JP2003208067A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003208067A
JP2003208067A JP2002007232A JP2002007232A JP2003208067A JP 2003208067 A JP2003208067 A JP 2003208067A JP 2002007232 A JP2002007232 A JP 2002007232A JP 2002007232 A JP2002007232 A JP 2002007232A JP 2003208067 A JP2003208067 A JP 2003208067A
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English (en)
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Shigeru Oki
繁 大木
Yoshihiro Murasawa
芳博 村澤
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Canon Inc
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化を図りつつ、潜像担持体の回転
方向における転写手段による転写位置より下流側で且つ
除去手段による除去位置より上流側で、上記転写手段に
よる転写後の上記潜像担持体を除電することができる画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 クリーニング器48は、一次露光前ラン
プ44からの露光光を透過可能な光透過性のクリーニン
グブレード30を有し、一次露光前ランプ44は、感光
ドラム4の回転方向におけるクリーニング器48による
除去位置より下流側で且つ一次帯電器46による帯電位
置より上流側の範囲で直接感光ドラム4を露光すると共
に、一次露光前ランプ44による露光光をクリーニング
ブレード30に透過させてクリーニングブレード30と
感光ドラム4との接触位置より上流側でも感光ドラム4
を露光するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式等を採用する画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる画像形成装置にあっては、
図6に示すように、異なる複数の色毎の複数の潜像担持
体たる感光体、即ちイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色に対応して設けられた4つの感光体104
M,104C,104Y,104Kから、転写ベルト1
49a上の記録材Pに各色のトナー像を順次重ねて転写
する4ドラム型のフルカラー画像形成装置が知られてい
る。このようなフルカラー画像形成装置では、感光体と
して負帯電のOPC感光体を用いているものが多く、
又、一次帯電の前に感光体104M,104C,104
Y,104Kの残留電荷を除去するための電荷除去手段
たる一次前露光ランプ144M,144C,144Y,
144Kが設けられている。
【0003】又、かかる画像形成装置においては、図6
に示すような、感光体104M,104C,104Y,
104K上のトナー像の画像濃度を検知する画像濃度検
知手段154M,154C,154Y,154Kを備え
るものが知られている。この画像濃度検知手段154
M,154C,154Y,154Kの配設位置として、
感光体104M,104C,104Y,104Kの回転
方向における現像位置(現像手段たる現像装置109
M,109C,109Y,109Kと感光体104M,
104C,104Y,104Kとの対向位置)より下流
側で、且つ、転写位置(転写手段たる転写ブレード14
9M,149C,149Y,109Kと感光体104
M,104C,104Y,104Kとの対向位置)より
上流側とすることが考えられる。しかし、この場合、現
像装置109M,109C,109Y,109Kからの
飛散トナーにより画像濃度検知手段154M,154
C,154Y,154Kの検知面が汚れたり、スペース
的にも狭く困難である。そのため、図6に示すように、
上記転写位置より下流側で、且つ、残留現像剤除去手段
たるクリーニング器148M,148C,109Y,1
09Kの上流側に、画像濃度検知手段を設けているもの
が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような負帯電性のOPC感光体を用いた画像形成装置に
おいては、感光体上の潜像を負帯電のトナーによりトナ
ー像として可視化し、該トナー像を記録材に接触させな
がら記録材の上記トナー像との接触面とは反対の面に正
の電荷を付与することにより上記トナー像を上記記録材
に転写する。このため、上記トナー像の記録材への転写
時に記録材の搬送方向における先端や後端に対応する感
光体上の部位が、上記転写時における電荷付与により正
に帯電してしまう。これにより、感光体上の正電荷が、
クリーニング手段のクリーニングブレードと感光体との
接触によるニップ領域に在るトナーによってトナー像と
して再び現像され、次の転写工程で該トナー像が記録材
に転写されてしまい、画像汚れとなること(以下、転写
メモリ現象という)があった。
【0005】上述のような転写メモリ現象は、転写手段
から記録材への電荷付与のための制御が、定電流制御の
場合に生じ、定電圧制御の場合には生じない。しかし、
転写効率を一様に保つためには、定電圧制御では困難で
あり、通常は定電流制御が用いられている。
【0006】又、上述したような転写後に感光体上に残
留した正電荷を除去するための電荷除去手段を、感光体
の回転方向における転写位置より下流側で且つクリーニ
ング手段より上流側の領域に配置することが考えられる
が、図6に示すような画像形成装置では、該領域に画像
濃度検知手段が配置されており、スペース的に困難であ
り、装置の大型化を招いてしまう。
【0007】そこで、本発明は、装置の小型化を図りつ
つ、潜像担持体の回転方向における転写手段による転写
位置より下流側で且つ残留現像剤除去手段による残留現
像剤除去位置より上流側で、上記転写手段による転写後
の上記潜像担持体を除電することができる画像形成装置
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、所定方向に回転し潜像を担持可能な潜像担持体
と、該潜像担持体を所定の電位に帯電させる帯電手段
と、該帯電手段による帯電後の上記潜像担持体に画像情
報に応じた露光処理を施すことにより上記潜像担持体の
表面に潜像を形成する露光手段と、該露光手段によって
潜像の形成された上記潜像担持体に現像剤を付与するこ
とにより該潜像を現像剤像として可視化する現像手段
と、該現像手段によって可視化された現像剤像を記録材
に転写させる転写手段と、該転写手段による転写後の上
記潜像担持体上の残留現像剤を除去する残留現像剤除去
手段と、上記潜像担持体の回転方向における上記残留現
像剤除去手段による除去位置より下流側で且つ上記帯電
手段による帯電位置より上流側に配設され上記潜像担持
体上を露光することにより上記潜像担持体上の電荷を除
去する電荷除去手段とを備える画像形成装置において、
残留現像剤除去手段は、転写手段による転写後の上記潜
像担持体上の残留現像剤を除去するよう潜像担持体に接
触配設され電荷除去手段からの露光光を透過可能な光透
過性の現像剤除去部材を有し、電荷除去手段は、上記潜
像担持体の回転方向における上記残留現像剤除去手段に
よる除去位置より下流側で且つ上記帯電手段による帯電
位置より上流側の範囲で直接上記潜像担持体を露光する
と共に、上記電荷除去手段による露光光を上記現像剤除
去部材に透過させて上記現像剤除去部材と上記潜像担持
体との接触位置より上流側でも上記潜像担持体を露光す
るよう構成されているという第一の発明によって達成さ
れる。
【0009】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、現像剤除去部材は、ウレタンゴムで形成
されているという第二の発明によっても達成される。
【0010】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、帯電手段は、潜像担持
体に対して接触状態で帯電処理を施すよう構成されてい
るという第三の発明によっても達成される。
【0011】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、残留現像剤除
去手段は、潜像担持体の回転方向における上流側の現像
剤除去部材の面上の現像剤の堆積を防止する堆積防止手
段を備えるという第四の発明によっても達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0013】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
【0014】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の一例を示す概略構成図である。この画像形成装置は、
複数の画像形成ステーションを有するレーザービームプ
リンタの一例たる4ステーションのレーザービームプリ
ンタである。
【0015】この4ステーションプリンタは、潜像担持
体たる感光ドラムの周囲に画像形成手段を有して構成さ
れる画像形成ステーションが、マゼンタ、シアン、イエ
ロー、ブラックの4色に対応して設けられ、各ステーシ
ョンにて形成された感光ドラム上のトナー像が、この感
光ドラムに対向して移動する転写ベルトにより搬送され
る記録材上に転写される構成となっている。
【0016】即ち、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ックの画像形成ステーションPm,Pc,Py,Pkに
それぞれ図の矢印方向(時計方向)に回転する潜像担持
体たる感光ドラム4M,4C,4Y,4Kが配設されて
いる。各感光ドラム4M,4C,4Y,4Kの周囲に
は、電荷除去部材たる一次前露光ランプ44M,44
C,44Y,44K、帯電手段たる一次帯電器46M,
46C,46Y,46K、露光手段たる光走査手段とし
ての走査光学装置47、感光ドラム4M,4C,4Y,
4Kの表面電位測定手段としての表面電位サンサ53
M,53C,53Y,53K、現像手段たる現像装置9
M,9C,9Y,9K、残留現像剤除去手段たるブレー
ド方式のクリーニング器48M,48C,48Y,48
K、感光ドラム上のトナー像の画像濃度を検知する画像
濃度検知手段54M,54C,54Y,54K等が配設
されている。
【0017】更に、画像形成手段の一部を構成する転写
部は、各画像形成ステーションPm〜Pkに共通して用
いられる転写ベルト49a及び各感光ドラム用の転写手
段たる転写ブレード49M,49C,49Y,49Kを
有し、フルカラー画像形成は、転写ベルト49a上に吸
着された記録材P上に感光ドラム4M〜4K上に形成さ
れたトナー像を順次転写することによって実現される。
この転写ブレード49M,49C,49Y,49Kは導
電性であり、定電流制御された転写電流が印加されてい
る。
【0018】記録材Pは、給紙カセット50から転写ベ
ルト49a上に供給され、転写工程が終了すると転写ベ
ルト49aから分離され、定着器51を経てトレイ(図
示せず)に排出される。
【0019】上記走査光学装置47は、レーザー光源
(図示せず)と、このレーザー光源からのレーザー光を
走査する回転ポリゴンミラーと、走査ビームを感光ドラ
ムの表面の母線上に集光するfβレンズとその光来を偏
向する反射ミラーと、走査ビームの特定位置を検出する
ビーム検出装置とから構成されている。
【0020】画像濃度検知手段54は、転写ベルト49
a上に吸着された記録材P上に、トナー像が順次転写さ
れた後に、感光ドラム4と転写ベルト49aが離間する
後回転シーケンス時に、感光ドラム4上に形成される未
転写のトナーパッチ像を検出することにより、各画像ス
テーションの現像剤濃度制御や、コントラスト電位、か
ぶり取り電位、転写電流等の各種の画像濃度に係わるプ
ロセス条件を制御している。
【0021】画像濃度検知手段54は、図2に示すよう
に、発光素子21、光学的透明窓22、受光素子23、
及び発光素子21の直接光をモニタする受光素子24を
有するセンサーで、上記未転写のトナーパッチ像の濃度
を読み取る。
【0022】クリーニング器48には、クリーニングブ
レード30が取り付けられており、クリーニングブレー
ド30が感光体4と接触することで、感光ドラム4上の
転写残トナーを掻き取る。又、クリーニングブレード3
0は、透明なウレタンゴムから成っており、一次前露光
ランプ44からの光を透過する。
【0023】一次前露光ランプ44は、感光体4の感度
に合致した波長を有するランプであり、背面に反射傘4
5を有し、これにより感光ドラム4上の広い範囲を照射
できるようになっている。つまり、一次前露光ランプ4
4は、直接、クリーニング器48と一次帯電器46との
間の感光ドラム4の表面上を照射するだけでなく、クリ
ーニングブレード30の表面をも照射し、更にこの光は
クリーニングブレード30を透過して、クリーニングブレ
ード30と感光ドラム4との接触領域(以下、ブレード
ニップ領域)より上流側の感光ドラム4の表面上をも照
らす。
【0024】クリーニング器48には、その容器下側に
クリーニング器48からのトナーもれを防ぐ可撓性シー
ル部材31が設けられているが、本実施形態では、上述の
一次露光ランプ44からの透過光が、画像濃度検知手段
54まで到達するのを防ぐために黒色のウレタンシート
を用いて遮光を行っている。
【0025】ここで、一次前露光ランプ44からクリー
ニングブレード30を透過した光の除電機能について説
明する。
【0026】感光ドラム4は、負帯電性のOPC(有機
感光体)からなる。
【0027】ここで、図1に示す画像形成装置における
各画像形成ステーションのプロセス動作を簡単に説明す
る。尚、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各画
像形成ステーションPm,Pc,Py,Pkの動作は同
様である。又、以下、例えば感光ドラム4M,4C,4
Y,4Kを感光ドラム4とするように符号のM,C,
Y,Kを省略して説明する。
【0028】先ず、感光ドラム4の動作に伴い、一次帯
電器46が動作し、感光ドラム4の表面を一様に負に帯
電させる。次いで、感光ドラム4の感度に合致した波長
を有する光源(図示せず)により感光ドラム4上に画像
情報に応じた露光がなされて、感光ドラム4上に潜像が
形成される。本実施形態では、光源としてレーザーを使
用した。
【0029】次に、感光ドラム4上に現像器9がトナー
を付与することにより、感光ドラム4の露光部にトナー
を付着させ、トナー像が形成される。本実施形態では、
現像器9として、2成分現像の場合を示した。又、露光
部にトナーを付着させる反転現像であり、トナーとして
は負帯電性のトナーを使用する。
【0030】その後、転写ブレード49によって記録材
Pの裏面にトナーと逆極性の電荷(本実施形態では正電
荷)を付与して、感光ドラム4上のトナー像が記録材P
に転写される。次に、クリーニング器48により、転写
後に感光ドラム4上に残留した転写残りトナーを掻き落
として除去する。
【0031】次いで、一次前露光ランプ44により、感
光ドラム4上の負電荷の消去を行い、帯電工程前に感光
ドラム4上の表面電位の均一化を行い、上述の一次帯電
工程に移行する。
【0032】このようなサイクルを繰り返すことによ
り、画像形成が行われる。尚、本実施形態では露光手段
としてレーザを例に挙げて説明したが、露光手段として
レーザ以外にLEDアレー等も考えられ、上記例以外に
も、組み合わせは多数考えることができる。
【0033】次に、一次前露光ランプ44より、現像剤
除去部材たるクリーニングブレード30を透過してきた
光の効果について、図3に基づき説明する。
【0034】図3は、このようにクリーニングブレード
のニップ部の前の感光ドラム表面上に光が到達してきた
場合の感光ドラム表面電位の変化を示す。
【0035】先ず、図3(a)に示すように、感光ドラ
ム4表面は均一に負に帯電され、次いで、露光され、図
3(b)に示すように、露光された部分の電位が低下す
る。
【0036】次に、現像によりトナー像が形成された感
光ドラム4表面電位は、図3(c)に示すように、トナ
ー部の電位が低く、白部が高くなっている。
【0037】そして、用紙裏面より転写電圧を印加する
と、用紙抵抗やトナー層厚等により違いはあるが、図3
(d)に示すように、白部、トナー部共に電位が低下す
るか、若しくは逆極性に帯電される。又、用紙のエッジ
部では転写電荷が直接感光ドラム4に付与されるため、
これに対応する感光ドラム4の部位が逆極性にまで帯電
される場合が多い。
【0038】このように逆極性に帯電された感光ドラム
4部位が、従来のように、クリーニング器48を通過す
ると、クリーニングブレード30と感光ドラム4との接
触領域(以下、ブレードニップ部という)近傍に存在す
るトナーだまり(図4参照)により、現像されトナー像
となる。このトナー像は、クリーニングブレード30で
は掻き落されずに感光ドラム4上に担持されたまま転写
位置まで達して次回の転写工程で用紙に転写され、画像
汚れ(紙先端及び紙後端メモリと呼ばれる現象)を引き
起こすこととなる。
【0039】そこで、本実施形態では、一次前露光ラン
プ44の露光光をクリーニングブレード30に透過させ
て感光ドラム4の回転方向におけるブレードニップより
上流側でも一次前露光ランプ44によって感光ドラム4
を露光がなされるよう構成されている。
【0040】そのため、図3(e)に示すように、用紙
のエッジ部に対応する感光ドラム4の部位では、急激な
電位変化がなくなり、電位がほぼ均一となる。このよう
に、急激な電位変化のない状態では、クリーニングブレ
ード30のニップ部近傍でトナー像が形成されず、紙先
端及び紙後端メモリによる画像汚れは発生しない。尚、
本実施形態では、図4に示すクリーニングブレード30
と感光ドラム4とのニップ部(接触部)における一次前
露光ランプ44による露光量を測定したところ感光ドラ
ム4の電位を下げるのに充分な量であった。
【0041】よって、上述したように、本実施形態によ
れば、一次前露光ランプ44が、クリーニングブレード
30によるクリーニング前での感光ドラム4上の除電露
光をも兼ねているので、紙先端及び紙後端メモリによる
画像汚れの発生を防止することができ、又、感光ドラム
4の周囲の省スペース化をも実現できる。更に、本実施
形態のように、感光ドラム4の回転方向におけるクリー
ニング器48の上流側に画像濃度検知手段54等が配設
されてスペースがない画像形成装置であっても、クリー
ニングブレード30によるクリーニング前での感光ドラ
ム4上の除電露光が可能となる。
【0042】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、上述の第一の実施形態
と同様の構成に関しては、同一符号を付し、説明を省略
する。
【0043】上述の第一の実施形態では帯電手段として
コロナ方式の帯電器である一次帯電器46を用いたが、
本実施形態では帯電手段としてローラタイプの接触型の
帯電器を用いている。
【0044】コロ方式の帯電器では、オゾンが発生する
ため、長期使用によりクリーニングブレード30がオゾ
ンの影響を受けて変色し光の透過性が悪化し、クリーニ
ングブレード30によるクリーニング前での感光ドラム
4上の除電露光の効果を維持するためにはクリーニング
ブレードを新品に交換することが必要となる。
【0045】これに対し、ローラタイプの帯電器では、
オゾンの発生が無いため、上述のようなクリーニングブ
レードの変色が生じることがない。
【0046】よって、本実施形態では、第一の実施形態
の効果に加えて、クリーニングブレード30を長期に亘
って使用することが可能となる。
【0047】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、上述の第一の実施形態
と同様の構成に関しては、同一符号を付し、説明を省略
する。
【0048】本実施形態では、堆積防止手段として、図
5に示すように、クリーニング器48内にスラスト方向
に一定の周期で往復運動し感光ドラム4の回転方向にお
ける上流側のクリーニングブレード30の面上のトナー
の堆積を防止するすだれ部材33が配設されている。
【0049】このすだれ部材33は、クリーニングブレ
ード30と感光ドラム4とのニップ部と、シール部材3
1との間におけるクリーニング器48の開口部に堆積す
るトナーを掻き落すようになっている。この開口部にト
ナーが堆積すると、クリーニングブレード30によるク
リーニング前での感光ドラム4上の除電露光の効果が低
減されてしまうが、本実施形態では、上述のすだれ部材
33の作用により、上記除電露光の効果を安定して維持
することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、電荷除去手段は、潜像担持体の回転
方向における残留現像剤除去手段による除去位置より下
流側で且つ上記帯電手段による帯電位置より上流側の範
囲で直接上記潜像担持体を露光すると共に、上記電荷除
去手段による露光光を現像剤除去部材に透過させて該現
像剤除去部材と上記潜像担持体との接触位置より上流側
でも上記潜像担持体を露光するようになっているので、
装置の小型化を図りつつ、潜像担持体の回転方向におけ
る転写手段による転写位置より下流側で且つ除去手段に
よる除去位置より上流側で、上記転写手段による転写後
の上記潜像担持体を除電することができる。
【0051】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
電荷除去手段は、潜像担持体の回転方向における残留現
像剤除去手段による除去位置より下流側で且つ上記帯電
手段による帯電位置より上流側の範囲で直接上記潜像担
持体を露光すると共に、上記電荷除去手段による露光光
を現像剤除去部材に透過させて該現像剤除去部材と上記
潜像担持体との接触位置より上流側でも上記潜像担持体
を露光するようになっているので、装置の小型化を図り
つつ、潜像担持体の回転方向における転写手段による転
写位置より下流側で且つ除去手段による除去位置より上
流側で、上記転写手段による転写後の上記潜像担持体を
除電することができる。
【0052】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、帯電手段は、潜像担持体に対して接触状態で帯電処
理を施し、電荷除去手段は、潜像担持体の回転方向にお
ける残留現像剤除去手段による除去位置より下流側で且
つ上記帯電手段による帯電位置より上流側の範囲で直接
上記潜像担持体を露光すると共に、上記電荷除去手段に
よる露光光を現像剤除去部材に透過させて該現像剤除去
部材と上記潜像担持体との接触位置より上流側でも上記
潜像担持体を露光するようになっているので、装置の小
型化を図りつつ、潜像担持体の回転方向における転写手
段による転写位置より下流側で且つ除去手段による除去
位置より上流側で、上記転写手段による転写後の上記潜
像担持体を除電することができ、更に、帯電手段による
帯電処理時におけるオゾンの発生を防止し現像剤除去部
材の変色等の劣化を防止することできる。
【0053】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
電荷除去手段は、潜像担持体の回転方向における残留現
像剤除去手段による除去位置より下流側で且つ上記帯電
手段による帯電位置より上流側の範囲で直接上記潜像担
持体を露光すると共に、上記電荷除去手段による露光光
を現像剤除去部材に透過させて該現像剤除去部材と上記
潜像担持体との接触位置より上流側でも上記潜像担持体
を露光し、堆積防止手段が潜像担持体の回転方向におけ
る上流側の現像剤除去部材の面上の現像剤の堆積を防止
するようになっているので、装置の小型化を図りつつ、
潜像担持体の回転方向における転写手段による転写位置
より下流側で且つ除去手段による除去位置より上流側
で、上記転写手段による転写後の上記潜像担持体を安定
して除電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置における潜像担持体上の現
像剤像の濃度を検知する手段を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の第一の実施形態における電荷除去手段
からの露光光を現像剤除去部材に透過させ潜像担持体に
照射した様子を説明するための図である。
【図4】本発明の第一の実施形態における現像剤除去部
材と潜像担持体との接触部及びその近傍の拡大図であ
る。
【図5】本発明の第三の実施形態における堆積防止手段
の概略構成を示す図である。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
4(4M,4C,4Y,4K) 感光ドラム(潜像担持
体) 9(9M,9C,9Y,9K) 現像装置(現像手段) 30 クリーニングブレード(現像剤除去部材) 33 すだれ部材(堆積防止手段) 44(44M,44C,44Y,44K) 一次前露光
ランプ(電荷除去手段) 46(46M,46C,46Y,46K) 一次帯電器
(帯電手段) 47 走査光学装置(露光手段) 48(48M,48C,48Y,48K) クリーニン
グ器(残留現像剤除去手段) 49(49M,49C,49Y,49K) 転写ブレー
ド(転写手段) P 記録材
フロントページの続き Fターム(参考) 2H035 AA08 AA22 AB03 2H134 GA01 HD01 HD19 KD08 KG05 KH01 2H200 FA08 GA23 GA34 GA47 GB02 GB12 HA03 HA12 HB03 HB12 HB14 HB22 JB06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に回転し潜像を担持可能な潜像
    担持体と、該潜像担持体を所定の電位に帯電させる帯電
    手段と、該帯電手段による帯電後の上記潜像担持体に画
    像情報に応じた露光処理を施すことにより上記潜像担持
    体の表面に潜像を形成する露光手段と、該露光手段によ
    って潜像の形成された上記潜像担持体に現像剤を付与す
    ることにより該潜像を現像剤像として可視化する現像手
    段と、該現像手段によって可視化された現像剤像を記録
    材に転写させる転写手段と、該転写手段による転写後の
    上記潜像担持体上の残留現像剤を除去する残留現像剤除
    去手段と、上記潜像担持体の回転方向における上記残留
    現像剤除去手段による除去位置より下流側で且つ上記帯
    電手段による帯電位置より上流側に配設され上記潜像担
    持体上を露光することにより上記潜像担持体上の電荷を
    除去する電荷除去手段とを備える画像形成装置におい
    て、残留現像剤除去手段は、転写手段による転写後の上
    記潜像担持体上の残留現像剤を除去するよう潜像担持体
    に接触配設され電荷除去手段からの露光光を透過可能な
    光透過性の現像剤除去部材を有し、電荷除去手段は、上
    記潜像担持体の回転方向における上記残留現像剤除去手
    段による除去位置より下流側で且つ上記帯電手段による
    帯電位置より上流側の範囲で直接上記潜像担持体を露光
    すると共に、上記電荷除去手段による露光光を上記現像
    剤除去部材に透過させて上記現像剤除去部材と上記潜像
    担持体との接触位置より上流側でも上記潜像担持体を露
    光するよう構成されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 現像剤除去部材は、ウレタンゴムで形成
    されていることとする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 帯電手段は、潜像担持体に対して接触状
    態で帯電処理を施すよう構成されていることとする請求
    項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 残留現像剤除去手段は、潜像担持体の回
    転方向における上流側の現像剤除去部材の面上の現像剤
    の堆積を防止する堆積防止手段を備えることとする請求
    項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226185A (ja) * 2006-01-27 2007-09-06 Kyocera Corp 画像形成装置
JP2015087697A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 シャープ株式会社 プロセスユニット及び画像形成装置
JP2018025831A (ja) * 2017-11-17 2018-02-15 シャープ株式会社 プロセスユニット及び画像形成装置

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