JP2000265921A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JP2000265921A
JP2000265921A JP11067835A JP6783599A JP2000265921A JP 2000265921 A JP2000265921 A JP 2000265921A JP 11067835 A JP11067835 A JP 11067835A JP 6783599 A JP6783599 A JP 6783599A JP 2000265921 A JP2000265921 A JP 2000265921A
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valve
coil
coils
fuel injection
circuit
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Tatsuya Ando
竜弥 安藤
Makoto Koizumi
眞 小泉
Yoshiyuki Tanabe
好之 田辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、二つのコイルを用いる安価な
燃料噴射装置において、あらゆるパルス幅において閉弁
の遅れを一定に保ち、パルス幅と噴射量との間の比例関
係がよく成り立つ燃料噴射装置を提供することにある。 【解決手段】上記目的を達成するために、本発明の燃料
噴射装置は、電源を独立に制御できる第1,第2の二つ
のコイルをそなえ、開弁から閉弁までの間に、第1及び
第2のコイルの電源が同時に遮断される時間が存在する
ように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの電磁式燃
料噴射装置に係り、とくに筒内噴射ガソリンエンジンに
用いるのに好適な燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】噴射口が開いている時間によって燃料の
噴射量を制御する方式の燃料噴射装置においては、燃料
の噴射量の制御性を確保するために、噴射装置の制御装
置が出す制御信号のパルス幅と噴射量との間に比例関係
が成り立つことが要求され、この比例関係の成立性が燃
料噴射装置の性能を決定する一つの要素となっている。
この性能を向上させるために、できる限り短いパルス幅
まで比例関係を持たせるため、弁の開閉の応答性をなる
べく向上させることが挙げられる。即ち、制御装置のパ
ルスに対する弁の挙動の遅れをなるべく小さくすること
が必要である。また、あらゆるパルス幅に対して、弁体
の応答の遅れが一定となることが必要である。
【0003】弁体の開弁時の応答性を上げるため、弁体
の駆動にコイルが発生する磁気吸引力を用いる電磁式燃
料噴射装置では、昇圧回路により昇圧された高電圧をコ
イルに与える方法が広く用いられている。また、特願平
9−170498 号には、コイルの巻き数とコイルに流れる電
流との積で与えられる起磁力の時間変化が大きい第1の
コイルと、この第1のコイルよりも起磁力の変化が小さ
い第2のコイルとを有し、開弁の初期段階では第1及び
第2の両コイルに同じ向きに磁界が発生するように電圧
を印加し、その後、第2のコイルのみに電圧を印加する
ように制御する燃料噴射装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の方法によると、高電圧を用いる方法では、昇圧回
路の値段が高いという問題がある。また、二つのコイル
を用いる方法では、昇圧回路によらずに開弁時の応答性
を上げることができる利点がある一方、主に第2のコイ
ルのインダクタンス,渦電流,磁気余効などの原因によ
って、開弁してから閉弁するまでの間にコイルが弁体に
及ぼす磁気吸引力が増加を続けるため、噴射パルス幅が
大きくなると閉弁の遅れが大きくなってしまい、パルス
幅と燃料噴射量との間の比例関係が崩れるという問題が
ある。
【0005】本発明の目的は、二つのコイルを用いる安
価な燃料噴射装置において、あらゆるパルス幅において
閉弁の遅れを一定に保ち、パルス幅と噴射量との間の比
例関係が良く成り立つ燃料噴射装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の燃料噴射装置は、電源を独立に制御できる
第1,第2の二つのコイルをそなえ、開弁から閉弁まで
の間に、第1及び第2のコイルの電源が同時に遮断され
る時間が存在するように制御される。具体的には、開弁
の初期段階では第1及び第2の両コイルに同じ向きに磁
界が発生するように電圧を印加し、その後一定の時間両
コイルの電源を遮断し、続けて第2のコイルのみに電圧
を印加する。あるいは、開弁の初期段階では第1のコイ
ルのみに電圧を印加し、その後一定の時間両コイルの電
源を遮断し、続けて第2のコイルのみに電圧を印加す
る。
【0007】本発明によれば、渦電流および磁気余効に
よる吸引力の増加を押さえ、吸引力および閉弁の遅れを
一定の値とすることができ、パルス幅と燃料噴射量との
間に比例関係が良く成り立つ燃料噴射装置とすることが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1(a)は本発明の燃料噴射装置本
体であり、図1(b)は本発明の第一の実施例に用いる
制御方法である。また、図2は燃料噴射装置の二つのコ
イルと制御回路との関係を示した図である。図3は筒内
噴射ガソリンエンジンの概略を示す図である。
【0009】初めに、図3を用いて筒内噴射ガソリンエ
ンジンの動作を説明する。筒内噴射ガソリンエンジンの
基本動作は、通常の4サイクルガソリンエンジンと同様
に、吸気・圧縮・爆発・排気の行程を経る。しかし、吸
気弁1から導入されるのは空気のみであり、燃料である
ガソリンは圧縮過程と爆発過程の間の一瞬に、燃料噴射
装置2からシリンダ3の内部に直接噴射される。このよ
うに筒内噴射ガソリンエンジンの燃料噴射装置は、短い
時間に必要な量の燃料を、正確に高圧のシリンダ3の内
部に噴射する役割を持つ。
【0010】次に、本発明の第一の実施例における燃料
噴射装置2の動作について、図1及び図2を用いて説明
する。図1(a)に示すように、電磁式燃料噴射装置は
磁気回路として、磁束の発生源となる第一のソレノイド
コイル4および第二のソレノイドコイル5,装置全体を
覆うケースに相当するヨーク6,ソレノイドコイル4お
よび5の内側にあり燃料通路としての機能を持つコア
7、およびノズル部8の内部で往復擦動可能な弁体9と
をそなえる。
【0011】弁体9と直接接合されているボール弁10
は、通常はスプリング11により弁座12に押し付けら
れており、弁は閉じている。コントロールユニット13
が開弁信号を発生すると、信号線20に電圧が投入され
る。この開弁信号を受け取って、第一のコイル4を駆動
する第一の駆動回路14および第二のコイル5を駆動す
る第二の駆動回路15がそれぞれのコイルに電圧を印加
する。
【0012】これにより、主にヨーク6,コア7,弁体
9を経路とする磁束が発生する。この磁束による吸引力
がスプリング11の力を上回ると、弁体9はコア7の側
へ引き寄せられる。これによりボール弁10が弁座12
から離れ、開弁する。開弁されると給油口16から供給
される高圧の燃料はコア7の内部、ノズル部8の内部を
通って噴射口よりエンジンのシリンダ3内に直接噴射さ
れる。弁体9の移動距離は弁体側位置決め部材17が、
ヨーク6およびノズル部8の間に固定された位置決め部
材18に当接することにより決められる。
【0013】図1(b)に示すように、コントロールユ
ニット13からの開弁信号が発生してt1秒後に、第一
の駆動回路14および第二の駆動回路15は二つのコイ
ルへの電源(電圧)を同時にt2秒間遮断し、渦電流が
減衰するのを待つ。これにより起磁力が低下し、磁気余
効によって吸引力が遅れて立ち上がるのを防ぐことがで
き、以降の時間の吸引力を一定値に保つことができる。
一例として、t1はボール弁10が弁座12を離れる時
刻をもとに、t2は渦電流減衰の緩和時間をもとに決め
ることができる。その後、第二の駆動回路15のみが第
二のコイル5に電圧を印加し、開弁信号が停止するまで
継続される。
【0014】開弁信号が停止すると、この際発生する渦
電流,磁気余効による遅れを伴って磁気吸引力が低下
し、弁体9はスプリング11の力によって押し戻され、
ボール弁10が弁座12に当接し、閉弁する。既に述べ
たように、弁体の吸引力は一定に保たれているから、閉
弁の際の遅れはあらゆる噴射パルス幅に対して一定に保
たれる。コントロールユニット13から開弁信号が出さ
れている間、燃料噴射装置は燃料を噴射しつづける。こ
れにより、開弁時間による燃料噴射量制御が可能とな
る。
【0015】図2に示した第一の駆動回路14および第
二の駆動回路15は、第一のコイルへの通電時間t1お
よび電源遮断時間t2を計測する必要があるが、この方
法としては、一定時間が測定できればどのような方法で
もかまわない。ここでは、第二の駆動回路15について
三つの回路を例にとり、その動作を具体的に説明する。
以降、論理回路の動作を説明するため、信号線に電圧の
かかった状態をON、電圧のかかっていない状態をOF
Fと表記する。
【0016】第一の回路例を図10に示す。第二の駆動
回路15は、第一のコイル4への駆動信号がOFFにな
ってからt2秒間、第二のコイルへの駆動信号をOFF
にする機能が必要である。図10の回路例は、時間t2
の計測にコイルの充電時間を用いた方法である。
【0017】開弁初期の段階ではコントロールユニット
13が発生する開弁信号と、第一の駆動回路14が第一
のコイル4へ与える制御信号は両方ONとなっている。
従って、信号線20および信号線21がON、OR回路
48の出力である信号線31がONとなり、その後段の
AND回路29がONとなる。すなわち第二のコイル5
は通電状態である。
【0018】その後、開弁信号がONのまま第一のコイ
ル4への制御信号がOFFとなり、信号線20がON、
信号線21がOFFとなると、NOT回路22によって
信号線23および24はONとなるが、接地されている
コンデンサ25が充電されるまでの時間、信号線26は
OFFのままである。従って、AND回路27の出力で
ある信号線28と、その後段にあるAND回路29の出
力である信号線30は、コンデンサ25が充電されるま
での時間OFFであり、その後ONに切り替わる。ゆえ
に、コンデンサの充電時間をt2にあわせることによ
り、図10の回路例はコンデンサの充電時間を用いた制
御となっている。
【0019】第二の回路例を図11に示す。この回路
は、t2の計測にコンデンサの放電時間を用いた方法で
ある。開弁初期の段階では、コントロールユニット13
が発生する開弁信号と第一の駆動回路14が第一のコイ
ル4へ与える駆動信号は共にONである。このとき信号
線49はONであるから、OR回路32の出力である信
号線33はONである。また、信号線20もONのた
め、AND回路35の出力である信号線36はONとな
り、第二のコイル5は通電状態である。
【0020】その後、開弁信号がONのまま第一のコイ
ル4への制御信号がOFFとなり、信号線49,37お
よび38がOFFとなるが、コンデンサ39が放電する
までの時間、信号線40はONのままである。したがっ
て、NOR回路41の出力である信号線42と、その後
段にあるOR回路32の出力である信号線33、さらに
後段にあるAND回路35の出力である信号線36は、
コンデンサ39が放電するまでの間はOFFであり、そ
の後ONに切り替わる。ゆえに、コンデンサの放電時間
をt2に合わせることにより、図11の回路例はコンデ
ンサの放電時間を用いた制御となっている。
【0021】第三の回路例を図12に示す。この回路
は、t2の計測に発振器とカウンタ回路を用いた方法で
ある。開弁初期の段階では、信号線20と信号線44は
共にONであり、AND回路47の出力である信号線4
5はONである。その後、開弁信号がONのまま第一の
コイル4への制御信号がOFFになると、カウンタ回路
46に対してリセット信号が送られる。リセット信号を
受け取ってからt2秒間に相当する回数をカウンタ回路
46が計数するまで、カウンタ回路46は信号線44を
OFFにし、その後再びONにする。信号線44がOF
Fの間、AND回路47の出力である信号線45はOF
Fとなるため、図12の回路は発振器とカウンタを用い
た制御となっている。
【0022】この実施例では、図1(b)のように第一
のコイルの電源を遮断すると同時に第二のコイルの電源
も遮断したが、実際には電源の遮断は同時である必要は
なく、時間的に前後にずれを伴っても良い。
【0023】図4に従来の制御方法を、図5にその際二
つのコイルに流れる電流波形の解析例を、図6にその際
にコイルの発生する起磁力の総和と磁気吸引力の相対値
の解析例を示す。また、図7に第一の実施例の制御をし
た場合の、コイルの発生する起磁力の総和と磁気吸引力
の相対値の解析例を示す。図6に示すように、従来の制
御方法では時間とともに磁気吸引力が増加して行く傾向
があるが、図7に示すように、第一の実施例の制御を行
った場合、磁気吸引力が広い範囲にわたって一定となる
ことが判る。
【0024】図8は本発明の第二の実施例の制御方法
を、図9はその際の起磁力の総和と磁気吸引力の相対値
の解析例を示す。この例では、コントロールユニット1
3からの開弁信号が発生すると、第一の駆動回路のみが
第一のコイルに電圧を印加する。t1秒後に第一のコイ
ルの電源が遮断され、t2秒間渦電流の減衰を待った
後、第二の駆動回路が第二のコイルに電圧を印加する。
これにより、第一の実施例と同じように、起磁力が下が
り、磁気余効によって吸引力が遅れて立ち上がるのを防
ぐことができる。この結果、閉弁の際の遅れはあらゆる
噴射パルス幅に対して一定となる。
【0025】第二の実施例についても、第一および第二
の駆動回路15は一定時間が測定できればどのような方
法でも良い。ここでは、以下の三つの例を説明する。
【0026】図13はコンデンサの充電時間を用いた方
法である。この回路は、図10の回路からOR回路48
を取り除いたものであり、開弁初期の段階で第二のコイ
ル5に通電されないという動作以外は図10とまったく
同じである。図14はコンデンサの放電時間を用いた方
法である。この回路は、図11の回路からOR回路32
を取り除いたものであり、開弁初期の段階で第二のコイ
ル5に通電されないという動作以外は図11とまったく
同じである。また、図12に示したような回路構成で、
カウンタ回路にリセット信号が入力される以前は信号線
44をOFFにするようにしておけば、発振器とカウン
タ回路を用いた制御も可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、二つのコイルの電源が
同時に遮断される時間帯を設けて渦電流の減衰を待つこ
とで、渦電流と磁気余効による吸引力の増加を防ぎ一定
の値とすることができるため、あらゆる噴射パルス幅に
対して閉弁の遅れを一定にすることができ、パルス幅と
燃料噴射量との間に比例関係の成り立つ性能の高い燃料
噴射装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す図で、(a)は燃
料噴射装置本体の概略断面図を、(b)はコイルの制御
信号をそれぞれ示す。
【図2】本発明の実施例における燃料噴射装置のコイル
とその駆動回路及びコントロールユニットの概略構成
図。
【図3】筒内噴射ガソリンエンジンの概略断面図。
【図4】従来のコイルの制御信号を示す図。
【図5】従来のコイルに流れる電流の一例を示す図。
【図6】従来のコイルの起磁力の総和と磁気吸引力の相
対値の解析例を示す図。
【図7】本発明の第一の実施例におけるコイルの起磁力
の総和と磁気吸引力の相対値の解析例を示す図。
【図8】本発明の第二の実施例のコイルの制御信号を示
す図。
【図9】本発明の第二の実施例におけるコイルの起磁力
の総和と磁気吸引力の相対値の解析例を示す図。
【図10】本発明の第一の実施例における第二のコイル
をコンデンサの充電時間によって制御する回路の例。
【図11】本発明の第一の実施例における第二のコイル
をコンデンサの放電時間によって制御する回路の例。
【図12】本発明の第一の実施例における第二のコイル
を発振回路を用いて制御する回路の例。
【図13】本発明の第二の実施例における第二のコイル
をコンデンサの充電時間によって制御する回路の例。
【図14】本発明の第二の実施例における第二のコイル
をコンデンサの放電時間によって制御する回路の例。
【符号の説明】
1…吸気弁、2…燃料噴射装置、3…シリンダ、4…第
一のコイル、5…第二のコイル、6…ヨーク、7…コ
ア、8…ノズル部、9…弁体、10…ボール弁、11…
スプリング、12…弁座、13…コントロールユニッ
ト、14…第一の駆動回路、15…第二の駆動回路、1
6…給油口、17…弁体側位置決め部材、18…固定側
位置決め部材、19…噴霧、20,21,23,24,
26,28,30,31,33,34,36,37,3
8,40,42,43,44,45,49…信号線、2
2…NOT回路、25,39…コンデンサ、27,2
9,35,47…AND回路、32,48…OR回路、
41…NOR回路、46…カウンタ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 31/06 385 F16K 31/06 385A (72)発明者 田辺 好之 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 AD12 BA00 BA51 CC06U CC14 CC15 CC18 CD26 CE22 CE29 DA01 3G301 HA04 JA14 LB04 LC10 3H106 DA07 DA13 DA23 DB02 DB13 DB23 DB32 DC04 DC17 EE07 FB43 KK18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに独立に電圧の投入及び遮断が可能な
    二つのコイルを備え、これらのコイルが発生する電磁力
    により弁体を吸引し、この吸引力とそれに抗する力とに
    より弁体が往復して燃料の噴射口を開閉し、前記噴射口
    が開いている時間により燃料の噴射量を制御する燃料噴
    射装置において、 前記噴射口が開いてから閉じるまでの間に、前記二つの
    コイルの電圧が共に遮断されている時間が存在するよう
    に制御することを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、第1のコイルの電流を
    遮断するときに、第2のコイルの電流も遮断するように
    制御することを特徴とする燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、第1のコイルの電流を
    遮断してから一定時間後に、第2のコイルに電圧を投入
    するように制御することを特徴とする燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかにおいて、前記二
    つのコイルの電圧が共に遮断されている時間を決定する
    のに、コンデンサの充電時間を用いることを特徴とする
    燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3の何れかにおいて、前記二
    つのコイルの電圧が共に遮断されている時間を決定する
    のに、コンデンサの放電時間を用いることを特徴とする
    燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3の何れかにおいて、前記二
    つのコイルの電圧が共に遮断されている時間を決定する
    のに、発振回路を用いることを特徴とする燃料噴射装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177818A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Smc Corp 電磁弁駆動制御装置
CN104929831A (zh) * 2014-03-20 2015-09-23 通用汽车环球科技运作有限责任公司 带残余磁滞重置的致动器
CN109595107A (zh) * 2017-10-03 2019-04-09 通用汽车环球科技运作有限责任公司 用于确定电磁阀组件中磁通量和磁力的方法和装置

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