JP2006513083A - 改良された車両用のシート - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 座面部(2)と背もたれ部(5)とを備えた車両用のシートを開示する。背もたれ部(5)は、椅子張り(7)で覆われたフレームを備えている。エアバッグユニット(22)が設けられ、膨張可能なエアバッグ(28)は、エアバッグ(28)を膨張させる膨張装置(23)に結合されている。エアバッグユニット(22)は、背もたれ部のフレーム(6)に取り付けられ、フレーム部分(10)における車室内方に配置されていて、膨張装置(23)は、フレーム(6)における最後方領域に隣接して配置され、エアバッグ(28)の中へ略前方方向に向けてガスを導入すべく配置されている。装置において、エアバッグユニット(22)が動作すると、エアバッグ(28)が膨張して、エアバッグ(28)の少なくとも一部分は、フレーム(6)とシート上の乗員(16)との間に広がるようになっている。

Description

本発明は、車両用のシートに関し、特に、エアバッグユニットが設けられた車両用のシートに関する。
自動車のシートに1又は複数のエアバッグを設け、エアバッグが側面衝突事故時に膨張するように構成することで、シート上の乗員に横方向の保護を提供することは知られている。代表的なそうした公知のタイプの装置は、車両用のシートにおける背もたれ部に取り付けられたエアバッグモジュールを備え、エアバッグモジュールは、背もたれ部に対して前方方向にエアバッグが膨張するように構成され、エアバッグはシート上の乗員の側方に広がり、膨張したエアバッグは、乗員と、自動車の側部パネルやドア又は窓との間に延在する。
上述したタイプの車両用のシート、及び“側部エアバッグ”の構成には、不都合がある。例えば、上述した一般的なタイプの今日の側部エアバッグ装置では、エアバッグの拡張の早期段階において、シート上の乗員とエアバッグとの間に、しばしば相当な距離が存在する。こうした場合、側面衝突時には、シート上の乗員の身体は、その慣性力によってシートに対して移動してしまい、乗員の傷害を防ぐのに充分なほどにすばやくは、膨張するエアバッグにもたれかかることがない。
また、車両用のシートにおける背もたれ部に取り付けられる側部エアバッグにあっては、例えば、乗員が片側にもたれていて、乗員の身体の一部分がエアバッグの側方というよりエアバッグの前方にあるような、シートにきちんとした姿勢で座っていない乗員に対しても、乗員を傷害しないやり方で広がることが重要である。従来の前方方向に膨張する側部エアバッグには、そうした姿勢で座っている乗員に対し、これを傷害するおそれがあった。
従って、本発明は、改良された車両用のシートを提供することを目的としている。
従って、本発明によって提供される車両用のシートは、座面部と背もたれ部とを備えていて、背もたれ部は、椅子張りによって被覆されたフレームを備え、エアバッグユニットは、膨張可能なエアバッグを備え、エアバッグはエアバッグを膨張させるための膨張装置に結合されていて、エアバッグユニットは、背もたれ部のフレームに取り付けられ、フレーム部分における車室内方に配置されていて、膨張装置は、エアバッグの中へ、背もたれ部に対して略前方方向に向けてガスを導入すべく配置され、エアバッグユニットが動作すると、エアバッグが膨張して、エアバッグの少なくとも一部分は、フレームとシート上の乗員との間に広がるようになっていて、エアバッグユニットは、フレームにおける最後方領域に隣接して膨張装置が配置されるように取り付けられていて、エアバッグが膨張するとき、エアバッグの相当長さがフレームにもたれかかるようになっている、ことを特徴としている。
好ましくは、エアバッグユニットはカバーを備え、当初にはカバーの中にエアバッグが収容されていて、エアバッグの膨張時に破断すべく構成された破断線がカバーに形成されていて、膨張するエアバッグはカバーを押し破って出るようになっており、カバーは、エアバッグの膨張時に、カバーの一部分が背もたれ部のフレームに係合すべく構成されていて、カバーの一部分はフレームに対して実質的に前方へ延在し、膨張時のエアバッグがもたれかかる支持体を形成するようになっている。
前記カバーの一部分は、フレームに係合すると共に、フレームの内方へ延在するように構成されていると、有利である。
前記カバーの一部分は、補強リブを備えていると、都合が良い。
好ましくは、エアバッグユニットは、インナーエアバッグとアウターエアバッグとを備え、インナーエアバッグはアウターエアバッグに対して内方に設けられ、双方のエアバッグは膨張装置に結合されていて、エアバッグユニットの動作時には双方のエアバッグが一緒に膨張する。
有利には、アウターエアバッグは、インナーエアバッグに比べて大きくなっていて、アウターエアバッグは完全に膨張したとき、膨張装置からいっそう前方にまで延びるようになっている。
インナーエアバッグとアウターエアバッグとは、当初には、インナーエアバッグとアウターエアバッグの少なくとも一部分とが、一緒に折り畳まれて実質的にジグザグ状に収容された状態になっていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていると、都合が良い。
インナーエアバッグとアウターエアバッグとは、当初には、インナーエアバッグとアウターエアバッグの少なくとも一部分とが一緒に、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線を中心として、螺旋状に巻かれて収容された状態になっていると、有利である。
好ましくは、インナーエアバッグの大きさの最前方を越えて延びる、アウターエアバッグの部分は、当初には、螺旋状に巻かれていて、螺旋状の中心線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっている。
インナーエアバッグの大きさの最前方を越えて延びる、アウターエアバッグの部分は、当初には、実質的にジグザグ状に折り畳まれていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていると、都合が良い。
エアバッグユニットは、2つの膨張可能なチャンバをもった単一のエアバッグを備え、前記チャンバのうち第1のチャンバは膨張装置のすぐ隣りに配置されていて、第2のチャンバは、第1のチャンバに対して前方に配置され、第1のチャンバによって膨張装置から間隔を隔てられていて、エアバッグは、エアバッグユニットの動作時に、前記第1のチャンバが実質的に完全に膨張した後に、第2のチャンバが実質的に膨張し始めるように構成されていると、有利である。
2つのチャンバは、第1のチャンバが所定のガス圧に膨張したときに破断ないし引裂してその後第2のチャンバが膨張できるように構成された引裂継目によって隔てられていると、有利である。
好ましくは、2つのチャンバは、ガスが通り抜けられるようにその長さに沿って1又は複数の開口を有してなる、継目によって分割されている。
エアバッグにおける、第2のチャンバの最前方部分の領域に、排気孔が設けられていると、有利である。
エアバッグユニットは、単一のエアバッグを備え、膨張装置から離れた、エアバッグにおける最前方の領域は、内向きに折り込まれて、内曲部分を形成していると、都合が良い。
好ましくは、エアバッグの内曲部分に隣接した領域は、当初には、縫糸で互いに縫い合わせられていて、エアバッグの膨張時に引裂ないし破断すべく構成された引裂継目が形成されている。
エアバッグは、当初には、エアバッグの少なくとも一部分が実質的にジグザグ状に折り畳まれて収容された状態になっていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていると、有利である。
エアバッグは、当初には、エアバッグの少なくとも一部分が螺旋状に巻かれて収容された状態になっていて、螺旋状の中心線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていると、都合が良い。
好ましくは、エアバッグユニットは、車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグとを備え、車体内方のエアバッグは車体外方のエアバッグに対して車体内方に配置され、車体外方のエアバッグは車体内方のエアバッグと前記フレーム部分との間に配置され、双方の前記エアバッグは同一の膨張装置に結合されている。
前記2つのエアバッグのサイズは、前記フレーム部分とシート上の乗員との間において、車体内方のエアバッグが、車体外方のエアバッグに比べてより大きく広がるようになっていると、有利である。
前記2つのエアバッグのサイズは、2つのエアバッグが完全に膨張したとき、車体外方のエアバッグが、膨張装置からいっそう先にまで延びるようになっていると、都合が良い。
好ましくは、車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグとは、当初には、車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグの少なくとも一部分とが、一緒に折り畳まれて実質的にジグザグ状に収容された状態になっていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっている。
車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグとは、当初には、車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグの少なくとも一部分とが、螺旋状に巻かれて収容された状態になっていて、螺旋状の中心線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていると、都合が良い。
車体内方のエアバッグの大きさの最前方を越えて延びる、車体外方のエアバッグの部分は、当初には、螺旋状に巻かれていて、螺旋状の中心線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていると、有利である。
好ましくは、車体内方のエアバッグの大きさの最前方を越えて延びる、車体外方のエアバッグの部分は、当初には、実質的にジグザグ状に折り畳まれていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっている。
本発明についての理解を容易にし、本発明の更なる特徴について理解できるように、添付図面を参照しつつ、本発明の例示的な実施形態について、以下に説明する。
まず、図1及び図2を参照すると、本発明による車両用のシート1が示されている。車両用のシートは、座面部フレーム3を備えた座面部2を有し、該フレームは座面部椅子張り4によって覆われている。座面部2の後方部分から上方に且つやや後方へ向けて、背もたれ部5が延びていて、該背もたれ部は、背もたれ部椅子張り7によって覆われてなる背もたれ部フレーム6を備えている。背もたれ部フレーム6の最下方部分は、点8の箇所にて、座面部フレーム3の後方部分にピボット式に結合されていて、座面部2に対する背もたれ部5のリクライニング角度を、周知のやり方で、調節できるようになっている。背もたれ部5は、座面部から遠のいて延びるような主軸9を有している。
座面部2の椅子張り4と、背もたれ部5の椅子張り7とは、代表的には、発泡性素材を、織物、プラスチック、又は皮などの外被によって被覆することによって構成されている。椅子張りは、追加的に、従来のやり方で、バネを備えていても良い。
図2に明瞭に示されているように、背もたれ部のフレーム6は、一対の間隔を隔ててなる金属製のI字形断面の梁10を備えていて(図2には片方の梁10だけが示されている。)、各梁は、背もたれ部5のそれぞれの側部領域に沿って延在し、背もたれ部の主軸9に対して実質的に平行に位置している。各梁10は、略平坦な側部プレート11を備え、その前方及び後方のそれぞれの縁部には、一対の小さな端部フランジ12及び13が設けられている。図示の実施形態においては、I字形断面の梁を用いていたけれども、これに代えて、例えばC字形断面やL字形断面の梁など、別の形態の梁を用いることもできることに留意されたい。
図2に明瞭に示されているように、背もたれ部5の椅子張り7は、フレーム6のまわりに巻き付けられて、背もたれ部5の両側に、長枕14が形成されている(図2には片方の長枕14だけを示している。)。それぞれの長枕は、背もたれ部の中央領域に対して前方に延び、シート1に座っている乗員16の側方に配置されることで、横方向の支持体を提供している。図2に示している長枕14は、シートにおける車体外方の長枕14であるので、シート上の乗員16と自動車の側部17との間に延在している。
図2に示した車体外方の長枕14の領域において、背もたれ部の椅子張り7の内部には、キャビティ18が設けられていて、この中に梁10が収容されている。キャビティ18の最前方領域には、長枕14の前方に沿って、予め形成された破断線19が椅子張りに設けられていて、椅子張り20及び21の互いに接する領域は、例えばVELCROの登録商標で販売されているフック・ループタイプの面ファスナーなどを用いて着脱可能に固定されている。図2に示した構成においては、破断線19は、長枕14の前縁における実質的に中心に沿って配置されている。しかしながら、破断線19は、かかる位置よりも若干車体内方に配置しても良く、例えば図5に示す如く、破断線19を長枕14の内側部分に、乗員16に近づけるように配置しても良いことを理解されたい。
再び図2を参照すると、背もたれ部5の椅子張り7の内部には、エアバッグユニット22が設けられていて、キャビティ18内の梁10に取り付けられている。図1に示すように、エアバッグユニット22は、略細長くなっていて、座面部2から遠のいて延びる、背もたれ部5の主軸9に対して、実質的に平行に向けられている。
図3は、エアバッグユニット22及び梁10の拡大図であって、この図に明瞭に示されているように、エアバッグユニット22は、例えばガス発生器からなる膨張装置23を含んでいる。膨張装置23は、円筒形で細長い形状になっていて、エアバッグユニット22の長さにおける略中央に配置されている(図1参照)。膨張装置23は、梁10の側部プレート11における車体内方に、取付ブラケット24を介して固定されている。図3に示すように、取付ブラケット24は、梁10の最後方部分における、後端フランジ13のすぐ前方に、在来のナット及びボルトの装置によって固定されている。取付ブラケット24は、この箇所から、プレート11の内面に沿って前方へ延びていて、それから内方及び後方へ屈曲して弓形領域26を形成していて、こうして形成された凹面状の窪みの中には、膨張装置23が受け入れられており、膨張装置23は、先ほどとは別の在来のナット及びボルトの装置27によって、取付ブラケット24の弓形領域26に取り付けられている。従って、膨張装置23は、梁10の車体内方に配置されていると共に、フレーム6の梁10における最後方領域に略隣接していることが分かるだろう。
また、エアバッグユニット22は、織物素材から作られた一対の膨張可能なエアバッグ28及び29を備えていて、その一方(28)は、他方(29)の内側に配置されており、これらはいずれも膨張装置23から窪み18の主要部分の中へ、略前方に延在している。インナーエアバッグ28とアウターエアバッグ29とはいずれも、取付ブラケット24の弓形領域26と、C字形断面形状をもったデフレクター・シールド30との間に取り付けられている。膨張装置23を取付ブラケット24に取り付けているボルト27は、デフレクター・シールド30と、インナーエアバッグ28及びアウターエアバッグ29とを貫通して、これらの構成要素を互いにしっかりと保持している。デフレクター・シールド30は、エアバッグユニットが動作したとき、膨張装置23が発生させる高圧ガスに対して、インナーエアバッグ28及びアウターエアバッグ29を保護する役割をもつ。
図3に示すように、インナーエアバッグ28とアウターエアバッグ29とは、当初には、ジグザグ状の折り畳みと巻取り状態との組み合わせによって、保護カバーないしハウジング31の内部に収容された状態になっている。カバーないしハウジング31は、ガス発生器26の全体的領域から前方へ延びて、梁10の最前方の端部フランジ12に対し、実質的に隣接し、その車体内方の位置にて終端している。ハウジング31におけるかかる最前方領域には、前方及び外方へ向けられた補強リブ32が支持されていて、該補強リブは、前方端部フランジ12の最内方部分を受け入れるように構成されてなる切欠ノッチ33を有している。カバーないしハウジング31における車体内方領域には、引裂線32が設けられていて、該引裂線は、エアバッグユニット22が動作してエアバッグ28及び29が膨張するとき、引き裂かれるか破断するかして、壊れるように構成されている。
前述の如く、インナーエアバッグ28とアウターエアバッグ29とは、当初には、ジグザグ状の折り畳みと巻取り状態との組み合わせによって、収容されている。より詳しくは、アウターエアバッグ29は、インナーエアバッグ28に比べて大きくなっていて、というのは、アウターエアバッグ29は、インナーエアバッグ28に比べて、膨張装置23からいっそう前方にまで広がるようになっている従って、図3に示した当初の収容状態において、インナーエアバッグ28は符号34にて示した箇所にて終端しているが、アウターエアバッグ29は、かかる箇所34よりもさらに、膨張装置23からいっそう前方にまで延びている。インナーエアバッグ28と、アウターエアバッグ29のうちインナーエアバッグ28に重なる領域とは一緒に、複数の折り畳み線35により実質的にジグザグ状に折り畳まれていて、それぞれの折り畳み線35は、座面部2から遠のいて延びる背もたれ部5の軸線9に対して、実質的に平行になっている。しかしながら、インナーエアバッグ28の大きさの最前方34を越えて延びる、アウターエアバッグ29の最前方領域は、当初には、螺旋状に巻かれていて、螺旋状の中心線は、座面部2から遠のいて延びる背もたれ部5の軸線9に対して、実質的に平行になっている。アウターエアバッグ29は、その最も内側の巻取部36が、螺旋状の巻き始め37に対して前方に且つ若干車体外方に位置するように、巻かれていることが分かるだろう。
次に、図4を参照して、上述したエアバッグユニット22の動作について説明する。エアバッグユニット22の動作に際しては、例えば衝突事故の切迫又は実際の衝突を示す点火信号が衝突センサから受信されると、膨張装置23が動作して、当初には収容されていたインナーエアバッグ28及びアウターエアバッグ29の中にガスを放出するように働く。これにより、双方のエアバッグは、膨張装置23の領域から、シートの背もたれ部5に対して前方方向に向けて、膨張して広げられる。
双方のエアバッグが膨張すると、エアバッグ28及び29は、カバーないしハウジング31を、これに予め形成された引裂線32に沿って破裂させて、カバーないしハウジング31を押し破って外に出る。そして、膨張するエアバッグ28及び29は、長枕の椅子張りにおける破断線19を押し破り、椅子張りのうち破断線に隣接した領域20及び21を押し広げる。
図4は、インナーエアバッグ28とアウターエアバッグ29との膨張の早期段階であって、ハウジング31を破断させて、長枕の椅子張りを押し破った様子を示している。図示のように、カバーないしハウジング31は、カバーないしハウジング31における最前方部分が、前方端部フランジ12の最も内側の部分を中心として、ノッチ33によってピボットするようにして破断する。しかしながら、所定の角度だけ回転した後には、カバーないしハウジング31の最前方領域に支持されている補強リブ32が、端部フランジ12に対して当接することで、カバーないしハウジング31のかかるピボット動作の範囲は制限されて、これ故に、カバーないしハウジング31の最前方部分が図4に示した位置を越えて動くことが防がれていて、ここで図示の通り、破断したカバーないしハウジング31のうち最前方部分は、梁10に対して前方に延びると共に、梁10に対して略内方に延びて、シート上の乗員16に向いた方向になる。
インナーエアバッグ28は、アウターエアバッグ29に比べて小さくなっているので、エアバッグ装置22が動作したとき、より小さなエアバッグ28は、アウターエアバッグ29よりもかなり早期に完全に膨張した状態になる。図4は、インナーエアバッグ28が完全に膨張した状態に近づく様子を示していて、この拡張段階においては、双方のエアバッグ28及び29のジグザグ状の折り畳みが広げられるまでには膨張しているけれども、アウターエアバッグ29において当初に巻かれていた端部領域は未だ膨張していない。インナーエアバッグ28がより迅速に完全膨張状態に達することから、エアバッグ装置の拡張の早期段階においてさえも、膨張したエアバッグには相当な幅が得られ、これ故に、当初には長枕14を形成していた椅子張りの最内方部分20が、動作の早期段階にて、乗員16に押し当てられる。もちろん、図5に示すような、椅子張りの破断線19が車体内方に配置された構成においては、より小さい広さの椅子張りが、乗員16に押し当てられる。この実施形態においては、インナーエアバッグ28が直接、シート上の乗員を押し支える。
膨張装置23からのガス放出が続くと、アウターエアバッグ29のうち最前方の巻かれた領域は、前方へ向け、内側からシート上の乗員に向けて広げられて、完全に展開したエアバッグは、乗員16と自動車の側部17との間に実質的に完全に延在する。アウターエアバッグ29がこうして前方に且つ内側に向いて膨張することから、例えばシートにきちんとした姿勢で座っていなくて、乗員の身体の一部分が背もたれ部5の長枕14にわたっている場合においても、シート上の乗員16を傷害するリスクを防止し、あるいは少なくとも減少させる。
エアバッグユニット22が梁10に対して車体内方に配置されているために、エアバッグ28及び29の膨張中に著しい利益が得られることを理解されたい。より詳しくは、膨張装置は梁10の後方領域に隣接して配置されているので、エアバッグ28及び29が膨張するとき、エアバッグの相当な長さが梁10に沿わされて、梁10の内面にもたれかかる。このために、膨張するエアバッグが、かかる領域よりも車体外方へ動くことは防止され、もって、膨張するエアバッグが乗員16に充分に接近して配置されることが確保される。また、カバー31によって支持されたリブ32が、端部フランジ12と係合することも、かかる技術的な利点に貢献するが、というのは、このために、カバーは、図4に示したような前方に且つ内側に向いた状態を越えて動くことが防がれるためである。また、この状態において、エアバッグ28及び29が膨張するとき、カバーは、エアバッグをシート上の乗員16に向けるように促す。
次に、図6を参照すると、前記実施形態におけるインナーエアバッグ28及びアウターエアバッグ29に代えて使用できるような、単一のエアバッグ40について模式的な形態を示している。単一のエアバッグ40は、膨張装置23に結合されていて、膨張装置は、前述したのと略同様のやり方で、背もたれ部のフレームにおける梁10に取り付けられている。しかしながら、図1〜図5に関連して説明した二重エアバッグの構成と同様な、2段階の膨張特性を得るために、単一のエアバッグユニット40は、一対の別々の膨張可能なチャンバ41及び42に分割されている。これらのうち最後方の膨張可能なチャンバ41は、膨張装置23のすぐ隣に配置されていて、かかる構成のために、2つのチャンバのうち第1のチャンバが、エアバッグ装置が動作したとき、膨張装置23から放出されるガスを受け入れるようになっている。第2のチャンバ42は、背もたれ部5に対して、第1のチャンバ41の前方に配置されていて、第1のチャンバ41によって膨張装置23から間隔を隔てられている。
第1のチャンバ41と第2のチャンバ42とは、エアバッグ40を形成している2枚の隣接する織物層を互いに固着するような、継目43によって互いに分割されている。継目43は、2つの異なった構成のいずれかにすることができる。第1の構成とは、引裂継目の構成であって、継目は43は、第1のチャンバ41が所定のガス圧に膨張したときに破断ないし引裂すべく構成され、第1のチャンバが膨張した後に、膨張装置23から発生したガスが第2のチャンバ42に通り抜けられるようになって、もって第2のチャンバ42が膨張するものである。エアバッグ40の膨張の初期段階においては、第1のチャンバ41は、第2のチャンバ42から分離されていて、第1のチャンバ41が膨張する唯一のチャンバになっていることを理解されたい。しかしながら、第1のチャンバ41内のガス圧が所定レベルに達すると、第1のチャンバ41は充分な大きさに膨張して、(前記実施形態におけるインナーエアバッグ28の膨張と同様なやり方で)、シート上の乗員16に押し当てられ、引裂継目43は破断ないし引裂し、これにより、最前方にある第2のチャンバ42が膨張可能になって、前記実施形態におけるアウターエアバッグ29と略同様なやり方にて、シート上の乗員16と自動車の側部17との間に前方へ向けて広げられる。
上述したタイプの引裂継目に代えて、継目43を永久的な継目として、継目に沿って複数のガス出口開口44を設けても良い。そうした構成においては、ガス出口開口44のサイズ及び互いの間隔は、第1のチャンバ41が実質的に完全に膨張した後に、第2のチャンバ42が膨張するように定める。図6を参照して説明したいずれの実施形態においても、最前方にある第2のチャンバ42に排気孔45を設けることが好ましく、それにより完全に膨張したエアバッグ40内のガスを大気に排出できるようにしておいて、シート上の乗員16の身体が衝突したとき、エアバッグ40を変形させる。これにより、エアバッグ40は適度なクッション効果を提供し、もしもエアバッグを排気しなかったならば生じるであろう“リバウンド”の機会を低下させ、シート上の乗員16が完全に膨張したエアバッグによって跳ね返されて傷害の原因になることを防ぐ。
図7は、本発明のさらに別の実施形態であって、単一のエアバッグ50が膨張している様子を示している。単一のエアバッグ50は、当初には、ジグザグ状の折り畳み又は巻取り状態又はこれらの組み合わせによって、前述のカバーないしハウジング31の内部に収容された状態になっている。しかしながら、この構成におけるエアバッグは、当初には、膨張装置23から離れた、エアバッグにおける最前方の領域が、内向きに折り込まれて、内曲部分51を形成している。好ましくは、エアバッグ50のうち内曲部分51に隣接した領域は、当初には、縫糸52で互いに縫い合わせられていて、エアバッグ50の膨張中に引裂ないし破断するように構成された引裂継目を形成している。図7は、かかる構成によるエアバッグ50の膨張中の様子であって、引裂継目が破断しつつある段階を示している。膨張装置23の最も近くにある縫糸52だけは無傷状態に残されているが、その他の縫糸52は、エアバッグの膨張に伴なって既に引き裂かれていることが分かるだろう。この構成は、前述した構成における膨張特性を模写しようと意図したもので、膨張の早期段階においては、当初長枕14の内側を形成していた椅子張りをシート上の乗員16に押し当てるようにエアバッグ50を膨張させ、その後に、エアバッグ50を完全に膨張させて、シート上の乗員16と自動車の側部17との間に完全に広げさせる。
図8は、本発明のさらに別の実施形態を示していて、ここでも2つの別々のエアバッグを用いているけれども、前述の第1の実施形態においては一方が他方の内部で膨張していたのとは異なって、2つのエアバッグは互いに隣接して膨張するように構成されている。この構成においては、車体内方のエアバッグ60と車体外方のエアバッグ61とはいずれも、デフレクター・シールド30を介して、同一の膨張装置23に結合されていて、膨張装置とデフレクター・シールドとの双方は、第1の実施形態に関して説明したのと略同一のやり方で、梁10に取り付けられている。
車体内方のエアバッグ60は、車体外方のエアバッグ61とシート上の乗員16との間にて膨張するように配置され、一方、車体外方のエアバッグ61は、車体内方のエアバッグ60と梁10との間にて膨張するように配置されている。車体内方のエアバッグ60のサイズは、これが完全に膨張したとき(図8参照)、車体外方のエアバッグ61に比べて大きな幅、つまり、車体内方のエアバッグ60が、梁10とシート上の乗員16との間において、横方向に、車体外方のエアバッグに比べてより大きく広がるようになっている。しかしながら、車体外方のエアバッグ61のサイズは、2つのエアバッグが完全に膨張したとき、車体内方のエアバッグ60に比べて、膨張装置23からいっそう先にまで延びるようになっている。従って、この双子状のエアバッグの構成は、前述の実施形態における膨張特性を模写しようと意図したもので、膨張の早期段階においては、車体内方のエアバッグ60はより迅速に完全に膨張した状態に達し、シート上の乗員16に押し当てられ、一方、車体外方のエアバッグ61は、その後に完全に広がるまで膨張し続けて、シート上の乗員16と自動車の側部17との間において、シート上の乗員16を横切るまで広げられる。
上述した実施形態においては、エアバッグを収容するために、巻取ったり、ジグザグ状に折り畳んだりしていたけれども、これ以外の都合の良い収容形態を用いても良いことを理解されたい。
上述の説明、特許請求の範囲、又は添付図面において、特定の形態や開示した機能を実現するものとして記載された特徴、及び開示した結果を得るための方法や手順は、別々に採用し又はこれらを任意に組み合わせることができ、本発明は多彩な形態にて実施することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態による、車両用のシートを示した模式的な側面図である。 図2は、図1の線A−Aに沿った断面図であって、図1のシートにおける背もたれ部の片側部分を示している。 図3は、図2に示したエアバッグユニットの拡大図である。 図4は、図2に略対応する図面であるが、エアバッグユニットの動作中段階における装置の様子を示している。 図5は、図2に略対応する図面であるが、車両用のシートにおける背もたれ部について、代替的な構成を示している。 図6は、本発明の第2の実施形態による、単一ではあるが分割されたエアバッグを示した模式的な側面図である。 図7は、図4に略対応する図面であるが、本発明の第3の実施形態を示している。 図8は、図7に略対応する図面であるが、本発明の第4の実施形態を示している。

Claims (25)

  1. 車両用のシートであって、座面部と背もたれ部とを備えていて、背もたれ部は、椅子張りによって被覆されたフレームを備え、エアバッグユニットは、膨張可能なエアバッグを備え、エアバッグはエアバッグを膨張させるための膨張装置に結合されていて、エアバッグユニットは、背もたれ部のフレームに取り付けられ、フレーム部分における車室内方に配置されていて、膨張装置は、エアバッグの中へ、背もたれ部に対して略前方方向に向けてガスを導入すべく配置され、エアバッグユニットが動作すると、エアバッグが膨張して、エアバッグの少なくとも一部分は、フレームとシート上の乗員との間に広がるようになっていて、エアバッグユニットは、フレームにおける最後方領域に隣接して膨張装置が配置されるように取り付けられていて、エアバッグが膨張するとき、エアバッグの相当長さがフレームにもたれかかるようになっている、ことを特徴とする車両用のシート。
  2. エアバッグユニットはカバーを備え、当初にはカバーの中にエアバッグが収容されていて、エアバッグの膨張時に破断すべく構成された破断線がカバーに形成されていて、膨張するエアバッグはカバーを押し破って出るようになっており、カバーは、エアバッグの膨張時に、カバーの一部分が背もたれ部のフレームに係合すべく構成されていて、カバーの一部分はフレームに対して実質的に前方へ延在し、膨張時のエアバッグがもたれかかる支持体を形成するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用のシート。
  3. 前記カバーの一部分は、フレームに係合すると共に、フレームの内方へ延在するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用のシート。
  4. 前記カバーの一部分は、補強リブを備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用のシート。
  5. エアバッグユニットは、インナーエアバッグとアウターエアバッグとを備え、インナーエアバッグはアウターエアバッグに対して内方に設けられ、双方のエアバッグは膨張装置に結合されていて、エアバッグユニットの動作時には双方のエアバッグが一緒に膨張することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用のシート。
  6. アウターエアバッグは、インナーエアバッグに比べて大きくなっていて、アウターエアバッグは完全に膨張したとき、膨張装置からいっそう前方にまで延びるようになっていることを特徴とする請求項5に記載の車両用のシート。
  7. インナーエアバッグとアウターエアバッグとは、当初には、インナーエアバッグとアウターエアバッグの少なくとも一部分とが、一緒に折り畳まれて実質的にジグザグ状に収容された状態になっていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていることを特徴とする請求項5又は6に記載の車両用のシート。
  8. インナーエアバッグとアウターエアバッグとは、当初には、インナーエアバッグとアウターエアバッグの少なくとも一部分とが一緒に、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線を中心として、螺旋状に巻かれて収容された状態になっていることを特徴とする請求項5又は6に記載の車両用のシート。
  9. インナーエアバッグの大きさの最前方を越えて延びる、アウターエアバッグの部分は、当初には、螺旋状に巻かれていて、螺旋状の中心線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていることを特徴とする請求項6に従属する請求項7に記載の車両用のシート。
  10. インナーエアバッグの大きさの最前方を越えて延びる、アウターエアバッグの部分は、当初には、実質的にジグザグ状に折り畳まれていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていることを特徴とする請求項6に従属する請求項8に記載の車両用のシート。
  11. エアバッグユニットは、2つの膨張可能なチャンバをもった単一のエアバッグを備え、前記チャンバのうち第1のチャンバは膨張装置のすぐ隣りに配置されていて、第2のチャンバは、第1のチャンバに対して前方に配置され、第1のチャンバによって膨張装置から間隔を隔てられていて、エアバッグは、エアバッグユニットの動作時に、前記第1のチャンバが実質的に完全に膨張した後に、第2のチャンバが実質的に膨張し始めるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用のシート。
  12. 2つのチャンバは、第1のチャンバが所定のガス圧に膨張したときに破断ないし引裂してその後第2のチャンバが膨張できるように構成された引裂継目によって隔てられていることを特徴とする請求項11に記載の車両用のシート。
  13. 2つのチャンバは、ガスが通り抜けられるようにその長さに沿って1又は複数の開口を有してなる、継目によって分割されていることを特徴とする請求項11に記載の車両用のシート。
  14. エアバッグにおける、第2のチャンバの最前方部分の領域に、排気孔が設けられていることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の車両用のシート。
  15. エアバッグユニットは、単一のエアバッグを備え、膨張装置から離れた、エアバッグにおける最前方の領域は、内向きに折り込まれて、内曲部分を形成していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用のシート。
  16. エアバッグの内曲部分に隣接した領域は、当初には、縫糸で互いに縫い合わせられていて、エアバッグの膨張時に引裂ないし破断すべく構成された引裂継目が形成されていることを特徴とする請求項15に記載の車両用のシート。
  17. エアバッグは、当初には、エアバッグの少なくとも一部分が実質的にジグザグ状に折り畳まれて収容された状態になっていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか一項に記載の車両用のシート。
  18. エアバッグは、当初には、エアバッグの少なくとも一部分が螺旋状に巻かれて収容された状態になっていて、螺旋状の中心線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていることを特徴とする請求項9乃至15のいずれか一項に記載の車両用のシート。
  19. エアバッグユニットは、車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグとを備え、車体内方のエアバッグは車体外方のエアバッグに対して車体内方に配置され、車体外方のエアバッグは車体内方のエアバッグと前記フレーム部分との間に配置され、双方の前記エアバッグは同一の膨張装置に結合されていることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の車両用のシート。
  20. 前記2つのエアバッグのサイズは、前記フレーム部分とシート上の乗員との間において、車体内方のエアバッグが、車体外方のエアバッグに比べてより大きく広がるようになっていることを特徴とする請求項19に記載の車両用のシート。
  21. 前記2つのエアバッグのサイズは、2つのエアバッグが完全に膨張したとき、車体外方のエアバッグが、車体内方のエアバッグに比べて、膨張装置からいっそう先にまで延びるようになっていることを特徴とする請求項19又は20に記載の車両用のシート。
  22. 車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグとは、当初には、車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグの少なくとも一部分とが、一緒に折り畳まれて実質的にジグザグ状に収容された状態になっていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていることを特徴とする請求項19乃至21のいずれか一項に記載の車両用のシート。
  23. 車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグとは、当初には、車体内方のエアバッグと車体外方のエアバッグの少なくとも一部分とが、螺旋状に巻かれて収容された状態になっていて、螺旋状の中心線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていることを特徴とする請求項19乃至21のいずれか一項に記載の車両用のシート。
  24. 車体内方のエアバッグの大きさの最前方を越えて延びる、車体外方のエアバッグの部分は、当初には、螺旋状に巻かれていて、螺旋状の中心線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていることを特徴とする請求項21に従属する請求項22に記載の車両用のシート。
  25. 車体内方のエアバッグの大きさの最前方を越えて延びる、車体外方のエアバッグの部分は、当初には、実質的にジグザグ状に折り畳まれていて、ジグザグ状の折り畳み線は、座面部から遠のいて延びる背もたれ部の軸線に対して、実質的に平行になっていることを特徴とする請求項21に従属する請求項23に記載の車両用のシート。
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