JP2007226185A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光層の放電破壊が良好に防止される高品質の画像形成装置を提供すること。
【解決手段】感光層2を有する電子写真感光体101と、該電子写真感光体100の感光層2に付着した付着物に接触するように電子写真感光体101上に配置され、前記付着物に接触することにより前記付着物の静電気を除去する導電性のクリーニングブレード11と、を備えた画像形成装置100を構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は画像形成装置に関するものである。
従来より、電子写真方式の複写機やプリンタなどの画像形成装置は、画像形成時、次のような工程を行う。
まず、電子写真感光体を回転させながら、電子写真感光体の潜像形成領域の表面を帯電部材により一様に帯電させる。次に、画像表示装置は、画像パターンに応じてレーザー光を潜像形成領域に照射して電子写真感光体の表面に潜像を形成する。更に、画像表示装置は、この潜像に対応してトナーを電子写真感光体の表面に付着させ、その後、該トナーを記録媒体に転写させる。また、画像表示装置は、記録媒体にトナーを転写した後、電子写真感光体の表面にクリーニングブレードを摺接させることにより、電子写真感光体表面に付着した、残存トナー等を含む付着物を除去する。
前記クリーニングブレードは、電子写真感光体とほぼ同じ長さを有する板状体である。このクリーニングブレードの先端部が電子写真感光体に対して押圧されることにより、電子写真感光体を構成する表面層上に付着した残存トナー等の付着物が除去される。
特許第2519414号 特開2001−330981号公報 特開平9−120172号公報 特開平9−269685号公報 特開平1−142664号公報
クリーニングブレードによる付着物の除去の際に、残存トナー同士が互いに擦れあったり、クリーニングブレードと残存トナーとが擦れ合ったりすることに起因して、静電気が発生する場合がある。そして、静電気を帯びたトナーは、クリーニングブレードよりも電子写真感光体の回転方向上流域側の領域に溜まることとなる。
このような場合、残存トナーに帯電した静電気が電子写真感光体の基体に向かって放電され、電子写真感光体を構成する光導電層や表面層等が破壊(放電破壊)されることがあった。それ故、放電破壊が良好に防止される高品質の画像形成装置が望まれている。
本発明の第1の画像形成装置は、感光層を有する電子写真感光体と、該電子写真感光体の前記感光層に接触させて配置され、前記感光層を押圧することにより該感光層に付着した付着物を除去する押圧部材と、前記押圧部材によって除去される前記付着物の静電気を除去する静電気除去手段と、を備えている。
また、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記静電気除去手段は、前記感光層に光を照射することにより前記付着物の静電気を除去する光照射部材を備えている。
さらに、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記光照射部材の光の照射領域は、前記押圧部材と前記感光層との接触領域よりも前記電子写真感光体の回転方向の上流側に位置する前記押圧部材近傍領域を含む。
また、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記光照射部材は、前記感光層への光の照射により前記電子写真感光体の前記感光層の帯電を除去する。
さらに、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記押圧部材は光透過性を有しており、前記光照射部材は、その光が前記押圧部材を介して前記感光層に照射されるように配置されている。
また、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記押圧部材の光透過率は、15%以上である。
さらに、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記押圧部材は、導電性を有しており、前記静電気除去手段は、前記押圧部材を有する。
また、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記押圧部材は、基体と、該基体に被着された導電膜を備える。
さらに、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記押圧部材は、基体と、該基体に含有される導電性粒子とを備える。
また、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記押圧部材は、導電性基体を備える。
さらに、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記静電気除去手段は、一部が接地されている。
また、本発明の第1の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置において、前記静電気除去手段は、前記付着物が前記押圧部材によって除去される前もしくは除去される際に、前記付着物の静電気を除去する。
一方、本発明の第2の画像形成装置は、感光層を有する電子写真感光体と、該電子写真感光体の前記感光層に付着した付着物に接触するように前記電子写真感光体上に配置され、前記付着物に接触することにより前記付着物の静電気を除去する導電性の押圧部材と、を備えている。
また、本発明の第2の画像形成装置は、前記第2の画像形成装置において、前記押圧部材は、その一部が接地されている。
さらに、本発明の第2の画像形成装置は、前記第2の画像形成装置において、前記押圧部材は、前記感光層を押圧することにより前記付着物を除去する。
また、本発明の第2の画像形成装置は、前記第2の画像形成装置において、前記押圧部材は、絶縁基体と、該絶縁基体の表面に被着される導電層と、を備えている。
さらに、本発明の第2の画像形成装置は、前記第2の画像形成装置において、前記押圧部材は、絶縁基体と、該絶縁基体内に含有される多数の導電性粒子と、を備えている。
また、本発明の第2の画像形成装置は、前記第2の画像形成装置において、前記押圧部材は、導電性基体を備えている。
本発明によれば、静電気除去手段もしくは導電性の押圧部材によって付着物に生じた静電気を除去されることから、光導電層や表面層の放電破壊が防止或いは抑制できる。従って画像欠陥を防止或いは抑制できる画像形成装置が得られる。
また前記静電気除去手段が、感光層に光を照射する光照射部材である場合、電子写真感光体の感光層の抵抗値を低下させることができる。これにより放電破壊に至る前にトナーに帯電した静電気を基体に逃がすことが可能となり、放電破壊を抑制できる。
更に、光照射部材からの光の照射領域を、前記押圧部材よりも電子写真感光体の回転方向の上流側に位置する該押圧部材近傍領域を含むように設定することにより、トナーが溜まり易い領域内の感光層の抵抗値を低下させることができる。それ故、トナーに帯電した静電気をより確実に基体に逃がすことが可能となり、放電破壊を更に抑制できる。
また光照射部材が、電子写真感光体の感光層の帯電を除去する除電器としても機能することから、光照射部材及び除電器を共に設ける必要がなく部材の削減が可能となる。それ故画像形成装置の小型化が可能となる。尚、双方共に揃えることを否定するものではない。
更に前記押圧部材の光透過率は、15%以上であることから、光照射部材からの光が十分に電子写真感光体表面へと到達する。
また静電気除去手段は、前記押圧部材が導電性を有する場合、トナーに接触する押圧部材の先端から、容易に静電気を外部に逃がすことが可能となる。従って放電破壊が抑制できる。
そして、導電性押圧部材が、押圧基体と、該押圧基体に被着された導電膜を備える構造である場合や、或いは押圧基体と該押圧基体に含有される導電性粒子とを備える構造である場合、あるいは、押圧基体が導電性を有する場合にも、トナーに接触する押圧部材の先端から、容易に静電気を外部に逃がすことが可能となり、放電破壊を抑制できる。
また本発明によれば、押圧部材により感光層上の付着物に発生した静電気を除去する第1の過程と、静電気が除去された前記付着物を前記押圧部材により除去する第2の過程とが行われることから、画像形成装置の駆動時に生じる放電破壊を抑制できる。
さらに前記第1の過程と、前記第2の過程とが同時に、或いは前記第1の過程の後、前記第2の過程が行われることから、付着物の除去時に生じる放電破壊を防止或いは抑制できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置について図1−1,図2、図3(a)及び図3(b)を用いて詳細に説明する。
本実施形態にかかる画像形成装置100は、図1−1に示すように、感光層を有する電子写真感光体101と、感光層を帯電させる帯電器6と、帯電後に電子写真感光体101の表面に光を照射し、電子写真感光体101に静電潜像を形成する露光器7(例えば、LEDヘッドやレーザー等の露光手段)と、前記静電潜像に対応するトナー像を電子写真感光体101の表面に形成するためのトナーを備えた現像器8と、を備えている。
また、画像形成装置100は、前記トナー像を記録媒体Pに転写する転写器9と、その転写後に感光体表面の残留トナーを除去するための押圧部材であるクリーニングブレード11と、転写後に残余の静電潜像を除去する除電器12と、記録媒体Pに転写されたトナー像を熱もしくは圧力により固着するための定着器10と、を更に備えている。クリーニングブレード11は、導電性を備えており、残留トナー等の付着物の静電気を除去する静電気除去手段を構成している。
このような画像形成装置100は、以下の各プロセスを繰り返し経ることにより、画像形成が行なわれる。
即ち、電子写真感光体101の両端部に備えられたギアフランジ102により、電子写真感光体101を回転させながら、以下の工程を行なう。
1.電子写真感光体101の表面が、帯電器6により帯電される。
2.露光器7により電子写真感光体101の帯電領域が露光されることにより、電子写真感光体101の表面上に電位コントラストとしての静電潜像が形成される。
3.この静電潜像が現像器8により現像される。この現像プロセスにおいて、現像器8が有するトナーが静電潜像との静電引力により感光体表面に付着し、静電潜像が可視化される。
4.感光体表面のトナー像は、紙などの記録媒体Pの裏面よりトナーと逆極性の電界を加えられることにより、記録媒体Pに対して静電転写され、これにより画像が記録媒体P上に形成される。
5.感光体表面の残留トナーがクリーニングブレード11により機械的に感光体表面より剥離される。この剥離の際、或いはこの剥離の前に、トナーが帯びた静電気をクリーニングブレード11により除去する。
6.感光体表面が除電器12によって強い光によって露光され、残余の静電潜像が除去される。
7.剥離されたトナーが図示しない付着物隔離部材により電子写真感光体101から図示しないトナー回収箱に搬送されることにより、剥離されたトナーは電子写真感光体101より隔離される。
以下、画像形成装置100の各要素について説明する。
上述した画像形成装置100に搭載される電子写真感光体101は、例えば、図2に示すように、導電性を有する円筒状の基体1と、この基体1上に形成された感光層2とを備えている。この感光層2は、基体1上に順次積層される電荷注入阻止層3、光導電層4及び表面層5等を備えている。なお、基体1の軸方向の長さは、使用が予定される紙等の記録媒体Pの長さよりも長くなるように設定してもよい。
このような電子写真感光体101は、表面層5上に電荷を保持することにより、帯電器66及び露光器7によって形成された静電潜像を表面層5上に保持する。
また、電子写真感光体101は、基体1の軸方向の端部に、基体1の中央部に比較して基体1の厚みを内側から薄く成したインロー部を有してもよい。このインロー部によって基体1の内径は、基体1の中央部よりも端部で大きくなる。このインロー部は、画像形成装置の使用時に、電子写真感光体101を回転させるためのギアフランジ102を嵌め合わせるためのものであり、これにより安定した回転を得ることができる。尚、このインロー部は、必ずしも必要なものではなく、インロー部が無くとも回転の動力がギアフランジ102から電子写真感光体101に十分安定的に伝達できる場合は、インロー部は形成しなくともよい。
このような基体1の材料としては、Al或いはSUS(ステンレス)、Zn、Cu、Fe、Ti、Ni、Cr、Ta、Sn、AuまたはAg等の金属材料、またはそれらの合金材料などの導電材料を用いることができる。また、基体1の材料として、絶縁材料と導電材料の双方を用いても良い。例えば、基体1は、樹脂、ガラスまたはセラミック等の絶縁体の表面に、上記導電材料やITO、SnOなどの透明導電性材料から成る導電膜を形成した構成としても良い。前記導電膜は蒸着などにより形成される。なお、基体の材料は、上述した材料に限るものではない。なお、基体1は接地しておくことが好ましい。
そして前掲の材料のなかでも、Al−Mn系合金やAl−Mg系合金、或いはAl−Mg−Si系合金を用いると、低コストで軽量化が達成できることから望ましい。その上、後述する電荷注入阻止層3や光導電層4にa−Si(アモルファスシリコン;以下同じ)系材料を用いた場合に、基体1と電荷注入阻止層3、または基体1と光導電層4との密着性が高くなって信頼性が向上するという点で好適である。
このようなAl合金材料を鋳造、均質化処理、熱間押出加工及び冷間抽伸加工を経て管状に加工し、必要に応じて軟化処理を施してAl合金管を作成する。そして、このAl合金管を所定の長さに切断した後、切削加工により表面、端面及び面取り部等を処理して基体1が完成する。
また前述の基体1上には、感光層2が設けられる。この感光層2は、電荷注入阻止層3、光導電層4、表面層5等から構成される。
また前述の基体1上には、無機物系材料からなる電荷注入阻止層3が設けられる。この電荷注入阻止層3は、基体1からの電荷(電子や正孔)の注入を阻止する機能を有している。
この電荷注入阻止層3は、光導電層4の材料に応じて種々のものを用いることができる。光導電層4の主成分がa−Si系材料である場合、電荷注入阻止層3を、a−Si系の材料を用いて形成することにより、基体1と光導電層4との密着性に優れた電子写真感光体101が得られる。
このようにa−Si系の材料により電荷注入阻止層3を設ける場合は、a−Si系光導電層4に比べて、13族元素や15族元素の量を多くしても良いし、あるいは、電荷注入阻止層3に硼素(B)や窒素(N)、酸素(O)を含有させて電荷注入阻止層3を高抵抗化するとよい。
尚、この電荷注入阻止層3に代えて、長波長光(波長が0.8μm以上の光をいう。以下、同じ)を吸収する光吸収層を設けてもよい。この光吸収層を基体1上に設けると、露光時に入射した長波長光が光吸収層で吸収されるため、長波長光が基体1の表面で反射することによって記録画像に干渉縞が発生することを抑制することが可能となる。
電荷注入阻止層3上には、無機物系材料からなる光導電層4が被着される。この無機物系材料からなる光導電層4の材料としては、例えば、a−Si系もしくはa−Se、Se−TeまたはAsSeなどのa−Se系、あるいはZnO、CdSまたはCdSeなどのII−VI族化合物を用いることができる。尚、光導電層4は、無機物系材料に代えて、有機物系材料により形成しても良い。例えば、光導電層4として、樹脂中に前述の無機物系材料から成る粒子を分散させた光導電層やOPC系光導電層などを用いることができる。なお、a−Siもしくはa−SiにC、N、Oなどを加えた合金のa−Si系材料によって光導電層4を形成する場合、高い光感度特性、高速応答性、繰り返し安定性、耐熱性、および耐久性などの優れた電子写真特性が安定して得られ、さらにa−SiC:H表面層5との整合性に優れるという点で好ましい。
電荷注入阻止層3及び光導電層4に用いられる前記a−Si系材料には、a−Si、a−SiC、a−SiN、a−SiO、a−SiGe、a−SiCN、a−SiNO、a−SiCOまたはa−SiCNOなどが挙げられる。これらは、例えばグロ−放電分解法、各種スパッタリング法、各種蒸着法、ECR法、光CVD法、触媒CVD法または反応性蒸着法などにより成膜形成する。電荷注入阻止層3及び光導電層4には、ダングリングボンドに結合させるための水素(H)やハロゲン元素(F、Cl等)を1〜40原子%含有させる。また、各層の暗導電率や光導電率などの電気的特性および光学的バンドギャップなどについて所望の特性を得るために、電荷注入阻止層3及び光導電層4には、周期律表第13族元素(以下、13族元素と略す)や第15族元素(以下、15族元素と略す)を0.1〜20000ppm含有させたり、または、C、N、O等の元素の含有量を0.01〜100ppmの範囲で調整することにより、上記諸特性を調整する。
尚、上記13族元素および15族元素としては、それぞれホウ素(B)およびリン(P)が、共有結合性に優れる点、半導体特性を敏感に変え得る点、及び優れた光感度が得られる点で望ましい。そして、C、N、O等の元素とともに13族元素および15族元素を電荷注入阻止層3及び光導電層4に含有させる場合、13族元素は 0.1〜20000ppmがよく、15族元素は0.1〜10000ppmがよい。
また、C、N、O等の元素を含有させないか、或いは微量(0.01〜100ppm)電荷注入阻止層3及び光導電層4に含有させる場合は、13族元素は0.01〜200ppm、15族元素は0.01〜100ppm含有させるとよい。これらの元素の含有率は層厚方向にわたって勾配を設けてもよく、その場合には層全体の平均含有量が上記範囲内であればよい。
更に電荷注入阻止層3及び光導電層4は、a−Si系材料に代えて、μc−Si(微結晶シリコン)により形成してもよい。このμc−Siにより電荷注入阻止層3及び光導電層4を形成する場合には、暗/光導電率を高めることができるので、光導電層4の設計自由度が増すという利点がある。μc−Siからなる電荷注入阻止層3及び光導電層4は、上記と同様の形成法(グロ−放電分解法、各種スパッタリング法、各種蒸着法、ECR法、光CVD法、触媒CVD法または反応性蒸着法など)を採用し、その成膜条件を変えることによって形成することができる。例えばグロ−放電分解法では、基板温度及び高周波電力をa−Siの場合よりも高めに設定し、希釈ガスとしての水素流量を増すことによって形成できる。また、電荷注入阻止層3及び光導電層4中にμc−Siを含む場合にも上記と同様の不純物元素を添加させてもよい。
ところで、この光導電層4は、光(波長580nm〜780nm)が照射されると抵抗値が下がる性質を有している。この性質を利用して、後述する露光器7からの光を光導電層4に対して所定パターンに照射すると、抵抗値が下がる箇所と、抵抗値が下がらない箇所とが形成される。そして、抵抗値が下がる箇所では光導電層4中の電荷が基体1へと移動し、逆に抵抗値が下がらない箇所では光導電層4の電荷が移動しない。この電荷の移動の有無により、トナーが付着する箇所及び付着しない箇所ができ、静電潜像が形成される。
そして、上述の光導電層4上には、記録媒体Pとの摺接から光導電層4を保護するための無機物材料からなる表面層5が被着される。この表面層5は、例えばa−SiC:H(a−SiCに水素を含有させた構成をいう。以下同じ。)からなる場合、その厚みを0.2〜1.5μm、好適には0.5〜1.0μmとする。また、表面層5をa−SiC:Hにより構成する場合、その元素比率を組成式a−Si1−X:Hと表したときにX値を0.55≦X<0.93、好適には0.6≦X≦0.7にしている。
表面層5の厚みを0.2μm以上にすることで、耐刷による画像キズ及び画像濃度ムラの発生を防止することが可能となる。また表面層5の厚みを1.5μm以下にすることで初期特性(残留電位による画像不良等)を良好にすることが可能となる。また、X値を0.55以上にすることで適切な硬さを得ることが可能となり、耐久性を確保できる。また、X値を0.93未満にすることで同様に適切な硬さを得ることができる。
本実施形態において採用可能な帯電器6としては、例えば、コロトロンがある。このコロトロンは、基台と、この基台に設けられたワイヤ保持部と、このワイヤ保持部により電子写真感光体101の軸方向に対して略平行に張られたワイヤと、を備えている。このワイヤは、電子写真感光体101に対して所定の距離だけ離間して保持される。この距離の調節機構には、例えばコロと呼ばれる絶縁樹脂製の車輪が用いられ、この車輪を上述した電子写真感光体101の基体1の潜像の形成が予定されない領域(非潜像形成領域)に当接させることにより上記距離だけ離間される。そして、このワイヤにバイアス電圧を印加することにより、電子写真感光体101の表面が帯電することとなる。
また、上記コロトロンに代えて、帯電ローラーが採用可能である。この帯電ローラーは、軸心の周囲に導電性ゴムを被覆し、更にPVDF(ポリフッ化ビニリデン)の表面コートを行ったものが使用可能である。このような帯電ローラーは、電子写真感光体101の表面と接触することにより、電子写真感光体101の表面を帯電させることができる。
露光器7は、電子写真感光体101の表面に潜像を形成させるために、電子写真感光体101の表面に特定波長(580nm〜780nm)の光を照射する。本実施形態の画像形成装置100には、光の波長が650nmである発光素子が電子写真感光体101の軸方向に沿って600dpi(dot per inch)の密度で配列された構成を有するLEDヘッドを採用している。
また、現像器8は、潜像が形成された電子写真感光体101上の電荷を保持している部分に、トナー像を形成させるために設置される。トナーを磁気的に保持する磁気ローラーと、トナーを攪拌する攪拌器と、電子写真感光体101との間隔を制御するコロ等の車輪と、を含んで構成されている。ここで、使用されるコロ等の車輪は、帯電器に使用したものと同一のものが使用可能である。
更に、転写器9は、電子写真感光体101上に形成されたトナー像を紙などの記録媒体P(被転写物)に転写するために、帯電器6とは逆のバイアス電圧を電子写真感光体101に与えるためのものである。通常、交流成分を重畳させたDCバイアスの電圧が印加される。
また定着器10は、紙等の記録媒体P上に形成されているトナー像を記録媒体Pに定着させるために設置される。通常、加熱された金属ローラー上にフッ素樹脂等の表面コートを行ったもので、記録媒体Pに加圧することでトナー像を定着する。
また、この画像形成装置100には通常の乾式現像を用いているが、その他、湿式現像に使用される液体現像剤にも適用可能である。
また、本実施形態においては、記録媒体Pに転写されずに電子写真感光体101の表面に残存したトナー等の付着物を該表面から除去するための押圧部材として、クリーニングブレード11が採用されている。クリーニングブレード11は、その先端が電子写真感光体101の潜像形成領域に接触するように配置され、クリーニングブレード11が有する弾性を利用して感光層2の表面を押圧する。
具体的には、クリーニングブレード11は、その先端側(表面層5に接触する側)の厚みが1.0〜1.2mmに設定され、ブレード線圧が14gf/cm(一般的には5〜30gf/cm)になるように設定されている。また、このクリーニングブレード11の硬さは、JIS硬さ(ISO868で特定される条件で測定されショア硬度(Shore hardness)で74度(好適範囲67〜84度)のものを使用するとよい。
また、クリーニングブレード11は、上述した如く、導電性を有しており、押圧部材としてのみならず、静電気除去手段としての機能を有する。具体的な構成は、図3(a)に示すように、例えば、ポリウレタン樹脂を主成分とし、内部に金パール等から成る多数の導電性粒子11Cを有する押圧基体11Aと、該押圧基体11Aを支持する金属製の支持体11Bと、を備えており、押圧基体11A及び支持体11Bが電気的に接続され、更に支持体11Bが電気的に接地されている。それ故、トナー等の付着物に帯電した静電気がクリーニングブレード11を介して外部に逃がされる。その結果、前記付着物に帯電した静電気による光導電層4や表面層5等の放電破壊が抑制される。なお、支持体11Bはプリンタに固定されることで電気的に接地される。一方、押圧基体11Aは電子写真感光体101の感光層2に接触して感光層2の表面を押圧する。
このような導電性のクリーニングブレード11を作製するには、まず、ポリウレタン系樹脂の液状前駆体に金属製の導電性粒子11Cを多数混入させたものを押し出し加工することにより押圧基体11Aを得る。次に、押圧基体11Aを支持体11Bに対して導電性接着剤等を介して接着し、これによってクリーニングブレード11が完成する。尚、この導電性粒子11Cは金属製の粒子が好ましいが、押圧基体11Aよりも導電率の高い物質であれば、金属でなくても良い。
クリーニングブレード11は、図3(b)に示すように、押圧基体11Aと、該押圧基体11Aの表面に被着される金属薄膜等の導電性薄膜11Dと、押圧基体11Aを支持する金属製の支持体11Bと、を備えた構成であってもよい。この導電性薄膜11Dは、感光層2の表面に付着した付着物の静電気を除去するために設けられているため、感光層2に対して接触可能なように押圧基体11Aの先端部に被着されている。また、導電性薄膜11Dは、電気的に接地された金属性の支持体11Bに接続されているため、導電性薄膜11Dによって感光層2の表面から除去された静電気を外部に逃がされる。それ故、トナー等の付着物の静電気に起因した光導電層4や表面層5等の放電破壊が良好に抑制される。
尚、図3(b)に示すクリーニングブレード11を作製するには、まず、ポリウレタン系樹脂にてブレード形状に成形して押圧基体11Aを形成する。次に、押圧基体11Aを金属製の支持体11Bに対して導電性接着剤等で接着する。最後に、押圧基体11の表面に金属薄膜を蒸着等により被着させることが行われる。この際、図4に示すように、支持体11Bと押圧基体11Aと、導電材料から成る蒸着源13を真空チャンバー14の内部に載置し、押圧基体11Aの表面と支持体11Bの表面の双方に対して略同時に蒸着源13より導電性材料を被着させるとよい。これにより、押圧部材11Aの表面から支持体11Bの表面にかけて導電性薄膜11Dが連続的に被着される。尚、この導電性薄膜11Dは金属により形成されていることが好ましいが、押圧基体11Aよりも導電率の高い材料であれば、金属材料でなくても構わない。
また、図3(b)に示すクリーニングブレード11は、図3(a)に示すクリーニングブレードに比較して、トナーに電気的に接続される面積が広く、静電気の除去効果が大きいと考えられることから、図3(b)に示すクリーニングブレード11は、静電気を除去する観点では図3(a)に示すクリーニングブレードよりも好ましい。
これに対して、図3(b)に示すクリーニングブレードは、導電性薄膜11Dが磨耗しやすいことから、長期的に安定した静電気の除去効果を望む場合は、図3(a)に示すクリーニングブレードのほうが好ましい。もちろん、図3(a)に示すクリーニングブレードと、図3(b)に示すクリーニングブレードとを組合せ、導電性粒子11Cを含有させた押圧基体11Aの表面に金属薄膜11Dを被着させたクリーニングブレードを用いてもよいことはいうまでもない。まだ、押圧基体11A全体を硬度の低い導電材料(例えば、Cu, Al, Au等)により形成しても良いが、押圧基体全体を導電材料で形成すると、押圧基体11Aが硬くなり易い。したがって、押圧基体11Aを導電材料により形成する場合は、感光層2がa−Siにより形成された電子写真感光体101が好ましい。
本実施形態の画像形成装置100を駆動する場合、図3(a)や図3(b)に示すクリーニングブレード11により感光層2上の付着物に発生した静電気を除去する第1の工程と、静電気が除去された前記付着物をクリーニングブレード11により感光層2の表面より除去する第2の工程と、が行われる。その結果、画像形成装置100の駆動時に生じる放電破壊を抑制できる。前記第1の工程と、前記第2の工程とが同時に行なわれる場合であっても、或いは前記第1の工程の後に、前記第2の工程が行われる場合であっても良く、いずれの場合であっても付着物の除去時に生じる放電破壊を防止或いは抑制できる。
また本実施形態の画像形成装置100において、電子写真感光体101の表面に形成された潜像を除去するために、電子写真感光体101の表面に特定波長(波長580nm〜780nm)の光を照射する除電器12が採用可能である。ここでは、光の波長が670nmの発光素子からの光が電子写真感光体101の軸方向に沿って照射されるLEDヘッドを用いた。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置について図1−2、図3(c)及び図5を用いて説明する。ここでは、第1の実施形態に係る画像形成装置と異なる構成について主に説明し、共通する構成については説明を基本的に省略する。
本実施形態においては、第1実施形態とは異なり、静電気除去手段として光照射部材を用いており、クリーニングブレード11は押圧部材として用いている。また、本実施形態においては、光照射部材として除電器12が用いられている。
除電器12は、クリーニングブレード11と感光層2との接触領域(第1領域)と、該接触領域よりも電子写真感光体101の回転方向Aの上流側に位置する押圧部材11の近傍領域(前記接触領域の端部からの距離が0cm〜3cmまでの領域、以下、「第2領域」という)を含んだ領域(すなわち、第1領域及び第2領域を含んだ領域のことをいい、以下、「照射対象領域」という)に光を照射することにより、トナー等の付着物に帯電した静電気を良好に基体1に逃がすことが可能となる。これによって、より良好に光導電層4等の放電破壊が抑制できる。
また、本実施形態においては、クリーニングブレード11は、図3(c)に示すように、光透過性の樹脂材料(例えば、ポリウレタン、ポリプロピレンまたはポリエチレンテレフタレート等)の絶縁材料により形成された押圧基体11Aと、支持板11Bと、を備えた構成を有している。この場合、除電器12の光がクリーニングブレード11の一部を透過して感光体2の表面に照射され、かかる照射によって電子写真感光体101の表面に付着した付着物の静電気が除去される。なお、押圧基体11Aは、絶縁材料により形成されており、導電性を有していない。それ故、本実施形態においては、クリーニングブレード11は、静電気除去手段として機能せず、押圧部材として機能する。
なお、光照射部材としては、除電器12以外には、例えば、ハロゲンランプやEL光源等が考えられる。
光照射による静電気除去のメカニズムは、以下のとおりであると考えられる。即ち、除電器12からの光を、トナー等の付着物が残存する前記照射対象領域に照射することにより、該照射対象領域における感光層2の抵抗値が低下する。このため、トナー等の付着物に帯電した静電気が、前記抵抗値が低下した領域に位置する感光層2を通じて基体1側へと流れることとなる。そして、基体1は接地されているため、基体1から外部へ静電気が逃げることとなる。
本実施形態の画像形成装置100を駆動する場合、この光照射部材により感光層2上の付着物に発生した静電気を除去する第1の工程と、静電気が除去された前記付着物をクリーニングブレード11により除去する第2の工程と、が行われる。これにより画像形成装置100の駆動時に生じる放電破壊を抑制できる。そして前記第1の工程と、前記第2の工程とが同時に行なわれる場合であっても、或いは前記第1の工程、前記第2の工程が順次行われる場合であっても良く、いずれの場合であっても付着物の除去時に生じる放電破壊を防止或いは抑制できる。
ところで、本実施形態のように、除電器12を光照射部材と兼用する場合、上述したクリーニングブレード11の押圧基体11Aの光透過率を15%以上に成すことが好ましい。これにより光照射部材からの光が、クリーニングブレード11を通過して電子写真感光体101の表面へと到達し易くなる。除電器12を光照射部材と兼用する場合、光照射部材及び除電器12の双方を設ける必要がなく部材の削減が可能となる。それ故、画像形成装置の小型化が可能となる。但し、双方共に揃えることを否定するものではない。
尚、押圧基体11Aの光透過率の測定は、図5に示すようなダブルビーム分光光度計(例えば、島津製作所製ダブルビーム分光光度計(UV−2400PC))によって行う。この測定器は、光源15よりグレーティング16及びスリット17を介してビームスプリッター18に入射された単一波長の光を該ビームスプリッター18によって2つに分け、測定室19内にある測定試料(押圧基体11A)を通過させた一方の光と、測定試料を通過させない他方の光との光量差を、光量測定センサ20を用いて測定することにより、測定試料の光透過率を求める装置である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置について図1−3、図3(d)、図5及び図6を用いて説明する。ここでは、第2の実施形態に係る画像形成装置と異なる構成について主に説明し、共通する構成については説明を基本的に省略する。
本実施形態においては、図3(d)に示すように、光透過性を有する樹脂材料により形成された押圧基体11Aと、該押圧基体11Aに接続される支持体11Bと、該押圧基体11Aを挟み込むように押圧基体11Aの両主面に被着されるとともに、前記支持体11Bの表面に被着された導電性薄膜11Dと、を備えたクリーニングブレード11を用いている。また、第2実施形態と同様に、除電器12を光照射部材として用いており、その光をクリーニングブレード11の押圧基体11Aを介して電子写真感光体101の感光層2に照射している。この場合、図3(d)に示すように、押圧基体11Aの内部に入射させた除電器12の光を、押圧基体11Aに被着された導電性薄膜11Dにより押圧基体11A内で反射させて、効率よく前記照射対象領域に光を導くことができ、静電気の除去効率を高くすることができる。
なお、第2実施形態と同様、除電器12を光照射部材と兼用する場合は、上述したクリーニングブレード11の押圧基体11Aの光透過率を15%以上に成すことが好ましい。これにより、除電器12からの光がクリーニングブレード11を通過して電子写真感光体101の表面へと到達し易くなる。除電器12を光照射部材と兼用する場合、光照射部材及び除電器12の双方を設ける必要がなく部材の削減が可能となる。それ故、画像形成装置100の小型化が可能となる。但し、双方共に揃えることを否定するものではない。
尚、光透過率の測定は、上述したダブルビーム分光光度計(例えば、島津製作所製ダブルビーム分光光度計(UV−2400PC))によって行う。第3実施形態においてクリーニングブレード11の押圧基体11Aの光透過率の測定行なった結果を図6に示す。なお、光透過率の測定は、波長580nm〜780nm、スリット幅0.5nm、サンプリングピッチ0.1nmの条件で測定を行った。図6によれば、クリーニングブレード11の押圧基体11Aの光透過率が20%前後であり、明らかに15%以上であることがわかる。
また、本実施形態において、押圧基体11Aに被着された導電性薄膜11Dを感光層2の表面に接触させることにより、クリーニングブレード11を静電気除去手段として用いるようにしても構わない。
また、第1〜第3実施形態においては、トナーとして重合トナーや粉砕トナー等の種々のトナーが使用可能であるが、重合トナーを用いる場合よりも、粉砕トナーを用いる場合のほうが、静電気が発生しやすい。それ故、本発明は、粉砕トナーを用いる場合に適用する方が、より有効である。
本発明は、その要旨を逸脱することなく、種々の変更・改良が可能である。従って、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文に限定されるものではない。
図1−1は、本発明の第1実施形態にかかる画像形成装置の概略断面図である。 図1−2は、本発明の第2実施形態にかかる画像形成装置の概略断面図である。 図1−3は、本発明の第3実施形態にかかる画像形成装置の概略断面図である。 図2は、本発明の第1乃至第3の実施形態にかかる電子写真感光体の層構成を示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1実施形態に係るクリーニングブレードの断面図、(c)は、本発明の第2実施形態に係るクリーニングブレードの断面図、(d)は、本発明の第3実施形態に係るクリーニングブレードの断面図である。 図4は、押圧部材及び支持体に導電性薄膜を被着するための成膜装置の一例を示す断面図である。 図5は、光透過率の測定装置の概略概念図である。 図6は、本発明の押圧部材の光透過率の測定結果を示す図である。
符号の説明
100・・・画像形成装置
101・・・電子写真感光体
102・・・ギアフランジ
1・・・基体
2・・・感光層
3・・・電荷注入阻止層
4・・・光導電層
5・・・表面層
6・・・帯電器
7・・・露光器
8・・・現像器
9・・・転写機
10・・・定着器
11・・・クリーニングブレード(押圧手段)
11A・・・押圧基体
11B・・・支持体
11C・・・導電性粒子
11D・・・導電性薄膜
12・・・除電器(光照射部材)
13・・・蒸着源
14・・・真空チャンバー
15・・・光源
16・・・グレーティング
17・・・スリット
18・・・ビームスプリッター
19・・・測定室
20・・・光量測定センサ

Claims (18)

  1. 画像形成装置において、
    感光層を有する電子写真感光体と、
    該電子写真感光体の前記感光層に接触させて配置され、前記感光層を押圧することにより該感光層に付着した付着物を除去する押圧部材と、
    前記押圧部材によって除去される前記付着物の静電気を除去する静電気除去手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記静電気除去手段は、前記感光層に光を照射することにより前記付着物の静電気を除去する光照射部材を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記光照射部材の光の照射領域は、前記押圧部材と前記感光層との接触領域よりも前記電子写真感光体の回転方向の上流側に位置する前記押圧部材近傍領域を含むことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記光照射部材は、前記感光層への光の照射により前記電子写真感光体の前記感光層の帯電を除去することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は光透過性を有しており、
    前記光照射部材は、その光が前記押圧部材を介して前記感光層に照射されるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材の光透過率は、15%以上であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は、導電性を有しており、前記静電気除去手段は、前記押圧部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は、基体と、該基体に被着された導電膜を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は、基体と、該基体に含有される導電性粒子とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項7に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は、導電性基体を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記静電気除去手段は、一部が接地されていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記静電気除去手段は、前記付着物が前記押圧部材によって除去される前もしくは除去される際に、前記付着物の静電気を除去することを特徴とする画像形成装置。
  13. 画像形成装置において、
    感光層を有する電子写真感光体と、
    該電子写真感光体の前記感光層に付着した付着物に接触するように前記電子写真感光体上に配置され、前記付着物に接触することにより前記付着物の静電気を除去する導電性の押圧部材と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は、その一部が接地されていることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項13に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は、前記感光層を押圧することにより前記付着物を除去することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項13に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は、絶縁基体と、該絶縁基体の表面に被着される導電層と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項13に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は、絶縁基体と、該絶縁基体内に含有される多数の導電性粒子と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項13に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部材は、導電性基体を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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