JP4861803B2 - 情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、機器が管理する各種情報などをレポート出力する情報処理装置に関するものである。
近年の画像処理装置を代表するデジタル複合機(MFP:multi-function printer)は、コピー(copy)、ファクシミリ(facsimile)、スキャナ(scanner)、プリンタ(printer)といったアプリケーション機能と通信機能とを有している。このような画像処理装置は、ユーザが対峙し、1対1の関係で使用されるだけでなく、ユーザ端末である複数のパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)や各種管理サーバなどの通信機能を有した情報処理装置とネットワークを介して接続され、システムの構成要素の1つとして、1対nの関係で使用される場面が多くなってきている。そのため、画像処理装置は、機器固有の情報の他、ユーザ情報など、システムの構成要素の1つとして、ユーザに有益なサービスを提供するための様々な情報を管理・運用するようになった。
これに伴い、画像処理装置は、当該画像処理装置が管理する各種情報を、ユーザが簡単に確認できるようにレポート出力する機能を有しており、例えば、プリンタ機能が使用するフォントを利用してレポートデータを作成し、作成したレポートデータを印刷する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006−186918号公報
しかしながら、特開2006―186918号公報によらず、従来のレポート出力では、以下に挙げる2つの問題点がある。
まず1つ目は、レポート出力形式において、情報毎に出力する出力形式が一意に決まっているため、例えば、集約したレイアウトのレポートやPDF(Portable Document Format)化されたレポートデータなど、ユーザが出力したいレイアウトやデータ形式で出力することができない(決まった出力形式でしか出力することができない)と言う点である。
また、2つ目は、レポート出力方法において、情報毎に出力する出力方法が一意に決められているため、例えば、電子メール送信によるレポート出力など、ユーザがレポートを出力したい出力方法で出力することができない(決まった出力方法でしか出力することができない)と言う点である。
本発明では、上記従来技術の問題点を鑑み、機器が管理する各種情報をレポートとして出力する機能において、レポート出力形式及び出力方法に依存しないデータを基にレポートを作成することにより、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力することができる情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段を有し、当該情報処理装置が管理する情報をレポートとして出力する情報処理装置であって、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各手段を制御するための設定を受け付けるインタフェースを有し、前記インタフェースは、レポートに出力する情報項目を設定するレポート内容選択画面、レポートの出力形式を設定する出力形式選択画面、及びレポートの出力方法を設定する出力方法選択画面を含み、前記データ入力手段が、前記レポート内容選択画面から受け付けたレポートの識別情報に従って、前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータを入力し、前記データ加工手段が、前記出力形式選択画面から受け付けたレポートの出力形式に基づいて、前記データ入力手段により入力されたレポートデータを加工し、前記データ出力手段が、前記出力方法選択画面から受け付けたレポートの出力方法に基づいて、前記データ加工手段により加工されたレポートデータを出力することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、レポート出力形式及び出力方法に依存しないデータを基にレポートを作成することができる。よって、本発明の情報処理装置は、機器が管理する各種情報をレポートとして出力する機能において、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータが、前記データ入力を制御する設定として、前記レポート内容選択画面から受け付けた前記レポートの識別情報に対応する固定データと、前記レポートとして出力する際に、当該情報処理装置から取得する可変データと、前記固定データと前記可変データとを基に、レポートを構成するタグデータとから構成されることを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、外部から入力した画像データなどを容易にレポートデータに取り込むことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記データ入力手段が、前記レポート内容選択画面から受け付けた前記レポートの識別情報に従って、前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータを作成するレポートデータ作成プログラムを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、レポートの内容にあわせた(目的別に対応した)レポートを作成することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記データ入力手段が、前記レポートの識別情報と、前記レポートデータ作成プログラムとを対応付けるレポートデータ作成プログラム管理テーブルと、前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルに対して、前記レポートデータ作成プログラムの登録、検索又は削除を行うレポートデータ作成管理手段とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、管理テーブルによって、各レポートのレポートデータを作成するレポートデータ作成プログラムを管理・運用することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記固定データが、前記レポートデータ作成管理手段により、前記レポートデータ作成プログラムが前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルに登録される際に、前記レポートデータ作成プログラムに設定されることを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、レポートの内容にあわせて(目的別に対応して)、予め固定データを設定できる(フォーマットに埋め込める)ことから、レポート出力の処理速度を向上させることができる(レポートを出力するまでの時間を短縮することができる)。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記レポートデータ作成管理手段において、前記レポートデータ作成プログラムを備えたモジュールを、起動又は当該情報処理装置にインストールする際に、前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルに、前記レポートデータ作成プログラムを登録することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、レポートデータ作成プログラムを備えたコンポーネントを準備し、当該情報処理装置へプラグインすることで、容易にレポート出力の機能拡張を行うことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記レポートデータ作成管理手段において、前記レポートデータ作成プログラムを備えたモジュールを、終了又は当該情報処理装置からアンインストールする際に、前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルから、前記レポートデータ作成プログラムを削除することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、容易にレポート出力の機能削除を行うことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記データ入力手段において、前記レポート内容選択画面から受け付けた前記レポートの識別情報を基に、前記レポートデータ作成管理手段へ、前記レポートデータ作成プログラムを取得要求し、要求によって取得した前記レポートデータ作成プログラムにより、前記レポートデータを作成し、作成した前記レポートデータを前記データ加工手段へ送信する処理を制御するレポート作成制御手段を有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、レポート出力を行う一連の処理(入力・加工・出力)を行うワークフローのうち、加工・出力の各処理工程の機能拡張などの影響を受けることなく入力処理を実行させることができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記レポート作成制御手段が、前記レポート内容選択画面から受け付けた前記レポートの識別情報を基に、前記レポートデータ作成管理手段へ、前記レポートデータ作成プログラムの取得を要求することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記レポート作成制御手段が、前記レポートデータ作成管理手段から送信された前記レポートデータ作成プログラムを取得し、取得した前記レポートデータ作成プログラムを起動することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、レポートの内容に対応したレポートデータを作成することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記レポートデータ作成プログラムが、前記レポート作成制御手段から起動された場合に、作成した前記レポートデータを、前記レポート作成制御手段に送信するプログラムであることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記レポート作成制御手段が、前記レポートデータ作成プログラムから送信された前記レポートデータを取得し、取得した前記レポートデータを、前記データ加工手段に送信することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、レポート出力を行う一連の処理のうち、入力処理から次工程の加工処理へ、レポートデータを渡すことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記レポートデータ作成管理手段が、前記レポート作成制御手段から、前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルに登録された前記レポートデータ作成プログラムを取得要求された場合に、前記レポート作成制御手段から送信された前記レポートの識別情報を基に、前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルを検索し、該当する前記レポートデータ作成プログラムを、前記レポート作成制御手段に送信することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、レポートの内容に対応したレポートデータを作成する適切な作成プログラムを特定することができる。
上記目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の情報処理装置を備えたことを特徴とする。
これによって、本発明の画像処理装置は、情報処理装置と同様の機能構成を実装及び実行可能であることから、同様の効果を奏することができる。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、当該情報処理装置が管理する情報をレポートとして出力する際の、データ入力手順、データ加工手順及びデータ出力手順を制御するための設定を受け付ける、レポートに出力する情報項目を設定するレポート内容選択画面、レポートの出力形式を設定する出力形式選択画面、及びレポートの出力方法を設定する出力方法選択画面を含むインタフェースを有する情報処理装置における情報処理方法であって、前記データ入力手順が、前記レポート内容選択画面から受け付けたレポートの識別情報に従って、前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータを入力し、前記データ加工手順が、前記出力形式選択画面から受け付けたレポートの出力形式に基づいて、前記データ入力手順により入力されたレポートデータを加工し、前記データ出力手順が、前記出力方法選択画面から受け付けたレポートの出力方法に基づいて、前記データ加工手順により加工されたレポートデータを出力することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、レポート出力形式及び出力方法に依存しないデータを基にレポートを作成することができる。よって、本発明の情報処理方法は、機器が管理する各種情報をレポートとして出力する機能において、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力することができる。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置における情報処理プログラムは、当該情報処理装置が管理する情報をレポートとして出力する際の、データ入力、データ加工及びデータ出力を制御するための設定を受け付ける、レポートに出力する情報項目を設定するレポート内容選択画面、レポートの出力形式を設定する出力形式選択画面、及びレポートの出力方法を設定する出力方法選択画面を含むインタフェースを有する情報処理装置における情報処理プログラムであって、コンピュータを、前記レポート内容選択画面から受け付けたレポートの識別情報に従って、前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータを入力するデータ入力手段と、前記出力形式選択画面から受け付けたレポートの出力形式に基づいて、前記データ入力手段により入力されたレポートデータを加工するデータ加工手段と、前記出力方法選択画面から受け付けたレポートの出力方法に基づいて、前記データ加工手段により加工されたレポートデータを出力するデータ出力手段として機能させる。
これによって、本発明の情報処理装置における情報処理プログラムは、コンピュータを、レポート出力形式及び出力方法に依存しないデータを基にレポートを作成するように機能させることができる。よって、本発明の情報処理プログラムは、機器が管理する各種情報をレポートとして出力する機能において、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力するように機能させることができる。
本発明によれば、機器が管理する各種情報をレポートとして出力する機能において、レポート出力形式及び出力方法に依存しないデータを基にレポートを作成することにより、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力することができる情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」と言う。)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<画像処理装置のハードウェア構成について>
まず、本実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1に示すように、画像処理装置100は、制御部11、制御部12、補助記憶部13、ネットワークI/F14、外部記憶装置I/F15、外部装置I/F16、表示部(パネル表示)19、入力部(操作部)20、印刷部(プロッタ部)21及びスキャナ部(原稿読み取り部)22などにより構成されている。
制御部(CPU:Central Processing Unit)11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算・加工を行う。制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する演算装置で、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算・加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部(ROM:Read Only Memory、RAM:Random Access Memory)12は、制御部(CPU)11が実行する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保持する記憶装置である。
補助記憶部(HD:Hard Disk)13は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。また、補助記憶部13には、画像処理装置100が管理する各種情報(例えば、ユーザ情報など。)が格納され、データベース(DB:database)やファイルシステム(FS:File System)などの機能により管理される。
ネットワークI/F14は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と画像処理装置100とのインタフェースである。
外部記憶装置I/F15は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された外部記憶装置(例えば、記憶メディアドライブなど。)と画像処理装置100とのインタフェースである。
外部装置I/F16は、USBなどのデータ伝送路を介して接続された外部入力装置(例えば、デジタルカメラなど。)と画像処理装置100とのインタフェースである。
画像処理装置100は、これらのインタフェースを介して、外部と各種データ(例えば、画像データなど。)のやり取り(送受信や読み込み/書き込み)を行っている。
表示部(パネル表示)19及び入力部(操作部)20は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUI(Graphical User Interface)のソフトウェアキーを含む。)を備えたLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)とから構成され、画像処理装置100が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
印刷部(プロッタ部)21は、CMYKからなる画像データを受け取ると、レーザービームを用いた電子写真プロセス(露光、潜像、現像及び転写のプロセス)を用いて、転写紙(印刷用紙)に受け取った画像データを出力(印刷)するプロッタ装置である。
スキャナ部(原稿読み取り部)22は、CCD(Charge Coupled Devices)光電変換素子からなるラインセンサとA/Dコンバータとこれらを駆動する駆動回路を備え、原稿読み取り面(コンタクトガラス上)にセットされた原稿をスキャンすることでRGB各8ビットのデジタル画像データを生成(紙媒体から情報を読み取り電子化)する読み取り装置である。
このように、画像処理装置100は、主記憶部12や補助記憶部13などの記憶装置に格納されたプログラムを制御部(CPU)11で実行し、制御信号(制御命令)を各装置へ送出すること(各装置を制御すること)で、画像処理装置100が有するコピー、ファックス、スキャナ、プリンタなどの機能を実現している。
<従来技術の問題点について>
以下に、本実施形態が解決しようとしている従来技術の問題点について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る従来技術の問題点(その1及び2)を示す図である。
従来技術において、機器が管理する各種情報などをレポートに出力する場合、以下に挙げる2つの問題点があった。
(1)レポートを出力するレイアウトやデータ形式について
レポート出力形式において、情報毎に出力する出力形式が一意に決まっているため、ユーザが出力したいレイアウトやデータ形式で出力することができないと言う点である。例えば、図2に示すように、あるユーザが、ユーザ情報のレポート出力を、「A3の用紙に出力したい」場合であっても、出力形式が「A4の用紙へ出力」と決まっていれば、ユーザリストのレポートがA3の用紙サイズにあわせて変倍されることなく、A4の印刷領域のまま出力されてしまい、ユーザが意図するA3の用紙サイズにあったレイアウトでレポート出力を行うことができない。
(2)レポートを出力する出力方法について
レポート出力方法において、情報毎に出力する出力方法が一意に決められているため、ユーザがレポートを出力したい出力方法で出力することができないと言う点である。例えば、あるユーザが、ユーザ情報のレポート出力を「PDF形式の電子データで出力したい」場合であっても、出力方法が「用紙へ印刷」と決まっていれば、ユーザリストのレポートがPDF化されることなく、用紙に印刷されてしまい、ユーザが意図するPDF形式の電子データでレポート出力を行うことができない。
このように、従来のレポート出力には、レポートの出力形式及び出力方法が一意に決まっていたため、決まった形式や方法でしかレポートを出力することができず、ユーザの要求に対応した出力形式や出力方法でレポートの出力を行うことができなかった(ユーザが意図しない結果となっていた)。
本実施形態では、上記問題点を鑑み、レポート出力形式及び出力方法に依存しないデータ(以下、「論理レポートデータ」と言う。)を基にレポート(物理レポートデータ)を作成する(論理レポートデータから物理レポートデータを作成する)ことにより、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力するものである。
<論理レポートと物理レポートのデータ特徴とデータ変換の関係について>
以下に、本実施形態におけるレポート出力する際の論理レポートデータと物理レポートデータについて、図3及び4を用いて説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る論理レポートデータ31及び物理レポートデータ32を示す図である。図3(a)は、論理レポートデータ31を示し、図3(b)は、物理レポートデータ32を示している。
図3(a)に示すように、論理レポートデータ31は、文書の一部を「タグ」と呼ばれる特別な文字列で囲うことにより文章の構造を文章中に記述でき、独自のタグが指定できるメタ言語XML(Extensible Markup Language)により記述されたデータ(例えば、ベクタデータなど。)である。図3(a)では、XMLにより記述された論理レポートデータ31の一例を示したが、文章を構造化したデータ構造で記述することのできる言語PDFやPDL(Page Description Language)などであっても良い。このような特徴を持つ言語により記述された論理レポートデータ31は、レポート出力形式及び出力方法に依存しないデータ構成となっているため、言語を解釈することのできるモジュールによって、様々な出力形式及び出力方法に対応したデータを作成することができる(様々な出力形式及び出力方法に変換することができる)。よって、論理レポートデータ31は、ユーザが最終的に目にするレポートデータでなく、画像処理装置100内部で、レポート出力の際に用いられる汎用データである。
一方、図3(b)に示すように、物理レポートデータ32は、ビットマップデータ(ラスタデータ)などの画像データや電子メール本文のような、ユーザが最終的に目にするレポートデータである。よって、物理レポートデータ32は、論理レポートデータ31を基に、記述された言語を解釈可能なモジュールによって、ユーザが要求する出力形式及び出力方法に従って出力されるレポートデータである(ユーザが要求した出力形式及び出力方法に変換されたデータである)。
次に、本実施形態における、論理レポートデータ31を作成するために着目した、レポートデータを構成する「固定データ」及び「可変データ」の特性について、図4を用いて説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るレポートデータを構成するデータ特性を示す図である。
図4に示すように、レポートデータ(レポートに表示する情報)は、「固定データ」と「可変データ」の2つの特性を持つデータで構成されている。
「固定データ」は、レポートに表示する情報のうち、レポートのタイトルやロゴ、コピーライトの記述や情報項目などと言った、レポートを出力するモジュールの起動時から終了時まで同じデータとして取り扱うことができるデータである。
また、「可変データ」は、レポートに表示する情報のうち、情報項目に対応する実データ(実値)や日付や時間などと言った、モジュールの起動時から終了時までに値が変化しうる(更新される)データである。
この「固定データ」及び「可変データ」は、レポートデータのうち、レポートの内容(レポートを構成する情報項目)に依存するデータである。すなわち、レポートの出力形式や出力方法に依存しないデータである。更に、「可変データ」は、レポートを出力する際に、対応する情報項目毎に最新のデータを取得する必要あるデータであり、一方、「固定データ」は、レポートの内容によって一意に決めることのできるデータである。よって、「固定データ」は、予め決められたデータとして保持しておくことができる。
本実施形態では、上記のデータ特性に着目し、「固定データ」と「可変データ」とを基に、所定のレポートデータ作成処理手順により、図3(a)に示すような、レポートの出力形式や出力方法に依存しない論理レポートデータ31を生成する。すなわち、「固定データ」及び「可変データ」のデータ群を論理レポートデータ31へ変換する。これによって、本実施形態では、レポート出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータ(論理レポートデータ31)を作成することができる。
先に挙げた「レポートデータ作成処理手順」は、例えば、予め「固定データ」を埋め込んだ(保持した)レポートのフォーマット(論理レポートデータ31のテンプレート)に、「可変データ」を設定するなどの処理手順によって、論理レポートデータ31を作成することができる。このような処理手順を用いることで、レポート出力処理において、論理レポートデータ31内に「固定データ」と「可変データ」を、最適なタイミングで(2つのデータを異なるタイミングで)設定することで、レポート出力に掛かる処理時間を短縮し、高速な出力処理を実現することができる。
また、本実施形態では、「固定データ」、「可変データ」及び「タグデータ」とからレポートを構成することから、外部から入力した画像データなどを容易にレポートデータに取り込むことができる。
<レポート出力の際のデータ入力・加工・出力を制御するためのパラメータを設定するユーザインタフェース(UI)について>
次に、本実施形態において、論理レポートデータ31を用いて、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力する際の、データ入力・加工・出力を制御するための設定(ユーザ要求(ユーザ設定))を受け付けるユーザインタフェース(UI)について、図5を用いて説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係るレポート出力の際のデータ入力・加工・出力を制御するための設定を行うユーザインタフェース(UI)41の表示例を示す図である。従来のユーザインタフェース(UI)41との違いを明確にするため、図5(a)に、従来のユーザインタフェース(UI)41の表示例を示し、図5(b)に、本実施形態のユーザインタフェース(UI)41の表示例を示す。
図5(a)に示すように、従来のユーザインタフェース(UI)41は、レポートの出力形式及び出力方法が一意に決まっていたため、レポートの内容(出力する情報単位)に応じた、レポート出力を要求するキースイッチ(ソフトウェアキー)しか表示されていなかった。
しかし、図5(b)に示すように、本実施形態のユーザインタフェース(UI)41は、レポートの内容を示す「レポート名」をはじめ、レポートの出力形式である「変倍」や「集約」、出力方法である「印刷」、「電子メール送信」などを設定できる。本実施形態のユーザインタフェース(UI)41では、レポート出力までの一連の処理を、レポートデータを入力する「データ入力」、出力形式に従って入力されたデータ加工する「データ加工」及び出力方法に従って加工されたデータを出力する「データ出力」の3つの工程で構成される処理として考えているため、これらの3つの処理工程を制御するための設定を、「レポート内容の選択画面」41a、「出力形式の選択画面」41b及び「出力方法の選択画面」41cを介して行うことができる。ユーザインタフェース(UI)41の「レポート内容の選択画面」41aでは、画像処理装置100が管理する各種情報のうち、レポートに出力する情報単位の項目を選択することで、レポートの内容(例えば、ユーザ情報のうちのアカウント情報など。)を設定できる。また、「出力形式の選択画面」41bでは、出力するレポートの加工方法(例えば、変倍や集約など。)を選択することで、レポートの出力形式を設定できる。また、「出力方法の選択画面」41cでは、出力するレポートの出力方法(例えば、印刷、電子メール又は蓄積文書など。)を選択することで、レポートの出力方法を設定できる。
このように、本実施形態のユーザインタフェース(UI)41では、ユーザの要求に応じたレポート出力を実現するために各処理工程(入力・加工・出力)を制御する設定を行うことができる。
<画像処理装置100のソフトウェア構成及び基本処理手順について>
ここで、これまでに説明したユーザインタフェース(UI)41の「レポート内容の選択画面」41a、「出力形式の選択画面」41b及び「出力方法の選択画面」41cにより選択したレポートの内容、レポート出力形式及び出力方法の設定に基づいて、論理レポートデータ31を基に、物理レポートデータ32を出力する、本実施形態のレポート出力処理を行うためのソフトウェア構成及び基本処理手順について、図6〜9を用いて説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置100のソフトウェア構成の一例を示す図である。
図6に示すように、本実施形態におけるソフトウェアは、ユーザインタフェース層101、コントロール層102、アプリケーションロジック層103、デバイスサービス層104及びデバイス制御層105などにより構成されている。なお、図中における各層の上下関係は、基本的に上にある層が下の層を呼び出す関係に基づいている。
ユーザインタフェース層101は、機能(例えば、コピー、ファックス、スキャナ、プリンタなどのアプリケーション機能)の実行要求を受け付けるための機能が実装されている部分であり、例えば、非図示のユーザ端末などからネットワーク経由で要求を受け付ける通信サーバ部や、表示部19及び入力部20を介して入力される要求を受け付けるローカルユーザインタフェース(UI)部などが含まれる。ユーザインタフェース層101において受け付けられた要求は、コントロール層102に伝えられる。
コントロール層102は、要求された機能を実現するための処理を制御するための機能が実装されている部分である。具体的には、要求された機能に応じて、アプリケーションロジック層103における各フィルタを接続し、接続されたフィルタに基づいて機能の実行を制御する。なお、本実施形態において「画像処理装置100の機能」とは、画像処理装置100がユーザに対して提供する1つのまとまった単位(要求が入力されて最終的な出力が得られるまで)のサービスと同義であり、ソフトウェア的には1つのまとまった単位のサービスを提供するアプリケーションと同義である。
アプリケーションロジック層103は、それぞれが画像処理装置100において提供される機能の一部を実現する部品群が実装されている部分である。すなわち、アプリケーションロジック層103における部品を組み合わせることにより1つの機能が実現される。本実施形態では、各部品を「フィルタ」と呼ぶ。これは、画像処理装置100のソフトウェアアーキテクチャが「パイプ&フィルタ」と呼ばれる考え方に基づくものである。
図7は、本発明の第1の実施形態に係るパイプ&フィルタの概念及びフィルタの構成要素の一例を示す図である。図7(a)には、パイプ&フィルタの概念を示し、図7(b)には、フィルタの構成要素の一例を示す。
まず、パイプ&フィルタの概念について説明する。図7(a)において、「F」はフィルタを示し、「P」はパイプを示す。図中に示すように、各フィルタはパイプによって接続される。フィルタは、入力されたデータに対して変換を施し、その結果を出力する。パイプは、フィルタから出力されたデータを次のフィルタに伝達する。すなわち、本実施形態における画像処理装置100では、各機能を、画像処理装置100内部で管理する情報(例えば、ユーザ情報や文書データなど。)に対する「変換」の連続として捉える。画像処理装置100の各機能は、画像処理装置100内部で取り扱う情報の入力、加工及び出力によって構成されるものとして一般化することができる。そこで「入力」、「加工」及び「出力」を「変換」として捉え、1つの「変換」を実現するソフトウェア部品がフィルタとして構成される。入力を実現するフィルタを特に「入力フィルタ」と言う。また、加工を実現するフィルタを特に「変換フィルタ」と言う。更に、出力を実現するフィルタを特に「出力フィルタ」と言う。なお、各フィルタは独立しており、フィルタ間における依存関係(呼び出し関係)は基本的に存在しない。従って、フィルタ単位で追加(インストール)又は削除(アンインストール)が可能とされている。
図6に戻り、アプリケーションロジック層103には、入力フィルタ103aとして、スキャナ部22による画像データの読み取りを制御し、読み取られた画像データを出力する読取フィルタ、補助記憶部13に保管されている文書データ(画像データ)を読み出し、読み出されたデータを出力する保管文書読出フィルタ、電子メールの受信し、当該電子メールに含まれているデータを出力するメール受信フィルタ、FAX受信を制御し、受信されたデータを出力するFAX受信フィルタ、非図示のユーザ端末(PC)から印刷データを受信し、受信された印刷データを出力するPC文書受信フィルタ、画像処理装置100の設定情報や履歴情報などを、例えば表形式に整形されたデータとして出力するレポートフィルタなどが含まれている。
また、変換フィルタ103bとしては、入力されたデータに所定の画像変換処理(集約、拡大、又は縮小など)を施し、出力する文書加工フィルタ、入力されたPostScriptデータをビットマップデータに変換して出力する(レンダリング処理を実行する)文書変換フィルタなどが含まれている。
また、出力フィルタ103cとしては、入力されたデータを印刷部21に出力(印刷)させる印刷フィルタ、入力されたデータを補助記憶部13に保存する保管文書登録フィルタ、入力されたデータを電子メールに添付して送信するメール送信フィルタ、入力されたデータをFAX送信するFAX送信フィルタ、入力されたデータを、非図示のユーザ端末(PC)に送信するPC文書送信フィルタ、入力されたデータを表示部19にプレビュー表示させるプレビューフィルタなどが含まれている。
デバイスサービス層104は、アプリケーションロジック層103における各フィルタから共通に利用される下位機能が実装されている部分であり、例えば、或るフィルタからの出力データを次のフィルタに伝達するパイプの機能を実現する画像パイプ104a、ユーザ情報が登録されたデータベースや文書又は画像データなどが蓄積されるデータベースなどの各種のデータベースを表現するデータ管理部などが含まれている。
デバイス制御層105は、デバイス(ハードウェア)を制御するドライバと呼ばれるプログラムモジュール群が実装されている部分であり、例えば、スキャナ制御部、プロッタ制御部、メモリ制御部、Tel回線制御部及びネットワーク制御部などが含まれる。各制御部は、当該制御部の名前に付けられているデバイスを制御する。
フィルタについて更に詳しく説明する。図7(b)は、フィルタの構成要素の一例を示す図である。図7(b)に示すように、各フィルタは、フィルタ設定用UI、フィルタロジック、フィルタ固有下位サービス及び永続記憶領域情報などにより構成されている。このうち、フィルタ設定用UI、フィルタ固有下位サービス及び永続記憶領域情報については、フィルタによって必ずしも構成要素に含まれない。
フィルタ設定用UIは、フィルタの実行条件などを設定させるための画面を表示部19などに表示させるプログラムである。例えば、読取フィルタであれば、解像度、濃度、画像種別などを設定させる画面が相当する。なお、表示部19の表示がHTML(HyperText Markup Language)データやスクリプトに基づいて行われることを考えると、フィルタ設定用UIはHTMLデータやスクリプトであってもよい。
フィルタロジックは、フィルタの機能を実現するためロジックが実装されたプログラムである。すなわち、フィルタの構成要素としてのフィルタ固有下位サービスやデバイスサービス層104又はデバイス制御層105などを利用して、フィルタ設定用UIを介して設定された実行条件に応じてフィルタの機能を実現する。例えば、読取フィルタであれば、スキャナ部22による原稿の読み取り制御のためのロジックが相当する。
フィルタ固有下位サービスは、フィルタロジックを実現するために必要な下位機能(ライブラリ)である。すなわち、デバイスサービス層104又はデバイス制御層105に相当する機能であるが、他のフィルタから使用されないものについては、フィルタの一部として実装されてもよく、当該一部がフィルタ固有下位サービスに相当する。例えば、読取フィルタであれば、スキャナ部22を制御するための機能が相当するが、本実施形態では、デバイス制御層105においてスキャナ制御部として実装されている。従って、読取フィルタにおいて、フィルタ固有下位サービスの実装は必ずしも必要ではない。
永続記憶領域情報は、フィルタに対する設定情報(例えば、実行条件のデフォルト値など。)など、不揮発メモリに保存する必要があるデータのスキーマ定義が相当する。当該スキーマ定義は、フィルタのインストール時にデータ管理部に登録される。
次に、本実施形態のソフトウェア構成により実行される基本処理手順について、図8及び9を用いて説明する。
図8及び9は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置100の基本処理手順の一例(その1、その2)を示すフローチャートである。ここで言う、基本処理手順とは、画像処理装置100が1つの機能を実現する際の処理手順ことを示す。
まず、ユーザによって入力フィルタが選択され(S101)、選択された入力フィルタの実行条件が設定される(S102)。同様に、変換フィルタ又は出力フィルタについても選択が行われ(S103)、フィルタ間の接続が指定され(S104)、実行条件が設定される(S105)。
上記の操作は、ユーザインタフェース層101のローカルユーザインタフェース(UI)部の制御の基、例えば、図5(b)に示したようなユーザインタフェース(UI)41を介して行われる。図5(b)の表示例では、要求入力画面として、「データ入力41a」、「データ加工41b」及び「データ出力41c」などの各選択領域により構成されている。「データ入力41a」は、入力フィルタを選択する領域であり、「データ加工41b」は、変換フィルタを選択する領域であり、「データ出力41c」は、出力フィルタを選択する領域である。それぞれの選択領域において、選択可能なフィルタ毎にキースイッチ(ソフトウェアキーを含む。)が用意されている。図中では、便宜上、「データ入力41a」には、ユーザリストとSMCプリントのレポート入力フィルタ、また、「データ加工41b」には、変倍と集約などのレポート変換フィルタ、また、「データ出力41c」には、印刷、電子メール及び蓄積文書などのレポート出力フィルタの各キースイッチが表示されている。
なお、入力フィルタ103a、変換フィルタ103b及び出力フィルタ103cは、1つの機能に対してそれぞれ複数個の選択が可能である。例えば、レポート出力する際に、用紙へ印刷するとともに電子メール送信するといったような場合、少なくとも2つの出力フィルタ103c(印刷フィルタ及びメール送信フィルタ)とが選択されることになる。
図8に戻り、フィルタの選択が完了し(S106がYESの場合)、スタートボタンが押下されると、ユーザインタフェース層101からコントロール層102に対して、要求内容(例えば、フィルタの種別と当該フィルタに対する設定情報など。)が通知される。
コントロール層102は、ユーザインタフェース層101からの要求内容を受けて、選択された各フィルタ間をパイプによって接続する(S107)。パイプの実体はメモリ(補助記憶部13(HD:Hard Disk)も含む。)であるが、パイプの両端のフィルタに応じて利用するメモリの種類が異なり、その対応関係は、例えば、画像処理装置100の補助記憶部13内に予め定義されている。従って、コントロール層102は、定義された対応関係に基づいて、各フィルタ間を特定のパイプで接続する。続いて、コントロール層102は、各フィルタに対して並列的に実行要求を出力する(S108)。すなわち、フィルタの呼び出しはフィルタの接続順ではなく、全てのフィルタに対してほぼ同時に行われる。フィルタ間の同期はパイプによってとられるからである。すなわち、コントロール層102からの実行要求を受けて、各フィルタは自分の入力側のパイプにデータが入力されるまで待機する。但し、入力フィルタ103aには、入力側にパイプは存在しない。従って、入力フィルタ103aは実行要求に応じて処理を開始する。
図9に移って、まず、入力フィルタ103aは、入力デバイスよりデータを入力し(S111)、当該データを、出力側に接続されているパイプに出力する(S112)。なお、データが複数回に分けて入力される場合(複数枚の原稿がスキャンされる場合など)は、データの入力とパイプへの出力が繰り返される。全ての入力データについて処理が終了すると(S113がYESの場合)、入力フィルタ103aの処理は終了する。
変換フィルタ103bは、入力側に接続されているパイプに対するデータの入力を検知すると処理を開始する。まず、当該パイプからデータを読み込み(S121)、データに対して画像処理を施す(S122)。続いて、処理結果としてのデータを出力側に接続されているパイプに出力する(S123)。入力側のパイプに入力された全てのデータについて処理が終了すると(S124がYESの場合)、変換フィルタ103bの処理は終了する。
出力フィルタ103cは、入力側に接続されているパイプに対するデータの入力を検知すると処理を開始する。まず、当該パイプからデータを読み込み(S131)。続いて、読み込まれたデータを出力デバイスを利用して出力する(S132)。入力側のパイプに入力された全てのデータについて処理が終了すると(S133がYESの場合)、出力フィルタ103cの処理は終了する。
<「パイプ&フィルタ」によるレポート出力機能について>
これまで説明した「パイプ&フィルタ」のソフトウェア構成及び基本処理手順を踏まえて、本実施形態のレポート出力機能を実現する場合について考える。レポート出力機能を実現するためには、まず、入力フィルタ103aとして、「可変データ」である最新のデータ(実値)を取得し、取得した「可変データ」と予め保持している「固定データ」とを基に、所定のレポートデータ作成手順によって論理レポートデータ31を作成するレポート入力フィルタ(データ入力手段)と、変換フィルタ103bとして、論理レポートデータ31を、設定された出力方式に従って加工するレポート変換フィルタ(データ加工手段)と、出力フィルタ103cとして、加工後のデータを、設定された出力方法に従って物理レポートデータ32として出力するレポート出力フィルタ(データ出力手段)などの入力・変換(加工)・出力の各フィルタ(各手段)を実装する。次に、これらの各フィルタをパイプで接続する。
これによって、レポート入力フィルタ103a(データ入力手段)で作成した論理レポートデータ31を、次工程のレポート変換フィルタ103b(データ加工手段)へ伝達でき、レポート変換フィルタ103b(データ加工手段)で加工したデータを、次工程のレポート出力フィルタ103c(データ出力手段)へ伝達することで、物理レポートデータ32としてレポート出力する機能が実現できる。
<情報処理装置のハードウェア構成について>
図10は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
図10に示すように、情報処理装置200は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、ネットワークI/F14、外部記憶装置I/F15、外部装置I/F16、出力装置I/F17及び入力装置I/F18などにより構成されている。これらの構成要素は、画像処理装置100で示した構成要素と同じ機能を有する装置であるため、図1と同じ符号を用いて説明を省略し、異なる構成要素について以下に説明する。
出力装置I/F17は、専用ケーブルなどのデータ伝送路を介して接続された出力装置(例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCDなど。)と情報処理装置200とのインタフェースである。
入力装置I/F18は、USBなどのデータ伝送路を介して接続された入力装置(例えば、キーボードやマウスなど。)と情報処理装置200とのインタフェースである。
このように、情報処理装置200は、主記憶部12や補助記憶部13などの記憶装置に格納されたプログラムを実行し、各装置を制御することで、情報処理装置200が有する機能を実現している。画像処理装置100との違いは、装置に接続された入力/出力装置の特性が異なる点であって、制御部11によりプログラムを実行し、各装置を制御することで機器が管理する各種情報を処理する点において同じである。よって、本発明の「機器が管理する各種情報をレポートとして出力する機能において、レポート出力形式及び出力方法に依存しない論理レポートデータ31を基にレポートを作成することにより、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力する」という目的を達するために必要なハードウェアの最小構成要素は、画像処理装置100及び情報処理装置200ともに同じであることから、これまでに説明した画像処理装置100は、情報処理装置200の機能を有する装置とし、以降、情報処理装置200として説明を行う。
<主要な機能構成及び主要機能を構成する手段について>
本実施形態に係るレポート出力を実現するために必要な機能構成及び機能を構成する手段について、図11〜15を用いて説明する。
図11は、本発明の第1の実施形態に係る主要機能構成の一例を示す図である。
図11に示すように、本実施形態の主要機能は、レポート作成制御部51、レポートデータ作成管理部52、レポートデータ作成部53、レポートデータ加工54及びレポートデータ出力部55などにより構成されている。また、本実施形態では、これらの主要機能を、レポート作成制御部51、レポートデータ作成管理部52及びレポートデータ作成部53をレポート入力フィルタ103a(データ入力手段)として、また、レポートデータ加工部54をレポート変換フィルタ103b(データ加工手段)として、また、レポートデータ出力部55をレポート出力フィルタ103c(データ出力手段)として実装する。
レポート作成制御部51は、ユーザインタフェース層101が有するユーザインタフェース(UI)41からのレポート出力要求に従って、所定のレポートデータ作成処理手順により、論理レポートデータ31を作成し、作成した論理レポートデータ31を次工程の処理を行う機能部(レポートデータ加工部54)へ伝達するためにパイプへ書き込むまでの一連の処理を制御する機能である。
レポートデータ作成管理部52は、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tを用いて、機器が管理する各種情報(レポート出力可能な情報)のうち、レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)に対応付けて、レポートの内容を構成する情報項目などの「固定データ」と情報項目のデータ(実値)である「可変データ」とを含む論理レポートデータ31を作成する機能部(レポートデータ作成部53)を管理する機能である。「レポートデータ作成プログラム管理テーブル52t」についての詳細は、以降、図12に示す、レポートデータ作成管理部52が有するレポートデータ作成管理手段82で説明する。
レポートデータ作成部53は、「可変データ」であるデータ(実値)を収集し、予め保持している「固定データ」と収集した「可変データ」とを、所定のレポートデータ作成処理手順によって、汎用的なデータ形式に変換し、論理レポートデータ31を作成する機能で、レポートデータ作成プログラムが起動(主記憶部12であるRAM上にロード(展開))されることによって機能する。
レポートデータ加工部54は、レポート作成制御部51で挙げた次工程の処理を行う機能部であって、ユーザが設定した出力形式に従って、作成された論理レポートデータ31を加工する機能である。
レポートデータ出力部55は、加工した物理レポートデータ32を作成し、作成した物理レポートデータ32を、デバイス制御層105が有する所定のデバイス制御部(例えば、「電子メール送信」の場合は、「ネットワーク制御部」など。)を介して、レポート出力する機能である。
これらの機能構成により、本実施形態では、機器が管理する各種情報をレポートとして出力する機能において、レポート出力形式及び出力方法に依存しない論理レポートデータ31を基に物理レポートデータ32を作成することにより、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力することができる。
図12は、本発明の第1の実施形態に係る主要機能を構成する各手段の一例を示す図である。
図12に示すように、本実施形態の主要機能を構成する各手段は、レポート作成制御手段81、レポートデータ作成管理手段82、レポートデータ作成手段83、レポートデータ加工手段84及びレポートデータ出力手段85などである。
レポート作成制御手段81は、レポート入力フィルタ103a(データ入力手段)のレポート作成制御部51が有する手段であって、ユーザインタフェース(UI)41からのレポート出力要求に従って、レポートデータ作成管理部52を介して、レポートデータ作成部53に論理レポートデータ31を作成させ、作成させた論理レポートデータ31を次工程の処理を行うレポートデータ加工部54(レポート変換フィルタ103b(データ加工手段))へ伝達するためにパイプへ書き込むまでの一連の処理を制御する。ユーザインタフェース(UI)41は、ユーザが、レポート出力する際に指定したいレポートの内容、出力形式及び出力方法などの各種設定を受け付け、受け付けた設定を基に、レポート作成制御部51へレポート作成の要求を行う。ユーザインタフェース(UI)41は、図5(b)に示した「レポート内容の選択画面」41a、「出力形式の選択画面」41b及び「出力方法の選択画面」41cの各設定領域において、ユーザが選択したレポート入力フィルタ103a、レポート変換フィルタ103b及びレポート出力フィルタ103cの設定を、レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)、また出力形式及び出力方法の各種設定として受け付ける。このように、レポート作成制御手段81は、ユーザインタフェース(UI)41から受け取った、レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)、また出力形式及び出力方法の各種設定に従って、以下の処理手順によって、レポート出力の一連の処理を制御する。
レポート作成制御手段81は、論理レポートデータ31を作成させ、作成させた論理レポートデータ31をパイプに書き込むまでの一連の処理を次の(1)〜(4)の手順により制御する。
(1)ユーザインタフェース(UI)41からのレポート作成要求であるレポートの識別情報(例えば、レポート名など。)を基に、レポートデータ作成管理部52が有するレポートデータ作成管理手段82から論理レポートデータ31を作成するためのレポートデータ作成部53が有するレポートデータ作成プログラムを取得する。
(2)取得した論理レポートデータ31を作成するためのレポートデータ作成部53が有するレポートデータ作成プログラムを起動し、レポートデータ作成手段83として機能させ、レポートデータ作成手段83へ、論理レポートデータ31の作成を要求する。
(3)論理レポートデータ31を作成するためのレポートデータ作成手段83から、作成した論理レポートデータ31を取得する。
(4)取得した論理レポートデータ31を次工程の処理を行う手段(レポートデータ加工部54が有するレポートデータ加工手段84(データ加工手段))へ送信する(取得した論理レポートデータ31を伝達するために、レポート入力フィルタ103aとレポート変換フィルタ103bとを繋ぐパイプへ書き込む)。
このように、本実施形態では、レポート作成制御手段81によって、レポート出力を行う一連の処理(入力・加工・出力)を行うワークフローのうち、加工・出力の各処理工程の機能拡張などの影響を受けることなく入力処理を実行させることができる。
次に、レポートデータ作成管理手段82は、レポート入力フィルタ103a(データ入力手段)のレポートデータ作成管理部52が有する手段であって、機器が管理する各種情報(レポート出力可能な情報)のうち、レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)に、レポートの内容を構成する情報項目などの「固定データ」と情報項目のデータ(実値)である「可変データ」とを含む論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムを対応付けた、図13に示すレポートデータ作成プログラム管理テーブル52tを用いて管理する。
ここで、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tのデータ構成について、以下に説明する。レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tのデータは、機器が管理する各種情報(レポート出力可能な情報)を基に作成するレポートの識別情報の一例である「レポート名」と、レポートの内容を構成する情報項目などの「固定データ」と情報項目のデータ(実値)である「可変データ」とを含む論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムを示す「レポートデータ作成部」とから構成されている。「レポート名」には、例えば、ユーザ情報を基に作成する「ユーザリスト」やSP情報を基に作成する「SP情報リスト」、マクロ情報を基に作成する「マクロ一覧」など、レポートを特定する識別情報が格納される。また、「レポートデータ作成部」には、先に挙げた「レポート名」が示すレポートの識別情報により特定されるレポートの論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムが格納される。図中に示すように、例えば、「ユーザリスト」の論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムは「レポートデータ作成プログラムA」であり、「SP情報リスト」の論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムは「レポートデータ作成プログラムB」である。ここで、図13では、「作成プログラムA」、「作成プログラムB」などのように、格納されたレポートデータ作成プログラムの様子を模式的に表現したが、実際には、プログラムが格納されている記憶領域上のアドレス値などが、各レポートの識別情報の一例である「レポート名」と一意に対応付けられ記憶領域に格納される。
また、このレポートデータ作成プログラム管理テーブル52tは、各レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)と、識別情報から特定されるレポートデータ作成プログラムとの対応付け及び対応付け関係を記憶する方法の一例であって、必ずしもテーブル形式を行う必要はない。レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)と、識別情報から特定されるレポートデータ作成プログラムとが1対1の関係によって対応付けられ、その関係を記憶できれば良い。そのため、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tは、レポートの識別情報と、識別情報から特定されるレポートデータ作成プログラムとの対応付け及び対応付け関係を記憶する手段の一例である。
このように、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tでは、機器が管理する各種情報(レポート出力可能な情報)のうち、レポートに出力する内容と、その内容を構成する情報項目などの「固定データ」と情報項目のデータ(実値)である「可変データ」とを含む論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムとが、一意に対応付けられている。これは、レポートに出力する内容(レポートの情報単位)毎に、論理レポートデータ31を生成する作成処理手順が必要であることを意味している。
よって、レポートデータ作成管理手段82は、これまでに説明したレポートデータ作成プログラム管理テーブル52tを用いることによって、レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)をキーに管理テーブル52tを参照することで、出力したいレポートの論理レポートデータ31を作成する適切なレポートデータ作成プログラムを特定することができる(検索することができる)。
また、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tは、図13において、レポートの識別情報の一例である「レポート名」のデータ形式にテキストデータを想定した例を示しているが、対応付けられたレポートデータ作成プログラムを特定できるデータであればテキストデータなくてもよい(例えば、所定の規則に基づいたインデックスコードなどを用いる方法など)。
このように、本実施形態では、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tを用いることによって、各レポートのレポートデータを作成するレポートデータ作成プログラムを管理・運用することができる。
図11に戻り、レポートデータ作成管理手段82は、レポートデータ作成部53(レポートデータ作成プログラム)を備えたモジュール61(レポートを出力したいモジュール)が起動、又は情報処理装置200をインストールする際、モジュール61からの論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムの登録要求に従って、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tへ、レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)、識別情報から特定されるレポートデータ作成プログラムを登録し、管理テーブル52tを更新する。また、モジュール61が終了、又は情報処理装置200からアンインストールする際、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tから、登録されているレポートの識別情報(例えば、レポート名など。)、識別情報から特定されるレポートデータ作成プログラムを削除し、管理テーブル52tを更新する。ここで言う「モジュール61」とは、例えば、ユーザ情報のうち、ユーザに関するアドレス情報を一覧とするアドレス帳リストをレポートとして出力することを要求するモジュールなどのことである。
また、レポートデータ作成管理手段82は、レポート作成制御手段81の制御手順(1)により、取得要求として受け取ったレポートの識別情報(例えば、レポート名など。)を基に、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tを検索し、検索した結果特定された、論理レポートデータ31を作成するためのレポートデータ作成プログラムを応答する(レポートデータ作成プログラムを送信する)。
このように、本実施形態では、レポートデータ作成部53(レポートデータ作成プログラム)を備えたモジュール61が起動又はインストールする際、レポートデータ作成プログラムの登録要求に対応して、レポートデータ作成管理手段82が、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tへ、モジュール61が要求するレポートデータ作成プログラムの登録を、登録するレポートデータ作成プログラムを特定する情報(レポートの識別情報であって、例えばレポート名など。)と対応付けて行う。その結果、レポート作成制御手段81は、レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)を基に、制御手順(2)の論理レポートデータ31の作成をレポートデータ作成部53(レポートデータ作成手段83)へ要求することができる。
次に、レポートデータ作成手段83(起動したレポートデータ作成プログラム)は、レポート入力フィルタ103a(データ入力手段)のレポートデータ作成部53が有する、論理レポートデータ31を作成するための手段であって、「可変データ」であるデータ(実値)を収集し、予め保持している「固定データ」と収集した「可変データ」とを、所定のレポートデータ作成処理手順によって、汎用的なデータ形式に変換し、論理レポートデータ31へデータを作成する。レポートデータ作成手段83(起動したレポートデータ作成プログラム)は、例えば、レポートを出力する内容から判断した、レポートの内容を構成する情報項目を基に、該当する「可変データ」のデータ(実値)を収集し、収集したデータ(実値)を、情報項目などの「固定データ」が予め埋め込まれたレポートのフォーマット(例えば、特定のタグで実データを囲むXML形式によって記述された論理レポートデータ31のテンプレートなど。)へ設定する(例えば、情報項目などの「固定データ」や収集した「可変データ」とを特定のタグで囲むなど。)などの所定のレポートデータ作成処理手順により、予め保持している「固定データ」と最新のデータである「可変データ」とを含む論理レポートデータ31を作成する。レポートデータ作成手段83(起動したレポートデータ作成プログラム)は、レポート作成制御手段81の制御手順(3)によるレポート作成要求に従って(起動された場合)、論理レポートデータ31を作成し、作成した論理レポートデータ31を作成要求したレポート作成制御手段81へ応答する(論理レポートデータ31を送信する)。
このように、本実施形態では、レポート入力フィルタ103a(データ入力手段)が有する、レポート作成制御手段81、レポートデータ作成管理手段82及びレポートデータ作成手段83によって、次の処理工程であるレポート変換フィルタ103b(データ加工手段)へ、汎用的なデータである論理レポートデータ31を送信する。本実施形態では、ユーザインタフェース(UI)41により指定されたレポートの識別情報(例えば、レポート名など。)に基づいて、レポート作成制御手段81が、レポートデータ作成管理手段82が管理するレポートデータ作成プログラム管理テーブル52tから適切なレポートデータ作成プログラムを取得する。レポート作成制御手段81は、取得したレポートデータ作成プログラムを起動し、レポートデータ作成手段83として機能させ、レポート作成を要求する。その結果、レポートデータ作成手段83は、予め保持している「固定データ」と情報取得によって最新となった「可変データ」とを、所定のレポートデータ作成処理手順によって、汎用的なデータ形式に変換し、論理レポートデータ31を作成し、レポート作成制御手段81へ作成した論理レポートデータ31を応答(送信)する。レポート作成制御手段81は、レポートデータ作成手段83から取得した論理レポートデータ31を、次の処理工程であるレポートデータ加工手段84へ渡す。
次に、レポートデータ加工手段84は、レポート変換フィルタ103b(データ加工手段)のレポートデータ加工部54が有する手段であって、レポート作成制御手段81から、レポートの加工要求として渡された(送信された)論理レポートデータ31を、ユーザが設定した出力形式に従ってデータを加工する。レポートデータ加工手段84は、レポート作成制御手段81の制御手順(4)により、レポート入力フィルタ103aとレポート変換フィルタ103bとを繋ぐパイプへ書き込まれた論理レポートデータ31を読み込み、ユーザが指定した「変倍」や「集約」などの出力形式の設定に従って、読み込んだ論理レポートデータ31を加工する。
次に、レポートデータ出力手段85は、レポート出力フィルタ103c(データ出力手段)のレポートデータ出力部55が有する手段であって、レポートデータ加工手段84により加工されたレポートデータを基に、ユーザが設定した出力方法にあったレポートデータを作成し、作成したレポートデータを、所定のデバイス制御部(例えば、「電子メール送信」の場合は、「ネットワーク制御部」など。)を介して、物理レポートデータ32として出力する。レポートデータ出力手段85は、レポートデータ加工手段84により、レポート変換フィルタ103bレポート出力フィルタ103cとを繋ぐパイプへ書き込まれた加工後のレポートデータを読み込み、読み込んだレポートデータを基に、ユーザが指定した「用紙への印刷」や「電子メール送信」などの出力方法の設定にあったレポートデータを作成する。ここで言う、「出力方法にあったレポートデータを作成する」は、例えば、論理レポートデータ31を記述した言語を解釈可能で、物理レポートデータ32のデータ形式に変換する機能を有したモジュール(例えば、論理レポートデータ31がPDLで記述されている場合には、PDLを解釈可能なPDLインタプリタなどが相当する。)を用いて、論理レポートデータ31から物理レポートデータ32を作成する(データ変換する)などの処理手順を示す。その後、レポートデータ出力手段85は、作成したレポートデータを、デバイス制御層105が有する各種デバイス制御部を介して、物理レポートデータ32として出力する。
このように、本実施形態では、レポート作成制御手段81は、レポートデータ作成手段83から取得した論理レポートデータ31を、次の処理工程であるレポートデータ加工手段84へ渡すことで、レポートの加工を要求する。その結果、レポートデータ加工手段84は、ユーザが指定したレポート出力形式の設定に従って、論理レポートデータ31を加工し、加工後のレポートデータを次の処理工程であるレポートデータ出力手段85へ渡す。レポートデータ出力手段85は、加工後のレポートデータを、ユーザが指定したレポート出力方法にあったレポートデータを作成し、作成したレポートデータを、デバイス制御層105が有する各種デバイス制御部を介して、物理レポートデータ32として出力する。
このような主要機能を構成する各手段の動作手順により、機器が管理する各種情報をレポートとして出力する機能において、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力することができる。
また、これまで説明した本実施形態の主要機能を構成する各手段は、レポート出力機能を実現するコンポーネント(プログラムの一部)として、図6に示したソフトウェア構成のうち、適切な階層に実装される。図14に、本実施形態に係るレポート出力機能を実現するコンポーネントの一例を示す。
図14に示すように、レポート出力機能は、レポート出力する機能として共通化できるレポート作成制御部51やレポートデータ作成管理部52などの機能群をまとめたレポートコンポーネント71(共通コンポーネント)に対して、例えば、「ユーザ情報」、「マクロ一覧」又は「SP情報」などのレポートを出力する内容(レポートの情報単位)で、レポートデータ作成部53(レポートデータ作成プログラム)などを含む機能群をまとめた各レポートを作成する機能を持つコンポーネント(ユーザ情報コンポーネント72a、マクロ一覧コンポーネント72b、SP情報コンポーネント72cなど。)がプラグインすることによって機能する。ここで言う「プラグイン」とは、レポートコンポーネント71に、ユーザ情報コンポーネント72a、マクロ一覧コンポーネント72b、SP情報コンポーネント72cなどが有する各レポートデータ作成部53(レポートデータ作成プログラム)であるコンポーネントの一部が機能追加されることを示す。また、レポート作成機能を持つコンポーネントがプラグインする際には、レポートデータ作成管理部52によって、レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)と識別情報から特定されるレポートデータ作成プログラムが、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tへ登録される。
このような実装形式にすることで、使用しなくなったレポート出力機能の削除や新規のレポート出力機能の追加などに容易に対応することができる(容易にレポート出力の機能拡張を行うことができる)。よって、本実施形態の機能構成及び実装形式では、機器が管理する各種情報のうち、レポートを出力したい情報項目に対応したレポートデータ作成部53(レポートデータ作成プログラム)を用意し、レポートを作成する機能を持つコンポーネント72として、レポートコンポーネント71へプラグインすることで、どのような情報項目でもレポート出力することができる。
では、機器が管理する各種情報のうち、レポートを出力したい情報項目に対応したレポートデータ作成部53(レポートデータ作成プログラム)を用意すれば、どのような情報項目でもレポート出力することができる点について、図15を用いて簡単に説明する。
図15に、本実施形態に係るユーザ情報から複数種類のレポートを出力する一例を示す。
図15に示すように、ユーザ情報のうち、ユーザの連絡先を情報項目として出力される「アドレス帳」、ユーザの利用アカウントを情報項目として出力される「アカウント」又はユーザの住所を情報項目として出力される「住所録」など、レポート出力(物理レポートデータ32として出力)したいレポートの内容に対応した論理レポートデータ31を作成するそれぞれに対応するレポートデータ作成部53a〜53c(レポートデータ作成プログラム)を用意することで、「アドレス帳リスト32a」、「アカウントリスト32b」又は「住所録リスト32c」の各種レポートを出力することができる。よって、ユーザ情報に関するレポートを出力する機能を備えるモジュール61(ユーザ情報モジュール)は、複数個のレポートデータ作成部53(レポートデータ作成プログラム)を利用することができ、目的にあった複数種類のレポート出力を実現することができる。すなわち、レポートの内容にあわせた(目的別に対応した)レポートを作成することができる。
<主要機能を構成する各手段の処理手順について>
これまで説明した主要機能を構成する各手段の具体的な処理手順について、図16及び17を用いて説明する。
図16は、本発明の第1の実施形態に係るレポートデータ作成プログラム登録時の処理手順の一例を示すシーケンス図である。ここで説明するのは、レポートデータ作成プログラムが起動又はインストールする際、レポート作成管理部52によってレポートデータ作成プログラム管理テーブル52tに登録する処理手順についてである。
モジュール61の起動要求を受け付け(S201)、レポートデータ作成部53(レポートデータ作成プログラム)を備えたモジュール61が起動すると、レポートの識別情報(例えば、レポート名など。)と、識別情報から特定されるレポートの内容に対応した論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成部53であるレポートデータ作成プログラムとをパラメータに、レポートデータ作成管理部52へ、レポートデータ作成プログラムをレポートデータ作成プログラム管理テーブル52tに登録するための要求をする(S202)。レポートデータ作成管理部52は、レポートデータ作成管理手段82により、受け取ったレポートの識別情報(例えば、レポート名など。)と、識別情報から特定されるレポートデータ作成プログラムとをレポートデータ作成プログラム管理テーブル52tへ登録し、管理テーブルを更新する(S203)。
図17は、本発明の第1の実施形態に係るレポート出力時の処理手順の一例を示すシーケンス図である。
ユーザインタフェース(UI)41は、ユーザが指定したレポートの識別情報(例えば、レポート名など。)、またレポート出力形式及び出力方法などの各種設定を受け付け、受け付けた設定を基に、レポート作成制御部51へレポート作成の要求を行う(S301)。
レポート作成制御部51は、レポート作成要求に従って、レポート作成制御手段81により、要求を受け付けた際に取得したレポートの識別情報(例えば、レポート名など。)をパラメータに、レポートデータ作成管理部52へ、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tに登録された、レポートを出力したい論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムの取得を要求する(S302)。
レポートデータ作成管理部52は、レポート作成制御部51の要求に従って、レポートデータ作成管理手段82により、要求を受け付けた際に取得したレポートの識別情報(例えば、レポート名など。)を基に、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tを検索し、該当するレポートデータ作成プログラムを応答(送信)する(S303)。
レポート作成制御部51は、レポート作成制御手段81により、レポートデータ作成管理部52より応答(送信)されたレポートデータ作成プログラムを起動する(論理レポートデータ31の作成を要求する)(S304)。
起動されたレポートデータ作成プログラムは、レポートデータ作成手段83として機能し、レポート作成制御部51の作成要求に従って、レポートを構成する情報項目に対応する「可変データ」である最新のデータ(実値)を収集し(S305)、レポートを構成する情報項目などの予め保持している「固定データ」と収集した「可変データ」とを、所定のレポートデータ作成処理手順によって、汎用的なデータ形式に変換し、論理レポートデータ31を作成する(S306)。その後、レポートデータ作成手段83は、作成した論理レポートデータ31をレポート作成制御部51へ応答(送信)する(S307)。
レポート作成制御部51は、レポート作成制御手段81により、データ加工の処理工程を行うレポートデータ加工部54が読み込み可能なパイプへ、レポートデータ作成手段83により作成された論理レポートデータ31を書き込み、出力形式に従って、論理レポートデータ31の加工を要求する(S308)。
レポートデータ加工部54は、レポートデータ加工手段84により、パイプから論理レポートデータ31を読み込み(S309)、読み込んだ論理レポートデータ31を基に、ユーザが指定したレポート出力形式に従って、データ加工を行い、データ出力の処理工程を行うレポートデータ出力部55が読み込み可能なパイプへ、加工後のレポートデータを書き込み、出力方法にあった、物理レポートデータ32の出力を要求する。その結果、レポートデータ出力部55は、レポートデータ出力手段85により、パイプから加工後のレポートデータを読み込み、読み込んだレポートデータを基に、ユーザが指定したレポート出力方法にあった、物理レポートデータ32を出力する(S310)。
<レポート出力機能の動作例>
これまで説明した処理手順を踏まえ、具体的な動作例について、図18を用いて説明する。
図18は、本発明の第1の実施形態に係る「課金情報を電子メールにて送信する」動作例を示すシーケンス図である。
図18では、「日々蓄積された複合機(MFP)の課金情報を、毎週金曜日午後8時に、PDF形式のレポートを作成し、経理担当者へメール送信する」を想定した動作例を示す。
情報処理装置200が備えたタイマーによって、ユーザが指定した「毎週金曜日午後8時」を検知し(S401)、レポート作成制御部51は、ユーザによって予め指定された「課金情報リスト」、「PDF形式の電子データ」及び「電子メール出力」などの各種設定とともに、検知結果を受け(S402)、「課金情報リスト」を基に、レポートデータ作成管理部52へレポートデータ作成プログラムの取得を要求する(S403)。
レポートデータ作成管理部52は、レポート作成制御部51の要求に従って、レポートデータ作成管理手段82により、要求を受け付けた際に取得した「課金情報リスト」を基に、レポートデータ作成プログラム管理テーブル52tを検索し、該当する課金情報リストの論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムを応答(送信)する(S404)。
レポート作成制御部51は、レポート作成制御手段81により、レポートデータ作成管理部52より応答(送信)された課金情報リストの論理レポートデータ31を作成するレポートデータ作成プログラムを起動する(論理レポートデータ31の作成を要求する)(S405)。
起動したレポートデータ作成プログラムは、レポートデータ作成手段83として機能し、レポート作成制御部51の作成要求に従って、課金情報に関連する情報項目に対応する最新の「可変データ」のデータ(実値)を収集し(S406)、課金情報に関連する情報項目などの予め保持している「固定データ」と収集した「可変データ」とを、所定のレポートデータ作成処理手順によって、汎用的なデータ形式に変換し、「課金情報リスト」の論理レポートデータ31を作成する(S407)。その後、レポートデータ作成手段83は、作成した「課金情報リスト」の論理レポートデータ31をレポート作成制御部51へ応答(送信)する(S408)。
レポート作成制御部51は、レポート作成制御手段81により、データ加工の処理工程を行うレポートデータ加工部54が読み込み可能なパイプへ、レポートデータ作成手段83により作成された「課金情報リスト」の論理レポートデータ31を書き込み、出力形式に従って、「課金情報リスト」の論理レポートデータ31の加工を要求する(S409)。
レポートデータ加工部54は、レポートデータ加工手段84により、パイプから「課金情報リスト」の論理レポートデータ31を読み込み(S410)、読み込んだ論理レポートデータ31を基に、ユーザが指定したレポート出力形式「PDF形式の電子データ」に従って、データ加工(PDF化)を行い(S411)、データ出力の処理工程を行うレポートデータ出力部55が読み込み可能なパイプへ、加工後のレポートデータを書き込み、出力方法にあった、物理レポートデータ32の出力を要求する。その結果、レポートデータ出力部55は、レポートデータ出力手段85により、パイプから加工後のレポートデータを読み込み、読み込んだレポートデータを基に、ユーザが指定したレポート出力方法「電子メール出力」に従って、PDF化した「課金情報リスト」の物理レポートデータ32を、電子メール本文へ添付して、予め設定された経理担当者のメールアドレスへ自動送信する(S412)。
<まとめ>
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、情報処理装置200は、ユーザインタフェース(UI)41により指定されたレポートの識別情報(例えば、レポート名など。)に基づいて、レポート作成制御手段81が、レポートデータ作成管理手段82が管理するレポートデータ作成プログラム管理テーブル52tから適切なレポートデータ作成プログラムを取得する。レポート作成制御手段81は、取得したレポートデータ作成プログラムを起動し、レポートデータ作成手段83として機能させ、レポート作成を要求する。その結果、レポートデータ作成手段83は、予め保持している「固定データ」と情報取得によって最新となった「可変データ」とを、所定のレポートデータ作成処理手順によって、汎用的なデータ形式に変換し、論理レポートデータ31を作成し、レポート作成制御手段81へ作成した論理レポートデータ31を応答(送信)する。レポート作成制御手段81は、レポートデータ作成手段83から取得した論理レポートデータ31を、次の処理工程であるレポートデータ加工手段84へ渡す。
その結果、情報処理装置200は、レポート出力形式及び出力方法に依存しない汎用的なデータである論理レポートデータ31を基に物理レポートデータ32を作成することができる。
次に、情報処理装置200は、レポート作成制御手段81は、レポートデータ作成手段83から取得した論理レポートデータ31を、次の処理工程であるレポートデータ加工手段84へ渡すことで、レポートの加工を要求する。その結果、レポートデータ加工手段84は、ユーザが指定したレポート出力形式の設定に従って、論理レポートデータ31を加工し、加工後のレポートデータを次の処理工程であるレポートデータ出力手段85へ渡す。レポートデータ出力手段85は、加工後のレポートデータを、ユーザが指定したレポート出力方法にあったレポートデータを作成し、作成したレポートデータを、デバイス制御層105が有する各種デバイス制御部を介して、物理レポートデータ32として出力する。
よって、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置200は、機器が管理する各種情報をレポートとして出力する機能において、ユーザの要求に対応した出力形式及び出力方法でレポート出力することができる。
また、本発明の第1の実施形態によれば、画像処理装置100は、上記効果を有する情報処理装置200と同様の機能構成を実装及び実行可能であることから、同様の効果を奏することができる。
最後に、本発明の第1の実施形態に係るレポート出力機能は、第1の実施形態において説明した各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムをコンピュータで実行することで実現することができる。よって、本発明の第1の実施形態に係るレポート出力機能を実行するプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る説明を行ってきたが、上記実施形態に挙げた形状に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る従来技術の問題点(その1及びその2)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る論理レポート及び物理レポートデータを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るレポートデータを構成するデータ特性を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るレポート出力の際のデータ入力・加工・出力を制御するための設定を行うユーザインタフェース(UI)の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るパイプ&フィルタの概念及びフィルタの構成要素の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の基本処理手順(その1)の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の基本処理手順(その2)の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る主要機能構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る主要機能を構成する各手段の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るレポートデータ作成プログラム管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るレポート出力機能を実現するコンポーネントの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るユーザ情報から複数種類のレポートを出力する一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るレポートデータ作成プログラム登録時の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係るレポート出力時の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る「課金情報を電子メールにて送信する」動作例を示すシーケンス図である。
符号の説明
11 制御部(CPU)
12 主記憶部(ROM,RAM)
13 補助記憶部(HD)
14 ネットワークI/F
15 外部記憶装置I/F
16 外部装置I/F
17 出力装置I/F
18 入力装置I/F
19 表示部(パネル表示)
20 入力部(操作部)
21 印刷部(プロッタ部)
22 スキャナ部(画像読み取り部)
31 論理レポートデータ
32 物理レポートデータ(a:アドレス帳、b:アカウント、c:住所録リスト)
41 ユーザインタフェース(UI)(a:レポート内容の選択画面、b:出力形式の選択画面、c:出力方法の選択画面)
51 レポート作成制御部
52 レポートデータ作成管理部(t:レポートデータ作成プログラム管理テーブル)
53 レポートデータ作成部(a:アドレス帳リスト用レポートデータ作成部、b:アカウントリスト用レポートデータ作成部、c:住所録リスト用レポートデータ作成部)
54 レポートデータ加工部
55 レポートデータ出力部
61 レポートデータ作成部を備えたモジュール
71 レポートコンポーネント
72 各種情報コンポーネント(a:ユーザ情報、b:マクロ一覧、c:SP情報コンポーネント)
81 レポート作成制御手段
82 レポートデータ作成管理手段
83 レポートデータ作成手段(起動したレポートデータ作成プログラム)
84 レポートデータ加工手段
85 レポートデータ出力手段
100 画像処理装置
101 ユーザインタフェース層
102 コントロール層
103 アプリケーションロジック層(a:入力、b:変換(加工)、c:出力フィルタ)
104 デバイス層(a:画像パイプ)
105 デバイス制御層
200 情報処理装置

Claims (16)

  1. データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段を有し、当該情報処理装置が管理する情報をレポートとして出力する情報処理装置であって、
    前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各手段を制御するための設定を受け付けるインタフェースを有し、
    前記インタフェースは、レポートに出力する情報項目を設定するレポート内容選択画面、レポートの出力形式を設定する出力形式選択画面、及びレポートの出力方法を設定する出力方法選択画面を含み、
    前記データ入力手段が、前記レポート内容選択画面から受け付けたレポートの識別情報に従って、前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータを入力し、
    前記データ加工手段が、前記出力形式選択画面から受け付けたレポートの出力形式に基づいて、前記データ入力手段により入力されたレポートデータを加工し、
    前記データ出力手段が、前記出力方法選択画面から受け付けたレポートの出力方法に基づいて、前記データ加工手段により加工されたレポートデータを出力することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータは、
    前記データ入力を制御する設定として、前記レポート内容選択画面から受け付けた前記レポートの識別情報に対応する固定データと、
    前記レポートとして出力する際に、当該情報処理装置から取得する可変データと、
    前記固定データと前記可変データとを基に、前記レポートを構成するタグデータとから構成されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データ入力手段は、
    前記レポート内容選択画面から受け付けた前記レポートの識別情報に従って、前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータを作成するレポートデータ作成プログラムを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記データ入力手段は、
    前記レポートの識別情報と、前記レポートデータ作成プログラムとを対応付けるレポートデータ作成プログラム管理テーブルと、
    前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルに対して、前記レポートデータ作成プログラムの登録、検索又は削除を行うレポートデータ作成管理手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記固定データは、
    前記レポートデータ作成管理手段により、前記レポートデータ作成プログラムが前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルに登録される際に、
    前記レポートデータ作成プログラムに設定されることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記レポートデータ作成管理手段は、
    前記レポートデータ作成プログラムを備えたモジュールを、起動又は当該情報処理装置にインストールする際に、
    前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルに、前記レポートデータ作成プログラムを登録することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記レポートデータ作成管理手段は、
    前記レポートデータ作成プログラムを備えたモジュールを、終了又は当該情報処理装置からアンインストールする際に、
    前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルから、前記レポートデータ作成プログラムを削除することを特徴とする請求項4なしい6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記データ入力手段は、
    前記レポート内容選択画面から受け付けた前記レポートの識別情報を基に、前記レポートデータ作成管理手段へ、前記レポートデータ作成プログラムを取得要求し、要求によって取得した前記レポートデータ作成プログラムにより、前記レポートデータを作成し、作成した前記レポートデータを前記データ加工手段へ送信する処理を制御するレポート作成制御手段を有することを特徴とする請求項4ないし7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記レポート作成制御手段は、
    前記レポート内容選択画面から受け付けた前記レポートの識別情報を基に、前記レポートデータ作成管理手段へ、前記レポートデータ作成プログラムの取得を要求することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記レポート作成制御手段は、
    前記レポートデータ作成管理手段から送信された前記レポートデータ作成プログラムを取得し、取得した前記レポートデータ作成プログラムを起動することを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。
  11. 前記レポートデータ作成プログラムは、
    前記レポート作成制御手段から起動された場合に、
    作成した前記レポートデータを、前記レポート作成制御手段に送信するプログラムであることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記レポート作成制御手段は、
    前記レポートデータ作成プログラムから送信された前記レポートデータを取得し、取得した前記レポートデータを、前記データ加工手段に送信することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記レポートデータ作成管理手段は、
    前記レポート作成制御手段から、前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルに登録された前記レポートデータ作成プログラムを取得要求された場合に、
    前記レポート作成制御手段から送信された前記レポートの識別情報を基に、前記レポートデータ作成プログラム管理テーブルを検索し、該当する前記レポートデータ作成プログラムを、前記レポート作成制御手段に送信することを特徴とする請求項8ないし12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれか一項に記載の情報処理装置を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  15. 当該情報処理装置が管理する情報をレポートとして出力する際の、データ入力手順、データ加工手順及びデータ出力手順を制御するための設定を受け付ける、レポートに出力する情報項目を設定するレポート内容選択画面、レポートの出力形式を設定する出力形式選択画面、及びレポートの出力方法を設定する出力方法選択画面を含むインタフェースを有する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記データ入力手順が、前記レポート内容選択画面から受け付けたレポートの識別情報に従って、前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータを入力し、
    前記データ加工手順が、前記出力形式選択画面から受け付けたレポートの出力形式に基づいて、前記データ入力手順により入力されたレポートデータを加工し、
    前記データ出力手順が、前記出力方法選択画面から受け付けたレポートの出力方法に基づいて、前記データ加工手順により加工されたレポートデータを出力することを特徴とする情報処理方法。
  16. 当該情報処理装置が管理する情報をレポートとして出力する際の、データ入力、データ加工及びデータ出力を制御するための設定を受け付ける、レポートに出力する情報項目を設定するレポート内容選択画面、レポートの出力形式を設定する出力形式選択画面、及びレポートの出力方法を設定する出力方法選択画面を含むインタフェースを有する情報処理装置における情報処理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記レポート内容選択画面から受け付けたレポートの識別情報に従って、前記レポートの出力形式及び出力方法に依存しないレポートデータを入力するデータ入力手段と、
    前記出力形式選択画面から受け付けたレポートの出力形式に基づいて、前記データ入力手段により入力されたレポートデータを加工するデータ加工手段と、
    前記出力方法選択画面から受け付けたレポートの出力方法に基づいて、前記データ加工手段により加工されたレポートデータを出力するデータ出力手段として機能させる情報処理プログラム。
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