JP2007177818A - 電磁弁駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の駆動コイルを有する電磁弁の小型化、駆動制御回路を実装するためのスペースの縮小化にも十分に対応できるようにする。
【解決手段】駆動制御装置10は、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bの各一端38a及び38bにそれぞれ対応する第1信号線32A及び第2信号線32Bを接続し、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bの各他端40a及び40bを共通にスイッチ部30に電気的に接続し、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bのうち、第1信号線32A及び第2信号線32Bに供給された第1入力信号S1及び第2入力信号S2の信号形態に対応する少なくとも1つの駆動コイル(第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24B)を選択すると共に、スイッチ部30をON/OFF制御して、選択された駆動コイル(第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24B)を制御駆動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の駆動コイルを有する電磁弁を駆動制御する電磁弁駆動制御装置に関する。
一般に、ソレノイド機構により操作される電磁操作式のパイロット弁を2つ備えたダブルソレノイド形電磁弁は、従来より公知である。この種の電磁弁は、一般に、メイン流体の流れの方向を切り換えるスプール式の主弁体と、該主弁体の軸方向両端に配設された2つのピストンとを有していて、2つのソレノイド機構を交互にオン・オフさせてパイロット流体を2つのピストンに交互に作用させることにより、主弁体を切り換えるように構成されている。
そして、従来においては、例えば特許文献1により、主弁体の両側に径の異なる2つのピストンを配設したダブルソレノイド 形電磁弁が提案されている。この電磁弁は、手動操作装置で小径ピストン側に常にパイロット流体圧を作用させた状態にしておいて、一方のパイロット弁をオン・オフして大径ピストン側にパイロット流体を供給又は排出することにより、シングルソレノイド形電磁弁と同様の操作で主弁体を切り換えることができるという利点を有している。
また、従来においては、電磁操作式のパイロット弁を2つ備えたダブルソレノイド形電磁弁を、1つのパイロット弁によりシングルソレノイド形電磁弁と同様の操作で使用できるようにすると共に、ダブルソレノイド形電磁弁として使用する場合に、誤って2つのパイロット弁に重複して通電しても主弁体が切り換わらないように構成された電磁弁も提案されている(例えば特許文献2参照)。
また、従来においては、電磁弁の省電力駆動方式が提案され、例えば特許文献3記載の電磁弁駆動制御装置は、駆動指令信号に基づいて電磁弁の駆動コイルに定格電圧を所定期間だけ印加し、電磁弁の駆動期間の残存期間中、定格電圧の印加に代わって引き続いて定格電圧よりも低い保持電圧を電磁弁の駆動コイルに印加することによって電磁弁を省電力駆動する。
特許文献4記載の電磁弁駆動制御装置は、駆動指令信号に基づいてマイクロプロセッサの制御の下に所定期間だけ電磁弁の駆動コイルに例えば100%のデユーティ比による通電を行って駆動コイル内の可動子を移動させ、100%のデユーティ比による通電に引き続いて、電磁弁の駆動の残存期間中、駆動コイルに少ないデユーティ比の通電を行う省電力駆動をして電磁弁の駆動コイル内の可動子の位置を保持する。
実開平5−96654号公報 特開平8−145225号公報 特開平3−213782号公報 米国特許第6164323号明細書
ところで、上述したダブルソレノイド形電磁弁においては、サイズの小型化傾向や2つの駆動コイルを片側に設置する等の構造上の変更から、2つの駆動コイルを駆動制御するための回路(駆動制御回路)を実装するためのスペースが縮小傾向にあり、駆動コイル毎に制御回路を実装する方法では対応できない状況となってきている。
また、省電力駆動中の電磁弁においては、電磁弁の可動子を保持する力は弱く、外部からの強い衝撃等によって電磁弁の可動子の保持が外れて、電磁弁による流体通路が切り換えられて、前記流体通路を通る流体により駆動されているシリンダ等が思いがけない動作を行うという問題点があった。
このような事態を防ぐためには、センサにより電磁弁の可動子の状態を監視する等の手段を設けることが考えられるが、電磁弁が複雑、且つ、高価なものとなるという問題点があった。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、ダブルソレノイド形電磁弁のように、複数の駆動コイルを有する電磁弁の小型化、駆動制御回路を実装するためのスペースの縮小化にも十分に対応でき、しかも、コスト的にも有利な電磁弁駆動制御装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、上述の目的に加えて、省電力駆動を行っていても、電磁弁の使用状況等に応じて、電磁弁の可動子の保持を確実に行うことができ、電磁弁の駆動中において外部から衝撃が加えられても、電磁弁の可動子の保持を維持することができる電磁弁駆動制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電磁弁駆動制御装置は、複数の駆動コイルを有する電磁弁を駆動制御する電磁弁駆動制御装置であって、スイッチ部と、前記複数の駆動コイルにそれぞれ対応して配線された複数の信号線と、制御回路とを有し、前記複数の駆動コイルの各一端にそれぞれ対応する前記信号線が接続され、前記複数の駆動コイルの各他端が共通に前記スイッチ部に電気的に接続され、前記制御回路は、前記複数の駆動コイルのうち、前記複数の信号線に供給された複数の入力信号の信号形態に対応する少なくとも1つの駆動コイルを選択すると共に、前記スイッチ部をON/OFF制御して、選択された前記駆動コイルを制御駆動することを特徴とする。
これにより、ダブルソレノイド形電磁弁のように、複数の駆動コイルを有する電磁弁の小型化、駆動制御回路を実装するためのスペースの縮小化にも十分に対応でき、しかも、コスト的にも有利になる。
そして、本発明において、前記制御回路は、前記複数の駆動コイルのうち、前記複数の信号線に供給された複数の入力信号の信号形態に対応して2以上の駆動コイルを選択する場合、前記2以上の駆動コイルを選択する期間にわたって前記スイッチ部をOFF状態に制御するようにしてもよい。
この場合、複数の駆動コイルが同時に動作するということがなくなり、電磁弁の動作上の信頼性を向上させることができる。
また、本発明において、前記制御回路は、前記選択された1つの駆動コイルに対して定格通電と該定格通電の経過後の省電力通電とを行うように前記スイッチ部をON/OFF制御し、前記定格通電は、前記選択された1つの駆動コイル内の可動子を移動させるのに十分な100%のデユーティ比の通電を行い、前記省電力通電は、前記選択された駆動コイルに前記定格通電における前記100%のデユーティ比よりも少ないデユーティ比の通電を繰り返して行うようにしてもよい。
この場合、前記制御回路は、1つのサイクル期間において前記定格通電と前記省電力通電を行い、前記1つの駆動コイルを選択している期間に、前記1つのサイクル期間を割り当てて前記スイッチ部をON/OFF制御するようにしてもよい。
あるいは、前記制御回路は、1つのサイクル期間において前記定格通電と前記省電力通電を行い、前記1つの駆動コイルを選択している期間に、2以上の前記サイクル期間を割り当てて前記スイッチ部をON/OFF制御するようにしてもよい。この方式では、1つの駆動コイルを選択している期間において、2以上の定格通電が行われるため、この間に外部からの衝撃が加えられても可動子の位置は保持される。すなわち、省電力駆動を行っていても、電磁弁の可動子の保持を確実に行うことができ、電磁弁の駆動中において外部から衝撃が加えられても、電磁弁の可動子の保持を維持することができる。
また、本発明において、前記制御回路は、予め用意された複数の通電パターンのうち、前記制御回路に設けられた専用端子への入力条件に応じた通電パターンを選択し、この選択された通電パターンに基づいて前記スイッチ部をON/OFF制御するようにしてもよいし、あるいは、予め用意された複数の通電パターンのうち、前記制御回路内に組み込まれたメモリに記憶された条件に応じた通電パターンを選択し、この選択された通電パターンに基づいて前記スイッチ部をON/OFF制御するようにしてもよい。
これにより、電磁弁の使用状況等、例えば信頼性の高い電磁弁を設置する必要な箇所や、信頼性をそれほど厳しく設定する必要がない箇所等に応じて通電パターンを設定することができ、複数の駆動コイルを有する電磁弁の汎用性を高めることができる。
特に、前記メモリに記憶された条件は、前記制御回路を配線基板に実装した後において書き込まれた条件とすることもできる。すなわち、制御回路内に例えばプログラムが記憶されたメモリ(フラッシュメモリ等)が組み込まれている場合を想定したとき、オンボードによるプログラム変更が可能となる。そのため、通電パターンの選択を、工場出荷時のほか、ユーザの元に搬入された後に任意に設定することが可能となり、使い勝手のよい電磁弁駆動制御装置を提供することが可能となる。
そして、上述した通電パターンの選択を行う方式において、前記制御回路は、1つのサイクル期間において、前記選択された1つの駆動コイルに対して定格通電と該定格通電の経過後の省電力通電とを行うように前記スイッチ部をON/OFF制御し、前記定格通電は、前記選択された1つの駆動コイル内の可動子を移動させるのに十分な100%のデユーティ比の通電を行い、前記省電力通電は、前記選択された駆動コイルに前記定格通電における前記100%のデユーティ比よりも少ないデユーティ比の通電を繰り返して行う場合に、前記制御回路に予め用意された前記複数の通電パターンが第1通電パターンと第2通電パターンであって、前記第1通電パターンは、前記1つの駆動コイルを選択している期間に、前記1つのサイクル期間を割り当てるパターンであり、前記第2通電パターンは、前記1つの駆動コイルを選択している期間に、2以上の前記サイクル期間を割り当てるパターンであってもよい。
また、本発明において、前記複数の信号線は、それぞれ対応する駆動コイルの電源線を兼ねるようにしてもよい。電磁弁駆動制御装置への配線数を少なくすることができ、複数の駆動コイルを有する電磁弁の小型化、駆動制御回路を実装するためのスペースの縮小化を促進させることができ、しかも、コスト的にも有利になる。
また、本発明において、1つの前記サイクル期間は、前記電磁弁に接続され、且つ、前記電磁弁の可動子の切り換えにより流体通路を切り換える流体機器が、前記電磁弁の可動子の切り換え時から前記流体通路の切り換えを開始するまでの期間より短い期間に設定されていることが好ましい。
これにより、電磁弁の可動子の保持を確実に行うことができ、電磁弁の駆動中において外部から衝撃が加えられても、電磁弁の可動子の保持を維持することができる。
本発明に係る電磁弁駆動制御装置によれば、ダブルソレノイド形電磁弁のように、複数の駆動コイルを有する電磁弁の小型化、駆動制御回路を実装するためのスペースの縮小化にも十分に対応でき、しかも、コスト的にも有利になる。
また、省電力駆動を行っていても、電磁弁の使用状況等に応じて、電磁弁の可動子の保持を確実に行うことができ、電磁弁の駆動中において外部から衝撃が加えられても、電磁弁の可動子の保持を維持することができる。
以下、本発明に係る電磁弁駆動制御装置の実施の形態例(以下、実施の形態に係る駆動制御装置と記す)について図1〜図8を参照しながら説明する。
先ず、本実施の形態に係る駆動制御装置10を説明する前に、該駆動制御装置10が適用される電磁弁12の概要について図1を参照しながら説明する。
この電磁弁12は、自己保持型電磁弁の一種である、いわゆるラッチ型電磁弁であり、図1に模式的に示すように、2つのソレノイド部(第1ソレノイド部14A及び第2ソレノイド部14B)を有する。以下の説明では、図示しない入力ポート、第1出力ポート、第2出力ポート、第1排出ポート及び第2排出ポートを有する5ポート電磁弁を想定して説明する。
第1ソレノイド部14Aは、例えば一方向と逆方向に移動可能で一端に弁体16が固定された第1可動子18Aと、該第1可動子18Aを逆方向に付勢する第1バネ部材20Aと、一定の磁界を発生する第1永久磁石22Aと、第1可動子18Aを一方向に移動させて第1位置P1に位置させるための第1駆動コイル24Aとを有する。
第2ソレノイド部14Bは、例えば一方向と逆方向に移動可能で一端に弁体16が固定された第2可動子18Bと、該第2可動子18Bを一方向に付勢する第2バネ部材20Bと、一定の磁界を発生する第2永久磁石22Bと、第2可動子18Bを逆方向に移動させて第2位置P2に位置させるための第2駆動コイル24Bとを有する。
初期状態では、第1バネ部材20Aと第2バネ部材20Bにより、弁体16は、中間位置に位置され、例えば入力ポートが塞がれた状態となる。図1では、弁体16が中間位置に位置されている状態を示している。
そして、第1駆動コイル24Aが通電されると、第1駆動コイル24Aに磁界が発生し、この磁界と第1永久磁石22Aの磁界方向とが合致するため、第1バネ部材20Aの付勢に抗して第1可動子18Aが一方向に移動して第1位置P1に位置される。これにより、例えば入力ポートと第1出力ポートとが連通すると共に、第2出力ポートと第2排出ポートとが連通し、入力ポートから第1出力ポートへ流体が流れると共に、第2出力ポートに残存していた流体が第2排出ポートを通じて排出されることとなる。その後、第1駆動コイル24Aに対する通電を停止しても、第1可動子18Aは、第1永久磁石22Aの磁力によって第1位置P1に位置した状態が維持され、流体は入力ポートから第1出力ポートに向かって流れ続ける。
その後、第1駆動コイル24Aへの通電を停止し、第2駆動コイル24Bが通電されると、第2駆動コイル24Bに磁界が発生し、この磁界と第2永久磁石22Bの磁界方向とが合致するため、第2バネ部材20Bの付勢に抗して第2可動子18Bが逆方向へ移動して第2位置P2に位置される。これにより、例えば入力ポートと第2出力ポートとが連通すると共に、第1出力ポートと第1排出ポートとが連通し、入力ポートから第2出力ポートへ流体が流れると共に、第1出力ポートに残存していた流体が第1排出ポートを通じて排出されることとなる。その後、第2駆動コイル24Bに対する通電を停止しても、第2可動子18Bは、第2永久磁石22Bの磁力によって第2位置P2に位置した状態が維持され、流体は入力ポートから第2出力ポートに向かって流れ続ける。
その後、例えば第2駆動コイル24Bへの通電を停止すると、弁体16は初期状態に戻って中間位置に位置され、例えば入力ポートが塞がれた状態となる。このとき、第1出力ポートと第1排出ポートとが連通し、第2出力ポートと第2排出ポートとが連通することから、第2出力ポートに残存していた流体が第2排出ポートを通じて排出されることとなる。
次に、本実施の形態に係る駆動制御装置10について図2を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る駆動制御装置10は、図2に示すように、スイッチ部30と、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bにそれぞれ対応して配線された第1信号線32A及び第2信号線32Bと、スイッチ部30をON/OFF制御する制御回路34とを有する。
第1信号線32Aの一端には第1入力端子36Aが接続され、他端には第1駆動コイル24Aの一端38aが接続されている。同様に、第2信号線32Bの一端には第2入力端子36Bが接続され、他端には第2駆動コイル24Bの一端38bが接続されている。スイッチ部30は、例えばnチャネルFETにて構成することができる。以下の説明では、スイッチ部30をnチャネルFETにて構成した場合を想定して説明する。
特に、第1駆動コイル24Aと他端40aと第2駆動コイル24Bの他端40bは接点42を介して共通化されている。従って、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bの各他端40a及び40bは共通にスイッチ部30のドレイン端子に接続され、スイッチ部30のソース端子は基準端子44に接続されている。なお、基準端子44には好ましくは接地電位(Vss)が印加される。
制御回路34は、例えばマイクロプロセッサにて構成され、スイッチ部30をON/OFF制御するためのプログラムを駆動するCPU(図示せず)を有する。この制御回路34は、少なくとも電源端子VDD、第1制御入力端子Gi1、第2制御入力端子Gi2、制御出力端子Go、専用端子Gc及び端子Vssを有する。
制御回路34の周辺には、第1信号線32A及び第2信号線32Bと基準端子44との間に、第1抵抗46とツェナーダイオード48とを直列接続した定電圧回路50が接続され、制御回路34の動作期間にわたって、定電圧回路50の出力電圧(例えば5V)が、制御回路34の電源端子VDDに電源電圧として印加されるようになっている。なお、制御回路34の端子Vssは、基準端子44に接続されている。また、電源端子VDDと基準端子44間に接続されたコンデンサ52は、電源端子VDDに印加される電圧を安定化させるためのものである。
スイッチ部30のゲート端子には制御回路34の制御出力端子Goが接続され、さらに、定電圧回路50における第1抵抗46とツェナーダイオード48との接続点(接点)54とスイッチ部30のゲート端子との間にプルアップ抵抗56が接続されている。これにより、制御回路34の制御出力端子Goが高インピーダンスのときに、スイッチ部30のゲート端子に定電圧回路50の出力電圧(例えば5V)がプルアップ抵抗56を介して印加されて、スイッチ部30はON動作し、制御回路34の制御出力端子Goが例えば低レベル(0V等)のときに、スイッチ部30はOFF動作することになる。なお、制御回路34にプルアップ抵抗56が内蔵されている場合は、プルアップ抵抗56を省略することも可能である。
また、制御回路34の周辺には、第1入力端子36Aに供給される第1入力信号S1と、第2入力端子36Bに供給される第2入力信号S2の信号形態を検知する検知回路58が接続されている。
ここで、第1入力信号S1及び第2入力信号S2の高レベルは、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bの定格電圧、例えば24Vが選ばれ、第1入力信号S1及び第2入力信号S2の低レベルは、例えば0Vが選ばれる。つまり、第1信号線32A及び第2信号線32Bは、それぞれ対応する第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bの電源線を兼ねるようになっている。
そして、検知回路58は、例えばエミッタ端子が共通化された2つのnpnトランジスタ(第1トランジスタ60a及び第2トランジスタ60b)を有する。第1入力端子36Aが第1トランジスタ60aのベース端子に接続され、第2入力端子36Bが第2トランジスタ60bのベース端子に接続され、共通のエミッタ端子が基準端子44に接続されている。また、第1トランジスタ60aのコレクタ端子と定電圧回路50の接点54との間に第2抵抗62が接続され、第2トランジスタ60bのコレクタ端子と定電圧回路50の接点54との間に第3抵抗64が接続されている。第1トランジスタ60aのコレクタ端子は制御回路34の第1制御入力端子Gi1に接続され、第2トランジスタ60bのコレクタ端子は制御回路34の第2制御入力端子Gi2に接続されている。
従って、第1入力端子36Aに供給される第1入力信号S1が高レベル、第2入力端子36Bに供給される第2入力信号S2が低レベルであれば、第1トランジスタ60aがONとなり、第2トランジスタ60bがOFFとなることから、制御回路34の第1制御入力端子Gi1に印加される第1入力電圧V1は低レベル(例えば0V)となり、制御回路34の第2制御入力端子Gi2に印加される第2入力電圧V2は高レベル(例えば5V)となる。
反対に、第1入力信号S1が低レベル、第2入力信号S2が高レベルであれば、第1トランジスタ60aがOFFとなり、第2トランジスタ60bがONとなることから、第1制御入力端子Gi1に印加される第1入力電圧V1は高レベルとなり、第2制御入力端子Gi2に印加される第2入力電圧V2は低レベルとなる。
また、第1入力信号S1及び第2入力信号S2が共に低レベルであれば、第1トランジスタ60a及び第2トランジスタ60bが共にOFFとなることから、第1制御入力端子Gi1に印加される第1入力電圧V1及び第2制御入力端子Gi2に印加される第2入力電圧V2は共に高レベルとなる。
同様に、第1入力信号S1及び第2入力信号S2が共に高レベルであれば、第1トランジスタ60a及び第2トランジスタ60bが共にONとなることから、第1入力電圧V1及び第2入力電圧V2は共に低レベルとなる。
さらに、定電圧回路50のツェナーダイオード48と並列にプログラム切替え手段66が接続されている。プログラム切替え手段66は、制御回路34に内蔵されているメモリ(例えばフラッシュメモリ等)に記憶された2種類のプログラムのうち、いずれかを選択するものである。図2のプログラム切替え手段66は、制御回路34の専用端子Gcと定電圧回路50の接点54との間に第4抵抗68を接続するか、あるいは制御回路34の専用端子Gcと基準端子44との間に第5抵抗70を接続するかによって、2種類のプログラムのうち、いずれかが選択されて実行されるようになっている。
なお、第1駆動コイル24Aに並列にサージ吸収用の第1ダイオード72が接続され、第2駆動コイル24Bに並列にサージ吸収用の第2ダイオード74が接続されている。また、第1信号線32A及び第2信号線32Bには、それぞれ逆流防止のための第3ダイオード76及び第4ダイオード78が接続され、第1入力端子36Aと第1抵抗46との間、及び第2入力端子36Bと第1抵抗46との間にも、それぞれ逆流防止のための第5ダイオード80及び第6ダイオード82が接続されている。
次に、本実施の形態に係る駆動制御装置10の回路動作について図3を参照しながら説明する。
制御回路34のCPUで動作するプログラムは、例えば図3に示すように、検出手段84と、プログラム選択手段86と、プログラム制御手段88とを有する。
検出手段84は、第1制御入力端子Gi1及び/又は第2制御入力端子Gi2において第1入力電圧V1及び/又は第2入力電圧V2の変化があった場合に内部割込み信号Swを出力する。
プログラム選択手段86は、例えば制御回路34内のメモリ90に記憶されている複数のプログラム(第1プログラム92a〜第3プログラム92c)のうち、1つのプログラムを選択して実行する。具体的には、検出手段84からの内部割込み信号Swの入力に基づいて、第1制御入力端子Gi1及び第2制御入力端子Gi2に供給されている第1入力電圧V1及び第2入力電圧V2の属性(電圧レベル)と、専用端子Gcに供給されている電圧Vcの組み合わせに応じたプログラムを選択し実行する。
プログラム制御手段88は、検出手段84からの内部割込み信号Swの入力があったとき、実行中のプログラムがあれば、終了要求信号Ssを出力して、実行中のプログラムを強制終了する処理を行う。
次に、プログラムの選択実行及び終了についての動作を図2〜図8を参照しながら説明する。
例えば制御回路34の起動当初や図4の時点t0のように、第1入力電圧V1と第2入力電圧V2が共に高レベルである場合(第1入力信号S1及び第2入力信号S2が共に低レベル)、プログラム選択手段86は、メモリ90から第1プログラム92aを選択して実行する。
ここで、第1プログラム92aの動作を図5のフローチャートを参照しながら説明する。先ず、図5のステップS1において、制御出力端子Goが低電位(例えばVss)になるように制御する。例えば制御出力端子Goにコレクタ端子が接続された内部のトランジスタによるスイッチをONにする等の制御によって、制御出力端子Goが低電位となる。
制御出力端子Goが低電位であることによって、スイッチ部30はOFFのままであり、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bへの通電は停止された状態となっている。
その後、ステップS2において、第1プログラムの終了要求があるか否かを判別する。この判別は、プログラム制御手段88からの終了要求信号Ssの入力があるかどうかで行われる。終了要求がない場合は、ステップS1に戻り、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bへの通電停止が維持される。
そして、図4の時点t1や時点t4等のように、第1入力電圧V1や第2入力電圧V2のレベルが変化した時点で、プログラム制御手段88から終了要求信号Ssが出力され、実行中の第1プログラム92aは強制終了することになる。
次に、図4の時点t1のように、第1入力電圧V1が低レベルで第2入力電圧V2が高レベルであって(第1入力信号S1が高レベル、第2入力信号S2が低レベル)、且つ、専用端子Gcが高レベルである場合(第4抵抗68が接続されている)、あるいは、図4の時点t2のように、第1入力電圧V1が高レベルで第2入力電圧V2が低レベルであって(第1入力信号S1が低レベル、第2入力信号S2が高レベル)、且つ、専用端子Gcが高レベルである場合、プログラム選択手段86は、メモリ90から第2プログラム92bを選択して実行する。
ここで、第2プログラム92bの動作を図6のフローチャートを参照しながら説明する。
この第2プログラム92bは、図4に示すように、1つのサイクル期間Tsにおいて定格通電と省電力通電を行うものであって、特に、1つの駆動コイル(第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24B)を選択している期間に、1つのサイクル期間Tsを割り当ててスイッチ部30をON/OFF制御する。
先ず、定格通電に入る。すなわち、図6のステップS101において、制御出力端子Goが高インピーダンスになるように制御する。例えば制御出力端子Goにコレクタ端子が接続された内部のトランジスタによるスイッチをOFFにする等の制御によって、制御出力端子Goが高インピーダンスとなる。
制御出力端子Goが高インピーダンスになることによって、スイッチ部30はONとなり、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bへの通電が開始される。
その後、ステップS102において、予め定めた第1期間T1(例えば10ms)の経過を待つ。この第1期間T1においては制御出力端子Goの高インピーダンス状態が維持される。この第1期間T1の経過、すなわち、第1期間T1の計時は、制御回路34に供給される図示しないクロックパルスを計数することによって行うことができる。他の期間の計時も同様に行うことができる。
従って、第1期間T1においては、スイッチ部30はONに制御され、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bには定格電圧(第1入力信号S1又は第2入力信号S2)が印加されて、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bは定格電圧で駆動し、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bにはデユーティ100%による定格通電がなされる。
ここで、第1期間T1は定格電圧による駆動された第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bによって、第1可動子18A又は第2可動子18Bが移動するのに十分な時間に設定されている。これにより、第1可動子18A又は第2可動子18Bを移動させるに十分な電力が第1期間T1にわたって供給されることになり、この第1期間T1において、第1可動子18Aが第1位置P1に位置し、又は第2可動子18Bが第2位置P2に位置することとなる。
ステップS102において、第1期間T1が経過したと判別されたときは、ステップS103において、制御出力端子Goが高インピーダンス状態から低電位状態に切り換え制御され、これにより、スイッチ部30がOFFとなり、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bへの通電が停止される。
その後、ステップS104において、予め定めたOFF期間T3(例えば60μs)の経過を待つ。このOFF期間T3においては制御出力端子Goの低電位状態が維持される。
そして、ステップS104において、OFF期間T3が経過したと判別された段階で、次の省電力駆動に入る。
この省電力駆動は、先ず、ステップS105において、制御出力端子Goが低電位状態から再び高インピーダンス状態に切り換え制御され、これにより、スイッチ部30が再びONとなり、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bへの通電が再開される。
その後、ステップS106に進み、予め定めたON期間T4(例えば60μs)の経過を待つ。このON期間T4においては制御出力端子Goの高インピーダンス状態が維持される。
ステップS106において、ON期間T4が経過したと判別されたときは、次のステップS107において、制御出力端子Goが高インピーダンス状態から再び低電位状態に切り換え制御され、これにより、スイッチ部30がOFFとなり、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bへの通電が停止される。
その後、ステップS108において、予め定めたOFF期間T3(例えば60μs)の経過を待つ。このOFF期間T3においては制御出力端子Goの低電位状態が維持される。
ステップS108において、OFF期間T3が経過したと判別されたときは、次のステップS109において、第2プログラム92bの終了要求があるか否かを判別する。この判別は、プログラム制御手段からの終了要求信号の入力があるかどうかで行われる。終了要求がない場合は、ステップS105に戻り、省電力駆動を繰り返す。
そして、図4の時点t2、時点t3、時点5等のように、第1入力電圧V1や第2入力電圧V2のレベルが変化した時点で、プログラム制御手段88から終了要求信号Ssが出力され、実行中の第2プログラム92bは強制終了することになる。
次に、図7の時点t11のように、第1入力電圧V1が低レベルで第2入力電圧V2が高レベルであって(第1入力信号S1が高レベル、第2入力信号S2が低レベル)、且つ、専用端子Gcが低レベルである場合(第5抵抗70が接続されている)、あるいは、図7の時点t12のように、第1入力電圧V1が高レベルで第2入力電圧V2が低レベルであって(第1入力信号S1が低レベル、第2入力信号S2が高レベル)、且つ、専用端子Gcが低レベルである場合、プログラム選択手段86は、メモリ90から第3プログラム92cを選択して実行する。
ここで、第3プログラム92cの動作を図8のフローチャートを参照しながら説明する。
第3プログラム92cは、1つのサイクル期間Tsにおいて定格通電と省電力通電を行うものであって、特に、1つの駆動コイル(第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24B)を選択している期間に、2以上のサイクル期間Tsを割り当ててスイッチ部30をON/OFF制御する。
先ず、定格通電に入る。すなわち、ステップS201において、制御出力端子Goが高インピーダンスになるように制御する。
制御出力端子Goが高インピーダンスになることによって、スイッチ部30はONとなり、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bへの通電が開始される。
その後、ステップS202において、予め定めた第1期間T1(例えば10ms)の経過を待つ。この第1期間T1においては制御出力端子Goの高インピーダンス状態が維持される。
従って、第1期間T1においては、スイッチ部30はONに制御され、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bには定格電圧が印加されて、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bは定格電圧で駆動し、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bにはデユーティ100%による定格通電がなされる。
ステップS202において、第1期間T1が経過したと判別されたときは、ステップS203において、制御出力端子Goが高インピーダンス状態から低電位状態に切り換え制御され、これにより、スイッチ部30がOFFとなり、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bへの通電が停止される。
その後、ステップS204において、予め定めたOFF期間T3(例えば60μs)の経過を待つ。このOFF期間T3においては制御出力端子Goの低電位状態が維持される。
そして、ステップS204において、OFF期間T3が経過したと判別された段階で、次の省電力駆動に入る。
この省電力駆動は、先ず、ステップS205において、回数n(第2期間T2における間欠パルスのパルス数を示す)を0に初期化する。その後、ステップS206において、制御出力端子Goが低電位状態から再び高インピーダンス状態に切り換え制御され、これにより、スイッチ部30が再びONとなり、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bへの通電が再開される。
その後、ステップS207に進み、予め定めたON期間T4(例えば60μs)の経過を待つ。このON期間T4においては制御出力端子Goの高インピーダンス状態が維持される。
ステップS207において、ON期間T4が経過したと判別されたときは、次のステップS208において、制御出力端子Goが高インピーダンス状態から再び低電位状態に切り換え制御され、これにより、スイッチ部30がOFFとなり、第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24Bへの通電が停止される。
その後、ステップS209において、予め定めたOFF期間T3(例えば60μs)の経過を待つ。このOFF期間T3においては制御出力端子Goの低電位状態が維持される。
そして、ステップS209において、OFF期間T3が経過したと判別されたときは、次のステップS210において、第3プログラム92cの終了要求があるか否かを判別する。この判別は、プログラム制御手段88からの終了要求信号Ssの入力があるかどうかで行われる。終了要求がない場合は、次のステップS211において、回数nが+1更新される。その後、ステップS212において、回数nが所定の回数N(第2期間T2における間欠パルスのパルス数)、例えば256以上であるか否かが判別される。
ここで、所定の回数N、つまり、第2期間T2におけるパルス数は、仕様によって適宜選定されるものであるが、好ましくは、電磁弁12に接続されるシリンダ等の流体機器の動作との関係で設定することが好ましい。すなわち、流体機器は、電磁弁12の第1可動子18A及び第2可動子18Bの切り換えにより流体通路を切り換える機器である。従って、第1期間T1と第2期間T2を合わせた1サイクルの時間的長さ(サイクル期間Ts)が、流体機器が電磁弁12の第1可動子18A及び第2可動子18Bの切り換え時から流体通路の切り換えを開始するまでの期間より短い期間に設定されるように、前記パルス数を設定することが好ましい。この例では、第2期間T2での間欠パルスのパルス周期をほぼ120μmとし、所定のパルス数として256を選定した。
前記ステップS212において回数nが所定の回数N以上でないと判別されたときは、ステップS206に戻り、省電力駆動を繰り返す。上述のステップS206〜ステップS211を繰り返すことによって、第2期間T2において256個の間欠パルスが生成されることになる。
前記ステップS212において、回数nが所定の回数N以上と判別されたときは、前記ステップS201に戻り、定格通電と省電力通電を繰り返す。
そして、図7の時点t12、時点13、時点15等のように、第1入力電圧V1や第2入力電圧V2のレベルが変化した時点で、プログラム制御手段88から終了要求信号Ssが出力され、実行中の第3プログラム92cは強制終了することになる。
次に、図4の時点t3や図7の時点t13のように、第1入力電圧V1と第2入力電圧V2が共に低レベルである場合(第1入力信号S1及び第2入力信号S2が共に高レベル)、プログラム選択手段86は、メモリ90から第1プログラム92aを選択して実行する。第1プログラム92aの動作については、上述したので、ここではその説明を省略する。
次に、本実施の形態に係る駆動制御装置10の処理動作を図4及び図7のタイミングチャートも参照しながら説明する。
最初に、プログラム切替え手段66に第4抵抗68が接続されて、制御回路34の専用端子Gcに高レベルが印加されている場合について説明する。
先ず、制御回路34の起動当初あるいは図4の時点t0に示すように、第1入力信号S1と第2入力信号S2が共に低レベルである場合は、制御回路34の第1制御入力端子Gi1に高レベルの第1入力電圧V1が印加され、第2制御入力端子Gi2に高レベルの第2入力電圧V2が印加されることから、プログラム選択手段86は、第1プログラム92aを選択し実行する。この第1プログラム92aの実行によって、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bは共に通電が停止状態とされる。
その後、時点t1において、第1入力信号S1が高レベルになると、制御回路34の第1制御入力端子Gi1に印加されている第1入力電圧V1のレベルが低レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第1プログラム92aを終了すると共に、第2プログラム92bを選択し実行する。この第2プログラム92bの実行によって、この場合、第1駆動コイル24Aに対し、第1入力信号S1が高レベルとなっている期間にわたって、1サイクルの定格通電と省電力通電が行われる。
その後、時点t2において、第1入力信号S1が低レベル、第2入力信号S2が高レベルになると、第1入力電圧V1が高レベルに変化し、第2入力電圧V2が低レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第2プログラム92bを終了すると共に、再び第2プログラム92bを選択し実行する。この第2プログラム92bの実行によって、この場合、第2駆動コイル24Bに対し、第2入力信号S2が高レベルとなっている期間にわたって、1サイクルの定格通電と省電力通電が行われる。
その後、時点t3において、第1入力信号S1が高レベルになると、第1入力電圧V1が低レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第2プログラム92bを終了すると共に、第1プログラム92aを選択し実行する。この第1プログラム92aの実行によって、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bは共に通電が停止状態とされる。
その後、時点t4において、第2入力信号S2が低レベルになると、第2入力電圧V2が高レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第1プログラム92aを終了すると共に、第2プログラム92bを選択し実行する。この第2プログラム92bの実行によって、この場合、第1駆動コイル24Aに対し、第1入力信号S1が高レベルとなっている期間にわたって、1サイクルの定格通電と省電力通電が行われる。
そして、時点t5において、第1入力信号S1が低レベルになると、第1入力電圧V1が高レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第2プログラム92bを終了すると共に、第1プログラム92aを選択し実行する。この第1プログラム92aの実行によって、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bは共に通電が停止状態とされる。
次に、プログラム切替え手段66に第5抵抗70が接続されて、制御回路34の専用端子Gcに低レベルが印加されている場合について説明する。
先ず、制御回路34の起動当初あるいは図7の時点t10に示すように、第1入力信号S1と第2入力信号S2が共に低レベルである場合は、制御回路34の第1制御入力端子Gi1に高レベルの第1入力電圧V1が印加され、第2制御入力端子Gi2に高レベルの第2入力電圧V2が印加されることから、プログラム選択手段86は、第1プログラム92aを選択し実行する。この第1プログラム92aの実行によって、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bは共に通電が停止状態とされる。
その後、時点t11において、第1入力信号S1が高レベルになると、制御回路34の第1制御入力端子Gi1に印加されている第1入力電圧V1が低レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第1プログラム92aを終了すると共に、第3プログラム92cを選択し実行する。この第3プログラム92cの実行によって、この場合、第1駆動コイル24Aに対し、第1入力信号S1が高レベルとなっている期間にわたって、1サイクルの定格通電と省電力通電が2サイクル以上、繰り返し行われる。
その後、時点t12において、第1入力信号S1が低レベル、第2入力信号S2が高レベルになると、第1入力電圧V1が高レベルに変化し、第2入力電圧V2が低レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第3プログラム92cを終了すると共に、再び第3プログラム92cを選択し実行する。この第3プログラム92cの実行によって、この場合、第2駆動コイル24Bに対し、第2入力信号S2が高レベルとなっている期間にわたって、1サイクルの定格通電と省電力通電が2サイクル以上、繰り返し行われる。
その後、時点t13において、第1入力信号S1が高レベルになると、第1入力電圧V1が低レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第3プログラム92cを終了すると共に、第1プログラム92aを選択し実行する。この第1プログラム92aの実行によって、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bは共に通電が停止状態とされる。
その後、時点t14において、第2入力信号S2が低レベルになると、第2入力電圧V2が高レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第1プログラム92aを終了すると共に、第3プログラム92cを選択し実行する。この第3プログラム92cの実行によって、この場合、第1駆動コイル24Aに対し、第1入力信号S1が高レベルとなっている期間にわたって、1サイクルの定格通電と省電力通電が2サイクル以上、繰り返し行われる。
そして、時点t15において、第1入力信号S1が低レベルになると、第1入力電圧V1が高レベルに変化することから、プログラム選択手段86は、実行中の第3プログラム92cを終了すると共に、第1プログラム92aを選択し実行する。この第1プログラム92aの実行によって、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bは共に通電が停止状態とされる。
このように、本実施の形態に係る駆動制御装置10においては、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bの各一端38a及び38bにそれぞれ対応する第1信号線32A及び第2信号線32Bを接続し、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bの各他端40a及び40bを共通にスイッチ部30に電気的に接続し、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bのうち、第1信号線32A及び第2信号線32Bに供給された第1入力信号S1及び第2入力信号S2の信号形態に対応する少なくとも1つの駆動コイル(第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24B)を選択すると共に、スイッチ部30をON/OFF制御して、選択された駆動コイル(第1駆動コイル24A又は第2駆動コイル24B)を制御駆動するようにしたので、ダブルソレノイド形電磁弁のように、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bを有する電磁弁12の小型化、駆動制御回路を実装するためのスペースの縮小化にも十分に対応でき、しかも、コスト的にも有利になる。
特に、第1入力信号S1及び第2入力信号S2の信号形態に対応して第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bが同時に選択される状況となっても、スイッチ部30をOFFに制御するようにしたので、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bが同時に動作するということがなくなり、電磁弁12の動作上の信頼性を向上させることができる。
また、制御回路34は、選択された1つの駆動コイルに対して定格通電と該定格通電の経過後の省電力通電とを行うようにスイッチ部30をON/OFF制御するようにし、第2プログラム92bを選択することで、1つの駆動コイルを選択している期間に、1サイクルの定格通電と省電力通電を行うようにしたので、電磁弁12のランニングコストを効果的に低減することができる。
特に、第3プログラム92cを選択することで、1つの駆動コイルを選択している期間に、1サイクルの定格通電と省電力通電を2サイクル以上、繰り返し行うようにしたので、電磁弁12のランニングコストを効果的に低減することができると共に、1つの駆動コイルを選択している期間に外部からの衝撃が加えられても可動子の位置を保持することができる。すなわち、省電力駆動を行っていても、電磁弁の可動子の保持を確実に行うことができ、電磁弁の駆動中において外部から衝撃が加えられても、電磁弁の可動子の保持を維持することができる。
この場合、定格通電が行われる第1期間T1と引き続く省電力通電の第2期間T2との和の期間(サイクル期間Ts)は、流体機器が電磁弁12の第1可動子18A及び第2可動子18Bの切り換え時から流体通路の切り換えを開始するまでの期間より短い期間に設定してあればよい。このように設定することによって、省電力通電の第2期間T2中に仮に衝撃が加えられても、流体機器の流体通路が切り換えられる前に定格通電が行われることになって、流体機器の予期せぬ切り換え動作が避けられる。
さらに、本実施の形態では、予め用意された複数の通電パターン(第2プログラム92b及び第3プログラム92c)のうち、制御回路34に設けられた専用端子Gcへの入力条件に応じた通電パターンを選択し、この選択された通電パターンに基づいてスイッチ部30をON/OFF制御するようにしたので、電磁弁12の使用状況等、例えば信頼性の高い電磁弁12を設置する必要な箇所や、信頼性をそれほど厳しく設定する必要がない箇所等に応じて通電パターンを設定することができ、第1駆動コイル24A及び第2駆動コイル24Bを有する電磁弁12の汎用性を高めることができる。
上述の例では、第2プログラム92b及び第3プログラム92cにおいて、定格通電の第1期間T1、省電力通電の第2期間T2、省電力通電のOFF期間T3、ON期間T4をそれぞれ固定とした場合を示したが、以下のように定めてもよい。
すなわち、電磁弁12の保磁力はばらつきが大きく、一様に省電力時の電流値を決めた場合、省電力通電時に第1可動子18A又は第2可動子18Bを保持できないおそれがある。従って、予め電磁弁12の保磁力を測定して、保持電流値を把握し、この保持電流値に基づいて、当該電磁弁12に適合した定格通電の第1期間T1、省電力通電の第2期間T2、省電力通電のOFF期間T3、ON期間T4を決定すればよい。この場合、例えば第2プログラム92b及び第3プログラム92cが記憶されたメモリ90(フラッシュメモリ等)のデータをオンボードによる変更によって実現させることができる。オンボードによるプログラム変更等は、工場出荷時のほか、ユーザの元に搬入された後に任意に設定することが可能となるため、使い勝手のよい駆動制御装置10を提供することが可能となる。
また、第1期間T1や第2期間T2等が異なる複数の第2プログラム92bや複数の第3プログラム92cを用意し、当該電磁弁12に適合した第2プログラム92b及び第3プログラム92cを外部から選択できるように、複数の専用端子を設けるようにしてもよい。
上述の例では、検知回路58として、例えばエミッタ端子が共通化された2つのnpnトランジスタ(第1トランジスタ60a及び第2トランジスタ60b)を有する回路を用いたが、その他、第1入力端子36A及び第2入力端子36Bから抵抗分圧によって直接制御回路34の第1制御入力端子Gi1及び第2制御入力端子Gi2に導くような回路構成にしてもよい。また、第1入力信号S1及び第2入力信号S2のチャタリングやノイズ検知を抑制するためにCRローパスフィルタ等を接続するようにしてもよい。
なお、本発明に係る電磁弁駆動制御装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る駆動制御装置が適用される電磁弁の概略構成を示す模式図である。 本実施の形態に係る駆動制御装置の構成を示す回路図である。 本実施の形態に係る駆動制御装置の制御回路の機能を示すブロック図である。 本実施の形態に係る駆動制御装置の制御回路の処理動作、特に、第2プログラムに基づく処理動作を示すタイミングチャートである。 第1プログラムの処理動作を示すフローチャートである。 第2プログラムの処理動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る駆動制御装置の制御回路の処理動作、特に、第3プログラムに基づく処理動作を示すタイミングチャートである。 第3プログラムの処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…駆動制御装置 12…電磁弁
24A…第1駆動コイル 24B…第2駆動コイル
30…スイッチ部 32A…第1信号線
32B…第2信号線 34…制御回路
36A…第1入力端子 36B…第2入力端子
38a、38b…一端 40a、40b…他端
58…検出回路 66…プログラム切替え手段
84…検出手段 86…プログラム選択手段
88…プログラム制御手段

Claims (11)

  1. 複数の駆動コイルを有する電磁弁を駆動制御する電磁弁駆動制御装置であって、
    スイッチ部と、
    前記複数の駆動コイルにそれぞれ対応して配線された複数の信号線と、
    制御回路とを有し、
    前記複数の駆動コイルの各一端にそれぞれ対応する前記信号線が接続され、
    前記複数の駆動コイルの各他端が共通に前記スイッチ部に電気的に接続され、
    前記制御回路は、前記複数の駆動コイルのうち、前記複数の信号線に供給された複数の入力信号の信号形態に対応する少なくとも1つの駆動コイルを選択すると共に、前記スイッチ部をON/OFF制御して、選択された前記駆動コイルを制御駆動することを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  2. 請求項1記載の電磁弁駆動制御装置において、
    前記制御回路は、前記複数の駆動コイルのうち、前記複数の信号線に供給された複数の入力信号の信号形態に対応して2以上の駆動コイルを選択する場合、前記2以上の駆動コイルを選択する期間にわたって前記スイッチ部をOFF状態に制御することを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の電磁弁駆動制御装置において、
    前記制御回路は、前記選択された1つの駆動コイルに対して定格通電と該定格通電の経過後の省電力通電とを行うように前記スイッチ部をON/OFF制御し、
    前記定格通電は、前記選択された1つの駆動コイル内の可動子を移動させるのに十分な100%のデユーティ比の通電を行い、前記省電力通電は、前記選択された駆動コイルに前記定格通電における前記100%のデユーティ比よりも少ないデユーティ比の通電を繰り返して行うことを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  4. 請求項3記載の電磁弁駆動制御装置において、
    前記制御回路は、1つのサイクル期間において前記定格通電と前記省電力通電を行い、
    前記1つの駆動コイルを選択している期間に、前記1つのサイクル期間を割り当てて前記スイッチ部をON/OFF制御することを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  5. 請求項3記載の電磁弁駆動制御装置において、
    前記制御回路は、1つのサイクル期間において前記定格通電と前記省電力通電を行い、
    前記1つの駆動コイルを選択している期間に、2以上の前記サイクル期間を割り当てて前記スイッチ部をON/OFF制御することを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  6. 請求項1又は2記載の電磁弁駆動制御装置において、
    前記制御回路は、予め用意された複数の通電パターンのうち、前記制御回路に設けられた専用端子への入力条件に応じた通電パターンを選択し、この選択された通電パターンに基づいて前記スイッチ部をON/OFF制御することを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  7. 請求項1又は2記載の電磁弁駆動制御装置において、
    前記制御回路は、予め用意された複数の通電パターンのうち、前記制御回路内に組み込まれたメモリに記憶された条件に応じた通電パターンを選択し、この選択された通電パターンに基づいて前記スイッチ部をON/OFF制御することを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  8. 請求項7記載の電磁弁駆動制御装置において、
    前記メモリに記憶された条件は、前記制御回路を配線基板に実装した後において書き込まれた条件であることを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の電磁弁駆動制御装置において、
    前記制御回路は、1つのサイクル期間において、前記選択された1つの駆動コイルに対して定格通電と該定格通電の経過後の省電力通電とを行うように前記スイッチ部をON/OFF制御し、
    前記定格通電は、前記選択された1つの駆動コイル内の可動子を移動させるのに十分な100%のデユーティ比の通電を行い、前記省電力通電は、前記選択された駆動コイルに前記定格通電における前記100%のデユーティ比よりも少ないデユーティ比の通電を繰り返して行う場合に、
    前記制御回路に予め用意された前記複数の通電パターンが第1通電パターンと第2通電パターンであって、
    前記第1通電パターンは、前記1つの駆動コイルを選択している期間に、前記1つのサイクル期間を割り当てるパターンであり、
    前記第2通電パターンは、前記1つの駆動コイルを選択している期間に、2以上の前記サイクル期間を割り当てるパターンであることを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  10. 請求項1記載の電磁弁駆動制御装置において、
    前記複数の信号線は、それぞれ対応する駆動コイルの電源線を兼ねることを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  11. 請求項4、5又は9記載の電磁弁駆動制御装置において、
    1つの前記サイクル期間は、前記電磁弁に接続され、且つ、前記電磁弁の可動子の切り換えにより流体通路を切り換える流体機器が、前記電磁弁の可動子の切り換え時から前記流体通路の切り換えを開始するまでの期間より短い期間に設定されていることを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
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