JP2008191711A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像形成装置において構成されたデータを格納する記憶領域で、予め記憶領域に設定された処理に関連付けたエラー処理の実行を可能にすること。
【解決手段】 画像形成装置は、記憶領域にデータが投入されると、前記記憶領域において設定された処理の属性を適用して、前記データを処理することが可能な処理実行部と、処理実行部による処理の実行においてエラーが検出された場合、エラー処理を実行するためのエラーイベントを発生させるエラーイベント発生部と、エラーイベント発生部により発生したエラーイベントに従い、記憶領域に対応付けられたエラー処理を実行するエラー処理実行部とを備える。
【選択図】 図9

Description

本発明は、画像形成技術に関するものである。
画像形成装置は高機能、多機能化してきており、コピー、プリント、FAX、送信(電子メールやファイル転送)などの機能の他、JAVA(登録商標)などのプラットフォームを備え、任意のアプリケーションプログラムを実行可能となっている。このJAVAプログラムの代表的な例としてOCRや文書管理などがあり、画像形成装置の機能として利用できる。また、種々の機能によるデータの処理を可能にするために画像形成装置内にハードディスクを備えるものもある。係る画像形成装置においては、ハードディスク内に作成されたフォルダにデータを格納・保存すること(BOX機能)が可能である。
一方、パーソナルコンピュータを利用した印刷システムにおいては、特定のフォルダに対してデータが入力(ドラッグアンドドロップ)されたときに、予めフォルダに設定された印刷処理を、入力されたデータに対して実行するホットフォルダがある。
特許文献1には、パーソナルコンピュータに印刷サービス属性が設定されたホットフォルダを作成し、ホットフォルダにドキュメント情報が投入されると、印刷サービス属性に従った印刷要求をサーバに行う構成が開示されている。
特開2005−115660公報
しかしながら、上述の従来技術は、パーソナルコンピュータに設けられたホットフォルダで印刷設定を行い、プリンタやプリントサーバに印刷データを投入する技術である。画像形成装置に固有のデータ送信、BOX保存、コピーや印刷などの処理機能の属性を設定することによりホットフォルダを構成するものではない。
画像形成装置に固有の処理機能を実行させるためにハードディスク内にホットフォルダを設ける場合、予め設定された画像形成装置の種々の処理機能を組み合わせた処理(オペレーション)が順次実行されることになる。この場合、例えば、印刷ジョブを途中で停止させた場合等、画像形成装置の各処理に対応したエラー処理をホットフォルダに対していかに関連付けるかが問題となる。
本発明は、画像形成装置において構成されたデータを格納する記憶領域で、予め記憶領域に設定された処理に関連付けたエラー処理の実行を可能にする画像形成技術の提供を目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る画像形成装置は、
記憶領域にデータが投入されると、前記記憶領域において設定された処理の属性を適用して、前記データを処理することが可能な処理実行手段と、
前記処理実行手段による処理の実行においてエラーが検出された場合、エラー処理を実行するためのエラーイベントを発生させるエラーイベント発生手段と、
前記エラーイベント発生手段により発生した前記エラーイベントに従い、前記記憶領域に対応付けられたエラー処理を実行するエラー処理実行手段と、
を備えることを特徴とする。
あるいは、上記の目的を達成する本発明に係る画像形成装置の制御方法は、
記憶領域にデータが投入されると、前記記憶領域において設定された処理の属性を適用して、前記データを処理することが可能な処理実行工程と、
前記処理実行工程による処理の実行においてエラーが検出された場合、エラー処理を実行するためのエラーイベントを発生させるエラーイベント発生工程と、
前記エラーイベント発生工程により発生した前記エラーイベントに従い、前記記憶領域に対応付けられたエラー処理を実行するエラー処理実行工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置において構成されたデータを格納する記憶領域で、予め記憶領域に設定された処理に関連付けたエラー処理の実行が可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
(第1実施形態)
(画像形成システムの構成)
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置を含む画像形成システムの全体的な構成を説明するブロック図である。本実施形態に係る画像形成装置100はネットワーク(例えば、LAN2011)を介して、情報処理装置140、他の画像形成装置120、130と情報の通信が可能である。
画像形成装置100は、画像入力デバイスであるスキャナ2070、画像出力デバイスであるプリンタ2095、全体的な制御を司る制御部2000、ユーザーインターフェース(UI)である操作部2012から構成される。
スキャナ2070、プリンタ2095、操作部2012は、それぞれ制御部2000に接続され、制御部2000は、LAN2011などのネットワーク伝送手段、公衆回線に接続されている。公衆回線からはカラー画像送信を含むG3、G4ファックスによる送信が可能である。また、LAN 2011には、画像形成装置100と同様の機器構成をもつ他の画像形成装置120、130が接続されている。
LAN2011には、情報処理装置(以下、「PC」という)140が接続されている。PC140はFTP(File Transfer Protocol)、SMB(Server Message Block)プロトコルを使用したファイルの送受信、電子メールの送受信ができる。
画像形成装置120、130は、それぞれスキャナ2270、2370、プリンタ2295、2395、操作部2212、2312を有し、これらは制御部2200、2300に接続され、制御される。
(画像形成装置の構成)
図2は、画像形成装置100の構成を説明するブロック図である。制御部2000は、画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095と、デバイスインタフェース(I/F)2020を介して接続する。一方、制御部2000は、ネットワークI/F2010を介してLAN2011と接続し、モデム(MODEM)2050を介して公衆回線(WAN)と接続する。制御部2000は、デバイスI/F2020、ネットワークI/F2010、モデム2050を介した通信により、画像情報やデバイス情報の入出力を行うことが可能である。
CPU2001はシステム全体を制御するコントローラである。RAM2002はCPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。
HDD2004はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データを格納する。尚、ハードディスク内に格納されるのは、これらに限定されるものではない。例えば、画像管理のためのデータなど、画像データ以外の一般データファイルを格納することも可能である。これは画像形成装置100のBOXと呼ばれる機能である。
また、ハードディスクには、フォルダを作成することができ、フォルダ中に画像データファイルや一般データファイルを格納することが可能である。フォルダは、画像形成装置100が内部的にしかアクセスできない領域とユーザがアクセス可能な領域から成る。ユーザは、ユーザがアクセス可能な領域のフォルダに対して、画像データなどを格納することが可能である。ユーザがアクセス可能な領域のフォルダの説明は、図4を参照して後述する。
操作部I/F2006は操作部2012のインターフェース部であり、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部I/F2006は、操作部2012から本システム使用者(ユーザ)が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。ネットワークI/F2010はLAN2011に接続し、画像情報やデバイス情報の入出力を行うことが可能である。
モデム(MODEM)2050は公衆回線(WAN)2051に接続し、画像情報やデバイス情報の入出力を行うことが可能である。
以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。
イメージバス(Image Bus)I/F2005はシステムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008とを接続する。イメージバスI/F2005はシステムバス2007側と画像バス2008側とで相互にデータのやりとりを可能にするためにデータ構造を変換することが可能なバスブリッジである。
画像バス2008はPCIバス(Peripheral Component Interconnect Bus)またはIEEE1394に準拠したバスで構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコントローラ2000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行うことが可能である。
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行うことが可能である。またスキャナ画像処理部2080は、入力された画像がカラー原稿か白黒原稿かを画像の彩度信号から判断し、その結果を保持する機能を有する。プリンタ画像処理部2090は、出力画像データに対し、補正、加工、編集を行うことが可能である。
画像回転処理部2030はスキャナ画像処理部2080と連携して、スキャナ2070からの画像読み込みと同時に画像を回転しメモリ上に格納することが可能である。また、画像回転処理部2030はメモリ上にある画像を回転し、メモリ上に格納、もしくはメモリ上にある画像をプリンタ画像処理部2090と連携して回転しながら印刷出力することが可能である。
解像度変換処理部2031はメモリ上にある画像を解像度変換処理し、メモリ上に格納することが可能である。色空間変換処理部2032はマトリクス演算により、例えばメモリ上にあるYUV画像をLab画像に変換し、メモリ上に格納することが可能である。
階調変換処理部2033は、例えばメモリ上にある8bit、256階調の画像を誤差拡散処理などの手法により1bit、2階調に変換し、メモリ上に格納することが可能である。画像圧縮処理部2040は、多値画像データについてJPEG、2値画像画像データについてはJBIG、MMR、MR、MHの圧縮伸張処理を行うことが可能である。画像回転処理部2030、解像度変換処理部2031、色空間変換処理部2032、階調変換処理部2033、画像圧縮処理部2040はそれぞれ連結して動作することが可能である。例えば、メモリ上の画像を画像回転、解像度変換する場合は、両処理をメモリを介さずに行うことができる。
図3は画像形成装置100の外観を示す図である。画像入力デバイスであるスキャナ2070は、原稿となる紙上の画像を照明し、不図示のCCDラインセンサを走査することで、ラスターイメージデータ2071として電気信号に変換する。原稿は原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットされ、ユーザが操作部2012から読み取り起動を指示することにより、CPU2001がスキャナ2070に指示を与える。指示を受けたスキャナ2070の原稿フィーダ2072は原稿を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作が実行される。
画像出力デバイスであるプリンタ2095は、ラスターイメージデータ2096に基づいて記録媒体(用紙)上に画像を形成する。画像形成の方式は、例えば、感光ドラムを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を形成するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。画像形成動作の起動は、CPU2001からの指示2096によって開始する。プリンタ2095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101、2102、2103がある。また、排紙トレイ2111は印刷し終わった用紙を受け付ける。
(フォルダの説明)
図4は、ユーザがアクセス可能な領域に設けられたフォルダの一例を示す図である。フォルダ4001、フォルダ4002、フォルダ4003の3つが図示され、フォルダ4001にはデータ4011、4012が格納されている。フォルダ4002にはデータ4021、4022及び4023が格納され、フォルダ4003にはデータ4031が格納されている。このフォルダは画像形成装置のBOX機能からフォルダの管理を行う。また、画像形成装置にJAVAプラットフォームがある場合には、JAVAアプリケーションの文書管理ソフトウェアからフォルダ管理を行うことも可能である。
尚、フォルダに対するデータの格納数は、例示的なものであり、本発明の趣旨が図4に示すデータ数に限定されないことは言うまでもない。また、ユーザがアクセス可能な領域のフォルダは階層構造を有してもよい。
スキャナ2070で読み取った画像データをユーザにより指定されたフォルダに格納することが可能である。あるいは、画像形成装置100と接続されたPC140などのクライアントマシンから、プリンタドライバを用いて生成された画像データをユーザにより指定されたフォルダに格納することが可能である。
更には、FTP、SMBやWebDAV(Distributed Authoring and Versioning)プロトコルなどを用いて、クライアントマシンから直接フォルダにアクセスして画像データ等を格納することも可能である。
(ホットフォルダの説明)
次に、ホットフォルダについて説明する。本実施形態に係るホットフォルダとは、画像形成装置100に構成されたフォルダであって、データを格納し、予めフォルダに設定された処理(以下、「オペレーション」ともいう)を、フォルダに格納されたデータに対して実行する記憶領域をいう。ホットフォルダに予め設定された処理(オペレーション)は、ホットフォルダ予め設定されたイベントの発生に応じて実行される。このホットフォルダに、例えば文書ファイルや印刷データファイルを投入することにより、投入されたファイルに対してオペレーションを実行する。図4で説明したファイルの保存・記憶を行うフォルダ(BOX)に対してホットフォルダ機能を設定することも可能である。この場合、例えばフォルダ(BOX)に文書ファイルの保存を行うと、ホットフォルダとしての処理も実行することになる。
本実施形態に係る画像形成装置100は、ホットフォルダに設定された属性(オペレーションの内容)に従い、入力されたデータから画像形成装置100で処理すべきデータを生成することが可能である。また、画像形成装置100は、設定された属性(オペレーションの内容)に従い、他の画像形成装置120、130等にデータを処理させるために、ネットワークを介して自装置におけるデータの処理結果を送信することも可能である。CPU2001及びホットフォルダは、ホットフォルダ(記憶領域)にデータが投入されると、ホットフォルダ(記憶領域)に対応付けられた処理の属性を適用して、データを処理することが可能な処理実行部を構成することが可能である。
ホットフォルダに対して予め設定される処理(オペレーション)とは、画像形成装置100が有する固有の機能を実行するための処理をいう。例えば、「文書(データ、ファイルを含む)の印刷」、「FAX送信」や「SMBや電子メールを用いた外部機器への文書送信」、「文書編集」等の処理が含まれる。
尚、文書編集の一例としては、「文書の複製」、「文書の移動」、「文書の削除」、「他の文書との結合」、「結合済み文書から文書の削除」、「ページの削除」等が挙げられる。また、文書編集の例として、「OCR(光学文字認識)によるテキスト生成」、「文書フォーマット(画像フォーマット)の変換」等も含まれる。
フォルダに設定するイベントとしては、「文書の投入(フォルダへの格納)」、「文書が投入されてから一定時間が経過」、「設定された時刻の到来」「ユーザが画像形成装置にログインしたタイミング」が挙げられる。また、「文書のステータスが変更されたタイミング」や「文書の印刷が実行されたタイミング」などをイベントとしてフォルダに設定することが可能である。
尚、上述の処理(オペレーション)やイベントは一例であり、本発明の趣旨はこの例に限定されないことは言うまでもない。
(ホットフォルダ設定ファイルの登録)
ホットフォルダ設定ファイルの登録方法について図17を用いて説明する。LAN2011に、画像形成装置100、PC140が接続されている。
PC140において、ホットフォルダ設定ファイルの作成が実行される。ホットフォルダ設定ファイルの作成は、例えば、予め定められた書式に従ってユーザが記述することが可能である。あるいは、ホットフォルダ設定生成アプリケーションによって作成することも可能である。尚、ホットフォルダ設定ファイルの書式の一例については、後述する図7(a)、(b)、(c)で説明する。
PC140は、LAN2011を通じて画像形成装置100にホットフォルダ設定ファイルを送信する旨を通知する。この通知を受けた画像形成装置100はホットフォルダ設定ファイルの受信が可能である場合は、受信可能である旨をPC140に送信する。
PC140は、画像形成装置100から送信された受信可能である旨の通知に従い、ホットフォルダ設定ファイルを画像形成装置100に送信する。
一方、PC140は画像形成装置100からホットフォルダ設定ファイルの受信ができない旨の通知を受信した場合、あるいは受信可能である旨の通知を受信しない場合、ホットフォルダ設定ファイルの送信を中止する。ホットフォルダ設定ファイルの送信を中止したPC140は、その後、画像形成装置100からホットフォルダ設定ファイルの受信が可能である旨の通知を受信すると、ホットフォルダ設定ファイルの送信を開始することが可能である。
PC140は、ホットフォルダとするフォルダ(画像形成装置のBOX)に対して、ホットフォルダ設定ファイルを送信する。ファイル送信のプロトコルとしては、例えば、WebDAVやFTPなどのLAN2011上のファイル送信を行えるプロトコルを用いることが可能である。
ホットフォルダ設定ファイルが送信されることは、PC140から画像形成装置100に予め通知されている。そのため、クライアントコンピュータからホットフォルダ設定ファイルが送信されることは画像形成装置100において既知となっている。画像形成装置100は、ホットフォルダ設定ファイルが送信されてきた場合、送信されたホットフォルダ設定ファイルを他から見られないように隠しファイルとする処理を行うことが可能である。この場合、ホットフォルダ設定ファイルは、ホットフォルダ内に隠しフォルダとして保存される。これにより、ホットフォルダ設定ファイルを編集、更新する場合以外、ホットフォルダ設定ファイルへのアクセスは制限されることになる。
尚、PC140がホットフォルダ設定ファイルを生成する場合に限らず、画像形成装置100がホットフォルダ設定ファイルを生成することも可能である。また、ホットフォルダ設定ファイルの送信プロトコル等は、例示的なものであり、同等の機能を有するものであれば適用可能であることは言うまでもない。
画像形成装置100のホットフォルダに文書ファイルが投入されることによりイベントが発生した場合、ホットフォルダに予め設定されている処理(オペレーション)がCPU2001の制御の下に実行されることになる。設定されている処理(オペレーション)が複数ある場合、CPU2001の制御の下に順次設定されている処理が実行されることになる。
(ホットフォルダの具体的な動作)
ホットフォルダの具体的な動作例について、図5を用いて説明する。ホットフォルダA5001には、イベント「文書投入」が発生したら、オペレーション「文書印刷」を実行するという記載がされたホットフォルダ設定ファイル5004が設定されているとする。
図7(a)は、ホットフォルダ設定ファイルの書式を例示する図である。ホットフォルダ設定ファイル5004は、オペレーションを起動させるためのイベントを特定するイベント特定部7002と、イベントの発生により起動するオペレーションを特定するオペレーション特定部7003からなる。
ホットフォルダ設定ファイル5004には、イベント特定部7002に「文書投入」が記載されており、オペレーション特定部7003には、「文書印刷」が記載されている。
ホットフォルダA5001に、使用者が文書(データ)を格納すると、文書投入イベントが発生する。そして、格納された文書(データ)に対して、オペレーション特定部7003に記載されている「文書印刷」オペレーションが実行される。
尚、イベントが発生しても、対応するオペレーションがオペレーション特定部7003に記載されていない場合、何も実行しないようにすることも可能である。また、予め定めたデフォルトのオペレーションを実行することも可能である。
図7(a)は、ホットフォルダ設定ファイルの記載を例示的に示すものであり、本発明の趣旨がこの表現形式に限定されるものではない。例えば、XMLやその他の表現方法による記載であってもよい。ホットフォルダ設定ファイル5004では、文書投入という単一のイベントに対して、文書印刷を行うという単一のオペレーションを実行する設定例を示している。ホットフォルダ設定ファイルの記載はこの他1つのイベントに対して発生する複数のオペレーションをオペレーション特定部に記載することも可能である。
例えば、ホットフォルダB5002に対するホットフォルダ設定ファイル5005の例を図7(b)に示す。ホットフォルダ設定ファイル5005のイベント特定部7005に「設定時刻(例えば、22時)」が記載されおり、オペレーション特定部に「OCR」7006a、「フォルダCに移動」7006bが記載されている。
時刻は不図示のタイマーにより計測され、「設定された時刻22時」になるとイベントが発生する。イベントが発生すると「OCR」7006aを実行し、その後、読み込んだ文書(データ)を「フォルダCに移動」7006bというオペレーションが実行される。このように、一つのイベントに対して、複数のオペレーションを記載順に実行するようにホットフォルダ設定ファイルを記載することも可能である。
先に説明したホットフォルダA5001の場合、「文書投入」というイベントが適用される対象は、投入された文書(データ)のみである。一方、ホットフォルダB5002の場合、「設定された時刻」になった場合、ホットフォルダB5002内に存在する全ての文書(データ)に対して適用される。このように、イベントは、その種類によって一つの文書(データ)だけに適用されるものとホットフォルダ内の全ての文書(データ)に適用されるものがある。
尚、発生したイベントに対して実行するオペレーションを適用する対象となる文書(データ)を選択するためのフィルタリングを行うことも可能である。フィルタリングの仕組みとして、例えば、オペレーションの実行の履歴を保存しておき、一度でもオペレーションが実行されている文書(データ)を除外するようにすることも可能である。また、フィルタリングの実行は、この他、文書(データ)の属性に応じてオペレーションを実行するようにすることも可能である。
図7(b)の「OCR」7006aというオペレーションが実行されると、読み取られた文書(データ)は、ホットフォルダ設定ファイル5006が設定されているホットフォルダC5003に移動(格納)される。
ここで、ホットフォルダ設定ファイル5006は図7(c)に示す設定がされているものとする。イベント特定部には「文書投入」7007が記載され、オペレーション特定部には、「文書送信」7008a、「削除」7008bが記載されている。図7(b)の「フォルダCに移動」7006bが実行されると、「OCR」により読み取られた文書(データ)がホットフォルダC5003に移動(格納)される。これにより図7(c)のイベント特定部に記載された「文書投入」7007のイベントが発生する。このイベントに対応して、予め指定された宛先に対して「文書送信」を実行し、その後、文書(データ)は削除される。
このように、ホットフォルダの設定を他のフォルダへの「文書移動」や「文書複製」などにすることにより、複数のホットフォルダ間で連携したオペレーションの実行が可能になる。
(オペレーションの実行中にエラーが発生した場合の処理)
次に、オペレーションの実行中にエラーが発生した場合について説明する。ここで、「エラー」とは、例えば、オペレーションの実行が正常に完了しなかった状態、或は、ホットフォルダの設定に誤りがあり、イベント特定部、オペレーション特定部に記載された各処理が正常に完了しない状態をいう。イベント発生、オペレーションの実行は画像形成装置100のCPU2001により監視されており、この監視結果に基づいてエラーの発生を検出することができる。
エラーの場合に発生する特別なイベントとして、「エラーイベント」がある。エラーイベントには画像形成装置100のシステムが発生させる「システムエラーイベント」とホットフォルダ設定ファイルの記載に基づき、オペレーションの実行等に対応させて発生させる「ユーザエラーイベント」の2種類がある。
ユーザエラーイベントは、イベント名称を設定することができ、1つのオペレーションに対して複数のユーザエラーイベントを発生させることができる。エラーイベントから起動される、実行すべきエラー処理の内容を特定するための記載を「エラー処理スクリプト」とする。エラー処理スクリプトファイルをホットフォルダに登録することができる。
また、エラー処理スクリプトファイルの登録時にシステムエラーイベントで起動するのか、ユーザエラーイベントで起動するのかを設定しておくことが可能である。ユーザエラーイベントの場合は、どの名称のイベントに対応して起動するのかを予め設定しておくことが可能である。
デフォルトエラー処理スクリプトファイルを登録することも可能である。デフォルトエラー処理スクリプトファイルは、エラーイベントが発生したが、対応するエラー処理スクリプトファイルが無い場合に起動されるエラー処理スクリプトファイルである。エラー処理スクリプトファイル自体がエラーを起こす場合も有り得るため、そのような場合に登録したデフォルトエラー処理スクリプトで対応することが可能である。
尚、エラー処理スクリプトファイルの登録方法については前述したホットフォルダ設定ファイルの登録方法と同様である。ただし、エラー処理スクリプトファイルの場合には、登録時にどのエラーイベントに応じて起動するかについても同時に設定する必要がある。エラー処理スクリプトファイルについても、ホットフォルダ設定と同様に、ホットフォルダ内に隠しフォルダとして保存することが可能である。
(エラー処理スクリプトファイルの具体例)
図6はエラーイベント及びエラー処理スクリプトファイルの具体例を説明する図である。ホットフォルダ6001にはホットフォルダ設定ファイル6002が設定されている。また、ホットフォルダ6001には、エラー処理スクリプトファイルSE6004、エラー処理スクリプトファイルE6003が登録されている。エラー処理スクリプトファイルSE6004はシステムエラーイベントseに対応し、エラー処理スクリプトファイルE6003はユーザエラーイベントeに対応する。
ホットフォルダ設定ファイル内に記載されているユーザエラーイベント、システムエラーイベントが発生すると、各エラーイベントに対応して登録されているエラー処理スクリプトファイルにおけるエラー処理の内容が実行される。
本実施形態では、一つのエラーイベントの発生に対して、実行されるエラー処理(一つのエラー処理スクリプトファイル)が対応した例のみを説明しているが、一つのエラー処理スクリプトファイルが複数のエラーイベントの発生と対応付けられていてもよい。
図8(a)、(b)は、ユーザエラーイベントの具体例を説明する図である。図8(a)は、ホットフォルダ設定ファイル6002の記載例を示している。「文書投入」のイベントに対応したオペレーションとして「文書印刷」が実行される。参照番号8002はユーザエラーイベントの設定を示す。オペレーション特定部で記載されたオペレーション(「文書印刷」)の実行がエラーとなったとき、ユーザエラーイベント特定部(「ERREVENT」)に記載された名称のユーザエラーイベントが発生する。
この例においては、「文書印刷」のオペレーションがエラーとなったときに、ユーザエラーイベント「e」が発生する。尚、ユーザエラーイベントは、個々のオペレーション毎に発生させることができる。
図8(b)に示すホットフォルダ設定ファイル8003は、「文書投入」のイベントが発生すると、「文書印刷」8004、「指定した宛先(foo@xxx)へ文書送信」8005、「文書削除」8006が順番に実行される。ここで、「指定した宛先(foo@xxx)へ文書送信」8005と、「文書削除」8006のオペレーションには、それぞれユーザエラーイベントe1、e2が記載されている。「文書送信」8005、「文書削除」8006、それぞれのオペレーションの実行中にエラーが発生すると、ユーザエラーイベントe1、e2がそれぞれ発生することになる。
また、「文書印刷」8004のオペレーションに対しては、ユーザエラーイベントが記載されていない。文書印刷がエラーとなった場合には、システムエラーイベントが発生する。
ユーザエラーイベントと同様にホットフォルダ設定ファイルにオペレーションに対応したの実行に対応したシステムエラーイベントを設定することができる。ユーザエラーイベントまたはシステムエラーイベントが発生すると、登録された内容のエラー処理が実行される。
(エラーイベントの処理)
図9は、オペレーション実行時に発生したエラーイベントの処理の流れを説明するフローチャートである。本処理は、画像形成装置100のCPU2001の全体的な制御の下に実行される。CPU2001はホットフォルダ設定ファイルに記載されたオペレーションの実行が正常に行われているか監視し、正常にオペレーションが完了しない場合、エラーの発生を検出する。エラーの発生の検出に従い、CPU2001は本エラーイベント処理を実行する。
S901において、現在実行中のオペレーションに対応するホットフォルダ設定ファイルの項目(エラー処理を実行するためのエラーイベントを発生させるエラー処理スクリプトが設定されていか)を確認する。
S902において、オペレーション(処理の属性)に対応したエラーイベントを発生させるためのユーザ設定に基づくユーザエラーイベントが記載されているか判定する。ユーザエラーイベントが記載されていれば(S902−Yes)、処理をS903へ進める。そして、S903において、ホットフォルダ設定ファイルに記載されたユーザ設定に基づくユーザエラーイベントを発生させて処理をS905へ進める。
一方、ユーザエラーイベントの記載が無ければ(S902−No)、処理をS904へ進める。S904において、デフォルト設定によるシステムエラーイベントを発生させて処理をS905へ進める。
S905では、発生したエラーイベントに対応する、実行すべきエラー処理を特定したエラー処理スクリプトファイルがホットフォルダに登録されているか判定する。エラー処理スクリプトファイルがホットフォルダに登録されている場合には(S905−Yes)、処理をS906へ進め。エラー処理スクリプトファイルが登録されていなければ(S905−No)、処理をS908へ進める。
CPU2001はエラーイベントとエラー処理スクリプトファイルとの対応付けを行うことができる。そして、CPU2001は発生したエラーイベントに従い、ホットフォルダに対応付けられたエラー処理を実行することが可能である。
S906において、対応するエラー処理スクリプトファイルによるエラー処理が実行される。S907において、先のS906で実行されているエラー処理スクリプトによるエラー処理がエラーを起こしていないか判定する。エラーを起こしていなければ(S907−No)、エラー処理は完了したこととなり、終了する。
S907の判定でエラーが発生した場合には(S907−Yes)、処理をS911へ進め、S911において最終的なエラー処理としてデフォルトのシステムエラー処理を実行する。
発生したエラーイベントに対応したエラー処理スクリプトファイルが登録されていなかったため(S905−No)、S908において、デフォルトエラー処理スクリプトファイルがフォルダに登録されているか確認する。S908の判定でデフォルトエラー処理スクリプトが登録されていない場合(S908−No)、処理はS911に進められ、最終的なエラー処理として、デフォルトのシステムエラー処理を実行する。
S908の判定でデフォルトエラー処理スクリプトファイルが登録されていれば(S908−Yes)、処理はS909へ進められる。
S909において、デフォルトエラー処理スクリプトファイルによるエラー処理を実行し、S910において、先のS909で実行されているデフォルトエラー処理スクリプトファイルによるエラー処理がエラーを起こしていないか判定する。エラーを起こしていなければ(S910−No)、エラー処理は完了したこととなり、終了する。
S910の判定でエラーが発生した場合には(S910−Yes)、処理をS911へ進め、S911において最終的なエラー処理として、デフォルトのシステムエラー処理を実行する。
ここで、エラー処理には、例えば、「登録された管理者にエラーが起こったことを電子メールで通知する」、「エラー情報を印刷する」、「操作部2012にエラーが起こったことを表示する」等、エラーの発生の報知も含まれる。
複数のホットフォルダ間で連携したオペレーションを実行している場合には、CPU2001はどのホットフォルダでエラー処理を発生させるか判定することが可能である。CPU2001はユーザエラーイベントの記載の有無、エラー処理スクリプトファイルの登録の有無、デフォルトエラー処理スクリプトファイルの登録の有無等の判定結果に基づいて、どのホットフォルダでエラー処理を発生させるか決定する。例えば、エラーが発生したホットフォルダ側でエラー処理を行うことも可能であり、また、文書データの投入元にエラー処理を戻すことも可能である。尚、エラー処理としては、上述の例に限定されず、例えば、各ホットフォルダの双方で記載されたユーザエラーイベントを発生させたり、エラー処理スクリプトファイルによるエラー処理をそれぞれ実行するようにしてもよい。
(エラー処理スクリプトファイルの説明)
次に、エラー処理スクリプトファイルの詳細を説明する。図10はエラー処理スクリプトファイルの詳細を説明する図である。ホットフォルダ10001にホットフォルダ設定ファイル10002の内容が設定されているものとする。
また、ホットフォルダ10001には、ユーザエラーイベントe1に対応するエラー処理スクリプトファイルE1(10003)、ユーザエラーイベントe2に対応するエラー処理スクリプトファイルE2(10004)がそれぞれ登録されている。
エラー処理スクリプトファイルE1(10003)は、ユーザエラーイベントe1のエラー発生時に「エラー情報を印刷する」というエラー処理を記載する。ユーザエラーイベントe1のエラー発生時にCPU2001はエラー処理スクリプトファイルE1(10003)により記載されているエラー処理(エラー情報を印刷する処理)を実行する。
また、エラー処理スクリプトファイルE2(10004)は、ユーザエラーイベントe2のエラー発生時に「エラー情報を管理者に電子メールで通知する」というエラー処理を記載する。ユーザエラーイベントe2のエラー発生時にCPU2001はエラー処理スクリプトファイルE2(10004)により記載されているエラー処理(エラー情報を管理者に電子メールで通知する処理)を実行する。
ホットフォルダ設定ファイル10002のイベント特定部には[文書投入]が記載されている。オペレーション特定部には、[文書印刷]、[当該文書を指定した宛先(foo@xxx)へ送信]が記載されている。
ホットフォルダ10001に文書データが格納されると、[文書投入]イベントが発生し、オペレーション[文書印刷]、[文書を指定した宛先(foo@xxx)へ送信]が順次実行される。ここで、[文書印刷]に対応するユーザエラーイベントとして「e2」が記載されており、[当該文書を指定した宛先(foo@xxx)へ送信]に対応するユーザエラーイベントとして「e1」が記載されている。
「文書印刷」のオペレーションの実行中にエラーが発生した場合に、エラー情報を管理者に送信するというエラー処理が実行される。また、「文書を指定した宛先(foo@xxx)へ送信」するオペレーションの実行中にエラー処理が発生した場合に、エラー情報を印刷するというエラー処理が実行される。
図11(a)、(b)はホットフォルダ設定ファイルの記載を示す図である。図10で説明したホットフォルダ設定ファイル10002に対して、ユーザエラーイベント「e2」の次の行に継続コマンド(「CONTINUE:」)11001(図11(a))が記載されている点で相違する。継続コマンド(CONTINUE:)11001が記載されている場合、エラーが発生しても、エラー処理後に、次に記載されているオペレーションを継続して実行させることができる。図11(a)の場合、文書印刷のオペレーション実行中にエラーが発生した場合、ユーザエラーイベントe2によって、管理者にエラー情報が通知される。その後、次に記載されているオペレーションとして、指定された宛先へ文書データの送信11003が行われる。
継続コマンドにより、エラー処理と、エラー処理後に実行される他のオペレーションとを連携させることが可能になる。
尚、継続コマンドの記載は、ホットフォルダ設定ファイル側に限らず、例えば、エラー処理スクリプトファイル側に記載することも可能である(図11(b)の参照番号11002)。
更に、エラー処理スクリプトファイルには、図12に示すように複数のエラー処理を記載することが可能である。図12(a)の場合、エラーイベントが発生した場合、「エラー情報を管理者に送信」するエラー処理12001と「エラー情報を印刷」するエラー処理12002とが実行される。あるいは、エラー処理の実行ができなかった場合に代替するエラー処理を条件式を用いて記載して、エラー処理の実行を制御する(切替える)ことも可能である。図12(b)の場合、「エラー情報を管理者に送信」する処理を試みて、送信できなかった場合(条件式(IF(NG)))12003、「エラー情報を印刷」するように実行すべきエラー処理を制御する(切替える)ことも可能である。
本実施形態において、ホットフォルダ設定ファイル、エラー処理スクリプトファイルはホットフォルダ内に隠しファイルとして保存されると説明したが、本発明の趣旨は、この構成に限定されるものでないことはいうまでもない。
例えば、ホットフォルダ設定ファイルまたはエラー処理スクリプトファイルはホットフォルダ以外の記憶領域(例えば、画像形成装置100のハードディスク(HDD)2004等)に格納することも可能である。この場合、画像形成装置のCPU2001がホットフォルダとホットフォルダ設定ファイル、エラー処理スクリプトファイルとを関連付けて格納すればよい。この場合、イベント発生時や、ユーザエラーイベント、システムエラーイベントの発生時にホットフォルダ設定ファイルやエラー処理スクリプトファイルを読み出して、各処理を実行することになる。
本実施形態によれば、画像形成装置において構成されたデータを格納する記憶領域で、予め記憶領域に設定された処理に関連付けたエラー処理の実行が可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、ホットフォルダの処理に関連付けたエラー処理の実行が可能になる。
(第2実施形態)
次に、ホットフォルダ間で連携したエラー処理に関する実施形態を説明する。
図13は、ホットフォルダ13001とホットフォルダ13002との間で連携したエラー処理の実行を説明する図である。
ホットフォルダ13001には、ホットフォルダ設定ファイル13003が設定されており、複数のエラー処理スクリプトファイル13005a〜cがホットフォルダ13001に登録されているものとする。一方、ホットフォルダ13002には、ホットフォルダ設定ファイル13004が設定されているが、エラー処理スクリプトファイルは登録されていないものとする。
ホットフォルダ設定ファイル13003には、オペレーションの実行により処理した文書(データ)を、ホットフォルダ13001からホットフォルダ13002に移動(格納)させる処理(文書移動処理)が記載されているものとする。
ホットフォルダ設定ファイル13004には、文書投入(格納)のイベントに応じて動作するオペレーションが記載されているものとする。ホットフォルダ13001からホットフォルダ13002に文書(データ)が格納された場合、文書投入(格納)のイベントが発生し、文書投入(格納)イベントの発生に応じて動作するオペレーションが実行される。
このとき、ホットフォルダ設定ファイル13004のオペレーションの実行中にエラーが発生した場合には、エラー処理スクリプトファイルがホットフォルダ13002に登録されていない。
このため、デフォルトのエラー処理スクリプトファイルが登録されている場合はデフォルトエラー処理スクリプトファイルによるエラー処理(図9のS909)が実行される。また、デフォルトのエラー処理スクリプトファイルが登録されていない場合はデフォルトのシステムエラー処理(図9のS911)が実行される。
更に、投入された文書データに関してエラーが発生した場合、ホットフォルダ13002は投入元のホットフォルダ13001に文書データとエラーイベント及び処理の履歴を示す履歴情報を含む履歴情報リストを送信する。文書データが複数の処理を経た履歴を有するデータである場合、履歴情報リストには各処理に対応した複数の履歴情報が含まれる。
処理の履歴を示す履歴情報には、例えば、処理を実行したネットワークデバイスとしての画像形成装置100、画像形成装置100におけるホットフォルダ、及びホットフォルダにおける処理を特定する処理IDが含まれる。尚、処理の実行は、単一の画像形成装置100に限られない。例えば、LAN2011を介して接続する他の画像形成装置120、130、あるいはPC140との間で印刷処理を実行するための印刷データを処理するために、複数の処理を連携して実行することも可能である。
画像形成装置100のCPU2001及びネットワークI/F2010は、ホットフォルダによる文書データの処理結果と、履歴情報を含む履歴情報リストとをLAN2011を介して他のデバイスとの間で送受信することが可能である。
履歴情報は、ホットフォルダによりオペレーションが実行される際に生成され、オペレーションの実行結果に付加される情報である。
ホットフォルダ間で連携した処理を実行する場合、オペレーションの実行結果と履歴情報とが一対となった情報として送受信されることになる。ホットフォルダ間で連携した処理を実行する場合、データの投入元(図13の場合、ホットフォルダ13001)から受信した履歴情報に対して、更にデータの投入先(ホットフォルダ13002)で生成した履歴情報が付加される。この履歴情報を参照することにより、ホットフォルダにおけるオペレーションの実行結果(例えば、「OCR」オペレーションの実行により入力した文書データ)を一意に特定することができる。
(履歴情報の説明)
図14(a)は、3つの履歴情報からなる履歴情報リスト14004の具体例を示す図である。図14(a)には3つの処理に関する履歴情報14001、14002、14003が示されており、3つの処理がこの順番に処理されてきた履歴を示す。
各履歴情報は、3つフィールドから構成される。例えば、履歴情報14001の場合、各フィールドには「deviceA:AAA:0001245」が格納されている。先頭のフィールドの「deviceA」は、処理を実行したネットワークデバイス(例えば、画像形成装置120)に固有の名称を表す。画像形成装置120をネットワーク上で一意に特定できれば、名称でも数値でもあるいは、画像形成装置120(ネットワークデバイス)のネットワークアドレス(IPアドレスやMACアドレス)などを用いても構わない。
次のフィールドの「AAA」は、特定された画像形成装置120におけるホットフォルダの名称である。ホットフォルダを特定することが可能であれば名称以外のものを用いて構わない。
最後のフィールドの「0001245」は、ホットフォルダ「AAA」における処理を特定するための識別情報(ID)である。
履歴情報14002は、「deviceA」のホットフォルダ「AAA」の処理「0001245」を受けて、実行した「deviceB」のホットフォルダ「XXX」の処理「0035222」の履歴を示す。「deviceB」としては、「deviceA」と異なるネットワークデバイス、例えば、画像形成装置100における、異なるホットフォルダで連携した処理が実行されることになる。
更に、履歴情報14003は、「deviceB」のホットフォルダ「XXX」の処理「0035222」を受けて、実行した「deviceB」のホットフォルダ「YYY」の処理「0000076」の履歴を示す。この場合は、同一のネットワークデバイス(deviceB)において、異なるホットフォルダで連携した処理が実行されることになる。
履歴情報リスト14004に含まれる各履歴情報を参照することにより、どのネットワークデバイス(画像形成装置)による処理か、どのホットフォルダにおける処理か、ホットフォルダにおけるどの処理かを特定することができる。
例えば、図13に示すホットフォルダ13001の履歴情報を図14(a)に示す14002とすると、文書データが投入されたホットフォルダ13002による処理の履歴情報は図14(a)の14003に対応する。
ホットフォルダ13002(図14(a)のYYY)に投入された文書データの処理においてエラーが発生した場合、画像形成装置(deviceB)のCPUは、まず文書データの投入元を履歴情報リスト14004から調べる。図14(a)の例では、ホットフォルダ13002(YYY)にデータを投入する直前に処理をしたことを示す履歴情報14002に基づいて画像形成装置(deviceB)とホットフォルダ(XXX)が投入元として特定される。
画像形成装置(deviceB)のCPUの制御の下、ホットフォルダ13002は履歴情報リスト14004から自身の履歴情報(履歴情報14003)を削除した履歴情報リスト14005(図14(b))を生成する。ホットフォルダ13002は履歴情報リスト14005と、エラーとなった文書データと、ホットフォルダ13002で発生したエラーイベントとを、文書データの投入元であるホットフォルダ13001(XXX)に送信する。
ホットフォルダ13001(XXX)は、受信したエラーイベントに従って、エラー処理を実行するためのエラーイベントを発生させ、登録されているエラー処理スクリプトファイル13005a〜cに基づくエラー処理を実行する。
画像形成装置(deviceB)のCPUの制御の下、ホットフォルダ13001はエラー処理の終了後、履歴情報リスト14005から自身の履歴情報14002を削除した履歴情報リスト14006(図14(c))を生成する。ホットフォルダ13001は、履歴情報リスト14006に記載されている履歴情報14001に基づいてデータの投入元を特定する。履歴情報14001は、画像形成装置(deviceB)から見て直前に実行された処理の履歴を示す。
図14(a)の場合、データの投入元として、deviceA、ホットホットフォルダAAA、ホットフォルダAAAの処理の識別情報0001245が特定される。画像形成装置(deviceB)のCPUの制御の下、ホットフォルダ13001は、ネットワークを介して、データの投入元であるdeviceA、ホットホットフォルダAAAに、文書データ、エラーイベントと、履歴情報リスト14006を送信する。
複数のホットフォルダが連携して動作する場合において、各動作に対応した履歴情報を含む履歴情報リストに基づいて、データの投入元のホットフォルダを遡って特定(バックトラック)することができる。特定されたホットフォルダにエラー処理スクリプトファイルが登録されている場合は、エラー発生元のホットフォルダから送信されたエラーイベントに従ってエラー処理を実行することが可能になる。
尚、図14(a)〜(c)に示した例では履歴情報リストによって、データの投入元となる全てのホットフォルダを順次遡って特定し、各ホットフォルダに登録されているエラー処理を実行する例を示した。しかしながら、本発明の趣旨はこの例に限定されるものではなく、例えば、履歴情報リストを生成しないで、直前の投入元のホットフォルダにしかエラー処理が戻らないようにしても構わない。すなわち、画像形成装置のCPUは、ホットフォルダの処理中にエラーが発生した場合、直前に処理を行ったデータの投入元のホットフォルダに、文書データとエラーイベントを送信するようにすることも可能である。
また、ホットフォルダを順次遡って特定していく過程で、いずれかのホットフォルダにおいてエラー処理が行われたら、そのエラー処理が行われたことを示す情報も含めて、履歴情報リストを構成することも可能である。この場合、いずれかのホットフォルダでエラー処理が実行された後は、履歴情報リストに含まれるエラー処理が行われたことを示す情報の参照により、以後のエラー処理を行わないようにすることも可能である。あるいは、特定のエラー処理スクリプトを別途登録しておき、エラー処理が行われたことを示す情報の参照により、以後のエラー処理実行時には、特定のエラー処理スクリプトに基づくエラー処理を実行することも可能である。
(ホットフォルダ間で連携したエラー処理の流れ)
上述のホットフォルダ間で連携したエラー処理の流れを図15のフローチャートを参照して説明する。本処理は、画像形成装置のCPUの制御の下に実行される。
S1501において、データの投入元のホットフォルダを遡って特定する過程で、既にエラー処理が行われているかどうかを判定する。エラー処理が行われているか否かの判定は、履歴情報リストに含まれるエラー処理が行われたことを示す情報の有無により判定することが可能である。
ステップS1501の判定で、エラー処理がまだ行われていなければ(S1502―No)、処理はステップS1502に進められ、エラー処理が行われていれば(S1502−Yes)、処理はステップS1503へ進められる。
S1502では、エラーが発生したホットフォルダ(例えば、図13のホットフォルダ13002)から送信されたエラーイベントに対応する処理を、ホットフォルダ(例えば、図13のホットフォルダ13001)が実行する。エラーイベントを受信したホットフォルダにエラー処理スクリプトファイルが登録されている場合、登録されているエラー処理スクリプトファイルの内容に基づくエラー処理が実行され、処理はステップS1504に進められる。
S1503では、既にエラー処理が行われた場合において、以後のエラー処理実行時には、エラー処理済み時のエラー処理スクリプトファイル(特定のエラー処理スクリプト)に基づくエラー処理を実行する。尚、「特定のエラー処理スクリプト」としては、実行すべき何らかのエラー処理を特定することも可能であり、既にエラー処理が行われた後は何もエラー処理を実行しないようにすることも可能である。
S1504において、履歴情報リストから自身の履歴情報を削除し、削除後の履歴情報リストを生成する。
S1505において、削除後の履歴情報リストが空であるか(登録されているホットフォルダ等が存在するか)どうかの判定が行われる。履歴情報リストが空であれば(S1501−Yes)、自身のホットフォルダが最初の文書投入元となるため(例えば、図14(a)の場合のホットフォルダ(AAA)に対応する)、処理を終了する。
S1501の判定で、履歴情報リストが空で無ければ(S1505−No)、処理はS1506へ進められる。
S1506において、S1504で生成された履歴情報リストから自身のホットフォルダに文書データを投入した投入元の画像形成装置、ホットフォルダ等を特定する。
S1507において、先のS1506で特定された投入元の画像形成装置が、自身のホットフォルダの存在する画像形成装置と同一であるか判定する。すなわち、投入元のホットフォルダも同じ画像形成装置内かどうかの確認を行う。同一の画像形成装置の場合には(S1507−Yes)、処理はS1508に進められる。
S1508において、文書データ、先のステップS1504で生成された履歴情報リスト、及び発生したエラーイベントを、履歴情報リストにより特定されたホットフォルダへ送信する。例えば、図14(a)のホットフォルダYYYからXXXへ送信する処理が実行され処理は終了する。
S1507の判定で、画像形成装置が異なる場合には(S1507−No)、処理はS1509に進められる。
S1509において、文書データ、先のステップS1504で生成された履歴情報リスト、及び発生したエラーイベントを、履歴情報リストにより特定された画像形成装置に送信する。例えば、図14(a)の画像形成装置(deviceB)から画像形成装置(deviceA)に送信する処理が実行され処理は終了する。
尚、本フローチャートにおいて、S1501やS1507の判定を必ず行うようになっているが、判定が不要な場合には、デフォルトの処理として、直接S1502やS1503の処理を行ったり、直接S1508やS1509の処理を行うようにしてもよい。
異なる画像形成装置間での文書データの送信はネットワークにおける通信トラフィックに負荷をかけることになる。そのため、負荷軽減のため文書データは戻さずに、エラーイベントと履歴情報リストだけを文書データの投入元に戻すようにすることも可能である。
本実施形態に拠れば、ホットフォルダ間で連携した処理を実行する場合でも、履歴情報リストに基づいて、データの投入元を特定し、発生したエラーイベントに対応するエラー処理をデータの投入元で実行することが可能になる。
(第3実施形態)
第3の実施例においては、ホットフォルダの所有者情報からエラー処理スクリプトファイルを自動的に選択する構成について説明する。
図16において、ホットフォルダ1601、1602、1603には不図示のホットフォルダ設定ファイルが設定されているものとする。ホットフォルダ1601、1602、1603は所有者情報が設定されており、それぞれの所有者情報は、A、B、Cである。所有者情報はホットフォルダ設定ファイルにおいて設定することも可能であり、画像形成装置のCPU2001の制御の下に別途設定することも可能である。
本実施形態に係るエラー処理スクリプトファイル1604、1605は第1実施形態及び第2実施形態の場合と異なり、ホットフォルダに個別に登録されているものではない。本実施形態に係るエラー処理スクリプトファイル1604、1605は各所有者情報と関連付けられた情報が設定されている。画像形成装置100のCPU2001は、ホットフォルダ側の所有者情報とエラー処理スクリプトファイル側の所有者情報とを対比して、両者が一致するものを対応付けることが可能である。
例えば、ホットフォルダ1601にエラーが発生した場合には、所有者情報Aに関連付けられた情報が設定されているエラー処理スクリプトファイル1604の処理が実行される。また、ホットフォルダ1602にエラーが発生した場合には、所有者情報Bに関連付けられた情報が設定されているエラー処理スクリプトファイル1605の処理が実行される。更に、ホットフォルダ1603にエラーが発生した場合には、所有者情報Cに関連付けられた情報が設定されているエラー処理スクリプトファイル1605の処理が実行される。
エラー処理スクリプトファイルの設定は、所有者情報との関連の他、ホットフォルダで発生したエラーイベントと所有者情報とを組み合わせることも可能である。画像形成装置のCPU2001は、エラー処理スクリプトファイルに設定された、所有者情報、ホットフォルダで発生したエラーイベントとの組み合わせに基づいてエラー処理の実行を制御することが可能である。
エラー処理スクリプトファイル1606には、所有者情報BかつエラーイベントE1が設定されている。また、エラー処理スクリプトファイル1607には、所有者情報Cが設定されているが、所有者情報Cに対してエラーイベントの条件は設定されていない。また、エラー処理スクリプトファイル1607には、所有者情報BかつエラーイベントE2が設定されている。
例えば、ホットフォルダ1602で発生したエラーイベントがE1である場合、CPU2001は、所有者情報BかつエラーイベントE1の条件が充足すると判定し、エラー処理スクリプトファイル1606の処理が実行される。一方、ホットフォルダ1602で発生したエラーイベントがE2である場合、CPU2001は、所有者情報BかつエラーイベントE2の条件が充足されたと判定し、エラー処理スクリプトファイル1607の処理が実行される。
ホットフォルダ1603において発生したエラーイベントがE1またはE2であっても、CPU2001は所有者情報Cに関連付けられたエラー処理スクリプトファイル1606を特定する。そして、エラー処理スクリプトファイル1606の処理が実行される。
本実施形態に拠れば、ホットフォルダで発生したエラーイベントと、ホットフォルダの所有者情報との組み合わせをエラー処理スクリプトファイルに設定することで、エラー処理の実行を制御することが可能になる。
(他の実施形態)
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。また、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
実施形態に係る画像形成装置を含む画像形成システムの全体的な構成を説明するブロック図である。 画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 画像形成装置の外観を示す図である。 ユーザがアクセス可能な領域に設けられたフォルダの一例を示す図である。 ホットフォルダの具体的な動作を説明する図である。 エラーイベント及びエラー処理スクリプトの具体例を説明する図である。 ホットフォルダ設定ファイルの書式を例示する図である。 ユーザエラーイベントの具体例を説明する図である。 オペレーション実行時に発生したエラーイベントの処理の流れを説明する図である。 エラー処理スクリプトの詳細を説明する図である。 ホットフォルダ設定ファイルの記載を示す図である。 エラー処理スクリプトファイルの記載例を示す図である。 ホットフォルダ13001とホットフォルダ13002との間で連携したエラー処理の実行を説明する図である。 3つの履歴情報からなる履歴情報リストの具体例を示す図である。 ホットフォルダ間で連携したエラー処理の流れを説明する図である。 ホットフォルダの所有者情報からエラー処理スクリプトファイルを自動的に選択する構成を説明する図である。 ホットフォルダ設定ファイルの登録を説明する図である。
符号の説明
100 画像形成装置
140 情報処理装置
120 画像形成装置
130 画像形成装置
2001 CPU
6001 ホットフォルダ
6002 ホットフォルダ設定ファイル
6003 エラー処理スクリプトファイルE
6004 エラー処理スクリプトファイルSE
13001 ホットフォルダ
13002 ホットフォルダ
13003 ホットフォルダ設定ファイル
13004 ホットフォルダ設定ファイル
13005a エラー処理スクリプトファイル
13005b エラー処理スクリプトファイル
13005c エラー処理スクリプトファイル

Claims (20)

  1. 記憶領域にデータが投入されると、前記記憶領域において設定された処理の属性を適用して、前記データを処理することが可能な処理実行手段と、
    前記処理実行手段による処理の実行においてエラーが検出された場合、エラー処理を実行するためのエラーイベントを発生させるエラーイベント発生手段と、
    前記エラーイベント発生手段により発生した前記エラーイベントに従い、前記記憶領域に対応付けられたエラー処理を実行するエラー処理実行手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記エラーイベント発生手段は、
    前記記憶領域において、前記処理の属性に対応したエラーイベントを発生させるためのエラー処理スクリプトが設定されているか確認し、前記確認の結果に基づきエラーイベントを発生させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記エラーイベント発生手段は、
    前記エラー処理スクリプトが前記記憶領域に設定されている場合、ユーザ設定に基づくユーザエラーイベントを発生させ、
    前記エラー処理スクリプトが前記記憶領域に設定されていない場合、システムエラーイベントを発生させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記エラー処理実行手段は、
    前記エラーイベント発生手段により発生した前記エラーイベントに対応する、実行すべきエラー処理を特定したエラー処理スクリプトファイルの登録の有無を判定し、
    前記判定結果に従い前記エラー処理スクリプトファイルが登録されている場合、前記エラー処理スクリプトファイルにより特定される前記エラー処理を実行し、
    前記判定結果に従い前記エラー処理スクリプトファイルが登録されていない場合、デフォルトのエラー処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記処理実行手段による前記データの処理の履歴を示す履歴情報を生成する生成手段と、
    前記処理実行手段による前記データの処理結果を他のデバイスで処理させるために、前記データの処理結果と前記履歴情報を含む履歴情報リストとをネットワークを介して他のデバイスとの間で送受信することが可能な通信手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記通信手段が前記他のデバイスから送信された前記データの処理結果及び前記履歴情報リストを受信した場合に、
    前記処理実行手段は、前記記憶領域において設定された処理の属性を適用して前記受信したデータを処理することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記エラーイベント発生手段は、前記受信したデータ処理の実行においてエラーが検出された場合、エラー処理を実行するためのエラーイベントを発生させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記通信手段が受信した前記履歴情報リストに基づいて前記データの処理結果及び前記履歴情報リストの投入元を特定する特定手段を更に備え、
    前記エラーイベント発生手段が前記受信したデータ処理に対してエラーイベントを発生させた場合に、
    前記通信手段は、前記特定手段により特定された前記投入元に前記エラーイベントを送信することを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  9. 前記通信手段が前記他のデバイスから送信された前記エラーイベントを受信した場合に、
    前記エラー処理実行手段は、前記通信手段が受信した前記エラーイベントに従い、前記記憶領域に対応付けられたエラー処理を実行することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 記憶領域にデータが投入されると、前記記憶領域において設定された処理の属性を適用して、前記データを処理することが可能な処理実行工程と、
    前記処理実行工程による処理の実行においてエラーが検出された場合、エラー処理を実行するためのエラーイベントを発生させるエラーイベント発生工程と、
    前記エラーイベント発生工程により発生した前記エラーイベントに従い、前記記憶領域に対応付けられたエラー処理を実行するエラー処理実行工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 前記エラーイベント発生工程は、
    前記記憶領域において、前記処理の属性に対応したエラーイベントを発生させるためのエラー処理スクリプトが設定されているか確認し、前記確認の結果に基づきエラーイベントを発生させることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置の制御方法。
  12. 前記エラーイベント発生工程は、
    前記エラー処理スクリプトが前記記憶領域に設定されている場合、ユーザ設定に基づくユーザエラーイベントを発生させ、
    前記エラー処理スクリプトが前記記憶領域に設定されていない場合、システムエラーイベントを発生させる
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 前記エラー処理実行工程は、
    前記エラーイベント発生工程により発生した前記エラーイベントに対応する、実行すべきエラー処理を特定したエラー処理スクリプトファイルの登録の有無を判定し、
    前記判定結果に従い前記エラー処理スクリプトファイルが登録されている場合、前記エラー処理スクリプトファイルにより特定される前記エラー処理を実行し、
    前記判定結果に従い前記エラー処理スクリプトファイルが登録されていない場合、デフォルトのエラー処理を実行することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 前記処理実行工程による前記データの処理の履歴を示す履歴情報を生成する生成工程と、
    前記処理実行工程による前記データの処理結果を他のデバイスで処理させるために、前記データの処理結果と前記履歴情報を含む履歴情報リストとをネットワークを介して他のデバイスとの間で送受信することが可能な通信工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置の制御方法。
  15. 前記通信工程が前記他のデバイスから送信された前記データの処理結果及び前記履歴情報リストを受信した場合に、
    前記処理実行工程は、前記記憶領域において設定された処理の属性を適用して前記受信したデータを処理することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置の制御方法。
  16. 前記エラーイベント発生工程は、前記受信したデータ処理の実行においてエラーが検出された場合、エラー処理を実行するためのエラーイベントを発生させることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置の制御方法。
  17. 前記通信工程が受信した前記履歴情報リストに基づいて前記データの処理結果及び前記履歴情報リストの投入元を特定する特定工程を更に備え、
    前記エラーイベント発生工程が前記受信したデータ処理に対してエラーイベントを発生させた場合に、
    前記通信工程は、前記特定工程により特定された前記投入元に前記エラーイベントを送信することを特徴とする請求項14または15に記載の画像形成装置の制御方法。
  18. 前記通信工程が前記他のデバイスから送信された前記エラーイベントを受信した場合に、
    前記エラー処理実行工程は、前記通信工程が受信した前記エラーイベントに従い、前記記憶領域に対応付けられたエラー処理を実行することを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置の制御方法。
  19. 請求項10乃至18のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴するプログラム。
  20. 請求項19に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒体。
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