JP2006224876A - 自動車用フードパネル構造 - Google Patents

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聡 重松
Masayuki Kiyama
公志 木山
Yukitane Kimoto
幸胤 木本
Ryotaro Nagao
良太郎 永尾
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Abstract

【課題】 衝突時に所定位置から容易に折れ易く、しかも製造及び生産性に優れた自動車用フードパネル構造を提供する。
【解決手段】 繊維強化プラスチック素材2を積層して形成された自動車用のフードパネル1において、当該フードパネル1の車体前後方向Xのほぼ中央部に、該車体幅方向Yに少なくとも部分的に延び、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い折曲げ容易部3を形成した。折曲げ容易部3は、例えば、フードパネル1に切欠き部10を形成することで形成される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車用フードパネル構造に関し、詳細には、衝突時に所定位置からフードパネル(ボンネット)を折り曲げて乗員や歩行者を衝撃から保護するための技術に関する。
自動車用のフードパネルには、衝突時において乗員や歩行者などを保護するために、所定位置からフードパネルを折り曲げ可能とする部位が形成されている。また、近年、車両重量の軽量化による要求から金属製フードパネルに変えて繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)が使用されつつあり、この繊維強化プラスチックを用いたフードパネルにも同様の折り曲げを容易とする部位が形成される(例えば、特許文献1、2、3など参照。)。
特許文献1に記載の繊維強化プラスチック部品では、繊維強化プラスチック素材を複数積層した層のうち、少なくとも一層に切断線(切れ目)を入れ、その切断線を入れた部位を、折り曲げが容易な部位としている。
特許文献2に記載のフード構造では、合成樹脂製のアウターパネルに金属製のインナーパネルを接合した構造とし、そのインナーパネルの車幅方向に沿って折れビードを形成し、その折れビードと対向するアウターパネルの部位に該折れビードと平行となるように芯材をインサート成形した構造としている。
特許文献3に記載の自動車用フードパネル構造では、合成樹脂製のアウターパネルに金属製のインナーパネルを接合した構造とし、そのインナーパネルの車幅方向に沿って折れビードを形成すると共に、アウターパネルに該折れビードの配設方向を横切る位置に座屈部材をインサート成形した構造としている。
特開2003−311856号公報(第3頁及び第4頁、第1図及び第2図) 特開昭63−117674号公報(第1頁、第1図及び第2図) 特開昭63−61084号公報(第1頁、第1図及び第3図)
しかしながら、特許文献1から3に記載の技術では、繊維強化プラスチック素材からなる層の内部に切断線を入れたり、芯材をインサートしたりすることは、製造が困難であり生産性が悪い。
そこで、本発明は、衝突時に所定位置から容易に折れ易く、しかも製造及び生産性に優れた自動車用フードパネル構造を提供することを目的とする。
本発明の自動車用フードパネル構造は、繊維強化プラスチック素材を積層して形成された自動車用のフードパネルである。この自動車用フードパネル構造では、フードパネルの車体前後方向のほぼ中央部に、該車体幅方向に少なくとも部分的に延び、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い折曲げ容易部を形成する。
本発明の自動車用フードパネル構造によれば、フードパネルの車体前後方向のほぼ中央部に、該車体幅方向に少なくとも部分的に延び、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い折曲げ容易部を形成したので、例えば前面衝突時に、フードパネルの開閉を行う開閉機構部を構成するフードロックストライカーとヒンジとを支持点とした曲げ入力に対して応力集中する部位(折曲げ容易部)ができ、その折曲げ容易部から容易にフードパネルが折り曲げ易くなる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
「第1の実施の形態」
図1は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第1の実施の形態を示し、図1(A)はフードパネルを表面側から見たときの概略平面図、図1(B)はフードパネルの要部拡大断面図である。
フードパネル1は、図1に示すように、自動車のエンジンルームを覆うパネルであり、繊維強化プラスチック素材2をバインダーである樹脂によって積層し接合することで形成されている。
強化繊維の種類としては、例えば、この種の分野で使用されているアラミド繊維、ガラス繊維、炭素繊維などが挙げられる。剛性及び強度を十分に高める必要がある場合は、炭素繊維を使用したカーボンフードパネルとすることが望ましい。
このフードパネル1には、車体前後方向Xのほぼ中央部に、該車体幅方向Yに少なくとも部分的に延び、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い折曲げ容易部3が形成されている。本実施の形態では、フードパネル1の開閉を行う開閉機構部を構成する、車体前方中央一カ所に取り付けられるフードロックストライカー4と、車体後方両端に取り付けられるヒンジ5との間であって、車体前後方向Xのほぼ中央部且つ車幅方向Yの両端寄りの位置に、前記折曲げ容易部3を2カ所形成している。
この折曲げ容易部3は、剛性(撓み量)または強度(破断強さ)が、他の部分よりも低くされた部位であり、衝突などの衝撃力がフードパネル1の先端に加わると、フードロックストライカー4とヒンジ5を支持点(3点)とした曲げ入力(衝撃力)が当該折曲げ容易部3に集中して加わり、その力が車幅方向に延びを生じさせ、この部位からフードパネル1を折れ曲がり易くするように作用する。したがって、対向車や物と衝突した場合には、この折曲げ容易部3からフードパネル1が折れ曲がり、乗員や歩行者などを保護することが可能となる。
「第2の実施の形態」
図2は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第2の実施の形態を示し、図2(A)は繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造としたFRP製アウターパネル及びFRP製インナーパネルの概略斜視図、図2(B)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルと繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造のインナーパネルの概略斜視図、図2(C)は複合材構造のアウターパネルのA−A線位置における要部拡大断面図である。
フードパネル1は、アウターパネル6とインナーパネル7からなり、アウターパネル6の裏面にインナーパネル7を接着剤などで接合一体化した構造とされている。図2(A)に示すアウターパネル6とインナーパネル7は、共に繊維強化プラスチック素材2からなる単一素材構造とされたFRP製パネルからなる。これに対して、図2(B),(C)に示すアウターパネル6は、繊維強化プラスチック素材を外表材(スキン板)8として内部材(コア材)9をサンドイッチした複合材構造とされている。言い換えれば、アウターパネル6は、外表材8で内部材9をサンドイッチした複合材構造されている。
そして、これら単一素材構造及び複合材構造とされたアウターパネル6には、何れも第1の実施の形態と同様に、車体前後方向Xのほぼ中央部に、該車体幅方向Yに少なくとも部分的に延び、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い折曲げ容易部3が形成されている。なお、インナーパネル7には、フードロックストライカー4とヒンジ5がそれぞれ所定位置に設けられている。
このようにアウターパネル6とインナーパネル7とからなるフードパネル1においても、第1の実施の形態と同様、衝突により折曲げ容易部3からフードパネル1が容易に折れ易くなる。特に、アウターパネル6に折曲げ容易部3を形成することで、フードロックストライカー4とヒンジ5を支持点とした曲げ入力に対して折曲げ容易部3に応力集中し易くなり、インナーパネル7に折曲げ容易部3を形成するよりも折れ易くなる。
「第3の実施の形態」
図3は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第3の実施の形態を示し、フードパネルを表面側から見たときの概略斜視図である。
このフードパネル1には、折曲げ容易部3が、車体の幅方向全域に渡って直線状に形成されている。かかる折曲げ容易部3は、第1の実施の形態と同様に、車体前後方向Xのほぼ中央部に、該車体幅方向Yに少なくとも部分的に延び、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い部位として形成されている。
そのため、本実施の形態によれば、折曲げ容易部3が一部に形成されているよりも、フードロックストライカー4とヒンジ5を支持点とした曲げ入力に対して応力集中し易くなり、結果としてさらにフードパネル1が折れ易くなる。
「第4の実施の形態」
図4は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第4の実施の形態を示し、図4(A)は繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造としたFRP製アウターパネル及びFRP製インナーパネルの概略斜視図である。
インナーパネル7には、アウターパネル6に形成された折曲げ容易部3と同じ位置に、同様の折曲げ容易部3が形成されている。アウターパネル6とインナーパネル7に形成される折曲げ容易部3は、共に車体幅方向Yに少なくとも部分的に延び、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い部位として形成されている。
このように、アウターパネル6とインナーパネル7のそれぞれに形成された折曲げ容易部3、3の位置が同じ位置とされているので、フードロックストライカー4とヒンジ5とを支持点とした曲げ入力に対して応力集中する車両前後位置が同じとなり、さらにフードパネル1が折れ易くなる。
「第5の実施の形態」
図5は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第5の実施の形態を示し、図5(A)は繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造としたFRP製フードパネルの概略斜視図、図5(B)は図5(A)のB−B断面図である。
フードパネル1に形成される折曲げ容易部3は、繊維強化プラスチック素材2を複数積層した一部に、断面略V字形状の切欠き部10を形成することで形成される。具体的には、折曲げ容易部3は、繊維強化プラスチック素材2を複数積層してなるフードパネル1の内面1aに、車体前後方向Xのほぼ中央部に車体幅方向Yに沿って数カ所に切欠き部10を入れることで形成されている。なお、切欠き部10は、フードパネル1の車幅方向一端部から他端部まで全体に渡って形成されていてもよい。
このように、繊維強化プラスチック素材2の一部に切欠き部10を形成することで折曲げ容易部3が形成されるため、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような切欠き部10を形成したことによる折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第6の実施の形態」
図6は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第6の実施の形態を示し、図6(A)は繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造としたFRP製フードパネルの概略斜視図、図6(B)は図6(A)のC−C断面図である。
フードパネル1に形成される折曲げ容易部3は、繊維強化プラスチック素材2を複数積層してなる一部に、断面略コ字形状の切欠き部10を形成することで形成される。具体的には、折曲げ容易部3は、繊維強化プラスチック素材2を複数積層してなるフードパネル1の内面1aに、車体前後方向Xのほぼ中央部に車体幅方向Yに沿ってその厚みを他の部分よりも薄くすることによって形成されている。
このように、繊維強化プラスチック素材2の一部の厚みを他の部分の厚みよりも薄くして断面係数を下げた折曲げ容易部3が形成されるので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような断面係数を下げてなる折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第7の実施の形態」
図7は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第7の実施の形態を示し、図7(A)は繊維強化プラスチック素材を示す要部拡大斜視図、図7(B)は繊維強化プラスチック素材の配向角度を部分的に変えて折曲げ容易部を形成した一例を示す要部拡大斜視図である。
本実施の形態では、複数層からなる繊維強化プラスチック素材2の配向角度を部分的に変えることで折曲げ容易部3を形成している。具体的には、上下の繊維強化プラスチック素材2、2の繊維方向をその一部分で一致する部位を形成するようにして重ね合わせることで、前記繊維方向を一致させた部位を折曲げ容易部3とする。
上下の繊維強化プラスチック素材2、2の繊維配向方向が一致している部位(折曲げ容易部3)は、強化繊維が交差する部位に比べてその剛性または強度、或いはその両方が低くなる。
このように、強化繊維は配向によって剛性または強度が変わることを利用して折曲げ容易部3が形成されるので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第8の実施の形態」
図8は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第8の実施の形態を示し、図8(A)は強化繊維量を部分的に減らした繊維強化プラスチック素材を積層することで折曲げ容易部を形成する繊維強化プラスチック素材の積層パターンを示す要部拡大斜視図、図8(B)はその方法によって形成されたフードパネルの要部拡大断面図である。
本実施の形態では、折曲げ容易部3を形成する部位には強化繊維を設けない繊維強化プラスチック素材2の上下面に、網目状の繊維強化プラスチック素材2、2を重ね合わせバインダーである樹脂材によって接合することで、強化繊維の無い(樹脂材のみ存在する)部位を折曲げ容易部3とする。繊維強化プラスチック素材2の強化繊維が無い部位(折曲げ容易部3)は、強化繊維がある部位に比べてその剛性または強度、或いはその両方が低くなる。
このように、強化繊維の量を減らして剛性または強度、或いはその両方が低くなった部位を折曲げ容易部3とするので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第9の実施の形態」
図9は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第9の実施の形態を示し、図9(A)は強化繊維の一部を破断し不連続部を形成した繊維強化プラスチック素材の概略平面図、図9(B)はその不連続部の要部拡大平面図である。
本実施の形態では、繊維強化プラスチック素材2の強化繊維2Aの一部を破断することで、他の部位よりも剛性または強度、或いはその両方を低くした部位を折曲げ容易部3としている。このように、強化繊維2Aの一部を切断して不連続部を形成することで、当該部位(折曲げ容易部3)の剛性または強度、或いはその両方が低くなる。
このように、強化繊維の一部を切断して不連続部を形成すれば、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位(折曲げ容易部3)を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第10の実施の形態」
図10は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第10の実施の形態を示し、異種の強化繊維を折曲げ容易部とした繊維強化プラスチック素材の概略平面図である。
本実施の形態では、折曲げ容易部3となる部位に、その他の部位よりも剛性または強度、或いはその両方を低くした異種の繊維強化プラスチック素材2を用いている。例えば、カーボン繊維を強化繊維として使用した場合、折曲げ容易部3となる部位には、カーボン繊維よりも剛性または強度、或いはその両方が低い強化繊維またはガラス繊維を使用する。
このように、折曲げ容易部3となる部位には、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い異種の繊維強化プラスチック素材2を用いて形成することで折曲げ容易部3を形成しているので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位(折曲げ容易部3)を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第11の実施の形態」
図11は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第11の実施の形態を示し、図11(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルと繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造のインナーパネルの概略斜視図、図11(B)は図11(A)のアウターパネルとインナーパネルを接合一体化したフードパネルのD−D断面図である。
本実施の形態では、複合材構造からなるアウターパネル6を構成する内部材9の一部の厚みを、部分的に薄くすることで折曲げ容易部3を形成している。具体的には、車体前後方向Xの略中央部に車体幅方向Yに沿って内部材9の一部の厚みを薄くし、その薄くした部位を折曲げ容易部3としている。この折曲げ容易部3では、内面側の外表材8と内部材9との間には空間部11が形成されることから断面係数が低下し、その他の部位よりも剛性または強度、或いはその両方を低くなる。
このように、複合材構造とされたアウターパネル6の内部材9の一部の厚みを薄くすることによって折曲げ容易部3を形成しているので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位(折曲げ容易部3)を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第12の実施の形態」
図12は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第12の実施の形態を示し、繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合一体化したフードパネルの断面図である。
本実施の形態では、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8の一部の厚みを薄くすることで折曲げ容易部3を形成している。具体的には、車体前後方向Xの略中央部に車体幅方向Yに沿って内面側外表材8の一部の厚みを薄くし、その薄くした部位を折曲げ容易部3としている。この折曲げ容易部3では、外表材8の一部の厚みが薄くなることから断面係数が低下し、その他の部位よりも剛性または強度、或いはその両方が低くなる。
このように、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8の一部の厚みを薄くすることによって折曲げ容易部3を形成しているので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位(折曲げ容易部3)を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第13の実施の形態」
図13は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第13の実施の形態を示し、図13(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合一体化したフードパネルの断面図、図13(B)は図13(A)の折曲げ容易部の要部拡大図である。
本実施の形態では、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材2の配向角度を部分的に変えることで折曲げ容易部3を形成している。具体的には、アウターパネル6の内面側の外表材8のうち折曲げ容易部3を形成する部位の強化繊維の配向を、上下の繊維強化プラスチック素材2が同一向きとなるように形成する。この折曲げ容易部3では、強化繊維の配向を同一向きとすることで、その他の部位よりも剛性または強度、或いはその両方が低くなる。
このように、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材2の配向角度を部分的に変えることによって折曲げ容易部3を形成しているので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位(折曲げ容易部3)を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第14の実施の形態」
図14は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第14の実施の形態を示し、図14(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルの断面図、図14(B)は図14(A)の折曲げ容易部の要部拡大断面図、図14(C)はその折曲げ容易部を形成する繊維強化プラスチック素材の積層パターンを示す要部拡大斜視図である。
本実施の形態では、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材2の強化繊維量を部分的に減らすことで折曲げ容易部3を形成している。具体的には、アウターパネル6の内面側の外表材8のうち折曲げ容易部3を形成する部位には、繊維強化プラスチック素材2にスリット12を設け、このスリット12を設けた繊維強化プラスチック素材2の上下にマトリックス状の繊維強化プラスチック素材2を積層することで、折曲げ容易部3を形成する。この折曲げ容易部3では、強化繊維が無くバインダーである樹脂材のみからなるため、その他の部位よりも剛性または強度、或いはその両方が低くなる。
このように、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材2の強化繊維量を減らすことで折曲げ容易部3を形成しているので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位(折曲げ容易部3)を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
なお、前記した例では、折曲げ容易部3となる部位には強化繊維を一切設けなかったが、この折曲げ容易部3には他の部位に比べて強化繊維を減らすことで、折曲げ容易部3とその他の部分とで剛性または強度、或いはその両方に差異を持たせるようにしても同様の作用効果を得ることができる。
「第15の実施の形態」
図15は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第15の実施の形態を示し、図15(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルの断面図、図15(B)は図15(A)の折曲げ容易部の要部拡大図である。
本実施の形態では、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材2の強化繊維の一部を破断し不連続部とすることで折曲げ容易部3を形成している。具体的には、アウターパネル6の内面側の外表材8のうち折曲げ容易部3を形成する部位には、強化繊維を切って(破断して)当該強化繊維が繋がっていない不連続部13を形成することで、折曲げ容易部3を形成する。この不連続部13とされた折曲げ容易部3では、強化繊維が繋がっていないため、その他の部位よりも剛性または強度、或いはその両方が低くなる。
このように、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材2の強化繊維の一部を破断して不連続部13を形成することで折曲げ容易部3を形成しているので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位(折曲げ容易部3)を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第16の実施の形態」
図16は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第16の実施の形態を示し、図16(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルの断面図、図16(B)は図16(A)の折曲げ容易部の要部拡大図である。
本実施の形態では、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材2の一部を、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い異種の繊維強化プラスチック素材2を用いることで折曲げ容易部3を形成している。具体的には、アウターパネル6の内面側の外表材8のうち折曲げ容易部3を形成する部位には、他の部位よりも剛性または強度、或いはその両方が低いガラス繊維を使用することで、折曲げ容易部3を形成する。この異種材料を使用した折曲げ容易部3では、剛性または強度、或いはその両方が低い材料を使用しているため、その他の部位よりも剛性または強度、或いはその両方が低くなる。
このように、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材2の一部を、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い異種の繊維強化プラスチック素材2を用いて折曲げ容易部3を形成しているので、簡単にフードパネル1を折り曲げることができる部位(折曲げ容易部3)を形成できると共に、製造が容易でしかも生産性を高めることができる。このような折曲げ容易部3を有したフードパネル1によれば、先の第1の実施の形態のフードパネル1と同様の作用効果を得ることができる。
「第17の実施の形態」
図17は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第17の実施の形態を示し、図17(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルを内側から見たときの平面図、図17(B)は図17(A)のE−E断面図である。
本実施の形態では、複合材構造とされたアウターパネル6の外表材8のうち、内側の外表材8の一部に車幅方向に沿って折れビード14を設けることで折曲げ容易部3を形成している。具体的には、アウターパネル6の内面側の外表材8のうち折曲げ容易部3を形成する部位に、アウターパネル6を構成する内部材9側へ突出する断面略逆V字形状或いは断面略コ字形状の折れビード14を、車体幅方向Yに沿って形成する。本実施の形態では、折れビード14を、車体幅方向Yに沿って一端部から他端部に渡り形成している。
この折曲げ容易部3では、アウターパネル6の外表材8の一部を折り曲げることにより形成した折れビード14を車体幅方向Yに沿って形成しているので、衝撃がフードパネル1に加わると、剛性または強度、或いはその両方が低い折れビード14部からフードパネル1が折れ曲がる。そのため、この折れビード14を設けたフードパネル1を使用することで、乗員や歩行者などを保護することが可能となる。また、本実施の形態のように、アウターパネル内面側の外表材8のみに折れビード14を形成しているので、当該アウターパネル6の外表面への影響(外表面に突起などが生じない)がなく外観品質も良好なものとなる。
「第18及び第19の実施の形態」
図18は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第18及び第19の実施の形態を示し、図18(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルを内側から見たときの平面図、図18(B)は図18(A)のF−F断面図である。
第18及び第19の形態では、第17の実施の形態でアウターパネル内面に形成した折れビード14と同様の折れビード15を、インナーパネル7にも形成し、それらアウターパネル6及びインナーパネル7に形成した折れビード14、15の位置を車両前後方向で一致させている。さらに、インナーパネル7に形成した折れビード15は、アウターパネル6に形成した折れビード14と同様、車両上方向(フードパネル1を車体に取り付けたときにアウターパネル側に向かう方向)に凸となるような断面略逆V字形状或いは断面略コ字形状をなす屈曲部として形成されている。
このように、アウターパネル6の折れビード14の位置とインナーパネル7の折れビード15の位置を車体前後方向Xで一致させ、車体幅方向Yでこれら折れビード14、15同士を直線とすることで、衝突時の曲げ入力に対するインナーパネル7側の応力集中部位とアウターパネル6側の応力集中部位が車体前後方向Xで一致する。したがって、アウターパネル6に折れビード14を形成したフードパネル1に比べて、より一層意図した部位(折曲げ容易部3)に応力集中が発生し易くなり、衝突時にフードパネル1が折れ易くなる。
また、フードパネル1の内面に形成された折れビード14、15が車体幅方向Yに途切れることなくフードパネル1の一端部から他端部まで繋がっていることから、途中で切れているものよりも衝突時の曲げ入力に対して応力集中が発生し易くなり、より一層フードパネル1が折れ易くなる。
「第20、第21及び第22の実施の形態」
図19は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第20の実施の形態を示し、フードパネルを内面側から見たときの要部拡大平面図、図20は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第21及び第22の実施の形態を示し、図19のG−G断面図である。
第20の実施の形態では、インナーパネル7の内面に設けたヒンジ5の取付け部を補強するヒンジ補強部材であるヒンジレインフォース16の前端位置16aを、インナーパネル7に形成した折れビード15の位置とほぼ同じ位置にしている。ヒンジレインフォース16は、前記ヒンジ5が取り付けられた部分と相対向する位置に、当該ヒンジ5とで前記インナーパネル7を挟み込むようにして固定されている。これらヒンジレインフォース16とヒンジ5とは、締結手段であるボルト17及びナット18によってインナーパネル7に固定されている。
このように、ヒンジレインフォース16の前端位置16aをインナーパネル7に形成した折れビード15の位置とほぼ同じ位置としているので、剛性または強度、或いはその両方が低い折れビード15部に、衝突時の曲げ入力による応力集中がさらに集中し、フードパネル1がより一層折れ易くなる。また、ヒンジレインフォース16の前端位置16aを折れビード15が形成される位置まで延長することで、ヒンジレインフォース16とインナーパネル7との接着面がさらに増えることになるから、ヒンジ取付部の強度・剛性を高めることができる。
第21の実施の形態では、ヒンジ5の前端位置5aを、アウターパネル6及びインナーパネル7に形成した折れビード14、15の位置と同じにしている。このように、アウターパネル6及びインナーパネル7に形成した折れビード14、15の位置と同じ位置にヒンジ5の前端位置5aを合わせれば、先の第20の実施の形態と同様、衝突時の曲げ入力による応力集中がさらにこの折れビード14、15に集中し易くなり、フードパネル1がより一層折れ易くなる。また、このヒンジ5の前端位置5aを折れビード14、15部まで延長することで、ヒンジ取付部の強度・剛性が上がる。
第22の実施の形態では、ヒンジレインフォース16が接する部位(インナーパネル7とヒンジレインフォース16との接触部位)7Aの繊維強化プラスチック素材の厚みを、他の部位よりも厚くしている。このようにすれば、ヒンジレインフォース16と接触する厚みの厚い部位7Aの先端が、アウターパネル6及びインナーパネル7に形成された折れビード14、15と同じ位置になるので、やはり衝突時の曲げ入力による応力集中がさらにこの折れビード14、15に集中し、フードパネル1が折れ易くなる。また、この部位7Aの厚みが厚くなることで、さらなるヒンジ取付部の剛性・強度が高まる。
「第23の実施の形態」
図21は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第23の実施の形態を示し、図21(A)はインナーパネルに形成された折れビード形成部分の要部拡大断面図、図21(B)はアウターパネルに形成された折れビード形成部分の要部拡大断面図である。
本実施の形態では、図21(A)に示すように、インナーパネル7に形成された折れビード15部の繊維強化プラスチック素材の厚みT1を、他の部位の厚みT2よりも薄くしている(T1<T2なる関係)。また、図21(B)では、アウターパネル6に形成された折れビード14の繊維強化プラスチック素材の厚みT3を、他の部位の厚みT4よりも薄くしている(T3<T4なる関係)。
このように、アウターパネル6及びインナーパネル7に形成された折れビード14、15の厚みT1、T3を他の部位の厚みT2、T4よりも薄くしているので、断面係数が折れビード14、15部のみさらに小さくなり、衝突時の曲げ入力による応力集中がさらにこの折れビード14、15に集中し、フードパネル1が折れ易くなる。また、折れビード14、15の厚みT1、T3を薄くすることで、フードパネル1自体の軽量化にもなる。
「その他の実施の形態」
以上、本発明を適用した具体的な実施の形態について説明したが、本発明は、上述の実施の形態に制限されることなく種々の変更が可能である。
例えば、第1の実施の形態から第23の実施の形態では、何れも自動車のフロント側のフードパネル1に本発明を適用したが、エンジンがリア側にある自動車ではリア側のフードパネルに、本発明を適用しても同様の効果が得られる。
図1は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第1の実施の形態を示し、図1(A)はフードパネルを表面側から見たときの概略平面図、図1(B)はフードパネルの要部拡大断面図である。 図2は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第2の実施の形態を示し、図2(A)は繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造としたFRP製アウターパネル及びFRP製インナーパネルの概略斜視図、図2(B)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルと繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造のインナーパネルの概略斜視図、図2(C)は複合材構造のアウターパネルのA−A線位置における要部拡大断面図である。 図3は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第3の実施の形態を示し、フードパネルを表面側から見たときの概略斜視図である。 図4は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第4の実施の形態を示し、図4(A)は繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造としたFRP製アウターパネル及びFRP製インナーパネルの概略斜視図である。 図5は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第5の実施の形態を示し、図5(A)は繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造としたFRP製フードパネルの概略斜視図、図5(B)は図5(A)のB−B断面図である。 図6は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第6の実施の形態を示し、図6(A)は繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造としたFRP製フードパネルの概略斜視図、図6(B)は図6(A)のC−C断面図である。 図7は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第7の実施の形態を示し、図7(A)は繊維強化プラスチック素材を示す要部拡大斜視図、図7(B)は繊維強化プラスチック素材の配向角度を部分的に変えて折曲げ容易部を形成した一例を示す要部拡大斜視図である。 図8は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第8の実施の形態を示し、図8(A)は強化繊維量を部分的に減らした繊維強化プラスチック素材を積層することで折曲げ容易部を形成する繊維強化プラスチック素材の積層パターンを示す要部拡大斜視図、図8(B)はその方法によって形成されたフードパネルの要部拡大断面図である。 図9は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第9の実施の形態を示し、図9(A)は強化繊維の一部を破断し不連続部を形成した繊維強化プラスチック素材の概略平面図、図9(B)はその不連続部の要部拡大平面図である。 図10は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第10の実施の形態を示し、異種の強化繊維を折曲げ容易部とした繊維強化プラスチック素材の概略平面図である。 図11は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第11の実施の形態を示し、図11(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルと繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造のインナーパネルの概略斜視図、図11(B)は図11(A)のアウターパネルとインナーパネルを接合一体化したフードパネルのD−D断面図である。 図12は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第12の実施の形態を示し、繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合一体化したフードパネルの断面図である。 図13は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第13の実施の形態を示し、図13(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合一体化したフードパネルの断面図、図13(B)は図13(A)の折曲げ容易部の要部拡大図である。 図14は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第14の実施の形態を示し、図14(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルの断面図、図14(B)は図14(A)の折曲げ容易部の要部拡大断面図、図14(C)はその折曲げ容易部を形成する繊維強化プラスチック素材の積層パターンを示す要部拡大斜視図である。 図15は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第15の実施の形態を示し、図15(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルの断面図、図15(B)は図15(A)の折曲げ容易部の要部拡大図である。 図16は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第16の実施の形態を示し、図16(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルの断面図、図16(B)は図16(A)の折曲げ容易部の要部拡大図である。 図17は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第17の実施の形態を示し、図17(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルを内側から見たときの平面図、図17(B)は図17(A)のE−E断面図である。 図18は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第18及び第19の実施の形態を示し、図18(A)は繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造のアウターパネルにインナーパネルを接合したフードパネルを内側から見たときの平面図、図18(B)は図18(A)のF−F断面図である。 図19は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第20の実施の形態を示し、フードパネルを内面側から見たときの要部拡大平面図である。 図20は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第21及び第22の実施の形態を示し、図19のG−G断面図である。 図21は本発明の自動車用フードパネル構造を適用した第23の実施の形態を示し、図21(A)はインナーパネルに形成された折れビード形成部分の要部拡大断面図、図21(B)はアウターパネルに形成された折れビード形成部分の要部拡大断面図である。
符号の説明
1…フードパネル
2…繊維強化プラスチック素材
2A…強化繊維
3…折曲げ容易部
4…フードロックストライカー
5…ヒンジ
6…アウターパネル
7…インナーパネル
8…外表材
9…内部材
10…切欠き部
11…空間部
13…不連続部
14、15…折れビード
16…ヒンジレインフォース(ヒンジ補強部材)

Claims (23)

  1. 繊維強化プラスチック素材を積層して形成された自動車用のフードパネルにおいて、
    前記フードパネルの車体前後方向のほぼ中央部に、該車体幅方向に少なくとも部分的に延び、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い折曲げ容易部を形成した
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  2. 請求項1に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記フードパネルは、アウターパネルとインナーパネルからなり、該アウターパネルを、繊維強化プラスチック素材からなる単一素材構造または繊維強化プラスチック素材を外表材として内部材をサンドイッチした複合材構造とし、
    前記折曲げ容易部を、前記アウターパネルに形成した
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、前記車体の幅方向全域に渡って直線状に形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  4. 請求項2または請求項3に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、前記アウターパネルに形成された位置と同じ位置に、前記インナーパネルにも形成された
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一つに記載された自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、前記フードパネルに切欠き部を設けることにより形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  6. 請求項1から請求項4の何れか一つに記載された自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、前記フードパネルの厚みを他の部分よりも薄くして形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  7. 請求項1から請求項4の何れか一つに記載された自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、複数層からなる繊維強化プラスチック素材の配向角度を部分的に変えて形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  8. 請求項1から請求項4の何れか一つに記載された自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、複数層からなる繊維強化プラスチック素材の強化繊維量を部分的に減らして形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  9. 請求項1から請求項4の何れか一つに記載された自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、前記繊維強化プラスチック素材の強化繊維の一部を破断し不連続部として形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  10. 請求項1から請求項4の何れか一つに記載された自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い異種の繊維強化プラスチック素材を用いて形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  11. 請求項2に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、前記内部材の厚みを部分的に薄くして形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  12. 請求項2に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、複合材構造とされた前記アウターパネルの外表材の厚みを薄くして形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  13. 請求項2に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、複合材構造とされた前記アウターパネルの外表材を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材の配向角度を部分的に変えて形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  14. 請求項2に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、複合材構造とされた前記アウターパネルの外表材を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材の強化繊維量を部分的に減らして形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  15. 請求項2に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、複合材構造とされた前記アウターパネルの外表材を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材の強化繊維の一部を破断し不連続部として形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  16. 請求項2に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、複合材構造とされた前記アウターパネルの外表材を構成する複数層からなる繊維強化プラスチック素材の一部を、他の部分よりも剛性または強度、或いはその両方が低い異種の繊維強化プラスチック素材を用いて形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  17. 請求項2に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折曲げ容易部は、複合材構造とされた前記アウターパネルの外表材のうち、内側の外表材の一部に車幅方向に沿って形成した折れビードからなる
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  18. 請求項17に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記アウターパネル内側の外表材の一部に形成された折れビードを、前記インナーパネルにも形成し、それらアウターパネル及びインナーパネルに形成した折れビードの位置が車両前後方向で一致している
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  19. 請求項17または請求項18に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記折れビードは、車両上方向に凸とされており、車両幅方向におけるフードパネルの一端部から他端部まで形成されている
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  20. 請求項18または請求項19に記載の自動車用フードパネル構造であって、
    前記インナーパネルの内面に、フードパネルの開閉を行うヒンジと、このヒンジの取付け部を補強するためのヒンジ補強部材とを設け、そのヒンジ補強部材の前端位置を、前記インナーパネルに形成した折れビードの位置と同じにした
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  21. 請求項20に記載された自動車用フードパネル構造であって、
    前記ヒンジの前端位置を、前記アウターパネル及びインナーパネルに形成した折れビードの位置と同じにした
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  22. 請求項20または請求項21に記載された自動車用フードパネル構造であって、
    前記ヒンジ補強部材が接する部位の繊維強化プラスチック素材の厚みを、他の部位よりも厚くした
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
  23. 請求項17から請求項21の何れか一つに記載された自動車用フードパネル構造であって、
    前記折れビードとされた部位の繊維強化プラスチック素材の厚みを、他の部位よりも薄くした
    ことを特徴とする自動車用フードパネル構造。
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