JPH0887215A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0887215A
JPH0887215A JP6221609A JP22160994A JPH0887215A JP H0887215 A JPH0887215 A JP H0887215A JP 6221609 A JP6221609 A JP 6221609A JP 22160994 A JP22160994 A JP 22160994A JP H0887215 A JPH0887215 A JP H0887215A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
charged
exposure device
photoconductor
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JP6221609A
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Takeo Yamamoto
山本武男
Takahiro Noguchi
野口高広
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0266Arrangements for controlling the amount of charge
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    • G03G2215/02Arrangements for laying down a uniform charge
    • G03G2215/021Arrangements for laying down a uniform charge by contact, friction or induction

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置における感光体の製造ロット差
による感度のばらつき、感光体面への前露光光量のばら
つき等により、同一膜厚の感光体に対して一定電圧印加
時の電流値がばらつき、結果的に画像が濃過ぎたり薄過
ぎたりする問題点を解決する。 【構成】 移動可能な被帯電面を有する感光体(1)
と、前記被帯電面に当接して該被帯電面を帯電する帯電
部材(2)と、感光体上に画像形成後に残留する電荷を
光照射により除去する前露光装置(10)を備えた画像
形成装置において、前記前露光装置から感光体への光照
射量の可変手段(30)を有する構成とし、どのような
感光体に対しても適正な感光体電位を得ることができ、
良好な画像を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真等の画像形成
装置に係り、詳しくは感光体等の被帯電体の被帯電面に
帯電部材を当接させて被帯電面を帯電する帯電装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真装置(例えば、複写機、
レーザビームプリンタ)、静電記録装置等の画像形成装
置において、像担持体としての感光体、誘電体等の被帯
電面を帯電処理する装置としては、コロナ帯電装置が広
く利用されている。
【0003】このコロナ帯電装置は、空中放電であるコ
ロナ放電を利用して帯電するものであって、被帯電面を
所定の電位に均一に帯電処理する手段としては大変有効
であるが、反面、高圧電源が必要で、また、コロナ放電
時にオゾンが多く発生する等の短所を有する。
【0004】このようなコロナ帯電装置に対し、接触帯
電装置は、電源の低電圧化が図れ、またオゾンの発生量
が少ない等の長所を有している。接触帯電装置は、電圧
を印加した帯電部材を被帯電面に直接接触させて被帯電
面を帯電するものであって、上述のような長所から、例
えば画像形成装置において、像担持体等に対するコロナ
放電装置に代わる帯電処理手段として注目され、その実
用化研究が進められている。
【0005】例えば、先に提案(特開昭62−5149
2号公報、特開昭62−230334号公報等)されて
いるように、接触帯電装置において、直流電圧を帯電部
材に印加したときの帯電開始電圧の2倍以上のピーク間
電圧を有する振動電界(交互電界)を、帯電部材と感光
体等の被帯電体との間に形成すること、また表層に高抵
抗層を設けた帯電部材を用いること等により、感光体の
帯電均一性を確保し、また、被帯電体表面のピンホー
ル、傷等による電流のリーク防止を図っている。また、
帯電部材として導電性繊維毛ブラシあるいは導電性弾性
ローラ等の導電性部材(導電性電位維持部材)を被帯電
体に接触させ、外部から直流電圧を印加することにより
被帯電体たる感光体表面に電荷を直接注入して感光体表
面を所定の電位に帯電させるものもある。
【0006】図6は接触式帯電装置の一例の概略図であ
り、同図に示す帯電装置は、帯電ローラ2及び電源3を
備えている。
【0007】帯電部材としての帯電ローラ2は、中心の
芯金2cと、その外周に形成した導電層2bと、さらに
その外周に形成した抵抗層2aとからなる。帯電ローラ
2は、被帯電体としてのドラム状の感光ドラム1に平行
に配置されるとともに、芯金2cの左右両端部(軸方向
の両端部)を不図示の軸受け部材によって回転自由に支
持されている。帯電ローラ2は、また、押圧手段(不図
示)によって感光ドラム1表面の被帯電面1aに対して
所定の押圧力をもって圧接され、感光ドラム1の矢印R
1方向の回転に伴って矢印R2方向に従動回転する(ギ
ヤ等を取り付け、モータから駆動を受け、強制駆動する
ことも可能である。) 電源3は、帯電ローラ2に対するバイアス印加電源であ
る。この電源3と帯電ローラ2の芯金2cとは、給電用
摺動接点3aを介して電気的に接続されていて、帯電ロ
ーラ2は、電源3により所定のバイアスが印加される。
このバイアスとしては、従来から直流電圧を印加するも
のや交流電圧に直流電圧を重畳した電圧を印加するもの
などが提案されている。
【0008】いま、感光ドラム1が矢印R1方向に回転
駆動されると、帯電ローラ2が矢印R2方向に従動回転
し、このとき、電源3によって帯電ローラ2に所定のバ
イアスが印加され、これにより、感光ドラム1の外周
面、つまり被帯電面1aが所定の極性、電位に帯電処理
される。
【0009】帯電された感光ドラム1は、その後、画像
内容に応じた画像露光5がなされ、静電潜像が形成され
る。静電潜像は、現像器6のトナーによって顕画化さ
れ、この顕像されたトナー像は、転写帯電器7によって
転写材Pに転写される。トナー像が転写された転写材P
は、定着器(不図示)によって、トナー像が固着された
後、装置外部に排出される。一方、転写後の感光ドラム
1は、転写残り現像剤(残留トナー)がクリーニング装
置9のクリーニングブレード9aによって除去され、つ
づいて、次の画像形成に備えて前露光装置10によって
除電され、次の画像形成装置に備える。
【0010】なお、感光ドラム1の被帯電面1aと帯電
ローラ2とが当接する当接部をNとすると、被帯電面1
aの移動方向(矢印R1方向)を基準として、当接部N
の上流側と下流側とには、それぞれ第1ギャップG1
第2ギャップG2 とが形成される。これらのギャップG
1 、G2 の大きさ、つまり被帯電面1aと帯電ローラ2
との距離についてみると、これら第1ギャップG1 と第
2ギャップG2 は、前者は当接部Nに向かって漸減する
一方、後者は当接部から遠ざかるにつれて漸増してい
る。
【0011】又、帯電ローラ2に印加する電圧には、非
画像形成時に、一定のDC電圧を印加し、その時に流れ
る電流を本体内の回路で検知し、その電流値により、感
光体の感光層の膜厚を判断し、所望の感光体電位が得ら
れる様に、テーブルに基づいて画像形成時に、所定の電
圧を印加している。
【0012】また、感光層の膜厚は、通常使用と共にク
リーニングブレードにより削られ薄くなり、図9,10
に示す様に、一定電圧印加(−1300V)に対する電
流値、及び、一定のドラム電位(−680V)を得るた
めに必要な印加電圧が一義的に決まる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述従来例の
ように、非画像形成時に一定電圧を印加し、その電流を
基に画像形成時の印加電圧を決定する方式においては、
感光体の製造ロット差による感度のばらつき、感光体面
への前露光光量のばらつき、更に帯電均一性を向上させ
るために、第1ギャップ面へ照射する光(以後ニップ露
光と称す)の光量のばらつき、等により、同一膜厚の感
光体に対して、一定電圧印加時の電流値がばらついてし
まう。このため、実際の感光体の膜厚より薄い、あるい
は厚いと判断してしまい所定の印加電圧に対し、過不足
が生じ、結果、所望の感光体電位が得られず、画像が濃
すぎる、あるいは薄すぎるという問題があった。
【0014】そこで従来は、感光体及びニップ露光用の
反射板を組み上げた時に、一定電圧を印加し、その時流
れる電流の上下限を設定し、良品、不良品を決定してい
た。このためある製造ロットの感光体においては、10
00本に1〜2本程度不良品がでてしまい歩留りの向上
が望まれていた。
【0015】又、前記の電流のばらつきは、前記ニップ
露光量のばらつきが最も寄与率が高いことが本発明者ら
の検討により判明している。
【0016】そこで本発明は、感光体に入射する前露光
光量、及びニップ露光光量を調整することで歩留まりを
向上させ、かつ濃度の過不足のない、良好な画像を提供
することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
てなされたものであって、移動可能な被帯電面を有する
感光体と、前記被帯電面に当接して該被帯電面を帯電す
る帯電部材と、画像形成後感光体面上の残留電荷を除去
する前露光装置と、を備えた画像形成装置において、前
記前露光装置から感光体への前露光光量の可変手段を有
することを特徴とする。
【0018】あるいは、移動可能な被帯電面を有する感
光体と、前記被帯電面に当接して該被帯電面を帯電する
部材と、画像形成後感光体面上の残留電荷を除去する前
露光装置と、前記被帯電面の移動方向を基準に、前記当
接部の上流側に、該当接部に向けて前記被帯電面と帯電
部材との距離が漸減する第1ギャップを形成し、前記当
接部の下流側に、該当接部から遠ざかるにつれて前記被
帯電体の被帯電体面のうち、前記第1ギャップに対応す
る面を光照射により除電する除電装置と、を備えた画像
形成装置において、前記第1ギャップ面に照射される光
量ニップ露光光量の可変手段を有することを特徴とす
る。
【0019】この場合、前記帯電部材を導電性高分子材
料からなる円筒状のローラ部材としたり、前記可変手段
として、透過率が一定以上のフィルム状のフィルターに
したり、すると好適である。
【0020】
【作用】以上構成に基づき、前露光光量、あるいはニッ
プ露光光量を可変とすることで、一定電圧印加時に流れ
る電流を調整することで、歩留り向上、及び感光体電位
の安定性を実現でき良好な画像を提供できる。
【0021】
【実施例】
(第1の実施例)図1は、本発明に係る画像形成装置の
画像形成部近傍の概略を示す断面図である。
【0022】画像形成部には、装置本体(不図示)によ
って回転自在に支持された被帯電体としての円筒状の感
光ドラム1が配設されている。感光ドラム1は、層状の
導電性高分子材料、すなわちアルミニウム等の導電性基
体層1bと、その外周に形成された光導電層(被帯電
面)1aを基本構成層とするドラム型の電子写真感光体
である。感光ドラム1全体は、支軸1dを中心に矢印R
1方向に所定の周速度をもって回転駆動される。
【0023】感光ドラム1の上方には帯電部材2が配置
されている。帯電部材2は、感光ドラム1の被帯電面1
aに当接して、これを所定の極性・電位に一様に一次帯
電処理する部材であり、本実施例ではローラタイプのも
のが使用されている(以下「帯電ローラ」という。)。
帯電ローラ2は、中心の芯金2cと、その外周に形成し
た導電層2bと、さらにその外周に形成した抵抗層2a
2 ,2a1 とを備えている。帯電ローラ2は、芯金2c
の左右方向(芯金2cに沿った方向をいう。以下同
様。)の両端部が不図示の軸受け部材によって回転自由
に支持されており、感光ドラム1に平行して配設される
とともに、押圧手段(不図示)によって感光ドラム1の
被帯電面1aに対して所定の押圧力をもって圧接され、
感光ドラム1の矢印R1方向の回転に伴って、矢印R2
方向に従動回転する。帯電ローラ2の芯金2cには、給
電用摺動接点3aが接触していて、この接点3aを介し
て電源3のバイアス電圧が印加される。これにより、感
光ドラム1の被帯電面1aが所定の極性・電位に接触帯
電される。なお、帯電ローラ2は、上述のように従動回
転させてもよいし、感光ドラム1の被帯電面1aの回転
方向に対して順方向又は逆方向に所定の周速度をもって
積極的に回転駆動するようにしてもよい。さらには、回
転させることなく、固定的に配設することも可能であ
る。
【0024】帯電ローラ2で均一に帯電処理を受けた感
光ドラム1は、次いで露光手段5により目的画像情報の
露光(レーザビーム走査露光、原稿画像のスリット露光
等。本実施例では原稿画像のスリット露光とする。)を
受けることで、被帯電面1aに目的の画像情報に対応し
た静電潜像が形成される。静電潜像は、次いで現像装置
6によりトナーが付着され、トナー像として順次、可視
像化されていく。
【0025】このトナー像は、次いで、転写装置7によ
り、転写材Pに転写される。転写装置7は、回転自在な
転写ローラ7aと、電源7bとを備え、電源7bによっ
て転写材Pの裏面側からトナーと逆極性の帯電を行うこ
とによって、感光ドラム1上のトナー像を順次、転写材
Pの上面に転写する。ここで、転写材Pは、不図示の給
搬送装置から感光ドラム1の回転と同期どりされて適正
なタイミングをもって感光ドラム1と転写装置7との間
の転写部へ搬送されたものである。
【0026】トナー像の転写を受けた転写材Pは、つづ
いて感光ドラム1から分離されて不図示の定着装置へ搬
送されてトナー像が定着され、その後、装置本体外部に
排出されるか、または、例えば、裏面にも像形成するも
のであれば、転写部への再搬送手段へ搬送される。
【0027】トナー像がなくなった像転写後の感光ドラ
ム1は、クリーニング装置9のクリーニングブレード9
aによって残留トナー等の付着汚染物が除去され、つづ
いて、前露光装置10によって電荷が除去される。
【0028】帯電ローラ2について詳述する。本実施例
で使用した帯電ローラ2は、図1に示すように、芯金2
cの上にEPDM等の104 〜105 Ωcmの導電ゴム
層2bを設け、その上にヒドリンゴム等からなる107
〜109 Ωcm程度の中抵抗層2a2 を設け、その上に
トレジン(注:帝国科学(株)の商標)等のナイロン系
物質からなる107 〜1010Ωcmのブロッキング層2
1 を表層として設けた、硬度がAsker−c測定
で、50°〜70°程度のものを用いた。そして、この
帯電ローラ2を感光ドラム1に、総圧1600gで当接
させ、従動回転させる。
【0029】ここで、感光ドラム1の被帯電面1aに帯
電ローラ2を当接させたときにできる当接部をNとする
と、当接部Nの上流側と下流側とにはそれぞれ第1ギャ
ップG1 と第2ギャップG2 とが形成される。感光ドラ
ム1の被帯電面1aと帯電ローラ2の外周面との間に形
成されるこれらのギャップG1 ,G2 は、被帯電面1a
の移動方向(矢印R1方向)を基準として、上流側の第
1ギャップG1 においては、被帯電面1aと帯電ローラ
2との間の距離が、当接部Nに向けて漸減する一方、下
流側の第2ギャップG2 においては、被帯電面1aと帯
電ローラ2との間の距離が、当接部Nから遠ざかるにし
たがって漸増する。当接部Nは、帯電ローラ2の左右方
向(軸方向)のほぼ全長にわたって形成されており、し
たがって、第1ギャップG1 、第2ギャップG2 も帯電
ローラ2の全長にわたって形成されている。
【0030】可変手段30としては、例えば図1に示す
様に前露光装置と感光体の間に各種透過率を有する色フ
ィルタを挿入した。
【0031】フィルタは、図2における様に一定電圧
(−1300V)を印加した際感光体初期に生じる電流
値により場合わけを行った。
【0032】A.電流値Iが −38〜−42μAの
感光体には透過率70%のフィルタ−38μA以上の感
光体には透過率90%のフィルタ−42μA以下の感光
体には透過率50%のフィルタを用いた。
【0033】又、フィルタを挿入するため、通常の場合
に比べ、約50%程度前露光光量を増加させている。
【0034】本実施例におけるように感光体毎にフィル
ムの透過率を変えることで−1300V印加時の感光体
初期の電流値I、及びドラム電位VD は、I=−35±
2μA(3σ)、VD =−680±30V(3σ)に、
収束した。ところでドラム電位は−680Vで適正画像
が得られる様、他の条件は設定されている。
【0035】ところで、フィルムを用いず従来通り同様
の規定を行ったところI=−35±4μA(3σ)、V
D =−680±70Vとなり、数本ではあるが、画像が
多少濃い、あるいは薄いものが生じた。
【0036】(実施例2)本実施例では、図3に示す様
に、可変手段30のフィルムの侵入量を可変とした。フ
ィルムの侵入量Lと、感光体面上での前露光光量、及び
前露光光量と一定電圧(−1300V)印加時の電流の
関係は図4,5に示す通りである。即ち図5を基に同一
電流になるようLを設定する。又、フィルタとしては透
過率70%のフィルタを用いた。この様にすることで感
光体初期のI=−35±0.5μA(3σ)、VD =−
680±10V(3σ)に収束させることができ、実施
例1に比べより適正な画像を得ることができた。又、フ
ィルムが一種類ですむため、コストダウンを図ることも
できた。
【0037】尚実施例1及び2は、帯電均一性を向上さ
せる反射部材31が無い場合について説明しているが、
反射部材31がある場合においても同様の効果が得られ
た。具体的には実施例2において、フィルムなしではI
=−35±5μA、VD =−680±80Vであったも
のが、I=−35±0.5μA、VD =−680±10
Vに収束させることができた。
【0038】又、従来では、I<−39.5μA、I>
−30.5μAのものは、不良品としていたが、本実施
例により歩留りも向上させることができた。
【0039】(実施例3)本実施例では、図6に示す様
に帯電均一性を向上させるための反射部材の反射部位3
1の長さL’を可変とすることで、第1ギャップ面への
ニップ露光量を変化させた。反射部位の長さと、一定電
圧(−1300V)印加時の電流の関係は図7に示す通
りである。実施例2と同様に各感光体に対し、同一の電
流になるように、L’を設定した。これにより、やはり
感光体初期の電流、ドラム電位は、それぞれI=−35
±0.5μA(3σ)、VD =−680±10Vとする
ことができた。
【0040】本実施例においては、フィルム等の透過性
物質を有する必要がなく、より簡単に制御を行うことが
できる。
【0041】又、反射部位長を変化させる代わりに、反
射部位の角度を変化させる、あるいは反射部位の反射率
を変化させても同様な効果を得ることができる。
【0042】(実施例4)本実施例は、図8に示す様に
前露光光量の点灯電圧32を可変とすることで、感光体
面への露光量の制御を行った。
【0043】本実施例においてもやはり感光体の初期電
流、電位は各々、I=−35±0.5μA(3σ)、V
D =−680±10V(3σ)に収束させることができ
た。又本実施例も実施例1,2と同様帯電性を向上させ
る反射部材の有無に関わらず有用である。
【0044】本実施例は、電気的な制御のみで、他に部
材を用いる必要がないため、より簡易に調整できる。
【0045】以上説明した実施例は、それぞれを独立、
あるいは併用して用いても良いのは勿論である。
【0046】又、上記実施例1〜4について、感光体は
直径30mm、長さ320mmのドラム状のものを、プ
ロセス・スピード100mm/secで使用した。
【0047】(実施例5)図11は、本実施例の構成を
示す説明図であり、本実施例では、可変手段30とし
て、透過率70%のフィルムを、実施例2と同様に侵入
量可変とし、クリーニング装置9の上面に密接し、配設
することで、可変手段、感光体、帯電部材、クリーニン
グ装置、及び現像器を一体的に有するプロセスカートリ
ッジ100を構成した。この様にすることで、感光体に
何らかの損傷、あるいは、寿命に達した場合でも、本体
無調整のまま、カートリッジを交換するだけで、容易に
再び適正な画像を得ることができる。
【0048】本実施例では、可変手段、感光体、帯電部
材、クリーニング装置、及び現像器等の一体成型カート
リッジとしたが、可変手段と感光体の少なくとも2つが
一体成型カートリッジの構成であれば、同様の効果が得
られるのは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前露光光量、あるいはニップ露光光量を可変とすること
で、どのような感光体に対しても、適正な感光体電位を
得ることができ、感光体の歩留り向上、及び適正な画像
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す断
面図
【図2】各種ロットにおいて、ドラムに電圧印加した際
の電流値との関係、及びフィルタの選択領域を示す図
【図3】本発明に係る画像形成装置の実施例2を示す断
面図
【図4】フィルムの侵入量Lと感光体上前露光量の関係
を示す図
【図5】各ロットの感光体における、一定電圧(−13
00V)印加時の感光体上前露光量と電流値の関係を示
す図
【図6】本発明に係る画像形成装置の実施例3を示す断
面図
【図7】各ロットの感光体における、反射部材の侵入量
L’と−1300V印加時の電流の関係を示す図
【図8】本発明に係る画像形成装置の実施例4を示す断
面図
【図9】一般的感光体の感光層の厚さと、−1300V
印加時の電流値の関係を示す図
【図10】一般的感光体の感光層の厚さと、一定ドラム
電位(−680V)を得るために必要な印加電圧
【図11】本発明に係る画像形成装置の実施例5の説明
【符号の説明】
1…感光体ドラム 1a…被帯電面 2…帯電ローラ 10…前露光装
置 30…フィルム(可変手段) 31…反射部材
(可変手段) 32…前露光点灯用電圧可変電源(可変手段) G1 …第1ギャップ L…フィルム侵
入量 L’…反射部材侵入量

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な被帯電面を有する感光体と、
    前記被帯電面に当接して該被帯電面を帯電する帯電部材
    と、前記感光体上に画像形成後に残留する電荷を光照射
    により除去する前露光装置と、を備えた画像形成装置に
    おいて、 前記前露光装置から前記感光体への光照射量の可変手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記帯電部材が、導電性高分子材料から
    なる円筒状のローラ部材であることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記可変手段が、前記前露光装置の点灯
    電圧の制御であることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記可変手段が、前記前露光装置と感光
    体の間に挿入される、前記前露光装置の光に対して、一
    定以上の透過率を有する媒体であることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記可変手段が、前記前露光装置と前記
    感光体の間に挿入される、前記前露光装置の光に対して
    一定以上の透過率を有する媒体であり、前記前露光装置
    から前記感光体への前露光領域以上の幅で侵入量可変で
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 移動可能な被帯電面を有する感光体と、
    前記被帯電面に当接して該被帯電面を帯電する帯電部材
    と、前記感光体上に画像形成後に残留する電荷を光照射
    により除去する前露光装置と、を備えた画像形成装置で
    あって、前記被帯電面の移動方向を基準に、前記当接部
    の上流側に、該当接部に向けて前記被帯電面と帯電部材
    との距離が漸減する第1ギャップを形成し、前記当接部
    の下流側に、該当接部から遠ざかるにつれて前記被帯電
    面と帯電部材との距離が漸増する第2ギャップを形成す
    るとともに、前記被帯電体の被帯電面のうち、前記第1
    ギャップに対応する面を光照射により除電する除電装置
    を配設してなる画像形成装置において、 前記第1ギャップ面に照射する光量の可変手段を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記除電装置が、前記前露光装置の露光
    の1部を一定の反射率で反射させる反射部材であること
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記帯電部材が、導電性高分子材料から
    なる円筒状のローラ部材であることを特徴とする請求項
    6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記可変手段が、前記前露光装置の点灯
    電圧の制御であることを特徴とする請求項6又は7に記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記可変手段が、前記前露光装置と前
    記反射部材の間に挿入される、前記前露光装置の光に対
    して一定以上の透過率を有する媒体であることを特徴と
    する請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記可変手段が、前記前露光装置と前
    記反射部材の間に挿入される、前記前露光装置の光に対
    して一定以上の透過率を有する媒体であり、前記前露光
    装置から前記反射部材への前露光領域以上の幅で侵入量
    可変であることを特徴とする請求項6又は7に記載の画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記可変手段が、前記反射部材の反射
    面の面積の増減であることを特徴とする請求項6又は7
    に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記可変手段が、前記反射部材の前記
    第1ギャップ面に対する角度の増減であることを特徴と
    する請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記可変手段が、前記反射部材の反射
    率の増減であることを特徴とする請求項6又は7に記載
    の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記可変手段が、感光体、帯電部材等
    から成る一体形カートリッジに含まれることを特徴とす
    る請求項1,6,7のいずれかに記載の画像形成装置。
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