JP2006344172A - 画像形成制御方法および文書の印刷方法およびプログラム - Google Patents

画像形成制御方法および文書の印刷方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ホットフォルダを用いて印刷操作を簡易化する際に、印刷の順序を指定可能とする。
【解決手段】ホットフォルダそれぞれについて、「複数ファイルの送信順序を指定する」チェックボックス2202のチェックによって、利用者が送信順序を指定できる。この場合送信順序指定欄2203の指定によって、順序を指定するためのキーとなる属性項目を指定できるし、あるいは利用者が各文書データごとに順位を指定することもできる。また、出力の停止/開始をボタン2205,2206により利用者が指定することもできる。ホットフォルダは、文書データが投入され、出力開始ボタン2206が押されると、指定された順序で文書データをMFPへと送信して印刷させる。
【選択図】図22

Description

本発明は、たとえばコンピュータで実行されるアプリケーションプログラム等により作成された画像データやテキストデータ、グラフィックデータ等を含み、さらにそれらデータに書式を付した文書データを印刷するための画像形成制御方法および文書の印刷方法およびプログラムに関する。
一般のオフィス環境では、クライアントコンピュータから、プリンタあるいはMFP(プリンタ、スキャナ複合機)等の画像形成装置を用いて文書データ等をプリントする場合、クライアントコンピュータにインストールされたプリンタドライバなどを利用している。なお本実施形態では、文書データとは印刷の対象となるデータを指しており、ワードプロセシングプログラムで作成した文書データの他にも、たとえばディジタルカメラで撮影された画像データも含む。また、文書データを、ドキュメントデータと呼ぶこともある。文書データは、コンピュータにおいてはファイル形式で保存されているため、文書データファイル、あるいは文書ファイルと呼ぶこともある。もちろん文書ファイルは、ファイルシステムにおいて管理されていないデータベースから直接取り出されてメモリにデータブロックとして配置されるデータなど、ファイル形式ではない電子データであってもよい。本実施形態においては、このようなデータを総称して、出力対象データと呼ぶことがある。いずれも印刷の対象となるデータを指す。また、印刷された文書と区別するために電子文書と呼ぶ場合もある。プリンタドライバは、一つのドキュメントに印刷設定情報を加えた、画像形成装置が解釈実行可能な一つのPDLデータを画像形成装置に送付することでプリント動作を行っていた。この場合には、ひとつのドキュメントに対応する一まとまりのPDLデータが一つの印刷ジョブ(単にジョブと呼ぶ場合もある。)として扱われる。複数のジョブ(PDLデータ)が画像形成装置に送付された場合には、画像形成装置は、送付された順序で一つ一つ処理し、プリントしていた。
しかしながら、POD(Print On Demand:要求に応じた印刷処理)の環境では、画一化されたルーチンワークの下で複数の異なるドキュメントに対して、共通の印刷設定情報(ジョブチケット)を指定してプリントするようなワークフローが多々存在するようになってきた。なお印刷設定情報には、印刷処理における設定の他、その前処理や後処理の設定をも含むこともある。
そのようなワークフローに即した手法が、「ホットフォルダ」に代表されるダイレクトプリントである。ダイレクトプリントとは、クライアントコンピュータからプリンタドライバを利用せずに直接画像形成装置にジョブを投入する方法である。ダイレクトプリントにおけるジョブは、PDF(Portable Document Format)データに代表されるドキュメントデータと、JDF(Job Definition Format)に代表されるジョブチケットデータとで構成される。JDFはXMLを用いて定義されており、印刷前処理、印刷処理、印刷後処理のためのパラメータが、あらかじめ定義されたタグを用いて記述可能な形式である。たとえば、用紙サイズやページのレイアウト、両面/片面等の印刷処理時における設定や、用紙の裁断や折り、製本など印刷後処理における設定をJDFによって記述できる。すなわち、ジョブチケットとは印刷設定を記述した印刷設定情報であり、JDFはその一形式である。
ホットフォルダは、予めジョブチケットを関連づけておくことができるコマンド付きフォルダである。フォルダとは、階層化ファイル管理システムにおける一階層を示すノードであり、その下にフォルダやファイルを関連づけることができる。フォルダは、その中に他のフォルダやファイルを保存できる、と言い換えることもできる。複数のジョブチケット設定が必要な場合には、予め複数個のホットフォルダを準備しておいて、それぞれに相異なるジョブチケットを関連づけておく。それら複数のホットフォルダをジョブの用途に応じて使い分ける。そして、利用者により指定されたドキュメントが、ドラッグアンドドロップ操作やファイル検索などによりホットフォルダに投入される。ホットフォルダは、ホットフォルダを実現するためのプログラムにより予め決められた時間周期でポーリングされている。ポーリングによりホットフォルダにファイルが投げ込まれたことを知る。ファイルが投げ込まれた場合には、そのファイルは、予め定義されたジョブチケットを添えて画像形成装置側にジョブ(ドキュメントデータ+ジョブチケットデータ)として送付される。ホットフォルダに投入された文書データを、ポーリングの都度繰返し印刷しないように制御する技術も提案されている(特許文献3等参照)。
さらに、画像形成装置において印刷される順序が、ホットフォルダからの送信された順序とは異なる現象が発生することがある。この原因は、ネットワーク上での送信や画像形成装置内での印刷処理に関連している。送信順序と印刷順序とを一致させるための方法も提案されている。たとえば、複数の文書データそれぞれに対応する順序を順序管理データに登録し、それによって文書を順序づける方法(特許文献1等参照)や、文書データの印刷属性に順序属性を持たせ、この順序属性により順序づける方法が提案されている(特許文献2等参照)。
特開平04−096822号公報 特開平11−065784号公報 特開2003−316560号公報
近年、デジタルカメラが普及している。ディジタルカメラで撮影された画像データの圧縮形式としてJPEGが選択されることが多い。JPEGでは、一つの写真データが一つのJPEGファイルとして扱われる。そして、ディジタルカメラで撮影された写真は、一つまたは複数が一枚の紙に印刷されることが多い。ディジタルカメラで撮影した写真を印刷するためにホットフォルダを用いることもできる。ホットフォルダに投入(ドラッグアンドドロップ操作等による)された文書データは、その都度(あるいはポーリングされる都度)印刷ジョブとしてプリンタに送信される。そのため、複数個のJPEGファイルを選択して、一斉にホットフォルダに投げ込んだ(複数ファイルを選択して、ホットフォルダへとドラッグアンドドロップ操作)場合、印刷される順序は保証されない。これは下記の3つの要因による。
(1) ホットフォルダにジョブが投入されたことを検知するには、ポーリングなどの周期的な検索方法が利用されているため、その周期の間に投入された複数のジョブ間で、順序が決められない。
(2) ポーリングは、ユーザがジョブを投げ込むタイミングとは非同期に行われるため、1つずつファイルを投げ込んでも順序どおりに画像形成装置に送られるとは限らない。
(3) ホットフォルダ内に複数のファイルが存在する場合、その複数個のファイル間で順序がつけられていないため、送信順序が一意に決まらない。
明示的にドキュメントの印刷順序をつけられない場合にも、ホットフォルダを実現するプログラムの手順によっては明示されない一定の規則で印刷されることもあり得る。しかし利用者がその規則を知ることは困難であるし、ましてその順序を所望の順序に変更することはできない。
また、特許文献1や特許文献2に記載された方法は、印刷開始前に順序をあらかじめ指定しておくための方法であり、これらの方法を、文書データが投入される都度印刷ジョブとして画像形成装置に送信してしまうホットフォルダに適用することは困難である。また、特許文献1や特許文献2の方法では、全文書について利用者が順序を指定しなければならない。
このように、複数の文書データを、同時に(たとえば1回のポーリングとその次のポーリングとの間に)ホットフォルダに投入した場合、それら複数の文書データの出力順序を利用者が指定することはできなかった。
本発明は上記従来例の問題点の少なくともひとつを除去するためになされたもので、ホットフォルダに投入された複数のジョブに対して出力順序を指定でき、指定された順序で出力できる画像形成制御装置および文書の印刷方法及びプログラムを提供することを目的とする。
また出力順序を個々の文書に対して指定しなくとも、属性をキーとして指定するという簡易な方法で順序を指定でき、指定された属性をキーとして整列した順序で出力できる画像形成制御装置および文書の印刷方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を備える。すなわち、コンピュータプログラムであって、
あらかじめ定めた出力用記憶領域に保存された文書ファイルについて、その順序を指定するための指定手段と、
前記出力用記憶領域を、出力状態と不出力状態との間で切り替えるための状態切替手段と、
前記出力用記憶領域が出力状態にある場合には、前記出力用記憶領域に保存された前記文書ファイルに基づいて作成した印刷ジョブを、前記指定手段により指定された順序に従って、前記印刷ジョブを処理可能な画像形成装置に対して送信する送信手段としてコンピュータを機能させる。
あるいはコンピュータプログラムであって、
記憶手段に設けられた出力用記憶領域を監視する監視手段と、
前記出力用記憶領域に文書ファイルが新たに保存されたことが前記監視手段により通知された場合、前記出力用記憶領域が出力状態にあるか否か判定する判定手段と、
前記判定手段により出力状態にあると判定された場合、順序情報に応じた順序で前記出力用記憶領域に保存された文書ファイルに基づいて印刷ジョブを作成するジョブ作成手段と、
前記ジョブ作成手段により作成された印刷ジョブを、前記出力用記憶領域に関連づけられた画像形成装置に対して送信する送信手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によって、ホットフォルダに投入された複数の文書を利用者が指定した順序で出力することが出来る。
また、文書の属性をキーとして順序を指定することができる。そのため順序指定を文書毎にする必要がなく、操作が簡易化できる。その属性として文書の日付または名称を指定できるために、日付順または名称順の印刷が簡単に行える。
また、個々の文書について順序を指定することも出来る。
また、ホットフォルダに関連して保存された、順序を記述したデータにしたがって順序を指定することもできる。
また、ホットフォルダに印刷設定情報を関連づけておくことで、ホットフォルダに応じた形式で出力することが出来る。
<実施形態1>
本実施形態では、ホットフォルダ内のジョブを画像形成装置に送信する際に、ユーザの意図した順序に並べ替えて送信する方法を説明する。解決しようとする課題の欄で説明した3つの要因のうち、(1)と(2)とについては、ホットフォルダの送信タイミングを規定することで解決できる。即ち、送信機能の働きに関して、ユーザが意図した任意のタイミングで「送信の停止」と「送信の再開」を制御することにより、ポーリング周期とそのタイミングの問題は解決する。具体的には、ホットフォルダに対して、ジョブ送信を一時停止した上で複数個のジョブを投入する。次に送信するジョブ全てを投げ入れた状態で、一時停止を解除する。これにより、一塊のジョブ束を一斉に画像形成装置に送ることができる。
次に、課題の(3)に対しては、ホットフォルダ内で順序を設けたり、その順序どおりに送信したりする必要がある。一般によく用いられるであろう順序には、日付順、名称順、ジョブID順などが考えられる。このような順序でホットフォルダ内の文書を画像形成装置に一つずつ送信する。以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
[ディジタルプリントシステムの構成]
図1は、ディジタルプリントシステムの構成の一例を示すブロック図である。このシステムには、ネットワークに接続されたプリントサーバ、クライアントコンピュータ、画像形成装置(カラー及び白黒のMFP及びプリンタ)がそれぞれ1つまたは複数個存在している。
プリントサーバ101は2つの役割を持っている。1つ目はクライアントコンピュータとの情報の送受信である。印刷ジョブの画像情報や設定情報などは、まずプリントサーバ101に入力される。また、プリントサーバ101はその印刷ジョブが終了するとステータスなどの情報をクライアントコンピュータに知らせる。もう1つは印刷ジョブの管理制御である。図1のクライアントコンピュータから投入された印刷ジョブをプリントサーバ101にて一元管理している。プリントサーバ101は、ディジタルプリントシステムにある全ての画像形成装置(104〜108)と、全ての印刷ジョブの状況が監視できる。またプリントサーバ101は、印刷ジョブの一時停止、設定変更、印刷再開あるいは、ジョブの複製、移動、削除などの制御が行える。さらに、プリントサーバ101には、本実施形態のホットフォルダが用意され、その制御を行うホットフォルダプログラムが実行される。なおプリンタがシリアルインターフェースやパラレルインターフェースでローカル接続されたプリントサーバについても、図1のプリントサーバ101と同様に本発明を適用可能である。なおホットフォルダ及びホットフォルダプログラムは、クライアントコンピュータにおいて提供されても良い。その場合には、ホットフォルダに投入された文書データは画像形成装置に送信されず、プリントサーバに対して送信される。そしてプリントサーバを介して画像形成装置に送信される。何れにしても、結局文書データは画像形成装置に送信される。
クライアントコンピュータ102,103は、アプリケーションプログラムを実行して、そのアプリケーションによりデータの作成や編集、印刷指示等が可能である。また、クライアントコンピュータにインストールされたプログラム(たとえばオペレーティングシステム)により提供される機能により、利用者は、アプリケーションプログラムにより作成したデータ(アプリケーションデータと呼ぶ。)等をサーバにより提供されているホットフォルダに投入することができる。このために利用者は、たとえば印刷対象のアプリケーションデータを、ドラッグアンドドロップ操作等によって、サーバにより提供されているホットフォルダに複製あるいは移動する。さらに、そのまま画像形成装置に入力して印刷可能なデータファイル(プリントレディファイル)のホットフォルダへの投入も、クライアントコンピュータにおいて利用者が行える。さらに、クライアントコンピュータ102,103は、プリントサーバ101により提供される情報の形式に対応したクライアントプログラム(たとえばウエブブラウザ)を実行することで、プリントサーバ101によって管理されているデバイスや印刷ジョブの状態等を表示できる。これにより、クライアントコンピュータは印刷ジョブやデバイスの監視や制御を補佐する役割を持つ。
また、カラープリンタ106−108及び白黒プリンタ104−105の代わりに、スキャン、プリント、コピーなど様々な機能を有する画像形成装置を用いても良い。この場合、カラーのMFPとしての106−108と白黒MFPとしての104−105とでスピードやコストなどが異なるため、それぞれの用途に応じて使い分けられる。
[MFPの構成]
図2を用いてMFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)の構成について説明する。同図において、入力画像処理部201は、紙原稿などをスキャナ209などの画像読み取り装置で読み取り、読み取られた画像データを画像処理する。NIC(Network Interface Card)部/RIP部202はNIC部とRIP部とを含む。NIC部はネットワークを利用して入力された画像データ(主にPDLデータ)をRIP部に渡したり、MFP内部の画像データや装置情報をネットワーク経由で外部に送信する。RIP部は、入力されたPDL(Page Description Language)データを解読し、RIP(Raster Image Processor)展開する(すなわちラスタ形式のビットマップデータ(以下単に画像データと呼ぶ。)を生成する)部分である。なおRIP部の機能を拡張し、アプリケーションデータをPDLに変換したり、あるいはPDL以外の処理可能な形式(たとえばPDF等)に変換する機能を持つ場合もある。その場合には、データと共に受信するジョブチケットに記述された印刷設定情報にしたがってPDLが作成される。そのPDLの処理は、外部から受信したPDLと同様にRIP部に渡されて画像データに変換される。もちろん入力されたデータが画像データであればRIP部における展開処理は不要である。
次に、RIP部で処理された画像データ、あるいは入力された画像データは、MFP制御部203に送られる。MFP制御部203は、入力されるデータや出力するデータを制御する交通整理の役割を果たしている。また、MFP制御部203に入力された画像データは、一旦メモリ部205に格納される。格納された画像データは必要に応じて呼び出される。
出力画像処理部206は、プリントするための画像処理を画像データに対して施し、処理後の画像データをプリンタ部207に送る。画像処理には、たとえば量子化(2値化)や疑似階調化といった処理が含まれる。
プリンタ部207では、シートを給紙し、出力画像処理部206で処理された画像データをそのシート上に順次形成していく。画像形成の方式には電子写真方式やインクジェット方式、熱転写方式などがある。画像が形成されたシートは後処理部207へ送り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理などが行われる。プリンタ部207には、その動作を制御するためのプリンタ制御部210が備えられている。
操作部204は、利用者が様々な機能等を選択したり操作指示したりするためのものである。操作部204の表示装置を高解像度の装置としておくことで、メモリ部205にある画像データをプレビューし、利用者に確認を促して、OKの指示を受けたならばプリントするといった使い方もできる。このように、MFPには様々な機能と利用方法があり、以下に画像データのフローの例を示す。
(A)複写機能:入力画像処理部201→出力画像処理部206→プリンタ部207、
(B)ネットワークスキャン:入力画像処理部201→NIC部、
(C)ネットワークプリント:NIC部→RIP部→出力画像処理部206→プリンタ部207、
(D)ボックススキャン機能:入力画像処理部201→出力画像処理部206→メモリ部205、
(E)ボックスプリント機能:メモリ部205→プリンタ部207、
(F)ボックス受信機能:NIC部→RIP部→出力画像処理部206→メモリ部205、
(G)ボックス送信機能:メモリ部205→NIC部201、
(H)プレビュー機能:メモリ部205→操作部204。
なお上記フローにおいて、MFP制御部203がその径路決定のために機能しているが、MFP制御部203は省略した。また、経由しても処理が行われないブロックについても省略した。たとえば出力画像処理部206を経由する場合でも、出力画像処理部206による画像処理が行われない場合には、それは省略した。
そして、ホットフォルダ機能によりプリントサーバ101から文書データが画像形成装置に送信される場合には、(C)のデータフローとなる。
[操作部の構成]
図3を用いて操作部204について説明する。MFPの操作部204は、キー入力部302とタッチパネル部301から成っている。それぞれの詳細を示したものが図4及び図5であり、以下にそれぞれの詳細を説明する。図4は、定常的な操作設定を行うことができるキー入力部302である。操作部電源スイッチ404は、スタンバイモード(通常動作状態)とスリープモードを切り替えるスイッチであり、システム全体の電源供給を行う主電源スイッチ(不図示)がON状態で操作することができる。スリープモードとは、MFPが、ネットワークプリントやファクシミリなどに備えて割り込み待ち状態でプログラムを停止し、消費電力を抑えている状態である。
節電キー403は、スタンバイモード時の定着器の制御温度を下げて消費電力を抑えるために操作するキーである。節電率の設定により制御温度を下げることもできる。節電モードに設定されていると、プリント可能な状態まで一定の時間を要する。
スタートキー406は、コピーや送信などの開始を指示するためのキーであり、ストップキー405は、それを中断するためのキーである。
テンキー411は、各種設定の置数を行うためのキーであり、クリアキー407は、その置数を解除するためのキーである。IDキー408は、MFPの操作者を認証するために、予め設定された暗証番号を入力させるためのキーである。
リセットキー414は、各種設定を無効にし、デフォルト状態に戻すためのキーである。ヘルプキー413は、ガイダンスやヘルプを表示させるためのキーであり、ユーザモードキー412は、ユーザごとのシステム設定画面に移行するためのキーである。
カウンタ確認キー402は、MFP内に設けてあるプリント枚数などをカウントするソフトカウンタに記憶されている出力済み枚数を、操作部204等に表示させるためのキーである。コピー/プリント/スキャン/ファックスなどの動作モード、カラー/白黒といった色モード、ラージ/スモールといった紙サイズなどに応じて、それぞれの出力済み枚数を表示させることができる。
画像コントラストダイヤル401は、タッチパネル部301の液晶表示のバックライトを調光するなどして、画面の見易さを調整するためのダイヤルである。
実行/メモリランプ410は、印刷ジョブの実行中やメモリへのアクセス中に点滅して動作が実行中であることを知らせるランプである。エラーランプ409は、ジョブの実行ができない場合やサービスマンコールなどのエラー、あるいは、ジャムや消耗品切れなどを知らせるオペレータコールなどの際に点滅して知らせるランプである。
次に、図5は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)とその上に貼られた透明電極からなるタッチパネルディスプレイを表した、タッチパネル部301の模式図である。LCDに表示されるキー相当の部分の透明電極を指で触れると、それを検知して別の操作画面を表示するなど予めプログラムされている。同図は、スタンバイモード時の初期画面であり、設定操作に応じて様々な操作画面を表示することができる。
コピータブ501は、コピー動作の操作画面に遷移するためのタブキーであり、送信タブ502は、ファックスやE−mail送信など送信(Send)動作を指示する操作画面に遷移するためのタブキーであり、ボックスタブ503は、ボックス(ユーザごとにジョブを格納する記憶手段)にジョブを入出力操作するための画面に遷移するためのタブキーであり、オプションタブ504は、スキャナ設定など拡張機能を設定するためのタブキーであり、システムモニタキー509は、MFPの状態や状況を表示するためのキーである。利用者は各タブを選択することで、MFPの操作モードをそれぞれの操作モードに遷移させることができる。
色選択設定キー518は、カラーコピー、白黒コピー、あるいは自動選択かを予め選択するためのキーであり、倍率設定キー515は、等倍、拡大、縮小などの倍率設定を行う画面に遷移するキー、後処理設定キー514はステープルやパンチなどの有無、個数、位置などを設定する画面に遷移するキー、両面設定キー512は、片面印刷か両面印刷かを選択する画面に遷移するキー、紙サイズ設定キー511は、給紙段や紙サイズ、メディアタイプを選択する画面に遷移するキー、画像モード設定キー507は、文字モードや写真モードなど原稿画像に適した画像モードを選択するためのキー、濃度設定キー506は、出力画像を濃くしたり薄くしたり調整するためのキーである。
ステータス表示部517は、スタンバイ状態、ウォームアップ中、ジャム、エラー等の簡易的な状態表示を行う表示部であり、倍率表示部516は、倍率設定キー515で設定された倍率を表示し、紙サイズ表示部510は、紙サイズ設定キー511で設定された紙サイズやモードを表示し、枚数表示部505は、テンキー411で指定された枚数を表示したり、動作中に何枚目を印刷中かを表示したりする。
更に、割り込みキー513は、コピー動作中に別のジョブを割り込ませる場合に利用され、応用モードキー508は、ページ連写、表紙・合紙設定、縮小レイアウト、画像移動など様々な画像処理やレイアウトなどの設定を行う画面に遷移するためのキーである。
[プリンタ部の構成]
4D(4Drum)カラー系MFP106−108の構成について、図6を用いて説明する。図6は、図2のプリンタ部207及びスキャナ部209の断面図である。入力画像処理部のうち4Dカラー系MFPは、スキャナ部209、ポリゴンミラー603を含むレーザ露光部602、感光ドラム605を含む作像部604、定着部607、給紙/搬送部608およびこれらを制御するプリンタ制御部(図6には示さないが、図2の符号210に相当する。)から構成される。このほか、カットシートを収めておくシート収納庫610a,610b、手差し給紙口611等を備える。
スキャナ部209は、原稿台に置かれた原稿に対して照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、その像を光電気変換素子によって電気信号に変換して画像データを生成する。生成された画像データは不図示のプリンタ制御部210に入力されて、必要な処理が施され、プリンタ部207(図6のうちスキャナ部209を除いた部分に相当する。)に送られる。
レーザ露光部602は、前記画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)605に入射させ、反射走査光として感光ドラム605に照射する。
作像部604は、一連の電子写真プロセスの現像ユニット(現像ステーション)を4連持つことで、フルカラー印刷を実現している。シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に並べられた4連の現像ユニットは、シアンステーションの作像開始からそれぞれについての所定時間経過後に、マゼンタ、イエロー、ブラックの作像動作を順次実行していく。このタイミング制御によって、シート上に色ずれのない、フルカラートナー像が転写される。具体的には、作像部604は、感光ドラム605を回転駆動し、帯電器によって帯電させ、前記レーザ露光部602によって感光ドラム605上に形成された潜像をトナーによって現像する。さらに、そのトナー像をシートに転写し、その際に転写されずに感光ドラム605上に残った微小トナーを回収する。
定着部607は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、前記作像部によってトナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着させる。
給紙/搬送部608は、シートカセットやペーパーデッキに代表されるシート収納庫を一つ以上持っている(図ではシート収納庫610a、610b)。給紙/搬送部608は、プリンタ制御部210の制御に応じてシート収納庫610aあるいは610bに収納された複数のシートの中から一枚分離し、作像部・定着部へ搬送する。シートは搬送され、前述の現像ステーションによって、各色のトナー像が転写され、最終的にフルカラートナー像がシート上に形成される。また、シートの両面に画像形成する場合は、定着部607を通過したシートを再度作像部604へ搬送する搬送経路を通るように制御する。
プリンタ制御部210は、MFP全体を制御するMFP制御部203と通信して、その指示に応じて制御を実行する。また、前述のスキャナ部209、レーザ露光部602、作像部604、定着部607、給紙/搬送部608の各部の状態を管理しながら、全体が調和を保って円滑に動作できるよう指示を行う。
[プリンタ制御部210の動作]
次に、プリンタ制御部210に関して説明する。電源オフ状態から動作開始可能状態に至るまでの、各部の動作概要については、まず、電源が投入されると、プリンタ制御部はスキャナ部209、レーザ露光部602、作像部604、定着部607、給紙/搬送部608に対して準備動作の開始を指示するとともに、MFP全体を管理するMFP制御部203との通信開始を待つ。MFP制御部207との通信が確立すると、お互いの機器仕様のやりとりを行う。その後、各部の準備動作が終了し、画像形成動作が可能になると、動作可能状態であることをMFP制御部207に通知する。プリンタ制御部210は、MFP制御部207に対し、各部の機器状態を通知する。その一例を挙げる。まず、給紙/搬送部608は、収納庫に格納されたシートのサイズ、収納庫に格納されたシートの残量(積載量)、モータ等の駆動部の動作状態(動作可能であるか、故障中であるか)を検知して、MFP制御部207に対して通知する。次に作像部604は、トナー収容容器に収納されたトナーの量を通知する。
次に、動作開始可能状態において動作指示が前記MFP制御部207から通知され、一連のプリント動作を実行して終了するまでの各部の動作概要を説明する。まず、前記MFP制御部207は、動作開始コマンドをプリンタ制御部210へ通知する。プリンタ制御部210は、動作開始コマンドを受信すると、レーザ露光部602、作像部604、給紙/搬送部608、定着部607へプリント動作開始を指示する。レーザ露光部602は、ポリゴンミラー603を駆動するモータ(ポリゴンモータ)の回転を開始する。作像部604は感光ドラム605を回転駆動し、感光ドラム605を帯電する。定着部607は定着ヒータをオンし、シート上のトナーがシートに定着可能な温度に上昇させる。給紙/搬送部608は、駆動手段(モータ)を搬送可能な状態とする。
装置各部の動作準備が整うと、プリンタ制御部210は、MFP制御部207に対し、準備完了を通知する。MFP制御部207は、プリンタ制御部210からの準備完了通知を受信すると、次にページ単位でプリント動作を指示する。MFP制御部207は、例えば10ページ、20部のプリントジョブであれば、これを200ページのプリント動作指示を出す。プリンタ制御部210は、プリント動作指示を受信すると、給紙/搬送部608へ給紙指示を出す。給紙/搬送部608は、シートが給紙可能であれば、シートを1枚給紙、搬送し、シートが所定の位置に到達した時にプリンタ制御部210へ所定位置到達を通知する。収納庫にシートがない場合など、給紙不可能であれば、給紙不可をプリンタ制御部210へ通知する。また、給紙/搬送部608は、搬送経路上にシートが重なった状態(重送状態)で搬送されていることを検知するために、重送(2枚以上のシートを重ねて搬送すること)検知センサや、シートの厚みを検知する厚さ検知センサなどを持つことがある。これらのセンサが重送や異常状態を検知すると、給紙/搬送部608は、給紙動作、搬送動作を中断し、プリンタ制御部210へ異常を通知する。プリンタ制御部210は、その場合、MFP制御部207へ動作中断の理由、装置内に残留しているシートの位置などを通知する。シートが正常に搬送され、所定位置に到達した場合、プリンタ制御部210は、給紙/搬送部608からシートの所定位置到達通知に応じて作像部604へ作像開始を指示する。このタイミング制御によって、シート上にトナー像が転写される。
定着部607は定着部607の温度を監視し、適切な定着温度になるよう制御しているが、シートが定着部607より奪う熱量が大きい場合、定着部607の温度が低下する場合がある。この場合、定着部607はプリンタ制御部210へ定着部607の温度低下を通知するが、この通知を受けて、プリンタ制御部210はシートの搬送間隔を空け、定着部607がこれ以上温度低下しないようにする。それでも定着部607の温度が復帰しない場合、一旦動作を中断し、温度が復帰後、動作を再開する制御を行う。プリンタ制御部210は、全てのシートの排出が完了すると、動作停止を各部へ指示し、各部からの動作停止通知を受け、MFP制御部207へ動作終了を通知する。
[後処理部の構成]
図7は、後処理部208の具体例であるインラインフィニッシャの構成を示す断面図である。プリンタ部207の定着部607から排出されたシートは、インラインフィニッシャが接続されている場合には、インラインフィニッシャに入る。インラインフィニッシャには、サンプルトレイ及びスタックトレイがあり、ジョブの種類や排出されるシートの枚数に応じて切り替えて排出される。
ソート方式には、複数のビンを有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、電子ソート機能とビン(または、トレイ)を奥手前方向にシフトしてジョブ毎に出力シートを振り分けるシフトソート方式とがある。電子ソート機能はコレートとも呼ばれる。MFPがメモリ部205として大容量メモリを持っていれば、この大容量メモリに保存したページ単位の画像データのページ順と排出順を変更する、いわゆるコレート機能が実現できる。コレート機能を用いることで電子ソーティングの機能もサポートできる。グループ機能は、ソーティングがジョブ毎に振り分ける機能であるのに対し、ページ毎に仕分けする機能である。
さらに、出力すべきジョブに対してステープルモードが設定されている場合には、シートをスタックトレイ706に排出するよう制御する。そして、シートがスタックトレイ706に排出される前に、シートをジョブ毎にフィニッシャ内部の処理トレイ708に順次蓄えておき、処理トレイ708上にてステープラ709にてバインドして、その上で、スタックトレイ706へ記録紙束を排出する。
その他、上記2つのトレイに至るまでに、紙をZ字状に折るためのZ折り機701、ファイル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャ705があり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。例えば、出力すべきジョブに対するシート処理に関する設定としてユーザにより操作部を介してZ折り処理設定がなされた場合には、そのジョブの記録紙に対してZ折り機701により折り処理を実行させる。その上で、機内を通過させて、スタックトレイ706及びサンプルトレイ704等の排出トレイに排紙するよう制御する。又、例えば、出力すべきジョブに対するシート処理に関する設定としてユーザにより操作部を介してパンチ処理設定がなされた場合には、そのジョブの記録紙に対してパンチャ705によるパンチ処理を実行させる。その上で、機内を通過させて、スタックトレイ706及びサンプルトレイ704等の排出トレイに排紙するよう制御する。
さらに、サドルステッチャ714は、シートの中央部分を2ヶ所バインドした後に、シートの中央部分をローラに噛ませることによりシートを半折りし、パンフレットのようなブックレットを作成する処理(製本処理)を行う。サドルステッチャ714で製本されたシートは、ブックレットトレイ713に排出される。サドルステッチャ714による製本処理等のシート処理動作の実行可否も、上述の如く、出力すべきジョブに対してユーザにより設定されたシート処理設定に基づく。
また、インサータ702はインサートトレイ703にセットされたシートをプリンタへ通さずにスタックトレイ706及びサンプルトレイ704等の排出トレイのいずれかに送るためのものである。これによってインラインフィニッシャ部に送り込まれるシート(プリンタ部で印刷されたシート)とシートの間にインサータ702にセットされたシートをインサート(中差し)することができる。インサータ702のインサートトレイ703にはユーザによりフェイスアップの状態でセットされるものとし、ピックアップローラにより最上部のシートから順に給送する。従って、インサータ702からのシートはそのままスタックトレイ706またはサンプルトレイ704へ搬送することによりフェイスダウン状態で排出される。サドルステッチャ714へ送るときには、一度パンチャ705側へ送り込んだ後スイッチバックさせることによりフェースの向きを合わせる。尚、インサータ702によるシート挿入処理等のシート処理動作の実行可否も、上述の如く、出力すべきジョブに対してユーザにより設定されたシート処理設定に基づく。
次に、トリマ(裁断機)710について説明する。サドルステッチャ714においてブックレット(中綴じの小冊子)にされた出力物は、このトリマ710に入ってくる。その際に、まず、ブックレットの出力は、ローラで予め決められた長さ分だけ紙送りされ、カッタ部712にて予め決められた長さだけ切断され、ブックレット内の複数ページ間でばらばらになっていた端部がきれいに揃えられることとなる。そして、ブックレットホールド部711に格納される。尚、トリマ710による断裁処理等のシート処理動作の実行可否も、上述の如く、出力すべきジョブに対してユーザにより設定されたシート処理設定に基づく。
本実施形態は、上記シート処理設定は、印刷設定一体化した印刷設定情報に含まれるものとして記載される。もちろんこれは説明の便宜であって、実際の装置においてシート処理設定と印刷設定とがそれぞれ独立した情報として処理される場合には、互いに独立した情報となろう。したがって本実施形態においては、プリントサーバ101からPDLデータとして印刷ジョブがMFPに入力された場合には、上記シート処理設定を示すシート処理設定は、PDLの中に記述された印刷設定情報に含まれる。また、たとえばデータがPDF形式でプリントサーバ101からMFPに入力される場合には、それに付加されるジョブチケットにシート処理設定は含まれることになる。
[コンピュータの構成]
図27は、クライアントやプリントサーバ等として機能するコンピュータのブロック図である。図27において、コンピュータ100のCPU201は、RAM202あるいはハードディスク211に記憶されたオペレーティングシステムやプリンタドライバ等のシステムプログラム、図23〜図25に示す手順のホットフォルダプログラム等を実行する。また、文書処理等のアプリケーションプログラムを実行することで、図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等を含む文書データを作成および編集する処理を実行したり、ディジタルカメラにより撮影された画像データを読み込んで保存することもできる。コンピュータ100全体は、CPU201により統括的に制御される。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ホットフォルダプログラムが実行される場合には、図26に示すような情報の保存領域としてもRAM202は機能する。キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)206は、CRTディスプレイ210の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)207は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、光ディスク等の外部メモリ211とのアクセスを制御する。ネットワークインターフェースカード(NIC)208は、ネットワークと接続するためのインターフェースである。また、プリンタとのローカル接続するためのインターフェース部212も備えられている。また、RAMに保存されると記述したプログラムやデータは、ハードディスク211に保存されており、必要に応じてRAM202にロードされる場合もある。
[プリンタドライバの設定画面]
クライアントで実行されるアプリケーションの印刷機能によってアプリケーションデータをMFP等のプリントデバイスによりプルーフ出力したり、最終成果物を出力したりするための一手段として、プリンタドライバが使用される。プリンタドライバは、対応するプリンタ(MPFも含む)が処理可能な形式(たとえば所定のPDL)のデータに、アプリケーションデータを変換するなどの処理を行う。その際に、別途保存されている印刷設定情報を参照して、その印刷設定情報を作成するデータ中に反映する。したがって本実施形態では、PDLに含まれている印刷設定を示す情報も印刷設定情報と呼んでいる。プリンタは受信したPDLにより記述されたデータおよび印刷設定情報に基づいて画像データを生成し、それを印刷し、さらに後処理を行う。
図8は、印刷設定情報の各項目の値を利用者が変更するためにプリンタドライバにより表示される設定画面の一例を示す図である。プリンタドライバの設定画面は、作業者がMFP等のプリントデバイスに印刷データを印刷する場合に、一般的に印刷アプリケーションの印刷メニューを選択することにより表示される。
まず作業者は、この設定画面の「プリンタ名」プルダウンリストボックス801により、使用するプリントデバイスを選択する。それによりその下の「状態」欄にプリントデバイスの状態が、「種類」欄にプリンタドライバの種類が、「場所」欄にプリントデバイスの設置場所情報が、「コメント」欄にプリントデバイス管理者からのコメント情報が表示される。印刷データをプリントデバイスに印刷せずにファイルに出力したい場合は、「ファイルへ出力」チェックボックス802を選択状態にする。
「印刷範囲」欄803では、「全て」「現在のページ」「選択したページ」「ページ指定」のいずれかをラジオボタンで選択することにより、印刷したいページを指定できる。「ページ指定」を選択した場合は、エディットボックスに印刷したいページ番号を入力する。
さらに「印刷対象」プルダウンリストボックス804により、印刷対象となる文書データの属性を選択でき、「印刷指定」プルダウンリストボックス805により、全てのページを印刷するのか、奇数あるいは偶数ページだけを印刷するのかを指定できる。
「印刷部数」欄806では、「部数」スピンボックスに印刷したい部数を入力できるとともに、複数部数をページ単位ではなく部単位で印刷する場合は、「部単位で印刷」チェックボックスを選択状態にする。
「拡大/縮小」欄807では、「1枚あたりのページ数」プルダウンリストボックスにより、N−up印刷(1つの印刷面に複数ページをレイアウトする印刷)を指定でき、「用紙サイズの指定」プルダウンリストボックスにより、原稿サイズに対する用紙サイズを選択できる。
「プロパティ」ボタン808を押下することにより、さらに詳細な印刷属性を設定することができる。
作業者がプリンタドライバの設定画面の設定を終了したならば、「OK」ボタン809を押下することにより、印刷データをMFP等のプリントデバイスに印刷したり、ファイルに出力したりすることができる。印刷やファイル出力を止める場合は、「キャンセル」ボタン810を押下すればよい。変更された印刷設定情報は保存される場合もあるが、ひとつの印刷ジョブに限り適用され、保存されない場合もある。いずれが選択されるかは、たとえばプリンタドライバプログラムにより決定される。
図9は、プリンタドライバのページ設定処理に関連したプロパティ設定画面構成の一例を示す図である。プリンタドライバのプロパティ設定画面1は、プリンタドライバの設定画面のプロパティボタン808を押下したときのデフォルト画面として、あるいはプリンタドライバのプロパティ設定画面(図9)の「ページ設定」タブを選択することにより表示される画面である。
「お気に入り」プルダウンリストボックス901では、予め決められたページ設定モードの中から最適なページ設定を選択できる。その左に位置する2つのボタンにより、お気に入りの選択項目を追加したり編集したりすることができる。また、「設定確認」ボタン902を押下することにより、プロパティ設定画面で設定した内容を一覧表示することができる。プロパティ設定画面で設定した内容は、その上に表示されているページイメージ903に反映される。
「出力方法」プルダウンリストボックス904では、MFP等のプリントデバイスに通常印刷あるいはセキュア印刷をするのか、プリントデバイスのハードディスクに保存するのか、プリントデバイスで編集とプレビューを実行するのかといったような出力方法を指定できる。
「原稿サイズ」「出力用紙サイズ」プルダウンリストボックス905では、印刷対象となる原稿サイズとプリントデバイスの出力用紙サイズを選択できる。「部数」スピンボックス906では、印刷したい部数を入力し、「印刷の向き」ラジオボタン907では、「縦」「横」といったようなプリントデバイスの出力用紙の向きを選択できる。
「ページレイアウト」プルダウンリストボックス908では、N−up印刷(1つの印刷面に複数ページをレイアウトする印刷)を指定でき、「倍率を指定する」チェックボックス909を選択状態にした場合は、「倍率」スピンボックス910に拡大/縮小の倍率を%単位で入力できる。
「スタンプ」チェックボックス911を選択状態にした場合は、プルダウンリストボックスで予め決められたスタンプの種類を選択する。「スタンプ編集」ボタンを押下することにより、スタンプの種類を追加したり編集したりすることができる。
「ユーザ定義用紙」ボタン912を押下することにより、ユーザ定義用紙を定義したり、「ページオプション」ボタン913を押下することにより、さらに詳細なページオプションを設定したりすることができる。また、「標準に戻す」ボタン914を押下することにより、これらの設定をデフォルトに戻すことができる。
作業者がプリンタドライバのプロパティ設定画面の設定を終了したならば、「OK」ボタン915を押下することにより、これらの印刷属性を実際の印刷に反映することができる。プロパティ設定画面の設定を止める場合は、「キャンセル」ボタン916を押下すればよい。「ヘルプ」ボタンは、プロパティ設定画面のヘルプ画面を表示するものである。
図10は、プリンタドライバの仕上げ処理に関連したプロパティ設定画面構成の一例を示す図である。図10に示すプリンタドライバのプロパティ設定画面2は、プリンタドライバのプロパティ設定画面の「仕上げ」タブを選択することにより表示される画面である。
「お気に入り」プルダウンリストボックス1001では、予め決められたページ設定モードの中から最適なページ設定を選択する。その左に位置する2つのボタンにより、お気に入りの選択項目を追加したり編集したりすることができる。
また、「設定確認」ボタン1002を押下することにより、プロパティ設定画面で設定した内容を一覧表示することができ、プロパティ設定画面で設定した内容は、その上に表示されているページイメージ1003に反映される。
「出力方法」プルダウンリストボックス1004では、MFP等のプリントデバイスに通常印刷あるいはセキュア印刷をするのか、プリントデバイスのハードディスクに保存するのか、プリントデバイスで編集とプレビューを実行するのかといったような出力方法を指定できる。
「印刷方法」プルダウンリストボックス1005では、「片面印刷」「両面印刷」「製本印刷」といったような印刷方法を選択できる。サイズや向きが異なる用紙を組み合わせる場合は、「サイズや向きが異なる用紙を組み合わせる」チェックボックス1006を選択状態にして、用紙の組み合わせや揃え方やとじしろの幅を指定できる。
「印刷方法」プルダウンリストボックス1005で「製本印刷」を選択した場合、「製本詳細」ボタン1007を押下して、製本印刷の方法やページの開き方向や製本とじしろの幅を指定できる。
「印刷方法」プルダウンリストボックス1005で「片面印刷」「両面印刷」のいずれかを選択し、かつ「サイズや向きが異なる用紙を組み合わせる」チェックボックス1006を選択しなかった場合、「とじ方向」プルダウンリストボックス1008で、「長辺とじ(左)」「長辺とじ(右)」「短辺とじ(上)」「短辺とじ(下)」といったようなとじ方向を選択できる。さらに「とじしろ」ボタン1009を押下して、とじしろの幅を指定できる。
「排紙方法」プルダウンリストボックス1010では、「ソート」「グループ」「ステープル」といったような排紙方法を選択できる。さらに「シフト」「回転」「パンチ穴」「Z折り」チェックボックス1011により、それぞれの仕上げ方法を指定できる。強制的に排紙先を固定する場合は、「強制的に排紙先を固定する」チェックボックスを選択状態にする。
「排紙方法」プルダウンリストボックス1010で「ステープル」を選択した場合、「ステープル位置指定」ボタンを押下して、ステープル位置を指定できる。
「仕上げ詳細」ボタン1013を押下することにより、さらに詳細な仕上げ方法を設定することができる。また、「標準に戻す」ボタン1014を押下することにより、これらの設定をデフォルトに戻すことができる。
作業者がプリンタドライバのプロパティ設定画面の設定を終了したならば、「OK」ボタン1015を押下することにより、これらの印刷属性を実際の印刷に反映することができる。プロパティ設定画面の設定を止める場合は、「キャンセル」ボタン1016を押下すればよい。「ヘルプ」ボタンは、プロパティ設定画面のヘルプ画面を表示するものである。
以上のユーザインターフェースを介して印刷設定情報の入力が行われ、入力された印刷設定情報に従って印刷ジョブが生成され発行される。あるいは入力された印刷設定情報が保存される。図8乃至図10のユーザインターフェース画面はプリンタドライバにより提供されているものであるが、後述するホットフォルダプログラムにより提供される、ホットフォルダ毎の「属性情報」の設定も図8乃至図10と同様のユーザインターフェースにより設定できる。入力された属性情報は、当該ホットフォルダに関連づけて保存される。そして当該ホットフォルダに保存された文書データを出力する際には、そのホットフォルダに関連づけられた属性情報が、印刷設定情報としての役割を果たす。すなわち、属性情報が印刷設定を定義した情報(すなわちジョブチケット)として、文書データと共にMFP等の画像形成装置に送信される。あるいは、ホットフォルダに保存された文書データをPDLに変換し、そのPDLデータを印刷ジョブとして画像形成装置に送信する場合には、属性情報は上述した印刷設定情報と同様にPDLに反映される。PDLに反映されるとは、たとえば属性情報の各設定項目(たとえば印刷方法やレイアウト等)ごとに、その項目の値を記述した印刷設定情報が作成され、たとえばジョブヘッダ等に含められることである。
[ウェブブラウザの設定画面]
印刷アプリケーションからMFP等のプリントデバイスに印刷したり、紙原稿をコピーしたりする場合、デバイスやジョブを管理するためのウェブアプリケーションが使用される。このウェブアプリケーションは、ウェブサーバを具備しているデバイス(MFP等の画像形成装置)にインストールされていても、ウェブサーバを具備しているサーバ、たとえばプリントサーバ101にインストールされていてもよい。ウェブアプリケーションがデバイスにインストールされている場合は、そのデバイスとそのデバイスに投入されたジョブのみを管理する。ウェブアプリケーションがサーバにインストールされている場合は、そのサーバの管理下にある全てのデバイスとそれらのデバイスに投入された全てのジョブを管理する。本実施形態ではプリントサーバ101にインストールされている。ウェブアプリケーションの表示画面は、ウェブアプリケーションの性質上、ウエブサーバによりクライアントに提供され、ウェブブラウザを具備しているクライアントPCやサーバであれば、どのクライアントPCやサーバに表示させることもできる。
図11は、デバイスやプリントジョブを管理するために使用されるウェブアプリケーションのトップ画面構成の一例を示す図である。ウェブブラウザのトップ画面は、作業者がウェブブラウザのURLアドレスにウェブアプリケーションがインストールされているサーバやデバイスのIPアドレスを入力したり、ウェブブラウザの左フレームメニューにある「トップ」ボタンを押下したりすることにより表示される「トップ」ページの画面である。図では、ウェブブラウザのURLアドレスとしてIPアドレス192.168.100.11を入力した例を示したが、DNS(Domain Name Systemの略。インターネットなどのTCP/IPネットワーク上で、ホスト名からIPアドレス割り出すサービスを提供するシステム)がサポートされている環境ならば、IPアドレスの代わりにサーバ名称を入力してもよい。
ウェブブラウザのトップ画面の左フレームメニューには、「トップページ」「デバイス」「ジョブ」「サブミット」「ボックス」「アドレス」「ユーザモード」ボタンが配置され、それぞれのページを切り替えることができる。ウェブブラウザのトップ画面の右フレームには、デバイスの概観を示すイラストを表示するとともに、デバイス名、製品名、設置場所、システム管理者、サポートリンクといった情報を表示する。また、プリントデバイスの状態やスキャンデバイスの状態を示すシグナルランプとともに、プリントデバイスの状態やスキャンデバイスの状態を示す文字列を表示する。
図12は、デバイスの状態を管理するために使用されるウェブアプリケーションのデバイス管理画面構成の一例を示す図である。ウェブブラウザのデバイス管理画面は、ウェブブラウザの左フレームメニューにある「デバイス」ボタンを押下することにより表示される「デバイス」ページの画面である。「デバイス」ページには、ウェブブラウザの左フレームメニューに示すように、「状態」「情報」「装備」「ネットワーク」「カウンタ確認」の各サブメニューから起動されるサブページが存在するが、ここではその中でも「状態」ページのみを表示している。
ウェブブラウザのデバイス管理画面の右フレームには、「デバイス状態」「給紙情報」「消耗品情報」「デバイス概観」「メモリ残量」といった各種情報を表示する。
「デバイス状態」には、プリントデバイスの状態やスキャンデバイスの状態を示すシグナルランプとともに、プリントデバイスの状態やスキャンデバイスの状態を示す文字列を表示する。
「給紙情報」には、カセットやペーパーデッキや手差しトレイといった各給紙段に格納されている用紙の用紙残量や用紙サイズや用紙タイプをアイコンや文字列で表示する。
「消耗品情報」には、CMYKトナー残量やステープル残量や中綴じ針残量をシグナルランプやインジケータで表示する。
さらにデバイスの概観を示すイラストを表示するとともに、「メモリ残量」には、ハードディスク等のメモリの残量を円グラフのインジケータで表示する。このウェブブラウザのデバイス管理画面を参照することにより、印刷前や印刷後に対象となるデバイスの状態を把握することが可能となる。
図13は、ジョブの状態を管理するために使用されるウェブアプリケーションのジョブ管理画面構成の一例を示す図である。ウェブブラウザのジョブ管理画面は、ウェブブラウザの左フレームメニューにある「ジョブ」ボタンを押下することにより表示される「ジョブ」ページの画面である。「ジョブ」ページには、ウェブブラウザの左フレームメニューに示すように、「プリントジョブ」「プリント済みジョブ」「コピージョブ」「送信ジョブ」「受信ジョブ」の各サブメニューから起動されるサブページが存在するが、ここではその中でも「プリントジョブ」ページのみを表示している。
ウェブブラウザのジョブ管理画面の右フレームには、対象となるデバイスに投入された印刷前のジョブの一覧を表示する。ここでは、各ジョブにおける「No.」「状態」「制御」「ジョブ名」「優先度」「ページ数」「部数」といった情報を表示している。
「No.」には、ジョブの識別番号が、「状態」には、「印刷中」「待機中」「RIP中」「ホールド中」といったようなジョブの状態が表示される。
「制御」には、「削除」「中断」「再開」ボタンが配置され、それぞれのジョブを削除したり、中断したり、再開したりすることができる。「ジョブ名」にはジョブの名称が、「優先度」には、「高」「中」「低」といったようなジョブの優先順位が、「ページ数」には、ジョブのページ数が、「部数」にはジョブの部数が表示される。
図14は、新たなジョブを投入するために使用されるウェブアプリケーションのジョブサブミッション画面構成の一例を示す図である。図14のジョブサブミッション画面は、ウェブブラウザの左フレームメニュー1410にある「サブミット」ボタン1411を押下することにより表示される「サブミッション」ページの画面である。「サブミッション」ページには、図14のウェブブラウザの左フレームメニューに示すように、「メイン」「ページ設定」「仕上げ」「給紙」「印刷品質」「例外設定」の各サブメニュー1411aから起動されるサブページが存在する。ここではその中でも「メイン」ページのみを表示している。
ウェブブラウザのジョブサブミッション画面の右フレーム1420では、対象となるデバイスに新たに投入すべきジョブの属性を設定する。「ファイル名」1421では、新たに投入するジョブのコンテンツとなるファイル名を入力できる。さらに「表示」ボタン1422を押下することにより、「ファイル名」1421で指定したファイルをプレビューすることができる。「ジョブチケット」プルダウンリストボックス1423では、予め保存されていたジョブチケットの中から、新たに投入するジョブに関連付けるジョブチケットを選択できる。「ジョブチケット」プルダウンリストボックス1423で選択したジョブチケットは、設定変更した後に「上書保存」ボタンで上書き保存したり、「新規保存」ボタンでジョブチケット名を変更して新規保存したり、「削除」ボタンで削除したりすることができる。
「ジョブ優先度」プルダウンリストボックス1424では、「高」「中」「低」といったようなジョブの優先度を選択できる。「RIP前ジョブ保存」プルダウンリストボックス1425では、デバイスに投入したRIP前ジョブをハードディスク等のメモリに保存させるか否かを選択できる。「RIP後ジョブ保存」プルダウンリストボックス1426では、デバイスに投入したRIP後ジョブをハードディスク等のメモリに保存させるか否かを選択できる。「ジョブスケジューリング」プルダウンリストボックス1427では、投入したジョブをそのまま印刷するのか、RIP前にホールドするのか、RIP後にホールドするのかを指定できる。
「電子メール通知」プルダウンリストボックス1428では、デバイスに投入したジョブの印刷が終了したときに電子メールで通知するか否かを選択でき、通知する場合は「電子メールアドレス」に宛先となる電子メールアドレスを入力する。「アノテーション」プルダウンリストボックス1429では、デバイスに投入したジョブのコンテンツにウォーターマークとしてアノテーションを付加するか否かを選択でき、付加する場合は「アノテーション文字列」1430にアノテーション文字列を入力できる。「ジョブセキュリティレベル」プルダウンリストボックス1431では、「高」「低」といったようなジョブのセキュリティレベルを選択できる。
「メイン」ページ以外の「ページ設定」「仕上げ」「給紙」「印刷品質」「例外設定」ページの全ての設定が終了したならば、「印刷」ボタンを押下することにより、新たなジョブを投入することができる。これらページにおいて設定出来る項目は、プリンタドライバのユーザインターフェースにおいて設定可能な「ページ設定」「仕上げ」「給紙」「印刷品質」など同様である。
また、図14におけるユーザインターフェースは、図8乃至図10に示したプリンタドライバの設定と同様のユーザインターフェースに代えて、ホットフォルダの属性情報の設定に適用できる。なお、ジョブチケットが指定されている場合であって、ジョブチケットで定義された印刷設定と、サブミッションページのサブメニューで入力できる印刷設定とに重複する項目が含まれている場合には、いずれかを優先すればよい。
[ホットフォルダへの複数ファイルの投入方法]
図15から図20を用いて、ホットフォルダに文書データ(文書ファイル)を投入する方法を説明する。まず予めホットフォルダと印刷ファイル作成しておく。図15から図20においては、HotFolder_1という名前のホットフォルダと、File−A、File−B、File−Cという名前の印刷ファイルを例として示している。図15から図20の操作は、作成されたホットフォルダを示すアイコン1501と、印刷しようとする文書データのアイコンとを、たとえばウインドウズ(登録商標)のエクスプローラを用いて表示したり、デスクトップに表示するなどした状態で行える。この画面はホットフォルダを利用するクライアントにおいて表示される。なお、本実施形態では、ホットフォルダはプリントサーバ101により提供されている。それに対して文書データはクライアントが有する場合が多い。そのため、ひとつの画面に表示されているとはいえ、ホットフォルダと文書データとは、物理的には相異なるコンピュータに存在している場合もある。図18から図20は、3つのファイルを1つずつ投入する方法を示す。
操作者はファイルFile−Aをクリックして選択し、ドラッグしてホットフォルダHotFolder_1にドロップする(図15)。次に操作者はファイルFile−Bをクリックして選択し、ドラッグしてホットフォルダHotFolder_1にドロップする(図16)。最後に操作者はファイルFile−Cをクリックして選択し、ドラッグしてホットフォルダHotFolder_1にドロップする(図17)。以上の操作により、文書データのアイコンに関連づけられた3つの文書データを、これもホットフォルダのアイコン1501に関連づけらホットフォルダHotFolder_1に投入(すなわち移動または複製)することが出来る。この方法では、一つずつドラッグ&ドロップの操作を行うので、最初のファイルの投入開始から最後のファイルの投入完了まで時間差が生じる。
図18から図20は、3つのファイルを一挙に投入する方法を示す。まず一挙に投入するファイルを選択する。図18と図19ではFile−A、File−B、File−Cを選択するところを示している。全部選択したなら、それらをまとめてHotFolder_1にドロップする(図20)。以上の操作により、3つのファイルを同時にホットフォルダHotFolder_1に投入することが出来る。この方法では、投入の指示はまとめて行えるが、ファイルの移動やコピーはひとつずつ行われるため、最初のファイルの投入(移動または複製)開始から最後のファイルの投入(移動または複製)完了まで時間差が生じる。しかし、図15から図17で示した一つずつ投入する方法に比べると、時間差は少ない。
このようにしてホットフォルダに投入された文書データは、ホットフォルダを監視しているホットフォルダプログラムの動作によりMFPに送信されて印刷される。
[ホットフォルダの設定画面]
図21は、ホットフォルダのメイン画面を示す図であり、フォルダ作成や属性情報設定、印刷順序設定を行うことができる。図21の画面は、たとえば、メモリに常駐してバックグラウンドのタスクとして実行されるホットフォルダプログラムにより提供されるメニューから、たとえばホットフォルダを明示的に表示させるための項目が選択された場合などに表示される。この図21の設定画面を用いてホットフォルダの新規作成から印刷設定までを説明する。
まず、操作者が設定画面の新規作成ボタン2101を押下すると、新規にホットフォルダの一フォルダを作成できる。この操作に応じて、指定された位置(フォルダ内)に新たにフォルダが作成され、ホットフォルダアプリケーションの監視対象であるホットフォルダとして登録される。この処理により、フォルダリスト2110に作成された新規のホットフォルダが表示される。図21は、HotFolder_1からHotFolder_4まで4つのフォルダが作成されている状態であることを示している。これらのフォルダが、ホットフォルダプログラムによる監視および処理の対象となる。
作成されたホットフォルダの印刷属性を設定(あるいは変更)することもできる。そのために、操作者はまず設定したいフォルダをフォルダリスト2110から選択する。図21は、チェックマーク2111が付いているHotFolder_2(2113)が選択されていることを示している。この状態で属性情報設定ボタン2103を押下すると、印刷属性を設定する画面が開く。印刷属性とは、プリンタドライバのユーザインターフェースにおいて説明した印刷設定情報と同様の情報である。設定項目はドライバのプロパティ設定と同様であるので、例えば、ドライバのプロパティ設定画面(図8乃至図10)と同じものを用いることが出来る。もちろん画面のタイトルは異なる。ここでは図9や図10で示したプロパティ設定画面と同じ画面を用いて設定できる。例えば、用紙サイズや印刷部数、片面・両面設定などがある。このほか、フォルダの複製をするための複製ボタン2105、ホットフォルダへの新たな文書データの投入をするためのインポートボタン2106、ホットフォルダ内の文書データを取り出すためのエクスポートボタン2107、印刷等の履歴情報を照会するための履歴ボタン2108等が用意されている。図15乃至図20で説明した文書データのホットフォルダへの投入は、文書データを選択した状態でインポートボタン2106を押すことによっても行える。
なお、設定の結果得られる属性情報は、印刷設定情報とは別に、選択されているホットフォルダに関連づけて保存される。
[送信順序の設定]
本実施形態のホットフォルダプログラムは、図22のユーザインターフェースを介して操作者が画像形成装置への印刷ジョブの送信順序の設定を行うこともできる。たとえば図21のようにHotFolder_2が選択されている状態で、操作者が画像形成装置への送信順序設定ボタン2104を押下すると、画像形成装置への送信順序設定画面(図22)が表示される。この状態で、選択されているホットフォルダに投入された文書データに基づく印刷ジョブの送信順序を設定可能である。
図22は、選択されているホットフォルダに投入された文書データの画像形成装置への送信順序を設定する画面を示す。ホットフォルダの属性として、複数のファイルを後述する方法で同時に投げ込むことを許可するかどうかを設定するチェックボックス2201がある。これにチェックされていると(すなわち投入可能に設定されていると)、その下のチェックボックス2202が設定可能になる。なお、この説明では図22に合わせてファイルという用語を用いる。「ファイル」は詳細な説明の冒頭付近でのべた文書データと同義であり、印刷対象であるデータファイル一般を指す。
さて、チェックボックス2202により、投げ込まれた複数ファイルの画像形成装置への送信順序を設定するかどうかが設定できるようになる。これがチェックされていると(順序を指定するに設定されていると)、その下の画像形成装置への送信順序指定のプルダウンメニュ2203が有効になる。プルダウンメニュ2203から複数ファイルの画像形成装置への送信順序を指定する。図22においては、ファイル名順に送信、ファイルの日付順に送信、ユーザが指定した順序で送信の3つが示されている。「ユーザが指定した順序で送信」が選択されると、選択されているホットフォルダ内の個々のファイルについて、たとえばファイルリスト2204内で選択したファイルを移動するなどの操作を操作者が行って、ファイルの順序を指定する。「ファイル名順に送信」が選択されていると、ファイルの属性の一項目として各ファイルに与えられているファイル名をキーとしてソートした順序で、各ファイルに基づいて作成された印刷ジョブが画像形成装置に送信される。「ファイルの日付順に送信」についても、ソートキーが日付になる点を除いて同様である。
なお、図22は指定メニューの一例であり、他の属性項目をキーとした指定例もありうる。たとえば、サイズやファイルの種類もキーとして指定できる。また、複数の属性項目をキーとして指定し、各属性項目の優先順位を指定することもできる。たとえば日付とファイル名とをキーとして指定し、日付の優先順位を最高順位とし、ファイル名の優先順位を2番目として指定されたとする。この場合、同一日付のファイルが複数あれば、同一日付のファイルの中で、ファイル名をキーとしてソートした順序で、各ファイルに対応する印刷ジョブが出力される。
このようにして、フォルダに複数ファイルが同時に投げ込まれた時に、画像形成装置への送信する順序を指定することが出来る。
なお、複数のファイルを後述する方法で同時に投げ込むことを許可するかどうかを設定するチェックボックス2201がチェックされていない場合には、ホットフォルダにファイルが存在すると、新たなファイルをそのホットフォルダに投入することはできない。
[ホットフォルダの印刷開始の指示]
次に図22の送信停止ボタン2205と送信再開ボタン2206について説明する。以下の説明において、ファイルを画像形成装置へ送信する旨の記載は、当該ファイルのデータを印刷するための印刷ジョブを画像形成装置へ送信するという意味である。
上述のように複数のファイルをホットフォルダに投入する場合、最初のファイルの投入開始から最後のファイルの投入完了まで時間差が生じる。その間にホットフォルダが画像形成装置に対して画像形成装置への送信を開始すると、送信開始の後に投入されたファイルは決して最初に送信することが出来ない。すなわち、前記の画像形成装置への送信順序設定とは異なる送信順になる可能性があることを意味する。そこで、ホットフォルダへの投入が完了してから画像形成装置への送信を開始するようにしなくてはならない。
例えば、ユーザがホットフォルダに投入する前に、送信停止ボタン2205を押下しホットフォルダに対し送信停止を指示する。印刷したいファイルを全てホットフォルダに投入したら、送信再開ボタン2206を押下し送信再開を指示する。これにより、複数のファイルをホットフォルダに投入している最中に、送信が始まることを防ぐことが出来る。すなわち、送信順序設定画面(図22)にて設定した順序に従って、ホットフォルダから送信を行うことができる。なお、選択されたホットフォルダについて、印刷ジョブの送信が一時停止された状態を停止状態、送信が行われる状態を送信可能状態と呼ぶ。
このように、利用者は停止状態のホットフォルダを送信可能状態とすることを明示的に指示できる。このため、停止状態にあるホットフォルダに所望のファイルを投入することができる。停止状態のホットフォルダに投入されたファイルはいずれも送信されることはないので、利用者が送信可能状態に切り替える指示を与えることで、指定した順序でファイルは画像形成装置に送信される。
また好ましくは、ホットフォルダプログラムが、送信可能状態にあるホットフォルダへの新たなファイルの投入を禁止することで、順序を乱れを防止できる。
[ホットフォルダからの送信]
ホットフォルダは送信可能状態となると、フォルダ内の印刷ファイルを上述した送信順序の設定に従って並べ替える。並べ替えが完了すると、ホットフォルダは順番に画像形成装置に対して印刷ファイルを送信する。
[ホットフォルダからの送信順序と画像形成装置における印刷順序の関係]
画像形成装置において印刷される順序が、ホットフォルダからの送信された順序とは異なる現象が発生することがある。この原因は、ネットワーク上での送信や画像形成装置内での印刷処理に関連している。これらの順序を一致させるための方法としてはいくつかあるが、特許文献1の特開平04−096822や特許文献2の特開平11−065784がある。これらの既知の技術を用いることでホットフォルダからの送信された順序通りに画像形成装置において印刷される。
たとえば、図22のユーザインターフェースでユーザにより指定された順序を示す情報(図26に例示する。)を印刷ジョブと共に画像形成装置に送信し、画像形成装置においてはその順序にしたがって画像形成を行う。そこで、指定されたキーを用いてファイルの順序をソートして各ファイルに対して順序情報を与え、それを画像形成装置に印刷ジョブと共に送信すれば、画像形成装置は指定された順序で印刷をおこなうことができる。
なお、ホットフォルダプログラムがプリントサーバにより実行されており、しかもプリントサーバと画像形成装置とがシリアルインターフェース等でローカル接続されている場合には、プリントサーバから印刷ジョブの送信順で印刷されることが期待できる。このため、プリントサーバからの送信順序と画像形成装置での出力順序の不一致に関する考慮は不要である。
[ホットフォルダプログラムの動作シーケンス]
図23〜図26を用いて、ホットフォルダプログラムの動作手順を説明する。まず図26に示すデータについて説明する。図26には、ホットフォルダ毎に定義される送信順序情報2600と属性情報2610とフォルダ識別子2620の一例を示す。フォルダ識別子2620はホットフォルダとの関連を示す情報である。送信順序情報2600は、図22のユーザインターフェースで指定されたパラメータ群である。チェックボックス2201,2202,2207,2208それぞれに対応して、複数ファイル同時フラグ2601,送信順序指定フラグ2602,フォルダ許可フラグ2603,フォルダ優先フラグ2604が用意されている。チェックボックスがチェックされると対応するフラグがセットされる。出力フラグ2605は、送信可能状態にあることを示す。出力フラグがオンであれば当該ホットフォルダは出力可能状態にある。ユーザ指定順序情報には、図22のインターフェースで指定された、印刷ジョブの送信順序を示すユーザ指定順序情報が保存される。たとえばホットフォルダの属性のうちからソートキーとなる項目が指定された場合、そのソートキーを示す情報が保存される。ユーザが指定した順序で送信することが選択されている場合には、そのことを示す情報と共に、個々のファイルについて割り当てられた順序を示す情報も保存される。
属性情報2610には、ホットフォルダに関連づけられた印刷設定情報が保存されている。これはプリンタドライバにより設定可能な印刷設定情報と同様である。たとえば印刷方法2611、レイアウト2612などの項目のほか、フィニッシャの設定情報としてステープル情報2613(ステープルの有無や位置を示す)、折り情報2614(折りの有無や仕方等を示す)などが含まれる。また、別途定義したジョブチケットを関連づける場合には、その識別子であるジョブチケットID2615含まれる。
図23は、図21および図22のユーザインターフェース上で操作者による設定操作に応じて、ホットフォルダプログラムにより実行される処理手順である。
まず図21のユーザインターフェースを表示して入力待ちとなる(S2301)。入力があるとその内容を判定する。まず入力が送信順序タグの選択であるか判定する(S2302)。送信順序タグの選択でなければ、入力に応じて定められた処理に分岐する。送信順序タグの選択であれば、図22の送信順序ユーザインターフェースを表示して入力待ちとなる(S2303)。ここで、図22の画面には、設定に応じて表示/非表示が切り替えられる領域がある。そこでステップS2303では、設定に応じた画面を表示している。たとえば、「複数ファイルの送信順序を指定する」チェックボックス2202がチェックされていなければ、送信順序指定欄2203は表示されない。
入力があると、入力がチェックボックス2201,2202,2207,2208のいずれかのチェック(あるいはチェック解除)であるか判定する(S2304)。そうであれば対応するフラグをセット(チェック解除であればリセット)する(S2305)。そしてステップS2306に分岐して、フラグに応じたユーザインターフェースを再表示する。
チェックボックスの操作でない場合には、入力が送信順序指定欄2203の操作であるか判定する(S2306)。なお、「複数ファイルの送信順序を指定する」チェックボックス2202がチェックされていなければ送信順序指定欄2203が表示されないため、この欄を操作することは出来ない。したがって、送信順序指定フラグのチェックは不要である。これは他の欄についても同様であり、ある項目の設定のために前提となる設定が必要な場合、前提が満たされなければユーザインターフェース上で設定が出来ないために、その前提のチェックは行っていない。さて、送信順序指定欄2203が操作された場合、指定されたソートキー(すなわち指定された属性の項目)を示すソートキー情報が、ユーザ指定順序情報2606に保存される。指定された順序指定が「ユーザが指定した順序で送信」の場合には(S2308−YES)、個々のファイルに順序付けが必要なので、適当な順序の初期値を各ファイルに割り当て、その順序情報をユーザ指定順序情報2606に保存する(S2309)。そして、未送信の文書データ(ファイル)を、指定された順序にソートしたリストを作成し、それをファイルリスト欄2204に表示すると共に保存する。ユーザ指定順序情報2606に保存しても良いが他の領域に保存してもよい。
ステップS2306において入力が送信順序指定でないと判定された場合には、入力がユーザによる順序指定(すなわちファイルリストの操作による順序付け)であるか判定する(S2311)。そうであれば、指定された順序情報をユーザ指定順序情報2606に保存する(S3212)。順序指定でない場合には、入力が送信停止ボタンの操作であるか判定する(S2213)。送信停止であれば、現在進行中の印刷ジョブの送信があればそれが終了した時点で、なければただちに印刷ジョブの送信を停止する。そして出力フラグ2605をリセットする(S2314)。その後ステップS2303に分岐する。
次に入力が送信再開ボタンの押下であるか判定し(S2315)、そうであれば図24に示す処理を実行する(S2316)。そしてステップS2303に分岐する。それ以外の入力であれば入力に応じた処理を行う。図23ではそれ以外の入力はキャンセルに限られるものとして、ホットフォルダユーザインターフェース(図21、図22)をクローズしている。
図24はステップS2316の詳細を示す図である。まず出力フラグ2605をセットする(S2400)。そして、指定されたソートキーが何であるか判定し(S2401)、ソートキーに従って処理対象の文書データを選択する。本実施形態では、ソートキーは、ファイル名か日付か、ユーザ指定である。ソートキーがファイル名の場合、選択されているホットフォルダ内の文書データをファイル名順に順序付け、未送信の文書データのうち最も順序値が小さい(すなわち先頭の)文書データを次の処理対象として選択する(S2402)。ソートキーがファイル日付の場合、選択されているホットフォルダ内の文書データをファイル日付順に順序付け、未送信の文書データのうち最も順序値が小さい(すなわち先頭の)文書データを次の処理対象として選択する(S2403)。順序付けのためにステップS2310で作成したリストを参照しても良い。また、ユーザ指定の場合、指定された順序のうち、未送信の文書データのうち先頭の文書データを選択する(S2404)。
そしてステップS2402〜S2404のいずれかにおいて選択された文書データを基に印刷ジョブを作成し、画像形成装置に送信する(S2405)。このとき、選択されているホットフォルダに関連づけられた属性情報に基づいて、ジョブチケットが生成されてこれも画像形成装置に送信される。ジョブチケットはたとえばJDFで定義された形式であり、印刷設定情報の各項目が、対応するタグを用いて記述されている。なお、ホットフォルダによる印刷ジョブの発行のためにはいくつかの方法が考えられる。第1は、文書ファイルを、前述したジョブチケットとともに画像形成装置に送信する方法である。この場合、画像形成装置自体が、アプリケーションデータである文書データを解釈して印刷可能な形式に変換する必要がある。またジョブチケットの解釈もする必要がある。第2は、ホットフォルダ内の文書データを一定の形式に変換して、それをジョブチケットと共に画像形成装置に送信する方法である。一定の形式としては、たとえばPDF形式が用いられる。画像形成装置は、PDFを解釈実行してジョブチケットにしたがってレイアウトや後処理等を行い、画像を形成する。第3はPDLを用いた方法である。ホットフォルダプログラムは、それ自身で、あるいはプリンタドライバを用いるなどして、ホットフォルダ内の文書データおよび属性情報に基づいて、使用する画像形成装置がサポートするPDL形式の印刷データを生成する。その印刷データにより印刷ジョブを生成して画像形成装置に送信する。画像形成装置は、PDLを解釈実行して画像を形成する。印刷設定情報はPDLの形式に変換されて印刷データに含まれるのでジョブチケットは不要となる。このように、画像形成装置で処理可能な方法であれば、様々な方法を採り得る。
送信を終えると、送信済みの文書データに、送信済みである旨マークする(S2406)。最後に未送信の文書データがあるか判定し(S2407)、あればステップS2401へ分岐し、なければ処理を終了する。
図25は、ホットフォルダプログラムがホットフォルダを監視し、そのひとつ(着目ホットフォルダと呼ぶ。)に文書データを投入する操作が行われた場合の処理手順である。まず、投入されようとしているものがフォルダであるか判定する(S2501)。フォルダであれば、フォルダ許可フラグをテストする(S2502)。フォルダ許可フラグがオフなら、行われた操作は認められないものなので、投入不許可の旨を表示する(S2510)。もちろん、投入操作は無視されて、投入されたフォルダの状態もホットフォルダの状態も変化しない。フォルダが許可されているか、フォルダでなくファイル(すなわち文書データ)であれば、ステップS2503に進む。
次に、この投入操作により、着目ホットフォルダに複数ファイルが投入されることになるか判定する(S2503)。投入されたのがフォルダであれば、そのフォルダ内の文書データを含めて、複数ファイルが投入されることになるか判定される。複数であれば複数同時フラグをテストする(S2504)。このフラグがオフならば、ステップS2510に分岐する。
ステップS2505では出力フラグをテストする。出力フラグがオフであれば、着目ホットフォルダは停止状態にある。そこで、投入された文書データ(フォルダの場合もある。)を必要に応じて処理し、ホットフォルダ内の文書データとして保存する(S2506)。必要に応じた処理には、たとえば操作が移動であれば、移動元の文書データを消去するよりなどがある。次に、投入された文書データを、ユーザによる指定に従って(すなわちユーザ指定順序情報による指定に従って)順序づけし、ユーザ指定順序情報を更新する(S2507)。
一方ステップS2505において出力フラグがオンであると判定された場合には、未送信の文書データまたは送信中の文書データが着目ホットフォルダ内にあるか判定する(S2508)。もしあれば、その投入は認められず、ステップS2510においてその旨表示される。一方、未送信の文書データも送信中の文書データもなければ、投入された文書データをホットフォルダ内の文書として保存し(S2509)、図24のステップS2405に分岐してその出力(印刷ジョブの画像形成装置への送信)を行う。
以上より、ホットフォルダは、そこに投入された文書データを、指定された送信順序に従って画像形成装置への送信を行うことができる。
<変形例>
例えば、図22の送信停止ボタン2205と送信再開ボタン2206は一つのボタンとしてユーザインターフェース(UI)上は実装されることもある。この場合、一度押下すると印刷ジョブの送信は停止され、再度押下すると再開される。停止と再開の区別は画面上で出来るようなUIとする工夫が必要である。
また、送信指示がない限り送信を行わないようにしておき、ユーザが複数ファイルの投入が完了した後で、送信再開ボタン2206を押すことで送信を開始するような実装も考えられる。この場合、送信を開始したら、全てのファイルの送信が完了するまでファイルの投入を受け付けず、全てのファイルの送信が完了すれば送信をしない(一時停止)状態にすることで、指定した順序が乱されることを防止できる。
または、送信指示がない限り送信を行わないようにしておき、ホットフォルダにファイルが投入されたならタイマをスタートさせ、新たなファイルの投入がないまま一定時間経過したなら投入完了と判断する。そして、ユーザに対して「ファイルの投入は完了ですか?送信を開始していいですか?」などとメッセージ表示し、送信開始指示を受け付けるように実装されることもある。この場合、どのタイミングでそのメッセージを表示するのかを利用者が設定できる用にすることが望ましい。
いずれにしても、ホットフォルダの停止可能状態から送信状態への切り替えは利用者が明示的に指示できることが必要である。送信可能状態から停止状態への切り替えは、利用者の指示に応じて行っても良いが、利用者の指示以外の一定のイベント(送信完了など)をホットフォルダプログラムが監視し、そのイベントが生じたなら停止状態としてもよい。
<実施形態2>
ジョブの送信順序を指定する別の方法を説明する。本実施形態では、ホットフォルダに印刷する複数ファイルを投入する時、何がしかの記述ファイルに画像形成装置への送信順序を記述した記述ファイルを印刷ファイルと一緒にホットフォルダに投入する。例えば、最近話題のJDFや画像形成装置メーカ固有のスクリプトファイルなどといったものが考えられる。一番簡易な方法は、テキスト形式でファイル名を画像形成装置への送信順序通りに1行1ファイルで記述するものが考えられる。具体例を次に示す。ここではファイル名を""で挟んで示している。
<Order description file>
<Order of sending>
"ドキュメントP"
"ドキュメントQ"
"ドキュメントR"
"ドキュメントS"
<End>。
送信順序記述ファイルのファイル名は何でもよいが、決められたものにすることで、ホットフォルダが記述ファイルとして認識する方法の実装を簡単にすることができる。
ホットフォルダは、送信順序記述ファイルがフォルダ内に存在するかどうかを検索する。検索できれば、その記述ファイルの中身を解釈する。例えば、前期の例ならば、先頭行からファイル名を取り出し(上記の例だと「ドキュメントP」になる)、それと一致するファイルをフォルダ内から検出する。見つかればそれを画像形成装置へ送信する。これを、記述ファイル内に指定しているファイルを全て送信し終わるまで繰り返す。
或は、送信順序記述ファイルの中身が
<Order description file>
<Order of sending>
By date
<End>
とある場合、ホットフォルダはフォルダ内に存在するファイルを日付順に並べ替え(並び替えの機能は、ホットフォルダが動作するOSが提供する)。そして並び替えた順序通りに画像形成装置へ送信する。これを全てのファイルを送信し終わるまで繰り返す。
実施形態1で説明したように、送信順序はホットフォルダの属性の一部として設定される。これと、本実施形態での設定とがコンフリクトを起こす場合は、どちらかを優先する必要がある。どちらを優先するかは設定次第であるが、送信順序記述ファイルが存在するなら、図22で設定した設定値を上書きするような動作をすることで、ユーザは柔軟に設定を変更できるという利点を享受できる。
[実施形態3]
複数のファイルはある属性ごとに1つのフォルダの中に入れられて分類整理されていることがよくある。これら複数のフォルダの中に入っているファイルをホットフォルダに投入する時、それらフォルダをそのままホットフォルダに投入できるほうがユーザにとって扱いやすいと言う利点がある。本実施形態では、ホットフォルダに、1つ以上のフォルダと1つ以上のファイルを混在して投入された場合の動作を説明する。
ホットフォルダは、送信可能状態になると、その中の文書データを送信順に並び替える。図22において、「フォルダでの投入を許可する」チェックボックス2207が設定されていると、フォルダごとホットフォルダに投入することが可能になる。これが設定されている場合、ホットフォルダ内にフォルダが存在していれば、そのフォルダの中を調べる。更にその中にフォルダが存在していれば、そのサブフォルダ内も調べる。そして、フォルダ内に文書データ(ファイル)があれば、それを送信順に並び替える。並べ替えの方法には次の方法がある。
すなわち、どのフォルダに入っていたかには関係なく、すべてのファイルを指定された順序に従って並び替える方法と、まずはフォルダ単位で並び替え、その後そのフォルダ内のファイル単位で並び替える方法とがある。どちらで並び替えるかは、ユーザによって指定されるのが望ましい。例えば、図22において、チェックボックス2208が設定されていると、まずはフォルダ単位で並び替えを優先し、その後にフォルダ内のファイルの並び替えを行う。逆にこのチェックボックス2208が設定されていないと、フォルダに関係なくすべてのファイルを指定された順序に従って並び替える。この指定に基づき、ホットフォルダ内に存在する全てのファイルを並び替え、その後、画像形成装置に対して送信する。
また、フォルダごとに前記の送信順序記述ファイルを作成すれば、フォルダごとに任意の順序を指定することが可能である。例えば、複数のフォルダX、Y、Zがあるとして、X、Y、Zをまとめて1つの送信順序記述ファイルで送信順序を指定する場合を示す。
<Order description file>
<Order of sending>
Folder X
By date
Folder Y
"ドキュメントP"
"ドキュメントQ"
"ドキュメントR"
"ドキュメントS"
Folder Z
By date
<End>。
この例では、まずフォルダX内のファイルを日付順に送信し、その後フォルダY内のファイルを記述しているP、Q、R、Sの順番に送信し、最後にフォルダZ内のファイルを日付順に送信するというものである。この例が示すように、フォルダごとに任意の順序を指定して、送信することが可能となる。
<実施形態4>
複数のユーザからの印刷や複数のホットフォルダからの印刷があると、ジョブの切れ目が分かりにくい。特に、高速な画像形成装置において出力を大量に積み重ねることが出来るスタッカに出力する時は問題が大きくなる。それに対応するため、本実施形態では、ホットフォルダがまとめて印刷する時に表紙(バナーページ、カバーページ)をつけて印刷する。また、上記の記述ファイルがあるときは、これに対応して印刷すると実装しやすい。
<実施形態5>
ホットフォルダには、画像形成装置上に実現されるサーバタイプと、ユーザのPC上に実現されるクライアントタイプとがある。実施形態1はサーバタイプである。サーバタイプの場合、複数のユーザから一つのホットフォルダに投入されるので、ホットフォルダの排他制御が必要になる。例えば、一人のユーザが送信停止ボタン2205を押下してファイルの投入を開始すると、ホットフォルダプログラムは当該ホットフォルダを他のユーザに対してロックする。その結果、別のユーザが送信停止ボタン2205を押下しようとすると、その行為を禁止してユーザに対して排他制御がかかっていることを警告する。最初のユーザがホットフォルダへの投入と送信を完了すれば、次のユーザへ操作を開放するように実装することで、排他制御は実現できる。このようにして、複数のユーザから一つのホットフォルダに投入されるサーバタイプは、排他制御を実現する必要がある。もちろんロックされたホットフォルダへの、使用中のユーザ以外のユーザによる文書データの投入も禁止され、投入することは出来ない。このためには、ホットフォルダの属性として利用中のユーザ名を持たせる。そして、ホットフォルダに対してユーザ操作に起因する何らかのイベントが発生した場合、そのイベントを発生させたユーザ名と当該ホットフォルダのユーザ名とを比較し、一致しなければステップS2510に分岐させる。イベントを発生させたユーザ名は、たとえば文書データの送信元のユーザ名などにより得ることが出来る。
クライアントタイプの場合、複数のホットフォルダから一つの画像形成装置に投入されるので、複数のホットフォルダからの印刷ファイルが混沌となる。これを避けるためにホットフォルダごとの排他制御が必要になる。例えば、どれか一つのホットフォルダから印刷ファイルの送信が開始されると、他のホットフォルダからの送信を禁止して受け付けないようにする。送信の禁止と印刷ジョブ送信との行き違いを防止するために、送信予約の手順を印刷ジョブ送信の前に加えることが望ましい。
或は、画像形成装置においてスプール機能を持たせ、ここで他のホットフォルダからの送信を一時的に受信し、これは現在印刷処理を行っているホットフォルダからの印刷ファイルとは混ぜないようにする。印刷処理が終われば、スプールに保存した印刷ファイルの印刷処理を行う。スプールは複数持つことで、ホットフォルダの送信を待たせることなく、受信することが可能となる。
[その他のしくみ]
本実施形態における図に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。尚、この場合に、各操作画面を含む本形態で述べた操作画面と同様の操作画面を表示させる為のデータを外部からインストールし、該ホストコンピュータの表示部に上記各種のユーザインターフェース画面を提供可能に構成する。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できる。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
ディジタルプリントシステムの構成の一例を示すブロック図である。 MFP(Multi Function Peripheral)の詳細構成を示すブロック図である。 操作部の構成の一例を示す模式図である。 操作部内のキー入力部の構成の一例を示す模式図である。 操作部内のタッチパネル部の構成の一例を示す模式図である。 4ドラムカラー系プリンタ部の構造を示す断面図である。 インラインフィニッシャ部の構成を示す断面図である。 クライアントコンピュータ上のプリンタドライバ画面の一例を示す模式図である。 クライアントコンピュータ上のプリンタドライバのプロパティ画面の一例を示す模式図である。 クライアントコンピュータ上のプリンタドライバのプロパティ画面の一例を示す模式図である。 クライアントPCのウェブブラウザ上からMFPを監視、制御を行うツールの一例を示す模式図である。 クライアントPCのウェブブラウザ上からデバイス管理を行うツールの一例を示す模式図である。 クライアントPCのウェブブラウザ上からジョブ管理を行うツールの一例を示す模式図である。 クライアントPCのウェブブラウザ上からジョブを投げ込むためのツールの一例を示す模式図である。 複数のジョブをホットフォルダに投げ込む方法を示す図である。 複数のジョブをホットフォルダに投げ込む方法を示す図である。 複数のジョブをホットフォルダに投げ込む方法を示す図である。 複数のジョブをホットフォルダに投げ込む方法を示す図である。 複数のジョブをホットフォルダに投げ込む方法を示す図である。 複数のジョブをホットフォルダに投げ込む方法を示す図である。 ホットフォルダのメイン画面を示す図である。 ホットフォルダの送信順序の設定画面を示す図である。 ホットフォルダの処理フロー図を示す図である。 ホットフォルダの処理フロー図を示す図である。 ホットフォルダの処理フロー図を示す図である。 ホットフォルダの属性情報を示す図である。 コンピュータのブロック図である。

Claims (26)

  1. あらかじめ定めた出力用記憶領域に保存された出力対象データについて、その順序を指定するための指定手段と、
    前記出力用記憶領域を、出力状態と不出力状態との間で切り替えるための状態切替手段と、
    前記出力用記憶領域が出力状態にある場合には、前記出力用記憶領域に保存された前記出力対象データに基づいて作成した印刷ジョブを、前記指定手段により指定された順序に従って、前記印刷ジョブを処理可能な画像形成装置に対して送信する送信手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記指定手段は、前記出力対象データの属性をキーとする順序を指定することが指定可能であり、
    前記送信手段は、前記出力対象データの属性をキーとする順序が前記指定手段により指定された場合、前記印刷ジョブを、指定された属性をキーとする順序に従って前記画像形成装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記指定手段により指定可能な属性には、出力対象データの日付および名称が含まれることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記指定手段は、操作者により入力された各出力対象データ毎の順序に従って順序を指定可能であり、
    前記送信手段は、操作者により入力された各出力対象データ毎の順序に従って順序づけすることを前記指定手段により指定された場合、前記印刷ジョブを、指定された各出力対象データ毎の順序に従って前記画像形成装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  5. 前記指定手段は、前記出力用記憶手段に関連して保存された、順序を記述したデータにしたがって順序を指定することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  6. 前記状態切り替え手段は、操作者による入力に応じて、前記出力用記憶領域を出力状態と不出力状態との間で切り替えることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  7. 前記状態切り替え手段は、操作者による入力に応じて前記出力用記憶領域を不出力状態から出力状態へと切り替え、操作者による入力以外のイベントに応じて前記出力用記憶領域を出力状態から不出力状態へと切り替えることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  8. 前記出力記憶領域に関連した印刷設定情報を保存する保存手段としてコンピュータを更に機能させ、
    前記送信手段は、前記出力対象データに、前記印刷設定情報を付加した印刷ジョブを作成して出力することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  9. 前記出力記憶領域に関連した印刷設定情報を保存する保存手段としてコンピュータを更に機能させ、
    前記送信手段は、前記出力対象データの内容を、前記印刷設定情報を反映した印刷データに変換して印刷ジョブを作成し、出力することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  10. 前記送信手段は、前記出力用記憶領域に保存された出力対象データがフォルダによりグループ化されている場合、グループ間の順序とグループ内の出力対象データの順序とにより決定される順序に従って、前記印刷ジョブを処理可能な画像形成装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  11. 記憶手段に設けられた出力用記憶領域を監視する監視手段と、
    前記出力用記憶領域に出力対象データが新たに保存されたことが前記監視手段により通知された場合、前記出力用記憶領域が出力状態にあるか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段により出力状態にあると判定された場合、順序情報に応じた順序で前記出力用記憶領域に保存された出力対象データに基づいて印刷ジョブを作成するジョブ作成手段と、
    前記ジョブ作成手段により作成された印刷ジョブを、前記出力用記憶領域に関連づけられた画像形成装置に対して送信する送信手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記判定手段により出力状態にないと判定され、前記順序情報が、操作者による順序指定を示している場合には、新たに保存された出力対象データに順序を付し、当該順序を順序情報の一部として保存する順序付け手段としてコンピュータをさらに機能させることを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. あらかじめ定めた出力用記憶領域に保存された出力対象データについて、その順序を指定するための指定手段と、
    前記出力用記憶領域を、出力状態と不出力状態との間で切り替えるための状態切替手段と、
    前記出力用記憶領域が出力状態にある場合には、前記出力用記憶領域に保存された前記出力対象データに基づいて作成した印刷ジョブを、前記指定手段により指定された順序に従って、前記印刷ジョブを処理可能な画像形成装置に対して送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする画像形成制御装置。
  14. 前記指定手段は、前記出力対象データの属性をキーとする順序を指定することが指定可能であり、
    前記送信手段は、前記出力対象データの属性をキーとする順序が前記指定手段により指定された場合、前記印刷ジョブを、指定された属性をキーとする順序に従って前記画像形成装置に対して送信することを特徴とする請求項13に記載の画像形成制御装置。
  15. 前記指定手段により指定可能な属性には、出力対象データの日付および名称が含まれることを特徴とする請求項14に記載の画像形成制御装置。
  16. 前記指定手段は、操作者により入力された各出力対象データ毎の順序に従って順序を指定可能であり、
    前記送信手段は、操作者により入力された各出力対象データ毎の順序に従って順序づけすることを前記指定手段により指定された場合、前記印刷ジョブを、指定された各出力対象データ毎の順序に従って前記画像形成装置に対して送信することを特徴とする請求項13に記載の画像形成制御装置。
  17. 前記指定手段は、前記出力用記憶手段に関連して保存された、順序を記述したデータにしたがって順序を指定することを特徴とする請求項13に記載の画像形成制御装置。
  18. 前記状態切り替え手段は、操作者による入力に応じて、前記出力用記憶領域を出力状態と不出力状態との間で切り替えることを特徴とする請求項13に記載の画像形成制御装置。
  19. 前記状態切り替え手段は、操作者による入力に応じて前記出力用記憶領域を不出力状態から出力状態へと切り替え、操作者による入力以外のイベントに応じて前記出力用記憶領域を出力状態から不出力状態へと切り替えることを特徴とする請求項13に記載の画像形成制御装置。
  20. 前記出力記憶領域に関連した印刷設定情報を保存する保存手段を更に備え、
    前記送信手段は、前記出力対象データに、前記印刷設定情報を付加した印刷ジョブを作成して出力することを特徴とする請求項13に記載の画像形成制御装置。
  21. 前記出力記憶領域に関連した印刷設定情報を保存する保存手段を更に備え、
    前記送信手段は、前記出力対象データの内容を、前記印刷設定情報を反映した印刷データに変換して印刷ジョブを作成し、出力することを特徴とする請求項13に記載の画像形成制御装置。
  22. 前記送信手段は、前記出力用記憶領域に保存された出力対象データがフォルダによりグループ化されている場合、グループ間の順序とグループ内の出力対象データの順序とにより決定される順序に従って、前記印刷ジョブを処理可能な画像形成装置に対して送信することを特徴とする請求項13に記載の画像形成制御装置。
  23. 記憶手段に設けられた出力用記憶領域を監視する監視手段と、
    前記出力用記憶領域に出力対象データが新たに保存されたことが前記監視手段により通知された場合、前記出力用記憶領域が出力状態にあるか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段により出力状態にあると判定された場合、順序情報に応じた順序で前記出力用記憶領域に保存された出力対象データに基づいて印刷ジョブを作成するジョブ作成手段と、
    前記ジョブ作成手段により作成された印刷ジョブを、前記出力用記憶領域に関連づけられた画像形成装置に対して送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする画像形成制御装置。
  24. 前記判定手段により出力状態にないと判定され、前記順序情報が、操作者による順序指定を示している場合には、新たに保存された出力対象データに順序を付し、当該順序を順序情報の一部として保存する順序付け手段をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の画像形成制御装置。
  25. あらかじめ定めた出力用記憶領域に保存された出力対象データについて、その順序を指定するための指定工程と、
    前記出力用記憶領域に関連する状態情報を、出力状態と不出力状態との間で切り替えるための状態切替工程と、
    前記出力用記憶領域に関連する状態情報が出力状態にある場合には、前記出力用記憶領域に保存された前記出力対象データに基づいて作成した印刷ジョブを、前記指定工程により指定された順序に従って、前記印刷ジョブを処理可能な画像形成装置に対して送信する送信工程と
    を備えることを特徴とする文書の印刷方法。
  26. 記憶手段に設けられた出力用記憶領域に出力対象データが新たに保存された場合、前記出力用記憶領域が出力状態にあるか否か判定する判定工程と、
    前記判定工程により出力状態にあると判定された場合、順序情報に応じた順序で前記出力用記憶領域に保存された出力対象データに基づいて印刷ジョブを作成するジョブ作成工程と、
    前記ジョブ作成工程により作成された印刷ジョブを、前記出力用記憶領域に関連づけられた画像形成装置に対して送信する送信工程と
    を備えることを特徴とする文書の印刷方法。
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