JP2001275366A - ブートストラップキャパシタの充電方法 - Google Patents

ブートストラップキャパシタの充電方法

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JP2001275366A
JP2001275366A JP2000086472A JP2000086472A JP2001275366A JP 2001275366 A JP2001275366 A JP 2001275366A JP 2000086472 A JP2000086472 A JP 2000086472A JP 2000086472 A JP2000086472 A JP 2000086472A JP 2001275366 A JP2001275366 A JP 2001275366A
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浩 堂前
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブートストラップキャパシタの初期充電にお
ける充電電流の大きさを抑制する。 【解決手段】 時刻t1,t2(>t1),t3(>t2
において、それぞれ信号S51,S52,S53がアクティブ
になる。これによって、各相のブートストラップキャパ
シタにそれぞれ流れる電流IU,IV,IWは、それぞれ
時刻t1,t2,t3において立ち上がる。従って、シャ
ント抵抗に流れる電流IDも、時刻t1においてほぼ電
流IUだけ上昇するにすぎず、従来の場合と比較してほ
ぼ1/3の増加量に抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は多相インバータ回
路に関し、特にハイアーム側スイッチング素子を駆動す
るハイアーム側ドライバのためにブートストラップキャ
パシタを設けたインバータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から多相インバータ回路において、
ハイアーム側スイッチング素子を駆動するハイアーム側
ドライバのためにブートストラップキャパシタを設けた
構成が用いられている。
【0003】図4はかかるインバータ回路と多相モータ
200との接続関係を示す回路図である。U相、V相、
W相の各相にそれぞれ対応して出力線81,82,83
が設けられており、これらは多相モータ200に結線さ
れている。ハイアーム側スイッチング素子として、例え
ば保護ダイオード付きのIGBT21,22,23がそ
れぞれU相、V相、W相に対応して設けられている。例
えば300Vを供給するモータ用電源VCは、IGBT
21,22,23がオンすることにより、それぞれ出力
線81,82,83と導通する。一方、ローアーム側ス
イッチング素子として、例えば保護ダイオード付きのI
GBT31,32,33がそれぞれU相、V相、W相に
対応して設けられており、これらがオンすることによっ
て出力線81,82,83が電流検出用のシャント抵抗
6を介して接地Gと導通する。
【0004】IGBT21,22,23,31,32,
33のオン/オフはそれぞれドライバ41,42,4
3,51,52,53によるゲート電位を制御すること
によって行われる。これらのドライバ41,42,4
3,51,52,53の動作は、マイクロプロセッサ1
00からの信号S41,S42,S43,S51,S52,S53
基づいてそれぞれ制御される。
【0005】ハイアーム側のドライバ41,42,43
には、ハイアーム側のIGBT21,22,23に適切
にゲート電位を印加できるように、それぞれブートスト
ラップキャパシタ71,72,73から電圧が供給され
る。ブートストラップキャパシタ71,72,73はU
相、V相、W相に対応して設けられた抵抗11,12,
13を介して、例えば15Vを供給する充電用電源VD
と出力線81,82,83との間に接続され、充電され
る。つまり抵抗11,12,13はブートストラップキ
ャパシタ71,72,73の充電経路に直列に接続され
る。出力線81,82,83の電位が高い場合であって
もブートストラップキャパシタ71,72,73が放電
しないように、抵抗11とブートストラップキャパシタ
71との間、抵抗12とブートストラップキャパシタ7
2との間、抵抗13とブートストラップキャパシタ73
との間に、それぞれダイオードが介挿される。
【0006】このように構成されたインバータ回路にお
いて、特に正弦波を出力線81,82,83に出力する
動作においては、動作当初からハイアーム側のIGBT
21,22,23を適切に動作させることが望ましい。
従ってブートストラップキャパシタ71,72,73を
通常の回転動作による充電ではなく、一旦この回転動作
の前に初期充電を行う必要があった。
【0007】図5は従来の初期充電を示すグラフであ
る。時刻t0において信号S51,S52,S53は一斉にア
クティブとなる(図では“L”から“H”へと立ち上が
る場合を示している。)。これに伴い、ブートストラッ
プキャパシタ71,72,73にそれぞれ流れる電流I
U,IV,IW(各電流量についても同じ記号を採用す
る)も一斉に増大し、シャント抵抗6に流れる電流ID
=IU+IV+IWは急峻な立ち上がりを生じる。通常は
U=IV=IWに設定されるので、IDは時刻t0におい
て零から3IUへと立ち上がることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような急峻
に立ち上がる電流IDがシャント抵抗6へ流れると、充
電用電源VDに対する負荷が急激に変動することにな
り、充電用電源VDの不安定化、ひいては誤動作を招来
する可能性がある。
【0009】また、シャント抵抗6における電圧が大き
くなり、インバータ回路に過電流が流れたものと認識さ
れ、図示されない電圧検出装置からの信号によってマイ
クロプロセッサ100が誤動作する可能性もある。
【0010】電流IDを抑制するためには抵抗11,1
2,13の抵抗値を高めることも考えられるが、それだ
けではブートストラップキャパシタ71,72,73の
充電が遅くなり、IGBT21,22,23の損失増加
を招来する。
【0011】本発明はハイアーム側のスイッチング素子
の損失を抑制しつつ、上記の誤動作を回避するためにな
されたものであって、ブートストラップキャパシタの初
期充電における充電電流の大きさを抑制する技術を提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の態様
は、多相負荷(200)に接続され、多相(U,V,
W)の各相に対応する出力線(81,82,83)と、
前記各相に対応して設けられたブートストラップキャパ
シタ(71,72,73)とを備えるインバータ回路に
対し、互いに異なるタイミング(t1,t2,t3
11,t12,t13)で前記ブートストラップキャパシタ
(71,72,73)の初期充電を開始する、ブートス
トラップキャパシタの充電方法である。
【0013】望ましくは、前記インバータ回路は、前記
各相に対応して設けられ、前記各相における前記出力線
(81,82,83)と第1の電源(VC)との間に接
続されるハイアーム側スイッチング素子(21,22,
23)と、前記各相に対応して設けられ、前記各相にお
ける前記出力線(81,82,83)と前記第1の電源
(VC)よりも低い電位を与える第2の電源(G)との
間に接続されるローアーム側スイッチング素子(31,
32,33)とを更に備える。そして前記各相毎にタイ
ミング(t1,t2,t3;t11,t12,t13)を異なら
せて前記ローアーム側スイッチング素子(31,32,
33)を最初にオンし、前記ブートストラップキャパシ
タ(71,72,73)の初期充電を開始する。
【0014】望ましくは、前記ブートストラップキャパ
シタ(71,72,73)は、前記各相における前記出
力線(81,82,83)と、前記第2の電源(G)よ
りも高く前記第1の電源(VC)よりも低い電位を与え
る第3の電源(VD)との間に接続される。
【0015】望ましくは、前記インバータ回路は、前記
各相に対応して設けられ、前記ブートストラップキャパ
シタ(71,72,73)の両端の電圧のそれぞれに基
づいて前記ハイアーム側スイッチング素子(21,2
2,23)の各々のそれぞれを駆動するハイアーム側ド
ライバ(41,42,43)を更に備える。
【0016】望ましくは、前記インバータ回路は、前記
各相毎に、前記ブートストラップキャパシタ(71,7
2,73)の充電経路に直列に接続される抵抗(11,
12,13)を更に備える。
【0017】この発明の第2の態様は、第1の態様であ
って、前記初期充電においては前記ハイアーム側スイッ
チング素子(21,22,23)はオフしている。
【0018】この発明の第3の態様は、第1の態様であ
って、前記多相負荷(200)は所定のキャリア期間に
基づいて動作し、前記初期充電において前記ローアーム
側スイッチング素子(31,32,33)は、最初にオ
ンした後に一旦オフし、その後は前記各相に共通して同
じタイミングで間欠的なオフ/オンを前記キャリア期間
毎に所定回数繰り返す。
【0019】この発明の第4の態様は、第1の態様であ
って、前記インバータ回路は、前記ローアーム側スイッ
チング素子(31,32,33)と前記第2の電源
(G)との間に接続された電流検出抵抗(6)を更に備
える。
【0020】
【作用】この発明のうち第1の態様のブートストラップ
キャパシタの充電方法においては、各相におけるローア
ーム側スイッチング素子(31,32,33)が互いに
異なる時点(t1,t2,t3;t11,t12,t13)にお
いてオンするので、抵抗(11,12,13)の値を大
きくしなくても、ブートストラップキャパシタ(71,
72,73)の初期充電において、一度に大きな電流が
第2の電源(VD)から流れることを回避できる。
【0021】この発明のうち第2の態様のブートストラ
ップキャパシタの充電方法においては、初期充電におい
てハイアーム側スイッチング素子(21,22,23)
はオフしているので、多相モータ(200)に回転磁界
は与えられない。
【0022】この発明のうち第3の態様のブートストラ
ップキャパシタの充電方法においては、ローアーム側ス
イッチング素子(31,32,33)がキャリア期間毎
に間欠的にオフ/オンを行うので、多相モータ(20
0)が回転し始める以前の段階でブートストラップキャ
パシタを初期充電する。
【0023】この発明のうち第4の態様のブートストラ
ップキャパシタの充電方法においては、電流検出抵抗
(6)はインバータ回路に流れる過電流を検出する。
【0024】
【発明の実施の形態】発明の基本的な考え方.本発明に
ついて、図4に示された構成のインバータに対して適用
される場合を例にとって説明する。図1はこの発明の実
施の形態のうち、基本的な考え方を例示するグラフであ
る。本発明においては、ブートストラップキャパシタ7
1,72,73の初期充電において、マイクロプロセッ
サ100からの信号S51,S52,S53がアクティブにな
る時期をずらせることを特徴とする。具体的に例示すれ
ば時刻t1,t2(>t1),t3(>t2)において、そ
れぞれ信号S51,S52,S53がアクティブになる。これ
によって、ブートストラップキャパシタ71,72,7
3にそれぞれ流れる電流IU,IV,IWは、それぞれ時
刻t1,t2,t3において立ち上がる。従って、シャン
ト抵抗6に流れる電流IDも、時刻t1においてほぼ電
流IUだけ上昇するにすぎず、従来の値3IUと比較して
ほぼ1/3の増加量に抑制される。
【0025】電流IU,IV,IWはブートストラップキ
ャパシタ71,72,73を初期充電する電流であり、
それぞれ時刻t1,t2,t3以降は減衰する。従って、
時刻t2においては勿論、時刻t3においてすら、電流I
Dは従来の場合と比較して抑制されることになる。この
ような信号S51,S52,S53の生成は、マイクロプロセ
ッサ100のプログラムを変更することで容易に実現で
きる。
【0026】以上のようにして、本発明によれば電流I
Dに流れる電流を抑制できるので、充電用電源VDに対
する負荷が急激に変動することによる充電用電源VDの
不安定を回避できる。またシャント抵抗6における電圧
も抑制できるので、インバータ回路に過電流が流れたも
のと認識されることもない。従って充電用電源VDの誤
動作や、マイクロプロセッサ100の誤動作も回避でき
る。また、必ずしも抵抗11,12,13の値を大きく
する必要もないので、IGBT21,22,23の損失
を増大させることもない。勿論、本発明は、IGBT2
1,22,23の損失が許容できる範囲において抵抗1
1,12,13の値を大きくすることを妨げるものでは
ない。
【0027】ところで一般にはマイクロプロセッサ10
0において、信号S41,S42,S43を信号S51,S52
53と相補的にアクティブにする制御が行われ、IGB
T21,22,23はIGBT31,32,33と相補
的にオン/オフする。従って単純に信号S51,S52,S
53を図1のように生成すれば、時刻t1,t2,t3にお
いてそれぞれ信号S41,S42,S43が非アクティブにな
って多相モータ200に回転磁界を与えることになる。
【0028】そして抵抗11,12,13の抵抗値は通
常は数十Ωに、ブートストラップキャパシタ71,7
2,73の容量値は通常は数十μFに設定される。従っ
て、ブートストラップキャパシタ71,72,73の初
期充電の期間は数ms必要となる。これに対して、多相
モータ200の回転の基礎となる各相の周期、いわゆる
キャリア期間は数十乃至数百μsに設定される。従っ
て、電流IUが十分小さくなってから電流IVを立ち上げ
るために時刻t1,t2の間を数msあけ、同様に時刻t
2,t3の間をも数msあけると、上記回転磁界によって
多相モータ200が回転してしまう可能性がある。
【0029】そこで、より望ましくは、例えば以下の2
つの実施の形態に示される手法によって多相モータ20
0が回転しないようにする。
【0030】第1の実施の形態.図2は第1の実施の形
態の動作を示すグラフである。ブートストラップキャパ
シタ71,72,73の初期充電期間において、信号S
41,S42,S43は信号S 51,S52,S53のアクティブ/
非アクティブによらず、非アクティブ、例えば“L”に
設定され続ける。これにより、時刻t1,t2,t3の間
を数msあけても回転磁界は発生せず、多相モータ20
0の回転を抑止することができる。このような信号
41,S42,S43,S51,S52,S53の制御も、マイク
ロプロセッサ100のプログラムを変更することで容易
に実現できる。ただし、初期充電期間において信号
41,S42,S43を信号S51,S52,S53と相補的にア
クティブにする制御を解除する必要がある。
【0031】本実施の形態では、電流IDを理想的に抑
制することができ、時刻t1,t2,t3のいずれにおい
てもほぼ従来の1/3の値とすることができる。従って
多相モータ200が大きな電流を必要とする場合、例え
ば空気調和機の圧縮機用インバータにおいて特に好適で
ある。
【0032】第2の実施の形態.図3は第2の実施の形
態の動作を示すグラフである。本実施の形態では、ブー
トストラップキャパシタ71,72,73の初期充電期
間においても信号S41,S42,S43を信号S51,S52
53と相補的にアクティブにする制御を解除しない。そ
して通常の運転前の数キャリア分を初期充電期間に充当
する。
【0033】時刻t10〜t20,t20〜t22,t22〜t24
の期間はそれぞれ1キャリア分に相当する。初期充電に
おいてローアームのIGBT31,32,33は、最初
にそれぞれ時刻t11,t12,t13にオンした後に一旦時
刻t20にオフし、その後は共通して同じタイミングで間
欠的なオフ/オンをキャリア毎に所定回数繰り返す。図
3では2番目のキャリアの期間中は時刻t20〜t21にお
いてオフ、時刻t21〜t22においてオンし、3番目のキ
ャリアの期間中は時刻t22〜t23においてオフ、時刻t
23〜t24においてオンする態様が例示されている。つま
りここでは初期充電期間は最初のキャリア1つ分であっ
て、時刻t20以降は通常のモータ回転時の動作が行われ
ている。
【0034】本実施の形態においてはブートストラップ
キャパシタ71,72,73にそれぞれ流れる電流
U,IV,IWの立ち上がりのずれは数十〜数百μsで
あり、電流IDの立ち上がりは第1の実施の形態と比較
すると大きい。しかし、勿論、従来の場合と比較すれば
電流IDの立ち上がりは小さく、また第1の実施の形態
のように初期充電期間において信号S41,S42,S43
信号S51,S52,S53と相補的にアクティブにする制御
を解除する必要はない。一般に通常運転前の数キャリア
においては、信号S41,S42,S43と信号S51,S52
53とは相補的な関係を保ちつつも、通常に回転磁界を
与える以外の態様に各信号S41,S42,S43,S51,S
52,S53を制御しうる期間が設定されるからである。
【0035】実際に本実施の形態を適用すると、充電用
電源VDの不安定化を避けるという効果よりも、シャン
ト抵抗6における電圧を小さくするという効果において
有利である。従って、比較的小さな電流を扱う多相モー
タ200、例えば空気調和機のファン用モータを制御す
るインバータにおいて特に好適である。
【0036】
【発明の効果】この発明のうち第1の態様のブートスト
ラップキャパシタの充電方法によれば、第2の電源(V
D)の負荷の瞬間的な増大が抑制できるので、第2の電
源(VD)の誤動作を回避することができる。
【0037】この発明のうち第2の態様のブートストラ
ップキャパシタの充電方法によれば、多相負荷(20
0)がモータである場合に、これを回転させることなく
ブートストラップキャパシタを初期充電することができ
る。
【0038】この発明のうち第3の態様のブートストラ
ップキャパシタの充電方法によれば、ローアーム側スイ
ッチング素子(31,32,33)とハイアーム側スイ
ッチング素子(21,22,23)とが相補的にオン/
オフする制御の下においても、請求項1記載のブートス
トラップキャパシタの充電方法の効果を得ることができ
る。
【0039】この発明のうち第4の態様のブートストラ
ップキャパシタの充電方法によれば、ブートストラップ
キャパシタの初期充電において、一度に大きな電流が電
流検出抵抗(6)に流れることを回避でき、過電流を検
出したと誤って認識することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態のうち、基本的な考え方
を例示するグラフである。
【図2】第1の実施の形態の動作を示すグラフである。
【図3】第2の実施の形態の動作を示すグラフである。
【図4】インバータ回路と多相モータとの接続関係を示
す回路図である。
【図5】従来の動作を示すグラフである。
【符号の説明】
81,82,83 出力線 200 多相モータ VC モータ用電源 VD 充電用電源 6 電流検出用抵抗 11,12,13 抵抗 21,22,23,31,32,33 IGBT 41,42,43 ドライバ 71,72,73 ブートストラップキャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 巴 正信 滋賀県草津市岡本町字大谷1000−2 ダイ キン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 5G065 BA04 EA01 GA02 HA05 JA02 MA07 NA01 NA02 NA04 NA06 5H007 AA17 BB06 CA01 CB05 CC23 DB03 DB07 DC02 FA03 5H576 BB06 CC01 DD02 HA02 HB02 KK05 LL22 MM02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相負荷(200)に接続され、多相
    (U,V,W)の各相に対応する出力線(81,82,
    83)と、 前記各相に対応して設けられたブートストラップキャパ
    シタ(71,72,73)と を備えるインバータ回路に対し、 互いに異なるタイミング(t1,t2,t3;t11
    12,t13)で前記ブートストラップキャパシタ(7
    1,72,73)の初期充電を開始する、ブートストラ
    ップキャパシタの充電方法。
  2. 【請求項2】 前記インバータ回路は、 前記各相に対応して設けられ、前記各相における前記出
    力線(81,82,83)と第1の電源(VC)との間
    に接続されるハイアーム側スイッチング素子(21,2
    2,23)と、 前記各相に対応して設けられ、前記各相における前記出
    力線(81,82,83)と前記第1の電源(VC)よ
    りも低い電位を与える第2の電源(G)との間に接続さ
    れるローアーム側スイッチング素子(31,32,3
    3)とを更に備え、 前記各相毎にタイミング(t1,t2,t3;t11
    12,t13)を異ならせて前記ローアーム側スイッチン
    グ素子(31,32,33)を最初にオンすることで、
    前記ブートストラップキャパシタ(71,72,73)
    の初期充電を開始する、請求項1記載のブートストラッ
    プキャパシタの充電方法。
  3. 【請求項3】 前記ブートストラップキャパシタ(7
    1,72,73)は、前記各相における前記出力線(8
    1,82,83)と、前記第2の電源(G)よりも高く
    前記第1の電源(VC)よりも低い電位を与える第3の
    電源(VD)との間に接続される、請求項2記載のブー
    トストラップキャパシタの充電方法。
  4. 【請求項4】 前記インバータ回路は、 前記各相に対応して設けられ、前記ブートストラップキ
    ャパシタ(71,72,73)の両端の電圧のそれぞれ
    に基づいて前記ハイアーム側スイッチング素子(21,
    22,23)の各々のそれぞれを駆動するハイアーム側
    ドライバ(41,42,43)を更に備える、請求項2
    又は請求項3に記載のブートストラップキャパシタの充
    電方法。
  5. 【請求項5】 前記インバータ回路は、前記各相毎に、
    前記ブートストラップキャパシタ(71,72,73)
    の充電経路に直列に接続される抵抗(11,12,1
    3)を更に備える、請求項1乃至請求項4のいずれか一
    つに記載のブートストラップキャパシタの充電方法。
  6. 【請求項6】 前記初期充電においては前記ハイアーム
    側スイッチング素子(21,22,23)はオフしてい
    る、請求項2乃至請求項5のいずれか一つに記載のブー
    トストラップキャパシタの充電方法。
  7. 【請求項7】 前記多相負荷(200)は所定のキャリ
    ア期間に基づいて動作し、 前記初期充電において前記ローアーム側スイッチング素
    子(31,32,33)は、最初にオンした後に一旦オ
    フし、その後は前記各相に共通して同じタイミングで間
    欠的なオフ/オンを前記キャリア期間毎に所定回数繰り
    返す、請求項2乃至請求項5のいずれか一つに記載のブ
    ートストラップキャパシタの充電方法。
  8. 【請求項8】 前記インバータ回路は、前記ローアーム
    側スイッチング素子(31,32,33)と前記第2の
    電源(G)との間に接続された電流検出抵抗(6)を更
    に備える、請求項2乃至請求項7のいずれか一つに記載
    のブートストラップキャパシタの充電方法。
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