JP2001165014A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JP2001165014A
JP2001165014A JP34755599A JP34755599A JP2001165014A JP 2001165014 A JP2001165014 A JP 2001165014A JP 34755599 A JP34755599 A JP 34755599A JP 34755599 A JP34755599 A JP 34755599A JP 2001165014 A JP2001165014 A JP 2001165014A
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valve
fuel injection
movable core
injection device
valve closing
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Masahiro Okajima
正博 岡嶋
Satoru Asai
悟 浅井
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で閉弁応答性の高い燃料噴射装置を提供
する。 【解決手段】 ECUによる指示で開弁駆動パルスがオ
ンになると、第1のコイル部31に通電され、第1の固
定コア31が可動コア22を吸引し、ノズルニードル2
1が弁座13から離座して開弁する。開弁駆動パルスが
オフになるよりも時間TX前に、閉弁駆動パルスをオン
にすることにより、第2のコイル部42に通電され、第
2の固定コア41が可動コア22を吸引する閉弁吸引力
が発生し、閉弁開始後、速やかに閉弁方向の付勢力が増
大し、閉弁開始から終了までの時間遅れが小さくなっ
て、閉弁応答性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弁部材としてのノズルニードルを
電磁弁により弁座から離座ならびに弁座に着座させて燃
料の噴射量を制御する燃料噴射装置が知られている。図
7はこのような燃料噴射装置においてコイル部の駆動パ
ルスに対するノズルニードルのリフト量の経過を示した
特性図である。駆動パルスがオンになった後、リフト開
始から所定の時間遅れTOでノズルニードルはフルリフ
トに達し、駆動パルスがオフになった後、閉弁開始から
所定の時間遅れTCでノズルニードルのリフトがゼロ、
すなわち弁座に着座する。
【0003】燃料噴射装置による燃料噴射量は、駆動パ
ルスの通電時間により制御される。アイドル運転時など
低負荷時の燃料消費量を低減するため、最小噴射量をで
きるだけ小さくすることが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】燃料噴射装置の噴射性
能を駆動パルスの通電時間Tqと燃料噴射量との関係で
示したのが図8である。ノズルニードルがリフト開始か
らフルリフトまでの期間は、ノズル噴口部の開口面積が
一定でないため、Tqが小さくノズルニードルがフルリ
フトに達しない場合には、燃料噴射量が通電時間に対し
て直線性を有しない。直線性を有しない領域では、噴射
量の正確な制御は非常に困難であり、噴射が不安定とな
り、運転が安定しないという問題がある。
【0005】少ない噴射量でも直線性を有するようにす
るためには、電磁弁の開閉応答性を高め、開弁時または
閉弁時の時間遅れを短くする必要がある。電磁弁の開閉
応答性を高めるために、電荷を蓄積し大電流を流すため
のコンデンサを内蔵した駆動回路を有する燃料噴射装置
が知られているが、この駆動回路は非常に高価であるた
め、燃料噴射系のコストを低減することができない。
【0006】特開平6−129323に示すように、ソ
レノイドを有する駆動回路を2つ設け、より開弁応答性
を向上させる燃料噴射も知られているが、この燃料噴射
装置でも閉弁時の応答性は向上しないため、所望の最小
噴射量が実現できない場合があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、安価で閉弁応答性の高い燃料噴射
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
燃料噴射装置によれば、通電することにより第1の固定
コアを磁化し弁部材と一体に構成された可動コアを開弁
方向に吸引する第1のコイル部と、通電することにより
第2の固定コアを磁化し可動コアを閉弁方向に吸引する
第2のコイル部とを備える。そのため、例えばバッテリ
電圧駆動などコンデンサを有しない駆動回路であって
も、燃料噴射装置の閉弁応答性を向上させることができ
る。
【0009】本発明の請求項2記載の燃料噴射装置によ
れば、可動コア、第1の固定コア及び第2の固定コアを
囲む筒状ハウジングは軸方向に磁性材料と非磁性材料と
が交互に配置され、可動コアと第1の固定コアとの対向
部の外周位置及び可動コアと第2の固定コアとの対向部
の外周位置が非磁性材料で形成されている。そのため、
可動コアと固定コアとの対向部で軸方向に流れる磁束を
多くし、固定コアによる可動コアの吸引力を大きくする
ことができる。
【0010】本発明の請求項3記載の燃料噴射装置によ
れば、可動コアは外周に環状溝を有し、筒状ハウジング
は環状溝に対向する位置が非磁性材料で形成されている
ため、第1の固定コア側と第2の固定コア側とで磁束の
流れを独立させ、互いに及ぼす影響を低減することがで
きる。
【0011】本発明の請求項4記載の燃料噴射装置によ
ると、第1のコイル部への開弁保持の通電終了前に、第
2のコイル部への通電を開始する。そのため、閉弁時に
可動コアに加えられる閉弁方向の吸引力が大きくなり、
閉弁応答性が向上する。
【0012】本発明の請求項5記載の燃料噴射装置によ
ると、第1のコイル部への開弁保持の通電終了時に可動
コアへの開弁方向付勢力と閉弁方向付勢力が等しくなる
時期に、第2のコイル部への通電を開始する。そのた
め、閉弁開始後、閉弁方向付勢力が速やかに増大し、閉
弁応答性が向上する。
【0013】本発明の請求項6記載の燃料噴射装置によ
ると、第1のコイル部への開弁保持の通電終了以後に、
第2のコイル部への通電を開始する。そのため、第1の
コイル部への通電と第2のコイル部への通電の時期が重
複することがなく、第2のコイル部の吸引により開弁の
応答が遅くなるのを防ぎつつ、閉弁応答性を向上させる
ことができる。
【0014】本発明の請求項7記載の燃料噴射装置によ
ると、開弁から閉弁までの燃料噴射量が線形性を有する
範囲で所定値以下となる時期に、第2のコイル部への通
電を開始するため、少ない噴射量でも噴射量の正確な制
御が可能になる。
【0015】本発明の請求項8記載の燃料噴射装置によ
ると、閉弁行程において、弁部材が弁座に着座する前に
第2のコイル部への通電を終了するため、着座直前の弁
部材の移動速度が小さくなり、閉弁時に弁部材と弁座と
が衝突して発生する作動音を小さくすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による燃料噴射装置
としてのインジェクタ10の断面図を図1に示す。図示
しない高圧燃料供給ポンプからコモンレールに供給され
た高圧燃料は、コモンレール内の蓄圧室で一定の高圧に
蓄圧され、各気筒に配設されたインジェクタ10に供給
される。
【0017】円筒状のインジェクタ本体11の内部に燃
料通路12が形成され、弁部材としてのノズルニードル
21及びノズルニードル21と一体に軸方向に移動可能
で磁性材料により形成された可動コア22とが収容され
ている。ノズルニードル21の先端がインジェクタ本体
11の弁座13から離座することにより燃料噴口部14
を開口し、ノズルニードル21の先端が弁座13に着座
することにより燃料噴口部14を閉じる。
【0018】可動コア22の一方側の反燃料噴口部側に
は、第1の固定コア31が設けられており、第1のコイ
ル部32に通電することにより磁化され、可動コア22
を開弁方向に吸引する。可動コア22の他方側の燃料噴
口部側には、第2の固定コア41が設けられており、第
2のコイル部42に通電することにより磁化され、可動
コア22を閉弁方向に吸引する。可動コア22の一方側
には、可動コア22およびノズルニードル21を閉弁方
向に付勢するコイルスプリング24が設けられている。
【0019】可動コア22、第1の固定コア31及び第
2の固定コア41を囲むように形成された筒状ハウジン
グ50は、軸方向に磁性材料よりなる磁性部51と非磁
性材料よりなる非磁性部52とが交互に並んだ構成であ
り、可動コア22と第1の固定コア31との対向部分に
対応する位置および、可動コア22と第2の固定コア4
1との対向部分に対応する位置には、非磁性部52がく
るように構成されている。そのため、コイル部41、4
2に通電した時に可動コア22と固定コア31、41と
の対向部分近傍を流れる磁束は、固定コア31、41が
可動コア22を吸引する力に寄与する軸方向の流れが多
くなり、吸引力が向上して開弁および閉弁の応答性が良
くなる。
【0020】また、可動コア22は、軸方向中央位置の
外周に環状溝23が設けられており、筒状ハウジング5
0が可動コア22の環状溝23と対向する位置に非磁性
部52があるため、第1の固定コア31に吸引される可
動コア22の一方側と、第2の固定コア41に吸引され
る可動コア22の他方側とで、磁束の流れを独立させ、
互いに及ぼす影響を少なくしている。
【0021】次に、インジェクタ10の作動について説
明する。図2は、本発明の第1実施例による駆動パルス
とノズルニードル21のリフトを示す特性図である。第
1のコイル部32への通電がオフの間は、スプリング2
4の付勢力により可動コア22およびノズルニードル2
1は閉弁方向に付勢され、ノズルニードル21の先端は
弁座13に着座しており、燃料噴口部14から燃料は噴
射されない。
【0022】内燃機関の運転状態に応じて燃料噴射を制
御するECU(電子制御装置)からの指示により、開弁
駆動パルスがオンになると、第1のコイル部32と電気
的に接続されたターミナル60に図示しないバッテリの
電圧が印加され、第1のコイル部32に通電される。こ
れにより、第1の固定コア31が可動コア22を吸引す
る開弁吸引力が発生し、ノズルニードル21も開弁方向
に移動して弁座13から離座し、燃料噴口部14が開口
して燃料が噴射される。
【0023】ノズルニードル21が開弁方向に移動開始
してから所定の時間遅れTOの後にノズルニードル21
がフルリフトとなり、開弁駆動パルスがオンの間は、フ
ルリフトのまま保持される。
【0024】開弁駆動パルスがオフになると、第1のコ
イル部32への通電がオフになり、開弁吸引力が低下し
ていき、閉弁方向の付勢力よりも小さくなると、ノズル
ニードル21は閉弁方向に移動開始する。閉弁方向への
移動開始後、所定の時間遅れTCの後にニードルリフト
がゼロとなってノズルニードル21の先端が弁座13に
当接し、燃料の噴射が停止する。
【0025】本実施例では、開弁駆動パルスがオフにな
るよりも時間TX前に、ECUによる指示で閉弁駆動パ
ルスをオンにすることにより、第2のコイル部42と電
気的に接続されたターミナル70に電圧を印加し、第2
のコイル部42に通電する。これにより、第2の固定コ
ア41が可動コア22を吸引する閉弁吸引力が発生し、
閉弁開始から閉弁終了までの時間遅れTcが図7に示す
従来の技術よりも小さくなって、閉弁応答性が向上す
る。
【0026】以下に、本実施例において閉弁駆動パルス
をオンにする時期の設定方法について説明する。図3
は、本発明の第1実施例において可動コア22に加わる
開弁方向および閉弁方向の力を説明するための模式図で
ある。Fpは可動コア22に加わる閉弁方向の燃料圧
力、Fsはコイルスプリング24による閉弁方向の付勢
力、Feuは第1のコイル部32に通電したときに可動
コア22に加わる開弁方向の吸引力、Fedは第2のコ
イル部42に通電したときに可動コア22に加わる閉弁
方向の吸引力である。ここで、 Feu−(Fp+Fs)≦Fed (1) となったときに閉弁動作が開始する。従って、開弁駆動
パルスがオフになる時点で、 Feu−(Fp+Fs)=Fed (2) となるように、開弁駆動パルスがオフになるよりも時間
X前のタイミングで閉弁駆動パルスをオンにすること
により、開弁駆動パルスがオフになった後、第2の固定
コア41による閉弁方向の吸引力が速やかに増大し、開
弁動作に影響を及ぼすことなく、閉弁時の応答性を向上
させることができる。
【0027】図4は、本発明の第1実施例における第2
の固定コア41による閉弁吸引力の通電開始からの時間
による変化を、第2のコイル部42の巻数(N1、N
2、N3)毎に示した特性図である。ここで、N1<N
2<N3である。最終的な吸引力は、巻数が多いほど大
きくなる。
【0028】例えば、開弁駆動パルスがオフになった時
点で(2)式を満たすFedが図4の破線に示す値であ
るとすると、コイル部42の巻数がN1の時は、開弁駆
動パルスがオフになるよりも時間TX1前に閉弁駆動パル
スをオンにすれば、開弁駆動パルスがオフになった時点
で(2)式が成り立つ。巻数がN2、N3のときも同様
に、TX2、TX3前に閉弁駆動パルスをオンにする。閉弁
吸引力がFedを超えた時点での吸引力の勾配が大きく
なるようにコイルの巻数を選定することにより、開弁駆
動パルスがオフになった後、速やかに閉弁が開始して、
閉弁応答性が向上する。そのため、図8に示したコイル
部への通電時間と燃料噴射量とが線形性を有する領域が
短時間側に広がり、開弁から閉弁までの燃料噴射量を小
さくしても正確な制御を行うことが容易となる。上記の
実施例では、(2)式の成り立つ時期を閉弁駆動パルス
がオンになる時期として選定したが、線形性を有する範
囲で所望の最小噴射量を実現できるように選定すれば、
他の時期に閉弁駆動パルスをオンにするように設定して
もよい。
【0029】(第2実施例)図5は本発明の本発明の第
2実施例による開弁および閉弁の駆動パルスとノズルニ
ードル21のリフトを示す特性図である。インジェクタ
10の構成は第1実施例と同様のため、説明を省略す
る。
【0030】第2実施例では、開弁駆動パルスがオフに
なると同時に閉弁駆動パルスをオンにする。そのため、
第1のコイル部32に通電されて可動コア22に開弁方
向の吸引力が働く時期と、第2のコイル部42に通電さ
れて可動コア22に閉弁方向の吸引力が働く時期とが重
複することがない。第2の固定コア41による閉弁方向
への吸引によりインジェクタ10の開弁の応答が遅くな
るのを防ぎつつ、閉弁開始後には閉弁方向への吸引力を
増加させ、インジェクタ10の閉弁応答性を向上させる
ことができる。
【0031】(第3実施例)図6は、本発明の第3実施
例による開弁および閉弁の駆動パルスとノズルニードル
21のリフトを示す特性図である。インジェクタの構成
は第1、第2実施例と同様のため、説明を省略する。
【0032】第3実施例では、第1実施例と同様に、開
弁駆動パルスがオフになるよりも時間TX前に、閉弁駆
動パルスをオンにしている。これにより、開弁駆動パル
スがオフになって閉弁動作を開始するときに第2の固定
コア41が可動コア22を吸引する閉弁吸引力が発生
し、閉弁応答性が向上する。
【0033】また、本実施例ではノズルニードル21の
リフトがゼロになり、弁座13に着座するよりも前に、
閉弁駆動パルスをオフにしている。これにより、閉弁動
作時にノズルニードル21が弁座13に当接するより前
に閉弁方向の付勢力が小さくなり、ノズルニードル21
と弁座13とが衝突することにより発生する閉弁動作時
の作動音を小さくすることができる。
【0033】以上、複数の実施例により説明したよう
に、本発明によれば、コンデンサを有する高価な駆動回
路を用いることなく、インジェクタの応答性を向上させ
ることができるため、製造コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるインジェクタを示す断面
図である。
【図2】本発明の第1実施例において可動コアに加わる
力を説明する模式図である。
【図3】本発明の第1実施例による吸引力の時間による
変化をコイル部の巻数毎に示した特性図である。
【図4】本発明の第1実施例による駆動パルスとノズル
ニードルのリフトを示す特性図である。
【図5】本発明の第2実施例による駆動パルスとノズル
ニードルのリフトを示す特性図である。
【図6】本発明の第3実施例による駆動パルスとノズル
ニードルのリフトを示す特性図である。
【図7】従来の燃料噴射装置における駆動パルスとノズ
ルニードルのリフトを示す特性図である。
【図8】一般の燃料噴射装置における駆動パルスの通電
時間と燃料噴射量との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
10 インジェクタ(燃料噴射装置) 11 インジェクタ本体 13 弁座 21 ノズルニードル(弁部材) 22 可動コア 23 環状溝 24 コイルスプリング 31 第1の固定コア 32 第1のコイル部 41 第2の固定コア 42 第2のコイル部 50 筒状ハウジング 51 磁性部 52 非磁性部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 BA09 BA19 BA22 BA51 BA61 CC05U CC06U CC14 CC20 CD26 CE23 CE24 CE25 CE26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座から離座ならびに前記弁座に着座す
    ることにより燃料噴口部を開閉する弁部材と、 前記弁部材と一体に構成された可動コアと、 前記可動コアの一端側に設けられ、通電することにより
    第1の固定コアを磁化し前記可動コアを開弁方向に吸引
    する第1のコイル部と、 前記可動コアの他端側に設けられ、通電することにより
    第2の固定コアを磁化し前記可動コアを閉弁方向に吸引
    する第2のコイル部と、 を備えることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記可動コア、前記第1の固定コア及び
    前記第2の固定コアを囲む筒状ハウジングを備え、 前記筒状ハウジングは、軸方向に磁性材料と非磁性材料
    とが交互に配置され、前記可動コアと前記第1の固定コ
    アとの対向部の外周位置及び前記可動コアと前記第2の
    固定コアとの対向部の外周位置が非磁性材料で形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記可動コアは、外周に環状溝を有し、 前記筒状ハウジングは、前記環状溝に対向する位置が非
    磁性材料で形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のコイル部への開弁保持の通電
    終了前に、前記第2のコイル部への通電を開始すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料
    噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のコイル部への開弁保持の通電
    終了時に前記可動コアへの開弁方向付勢力と閉弁方向付
    勢力が等しくなるように、前記第2のコイル部への通電
    を開始することを特徴とする請求項4記載の燃料噴射装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1のコイル部への開弁保持の通電
    終了以後に、前記第2のコイル部への通電を開始するこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃
    料噴射装置。
  7. 【請求項7】 開弁から閉弁までの燃料噴射量が線形性
    を有する範囲で所定値以下となる時期に前記第2のコイ
    ル部への通電を開始することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
  8. 【請求項8】 閉弁行程において、前記弁部材が前記弁
    座に着座する前に前記第2のコイル部への通電を終了す
    ることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載
    の燃料噴射装置。
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