JP2013191177A - 画像形成システム、情報機器、画像形成装置、コンピュータープログラムおよびドキュメントの印刷方法 - Google Patents

画像形成システム、情報機器、画像形成装置、コンピュータープログラムおよびドキュメントの印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ドキュメント名の表わす順序関係に合致する順序で一括印刷する印刷環境を実現する。
【解決手段】画像形成システムは、一括に選択された複数のドキュメントの印刷を指示する操作に呼応して、複数のドキュメントのそれぞれに対応する複数の印刷ジョブを生成し、その際に、生成する複数の印刷ジョブに同じ識別情報を付加する。同じ識別情報の付加された複数の印刷ジョブが示すドキュメント名の文字列どうしの間において、同一位置の文字の組合せが予め定められた特定組合せに該当する場合に、複数の印刷ジョブのそれぞれに対して、そのドキュメント名のうちの特定組合せに該当する文字を予め当該特定組合せに対して定められているソート用文字に変換したソート用ドキュメント名を生成する。生成されたソート用ドキュメント名をソートし、ソートされたソート用ドキュメント名の順序で、ソート用ドキュメント名に対応した前記複数の印刷ジョブを実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドキュメントを印刷する画像形成システムに関する。
パーソナルコンピューターのユーザーは、パーソナルコンピューターやサーバーに格納されている複数のドキュメントをまとめてネットワークプリンターや他の画像形成装置に印刷させることができる。例えば、一般的なオペレーティングシステムであるマイクロソフト社のWindows(登録商標)が搭載されたパーソナルコンピューターでは、同一または異なるアプリケーションによってドキュメントごとに作成された複数のファイルの一括印刷を指示することができる。その操作手順は次のとおりである。
まず、印刷させたいファイルが格納されているフォルダーをエクスプローラー(登録商標)や他のファイラーによって開く。次に、開いたフォルダー内の所望の複数のファイルを、マウスポインターのドラッグやシフトキーと左クリックとの組合せによって一括選択し、またはコントロールキーを押しながら左クリックをする個別選択によって一つずつ選択する。そして、複数のファイルを選択した状態で右クリックをし、表示されたメニュー内の印刷を選択する。これにより一括印刷を指示することができる。
複数のファイルの一括選択は、リスト表示またはアイコン表示されるファイルのうちの所望の複数のファイルが画面上で連続的に並んでいる場合に行うことができる。個別選択は、所望の複数のファイルが連続的に並んでいる場合もそうでない場合も行うことができる。そして、個別選択では画面上の並びに関係なく任意の順序でファイルを選択することができる。
このような操作に従って複数のドキュメントを一括に印刷するネットワークプリンティングに関する先行技術として、ドキュメントごとに生成される印刷ジョブに一括の処理のための情報を付加する次の技術がある。特許文献1に記載された画像形成システムは、ホストコンピューターと後処理装置としてのステイプルスタッカーを備える画像形成装置とを有し、複数のドキュメントを印刷した後にまとめてステイプル止めすることができる。この画像形成システムにおいて、ホストコンピューターは複数のジョブデータを画像形成装置に送信する時に、先頭のジョブデータに先頭であることを指示するデータを付加し、最終のジョブデータに最終であることを指示するデータを付加する。画像形成装置は、ホストコンピューターから先頭であることを指示するデータを受信した時は、最終であることを指示するデータを受信するまで、印刷済のシートのステイプル止めを行わない。
特開2006−130817号公報
従来、上述の操作手順で情報機器のユーザーが複数のドキュメントを印刷させる一括印刷において、複数のドキュメントの印刷順序が必ずしもユーザーの期待に沿うとは限らないという問題があった。例えば、ドキュメント選択のための画面上でドキュメント名としてのファイル名が連続的に並んでいる複数のドキュメントをユーザーが“一括選択”の方法で選択した場合、通常、ユーザーは画面上での並びの順に印刷されるのを期待する。しかし、実際には、画面上での並びの順と印刷順序とが異なるときがある。具体的には次の例がある。
画面上で2009年上期.xls、2009年下期.xls、2010年上期.xls、2010年下期.xlsの四つのファイル名がこの順に上から下へ並んでいる。ユーザーがこれら四つのファイル名を一括選択し、右クリックによって印刷を指示したとする。この場合において、2009年下期.xls、2009年上期.xls、2010年下期.xls、2010年上期.xlsの順に印刷されることがある。すなわち、画面上での並びにおける上から1番目と2番目とが入れ替わり、かつ3番目と4番目とが入れ替わって印刷される。この現象は、情報機器のオペレーティングシステムが印刷ジョブを生成するソウトウェア(例えばプリンタードライバー)に対して、ドキュメントとしてのファイルをファイル名の昇順に引き渡すことによって生じると考えられる。
オペレーティングシステムの動作によって印刷順序がファイル名の昇順に限られると、画面上でファイル名を降順にソートした状態で一括選択したとしても、または任意の順序で個別選択したとしても、印刷順序はファイル名の昇順になってしまう。
印刷順序がユーザーの所望する順序と異なると、ユーザーは印刷された複数のドキュメントを所望の順序に並べ替える手間を強いられる。特に、上述の具体例のように、「上」「下」といったドキュメント間の順序関係を表わす文字または文字列がドキュメント名に含まれる場合、一般に、このような文字または文字列が表わす順序どおりの一括印刷が望まれる。言い換えれば、互いの間の順序関係を表わすドキュメント名が付された複数のドキュメントの一括印刷では、ドキュメント名の表わす順序関係に合致する順序で複数のドキュメントを印刷するのが望ましい。ユーザーの期待どおりの順序で印刷すれば、印刷されたドキュメントをユーザーが並べ替える必要がなくなる。
本発明は、このような事情に鑑み、互いの間の順序関係を表わすドキュメント名が付された複数のドキュメントを、ドキュメント名の表わす順序関係に合致する順序で印刷する印刷環境の実現を目的としている。
上記目的を達成する画像形成システムは、情報機器と前記情報機器から与えられた印刷ジョブを実行する画像形成装置とを有する。前記情報機器は、ドキュメント名を一覧表示する操作画面において一括に選択された複数のドキュメントの印刷を指示する操作に呼応して、当該複数のドキュメントのそれぞれに対応する複数の印刷ジョブを生成し、その際に、生成する前記複数の印刷ジョブに同じ識別情報を付加するジョブ生成部を備える。前記情報機器または前記画像形成装置は、前記ジョブ生成部によって前記同じ識別情報の付加された前記複数の印刷ジョブが示すドキュメント名の文字列どうしの間において、同一位置の文字の組合せが予め定められた特定組合せに該当する場合に、前記複数の印刷ジョブのそれぞれに対して、そのドキュメント名のうちの前記特定組合せに該当する文字を予め当該特定組合せに対して定められているソート用文字に変換したソート用ドキュメント名を生成するドキュメント名生成部と、前記ドキュメント名生成部によって生成された前記ソート用ドキュメント名をソートするソート部と、を備える。前記画像形成装置は、前記ソート部によってソートされた前記ソート用ドキュメント名の順序で、当該ソート用ドキュメント名に対応した前記複数の印刷ジョブを実行させるジョブ実行制御部を備える。
本発明によれば、ドキュメント名の文字列どうしの間における同一位置の文字の組合せが特定組合せに該当する複数のドキュメントの印刷順序を、特定組合せに対して定める順序によって制御することができるので、互いの間の順序関係を表わすドキュメント名が付された複数のドキュメントを、ドキュメント名の表わす順序関係に合致する順序で印刷する印刷環境を実現することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムを有するネットワークの一例を示す図である。 画像形成システムの機能構成を示すブロック図である。 一括印刷を指示する操作の一例を示す図である。 複数のドキュメント名が降順に一覧表示された様子を示す図である。 複数のドキュメントを個別選択する操作の一例を示す図である。 変換辞書の内容の例を示す図である。 情報機器の一括印刷に関わる動作を示すフローチャートである。 情報機器において生成される印刷ジョブの内容の第1例を示す図である。 情報機器において生成される印刷ジョブの内容の第2例を示す図である。 画像形成装置の一括印刷に関わる動作を示すフローチャートである。 情報機器において生成される印刷ジョブの内容の第2例を示す図である。 情報機器のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置の一括印刷に関わる動作の他の例を示すフローチャートである。 画像形成システムの機能構成の他の例を示すブロック図である。
複数のドキュメントの一括印刷は、印刷ジョブの送信側と受信側とがネットワークを介して間接的に接続され、またはプリンターケーブルによって直接的に接続されるプリンティング環境において行なわれる。以下では、ネットワークプリンティング環境での一括印刷を例示する。
〔実施形態1〕
図1において、例えば企業のオフィスに構築されたLAN(Local Area Network)8に、印刷ジョブを生成する複数の情報機器2,2b、2cと印刷ジョブを実行する画像形成装置3とが通信可能に接続されている。情報機器2,2b、2cは、可搬型または据置き型のパーソナルコンピューターであり、それぞれにインストールされた一括印刷支援プログラム210を実行することができる。例示の画像形成装置3は、複写および印刷を含む多数の用途をもつMFP(Multi-functional Peripheral)である。画像形成装置3に内蔵された固定記憶装置(ストレージ)には、一括印刷支援プログラム310および変換辞書350が格納されている。各情報機器2,2b、2cの一括印刷支援プログラム210と画像形成装置3の一括印刷支援プログラム310とが一括印刷に際して連携し、後述のように変換辞書350の情報に従って複数のドキュメントの印刷順序を制御する。本発明の実施形態に係る画像形成システム1は、一括印刷支援プログラム210の実行が可能な少なくとも1台の情報機器と一括印刷支援プログラム310の実行が可能な画像形成装置3とで構成される。以下では、情報機器2と画像形成装置3とで画像形成システム1が構成されるものとして、画像形成システム1の構成および機能を説明する。
一括印刷を実現する画像形成システム1における情報機器2は、図12に示す一般的なパーソナルコンピューターの構成と同様のハードウェア構成を有するものでよい。情報機器2b,2cも同様である。パーソナルコンピューターは、各種プログラムを実行するCPU(central processing unit)21、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)22、プログラム実行のワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)23、およびストレージとしてのハードディスクドライブ24を有する。リムーバブルメディアにアクセスするためのリムーバブルメディアドライブ25およびネットワーク接続のための通信インタフェース26もパーソナルコンピューターの構成要素である。また、パーソナルコンピューターは、ディスプレイ27およびキーボード28やマウス29といった入力デバイスを含む。一括印刷に関わるプリンタードライバー200やアプリケーションは、リムーバブルメディアドライブ25を用いて、またはデータ通信によってハードディスクドライブ24に格納され、適時にCPU21によってRAM23にロードされて実行される。
図13は画像形成装置3のハードウェア構成の一例を示している。
画像形成装置3を直接に操作するための操作パネル30はタッチパネル32を有する。タッチパネル32は、各種の操作画面や文書データを表示するディスプレイとその表示面に密着する透光性のタッチ入力デバイスとを備える。操作パネル30にはタッチパネル32の他に、図示しないテンキーを含む固定キーが配置される。
画像形成装置3の全体制御を担うメインコントローラー40は、制御プログラムや各種アプリケーションを実行するコンピューターとしてのCPU41、制御プログラムを記憶するROM42、プログラム実行のワークエリアとされるS−RAM(Static Random Access Memory)43、および動作の設定値を記憶するバッテリバックアップされたNV−RAM(不揮発性メモリ)44を有する。
ADF(Auto Document Feeder)52は、原稿台を有しており、コピー、イメージ入力、またはファクシミリ送信において、原稿台にセットされた原稿シートをイメージスキャナー53の読取り位置へ搬送する。イメージスキャナー53は原稿シートに記録されている画像情報を光学的に読み取る。エンジンコントローラー54は、プリンターエンジン55の動作を制御する。プリンターエンジン55は、多段式の用紙スタッカー56から供給される用紙の片面または両面に電子写真法によってモノクロまたはカラーの画像をプリントする。ファクシミリユニット57は、図示しない電話回線またはLAN8を用いるファクシミリ送受信のためのデータ処理を担う。通信インタフェース58は画像形成装置3をLAN8に接続する。ストレージ59はハードディスクドライブ(HDD)のような大容量記憶デバイスである。ストレージ59には、制御プログラムや操作画面の表示のための画面データを含む制御用のデータを記憶する媒体としてのメモリ領域が設けられている。ストレージ59に格納されているデータやプログラムは必要に応じてワークエリアにロードされる。
図2は画像形成システム1の機能構成を示している。
情報機器2は、画像形成装置3に対応した印刷用のプログラムであるプリンタードライバー200を有している。プリンタードライバー200は上述の一括印刷支援プログラム210が実行されることによって実現される情報取得部211、ジョブ生成部212、ジョブ送信部213を含んでいる。ただし、情報取得部211をプリンタードライバー200に組み込まず、レジストリや他の所定のファイルを介してプリンタードライバー200と取得情報の受け渡しをするアプリケーションによって実現してもよい。プリンタードライバー200は、ファイラー260によって表示される所定の操作画面においてユーザーがマウスやキーボードといった入力デバイス270を用いて一括印刷を指示したときに、印刷対象の複数のドキュメントのそれぞれに対応した印刷ジョブを生成して画像形成装置3へ送信する。その際、プリンタードライバー200は、オペレーティングシステム250から取得した選択操作情報を印刷ジョブに付加する。
一方、画像形成装置3は、印刷ジョブを実行するためのプログラムであるプリンターコントローラー300を有している。プリンターコントローラー300は、基本機能要素であるジョブ受信部301、PDL解析部302およびラスタライズ部303とともに、上述の一括印刷支援プログラム310が実行されることによって実現される複数の付加機能要素を有している。ドキュメント名生成部としてのファイル名生成部311、ソート部312およびジョブ実行制御部313が付加機能要素である。このようなプリンターコントローラー300は、印刷ジョブに含まれる印刷データに対応するラスター画像データを生成し、プリンターエンジン55を制御するエンジンコントローラー54にラスター画像データの印刷を実行させる。特に一括印刷において、印刷ジョブの示すファイル名が変換辞書350の示す特定組合せに該当する場合、ファイル名生成部311がファイル名のうちの特定の文字コードを変換辞書350の示すソート用文字コードに変換する。それによってソート用ドキュメント名としてのソート用ファイル名が生成される。そして、ソート部312がソート用ファイル名をソートし、ソート後のソート用ファイル名の順序で複数のドキュメントが印刷されるように、ジョブ実行制御部313が複数の印刷ジョブのそれぞれに対応するラスター画像データを順にエンジンコントローラー54へ出力する。
本実施形態の画像形成装置3は、ユーザーが変換辞書350のデータを追加したり、データの変更や削除をしたりするためのユーティリティー360を有している。ユーザーは操作パネル30による直接の操作またはネットワークを介した外部装置からのアクセスによってユーティリティー360を起動し、変換辞書350の内容を更新することができる。
以下、具体例を挙げて画像形成システム1の機能をさらに詳しく説明する。具体例におけるオペレーティングシステム250(以下、OS250という)はマイクロソフト社のWindows(登録商標)である。
図3は一括印刷を指示する操作の一例を示している。
図3(A)が示すウィンドウW1は、情報機器2のファイラー260がOS250と連携してディスプレイに表示させるファイル操作画面である。ウィンドウW1は、ある一つのフォルダーに格納されている7個のファイルのファイル名、サイズ、種類および更新日時を一覧表示する。7個のファイルのそれぞれが一つのドキュメントに対応する。すなわち、ここでいうファイル名はドキュメント名に相当する。なお、表示されるファイル名の左側には、ファイルを作成したアプリケーションを示すアイコンが表示される。
図示において、表示項目のうちのファイル名を示す見出し(名前)の表示欄71の下に、ファイル名92(2009年下期.xls)、ファイル名91(2009年上期.xls)、ファイル名94(2010年下期.xls)およびファイル名93(2010年上期.xls)がこの順に上から下へ並んでいる。さらにこれらの下に、ファイル名97(高校.txt)、ファイル名95(小学校.txt)およびファイル名96(中学校.txt)がこの順に上から下へ並んでいる。これらファイル名91〜97の配列順序は、ファイル名の文字列の文字コードの昇順である。すなわち、文字列の先頭文字の文字コードの値が最も小さいファイル名92が1番目であり、先頭文字の文字コードの値が最も大きいファイル名96が末尾の7番目である。先頭文字の文字コードが等しい場合は2番目の文字の文字コードの大小に基づき、同様に文字列の同じ順位の文字の文字コードが等しい場合は次の順位の文字の文字コードの大小に基づいてファイル名の並びが決まる。見出し(名前)の表示欄71はソート順切替えボタンを兼ねており、表示欄71を左クリックするごとに昇順と降順とが切り替わる。昇順ソート状態である図3(A)の状態では、表示欄71の中に昇順ソート状態であることを表わす上向き三角形マーク81が表示されている。
図3(B)はマウス操作による一括選択の様子を示している。図3(A)のように昇順に並んだ7個のファイル名91〜979のうち、図3(B)では上から4個のファイル名92,91,94,93が選択される。ユーザーは上から下へ(逆でもよい)4個のファイル名を通る軌跡を描くようにマウスポインター105を左クリックしたまま移動させる。これにより4個のファイルを一括選択することができる。ただし、これに限らず、ユーザーは例示のように選択したいファイル名が連続して並んでいる場合には、キーボードのシフトキーと左クリックとの組合せによっても一括選択することができる。すなわち、上下端の一方のファイル名を左クリックし、シフトキーを押しながら他方のファイル名を左クリックする。これにより、上下端の2個のファイル名とそれらに挟まれるファイル名とが選択される。ファイル名の選択はファイルの選択に相当する。
図3(C)はマウス操作による一括印刷の指示の様子を示している。図3(C)において、選択された4個のファイル名92,91,94,93は、背景色を変更する強調表示によって非選択のファイル名と区別されている。この状態でユーザーが右クリックをすると、処理の選択肢を示すメニュー画面であるサブウィンドウW10がポップアップ表示される。ユーザーは選択肢の一つの「印刷」を左クリックする。これにより、選択されている4個のファイル(ドキュメント)の一括印刷が指定されたことになる。
図4は複数のドキュメント名が降順に一覧表示された様子を示している。図4において、ウィンドウW1の見出し(名前)の表示欄71の下には、ファイル名96(中学校.txt)、ファイル名95(小学校.txt)およびファイル名97(高校.txt)がこの順に上から下へ並んでいる。さらにこれらの下に、ファイル名93(2010年上期.xls)、ファイル名94(2010年下期.xls)、ファイル名91(2009年上期.xls)およびファイル名92(2009年下期.xls)がこの順に上から下へ並んでいる。これらファイル名91〜97の配列順序は、ファイル名の文字列の文字コードの降順である。図4の状態では、表示欄71の中に降順ソート状態であることを表わす下向き三角形マーク82が表示されている。
ファイル名91〜97が降順に並ぶ図4の状態においても、ユーザーは図3の例と同様の操作によってファイル名が連続的に並ぶ複数のファイルを一括選択してそれらファイルの一括印刷を指示することができる。
図5は複数のドキュメントを個別選択する操作の一例を示している。ユーザーが選択したい複数のファイル名が画面上で連続的に並んでいるか他のファイル名が間に入る非連続的に並んでいるかに関わらず、ユーザーは一覧表示されているファイル名を任意の順序で一つずつ個別選択することができる。図5では図3(A)と同様に連続的に並んでいる4個のファイル名91〜94が並びの順とは異なる順序で選択される。その選択順序は、4個のファイル名の示す時系列の古い時期から新しい時期の順である。すなわち、まず、図5(A)のように上から2番目のファイル名91(2009年上期.xls)が左クリックによって選択される。次に、図5(B)のように上から1番目のファイル名92(2009年下期.xls)がキーボードのコントロールキー(Ctrl)を押したままの左クリックによって選択される。続いて、図5(C)のように上から4番目のファイル名93(2010年上期.xls)がコントロールキーを押したままの左クリックによって選択される。そして、最後に、図5(D)のように上から3番目のファイル名94がコントロールキーを押したままの左クリックによって選択される。このように複数回の個別選択により複数のファイル名を選択した場合も、図3(C)と同様にサブウィンドウW10で選択肢の印刷を左クリックすれば、複数のファイルの一括印刷を指示することができる。
図6は変換辞書350の内容の例を示している。変換辞書350は、一括印刷において、情報機器2における複数の印刷ジョブの生成順序にかかわらず、複数のドキュメントをそれらのファイル名が表わす順序関係に合致する順序(これを便宜的に適正順序という)で印刷するためのデータベースである。変換辞書350はデータ項目として“番号”、“種別”、“特定組合せ”および“文字コード変換”を有している。“番号”は登録される特定組合せごとに付与されるシリアル番号であり、“種別”はファイル名が特定組合せに該当するか否かの判断を2通りの方法A,Bのどちらによって行うかを示す。“特定組合せ”は、適正順序の印刷のためにソート用の文字に変換すべき文字の組合せを示す。そして、“文字コード変換”は、変換すべき文字とソート用の文字との対応を示す。なお、図示では理解を容易にするために、“特定組合せ”および“文字コード変換”のデータを文字そのもので示しているが、実際のデータは文字をそれに固有の文字コードによって表わす。
図示の変換辞書350において、例えば番号「001」の特定組合せは、時間的または位置的な順序関係を表わす「上」と「下」との2文字の組合せである。ここで、簡単な例として、「上期.*」というファイル名のファイルと「下期.*」というファイル名のファイルとを一括印刷する場合を想定する。この場合、一般的なユーザーが望む印刷順序は、時系列に沿った順序、すなわち「上期.*」が先で「下期.*」が後の順である。そこで、ファイル名の文字列が「上」を含むファイルと、文字列の同じ位置に「下」を含むファイルとの一括印刷において、画像形成装置3は「上」および「下」をこれらの順序関係を一義的に定めるソート用の文字に変換する。番号「001」の文字コード変換のデータは、「上」を「1」に、「下」を「2」に変換すべきことを示している。また、番号「005」の特定組合せは、学校の種類の順序関係を表わす「小」、「中」、「高」の3文字の組合せである。番号「005」の文字コード変換のデータは、「小」を「1」に、「中」を「2」に、「高」を「3」に変換すべきことを示している。
例示における番号「001」〜「005」の種別である「A」は、特定組合せのデータが示す複数の文字のいずれもが、一括印刷すべき複数のファイルのファイル名のいずれかに含まれ、かつその文字の含まれるファイル名(文字列)内の位置がファイル間で同一である場合にのみ文字コード変換をすることを示している。したがって、例えば番号「001」の特定組合せの場合、ファイル名の文字列が「上」を含むファイルと、文字列の同じ位置に「下」を含むファイルとの一括印刷に際して、文字コードが変換される。仮に、複数のファイルのファイル名がいずれも「上」を含んでいたとしても、「下」を含んでいなければ文字コードは変換されない。
番号「006」の特定組合せのデータは季節を表わす「春」、「夏」、「秋」、「冬」の4文字の組合せであり、文字コード変換のデータは四季の順に「春」を「1」に、「夏」を「2」に、「秋」を「3」に、「冬」を「4」に変換すべきことを示している。番号「007」の特定組合せのデータは曜日の英語標記の略語である「Sun」、「Mon」、「Tue」、…「Fri」、「Sat」の7個の文字列の組合せであり、文字コード変換のデータはこれら文字列を順に「1」、「2」、「3」、…「6」、「7」に変換すべきことを示している。番号「006」および「007」の種別である「B」は、特定組合せのデータが示す複数の文字または文字列のうちの少なくとも二つが、一括印刷すべき複数のファイルのファイル名のいずれかに含まれ、かつその文字の含まれるファイル名(文字列)内の位置がファイル間で同一である場合に文字コード変換をすることを示している。例えば、ファイル名に「春」を含むファイルとファイル名に「秋」を含むファイルとの一括印刷に際して、ファイル名に「夏」や「冬」を含むファイルが無くても、文字コード変換が行なわれる。
さらに、本実施形態の変換辞書350では、番号「008」の特定組合せのように、文字数が異なる文字列の特定組合せが登録されている。番号「008」の特定組合せのデータは、回数を漢数字で表わす「一回」、「二回」、…「十回」、「十一回」、…の多数の文字列の組合せである。文字コード変換のデータはこれら文字列を順に「01」、「02」、…「10」、「11」、…に変換すべきことを示している。この場合、番号「008」の種別は「B」であるので、特定組合せのデータが示す多数の文字列のうちの少なくとも二つが、一括印刷すべき複数のファイルのファイル名のいずれかに含まれ、かつその文字列の先頭文字位置がファイル間で同一であれば、文字コード変換が行なわれる。
図7は情報機器2の一括印刷に関わる動作を示すフローチャートである。
情報機器2のユーザーが複数のファイルを選択する(S201)。具体例として、上述の図3(A)のウィンドウW1において、ユーザーはファイル名92(2009年下期.xls)、ファイル名91(2009年上期.xls)、ファイル名94(2010年下期.xls)およびファイル名93(2010年上期.xls)の選択によって四つのファイルを選択する。情報機器2の情報取得部211(図2参照)は、OS250から操作情報を取得し、ファイル選択操作の形態である選択モードを判別する(S202)。選択モードが図3(B)のような一括選択であった場合、情報取得部211は「選択モード」と「選択ファイル数」とを記憶する(S203)。選択モードが図5のような個別選択であった場合、情報取得部211は「選択モード」と「選択ファイル数」とソート情報である「選択順位」とを記憶する(S204)。
ユーザーが図3(C)のような操作によって一括印刷を指示する(S205)。指示を受けたOS250が選択されているファイルに関連付けられているアプリケーションを起動し、プリンタードライバー200に一括印刷を指示する。アプリケーションはOS250から指定されたファイルを開き、プリンタードライバー200はOS250から指定されたファイルごとに印刷ジョブを生成して生成順に逐次に画像形成装置3へ印刷ジョブを送信する(S206、S207)。一括印刷すべき全てのファイルに対応する印刷ジョブの送信が終わるまで、印刷ジョブの生成および送信が行なわれる(S208)。
OS250がアプリケーションおよびプリンタードライバー200にファイルを指定するとき、指定の順序はファイル名に依存する。OS250は複数のファイルのファイル名について、文字列の先頭から一文字ずつ文字コードを比較し、例えば小さい値から大きい値への昇順にファイル名をソートする。プリンタードライバー200はOS250から指定された順に印刷ジョブを生成して送信するので、ここでの具体例における四つのファイルに対応する印刷ジョブの順序は、各印刷ジョブをそれに対応するファイル名で表わすと、次のとおりとなる。なお、ここでの具体例の説明および図示においてはファイル名の一部である拡張子を省略する。
1番目:2009年下期
2番目:2009年上期
3番目:2010年下期
4番目:2010年上期
プリンタードライバー200のジョブ生成部212は、ステップS206において、順に生成する四つの印刷ジョブに一括印刷のための識別情報として同じグループ番号を付加する。また、ジョブ生成部212は、四つの印刷ジョブに選択モードおよび選択ファイル数を選択操作情報として共通に付加する。さらに、ジョブ生成部212は、選択モードが個別選択である場合には、四つの印刷ジョブのそれぞれに、該当する選択順位を付加する。
図8は情報機器2において生成される印刷ジョブの内容の第1例を示す。この例は図3の要領で一括選択が行なわれた場合の例である。図8では、印刷ジョブのうちのジョブチケットと呼ばれる命令部分が示されている。例示のジョブチケットは、プリンタジョブ言語(PJL:Printer Job Language)によって記述されている。
図8(A)が示す印刷ジョブ61は、具体例における四つのファイルのうちのOS250によって1番目に指定されるファイル(2009年下期)に対応する。印刷ジョブ61は、ユーザーが情報機器2にログインする際に入力したユーザー情報を示す記述に加えて、OS250の型式を示す記述605、および一括印刷に関わる情報を示す記述606,607a,608,610を含んでいる。
記述606は四つのファイルに付与されたグループ番号が「0001」であることを示し、記述607aは選択モードが「一括選択」であることを示し、記述608は選択ファイル数が「4」であることを示している。そして、記述610は、シフトJISコードで表わされるファイル名が「32 30 30 39 94 4E 89 BA 8A FA(2009年下期)」であることを示している。
図8(B)が示す印刷ジョブ62は、四つのファイルのうちのOS250によって2番目に指定されるファイル(2009年上期)に対応する。印刷ジョブ62は、記述605,606,607aおよび記述620を含んでいる。記述620は、シフトJISコードで表わされるファイル名が「32 30 30 39 94 4E 8F E3 8A FA(2009年上期)」であることを示している。
図8(A)と(B)とを見比べて判るように、印刷ジョブ61,62は、同じグループ番号を示す記述606を共に有している。図示を省略したが、四つのファイルのうちの残りの二つのファイルに対応する印刷ジョブにも記述606が組み入れられる。
図9は情報機器2において生成される印刷ジョブの内容の第2例を示す。この例は図5の順序で個別選択が行なわれた場合の例である。
図9(A)が示す印刷ジョブ61bは、四つのファイルのうちのOS250によって1番目に指定されるファイル(2009年下期)に対応する。印刷ジョブ61bは、一括印刷に関わる情報を示す記述606,607b,608,609a,610を含んでいる。記述607bは選択モードが「個別選択」であることを示し、記述609aはユーザーによる個別選択の選択順位が「2」であることを示している。
図9(B)が示す印刷ジョブ62bは、四つのファイルのうちのOS250によって2番目に指定されるファイル(2009年上期)に対応する。印刷ジョブ62bは、一括印刷に関わる情報を示す記述606,607b,608,609b,620を含んでいる。記述609bは、ユーザーによる個別選択の選択順位が「1」であることを示している。
図10は画像形成装置3の一括印刷に関わる動作を示すフローチャートである。
画像形成装置3において、プリンターコントローラー300のジョブ受信部301(図2参照)は、同じグループ番号が付加された印刷ジョブを受信数が選択ファイル数の示す数と一致するまで受信する(S301、S302)。受信された印刷ジョブは逐次にPDL解析部302に引き渡され、印刷ジョブにおけるページ記述言語(Page Description Language :PDL)で記述された印刷データに基づいて描画すべき内容を表わす中間データが生成される。中間データはラスタライズ部303においてラスター画像データに変換され、印刷ジョブの実行順序が決まるまで一時的に所定のメモリに記憶される。
このような印刷準備動作と並行して、プリンターコントローラー300のジョブ実行制御部313は、受信された印刷ジョブが示す選択モードをチェックする(S303)。
選択モードが個別選択である場合、ジョブ実行制御部313は一括印刷における複数の印刷ジョブの実行順序を、各印刷ジョブが示す選択順位の昇順に定める(S307)。そして、ジョブ実行制御部313は、定めた実行順序に従って、各順位の印刷ジョブに対応するラスター画像データの印刷をエンジンコントローラー54に指示する(S308)。これにより、ユーザーがファイルを選択した順序どおりに複数のファイルが連続的に印刷される。
一方、選択モードが一括選択である場合には、ファイル名生成部311がソート用ファイル名を生成する(S304)。ファイル名生成部311は、複数の印刷ジョブの示す複数のファイル名について、各文字列の先頭から順に一文字ずつ注目し、文字列内の同じ位置の文字どうしが同じ文字か異なる文字かを判別する。異なる文字である場合、それらの文字の組合せが変換辞書350に登録されている特定組合せのいずれかに該当するか否かを調べる。そして、ファイル名のうちの注目する文字の組合せが特定組合せに該当するとき、ファイル名生成部311は、ファイル名の複製データに対して、それら注目する文字の文字コードを変換辞書350の示す当該特定組合せに対して定められたソート用文字コードに置き換えるコード変換処理を行なう。これによりソート用ファイル名が生成される。
具体的には、上述の四つのファイルの一括印刷に際して、まず、シフトJISコードで表わされる次の四つのファイル名の同一位置の文字コードどうしが比較される。
「32 30 30 39 94 4E 89 BA 8A FA(2009年下期)」
「32 30 30 39 94 4E 8F E3 8A FA(2009年上期)」
「32 30 31 30 94 4E 89 BA 8A FA(2010年下期)」
「32 30 31 30 94 4E 8F E3 8A FA(2010年上期)」
説明の便宜のため、文字コード列に併記した括弧内の文字列どうしを比較するものとする。そうすると、四つのファイル名(2009年下期、2009年上期、2010年下期、2010年上期)において、3番目の位置の半角数字の組(0、1)、4番目の位置の半角数字の組(9、0)、および6番目の位置の全角漢字の組(下、上)」が異なる文字の組合せである。そして、これら3組のうち、全角漢字の組(下、上)が図6の変換辞書350の番号「001」の特定組合せに該当する。そこで、ファイル名生成部311は、変換辞書350の文字コード変換に示されるとおり、「下」を半角数字の「2」に、「上」を半角数字の「1」にそれぞれ変換する。この変換によって次のソート用ファイル名が得られる。
「32 30 30 39 94 4E 32 8A FA(2009年2期)」
「32 30 30 39 94 4E 31 8A FA(2009年1期)」
「32 30 31 30 94 4E 32 8A FA(2010年2期)」
「32 30 31 30 94 4E 31 8A FA(2010年1期)」
なお、複数のファイル名の中にコード変換が不要のファイル名がある場合、そのファイル名を複製しただけの無変換のファイル名がソート用ファイル名とされる。
図10に戻って、ステップS304でソート用ファイル名が生成されると、続くステップS305でソート部312が一括印刷すべきファイルの数と同数のソート用ファイル名を例えば昇順にソートする。ソートされたソート用ファイル名の順序は次のとおりである。順位1:「32 30 30 39 94 4E 31 8A FA(2009年1期)」
順位2:「32 30 30 39 94 4E 32 8A FA(2009年2期)」
順位3:「32 30 31 30 94 4E 31 8A FA(2010年1期)」
順位4:「32 30 31 30 94 4E 32 8A FA(2010年2期)」
ジョブ実行制御部313は、このようにソートされたソート用ファイル名の順序を、当該ソート用ファイル名に対応した複数の印刷ジョブの実行順序に定める(S306)。そして、ジョブ実行制御部313は、定めた実行順序に従って、各順位の印刷ジョブに対応するラスター画像データの印刷をエンジンコントローラー54に指示する(S308)。これにより、順位1のソート用ファイル名(2009年1期)に対応するファイル(ファイル名は「2009年上期」)が最初に印刷され、続いて、ファイル名が「2009年下期」のファイル、ファイル名が「2010年上期」のファイル、およびファイル名が「2010年下期」のファイルが順に印刷される。すなわち、一括印刷に係る複数の印刷ジョブの生成順序および送信順序にかかわらず、ファイル名の表わす順序関係に合致する順序で複数のファイル(ドキュメント)が印刷される。
〔変形例1〕
上述の例では、ユーザーが一括選択によって選択した複数のファイルがソート用ファイル名の“昇順”に一括印刷される。すなわち、ソート用ファイル名が常に昇順にソートされる。これに対して、変形例1では、ユーザーが情報機器2において複数のファイルを一括選択するときの画面の表示状態に応じて、画像形成装置3におけるソート用ファイル名のソート順が昇順または降順に切替えられる。
具体的には、例えば上述の図4のウィンドウW1のように7個のファイル名が“降順”に一覧表示されている状態において、ユーザーが上から連続的に並ぶ三つのファイル名96(中学校.txt)、ファイル名95(小学校.txt)およびファイル名97(高校.txt)を一括選択したとする。このとき、情報取得部211は「選択モード」と「選択ファイル数」と「ソート順」とを記憶する。ユーザーが右クリックをして一括印刷を指示すると、OS250がプリンタードライバー200に対してファイル名の“昇順”に印刷すべきファイルを指定する。
プリンタードライバー200はOS250から指定された順に印刷ジョブを生成して送信するので、ここでの具体例における三つのファイルに対応する印刷ジョブの順序は、各印刷ジョブをそれに対応するファイル名(拡張子を省略したもの)で表わすと、次のとおりとなる。
1番目:高校 8D 82 8D 5A
2番目:小学校 8F AC 8A 77 8D 5A
3番目:中学校 92 86 8A 77 8D 5A
プリンタードライバー200のジョブ生成部212は、順に生成する三つの印刷ジョブに一括印刷のための識別情報として同じグループ番号を付加する。また、ジョブ生成部212は、三つの印刷ジョブに選択モード、選択ファイル数およびソート順を選択操作情報として共通に付加する。
図11は情報機器2において生成される印刷ジョブの内容の第3例を示す。図11が示す印刷ジョブ61cは、三つのファイルのうちのOS250によって1番目に指定されるファイル(高校)に対応する。印刷ジョブ61cは、一括印刷に関わる情報を示す記述606,607a,608,612,610を含んでいる。実施例1と同様に、記述606は三つのファイルに付与されたグループ番号が「0001」であることを示し、記述607aは選択モードが「一括選択」であることを示し、記述608は選択ファイル数が「3」であることを示している。また、記述610は、シフトJISコードで表わされるファイル名が「8D 82 8D 5A(高校)」であることを示している。そして、記述612は、一括選択時における一覧表示されたファイル名のソート順が「降順」であることを示している。なお、OS250によって2番目に指定されるファイル(小学校)および3番目に指定されるファイル(中学校)にそれぞれ対応する他の印刷ジョブにも、記述612が組み込まれる。
画像形成装置3が情報機器2から送信された三つの印刷ジョブを受信すると、プリンターコントローラー300のファイル名生成部311が変換辞書350を参照してソート用ファイル名を生成する。ここでの具体例における三つのファイル名は、変換辞書350の番号「005」の特定組合せに該当する「高」、「小」、「中」を含んでいる。ファイル名生成部311は、変換辞書350の文字コード変換に示されるとおり、「高」を半角数字の「3」に、「小」を半角数字の「1」に、「中」を半角数字の「2」にそれぞれ変換する。この変換によって次のソート用ファイル名が得られる。
「33 8D 5A(高校)」
「31 8A 77 8D 5A(小学校)」
「32 8A 77 8D 5A(中学校)」
ソート用ファイル名が生成されると、ソート部312は、印刷ジョブが指定するソート順に従って、三つのソート用ファイル名を“降順”にソートする。ソートされたソート用ファイル名の順序は次のとおりである。
順位1:「33 8D 5A(高校)」
順位2:「32 8A 77 8D 5A(中学校)」
順位3:「31 8A 77 8D 5A(小学校)」
画像形成装置3は、このようにソートされたソート用ファイル名の順序で、当該各ソート用ファイル名に対応したファイル名をもつ複数のファイルを印刷する。これにより、ファイル選択時のファイル名のソート状態が一括印刷の印刷順序に反映される。
なお、ファイル選択時においてファイル名の昇順表示が指定されている場合には、印刷ジョブには昇順を示す記述が組み込まれ、ソート部312はソート用ファイル名を昇順にソートする。その結果、ユーザーが意図した昇順でファイルが印刷される。
〔変形例2〕
図14のフローチャートは画像形成装置3の一括印刷に関わる動作の他の例を示している。図14の動作は、適正順序の一括印刷を行うための文字コード変換を必要とする特定組合せがOSによって異なる場合の対処として、図10の動作にステップS303bの処理を追加したものである。ステップS303bでは、印刷ジョブ内の記述605(図8参照)が示す情報機器2のOSの形式に応じて、ソート用ファイル名の生成に用いる変換辞書がファイル名生成部311によって切替えられる。画像形成装置3には、予め印刷ジョブの送信側の情報機器のOSとして想定される複数のOSごとに特定組合せと文字コード変換の内容とを定める複数の変換辞書が備えられる。
〔効果〕
以上の実施形態によれば、ソート用ファイル名の生成およびソートを画像形成装置3で行うので、情報機器2においてユーザーが一括印刷を指示してから画像形成装置3において一括印刷が完了するまでの所要時間を短くすることができる。それは、印刷ジョブ中のPDLで記述された印刷データをラスター画像データに変換するデータ処理と並行してソート用ファイル名の生成およびソートを行うことができるからである。仮に、印刷ジョブを送信する情報機器において印刷順序を適切に定めてその順序で印刷ジョブを送信するようにすると、印刷順序が定まるまで印刷ジョブが送信されず、画像形成装置3での印刷開始が遅くなる。また、情報機器のCPUの負荷も大きくなる。なお、印刷ジョブの送信した後に、情報機器が自己の定めた適正な印刷順序を画像形成装置3に通知する構成を採用するには、印刷ジョブの送受とは別に通知を行う特殊なプロトコルが必要となる。
ただし、本発明の実施に際して、必ずしもソート用ファイル名の生成およびソートを画像形成装置3で行う必要はなく、以下の実施形態2のように情報機器においてソート用ファイル名の生成およびソートを行なってもよい。
〔実施形態2〕
図15は画像形成システムの機能構成の他の例を示すブロック図である。図15において、図2に対応する構成要素には図2と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
画像形成システム1aは、一括印刷を支援するプログラムの実行が可能な少なくとも1台の情報機器2aと、投入された印刷ジョブを実行する画像形成装置3aとで構成される。
情報機器2aは、画像形成装置3aに対応した印刷用のプログラムであるプリンタードライバー200aを有している。プリンタードライバー200aは、情報取得部211、ジョブ生成部212、ファイル名生成部311、ソート部312、およびジョブ送信部213aを含んでいる。ジョブ送信部213aは、ソート部312によってソートされたソート用ファイル名の順序で、各ソート用ファイル名に対応する印刷ジョブを画像形成装置3aに送信する。
画像形成装置3aは、印刷ジョブを実行するためのプログラムであるプリンターコントローラー300aを有している。プリンターコントローラー300aは、ジョブ受信部301、PDL解析部302、ラスタライズ部303、およびジョブ実行制御部313aを含んでいる。ジョブ実行制御部313aは、ジョブ受信部301が受信した順に印刷ジョブが実行されるように、ラスタライズ部303によって印刷ジョブごとに生成されたラスター画像データの印刷をエンジンコントローラー54に指示する。
以上の実施形態1,2において、一括印刷を指示する操作は、右クリックに呼応するサブウィンドウW10での印刷指定に限らない。例えば、アップル社のOSが搭載された情報機器では、ユーザーがバッチ処理を作成することで一括印刷を実現することができる。
画像形成装置3,3aはMFPに限らず、ネットワークプリンティング機能を有する装置であればよい。
1,1a 画像形成システム
2,2a,2b、2c 情報機器
3,3a 画像形成装置
W1 ウィンドウ(操作画面)
61,61b,61c,62,62b 印刷ジョブ
91,92,93,94 ファイル名(ドキュメント名)
95,96,97 ファイル名(ドキュメント名)
212 ジョブ生成部
213,213a ジョブ送信部
311 ファイル名生成部(ドキュメント名生成部)
312 ソート
313,313a ジョブ実行制御部
350 変換辞書
606 グループ番号を示す記述(識別情報)
609a,609b 選択順位を示す記述(順位情報)
612 ソート順を示す記述(ソート情報)
605 オペレーティングシステムの形式を示す記述(システム情報)
607a,607b 選択モードを示す記述
210,310 一括印刷支援プログラム(コンピュータープログラム)

Claims (11)

  1. 情報機器と前記情報機器から与えられた印刷ジョブを実行する画像形成装置とを有する画像形成システムであって、
    前記情報機器は、
    ドキュメント名を一覧表示する操作画面において一括に選択された複数のドキュメントの印刷を指示する操作に呼応して、当該複数のドキュメントのそれぞれに対応する複数の印刷ジョブを生成し、その際に、生成する前記複数の印刷ジョブに同じ識別情報を付加するジョブ生成部を備え、
    前記情報機器または前記画像形成装置は、
    前記ジョブ生成部によって
    前記同じ識別情報の付加された前記複数の印刷ジョブが示すドキュメント名の文字列どうしの間において、同一位置の文字の組合せが予め定められた特定組合せに該当する場合に、前記複数の印刷ジョブのそれぞれに対して、そのドキュメント名のうちの前記特定組合せに該当する文字を予め当該特定組合せに対して定められているソート用文字に変換したソート用ドキュメント名を生成するドキュメント名生成部と、
    前記ドキュメント名生成部によって生成された前記ソート用ドキュメント名をソートするソート部と、を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記ソート部によってソートされた前記ソート用ドキュメント名の順序で、当該ソート用ドキュメント名に対応した前記複数の印刷ジョブを実行させるジョブ実行制御部を備える
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記ドキュメント名生成部および前記ソート部は、前記画像形成装置に備えられ、
    前記情報機器は、前記ジョブ生成部によって生成された前記複数の印刷ジョブを、順次に前記画像形成装置へ送信するジョブ送信部をさらに備える
    請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記情報機器の前記ジョブ生成部は、前記複数のドキュメントが一括に選択されたときの前記操作画面において前記ドキュメント名の表示順序が当該ドキュメント名の昇順または降順にソートされていた場合に、生成する前記複数の印刷ジョブに前記表示順序を示すソート情報を付加し、
    前記画像形成装置の前記ソート部は、前記複数の印刷ジョブに前記ソート情報が含まれる場合に、当該ソート情報の示す昇順または降順に前記ソート用ドキュメント名をソートする
    請求項2記載の画像形成システム。
  4. 前記情報機器の前記ジョブ生成部は、前記操作画面において個別に順に選択された複数のドキュメントである複数の個別選択ドキュメントの一括の印刷を指示する操作に呼応して、当該複数の個別選択ドキュメントのそれぞれに対応する複数の印刷ジョブを生成し、その際に、生成する前記複数の印刷ジョブに同じ識別情報を付加するとともに、当該複数の印刷ジョブのそれぞれにそのドキュメント選択順位を示す順位情報を付加し、
    前記画像形成装置の前記ジョブ実行制御部は、前記同じ識別情報および前記順位情報を有する前記複数の個別選択ドキュメントに対応する前記複数の印刷ジョブを、当該順位情報の示す順序で実行させる
    請求項2または3記載の画像形成システム。
  5. 前記画像形成装置は、複数のオペレーティングシステムのそれぞれについて、前記特定組合せと前記ソート用文字コードとを定める変換辞書を備えており、
    前記情報機器の前記ジョブ生成部は、一括に選択された前記複数のドキュメントのそれぞれに対応する前記複数の印刷ジョブを生成する際に、当該情報機器のオペレーティングシステムを特定するシステム情報を少なくとも一つの印刷ジョブに付加し、
    前記画像形成装置の前記ドキュメント名生成部は、前記変換辞書における前記システム情報が示すオペレーティングシステムに該当する前記特定組合せと前記ソート用文字コードとを適用して前記ソート用ドキュメント名を生成する
    請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成システム。
  6. 画像形成装置に印刷ジョブを与える情報機器であって、
    操作のための入力デバイスと、
    ドキュメント名を一覧表示する操作画面において一括に選択された複数のドキュメントの印刷を指示する操作に呼応して、当該複数のドキュメントのそれぞれに対応する複数の印刷ジョブを生成し、その際に、生成する前記複数の印刷ジョブに同じ識別情報を付加するジョブ生成部と、
    前記同じ識別情報の付加された前記複数の印刷ジョブが示すドキュメント名の文字列どうしの間において、同一位置の文字の組合せが予め定められた特定組合せに該当する場合に、前記複数の印刷ジョブのそれぞれに対して、そのドキュメント名のうちの前記特定組合せに該当する文字を予め当該特定組合せに対して定められているソート用文字に変換したソート用ドキュメント名を生成するドキュメント名生成部と、
    前記ドキュメント名生成部によって生成された前記ソート用ドキュメント名をソートするソート部と、
    前記ジョブ生成部によって生成された前記複数の印刷ジョブを、前記ソート部によってソートされた前記ソート用ドキュメント名の順序で前記画像形成装置へ送信するジョブ送信部とを、備える
    ことを特徴とする情報機器。
  7. 通信によって与えられた印刷ジョブを実行する画像形成装置であって、
    同じ識別情報の付加された複数の印刷ジョブの受信に呼応して、当該複数の印刷ジョブが示すドキュメント名の文字列どうしの間において、同一位置の文字の組合せが予め定められた特定組合せに該当する場合に、前記複数の印刷ジョブのそれぞれに対して、そのドキュメント名のうちの前記特定組合せに該当する文字を予め当該特定組合せに対して定められているソート用文字に変換したソート用ドキュメント名を生成するドキュメント名生成部と、
    前記ドキュメント名生成部によって生成された前記ソート用ドキュメント名をソートするソート部と、
    前記ソート部によってソートされた前記ソート用ドキュメント名の順序で、当該ソート用ドキュメント名に対応した前記複数の印刷ジョブを当該画像形成装置に実行させるジョブ実行制御部と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 情報機器において実行されるコンピュータープログラムであって、
    前記情報機器が有するコンピューターに、
    ドキュメント名を一覧表示する操作画面において一括に選択された複数のドキュメントの印刷を指示する操作に呼応して、当該複数のドキュメントのそれぞれに対応する複数の印刷ジョブを生成し、その際に、生成する前記複数の印刷ジョブに同じ識別情報を付加するジョブ生成処理と、
    前記同じ識別情報の付加された前記複数の印刷ジョブが示すドキュメント名の文字列どうしの間において、同一位置の文字の組合せが予め定められた特定組合せに該当する場合に、前記複数の印刷ジョブのそれぞれに対して、そのドキュメント名のうちの前記特定組合せに該当する文字を予め当該特定組合せに対して定められているソート用文字に変換したソート用ドキュメント名を生成するドキュメント名生成処理と、
    前記ドキュメント名生成処理によって生成された前記ソート用ドキュメント名をソートするソート処理と、
    前記ジョブ生成処理によって生成された前記複数の印刷ジョブを、当該複数の印刷ジョブを実行する画像形成装置へ、前記ソート処理によってソートされた前記ソート用ドキュメント名の順序で送信するジョブ送信処理とを、実行させる
    ことを特徴とするコンピュータープログラム。
  9. 前記ジョブ生成処理において、前記情報機器のオペレーティングシステムから前記複数のドキュメントが一括に選択されたことを示す操作情報を取得する
    請求項8記載のコンピュータープログラム。
  10. 印刷ジョブを実行する画像形成装置において実行されるコンピュータープログラムであって、
    前記画像形成装置が有するコンピューターに、
    同じ識別情報の付加された複数の印刷ジョブの受信に呼応して、当該複数の印刷ジョブが示すドキュメント名の文字列どうしの間において、同一位置の文字の組合せが予め定められた特定組合せに該当する場合に、前記複数の印刷ジョブのそれぞれに対して、そのドキュメント名のうちの前記特定組合せに該当する文字を予め当該特定組合せに対して定められているソート用文字に変換したソート用ドキュメント名を生成するドキュメント名生成処理と、
    前記ドキュメント名生成処理によって生成された前記ソート用ドキュメント名をソートするソート処理と、
    前記ソート処理によってソートされた前記ソート用ドキュメント名の順序で、当該ソート用ドキュメント名に対応した前記複数の印刷ジョブを当該画像形成装置に実行させるジョブ実行制御処理と、を実行させる
    ことを特徴とするコンピュータープログラム。
  11. ドキュメントの印刷方法であって、
    ドキュメント名を一覧表示する操作画面において一括に選択された複数のドキュメントの印刷を指示する操作に呼応して、当該複数のドキュメントのそれぞれに対応する複数の印刷ジョブを生成し、その際に、生成する前記複数の印刷ジョブに同じ識別情報を付加すし、
    前記同じ識別情報の付加された前記複数の印刷ジョブが示すドキュメント名の文字列どうしの間において、同一位置の文字の組合せが予め定められた特定組合せに該当する場合に、前記複数の印刷ジョブのそれぞれに対して、そのドキュメント名のうちの前記特定組合せに該当する文字を予め当該特定組合せに対して定められているソート用文字に変換したソート用ドキュメント名を生成し、
    生成された前記ソート用ドキュメント名をソートし、
    ソートされた前記ソート用ドキュメント名の順序で、当該ソート用ドキュメント名に対応した前記複数の印刷ジョブを実行する
    ことを特徴とするドキュメントの印刷方法。
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