JP2006502581A - 不揮発性メモリーデバイスおよびそれの形成方法 - Google Patents

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Abstract

一実施形態において半導体デバイス(10)は、半導体基板(20)中に均一に注入された第1の導電型を有する高ドープ層(26)を有し、基板(20)の頂部表面と高ドープ層(26)との間にはチャンネル領域(28)が配置されている。別の実施形態では半導体デバイス(70)は、カウンタドープされたチャンネル(86)およびそのチャンネルの下のパンチスルー防止領域(74)を有する。ゲートスタック(32)を基板(20)上に形成する。第2の導電型を有するソース(52)およびドレイン(54,53)をその基に注入する。得られた不揮発性メモリーセルは、低い自然閾値電圧を与えることで、読取サイクル時の閾値電圧ドリフトを小さくする。さらに、第2の導電型を有し、ドレイン側に斜めで注入されたハロー領域(46)を用いて、熱キャリア注入を支援することができ、それによってより高いプログラミング速度が可能となる。

Description

本発明は、半導体デバイスに関し、より具体的にはメモリーセルで使用される半導体デバイスに関するものである。
SONOS(シリコン−酸化物−窒化物−酸化物−シリコン)に基づく不揮発性メモリー(NVM)セルでは、窒化物への熱キャリア電子注入(HCI)を用いて、高閾値電圧(Vt)状態および低Vt状態を有するメモリーセルをプログラムすることができる。効率的なHCIプログラミングには、高いチャンネル領域ドーピングおよびシャープなドレイン接合が必要である。しかしながら、高いチャンネル領域ドーピングを有することで、読取障害が悪化する。すなわち、低Vt状態でのメモリーセルの反復読取によって、メモリーセルのVtが連続的に上昇する。Vtは、メモリーセルの状態が低Vt状態から高Vt状態に変化する点まで上昇することがあり、よってメモリーセルの信頼性喪失を生じる場合がある。
従って、反復読取時に高信頼性を有するメモリーセルが必要とされている。
本発明の一実施形態においては、NVMメモリーセルとして使用することができる、パンチスルー防止(APT)領域および任意でドレイン側高ドープ領域(ハロー)を有する半導体デバイスを形成する。ハロー領域が存在すると、半導体デバイスのチャンネル領域とドレイン領域との間のドーパント勾配が大きくなる。APT領域によって、チャンネル領域が比較的低いドーパント濃度を有するようにするか、またはチャンネル領域がAPT領域に関してカウンタドープされることで自然Vtを低下させることにより読取障害(すなわち、読取サイクル時の閾値電圧ドリフト)を低減することができる。従って、ハロー領域およびAPT領域を用いることで、半導体デバイスの有効な熱キャリア注入プログラミングを維持しながら、読取障害を低減することができる。
以下、本発明を実施例および添付の図面によって説明するが、それらに限定されるものではない。図面における同様の参照符号は、同様の要素を示すものである。
当業者であれば、図中の要素は簡潔さおよび明瞭さを目的として示されたものであって、必ずしも寸法通りに描かれているわけではないことは明らかであろう。例えば、図中の一部の要素の寸法を他の要素と比較して誇張することで、本発明の実施形態についての理解を深める上で役立てることができる。
図1に、分離溝22,24、周囲N型ウェル14,18、分離溝22と分離溝24との間の分離N型ウェル16ならびにマスク層30を有する半導体基板12を備える半導体デバイス10を示す。留意すべき点として、分離溝22,24、周囲N型ウェル14,18、分離N型ウェル16ならびにマスク層30の形成は当業界では公知であり、本明細書では簡単にしか説明しない。分離溝22,24を基板12に形成してから、周囲N型ウェル14,18を形成する。分離溝22,24は、例えば、酸化物、窒化物などあるいはそれらの組合せ等のあらゆる種類の絶縁材料などであってよい。周囲N型ウェル14,18を形成した後、パターニングされたマスク層30を用いて、分離溝22と分離溝24との間に開口を画定する。留意すべき点として、パターニングされたマスク層30は、例えばフ
ォトレジスト層、ハードマスクなどのあらゆる種類のマスク層であり得る。次に、分離N型ウェル16を基板12内に形成する。分離N型ウェル16を形成した後、P型ウェル20が基板12から分離されるように、分離N型ウェル16内に孤立P型ウェル20を形成する。
孤立P型ウェル20を形成した後、パンチスルー防止(APT)領域26およびチャンネル領域28を分離溝22と分離溝24との間に形成する(留意すべき点として、APT領域26およびチャンネル領域28はいずれの順序で形成してもよい)。チャンネル領域28およびAPT領域26は、チャンネル領域28が基板12の上面とAPT領域26との間に位置し、APT領域26がチャンネル領域と孤立P型ウェル20との間にあるように形成する(留意すべき点として、APT領域26は高ドープ領域26と称することもできる)。APT領域26の形成に用いるドーパントは、それがチャンネル領域28中に著しく拡散しないように選択される。矢印31は、ドーパントが基板12に均一に付与されることを示している。APT領域26とチャンネル領域28の双方についての注入の方向は、基板12に対してほぼ垂直である。すなわちその方向は、垂直から約10°以内である。さらに留意すべき点として、APT領域26のドーパント濃度は、孤立P型ウェル20のドーパント濃度より大きい。
一実施形態において、APT領域26およびチャンネル領域28は、チャンネル領域28のドーパント濃度がAPT領域26のドーパント濃度未満となるように形成する。一実施形態では、APT領域26およびチャンネル領域28は、例えば、ホウ素またはインジウムなどのP型ドーパントを用いて形成される。この実施形態では、チャンネル領域28のドーパント濃度は、APT領域26のドーパント濃度の1/10〜1/50とすることができる。従って、APT領域26は、約30〜50キロエレクトロン−ボルト(keV)の範囲のエネルギーおよび約1×1012/cm〜1×1014/cmの範囲の注入量で注入され得る。チャンネル領域28は、約5〜30keVの範囲のエネルギーおよび約1×1011/cm〜1×1013/cmの範囲の注入量で注入され得る。留意すべき点として、一実施形態では、チャンネル領域28とAPT領域26とで異なるP型ドーパントを用いることができ、例えばチャンネル領域28にはホウ素、APT領域26にはインジウムを用いることができる。あるいは、双方の領域に、同じP型ドーパントを用いるてもよい。
例示の実施形態では、半導体基板12はバルク基板である。この実施形態では、基板12は半導体含有基板であり、シリコン、ヒ化ガリウム、シリコン−ゲルマニウムあるいはそれらの組合せなどであり得る。これに代わって、基板12は、底部半導体層、その底部半導体層を覆う埋込絶縁層および頂部半導体層を有する、シリコン・オン・インシュレータ(SOI)基板(図示せず)であり得る。この実施形態では、留意すべき点として、周囲N型ウェル14,18ならびに分離N型ウェル16は必要ない。すなわち孤立P型ウェル20が、SOI基板の頂部半導体層に相当するものと考えられる。この実施形態では、埋込絶縁層はシリコン酸化物層であることができ、頂部および底部半導体層はシリコン、ゲルマニウム、ヒ化ガリウムその他から形成することができる。
図2は、マスク層30の除去および分離ウェル22と分離ウェル24との間のチャンネル領域28上のSONOSゲートスタック32の形成後における半導体デバイス10を示す。SONOSゲートスタック32は、チャンネル領域28上に形成された第1の酸化物40、第1の酸化物40上に形成された窒化物38、窒化物38上に形成された第2の酸化物36および第2の酸化物36上に形成されたゲート34を備える(留意すべき点として、第1の酸化物40、窒化物38および第2の酸化物36は、酸化物−窒化物−酸化物構造と称されることがある)。マスク層30は、従来の方法を用いて除去することができる。ゲートスタック32の形成において、第1の酸化物層は、それぞれ化学気相堆積法(
CVD)または熱酸化法を用いて、半導体基板12上にブランケット成膜または成長させる。あるいは第1の酸化物層は、物理的蒸着(PVD)、原子層成膜(ALD)、熱酸化などあるいはそれらの組合せによって形成され得る。次に、窒化物層を第1の酸化物層上に成膜する。窒化物層は、CVD、PVD、ALDなどあるいはそれらの組合せによって形成することができる。第2の酸化物層は、それぞれ化学気相堆積法(CVD)または熱酸化法を用いて、窒化物層上にブランケット成膜される。あるいは第2の酸化物層は、物理蒸着(PVD)、原子層成膜(ALD)、熱酸化などあるいはそれらの組合せによって形成することができる。ゲート層は、CVD、PVD、ALDなどまたはそれらの組合せによって形成された第2の酸化物層上にブランケット成膜される。従来のマスキング法およびエッチング法を用いて、第1の酸化物層、窒化物層、第2の酸化物層およびゲート層をパターニングおよびエッチングして、最終的にゲートスタック32を形成することができる(留意すべき点として、別の実施形態で、スタックの各層を個別にパターニングおよびエッチングして、最終的にゲートスタック32を形成することができる)。一実施形態では、得られたゲートスタック32(および同様に、ゲートスタック32下のチャンネル領域28の部分)は、約0.35μm〜0.06μmの範囲の長さを有する。
ゲートスタック32のゲート34は、ポリシリコンまたは金属含有材料などの導電材料であり得、制御ゲートと称されることがある。第1の酸化物40および第2の酸化物36は、例えばシリコン酸化物、酸窒化物、金属−酸化物、窒化物等またはそれらの組合せのような絶縁材料または絶縁材料の積層物などの誘電体であり得る。窒化物38は、電荷トラップを有することで電荷を内部に蓄積することができることが知られているシリコンの窒化物、酸窒化物その他の材料であり得る。従って、第1の酸化物40および第2の酸化物36は、それぞれ第1および第2の絶縁層、またはそれぞれ底部および頂部誘電体とも称することができる。窒化物38は電荷蓄積層、記憶素子または誘電体と称することができる。
ゲートスタック32はSONOSスタックとして図示されているが、別の実施形態では、ゲートスタック32は任意の種類のNVMゲートスタックであり得る。例えば、ゲートスタック32は、分離溝22と分離溝24との間においてチャンネル領域28上に形成されたトンネル誘電体、そのトンネル誘電体上に形成されたフローティングゲート、そのフローティングゲート上に形成された制御誘電体およびその制御誘電体上の制御ゲートを有するフローティングゲートスタック(図示せず)と置き換えてもよい。フローティングゲートスタックの形成においては、トンネル誘電体層はCVD、PVD、ALD、熱酸化などまたはそれらの組合せによって、半導体基板12を覆うように形成される。トンネル誘電体層は、酸化物(例:二酸化ケイ素)、窒化物、酸窒化物、金属酸化物などの絶縁材料であり得る。次に、従来の方法を用いて、トンネル誘電体層をパターニングおよびエッチングして、チャンネル領域28を覆うフローティングゲートスタックのトンネル誘電体を形成する(トンネル誘電体は、図2に図示したゲートスタック32の酸化物40と同様の位置に配置されている)。
次に、CVD、PVD、ALDなどまたはそれらの組合せによって、半導体基板12およびトンネル誘電体上にフローティングゲート層を形成する。一実施形態では、フローティングゲート層はポリシリコン、金属などの導電性材料であり得る。さらに別の実施形態では、フローティングゲート層はナノ結晶NVMデバイスなどの複数のナノ結晶(すなわち、別個の記憶素子)であり得る。次に、従来の方法を用いてフローティングゲート層をパターニングおよびエッチングして、トンネル誘電体を覆うフローティングゲートスタックのフローティングゲートを形成する。
次に、CVD、PVD、ALD、熱酸化などまたはそれらの組合せによって、半導体基板12およびフローティングゲート上に制御誘電体層を形成する。次に、制御誘電体層を
従来の方法を用いてパターニングおよびエッチングして、フローティングゲートを覆うフローティングゲートスタックの制御誘電体を形成する。留意すべき点として、制御誘電体は任意で設けるものであり、必ずしも全てのフローティングゲートデバイスで形成しなくてもよい。存在する場合には制御誘電体層は、酸化物(例:二酸化ケイ素)、窒化物、金属酸化物、高誘電率材料(すなわち、約4より大きく約15未満の誘電率を有する材料)などまたはそれらの組合せ等の絶縁材料であり得る。次に、CVD、PVD、ALDなどまたはそれらの組合せによって、半導体基板12および制御誘電体上に制御ゲート層を形成する。制御ゲート層は、ポリシリコンまたは金属含有材料などの導電性材料であり得る。従来のマスキング法およびエッチング法を用いて、制御ゲート層をパターニングおよびエッチングして、制御誘電体を覆うフローティングゲートスタックの制御ゲートを形成する(留意すべき点として、別の実施形態では、フローティングスタックの各層を別個にパターニングおよびエッチングするのではなく、層の組合せまたは全ての層を、同じパターニングおよびエッチング法を用いてパターニングおよびエッチングして、最終的なフローティングゲートスタックを形成するのに必要な処理工程の数を減らすことが可能である)。
図3について説明すると、パターニングされたマスク層42を、従来のマスキング法を用いて形成する。留意すべき点として、マスク層42は、例えばフォトレジストまたはハードマスクなどのあらゆる種類のマスク層であり得る。パターニングされたマスク層42(注入マスクとも称される)は、半導体デバイス10のソース側(ゲートスタック32の第1の側であって、後にソース領域が形成される)をマスクし、半導体デバイス10のドレイン側(第1の側と反対側のゲートスタック32の第2の側であって、後にドレイン領域が形成される)を露出させる。図3に示したように、斜めのインプラント44を用いてハロー領域46を形成する。前記ハロー領域46はゲートスタック32の第1の縁部から測定される距離47だけゲートスタック32下に延在する。一実施形態では、距離47は多くとも約500Åである。斜めインプラント44は対応するインプラント角度θを有し、その角度θは垂直方向から測定される。一実施形態では、θは約20〜60°、より好ましくは約30〜40°の範囲である。従って、インプラント44の角度は、ゲートスタック32下の領域45におけるハロー領域のドーパント濃度を上昇させて、チャンネル領域28のドーパント濃度より高くなるようにするのに十分である。一実施形態では、ハロー領域46は、例えば、ホウ素またはインジウムなどのP型ドーパントを用い、約1×1012/cm〜1×1014/cmの範囲の注入量を有する約10〜50keVの範囲のエネルギーで注入される(留意すべき点として、別の表現では、ハロー領域46は斜めハロー46または高ドープもしくは高濃度ドープ領域46と称することもできる。さらには、ハロー領域46のドーパント濃度は通常、孤立P型ウェル20のドーパント濃度より高い。)。
図4には、マスク層42の除去ならびに側壁スペーサ48,50、ソースおよびドレイン拡張部51,53、並びにソースおよびドレイン領域52,54の形成後の半導体デバイス10を示している。マスク層42は、従来の処理工程を用いて除去することができる。マスク層42を除去した後、ソース拡張部51およびドレイン拡張部53は、従来のマスキング法および注入法を用いて形成される。留意すべき点として、拡張部51,53はチャンネル領域28中に延在し、それぞれがゲートスタック32の一部の下にある。一実施形態では、ヒ素、リンまたはアンチモンなどのN型ドーパントを、約1×1014/cm〜1×1015/cmの範囲の注入量を有する約30〜70keVの範囲のエネルギーで注入して、拡張部51,53を形成する。ドレイン拡張部53は、それがハロー領域46を超えて延在しないように形成する。留意すべき点として、ドレイン拡張部53の形成後に、チャンネル領域28からドレイン拡張部53へのドーパント勾配の増大が生じる。ハロー領域46がなくてもチャンネル領域28からドレイン拡張部53にドーパント勾配の増大が存在するが、ハロー領域46が存在することで、そのドーパント勾配がさら
に大きくなる。さらに、ハロー領域46の存在によってチャンネル領域28内でのドーパント濃度を比較的低くすることができる。
拡張部51,53を形成した後、従来の処理工程を用いて、スペーサ48,50をゲートスタック32の側壁に沿って形成する。それらのスペーサには例えば、酸化物または窒化物などの絶縁材料などがあり得る。あるいは、スペーサ48,50は存在しなくてもよい。スペーサ48,50が存在しない場合、ソースおよびドレイン領域52,54は、拡張部51,53をそれぞれソースおよびドレイン領域として用いないように形成することができる。しかしながら、スペーサ48,50が存在すると、ソースおよびドレイン領域は別の注入工程を用いて形成することができる。一実施形態では、ヒ素、リンまたはアンチモンなどのN型ドーパントを、約1×1015/cm〜1×1016/cmの範囲の注入量を有する約10〜30keVの範囲のエネルギーで注入して、ソース領域52およびドレイン領域54を形成する。留意すべき点として、ドレインおよびソース領域52,54は、分離溝22,24の下には延在していない。さらに留意すべき点として、APT26の深さを選択して、それがソースおよびドレイン領域52,54の深さより下に延在しないようにする。図示していないが、さらなる従来の処理を用いて、半導体デバイス10を完成することができる。例えばソース領域52、ゲート34、ドレイン領域54および孤立P型ウェル20にコンタクトを形成することができる。さらに、他の半導体デバイスレベルを半導体デバイス10の下方または上方に形成することができる。
図4に示したように、Vw60は孤立P型ウェル20に印加されるで電圧に対応し、Vs62はソース領域52に印加される電圧に対応し、Vg64はゲート34に印加される電圧に対応し、Vd66はドレイン領域54に印加される電圧に対応する。図示した実施形態では、半導体デバイス10をNVMメモリー(図示せず)内のNVMメモリーセルとして用いることができる。本明細書で使用される場合、高Vt状態はメモリーセルのプログラム状態に対応し、低Vt状態はメモリーセルの消去状態に対応する(しかしながら留意すべき点として、別の実施形態では、プログラム状態と消去状態が逆になっていてもよい)。
半導体デバイス10は、窒化物38から電子を除去することによって消去され、半導体デバイス10は低Vtを有する(例えば約2ボルト以下など)。例えば、ファウラー−ノルドハイムトンネリング、熱ホール注入、直接トンネリングなどの多くの公知の方法を用いて、半導体デバイス10を低Vt状態にすることができる。
半導体デバイス10は、窒化物38内に電子を蓄積することによって、プログラムされ、半導体デバイス10は高Vt(例えば、約4ボルト以上など)を有する。従って、半導体デバイス10は、ドレイン電圧(Vd)およびソース電圧(Vs)を印加することでプログラムすることができ、VdはVsより約3〜5ボルト高い。例えば一実施形態では、1ボルトのVsおよび4ボルトのVdを用いることができる。その実施形態では、約5〜10ボルトのゲート電圧(Vg)および約0〜−3ボルトのウェル電圧(Vw)を印加する。上記の電圧を印加して半導体デバイス10をプログラムする際、熱キャリアがドレイン欠乏領域に発生し、その一部が酸化物40を通って窒化物38に注入される。これによって、半導体デバイス10のVtが上昇する。留意すべき点として、ハロー領域46およびドレイン拡張部53によって生じたドーパント勾配によって、その熱キャリア注入が増幅され、それによって半導体デバイス10の効率的な熱キャリアプログラミングが維持される。この効率は、比較的低いドーパント濃度(約1×1016/cm〜1×1017/cm)を有するチャンネル領域28であっても維持される。さらに、チャンネル領域28の比較的低いドーパント濃度によって、半導体デバイス10の自然Vtが低下することで、下記で説明するように読取障害が改善される。
半導体デバイス10の自然Vtとは、窒化物38に電荷が加わる前の閾値電圧を指す。自然Vtが高くなると、読取障害は悪化する(留意すべき点として、本明細書で使用する場合、読取障害とは低Vtメモリーセルが連続的に読み取られるに連れて閾値電圧(Vt)が徐々に上昇することを説明するものである。すなわち読取サイクル中に閾値電圧がドリフトする。)。従って、自然Vtが上昇するに連れて、メモリーセル故障までの時間が短くなる。すなわち、自然Vtが上昇するに連れて、メモリーセルへの読取数が少なくなって、低Vtから高Vtへのドリフトによる故障が生じる。従って、自然Vtを低くすることで、低Vt状態の読取障害が改善される(すなわち閾値電圧ドリフトが低下する)。例えば、再度図4について説明すると、半導体デバイス10の読取は、Vsより約0.5〜1.5ボルト高いVdを印加することで行うことができる。例えば一実施形態では、Vsは0ボルトであり得、Vdは1ボルトであり得る。この実施形態では、チャンネル領域28で約10〜30μアンペアの電流を発生させるのに十分なVgおよびVwを印加する。例えば、一実施形態では、2ボルトのVgと0ボルトのVwを用いることができる(本例で与えた電圧、すなわちソース電圧(Vs)を基準として与えた電圧に留意されたい。つまり、この例では、Vsが1ボルトだけ上昇すると、Vd、VgおよびVwも1ボルトだけ上昇する。)。消去された半導体デバイス10(すなわち、低Vt状態の半導体デバイス)の読取またはアクセスの間、チャンネル領域28には反転層が形成され、ドレイン領域54およびドレイン拡張部53周囲には空乏領域(図示せず)が形成される。この空乏領域は、ハロー領域46で生じたドーパント勾配を実質的にマスクすることで、ハロー領域46のより高いドーパントが半導体10のVtを上昇させるのを防止する。このようにして、Vtは低Vt状態のままであることから、Vtドリフトの低減によって読取障害が改善される。
前述のように、ゲートスタック32の長さは約0.35〜0.06μmの範囲であることから、半導体デバイス10のプログラミング時に短いチャンネルリークが生じる場合がある。しかしながら、高ドープAPT領域26も、その短いチャンネルリークを低減する機能を有することで、電力消費が低減され、プログラミング効率が改善される。
図5〜8には本発明の別の実施形態を示しており、同じ導電型のドーパントを用いてチャンネル領域28およびAPT領域26を形成するのではなく、その代わりに、異なる導電型のドーパントを用いる2つの注入工程を行って、チャンネル領域86およびAPT領域74を形成することができる。すなわち、この別の実施形態では、チャンネル領域28およびAPT領域2を、それぞれ、チャンネル領域86およびAPT領域74で置き換えることができる。チャンネル領域86およびAPT領域74は、上記のチャンネル領域28およびAPT領域26と同様に機能して、半導体デバイスの効率的な熱キャリア注入プログラミングを可能とするとともに、読取障害を低減する。下記で説明するように、この別の実施形態では、ハロー領域46は存在しなくてもよい(留意すべき点として、下記の図5〜8の説明で、図1〜4の説明に用いられている参照符号と同じ参照符号は、類似または同様の要素を示す)。図5は、分離溝22,24、周囲N型ウェル14,18、分離溝22と分離溝24との間の分離N型ウェル16ならびにパターニングされたマスク層30を有する半導体基板12を備えた半導体デバイス70を示す。留意すべき点として、分離溝22,24、周囲N型ウェル14,18、分離N型ウェル16ならびにマスク層30の形成は、上記の図1に関して説明したものと同じであることから、ここでは図5に関しては再度説明しない。分離溝22,24、周囲N型ウェル14,18、パターニングされたマスク層30、分離N型ウェル16および孤立P型ウェル20(図1に関して前述したものと同じ説明、材料および代替品が、図5に関しても当てはまる)を形成した後、孤立P型ウェル20で分離溝22と分離溝24との間にAPT領域74を形成する(留意すべき点として、APT領域74は高ドープ領域74とも称することができる)。矢印72は、ドーパントが基板12に均一に付与されることを示している。APT領域74についての注入の方向は、基板12に対してほぼ垂直である。すなわち、その方向は垂直方向に対
して約10°以内である。一実施形態では、APT領域74は、例えば、ホウ素またはインジウムなどのP型ドーパントを用いて形成される。例えば、APT領域74は、約30〜50keVの範囲のエネルギーおよび約1×1012/cm〜1×1014/cmの範囲の注入量で注入することができる。やはり留意すべき点として、APT領域74および孤立P型ウェル20のドーパントは同じ導電型のものであり、APT領域74のドーパント濃度は孤立P型ウェル20のドーパント濃度より大きい。例えば、一実施形態では、APT領域74のドーパント濃度は、孤立P型ウェル20のドーパント濃度の約2〜100倍である。例えば、APT領域74のドーパント濃度は、約5×1017cm−3〜5×1018cm−3の範囲であり得、孤立P型ウェル20のドーパント濃度は約5×1016cm−3〜5×1017cm−3の範囲であり得る。
図6は、パターニングされたマスク層30の除去ならびに第1の酸化物層80、窒化物層82および第2の酸化物層84の形成後における半導体デバイス70を示す。留意すべき点として、マスク層は、図2に関して前述したように除去することができる。図示の実施形態では、第1の酸化物層80は、それぞれ化学気相堆積法(CVD)または熱酸化法を用いて、半導体基板12上にブランケット成膜または成長させる。あるいは、第1の酸化物層は、物理的蒸着(PVD)、原子層成膜(ALD)、熱酸化などあるいはそれらの組合せによって形成することができる。次に、窒化物層82を第1の酸化物層80上に成膜する。窒化物層82は、CVD、PVD、ALDなどあるいはそれらの組合せによって形成することができる。第2の酸化物層84は、それぞれ化学気相堆積法(CVD)または熱酸化法を用いて、窒化物層82上にブランケット成膜される。あるいは、第2の酸化物層84は、物理蒸着(PVD)、原子層成膜(ALD)、熱酸化などあるいはそれらの組合せによって形成することができる。
第2の酸化物層84を形成した後、パターニングされたマスク層76を用いて、分離溝22と分離溝24との間の開口を画定する。留意すべき点として、パターニングされたマスク層76は、例えば、フォトレジスト層、ハードマスクなどのあらゆる種類のマスク層であり得る。パターニングされたマスク層76を形成した後、チャンネル領域86を孤立P型ウェル20に形成する。一実施形態では、チャンネル領域86は、例えば、ヒ素、リンまたはアンチモンなどのN型ドーパントを用いて形成される。このN型ドーパントは、約5〜70keVの範囲のエネルギーおよび約1×1011/cm〜5×1013/cmの範囲の注入量で注入することができる。図示の実施形態では、N型ドーパントは、APT領域74の既存のP型ドーパントの一部を補償してチャンネル領域86を形成している。その結果、チャンネル領域86は第1の導電型(この実施形態ではN型など)を有し、基板12の頂部表面とAPT領域74との間に位置し、APT領域74は第2の導電型(この実施形態ではP型など)を有し、チャンネル領域86と孤立P型ウェル20との間に位置する。留意すべき点として、N型ドーパントがAPT領域74の一部を適切に補償するようにするため、チャンネル領域86におけるN型ドーパント濃度は、APT領域74でのP型ドーパント濃度より高くなるようにすべきである。
チャンネル領域86の形成後、チャンネル領域86の正味ドーピング濃度は一実施形態では、約0〜5×1018cm−3の範囲である。本明細書で使用される場合の正味ドーピング濃度とは、ある導電型のドーパントと別の導電型のドーパントとの間の絶対差を指す。例えば、チャンネル領域86についての正味ドーピング濃度は、APT領域74のP型ドーパントとチャンネル領域86のN型ドーパントとの間の差の絶対値を指す。本発明の一実施形態では、チャンネル領域86でのP型ドーパント濃度からチャンネル領域86でのN型ドーパント濃度を引いたものは、孤立P型ウェル20での正味ドーピング濃度以下である。留意すべき点として、チャンネル領域86でのP型ドーパント濃度からチャンネル領域86でのN型ドーパント濃度を引いたものは、孤立P型ウェル20での正味ドーピング濃度より大きい絶対値を有する負の数を与える場合がある。本発明のさらに別の実
施形態では、チャンネル領域86でのP型ドーパント濃度からチャンネル領域86でのN型ドーパント濃度を引いたものは、孤立P型ウェル20での正味ドーピング濃度未満の絶対値を有する負の数を与える場合がある。別の実施形態では、APTドーピング濃度がウェル濃度の最大値未満となるように、APT領域の下の領域において不均一なウェルドーピングを有することが可能である。
留意すべき点として、図6に示したように、第1の酸化物層80、窒化物層82および第2の酸化物層84を形成した後にチャンネル領域86を形成する。しかしながら、別の実施形態では、チャンネル領域86を形成してから、これらの層を形成してもよい。すなわち、図5に関して説明したAPT領域74を形成した後、その後の注入工程を用いて、同じパターニングされたマスク層30を用いてチャンネル領域86を形成することができる。従って、この実施形態では、パターニングされたマスク層76は必要ないものと考えられる。
図7に、ゲートスタック32形成後の半導体デバイス70を示している。窒化物層82を覆う第2の酸化物層84を形成した後、パターニングされたマスク層76を除去する(例えば、従来の処理を用いて)。次に、CVD、PVD、ALDなどまたはそれらの組合せによって形成された第2の酸化物層84上にゲート層をブランケット成膜する。従来のマスキング方法およびエッチング方法を用いて、第1の酸化物層80、窒化物層82、第2の酸化物層84およびゲート層をパターニングおよびエッチングして、最終的にゲートスタック32を形成することができる。すなわち、第1の酸化物層80のエッチングによって第1の酸化物40が得られ、窒化物層82のエッチングによって窒化物38が得られ、第2の酸化物層84のエッチングによって第2の酸化物36が得られ、ゲート層のエッチングによってゲート34が得られる(留意すべき点として、別の実施形態では、積層物の各層を個別にパターニングおよびエッチングして、最終的なゲートスタック32を形成することができる。例えば、酸化物層80,84ならびに窒化物層82をパターニングおよびエッチングしてから、チャンネル領域86を形成することができる。)。一実施形態では、得られたゲートスタック32(ゲートスタック32下のチャンネル領域86部分も)は、約0.35μm〜0.06μmの範囲の長さを有する(留意すべき点として、第1の酸化物40、窒化物36、第2の酸化物36およびゲート34に関して前述した材料および代替品を含めた説明は、図7のゲートスタック32にも当てはまる)。
ゲートスタック32は、図7ではSONOSスタックとして図示されているが、別の実施形態では、図3に関して前述のように、ゲートスタック32は任意の種類のNVMゲートスタックであり得る。従って、上記のゲートスタック32についての説明は全て、この実施形態にも当てはまる。すなわち、図3のゲートスタック32に関して前述した全ての形成方法、材料および別例は、ここでもゲートスタック32に当てはまる。例えば、前述のように、ゲートスタック32をフローティングゲートスタック(図示せず)に置き換えてもよい。しかしながら、ゲートスタック32をフローティングゲートスタックに置き換える場合には、フローティングゲートが厚すぎて、チャンネル領域86形成のためのインプラントの適切な貫通ができなくなる場合があることに留意されたい。従って、フローティングゲートスタックを用いる実施形態では、APT領域74を形成した後、かつフローティングゲートスタックのいずれかの部分を形成する前に、チャンネル領域86を形成することができる。
一実施形態では、ゲートスタック32を形成した後、ハロー領域46などのハロー領域を、図3に関して前述のように孤立P型ウェル20に形成することができる。すなわち、ゲートスタック32を形成した後、図3に関して前述のように、パターニングされたマスク層42を用いてハロー領域46を形成することができる。この実施形態では、ハロー領域46(図7および8では図示せず)は、チャンネル領域86およびAPT領域74(チ
ャンネル領域28およびAPT領域26ではなく)に隣接しているものと考えられる。しかしながら、ハロー領域46について記載したのと同じ形成方法、材料および別例ならびに図3に関する斜めインプラント44を、チャンネル領域28およびAPT領域26の代わりにチャンネル領域86およびAPT領域74を有する本実施形態に適用することができる。図5〜8の本実施形態では、チャンネル領域86およびAPT領域74を形成するのに用いるカウンタドーピング法のため、ハロー領域46が必要ない場合があることに留意されたい。
図8は、マスク層76の除去、ゲートスタック32の形成、ハロー領域46の形成、ならびに側壁スペーサ48,50、ソースおよびドレイン拡張部51,53並びにソースおよびドレイン領域52,54形成後における半導体デバイス70を示す。留意すべき点として、ハロー領域46、側壁スペーサ48,50、ソースおよびドレイン拡張部51,53、ならびにソースおよびドレイン領域52,54について前述したのと同じ説明が、この場合も図8に関して当てはまる。すなわち、図4に関して説明したものと同じ形成方法、材料および別例が図8にも当てはまる。やはり留意すべき点として、図8では、ハロー領域46が示されていることから、図8の半導体デバイス70は、図4のチャンネル領域28およびAPT領域26がチャンネル領域86およびAPT領域74に置き換えられ、よって、ハロー領域46がチャンネル領域86およびAPT領域74に隣接している以外は、図4の半導体デバイス10と同様である。しかしながら、別の実施形態では、ハロー領域46は存在しなくてもよいことに留意されたい。その別の実施形態では、チャンネル領域86およびAPT領域74はドレイン拡張部53およびドレイン領域54と隣接するものと考えられる。
図8に示したように(図4と同様)、Vw60は孤立P型ウェル20に印加される電圧に対応し、Vs62はソース領域52に印加される電圧に対応し、Vg64はゲート34に印加される電圧に対応し、Vd66はドレイン領域54に印加される電圧に対応する。図示した実施形態では、半導体デバイス70をNVMメモリー(図示せず)内のNVMメモリーセルとして用いることができる。本明細書で使用される場合、高Vt状態はメモリーセルのプログラム状態に対応し、低Vt状態はメモリーセルの消去状態に対応する(しかしながら別の実施形態では、プログラム状態と消去状態とが逆になっていてもよいことに留意されたい)。
半導体デバイス70のプログラムおよび消去操作は、図4の半導体デバイス10について前述したものと同じである。例えば、半導体デバイス10のプログラミングに関して前述した電圧を用いた半導体デバイス70のプログラミングの際、熱キャリアがドレイン欠乏領域に発生し、その一部が酸化物40を通って窒化物38に注入される。それによって、半導体デバイス70のVtが上昇する。ハロー領域46が存在する場合には、ハロー領域46およびドレイン拡張部53によって生じたドーパント勾配によって、その熱キャリア注入が増幅され、それによって半導体デバイス70の効率的な熱キャリアプログラミングが維持されることに留意されたい。この効率は、チャンネル領域86をAPT領域74に関してカウンタドーピングした場合でも維持される。さらに、チャンネル領域86のカウンタドーピングによって、半導体デバイス70の自然Vtが低下することで、下記で説明するように読取障害が改善される。
半導体デバイス70の自然Vtとは、窒化物38に電荷が加わる前の閾値電圧を指す。半導体デバイス10の場合と同様に、半導体デバイス70の自然Vtが高くなると、読取障害が悪化する。従って、自然Vtを低くすることで、低Vt状態の読取障害が改善される(すなわち、閾値電圧ドリフトが低下する)。比較的低い自然Vtによって読取障害を低減する方法の一つとして、低Vt状態において比較的低いVtを可能とすることによる方法がある。半導体デバイス70の読取時に反転層を形成するには、低Vt状態のVtを
所定量だけ超えるゲートバイアス(Vg)を印加すること(代表的には、ゲートオーバードライブと称される)が必要である。低Vt状態においてVtを低くすること(チャンネル領域86のカウンタドーピングによって可能)によって、一定のゲートオーバードライブを維持しながら、読取操作時の絶対ゲートバイアス(Vg)を低下させることができる。絶対ゲートバイアス(Vg)が低下することで、ゲートスタック32を通る電界が弱められて読取障害が減る。
低Vt状態の低下されたVtが低すぎる場合(チャンネル領域86のカウンタドーピングのため)、ソースからドレインへの漏れ電流が、半導体デバイス70を含むメモリーアレイにおいて未選択のデバイスで起こり得る。未選択のデバイスとは、メモリーアレイ中において、半導体デバイス70の読取操作時に読み取られることになっていないデバイスである。当業界で公知のように、逆ウェル−ソースバイアスによって、低Vt状態のVtが上昇する。従って、ソース−ドレイン漏れ電流は、半導体デバイス70の読取操作時にメモリーアレイ中の任意のデバイスに逆ウェル−ソースバイアスを印加することで防ぐことができる。逆ウェル−ソースバイアスは、低Vt状態のVtを低下させることによって生じるソース−ドレイン漏れ電流を低減するのに十分なものでなければならない。例えば、再度図8について説明すると、半導体デバイス70の読取は、Vsより約0.5〜1.5ボルト高いVdを印加することで行うことができる。例えば、一実施形態では、Vsは0ボルトであることができ、Vdは1ボルトであり得る。その実施形態では、チャンネル領域28で約10〜30μアンペアの電流を発生させるだけのVgおよびVwを印加する。例えば、一実施形態では、1〜2ボルトのVgと0〜−3ボルトのVwを用いることができる。本例で与えられた電圧、すなわちソース電圧(Vs)を基準として与えられた電圧に留意されたい。つまり、この例では、Vsが1ボルトだけ上昇すると、Vd、VgおよびVwも1ボルトだけ上昇する。
ハロー領域46を有する消去された半導体デバイス70(すなわち、低Vt状態の半導体デバイス70)の読取またはアクセスの間、チャンネル領域86には反転層が形成され、ドレイン領域54およびドレイン拡張部53周囲には空乏領域(図示せず)が形成される。この空乏領域は、ハロー領域46で生じたドーパント勾配を実質的にマスクすることで、ハロー領域46のより高いドーパントが半導体70のVtを上昇させるのを防止する。このようにして、Vtは低Vt状態のままであることから、Vtドリフトの低減によって読取障害が改善される。さらに、ゲートスタック32の長さが前述のように約0.35〜0.06μmの範囲にある場合、半導体デバイス70のプログラミング時に短いチャンネルリークが生じる場合がある。しかしながら、高ドープAPT領域74はこの短いチャンネルリークを低下させる機能も有し、それによって、電力消費が低減され、プログラミング効率が改善される。
以上においては、特定の導電型に関して本発明を説明したが、導電型を逆転させることが可能であることは、当業者には明らかである。例えば、孤立ウェルの極性に応じて、ソースおよびドレインならびに拡張部をp型またはn型として、p型またはn型の半導体デバイスを形成することができる。従って、孤立ウェル20はP型ウェルではなくN型ウェルであることができ、ソースおよびドレイン領域52,54ならびに拡張部51,53はP型であり得る。さらに、別の実施形態では、他の材料および処理工程を用いて半導体デバイス10を形成することができる。上記のものは、例としてのみ提供したものである。
以上の明細書では、具体的な実施形態を参照して本発明を説明した。しかしながら、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、各種の修正および変更を行うことができることは、当業者には明らかである。従って本明細書および図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味で考慮すべきものであり、そのような修正はいずれも、本発明の範囲に包含されるものである。
以上においては、具体的な実施形態に関して、利益、他の利点および問題解決法について説明した。しかしながら、それらの利益、利点、問題解決法ならびにいずれかの利益、利点または解決法が得られたりより顕著になるようにすることができる要素は、いずれかまたは全ての特許請求の範囲の必須、必要または本質的な特徴または要素であると解釈すべきではない。本明細書で使用される場合、「備える」、「備えている」またはそれらの他の何らかの別表現は、挙げられた要素を含むプロセス、方法、品目または装置がそれらの要素だけでなく、明瞭に挙げられていないかそのようなプロセス、方法、品目もしくは装置に固有の他の要素も含むことができるように、包括的な包含を網羅するものである。
本発明の一実施形態によるウェルインプラントおよびその中に形成されたチャンネルインプラントを有する半導体基板の断面図。 本発明の一実施形態による半導体基板上に形成されたゲートスタックを有する図1の半導体基板の断面図。 本発明の一実施形態によるハローインプラント形成後の図2のゲートスタックの断面図。 本発明の一実施形態による半導体基板内にソース領域およびドレイン領域ならびに拡張領域を形成し、ゲートスタックの側壁に沿って側壁スペーサを形成した後の図3の半導体デバイスを示す図。 本発明の別の実施形態による内部に形成されたウェルインプラントを有する半導体基板の断面図。 本発明の一実施形態による半導体基板上に形成された第1の酸化物層、窒化物層および第2の酸化物層ならびにチャンネルインプラントを有する図5の半導体基板の断面図。 本発明の一実施形態によるゲートスタック形成後の図6の半導体基板の断面図。 本発明の一実施形態による半導体基板内にソース領域およびドレイン領域ならびに拡張領域を形成し、ゲートスタックの側壁に沿って側壁スペーサを形成した後の図7の半導体デバイスを示す図。

Claims (10)

  1. 半導体基板(12)と、
    前記半導体基板表面下の第1の所定の距離で前記半導体基板に均一に注入された第1の導電型を有する第1の高ドープ層(26)と、
    前記半導体基板上に形成された第1の絶縁層(40)と、
    前記第1の絶縁層上に形成された電荷蓄積層(38)と、
    前記電荷蓄積層上に形成された第2の絶縁層(36)と、
    前記基板の第1の所定の領域に注入された第2の導電型を有するソース(52,51)と、
    前記基板の第2の所定の領域に注入された第2の導電型を有するドレイン(54,53)と、
    前記第1の絶縁層のドレイン側のみに注入され、前記ドレインを通って、前記第1の絶縁層の縁部から第2の所定の距離だけ前記第1の絶縁層下に延在する前記第1の導電型を有する第2の高ドープ層(46)とを有する半導体デバイス(10)。
  2. 前記第1の絶縁層の直下かつ前記第1の高ドープ層の上にある前記基板は、前記第1の高ドープ層のドーパント濃度より低いドーパント濃度を有する請求項1に記載の半導体デバイス。
  3. 半導体デバイスの形成方法において、
    半導体基板(12)を提供する工程と、
    第1の導電型を有する第1の高ドープ層(26)を前記半導体基板の表面下の第1の所定の距離で前記半導体基板に注入する工程と、
    前記半導体基板上に第1の絶縁層(40)を形成する工程と、
    前記第1の絶縁層上に電荷蓄積層(38)を形成する工程と、
    前記電荷蓄積層上に第2の絶縁層(36)を形成する工程と、
    第2の導電型を有するソース(52,51)を前記基板の第1の所定の領域に注入する工程と、
    前記第2の導電型を有するドレイン(54,53)を前記基板の第2の所定の領域に注入する工程と、
    前記第1の導電型を有する第2の高ドープ層(46)を、前記第1の絶縁層のドレイン側のみにおいて、前記ドレインを通り、前記第1の絶縁層の縁部から第2の所定の距離だけ前記第1の絶縁層下に延在するように注入する工程とを有することを特徴とする方法。
  4. 前記第2の高ドープ領域は、前記第2の所定の距離内におけるドーパント勾配を増大し、前記チャンネル領域内で比較的低いドーパント濃度を維持するように決定された角度で注入される請求項3に記載の方法。
  5. 半導体基板(12)と、
    前記半導体基板の表面下の第1の所定の距離で前記半導体基板に均一に注入された第1の導電型を有する高ドープ層(26)と、
    前記半導体基板上に形成された酸化物−窒化物−酸化物構造(40,38,36)と、
    前記酸化物−窒化物−酸化物構造上に形成されたゲート電極(34)と、
    前記基板の第1の所定の領域に注入された第2の導電型を有するソース(52,51)と、
    前記基板の第2の所定の領域に注入された前記第2の導電型を有するドレイン(54,53)と、
    前記酸化物−窒化物−酸化物構造のドレイン側のみに注入され、前記ドレインを通って、前記酸化物−窒化物−酸化物構造の縁部から第2の所定の距離がけ前記酸化物−窒化物
    −酸化物構造の下に延在する前記第1の導電型を有する斜めハロー(46)とを有する半導体デバイス(10)。
  6. 半導体基板(12)における第1の導電型のウェル(20)に不揮発性メモリーデバイス(70)を形成する方法において、
    前記ウェルの表面から第1の深さまで、前記第1の導電型のドーパントを前記ウェルの第1の領域(74)に注入する工程と、
    前記ウェルから第2の深さまで、第2の導電型のドーパントを前記第1の領域内の第2の領域(86)に注入する工程であって、前記第1の深さが前記第2の深さより大きい工程と、
    前記第2の領域上に記憶素子(38)を形成する工程と、
    前記記憶素子の上に制御ゲート(34)を形成する工程と、
    前記制御ゲートに側方で隣接する第1および第2の領域に第3の領域(52,51)および第4の領域(54,53)を形成する工程であって、前記第3および第4の領域が前記第2の導電型のものである工程とを有することを特徴とする方法。
  7. 半導体基板(12)と、
    前記基板(12)における第1の導電型のウェル(20)と、
    前記ウェルにおいて、前記ウェルの表面から第1の深さまで延在し、第1の濃度の前記第1の導電型のドーパントおよび第2の濃度の第2の導電型のドーパントを有するチャンネル領域(86)と、
    前記ウェルにおける、前記第1の深さから前記第1の深さより下方の第2の深さまで延在する、前記第1の導電型のAPT領域(74)と、
    前記チャンネル領域上の記憶素子(38)と、
    前記記憶素子上の制御ゲート(34)と、
    前記制御ゲートに対して側方で隣接する前記ウェルにおける第3の領域(52,51)および第4の領域(54,53)であって、前記第2の導電型のものである第3および第4の領域とを有するメモリーデバイス(70)。
  8. 前記ウェルが、前記第1の濃度から前記第2の濃度を引いたものより大きい正味ドーピング濃度を有する請求項7に記載のメモリーデバイス。
  9. 第1の導電型のウェルを有する半導体基板(12)と、
    第1の濃度の前記第1の導電型のドーパントおよび第2の濃度の第2の導電型のドーパントを有する、前記ウェルの表面におけるチャンネル領域(86)と、
    前記チャンネル領域の下に配置された前記第1の導電型のウェルにおけるAPT領域(74)と、
    前記チャンネル領域上の記憶素子(38)と、
    前記記憶素子上の制御ゲート(34)と、
    前記チャンネルの第1の側に隣接する前記ウェルにおけるソース領域(52,51)であって、前記第2の導電型を有するソース領域と、
    前記チャンネルの第2の側に隣接する前記ウェルにおけるドレイン領域(54,53)であって、前記第2の導電型を有するドレイン領域と、
    前記ドレイン領域と前記APT領域との間に配置された前記ウェルにおける高濃度ドープ領域(46)であって、前記第1の導電型を有する高濃度ドープ領域とを有するメモリーデバイス(70)。
  10. 半導体基板(12)において第1の導電型のウェル(20)に不揮発性メモリーデバイス(70)を形成する方法であって、前記ウェルが分離領域(22、24)によって画定されており、該方法は、
    前記ウェルの少なくとも第1の深さまで第1の導電型のドーパントを注入して、APT領域(74)を形成する工程と、
    前記ウェルの表面に第2の導電型のドーパントを注入して、前記APT領域の上方のチャンネル領域(86)にチャンネルを形成する工程と、
    前記チャンネル領域(86)上に記憶素子(38)を形成する工程と、
    制御ゲート(34)を、該制御ゲートの第1の側および前記制御ゲートの第2の側において前記分離領域から離間して、前記記憶素子上に形成する工程と、
    前記制御ゲートの第1の側と前記分離領域との間の領域にインプラントマスク(42)を設ける工程と、
    前記インプラントマスクを前記制御ゲートの前記第1の側と前記分離領域との間に存在させながら、前記ウェルの表面に対して垂直方向から20〜60°の角度で、前記制御ゲートの前記第2の側と前記分離領域との間の領域を通って前記第1の導電型のドーパントを注入する工程と、
    前記制御ゲートの前記第1の側と前記分離領域との間にソース(52,51)を形成し、前記制御ゲートの前記第2の側と前記分離領域との間にドレイン領域を形成する工程とを有することを特徴とする方法。
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