JP2002043914A - ゲートドライバ - Google Patents

ゲートドライバ

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JP2002043914A JP2000229158A JP2000229158A JP2002043914A JP 2002043914 A JP2002043914 A JP 2002043914A JP 2000229158 A JP2000229158 A JP 2000229158A JP 2000229158 A JP2000229158 A JP 2000229158A JP 2002043914 A JP2002043914 A JP 2002043914A
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勉 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハイサイドスイッチング素子を制御するハイサ
イドゲートドライバICにおいて、誤動作による強制停
止やスイッチング素子の破壊を防止する。 【解決手段】ローサイド系の回路からハイサイド系の回
路にハイサイド入力信号SHを伝達する時に、ハイサイ
ド入力信号のエッジを検出してONパルスPon及びO
FFパルスPoffを発生させ、ローサイド系の回路か
らハイサイド系の回路へ信号を伝達し、これらのパルス
によってハイサイドスイッチング素子6のON/OFF
情報をラッチし、ドライブ回路5によりハイサイドスイ
ッチング素子6を駆動するゲートドライバであって、ロ
ーサイド入力信号LSのエッジを検出するエッジ検出回
路9を設け、このエッジ検出回路の検出出力をOFFパ
ルス発生回路3に供給し、ローサイドスイッチング素子
8がONするときに、ハイサイドスイッチング素子6を
強制的にOFFさせることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーMOSやI
GBT等のスイッチング素子を駆動するゲートドライバ
に関し、特に、プッシュプル構成のスイッチング素子の
うちハイサイドを制御するハイサイドゲートドライバ回
路に係るものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のゲートドライバの構成例
を示す回路図である。このゲートドライバ100は、プ
ッシュプル構成のスイッチング素子(IGBT)6,8
を制御するもので、ハイサイドスイッチング素子6をO
N/OFF制御するためのハイサイドゲートドライバ回
路101と、ローサイドスイッチング素子8をON/O
FF制御するためのローサイドゲートドライバ回路10
2とを備えている。上記ハイサイドゲートドライバ回路
101は、エッジ検出回路1、ONパルス発生回路2、
OFFパルス発生回路3、ラッチ回路4、及びドライブ
回路5等から構成されている。また、上記ローサイドゲ
ートドライバ回路102は、ドライブ回路7を含んで構
成されている。
【0003】上記ゲートドライバ100は、ハイサイ
ド、ローサイドのスイッチング素子6,8をそれぞれの
動作電圧で駆動するため、ハイサイド系の回路とローサ
イド系の回路は異なる基準電位で動作するようになって
いる。上記ハイサイドゲートドライバ回路101におけ
るエッジ検出回路1、ONパルス発生回路2及びOFF
パルス発生回路は、ローサイド系の回路で形成され、上
記ラッチ回路4及びドライブ回路5はハイサイド系の回
路で形成される。また、ドライブ回路7はローサイド系
の回路で形成される。そして、ハイサイド入力信号HS
とローサイド入力信号LSは、共にローサイドの基準電
位で入力される。
【0004】ハイサイドスイッチング素子6をON/O
FF制御するためのハイサイド入力信号HSは、エッジ
検出回路1へ入力され、このエッジ検出回路1の検出出
力がONパルス発生回路2とOFFパルス発生回路3に
供給される。上記ONパルス発生回路2は、上記エッジ
検出回路1で検出されたハイサイド入力信号HSの立ち
上がりエッジに応答してONパルスPonを発生する。
また、上記OFFパルス発生回路3は、上記エッジ検出
回路1で検出されたハイサイド入力信号HSの立ち下が
りエッジに応答してOFFパルスPoffを発生する。
上記ONパルス発生回路2から出力されるONパルスP
onと上記OFFパルス発生回路3から出力されるOF
FパルスPoffは、上記ラッチ回路4に供給されてO
N/OFF情報が保持される。そして、このラッチ回路
4に保持されたON/OFF情報に基づいて、ドライブ
回路5からハイサイドゲート信号HGが出力され、上記
ハイサイドスイッチング素子6のゲートに供給されて駆
動される。
【0005】一方、ローサイドスイッチング素子8をO
N/OFF制御するためのローサイド入力信号LSは、
ドライブ回路7に供給され、このドライブ回路7から出
力されるローサイドゲート信号LGがローサイドスイッ
チング素子8のゲートに供給されて駆動されるようにな
っている。
【0006】上記ハイサイドスイッチング素子6と上記
ローサイドスイッチング素子8は、プッシュプル構成に
なっており、ハイサイドスイッチング素子6のコレクタ
は電源VCに、エミッタは出力端子11にそれぞれ接続
され、ローサイドスイッチング素子8のコレクタは上記
出力端子11に、エミッタは接地点GNDにそれぞれ接
続される。
【0007】次に、上記のような構成において、図10
のタイミングチャートにより動作を説明する。ハイサイ
ドスイッチング素子6の駆動は、次のように行われる。
エッジ検出回路1によりハイサイド入力信号HSの立ち
上がりエッジ(t1)が検出されると、ONパルス発生
回路2からONパルスPonが発生し、ハイサイド入力
信号HSの立ち下がりエッジ(t2)が検出されると、
OFFパルス発生回路3からOFFパルスPoffが発
生する。パルスにすることで、ハイサイド系の回路とロ
ーサイド系の回路間の動作電圧あるいは基準電位の差に
よって生ずる電流を最小限に抑えつつ信号を伝達でき
る。
【0008】パルスで伝達されたハイサイド入力信号H
Sによるハイサイドスイッチング素子6のON/OFF
情報は、ラッチ回路4に入力されて保持される。そし
て、このラッチ回路4に保持したON/OFF情報に基
づいて、ドライブ回路5からハイサイドゲート信号HG
が出力され、ハイサイドスイッチング素子6が駆動され
る。すなわち、上記ONパルス発生回路2から出力され
るONパルスPonに応答して、ドライブ回路5から出
力されるハイサイドゲート信号HGが高レベル(“H”
レベル)となってハイサイドスイッチング素子6が駆動
(ON)され、ラッチ回路4によりこの駆動状態が保持
される。そして、OFFパルス発生回路3からOFFパ
ルスPoffが出力されると、ドライブ回路5から出力
されるハイサイドゲート信号HGが低レベル(“L”レ
ベル)となってハイサイドスイッチング素子6の駆動が
停止(OFF)される。
【0009】これに対し、ローサイドスイッチング素子
8の駆動は、ローサイド入力信号LSがドライブ回路7
に供給され、ローサイドゲート信号LGがローサイドス
イッチング素子8のゲートに供給されることにより行わ
れる。すなわち、ローサイド入力信号LSが“H”レベ
ルに立ち上がると(t3)、ドライブ回路7から出力さ
れるローサイドゲート信号LGが“H”レベルとなり、
ローサイドスイッチング素子8が駆動される(ONす
る)。そして、ローサイド入力信号LSが“L”レベル
に立ち下がると(t4)、ドライブ回路7から出力され
るローサイドゲート信号LGが“L”レベルとなり、ロ
ーサイドスイッチング素子8の駆動が停止される(OF
Fする)。
【0010】しかしながら、上述したような構成の従来
のゲートドライバでは、基準電位の異なるローサイド系
の回路からハイサイド系の回路へ信号伝達を行う都合
上、ハイサイド入力信号HSを一度、ONパルスPon
及びOFFパルスPoffに変換し、再びハイサイドス
イッチング素子6のON/OFF信号に変換する必要が
あった。そのため、ノイズや出力の変位(主として基準
電位間に生じた電圧変化)による影響を受けて誤ONパ
ルスが発生してしまい、ハイサイド入力信号HSでハイ
サイドスイッチング素子6のOFF状態が指示されてい
るにも拘わらず、誤ONする可能性があった(t5の動
作に相当)。もし、ハイサイドスイッチング素子6が不
意に誤ONした状態で、ローサイドスイッチング素子8
がONした場合(t6の動作)、電源VCと接地点GN
D間に貫通電流が流れ、過電流保護回路(図示せず)の
作動による強制停止や、最悪の場合にはスイッチング素
子6,8の破壊を招く恐れがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のゲ
ートドライバは、ノイズや出力の変位による影響を受け
て誤ONパルスが発生してしまい、ハイサイド入力信号
でハイサイドスイッチング素子のOFFが指示されてい
るにも拘わらず、ハイサイドスイッチング素子が誤ON
する可能性があった。この際、ローサイドスイッチング
素子がONすると、電源と接地点間に貫通電流が流れ、
過電流保護回路の作動による強制停止や、最悪の場合に
はスイッチング素子の破壊を招くという問題があった。
【0012】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ハイサイド入力信
号でハイサイドスイッチング素子のOFFが指示されて
いるときに、ハイサイドスイッチング素子が誤ON状態
になっても、ハイサイドとローサイドスイッチング素子
の同時ON状態を防止できるゲートドライバを提供する
ことにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、電源と接地点
間に流れる貫通電流による、過電流保護回路の作動によ
る強制停止や、スイッチング素子の破壊を防止できるゲ
ートドライバを提供することにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、スペースの節約
とコストの低減ができるゲートドライバを提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
したゲートドライバは、プッシュプル構成のハイサイド
スイッチング素子とローサイドスイッチング素子を制御
するゲートドライバであって、前記ハイサイドスイッチ
ング素子を駆動するハイサイドゲートドライバ回路は、
ハイサイドスイッチング素子を駆動するためのハイサイ
ド入力信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検
出する第1のエッジ検出回路と、ローサイドスイッチン
グ素子を駆動するためのローサイド入力信号の立ち上が
りエッジと立ち下がりエッジを検出する第2のエッジ検
出回路と、前記第1のエッジ検出回路の検出出力に基づ
いて、ONパルスを発生するONパルス発生回路と、前
記第1,第2のエッジ検出回路の検出出力に基づいて、
OFFパルスを発生するOFFパルス発生回路と、前記
ONパルス発生回路から出力されるONパルス、及び前
記OFFパルス発生回路から出力されるOFFパルスが
それぞれ供給され、前記ハイサイド入力信号で指示され
た前記ハイサイドスイッチング素子のON/OFF情報
を保持するラッチ回路と、前記ラッチ回路に保持された
ON/OFF情報に応じてハイサイドスイッチング素子
を制御するハイサイドゲート信号を出力するドライブ回
路とを具備し、前記ローサイド入力信号により前記ロー
サイドスイッチング素子の駆動が指示されたときに、前
記OFFパルス発生回路からOFFパルスを発生させて
前記ハイサイドスイッチング素子を強制的にOFFさせ
ることを特徴としている。
【0016】また、請求項2に記載したように、請求項
1のゲートドライバにおいて、前記第2のエッジ検出回
路の検出出力が供給されるフィルター回路を更に具備
し、前記フィルター回路によりPWM制御開始時と制御
期間を判別し、PWM制御開始時のみ前記第2のエッジ
検出回路の検出出力を前記OFFパルス発生回路に供給
することを特徴とする。
【0017】更に、本発明の請求項3に記載したゲート
ドライバは、プッシュプル構成のハイサイドスイッチン
グ素子とローサイドスイッチング素子を制御するゲート
ドライバであって、前記ハイサイドスイッチング素子を
駆動するハイサイドゲートドライバ回路は、ハイサイド
スイッチング素子を駆動するためのハイサイド入力信号
の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検出するエッ
ジ検出回路と、前記ハイサイドスイッチング素子を強制
的にOFFするためのハイサイド強制OFF信号が外部
から入力されるハイサイド強制OFF信号入力端子と、
前記エッジ検出回路の検出出力に基づいて、ONパルス
を発生するONパルス発生回路と、前記エッジ検出回路
の検出出力と前記ハイサイド強制OFF信号入力端子か
ら入力されたハイサイド強制OFF信号とに基づいて、
OFFパルスを発生するOFFパルス発生回路と、前記
ONパルス発生回路から出力されるONパルス、及び前
記OFFパルス発生回路から出力されるOFFパルスが
それぞれ供給され、前記ハイサイド入力信号で指示され
た前記ハイサイドスイッチング素子のON/OFF情報
を保持するラッチ回路と、前記ラッチ回路に保持された
ON/OFF情報に応じてハイサイドスイッチング素子
を制御するハイサイドゲート信号を出力するドライブ回
路とを具備し、前記ハイサイド強制OFF信号入力端子
に、前記ハイサイド強制OFF信号が入力されたとき
に、前記ハイサイドスイッチング素子を強制的にOFF
させることを特徴としている。
【0018】請求項4に示すように、請求項1乃至請求
項3いずれか1つの項に記載のゲートドライバにおい
て、ローサイド入力信号に応答して前記ローサイドスイ
ッチング素子を駆動するローサイドゲートドライバ回路
を更に具備し、前記ハイサイドゲートドライバ回路と前
記ローサイドゲートドライバ回路を単一のチップ中に集
積化したことを特徴とする。
【0019】請求項5に示すように、請求項4に記載の
ゲートドライバにおいて、前記チップ中に、前記ハイサ
イドスイッチング素子と前記ローサイドスイッチング素
子を更に集積化したことを特徴とする。
【0020】請求項1のような構成によれば、ハイサイ
ド入力信号でハイサイドスイッチング素子のOFFが指
示されている状態で、ノイズや出力電位の変動の影響に
より不意にハイサイドスイッチング素子が誤ON状態に
なっても、ローサイド入力信号によってローサイドスイ
ッチング素子がONされるときに、OFFパルス発生回
路からOFFパルスが発生し、ハイサイドスイッチング
素子が強制的にOFFされるため、ハイサイドとローサ
イドスイッチング素子の同時ON状態を防止することが
できる。よって、電源と接地点間に流れる貫通電流によ
る、過電流保護回路の作動による強制停止や、スイッチ
ング素子の破壊を防止できる。
【0021】請求項2のような構成によれば、ローサイ
ドスイッチング素子がPWM制御により短い周期でON
/OFFを繰り返す場合でも、消費電流を最小限に抑え
つつ、ハイサイドとローサイドスイッチング素子の同時
ON状態を防止することができる。
【0022】請求項3のような構成によれば、外部から
入力されるハイサイド強制OFF信号、例えば外部のコ
ントロール回路(マイコン等)により生成されたタイミ
ング信号により、ハイサイドスイッチング素子が強制的
にOFFされるため、誤ONが発生しやすい任意のタイ
ミングでハイサイドスイッチング素子の強制OFFを行
い、消費電流を最小限に抑えつつ、ハイサイドとローサ
イドスイッチング素子の同時ON状態を防止することが
できる。この結果、電源と接地点間に流れる貫通電流に
よる、過電流保護回路の作動による強制停止や、スイッ
チング素子の破壊を防止できる。
【0023】請求項4のような構成によれば、ハイサイ
ドゲートドライバ回路とローサイドゲートドライバ回路
が単一のチップ中に設けられているので、スペースの節
約とコストの低減が図れる。
【0024】請求項5のような構成によれば、ゲートド
ライバとスイッチング素子が単一のチップ中に設けられ
ているので、スペースの節約とコストの低減が図れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るゲートドライバの構成例を示す回路図である。
このゲートドライバ200は、プッシュプル構成のスイ
ッチング素子(パワーMOSやIGBT等、この例では
IGBT)6,8のゲートに駆動信号を供給して制御す
るもので、ハイサイドスイッチング素子6をON/OF
F制御するためのハイサイドゲートドライバ回路201
とローサイドスイッチング素子8をON/OFF制御す
るためのローサイドゲートドライバ回路202とを備え
ている。上記ハイサイドゲートドライバ回路201は、
ハイサイド用とローサイド用の第1,第2のエッジ検出
回路1,9、ONパルス発生回路2、OFFパルス発生
回路3、ラッチ回路4、及びドライブ回路5等から構成
されている。また、上記ローサイドゲートドライバ回路
202は、ドライブ回路7を含んで構成されている。
【0026】上記ゲートドライバ200は、ハイサイ
ド、ローサイドのスイッチング素子6,8をそれぞれの
動作電圧で駆動するため、ハイサイド系の回路とローサ
イド系の回路で異なる基準電位で動作するようになって
いる。上記ハイサイドゲートドライバ回路201におけ
るエッジ検出回路1,9、ONパルス発生回路2及びO
FFパルス発生回路はそれぞれ、ローサイド系の回路で
形成されている。上記ラッチ回路4及びドライブ回路5
は、ハイサイド系の回路で形成される。また、ドライブ
回路7はローサイド系の回路で形成される。そして、ハ
イサイド入力信号HSとローサイド入力信号LSは、共
にローサイドの基準電位で入力される。
【0027】すなわち、本第1の実施の形態に係るゲー
トドライバは、図9に示したゲートドライバ100にロ
ーサイド信号用のエッジ検出回路9を付加し、ローサイ
ド入力信号LSの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジ
を検出し、検出出力をOFFパルス発生回路3に供給す
るようにしたものである。
【0028】ハイサイド入力信号HSは、ハイサイド信
号用のエッジ検出回路1へ供給され、このエッジ検出回
路1による検出出力がONパルス発生回路2とOFFパ
ルス発生回路3に供給される。また、ローサイド入力信
号LSは、ローサイド信号用のエッジ検出回路9へ供給
され、このエッジ検出回路9による検出出力がOFFパ
ルス発生回路3に供給される。上記ONパルス発生回路
2は、上記エッジ検出回路1で検出されたハイサイド入
力信号HSの立ち上がりエッジに応答してONパルスP
onを発生する。また、上記OFFパルス発生回路3
は、上記エッジ検出回路1で検出されたハイサイド入力
信号HSの立ち下がりエッジ、及びローサイド入力信号
LSの立ち上がりエッジに応答してOFFパルスPof
fを発生する。上記ONパルス発生回路2から出力され
るONパルスPonと上記OFFパルス発生回路3から
出力されるOFFパルスPoffはそれぞれ、上記ラッ
チ回路4に供給されてON/OFF情報が保持される。
そして、このラッチ回路4に保持されたON/OFF情
報に基づいて、ドライブ回路5から出力されるハイサイ
ドゲート信号HGが上記ハイサイドスイッチング素子6
のゲートに供給されて駆動される。
【0029】一方、上記ローサイド入力信号LSは、上
記エッジ検出回路9だけでなく、ドライブ回路7に供給
され、このドライブ回路7から出力されるローサイドゲ
ート信号LGがローサイドスイッチング素子8のゲート
に供給されて駆動される。これによって、ローサイドス
イッチング素子8がローサイド入力信号LSに応答して
駆動される。
【0030】上記ハイサイドスイッチング素子6と上記
ローサイドスイッチング素子8は、プッシュプル構成に
なっており、ハイサイドスイッチング素子6のコレクタ
は電源VCに、エミッタは出力端子11にそれぞれ接続
され、ローサイドスイッチング素子8のコレクタは上記
出力端子11に、エミッタは接地点GNDにそれぞれ接
続されている。
【0031】なお、図示しないが、上記ゲートドライバ
中には、スイッチング素子6,8にに過電流が流れるの
を防止するための過電流保護回路、電源電圧の変動を検
知する回路、スイッチング素子6,8の加熱などの温度
の異常を検知する回路等が設けられている。そして、こ
れらの回路で異常が検出されると保護動作を行うように
なっている。
【0032】次に、上記のような構成において、図2の
タイミングチャートにより動作を説明する。まず、ハイ
サイド入力信号HSの処理は次のように行われる。ハイ
サイド入力信号HSがエッジ検出回路(ハイサイド信号
用)1に入力されると、立ち上がりエッジと立ち下がり
エッジが検出され、このハイサイド入力信号HSの立ち
上がりエッジに応答してONパルス発生回路2からON
パルスPonが発生され(t1)、立ち下がりエッジに
応答してOFFパルス発生回路3からOFFパルスPo
ffが発生される(t2)。
【0033】パルスで伝達された信号は、ラッチ回路4
に入力されてON/OFF情報として保持される。ラッ
チ回路4に保持されているON/OFF情報に応じて、
ドライブ回路5からハイサイドゲート信号HGが出力さ
れ、ハイサイドスイッチング素子6が駆動される。すな
わち、ONパルスPonに応答してドライブ回路5から
出力されるハイサイドゲート信号HGが“H”レベルと
なると、ハイサイドスイッチング素子6が駆動されてO
Nし、ラッチ回路4によりこの状態が保持される。そし
て、OFFパルスPoffが入力されると、ドライブ回
路5から出力されるハイサイドゲート信号HGが“L”
レベルとなってハイサイドスイッチング素子6の駆動が
停止されてOFFする。
【0034】これに対し、ローサイド入力信号LSの処
理は次のように行われる。ローサイドスイッチング素子
8の駆動は、ローサイド入力信号LSがドライブ回路7
に供給され、このドライブ回路7から出力されるローサ
イドゲート信号LGによりローサイドスイッチング素子
8のゲートが駆動される。すなわち、ローサイド入力信
号LSが“H”レベルに立ち上がると(t3)、ドライ
ブ回路7から出力されるローサイドゲート信号LGが
“H”レベルとなり、ローサイドスイッチング素子8が
ONする。この時、エッジ検出回路(ローサイド信号
用)9によりローサイド入力信号LSの立ち上がりエッ
ジが検出され、OFFパルス発生回路3からOFFパル
スPoffが出力される。このOFFパルスPoff
は、ラッチ回路4に供給され、ドライブ回路5から出力
されるハイサイドゲート信号HGが強制的に“L”レベ
ルに設定される。但し、図2のタイミングt3,t4で
は、正常動作を行っているので、ハイサイドゲート信号
HGは“L”レベルを維持している。
【0035】そして、ローサイド入力信号LSが“L”
レベルに立ち下がると(t4)、ドライブ回路7から出
力されるローサイドゲート信号LGが“L”レベルとな
り、ローサイドスイッチング素子8がOFFする。この
時には、エッジ検出回路9によりローサイド入力信号L
Sの立ち下がりエッジが検出されるので、OFFパルス
発生回路3は、エッジ検出回路1の検出出力に基づいて
OFFパルスPoffを発生する。
【0036】このように、ローサイド入力信号LSによ
るローサイドスイッチング素子8の駆動(ON)を検知
し、ローサイド入力信号LSの立ち上がりに応答してO
FFパルス発生回路からOFFパルスPoffを発生す
る。そして、ローサイド入力信号LSによりローサイド
スイッチング素子8のONが検知されると、ハイサイド
入力信号HSに拘わらず、ハイサイドゲート信号HGを
強制的に“L”レベルにしてハイサイドスイッチング素
子をOFFさせる動作を行う。
【0037】従って、上記のような構成によれば、図2
のタイミングチャートにおけるタイミングt5に示すよ
うに、ノイズや出力の変位によって誤動作のOFFパル
スPoffが発生し、ハイサイドゲートドライバ回路2
01が誤動作して、不意にハイサイドスイッチング素子
6が誤ONした状態で、ローサイドスイッチング素子が
ONした場合には、タイミングt6に示すように、ロー
サイド入力信号LSの立ち上がりに応答して、ハイサイ
ドスイッチング素子を強制的にOFFさせる動作が行わ
れる。これによって、ハイサイドとローサイドのスイッ
チング素子6,8が同時にONして貫通電流が流れてし
まう事態を回避できる。そのため、保護機能動作の頻発
やスイッチング素子6,8の破壊を抑えることができ
る。
【0038】[第2の実施の形態]図3及び図4はそれ
ぞれ、本発明の第2の実施の形態に係るハイサイドゲー
トドライバについて説明するためのもので、図3は回路
構成を示すブロック図、図4は上記図3に示した回路の
動作を示すタイミングチャートである。図3において、
図1と同一部分には同じ符号を付してその詳細な説明は
省略する。
【0039】この回路は、上記図1に示したハイサイド
ゲートドライバ回路201において、エッジ検出回路
(ローサイド信号用)9とOFFパルス発生回路3との
間にフィルター回路10を付加したものである。
【0040】基本的な動作は、上述した第1の実施の形
態と同様である。
【0041】この第2の実施の形態に係るゲートドライ
バは、フィルター回路10の作用によってローサイド入
力信号LSの周期によって異なった動作を行い、信号L
Sが長い周期で入力された場合にはOFFパルスPof
fを発生させて(タイミングt6のような動作)、ハイ
サイドスイッチング素子6をOFFする。
【0042】一方、信号LSの周期が短い場合には、1
発目に入ってきた信号に対してはOFFパルスPoff
を発生させて(タイミングt8のような動作)、ハイサ
イドスイッチング素子6をOFFするが、2発目以降に
入ってきた信号に対してはOFFパルスPoffを発生
させないようにする。
【0043】上記のような構成では、ゲートドライバで
三相モータをPWM(Pulse WidthModulation)制御す
るような用途を想定した場合に、ローサイド入力信号L
SによるOFFパルスPoffの発生を最小限に留めて
消費電流を抑えることができる。ローサイドスイッチン
グ素子8がPWM制御でON/OFFを繰り返す最中
は、誤ONが発生する可能性は低いと考えられるため、
フィルター回路10を使用してPWM制御開始時と制御
期間を判別し、PWM制御開始時だけOFFパルスPo
ffを発生するように限定することで、OFFパルスP
offを発生させる際の消費電流を最小限にしてハイサ
イドスイッチング素子6の誤ONによる貫通電流を防止
することができる。
【0044】[第3の実施の形態]図5は、本発明の第
3の実施の形態に係るゲートドライバを示すもので、第
2の実施の形態に示したゲートドライバにおいて、エッ
ジ検出回路(ローサイド信号用)9及びフィルター回路
10の代わりに、ハイサイド強制OFF入力端子12を
設けたものである。この入力端子12には、外部からハ
イサイドスイッチング素子6を強制的にOFFするため
のハイサイド強制OFF信号Coffが入力される。
【0045】次に、本実施の形態による動作について図
6のタイミングチャートにより説明する。基本的な動作
は第2の実施の形態と同様である。上記ハイサイド強制
OFF信号Coffは、ローサイド入力信号LSからタ
イミングを生成するのではなく、図6のタイミングt
6,t8のように、外部から必要なタイミングで与えら
れ、このタイミングでハイサイドスイッチング素子6が
OFFされる。
【0046】上記のような構成によれば、第2の実施の
形態と同様、ゲートドライバで三相モータをPWM制御
するような用途を想定した場合に、OFFパルスPof
fの発生を最小限に留めて消費電流を抑えることができ
る。また、当該ゲートドライバに接続されるコントロー
ル回路(主にマイコン等)により、誤ONが発生しやす
い動作タイミングだけONパルスPonを発生させるこ
とで、OFFパルスPoffを発生させる際の消費電流
を最小限にして、ハイサイドスイッチング素子6の誤O
Nによる貫通電流を防止することができる。
【0047】[第4の実施の形態]図7は、本発明の第
4の実施の形態に係るゲートドライバを示すもので、前
述した第1の実施の形態に係るゲートドライバ構成にお
いて、ローサイド入力信号LSに応答してローサイドゲ
ート信号LGを生成するドライブ回路7(ローサイドゲ
ートドライバ回路202)も上記ハイサイドゲートドラ
イバ回路201と同一チップ300上に集積化したであ
る。
【0048】本第5の実施の形態におけるゲートドライ
バの基本的な動作並びに作用効果は、前述した第1の実
施の形態と同様である。
【0049】上記構成によれば、ハイサイドゲートドラ
イバ回路201とローサイドゲートドライバ回路202
を単一のチップ300中に集積化することで、スペース
の節約とコスト低減を図りつつ、ハイサイドゲートドラ
イバ回路201の誤動作による貫通電流を防止すること
ができる。
【0050】[第5の実施の形態]図8は、本発明の第
5の実施の形態に係るゲートドライバを示すもので、上
記第4の実施の形態に係るゲートドライバ構成におい
て、ハイサイドとローサイドのスイッチング素子6,8
も同一チップ400上に集積化したものである。
【0051】本第5の実施の形態におけるゲートドライ
バの基本的な動作並びに作用は、上記第4の実施の形態
と同様である。
【0052】このような構成によれば、ゲートドライバ
とスイッチング素子を単一のチップ400中に集積化す
ることで、スペースの節約とコストの低減を図りつつ、
ハイサイドゲートドライバ回路201の誤動作による貫
通電流を防止することができる。
【0053】以上第1乃至第5の実施の形態を用いて本
発明の説明を行ったが、本発明は上記各実施の形態に限
定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱し
ない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上
記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開
示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々
の発明が抽出され得る。例えば実施の形態に示される全
構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明
が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも
1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果
の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が
削除された構成が発明として抽出され得る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハイサイド入力信号でハイサイドスイッチング素子のO
FFが指示されているときに、ハイサイドスイッチング
素子が誤ON状態になっても、ハイサイドとローサイド
スイッチング素子の同時ON状態を防止できるゲートド
ライバが得られる。
【0055】また、電源と接地点間に流れる貫通電流に
よる、過電流保護回路の作動による強制停止や、スイッ
チング素子の破壊を防止できるゲートドライバが得られ
る。
【0056】更に、スペースの節約とコストの低減が図
れるゲートドライバが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るゲートドライ
バを示すブロック図。
【図2】図2に示したゲートドライバの動作を説明する
ためのタイミングチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るゲートドライ
バを示すブロック図。
【図4】図3に示したゲートドライバの動作を説明する
ためのタイミングチャート。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るゲートドライ
バを示すブロック図。
【図6】図5に示したゲートドライバの動作を説明する
ためのタイミングチャート。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るゲートドライ
バを示すブロック図。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係るゲートドライ
バを示すブロック図。
【図9】従来のゲートドライバの構成例を示すブロック
図。
【図10】図9に示したゲートドライバの動作を説明す
るためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1…エッジ検出回路、 2…ONパルス発生回路、 3…OFFパルス発生回路、 4…ラッチ回路、 5…ドライブ回路、 6…ハイサイドスイッチング素子、 7…ドライブ回路、 8…ローサイドスイッチング素子、 9…エッジ検出回路、 10…フィルター回路、 11…出力端子、 12…ハイサイド強制OFF信号入力端子、 100,200…ゲートドライバ、 101,201…ハイサイドゲートドライバ回路、 102,202…ローサイドゲートドライバ回路、 300,400…チップ、 HS…ハイサイド入力信号、 LS…ローサイド入力信号、 Pon…ONパルス、 Poff…OFFパルス、 HG…ハイサイドゲート信号、 LG…ローサイドゲート信号、 Coff…ハイサイド強制OFF信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 晃 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 5H007 AA03 AA06 CA01 CB06 DB03 EA02 FA06 FA13 5J055 AX12 AX27 AX32 AX44 AX55 AX56 BX16 CX08 CX20 DX09 DX22 DX56 EZ00 EZ14 EZ23 EZ31 FX31 GX02 GX04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プッシュプル構成のハイサイドスイッチ
    ング素子とローサイドスイッチング素子を制御するゲー
    トドライバであって、 前記ハイサイドスイッチング素子を駆動するハイサイド
    ゲートドライバ回路は、 ハイサイドスイッチング素子を駆動するためのハイサイ
    ド入力信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検
    出する第1のエッジ検出回路と、 ローサイドスイッチング素子を駆動するためのローサイ
    ド入力信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検
    出する第2のエッジ検出回路と、 前記第1のエッジ検出回路の検出出力に基づいて、ON
    パルスを発生するONパルス発生回路と、 前記第1,第2のエッジ検出回路の検出出力に基づい
    て、OFFパルスを発生するOFFパルス発生回路と、 前記ONパルス発生回路から出力されるONパルス、及
    び前記OFFパルス発生回路から出力されるOFFパル
    スがそれぞれ供給され、前記ハイサイド入力信号で指示
    された前記ハイサイドスイッチング素子のON/OFF
    情報を保持するラッチ回路と、 前記ラッチ回路に保持されたON/OFF情報に応じて
    ハイサイドスイッチング素子を制御するハイサイドゲー
    ト信号を出力するドライブ回路とを具備し、 前記ローサイド入力信号により前記ローサイドスイッチ
    ング素子の駆動が指示されたときに、前記OFFパルス
    発生回路からOFFパルスを発生させて前記ハイサイド
    スイッチング素子を強制的にOFFさせることを特徴と
    するゲートドライバ。
  2. 【請求項2】 請求項1のゲートドライバにおいて、前
    記第2のエッジ検出回路の検出出力が供給されるフィル
    ター回路を更に具備し、 前記フィルター回路によりPWM制御開始時と制御期間
    を判別し、PWM制御開始時のみ前記第2のエッジ検出
    回路の検出出力を前記OFFパルス発生回路に供給する
    ことを特徴とするゲートドライバ。
  3. 【請求項3】 プッシュプル構成のハイサイドスイッチ
    ング素子とローサイドスイッチング素子を制御するゲー
    トドライバであって、 前記ハイサイドスイッチング素子を駆動するハイサイド
    ゲートドライバ回路は、 ハイサイドスイッチング素子を駆動するためのハイサイ
    ド入力信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検
    出するエッジ検出回路と、 前記ハイサイドスイッチング素子を強制的にOFFする
    ためのハイサイド強制OFF信号が外部から入力される
    ハイサイド強制OFF信号入力端子と、 前記エッジ検出回路の検出出力に基づいて、ONパルス
    を発生するONパルス発生回路と、 前記エッジ検出回路の検出出力と前記ハイサイド強制O
    FF信号入力端子から入力されたハイサイド強制OFF
    信号とに基づいて、OFFパルスを発生するOFFパル
    ス発生回路と、 前記ONパルス発生回路から出力されるONパルス、及
    び前記OFFパルス発生回路から出力されるOFFパル
    スがそれぞれ供給され、前記ハイサイド入力信号で指示
    された前記ハイサイドスイッチング素子のON/OFF
    情報を保持するラッチ回路と、 前記ラッチ回路に保持されたON/OFF情報に応じて
    ハイサイドスイッチング素子を制御するハイサイドゲー
    ト信号を出力するドライブ回路とを具備し、 前記ハイサイド強制OFF信号入力端子に、前記ハイサ
    イド強制OFF信号が入力されたときに、前記ハイサイ
    ドスイッチング素子を強制的にOFFさせることを特徴
    とするゲートドライバ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3いずれか1つの項
    に記載のゲートドライバにおいて、ローサイド入力信号
    に応答して前記ローサイドスイッチング素子を駆動する
    ローサイドゲートドライバ回路を更に具備し、前記ハイ
    サイドゲートドライバ回路と前記ローサイドゲートドラ
    イバ回路を単一のチップ中に集積化したことを特徴とす
    るゲートドライバ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のゲートドライバにおい
    て、前記チップ中に、前記ハイサイドスイッチング素子
    と前記ローサイドスイッチング素子を更に集積化したこ
    とを特徴とするゲートドライバ。
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