JP4007698B2 - 表示パネルの駆動回路 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は表示パネルの駆動装置に関するものであり、さらに詳しくはプラズマ・ディスプレイ・パネルなどの表示パネルにおいて行列状に配置された表示セルの行群の点灯を制御する駆動回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】
そのような駆動回路の代表的な例を図1に示す。この例の場合、駆動回路はn個のIC部100とディスクリート部200とから構成されている。すなわち後に詳記するように、ディスクリート部200に対してn個のIC部100が並列に接続されている。
【0003】
ディスクリート部200は、プルアップ用のトランジスタ201と、プルダウン用のトランジスタ207を有しており、プルアップ用のPMOSトランジスタ201はその制御端子が制御信号入力端子205に接続されて、図示しない制御ユニットからの第1の制御信号を受ける。またそのソース端子は高圧側の電源端子203(第1の電源端子:VH)に接続され、ドレイン端子はIC部100の接続端子127に接続されている。
【0004】
プルダウン用のNMOSトランジスタ207はその制御端子が制御信号入力端子211に接続されて、図示しない制御ユニットからの第2の制御信号を受ける。またそのソース端子は低圧側の電源端子209(第2の電源端子:GND)に接続され、ドレイン端子はIC部100の接続端子133に接続されている。
【0005】
したがって図2に示すようにこの駆動回路例ではn個のIC部100がディスクリート部200のPMOSトランジスタ201とNMOSトランジスタ207との間に並列に接続されている。
【0006】
各IC部100には3個のトランジスタ、すなわちPMOSトランジスタ101とNMOSトランジスタ103とNMOSトランジスタ105とが設けられている。またNMOSトランジスタ105のソース端子側には第1のノード107が、PMOSトランジスタ101のドレイン端子側には第2のノード109が、NMOSトランジスタ103のドレイン端子側には第3のノード111が、それぞれライン上に設けられている。
【0007】
さらにIC部100には合計8個の入出力端子が設けられている。すなわち駆動信号出力端子123と接続端子125と接続端子127と接続端子131と接続端子133と制御信号入力端子135と制御信号入力端子137がそれである。このうち駆動信号出力端子123はこの駆動回路により駆動される表示パネルの対応する表示セル行に接続されている。また、制御信号入力端子135,137は後記のレベル変換回路の出力端子にそれぞれ接続されている。さらに前記のように接続端子127はディスクリート部200のPMOSトランジスタ201に、接続端子133はNMOSトランジスタ207に、それぞれ接続されている。
【0008】
PMOSトランジスタ201のドレイン端子は接続端子127を経て駆動信号出力端子123に接続されており、駆動信号出力端子123と接続端子127との間には出力端子分離用のダイオード117が介設されている。また高圧側の電源端子203は接続端子129に接続されており、駆動信号出力端子123と接続端子129との間にはクランプ用ダイオード119が介設されている。なお駆動信号出力端子123は前記のようにこの駆動回路により駆動される表示パネルの対応する表示セル行に接続されている。
【0009】
前記のPMOSトランジスタ101は第2のノード109と高圧側の電源端子203との間に介設されている。すなわちそのソース端子は接続端子125を介して高圧側の電源端子203に、制御端子は制御信号入力端子135に、ドレイン端子は第2のノード109にそれぞれ接続されている。なおPMOSトランジスタ101と接続端子125との間には定電流電源回路122が介設されている。
【0010】
前記のNMOSトランジスタ103は第3のノード111と低圧側電源端子209との間に介設されている。すなわちそのドレイン端子第3のノード111に、制御端子は制御信号入力端子137に、ソース端子は接続端子131を介して低圧側電源端子209にそれぞれ接続されている。なお制御信号入力端子135と制御信号入力端子137とは後記するレベル変換回路300のそれぞれ対応する出力端子に接続されている。
【0011】
前記のNMOSトランジスタ105は第1のノード107と駆動信号出力端子123との間に介設されている。すなわちそのドレイン端子は駆動信号出力端子123に、制御端子は第2のノード109に、ソース端子は第1のノード107にそれぞれ接続されている。
【0012】
NMOSトランジスタ105のソース端子と第2のノード109との間にはNMOSトランジスタ105のゲート保護用のツェナーダイオード115が介設されている。また第1のノード107と第2のノード109との間にはNMOSトランジスタ105のゲートバイアス用の抵抗素子113が介設されている。さらに第1のノード107と接続端子133との間には出力端子分離用のダイオード121が介設されている。
【0013】
図3に示すのはIC部100に接続されるレベル変換回路300の一例であって、1個のトランジスタと1個のインバータと2個の抵抗素子を含んでなるものである。またこの回路には5個の端子309,315,311,313,317が設けられている。
【0014】
NMOSトランジスタ301の制御端子は信号入力端子309に接続され、図示しない制御ユニットからの制御信号を受ける。またそのソース端子は接続端子317を介して低圧側の電源端子209に接続されている。さらにドレイン端子は第5のノード321、接続端子315を介して高圧側の電源端子203に接続されている。
【0015】
接続端子315と第5のノード321との間には抵抗素子305が、NMOSトランジスタ301とのドレインと第5のノード321との間には抵抗素子307が、それぞれ介設されている。また第5のノード321は制御信号出力端子311を介してIC部100の制御信号入力端子135に接続されている。
【0016】
第4のノード319は制御信号出力端子313を介してIC部100の制御信号入力端子137に接続されている。なお制御信号出力端子313と第4のノード319との間にはインバータ303が介設されている。
【0017】
つぎに上記構成の駆動回路の動作について説明するが、その前に図3によりレベル変換回路300の動作を簡単に説明する。まず信号入力端子309にHレベルの信号が入力するとNMOSトランジスタ301はオン(導通)状態となる。したがって制御信号出力端子311には、抵抗素子305において電圧降下した電位としてのLレベルの信号が出力される。一方信号入力端子309に入力されたHレベルの信号はインバータ303において反転されて制御信号出力端子313にLレベルの信号となって出力される。すなわち制御信号出力端子311と制御信号出力端子313にはともにLレベルの信号が現れるが、これらの信号は同じLレベルでもその絶対電位は異なっている。
【0018】
つぎに信号入力端子309にLレベルの信号が入力するとNMOSトランジスタ301はオフ(非導通)状態となる。したがって制御信号出力端子311には、接続端子315の電圧がHレベルの信号として出力される。一方信号入力端子309に入力されたLレベルの信号はインバータ303において反転されて制御信号出力端子313にHレベルの信号となって出力される。すなわち制御信号出力端子311と制御信号出力端子313にはともにHレベルの信号が現れるが、これらの信号は同じHレベルでもその絶対電位は異なっている。
【0019】
つぎにこの駆動回路の動作について、図4を参照して説明する。図4において横軸は時間を示し縦軸は各端子における信号のレベル状態を示すものである。
【0020】
時点t1において、制御信号入力端子205と制御信号入力端子211にHレベルの信号が入力すると、PMOSトランジスタ201はオフ状態となり、NMOSトランジスタ207はオン状態となる。この結果NMOSトランジスタ105のソース端子はLレベル(GRDレベル)となる。レベル変換回路300の信号入力端子309にLレベル信号が入力されると、制御信号出力端子311と制御信号出力端子313にHレベル信号が出力される。すなわちIC部100の制御信号入力端子135と制御信号入力端子137にはHレベル信号が入力される。これらの信号によりPMOSトランジスタ101はオフ状態となりNMOSトランジスタ103はオン状態となる。したがってNMOSトランジスタ105の制御端子はNMOSトランジスタ103を介して接地されるので、NMOSトランジスタ105はオフ状態となる。このときNMOSトランジスタ207も上記のようにオン状態であるから、駆動信号出力端子123はハイインピーダンス状態となる。したがって対応する表示セル行は点灯しないことになる。
【0021】
ついで時点t2において、制御信号入力端子211に入力される信号がLレベルとなるからNMOSトランジスタ207はオフ状態となる。なおPMOSトランジスタ201は前のオフ状態を持続する。
【0022】
時点t3において、制御信号入力端子205に入力される信号がLレベルとなるから、PMOSトランジスタ201はオン状態となる。この状態下でレベル変換回路300の信号入力端子309にHレベル信号が入力されると、その制御信号出力端子311と制御信号出力端子313にはLレベル信号が出力される。
【0023】
したがってIC部100の制御信号入力端子135と制御信号入力端子137にLレベル信号が入力される。この信号を受けてPMOSトランジスタ101はオン状態となり、NMOSトランジスタ103はオフ状態となる。するとPMOSトランジスタ101を介し定電流電源回路122から定電流が接続端子133に寄生容量をチャージアップするように流れる。そして第1のノード107と第2のノード第2のノード109間に介設された抵抗素子113による電圧降下がNMOSトランジスタ105のしきい値電圧以上になると、NMOSトランジスタ105がオン状態となる。ディスクリート部200のPMOSトランジスタ201がオン状態であるから、最終的に接続端子133はほぼ高圧側の電源端子203に等しい電圧レベルとなる。このとき駆動信号出力端子123にはHレベルの信号が出力され、対応する表示セル行は消灯することになる。
【0024】
時点t4までの状態は時点t2におけるそれと同じである。すなわち制御信号入力端子205に入力する信号はHレベルを維持し、PMOSトランジスタ201は前のオフ状態を持続する。一方制御信号入力端子211に入力される信号はLレベルを維持するからNMOSトランジスタ207はオフ状態である。
【0025】
時点t4において、制御信号入力端子205に入力している信号がHレベルとなる。この結果PMOSトランジスタ205はオフ状態となる。この状態においては、駆動信号出力端子123と接続端子133はハイインピーダンス状態となる。次に、時点t5において、制御信号入力端子211に入力している信号がHレベルとなり、NMOSトランジスタ207はオン状態となる。この時、定電流電源回路122からPMOSトランジスタ101を経てNMOSトランジスタ207に定電流が流れているので、NMOSトランジスタ105はオン状態を持続する。また駆動信号出力端子123はかかるオン状態のNMOSトランジスタ105と接続端子133とNMOSトランジスタ207とを経て低圧側電源端子209に接地されるので、最終的にはほぼGNDレベル(Lレベル)となる。
【0026】
制御信号入力端子135と制御信号入力端子137に入力される信号は、NMOSトランジスタ207がオン状態となる前に、接続端子133がHレベルになるように入力される。即ち、NMOSトランジスタ105はNMOSトランジスタ207がオン状態となる前に、オン状態となる一種のスイッチとして機能するものである。このとき、駆動信号出力端子123に対応する表示セル行が点灯することになる。
【0027】
NMOSトランジスタ207が充分にオン状態となり駆動信号出力端子123がほぼGNDレベル(Lレベル)となった状態で、即ち、時点t6において制御信号入力端子135にHレベルの信号が入力されると、PMOSトランジスタ101がオフ状態になる。続いて、制御信号入力端子137に入力される信号がHレベルに変化すると、NMOSトランジスタ103がオン状態になる。NMOSトランジスタ103のドレイン端子の電位はもともとNMOSトランジスタ207によりGNDレベル(Lレベル)とされているので、NMOSトランジスタ103のオン状態への遷移に応答してNMOSトランジスタ105は速く完全にオフ状態となる。このとき、駆動信号出力端子123はハイインピーダンス状態となる。そして、制御信号入力端子211に入力する信号がLレベルに変化することにより、NMOSトランジスタ207がオフ状態となる。この状態で制御信号入力端子205に入力する信号がLレベルに変化するとPMOSトランジスタ201がオン態となり、この結果駆動信号出力端子123にはほぼHレベルの信号が出力される。ここでPMOSトランジスタ201とNMOSトランジスタ207とは、双方が同時にオン状態となって貫通電流が流れないように、制御信号入力端子205および制御信号入力端子211からの入力信号によりそのオン状態への遷移が制御されている。
【0028】
なお図示の駆動回路において出力端子分離用ダイオード121はスイッチの機能を果たすものである。図2に示すようにこの例の基本構造ではn個のIC部100が1個のディスクリート部200に接続されている。いま仮に図中において一番右側のIC部100がHレベル信号を出力している状態で、その左側のIC部100がLレベル信号を出力しているとする。ここで出力端子分離用ダイオード121がないとすると、右側のハイの状態のIC部100から左側のロウの状態のIC部100に電流が流れて、本来ロウ状態であるべき左側のIC部100もハイ状態となってしまう。すなわちHレベル信号を出力することになり、左側のIC部100が誤動作することになる。かかる誤動作を防止すべく、各IC部100のディスクリート部200への接続部に逆流防止のための出力端子分離用ダイオード121が介設されているのである。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記のような構成の従来の駆動回路は、NMOSトランジスタ105が本来オフ状態であるべきときに実際にはオン状態となってしまうが故に、本来ならHレベル信号が出力されるタイミングにおいて駆動信号出力端子123にLレベル信号が出力される、という誤動作が発生するのである。以下この誤動作の発生について詳記する。
【0030】
レベル変換回路300にLレベル信号が入力されると制御信号入力端子135と制御信号入力端子137にはHレベル信号が入力され、PMOSトランジスタ101はオフ状態となりNMOSトランジスタ103はオン状態となる。この結果NMOSトランジスタ105の制御端子はオン状態のNMOSトランジスタ103を介して低圧側電源端子209に接続されてGNDレベル(Lレベル)となるので、NMOSトランジスタ105はオフ状態となる。この状態で制御信号入力端子211にHレベル信号が入力されると、NMOSトランジスタ207がオン状態となる。
【0031】
ここで制御信号入力端子135と制御信号入力端子137のHレベル信号入力に応じて駆動信号出力端子123にHレベル信号を出力させるには、NMOSトランジスタ105は上記のオフ状態を持続しなければならない。
【0032】
ところが実際には、NMOSトランジスタ103(オン状態)のソース端子から接続端子131を介してNMOSトランジスタ207のソース端子に至るまでのGNDラインは配線の関係上充分短くすることができない。この故に該ラインはある程度のインピーダンス(Z)を有することになる。したがってこのGNDラインに電流が流れるとNMOSトランジスタ207のソース端子に対してNMOSトランジスタ103のソース端子は電位差を持つことになる。
【0033】
いまここで1個の駆動回路が64個の駆動信号出力端子123を有しているとする。すると64個の駆動信号出力端子123の状態などにより、NMOSトランジスタ103のソース端子からNMOSトランジスタ207のソース端子までの配線(GNDライン)に50mAの電流が流れ、かつGNDラインのインピーダンス(Z)が仮に10Ωであるとすると、上記の電位差は0.5Vにもなる。
【0034】
上記のようにインピーダンス(Z)が存在することにより、GNDラインで充分に電流を吸収できずに電位差が生じ、抵抗素子113を通じても電流が流れ、NMOSトランジスタ105の制御端子とソース端子間にも電位差が生じてくることになる。この電位差がNMOSトランジスタ105のしきい値電圧を越えるとNMOSトランジスタ105がオン状態となる。したがって本来Hレベル信号が出力されるべき駆動信号出力端子123にはLレベル信号が出力されることになり、誤動作となる。
【0035】
GNDライン上のインピーダンス(Z)により上記のような電位差を生じさせる要因の一つとして、NMOSトランジスタ207のノイズ・リンキングなどにより、より低い電位に引き下げられることなどが考えられる。
【0036】
接続端子133をGND電位より低い電位にするために、NMOSトランジスタ207のソース端子をGND電位以下にすると、そのGNDからNMOSトランジスタ103のバックゲート・ダイオード(寄生)を通して接続端子133に電流が流れ、NMOSトランジスタ105をオン状態としてしまい、上記と同様に駆動信号出力端子123にはHレベルではなくLレベル信号が出力されてしまうという誤動作が発生する。
【0037】
上記のような従来技術の現状に鑑みてこの発明の目的は、GNDラインに電流が流れることに起因する誤動作を確実に予防することにある。
【0038】
【課題を解決するための手段】
このためこの発明においては、高圧側電源端子と駆動信号出力端子との間に電気的に接続されている第1のトランジスタと、第1のノードと低圧側電源端子との間に電気的に接続されている第2のトランジスタと、上記高圧側電源端子と第2のノードとの間に電気的に接続されている第3のトランジスタと、第3のノードと上記低圧側電源端子との間に電気的に接続されている第4のトランジスタと、駆動信号出力端子と上記第1のノードとの間に電気的に接続されてかつその制御端子が上記第2のノードに電気的に接続されている第5のトランジスタと、上記第1のノードと第2のノードとの間に電気的に接続された抵抗素子とを設け、上記第3と第4のトランジスタとが互いに相補的に導通して上記第5のトランジスタの導通を制御し、上記第2のノードと低圧側電源端子との間に整流素子を低圧側電源端子から第2のノードへの電流の流れを阻止する向きに電気的に接続したことを要旨とする。
【0039】
【作用】
例え第2のノードから第1のノードへの抵抗素子113を介して電流が流れようとしてもダイオード401に阻まれて抵抗素子113には電流が流入しない。したがってNMOSトランジスタ105の制御端子、ソース端子間に電位差が生じないのでNMOSトランジスタ105はオフ状態を持続する。この結果制御信号入力端子135、制御信号入力端子137に入力されたHレベルの信号に対応して駆動信号出力端子123にHレベルの信号が出力されることになり、誤動作が起きないのである。
【0040】
【実施例】
図5に示すのはこの発明の駆動回路の第1の実施例であって図1に示す基本構成を有した駆動回路に応用されたものである。図中において図1の駆動回路と実質的に同じ作用、機能を有する要素については同一の参照数字、符号を付して表示する。まず基本的な構成部分を説明する。
【0041】
この例の場合該駆動回路はn個のIC部100とディスクリート部200とから構成されている。すなわちディスクリート部200に対してn個のIC部100が並列に接続されている。
【0042】
ディスクリート部200は、プルアップ用のトランジスタ201と、プルダウン用のトランジスタ207を有しており、プルアップ用のPMOSトランジスタ201(第1のトランジスタ)はその制御端子が制御信号入力端子205に接続されて、図示しない制御ユニットからの第1の制御信号を受ける。またそのソース端子は高圧側の電源端子203(第1の電源端子:VH)に接続され、ドレイン端子はIC部100の接続端子127に接続されている。
【0043】
プルダウン用のNMOSトランジスタ207(第2のトランジスタ)はその制御端子が制御信号入力端子211に接続されて、図示しない制御ユニットからの第2の制御信号を受ける。またそのソース端子は低圧側電源端子209(第2の電源端子:GND)に接続され、ドレイン端子はIC部100の接続端子133に接続されている。
【0044】
したがって図2に示すようにこの駆動回路回路例ではn個のIC部100がディスクリート部200のPMOSトランジスタ201とNMOSトランジスタ207との間に並列に接続されている。
【0045】
各IC部100には3個のトランジスタ、すなわちPMOSトランジスタ101(第3のトランジスタ)とNMOSトランジスタ103(第4のトランジスタ)とNMOSトランジスタ105(第5のトランジスタ)とが設けられている。またNMOSトランジスタ105のソース端子側には第1のノード107が、PMOSトランジスタ101のドレイン端子側には第2のノード109が、NMOSトランジスタ103のドレイン端子側には第3のノード111が、それぞれライン上に設けられている。
【0046】
さらにIC部100には合計8個の入出力端子が設けられている。すなわち駆動信号出力端子123と接続端子125と接続端子127と接続端子131と接続端子133と制御信号入力端子135と制御信号入力端子137がそれである。このうち駆動信号出力端子123はこの発明の駆動回路により駆動される表示パネルの対応する表示セル行に接続されている。また、制御信号入力端子135,137は後記のレベル変換回路の出力端子にそれぞれ接続されている。さらに前記のように接続端子127はディスクリート部200のPMOSトランジスタ201に、接続端子133はNMOSトランジスタ207に、それぞれ接続されている。
【0047】
PMOSトランジスタ201のドレイン端子は接続端子127を経て駆動信号出力端子123に接続されており、駆動信号出力端子123と接続端子127との間には出力端子分離用のダイオード117が介設されている。また高圧側の電源端子203は接続端子129に接続されており、駆動信号出力端子123と接続端子129との間にはクランプ用ダイオード119が介設されている。なお駆動信号出力端子123は前記のようにこの発明の駆動回路により駆動される表示パネルの対応する表示セル行に接続されている。
【0048】
前記のPMOSトランジスタ101は第2のノード109と高圧側の電源端子203との間に介設されている。すなわちそのソース端子は接続端子125を介して高圧側の電源端子203に、制御端子は制御信号入力端子135に、ドレイン端子は第2のノード109にそれぞれ接続されている。なおPMOSトランジスタ101と接続端子125との間には定電流電源回路122が介設されている。
【0049】
前記のNMOSトランジスタ103は第3のノード111と低圧側電源端子209との間に介設されている。すなわちそのドレイン端子は第3のノード111に、制御端子は制御信号入力端子137に、ソース端子は接続端子131を介して低圧側電源端子209にそれぞれ接続されている。なお制御信号入力端子135と制御信号入力端子137とは後記するレベル変換回路300のそれぞれ対応する出力端子に接続されている。
【0050】
前記のNMOSトランジスタ105は第1のノード107と駆動信号出力端子123との間に介設されている。すなわちそのドレイン端子は駆動信号出力端子123に、制御端子は第2のノード109に、ソース端子は第1のノード107にそれぞれ接続されている。
【0051】
NMOSトランジスタ105のソース端子と第2のノード109との間にはNMOSトランジスタ105のゲード保護用のツェナーダイオード115が介設されている。また第1のノード107と第2のノード109との間にはNMOSトランジスタ105のゲートバイアス用の抵抗素子113が介設されている。さらに第1のノード107と接続端子133との間には出力端子分離用のダイオード121が介設されている。
【0052】
上記の駆動回路は前述の図3に示すようなレベル変換回路300に入力側を接続されている。この変換回路は1個のトランジスタと1個のインバータと2個の抵抗素子を含んでなるものである。またこの回路には5個の端子309,315,311,313,317が設けられている。
【0053】
図5に示すようにこの実施例の場合には、第2のノード109と第3のノード111との間に逆電流ブロック用の整流素子としてダイオード401が介設されている。すなわちこのダイオード401のカソード端子はNMOSトランジスタ103のドレイン端子に接続され、アノード端子はPMOSトランジスタ101のドレイン端子に接続されている。
【0054】
上記の構成の場合には、電源端子209がGND電位よりも低くなり、NMOSトランジスタ103のソース端子とNMOSトランジスタ207のソース端子との間の配線(GNDライン)のインピーダンス成分により接続端子133と接続端子131との間に電位差が生じて上記GNDラインに電流が流れようとしてもダイオード401に阻まれて抵抗素子113には電流が流入しない。したがってNMOSトランジスタ105の制御端子、ソース端子間に電位差が生じないのでNMOSトランジスタ105はオフ状態を持続する。この結果制御信号入力端子135、制御信号入力端子137に入力されたHレベルの信号に対応して駆動信号出力端子123にもHレベルの信号が出力されることになり、誤動作が起きないのである。
【0055】
図6に示すのはこの発明の第2の実施例であって、この実施例の場合には、NMOSトランジスタ103と接続端子131との間に逆電流ブロック用の整流素子としてダイオード401が介設されている。すなわちこのダイオード401のカソード端子は接続端子131に接続され、アノード端子はNMOSトランジスタ103のソース端子に接続されている。
【0056】
上記の構成の場合にも前の実施例と同様に、例えGNDラインに電流が流れようとしてもダイオード401に阻まれて抵抗素子113には電流が流入しない。したがってNMOSトランジスタ105の制御端子、ソース端子間に電位差が生じないのでNMOSトランジスタ105はオフ状態を持続する。この結果制御信号入力端子135、制御信号入力端子137に入力されたHレベルの信号に対応して駆動信号出力端子123にもHレベルの信号が出力されることになり、誤動作が起きないのである。
【0057】
通常表示パネルの輝度制御は駆動回路からの出力信号のパルス数(単位時間当たり)で行っている(パルス変調)。ところがこのパルス数には限度があるので、パルス変調による輝度制御にも限界がある。したがってパルス変調に加えて、駆動回路からの出力信号の電圧を変えてやることが行われている(電圧変調)。
【0058】
さて図6に示す実施例の場合には駆動信号出力端子123にはHレベル信号(電圧:VH)とLレベル信号(電圧:GND)の2種類の電圧の信号が出力される。図6の実施例においてはIC部100の接続端子131とNMOSトランジスタ207のソース端子が接続されている低圧側電源端子209とが同じ電位であるという考え方である。ところが実際にはインピーダンス(Z)の存在の故にGNDラインで電圧降下が発生するから、IC部100の接続端子131とNMOSトランジスタ207のソース端子が接続されている低圧側電源端子209とは同じ電位ではないのである。したがってNMOSトランジスタ207のソース端子側には低圧側電源端子209でなく、別の電位を持ってきてもよいという考え方が成り立つ。
【0059】
このような考え方に基づいて構成されたのが図7に示す実施例である。すなわち図6の実施例における低圧側電源端子209に代えて2個の電源端子507,509(電圧:V1、V2)を用いている。
【0060】
すなわちIC部100の接続端子133に対してトランジスタ501とトランジスタ503とがノード511を介して並列に接続されており、トランジスタ501は低圧側の電源端子507(電圧:V1>V2)にトランジスタ503は低圧側の電源端子509(電圧:V2)にそれぞれ接続されている。またトランジスタ501とノード511との間にはダイオード505が介設されていて、電源端子507(V1)から電源端子509(V2)への電流の逆流を阻止している。なおトランジスタ501の制御端子は制御信号入力端子211へ、トランジスタ503の制御端子は制御信号入力端子213へそれぞれ接続されている。
【0061】
以上のような構成とすることにより図7に示す実施例の場合には、高圧側の電源端子203の電圧(VH)と低圧側の電源端子507の電圧(V1)と低圧側の電源端子509の電圧(V2)との3種類の電圧の信号が駆動信号出力端子123に出力され得るのである。
【0062】
なおこの実施例の場合にも図5に示す構成と同様に、ダイオード401は第2のノード109と第3のノード111との間に介設され、例えGNDラインに電流が流れても第2のノード109には電流が流入しないように阻止する。また図示の例ではLレベル側に2個の電源を設けたが、必要に応じてさらに電圧の異なる電源を増加してもよい。
【0063】
ところで図5に示す構成の場合、NMOSトランジスタ105からNMOSトランジスタ103に電流が流れるとフォワード電圧が生じるが、これはツェナーダイオード115による電圧降下とダイオード401による電圧降下の和となる。このように2段階の電圧降下があることによりNMOSトランジスタ105がオフ状態となるのが遅れるという問題がある。
【0064】
図8に示す実施例はこのような問題に対処するものである。すなわち第1のノード107とNMOSトランジスタ103との間にダイオード601を介設してある。すなわちダイオード601のアノード端子は第1のノード107に、カソード端子はNMOSトランジスタ103のドレイン端子にそれぞれ接続されている。このような構成とするとNMOSトランジスタ105からNMOSトランジスタ103までの電圧降下が1段階となるので、それだけNMOSトランジスタ105がオフ状態となるのが早くなる。
【0065】
つぎに図9にこの発明の駆動回路の第5の実施例を示すが、この実施例は図7に示す実施例と同じ考え方のものであって、駆動信号出力端子にLレベル側としてGNDの電圧の信号を出力する代わりに、GNDの電圧よりも低いV1(V1<GND)の電圧の信号を出力しようとするものである。
【0066】
この実施例の駆動回路は原理的にはMOSトランジスタのソースフォロアを利用したトーテンポール回路であって、5個のトランジスタ701〜709と、3個の抵抗素子723〜727とを含んでなるものである。
【0067】
NMOSトランジスタ701の制御端子は制御信号入力端子717に接続されている。該制御信号入力端子717はさらにインバータ719を介して、NMOSトランジスタ703の制御端子と制御回路901に接続されている。この制御回路901は、ノード731に接続されると共に、NMOSトランジスタ709の制御端子にも接続されている。NMOSトランジスタ701とNMOSトランジスタ703のソース端子は低圧側の電源端子715(GND)に、NMOSトランジスタ709のソース端子はノード731を介して低圧側の電源端子713(電圧:V1)に接続されている。
【0068】
NMOSトランジスタ701のドレイン端子は抵抗素子723と抵抗素子725とを介して高圧側の電源端子711に接続されている。
【0069】
PMOSトランジスタ705の制御端子は抵抗素子723と抵抗素子725との接続中点であるノード733に接続されており、そのソース端子は高圧側の電源端子711に接続されている。PMOSトランジスタ705のドレイン端子は、NMOSトランジスタ707の制御端子に接続され、さらにノード737およびダイオード721を介してNMOSトランジスタ703のドレイン端子に接続されている。
【0070】
NMOSトランジスタ707のドレイン端子は高圧側の電源端子711に接続されている。またそのソース端子はノード739を介して駆動信号出力端子735およびNMOSトランジスタ709のドレイン端子に接続されている。尚、ノード739とノード737との間には電圧降下用の抵抗素子727が介設されている。
【0071】
以上の構成においてダイオード721は図5の実施例におけるダイオード401と同様に逆電流ブロック用の整流素子として機能するものである。
【0072】
つぎに上記構成の駆動回路の動作について説明する。制御信号入力端子717にLレベルの信号が入力されると、NMOSトランジスタ701はオフ状態となる。この信号はインバータ719で反転されてHレベルの信号となってNMOSトランジスタ703の制御端子に入力され、NMOSトランジスタ703はオン状態となる。該Hレベルの信号は制御回路709にも入力され、この制御回路709からHレベルの信号がNMOSトランジスタ709の制御端子に入力され、NMOSトランジスタ709はオン状態となる。一方PMOSトランジスタ705はオフ状態となり、これに応じてNMOSトランジスタ707がオフ状態となる。この結果、駆動信号出力端子735にはLレベルの信号(電圧:V1)が出力される。
【0073】
ここで、ダイオード721により逆電圧が掛るので、抵抗素子727には電流は流れず、NMOSトランジスタ707はオフ状態を維持する。
【0074】
ついで制御信号入力端子717にHレベルの信号が入力されると、NMOSトランジスタ701はオン状態となる。この信号はインバータ719で反転されてLレベルの信号となってNMOSトランジスタ703の制御端子に入力され、NMOSトランジスタ703はオン状態となる。該Lレベルの信号はさらに制御回路901に入力され、この制御回路901からLレベルの信号がNMOSトランジスタ709に入力され、NMOSトランジスタ709はオフ状態となる。一方PMOSトランジスタ705はオン状態となり、これに応じてNMOSトランジスタ707はオン状態となる。この結果、駆動信号出力端子735にはHレベルの信号(電圧:VH)が出力される。
【0075】
【発明の効果】
第1の実施例によれば、接続端子131から抵抗素子113を介して接続端子133に電流が流れようとしてもダイオード401に阻まれて抵抗素子113には電流が流入しない。したがってNMOSトランジスタ105の制御、ソース端子間に電位差が生じないのでNMOSトランジスタ105はオフ状態を持続する。この結果、制御信号入力端子135、制御信号入力端子137に入力されたHレベルの信号に対応して駆動信号出力端子123にHレベルの信号が出力されることになり、誤動作が起きない。
【0076】
図6に示すのはこの発明の第2の実施例であって、この実施例の場合には、NMOSトランジスタ103のソース端子と接続端子131との間に逆電流ブロック用の整流素子としてダイオード401が介設されている。すなわちこのダイオード401のカソード端子は接続端子131に接続され、アノード端子はNMOSトランジスタ103のソース端子に接続されている。
【0077】
この発明によれば、例え接続端子131から抵抗素子113を介して接続端子133に電流が流れようとしても整流素子であるダイオードに阻まれて抵抗素子113には電流が流入しない。したがってNMOSトランジスタ105の制御端子、ソース端子間に電位差が生じないのでNMOSトランジスタ105はオフ状態を持続する。この結果、制御信号入力端子に入力されたHレベルの信号に対応して駆動信号出力端子にHレベルの信号が出力されることになり、誤動作が起きない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の表示パネル駆動回路の代表例の構成を示す回路図である。
【図2】同じくその全体的構成を示すブロック線図である。
【図3】図1の駆動回路に用いられるレベル変換回路の一構成例を示す回路図である。
【図4】図1の駆動回路の動作の一例を示すタイミングチャートである。
【図5】この発明の駆動回路の第1の実施例の構成を示す回路図である。
【図6】この発明の駆動回路の第2の実施例の構成を示す回路図である。
【図7】この発明の駆動回路の第3の実施例の構成を示す回路図である。
【図8】この発明の駆動回路の第4の実施例の構成を示す回路図である。
【図9】この発明の駆動回路の第5の実施例の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
100 IC部
200 ディスクリート部
300 レベル変換回路
201 PMOSトランジスタ
207 NMOSトランジスタ
101 PMOSトランジスタ
103 NMOSトランジスタ
105 NMOSトランジスタ
135 制御信号入力端子
137 制御信号入力端子
203 高圧側電源端子
211 制御信号入力端子
213 制御信号入力端子
311 制御信号入力端子
313 制御信号入力端子
317 低圧側電源端子

Claims (5)

  1. 高圧側電源端子と駆動信号出力端子との間に電気的に接続されている第1のトランジスタと、第1のノードと低圧側電源端子との間に電気的に接続されている第2のトランジスタと、上記高圧側電源端子と第2のノードとの間に電気的に接続されている第3のトランジスタと、第3のノードと上記低圧側電源端子との間に電気的に接続されている第4のトランジスタと、駆動信号出力端子と上記第1のノードとの間に電気的に接続されてかつその制御端子が上記第2のノードに電気的に接続されている第5のトランジスタと、上記第1のノードと第2のノードとの間に電気的に接続された抵抗素子とを有しており、上記第3と第4のトランジスタとが互いに相補的に導通して上記第5のトランジスタの導通を制御し、上記第2のノードと低圧側電源端子との間に整流素子が低圧側電源端子から第2のノードへの電流の流れを阻止する向きに電気的に接続されていることを特徴とする表示パネルの駆動回路。
  2. 前記整流素子が第2のノードと第4のトランジスタとの間に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記整流素子が第4のトランジスタと低圧側電源端子との間に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  4. 低圧側電源端子が互いに並列に接続された異なる電圧の2個以上の電源端子から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  5. 第1のノードと第3のノードとの間にはさらなる整流素子が第3のノードから第1のノードへの電流の流れを阻止する向きに電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
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