JP4639879B2 - 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
したがって、現像装置内でトナーに加わるストレスによって、トナーの劣化も起こり易くなることから、現像装置内でトナーに加わるストレスを如何に小さくするかが、長期に亘って安定的に使用する現像装置としての重要な要件となっている。
また、除電部材を設ける方式では、例えば図12に示すように現像ロール64の現像領域の下流側に除電ブラシ67を設け、現像ロール64上の残留トナーを除電しながら掻き落とす方式が知られているが、除電ブラシ67の当て方によっては却ってトナーに与えるストレスが大きくなる。尚、同図において、符号61はトナーを収容するトナーホッパ、符号62はトナーホッパ61内のトナーを撹拌するアジテータ、符号63は現像ロール64へトナーを供給するトナー供給ロール、符号65は現像ロール64上のトナーの層規制を行う層規制部材、符号66は静電潜像が担持される感光体である。
上述したような除電方式にあっては、現像ロール上の残留トナーに対し均一な除電作用がなされず、現像ロール上に新たに供給されるトナーの均一性が不足したり、現像ロールから剥離されたトナーの帯電量が残っているため、このトナーが、特にトナーホッパに戻されると他のトナーと凝集し易い等の現象が現れる。
このように回転体状部材や薄板状部材の除電部材を現像ロールに接触させて、現像ロール上の残留トナーを除電する方式にあっては、通常、除電部材が金属であったり、あるいはカーボンブラック等の電子伝導性物質が内部に添加された部材であることから、除電部材と現像ロールとの間に加わる除電電界が残留トナーに均一に印加されないことによる。その結果、残留トナー全体に亘っての均一な除電が行われなかったり、また、除電部材と現像ロールとの間に印加されるバイアス条件や両者の設置条件によっては、両者間で異常放電を起こし、その結果、現像ロールや除電部材への異常放電によるトナー固着をも生じる。したがって、除電時に如何に均一な除電作用をもたらすかが重要となる。
この態様としては、筒状薄膜部材の表面が導電剤としてイオン伝導性物質のみを含む半導電性樹脂層4aによって構成されるようにすれば、除電時のバイアス条件がいっそう安定し、除電性能がより向上することから好ましい。
また、現像剤担持体2は現像剤を担持できるものであればロール状、ベルト状いずれでもよく、効果的に現像を行う観点からは現像剤担持体2が像担持体1に接触配置される態様が好ましいが、像担持体1と非接触配置の態様であっても差し支えない。更に、現像剤担持体2としては弾性体であっても剛体であっても差し支えない。
更にまた、現像剤供給部材3は、現像剤担持体2と接触、非接触配置のいずれでもよく、また、現像剤を現像剤担持体2に供給できるものであれば、剛体、弾性体を問わない。
また、除電部材4には、現像剤担持体2との間にて、この現像剤担持体2上の残留現像剤が除電される除電バイアスを印加する除電バイアス印加手段5を備えることが好ましく、このことにより、現像剤担持体2上の残留現像剤の除電作用を促進することができる。
更に、除電バイアスを直流定電流制御によって供給するようにすれば、安定した均一な除電バイアスを印加することができることから好ましい。また、除電バイアスとして直流バイアスに交流バイアスを重畳することで、現像剤担持体2上に付着した残留現像剤をいっそう有効に除電することができることから好ましい。
イオン伝導性物質8は電子伝導性物質9と異なり、樹脂7に対する分散性において優れている(基本的に分子レベルでの分散となる)ため、樹脂7中に均一分散され易く、半導電性樹脂層4aに電界が印加された場合、樹脂7中の電流経路は一様となり、特に弱いポイント等ができることがなく、半導電性樹脂層4a全体に亘って一様な電流が流れるようになる。
したがって、半導電性樹脂層4aを電界制御(電流制御)に使用する場合は、イオン伝導性物質8を樹脂7中に分散させた方が安定した条件を維持できるようになる。
尚、イオン伝導性物質8としては、過塩素酸塩(例えば過塩素酸リチウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム等)や四級アンモニウム塩等が挙げられ、樹脂7としては、ウレタン、アクリル、ナイロン、ポリフッ化ビニリデン等の樹脂が挙げられる。
この駆動伝達手段としては、帯電規制部材6の回転軸を芯材として筒状薄膜部材の両端に位置し且つ筒状薄膜部材に押し付けられる駆動押圧部材と、筒状薄膜部材の内周面側に設けられ駆動押圧部材と共に筒状薄膜部材を挟持する支持部材とを備えることが好ましく、代表的態様としては、帯電規制部材6の回転軸を軸にして駆動押圧部材(コロ部材等)を現像剤担持体2の両端部に設ける態様が挙げられる。
また、本発明は、上述された現像装置を含む画像形成装置をも対象とするものである。
そして、現像剤担持体の保持部材には少なくとも帯電規制部材に対応する部位に凹部を設けると共に当該凹部に面した部位にて帯電規制部材と筒状薄膜部材とを接触させるようにしたので、筒状薄膜部材と帯電規制部材との接触状態を一層安定に保つことができる。
更に、これらの現像装置を用いることで、長期に亘って安定した画像形成が可能な画像形成装置を提供できる。
◎実施の形態1
図3は、本発明の基本的構成が適用された実施の形態1の画像形成装置の概略を示す。
同図において、符号21は、矢印方向に回転する有機感光体等からなる静電潜像を担持する感光体であり、この感光体21は帯電ロール等の帯電装置22によって帯電され、レーザ書込装置やLEDアレイを有する露光装置23によって静電潜像が書き込まれる。この静電潜像は、光の当たった感光体21の表面電位が低下し、光の当たっていない高電位部分とのコントラストによる電位画像として形成される。
また、現像装置30は、現像ハウジング31内に非磁性一成分現像剤であるトナーを収容し、現像剤担持体としての現像ロール32にトナーを担持させ、この現像ロール32にバイアス電源33からの現像バイアスを印加することで、現像ロール32を静電潜像の高電位部と低電位部との中間電位に保持し、静電潜像の画像部を帯電されたトナーにて現像するようにしたものである。尚、符号34は、現像ロール32にトナーを供給するトナー供給ロールである。
また、感光体21上に残留したトナーは、例えばドクターブレード式のクリーニング装置29によって除去される。
更に、本実施の形態において、感光体21上のトナー像を転写された記録材28は、定着装置50に搬送され、この定着装置50によりトナー像が記録材28に定着される。
定着装置50は、例えばヒートロール方式で、加熱ロール51と加圧ロール52とを有し、この加熱ロール51と加圧ロール52との間に記録材28を通過させることによりトナー像を記録材28に定着するようになっている。
本実施の形態における現像ロール32は、ステンレス等の金属製シャフト周面に、ウレタンゴムやシリコーンゴム等の合成ゴムからなる円筒状の半導電性ゴムを被覆した構成であり、シャフトの両端が図示外の支持体に回転自在に支持されるようになっている。また、この現像ロール32には、シャフトの端部にバイアス電源33が接続され、所定の現像バイアスが印加されるようになっている。尚、本実施の形態では、現像ロール32は金属製シャフトに半導電性ゴムを被覆した構成としたが、例えばアルミニウムやステンレス等の金属ロールであっても差し支えない。また、現像ロール32と感光体21とは接触した構成としたが、非接触であっても差し支えない。
そのため、この規制ブレード37によって、トナー帯電量及びトナー量が適正に規制されたトナー層が現像ロール32上に形成されるようになり、感光体21と現像ロール32との対向部位である現像領域で安定した現像が行われるようになっている。
尚、本実施の形態では、規制ブレード37にて、トナー帯電量及びトナー量を規制する態様を採ったが、これに限らず、例えばトナー供給ロール34側で予め現像ロール32上のトナー層厚規制を行う場合には、この規制ブレード37をロール状とし、トナー帯電量のみを規制するようにしてもよい。
本実施の形態における除電部材38は、図5に示すように、プラスチックの基体38a上に薄板状の導電性電極38bを設け、更にその導電性電極38bの上にPVDF(ポリフッ化ビニリデン)中にイオン伝導性物質が分散された半導電性樹脂層38cとで構成されている。この半導電性樹脂層38cは、体積抵抗率が1010Ω・cmになるように調整されている。
また、本実施の形態では、負帯電トナーを利用する際には、除電部材38の導電性電極38bが現像ロール32に対し正極側になるような向きに定電流制御され、交流電界が重畳された除電バイアスがバイアス電源42によって供給されることで、現像ロール32上の残留トナーの帯電量を無帯電化することができる。このとき印加される除電バイアスは、除電部材38と現像ロール32間で放電開始電圧以上となるように制御されることが好ましく、仮にこの除電バイアスが放電開始電圧以下となった場合には、十分に無帯電化することができず、現像履歴解消(ゴースト解消に繋がる)も不十分となる。
同図において、トナーホッパ35内でアジテータ36によって撹拌されたトナーは、アジテータ36の羽根36bの回転によってトナー供給ロール34側に供給される。トナー供給ロール34上に担持されたトナーは、トナー供給ロール34の回転に伴い搬送され、現像ロール32との対向部位に到達する。このとき、この対向部位での現像ロール32とトナー供給ロール34との機械的な摺擦力やバイアス電源41による供給バイアスの電界作用により、トナー供給ロール34上のトナーは現像ロール32側へ供給され、現像ロール32上にはある程度制御されたトナー層が形成される。
現像ロール32へ供給されたトナーは、規制ブレード37によって層規制され、現像ロール32上には所定のトナー帯電量で且つ所定のトナー量のトナー薄層が形成される。このため、現像ロール32上で層規制されたトナー薄層が現像ロール32と感光体21との現像領域に搬送されることになる。
そして、現像領域では、バイアス電源33からの現像バイアスにより現像が行われ、感光体21上の静電潜像が顕像化される。また、現像ロール32上で現像されずに残った残留トナーは、現像ロール32上をそのまま搬送される。
本実施の形態では、このような状況を防ぐため、現像ロール32上の残留トナーに対し、イオン伝導性物質を含む半導電性樹脂層38c(図5参照)が形成された除電部材38を使用することで、残留トナーには均一な除電バイアスが印加され、現像ロール32の軸方向全体に亘って均一な除電がなされる。そして、除電された残留トナーは、現像ロール32とトナー供給ロール34とのニップ域にて容易に掻き落とされ、現像ロール32へ新たに供給されるトナーは均一化されるようになる。このとき、掻き落としが容易であることから、トナーへのストレスが軽減されると共に、現像履歴を抑えることができる。尚、本実施の形態では、この除電部材38によって残留トナーの一部は機械的な掻き取り作用が相俟って作用しているが、特に機械的掻き取り作用がなくても現像ロール32に供給されるトナーの均一化は達成される。
また、現像ロール32上の残留トナーが除電されるため、現像ロール32から掻き落とされたトナーは十分除電され、これがトナーホッパ35内に回収されることから、トナーホッパ35内でのトナーの不要な帯電や凝集を防ぎ、トナーホッパ35からトナー供給ロール34へ供給されるトナーの流動性、凝集性等も安定させることができ、現像ロール32上に供給されるトナーの均一性を一層安定させることができる。
図7は、本発明の基本的構成が適用された画像形成装置の実施の形態2に係る現像装置の要部を示す。同図において、本実施の形態は、実施の形態1における現像装置30と略同様に構成されるが、除電部材38がロール部材によって構成される点及び現像ロール32上のトナー層厚を規制する規制ブレードの代わりに層規制ロール39が配設される点が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様な構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態における掻き落とし部材40は、薄板状のウレタンゴムを層規制ロール39の回転方向に対しドクター方向になるように配設し、層規制ロール39上に付着したトナーを掻き落とすようになっている。尚、掻き落とし部材40としてはウレタンゴムに限らず、他のプラスチック材料、金属材料にて構成されてもよい。
更に、本実施の形態では、除電部材38として回転体を使用していることから、板状部材を使用する実施の形態1に比べ、通常、寿命を長くすることができる。尚、この回転体の表層に付着するトナーを掻き取るようにすれば、寿命を一層長くすることができる。
図8は、本発明の基本的構成が適用された実施の形態3に係る現像装置30が配設された画像形成装置の概略を示す。同図において、本実施の形態は、実施の形態1,2における画像形成装置(図3参照)と略同様に構成されるが、感光体21の回転方向が異なる点、現像装置30が後述するように異なる点が実施の形態1,2と相違する。尚、実施の形態1,2と同様な構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
また、この層規制ロール39には、この層規制ロール39に付着したトナーを掻き落とす掻き落とし部材40が対向配置され、更に、層規制ロール39に対向配置され且つこの層規制ロール39上の除電を行う除電ロール43を設け、層規制ロール39に付着したトナーの除電を行うようになっている。
この第二のアジテータ44は、例えば導電性の樹脂製シャフトの周囲に複数(本例では4枚)の半導電性フィルムが設けられ、この第二のアジテータ44が回転することで、下方のトナーをトナーホッパ35側へ戻すようになっている。
本実施の形態では、現像ロール32とトナー供給ロール34とが離間配置されているため、トナーホッパ35からトナー供給ロール34へ供給されるトナーの性状が現像ロール32上のトナー層に与える影響が大きくなる。
すなわち、トナーホッパ35内ではトナーの流動性や凝集状態に影響され、正規極性(トナーがCCA(電荷制御剤)等によって本来有する極性)に帯電したトナーや逆極性に帯電したトナーの混在も増加してくる。また、トナーホッパ35からトナー供給ロール34へ供給されたトナーが現像ロール32へ供給される際は、バイアス電源33による現像バイアス33とバイアス電源41による供給バイアスとの電位差によって、現像ロール32側へのトナーの供給が促進される。したがって、トナー供給ロール34から現像ロール32へ供給されるトナーの帯電状態や流動性が不均一であると、現像ロール32上に供給されるトナーは不均一になり易い。
更に、逆極性のトナーや不均一な帯電量のトナーの存在により、トナー粒子同士の凝集が生じ易くなる。そのために、トナー供給ロール34と現像ロール32間のギャップを調整し、一定の電界を加えることで現像ロール32へ均一なトナー供給を行うようにしても、形成されるトナー層は不均一化してしまう。
また、本実施の形態では、除電ロール43を使用したが、この除電ロール43の代わりに、例えばブラシ状回転部材であってもよいし、コロトロン等の帯電器を使用しても差し支えない。
図10は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態4に係る現像装置30の要部を示す。同図において、本実施の形態は、実施の形態3における現像装置30(図9参照)と略同様に構成されるが、現像ロール32の構成及び層規制ロール39に除電ロール43を備えていない点が異なる。尚、実施の形態3と同様の構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ここで、現像ロール32と層規制ロール39との圧接状態について説明する。図11は、両者の圧接状態を示すもので、可撓性チューブ46の両端部内部には、可撓性チューブ46を内面から押圧するリング状の支持部材48が設けられている。また、摺動部材47が層規制ロール39と対向する位置には、摺動部材47に凹部(図のA部)を備え、現像ロール32の可撓性チューブ46と層規制ロール39との安定した圧接が十分確保されるように、可撓性チューブ46が変形可能なスペースが取られている。そのため、現像ロール32と層規制ロール39との接触状態を一層安定に保つことができる。
更に、層規制ロール39の両端部39aには、支持部材48と可撓性チューブ46を挟んで対向する位置にゴム状コロ部材等の押圧部材45が装着されている。本実施の形態では、この押圧部材45が層規制ロール39の回転に伴って回転することで、可撓性チューブ46が回転するようになっている。
本実施の形態では、現像ロール32の可撓性チューブ46の駆動を層規制ロール39の駆動力から行ったため、現像ロール32とトナー供給ロール34との回転方向、速度等をトナーの供給性能を優先させるように条件設定することができ、現像ロール32へのトナー供給を一層安定させることができる。また、層規制ロール39の両端部39aに装着された押圧部材45によって、現像ロール32の可撓性チューブ46を回転させるようにしたので、可撓性チューブ46の回転が安定すると共に、駆動伝達のための例えばギア等も不要になり、コストアップを抑え、装置の小型化をも推進することができる。
更にまた、可撓性チューブ46を押圧部材45で回転させることで、可撓性チューブ46とトナー供給ロール34との間では、可撓性チューブ46が摺動部材47側に押し付けられるため、両者間のギャップが安定する。このため、トナーに加わるストレスは、小さく、かつ、一定となり、安定した画質が長期に亘って維持される。
尚、本実施の形態では、現像ロール32とトナー供給ロール34とは離間配置される態様を示したが、これに限らず、両者が接触する態様であっても差し支えない。
Claims (9)
- 静電潜像が担持される像担持体に対向する回動自在で且つ表面に現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、
現像剤担持体に対向配置され且つこの現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、
この現像剤供給部材と前記現像剤担持体との対向部位より現像剤担持体の回転方向下流側にて現像剤担持体に対向配置され且つ現像剤担持体上の現像剤の帯電量並びに現像剤量を規制するロール状の帯電規制部材と、
像担持体と現像剤担持体との対向部位より現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像剤供給部材と前記現像剤担持体との対向部位より上流側にて当該現像剤担持体に対向する位置に配設され且つ現像剤担持体上の残留現像剤を除電する除電部材とを備え、
前記現像剤担持体は、回動自在な筒状薄膜部材と、この筒状薄膜部材の形状を保持するように当該筒状薄膜部材内に固定的に内包される保持部材とを有し、この保持部材には少なくとも前記帯電規制部材に対応する部位に凹部を設けると共に当該凹部に面した部位にて前記帯電規制部材と筒状薄膜部材とを接触させたものであり、
前記除電部材は、少なくとも現像剤担持体に面する表面が導電剤としてイオン伝導性物質のみを含む半導電性樹脂層によって構成されるものであることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
更に、筒状薄膜部材の表面が導電剤としてイオン伝導性物質のみを含む半導電性樹脂層によって構成されるものであることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
半導電性樹脂層は、体積抵抗率が108Ω・cm以上で1012Ω・cm以下であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
除電部材には、現像剤担持体との間にて、この現像剤担持体上の残留現像剤が除電される除電バイアスを印加する除電バイアス印加手段を備えることを特徴とする現像装置。 - 請求項4記載の現像装置において、
前記除電バイアスは、直流定電流制御によって供給されるものであることを特徴とする現像装置。 - 請求項4記載の現像装置において、
前記除電バイアスは、直流成分に交流成分が重畳されたものであることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
前記帯電規制部材の駆動力を現像剤担持体に伝達する駆動伝達手段を備えることを特徴とする現像装置。 - 請求項7記載の現像装置において、
駆動伝達手段は、帯電規制部材の回転軸を芯材として筒状薄膜部材の両端に位置し且つ筒状薄膜部材に押し付けられる駆動押圧部材と、
筒状薄膜部材の内周面側に設けられ駆動押圧部材と共に筒状薄膜部材を挟持する支持部材とを備えることを特徴とする現像装置。 - 静電潜像が担持される像担持体と、
この像担持体上の静電潜像を現像する請求項1乃至8のいずれかに記載の現像装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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