JP2006351192A - 不揮発性メモリにおける妨害の低減方法 - Google Patents

不揮発性メモリにおける妨害の低減方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006351192A
JP2006351192A JP2006211081A JP2006211081A JP2006351192A JP 2006351192 A JP2006351192 A JP 2006351192A JP 2006211081 A JP2006211081 A JP 2006211081A JP 2006211081 A JP2006211081 A JP 2006211081A JP 2006351192 A JP2006351192 A JP 2006351192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
lines
bit lines
bit
cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006211081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4533871B2 (ja
Inventor
John S Mangan
エス. マンガン,ジョン
Daniel C Guterman
グッターマン,ダニエル シー.
George Samachisa
サマチサ,ジョージ
Brian Murphy
マーフィー,ブライアン
Chi-Ming Wang
ワング,チー−ミング
Khandker N Quader
クアデール,カハンドカー エヌ.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SanDisk Corp
Original Assignee
SanDisk Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/703,083 external-priority patent/US6570785B1/en
Application filed by SanDisk Corp filed Critical SanDisk Corp
Publication of JP2006351192A publication Critical patent/JP2006351192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4533871B2 publication Critical patent/JP4533871B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/12Bit line control circuits, e.g. drivers, boosters, pull-up circuits, pull-down circuits, precharging circuits, equalising circuits, for bit lines
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/12Programming voltage switching circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • G11C16/3418Disturbance prevention or evaluation; Refreshing of disturbed memory data
    • G11C16/3427Circuits or methods to prevent or reduce disturbance of the state of a memory cell when neighbouring cells are read or written
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/02Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/02Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
    • G11C29/021Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters in voltage or current generators
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/02Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
    • G11C29/028Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters with adaption or trimming of parameters
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/50Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing
    • G11C29/50012Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing of timing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C2029/1204Bit line control

Abstract

【課題】妨害を下げる方法の提示。
【解決手段】変位電流が非選択ワードライン内に生成され、アレイのビットラインに対する電圧レベルの変更時に結果として生じるこの変位電流により、結果的に妨害が発生する可能性がある。これらの電流を下げる手法が提示される。第1の局面では、ワードライン上で同時にプログラムされるセルの個数が減らされる。メモリセルアレイが複数のユニットから構成され、これらのユニットを組み合わせて、共通ワードラインを共用する平面に変える不揮発性メモリでは、同一平面内のユニットの同時プログラミングが回避される。複数ユニットの同時プログラミングは別個の平面に存在するように構成される。第2の相補的局面では、ビットラインに対する電圧レベルの変化の速度の調整が可能である。妨害周波数の監視を行うことにより、ビットライン・ドライバがビットライン電圧を変化させる変化の速度の調整を行う。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、一般に不揮発性メモリに関し、さらに詳しくは、電気的に消去可能でプログラム可能なリードオンリメモリ(EEPROM)における妨害の低減方法に関する。
ソース/ドレイン電流の導通のスイッチングに必要な制御ゲート電圧の変化により不揮発性メモリセルは情報を記憶する。この制御ゲート電圧の変化は、セルのしきい値電圧Vtとして知られている。プログラミングとは、この導通しきい値を変えるために利用されるオペレーションであり、セルに関する情報の記憶を目的とするものである。メモリセルは、従来通りにアレイの形で構成され、ワードラインにより画定される行と、ビットラインにより画定される列と、上記ワードラインとビットラインとにより特定されるセルとが設けられ、上記セルは上記ラインと接続される。
メモリセルのこのようなアレイの一部が図1に概略的に示されている。この図で、ワードライン120とビットライン110とによりグリッドが形成される。上記アレイにおけるセルの配置方法を示す例が詳細に図示されている。この特定例では、セルは、一対のトランジスタすなわち選択トランジスタ142とフローティングゲート・トランジスタ141とから構成され、セルのしきい値電圧の変化を通じてフローティングゲート・トランジスタ141に情報が記憶されることが想定されている。上記双方のトランジスタ141と142とは、その制御ゲートがワードライン121と接続されている。本例は、仮想アース・アーキテクチャも示すものであり、このアーキテクチャでは隣接セルによりビットラインが共用され、該隣接セルは、ビットライン111と112との間で接続されているトランジスタ141と142とから構成される。複数の別のセル、構造およびアーキテクチャをアレイ用として使用することも可能である。これらのセルについては、米国特許第5,172,338号(特許文献1)と第5,095,344号(特許文献2)とにさらに完全な記載がある。上記特許の双方はサンディスク コーポレイションに譲渡されたものであり、これらの特許の双方は本願明細書内に参照により取り入れられている。
ほとんどの素子の場合と同様、EEPROMとフラッシュEEPROMとは欠陥や故障に対して敏感である。エラーが生じ得る1つの原因として、メモリ状態のしきい値レベルのシフトが挙げられる。このシフトは周囲の条件に一部起因しているが、消去、プログラムまたは読出しのようなメモリ素子の通常の動作からの応力に起因して生じる頻度の方が高い。これらのエラー、および、これらエラーの処理方法については、米国特許第5,418,752号(特許文献3)並びに第5,532,962号(特許文献4)にさらに完全な記載がある。上記特許の双方はサンディスク コーポレイションに譲渡されたものであり、これらの特許の双方は本願明細書内に参照により取り入れられている。さらに、米国特許第5,172,338号(特許文献1)と第5,095,344号(特許文献2)にも、上記エラー、および、上記エラーの処理方法についての完全な記載があり、これらの特許も参照により取り入れられている。
メモリセルのしきい値に影響を与える1つのメカニズムとして" プログラム妨害”がある。メモリアレイが、図1に示すような2次元マトリックスである場合、ビットライン110のセットからなる111のような各ビットラインがワードライン120のすべての中を通っている。1つのセルをプログラムするために、上記ビットラインを通ってセルのドレインとソースの両端にわたり電圧が印加される。それと同時に、セルの制御ゲートにかかる電圧によりセルのスイッチングを行うことも必要となる。例えば、セルのドレインビットラインに相応する6〜8ボルトなどの高い電圧までセルのソースビットラインの昇圧を行うことによりセルを含む列のスイッチングが行われる。次いで、セルのワードラインに対して10〜12ボルトなどのパルスを印加することによりプログラム対象セルのアドレス指定が行われる。同じ列内の別のセルのワードラインが選択されず、ゼロ電位に置かれているため、同じ列内の別のセルのアドレス指定は行われない。それでも、これら別のセルは、共有ビットラインおよび別のビットラインに対する高い電圧に起因して、アドレス指定されたセルのプログラム処理により影響を受ける可能性がある。このため、上記非アドレス指定セル内に電荷の漏洩が誘起される結果、電気的メカニズムに依存する電荷の利得や損失が上記フローティングゲート内に発生することがある。
上記特許には、誤り訂正コード(ECC)の利用およびリフレッシュ、すなわち" スクラビング”処理などのようなエラー処理を行う複数の技法が含まれている。しかし、エラーの回数または重要度が、これらの方法では処理できないほどの大きなものとなり、その結果メモリ内の記憶データの減損が生じる場合がある。したがって、このような妨害の回数と重要度を少なくすることが望ましい。
米国特許第5,172,338号 米国特許第5,095,344号 米国特許第5,418,752号 米国特許第5,532,962号 米国特許出願第09/505,555号 米国特許第5,890,192号 米国特許第5,396,468号
妨害源が、アレイの非選択ワードラインに生じる変位電流であり、この変位電流がアレイのビットラインに対する電圧レベルの変更時に結果として発生することが知られている。ワードラインとビットライン間での容量結合に起因して、ワードラインを横切る各ビットラインは、ビットラインに対する電圧レベルの変化する速度に比例する量に影響を与える。メモリアレイの回路サイズの縮小につれて上記容量結合レベルは上昇する。ワードラインの不完全な導電率に起因して、上記誘起電流が、非選択ワードラインに沿うメモリセルの制御ゲート上に生じる電圧を結果として生み、それによって、妨害がもたらされる可能性があることが知られている。
本発明の第1の局面では、ワードライン上で同時にプログラムされるセルの数が減らされる。メモリセルアレイが複数のユニットから構成され、これらのユニットが組み合わされて、共通ワードラインを共用する平面に変えられる不揮発性メモリでは、同一平面内でのユニットの同時プログラミングは回避される。複数ユニットの同時プログラミングを行うことも可能であるが、これらのユニットは別個の平面内に存在するように構成されたユニットである。上記複数ユニットの同時プログラミングは、同時プログラミングを行う対象ユニットの数と順序とを選択して、別個の平面から得られるユニットのみを一緒にプログラムするようにすることにより実行可能である。交互にあるいは追加的にプログラム対象ユニットを比較して、ユニットのいずれが、同一平面から得られたユニットであるか、および、逐次的に同一平面内にある当該ユニットの書込みを行っているか否かを調べることが可能である。
本発明の第2の局面では、ビットライン・ドライバの動作制御を通じて、ビットラインの電圧レベルの変化する速度が制御される。ビットラインに印加される電圧の立上がり時間を短くすることにより、ビットラインが横切るワードラインの誘起電流量が減少される。上記変化の速度は、製造業者による単一時間の調整や、所望の場合にはいつでも可能なユーザによる外部での調整、もしくは、メモリシステムの範囲内での自動調整などの調整が可能となるように、動作条件の変化に適合できるようにしてもよい。例えば、発生するデータエラー量を通じて、あるいは、デバイスのアプリケーションに基づいて妨害周波数の監視を行うことにより、ビットライン・ドライバは、ビットライン電圧を変化させる速度の調整をコントローラにより自動的に行うか、ユーザによりこの調整を行うかのいずれかにより調整を行うことが可能である。
非選択ワードラインで生じる変位電流を減らすために、上述した第1または第2の局面のいずれかを単独で利用してもよいし、あるいは、上記2つの局面を相補的に一緒に利用してもよい。妨害源の実質的な除去ではなくとも、大きな利点として、非選択行に沿うメモリセル内に記憶されたデータの妨害源の制御を行えるという利点がある。
本発明の追加の局面、特徴および利点は、具体的な代表的実施形態についての以下の記載に含まれている。この説明は添付図面と関連して考慮することが望ましい。
ビットラインの電圧レベルの変化の速度の結果生じる非選択ワードラインの変位電流に起因してメモリアレイの中へ妨害が発生することが知られている。図1の単純化した状況に戻って、セルの制御ゲートをワードライン122と接続した状態で、ビットライン111と112との間で接続されたセルをプログラムするケースについて考える。ビットライン111は、ビットライン112に相応する電圧Vbl(5ボルトなど)まで昇圧される。ビットライン111における電圧変化は有限の立上がり時間にわたって生じ、この電圧変化は速度dVbl/dtにより特徴づけられる。プログラムされる選択ワードライン122に沿う他のセルも同様にそのビットラインの昇圧が行われる。次いで、ワードライン122はプログラミング用電圧を用いてパルス出力され、プログラミングパルス間で通常確認が行われる。セルのプログラミングが行われない、121のような非選択ワードラインの場合、これらのワードラインは131のようなワードライン・ドライバによりアースにセットされる。メモリアレイの構造に起因して、ワードライン120の各々はビットライン110の各々と容量結合される。この容量結合は、ビットライン111をワードライン121と結合するキヤパシタ151により詳細に示されている。電圧Vblが所定の時間長で変化するとき、この電圧の変化は、結果として、ワードラインとビットライン間の容量結合Cw−bの強さに比例し、かつ、ビットラインの電圧が変化する速度に比例する変位電流Idisをワードラインに発生させる。変化を受けるN本のビットライン(但し、Nはワードラインに沿って同時にプログラムされるセルの個数)の各々に対して上記影響が生じるため、ワードラインの中へ入る総変位電流はほぼIdis〜NCw−b(dVbl/dt)となる(但し、この単純化した説明の場合、変化を受けるビットラインのすべては同じ結合と同じ立上がり速度とを有するものとする)。
ビットライン110のレベルは、読出し動作、確認動作および消去動作中にも規則的に変化するので、このような変位電流は、プログラミング用としてだけでなく、非選択ワードライン上で頻繁に誘起される。既述したように、非選択ワードラインに沿うセルのプログラミングを回避するために、これらのワードラインはアースにセットされる。そのため、たとえ電位がセルのソースとドレインの両端にわたってかけられても、これらのワードラインのプログラミングが行われることはない。131のようなワードライン・ドライバにより、その非選択ワードラインがアースへセットされているため、ビットラインにより誘起されたIdisは理想的にはすぐにこれを除去することが望ましい。しかし、ワードラインは、若干の抵抗を有する多結晶質シリコン層から一般に構成され、処理上の様々な配慮により、この層のコンダクタンスの改善が可能な量には限界がある。したがって、上記変位電流は直ちに放散されることはなく、その影響はドライバからさらに除去されるビットラインのセルにとってより重大なものとなる。
その結果、若干の電流が非選択ワードラインの中を流れることになるため、141のようなフローティングゲート・トランジスタの制御ゲートに印加されるワードライン抵抗に起因して、上記電流により電圧が生じることになる。この電流は、一過性のものであるとはいえ、制御ゲートに電圧パルスを生むという結果を依然としてもたらすものである。さらに、トランジスタ141と同じ列内のセルをプログラムする場合、ビットライン111と112のライン間で生じる電圧が下がることになる。この時、上記変位電流がプログラミングパルスとして働き、トランジスタ141のフローティングゲートにおける変化量を変えることもある。このパルスの出力強度は、選択ワードラインのセルに印加される出力強度よりも小さなものとなるが、それでもセルのしきい値Vthを変える場合がある。この影響は、ある程度まで非選択ワードライン上で生じるので、ビットラインのレベルが変化するときはいつでも、選択ワードラインに対する複数の書込み後の累積的影響により、非選択ワードラインのセル内に記憶されたデータの完全性が減じる可能性がある。この影響は、状態間の違いを区別するしきい値が小さくなることがある多状態メモリにおいて特に厄介なものとなる。フローティングゲート・トランジスタ141に加えて、選択トランジスタ142を含む、図1に示すようなセルでは、選択トランジスタ142はセルのターンオンに対する何らかの保護が設けられている場合がある。しかし、誘起電流に起因する電圧が十分大きくなった場合、この電圧が最終的に選択トランジスタ142の固有のしきい値電圧を上回り、その結果何らかの妨害が生じ、十分な数の妨害がスクラブされずに放置された場合、これらの妨害がエラーにつながることが考えられる。
したがって、上述の変位電流の振幅を可能な限り小さくすることが望ましい。Idisの式内のいずれかの項の値を小さくすることにより、上記影響の改善に役立てることができる。別の理由のためにも結合静電容量Cw−bの減少は好ましいことではあるが、この減少を行うことができる量には限度がある場合が多い。ワードライン抵抗の場合と同様、上記結合の値には、処理工程上の配慮による限度があり、さらに、いずれの場合にも、通常、選択されたアーキテクチャ内で実際に使用できる程度まですでに最小化がほとんど行われている。したがって、以下の記載は、上記の代わりに、別の2つの要因、すなわち、これらの電流を所定時に誘起させるビットラインNの本数の低減と、ビットラインのレベルを変化させる速度dVbl/dtとに集中するものである。図2と図3に見られる実施形態例と関連して上記要因を説明することにする。というのは、上記特定のアーキテクチャでは、これらの誘起電流の結果をさらに悪化させる種類の比較的長いワードラインが結果として生じる可能性があるからである。
ワードラインと結合したビットライン数の低減
図2には、不揮発性メモリシステムの主要構成要素が示されている。本説明に関連する図2と図3の部分のみを本明細書に記載する。さらなる詳細な記載は、 Kevin M. Conley, John S. Mangan および Jeffery G. Craig による2000年2月17日出願の米国特許出願第09/505,555号(特許文献5)の「別の指定ブロック内の物理的ブロック特性の同時に起こる複数のデータセクタ・プログラミングと記憶機能とを備えたフラッシュEEPROMシステム」で知ることが可能である。上記出願は、本願明細書内に参照により取り入れられている。また、図2と図3は、上記特許から採られた図である。
不揮発性メモリチップ17には、ライン15を介してコントローラとインタフェース用論理回路39とが含まれる。メモリチップの追加構成要素は、説明を簡略化するために示されていない。論理回路39の目的は別個のバスラインと制御ラインに信号を生成することである。様々な制御信号がライン41で供給され、メモリアレイ回路と接続された電源43もインタフェース39を介して制御される。データバス45は、不揮発性メモリの中へプログラムされたり、不揮発性メモリから読出されたりするユーザデータを搬送し、アドレスバス47は、ユーザデータの読出しや、ユーザデータの書込み、あるいは、メモリセルからなるブロックの消去のためにアクセスされるメモリ部分のアドレスを搬送する。
単一の不揮発性メモリチップのフローティングゲート・メモリセルアレイはそれ自体が複数のユニットに分割され、これらユニットの各々は、アドレス指定、復号化、読出し等をサポートするそれ自体のセットの回路を備える。この例では、8個のこのようなアレイユニット0〜7(参照番号51〜58により示す)が例示されている。例えば、物理的には、単一チップ上のメモリアレイはクアドラント(" プレイン”)に分割される。各クアドラントは、一部が一体に接続された2つのユニットを含み、メモリセルユニット4(55)と5(56)のいずれかの側部にy−復号器61と62のような共通のワードライン復号化回路(y−復号器)を共用している。これらの共通ワードラインは、メモリセルユニット4(55)と5(56)の双方の両端を通り、図3と関連して以下さらに説明するように、共通ワードラインの半分は一方の側でy−復号器61と接続され、もう半分は他方の側でy−復号器62と接続される。米国特許第5,890,192号(特許文献6)に示されている4個のユニット(カッド(quad))の代わりに、8個のユニットが存在する点を除けば、このメモリアーキテクチャは、上記特許に記載のものと類似のメモリアーキテクチャである。この特許は本願明細書内に参照により明白に取り入れられている。
アレイユニットの各々は、アレイユニット5(56)と接続されるx−復号器63のようなビットライン復号器(x−復号器)を備え、このアレイユニット5(56)を通じてユーザデータが読出される。図3は、アレイユニット5とその復号器61、62、63の拡大図であり、これらの復号器はアドレスバス47のアドレスに対して応答する。回路65は復号器63と接続されるが、この回路65には、データを読出すセンス・アンプと、プログラムする対象データを記憶するレジスタと、ユニット5でアドレス指定されたセルが所望状態にプログラムされたかどうかを確かめるためにプログラミング中使用され、セルの読込み状態を読出し中に確かめるコンパレータと、これらの機能を実行する制御論理回路とが含まれる。2つのレジスタ67と69は、(67から69への)読出しおよび(69から67への)プログラミング中これらレジスタ間でのユーザデータの同時転送を行うために接続される。ユーザデータは、書込み中はデータバス45とレジスタ69とから1回につき1バイト転送され、読出し中は反対方向に転送される。他の7つのアレイユニットの各々も同様に接続される。
図3を詳細に参照しながら、メモリセルアレイの例の一部をアレイユニット5に関して一般的に説明する。セルからなる各行はそれ自身の導電ワードライン(WL)を備え、該ワードラインは、隣接アレイユニット4の対応するワードラインを介して復号器61と接続するか、復号器62と直接接続するかのいずれかの接続を行う。後者の場合、ワードラインは隣接アレイユニット4へと続く。各フローティングゲート・メモリセル71〜75と77〜81の2つの部分行70と76の各々は、例えばセル自身のそれぞれのワードライン83と85とを有する。この例では、ワードライン83と85の双方は復号器61と接続されている。どの復号器を所定のワードラインと接続するかの決定は主としてレイアウトに対する配慮上の問題であり、特定のアーキテクチャがここに一例として示されている。ワードラインが単一行の形でセルの各ゲートと接続されているが、この接続ゲートは分割チャネルタイプの構造を持つメモリセル内の選択ゲートである。上記の代わりに、別のメモリセル構造の使用も可能である。その場合、各々の構造は少なくとも1つの電気的フローティングゲートを備え、記憶された電荷レベルは該ゲートのセル状態を示す測定値となる。メモリセルの1つおきの行間に導電消去ラインを設け、ライン87が行70と76の各々のメモリセルの各消去ゲートと接続される。説明を単純にするために図1の詳細図では消去ゲートは示されていない。別の構造では、個々の消去ゲートに対してフローティングゲートを消去するのではなく、逆に、セルソース拡散部のような基板領域に対する消去が行われる。アレイセルの各列間に1ビットラインが設けられたビットライン(BL)は、ワードラインに対して直交方向に延在し、復号器63と接続される。各ビットラインは、ビットラインのいずれかの側において、列のセルのソース拡散部とドレイン拡散部の各々と接続される。適切なメモリアレイの詳細な例については、上述の従来の技術の欄で述べた米国特許に記載されているが、上記とは別に、本発明の実施構成では、他の既存の提案された構造を採用することも可能である。
上述したアレイの例では、フローティングゲート当たり2ビットのデータを記憶するために4つの設定されたしきい値電圧状態で各フローティングゲートを動作させるとき、消去ゲート87のいずれかの側のアレイユニット5(図3)の行70と76のような、消去ゲートを取り囲む各対の行から1ブロックのセルが形成される。
図2と図3に示す構造では、単一のワードラインが、クアドラントすなわち" プレイン”内の2つのメモリセルユニット間の範囲にわたっている。例えば、図3の共通ワードライン85はメモリセルユニット4と5(それぞれ図2の55と56)の双方の両端を通り、復号器61と接続する。同様に、復号器62と接続された89のようなワードラインは双方のユニットの長さを通る。この構造により、上述したような誘起電流の問題により影響をさらに受けやすい比較的長いワードラインが結果として生じる。例えば、セル75のプログラムを行う場合、このセルの両端にわたって適切な電圧量の低下が生じるように、いずれかの側のビットラインレベルのセットが行われる。この列内のセル81並びに他のすべてのセルの両端にわたっても上記電圧がかけられる。次いで、ワードライン83に対してパルス出力が行われ、ワードライン83が接続されている当該行に沿うセルのプログラムが行われる。ワードライン85は非選択ワードラインであるため、このワードライン85は復号器61によりアースへ引かれることになる。しかし、セル75のプログラムのためにビットラインが昇圧される場合(および他の任意のセルがワードライン83に沿ってプログラムされる場合)、変位電流が発生し、その結果セル81の制御ゲートにおける電圧も大きくなる。上記ワードラインはアースへ駆動されるが、この駆動は、セル75のような端セルから離れた距離にある復号器61で行われる。ワードラインのノンゼロ抵抗が存在し、かつ、2アレイの距離だけ離れた所に位置する上記復号器を設けることができれば、この電圧は83のような別のワードラインのプログラミング中にセル81のしきい値電圧を変更できるほど著しいものとなる場合がある。複数のセルがワードライン上で一緒にプログラムされ、対応する数のビットラインがそのレベルを変更されると、それに応じて上記問題が増幅されることになる。
参照により取り入れられている米国特許出願第09/505,555号(特許文献5)に記載のように、図2と図3のメモリ構造の中へ情報がプログラムされるとき、情報はホストからデータバッファメモリ35の中へロードされる。上記情報は、データバッファメモリ35からメモリチップへ、コントローラ・インタフェースを介してマスタレジスタとスレーブレジスタの中へ転送される。上記情報のメモリチップへのこの転送は、バス15に沿って、例えば、1回につき1バイトのように逐次的に行われ、メモリチップの中へ入れることができる。この情報は、適切なスレーブレジスタの中へ一旦ロードされると、それぞれのアレイユニットの中へプログラムすることが可能となる。
データは、1回につき1" チャンク”だけアレイユニットの中へプログラムされ、例えば、4つのメモリセル毎にそこで同時にワードラインをプログラムする場合、このチャンクのデータは、アレイユニット内の上記ワードラインに沿うセルの総数分だけ記憶できるデータ量の1/4に対応することになる。図2の構造では、複数のアレイユニットの同時プログラミングを行って処理速度の増大を図ることが可能となる。当該特定の実施形態では、チャンクは66バイトから構成される。スレーブレジスタに起因して、プログラムパルスがアクティブである間、これらのアレイの各々についてプログラムを行う対象データのチャンクの転送が可能となる。一旦データのチャンクがこれらのユニットのそれぞれのスレーブレジスタの中へロードされると、同時プログラミングが実行される。上記引用した出願に記載されているように、個々のユニットの各々に対応するチャンクのデータ全体を(バイトで)連続して転送する代わりに、いくつかのアレイに対応するチャンクをスライスしてバイトサイズのピースに変え、インタリーブし、この順序で適当なアレイレジスタへ転送し、同時プログラミングを行う前に上記アレイレジスタで再構成を行ってチャンクに変えるという別の方法がある。例えば、4つのアレイユニットの同時プログラミングを行う場合、データの転送を行って、プログラム対象のチャンクから得られる1バイトのデータに対応するように、ストリーム内の4バイト毎を特定のアレイの中へ入れるようにすることが可能である。
しかし、同一のクアドラントから得られる2つのアレイユニットを同時にプログラムする場合、当該クアドラント内のワードラインを横切るビットライン数の2倍がそのレベルを変更され、したがって、不要の変位電流の量のほぼ2倍が非選択ワードライン内で発生するという結果が生じることになる。ワードラインを共用するアレイユニットの同時プログラミングがシステムにより回避されれば、この影響を減らすことが可能となる。例えば、ユニットが対を成してプログラムを行う場合、同一クアドラント内の対を回避するようにすることが望ましい。4つのユニットの同時プログラミングを行う場合、これらのユニットが異なるクアドラントから各々得られるものであることが望ましい。したがって、同一クアドラント内の隣接ユニットの同時プログラミングを実行することにより、アドレス指定が単純化されて変位電流量が減り、その結果プログラム妨害が減少するという利点を得ることが可能ではあるが、本発明の1つの局面は、ワードラインを共用しないメモリユニットにメモリユニットの同時プログラミングを限定するものである。
N個のユニットの上記同時プログラミングを実行する1つの方法として、ユニットの順序を設定し、書込み用として第1のユニットを設定し、第1のユニットと(N−1)個の後続ユニットとをその順序で書込むという方法がある。次いで、後続する書込みが、次のN個のユニットに対して順に行われ、この書込みは、最後に達した場合、その順序の開始部へループする。上記書込みは、デバイスのファームウェアで行う場合のように、書込みシーケンスの論理的リオーダリングを行うことにより複数の方法で実行可能である。例えば、順序02461357は従来技術で見られるような順序01234567を置き換えたものとすることが可能である。次いで、4つのユニットを同時に書込む場合、次の書込みポインタがユニット4にあれば、ユニット4、6、1、3がまとめて書込まれ、後続して、ユニット5、7、0、2が次のグループとしてプログラムされる。
書込み順序のこの論理的リオーダリングを、例えば、ユニット0の予約セクタに記憶して、不良な列ポインタや別のチップ情報を記憶するようにすることが可能である。これについては米国特許出願第09/505,555号(特許文献5)にさらに完全に記載されている。以上記載したように、8個のユニットを4対に構成する本実施形態例では、共用ワードラインを持つユニットを回避しながら同時に書込みを行うことが可能なユニットの最大数は4である。これまでの解説ではユニットのすべてが使用されていることが暗黙のうちに仮定されていた。しかし、上述した実施形態には欠陥のあるアレイユニットを使用から取り除く手段も含まれている。例えば、ユニット4が不良であった場合、ファームウェアは、使用可能ユニットのリストからこのユニットを削除することが可能であり、その結果、当該書込み順序は0261357−となる。したがって、4つの並列グループでユニットを書込み、その時点での書込みポインタが例えばユニット7に位置していた場合、ユニット7、0、2、6がまとめて書込まれる結果、共用ワードライン(6と7)を用いて2つのユニットの同時プログラミングが行われることになる。本発明の別の局面ではこのようなことが生じる可能性を取り除くことが可能である。
上述した書込み順序の論理的リオーダリングを行う場合でも、プログラミング順からユニットを除去するときはいつも、ユーザまたは製造業者のいずれかにより図2のデバイスをセットして4つのユニットを同時にプログラムするようにすれば、クアドラントの双方のユニットにおける同時書込みの可能性が結果として生じる。たとえ同時にプログラムするユニット数が2にセットされていても、十分な数のユニットを除去すれば、上記状況が生じる可能性がある。これを回避するために、マルチアレイ書込みでプログラムされる特定のアレイをチェックしてこのような矛盾が結果として生じているか否かの調査が行われ、その場合、不良ユニットが逐次書込まれる。上記例では、書込み順は0261357−であり、4つのユニットが同時に書込まれ、次の書込みポインタが3に位置していれば、書込まれるグループは3、5、7、0となる。これらの書込みポインタはすべて別個のクアドラント内にあるので矛盾は存在せず、同時書込みの実行が可能となる。次の書込みポインタが7に位置していれば、7、0、2、6の同時書込みによりユニット6と7との間に矛盾が生じることになる。これを回避するためには、ユニット7、0、2をまとめて書込み、それに後続してユニット6への書込みを行うようにすればよい。この矛盾をチェックする複数の方法が存在するが、1つの例として、選択したユニットの一対毎の比較をファームウェアに行わせる例がある。同一クアドラント内でユニットが共用しているアドレスの有意ビットが一致するか否かのチェックを行うことにより上記比較が可能となる。
図4は、共用ワードラインを用いてユニットへの同時書込みを回避する処理の実行が可能で、かつ、ファームウェアまたは別の技法を通じて実現可能な方法を示す単純化したフローチャートを示すものである。ステップ401で、起動ユニットと、プログラム対象セクタ数とが指定される。この起動ユニットは、何らかのデフォルト値であってもよいし、前回のプログラミングが停止したユニットに基づいて定められるものであってもよい。上記プログラム対象セクタ数は製造業者またはユーザのいずれかによりセットされたものであってもよい。ステップ403で、02461357や0261357−の上記例のようなプログラミングシーケンスが読出される。図2の実施形態例では、ステップ401と403の双方の情報はユニット0の予約セクタに保持することが可能である。
ステップ405で、いずれかの選択セクタが共通ワードラインを共用しているか否かを調べるための選択セクタの比較が行われる。図2の実施形態では、この比較は同一クアドラントに在る2つのアレイに対応する。さらに一般的には、ワードラインを共用するユニットは、プレイン(平面)と呼ばれる場合もある。これは、一般的な実施形態が4以上のこのような平面を持ち、各平面は一対以上のユニットから構成される場合があるからである。上記比較は、アドレスに基づいてファームウェアにより一対ずつ行うことができる。矛盾するセクタがなければ、選択セクタのすべてを同時にプログラムすることが可能である(ステップ407)。矛盾がある場合、いずれの矛盾ユニットもステップ408により代わりに連続してプログラムされることになる。
このプログラミングの特定のラウンドが一旦終了すると、まだプログラムしていない追加ユニットの有無がステップ409によりチェックされる。追加ユニットがなければ、この特定のプログラムのサイクルは終了する(ステップ413)。追加ユニットがあれば、プログラムされたセクタ数だけ起動ユニットが進められ(ステップ411)、処理が反復される。
これまで本発明について主として図2と図3の特定の実施形態に関して説明してきたが、図4の処理は一般的状況へ容易に拡張できるものである。不揮発性セルからなるアレイを構成して、同時プログラミングが可能な複数のサブユニットに変えるときはいつでも、また、これらのサブユニットのいくつかが共通ワードラインを有する場合、この処理手順により、ワードラインを共用しているサブユニットの同時書込みの回避が可能となる結果、これらのワードラインの誘起電流の減少と、プログラム妨害の低減とがもたらされる。
ビットライン電圧変化の速度制御
上述したように、非選択ワードライン上で誘起される変位電流の振幅はいくつかの要因に左右される。これまで記載した本発明の局面は、上記変位電流に影響を与えるビットライン数の低減について論じるものであった。個々のワードラインの各々に起因する影響を減らすことに関連するという別の局面がある。非選択ワードラインを横切るビットライン数と、これらのビットラインにおけるレベルをセットする速度とが独立しているため、本発明の上記2つの局面は相補的なものであり、単独で独立に利用するか、一緒に利用するかのいずれかの形での利用が可能である。プログラミングの結果生じる妨害との関連で本発明の上記局面を説明するが、読出しのため、並びに、選択ワードラインのアクセスおよびビットラインの昇圧とを行う別の処理のために、上記局面を利用することも可能である。なぜなら、これらのビットラインレベルの変化によりワードラインに変位電流の誘起が再び生じる可能性があるからである。
非選択ワードラインでビットラインBLにより生成される変位電流は、x−復号器内のドライバにより1つの電圧から別の電圧へ動く際にビットラインにかかる電圧(Vbl)がセットされる速度(Idis〜dVbl/dt)に比例する。一般に、ビットラインのこのレベルが迅速にセットできればできるほど、デバイスはより高速になる。デバイスの速度は多くのアプリケーションでは重要な要因であるため、これらのレベルをできるかぎり迅速にセットして実際に利用できるようにする傾向がある。しかし、直接的に重要性を持つものとして、変位電流の増加があり、さらに、この変位電流の振幅に相応するプログラム妨害の増加がある。したがって、アプリケーションや動作条件によっては、これらの競合する要求間で妥協を行うことが必要となる場合がある。
ある特定のデバイス内でさえ、速度dVbl/dt用として選ばれた値に変動が生じる場合がある。米国特許出願第09/505,555号(特許文献5)に記載のような図2の実施形態では、デバイスは、2状態メモリセル(2進)または多状態メモリセル(3以上のプログラム可能な状態)のいずれかに基づいて動作が可能である。デバイスが、例えば、セル当たり4状態を記憶することにより動作するように選択されている場合、しきい値の利用可能なウィンドウは、より細かく分割されることになるため、さらに妨害を受けやすくなる。その結果、2進モードで動作しているとき受け入れられたdVbl/dtの値が、同じデバイスが多状態メモリとして動作するとき、受け入れられなくなる場合もある。最適立上がり速度Vblが書込みサイクルに起因する温度またはデバイス摩耗のような動作条件にも依存することが考えられる場合、上記条件に対する配慮を行う必要がある場合もある。ビットライン・ドライバによりビットライン電圧レベルのセットを行う上記立上がり速度を変更可能とすることにより、デバイスのアプリケーションと動作条件とに合わせてデバイスの動作の最適化を行うことが可能である。
上記最適化はいくつかの方法で行うことが可能である。上記立上がり速度の初期値は、デフォルト値、あるいは、アプリケーションや動作特性に基づいてコントローラが選択した値のいずれかの値にセットすることができる。次いで、システムはプログラム妨害の量を監視し、それに応じて上記立上がり速度の調整を行うことが可能となる。例えば、上記監視と立上がり速度の調整はコントローラで行うことが可能であり、ECCや別の誤り訂正と結びつけることによって妨害の量が限度を上回ったとき、この立上がり速度を変更できるようにすることも可能である。デバイスのサイクリングまたは、行われる書込みサイクル回数を見張る" ホットカウント(hot count)”の利用に基づいて、上記立上がり速度の周期的調整を行うことも可能である。この周期的調整は、セクタ摩耗と温度変化とに対する補償に利用される" 消去再取得(erase reacquire)”メカニズムと類似の調整であり、その場合セクタ用として新しい最適消去電圧が周期的に定められる。このメカニズムについては、米国特許第5,396,468号(特許文献7)にさらに完全な記載がある。該特許はサンディスク コーポレイションに譲渡されたものであり、本願明細書内に参照により取り入れられている。上記特許の図15a、15b、15cおよびこれらの図と関連する解説に実施形態が詳細に記載されている。
上記とは別に、パフォーマンス要件または結果として生じるエラーの量のいずれかに基づいて、製造業者による立上がり時間の調整を直接に行ったり、セル毎に記憶されている状態数のような或る別のパラメータの関数として調整を行ったり、温度、あるいは、その他の動作条件に応じて調整を行ったりすることも可能である。ユニットの予約セクタに記憶されたパラメータに基づいて上記立上がり速度の調整を行うことも可能である。次いで、上記パラメータの値がメモリテスト並びにデバイスの特定のアプリケーションに基づいて工場でセットされる。最適立上がり速度は、所定の工場で用いられる製造工程により決められることが多いため、上記調整によって異なる工場用として使用されるパラメータの調整、並びに、単一の工場内での工程上の変動の調整を行うことも可能である。
ビットライン電圧のランプ速度が制御可能な回路の実施形態を提供する背景として、このような制御を行うことなくビットラインを駆動する代表的回路を図5と図6に示す。このような回路は、図2と図3のシステムおよびその他のシステムで使用することも可能である。ビットラインのターンオン時の電圧上昇のランプ速度は、主としてラインの抵抗、および、アースとメモリアレイの別のエレメントと該ライン抵抗との容量結合によって決められる。ビットラインは、基板のイオン注入領域として一般に形成され、メモリセル用のソース領域および/またはドレイン領域として利用される。次いで、これらのイオン注入領域は、上位の層にある金属のようなより高い導電率を持つ材料からつくられるグローバル・ビットラインと接続される。ビットラインの容量結合は通常きわめて低いため、ビットラインが電圧供給源と突然接続された場合、電圧ランプ速度(dVbl/dt)が高くなる。このランプ速度を小さくする1つの方法として、ビットライン・ドライバの出力に静電容量を加える方法があるが、この方法はかなりの量の回路面積を必要とし、一貫して制御を行うことがいくぶん困難である。本発明のこの局面により達成されることとして、制御された方法で行われるビットライン・ドライバの立上がり時間の減少が挙げられる。しかし、本発明のこの局面についてさらに説明する前に、背景となる図5の例示の回路および図6のこの回路の動作タイミング図について説明する。
メモリセルアレイ(図5には図示せず)の2本のビットライン503と505は、システム電圧供給源VPPと個々の一連のトランジスタを介して各々接続されている。上記ビットラインは、アレイの一部である基板内のイオン注入ストリップのようなローカルなビットラインであってもよいし、あるいは、ローカルビットラインと順番に接続されている通常金属から形成されるグローバルなビットラインであってもよい。長いローカルビットラインは、その長さに沿ってセグメント化されている場合が多く、これら個々のセグメントはトランジスタ回路のスイッチングによってグローバル・ビットラインと接続可能である。
電源およびメモリアレイ・ビットライン503と505との間で接続されたビットライン・トランジスタ直列回路についてまず説明する。第1のトランジスタ511はそのドレインとゲートを電圧供給源VPPと接続され、抵抗器として機能する。プログラム・イネーブル(PROG)信号519がアクティブで、かつ、ビットライン505内のセルをプログラムする際に接続されるラッチ515にデータが存在するという2つの条件が共に成り立つとき、データがプログラムされてアレイの中へ入れられる間、第2のトランジスタ513はそのゲートがレベルシフタ518およびデータラッチ515と接続される。第3のトランジスタ521は、そのゲートがコンパレータ523の出力と接続され、該コンパレータはそれぞれのライン524と525とを介してビットライン503および505とも接続される。コンパレータ523の目的は、コンパレータの入力信号527に印加されるビットライン電圧供給源VBLに対して一定の関係式(等式など)を設けて、ビットライン503と505のうちの一方の選択されたビットラインの電圧GBLを保持することである。上記電圧の保持は、所望のビットライン電圧GBLを供給する導通レベルに合わせて第3のトランジスタ521を駆動するフィードバック回路で行われる。
ビットライン503と直列につながれた第4のトランジスタ528は、そのゲートがライン530を介してY−復号器533の出力と接続され、該Y−復号器は、ローカルなアドレス指定バス537内の特定のアドレスに応じて、複数の出力ライン535のうちの1つの出力ラインのスイッチングを行う。同様に、第4の直列トランジスタ529は、ビットライン505と接続され、そのゲートはライン531によりY−復号器533と接続されている。復号器533を介してアドレス指定を行うことにより、トランジスタ528と529のうちのいずれかに導電性が与えられることに応じて、1つの時点に2本のビットラインのうちの一方にしかスイッチが入らなくなる。
電圧発生器539は、入力側デジタル/アナログ変換器(DAC)543のアナログ電圧541出力により指定されたVBLの値を生成する。メモリシステムのコントローラ547により指定されるデジタル電圧値545がレジスタ544の中へロードされ、この値はDAC543への入力として利用される。この値により電圧VBLがセットされ、したがって、電圧GBLがセットされる。本願では、メモリセルからなるアレイまたはサブアレイにおいて、ビットライン503と505の対を1回またはそれ以上の回数反復使用することが可能であり、この各対はVPP並びに各対自身のレベルシフタ、コンパレータおよびY−復号器とビットラインとを接続する各対自身の直列トランジスタ回路を備えている。しかし、このような別のビットライン対は電圧発生器539の同じVBL出力により駆動される。
ビットライン503と505とがグローバル・ビットラインであるとき、セグメント選択回路を介してグローバル・ビットライン503を2以上のローカルビットライン(図示せず)と接続可能にすることができる。同様に、別のセグメント選択回路を介してグローバル・ビットライン505を2以上の追加ローカルビットラインと接続可能にすることもできる。
図6のタイミング図は、一般的なプログラミング処理中の図5の回路における3つの電圧の発生例を示す。カードの形で、メモリ・カードがホストの差込み口の中へ挿入される場合のように、メモリシステムが時刻t0にまずパワーアップされたとき、電圧発生器539(図5)は電圧VBLの発生を開始し、システムへパワーが供給されている間ずっと電圧の発生を継続する。電圧VBLがターンオンされると、電圧発生器539の特性に起因して該発生器の自然な立上がり時間550が生じるが、この立上がり時間がメモリアレイへ転送されることはない。なぜなら、この立上がり時間はPROG信号519がアクティブになることなく生じるものであるからである。その後コントローラ547が時刻t1にプログラム・イネーブル信号PROG519を出すとき、グローバル・ビットライン直列回路の各々内の第2のトランジスタに導電性が与えられる。次いで、電圧VBLは、Y−復号器533により選択されたビットライン503、505、507または509のうちの1つに電圧GBLを発生させる。PROGイネーブルパルスは高速の立上がり時間551を持っているため、駆動されるビットラインに印加されるGBLはビットラインの抵抗−容量特性により定められる立上がり時間553を有する。これは結果として生じる高速の立上がり時間553であり、GBLを受け取るビットラインを横切る非選択ワードラインの中に電圧が誘起される。
図7と図8とを参照すると、図5のビットライン・ドライバ回路の変更が示されているが、これらの変更により、GBLパルスの立上がり時間の制御が可能となり、ワードラインで誘起される電圧レベルの低下が図られる。電圧VBLをずっとアクティブに保ち、次いでPROGイネーブル信号によりビットラインの中へこの電圧VBLをゲートする代わりに、改変された電圧発生器539’とコンパレータ523’とがPROGイネーブル信号519の先端部555により時刻t1にゲートされ、立上がり時間557を持つVBLパルスが当該時刻に発生する。選択されたビットラインに印加された電圧GBLも制御された立上がり時間559を時刻t1に有する。当該立上がり時間は、ビットラインの抵抗と静電容量および/またはコンパレータ523の出力により駆動されるラインとトランジスタの単独の結果というよりは、電圧発生器539’により制御される立上がり時間である。
基本的な実施の際には、図5の電圧発生器539の特性を変更する必要はない。図6に示すように、メモリシステムの動作中電圧発生器539をオン状態のままにする代わりに、PROG信号519を用いて電圧発生器539をターンオンし、図7に示すように、プログラム処理を開始することにより、自然な立上がり時間550(図6)を利用することが可能となる。しかし、当該立上がり時間の制御が可能であることが通常望ましい。図7と図8に示す実施形態では、電圧の立上がり557の速度は、レジスタ561の内容により制御され、該レジスタ561によりその内容がライン563を介して電圧発生器539’へ適用される。dVbl/dtの異なる2つの値のみからの選択を所望であればレジスタ561は1ビットであり、上記立上がり時間の異なる4つの値の場合には2ビット、等々である。レジスタは、ヒューズエレメントのような1回のプログラムが可能なランダムアクセスメモリ(ROM)セルを含むものであれば、永久的なプログラミングが可能である。例えば、1回のプログラミングが可能なエレメントを用いる場合、上記立上がり時間は、製造業者による永久的選択しか行えないものであってもよい。製造工程の一部であるチップテストに基づいて各メモリアレイ回路チップに対する立上がり時間のセットを行うことが可能である。或いは、レジスタ561は、565で入力されたデータを記憶する揮発性メモリセルを含むものであってもよい。例えば、メモリシステムをパワーアップする度に、不揮発性メモリアレイ内の記憶データの予約セクタの内のフィールドから上記データの入力を行うことが可能である。例えば、メモリアレイ回路チップの外側から、メモリ・コントローラによりこのフィールドの変更を行うことも可能である。その場合、ユーザまたはホストシステムは、その特性または用途の変化に応じてメモリの耐用期間にわたって切り替えを行うことが可能となる。或いは、チップ内で生成されるデータからコントローラによりこの予約セクタフィールドの書込みを行い、上述したように、そのパフォーマンス、特性または用途の変化を自動的に適合させるようにすることができる。上記とは別に、レジスタ561は、コントローラまたは外部ソースによりプログラムされる不揮発性再プログラム可能メモリであってもよいが、通常これは好ましいものではない。
電圧発生器539’の一例の主要構成要素の回路図を図9に示す。電源571は、ランプ速度制御レジスタ561の内容により制御可能である。1つの形態では、電源571には複数の異なる電流レベルの並列なソースが含まれ、ランプ速度制御レジスタ出力563のビット値により1つのソースが選択される。電源571はトランジスタ573と575の並列なチェーンと直列に接続される。トランジスタ577は、チェーン573で接続され、DAC543(図5)のアナログ出力546を受け取る。チェーン573内の残りのトランジスタ579〜582は電流ミラー回路のソーストランジスタとして使用される。チェーン575のトランジスタ585〜588は、電流ミラーの受信用トランジスタである。トランジスタ579〜582のゲートは、トランジスタ579〜582のゲートとそれぞれ個々に接続されている。
ミラー回路の出力591は、電圧供給源VPPと、電圧VBLの出力527との間で接続されるトランジスタ593のゲートと接続される。この出力電圧は、電圧調整用フィードバックとして、チェーン575の一部であるトランジスタ595のゲートとも接続される。別のトランジスタ597が出力ライン591とアースとの間で接続され、このトランジスタ597のゲートはライン519内のPROG制御信号と接続される。トランジスタ597は、PROG命令が受信されるまで出力VBLを0ボルトのようなスタンバイ・レベルに保持する。一旦PROGが受信されると、VBLは、レジスタ561(図7)から出るライン563内のビットにより電源571用として選択された電流レベルに依って決められるランプ速度557を用いてランピングを開始する。ソース571から得られる低い電流が低速のランプ速度を与えるのに対して、高い電流は高速のランプ速度を与える。コンパレータ523’によって、選択されたビットラインに印加される電圧GBL VBLに等しく、同一のランプ速度を持つことが確かめられる。
具体的な実施形態例に関して本発明の様々な局面を説明したが、本発明は、添付の請求項の最大範囲内の保護を受ける権利を与えられるものであることが理解されよう。
メモリセルアレイを概略的に示す。 本発明の様々な局面の実現が可能な不揮発性メモリシステムの例を示すブロック概略図である。 図2のシステムの関連する論理素子とバッファとを備えたメモリセルアレイ・ユニットのうちの1つユニットのさらに詳細な概略図である。 本発明の1つの局面のための単純化したフローチャートである。 ビットライン電圧ドライバと選択回路とを示す概略図である。 図5の回路の動作を示すタイミング図である。 図5の回路の改変例を示すブロック図である。 図7の回路により改変されるような図5の回路の動作を示すタイミング図である。 図7の電圧発生ブロックの回路の例を示す図である。

Claims (19)

  1. 不揮発性メモリ素子において、
    複数のワードラインと、
    複数のビットラインと、
    それぞれの第1のビットラインと、それぞれの第1のワードラインと各々接続される複数の不揮発性メモリセルであって、所定のセルが接続されている前記それぞれの第1のワードラインへ第1の電圧を印加し、さらに、所定のセルが接続されている前記それぞれの第1のビットラインへ第2の電圧を印加することにより、前記セルのうちの所定の1つのセルに情報を記憶する不揮発性メモリセルと、
    1以上の前記ビットラインと接続されたビットライン・ドライバであって、前記ドライバと接続されたビットラインへの印加電圧を前記ビットライン・ドライバが変化させる速度が調整可能であるビットライン・ドライバと、
    を有することを特徴とする不揮発性メモリ素子。
  2. 前記速度は、外部で調整可能であることを特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ素子。
  3. コントローラをさらに有し、前記コントローラにより前記速度が調整可能であることを特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ素子。
  4. 前記メモリ内の前記コントローラにより検出されたデータエラーの量に応じて、前記コントローラが前記速度を調整することを特徴とする請求項3記載の不揮発性メモリ素子。
  5. 所定のセクタがプログラムを行った回数に基づいて、前記コントローラが前記メモリの所定のセクタで前記速度を調整することを特徴とする請求項3記載の不揮発性メモリ素子。
  6. 前記コントローラは、前記メモリの動作条件に応じて前記速度を調整することを特徴とする請求項3記載の不揮発性メモリ素子。
  7. 前記動作条件に温度が含まれることを特徴とする請求項6記載の不揮発性メモリ素子。
  8. 不揮発性メモリの動作方法において、前記不揮発性メモリは、
    複数のワードラインと、
    複数のビットラインと、
    それぞれの第1のビットラインと、それぞれの第1のワードラインと各々接続される複数の不揮発性メモリセルであって、所定のセルが接続されている前記それぞれの第1のワードラインへ第1の電圧を印加し、さらに、所定のセルが接続されている前記それぞれの第1のビットラインへ第2の電圧を印加することにより、前記セルのうちの所定の1つのセルに情報を記憶する不揮発性メモリセルと、
    ある範囲の電圧を印加するために1以上の前記ビットラインと接続されたビットライン・ドライバと、を有する不揮発性メモリの動作方法は、
    前記不揮発性メモリにおいて1以上のデータエラーを検出するステップと、
    前記検出するステップに応じて、前記ドライバと接続されたビットラインに印加する電圧を前記ビットライン・ドライバが変化させる速度を変更するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  9. 前記速度は、製造業者により初期値にセットされることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記速度は、外部で変更されることを特徴とする請求項8記載の方法。
  11. 前記メモリデバイスは、コントローラをさらに有し、前記コントローラにより前記速度が変更されることを特徴とする請求項8記載の方法。
  12. 前記メモリセルは複数のセクタに分割され、前記速度は前記セクタの各々において独立に変更されることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 前記メモリセルが複数のセクタに分割され、前記速度は前記セクタの各々において独立に変更されることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記速度は、前記セクタの各々の中で周期的基礎の上で変更されることを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記周期的基礎は、前記セクタが書込まれた回数により決定されることを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 複数のワードライン間の容量結合を用いて前記複数のワードラインを横切るように配向された複数のビットラインを含む不揮発性メモリシステムにおいて、少なくとも1つの選択されたビットラインに電圧パルスを印加する方法であって、
    前記電圧パルスの立上がり速度をセットして、少なくとも1つのワードラインに容量結合される電流レベルの制御を行うステップを有することを特徴とする方法。
  17. 不揮発性メモリの動作方法において、前記不揮発性メモリは、
    複数のワードラインと、
    複数のビットラインであって、前記複数のビットラインのうちの少なくともいくつかのビットラインが少なくとも1グループの前記複数のワードラインと容量結合する複数のビットラインと、
    前記ビットラインのうちの少なくとも1つおよび前記ワードラインのうちの1つと個々に接続される複数の不揮発性メモリセルと、を有し、
    少なくとも所定数の前記複数のセルの中へデータが同時に書込まれ、前記複数のセルは、プログラミング処理時に、前記グループのワードラインの中から選択された少なくとも1つのワードラインと接続され、前記プログラミング処理は、前記選択されたワードラインに対して第1の電圧を印加し、前記所定数のセルが接続された前記複数のビットラインのうちの少なくともいくつかのビットラインに対して第2の電圧を印加し、並びに、前記グループのワードラインのうちの選択されなかったその他のワードラインに対して基準電圧を印加する不揮発性メモリの動作方法は、
    前記複数のビットラインのうちの少なくともいくつかのビットラインに対して前記第2の電圧パルスを印加することにより前記プログラミング処理を行うステップであって、前記ワードラインのうちの選択されなかったその他のワードラインと接続された前記メモリセルのうちの当該メモリセルに記憶されたデータに対する妨害を回避するように、前記複数のビットラインと前記所定数のセルとを接続するステップを有することを特徴とする方法。
  18. 前記電圧パルスの先端部のランプ速度を選択して、前記ランプ速度により誘起される電圧の量を制御し、前記ワードラインのうちの選択されなかったその他のワードラインの中へ前記電圧を入れるようにすることを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 前記第2の電圧パルスを受け取る前記複数のビットラインの数の方が、前記プログラミング処理を実行するために前記パルスを同時に受け取ることが可能なビットラインの数よりも少ないことを特徴とする請求項17記載の方法。
JP2006211081A 2000-10-31 2006-08-02 不揮発性メモリにおける妨害の低減方法 Expired - Fee Related JP4533871B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/703,083 US6570785B1 (en) 2000-10-31 2000-10-31 Method of reducing disturbs in non-volatile memory
US09/759,835 US6717851B2 (en) 2000-10-31 2001-01-10 Method of reducing disturbs in non-volatile memory

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002558274A Division JP3976682B2 (ja) 2000-10-31 2001-10-26 不揮発性メモリにおける妨害の低減方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006351192A true JP2006351192A (ja) 2006-12-28
JP4533871B2 JP4533871B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=27107071

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002558274A Expired - Lifetime JP3976682B2 (ja) 2000-10-31 2001-10-26 不揮発性メモリにおける妨害の低減方法
JP2006211081A Expired - Fee Related JP4533871B2 (ja) 2000-10-31 2006-08-02 不揮発性メモリにおける妨害の低減方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002558274A Expired - Lifetime JP3976682B2 (ja) 2000-10-31 2001-10-26 不揮発性メモリにおける妨害の低減方法

Country Status (6)

Country Link
US (5) US6717851B2 (ja)
JP (2) JP3976682B2 (ja)
KR (1) KR100895216B1 (ja)
AU (1) AU2002251705A1 (ja)
TW (1) TW540054B (ja)
WO (1) WO2002058073A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181596A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Toshiba Corp 半導体記憶装置

Families Citing this family (81)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6222762B1 (en) * 1992-01-14 2001-04-24 Sandisk Corporation Multi-state memory
US6563743B2 (en) * 2000-11-27 2003-05-13 Hitachi, Ltd. Semiconductor device having dummy cells and semiconductor device having dummy cells for redundancy
US6556480B2 (en) * 2000-12-29 2003-04-29 Stmicroelectronics S.R.L. EEPROM circuit, in particular a microcontroller including read while write EEPROM for code and data storing
US6781907B2 (en) * 2002-06-06 2004-08-24 Micron Technology, Inc. Temperature compensated T-RAM memory device and method
TW569221B (en) * 2002-09-11 2004-01-01 Elan Microelectronics Corp Chip having on-system programmable nonvolatile memory and off-system programmable nonvolatile memory, and forming method and programming method of the same
KR100615975B1 (ko) * 2002-09-24 2006-08-28 쌘디스크 코포레이션 비휘발성 메모리 및 그 감지 방법
US7443757B2 (en) * 2002-09-24 2008-10-28 Sandisk Corporation Non-volatile memory and method with reduced bit line crosstalk errors
US6987693B2 (en) 2002-09-24 2006-01-17 Sandisk Corporation Non-volatile memory and method with reduced neighboring field errors
US7196931B2 (en) * 2002-09-24 2007-03-27 Sandisk Corporation Non-volatile memory and method with reduced source line bias errors
US7046568B2 (en) * 2002-09-24 2006-05-16 Sandisk Corporation Memory sensing circuit and method for low voltage operation
US7324393B2 (en) 2002-09-24 2008-01-29 Sandisk Corporation Method for compensated sensing in non-volatile memory
US7327619B2 (en) * 2002-09-24 2008-02-05 Sandisk Corporation Reference sense amplifier for non-volatile memory
US7031192B1 (en) * 2002-11-08 2006-04-18 Halo Lsi, Inc. Non-volatile semiconductor memory and driving method
US6801448B2 (en) * 2002-11-26 2004-10-05 Sharp Laboratories Of America, Inc. Common bit/common source line high density 1T1R R-RAM array
US6956770B2 (en) * 2003-09-17 2005-10-18 Sandisk Corporation Non-volatile memory and method with bit line compensation dependent on neighboring operating modes
US7064980B2 (en) * 2003-09-17 2006-06-20 Sandisk Corporation Non-volatile memory and method with bit line coupled compensation
US7095653B2 (en) * 2003-10-08 2006-08-22 Micron Technology, Inc. Common wordline flash array architecture
US7020017B2 (en) * 2004-04-06 2006-03-28 Sandisk Corporation Variable programming of non-volatile memory
JP4256305B2 (ja) * 2004-06-09 2009-04-22 株式会社東芝 半導体記憶装置
US7193898B2 (en) * 2005-06-20 2007-03-20 Sandisk Corporation Compensation currents in non-volatile memory read operations
US7170788B1 (en) 2005-09-09 2007-01-30 Sandisk Corporation Last-first mode and apparatus for programming of non-volatile memory with reduced program disturb
US7218552B1 (en) 2005-09-09 2007-05-15 Sandisk Corporation Last-first mode and method for programming of non-volatile memory with reduced program disturb
JP4734110B2 (ja) * 2005-12-14 2011-07-27 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP2007213664A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Nec Electronics Corp 不揮発性半導体記憶装置、及び不揮発性半導体記憶装置の書込み方法
US7436733B2 (en) * 2006-03-03 2008-10-14 Sandisk Corporation System for performing read operation on non-volatile storage with compensation for coupling
US7499319B2 (en) * 2006-03-03 2009-03-03 Sandisk Corporation Read operation for non-volatile storage with compensation for coupling
US7515463B2 (en) 2006-04-12 2009-04-07 Sandisk Corporation Reducing the impact of program disturb during read
US7436713B2 (en) 2006-04-12 2008-10-14 Sandisk Corporation Reducing the impact of program disturb
US7426137B2 (en) 2006-04-12 2008-09-16 Sandisk Corporation Apparatus for reducing the impact of program disturb during read
WO2007126680A1 (en) * 2006-04-12 2007-11-08 Sandisk Corporation Reducing the impact of program disturb
EP2005437B1 (en) * 2006-04-12 2012-06-06 SanDisk Technologies Inc. Reducing the impact of program disturb during read
US7499326B2 (en) 2006-04-12 2009-03-03 Sandisk Corporation Apparatus for reducing the impact of program disturb
US20070266296A1 (en) * 2006-05-15 2007-11-15 Conley Kevin M Nonvolatile Memory with Convolutional Coding
US7840875B2 (en) * 2006-05-15 2010-11-23 Sandisk Corporation Convolutional coding methods for nonvolatile memory
US7457163B2 (en) * 2006-06-01 2008-11-25 Sandisk Corporation System for verifying non-volatile storage using different voltages
US7440331B2 (en) * 2006-06-01 2008-10-21 Sandisk Corporation Verify operation for non-volatile storage using different voltages
US7310272B1 (en) * 2006-06-02 2007-12-18 Sandisk Corporation System for performing data pattern sensitivity compensation using different voltage
US7450421B2 (en) * 2006-06-02 2008-11-11 Sandisk Corporation Data pattern sensitivity compensation using different voltage
US7280398B1 (en) * 2006-08-31 2007-10-09 Micron Technology, Inc. System and memory for sequential multi-plane page memory operations
US7818653B2 (en) * 2006-09-28 2010-10-19 Sandisk Corporation Methods of soft-input soft-output decoding for nonvolatile memory
US20080092015A1 (en) * 2006-09-28 2008-04-17 Yigal Brandman Nonvolatile memory with adaptive operation
US7805663B2 (en) * 2006-09-28 2010-09-28 Sandisk Corporation Methods of adapting operation of nonvolatile memory
US7904783B2 (en) * 2006-09-28 2011-03-08 Sandisk Corporation Soft-input soft-output decoder for nonvolatile memory
US7904788B2 (en) * 2006-11-03 2011-03-08 Sandisk Corporation Methods of varying read threshold voltage in nonvolatile memory
US7904780B2 (en) * 2006-11-03 2011-03-08 Sandisk Corporation Methods of modulating error correction coding
US8001441B2 (en) * 2006-11-03 2011-08-16 Sandisk Technologies Inc. Nonvolatile memory with modulated error correction coding
US7558109B2 (en) * 2006-11-03 2009-07-07 Sandisk Corporation Nonvolatile memory with variable read threshold
US7616498B2 (en) * 2006-12-29 2009-11-10 Sandisk Corporation Non-volatile storage system with resistance sensing and compensation
US7518923B2 (en) * 2006-12-29 2009-04-14 Sandisk Corporation Margined neighbor reading for non-volatile memory read operations including coupling compensation
US7495962B2 (en) * 2006-12-29 2009-02-24 Sandisk Corporation Alternating read mode
US7440324B2 (en) * 2006-12-29 2008-10-21 Sandisk Corporation Apparatus with alternating read mode
US7590002B2 (en) * 2006-12-29 2009-09-15 Sandisk Corporation Resistance sensing and compensation for non-volatile storage
US7606070B2 (en) * 2006-12-29 2009-10-20 Sandisk Corporation Systems for margined neighbor reading for non-volatile memory read operations including coupling compensation
US7535764B2 (en) * 2007-03-21 2009-05-19 Sandisk Corporation Adjusting resistance of non-volatile memory using dummy memory cells
KR100890017B1 (ko) * 2007-04-23 2009-03-25 삼성전자주식회사 프로그램 디스터브를 감소시킬 수 있는 플래시 메모리 장치및 그것의 프로그램 방법
US8351262B2 (en) * 2007-04-23 2013-01-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Flash memory device and program method thereof
US8074219B2 (en) * 2007-06-27 2011-12-06 Microsoft Corporation Order preservation in data parallel operations
US8116110B1 (en) * 2007-12-28 2012-02-14 Marvell International Ltd. Array architecture including mirrored segments for nonvolatile memory device
US8050080B2 (en) * 2008-03-05 2011-11-01 S. Aqua Semiconductor Llc Random access memory with CMOS-compatible nonvolatile storage element in series with storage capacitor
US8000140B2 (en) * 2008-03-24 2011-08-16 S. Aqua Semiconductor, Llc Random access memory with CMOS-compatible nonvolatile storage element
US7885110B2 (en) 2008-03-25 2011-02-08 Rao G R Mohan Random access memory with CMOS-compatible nonvolatile storage element and parallel storage capacitor
KR20090117189A (ko) * 2008-05-09 2009-11-12 삼성전자주식회사 멀티 라이트를 위한 효율적인 코아 구조를 갖는 반도체메모리 장치
US7940551B2 (en) * 2008-09-29 2011-05-10 Seagate Technology, Llc STRAM with electronically reflective insulative spacer
KR20100115612A (ko) * 2009-04-20 2010-10-28 삼성전자주식회사 프로그램 디스터브를 줄일 수 있는 비휘발성 반도체 메모리 장치 및 이 장치의 프로그램 방법
US8106701B1 (en) 2010-09-30 2012-01-31 Sandisk Technologies Inc. Level shifter with shoot-through current isolation
US8686415B2 (en) * 2010-12-17 2014-04-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
US8537593B2 (en) 2011-04-28 2013-09-17 Sandisk Technologies Inc. Variable resistance switch suitable for supplying high voltage to drive load
US8456911B2 (en) 2011-06-07 2013-06-04 Sandisk Technologies Inc. Intelligent shifting of read pass voltages for non-volatile storage
US8395434B1 (en) 2011-10-05 2013-03-12 Sandisk Technologies Inc. Level shifter with negative voltage capability
US9195584B2 (en) 2012-12-10 2015-11-24 Sandisk Technologies Inc. Dynamic block linking with individually configured plane parameters
US9230689B2 (en) 2014-03-17 2016-01-05 Sandisk Technologies Inc. Finding read disturbs on non-volatile memories
JP6538426B2 (ja) 2014-05-30 2019-07-03 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置及び電子機器
US9330776B2 (en) 2014-08-14 2016-05-03 Sandisk Technologies Inc. High voltage step down regulator with breakdown protection
US9678832B2 (en) 2014-09-18 2017-06-13 Sandisk Technologies Llc Storage module and method for on-chip copy gather
KR102239356B1 (ko) * 2015-02-17 2021-04-13 삼성전자주식회사 클록 제어 유닛 또는 전원 제어 유닛을 포함하는 저장 장치와 메모리 시스템, 그리고 그것의 동작 방법
US9780809B2 (en) 2015-04-30 2017-10-03 Sandisk Technologies Llc Tracking and use of tracked bit values for encoding and decoding data in unreliable memory
US9720612B2 (en) 2015-04-30 2017-08-01 Sandisk Technologies Llc Biasing schemes for storage of bits in unreliable storage locations
US10134474B1 (en) 2017-10-20 2018-11-20 Sandisk Technologies Llc Independent state completion for each plane during flash memory programming
US10529435B2 (en) 2018-01-05 2020-01-07 Sandisk Technologies Llc Fast detection of defective memory block to prevent neighbor plane disturb
JP6972502B2 (ja) * 2018-01-10 2021-11-24 株式会社リコー 画像形成装置
US11386968B1 (en) * 2021-01-14 2022-07-12 Sandisk Technologies Llc Memory apparatus and method of operation using plane dependent ramp rate and timing control for program operation

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63244499A (ja) * 1987-03-31 1988-10-11 Toshiba Corp 半導体装置
JPH05307892A (ja) * 1992-04-28 1993-11-19 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH11175501A (ja) * 1997-12-08 1999-07-02 Mitsubishi Electric Corp フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ、およびプログラムを記録した記録媒体
JP2000011668A (ja) * 1998-06-17 2000-01-14 Oki Micro Design:Kk データ書き込み回路

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5095344A (en) 1988-06-08 1992-03-10 Eliyahou Harari Highly compact eprom and flash eeprom devices
DE69033262T2 (de) 1989-04-13 2000-02-24 Sandisk Corp EEPROM-Karte mit Austauch von fehlerhaften Speicherzellen und Zwischenspeicher
US5172338B1 (en) 1989-04-13 1997-07-08 Sandisk Corp Multi-state eeprom read and write circuits and techniques
EP0459633A3 (en) 1990-05-18 1993-03-10 Actel Corporation Methods for preventing disturbance of antifuses during programming
US5396468A (en) 1991-03-15 1995-03-07 Sundisk Corporation Streamlined write operation for EEPROM system
US5532962A (en) 1992-05-20 1996-07-02 Sandisk Corporation Soft errors handling in EEPROM devices
JP2905666B2 (ja) * 1992-05-25 1999-06-14 三菱電機株式会社 半導体装置における内部電圧発生回路および不揮発性半導体記憶装置
JP2831914B2 (ja) * 1992-09-30 1998-12-02 株式会社東芝 半導体集積回路装置
JP2856621B2 (ja) 1993-02-24 1999-02-10 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 一括消去型不揮発性メモリおよびそれを用いる半導体ディスク装置
US5663923A (en) 1995-04-28 1997-09-02 Intel Corporation Nonvolatile memory blocking architecture
DE69520665T2 (de) 1995-05-05 2001-08-30 St Microelectronics Srl Anordnung von nichtflüchtigen EEPROM,insbesondere Flash-EEPROM
JPH0945094A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Nkk Corp 不揮発性半導体記憶装置
US5798968A (en) 1996-09-24 1998-08-25 Sandisk Corporation Plane decode/virtual sector architecture
US5890192A (en) 1996-11-05 1999-03-30 Sandisk Corporation Concurrent write of multiple chunks of data into multiple subarrays of flash EEPROM
US5959892A (en) 1997-08-26 1999-09-28 Macronix International Co., Ltd. Apparatus and method for programming virtual ground EPROM array cell without disturbing adjacent cells
JPH1173791A (ja) 1997-08-28 1999-03-16 Sharp Corp 不揮発性半導体記憶装置
KR100297602B1 (ko) 1997-12-31 2001-08-07 윤종용 비휘발성메모리장치의프로그램방법
EP0971361B1 (en) 1998-06-23 2003-12-10 SanDisk Corporation High data rate write process for non-volatile flash memories
KR100327566B1 (ko) * 1998-06-30 2002-08-08 주식회사 하이닉스반도체 데이터소거를위한음전압발생장치를구비하는플래시메모리
US6134146A (en) * 1998-10-05 2000-10-17 Advanced Micro Devices Wordline driver for flash electrically erasable programmable read-only memory (EEPROM)
KR100290282B1 (ko) * 1998-11-23 2001-05-15 윤종용 프로그램 시간을 단축할 수 있는 불 휘발성반도체메모리 장치
KR100330164B1 (ko) 1999-04-27 2002-03-28 윤종용 무효 블록들을 가지는 복수의 플래시 메모리들을 동시에 프로그램하는 방법
US6275415B1 (en) * 1999-10-12 2001-08-14 Advanced Micro Devices, Inc. Multiple byte channel hot electron programming using ramped gate and source bias voltage
JP4170604B2 (ja) * 2001-04-18 2008-10-22 株式会社東芝 不揮発性半導体メモリ
US6574148B2 (en) * 2001-07-12 2003-06-03 Micron Technology, Inc. Dual bit line driver for memory
US6597609B2 (en) * 2001-08-30 2003-07-22 Micron Technology, Inc. Non-volatile memory with test rows for disturb detection
KR100535652B1 (ko) * 2001-12-21 2005-12-08 주식회사 하이닉스반도체 플래쉬 메모리 장치
US6639842B1 (en) * 2002-05-15 2003-10-28 Silicon Storage Technology, Inc. Method and apparatus for programming non-volatile memory cells
KR100525923B1 (ko) * 2002-07-18 2005-11-02 주식회사 하이닉스반도체 플래쉬 메모리 장치용 전압 생성기

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63244499A (ja) * 1987-03-31 1988-10-11 Toshiba Corp 半導体装置
JPH05307892A (ja) * 1992-04-28 1993-11-19 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH11175501A (ja) * 1997-12-08 1999-07-02 Mitsubishi Electric Corp フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ、およびプログラムを記録した記録媒体
JP2000011668A (ja) * 1998-06-17 2000-01-14 Oki Micro Design:Kk データ書き込み回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181596A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Toshiba Corp 半導体記憶装置
US8219744B2 (en) 2007-01-24 2012-07-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device which includes memory cell having charge accumulation layer and control gate

Also Published As

Publication number Publication date
JP3976682B2 (ja) 2007-09-19
US6977844B2 (en) 2005-12-20
US20070076510A1 (en) 2007-04-05
US20050146933A1 (en) 2005-07-07
KR20030048103A (ko) 2003-06-18
KR100895216B1 (ko) 2009-05-06
JP4533871B2 (ja) 2010-09-01
JP2004524638A (ja) 2004-08-12
US6888752B2 (en) 2005-05-03
US20020051383A1 (en) 2002-05-02
US6717851B2 (en) 2004-04-06
AU2002251705A1 (en) 2002-07-30
TW540054B (en) 2003-07-01
US7468915B2 (en) 2008-12-23
US20060023507A1 (en) 2006-02-02
US20040027865A1 (en) 2004-02-12
WO2002058073A2 (en) 2002-07-25
WO2002058073A3 (en) 2003-12-04
US7145804B2 (en) 2006-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4533871B2 (ja) 不揮発性メモリにおける妨害の低減方法
US6570785B1 (en) Method of reducing disturbs in non-volatile memory
US6553510B1 (en) Memory device including redundancy routine for correcting random errors
TWI402849B (zh) 用於控制記憶體之系統及方法
US7688634B2 (en) Method of operating an integrated circuit having at least one memory cell
US7180795B1 (en) Method of sensing an EEPROM reference cell
JP4439683B2 (ja) リダンダンシ選択回路を備えたフラッシュメモリ装置及びテスト方法
KR20020036697A (ko) 불휘발성 반도체기억장치
JP2009301616A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2002109891A (ja) 不揮発性メモリと不揮発性メモリの書き込み方法
JP2008016112A (ja) 半導体記憶装置
US6668303B2 (en) Method for refreshing stored data in an electrically erasable and programmable non-volatile memory
US6128224A (en) Method and apparatus for writing an erasable non-volatile memory
KR100491912B1 (ko) 불휘발성 반도체 메모리
KR100308745B1 (ko) 방해가감소된플래쉬메모리시스템및방법
KR100908662B1 (ko) 불휘발성반도체기억장치
US6992934B1 (en) Read bitline inhibit method and apparatus for voltage mode sensing
CN114664355B (zh) 非易失性存储器的参考电流产生模块和参考电流设置方法
JP2000315392A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH11250672A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2007200553A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2003203489A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090721

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4533871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees