワイヤ39を接続部53に圧着する際、ワイヤ39の余分をカットして除去しやすくなる。上記構成を備えない場合、より具体的には、接続部53の高さを実装部54の高さより低くした場合、熱圧着時にワイヤ39を十分に潰しきれない場合がある。この場合、ワイヤ39の余分がカットされず、当該余分が残されたままとなりやすい。そのため、ワイヤ39をカットする工程では、ワイヤ39を引きちぎるだけでなく、カット刃を用いた加工も必要になることがある。
端子電極41は、前述したように、下地のAg層48と、その上にめっきによって順次形成された、Cu層49、Ni層50およびSn層51とを備えている。すなわち、端子電極41は、表面にSn層51を有するが、この場合、図1(B)に示されるように、端子電極41におけるワイヤ39に接する部分の少なくとも一部にSn層51の一部が位置することが好ましい。Sn層51は、端子電極41に対して、実装時の良好なはんだ付け性を与えるだけでなく、ワイヤ39の中心線材39aが銅からなるとき、Sn層51と中心線材39aとの間でCu-Sn合金層を生成し、端子電極41とワイヤ39との接合強度を向上させる。
上記Sn層51が、特に、スロープ47に沿う第2電極部分41bにおけるワイヤ39に接する部分に位置していると、スロープ47におけるワイヤ39と端子電極41との接合強度を高めることができる。
上述のように、スロープ47に沿う第2電極部分41bにおけるワイヤ39に接する部分にSn層51が位置しているとき、図1(B)に示すように、Sn層51は、第1途中位置45から第2途中位置46に向かうほど、より厚い方が好ましい。Sn層51がより厚くなることで、Cu-Sn合金層を増やし、端子電極41とワイヤ39との接合強度をより向上させることができる。Cu-Sn合金層は、Sn層51の厚みが増すに従って、より厚くなる。Cu-Sn合金層がより厚い部分では、より高い接合強度が得られる。
なお、図1(B)では、第1電極部分41aにおけるワイヤ39に接する部分に、Sn層51が存在するように図示されたが、この部分ではSn層が全くまたはほとんど存在しないこともある。
また、第1の実施形態では、図2に示すように、第1鍔部23および第2鍔部24の各々において、2つのスロープ47が、鍔部23および24の幅方向の両端部にそれぞれに位置されている。この構成によれば、ワイヤをスロープ47に沿って引き回しやすくなり、そのため、ワイヤの余分をカットしやすくなる。また、カット刃を用いてワイヤの余分をカットしようとするとき、設備内でコア25の最外形にワイヤの余分を位置させることができるので、カット刃をワイヤの余分に当てやすい、という利点もある。
以上、第1の実施形態を、図1および図3に示した第1鍔部23における第1端子電極41が設けられる部分について説明したが、第1鍔部23における第3端子電極43が設けられる部分、ならびに第2鍔部24における第2端子電極42および第4端子電極44がそれぞれ設けられる部分についても実質的に同様の構成を有している。
コイル部品21は、その寸法は任意であるが、一例として、長さ方向(軸線方向AX)の寸法が2.0mm、幅方向の寸法が1.2mm、高さ方向の寸法が1.6mmである。
コイル部品21は、たとえば、以下のようにして製造されることが好ましい。
まず、コア25を用意する。コア25を製造するため、たとえばフェライトの粉末を金型でプレス成形し、得られた成形体を焼成し、コア25となるべき焼結体を得る。その後、コア25となるべき焼結体にバレル研磨を実施することによって、バリを取り、コア25を得る。図1ないし図3では図示を省略するが、コア25の稜線は、角が取れて小さいアール面取りが施されている。
次いで、コア25に端子電極41~44を設けるため、第1鍔部23および第2鍔部24の実装面31および32に、たとえば、Agを含む導電性ペーストを付与し、焼き付けてAg層48を形成した後、電解バレルめっき法を適用して、Cu層49、Ni層50およびSn層51を順次形成する。
次に、たとえばノズルによって、ワイヤをコア25の巻芯部22に巻回し、第1ワイヤ39の一方端および他方端をそれぞれ第1端子電極41および第2端子電極に接続し、第2ワイヤの一方端および他方端をそれぞれ第3端子電極および第4端子電極に接続する。ここで、ワイヤと端子電極との接続には、たとえばヒーターチップによる熱圧着が適用される。端子電極に接続されたワイヤの余分は、必要に応じて、カット刃により切断され除去される。
以上のようにして、コイル部品21が完成される。
図4ないし図8は、それぞれ、この発明の第2ないし第6の実施形態によるコイル部品に備えるコア全体の外観を、実装面を上方にして示す斜視図である。図4ないし図8は、図2に対応する図である。図4ないし図8において、図2に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
図4に示したコア25aでは、巻芯部22の軸線方向AXに直交する方向であって、実装面31および32の延びる方向を幅方向としたとき、第1鍔部23における第3端子電極が設けられる位置43sにあるスロープ47は、第1鍔部23の幅方向の中央寄りに位置されている。また、第2鍔部24における第2端子電極が設けられる位置42sにあるスロープ47は、第2鍔部24の幅方向の中央寄りに位置されている。このようなコア25aによれば、ワイヤを最短距離で端子電極41~44に引き回すことができる。
図5に示したコア25bでは、巻芯部22の軸線方向AXに直交する方向であって、実装面31および32の延びる方向を幅方向としたとき、第1鍔部23における第1端子電極が設けられる位置41sにあるスロープ47および第3端子電極が設けられる位置43sにあるスロープ47は、ともに、第1鍔部23の幅方向の中央寄りに位置されている。同様に、第2鍔部24における第2端子電極が設けられる位置42sにあるスロープ47および第4端子電極が設けられる位置44sにあるスロープ47は、ともに、第2鍔部24の幅方向の中央寄りに位置されている。このようなコア25bによれば、金型による成形が容易である。また、金型におけるスロープ47の成形を担う凸部は幅方向の中央寄りに位置するので、当該凸部に応力が集中しにくく、よって、金型の耐久性が高くなる。
図6に示したコア25cは、1本のワイヤを備えるコイル部品のためのものであり、スロープ47が第1鍔部23および第2鍔部24の各々の幅方向中央部に設けられている。このコア25cによれば、第1鍔部23および第2鍔部24の各々におけるワイヤを圧着する部分を中心に対称構造となっているので、コイル部品の実装性が良い。
図7に示したコア25dは、図6に示したコア25cと同様、1本のワイヤを備えるコイル部品のためのものである。スロープ47が第1鍔部23および第2鍔部24の各々の幅方向の端部に設けられていて、第1鍔部23に設けられるスロープ47と第2鍔部24に設けられるスロープ47とは対角線方向に対向するように配置されている。このコア25dによれば、ワイヤの引き回しが簡易である。
図8に示したコア25eは、たとえば3相コモンモードチョークコイルのような3本のワイヤを備えるコイル部品のためのものである。3つのスロープ47が第1鍔部23および第2鍔部24の各々において幅方向に並んで設けられている。
図8に示したコア25eの変形例として、4本以上のワイヤを備えるコイル部品のためのコアであって、4つ以上のスロープが第1鍔部および第2鍔部の各々において幅方向に並んで設けられていてもよい。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の実施形態が可能である。
たとえば、図示しなかったが、コアの第1鍔部および第2鍔部の各々の天面の間を連結するように、天板が設けられてもよい。コアおよび天板が双方とも磁性体から構成される場合、コアおよび天板は閉磁路を構成する。
また、この発明の範囲は、上述した実施形態に限らず、異なる実施形態間において、構成を部分的に置換したり、組み合わせたりしたものにも及ぶ。
21 コイル部品
22 巻芯部
23 第1鍔部
24 第2鍔部
25,25a~25e コア
27,28 内側端面
29,30 外側端面
31,32 実装面
33,34 天面
39 ワイヤ
39a 中心線材
39b 絶縁被膜
41 第1端子電極
41a 第1電極部分
41b 第2電極部分
41s 第1端子電極の位置
42s 第2端子電極の位置
43s 第3端子電極の位置
44s 第4端子電極の位置
45 第1途中位置
46 第2途中位置
47 スロープ
51 Sn層
52 平坦部
53 接続部
54 実装部
R1 除去部分
R2 劣化部分
AX 軸線方向
WD ワイヤの直径
SD スロープの深さ方向寸法
EH 第2電極部分の高さ方向寸法
θ スロープがなす角度
WL 接続部分の寸法
FT 鍔部の厚み方向寸法

Claims (13)

  1. 巻芯部ならびに前記巻芯部の軸線方向の両端部に設けられた鍔部を有する、コアと、
    前記巻芯部に巻回された、ワイヤと、
    前記鍔部に設けられ、前記ワイヤの端部が電気的かつ機械的に接続される、端子電極と、
    を備え、
    前記鍔部は、前記巻芯部側に向きかつ前記巻芯部の軸線方向の端部を位置させる内側端面と、前記内側端面の反対側に向く外側端面と、前記内側端面と前記外側端面とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる実装面と、前記実装面の反対側に向く天面と、を有し、
    前記実装面と前記内側端面との境界部分には、前記内側端面と前記外側端面との間にあって前記実装面に沿う方向での第1途中位置と前記実装面と前記天面との間にあって前記内側端面に沿う方向での第2途中位置とを結ぶように延びるスロープが設けられ、
    前記端子電極は、前記実装面に沿って設けられる第1電極部分と、前記第1電極部分から前記スロープの途中まで延びるように、前記スロープに沿って設けられる第2電極部分と、を有し、
    前記ワイヤは、前記第1電極部分および前記第2電極部分の双方において電気的かつ機械的に接続され、
    前記ワイヤの前記巻芯部上での直径は、前記実装面に直交する方向に測定した前記第2電極部分の高さ方向寸法より大きいが、前記実装面に直交する方向に測定した前記第1途中位置から前記第2途中位置までの距離である前記スロープの深さ方向寸法は、前記ワイヤの前記直径より大きい、
    コイル部品。
  2. 前記実装面に直交する方向から見たとき、前記スロープの等高線は、前記巻芯部の軸線方向に対して直交する方向に延びている、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記実装面を含む平面に対して前記スロープがなす角度は、20°以上かつ60°以下である、請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記スロープの一方端部を位置させる前記第2途中位置には、前記実装面と平行に延びる平坦部が設けられる、請求項1ないし3のいずれかに記載のコイル部品。
  5. 前記巻芯部の軸線方向に直交する方向であって、前記実装面の延びる方向を幅方向としたとき、
    各前記鍔部には、2つの前記端子電極および2つの前記スロープがそれぞれ幅方向に並んで設けられている、請求項1ないし4のいずれかに記載のコイル部品。
  6. 2つの前記スロープは、各前記鍔部の幅方向の両端部にそれぞれに位置される、請求項5に記載のコイル部品。
  7. 2つの前記スロープは、各前記鍔部の幅方向の中心寄りに位置される、請求項5に記載のコイル部品。
  8. 前記巻芯部の軸線方向に測定した寸法について、前記ワイヤが前記端子電極の前記第1電極部分に接続されている接続部分の寸法は、前記鍔部の前記内側端面と前記外側端面との間の寸法の20%以上かつ50%以下である、請求項1ないし7のいずれかに記載のコイル部品。
  9. 前記端子電極の前記第1電極部分は、前記ワイヤが接続されている接続部、および実装基板に接続されるべき実装部を備え、前記接続部と前記実装部とは同一平面をなしている、請求項1ないし8のいずれかに記載のコイル部品。
  10. 前記ワイヤは、線状の中心導体と前記中心導体を覆う絶縁被膜とを備え、
    前記絶縁被膜は、一部において熱による劣化部分を有し、
    前記劣化部分は、前記内側端面を含む面より前記外側端面側の位置に完全に収まっている、
    請求項1ないし9のいずれかに記載のコイル部品。
  11. 前記端子電極は、表面にSn層を有し、前記端子電極における前記ワイヤに接する部分の少なくとも一部に前記Sn層の一部が位置する、請求項1ないし10のいずれかに記載のコイル部品。
  12. 前記Sn層は、前記第2電極部分における前記ワイヤに接する部分に位置するものを含む、請求項11に記載のコイル部品。
  13. 前記第2電極部分における前記ワイヤに接する部分に位置する前記Sn層は、前記第1途中位置から前記第2途中位置に向かうほど、より厚い、請求項12に記載のコイル部品。
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